【遼子ファイト】戦場の絆 AMpart13【共に逝け】
*ジオン*
Y01:敵を捕捉した!ライフルで俺が1機足止めする…、イエロー2・3はもう1機を攻撃…派手に暴れてこい!
Y2*3:ラジャー!
最大望遠、ザク1のスコープごしに朧げにガンダムタイプが映る。
Y01:一撃で仕留めてやる…吹き飛べッ!
《バシューン》
ザク1のスナイパーライフルが火を吹いた……
…………………
*連邦*
ドゴーン!!ガンダムタイプの右腕に、不意の一撃が突き刺さる…
β02:あァーッ!
陸戦型の右腕が吹き飛んだ。
β01:くっ、スナイパーか!僚子大丈夫か?不意を…マイコ!
β00:射線から…えっと、敵スナイパータイプ2時の方向!
*ジオン*
Y01:馬鹿なッ!?直撃のはず…
彼は正確にコクピットを狙っていた、しかしガンダムタイプはぎりぎりで回避。
Y03:隊長が外すとは…、旧式のロックがイカレたか?
Y02:クルト、あいつを仕留めるわよ!《回り込む!》
…………………
*連邦*
殺気を感知していた僚子は…、陸戦型に内蔵された
戦闘姿勢制御装置《MAXモード》を瞬時に作動させ直撃を免れた…
彼女は類い稀なる才能で、若干19歳にして連邦の最新鋭MSを駆るテストパイロット。
β01:捉えたぞ!やってくれたな…、逃がしはしない。
ジムスナイパー2がザク1を捕捉する…
ロックされたザク1は、小刻みにブーストを吹かせ
ジムスナイパー2の狙撃銃《ロングレンジ・ビームライフル》
の射線から身を隠す。
β01:くっ!
Y01:ちいっ!
狙撃型の一撃は重い…、一瞬の判断ミスが命取りになる。
隊を任されたエース達による、同系機のジリジリとした攻防がしばらく続いた…
…………………
2機のMSが右腕を損傷したMSを追い、密林を駆ける…
Y02:ふふっ怯えているの?終わりにしてあげる…
リョウコ・ミヤモトっ!!
ザク2の高熱の斧《ヒートホーク》が
ガンダムに振り下りる。
β02:負けられるか〜ッ!
リョウコは瞬時に残された左腕のシールドで、ザク2の必殺の一撃を反らす…
と、同時にザク2の頭部《メインカメラ》に盾をめり込ませた。
バキッ!
Y02:あぁん!!視界を失ったアンナのザク2は、僚子のガンダムに凭れ…
2機のMSは轟音と共に地に崩れる。
2機のMSが重なり合い崩れ落ちる中…
ジオン軍パイロット アンナ・マイヤーが乗る
ザク2は右腕の熱斧をガンダムの背中に叩き込んでいた。
β02:あ!あぐぅーーッ…
エアバックで衝撃を抑えたものの、か細い彼女では失神してしまいそうな衝撃が体に走る。
β02:貴女とは前にも何度か…
あ…アンナマイヤ……
Y02:何故あたしの名を!?
β02:何となくよ…、貴女もさっきアタシの名前叫んだでしょ?
アンナ:聞こえるはずが…?
でも無駄ね、あたしの勝ち…この機体の自爆装置を作動させたわ…
あと数分でボンッ!
僚子:何故こんな事を…無駄死によ!?
アンナ:無駄口を聞いてる暇は無いわ…さよならリョウコ。
…………………
「自爆装置は嘘…」
そう呟き、汗ばむ胸元を開け密林を走る彼女は、ジオン軍キシリア直属特殊部隊のエースである…
敵の本拠地と言えど、諜報部により彼女らの脱出ルートは確保されてある。
Y01:アンナ無事か?エレカ(車)でそちらに向かう。
…………………
勝負は決していた…
左腕を失ったザク1を放棄し、MS少隊指揮官は
ルートに係留したエレカに搭乗しアンナ達の元に向かっていた…
ぎりぎりまでザク2で粘っていたクルトも合流し、3人は用意された《連邦》V型潜水艦に乗り込んだ…
V型潜水艦は連邦の汎用艦である。
敵軍本拠地からの脱出は容易では無い…
全てが周到に用意されていた。
アンナ:しかしこれだけ用意されてるのに、今更ジャブロー地下の突入孔なんて…
指揮官:水中部隊が地下にある本部中枢への入口を特定した…
我等の目的は杞憂を決する、戦場をリアルで把握する事だったのさ。
クルト:南米の密林に潜む、連邦の秘密地下基地を
既に特定している時点で、全て筒抜けさぁな…
ここからが本番だぜ?アンナ。
アンナ:あたし達が先頭に立って、勝利へと導かねばならない…
エースは辛いにゃぁ…♪
指揮官:ふん…しかし残念な事に別件が入った。
今度の任務先はオセアニアだ…
…………………
…………………
*数日後*
ジオン特殊部隊は輸送機で、次の任務先であるオセアニアへと向かっていた…
「この戦争はジオンが勝つ、ジャブローが墜ちれば連邦の勢いもここまでだろう…。」
「アンナ…戦争が終わったら………
アンナ:ん?何か言った?隊長?
…………………
彼等がオセアニアにて任務を熟していた矢先、ジャブロー奇襲作戦失敗の報を受ける…
彼ら特殊部隊は終戦まで、様々な地域を飛び回り反攻作戦の支援を続けた…
その後の部隊の消息は誰も知らない。
………END
仕事の合間に思いついたイメージを勢いで書きなぐりました。
いやはや適当過ぎ…
スレ汚しすいません…最初で最後ですわ。
>>799 思いついたイメージを書き殴ったとの事ですが、
リアルな戦闘物のSSも面白かったですよ。
∩
( '凸')彡<GJ!GJ!
( ⊂彡
801 :
ジムキャ隊長:2007/08/30(木) 09:18:49 ID:f2IJ0XwRO
>>779 投稿、ご苦労様です。
新しい切り口がなかなか良くて楽しませてもらいました。
さて私のAMは3回目のランクインを果たして無事、中尉になりました。
そしたら失敗が増えたんですよ。
シャアのセリフとは逆で「当たりまくりで、どうという事ばかりだ」とか、某ゴックのパイロットのセリフみたいに「さすが捨て身ザクだ。小隊なともありまくりだぜっ」って感じです。
さ〜て、てっちゃんのEZ8が耐久2なので、おニュ〜を購入しないといけないかも!
>>800-801 初投稿・勢いで書きました…、戦闘物の雰囲気を感じて貰えたのなら幸いです。
ありがとうございます…
またいつか調子にのって、投下するかもしれません。
では…
アクア・ジム作家です…。
今週も週間ランキングオワタ\(^0^)/
時間切れで二度の出撃を残してしまった…。orz
七回出撃って、○○待ちとかあるときついやね…。
もう少し出撃してから、風呂にすればよかったよ…。
テツのプロガンもぶっ壊れるのはいつもの事だが、
ポイントが足らずにジムで我慢してもらったとか、
(その代わり、ハイバズBとか購入したが)
隊長機の寿命が近いんで、貯金してたけど、
全然足らないまま、うっかり大破させてしまうわ…。
先週から今週にかけて、マジでヤバイ。
テツのプロガン大破したときは、火病か何か起こして、
隊長にジムを乗せて、一回隊長機をテツに貸して出撃したとかあったし…。
もちろん、勝てるはずもなく全滅。
……まあ、おかげで冷静になってジムはテツ、
隊長機は隊長って戻したんだけどね…。
隊長機のダメージソースが高ければ、どうにかなるもんだと思い直したし。
………つーわけで、書きたい事もりたくさんです。
明日は暇があるので、なんとか書いてみます。
…あ、でも、絶対最悪だった訳でもなくて、
本編は少尉に昇格して、やっと戻ってこれました!
本編のザクU(F2)の性能は素晴らしいわ…まじめに。
アクア・ジム作家:>後退する!
804 :
ジムキャ隊長:2007/09/02(日) 16:57:52 ID:2GXxMb0sO
>>803 アクアさん乙です。
本編の昇格おめでとうございます。
私は今週は失敗しまくりで、隊長機の耐久が減りまくり3しか残りませんでした。
明日の10回出撃で、大破してしまうでしょうね。
こんな事なら山岳技術でなく、索敵技術を取れば、ジムキャでまったりできたかな〜
なんせ本編では、両軍、ヘタレまったり佐官ですから。
本編二等兵、AM三等准尉のまま変わらずのスナイパーです。
>>803 おめでとうございますー。私もそろそろ・・・ならいいなぁ。
さて、それでは週明け前の小説を・・・
〜ここまでのあらすじ〜
グレイシア小隊の3人は(任務として)日本の鬼怒川温泉に来ていた。
卓球が上手い人が、今回の宿泊先で派遣先である旅館「幸運星」に出現、
楽しい卓球が出来なくなっているという事情を旅館の女将、フユリから聞いた3人。
一体どうなる!グレイシア小隊!
グレイシア「いいから本編進ませるぞ、リョウコ。」
テツ「出番とりすぎですよ、リョウコ殿。」
リョウコ「は〜い・・・」
こうしてグレイシア小隊の3人は「幸運星」に到着した・・・少なくとも無事に。
実は地元の、たちの悪い走り屋のランサーエボリューションVII(CP9A)に絡まれたので、フユリの持ち前のテクニックと、
こんなときの為の送迎用ハイエース幸運星仕様(KZH-100/LSP)でなんとか「ちぎった」・・・もとい、
「 逃 げ き っ た 」のだった。・・・イエ、フユリサンカライドンデハイマセンヨ?ホントデスヨ?
そして今、グレイシアら3人は、「幸運星」の入口を入っていった。その時、
??「ようこそお越しくださいました。
私は当旅館でお客様のお世話係をしております、ヒナタ・スプリングと申します。
以降、よろしくお願いします。」
・・・空耳?
ヒナタ?「いやいや下だから。下にいるから。」
確かに。そこには水色の髪の毛に緑色の瞳をした少女・・・いや、成人なので女性が正解か?
語り手も巻き込んだツッコミをされたその後――
ヒナタ「まったく、こんな仕打ちをまたやられるなんて・・・」
フユリ「まあまあ・・・(版権の事情により自主規制)がありますから、
そちらで実力だけではなく、存在感も示されてはいかがでしょうか?」
ヒナタ「それだよフユリさん!それじゃ早速」
グレイシア「その勝負はテツとチームを組んでEX譜面を4曲で買った!」
テツ「強制ですか!?しかも挑戦される側の発言ですかそれ!?」
ヒナタ「むむ・・・超人的洞察力があるとは・・・」
テツ「当たってる!?」
ヒナタ「と言うわけでフユリさん、お願い。」
フユリ「わかりました。最近やってませんし、やりましょう。」
こうして本日最初の戦い、グレイシア&テツVSヒナタ&フユリの音ゲー対決となった。
その後の話によると、オールステージフルスコアによる引き分けになったらしい。
ここまでの新キャラプロフィール
フユリ・タカラ:ピンク色のロングに薄青紫の瞳。ついでに巨乳に眼鏡。
知識豊富だが実は・・・
ヒナタ・スプリング:水色のロングに緑色の瞳。ついでに貧乳にアホ毛。背が低く小学生辺りに間違えられる。
スプリングの意味は、実は春ではないとか・・・
文才無いスナイパー、後退します!
スナイパーさんお疲れ様です…
イメージに捕われずに、描いた面白さがいいです…
続き楽しみにしています。
アクアさん
SS間に合いませんでしたか…、楽しみにしています。
ジムキャさん、どうも…
実は私…SSにチャレンジしてます。(笑
お恥ずかしい限りですわ…
SSの方もまた投下します。
アクア・ジム作家です…。
実は製作中だったんですが、
いろいろな都合につき、遅れてます…。orz
構想が偏ってる部分がある為、書き込みペースが遅れが出たようです。
そろそろ寝る時間なので、今回書いてる文は一晩寝かせる事にします。
アクア・ジム作家:>後退する!
イメピタは『待ち受けサイズに合わせる』
から保存すると綺麗に保存できまふな…
いや先日の事から、ちょっと過敏になってます…スマソ。
813 :
ジムキャ隊長:2007/09/03(月) 21:33:32 ID:4ols5DxkO
みなさん、こんばんは。
スナイパーさんも、アクアさんも楽しみに待ってます。
そうそう、絵師さんまでSSを!
これも楽しみです。
なんだかスレの終盤にかけて楽しくなってきましたね。
私も頑張らねば〜
アクア・ジム作家です…。
遅くなりましたが、書きましたのでどうぞ…。
アクア・ジム作家:>いくぞ!
某月某日 俺のアクア・ジムが大破する。
その後、俺はあまり見ない天井を良く知った基地の中で見る。
「……初大破か…案外早かったな…。」
「『早かったな…』じゃないです!
結婚前提のお付き合いしてるのに、大破するまでMSに乗らないでください!」
ぽつりと言った俺の言葉に、涙目のリョウコが怒鳴り散らす。
「……面目ない。
戦況の見極めを誤ったばっかりに…。
今回は命があったので、次の戦闘には注意する。」
「次回も永久もありません!
今から永遠に大破経験しないで下さい!」
……しっかりと尻を引かれてるな…私は。
某月某日 その数分後に残り二回の出撃をこなした。
怪我を押しての出撃ではあったが、
幸い、防御力と中距離を最大までカスタムアップしてあったアクア・ジムがあったので、
大破したアクア・ジムから回収した武器をこのアクア・ジムに装備させるだけで済んだ為、
高潮に乗り遅れる事無く任務を終える。
が…。
「…また、俺のプロガンが…orz」
テツのプロトガンダムが耐久度1まで削れる事態となる。
すでに大破回数は五回目以上行ってるはずだが、
もはや我が小隊では、テツの正確な大破回数を誰一人覚えてないほどに日常となってしまった。
少なくても大破経験が豊富なのはテツであるのはたしかだ…という記憶は残り続けるだろうが…。
「……不味いな。」
現在、テツのプロトガンダムを補充する補給ポイントはまだまだ足りない状態となっている。
おまけに前回あったようなMSの補給も来る事はなかった。
その上で現在の補給ポイントを計算すると補給出来るMSは…。
「最悪……ジムか。」
「…俺、ジムなんかジムトレーナーで訓練してた新兵以来ですよ…。」
「……そっか。てっちゃん、ジムに乗るんだ…。」
「まだ、そうと決まった訳ではありません!
最悪、陸戦型ガンダムを補給出来るぐらいには持たせてみせます!」
次の日。一戦目でテツのプロトガンダムは大破した。
そして、俺は壊れた。
「テツゥッ!」
「は…はい!何でしょうか、隊長!」
「俺のアクア・ジムに乗れ!
俺は今からジムを補充して、それで出る!」
「えええッ!?」
「そっか・・・じゃあ、また隊長のジムを久しぶりに見れるんだ……。」
と、リョウコは最初に俺を見た頃を思い出そうとして…。
「……じゃなくって!
隊長ッ!!ジムの性能で海兵に出ると言う事は……!」
自らを突っ込んで俺に新兵でもわかりきった事を言おうとした。
が…。
「わかってる!
だが、探索技術を使えば、ノーマルジムでも見える!」
「わかってないッ!?」
「ちょ…隊長!海兵でのマイナス補正をお忘れ…!?」
「ビームスプレーガンを買って補正する!」
「ハイパーバズーカBですらない!?」
「私の海兵戦闘技術を甘く見るな!」
「わー!隊長が壊れちゃったーーーーッ!」
「俺のせいだーーーーッ!!;;」
当然ながら、次の戦闘は全滅。
だがしかし、不幸中の幸いとしてこの時受けた小破した時の衝撃で、
私は冷静さを取り戻す事が出来た。
「………この小破がなければ、あの時の過ちを繰り返すところだった…。
テツ…すまないが、私のアクア・ジムとジムを交換してくれ。
しばらくはMzGM小隊として活動となるが、
お詫びにビーム・スプレーガンBをハイパーバズーカBへと交換する。
遠距離はシールド装備だが、現時点の戦場では全体の攻撃力よりも生き残る為の選択をしたい。
…また、不便を掛けるが、よろしく頼む…。」
「……あ…いえ…。」
「…………あれを見た後だと、NOとか言えないよね、てっちゃん…。」
…後でその壊れた時の俺の状況を聞いたのだが…。
我ながら恥ずかしい歴史を作ったと自己嫌悪した。
まだまだ、私は鼻垂れ小僧という事か…と反省する事になる。
……その数日後、出撃を二度逃すという失態も起きたりしたが、
どうにか無事に怒涛の一週間を終え、プロトガンダムの補給も完了した。
そして、新たな一週間が今日から始まる。
………今週に入って、巻き返しを図る作戦でありながら、
完遂不能の作戦、『ナッツ作戦』が再び始まった事や出撃回数が初期の10回へ変更されるなどがあった。
先週、七回出撃に変更されたばかりだというのに忙しい事だ。
…なお、言うまでも無い話だが、今回も私の出世は無かった。
………あれだけの失態をしながら、降格しなかった分だけ有難い話ではあったが。
そして、大きく事態を動かしたのが、
来週から発動されてる極秘作戦の事だ。
それを大隊長から聞いた時、俺は新たな展開を迎えた事を感じ取った。
「……隊長。来週も厳しい事になりそうですね。」
「その前に今週を乗り切るのが先決だ。
今日からお前が経験した事が無いノロマをこなす事になる。
覚悟しておけ。」
「了解です!」
「たいちょ〜?」
「ん?なんだ、リョウコ。」
「今回も出世出来なかったけど、今週も精一杯頑張ろうね?
出世できなくても、全力でやれば連邦を勝たせる事が出来るんですから。」
「…そうだな。
だからこそ、作戦成功数は増やす必要はある。
出世は出来ずとも、全任務成功を達成する為、今週から俺が考えてた作戦を実行する。
その詳細なんだが…。」
…これから行う作戦は、完遂不可能といわれたナッツ作戦よりも効果的な結果を残せるだろう。
激闘で劣勢を強いられてる連邦軍…そして、占領されていくオセアニア。
だが、まだ戦争は終わってない。
この一年戦争は、新たな展開を迎える事になるのだから…。
そして、俺はまだ知らなかった。
この先の戦闘で知る事になる『真実』を…。
俺達は誰も知らなかった一年戦争の姿を知る…。
新たな展開を捏(ピシャァーー!)
…じゃなかった。
新たな展開という脚色を付けてお送りするのが、
次回のSS。
ぼちぼち、リプレイ色が強かったこのSSに、
新たな息吹を吹き込む事にします。
AMでもいろいろと変化がおきてるので、
そこを脚色して思わぬ『真実』を展開させます。
…次回は長い期間を置いてからになりそうですが、
今しばらくお待ちください。
では、明日も早いので
アクア・ジム作家:>後退する!
追伸
久々に砂漠でタンクを使ったら、見事な援護でAを二度取らせて頂きましたw
拠点ニ撃破×2だけじゃなくって、MSを撃破1というおまけ付き…。
砂漠じゃ、優秀な援護がいるという条件付きで俺に合ってるのか…?
前にジム頭の180mm使った時も割と命中してたって言われた事があるし…。
ま、B弾のバラ撒きが良かっただけだろう。
援護がよければ、それなりの腕で二撃破は出来るだろうし。
文才無いスナイパーです。今回はちょっとこれまでのまとめを。ついでに用語集。
まとめ編
タクラマカンの会話(通称「あの事件」)
(本編は
>>261-264、その時のリョウコの日記は
>>273に掲載。)
誰かの日記(何かの伏線?)
>>358に掲載。
旅館の戦い(MS無し注意)
(回想編
>>725-726と
>>744-745、
旅館編(現在進行中の物語)は
>>785-786と
>>806-807に掲載。
また、回想編までの登場キャラクターのプロフィールは
>>782、
旅館編第二部までの新登場キャラクターのプロフィールは
>>807の最後に掲載。)
気になった用語集編
・レビル将軍とゴップさん
自分自身、堅苦しいのが嫌いだからこう言うのもいいかな〜と。
・長い回想
やりすぎましたごめんなs(略)
・リョウコの卓球好きについて
温泉=卓球だから。リョウコはシールド投げてる訳だし。・・・
単純で本当ごめんなさい。
・この作品で出てくるパロディの元ネタ
旅館の戦い全編終了後に発表します。それまで待て、坊やよ。
・送迎用ハイエース幸運星仕様って?
万が一たちの悪い走り屋にあった時の為に、フユリ専用として仕様を変えたハイエースです。
要するに改造車。ヒナタも関与しており、一応ヒナタが運転してもそれなりに性能を発揮するらしい。
他に何か質問のある方は、ここにレスを下さい。それでは。
821 :
切り込み作家:2007/09/06(木) 14:15:14 ID:ZF8lmLnwO
今回は連邦軍所属二等兵である俺の初陣である。
毎日、嫌になりながらも戦闘シミュレータをこなし、
成績良を残しつつ順調にレベルアップしていた矢先に、
ついに出撃命令が下されたのだ。
与えられた任務は敵主要基地急襲で場所は西ヨーロッパ市街地だ。
世界各地でジオンに押されながらも我が軍が唯一占領してる地でもある。
俺みたいなシミュレータ上がりの新兵卒が実戦投入するには格好の場所なのだろう。
とにかく、今回、初めて実戦を体験するのだ。
今回、支給されたジムのコクピットの中で俺はいつになく高ぶりを覚えた。
初回装備は各タックルとBSGだったのだが、
遠く別の戦線で戦っておられる師匠でもある大佐殿より、
初陣祝いにとビームサーベル+5とBSG+5とシールド+5を届けてくれた。
―恩に着ります大佐殿、この御礼は手柄を立てる事で返します。きっと…。
心に強く俺は誓った。
822 :
切り込み作家:2007/09/06(木) 14:40:26 ID:ZF8lmLnwO
まだ出撃命令は下されていない。後はゴーサインが出るのを待つのみなのだ。
顔が緊張で強張る。出撃を待つ時間が長く感じられる。
―まだか?
より一層、焦りにも似た苛立ちを感じる。
―いかんな。
俺は緊張を解こうと息を深く吐いた。そして、首を動かし固くなった体をときほずく。
次第に落ち着きを取り戻し、軽く瞼を閉じる。
その時だ!
「戦闘開始いたします。出撃用意出来て?」
小モニターにオペレーターが映し出される。
「〇〇〇、いつでも出られます」
俺は瞼をかっと見開き親指を立てて答えた。
「では、〇〇〇機発進です」
そうオペレーターが言い終わらないうちに俺はブーストを噴かす。
「〇〇〇、行きます!」
俺とジムはカタバルトから射出され大空へと踊り出た。
―いざ、出陣!
823 :
切り込み作家:2007/09/06(木) 15:00:13 ID:ZF8lmLnwO
「ヒヨッコ共、前に出過ぎるなよ!?」
俺とジムはとある郊外へと着地していた。
町並みが眼前に広がる。敵機はまだ見えない。住民は避難したのか姿はない。
時折聞こえてくる総隊長の入電が力強く感じられる。
「小僧!
敵が一機向かったぞ!
気をつけろ」
―来た!
ついに一戦交える時だ。レーダーを注意深く覗きながら周囲を見る。
ピーピーピー…
ガガーン!
注意音が聞こえると同時に攻撃を喰らってしまった。
―しまった!
ミノフスキーを忘れてた!
俺は慌てて機体の損傷を確認する。損害15%だ。
―まだ行けるな。
攻撃を喰らった方向へ姿勢を取り直す。そこにはザクUがいた。
敵データに関する情報がモニターに映る。一等兵のようだ。
手強いぞと思いつつ、俺は既にBSGを撃っていた。
バシューン!
824 :
切り込み作家:2007/09/06(木) 15:28:34 ID:ZF8lmLnwO
狙いが当たり、ザクUに13%ダメージを与えた。
ガガガガガ…
ザクマシンガンを浴びせられ、俺はそれよりも速く、
敵の攻撃を避け、ビームサーベルを引き抜きザクUへと切りかける。
ビシュー!
手応えあった。ザクUへ36%ダメージを与える事に成功した。
ドン!
が、次の攻撃で甘かった事を思い知る。ヒートホークで一尖浴びせられ、
総ダメージはついに60%を越えた。
ビシュー!
しかし、負けじとビームサーベルでやり返す。これで敵のダメージは52%となる。
ドン!
ビシュー!
交戦はまだまだ終わらず、互いにヒートホーク、ビームサーベルで切り合う。
ピコピコ…
ダメージ警告音が流れ出した。
825 :
切り込み作家:2007/09/06(木) 15:47:15 ID:ZF8lmLnwO
ダメージがついに限界まできたし、残り10%もなかった。
対し、ザクUは余裕だった。残り28%だった。
「小僧!
大丈夫か!
応援を向かわせるぞ!
戻れ!」
総隊長だ!
「了解!
後退する!」
が、目の前の敵は逃がしてはくれなかった。
ガガガガガ…
ザクマシンガンを一掃されてしまう。
ビシュー!
その時だった。俺の感覚が閃いたようにビームサーベルを連撃していた。
近距離連続攻撃が発動し、56%ものダメージを与え、ザクUは小破していた。
何が起こったのか自分でも判らなかった。人は危機に陥ると神憑り的な力を発揮すると言う…。
それが今の自分の力だったのか…?
俺はボロボロになったジムと一緒に自軍基地へと凱旋した。初の手柄を立てたのだった。
―大佐殿、ありがとうございます。これで胸をはってご報告出来ます。
826 :
切り込み作家:2007/09/06(木) 16:17:39 ID:ZF8lmLnwO
切り込み作家です。
いかがでしたか?
文才もなく、読みづらかったかも知れません。
感想や反省点を言って下されば精進いたします。
宜しければ、続編を綴りたいと思います。
どうぞ、宜しくお願いいたします。m(._.)m
尚、自分の中のキャラクター象てして、
主役=普通、真面目
遼子=天然、ドジっ子
鉄男=熱血、猪突猛進
としております。
主役が遼子のドジに巻き込まれ、
鉄男の無鉄砲ぶりにふりまわされると言うハチャメチャな展開にしてまいりたいと思います。またジオンにも敵役として登場させる予定です。
まずは主役の成長ぶりをご覧頂きたいと思います。
ご賛同を得られたなら、嬉しく思います。
正直に書くけど読みづらいしつまらなかった
828 :
ジムキャ隊長:2007/09/06(木) 17:13:06 ID:7ini6py+O
>>826 切り込みさん、でいいのかな?
SSご苦労様です。
読んでみて、AMをやり始めた頃を思い出しました。
楽しませて頂きました。
続編を期待します。
《よろしく!》
新しいSS師の登場で盛り上がってきたなココw
>>826 GJ!今後も期待してるぞ。
>>826 切り込みさん、ご苦労様です!
作品倉庫にも収録できる作品ですよ!いや、始めた頃の初々しい自分が・・・
あれ、そういえばここの作品ってどうなるの?
>>830 数年前なら、どっかの誰かが勝手に書籍化、という嫌な予言もできたのだがw
832 :
切り込み作家:2007/09/06(木) 21:51:30 ID:ZF8lmLnwO
幾度となく、出撃を繰り返し、ようやく、休息が訪れた。
―今日も生き延びたか…
基地のテラスから見る夕日がやけに眩しい。
ここでは訓練所も兼ねた軍施設でもあり、何人かの俺のような新兵を戦場に送り出している。
その度に戦死者が何人か報告があがる。
今日も俺の同期が何人か帰っては来なかった。
この場合、帰って来なかったと言う形容はおかしいかも知れない。
だが、戦死したなんて、とても信じられない。いや、信じたくはなかった。
今も目の前に現れては憎まれ口を叩き合えそうな気がして…
俺はテラスから夕日を仰ぎつつ、かつての仲間を友を思い出していた。
馬鹿騒ぎした仲間達、悪さをしてしぼられたあの時…、色々と思い浮かべる。
―友よ、お前の分も生きてやる。悔しかろうが仇は必ず取る!
明日は我が身、だが、死ねない。友の分まで戦わなくては…。
ちょっと待った!切り込み君さ…
一応ここsage進行。
一々上げんでも見てる奴は見てる、ちと勘弁!頼むぜ…
切り込みさん!sageは基本だから!
あらかじめ入れておくとageミスしなくてすむから・・・ね?
そういう私は自分自身がウザイ・・・自虐すまない、「続けてくれ」。
835 :
切り込み作家:2007/09/06(木) 22:06:13 ID:ZF8lmLnwO
あれこれ、思い出してみても、かつての仲間達は帰っては来ない。
二度とは会えないのだ。
―ちっくしょうぅぅぅっ!
余りにも悔しい。
悲しさよりも仲間を殺された悔しさが込み上げる。
「よっ!
どした?」
声のした方向へ振り返る。
そこにはおやっさんがいた。
おやっさんとは親しみ呼ばれてる呼び名で、ここの新人を鍛えてる軍曹の事だ。
俺もこの人には何度かしごかれた事がある。
「おやっさん…」
「こら、軍曹だろ!?
ふふ、まあいい。
今日は活躍したそうじゃねえか?
え?
新米小僧が、俺も鼻が高いぜ」「いえ、俺なんて…、すべて、軍曹殿に鍛えて頂いたおかげです」
「謙遜すんなよ、あの大佐殿のお墨付きだろーがよ。お前さんは!」
「はあ…、ですが、戦績はあまり…」
おいおい、頼むよ…(^人^)
837 :
切り込み作家:2007/09/06(木) 22:23:43 ID:ZF8lmLnwO
そうなのだ。
あの初戦にて神憑り過ぎた勝利の他は3回敗北して、
2勝した内の一つは辛勝とも言えた内容であれから発動らしき気配はない。
「何言ってる?
今まで戦った相手は全て上手だったんだろう?
あれだけの動きが出来りゃ上等だよ。
戦績データを見せてもらった。
お前はエースになれるかもな」
「そんな…、褒めすぎですよ」「いんや、ひょっとすると、来週あたり昇格するかもな」
「まさか…」
「ところでよ、ここで何を考えてた?」
「…、仲間を、帰ってくるはずの仲間を待っていたんです…」
「やはり…、そんなところか…」
「…」
「よぉ、小僧。大事なのは生き残る事よ。何があってもな…。
死んだ仲間のためにも生き延びる事だよ。
お前さんの両肩には仲間達の命がのっかっとるんだ。
生きてる奴らも死んでる奴らの分もよ」
何だおまい?
書き込む前に、メール欄に半角sageを入力
マジ基本。
板移動前で、1000に向け
ひっそりと進んでるスレだ。
sageてな?
次上げたら新手の嵐認定な。
839 :
切り込み作家:2007/09/06(木) 22:36:28 ID:ZF8lmLnwO
俺はおやっさんの言葉を黙って聞いていた。
一つ一つ、心に響くようだった。
「だからよ、生きなきゃあかんよ。
生きてる奴らを守るためにも、
死んだ奴らのためにもな」
「ですが、軍曹…」
「まあ、お前さんの気持ちは判るよ。
俺なんて、教育した新人を何度死なせたか判らん。
その度にいちいち落ち込んでたらきりがないわ」
俺はその言葉にはっとした。
そうだった。この人は何人かの新兵を育て戦場に送り出しているんた。
それに比べ俺は…
「おやっさん!」
「ん?」
「ありがとうございます!
俺はこんなところで落ち込んでたなんかいられないんですよね?
明日をも知れぬちっぽけな命ですが俺は生き延びて見せます!
おやっさんの言葉、ずっと忘れはしません。
おやっさんに教えて頂いた技術もすべてムダにしないためにも!」
840 :
切り込み作家:2007/09/06(木) 22:46:58 ID:ZF8lmLnwO
おやっさんはうなづく事もせず、まっすぐ俺を見ていた。
「いや、何、判ればいいんだ。
それよりもおやっさんじゃないだろ?」
「はい!
おやっ…、あ…」
「ふふふ…」
「ははは…」
俺は心の底から笑った。
おやっさんもそうなのだろう。
二人で笑い合っていた。
「小僧!」
「はい!」
「判ったらやるべき事があるだろう?
整備課がお前さんを探しとったぞ?
自分の機体の整備は自分でやらなあかんぞ?」
「あ…、すいません!
今から行ってきます!」
一目散に俺はおやっさんに頭を下げてから、
ドックへ向かって走っていった。
俺は新たな決意を胸に刻み込んでいた。
生き延びる明日のために…
841 :
切り込み作家:2007/09/06(木) 22:53:01 ID:ZF8lmLnwO
切り込み作家です。
好評のようで嬉しく思います。
本日、2本目のSSですが、自分でもどうなのか判りませんが、
反省点を指摘され、読みやすく面白く書き上げたつもりです。
また、至らぬ点がございましたら、宜しくお願いいたします。
これからもご愛読頂けるよう日夜精進いたす心積もりです。
本日はありがとうございました。
では《後退する》
842 :
ジムキャ隊長:2007/09/06(木) 23:06:53 ID:7ini6py+O
>>841 切り込みさん、内容はともかく、せっかく皆さんが「sage」でと教えてくれているので、必ずそうしてくださいね。
書き込む際にメール欄に「sage」といれるだけです。
せっかく、良いものを書いているのですから、ルールは守って、次の作品をかいてください。
《よろしく》
アクア・ジム作家
新兵の切り込み作家さんという方がいらっしゃるようなので、
私からは『sage』をする理由を書きましょう。
理由は一つ。
『無用な争いを下げる為』
この一言に尽きます。
通常、メール欄に何も書かない。
もしくは『sage』という言葉以外ではこのスレは『上がって』しまいます。
何が上がるかというと、『スレットの掲載の順番がトップに上がる』という事です。
IEなどのプラウザでネットに入ればわかりますが、
ます、最初のアーケード板のトップページで最近上がったスレや、
立てられたばかりの新スレが10番目ぐらいまで並んでいます。
…これが純粋にゲームに関する雑談や攻略に関する会話が多いスレならばいいのですが、
ここのような『ネタ』…つまり、SSやCGを書いてあるのは、
『目立ってはいけない』のです。
理由は簡単で『板違い』だとか、『うざい』という理由です。
それにageてばかりで常にトップにここになじみが無い方々の目には、
『痛いスレ』以外の何者でもないようです。
…わかりますね?目にしたくないものを無理に見る必要はないし、
無理に見せて喧嘩を売る必要はありません。
ですから、今後とも『sage』進行でお願いします。
もう少ししたら、このスレは別の板で新スレを立てる予定ですが、
そこであっても、『無用なageは無用な喧嘩を売る』という事を忘れないで下さい。
絆でまだ二等兵の兵士が、敵集団の中へカルカンするぐらい危険な事ですから…。
以上、アクア・ジム作家より、sageる理由でした。