【遼子ファイト】戦場の絆 AMpart13【共に逝け】

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1ゲームセンター名無し
ガンダム戦場の絆の携帯ミッション!連邦パートです

近は中に強く
中は遠に強く
遠は近に強い
の三すくみのジャンケン
同じだと同時に攻撃
弱点だと能力発動しようとクリティカルしようと反撃不可
僚子との連携が新たな戦術を生む(といいなぁ)
毎週月曜日に開発が完了した武器・MS等が補給所に並ぶ
階級の変化も同じく月曜日に条件を満たせば昇格
わからない事があるならまずは公式サイトをみるべし
各画面の操作方法は「ヘルプ」
用語解説は「FAQ」を見れば大体載ってる
sage(E-mail欄にsageと入力)進行で。
スレ立ては>>950(流れが速いときは>>900)が行うこと。ダメなら断ってからどうぞ。

戦場の絆wikiも「よろしく!」
http://www12.atwiki.jp/senjounokizuna/pages/250.html
本スレ
【機動戦士ガンダム】戦場の絆 第59戦隊
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/arc/1175743121/
前スレ
【墜ちた遼子】剪除の絆 AMpart12【屈辱の肉奴隷】
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/arc/1175490903/
ジオン兵はこちら
【アンナは】戦場の絆AM ジオン基地【俺が守る!】
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/arc/1175867207/
2ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 07:57:45 ID:vEUlaJSv0
前提:パイロット操縦能力≧機体操縦性
装甲、防御のアップ率 =(パイロット操縦能力-機体操縦性)÷機体操縦性×50+100
各攻撃力のアップ率 =(パイロット反応力-機体操縦性)÷機体操縦性×50+100
(100%〜150%、小数点以下切り上げ、パイロット反応力<機体操縦性の場合でもマイナスにはならない)

最終値
装甲=(機体装甲(改造含む))xアップ率÷100+装備武器の装甲UP合計
防御=(機体防御(改造含む))xアップ率÷100+装備武器の防御UP合計
攻撃力=(機体攻撃力(改造含む))x(アップ率+100)÷100+装備武器の攻撃力UP合計
(最終値は、小数点以下四捨五入)
・新しいMS乗るならMS操縦値の二倍の操縦力と反応力を推奨
・ぶっちゃけそれ以上上げても意味はない
・しばらく乗り換えしないなら統率振っとけ


AM数値計算機
http://dd05.skr.jp/am/
3ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 08:00:00 ID:vEUlaJSv0
ジオンパートしかないので、連邦パート立ててみまいた。スレタイに異論があったようなので、スレタイも
ちょい変えてあります。

さて・・・・遼子もLV20になり、わらしもLv30になるという今日この頃・・・・

なんでジャンケン負け続けなんだろ・・・・・・・・・(^^;;;;;

降格と遼子取り上げあるかなぁ。(^^;;;;;
4ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 08:15:40 ID:BY02D27oO
ジオンも連邦も駄目なやつは駄目ってことさ。>>1糞スレ乙
5ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 08:27:20 ID:AmQ4U8Sj0
>>1
砕けろ!
6ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 08:59:24 ID:UzIH1o3KO
スレ立てる前に相談しろよ
さっさと削除以来出してこい
7ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 09:03:54 ID:sJK4cFq5O
立てた本人はもうこないヤカン、よくわからず立てるだけ立てて放置。
そんな気がする…

春だからねぇ〜、削除の仕方すらわからない気がする (´д`)
8ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 09:08:35 ID:qDITBVWJO
以下、>>1死ねで流すスレになりました。
レスの最後に>>1死ねを入れて下さい。

>>1死ね
9ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 09:12:27 ID:U2Q3wX0tO
>>1
死ね
10ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 09:13:07 ID:BTZBFFVw0
>>1
なにやってんだ?
11ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 09:15:22 ID:tBxqjRKGO
再利用でいいんじゃね?



12ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 09:20:41 ID:3+EbnGXTO
だから>>1よ、アケ板に戦場の絆スレ大杉って煙たがられてるのに、AMまで細分化か?
そもそもジオンが勝手に先走ったときにも書いたが、細分化したスレ立てるなら携帯ゲー板にスレ立てしろや!
AMなんざ携帯コンテンツの一部だろ?
13ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 09:29:28 ID:efQSyNIXO
>>1
オナニーは自分のサイトだけで勘弁な
14ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 11:05:36 ID:Wcf96R5JO
ここは放置


ここは放置


ここは放置
15ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 11:54:09 ID:GCFgc1eHO
スレ立てればチヤホヤされたりあるいは伝説になれるかも
とか夢想してたキモヲタの>>1はここで延々自作自演しててください
AMスレに帰ってこなくていいです
16ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 11:58:16 ID:SlKmbeSIO
連邦のモビルスーツ開発も、後は、プロトタイプガンダムのみだね!
俺もレベルは>1と同じだが、おととい、大成功が三回の‥今日は、1戦目:大成功、2戦目:中成功、3戦目:大成功、4戦目:中成功、5戦目:失敗だな!
17ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 12:29:21 ID:fE+sVXaV0
>>1
(’凸)<氏ね!
18ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 14:47:44 ID:nwGkP7IjO
>>1000ならアンナが連邦に亡命
19ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 15:10:47 ID:oEUTidNrO
氏ね!
20ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 15:27:01 ID:BY02D27oO
>>18
両手に花する気か!?
21ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 17:32:29 ID:95w6Y/xZO
元々は肉奴隷スレなんつうものを立てた馬鹿が悪いんだろーが。

おまけに絆のスレが増えるのは、くそ田舎の奴らが地域スレッドとか階級スレッド立てるからだろが
22ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 19:04:39 ID:BY02D27oO
糞スレ付近!応援頼む!
23ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 19:15:57 ID:GCFgc1eHO
age厨の>>1がID変えてまで糞スレ擁護に必死だが、
おまいさんはおまいさんの言う『馬鹿』や『くそ田舎の奴ら』と

 同 じ こ と

をしたことを認めような
24ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 19:36:02 ID:ETyys1Ld0
>>1の逆切れきた?きた?
つーかさっさと埋め立てとこうぜこの糞すれ
25ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 20:53:23 ID:5sVGmVWi0
26ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 21:18:27 ID:GOuqiHTMO
ケータイから埋め支援

ついでに>>1氏ね
27ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 21:25:42 ID:qDITBVWJO
今日のマッチング。
将官3+バンナム
VS
尉官1+軍曹3

マッチングのプログラム組んだ奴と>>1死ね。
28ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 21:43:18 ID:SlKmbeSIO
言って置くが、俺は1じゃあ無いから一緒にしないでくれよ!
レベル29僚機レベル20で状況が同じなだけだからな!
29ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 21:45:57 ID:SlKmbeSIO
戦果は大成功、連発で>1との個人的能力差を示して居るだけだからな!
30ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 22:11:58 ID:PkcjJ0zxO
>1
削除依頼よろしく(`ε´)
31ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 22:21:55 ID:95w6Y/xZO
>30
他力本願は止めて、連邦の絆とやらで埋めればいいだろう。

ageてやった方が埋まるんじゃないかと思って、わざとageてみたが、それに釣られる奴もいたしな。

ホント笑えるな
32ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 22:28:25 ID:3+EbnGXTO
それじゃ今からこのスレは、大便したらageるスレに内容変更な!
33ゲームセンター名無し:2007/04/14(土) 22:55:49 ID:oSCuZfMbO
あーあ 俺にだけストライクフリーダムが支給されんかなー
タックル一沢で放置してやるのに
34ゲームセンター名無し:2007/04/15(日) 00:43:57 ID:Z741fwmkO
いいじゃない。
また しりとりしようぜ

アッガイ→
35ゲームセンター名無し:2007/04/15(日) 01:01:04 ID:ppp3Kwti0
Ez8→
36ゲームセンター名無し:2007/04/15(日) 01:17:58 ID:xY50q5lYO
ドライセン
37ゲームセンター名無し:2007/04/15(日) 02:29:34 ID:mDGUYTHiO
ン・メダ
38ゲームセンター名無し:2007/04/15(日) 07:28:55 ID:9gh69pSqO
ダロタ
39ゲームセンター名無し:2007/04/15(日) 09:35:39 ID:/gzqRcde0
削除依頼出しました。以下カキコ無しでお願いします。

お騒がせしてすいませんでした。
40ゲームセンター名無し:2007/04/15(日) 13:14:43 ID:tqXfwRclO
今日も快便したのでage
41ゲームセンター名無し:2007/04/15(日) 22:35:27 ID:bAlcNZJA0
おかしい。
被弾技術つけてるのに5000ちょいでなんかぶっ壊れる。
今度はパッシブスキルがうまく機能してないバグでも出てるんじゃねーの番台さん
42ゲームセンター名無し:2007/04/15(日) 23:32:49 ID:tqXfwRclO
>>41
スレ違い、ここは俺が快便したらageるスレ
寝る前に快便したのでage
43ゲームセンター名無し:2007/04/16(月) 11:04:46 ID:wTcJLlcpO
>>41
近距離攻撃なら被弾技術は無効になるのでは?むしろ、防御技術の方がよいかと思う
44ゲームセンター名無し:2007/04/16(月) 11:37:06 ID:cKuwu9wy0
ここは本スレじゃないぞ
馬鹿が勝手に立てた重複スレだ
こっち移動しとけ
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/arc/1176543252/
45ゲームセンター名無し:2007/04/19(木) 17:02:05 ID:lmg3jLspO
今日も快便WWWage
46ゲームセンター名無し:2007/04/19(木) 22:22:13 ID:aI7Uf7IfO
>>1はまだ死なないの?
早く死ね
47ゲームセンター名無し:2007/04/19(木) 23:24:29 ID:vWVDeTeRO
(´・ω・`)やあ>>1
(´・ω・`)ぶちころしていくんで4649
48ゲームセンター名無し:2007/04/22(日) 09:40:46 ID:xWKbsBCGO
49ゲームセンター名無し:2007/04/22(日) 09:54:56 ID:xWKbsBCGO
50ゲームセンター名無し:2007/04/23(月) 18:35:03 ID:5dTcFWfdO
このスレはこれより
【ガンダム】アナザーミッションPART16【戦場の絆】

となってます。
51ゲームセンター名無し:2007/04/23(月) 18:38:36 ID:nwCAzIinO
そういやそんなスレあったな
52ゲームセンター名無し:2007/04/25(水) 12:20:24 ID:VN7si9cmO
これより、このスレはアナザーミッション・ショートストーリー専用スレになりました
53ゲームセンター名無し:2007/04/25(水) 14:20:23 ID:VWYsHp9M0
いいんじゃね
54ゲームセンター名無し:2007/04/25(水) 14:28:04 ID:i9p5gjKmO
そうだね〜絵師の方々もこちらにどんでんぷりーず〜
55ゲームセンター名無し:2007/04/25(水) 15:24:27 ID:iLQuYQ9GO
糞スレでもたまには役に立つことがあるもんだな
56お題:2007/04/26(木) 09:38:58 ID:hrXt0b/S0
270 :175:2007/04/24(火) 17:02:19 ID:mQ0PuRguO
>>189
脚本を作ってみた
オイルで汚したワンピの代わりに新しく買い直す隊長

嬉しさの余り隊長と二人で麦わら帽子とワンピで初夏の海の砂浜を駆ける姿を妄想し、強引に海へ行く約束をとりつける僚子

だが、そこへ出撃命令が‥ふてくされる僚子、必死でなだめる隊長。

だが出撃地域は海浜だったことから約束を果たしたと笑う隊長の姿と‥
57本文(1/2):2007/04/26(木) 09:44:45 ID:hrXt0b/S0
ワンピはロングからノーマルに仕立て直したって方向で。仕立て直した瞬間から僚子の妄想はスタートしてました

§昨日§
僚子「へ〜ちょ〜、明日あいてますよね?海行きますよ!海!海!うみ!」
伍長「いや、明日は壊れてるお前の陸ガンのせいb」
僚子「行きますからね!ちゃんとお弁当準備していてくださいよ。へ〜ちょ〜の卵焼きおいしいですから。それじゃ!」
伍長「……今日は徹夜で整備か。終わるかな……」

§朝§
伍長「何とか終わった……。つぎは弁当か……」←MSならバチってます

僚子「えへへへぇぇぇ(///)今日はへ〜ちょ〜と二人で海〜!う〜み〜!」←姿見の前でワンピをチェック!

§出撃命令§
伍長「つー事で、出撃します。」
僚子「隊長!約束を守らないのは最低だと思います!約束は断固遂行すべきだと思います!」
伍長「頭よさそうなこと言っても無駄だぞ僚子。……だからって泣きそうな顔してもダメだ」
僚子「……へ〜ちょ〜の意地悪」
伍長「……約束は守ってやる。ちょっとまってろ」
58本文(2/2):2007/04/26(木) 09:49:03 ID:hrXt0b/S0
§出撃中(現在)§
伍長「どーだ、俺は約束を守ったぞ」
僚子「へ〜ちょ〜、いくらなんでもわたしを馬鹿にしすぎですよ!!!」
伍長「ちゃんと卵焼き入りの弁当も作ったし、海にも来た。何の不満があるんだ?」
僚子「不満だらけですよ!!!海って言っても岩場しかないし、肝心の海は高潮で大荒れだし、なんか雷までなり始めたし!!!んでもってなんでここに茶色団子がいるんですか!!!」
Σ(=○=)(=○=;)ビクゥ!
伍長「茶色団子っていうなよ。これでもジオン兵には大人気のアッg」


僚子「へ〜ちょ〜の馬鹿!!!」←勝手に帰る僚子


伍長「さて、高潮環境下でマイナス補正単機でアッガイ×2の相手をする、か。無事に帰れたら……奇跡だな」
59ゲームセンター名無し:2007/04/26(木) 09:53:34 ID:hrXt0b/S0
本スレ>>270
こんなもんですかね。てか、二部構成用の中身ですよこれ。
お題をクリアするとこれ以上減らせない……短くすると言ったのに、すみません
でもこっちに移動したから多少長くしても良かったのかな?
60270:2007/04/26(木) 10:28:48 ID:Gz5+Z5YbO
http://c-docomo.2ch.net/test/-/arc/1177320948/270だが、執筆ありがとうございましたm(__)m
専用スレなんだから長さや批判なんか気にせず執筆していただきたい
61ゲームセンター名無し:2007/04/26(木) 10:41:27 ID:si+6Eo9zO
おっ!?なにやら楽しげになってきましたよ。
62ゲームセンター名無し:2007/04/26(木) 10:46:00 ID:hrXt0b/S0
>>60
長さは気にしますよ。あまり長いとgdgdになりますし、短すぎると伝わらない。調節が難しいです。
それに批判は精進の元ですから「uzeeeeeeeeeee」以外ならどんどんくださいってかんじですね。

追記
茶色団子は便宜上使用しました。べつにアッガイが嫌いなわけではありません。むしろだいs(ry
63ゲームセンター名無し:2007/04/26(木) 12:05:49 ID:VAdjWE4DO
なあ最近思ってるんだが、水ジム使いなら、高波より地盤沈下の方が戦いやすくないか?
64ゲームセンター名無し:2007/04/29(日) 16:27:19 ID:aUTbUWRe0
ザクキャノン:アルベルト・バウアーの捨て身が発動ッ!
リョウコ・ミヤモト「捕まえたぜ、じゃんけんは強いんだぜッ!」
アルベルト「おごぉぉぉぉッ!」
隊長「さっすが僚子!やっぱり僚子はスゲェーやッ!」
バギィ!
隊長「な、何で殴るんだよ!やめてくれよ僚子ォ〜!」
僚子「いいかッ!アタシが怒ってんのはな、てめーの“心の弱さ”なんだ兵長!そりゃあ確かに“捨て身”をイキナリぶっ放されたんだ、衝撃を受けるのは当然だ!
自分まで“小破”しちまうんだからな、アタシだってヤバイと思う!
だが!アタシたちの軍の他のヤツならッ!あともうちょっとでじゃんけんに勝てるって攻撃を決して解除したりはしねえッ!
たとえシールドで攻撃しようがRPが減ろうともなッ!オメーは“ママッ子(マンモーニ)”なんだよ兵長!ビビったんだ、甘ったれてんだ!分かるか?え?
アタシの言ってる事、“捨て身”のせいじゃねえ、心の奥のところでオメーにはビビリがあんだよ!成長しろ兵長!“成長”しなきゃあアタシたちは“大成功”をつかめねえ
ジオン軍たちには勝てねえ!そしてハッキリと言っておくぜ、アタシたち連邦軍はな!そこら辺のAMスレやSNSで“ザクキャUZEEE”“リスタUZEEE”って
大口叩いて仲間と心を慰めあってる様な負け犬どもとは訳が違うんだからな、“出撃する”とボタンを押したたならッ!その時スデに戦闘行動は終わっているんだッ!」
65ゲームセンター名無し:2007/04/29(日) 16:38:21 ID:+NTEwGa+O
こっちに移ったのね

>>64
なんか熱いなァ
おまいさんもリョウコもw
俺はリスタする人間の気が知れないなー



山地で俺のザクキャを守ってくれる頼もしい部下です

ttp://p.pita.st/?m=sffliwbh

今後も後ろからドン!ドン!して援護させていただきます!
66ゲームセンター名無し:2007/04/29(日) 18:34:34 ID:ChAUGOqCO
>>64
僚子のキャラが変わりすぎててワロタw
だが“ザクキャUZEEE”“リスタUZEEE”は『大口』ではないと思うぞ(・ω・`)
そして『押したたなら』は単に打ち間違えたのか、ジョジョでいうところの『なにをするだーっ』にあたるのかが気になるなw
それとも熱くなり過ぎて噛んだという設定か…?
67ゲームセンター名無し:2007/04/29(日) 19:48:06 ID:R2VQJQMN0
創作ネタはこちらでいいのかな。
昔から暖めてたネタをば。


遼子「シールドを喰らぇー!」
兵長「おまwww遠攻撃のザクキャに向かってなにをwwww」

遼子は ころんだ!
転んだ拍子に手から離れたシールドがザクキャノンを直撃(ドガァァァン!)
ザクキャノンは撤退を開始した。

遼子「( ゚д゚)・・・」
兵長「・・・(゚д゚ )」
遼子「ち、中距離強打発動ですっ!決してマグレなんかじゃありませんよぅ!」
兵長「シールド遠距離スロットに刺してるんじゃなかったのk」
杏奈「あのー、私まだ残ってるんですが・・・」
68ゲームセンター名無し:2007/04/29(日) 22:12:53 ID:EJZYSI2R0
では…私も支援を。
http://imepita.jp/20070429/793470
アンナのイメージが定まらない…orz

アンナは>>65氏に任せます。

69ゲームセンター名無し:2007/04/29(日) 22:51:05 ID:bGK703sR0
アンナ・顔アップ…
http://imepita.jp/20070429/821520
70ゲームセンター名無し:2007/04/30(月) 01:36:10 ID:cNyoyjqf0
>>64
>>65>>66みたいな甘ったれに向けてのメッセージだというのに…
71ゲームセンター名無し:2007/04/30(月) 18:11:13 ID:YQMo96ahO
>>64
ワロタwたしかプロシュートだっけ?GJ!

>>65氏・>>68
リクエスト良いかな?

>>65
せっかくグフ乗りの杏奈なので、AM本スレで書き込みのあった隊長機撤退後に陸ガンをシバく杏奈女王様を!

>>68
いつも>>68氏の僚子は水凸なので、wktkしながら盾を振り回す僚子を!
【よろしく!】
72ゲームセンター名無し:2007/04/30(月) 21:20:05 ID:d8Gf3ubT0
あれはたぶん、俺のせいだ。
今日も戦場で相棒のリョウコと共に出撃する度にそう思った。
…いや、けして誰もやらない戦法という訳でもない。
噂に聞くニュータイプとやらは、この手で危機を乗り越えた事もあるらしい。
…たぶん、それ以外の兵士でも一度はやっただろう。

だが。

ここまで癖にしたのは…俺だ。
認めたくないが。

あれはまだ、俺が駆け出しの二等兵から一等兵にでも上がろうとしてた頃だったか…。
73ゲームセンター名無し:2007/04/30(月) 21:28:00 ID:d8Gf3ubT0
敵は『グフ』。
格闘戦闘のプロだ。
奴のヒートソードに文字通り八つ裂きされた奴は数知れず。
俺も奴の攻撃は恐れていた。

こっちは初心者もその道のプロもお任せというフレーズが良く似合う『GM』。
そして、当時も今も猛威を振ってる『ビームサーベル』がすでに実戦装備されていた。
ガチで切り合っても負ける気はしない。
しないが……奴の方がプレッシャーが強い気がしていた。
奴の方が経験が豊富…そんな気がしてた。

だからだ。俺は奇抜な戦法に出た理由は。
成果としては下の下だろうが…勝ちは勝ち。
それを狙っての…。

『イッパァァァァァツッ!』

『遠距離からのシールド投げ』。
それも冗談で製作してより飛ぶように計算した回転…。
つまりは遠心力で飛ばそうって話だ。
その計算データを入力して、俺のGMで出来るようにした。
それはまさに『究極の回転』というぐらいの出来でだ。
74ゲームセンター名無し:2007/04/30(月) 21:32:36 ID:d8Gf3ubT0
俺の計算は、馬鹿みたいに成功した。
…あ、作戦は小成功だったが。
とにかく成功した。

当たっても、外れても、まるで意思があるかのごとく、
俺のGMの手に戻ってきた。
…まあ、当たったとしても、その威力は微々たるモノではあるが。
だが、『嫌がらせ』には十分だった。

『モウイッパァァァァツ!』
『モウイッッッパァァァツッ!』
『モウォォォォイッパァァァァァツッ!』

四度目の『遠投』。
当たっては戻ってくる。
奴が近づく度に命中しては戻ってくる。
精神的な疲労と苛立ちが目に見えてわかる。
そして。とどめも『遠投』で片付けた。
75ゲームセンター名無し:2007/04/30(月) 21:34:52 ID:d8Gf3ubT0
『モウイッッッッッッパァァァァァァァァァツッ!』

奴は泣きながら帰った事だろう。
こんなんで不利になった自分が情けなくなっただろう。
だが、俺は満足した。だから誤らない。今でも。

……しかし、後悔はした。彼女が来たその日に。
76ゲームセンター名無し:2007/04/30(月) 22:33:14 ID:d8Gf3ubT0
「始めましてー!リョウコ・ミヤモトじょーとーへいです!
よろしくお願います!へーちょーさん!」

最初、なんの冗談かと思った。
MSの登場で男女の壁がさらに薄くなった今日の戦場事情は知ってるし、
戦艦、ヘリ、戦闘機、爆撃機、戦車、砲台、軍用車などと言った兵器がメインだった時代ですら、
徐々に女性が参入していった。

だが、それでも。

『どこかのじょしこーこーせー』といったぐらい軽く、
さらに美人な軍人…いやさ、兵士がどこにいる?
MSというジオンが生み出した兵器の罪は、
コロニー落としよりも重いモノというべきだろうか?

…こんなのがあちらさんにもいるのかと思うと、的が外れるな…。
……まあ、あっちはどっか壊れるぐらいのガチガチの軍人野郎と聞く。
いたとしても、お堅い知性的な女が乗ってるんだろうな。

それが大当たりするなどと知らずに、そんな自己暗示をした一時だった。
77ゲームセンター名無し:2007/04/30(月) 22:43:17 ID:d8Gf3ubT0
そして…『それ』が始まった瞬間がこれだった。

「へいちょーさん!私のMSってどれですかー?」
「ああ…そういえば、そうだったな。」

今後、部下がいる以上、新たなMSが必要になるのは必然だった。
幸いにも、俺は最近『アクア・ジム』を購入し、
十分なカスタムをして、一部の機能はフルチェーンまでに達していた。
実戦投入も初めており、状況に応じて双方を乗り換えていた。
新規購入するまでもなく、彼女のは俺のおさがりと決まった。

「リョウコ上等兵は、俺のGMを使っていいぞ。
初期型ではあるが、中古するには惜しいほどピカピカでな。
ほとんどフルチェーン使用だ。ぶっ壊れるまで使っていいぞ。
なんせ、軍から無料で支給された奴だから売れねーんだよ、こいつは。」

そういって、大笑いした俺。
ちとデリカシーもなかったか?とも思ったが、
これについてこれないなら、今後はお留守番でもさせるつもりだった。
が。

「ええ!いいんですかー!
憧れのへいちょーさんのGMに乗っても!!」

「へ?」
78ゲームセンター名無し:2007/04/30(月) 22:54:07 ID:d8Gf3ubT0
俺は面を食らった。面あり一本。
しゃいにんぐふぃんがぁ…いや、それはいいとして。

「あこがれ…って、俺は兵士だ。
人殺ししてあこがれるってちと違うんじゃねえか?
リョウコ上等兵さん?」

戦争は人殺しをしなければならない。
兵器を破壊するだけでは終わらない事もひたすらにある。
不殺なんざ、正気のさだじゃない。
生きて返した後は、誰かが俺の代わりに死ぬ。
俺の変わりに…誰かが殺す。そういう世界だ。
案外、誰かを助ける事もある…その次にはまた死があるが。
生と死でオセロしてる俺達をあこがれるのは、おかど違いだ。
俺はそう思ったが……。

「だって、へいちょーさん、身を守るシールドで、
自分も敵も守ったじゃないですか!
普通、出来ませんよ!
私だって、人を殺す事もためらっちゃ駄目だって思ってたぐらいなのに!」

………………………。
ちょっとまて。いつの話だ?
どこでんな事をやった?

「すごいですよね!まさか、シールドを投げまくって戦意を喪失させるなんて!」

ドゴーーーーーーーーーΣ(゚д゚ )ーーーーーーーーーーン!

捨て身の遠距離キャノンBを食らったごとくの衝撃。
俺は撤退したくなった。
79ゲームセンター名無し:2007/04/30(月) 23:04:44 ID:d8Gf3ubT0
「あ……あれはだな…リョーコくん…。」

俺は上等兵を言い忘れるぐらいボケた声を出した。

「私、あれの映像を見て思ったんです!
私はへいちょーさんのように、シールドで戦える女になるんだって!
そして、政治で戦争が終わるまで、皆守るんだって!」

とんでもない事を言いやがる。
たしかに、ほかの武器に比べれば、ぶっ殺さずにすむ確立はマジで高い。
撤退させるだけならオススメ。
…接近戦オンリーのMSならばな。

「馬鹿言うな!あんな戦法がそう簡単に通じてたまるか!」
「わかってます!私にはまだあんなのは無理です!
でも、人の命をしょっていくのが嫌な訳じゃないんです!
けれど、これで人が死なないですむなら、シールドでせんそーを制圧したいんです!
狙えるなら、どんどん狙っていきます!
命を背負って、背負って…!
最後には、誰の命を拾う女に私はなりたいんです!」

「……………。」

俺は言葉にならなかった。
どう返答していいんだが…わからなかった。
人殺しをする覚悟がありながら、出来る限り守ろうとか言ってる。
それもあのシールドでだ。俺が考案した回転式シールド遠投でだ。
80ゲームセンター名無し:2007/04/30(月) 23:15:15 ID:d8Gf3ubT0
しまいには、黄金比率で回転させてみるか!なお遊び気分で考えた奴を。
あのタイミングで発想の転換で決めただけの事なのに。
奇を狙った戦法は、一度だから通じる。
二度目はない。

だが…それを繰り返そうっていうのか、こいつは。

「………………わかった。わかった。
そのデータなら、まだあのGMに突っ込んだままだ。
戦況を見て使ってやれ。」
「ありがとうございます!」

俺は投げやりにそういった。
そういうことならば、シールドを外して、バズーカなり、
スプレーガンなりつけてやればいい。
今日はしんどいことになりそうだが、
明日は懲りて二丁拳銃とばかりのアサルト装備を選ぶだろう。
それに、あのGMは本気で一、二度小破したかどうかだ。
カスタムも十分。今日は死なずにすむだろう。





その後、俺達は二人とも小破した。
この小破地獄から抜け出すのには、シールドの力が必要になっていた。
そして…いつしかあいつは俺の事を『へーちょーさん』ともっと気安く呼ぶことになり、
俺は『リョウコ』と呼ぶ。

昇進しても、それはかわらない。
……まあ、現在俺は軍曹なんで、『さ〜』とか言い始めているが。
81ゲームセンター名無し:2007/04/30(月) 23:23:47 ID:d8Gf3ubT0
…そして、今日も俺は彼女と出撃する。
あいつは時とタイミングを狙ってシールドを使うようになっていた。
すっかりと強化されたビームサーベルやビームガンも駆使していた。
今や、あいつの愛機はジムコマンドだ。

「さ〜。風が出てきましたよー!」
「…流砂の時を狙いたいが…ここらで狙うか。」
「じゃあ、出撃ですね!」
「ああ。奴らに風穴を開けてやろう。」

俺の方といえば、ガンタンク乗りになっている。
あのアクア・ジムは、しばらく倉庫に眠っていた。
だが、時がくればあいつも使う事になるだろう。

「敵機は二体…アンナと奴だな。」
「また、グフカスタムとザクキャノンですねー。」
「だが、今なら俺の方が上だ…!遠距離を狙う!」
「私は状況を見て、援護しまーす!」
「なら、近距離も混ぜていくか…いくぞ!」

そして、今日もシールドが砂漠の風に乗って飛ぶ。
時々、ビームと砲撃を混ぜながら…。

                      彼女がシールド房な理由―END―
82ゲームセンター名無し:2007/05/01(火) 03:02:09 ID:K614fYBvO
過疎
83ゲームセンター名無し:2007/05/01(火) 10:04:07 ID:K5PLDEOEO
SS乙彼。面白かったよ!
…だけど、所々で日本語が珍妙なのはなんでなんだぜ?
84ゲームセンター名無し:2007/05/01(火) 23:41:10 ID:F49u6Vrp0
「さ〜。日本語が珍妙とか言われてますよー。」
「………一括投稿しないで、リアルタイム書きしたせいだ!
見直しもしなければ、間違いもそのままだ!」
「威張って言える言葉じゃないですよー。」
「うるさい。」
85ゲームセンター名無し:2007/05/02(水) 01:48:52 ID:uq/siuDK0
おまw理由まで僚子付きでかwww

SS投稿GJ。
俺のシールドもブーメラン仕様なんだろうな…w
86ゲームセンター名無し:2007/05/02(水) 20:30:38 ID:HTiN+towO
ワッパ
87ゲームセンター名無し:2007/05/03(木) 00:03:24 ID:UFfxG0Cy0
最近描く意欲が湧かない…
バンナム様、そろそろカード読み込みで
貰える武器&MSリストを新しくして下さい…
って思うのは私だけですか?

http://imepita.jp/20070503/000830
あ、リクエストに答えました…
ホント適当…スマソ。orz
88ゲームセンター名無し:2007/05/03(木) 09:57:50 ID:P+B5Mgwx0
>>87
よし、お前が足らない成分を教えてあげよう。
GJッ!成分だ。

だから、送ろう。

>>87さん、綺麗に書いてくれてありがとう〜」
「これからのリョウコ絵の追加に期待する!」
89ゲームセンター名無し:2007/05/03(木) 17:39:35 ID:9xgF80KeO
§食堂§
「へ〜ちょ〜、このシールドがほし〜んですけど……」
「シールド持ってるだろ。所々ボコボコになってるけどまだまだ使えるじゃないか」
「だって、春の新色なんですよ!!!、パールホワイトなんですよ!!、デザインがかわいいんですよ!、防御効果もUPなんですよ〜」
「普通防御効果を先にいうだろ。……つまり見た目の問題でシールドを買い換えたいと?」
「いえ、そんなことはないですよ〜。わたしはただ、さらなるきょうきゃ……!!!」←舌噛み僚子
「普段使わない言葉を無理して使うな。……氷貰ってきてやる。ちょっと待ってろ」
「ひゃ〜い」

「ったく、素直に言えばいいのに。しかし、手持ちは祭りに使って無いし、倉庫に売れるものは残ってないしなぁ……

すみません、氷もらえますか?

……俺の機体の整備費をケチるしかないか」
90ゲームセンター名無し:2007/05/03(木) 17:41:51 ID:9xgF80KeO
§戦闘中(前半)§

バババ!!!

「きゃっ!!」

バシューン!!!

「僚子、背中ががら空きだ。よそ見をするな」
「すみませ〜ん……でも、へ〜ちょ〜の援護をしようk……へ〜ちょ〜、後ろ!」

ドン!ドン!

「大丈夫だ。この攻撃が来ることはわかっている。だから見なくても避けれる。
それに……これで終わりだ」

バシューン!!!
マゼラザクは撤t(ry

「……へ〜ちょ〜すごい!」
「この程度の事ができなきゃ、この階級にはなれないさ。
さて、残った隊長機を叩くぞ!……あと、俺は伍長だ」
「は〜い、りょ〜かいしました!へ〜ちょ〜殿!」
「……(わかってねーし)」
91ゲームセンター名無し:2007/05/03(木) 17:44:30 ID:9xgF80KeO
§戦闘中(後半)§
バシューン!!!

「なかなかの腕だが、後一撃だ!俺が前に出る。僚子は後ろから援護してくれ」
「でもへ〜ちょ〜の装甲値が……」
「少なくとも敵や僚子よりは堅いさ」

ドン!ドン!

「だから見切ってるってんだr……落石!?」
「へ〜ちょ〜!!!」
「(落石を回避しないと押しつぶされ終わり、回避すると着地硬直で敵弾が直撃して終わりだが……俺は僚子を信じる!)僚子!敵を今すぐ攻撃しろ!」
「はいっ!!(でもここからじゃビームを撃っても届かないし、何か投げるものは……シールドがある!……シールド?)」
「僚子!はやく!(敵が発砲しちまう)」
「(もしシールドが壊れたら新調……シールドごと)ふきとべぇぇ!!!」

ドガァァァン!!!

…………
………
……
92ゲームセンター名無し:2007/05/03(木) 17:48:16 ID:9xgF80KeO
§帰還§
「いやー、危なかった。久しぶりに撃破されるところだった」
「へ〜ちょ〜がここまで損害率が高くなるのって珍しいですよね〜」
「まぁ、それだけ相手の技量が高かったって事だ。正直、次やって勝てるか自信ないしな。
今日勝てたのは僚子のおかげだ。ありがとう」
「たまたまですよ〜(////)」
「たまたまでも僚子に助けられたのに変わりはないさ。
そういえば遂にシールドが壊れちゃったな」
「そ〜なんですよ〜、新しい盾買ってもらえますか〜?」
「調子に乗るな。俺の盾をやるから大事に使え」

「そんな〜、せっかく頑張ったのに〜!へ〜ちょ〜のばか!もう助けてあげない!」←勝手にどっか行く僚子

「……しかたない、新しいのを買うか。今回は損傷が激しかったし、金がかかるな。これでまた新しい機体が遠ざかったな……」


澄み渡る青空を見上げながら、給料の遣り繰りに頭を悩ませる伍長であった。



新品シールドへの道〜fin〜
93ゲームセンター名無し:2007/05/03(木) 18:01:55 ID:9xgF80KeO
連邦にシールド+4が配備された週の話です。


"さ〜"っていいなぁ
94ゲームセンター名無し:2007/05/04(金) 14:55:24 ID:9Lh2vD4X0
>>88
<ありがとう>
大成功用?の絵を描いてみました…
オセアニア後って事で許して下さい。
http://imepita.jp/20070504/536360
95ゲームセンター名無し:2007/05/04(金) 15:12:52 ID:rOWs4hEGO
ちょwエロすwwwww

こっちはこっちでひそかに見てるぜ。

GJ
96ゲームセンター名無し:2007/05/04(金) 16:30:14 ID:4ZqLfLMs0
隊長「オレの索敵をあんまり当てにしないでくれよ僚子ォ〜」
僚子「へーちょへーちょへーちょ、兵長よォ〜〜アタシはオメーを信じてるんだ、アタシがさっきおまえを怒った事なら『自信を持て』
おまえの『量産型ガンタンク』はその気になりゃあ何者にも負けねーMSじゃあねえか?そうだろ?」
隊長「・・・僚子、ごめんよ、やっぱりオレの見間違いだったよ」
僚子「いいや、でかしたぞ兵長!奴らはこんなもので移動していやがった!」
隊長「ああ!だ、ダブデだ!アンナもいるッ!」
僚子「これを直接たたけば大成功だ!くらえビームサーベル+5!」
隊長「ちょっと待って僚子!1人足りないんじゃあないかい?!隊長がいないよォ〜!」
ドンドン!!
僚子「何ィ?!」
敵隊長「避けたか、カンのいいやつだ、それにじゃんけんも強い」
僚子(な、なんでバンナムじゃないんだ?さっき2人目の僚機を殺したはずだ、タンクで見えないザクなんて聞いたことがねーぞ!)
僚子「兵長、ダブデをやれ!」
ズバッ!
隊長「グヘッ!」
僚子「甘いんじゃあねーか!隊長ザク、仲間を切り捨てても、ジオンの栄光を守るため、オレを倒す!
それが任務じゃあねえのか?『隊長失格』だな」
だが、効果的なダメージを与えることはできなかった
敵隊長「『任務は遂行する』『部下も守る』おまえごときに両方やるというのは、そうムズかしい事じゃあないな
『任務は遂行する』『部下も守る』「両方」やらなくっちゃあならないってのが、「隊長」のつらいところだな、覚悟はいいか、俺はできてる」
97ゲームセンター名無し:2007/05/04(金) 20:56:20 ID:wG9e7x6u0
>>94
ちょwコラージュwww
せめて頭と身体の比率は合わせてくれw
98ゲームセンター名無し:2007/05/05(土) 01:37:00 ID:3Sv5xyVTO
>>94
リクエスト応えてくれて【ありがとう】GJ!

ところで>>94を削除すんの、早すぎません?
99ゲームセンター名無し:2007/05/05(土) 02:19:20 ID:c28ND87+0
>>97-98
http://imepita.jp/20070505/081420
>>94のは顔がデカ過ぎましたね。
あのバランスでいいと思ってしまう所が
情けない…orz
指摘<ありがとう>
これで許して下さい
100ゲームセンター名無し:2007/05/05(土) 09:55:43 ID:ZSQT6SqsO

目の保養にはなったよ。

しかしながら、身体がなまじ、手が入った塗りがされてるだけに、
違和感は出てしまいますね。

今度は違和感が出ないように色をなじませる事をおすすめします。
101ゲームセンター名無し:2007/05/05(土) 12:16:51 ID:SdsG1MNM0
>>100
http://imepita.jp/20070505/436920
指摘通り身体にあわせて
顔に手を加えてみました。
浮いた感じはしていたんですが…
難しい。orz

102ゲームセンター名無し:2007/05/05(土) 14:03:44 ID:ZSQT6SqsO
gj
技量不足にもめげず、やれる事をやる君の行動力に感心した。
その向上心を忘れずに頑張って欲しい。
そして、楽しめ。

「さ〜!これはなんですかー!」
「まずい!リョウコにばれたようだ!」

>後退する!

「にがさない〜!」

『ふきとべぇぇぇ!』

リョウコはシールドで攻撃した!
軍曹は5963ダメージを受けた!
軍曹は大破した!
103ゲームセンター名無し:2007/05/05(土) 15:22:00 ID:OB4/cYbr0
>>102
<ありがとう>
GW中だから、やれる時に…w
http://imepita.jp/20070505/552510
これは没にした方…
ではこの辺で終わりにします。
しつこくてスイマセン<後退する>
104ゲームセンター名無し:2007/05/05(土) 15:58:21 ID:ZSQT6SqsO
>やったな!

今はゆっくり休んで下さい。
そして、次回作に期待します。
では俺も

>後退する!
105ゲームセンター名無し:2007/05/06(日) 01:43:56 ID:D8zMpazfO
>>103
素人考えでアドバイスにならないかもしれないが、体の質感に顔を近づけるのが難しいなら、顔の質感に近づけて体を塗り直したらどうだろう?
106ゲームセンター名無し:2007/05/10(木) 03:22:18 ID:6vgSbkOV0
「さ〜、最近勝てなくなりましたねぇ〜。」

「仕方がないさ。俺のタンクが寿命が来ちまったからな。
俺の整備技量の全てを掛けて改造した奴だが、
大破させるよりも撃破一個手前で売っぱらった方がいいからな。
その方が軍にも俺にも経済的だし。」

「でも〜、アクア・ジムとジム・コマンドでは無理がありますよ〜。」

「たしかにな。だが、リョウコ。
俺もいつまでもこの組み合わせでやるほど馬鹿ではない。」

「え?それじゃぁ…?」

「新しいアクア・ジムを先ほど購入した。
武器がそろい次第、海へ行くぞ。」

「……ジム・コマンドはどーするんですかー?」

「しばらく休ませる。
なに、時が来たらあれにも戦ってもらうさ。
俺が今使ってるアクア・ジムのようにな。」
107ゲームセンター名無し:2007/05/10(木) 03:26:53 ID:6vgSbkOV0
しばらくして。

「さ〜!新しい武器はまだですかー!
このままだと、さ〜のアクア・ジムが先に壊れちゃいますよ〜!」

「もう少しだ!もう少しで補給出来る!
なんとか乗り切ってくれー!」

「はい、さ〜;;」

んでもって。

「さ〜!武器を買う前にカスタムしてどーするんですかー!」

「すまん!でも、なんとか…。」

「大破してさ〜が死んじゃいますよ〜!;;」

で…。
108ゲームセンター名無し:2007/05/10(木) 03:32:27 ID:6vgSbkOV0
「乗り切った…彼の協力がなかったら、
終わってたかもしれん…感謝せねばなるまい。」

「その後でもう一度出撃して、小破してましたけどね。さー。#」

このところ、リョウコには世話になってる…。
たまの小破もあるが、今や彼女の方がエースかもしれない。
あと、最近索敵技術を外して地形と連続中距離を使ってる。
地形レベルがさらにかわると、アクアの格が変わっていくのがわかる…。

アクア・ジム!恐ろしい子!!
109ゲームセンター名無し:2007/05/10(木) 20:36:09 ID:YmjXYDqe0
西ヨーロッパの連邦、南米のジオンを俺なりに解釈してみた。


遼子の日記

『今日は市街戦でした。戦闘前に可愛い服がたくさんあるブティックを見つけました!
今日はへーちょさんを盾でたくさん庇いました。大活躍!
戦闘終了後に「今日は助けてもらいっぱなしだったからな
これからパリで買い物でもしに行くか」って言ってくれたの!
買ってもらった白のブラウスずっと大事にするよ!///』


杏奈の日記

『南米の偵察を続けて一週間以上経ちました。ジャブローの近くなので緊張した任務を続けています。
しかし、私の上官殿はなんというか・・・凄く楽天主義で、対応に困ってしまうときがあります。
今日は「濃霧だから何もみえねーなぁ。よっしゃ今日は異常無しって報告しとこー」と言い出し
ザクキャノンの砲台にまたがって、目の前のアマゾン川でルアーフィッシングをし始めて・・・。
いや、上官殿の釣った魚は凄く美味しかったし、事後報告も難なく通ったのですけど・・・』
110ゲームセンター名無し:2007/05/11(金) 01:37:05 ID:4K7ofOP10
今日の連邦の新兵器開発、
2番の伸び…凄かったですねぇ…
31%から1時間で一気にw
http://imepita.jp/20070511/057140
あ、ジム砂…
サイズ調整で切ってしまいました。orz

111ゲームセンター名無し:2007/05/11(金) 02:20:41 ID:J4V/lDco0
連邦の投資能力は化け物だからな。

「さ〜。今日は投資しないんですか〜?」
「今すぐ愛機が大破しそうな時期に投資出来る余裕は無い。」
「でも、週末なら投資するんですよね?」
「それが兵士の運命(さだめ)だからだ。」
「どんどん投資すれば、新しいシールドが一杯出来るのに…。」

「シールドの新作は次で終わりだって!
つか、今の愛機はアクア・ジムだろうが!」
112ゲームセンター名無し:2007/05/11(金) 20:38:00 ID:MtMatJLp0
新しい盾の開発を思いつきました
つきましては400000Pほど使わせていただけると・・・
ニアはい
  いいえ
頑張って開発します!

新しい盾が完成しました
プロトタイプ1号です

陸戦型小型シールドを手に入れた
113ゲームセンター名無し:2007/05/13(日) 14:38:00 ID:nHmWkyNE0
連邦AMのメイン…?
前に張った絵のジム砂入り画像。
(ランカーに流行りのツンデレ+?)
http://imepita.jp/20070513/524790
皆の携帯の待ち受けサイズに合う様に
したいのですが…
この画像しっかり見えてますか?

114ゲームセンター名無し:2007/05/13(日) 18:25:59 ID:NN/hwqeeO
>>113
「へ〜ちょ〜、見えますか〜?」
「見える。僚子には見えないのか?」
「見えますよ!でも、画像の横の黒線はなんですか〜?」
「足りない部分の補填だ。大体の人はQVGA、つまり240×320なんだ。この画像は218×320で横幅が22ほど足りない。だから黒で足りない部分を表示しているんだ。皆に……とか言っているからこのサイズには彼なりの考えがあるのだろう」
「でもへ〜ちょ〜の携帯は上にも黒線がありますよ〜?」
「それは俺が240×400の携帯だからだ。このサイズに合った画像が少なくて困るが、もう慣れた」
「慣れってすごいですね〜」
「そうだ。慣れはすごい。慣れるためには訓練が一番だ。ということで訓練に行くぞ」
「え、ど〜してですか!午後はお散歩……」
「ちゃんと訓練をしていれば行かせたが……僚子、お前訓練サボってるだろ」
「(ギクッ)さ、サボってないですよ〜」
「証拠はある。さぁいくぞ」


「へ〜ちょ〜のいじわる〜!!!」
115ゲームセンター名無し:2007/05/15(火) 06:09:43 ID:glhQKJ1LO
良スレですね。
みなさん頑張って欲しい。
116ゲームセンター名無し:2007/05/15(火) 12:54:44 ID:9LjzCs9BO
§宿舎廊下§

コンッ!コンッ!コンッ!

「……。」

返事がない。だがいるのはわかっている。

「僚子、いるか?」
「……いないです〜。いるのはルームメイトの……」
「せっかくアップルパイ持ってきたのになぁ……」
「アップルパイ!?」

ガチャ!

「……あれ?アップルパイは?」
素直なのか単に食い意地か張っているだけなのか……、できれば前者であってほしい。
だが、泣きべその顔のまま飛び出してきたところを見ると後者のようだ。

「機体を大破させるような奴に食わせるアップルパイはない」
「そんなぁ〜、へ〜ちょ〜までいじわるするんですか〜?」

今日の最終出撃で機体を大破させた僚子は、じぃちゃん(整備班班長)にこっぴどく怒られていた。
いつもは軽く注意される程度だっただけに堪えたのだろう。それが懐いている相手なら尚更だ。

「しようかと思ったがやめた。
……早く顔洗って食堂に来い。冷めるぞ」
「は〜い!」

甘やかすのはいけないとは思うが、僚子に泣き顔は似合わない。それに、今はじぃちゃんが怒っている。俺まで怒ると僚子の居場所がなくなるしな。
117ゲームセンター名無し:2007/05/15(火) 12:58:14 ID:9LjzCs9BO
§食堂§
「へ〜ちょ〜!!!どこですか〜!!!」

僚子がすごい勢いで走ってくる。よほどアップルパイが食べたいのだろう。これで食い意地に決まってしまった。残念。

「僚子!こっちだ」

とりあえず手を挙げて位置を知らせる。あの勢いだとキッチンに突撃しそうだ。

「アップル……」
「まず座れ。騒がしい奴にはやらん」

効果覿面。すんなり椅子に座り静かに待っている。その姿を見て待てをされた犬を連想した。

「なに笑ってるんですか〜?」


多少にやけてしまったのがバレてしまった。真顔になおして言い渡す。

「今取りに行くから、戻ってくるまでじぃちゃんがなぜ怒ったか考えてろ」
「……はい」

僚子の顔が沈む。が、しょうがない。じぃちゃんは"大破させた"から怒ったんじゃない。僚子が心配だから怒ったんだ。

僚子がそれを理解するまで、食べながらゆっくり話をしよう。

ここまで考えてふと思う。まるで子育てのようだ。

まだ女房も彼女もいないのに子供か……。大変だね、俺も……


「姐さん、頼んでたアップルパイはできてる?」
118ゲームセンター名無し:2007/05/16(水) 00:19:12 ID:StLIUkGX0
                .. ≧ー‐: : : : : :/ : : : : : : : : : : : :>、
           イ: : : : : : : : : : : : : | : : : : : : : : : : : : : : : \
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.   //  /: : : :/: : : .': \/ |: /:|  ',: ',ヽ: : : :|', : : : : : : ',/ ̄.:ヽ}___.:.:.:.\
  /    /: : : :/|: : : :|: : :/\.|/ |   v ', \斗―: : : : : :|.:.:.:.:.:.:.\:ヽ.:.:.:.:|
      |: : : /.:.|: : : :|: :f≧x、ヽ |   ヽ{ /ヽ| ', : : : : : |.:.:.:.:.:.:.:.:.:| :|.:.:.:.:|
      |: : ∧.:.|: : : :|: :|! {rイ心  、__ /x≦云示ア/⌒ヽ.:.:.:.:.:.:.:.| :|.:.:.:.:|
      |: :/ ヽ!: : : :!:ハ Y::::j}    〃frイ:::::::::/'      }.:.:.:.:.:.:.:| :|.:.:.:/
      |:/    V: : :|{: :ハ ヽzソ        vトーイ/      /.:.:.:.:.:.:.:.:| :|ー '
      |{r=≠ニヘ : ∧/ {.:.:.:.:.  、     ヽzxV     /____」 :|
        }    |V : : :个 、   f⌒ヽ  .:.:.:.{      ′: : : :/ : : : |  オナニーは1日10回までな!
        { \ー‐|: : : : : |: /「 >- 、___ノ__ ... -',    {: : : :/: : : : │
        |  `ー|: : : : : |/ :| | |  ヽ x-- 、/ }    |: /:}: : : : : : |
       ヽ.ヽ、 ヘ : : : :∧/| | . >ー{   ヽ/ ̄ ̄ ̄ヽ. |: : : : : :│
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119ゲームセンター名無し:2007/05/16(水) 01:04:09 ID:GXTkte2R0
>>118
このスレそろそろ潮時??
ZGにマウアーいるし、バウアーも;
アルベルト・バウアー(女)
http://imepita.jp/20070516/034010
↑ファイル名はアンナです、本当はアンナ…
http://imepita.jp/20070516/033740
鉄男も描いてたけど…やめとく。
120ゲームセンター名無し:2007/05/16(水) 01:47:18 ID:StLIUkGX0
てつおww
121ゲームセンター名無し:2007/05/16(水) 16:04:46 ID:1ASuzuE4O
これはいいアルベルトですね。
鉄男が女になったらなんだ!鉄子か!?る〜るる、るるる る〜(ry
122ゲームセンター名無し:2007/05/16(水) 23:50:37 ID:wBBEfr8V0
電車オタの話なぞ見たくありませんのだw
123ゲームセンター名無し:2007/05/17(木) 00:34:09 ID:GZNt7cMZO
>>122
鉄男は「鉄道男」の略なのかwww

僚子、杏奈、鉄男……やっぱアルしかねーよw
124ゲームセンター名無し:2007/05/17(木) 02:34:34 ID:DmYVMPpS0
某月某日
二人だけの部隊にテツオが来た。

「テツオ・ヤマダです!よろしくお願います!!」

…ふむ。わりと訓練してあるようだ。
リョウコの時よりも上なぐらいだ。この男…期待出来る。

「曹長だ。今日付けで昇格したばかりだが、
よろしく頼む。こっちは同僚のリョウコだ。」
「リョウコ・ヤマモトです。よろしく〜てっちゃん♪」

…てっちゃん?

「…た…隊長。
一言よろしい…ですか?」
「…なんだ?」
「リョウコ殿は、あなたの事をなんと呼んでいるのでありますか?」
「へ〜ちょ〜だ。
最近はさ〜だったが。
今日からそ〜ちょ〜っていうようになった。」

…あ、沈黙したな。テツ。

「…わが部隊は生き残れるのでしょうか?」
「心配ない。
あっち(ジオン)も苦労してる部隊がいるらしいからな。」
「………。」

泣くな。テツ。
125ゲームセンター名無し:2007/05/17(木) 02:46:59 ID:DmYVMPpS0
戦場―テツオ、改めテツ。初陣―

「隊長…不安であります。」

テツ→ジム・コマンド

「我慢しろ。今、我が部隊は切迫してるのだ。」
「そーだよ!だから、私のジム・コマンドでがんばって!」

曹長&リョウコ→アクア・ジム

「…ですが…。」

不安なのはわかる。
だがな…テツ。
俺はお前の事は買ってるが…俺とリョウコの二人部隊は気に入ってたのだよ。
だから…。

「オセアニアでの戦闘でもなんとかなる。
まだ3VS3の戦闘になる可能性も低いだろうしな。」

多少の嫌がらせは許せ。
………仕方が無いだろう!
新型の肩部、背部ミサイルランチャーをおそろいで買ったら
新品のアクア・ジムを丸ごと用意できる余裕がなかったのだから!

「てっちゃーん?わかってると思うけど、
私のシールドは壊さないで下さいね…?#」

…消耗品にそれは酷だぞ。リョウコ。
126ゲームセンター名無し:2007/05/17(木) 03:01:12 ID:DmYVMPpS0
テツ、戦闘そして結果。

戦闘は3VS2。失敗する要素無し。
相手はゴックとアッカイ…だったか。よく覚えてない。
ただ、天気は奴の不安を象徴するような曇った空だった。
…ジム・コマンドにとって、最大の戦闘力が発揮できる天気だ。
浜辺では10%のマイナス補正が出るがな。

そして…テツは無事に生き残った。
作戦も大成功だった。
しかし…。

「はう〜。そ〜ちょ〜…また、アクア・ジムを壊してしまいました〜;;」

リョウコが小破したのは意外だった。
…いや、いつもの事。でもあるか。
しかし、最近オセアニアに戻ってからは、しばらく小破などした事がなかったのだが…。

「…意外な結果だな。」

戦闘中、リョウコのMSを使ったせいか、
時折シールド投げが出たが、足手まといというレベルではなかった。
…なかったが。
127ゲームセンター名無し:2007/05/17(木) 03:03:51 ID:DmYVMPpS0
「テツ。」
「…なんでしょうか?」
「操縦技術は、まだ未熟だったのか。
…いや、普通のジムならば、十分活躍できるのはわかってるが…。」
「…すみません。反射神経ならば自信があるのですが…。」

この男がまだジム・コマンドの能力を生かしきれてなかったのだ。
この分では、アクア・ジムでも遅れを取るだろうが…。

「…しばらく持て余すだろうが、我慢してくれ。
そのうち、もう少し使いやすいアクア・ジムを貸すからな。」
「……それまで、生き残れれば…の話ですか?」

……………。

「…そういう事だな。」
しかし、この男の格闘戦闘には光るものがある。
リョウコの射撃の腕前も光って…。

…いや、シールドをブン投げる方が印象的だったが。

ともかく、彼女のかばう速さも中々であった。
…この先、我が部隊は面白い事になりそうだ。
128ゲームセンター名無し:2007/05/17(木) 03:17:32 ID:DmYVMPpS0
現在…。

我が部隊では、トリプル・アクア・ジムが定番となっている。
そして、三人同時のトリプルピック(近強打×2+戦闘姿勢)が恐れられるようになる…。

「目標まで統一した日には、同じ水泳部でも高潮でも一瞬で決まるな…。」
「なかなか決める事はありませんけどね。」
「他にも敵はいますからね。」

…現在、3VS3の状況が続き、それまでの楽勝ムードは消えてしまっている。
この状況では、隊長機を落としたとしても、
他の二機のダメージが少なければ、我が部隊の作戦は失敗となる。

「…すまんな。テツ。
すぐに厳しい戦況になるとは思わなかったのだが…。」
「隊長が誤る事ではないです。
足をひっぱる前に、一つでも多く落としますよ。」
「……そうか。そうだな…。
リョウコもその勢いで頼むぞ。」

「はい。
…それと…そーちょー?」
「…なんだ?」
「そろそろプロトガンダムを買ってもらっていいですか?」

………………。

「お前はシールドを振りたいのか!」

リョウコのシールド禁断症が出る前に、
なんらかの対策をせねばなるまい…。
129ゲームセンター名無し:2007/05/17(木) 09:35:13 ID:+GfyblNCO
相変わらず良スレだね〜
絵師も作家もGJです!
130初めての野外実習:2007/05/17(木) 14:00:30 ID:GZNt7cMZO
山へ野外実習に来た(凸)達はそれぞれの先生に教えを請うのでした

(凸)砂先生の場合
いいか、おまえたち。
のこのこ歩いている敵を遠距離にいる内にスコープで捉え、撃つんだ。
わかったら各自やってみるように。

タンク先生の場合
いいか、おまえたち。足を取られてもたもたしている敵を流砂の中を波乗りして狙い撃つんだ。
わかったら今すぐやれ。

水(凸)先生の場合
いいか、おまえたち。砂漠のサーファーに負けない本場のサーフィンで敵にミサイルの雨を降らせるんだ。
あいつ等のケツを掘ってやれ。

陸ガン先生の場合
いいか、おまえたち。常に敵に見られていると思い、とりあえずBRを乱射しろ。敵は沈む。敵が見えたら魂を込めて切りかかれ。
ワンチャンスを逃すなよ。

(凸)先生の場合
とりあえず好きに動きなさい。かけがえのない経験を積むことができます。戦術はそれからです。

(凸)キャ先生の場合
とりあえず適当に動きなさい。敵が見えたら嫌そうな攻撃をしなさい。
……え?見えなかったら?
適当に撃ってれば何かは当たるから自分の腕を信じなさい。さすれば弾は敵に当たるでしょう。
……え?当たらない上に返り討ちにあった?
じゃあ他の先生に「ここはどんな敵がいっぱいでますか?」って聞いてそいつが嫌な攻撃をしてやればいいんだよ
……え?その筒は飾りなのかって?
……せっ、先生にだってできないことがあるんだよ!万能なザクキャとは違うのだよ!ザクキャとは!
131ゲームセンター名無し:2007/05/17(木) 14:42:39 ID:DmYVMPpS0
ジムキャ先生…。(⊃Д`)
132ゲームセンター名無し:2007/05/17(木) 18:04:09 ID:+GfyblNCO
ジムャせんせーっ!゜・(ノД`)・゜・
133ゲームセンター名無し:2007/05/18(金) 02:16:58 ID:luR3bcRYO
>>124
微妙に宇宙戦艦が混じってるような…いや何でもない。それゆけ!
134南米ザクキャ乗り:2007/05/18(金) 23:09:18 ID:sjvwMPXq0
曹長『おっれたっち!』(スキップ)
アルベルト『おっれたっち!』(スキップ)
曹長・アルベルト『アマゾン探検隊!アマゾン探検隊!』(両手を挙げて踊る)
杏奈「ファイヤー!(怒)」
曹長「うお杏奈っ生身にその距離でクラッカーはまずい!死んじゃう!死んじゃうy!1」
135ゲームセンター名無し:2007/05/19(土) 21:16:08 ID:cU5hMTfj0
「隊長」
「なんだテツ?」
「結局、リョウコ殿にプロガンを補給するのですか?」
「それなんだが…これを見てくれ。
どう思う?」

俺が見せたのは、連邦・ジオンが双方に渡ってるという、
MS性能をはじき出す通称『神計算機』と呼ばれるシュミレート機だった。

「………凄く意味がないです。」
「時や場所を選ばないのはいいが、
高潮で能力をフル活動してるアクア・ジムの能力にはかなわない。
たしかに、それでも装甲や防御力がプロガンの方が高いと思うが…。
ここで質問だ。近年、破壊力が高いMSがやたらと出回ってるこの戦場で、
防御に徹して損傷勝ちできると思うか?」
「…………難しい質問ですが……捨て身を使われた日にはどれでも
小破、大破の道が待っています。
それならば、距離で攻撃を無効化する方が戦略的かと。」
「そのとおりだ。」

…さすがはテツだ。懸命な判断は長生きする秘訣。
今後も俺の右腕戦ってくれるだろう。

「結論から言おう。
リョウコにはプロガンを補給しない。
現時点の我が部隊において、ジム・コマンドもまだまだ健在してる。
俺とテツのアクア・ジムが同時に限界が来たとして、
この地…オセアニアから去るとすれば、使うのはプロガンなどではなく…そうだな。
ジムスナや陸ガンあたりが妥当になるだろう。」
136ゲームセンター名無し:2007/05/19(土) 21:39:43 ID:cU5hMTfj0
「…使うとすれば、やはり『眼』と『破壊力』を重視すると?」
「そのとおりだ。
戦いの勘というのも必要だろうが、やはり情報戦は軽視できん。」

索敵能力が高ければ、相手の思考もが見えてくる。
全てを勘に頼るのではく、最大限の情報を見てから『勘』を使うのだ。
これだけでも生き残れる可能性がどれだけ違うか?
…俺は、この身を通して経験している。

「…が、俺はまだこのオセアニアを離れる気は無い。
この先、ジオンは更なる高性能MS…いや、MAが来る噂がある。」
「MA(モビル・アーマー)!?」
「そうだ。だから、俺はこの戦場を離れるわけにはいかない。
…否、俺『達』がだな。」

俺はにやりとそこを強調する。

「砂漠も悪くない上に、兵を欲してる戦場でもある。
市街地ならば、我が軍の占領下にある。
それを生かすMSも豊富だ。
だが、あえて俺は海辺を選ぶ。なぜならば…。」

「そ〜ちょ〜!海へいきましょー!海ー!」
そこへリョウコがやってくる。水着で。

「………なんだかんだと言って、アレが一番の理由ですか?」
「…………それもあるが…彼女の笑顔が一番あるから。
この殺伐と戦場で輝ける場所が…それがここだっただけのことだ。」
137ゲームセンター名無し:2007/05/20(日) 14:11:49 ID:AcArqzHy0
補給基地で開発ラインの様子を眺めていた俺に、リョウコから緊急回線での着信があった。
何事だ、と思いながら通信ボタンを押すや否やリョウコのあわてた声が飛び込んできた。
「そ〜ちょ〜ビッグニュースです!!大ニュースです!!」
「わかったから、まずは落ち着け」
「すーはーすーはー」
リョウコはゆっくり深呼吸をし、再び怒涛の勢いで話し始めた。だから落ち着けって…。
「な、なんと、明日補給基地に新型のシールドが並ぶらしいんですよ!!」
「…ほしいんだな?」
「はい!今日い〜っぱいがんばって、全部成功したから買ってください!」
「…」
「へ〜ちょ〜?」
リョウコが怪訝そうに確認してくる。サプライズで喜ばせようと思って、手持ちをすべて開発に投資してしまったのだ。
「わかった、…」
「ほんとですかぁ〜?」
どうやら半信半疑のようだ。
「ただし、明日もしっかりがんばるんだぞ」
「はぁ〜い」
リョウコはうれしそうに通信をきった。明日昇進祝いもらえるかな…?今日はとりあえず飯抜きだな…orz
138ゲームセンター名無し:2007/05/21(月) 00:10:51 ID:woDkvC/D0
本スレに久々お絵書き投下…
まずかったかな…スマソorz
http://imepita.jp/20070521/005680
最後のシールド開発記念に僚子と陸ガン
139ゲームセンター名無し:2007/05/21(月) 00:21:32 ID:CB9kJpSxO
>>138
いや、全然構わないと思うよ?
むしろ開発促進させてGJじゃないか?
最近青芝論争でスレ消費してる気がするし、
絵師や作家には本スレに戻ってきて欲しいよ…

まぁまた文句言う人もいるかもしれんから現状はこのままがいいのかもしれないが。
140ゲームセンター名無し:2007/05/21(月) 00:33:16 ID:woDkvC/D0
>>139
<ありがとう!>
最近の本スレは、かなり殺伐としてるので…
空気を読んで、今後も一応ここに投下します。
…来週のリクエスト山田は冗談ですよねm(_ _)m

来週はジオンも描かんと…。
141ゲームセンター名無し:2007/05/21(月) 00:36:17 ID:PZyRYZk/O
>>138
絵師さんこちらにいましたか。
今回もGJでしたよ。
本スレで、思いっ切り釣られましたよ〜。
142ゲームセンター名無し:2007/05/21(月) 00:56:57 ID:glJ8/A7L0
>>141
<ありがとう!>
不良債権時の開発祭り促進なら…
本スレも有りかな?(^_^;
143ゲームセンター名無し:2007/05/21(月) 01:02:48 ID:ZHkLmJMwO
久しぶりに絵師さんが降臨してうれしいですね。二人でここを続けるのは大変ですよ〜

↓は最後のシールド発言により即興しました。


「そ〜ちょ〜、寝ないでくださいよ〜!あと4時間で発売なんですから〜」

私は今、僚子に揺さぶられながら補給基地の前にいる。寝ようとしたところを無理矢理連れ出され並ばされている。徹夜しないと売り切れてしまうと聞かされていたのに、なぜか二人きりだ。ちなみに鉄男は寝ている。羨ましい限りだ。

「別に開店してすぐ買わなくてもいいじゃないか。ここ最近天候不順が続いて寝不足なんだよ」
「それじゃあ夏の新色が買えないですよ〜!スカイブルーは限定品で最終形態なんですからね!」

最終形態か……つまりシールドの成長はこれで最後なのか。ある意味うれしいな。開発も徹夜しなくて済むし。多少寂しいものもあるが。

「シ〜ルド、シ〜ルド、スカイブル〜♪」

僚子はうれしそうにはしゃいでいる。よく元気が持つものだ。私は眠い。連日の祭りや天候観察のため十分な睡眠が摂れていないのだ。


そんなボヤケた頭だからだろう。ふと、こんな情景が浮かんだ。

「そ〜ちょ〜!シールドがいつまでたっても開発リストにあがりませ〜ん!これはジオンの策略ですか?それとも上層部が抑えているのですか?

……うぅぅぅ!!!シールドはどこだぁ〜!」


僚子には悪いが寝よう。本格的にヤバくなってきたようだ。
144ゲームセンター名無し:2007/05/21(月) 01:03:46 ID:PZyRYZk/O
>>142
たまには『開発促進キャンペーン』でいいんじゃないですか?
特に日曜日のラスト1〜2時間前なんて、祭りですから。
145ゲームセンター名無し:2007/05/21(月) 01:22:38 ID:glJ8/A7L0
>>144
日曜日のラストぐらいならOKですかね。
ではしっかり空気を読んで…w
今後も開発促進絵をたまに投下してみます。
<了解!>

>>143
今後も登場するキャラのイメージ等
参考にさせて頂きます。
<ありがとう!>
146ゲームセンター名無し:2007/05/21(月) 02:15:30 ID:PZyRYZk/O
>>145
とにかく乙でした。
また『よろしく』!
147ゲームセンター名無し:2007/05/21(月) 09:17:41 ID:2t/3zgpqO
そういやもう一人の絵師の人はどうしたんだろう
148ゲームセンター名無し:2007/05/21(月) 09:50:59 ID:ZHkLmJMwO
氏の最新の作品は杏奈がジャララーしてる絵ですね。

たぶん本スレで活発に発言中かと。


私も四六時中張り付いています
149ゲームセンター名無し:2007/05/21(月) 16:16:05 ID:oOxR2xQBO
>148
!!!
見逃したぁ! 可能ならこっちに貼ってもらえまいか。
150ゲームセンター名無し:2007/05/21(月) 17:27:46 ID:2t/3zgpqO
>>65じゃないの?
151ゲームセンター名無し:2007/05/21(月) 18:01:59 ID:oOxR2xQBO
あら、全然気付いてなかったよ。
ありがとー
152ゲームセンター名無し:2007/05/21(月) 19:13:54 ID:FCm50Q5P0
文章だけのゲームだから、こっち方面でもう少し盛り上がると思ったんだけどな
絆は職人が少ないのかな。ビルダーは多そうだけど

お二方にはいつも楽しませてもらってます
おかげで味気の無い戦闘結果でも妄想が膨らみますよw
153ゲームセンター名無し:2007/05/22(火) 13:05:07 ID:Jc7EK8EeO
AMって、昔やってた『FC版ウイザードリィ』を思い出すよ。
あれも字だけだったから、イマジネーション膨らんだなぁ。AMの中での隊長はスレッガーロウや、ロイフォッカーみたいな脳内設定してます(苦笑)
154ゲームセンター名無し:2007/05/22(火) 13:39:35 ID:xqD5nqoV0
この手のは、小学校時代にノートでゲームを作って遊ぶノリに近いよな。
結果までもが自由。GM(ゲームマスター)次第で破天荒に変わった。
もちろん、バランスなんぞ無視。ようは面白ければいい。
AMってそういうのが延長線にあり、それが公式で公開されてるようなもんだ。

そして、AMが出すNPC…すなわち、リョウコ達の個性が強烈だっただけに、
あれこれと妄想が膨らむわけで。
リョウコはシールドが好きでよくかばうわ、テツは近戦命。
ジオン側がアンナが優秀。時々シールド。
アルベルトが…こいつはジオン側じゃないとよくわからんな。
テツと同じく、近戦命って感じもするが、こいつは神風思考が強いっぽい。
ジオンだけに。 これからの活躍次第か。

結構、想像を掻き立てる材料も多いんだよね。AMって。
155ゲームセンター名無し:2007/05/22(火) 19:22:07 ID:nEk0pqHH0
俺はDark Kingdom2思い出すな
あれもテキストゲーだったが、ユーザーが2次創作ですげー盛り上げてた
ステータス画面にキャラ絵とか貼れたのも大きかったな
156ゲームセンター名無し:2007/05/22(火) 23:47:46 ID:YDZjl8hM0
§食堂・昇格通知§

「そ〜ちょ〜、昇格おめでと〜ござ〜ます」
「僚子、エイプリルフールじゃないし、寝ぼけるのは朝だけにしとけ」
「嘘じゃないですよ〜、辞令が張り出されてますよ〜。見に行きましょ〜?」←曹長の肩を掴みガクガク
「ち、ちょっと待て。食後の茶くらいゆっくり飲ませろ。……僚子も飲むか?」
「いいんですか?えへへへ(////)。へ〜……じゃない、そ〜ちょ〜の煎れるお茶っておいしいんですよね〜」


§廊下・昇格確認§

「ほんとだ……。ついこの前昇格したばかりなのになぁ?そんなに人材不足だったか?」
「そ〜ちょ〜が頑張ってるからですよっ!敵もバンバン倒して任務失敗なんてほとんど無いじゃないですか!」
「それもそうか……。って、まだ続きがあるぞ」
「ほんとですね〜。『昇進により新たに部下を配属させる。詳細は追って通達する。』……誰かきますね〜。楽しみです!」
「凄腕パイロットがきて僚子なんてお払い箱かもな」
「何でそんな事言うんですか〜!!!せっかく昇進祝いのケーキ頼んだのに!」
「ケーキが食べたいのは僚子じゃないのか?……まぁお払い箱にはならんさ。今はツーマンセルで行動しているが、新しい奴も含めてスリーマンセルすればいい話だしな」
「嘘つかないでくださいよ〜!」
「人の言うことをまったく疑わないってのもどうかと思うぞ」
「ひねくれた事言うそ〜ちょ〜はパーティーに呼びませんからね!」
「主役がいないパーティーを始めるのはおかしくないか?」
「えっ……!!……うぅ〜〜(////)、へ〜ちょ〜のいじわる!」
「意地悪じゃないさ。矛盾点を指摘しただけ。
 じゃあ俺は訓練に行くから準備頼むぞ」
「……は〜い」
157ゲームセンター名無し:2007/05/22(火) 23:52:33 ID:YDZjl8hM0
§食堂・後日§
「僚子、ここいいか?」
「ひひへふほ(いいですよ)」
「はしたないから食べながらしゃべるな。どっちかにしろ」
「ひゃ〜い(は〜い)」
「僚子、昨日はありがとうな。久しぶりに楽しく飲めたよ。
 ほら、追加パイロットのデータが届いたぞ」
「ほふほへふは〜!(ほんとですか〜!)、じゃあついに私も先輩に……」
「残念だな。年齢、軍属期間ともに僚子の方が低い」
「そんなぁ〜。せっかくいばれると思ったのにぃ〜」
「威張るだけが先輩じゃないさ。尊敬され、目標にされるのが先輩なんだよ」
「そ〜ちょ〜がえらそうなこt……痛っ!!」←鉄拳制裁された僚子
「後輩を正しき道に導くのも先輩の役目だ。今後先程のような発言は慎むように。俺は構わないが他の上官に言うとこの程度じゃすまないからな」
「は〜い」
「配属される奴の名前はテツオ・ヤマダ、前に配属されていた部隊は基地ごと壊滅したためこの基地に配属。以前は事務職に就き、戦闘行動は新兵同様なので鍛え直す必要あり、だとさ」
「そ〜ちょ〜、顔写真ありますか?」
「いや、取り寄せるのを忘れてそのままらしい。『どうせすぐわかるでしょ?別にいいじゃない』っていわれたよ。どうしてだ?」
「初対面の時からガンつけとけば精神的優位にt……」←再び鉄拳制裁
「や め ろ」
158ゲームセンター名無し:2007/05/22(火) 23:57:47 ID:YDZjl8hM0
§第三会議室・上§

 コンッ!コンッ!コンッ!

 会議室の扉がノックを奏でる。十中八九彼だろう。
「本日付けで配属されたテツオ・ヤマダです。失礼します」
「君が山田君か。話は聞いている。さぁ、遠慮せずに座ってくれ」
「は、はい。失礼します。」

 彼は緊張した面もちで入室してきた。
(……僚子とは対照的だな。いや、僚子がおかしいだけか)

「まず自己紹介してもらおうか。よろしいかな?」
「は、はい。名前はテツオ・ヤマダ。以前いた部隊が壊滅したため、編入という形で配属されまし……」

 この台詞は用意してあったのだろう。緊張の色が和らぎ、すらすらとしゃべっている……が、静かすぎる。いや、ヤマダ君ではなくて僚子が、だ。僚子の方を見れば……

「僚子、寝るな。ちゃんと聞け」
「Zzz……ふぇ!?ね、寝てませんよ!」
「じゃあ今ヤマダ君が言った女性の好みを言って見ろ」
「……ジ〜〜〜」

 僚子がヤマダ君を見つめる。外見から探ろうとでも言うのだろうか?

「てっちゃんの好きな人は食堂のシェリー姉s」

 ゴツッ!

「いきなりてっちゃん呼ばわりの挙げ句、平然とうそをつくな」
「だからって叩くこと無いじゃないですか〜!」

いろいろと言いたい事があるが、今は無視。話が進まない。
159ゲームセンター名無し:2007/05/22(火) 23:59:20 ID:YDZjl8hM0
§第三会議室・下§

「ゴホンッ、とりあえずコレはリョウコ・ミヤモト。一応この隊では先輩だから分からないことがあれば遠慮なく聞くといい。」
「は、はぁ」
「これって何ですか〜!これって〜!!!」

 はいはい、無視無視。

「そして俺は隊長をやらせてもらってる○○だ。固っ苦しいことは嫌いだからな、俺のことは好きに呼ぶといい。
 ヤマダ君は以前いた部隊ではなんと呼ばれていたんだい?」
「ヤマや、テツなどと呼ばれていましたが……」
「じゃあテツと呼ばせてもらおう。
 テツ、これからよろしくな!」

 左手を差し出す。右手はぐるぐるパンチを繰り出す僚子の頭を抑えるのに使用中だ。

「……はい!隊長!」

 しっかりと両手で握り返してくれた。こちらも両手を使いたいが、ぐるぐるパンチは食らいたくない。
 それにしても久しぶりに隊長と呼ばれた気がする。ちょっとくらい涙ぐんでもいいだろうか?

「……隊長、ちょっと目が赤いですが大丈夫ですか?」
「ほんとです〜。そ、そんなに痛かったですか〜?」
「いや、何でもない。ちょっとゴミが入っただけだ」

 ……二人にばれてしまった。でも嬉しい涙の止め方は知らないし、知る必要の無いことだろう。
160ゲームセンター名無し:2007/05/23(水) 00:11:41 ID:wErbOqnL0
>>154
アンナはザク乗せてったってのもあるけど
ミサイルポッド多めにに時々マゼラトップ止めがヒートホークって感じ
シールドの印象全然ないや
アルベルトは弱ってる敵を確実に仕留める冷血なイメージかな?
撃墜もってかれてるだけだろうけど
161ゲームセンター名無し:2007/05/23(水) 00:48:49 ID:VlBw234d0
>>160
時々シールドは、グフやグフカスに乗せる事が増えてからだな。
元々あちらさんには、ザクキャという脅威のMSがあるし、
本来、リョウコと同じ思考ルーチンだったはずだが、
そういう優秀なMSを乗せてあるせいで、
優秀な部下というイメージが出来た訳だ。

実際、アルベルトとテツの行動ルーチンは類似している。
今後の各隊長の扱い次第で、どうとでも変わるだろうね。
ただ、高速+強打で仕留めるのが多いので、
どっちも必殺思考が強いかもしれない。
リョウコ&アンナですら、スキルをダブルで重ねる機会は少ないし。
162ゲームセンター名無し:2007/05/23(水) 02:25:53 ID:2iFUPbkWO
作家さん乙です。
なかなか面白く読ませて頂きました。
最近、このスレのせいか、私の脳内のリョウコは、不思議ドジっ子になってきてます。
最初のイメージは08小隊のカレンだったのに、、、、
163ゲームセンター名無し:2007/05/23(水) 03:05:31 ID:H5S2NI7o0
>>161
テツオって名前を聞くとどうもスーパーロボットものの熱血主人公を連想するなぁ
アルベルトはハンサムな青年、だけどバウアーだと熱血親父を連想してしまう
どっちに転ぶのかな?
164ゲームセンター名無し:2007/05/24(木) 13:10:13 ID:JLgeM4Xx0
三対ニになってから勝ちにくくて仕方ない。
耐久力も下がるし良い事無し。

来週頭には、曹長になれると思うからそれまではやるなと言う神の啓示か?
165ゲームセンター名無し:2007/05/24(木) 14:45:59 ID:DPC1v25A0
>>164
それまでは地雷になれとの啓示
166ゲームセンター名無し:2007/05/24(木) 22:05:12 ID:7pHlnu6SO
良スレage
167ゲームセンター名無し:2007/05/24(木) 22:31:10 ID:O5Lc/duXO
>>164
来週も昇進できないというオチ

失敗がついても経験値と補給ポイント入るし、戦いを避けていては部下が育たない!

まさにゆとり脳

…違った。ただのチキンか
168ゲームセンター名無し:2007/05/25(金) 01:20:46 ID:6sdL7/0zO
>>164
失敗して小破した時の損害額を考慮すれば、本当に昇格確実視できるのならアリと思われ。
おれの陸ガンも1小破は50000pt以上の損害額だから気持ちはわかる。使用期間を考えると、既に減価償却を終えているがなw

ただ、本スレでも昇格条件が確定できていないのに、なぜ昇格できると思えるのかわからないが。

それと、どちらの軍属かわからないし何のMSを使ってるかわからないが、あまりに負けすぎるようならスキルやカスタムの仕方、僚機MSや出撃地域と天候を見直すのが先だと思う。

カスタムは装甲FCが常識だった3月に作った陸ガン、まだ耐久が8もあるぜ。
ちなみに俺は兵長昇格は一週間遅れだったが、伍長昇格では初日組みに追いついたよ。
今が一番苦しかろうが、がんがれ。
169ゲームセンター名無し:2007/05/25(金) 15:14:11 ID:+ZrGIcD0O
>>170
寮子「隊長、隊長
シールド+100が欲しいよぉ〜」
170ゲームセンター名無し:2007/05/25(金) 15:40:46 ID:APgQDn3xO
>>169
隊長「+100か……どれだけ強いんだろうな?







計算結果
装甲+587,156,750
防御+117,431,350
近攻+23,486,270
中攻+3,522,941
遠攻+2,348,627


僚子!今すぐ開発部に直訴してくる。これさえあれば負けないぞ!」
171ゲームセンター名無し:2007/05/25(金) 16:40:55 ID:+ZrGIcD0O
鉄男「シールド+100の性能がその位だと
盾でなく、バリヤーを張ることが出来
波動砲装備した戦艦が左腕にくっ付いた物ですな
隊長はどう思います>>172
172ゲームセンター名無し:2007/05/25(金) 17:05:59 ID:APgQDn3xO
>>171
隊長「攻撃、防御ともに申し分ない。紛れもなく現時点最強兵器だ。

が、この兵器がロールアウトされることは無いだろう。
開発するのに必要な膨大な資金は、いったいどこから調達するのだ?さらに開発できるだけの技術が我が開発部にあるとでも思うか?

仮にどちらもクリアしたとしても、我が隊に購入するだけの予算はない。お前たちが散々機体を壊すからな。

一応開発部に直訴しておく。が、期待するなよ」
173ゲームセンター名無し:2007/05/25(金) 20:17:40 ID:s+2/SPC4O
僚子『なら隊長、+25くらいでもいいんですよぉ』
『ぶ〜んと投げて、がしーんとぶっけるんですぉ』
174ゲームセンター名無し:2007/05/25(金) 23:08:14 ID:UZUt1fUBO
盾と呼ぶにはあ(中略)さに鉄塊だった。
175ゲームセンター名無し:2007/05/25(金) 23:50:30 ID:UU+4ZggiO
>>174狂戦士乙
176ゲームセンター名無し:2007/05/26(土) 00:13:50 ID:tW06mTESO
>>175
おまいすげーな
177ゲームセンター名無し:2007/05/26(土) 00:53:39 ID:HFcyFzsJ0
>>174
それを軽々と振り回す僚子も凄いな。


空想科学読本によると……僚子の体重が凄いことに!!!
178ゲームセンター名無し:2007/05/26(土) 02:50:18 ID:Gyc0td6bO
鉄男「隊長〜
何故、ストライカーが無いのですか、あの機体が有れば、Ez-8よりコストが低く
モップさえ装備すればEz-8より攻撃力が上になり、ジオンを駆逐出来る筈
ジャブロウのモグラ達に陳情して下さい」
179ゲームセンター名無し:2007/05/26(土) 10:13:27 ID:/ViOozBRO
僚子「てっちゃんダメですぅ! シールドが先ですぅ! ねっ?隊長ぉ」
180ゲームセンター名無し:2007/05/26(土) 11:59:37 ID:tW06mTESO
度が過ぎると僚子がただの馬鹿に見えるんだぜ
181ゲームセンター名無し:2007/05/26(土) 12:16:10 ID:MlgVTVKb0
もとから僚子は馬鹿なんだぜ
182ゲームセンター名無し:2007/05/26(土) 14:35:33 ID:Gyc0td6bO
隊長「僚子…
馬〇なのか?
それとも天然?」
183ゲームセンター名無し:2007/05/26(土) 16:34:05 ID:/ViOozBRO
僚子「隊長、ひっどーい! こうなったら隊長の行きつけのバー『絆』のママさんに、あることないこと喋ってやるーっ!」
184ゲームセンター名無し:2007/05/26(土) 22:43:26 ID:kGvF4OSu0
>>178
鉄夫よ、残念ながらそれはよその国の話だ。
ここでは今後配備されたとしても超高コスト機となり、
「てか陸ガンでよくね?」とか言われるがっかり機体に
なること間違いなしだ。
185ゲームセンター名無し:2007/05/27(日) 01:08:37 ID:QXgf58NQ0
ジムストライカー
耐久12
市街10%
近2000
中200
遠120
装備可能武器
ビームサーベル近距離武器
ツインビームスピア近距離武器
ハンド・グレネイド近距離武器
186ゲームセンター名無し:2007/05/27(日) 09:39:27 ID:+Jq40L4Q0
このスレの住民は連邦ばっかなのかな(・ω・`)
連邦が
(主人公)曹長:真面目
遼子:天然(笑)
鉄男:冷静系真面目
だから、ジオンは
(主人公)曹長:バカ
杏奈:真面目ツンデレ
アル:熱血系バカ
ってイメージを持ってるというか作ってたんだが・・・ダメかね。
187ゲームセンター名無し:2007/05/27(日) 09:49:24 ID:n8ALZL3B0
>>186
六割方ジオンは馬鹿じゃないかw
188ゲームセンター名無し:2007/05/27(日) 10:02:08 ID:L+G5GuMvO
ジオンの隊長は、スレッガーやマクロスのロイみたいな、ちょいワルなイメージかな?
189ゲームセンター名無し:2007/05/27(日) 10:02:47 ID:RfoSELDBO
>>186
それじゃアンナがあんまりだw
190ゲームセンター名無し:2007/05/27(日) 10:34:10 ID:5OvogO4wO
絵師の人をSNSにて確認
191ゲームセンター名無し:2007/05/27(日) 11:50:16 ID:wHBJtnykO
>>186
本スレの人口比率から考えて仕方ないかもな。……ジオン側SS書く人おらんの?


てかジオンの6割バカでいいのかwww


ジオンやってる人の杏奈や、アルのイメージってどんなん?
192ゲームセンター名無し:2007/05/27(日) 15:21:46 ID:zbYruCqHO
俺連邦だが、ジオン編の読み物も読みたい気がす
(´・ω・`)ノ

誰か頼む
193ゲームセンター名無し:2007/05/27(日) 15:34:14 ID:wHBJtnykO
俺も読みたい。

新規の職人でもいいし、連邦書きに書かせてクロスオーバーもいいんじゃね?とも思う。職人が死ぬかもしれんが
194ゲームセンター名無し:2007/05/27(日) 16:11:40 ID:TVud9rvk0
絵描きですがSNSはやってません(^_^;
もう一人の方かな?新作見たい…
ジオン側のキャラクターも
描きたいとは思ってますがイメージが湧かなくて。
SS師の方、期待してます。
http://imepita.jp/20070516/034010
↑前に描いたこのキャラをアンナとしていいなら…
サクサク描きますがw
195ゲームセンター名無し:2007/05/27(日) 16:42:59 ID:T/J++oWu0
戦闘シミュレーターPOD内
基礎訓練中の遼子…
http://imepita.jp/20070527/600750
196ゲームセンター名無し:2007/05/27(日) 16:52:58 ID:wHBJtnykO
>>194
あ、絵師みっけ!
お疲れさまです。

ジオン側も書きたいけどイメージがかたまらない〜
連邦なら上の方にあるシールド開発話みたいにすぐ書けるけど……
リードしてくれるお姉さんか苦労系真面目ツンか……迷う。
アルに至っては性格どころか性別不明www

てか↑の絵はアルじゃないの?
197ゲームセンター名無し:2007/05/27(日) 17:01:16 ID:wHBJtnykO
>>194
過去レス見たら本当は杏奈……スマソ
198186:2007/05/27(日) 18:23:22 ID:+Jq40L4Q0
レスくれた人<ありがとう>
ジオン曹長はワル・そしてやっぱ真面目系のイメージかな?

バカ6割6分の件:それで杏奈が苦労系真面目ツンデレが際だtt・・・(撃破されました)
バカだとネタはモリモリ浮かんでくるんですが、ワル真面目?だと厳しいかも。

俺的妄想をちょっと詳しく書いてみる。

曹長:
ハイテンションバカ。
朝イチでザクキャの砲台のてっぺんで「俺の朝だー!」と
吼えながら壮大に小を足したり、
陸ガンを見ると「温泉フラグキタコレ!杏奈、服脱いで待ってろ!1」と、
常時(MS交戦中でも)kskとwktkがとまらない人。でも本当はキレ者らしい。

アルベルト:
熱血系バカ。アルベルト=男だとオモワレ。
曹長を色々と(誤解を含めて)尊敬してやまない。
その為曹長がバカをしてても信じて後に続く(バカの連鎖)
高Lv敵MSが来ると興奮。死亡フラグ大好き。

杏奈:
真面目な曹長の相棒(ツンデレ)
曹長にツッコミを入れるのが日課。アルベルトが殖えたお陰で労力は2倍になった。
遼子は盾を投げてジムを壊すが、杏奈は曹長のバカに釣られてザクを壊す。
曹長の真の実力を知っているため内心は信頼しているものの、
普段の行動がまるっきりバカなのでやっぱり心労が溜まる毎日。

こんな感じ。不評だったら<後退する>
そして長文<すまない>(=○=;
199ゲームセンター名無し:2007/05/27(日) 19:03:06 ID:soe8lLwC0
いいか僚子、最も気をつけなくちゃあいけないのはな…
『糞照準』だぜ……

あとで『ロックオン』されてませんでしたってのが、最もムカつく!
ちゃんとロックオンしてるか?

良ぉお〜〜〜〜〜〜〜しッ!

よしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし
よしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし

りっぱに命中したぞ! 僚子!

ごほーびをやるぞ 隊長をやっつけたごほーびだ +2でいいか?
+3か シールド+3がほしいのか? +3…イヤしんぼめ!!
いいだろう +3をやろう 行くぞ僚子 +3行くぞ
ドシュゥーー!!
200ゲームセンター名無し:2007/05/27(日) 19:05:50 ID:soe8lLwC0
アンナ「シールドも買ってほしいだろ? 投げてやる……
ご褒美だ、何欲しい? +2か?」

僚子「ええ〜〜ッ! やああああだあああああ、
もォ〜〜ッと、もオオオオオオ、もォーッとォォォォ。」

アンナ「うそだよ! +5投げてやろう!
同時に3枚、武器スロットでキャッチできるかな? 手使っちゃだめだぞ。」

僚子「うん!うん!うん!うん! うんうんうん! うんうんうんうんうんうんうんうん」
201こんなんのはダメ?:2007/05/27(日) 20:37:20 ID:L+G5GuMvO
キィ、、私は古ぼけた看板の付いた扉を開けた。
バー『blue banana』、そこはあの人の行きつけの店だ。
『よう、アンナ! こんな所にくるなんて珍しいな? どうしたんだ?』
その人は店の奥のボックス席に、お店の女性と思われる人と並んで座っていた。
『隊長、どうしたでじゃありません! 大隊長が捜してしたよ』
『んあっ?ハゲ爺がぁ?なんだ? この前の作戦時のお前さんのザクの修理依頼書と始末書なら出したぞ』
202ゲームセンター名無し:2007/05/27(日) 20:50:13 ID:USpMsnAs0
>>198
それでいいと思われ

個人的には、杏奈がおバカ二人につっこみを入れながら話が展開
...見たいな流れに期待
203こんなのはダメ?:2007/05/27(日) 21:29:58 ID:L+G5GuMvO
『くすっ』店の女性が笑う。
『そんなのじゃありませんっ!』、なんだか恥ずかしくて、声を荒げてしまった。
『悪い悪い。 少しおふざけが過ぎたな。 今日はちょっとな、、、でオヤジなんだって?』
謝った後、少し陰を感じたのが気になった。
『オヤジ、、、じゃなく、大隊長からの言付けです。 新しい隊員が配属になるから、その辞令と詳細の書類を明朝、取りにくるようにとの事です』
204ゲームセンター名無し:2007/05/27(日) 21:41:26 ID:Mw7lJUss0
「そ〜ちょ〜。」
「なんだ、リョウコ。
当分、オセアニアからは動かないから、
シールド+5のジム・コマンドは、倉庫入りのままだぞ?」
「え〜やっぱり、試運転はまだ先…
…って、その件じゃないです!」
「テツにおろしたばかりの新品アクア・ジムと取り替えてほしいとか?」
「今週はてっちゃん目茶目茶頑張ったのに、そんな鬼な事は言いません!」
「じゃあ、なんだ?
新型MS情報にシールド付きの水中型MSが企画されたのか?」
「残念ながら、まだです!
…って、だーかーらー!」
「…すまん。君がかわいいので、ついからかってしまった。」
「(*///*)ボン!
そ〜ちょ〜の馬鹿ぁぁぁぁーー!」

リョウコは撤退を開始した!

「おい!リョウコ!ちょっと待て……
後退してしまったか…。」
205ゲームセンター名無し:2007/05/27(日) 21:45:09 ID:Mw7lJUss0
「……隊長。」
「今度はテツか。どうした?
ピックの新型はまだ開発にあがってないぞ?」
「隊長。私は武器で勝利に貢献してるのではなく、
技術で連邦に勝利をもたらしてるのですが…?」
「(…マジで解答するとは、割と生まじめだな。)
…そうだったな。テツの高速近距離戦闘からの近距離強打はいつも見習わせてもらっている。
………では、質問を許可する。なんだ?」
「リョウコ殿がキャッチした信じがたい話です。
…その…ジオン軍の兵士は…お馬鹿さんが6割いるらしいのですが…?」
「…………………………。」

その話題で私と会話しようとしてたのか、リョウコは。

「…………どんな奴であれ…感情移入するな。
戦いずらくなるだけだ。敵の顔すら知らぬまま、
戦い続けるんだ。でなければ…やさしさでこちらが死ぬ事になる。
どっちも…感情で戦ってる訳ではないのだからな。」
「…………はっ。」

…本気の解答で誤魔化したが…やれやれ、リョウコはどこでそんな話を…。

回想
常に遠一本。ザクキャ一本。地雷化する事もある隊長機
常に冷静な攻撃を仕掛けてるが、シールドもするグフ(アンナ)
最近見かける三体目。テツのように近距離が得意のようだが、
没個性なのは気のせいか?

「……見ればわかるか。」
206ゲームセンター名無し:2007/05/27(日) 22:42:13 ID:Mw7lJUss0
最近のプレイ状況を踏まえての話でしたが…。
そういえば、ジオン軍側はまったく書いてないな…。
俺が連邦側のせいもあるが…たまにはあちらの騒動でも想像してみるか。

ところで、カード読み込み支給でシールドとかピックが出て、
即売りした話とか、運良くアクア・ジムが入って、
7万分のカスタムポイントを整備に使えたとかの話とか、
作中でもいったが、我が部隊が陥ったがけっぷちの節約戦記もある…。
タンク再び支給とかもな…以前、タンクを支給されて、
それを主力にしたことがあったんだが、脳内では騒動になった事もあって、
もめない内に即売りして整備費に回したとかあったり…。

結構、ネタは豊富です。AMから常に提供されるのでw
207ゲームセンター名無し:2007/05/27(日) 23:57:48 ID:+Jq40L4Q0
遼子の「ジオンの6割はバカ」という意味深(?)な言葉に
疑問を抱きつつ、連邦曹長は森林に出撃した。

連長「レーダーに反応有・・・ザクキャにグフ、ザクか・・・そろそろ目視できるか」
そして連邦曹長が見たものは!


ジ長「鳥の鳴き声しか聞こえない森林の先には!
    謎の生き物とか遺跡があるかもしれない!」
アル「はい!!全くそのとおりであります!」
ジ長「そんな!浪漫全開を求め!我等ジオンアマゾン探検隊は!
    前人未踏のジャングルへと足をすすめ、うおっ!」

ドガァァァン!(クラッカー:杏奈→ジ長)

杏奈「偵察中なんですから、外部スピーカー全開ではしゃがないでください!」
ジ長「おま、いくらなんでもクラッカーは無いだろ!
    爆発物なんて近代兵器じゃ遺跡発掘っぽくないだr
208ゲームセンター名無し:2007/05/27(日) 23:58:22 ID:wHBJtnykO
>>206
水ジム作家さんお疲れさまです

確かに連邦ネタは豊富ですよね。プレイしてる限り溢れてきますが……書く時間が無いです
そのうち上のを参考にしてジオンネタのも投下しますかね


本スレ向きの話題ですが
水ジム使っててゾック様怖くないですか?
当方ワンダーフォーゲル同好会所属陸ガン×3なんで脅威には感じませんが……そちらの僚子とテツも心配です
209ゲームセンター名無し:2007/05/27(日) 23:58:57 ID:+Jq40L4Q0
ガンッ!(ザクマシンガンで打撃:杏奈→ジ長)

アル「曹長殿!やはりこれ以上は危険では!?」
ジ長「なぁに!このぐらいのリスクが無くては面白くないだろう!
    よーし、そろそろタランチュラいくぞぉー!」

ジオン曹長、キャノンを垂直に発射
垂直発射され、降って来たのは大量の蜘蛛のおもちゃ

アル「おおお!毒蜘蛛にさえぎられるアマゾン探検隊!
    曹長殿!自分のテンションはもう最高潮であります!!!」
杏奈「う"う"う"う"う"」


連長「な、なにやってんだ、あいつら・・・」
鉄男「えー・・・バカ、ですね。確かに」
遼子「・・・とってもおもしろそうですね〜」
連長「待て遼子、ソッチに早まっちゃダメだ」

その後の戦闘は連邦が先手を仕掛けるも
ジオン曹長とアルベルトの(変な方向での)凄まじい気迫に押され、
両者痛みわけで両者撤退したとか。
210こんなのはダメ?:2007/05/28(月) 00:01:09 ID:L+G5GuMvO
『ん?新しい隊員だぁ? またどういう風の吹き回しだ? アンナ、何か聞いてるか?』
『詳しくはわからないですが、この前のヨーロッパの作戦で、壊滅的な打撃を受けた大隊の生き残りだそうです。』
『ヨーロッパ、、、か。 アイツもそうだったな、、、』
いつも豪胆な隊長だが、最後の方はまるで噛みしめるような小さな声で聞こえなかった。
『えっ?隊長、今なんて、、、』
『気にするな、独り言だ。 マスター!悪い。 今日はもう退けるわ』
『隊長、私、何か気分を害すること言ってしまいましたか? もしそうなら、、、』
私の謝罪を遮るように
『いや、そうじゃない。 新入隊員の辞令を受け取るのに、酒臭くて遅刻する訳にはいかないからな』
『そうそうアンナ、悪いけど、ここ立て替えておいてくれ。 財布忘れてきてさ』
211ゲームセンター名無し:2007/05/28(月) 00:10:10 ID:vtwjnqWs0
まるで藤岡 弘、w
212ゲームセンター名無し:2007/05/28(月) 00:36:10 ID:qzDr8gYB0
本スレより「No 祭・なんだ、隔離スレは機能しなくなったのか? 」
との事で後退…
もう本スレには投稿しません…orz
<すまない!>
http://imepita.jp/20070528/020800
213ゲームセンター名無し:2007/05/28(月) 00:45:15 ID:6bn6aS28O
本スレ見ました。
『ありがとう』
無理せずお願いします。
214こんなのはダメ?:2007/05/28(月) 01:08:53 ID:dsSlUs5NO
そう言うと足早に店を出ていく隊長に
『あの、えっ?? 隊長、ええっ???』
お店にポツンと残された私に、お店の女性が『今日、彼の幼なじみが戦死したと情報がはいったのよ』
『あの、、、、』
『しかもね、新人隊員のいたヨーロッパ戦線なのよ。 あなたが悪いわけではないわ。 少しタイミングが悪かっただけよ』
そう言うと彼女は、テーブルの上を片付けて店の奥へと消えていった。
呆然と立っている私に、バリトンの声がかかる
『お嬢さん、代金は奴につけておくから、気にしなくていい。 気をつけてかえるんだぜ』
私はマスターに軽く会釈して店をあとにした、、、
215ゲームセンター名無し:2007/05/28(月) 15:12:30 ID:uuBSZ7wm0
相手に三等准尉ってのが出てきたが、この階級は何?

ゲーセンだけでなく、携帯でも格差マッチだらけのバンナムはボケ
216ゲームセンター名無し:2007/05/28(月) 15:27:08 ID:fTCd78YgO
>>215
三等准尉は曹長の次だよ

階級は無視でLvでのマッチだから戦闘訓練さえしなければ(一部の例外を除き)適正マッチになる

あとうまいことすれば索敵任務で常に自機Lv-1を出せるよ
217ゲームセンター名無し:2007/05/28(月) 16:17:51 ID:uuBSZ7wm0
と言う事は、戦闘訓練してレベルを上げない方が良いと言う事か・・
なんだそりゃ
だったら初めから付けとくなよそんな訓練項目
階級で、編成数が決まるくせにマッチングはレベルで判定ですか・・
どうもバンナム仕事はチグハグだなー
ちゃんと考えて物を作っ欲しい物です
でも、あそこには言うだけ無駄か・・・・
218ゲームセンター名無し:2007/05/28(月) 16:43:14 ID:fTCd78YgO
>>217
完璧無駄って訳でもないよ。
Lv39で戦うよりLv40で戦う方がいいし、何より経験値、補給の入りがいい

俺は使わんけど

辛いならリスタもいいよ。めんどくさいけどね
219ゲームセンター名無し:2007/05/29(火) 00:01:20 ID:RG0E8ugC0
良スレage
220ゲームセンター名無し:2007/05/29(火) 14:20:27 ID:J17YJwFZO
僚子「隊長ぉ〜
プロトガンダムを買ってよ、プロトガンダムで盾を振り回したいの」
僚子は物欲しそうに隊長の瞳を覗き込んでいる。
221ゲームセンター名無し:2007/05/29(火) 17:37:04 ID:J17YJwFZO
敵、三機が現れた

一番、遠距離一択

二番、「僚子、結婚してくれ」

三番、「鉄男、俺と…」

四番、???

>>224どうする?
222ゲームセンター名無し:2007/05/30(水) 00:28:30 ID:w2W641Gw0
>>208
その水ジム作家なんだが、
今日はそのゾックが平地詐欺を働いたって話を聞いたよ…。

水中ではたしかに奴を一機倒すのが精一杯だが、
今回のことは、敵ながらカワイソスとおもったよ。
せめて、平地0%と思った次第。

なお、我が水ジム部隊ではゾックが出てきても
『当たらなければどうって事は無い!』と常に思ってるので、
対応する中攻で全力撃ちするだけだ。
…どっちかといえば、こっちとしてはトリプルゴックの方が脅威。
遠で逃げたとしても、損傷率負けが決定する方が高いから、
最大火力の近距離オンリーで片っ端から突き刺す方を選ぶ次第。
…『攻撃こそ、最大の防御』ってね。
223ゲームセンター名無し:2007/05/30(水) 03:01:15 ID:HFiYUIjCO
>>222
あなたが水ジム作家なら私は陸ガン作家ですね


ゾックの平地詐欺……被害額は過去最高。ジオン兵の金と希望を持ち去り悠然と海浜へ帰るゾック様……

確かにあんまりですね。あれだけ騒いでたのに平地マイナス修正とか、かわいそすぎです。

今回の修正でザクキャが多少弱くなってもオーバーキルのままなので山に変化はなさそうです。

ゴッグにガチバトル挑むのは怖そうですね。山にでるゴッグにさえ僚子とテツがボロボロにされるのに高潮環境下での暴れっぷりは……ガクブルものですね。


さて、現在はテツの機体選択、三番目の機影・アルベルト参戦、杏奈配属の3つを書いてます。
なかなかまとまらず苦戦してますがそのうち投下します。


ジオン側は……むずいね
224ゲームセンター名無し:2007/05/30(水) 06:02:01 ID:dbhcrVtcO
今さっき遠距離攻撃4000オーバーのザクキャと遭遇したんだが…。
敵のステータス表示変わった?
225ゲームセンター名無し:2007/05/30(水) 06:03:49 ID:LCLTWaug0
4番ゾックゾック詐欺に引っかかる
226ゲームセンター名無し:2007/05/30(水) 06:39:38 ID:kccApUYO0
>>224
森林偵察でザクキャ曹長・グフカスアル・ドムキャ杏奈だったら、
その連中はバカ66%だから気をつけろ。

マジレスすると地形スキル・攻撃技術スキル等全て補正込みが表示されるようになった。
227ゲームセンター名無し:2007/05/30(水) 06:50:56 ID:dbhcrVtcO
>>226
やっぱりそうなのか…。
それにしても4000って見え過ぎるのも怖いな。
装甲も9999あったし。やはりザクキャ強ス。
228ゲームセンター名無し:2007/05/30(水) 20:45:03 ID:JvgKX7Xw0
スレののびが悪くなったな・・・
229ゲームセンター名無し:2007/05/30(水) 20:49:14 ID:w2W641Gw0
海浜でも高潮効果をプラスすれば、大抵は最大装甲数値までいけるぜ。
もちろん、地形スキルとある程度の整備は必然なわけだが。
今回のゾックが改造なし(ただし、地形スキルは最低18は必要)で、
装甲MAXになる訳だから、ジオン軍は喜ばない訳がない。

だが、初日組の俺は地形スキルとちまちまと上げた整備技術で、
ゾックでもゴックでも海の藻屑にしてやると思ってるわけで。
230ゲームセンター名無し:2007/05/30(水) 22:27:11 ID:dbhcrVtcO
ageてみるか…。
231ゲームセンター名無し:2007/05/30(水) 23:14:21 ID:w2W641Gw0
ざざーん。
波の音が寄せては返す。
その繰り返しは飽きることがない美しい音であるが…。
それが永遠と聞くとなると、さすがに眠気すら湧いてくる。
時々、MSの残骸も漂流してくるこのオセアニアの海浜では、
見た目もかなり酷くなってきてるので、心を静かにという訳にもいかなかった。

「そ〜ちょ〜。」
「今は三等准尉だ、リョウコ。」
「さんと〜さん。」
「中途半端にさんつけるな。」
「さんと〜じゅ〜い」
「…なんだ。」
「高潮がなかなか起こりませんね…。」

我々三人だけの部隊…通称水さん部隊は、
(命名したのはリョウコであり、アクア・ジム三機で構成されてるからでそうだ。
○○さんと数字の三をかけてるわけだ。…無論、リョウコしか言わないが。)
アクア・ジムの性能をフルに発揮できる高潮の時期を待って、偵察を中断している。
…そう。本来ならば、時間内に全ての偵察行動を終了できるはずだったのだが…。

「…こればかりは自然任せだからな。
我々が一番能力を生かせる時間に出撃しなければ、
元々能力で若干の優位にあるゴックにも劣勢を強いられる。
…その唯一のチャンスの時間に、ナンに夢中になった者がいたからな。」
「ぎぐ。」

そう。我々はリョウコの食い意地によって、その時間を大幅に遅れを取ったのだ。
232ゲームセンター名無し:2007/05/30(水) 23:18:41 ID:kccApUYO0
朝の個別小隊ミーティングにて。

ジ長「きー!この状況で飲んでいられっかあー!」
杏奈「曹長!朝からなにやってるんですか!」
ジオン曹長は琥珀色の液体を飲み干すと、ふてくされたようにテーブルにうつぶせた。
アル「戦況の長期化における火器の調整だって言って
    曹長殿の自慢のキャノン砲の火薬量が抑えられるようになったスからね」
ジ長「まだ俺はいい方らしいがっ!ゾッう”!*#&%$+!」
クチを抑えて勢い良く立ち上がる曹長を見て、杏奈はため息をつく。
杏奈「はあ・・・曹長、背中さすりますから・・・シャンとしてください。あと、ココじゃダメですよ」

杏奈は曹長の手を引っ張ってトイレに連れて行った。
一人ミーティングルームに残されたアルは、ふと曹長が飲んでいたもののラベルを見る。

アル「・・・!これワインだと思ったら、シャンメリーじゃないッスか!
    シャンメリーで悪酔いどころか吐けるなんて・・・やっぱ、曹長殿は
    他の人と一味違うッス!」

と、アルベルトがナナメ上方向に関心(?)していると

杏奈「きゃあああああああああああああああああ!」
廊下から杏奈の叫び声が!
233ゲームセンター名無し:2007/05/30(水) 23:20:14 ID:kccApUYO0
アッ・・・(゚д゚`;)割り込んぢまった・・・スマソ・・・○| ̄|_
少し<後退する>
234ゲームセンター名無し:2007/05/30(水) 23:27:17 ID:w2W641Gw0
ある意味、これは軍法会議ものだ。
食料の消費量とか、作戦の進行に支障が出たとかいろいろ。
…まあ、そこまで責めるつもりはないが。

「というか、よくそんな贅沢な補給がありましたね。」
「…元々、ナンの材料はほとんど小麦粉だからな。
他にもいろいろといるらしいが、それでも低予算で大量に作れるそうだ。
逆に少量を作る方が燃費などがもったいなくなるそうだ。
……それにつけるカレーも作りおきが可能だからな。
食が必要な兵士にはありがたい料理だ。
…もっとも、海が近いので材料には注意しなければならんが。」

そういう訳でオセアニア基地でのカレーは、
インドカレーに近い代物になっている。
…スパイスはどちらかといえば、東にあった国で流行った『カレーライス』に近いが。

「だって…一枚のナンがあんなに変化がある触感を持ってるなんて知らなかったから…。」

そう。ナンは焼き方一つもさることながら、
部分的に触感が大きく異なる。
パリパリとした部分、モチモチとした部分。さっぱりした部分。
…どれもが食に飢えた兵士を満足させるには十分だった。
それが毎日続くようなことがあっても…兵士はけしてナンのおかわりをするだろう。
……ただし、『チーズを乗せたナンを!』といった食通兵士には、
厨房から鉄拳制裁というなの修正が待っているが。
なぜなら、先々週の勝利で高級。
といって良い美味いカレー三昧になった我々の食生活だが、
ミリタリーバランスに関わる作戦が終わったとたんに、
劣勢を強いられてるこの地では、負けてる間はチーズ一つで切迫する事態になる。
…補給路に影響が出てるからだ。
よって、軍からの作戦が発令されれば勝てる場所だが、
それが無い今は、節約にいそしんでいるというわけだ。
235ゲームセンター名無し:2007/05/30(水) 23:36:27 ID:w2W641Gw0
>>233
>すまない!

>>234
それゆえに、『贅沢する奴に鉄拳を!』が調理担当者の合言葉になっている。
…戦場で彼らを敵に回してはならない。絶対にだ。

「…しかし、いくらなんでも食べ過ぎだ。
そのせいで今日の任務で大きく成果を上げないと、
明日からのお飯は自給自足になるぞ。」

『ヴッ』

自給自足。つまりはここの魚をMSを使ってもいいから取って来い。
そういう事になる。
…だが、日々汚染が酷くなるような状況が続く戦場で、
さすがにそれは困る事になる。

「…蕁麻疹…また、作ることになるんでしょうか〜。」
「俺…あやうく腹痛で出撃すら出来なくなったんだよな。」
「…それならまだいい。奇形魚などを食い意地で食った日には、
想像もつかない事態になるのは…。」
『嫌だァァァァァァァッ!!』

食に関してわりとうるさい俺達水さん部隊は、
(俺としてはオセアニア第23MS小隊という正式名がいいのだが)
あの悪夢のような食サバイバルには十二分に懲りていた。
236ゲームセンター名無し:2007/05/30(水) 23:46:17 ID:w2W641Gw0
「そういう訳で、このまま高潮が来ない事態も考えて、
第二候補の天候で出撃することも考えなければならない。
では、責任としてまずはリョウコから答えてくれ。」
「えーっと……地盤沈下を狙うといいのではないでしょうか〜?」
「『迷子』にはな。
だが、水陸戦用MSには意味がない。
しかも、接近戦のみしか低下を引き起こさないのが問題だ。」
「う〜。だから、高潮がベストなんですよね〜。
でも〜。」
「だが、成果を出そうという時には『掛け』になるだろう。
基地側としても、ゴックを蹴散らしてくれた方がありがたいらしいので、
あまり良策とはいえんがな。」
「ヴ〜。」
「晴を狙ってくる…。」
「論外だな。」
「…それも迷子狙いですからね。」

ちなみに、『迷子』とは違う地域で戦ってたはずのジオンMS隊が、
何らかの事態で地形的に不利な場所へ来てしまった事をいう。
輸送中の事故だとか、本当に迷ったとかいろんな説があるが、
成果は成果なので、俺達の間では非常に『おいしい』連中といえる。

「…じゃあぁ…雨?」
「…雨…だろうな。」
「………今、俺達のMSの性能が上がるのはそれしかない。
地盤沈下よりは勝率があると思ってる。」
237ゲームセンター名無し:2007/05/30(水) 23:50:05 ID:w2W641Gw0
とりあえず、以上です。
この続きはCM…もとい、残りの出撃を済ませた後で。

では、>>233のジオン職人さん、>よろしく!
238ゲームセンター名無し:2007/05/31(木) 00:09:28 ID:9y0l0kUU0
>>237 <ありがとう!>
国境を越えて絆を感じた!


そして>>232の続き。

アル「杏奈先輩どうしました!まさか連邦のスパイで、もあぇっ?!」
すかさず部屋を飛び出したアルベルトが見たものは・・・


全裸で吼えている曹長だった。


ジ長「俺のキャノンを返せぇー!うわーん!」
杏奈「曹長の馬鹿あぁぁぁあ!」
アル「曹長殿ぉ!返せって曹長殿には
    立派なキャノン砲Cがついてるじゃないですか!」
あわてて曹長のキャノン砲を隠そうとするアルベルト、その場に座り込んで泣き出すアンナ。
そして騒ぎを聞きつけて集まってくるジオン兵達。

その後、彼らは軍法会議・・・は免れたものの
基地内廊下で正座3時間の刑&トイレ掃除の刑に処せられたとか。
何せ「ああ、またいつもの『例のB馬鹿小隊』か」で大方片付けられてしまうからだ。
たたき出すスコアは特筆モノだが、人間的に難あり。
今日も南米ジオン基地はにぎやかに過ぎていった。

今回のメモ:ジオン曹長は神がかりにアルコールに弱い。そして酔うと脱ぐ。


連邦の職人さんと比較するとレベルの低さが露呈してるなあ(ノд`;)精進、推敲します
オマケ:ジオンの新型MA!?連邦のEz8を手篭めに ttp://i-get.jp/upload500/src/up4267.jpg
239ゲームセンター名無し:2007/05/31(木) 00:35:46 ID:mPHWP9IF0
そして、時間は流れて深夜…『雨』が降ってきた。

「さんとーじゅーい。雨が…。」
「ああ…雨だな。」
「…作戦部からの制限時間は残り三時間を切ってますが…どうしますか?」
「………ふむ。」
「准尉…出ましょう!
もう待てません!私の責任で…」
「待て。それでも今まではなんとかやってきた。
部下の尻拭いぐらいはやってみせる。
その為に…待て!
まだ、待てる時間は二時間…」
「待てませんよ!
その間に雨以外の天候で終わったらどうするのですか!
いや、それ以前にこのまま出撃しない方が恐ろしいです!」
「…くっ。」
「三等准尉!」
「隊長!」

「…………………待て。
これは……。」

俺はこの台詞だけはずっと言わないでいた。
部下であっても、対等な立場でいると決めてたからだ。
だが…。
240ゲームセンター名無し:2007/05/31(木) 00:38:12 ID:mPHWP9IF0
「これは…隊長命令だ。」
「三等准尉!」
「……………糞ォォッ!」

苦渋の…選択だった。
…選択だったが。
これより数十分後。事態は急変する。

「待て!リョウコ!!」

俺が仲間からの通告でMSデッキへ向かった時には、
リョウコはアクア・ジムに乗って、出撃する直前だった。

「もう命令違反で独房でもかまいません!
私、もう行きます!」
「単独では無理だ!」
「俺も出ますから、大丈夫ですよ!
何、いつもの奴で蹴散らしてきますよ!ジオン兵を!」
「…………テツ!お前まで…。」

テツもまた、アクア・ジムに搭乗してリョウコに続いていた。

「三等准尉…ごめんなさい。
私…責任を取りたいんです!」
「すみません…いきます!」

お前ら…そこまでの覚悟か!?
241ゲームセンター名無し:2007/05/31(木) 00:40:58 ID:mPHWP9IF0
「……くそう!まるで、基地警護時代の緊急発進(スクランブル)だな!」

俺は追った。愛機のアクア・ジムに乗り、雨の中を突き抜けてブースターを吹かし、
タックルダッシュでさらに距離を伸ばしながら。
それはあたかも水の中を進むかのごとく。

オーバーヒートに注意しながら、俺は進んだ。
そして、俺は見つけた。

「リョウコ!テツ!」
「三等准尉!」「隊長!」

その声は新たな名称のごとく響く部下達の…いや、仲間達の声。

「…馬鹿野郎が…そこまで食にこだわる奴がいるか!阿呆ども!!」
「すみません…ですが。」
「いいよね?さんとーじゅーい。
結果オ〜ライよね?」
「…ああ、いいさ!
本当に結果オーライだ!」

『奇跡』という名の『迷子』
ジオン軍のMSが二機!!
他では猛威を振るっている『ザクキャノン』と『グフ』のコンビが!
だが、ここでは奴らは迷える羊達にすぎない。

「失敗するよりはいい!
このまま、『狩り』の時間に入る!
一気にありったけの弾をぶち込め!」

『了解!』
242ゲームセンター名無し:2007/05/31(木) 00:44:58 ID:mPHWP9IF0
そして、『迷子』が悲劇にあった。
「くそォォォォォォーーーーーーーーーーッ!
制限さえなければ!火薬制限さえなければァァァァッ!」
「無理です、隊長!
2対3では、無理戦争なんですから!」
「ノォォォォォォッ!
負けられないんだよーー!我らジィィィィィィクッ!ジオォォォォォォォォォン!はァァァッ!!!」
「ああ、もう!!
キャノンの性能が下がったからといって、やけくそでオセアニアに突っ込む馬鹿隊長は…。」

『ドドォォォォォォォンッ!』

大変おいしゅうございました まる

「…さて。雨はまだ降ってるが…。
高潮は本当に来そうにないな…。」
「このまま行きますか?」
「行きましょうか?隊長。」
「…今から一緒に…これから一緒に…殴りに行こうか…って、大昔にあった気がするな。」
「なんですか?それ。」
「なんでもないさ。
では、再出撃といくか。」
『了解!どこまでも!!』

そして、雨の中の喧嘩祭りが始まった。
成果は…迷子に大成功が一つ。
…肝心のジオン水泳部には失敗してしまった…。
つまり。失敗2。大成功3。という結末だった。

「………明日から…サバイバルかもしれないなぁ…。」

戦場の海浜に星達の光が照らしていた…。
243ゲームセンター名無し:2007/05/31(木) 00:52:06 ID:mPHWP9IF0
本日、私はたまの休暇に兄と美味いカレーを食いにいったのはいいんですが、
高潮確認に遅れが生じ、今の今まで出撃不能の事態になった訳です。

そんな訳で史実(?)と含めてこんな話が生まれました。
私も生粋の日本人にも関わらず、上手な日本語でSSを掛けないという事もあり、
精進を続ける日々が続いております。
しかも、よくみれば誤字とかへんな日本語があると思うので、
暇な方は探してみてはどうでしょうか?

…後、本当にたまたまキャノンが出てきたので、
>>233さんの火薬制限ネタを拝借させていただきました。
本当に>すまない!
…あと、最後に迷子が出てきたんですが、キャノン×2でした。
………本当に、乱心してオセアニアに突っ込んできたかと思いましたよ。
そんな訳で>>233さんもそんなに悪くなかったので、
次も気楽に投稿してください。では、アクア作家からは以上です。
244ゲームセンター名無し:2007/05/31(木) 01:16:38 ID:Y0XsuW8SO
起きてスレ見た瞬間の割り込み劇……俺も割り込もうかと悩んだのは秘密です。

>>233
お疲れさまです。
やっと出てきたジオン側SS第一号おめでとうございます。
あなたにはこのスレから撤退できないジムキャのカワイソス口兄をかける予定でしたが、お好きにどうぞ。
できれば定住してください。

アクア作家さんって一気書きのにレベル高いですよね。
俺なんてちまちま書いてるのに微妙なのしか書けないorz

てか、新型MAが強すぎるぅ!俺には勝つ術が見いだせない〜


>>243
お疲れさまです。
高潮待ちは大変ですね。一時期憧れた頃がありましたが、そこはやはり「陸ガンが好きなんだよっ!」ってことで辞退しました。
あの爆発力は魅力的です。

あ、あとアクア作家さんは全て書き上げてから投下が良いかと。誤字脱字も減りますし。
まぁ今回みたいに影響は受けれなくなってしまいますが……

以上、
(……やばい、食い意地ネタを先に出されてしまった……)と考える陸ガン作家でした。
245ゲームセンター名無し:2007/05/31(木) 01:53:43 ID:mPHWP9IF0
アクア作家です。

>>244
大変は大変なんだが、割と都合が良い時間で当たる事もしばし。
後はそのチャンスを逃さないかどうかであって。
珍しく高潮発見に遅れが出たから、こんなドラマも生まれたので、
高潮待ちも悪くないですよ。
あと、一気書きで誤字、脱字が多くても、
それなりに読めるレベルで行けるのは、
只単になれてるせいもあると思います。

行くとこ行けば、辛口が多い住人がいるスレもありますしね。
そういう場所は、本当に慎重に書いています。
一気書きなんぞできませんwww

とはいえ、自ら誤字男と暴露してますし、
次はミノ50%でアクア・ジム一機。単独拠点攻撃を仕掛けるぐらい慎重に行かせて頂きます。
…本編は、ジム頭の方があってるっぽいんですがw
では、そろそろ

>後退する!
246ゲームセンター名無し:2007/05/31(木) 02:10:48 ID:P6hBJmboO
SS職人さんお二方とも乙です!
これからも頑張って下さい。

ちなみにジオン隊長がバカって設定がつくまで、クールという設定で妄想してた時期がオレにもありました。
バカの方がしっくりくるなぁ…w
247ゲームセンター名無し:2007/05/31(木) 20:14:14 ID:9y0l0kUU0
ジ長「ちくしょうー、踏んだり蹴ったりだぜ」

 夕食後の合同ミーティングが終わった後、ジオン曹長は
 愛機ザクキャノンの整備・・・と見せかけて機体の細部を見回していた。
 その顔にはくっきりと平手の痕。もちろん原因は杏奈。
 
ジ長「アルの野郎、何が『傷跡は男の勲章ッス!』だっての。
    後で寝込み襲って鼻にキン消しねじ込んでやる。
    ・・・さて、いつまでも愚痴っててもはじまらねーしな。
    何かできそうなトコ改良しねーと」

 一通り復讐を考えた後、今後の課題に思考をめぐらす。
 もちろん課題はメインウェポンの180mmキャノン砲だ。
 戦線は長期化の兆しを見せている為、軍司令部が消耗品の節約を提案した。
 その結果180mmキャノン砲の弾薬は火薬を使いすぎているという指摘があり、
 火薬量が10%カットされた弾薬が支給されるようになった。
 ・・・無論、威力は下がった。

ジ長「要するに少ない火力でより効率よく・・・ん!」

 キャノン砲の砲筒を覗き込んでいた曹長がうなり声を上げる。

ジ長「これは・・・!」
 
248ゲームセンター名無し:2007/05/31(木) 20:27:15 ID:9y0l0kUU0
そして次の日・・・

杏奈「曹長、部屋に居ないと思ったらこんなところにいたんですか」
ジ長「おう!ひらめいたときは即実行だからな!徹夜でノンストップでやりきっちまった!」

 朝の整備工場で杏奈とアルベルトが見たのは、ススまみれになっていた曹長だった。

ジ長「普段整備は他人任せだけど、やっぱパイロットも見るべきだな!
    昨日俺が発案したZKM(ジ(Zi)オンきょ(kyo)ういのメ(Me)カニズム)で
    連邦をボッコボコにしてやんよ!」
アル「おおおお!さすが曹長殿!今日はもう祝勝会の音頭が聞こえてくるッス!」
ジ長「あったりめぇよ!よし!もう出撃すっぞぉ!」

 たった一晩で閃いた改良案に妙に強気な曹長。
 行動力に関しては触れないとしても(やろうとしたら一日で地球一周だろうがやりそうな人だから)
 杏奈は不安を感じずにいられなかったのだった。
「絶対、何かある・・・はあ」思わずため息。
249ゲームセンター名無し:2007/05/31(木) 20:49:39 ID:9y0l0kUU0
連邦三等准尉「く・・・二人ともやられては、これ以上の戦闘は不利だな。俺も撤収する・・・」
遼機を小破させられ、一機取り残された隊長機の陸戦型ガンダムは撤退を開始した・・・。


ジ長「まあ隊長機を逃しちまったが、二機撃破だ!」
アル「ですが流石曹長殿!今回は我等の勝利です!」
ジ長「ふふふ・・・それ以上言うなアル。照れるじゃないか」

作戦終了後、基地に帰還し勝利の余韻に酔いしれる二人に杏奈がツッコミを入れる。

杏奈「全く何を言ってるんだか・・・『隊長機を叩く!』って言ってたのに、
    弾は大きくそれて遼機に当ててばっかじゃなかったですか!」

 言葉どおり隊長機を任せるつもりだった杏奈のグフカスタムは隊長機の直撃を受けた。
 直後にアルの絶好のクラッカーにより、何とか小破は免れたものの、危険だったことに変わりは無い。

ジ長「い、いやあな、こ、コレは作戦だ!時にはだな、味方も騙すぐらいじゃないと、な!(汗)」
杏奈「じー・・・(凝視)そもそも、ザクキャノンの改良って何をしたんです!?(肩をすぼめて凝視しつつ接近)」
ジ長「・・・杏奈、自慢の豊乳で俺からヒミツを聞き出そうなんt


スパーーーーン!(スリッパ強打:杏奈→ジ長)
250ゲームセンター名無し:2007/05/31(木) 21:06:45 ID:9y0l0kUU0
ジ長「ちぇっ、もうネタばらしか。・・・180mmの中を見たらな、
    なんかデコボコがあったから、コレ取り除いたら摩擦無くなって
    威力増えるんじゃないかって思って、一晩で筒の中をツルツルに仕上げたんだ」
杏奈「ちょ・・・」
ジ長「そしたら、狙ってない方向に弾が飛んでいくミラクル仕様に!
    まさに一石二鳥ってやつだな!ぐはは!ははは!」
杏奈「曹長・・・貴方って人は・・・あれの凹凸はちゃんと意味があるんですが・・・」
ジ長「ぐはははh・・・へぇっ!?」

 驚く曹長に目に手を当てながら杏奈が答えた。

杏奈「砲身内部の螺旋状の加工は、弾に回転をつけて弾道を安定させる為にあるんです。
    それを綺麗に削ったら・・・飛び出した弾に当たる空気の流れが不安定になって、
    弾道が安定しなくなるに決まってるじゃないですか!」
251ゲームセンター名無し:2007/05/31(木) 21:16:21 ID:GY3+P3Li0
          ,,..r''"'"´~´ ̄``ヽ、,_
        ,r''´r〃〃彡 彡::::::::::::::::゙ヽ、
      r'"ノ ノノノノノ 彡::::::::::::::::::::::::::::\
      ,f´ )丿ノノノノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
      i' (( ! ((ノ:::::::::::,rー''''''ヾ、::::::::::::::::::::::ヽ
    j( ミ ミW/:::::::,ノ"     ヾ,::::::::::::::::::::,f'''ヽ、
    (ミ( ;:;:;:;:;::::;:;ノ′      `ー:、:::::::::::l lヽ ヽ
   (彡r''^"~` ´            >,<::::t ヒ 〉゙i  <こんばんは、リョウコです。
    't:::゙i,          ,.:ィ‐==ヽv'ィ′ゞ-ゝ、/ j:、   こんごともよろしくね(ハート
     ヾヽ       ,.ィ'´: : : : : : :ヽ.    : : 、 人)
      ゙t゙t   _,,.ィ"(: : : : : : : : : : i     : : Y  i\
       ゞ>=''"'''''ヽ^'ゝ、: : : : : : :ノ     : : :゙i, .l j \
         f´ : : : : : :゙i  `゙`''''''''''"      : : : :゙i l !j' `ヽ、
        ヽ: : : : : : :.l゙:.  ,r-:、        : : : : :li,!,!     ゙ヽ、,_
         ゝ、: : : ,ノ t  ,;:::;ノ;,,,,;;:::::;;;,,  . : : : : ノ,/  ,.::--――--=:、_
          ``ヾ′ `ー,.r;;;;;;;;::-‐'ヲ'''' . : : : : ://i ,r'" ,.r-ー――-=::、,_ヽ、
             `ヽ、:;;;;;;r''_,,.ィ',ノ′ : : : : : /イ i,/ ,/´         ``ヽ
              ゙ヾ:;:'‐-=''"_,,_  : : : :,/'// / /
                ヽ、 '´ .`  :,:ノ  //',/
                  `ヽ、  ,.,.ィ'´   / /
                      `~´  ヽ、 /ノ
252ゲームセンター名無し:2007/05/31(木) 21:26:29 ID:9y0l0kUU0
杏奈、だんだんヒートアップ

杏奈「ただでさえ物資節約であの対策があった直後なのに!
    なに徹夜してまでキャノン砲一基破壊してるんですか!
    ばかばか!曹長のおばかー!」


すぱぱぱぱぱっ!(スリッパ連続攻撃:杏奈→ジ長&アルベルト)


ジ長「いてててててっ!」
アル「何で自分もハタかれるんスかぁ〜!」
杏奈「うるさーい!お前もとりあえず同罪だぁーーー!」

・・・ちなみに補給物資の都合上、曹長のキャノン砲の交換は認められず、
コレがいわゆる『バンナムのク○照準』の始まりであった。・・・なんちゃって。
253ゲームセンター名無し:2007/05/31(木) 22:07:06 ID:8Khz+NsoO
スクナクトモバカデハナイソウチョウハワカル・・・ハズダヨナ(;'A`)
254ゲームセンター名無し:2007/06/01(金) 01:51:41 ID:oI2qwBfL0
在りし日の2vs2
兵長「へ〜ちょ〜、早く倒して合流してくださいね〜」
曹長「わかってる。僚子こそ落とされないように粘るんだぞ」
兵長「りょ〜かいですよ〜。とりゃ〜〜!」

ドゴォォォォン!!!

杏奈「そんなシールド食らいませんよ。……遠距離攻撃とはこの様にするんです!」

ドンッ!ドンッ!
僚子「きゃ〜〜〜!!!」

敵長「俺のグフは最強なんだよ!てめえの陸ガンなんて切り刻んでやる!」
兵長「望むところだ!」

バシュッ!×2

敵長「なかなかやるじゃねぇか」
兵長「お前こそ」
255ゲームセンター名無し:2007/06/01(金) 01:58:53 ID:oI2qwBfL0
現在の3vs3

曹長「またお前か、今日こそ落とす!」
敵長「うるせー、こっちの台詞だ!」
僚子「そ〜ちょ〜、たすけて〜」
曹長「何、今行く」

バシューン!
アル「し、しぬ……」

曹長「大丈夫か、僚子」
敵長「それ以上撃たせねぇぞ!食らえ!」

ドンッ!ドンッ!

曹長「そんなもの当たるか。今度こそ勝b」

テツ「隊長!!!」
曹長「待ってろすぐ行く」
敵長「ちょ、まてよ!」
曹長「うるせー、部下のピンチだ。駆けつけずにいられるか!」

バシューン!
杏奈「きゃぁぁぁぁ!!!」

曹長「テツ!」
テツ「なんとか大丈夫です」

ドンッ!ドンッ!
僚子「きゃ〜〜〜!!!」
256ゲームセンター名無し:2007/06/01(金) 02:04:02 ID:oI2qwBfL0
曹長「何僚子狙ってるんだよ!俺を狙え!」
敵長「お前こそ何しやがる!俺と勝負しやがれ!」
曹長「望むところだ!」

バババッ!
バシューン!

曹長「なんでマシンガンなんだよ!」
敵長「さっき砂に当たったからだよ!」
曹長「あ……………………ごめん」

テツ「隊長〜!」
曹長「またか、今行く」
敵長「またかよ!」

バシューン!
ドンッ!ドンッ!

曹長「テツ、下がれ。あとは俺が相手する」
敵長「やっと観念したか!いざ!」
257ゲームセンター名無し:2007/06/01(金) 02:05:53 ID:oI2qwBfL0
僚子「へ〜ちょ〜!!」
曹長「……今行く」
敵長「杏奈!水を差すな!」
杏奈「差してません!」
敵長「邪魔になってるだろ!」
杏奈「敵を攻撃しないで何をすればいいんですか!」
敵長「俺の邪魔をしないように攻撃しろって言ってるんだ!」
杏奈「だから敵の僚機を攻撃してます!」
敵長「それが邪魔になってるんだよ!」
杏奈「敵を攻撃しないで何をすればいいんですか!」
…………………………
……………………
………………
…………
……


〜時間切れ〜


曹長「僚子、時間だから帰るぞ」
僚子「は〜い」
敵長「ちょ、まだ勝負は着いていな……」
曹長「じ・か・んだ。勝負は預けておく。じゃあな」
敵長「ま、待て!俺はまだ撤退するとは……」
杏奈「置いてきますよ、隊長」
敵長「え?いや、それは困る。……仕方ない、帰るか」

杏奈「(……どうせなら守ってくれるあっちの隊長の下にいたかったな。でもこの隊長はほっとくと何するかわからないから心配……)」


てな感じで頭のいい曹長も『バンナムの○ソ照準』になってます。
258ゲームセンター名無し:2007/06/01(金) 06:20:26 ID:d80UKx8dO
・・・モウドウシヨウ(;'А`)
259ゲームセンター名無し:2007/06/01(金) 06:30:48 ID:y52mSYPa0
>>258
doushita-
260ゲームセンター名無し:2007/06/01(金) 09:30:53 ID:aTsPQBPeO
本編やAMで調子の良くなかった時は、このスレでマターリするに限るなぁ。
作家さんも、絵師さんも、忙しいと思うけど、これからも「よろしく」!
261ゲームセンター名無し:2007/06/01(金) 16:08:57 ID:d80UKx8dO
ある日の二人

テツ「曹長、呼びましたか?」
曹長(以後「曹」)「ああ、テツだけに話したいことがあってな。」
テツ「話ってなんですか?」
曹「今ジオンは火薬規制がかかっているのは知っているな?」
テツ「いいえ、てか何故そんな事を?」
曹「(自主規制)で知った。あそこはいい、敵味方問わず書き込めるからな。」
テツ「ああ、あの大型掲示板ですか。息長いですね。」
曹「まぁ、この戦争のさなかでもどこも普通通りだからな。」
テツ「ですね。よくサーバー生きてますよね。」
曹「被弾が無いのは奇跡だ。(自主規制)は流石だ。」
262ゲームセンター名無し:2007/06/01(金) 16:29:10 ID:d80UKx8dO
テツ「それで、本題は?」
曹「実は、我が軍でも火薬規制になった時のシミュレーションをしてみた。」
テツ「はぁ・・・。」
曹「そしたら、今僚子が乗っているガンキャノンが危ないのだ。」
テツ「まぁ、一番火薬使いますから。」
曹「そして、一番火薬を使う武器が、ファイヤ・ナッツだ。」
テツ「成る程、つまり僚子は近距離への対抗策がなくなると。」
曹「そこで考えたのは、片方照準が狂っているキャノン砲作戦だ。」
テツ「・・・はい?」
263ゲームセンター名無し:2007/06/01(金) 16:43:17 ID:d80UKx8dO
曹「簡単に言えば、片方のキャノン砲の凹凸を無くす。」
テツ「でもそれでは・・・。」
曹「それを近距離、出来れば零距離で撃つ。遠距離ではもう片方の凹凸があるキャノン砲で撃つ。」
テツ「まぁ、ファイア・ナッツやビームライフルが補給出来ない時には有効ですね。」
曹「勿論デメリットもある。僚子だと無駄弾が多くなる。」
テツ「はぁ・・・確かに。」
曹「そこでだ。俺が今乗っているEz-8をテツに託す。俺が僚子のガンキャノンを使う。」
テツ「僚子には私のジム・コマンドを使わせると。」
曹「そういうことだ。」
264ゲームセンター名無し:2007/06/01(金) 16:56:37 ID:d80UKx8dO
テツ「しかし、遠距離時の凹凸の無いキャノン砲は?」
曹「遠距離では撹乱用としても使える。」
テツ「そうですか。では翌日にでも。」
曹「そのつもりだ。」

〜翌日〜

テツ「曹長!僚子がガンキャノンに!」
曹「何!?」
テツ「整備班によると片方凹凸が無いようです!」
曹「あいつ、昨日の話盗み聞きしていたな!」
テツ「どうやらタクラマカン砂漠に向かったらしいです!」
曹「今すぐ追うぞ!あっちにはホワイトベースが青い巨星とやり合ってる最中だ!」
テツ「はい!」

こうして戦争は続く・・・?


スレ汚しスマソ
265ゲームセンター名無し:2007/06/01(金) 17:13:41 ID:Dw20x4t3O
オチが欲しいな
266ゲームセンター名無し:2007/06/01(金) 20:56:18 ID:d80UKx8dO
オチは翌日の話でしたはずだが・・・

文才無くてスマソ
267ゲームセンター名無し:2007/06/01(金) 23:45:23 ID:wnkdjhx30
   n
  (凸)
  /[Y]ヽ
  / ヽ  ランク1

   n
  (凸)
  /Yヽ
  / ヽ  ランク2

   n
  (凸)
  /[T]ヽ
  / ヽ  ランク3
   n
  ¶(凸)
  /[Y]ヽ
  / ヽ  ランク4

   n
  〔凸〕
  /[Y]ヽ
  / ヽ  ランク5

  ┃  ┃
   ┃ ┃
   ‖H‖
  =┘問└=
  目[─]目  ランク6
268ゲームセンター名無し:2007/06/02(土) 00:01:28 ID:LW6/Y0Lf0
   n
 /(〓)ヘ
  /[\]ヽ
  / ヽ  ランク7

   ロ
  (凸)
  /[Y]ヽ
  / ヽ  ランク8

   |ロ
  [━]
  /[Y]ヽ
  / ヽ  ランク9

  \n/
  (∞)
  /[M゚]ヽ
   / ヽ  ランク10

    n
   (凸)
  /[M゚]ヽ
   / ヽ  ランク11

   ヽ/
  ¶(┻)¶
―武[問]》
   ‖‖  ランク12
269ゲームセンター名無し:2007/06/02(土) 00:24:56 ID:LW6/Y0Lf0
  \n/
  (∞)
  /[Y]ヽ
  / ヽ  ランク13

  ┃   ┃
   ┃| |┃
   ‖同‖
  =┘[][]└=
  目[─]目  ランク14

   n
  (┳)
 /[Η]ヽ
  / ヽ  ランク15

  || ヽ/
  ||(┻)目
―武[問]》
   ‖‖ ランク16

      卩
 『m音mノ
  /[M]
  < \  ランク17
270ゲームセンター名無し:2007/06/02(土) 00:34:44 ID:VqLrTDNP0
なんか、ボコスカウォーズみたいだなw
271ゲームセンター名無し:2007/06/02(土) 06:27:09 ID:WiG2yP+eO
文才が欲しい。あったら「僚子の日記」のタイトルで
書くのに…(;_;)

上記以外に、あるジャーナリストの視点からの
AM何かも面白そうなのに

もし書く人いたらお願いします。
272ゲームセンター名無し:2007/06/02(土) 09:23:24 ID:7BLtCVqDO
>>271
とりあえず書いてみ?
思いのたけを素直に自由に思い切りぶちまける!
それが二次創作ってもんさぁ!
273ゲームセンター名無し:2007/06/02(土) 10:05:06 ID:b6IjSJxyO
僚子の日記

〜☆月×日〜
今日てっちゃんがそ〜ちょ〜に呼ばれたけど、私はいっしょじゃないから、
だまってあとをつけた。そうしたら、そ〜ちょ〜が私のキャノ君にのりかえる
って言っていた。
片方凹凸をなくしてのるらしいんだけど、私のキャノ君、コックピットがあれだっ
たから・・・そ〜ちょ〜に見せられないよ〜(////*)
それに、キャノ君は私のパートナーだし、今日てつやしてそ〜ちょ〜にいいところ見せてやるんだから!
今日はいっぱいかくほどいろいろありました(はぁと)


昨日のガンキャノンの話書いた人だけど、僚子サイドで書きました。
文才無くてスマソ
274ゲームセンター名無し:2007/06/02(土) 11:20:15 ID:WiG2yP+eO
僚子の日記
     ・
今日もやられて水ジム
壊しちゃった…(;_;)
     ・
そ〜ちょ〜は何も言わないけど私知ってるんだ! そ〜ちょ〜が補給の度にイヤミを言われてるのを…

もっとそ〜ちょ〜の為にがんばるゾ!!\(^O^)/



僚子…私の事を思ってくれるのはありがたいが、ガンバルのも程々にな…
     ・
その前にコレは報告書
であって日記じゃないんだぞ?
275ゲームセンター名無し:2007/06/02(土) 11:37:47 ID:WiG2yP+eO
ガンバって書いてみたがどうかな?
ただ、ジオン兵の俺にはコレ以上は無理だ。細かい所はわからんでな!
276ゲームセンター名無し:2007/06/02(土) 14:28:28 ID:EShPFVam0
・・・今の時刻はAM2:00。
朝5時から始まった戦闘も時報とともに終わりを告げる。
戦士たちに与えられた3時間という短い休息の一時・・・。
各々眠りにつく者、
某大型掲示板にて今日の戦果や明日の開発について書き込む者と様々である。
ただ一人を除いては・・・。

その男は基地より少し離れた小高い丘にある一本のある大きな木に体をもたれながら、
空を彩る満天の星空を眺めていた。

・・・彼の名はアルベルト・バウアー。
ジオン公国軍のMSパイロットである。
愛機グフ・カスタムを駆り、この北米の平野を勇猛な獅子のごとく戦ってきた猛者である。

「アル・・・、またここにいたんだぁ・・・」

ため息をつきながら、一人の女性がアルベルトのいる小高い丘に近づいてきた。
277ゲームセンター名無し:2007/06/02(土) 14:31:52 ID:EShPFVam0
星を見ていたアルベルトはそれに気づいた。

「なんだ・・・、アンナ先輩すか・・・。」
「なんだとは何よ!?せっかく心配して来てやったのに・・・!!」
と、女性は少し頬を膨らませながら答えた。

彼女の名前はアンナ・マイヤー。
アルベルトと同じジオン公国軍パイロットであり、アルベルトにとっては同じ部隊の先輩であり、
頼れる戦友の一人であった。

アルベルトはアンナに気づかれないようにため息をつきながらその場に座り込み、
再び何かを思い詰めるように再び星空を眺め始めた。
278ゲームセンター名無し:2007/06/02(土) 14:33:20 ID:EShPFVam0
静寂が辺り一帯を包み込む。
たまに吹き込む涼しげな風が、丘に生い茂った雑草をざわめかせる・・・。
アンナは丘に吹き込む風によって髪が乱れないように、髪を輪ゴムで縛り上げ後ろにまとめあげ
、アルベルトに手を差し伸べ優しくこう言った。
「・・・さぁ、基地にもどろ?もう暖かくなったからってずっとここにいたら風邪ひいちゃうよ?」

「いいっす・・・、暫くここにいたいんで・・・。」
とアルベルトはアンナの手を取らず、少し無理のある笑いかたをしながらそう答えた。

「そう・・・。」
アンナはそうつぶやきながら差し伸べた手を引いた。

沈黙がこの場を包み込む・・・。先ほどと違い、空気が重くのしかかる・・・。

そして、アンナは沈黙を破るように口を開いた。

「・・・・・また隊長の事考えてたの?待ってても隊長は帰ってこないよ・・・?」
279ゲームセンター名無し:2007/06/02(土) 16:36:19 ID:2YGZd1eh0
>>276-278
平地ゾック組のことかー!!!
280ゲームセンター名無し:2007/06/02(土) 22:51:12 ID:EShPFVam0
一応>>278の続きは考えてあるが、さすがに自粛すべきか...。
( ´・ω・`)
281ゲームセンター名無し:2007/06/02(土) 23:18:32 ID:qgW5lAtW0
>>280
どんな展開だろうと受け止めてやろうじゃないか。
だが、決断するのは君だ。
勇気ある英断を待つ。

…さて、アクア作家もぼちぼち出撃ですよ。
282ゲームセンター名無し:2007/06/02(土) 23:31:12 ID:EShPFVam0
>>281
アクア作家殿、心得た...
m(_ _)m
283ゲームセンター名無し:2007/06/02(土) 23:38:30 ID:7NeoQDl30
   n
 /(=)ヘ <高潮待ち退屈だな・・・
  Lヘヘ

  \n/ <そーちょー、高潮来るまで遊びません?
  ( ∞)    n
  /[Y]ヽ  /(〓 )ヘ <お前、第2種戦闘配置で遊びませんって・・・
  / ヽ    Lヘヘ

  \n/ <大丈夫です、これは武器習熟訓練も兼ねてますから
  ( ∞)    n
  /[Y]ヽ  /(〓 )ヘ <武器習熟訓練って何使って何するんだ?
  / ヽ    Lヘヘ

  \n/ <このガンダムハンマーでビーチバレーを
  ( ∞)     ∧    n
  /[Y]ヽ∽∞< > /(〓;)ヘ <戦闘以外で死にたくないので勘弁してください・・・
  / ヽ     ∨   Lヘヘ

  \n/ <好き嫌いはいけませんよ!そーちょーもよく私に言ってるじゃないですか
  ( ∞)     ∧    n
  /[Y]ヽ∽∞< > /(〓;)ヘ <やるしかないのか・・・
  / ヽ     ∨   Lヘヘ

模擬戦
[1]開始
        失  敗
    ソーチョー!!
  \n/         ズズズズズ
  (;∞)          ∧
 」」 ヽヽ  ∽∞∞∞ <,,,,,,>  
284ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 00:40:16 ID:CcuQNzmC0
>>278を読み、「隊長は投資しすぎて単機で長距離偵察にでもいったのかな?」と思ったら>>279でゾック詐欺とわかった。
……ネタばれされた気分。もっと読解力を磨こうと思います。

>>275
ジオンなんだから無理せずにジオン側で書けばいいんじゃないですか?
今なら需要が高いですよ

さて、>>282に期待しつつ陸ガン作家が投下します。
285ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 00:44:49 ID:CcuQNzmC0
§食堂§
「テツ、ここいいか?」
「いいですよ、隊長」

 昼食を食べる兵士達が溢れんばかりにいる食堂の中、テツは一人で昼食を食べていた。

「テツ、訓練の調子はどうだ?」「大変ですよ……まるで新兵に戻ったようです。今さっきも怒られてきましたよ。『おまえは判断するのが遅すぎる』って言われました」

 新兵の時に同じ基礎訓練を受けたとは言え、前線の兵士に求められるレベルと事務職に求められるレベルは違うのだ。怒られても仕方ないだろう。

「……つらいか?」
「いえ、むしろ楽しいです。最初は新兵時代にできたことができなくなった自分に苛つきましたが、今は日に日に成長していく自分が感じられます」

 そう言ったテツの顔は晴れやかだった。

「そうか。よかった。実はお前が前線に来たくなかったんじゃないかと思ってたんだ。最初に事務職に志願してたからな」
「あれは仕方なくです。本当は今みたいに前線に配置されたかったんですよ」
「仕方なく?」
「はい、実はあのとき母が倒れてしまって、どうしても長期間安定して稼がなければならなかったので事務職を志願したんです。人事部の先輩に頼み込んでなんとかねじ込んでもらったんです」
「そうだったのか。今はお袋さんは大丈夫なのかい?」
「はい、元気に働いてます。『早く嫁を連れてこい』って催促の電話をかけてくるくらい元気ですよ」

 テツの顔が少々曇る。かなりしつこいのだろう。
286ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 00:50:14 ID:CcuQNzmC0
「それはよかった。……それにしても嫁か。俺たちにある出会いは敵さんぐらいのもんだし、できても今のご時世じゃ易々と退役できんぞ」
「そうですね。でもたぶん退役させるんじゃなく、嫁に店の味を仕込むんだと思います。実家が食堂なので」
「テツも仕込まれてるのか?」
「そりゃあもう、物心ついた頃からフライパンや包丁握ってましたよ。機会があれば腕を振るいますよ」
「それは楽しみだな」

 テツが俺より料理に腕が立つようだし、僚子に教えさせるのもいいかもな。打ち解けられるし。
 それに僚子も女だ、料理がうまくなって損はない。むしろプラスだ。変な化合物を食べさせられる事もなくなるし。
 そんなことを考えながら、ふと時計を見ると俺の昼休みが終わりそうだ。

「……って、もうこんな時間か。テツ、午後の訓練時間はMSハンガーに来てくれ」
「え?でも、午後は射撃の訓練が……」
「キャンセルさせた。お前個人の訓練も大事だが、小隊でのチームワークも大事だ。今日もまた俺のジムに乗ることになるが、みっちり鍛えてやるから遅れるなよ」
「あ、はい、わかりました」
287ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 00:57:10 ID:CcuQNzmC0
§MSハンガー§
 我が隊所有のMSは俺の陸ガン、僚子の陸ガン、異国の友から贈られてきた陸ガン(僚子の予備機)、そして俺のお古のジムのみ。そして我が隊の台所事情は芳しくなく、新機体を購入する余裕はない。

「さて、最終的に何に乗せるかな?」

 腕を組み、考える。
 教官から上がってきた訓練データによるとテツはジムどころか陸ジムあたりまでは完璧に乗りこなせるようだ。だが、陸ガンの性能を完全に引き出せるまでには至っていない。
 実戦でジムに乗せ、陸ジム代を稼ぐまで粘るか、それとも力量不足を承知で慣れさせるために陸ガンに乗せるか……

「どちらに乗ろうが現状では大して変わらんし、テツに希望を聞いてみるか……」
「今晩のメニューですか〜?」
「今晩はさっぱりと豆腐ハンバーグと卵スープのAラン……って違う!」
「じゃあなんなんですか〜?」

 振り返るとパイロットスーツに着替えた僚子が歩いてくる。奥には扉を開けたテツの姿も見える。

「テツの乗る機体だよ。敵が強さを増す中、いつまでも俺のお古のジムに乗せておくわけにはいかないからな。陸ジムを購入するか、陸ガンにのせるか迷ってるんだ」

 歩いてくるテツにも聞こえるように声量を上げる。すると即座に返答が来た。

「自分はジムで十分です。乗りこなせない機体に乗って整備班に迷惑をかけるわけにはいきませんし、あたらしく購入して負担をかけるわけにもいきません」

 テツ、あなたはどこまでいいひとなんですか?僚子はシールドや新機体をねだるばかりで隊のことや整備班の事など全く考えないのに……これが後方と前線の差かね?

「その心はうれしいが、出し惜しみをしていては勝てる戦も勝てないからな。やるからには全力をださねばならない」
「ですが……」
「テツ、何が気に入らないんだ?好きにしていいんだぞ?」
「……隊長はそういいますが、我が隊の財政状況は芳しくありません。むしろ悪化の一途を辿り、新機体購入の余裕はありません。できたとしても更に財政悪化を招くだけです」
「う゛っ!!」

 痛いところを突くな。というよりいつの間に会計報告をみたんだ?
288ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 01:00:46 ID:CcuQNzmC0
「現状我が隊が取り得る選択肢は、このままジムで戦闘を継続、陸戦型ガンダムを売り払いジムより上位の機体・装備の購入、陸戦型ガンダムでの戦闘の継続の三つです。
 ですが今後のことを考えるとミヤモト二等兵のスペア機体である陸戦型ガンダムを売り払うわけにも、自分が乗るわけにもいきません。
 それに……スカイブルー一色でカラーリングされた陸ガンに乗りたくありません」
「私の陸ガンをバカにするんですか〜!」

 それが本音か。だが、そこまで頭が回るとは、流石は元事務職ってトコか。まぁおれもあんな色の陸ガンに乗りたくないな。

「まさかそこまで見通していた……」
「ぼうず、ちょっと来て受け取りにサインしろ!」

 じいちゃん(整備班班長)が声を張り上げる。そちらを向くとなにやらにやけてるじいちゃんがみえた。気色悪いな。
 急ぎ走り寄り、荷物受け取りにサインする。……が、品名を見て驚いた。

「じいちゃん、これ本物か?」
「あぁ、紛れもなく新品の陸戦型ガンダム一機。さっき確かめてきたぞ」
「ってことは……」
「私のスペア2号ですか!」
「「違う!」」

 左右からの俺とテツの同時否定に僚子は悲しそうな顔で床に「の」の字を書き始めた。

「じいちゃん、こいつの整備頼んだよ。急ピッチで頼む」
「新品にまともな整備箇所があるわけなかろうが。エネルギーチャージと各種設定さえ終えれば即出撃可能だ。テツ、設定するからちと着いてこい」
「はい!」


 心なしか、テツが嬉しそうに見える。やはり、仕方ないとはいえジムに乗るのは嫌だったのだろう。


 最後に、異国の友よ、ありがとう。
 私には肩書きを贈ることしかできないが、これからも良い関係を続けたいものだ。
289ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 01:04:30 ID:/Gmrn6FT0
それは『直感』で言った言葉だった。

「乱戦でよく標準が僚機にずれて当たる事がしばしあるが…。
序盤は僚機を狙う事を前提にした攻撃をすれば、
逃げ腰の攻撃よりも相殺され難く、
状況次第では通常の作戦よりも高いダメージを与えられる可能性が高いと思うのだが…。」

この言葉に二人は『博打ですよ、隊長。』とか、『さんと〜じゅ〜いは私達を信頼してないんですか〜?』
などと言われた。
私のその時は「信頼してないとか博打などではない。一つの作戦の可能性としての話だ。」
と、言ったが…これが今朝の出撃に大きく影響する事になった。

「朝から高潮だとはな!今日はツイてる方かな?」
「バットモーニングの方かも知れませんよ!」
「きのーは変な時間に出撃したので眠いです〜。」

昨夜はAM00:00頃に高潮があっただけに、睡眠時間は不十分ぎみだ。
現在、AM08:00頃。完全に万全という訳ではなかった。

「昨夜は大変でしたからね!
慌てて出撃しようとしたら、リョウコ殿がお風呂で入浴中で、
呼びにいった隊長が手製のシールド×5を制御姿勢で食らってましたからね…。」

あれは『負けられるかー!』の連発で死ぬかと思った出来事だった。
おかげで最後の出撃は雨だった。
290ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 01:06:41 ID:/Gmrn6FT0
「……後でてっちゃんもシールドだからね…。#」
「すみません。図に乗りすぎました。」
「乗るのは高潮の波で結構だ!
気分を変えて総員、戦闘準備!
お客さんが団体でお見えだっ!!」

『団体』。それは敵機が三機一組で現れた事を示していた。
我々『水さん小隊』内での略称コードでもある。
なお、『お客さん』は『敵』を表し、他の小隊はいうまでもなく、
敵軍のジオンでも使ってる有名なコードだ。

「内容は水泳部…っていうか、一機見えませんね…。
ゾックでしょうか?」
「この前のようなドムキャノンかもしれん。
……ここはいつものように『中』を5……。」

ふと、先日の思い付きを思い出した。

「いや、最初は『近』でビックをぶち込む!
後は『中』を四つだ!いくぞっ!!」

これが大成功だった。それも損傷率が僅差という接戦だった。

「隊長!上手くやりましたね!」
「さんとーじゅーい!やっぱりすご〜〜〜い!」
「…いや。逆に言えば運が良かっただけだ。
以後、セオリー通りに行こう…その方が安心だ。」
291ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 01:07:41 ID:/Gmrn6FT0
直感通り…とも言えた結果ではあるが、
私はこのような結果は『運』と思い、
次は謙虚に地道に確実の行動をする事にしていた。
それが今まで生き残れたコツであり、最大の要素だと思っていた。
だが……それが間違いである事を私は思い知らされた。

「…『迷子』のような編成だな…。」
隊長機が『ザクキャノン』である場合、基本的に『迷子』である事が多い。
次が『グフ・カスタム』とくれば確実だ。だが…。

「ですが『ゴック』がいますね…海兵地形のサバイバルを心得てると思われます。」

そう。『ゴック』だ。
最近、このような小隊で来る事がまれに現れる事があった。
その場合、隊長機の大砲は一撃必殺を持ってる例が確認されつつあった。

「でも、やる事はいつも通りだよね?さんとーじゅーい?」
「…その通りだ。セオリー通りの中一択だ。」

だが、作戦は失敗に終わった。
しかし、損傷率で損するのは毎度のことだ。
だが、悪夢は続いた。

続くズゴック、アッカイ、ゴックの小隊にも敗れた。
久々の全滅である。

「だ…大丈夫か?リョウコ…テツ…。」
「だいじょーぶじゃないです………。」
「…全滅ですか…俺、悔しいですよ…隊長…。」
292ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 01:08:37 ID:/Gmrn6FT0
幸い、全機小破ですんだが、これは全員死ぬかもしれない危うい結末だった。
さらに続く編成…これが『迷子』だった。
『団体』ではあったが、これで負けることはまずなかった。

「隊長!連中は撃墜されるのがお望みのようです!」
「ザクキャノン、ザクにグフ・カスタム…貰ったな。」
「えーっと…中×5で作戦開始…ですね?」
「言うまでもない。連中にありったけの弾をぶち込む。」

だが、これでも私達は負けてしまったのだ。
正直、なぜ負けたか覚えていない…全滅してしまったかもしれないぐらいあやふやだった。

「クソォッ!」

『ガアァンッ!』

俺は基地の障壁で拳が割れる程に叩いた。
失敗…その二文字が大きくのしかかる…。
三連敗……臨時のMSを活用しない限りはありえない大敗であった。

「た…隊長…その…。」
「三等准尉…あの…。」
「 今 は 話 か け な い で く れ ッ !」

俺の怒鳴り声に、二人は動きを止めた。
293ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 01:11:18 ID:CcuQNzmC0
曹長昇格時に貧乏で困ってたときのお話です。
本当は自機陸ガン、僚子陸ガン、初期ジムしかなくて困りました。当日読み込みで陸ガンが出て助かりましたよ。
計算機叩くと、陸ジムと性能変わらないと出てたのでBSとBRとタックル(←金切れた)で出陣させました。

今週もランクイン無理だ……せめて通算にだけは残り続けたい……でも多分あと一ヶ月しかもたなそうだ。。。
294ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 01:14:16 ID:/Gmrn6FT0
「…俺は…君達を責める気は無い…これは…………俺の責任だ……。
一人に……してくれ………作戦実行時刻には……戻る。」

精一杯の理性を総動員して…感情を殺しての言葉だった。
そう…これは俺の責任だ…これを部下のせいに…仲間にせいにするのが、
私の中にはありえなかった。
それをやってしまったら…俺はもう隊長を名乗る資格は無い。
そう思ったからだ。

「くそ…くそぉっ!チクショォォォォォォォォォォッ!!」
俺は泣いた。一人で泣いた。
力いっぱい…自分を責めた。

そして、時間になって俺はMSデッキへ戻った。

「…すまない。
もう落ち着いた。
……後一回だ。行こう。」
『……。』

俺の言葉にリョウコとテツは沈黙を守る。

「…総員、戦闘配置だ。」
『………了解。』
295ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 01:14:32 ID:CcuQNzmC0
すみません。割り込んじゃいました。

続きどうぞ
296ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 01:17:02 ID:/Gmrn6FT0
俺の力なき言葉で二人はようやく返事をし、ノロノロとコクビットへ乗り込んでいった。

「……くそっ。」

俺は力なく、悪態をついた。
すると、後ろから『攻めなきゃ…負ける!』と言う声と共にモンキーで殴られた。

『ガコォンッ!』

「なーに、一丁前に責任背負った男って顔をしてるんだよ!
この青たれ小僧が!」
「…おやっさん。」

そう、このアクア・ジムの他に、他のMSを全て整備してくれているおやっさんだった。

「あんた。話は聞いてるぜ。
直感にそった作戦が成功したもんだから、
愚痴愚痴と腐れた脳みそで考えた作戦に切り替えたそうだな!」
「…二人から聞いたのですか?」

『バゴォンッ!』

ニ撃目。ヘルメットをかぶった上でも痛いものは痛かった。
297ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 01:22:01 ID:/Gmrn6FT0
「馬鹿たれ!
そんなのはぜーんぶ記録されてるだろうが!
そんな基本も忘れてるのか!」
「…あ。」

忘れていた。本当にそんな基本を。

「大体『運』で勝てただと?
阿保んだら!お前の直感に『運』の要素など一つもねえぞ!
それは『運』を引き寄せたんだよ!
あんたの思いつきとそれをやった『勇気』でな!」
「…そんな子供が見るアニメじゃあるまい…」
「アニメは大人が一緒になってみる一種の教訓映像じゃ!」

……おやっさん。全てがそんなアニメじゃなかったと聞きましたが。
野暮なので、それは流しておくが。

「第一、『勇気』っていうのは『恐怖を我が物にする事』を示す!
お前さんの勇気は『ノミが人に立ち向かう』ような例えで覚えたのか?
違うだろう!そりゃ、大きな間違いの例えで聞いた話だろう!
本当の勇気っていうのはなぁ…人の素晴らしさ。勇気の素晴らしさ。
人生の素晴らしさをだな…。」
「もういいです。」

俺はおやっさんの言葉を遮った。
298ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 01:25:09 ID:/Gmrn6FT0
「これ!青たれ!」
「…大丈夫です。もう…思い出しましたよ。
最初に俺に言ってくれた言葉を…。」

俺はもう…迷っていなかった。

「おやっさん。俺の初出撃の時にいった言葉。
『ジャンケンは気合と度胸で勝つ』と。
『それがいずれは=勇気となり、失敗すらも受け止められると。』
…今、思い出してもどこで『ジャンケン』がつながるんだがわかりませんがね。」
「ほっとけ!」

おやっさんは赤くなって怒鳴った。

「……そういえば、私にも教えてくれました。」
「俺にもです。本当に無茶な台詞でしたが…。」

「言いたい事がイマイチわかりませんが…。
ようは言葉がどうこうじゃない。
自分で決めた事に根拠が無くとも自信を持てと…。」
「……ふん!
相変わらず、小理屈な男だな!
だったら、とっとと行ってこい!
また、高潮がどっかにいっちまうぞい!」

おやっさんは、そういって背中を向けた。
…柄にも無く照れてる。と、俺も感じたのでそっとしておく事にしたい。
299ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 01:31:34 ID:/Gmrn6FT0
「…わかりました。
リョウコ!テツ!
……………もうイケるな?」
『ばっちりです!』
『隊長!高潮はいつの時間も活躍してますよ!!』

どこで聞いた台詞だな。テツ。

「俺もイケる。
もう俺は迷ったりしない!
総員、出撃だ!
大波に乗っていくぞ!」
『了解!!』

そして、俺も遅れてアクア・ジムへ乗り込む。
出撃する先は海浜。オセアニアの海だ。

「…………詳細不明が一…ゴックがニ…。
確実にこれは…。」
「ゾックだろう。間違いない。」
「…さ…三等准尉…」
「心配ない。近2と中3で一気に仕留める!
ゴックだろうが、ゾックだろうが、なんだろうが!
『当たらなければどうって事はない!』
『ずっと俺のターン!』で『最大火力で潰す!』
…以上だ!」
300ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 01:37:03 ID:/Gmrn6FT0
無茶苦茶な作戦だった。
ずっと俺のターン当たりが特に。

「隊長!」
「なんだ!」
「それでイケる根拠はありますか!」
「まったくない!直感だ!
全て、直感で勝負!」
「わ〜い!勘任せだ〜!にゅ〜たいぷだ〜!」

ニュータイプ。
たしか連中が言ってる言葉にそんなのがあった気がするが…。

「只の勘じゃない!兵士の勘だ!」

俺の勘はそんなんじゃない。
全て俺が決めて度胸と勇気で出たものだ。
あやふやな小理屈で決めた事ではない!

「おっと!そんなことを言ってるうちに、
やっぱりゾックでしたー!とばかりに来ますぜ!」
「了解だ。全員、散開!」
『了解!』
301ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 03:44:34 ID:sAhDhKlF0
>>278の続き

「そんなこと、言われなくてもわかってますっ!!!!!」
星空を眺めていたアルベルトが、急に声を荒げアンナに言った。

「・・・。」
アンナはこの答えを予期していたのか、特別驚くことなくアルベルトの答えを素直に受け止めた。

アルベルトはせきをきったかのように思いの丈をアンナにぶちまけた・・・。
「先輩はどうも思わないんですか!?・・・あれは忘れもしない5/29!
あの日、今日の稼ぎを握りしめて嬉しそうにしてMSドックに走って行くところを見たのを最後に、
隊長はこの基地からこつ然と消えてしまった・・・。しかも、俺たちに何も言わずに・・・!!
俺は隊長の事を本当の兄貴のように思っていたのに・・・、それなのに!!!?」
「そんなことアンタに言われなくてもわかってるわよ!!!!」
アンナはアルベルトに呼応するように声を荒げ答えた。
302ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 03:45:31 ID:sAhDhKlF0
アンナは続けた・・・。
アンナ「アンタいい加減ウジウジするのやめなさい!!毎日この丘に来てボーッと毎日を無駄に過ごして・・・!!
暇なアンタと比べて仲間達は毎日厳しい戦いを強いられてるっていうのに、どうも思わないわけ!?」
アル「俺だって1日だって早く戦線に復帰して連邦のやつらと戦いたいですよ・・・!!
それでも隊長が居なくなった事で小隊は解散、俺の愛機のグフカスもMSドックから消える・・・!
俺に何をしろっていうんですか!?」
アンナ「このバカ!!少しは頭使って考えなさいよ!!たとえアンタの愛機がなくなったとしても、
シミュレーション訓練なんて基地内で毎日できるじゃない!!」

アンナの一理ある回答にアルベルトは口をつぐんでしまった。
303ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 03:46:21 ID:sAhDhKlF0
気がつけば、今さっきまで晴れていた空に雲が出てきていた。
めずらしくきれいに輝く月に雲がかかったため、辺りを少し暗くしてしまった。
そのためか、二人を包む空気はより一層と重くなっていた・・・。

一瞬の静寂の後、アンナはこう語りだした。

「アル・・・。隊長は私たちの頼れる指導者でもあり一人の人間なんだよ?
隊長だって傷つくことだってあるんだから・・・。」

アルベルトは下にうつむいたまま、アンナの言う事に耳を傾けていた・・・。

アンナ「先々週、隊長は私たちに見せた事のないようなウキウキした顔で新しいMSを運んでたの覚えてる?」

アルベルトは返事をせず、ただただ頷いた。

アンナ「隊長はあの新型MSで連邦の奴らをたたきつぶすってすっごい張り切っちゃって・・・。
まるで、子供が新しいおもちゃを渡されてウキウキしてるようなそんな感じかな?」

その出来事がよっぽど印象深かったのだろうか?
かすかにアンナの含んだ笑いが話してる最中に聞こえた・・・。

アンナは話を続けた。
「隊長、新型MSの性能を発揮するために操縦技術や反応力をただひたすらに鍛えてた・・・。
それに毎日の戦闘の稼ぎを新型MSのカスタムのためにひたすらつぎ込んでた、
毎日支給されるMSや武器も全部打って給与に変えてずっと・・・。
そして今週の月曜日、隊長の苦労も報われて、ついにそのMSの性能をフルに発揮できるほどの操縦技術と反応力を身につけたの。
そしてカスタムも進んでそろそろロールアウトしようと思った矢先にあの知らせ・・・。
誰だって嫌になるわよ・・・。」
304ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 03:47:40 ID:sAhDhKlF0
「・・・隊長。」
2週間前、アルベルトに言われたある言葉を思い返していた・・・。

隊長「アルベルト!」
アル「あっ、隊長〜。どうしたんすか?なんか上機嫌っすね〜♪
わかった!隊長が狙ってる別小隊のあの娘をグレートキャニオンにデートに誘ったとk
!?」
バシッ!!
隊長「アホゥ!!んなわけあるか!?ついに俺様が乗る後継機をついに購入したんだよ!!」
アルベルト「ゴホゴホッ・・・、それは良かったっすね・・・、ゴホッ」
隊長が放った水平式のチョップがのど元にクリティカルに入って苦しいながらもそう答えた。

隊長「これでお前ら二人を楽にさせることもできるしな!!」
アル「た・・・隊長・・・!?」
隊長「これから連邦は強いMSを開発し、この北米地域に投入してくるだろう。
手が付けられなくなってからじゃ遅いんだ・・・!!
俺はチームの人一人欠ける事なくこの基地に無事に帰還できることをいつも考えている、
そのためなら俺は多少の無茶でもする覚悟はできているんだぜ?」
アル「隊長〜・・・!!」
隊長「俺たちはチームだ、この調子で頑張っていこうな!」
隊長の爽やかな笑顔を思い浮かべながら、隊長の口癖であったあの言葉を思い出していた。
305ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 03:49:12 ID:sAhDhKlF0
「俺たちはチームだ」

多少負け戦もあったが、絶妙なコンビネーションであの地獄のような戦地から勝利の外旋をしたこと。
アンナ先輩と隊長の昇格祝いをしたが、羽目を外しすぎて大隊長に叱られたこと。
戦果ランクに入れない事を気にしていた隊長をアンナ先輩と一緒に慰め結局一晩中飲み明かしたこと・・・。
隊長と一緒になって週末に行われる開発投資祭りに参加して戦友と絆を確認しあったこと。

様々な出来事がお互いの信頼関係を築き上げ「絆」という糸を紡ぎ出し、
そしてその「絆」という糸から「チーム」という決して断ち切れる事のない綱が生まれた。

事実、隊長が「絆」という糸でまとめあげたこの小隊は、
ジオン北米基地では一目置かれる存在にまでにもなっていた・・・。
306ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 08:06:09 ID:/Gmrn6FT0
>>300の続き(すみません、連続投稿に引っかかりました。)

「ハハハハハッ!
頭部メガ粒子砲を食らえ!」

連中の隊長が久々の馬鹿隊長らしく、
ハイテンションでぶちかましてきた。

「残念だが…はずれだ!
俺のビックを食らえ!」

『シャッ!』

「外れですよ〜;;」
「外れてます!何をやってるんですか!」
『>すまない!』

共に大外れ。くそ…自信を無くすな…!

「いっけ〜!」
『ドドドォォン!!』

「ハハ!カスリ傷!」
「続けて食らえ!」
「当たらんよ!」

この回のテツの攻撃は無力化される。
307ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 08:14:31 ID:/Gmrn6FT0
「食らいなさい!」

『シャッ!』

「おおぉ!?
…くっ、やるな!」
「まだ、安心するなよ!連邦ども!」

『ドォーン!ドォーン!』

「ぐわぁぁぁぁーー!!」
「隊長!」
「三等准尉!」

ゴッグの連携攻撃でコックビットは大きくゆれ、かなりの衝撃を頭に受けた。
…が、俺はこの時、奇妙なほどに頭が冴えてきた。
『直感』が…冴える!

『ドォーン!ドォーン!』

さらに俺はゾックからダメージを受ける。
が、すでにひるまずに次の攻撃へ移っていた。

「突ッ!」

『シャッ!』

「きゃあああぁーーッ!!」

この攻撃で一瞬で、ゴッグは半壊させる事に成功する。
308ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 08:23:38 ID:/Gmrn6FT0
「三等准尉!」
「やらせないよーん!」

リョウコの攻撃が、隊長機に無力化される!

「援護します!」

ここでテツの背後ミサイルランチャーが、
さらに追い討ちをかけた!

『ドドドォォン!!』

「あああ!
…くっ!先に隊長機を!」
「了解!ジオン軍の為に!」

『シャッ!』『シャッ!』

「……ぬるい!」

全て軽傷に抑える。
動きが…見える!これが…直感(ニュータイプ)だというのか!?

「食らえ!駄目押しぃぃーーー!」
ゾックが世にも珍しい遠距離強打を使って頭部メガ粒子砲を撃ってくる!
だが…!

「やらせない!」
リョウコに標準が向いていたのか、俺に向いていたのか定かではないが、
距離でその破壊力を無効化される!
そう、すでに距離を取って肩部ミサイルランチャーを狙う構えだった。
309ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 08:30:16 ID:/Gmrn6FT0
「射ッ!」

『ドドドォォン!!』

「うわあぁぁぁぁーー!」
「アルベルト!」

この一撃で、もう一機のゴッグを半壊させる。
これであちらさんの僚機ゴッグは、相当に厳しいはずだ。

「てっちゃん!」
「わかってます!」

リョウコが隊長機のゾックにけん制の肩部ミサイルランチャーで弾幕を張り、
その間にテツがピックでゴッグを切り裂く!

『ドドドォォン!!』『シャッ!』

「まだ落ちてたまるもんですかーっ!」

テツのアクア・ジムを押しのけて、リョウコのアクア・ジムに…!

「不味い!距離を!」

あのゴッグ…!制御姿勢を使っている!

『シャッ!』

「ああああああ!駄目ダメだめ!こわれちゃ〜〜うッ!」

リョウコのアクア・ジムがこの一撃で半壊してしまう…!
…それはいいが、戦闘中にそれはないだろう、リョウコ君。
310ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 08:37:21 ID:/Gmrn6FT0
「何がそれはないですんか?」
と、突然リョウコのアクア・ジムが私の目の前に現れる。

「あ、いや…別に…って、うしろ!」
「知ってます!」
「そのまま朽ち果てろ!」

『ドゴォォン!』

その一撃は俺のアクア・ジムからリョウコが守ってくれた。
もう一機のゴッグの攻撃を半壊したのによく反応したものだ。
しかし、ダメージは軽微とはいえ、半壊したアクア・ジムには厳しいはずだ。

だが、攻撃は容赦なく続く。
ゾックが異様な反応速度でテツを狙ったのだ!

「ハハハハハァァァイな!気分だぜ!」

『ドォーン!ドォーン!』

「うわあぁぁぁぁー!」
テツのアクア・ジムにもガタが生じる。
だが、まだやられるほどではない!
その瞬間。俺はすでに次の行動へ移っていた。
おやっさんいわく!

「狩を行う瞬間が、もっとも無防備な瞬間としれ…!」

中距離連続攻撃…!
肩部ミサイルランチャーの雨が…
いや、『大津波』がゾックに降り注いだ。
311ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 08:39:02 ID:/Gmrn6FT0
『ドドドォォン!!』

「ノォォォォォォ!ゾック様がーー!俺のゾック様がァァァァーーー!」

奴は泣いて帰っていった。

「ああ!隊長のゾックが壊れて、いじけてしまったー!」
「まだよ!これでも損傷率で…!」

「無駄よ!ね?てっちゃん!」
「そのとおりです!そろそろお帰り下さい!」

リョウコの背後ミサイルランチャーが。
テツのピックが。
それぞれのゴッグに命中する!

「ま…まだだ!!」
「…ダメ!こっちはもう無理ね…後退します!
アルベルト!無理しちゃダメよ!」

ゴッグはこれで撤退していく!
後…もう一機のゴッグのみ…?!

「姉御と隊長のカタキ!
『突き刺されぇぇ!』」

『シャッ!』
312ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 08:40:18 ID:/Gmrn6FT0
「隊長!」
「三等准尉!」

この一撃で俺のアクア・ジムは半壊していったが…!
だが!

「その一撃で倒せなかった己の技量不足を呪え!」

奴の攻撃で吹っ飛ばされた瞬間。
俺の肩部ミサイルランチャーは、全てもう一機のゴッグに突き刺さっていた。
…おそらく、これが初被弾だっとしても、奴のゴッグはもう戦う事はできないだろう。
そう…戦いは今、終わったのだ。
我々の完全勝利で!

「くそーーー!ジオンの為に!また帰ってくるからなーー!!」

…毎回思うが、よく小破ですむな。俺達も連中も。
313ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 09:27:30 ID:n1G/B+7VO
携帯からすみません。
投稿規制ですので、今しばらくお待ちください。
314ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 09:36:12 ID:OJnIzxckO
では今のうちに……

昨日はどうでもいい内容で割り込んですみませんでした。


ここもいつか再現小説スレみたいにまとめサイトができるのかなぁと思った陸ガン作家でした。
ではバイトなので《後退する》《すまない》《敵機撃破》《よろしく》
315305:2007/06/03(日) 09:56:46 ID:4R6WAoveO
俺も携帯からすみません。
m(_ _)m
昨日投稿規制にひかかってしまい、途中で終わってしまいました。

>>300
割り込みのような形になってすみませんでした。

また、続きアップしますので良かったらお読み下さい。

《後退する》
316305:2007/06/03(日) 13:59:21 ID:sAhDhKlF0
続き投入します!
m(_ _)m

>>305の続き

だからこそ、アルベルトは隊長を許せなかった・・・。
「消える前に、何故俺たちに話してくれなかったのか・・・?」
「俺たちはチームじゃなかったのかよ!?」

今回の事件によって多くの他の小隊長が退役していったことは事実であった。
しかし、ごく一部の隊長はその事件の逆境をおしのけ、
この基地に残り続けた者や新天地に向かう者もいたのもまた事実。

アルベルトがこの事件の詳細を知ったのは、最後に隊長を見てから数時間後。
他の小隊長が嘆き悲しみ、罵声と怒号が飛び交うという異常な状況になったのがきっかけであった。

その日5/29の夜、北米基地では類を見ない混乱に包まれていた・・・。

そんな混乱の中、アルベルトは一抹の不安をそのときに抱いていた・・・。
「まさか・・・、隊長にとってそんなことはないよな?いやいやいや!俺は隊長を信じる!
何、疑心暗鬼に陥ってるんだ俺は!?」
罵声や怒号が飛び交う異常な環境の中、アルベルトは隊長を信じ続けていた・・・、自分自身に言い聞かせるように・・・。
そんな彼の微かな希望の光も、翌日に小隊解散という大隊長の辞令によって奇しくも打ち砕かれる結果となってしまった。
317ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 14:00:52 ID:sAhDhKlF0
一緒に辞令を受けたアンナも信じられない気持ちでいっぱいになり悔しそうに拳を握りしめていた。

「・・・嘘だろ!!?」
それでも、未だ信じられない気持ちがアルベルトをMSドックに走らせた。
MSドックに向かう途中、いままでの出来事が走馬灯のようにアルベルトの頭の中で思い返されていた。
そしてMSドックに着いた途端、アルベルトは愕然とし力なくその場にへたれこんでしまった。

隊長ご自慢の愛機、MS-06ザク、アルベルトの愛機グフ・カスタム、アンナのザク・キャノン、そして、近々ロールアウト予定だったゾック。
全ての機体がなくなっており、MSドックはもぬけの殻になっていた。

・・・何分間そこにへたれ込んでいたのかわからない。
後からやってきたアンナに腕をつかまれて立たされたことも、アルベルトはあまり覚えていなかった。

あれから、数日。彼の心の中では今も葛藤が続いていた。悲しい気持ち、悔しい気持ち、怒りの気持ち。
隊長に裏切られた事でアルベルトは全てを受け入れることができなくなっていた。
318ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 14:04:29 ID:sAhDhKlF0
・・・丘に再び風が吹き込む。
さっきまで月にかかっていた雲が徐々に流れ、月がまた姿を表す。
それと同時に先ほどまで差していた月光がまた辺りを照らし出していく。

アンナが明るくアルベルトにこう問いかけた。
「私、アルの元気のないとこ見たくないな〜?アル、元気出して♪」

アルベルトはうつむいたままでアンナの問いかけに答えようとしない。
ため息をつきながら、アンナは続けた・・・。
「もうアル〜ったら〜、いい加減にしてよね、もう〜・・・本当に・・風邪・・・ひいちゃうよ?
・・・・・・・私、アルのそんな姿見たくないよ・・・?・・・だからお願い・・・・・。
元気になって・・・いつもみたいにさ・・・私に元気を分けてよぉ・・・。」
アンナの声は次第に小さくなり、たまに吹き込む風やざわめく雑草によってアンナの願いをかき消してしまった。

風がやみ一瞬の静寂に包まれた。
アンナ「私・・・、アルの気持ちわかるよ・・・?」

それを聞いたとたん、アルベルトはカチンと頭にきてしまった。
”俺の気持ちなんか解るわけない・・・、誰にも!!”と・・・。

アンナ「だ・・からね・・・アr」
アル「先輩に俺の何がわかるんすか!!!!?」
アルベルトはそう言いながら、うつむいたままの上体を起こし下からアンナを睨んだ。
と同時にアルベルトはハッと我に返った・・・。
319ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 14:50:10 ID:/Gmrn6FT0
>>312
「……全機、損傷を確認し、すみやかに撤退する。
その帰りにも偵察任務を忘れるな。」
「了解です…。」
「はーい。この後も気をゆるませないでいきましょ〜。」

…二人はいつものように返答する。
が、基地に帰ったら大ハシャギで俺を至福してくれた。
…リョウコに押し倒されるのはともかく、テツに潰されるのは勘弁だったがな。

だが…この勝利は私にとって、何よりも大事な一戦を制した意味が大きくあった。
それは一つ。

『自分を信じずに、仲間を信じる事は出来ない。
謙虚も大事だが、己の行動に自信を持て』

…この瞬間の喜びの意味はこれだ。
だが、また明日も俺達は戦場に出る。
繰り返す悲劇と歓喜。いつまで続けられるのだろうか?


以上です。今回のAMSSで一番長くなってしまった…。
まあ、それだけ最後の一戦が嬉しかったので、
こんな話が生まれた訳ですがw
今回、やたらと長くなった為に、途切れ途切れになって申し訳ありませんでした。
では今日はここまで。

>後退する!
320ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 16:40:57 ID:y5g39rwF0
支配率99%の市街じゃ敵も見かけませんね
  ∨
 \n/    |ロ
  ( ∞)   [ ━] <油断するなテツ、敵なんて出撃すりゃすぐ出てくるもんだ
 /[M゚]ヽ  L。=─
  / ヽ   / >

        ほら来たぞ、攻撃開始!
 \n/    |ロ ∨
  ( ∞)   [ ━]               『m音m  『m音m
 /[M゚]ヽ  L。=─               /[M]ヽ   /[M]ヽ
  / ヽ   / >                 < \    < \

       作戦大成功、さすがエースだ
 \n/    |ロ ∨
  ( ∞)   [ ━]           ζζ
 /[M゚]ヽ  L。=─         #音m    ζζ
  / ヽ   / >           /[#]   ..,,,.m音m.,,.,.
  ∧
それにしても毎回同じ敵が多くないですか?

       言われてみれば、よしこいつらの顔を拝んでやろう
 \n/    |ロ ∨
  ( ∞)   [ ━]   ζζ
 /[M゚]ヽ  /[Y]ヽ  #音m    ζζ
  / ヽ    / ヽ   /[#]   ..,,,.m音m.,,.,.
321ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 16:42:41 ID:y5g39rwF0
     ば、馬鹿なっ!無人だと?!
 \n/    |ロ ∨
  (;∞) 煤R[;━]ノ  ζζ
 /[M゚]ヽ   [Y]   #音m    ζζ
  / ヽ    / ヽ   /[ロ] パカ ..,,,.m音m.,,.,.
  ∧
それでは今まで我々は誰と戦って…

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
  \n/ <市街の連邦兵は毎日毎日ジオンの亡霊と終わりのない戦いを続けているそうですよ…
  ( ∞)   n
  [VV  (>;=)> <や、やめてくれ…
  / ヽ  Lヘヘ
322ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 17:13:46 ID:fUSwcVNG0
>>321
こいつ何?
ドムカノン?
323ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 18:27:38 ID:lacKy+TQO
o( ̄ ^  ̄ o)
324ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 20:13:32 ID:sAhDhKlF0
>>318続き

月明かりに照らし出され、いつもと違う雰囲気のアンナ
いつも勝ち気で明るいそのアンナの頬には、月明かりに照らし出されキラリと輝く涙がはっきりと見てとれた。

思わずアルベルトは絶句してしまった・・・。
オイルまみれに汚れているいつものがさつなアンナと違い、月明かりに照らし出されたアンナは幻想的なまでに美しく、
なにより決して他人に見せることのない涙をアルベルトに見せているからである。

あっけにとられたアルベルトを見て気づいたのか
アンナ「あ・・・・・!!」
アンナは頬に流れるものを急いで裾で拭いた。

「・・・恥ずかしいとこ見られちゃったね。
他のパイロット連中に見られたくなかったから、泣くの我慢してたのになぁ・・・。」
とアンナは照れ笑いを浮かべながらアルベルトに言った。

「い・・・いえ!!そんなこと、な・・・ないっす!!!!!!」
アルベルトはしどろもどろになりながら答えた。
と、同時に自分の胸の鼓動が早くなっている事に気づいた。
325ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 20:15:14 ID:sAhDhKlF0
アンナは再びこみ上げてきた涙を拭いながら、アルベルトにこう言った。
アンナ「アル・・・、隊長がいなくなって小隊がなくなっても私たち3人の絆はゆるぐことはないんだよ?
だって・・・・・、私たちチームじゃない!?私たちもつらいけど、隊長はもっとつらかったんだよ!?
だからさ・・・、今は隊長の心の傷が治ってこの戦場に戻ってくるのを一緒にこの基地で待ってよ?
隊長が帰ってきた時、私とアルが笑顔で迎えるの・・・、『おかえりなさい』って・・・。
隊長・・・、きっと帰ってくるから・・・、信じて待っててあげよ?」

アンナの問いかけを聞きながら、アルベルトはある事を思い出した・・・。
アルベルトが小隊に赴任する前からアンナは隊長と行動を共にしていたことを・・・。
「先輩は俺より隊長と付き合いが長いのに、俺よりつらく悲しいのに、アンナ先輩は気丈に振る舞ってた・・・!
それに比べて俺は・・・!!!!くっ・・・!!!!!!」

アルベルトは自分を恥じ、右の拳を握りしめた・・・。
気がつけば隊長に対する怒りや悔しさはすっかり消え、自分自身に対する情けない気持ちでいっぱいになっていた。
326ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 20:16:53 ID:sAhDhKlF0
アンナ「・・・・・アル?」
アル「え、あ・・は・・・はい!・・・え、な・・・なんか声を荒げて、
アンナ先輩に『俺の気持ちが分かるわけない』とか言ってすみませんした!!!!」
アルベルトは明らかに動揺していた。
それはアンナの問いかけにアルベルトの受け答えが成立していないことをみればわかるであろう。
よほど申し訳ない気持ちと情けない気持ちで心がいっぱいだったのだろう。
アルベルトはその場で土下座して必死に謝った、自分自身の甘さから怒りの矛先をアンナに向けてしまった事を・・・。

アンナ「ん〜〜、ダメ〜!!」
アル「エッ!?」
アンナ「罰として一週間食後のデザートをおごり続ければ許したげる♪」
アル「うっ!!・・・わかりましたぁ。」

いつも通りアンナが答えるとアルベルトはホッと胸を撫で下ろした。
気がつけば、二人の会話からは自然と笑みがこぼれていた。
お互い気持ちをぶつけ合えた結果であろう。

再び空は雲が晴れ、満天の星空を眺める事ができた。
ときたま満天の星空に流れ星が走る。

「この星空を隊長も眺めてるかな・・・?」
アルベルトはふとそう思い、しばし目を星空に向けた。

アルベルトはおもむろに立ち上がり腰の辺りについた土の汚れを軽くはたき落とし、
「先輩、基地に戻りましょう!」
と言った。

「・・・ウン!」
アンナは元気よく答え、アルベルトとともに基地に戻っていった。
327ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 20:22:09 ID:sAhDhKlF0
基地に戻る道中、アンナはアルベルトに問いかけた。
アンナ「ねえアル?さっきの答え聞いてないんだけど〜?」
アル「え?あ!?一緒に待ってるって話ですか!?」
アンナ「そうそう!で、どうかなあ?」
アル「もち、先輩と一緒に待つに決まってるじゃないですか!」
アンナ「よかった〜♪」
アル「当然じゃないですか!?
・・・・・だって俺らは"チーム"じゃないすか!!」
アルは自信に満ちあふれた顔でアンナに言った。


数時間すれば空が明るくなり、停戦時間は解除される・・・。
戦士たちの休息は朝5時の時報とともに終わりを告げる。
そして再び戦いの火蓋がきって落とされるのであった・・・・・。


今回はこれにて終了です。やたら長い文の上にわかりずらい文章で皆様すみませんでした。
m(_ _)m

また機会があったらこちらに書き込みさせていただきます。
では、失礼いたしました。
328ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 21:39:00 ID:nTmBEbyvO
あ〜!ジオン側の隊長のイメージがわかないよ!
329ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 21:58:54 ID:dI5gwaXhO
今回のSSはどれも、いい感じで切ないね。
いやはや毎度毎度GJですよ。
ご苦労様ですm(_ _)m
330ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 22:29:59 ID:H2aNLfxU0
>>322
『 ←キャノン砲

m ←スパイクアーマー

音 ←ザクの顔

でザクキャノンじゃない?



(=音=)グポォン
331ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 22:52:42 ID:ThSMO4Zf0
割り込み割り込みでテラカオスwwwww

アンナxアルなんて認めねぇぞォオオオオオオォオォォオォ!!

by現役ザクキャ隊長
332ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 23:13:21 ID:CcuQNzmC0
全ての始まりは私の未更新からでした……
F5がおささってなかったんだよ!<すまない>

さて、隊長×アルと隊長×隊長とアル×テツのどれを書こうかな……
333ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 23:17:23 ID:sAhDhKlF0
俺も割り込みが多くてすみません!
ちょっと分かりにくくなってしまったいうことなので、
アクアジム作家さんと陸ガン作家さんの最新作をアンカでまとめておきます。

陸ガン作家さん
>>285-288 >>293
334ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 23:18:57 ID:sAhDhKlF0
次いで、アクアジム作家さん
>>289-292 >>294 >>296-300 >>306-312 >>319
335ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 23:20:54 ID:sAhDhKlF0
おこがましいですが、ついでに俺
>>276-278 >>301-305 >>316-318 >>324-327

では・・・
<後退する>
336ゲームセンター名無し:2007/06/03(日) 23:24:24 ID:CcuQNzmC0
>>335
あ、ありがとうございます。

こっちにも再現スレみたいなまとめがあれば楽になりそうですね。あっちと量の差が激しいですけど
337ゲームセンター名無し:2007/06/04(月) 01:15:44 ID:9j07JKOd0
作家様のリョウコのイメージに合わせて
少しマヌケっぽく…うーん…orz
http://imepita.jp/20070604/024530
http://imepita.jp/20070604/025320

アクア作家さん・陸ガン作家さん
そしてアンナxアル作家さんお疲れ様でした。
GJです!
アンナxアルにはハラハラしましたよw
338ゲームセンター名無し:2007/06/04(月) 01:31:15 ID:pWmOhhJRO
しかし、主が勇み足で作ったスレが、ここまでの良スレになるとは、、、、
作家さんと絵師さんの努力の賜物ですね。
339ゲームセンター名無し:2007/06/04(月) 03:13:41 ID:h4olOzs2O
良スレ?
リアル童貞率は統率900越え&ミリパラ99バーセント

僚子 へーちょさん。いつもイカ臭いですよ? スルメか何か食べてるんですか〜?
少しは体しぼらないと任務に絆できませんよお
たまにはお風呂も入りましょうよ〜〜
340ゲームセンター名無し:2007/06/04(月) 05:30:59 ID:LXYHu4eNO
>>334
アクア作家です。
まとめレス感謝です。
私の文で良ければ、次も投稿したいと思います。

絵師の方も毎度GJですね。

さて、次はどうなるのでしょうか?
341ゲームセンター名無し:2007/06/04(月) 06:23:58 ID:gNEcPkLs0
>>339
娯楽の楽しみ方は人それぞれだが・・

学生時代の大事な時期に青春を捨て
必死に絆にのめり込み、ただのポイント房が
俺最強と悪態つく真性。
ろくに仕事もせず親のスネかじって借金してまで
将官を維持する真性、馬鹿だらけの現実さ。
毎日同じ服、絆やってる奴にろくなのいないよな?

余裕がある奴は娯楽の楽しみ方が幅広く
受け入れやすい。
>>399は自身の言動を見つめ直した方がいい。
視野が狭いと損する事が多いぜ。
342ゲームセンター名無し:2007/06/04(月) 06:25:42 ID:gNEcPkLs0
>>341
×399◯339ww
343ゲームセンター名無し:2007/06/04(月) 20:46:32 ID:KVUIrJq9O
一応私のリストも。
>>261-264>>273

・・・文才本当にネェェェェ!
コテハンを「文才無いスナイパー」にしようかしら・・・orz


(注)私は男ですが、言葉遣いが女らしく思えるのは、
私自身がそういう仕様だからです。
気にせず男として扱って下さい。
344ゲームセンター名無し:2007/06/04(月) 21:16:45 ID:pWmOhhJRO
>>343
いやいや、たいしたものですよ。
特に日記は僚子らしくていいよね
他の日記もみたいな。
345ゲームセンター名無し:2007/06/04(月) 23:34:31 ID:WV+OOBQM0
水ジム作家です…。
最近のAMはゾックよりも海兵地形装備の陸型MSの方が怖いですたい。
水ジム作家です…。
海兵地形はザクキャの恐怖を海兵で再現してくるですたい。
水ジム作家です…。
標準狂いが段々と致命的になってきますた。
ザクキャ、ザクU、グフ小隊相手でも、負けてしまう危険性が出るなんて酷いばい!
水ジム(ry


三連敗地獄にハマってる俺は、次のカスタム・アクアジムに向けて貯金中…。
今使ってるの、間違えて50ポイントほど索敵に振り込んじゃったんだよねぇ…。
だから、装甲値が弱くて、弱くて…。









それをリョウコのせいにしたSSを出そうとしたのは内緒だ。
346ゲームセンター名無し:2007/06/04(月) 23:48:10 ID:WV+OOBQM0
シールド…敵の攻撃から身を守る防具。
シールド投げ…盾=防具の概念を覆した奇襲戦法。
          リョウコ=ミヤモトが得意とした戦法である。

「さんとーじゅーい。
シールド投げの原理をもう一度講義してほしいのですがー?」

最近、オセアニアでのジオンの猛攻が厳しくなってきた中、
リョウコは、突然それをたずねてきた。
……正直、それはもう忘れられた技術であってほしかったが…。

「…今更それを教えてどーなる?
当面、アクア・ジムのみの支給だと…。」
「あ、いえ…今、倉庫にあったシールド+5のサイズが、
他のシールドよりもちょっと寸法が違ってるですよ。
ですから、威力がほんのわずかに上がってるじゃないかなーと思って、
再計算してみようかなと…。」

サイズ。たしかにそれで威力は変貌する。
ましてや、あの戦法に使う為に独自の計算と回転技術を導入してる。
よって…。

「…だが、あれはあくまで『コピー』だからな。
自然体の『黄金長方形』にはまだ遠いぞ。」

黄金長方形。嘘っぽい話だが、これに近ければ近いほど。
その究極の比率から出るある軌跡を追う事により、
この馬鹿げた回転の奥義が、
あの嘘のようなシールド投げをより実戦向きな戦法へ進化していく。
347ゲームセンター名無し:2007/06/05(火) 00:00:10 ID:WV+OOBQM0
だが、これらの真の比率を知ってるのは、『自然』のみ。
人間が加工して作れるものではない。
ましてや、計算するのはコンピューターである。
真の比率にもっとも近くなければ、しょぼい攻撃でしかない。
しかし、比率が近いシールドがあれば、話は別。
そんな事で回転の効率がぐっと上がり、威力の増加が期待出来るという訳だ。
…シールド好きのリョウコ君が、計算してみたくなるのも無理はない。

「それはそうですけどね…でも…すっごく気になるんです。
わずかでも上がってると戦力になりますし…。」

ならんぞ。リョウコ君。

「…MSによっても、威力が増減するからな…。
あのガンダムタイプですら、GMよりも威力が劣る計算になってるのが面白いところだが…。」

センサーが敏感すぎて、かえって手元が狂ってくるという事だろうが。

「そーなんですよ!だから、三等准尉。
講義をお願いします!リョウコのお願い!」

……正直、遊びでやった事を教授のような振舞いで教えたくないのが、
俺の本音だ。だが…この顔でお願いされてしまっては逆らう術はない。

「……………まあ、良かろう。
少しだけだぞ。」

俺はついに折れた。

「わ〜〜い♪
じゃ、ミ〜ティングル〜ムでお待ちしてますね〜♪」
348ゲームセンター名無し:2007/06/05(火) 00:03:07 ID:710ybPVB0
かくて、俺は講義の真似事をする事になったが…。
その後、狙ったように高潮が来て、その講義はつぶれてしまう事になる…。

……正直助かったが……。
いずれにしろ、講義は必要かもしれん。
俺は、ひそかに考えてるプランと照らし合わせる事により、
シールドを再び使うリョウコの姿が浮かんだ…やたら笑顔で投げる姿が。

……破棄したい気分だ。このプランも…。
349ゲームセンター名無し:2007/06/05(火) 01:02:55 ID:710ybPVB0
連続投稿対策でしばし席を外してましたが、以上です。

黄金の回転の元ネタは…もう言わなくてもわかりますねw
つーか、これぐらいの無茶論理がなければ、
シールドを何度も投げる事など無理な訳で…。

しかし、シールド投げの毎日を見るか、
このまま三連小破の度を続けるか…。
まずは資金を貯めてから検討しなければなりませんね。
350ゲームセンター名無し:2007/06/05(火) 06:47:13 ID:s/BOiU4o0
>>330
なるほどサンクス
    /ж             亞
  /[仝]ヽ    /[凸゚]ヽ
 《 ЯR 》    /  \
351ゲームセンター名無し:2007/06/05(火) 07:40:09 ID:Ddrul2Z3O
>>344
僚子=天然バカ
みたいですし、難しい漢字は書けないって設定でwww

こうやって、人は慣れてゆくのね・・・orz
352ゲームセンター名無し:2007/06/05(火) 12:34:04 ID:iEjPqjko0
どうも、アンナ×アル作家です
まとめアンカですが、陸ガン作家さん・アクア作家さん共に喜んでいただき幸いです。
( ´∀`)

今回は前半部分だけですが、投下させていただきます。
m(_ _)m


毎週月曜日朝5時・・・。
新たな戦いへの幕開けである。
他の曜日と違い、毎週月曜日朝5時は一週間の曜日のうちで一番特別な一時である。

それは、ジオン軍全兵士の戦績優秀者50名の発表及び特別支給における通達、開発し終わった兵器のリリース日、
新たなMS・武装の開発プランの発表、そして、昇進辞令通達の4つのイベントがあるためである。

各々通達を受け取り、戦績優秀者に選ばれ嬉しそうに特別支給を貰いに行く者、あともう一歩のところで選ばれず悔しい思いをする者、
新しく開発された兵器を買おうとMSドックに向かう者、新たに開発される予定の兵器を見て子供のように目を輝かせる者、
兵長に昇進し新たに配属される部下と挨拶する者と様々である。

この時だけは、人々の喜怒哀楽を垣間見ることができてしまう。
様々な人間模様を垣間見る事のできる一時、これが月曜日AM5:00なのである。
もちろん、ここジオン軍北米基地も例外ではない。遠くから歓喜の声や悲哀にくれた嘆きが聞こえてくる。

それを尻目にアルベルトはシミュレーションルームヘ足早に駈けていく。
353ゲームセンター名無し:2007/06/05(火) 12:36:29 ID:iEjPqjko0
数ヶ月前にこの基地を襲った大規模な事件はこの基地の者をひどく傷つけた・・・。
しかし人々はあの事件の悲しみを乗り越え、以前のような活気を取り戻している。

アルベルトも例外ではなかった。
数ヶ月前と比べアルベルトの心身状態は良好、今にでもすぐ戦線に復帰できるレベルにある。
あの時のアンナの涙がなかったら、今のアルベルトの姿は無いだろう・・・。
言うなれば、アンナの涙がアルベルトにとっての特効薬だったと言える。

アルベルトは、本来ならば昇進した曹長のサポートとして配属される予定であったが、
大隊長の気遣いにより基地で長期の休養をとっている。
アルベルトは今週いっぱい基地にて休養することを余儀なくされていた。

そんなアルベルトは、日課である朝食前のシミュレーターによる訓練に向かったのであった。
それはアルベルト自身、今すぐにでも戦線に復帰したいという強い願望の現れであった。

そんなアルベルトを偶然アンナは見かけていた。
アンナ「アル、今日も訓練やってる♪偉い偉い♪」
アンナは満足そうな顔をしてアルの後ろ姿を見送っていると、一人の男性が慌てながら大声でアンナに叫んだ。
♂「アンナ、このままじゃ訓練に遅れるぞ!急いで支度してMSドックに来るんだ!」
アンナ「了解です、隊長!!」
アンナは元気よく遠くにいる隊長とおぼしき男性に言い放った。
354ゲームセンター名無し:2007/06/05(火) 12:38:14 ID:iEjPqjko0
アンナはアルベルトより2週間前先に戦線復帰を果たしていた。
今では先週付けで軍曹に昇格した新たな隊長の下、戦績を着実に伸ばしていた。

アンナは心の中でアルにエールを送りつつその場を後にした。


それから数時間が経過した・・・。

シミュレーションルームにはいまだ黙々と訓練を続けるアルベルトの姿があった。
結局アルベルトは朝食もとらずシミュレーターで訓練を数時間も行っていたのであった。アルベルトは時計に目をやる。「AM9:45・・・。」
小休憩も入れて4時間もシミュレーションルームに居たことになる。

「さすがにやりすぎたな・・・」
アルベルトは疲れた目を抑えながらPOD内から足をふらつかせながら出てきた。
自分のIDカードをターミナルに差し込み訓練の結果を書き込む。
その最中アルベルトはふと昔の事を思い出す、三人で訓練をしたことを・・・。

「あの頃は楽しかったな・・・。普段は絶対にしないカルカン戦法とかやったなあ・・・。」
とアルベルトはついついにやけてしまった。
そんなことを思い出していると後ろからやたら咳払いが聞こえてきた。
気がつけばターミナルからはとっくにIDカードは排出され、いつのまにか自分の後ろに並んでいる同僚に嫌な顔をされている・・・。

「す・・・すみませんした!!」
アルベルトは一礼しシミュレーションルームから飛び出た。
355ゲームセンター名無し:2007/06/05(火) 12:39:26 ID:iEjPqjko0
「あ〜・・・あせったぁ・・・!!!」
アルベルトはため息をつきながら安堵の表情を浮かべ廊下を歩いていた・・・。
歩きながらアルベルトはふと窓に目をやる・・・。

晴れ渡った青空、雲がぽっかりと浮かぶ。あまりにもありふれた、平凡で平和な光景がそこにはあった。
しかし基地の外、すぐ数km先では今でも基地の防衛部隊と敵の基地強襲部隊の激しい戦闘が行われている。
今週もジオン軍が連邦軍を圧倒しているのだろう、爆音や振動はさほど感じられない・・・。
戦場の真っ直中にあるこの基地では爆音・衝撃・振動がおこる事がありふれたことであるため、久々に見た平和な光景にアルベルトは心癒されていた・・・。

「ん・・・?外が騒がしいな?」
アルベルトがふと目をやると、慌ただしく整備兵が走っていくのが目に入った。

「なんかあったんだろうな・・・。大方流れ弾が基地内に着弾したんだろうな・・・。」
アルベルトはそんなことを考えながら、未だ食べていない朝食を取りに食堂へ行こうととぼとぼと歩きだした。

その時であった。
356ゲームセンター名無し:2007/06/05(火) 12:41:07 ID:iEjPqjko0
「アルーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!」
叫び声に近い大声に驚きながら声のする方に目をやると、アルベルトの親友ジャックが猛ダッシュでこちらに向かってきた。

「どうしたジャック、そんな息きらして・・・?」
アルベルトは少しあきれた感じでジャックに問いかけた。

ジャック「ハァハァ・・っく・・・・ハァ・・・アル・・・・・大変だっ!!!!!!!」
アル「なんだジャック、お前らしくないな〜?もしかして・・・めっちゃセクシーな女隊長がこの基地に転属してきたとか?」
アルベルトは笑いながらジャックを茶化した。

するとジャックはいきなりアルベルトの胸ぐらを掴み、アルベルトに今まで見せた事のない鬼気迫る形相でアルベルトに叫んだ。
「バカヤロウ、下らねえ言ってんじゃねえよっ!!!!!!!!!!!!!!!!
・・・・・・・アンナさんが戦闘中に敵の直撃をくらって撃墜されて大変な事になってんだぞ!!!!!!!!!?」

・・・・・アルベルトの目の前が真っ白になった。

続きはまた時間ができたら投下したいと思います。では・・・
<後退する>
357ゲームセンター名無し:2007/06/06(水) 19:14:40 ID:obI7Cj/9O
続きがめちゃ気になるよ〜
358文才無いスナイパー:2007/06/07(木) 21:51:26 ID:lAuZUqcJO
誰かの日記

Day.△,Mon.☆
本日は晴天であった。こうして暑い最中、日記を書き始めて早一週間、
私は今現在アジア地区にいる。
砂漠の方で何かあったらしいが、無事のようだ。
ホワイトベースも青い巨星の部隊を倒し、黒海の方でオデッサ・デイの
準備をしているようだ。私達も負けていられない、そう確信した。
例の甘ちゃん小隊長はどうやらジオンの女性パイロットに
恋心を抱いているよう。明日辺りが大変な一日になりそうだ。
そんな一日であった。



AMのキャラの方を上手く使う為に勝手に新キャラです。
日記内の片仮名は大文字です。
359ゲームセンター名無し:2007/06/07(木) 22:36:05 ID:Sa/O0fLxO
一つアドバイス
短くまとめるのも実力
限られた条件で話をまとめるのも実力

もし上手くなりたいなら覚えといた方が良いよ
別にいいと思うなら気にしなくていい
二次創作ってのは、まず作者が楽しいものであるべきだと思うし
360ゲームセンター名無し:2007/06/09(土) 00:23:37 ID:wywxUEy/0
>>356の続き投下します。
m(_ _)m

・・・ジャックの言葉を聞き、アルベルトの体は無意識に彼を走らせた。
彼にとってその行動は一瞬の出来事と感じたのだろう、気がつくとアンナが収容されている病室の前に息を切らしながら立っていたのだ。
アル「・・・先輩!」
アルベルトは祈るように目をつむり病室に入った。

「ガチャ・・・」
いまだ混乱に陥っているアルベルトはベッドで横になるアンナの肩を揺らしながら叫んだ。
その窓の手前に設置されているベッドにアンナがいた、頭に包帯を巻かれ安らかな顔をして・・・。

いまだ混乱に陥っているアルベルトはベッドで横になるアンナの肩を揺らしながら叫んだ
アル「先輩起きてください!死なないで下さい!!先輩がいなくなったら俺・・・、先輩ぃぃぃぃぃ!!!!!」
アンナ「う・・・・・っるさぁ〜〜い!!!!!」
そんな叫び声ともにアンナの繰り出したパンチがアルベルトの顎にヒットした。クリティカルヒットだったのだろう、アルベルトは足から一気に崩れ落ちた。

「朝5時から訓練ですぐ戦闘だったってのに・・・・・、少しは寝させてよ・・・ったく・・・・・すーっ・・・すーっ・・・」
とアンナはアルベルトに背を向けるように寝返りを打って再び寝息をかきはじめた。

「・・・・・・・・・・・・。」
アルベルトは呆然としていた、まるで時を止められたかのように・・・。ただアンナの寝息だけが聞こえていた。
361ゲームセンター名無し:2007/06/09(土) 00:24:38 ID:wywxUEy/0
走る足音とともにジャックが病室に飛び込んできた。
ジャック「ハァハァ・・・!アル、アンナさんは無事か!?」アル「・・・・・。」
ジャック「アルどうしたんだよ!?アンナさんはっ!?・・・って大丈夫みたいだな?」アル「ああ、どうやらそのようだな・・・。」
ジャック「・・・いや〜、よかったよかった!アンナさんに何もなくて!!な、アル!?」アル「・・・なにがよかっただ、ゴルァァ!?」
アルベルトがジャックの胸ぐらを掴みながら詰め寄った。
アンナが無事と分かりホッとしたと同時に、ジャックの人騒がせな情報にアルベルトの怒りがわいてきたのであった。

ジャック「な、な、なんだよアル!?お、落ち着けよ!!」アル「お前紛らわしいんだよ!!ちゃんと状況確認してから確実な情報を報告しろよ!!」
ジャック「バカ野郎!!お前、”アレ”を見てないからそんな事言えんだよ!?普通重傷だっておかしくねえんだぞ!?」アル「アホ!!そんな不確かな情報じゃなくて、確実な情報を俺に報告しろっつーの!!」
ジャック「おまっ!?アホは余計じゃね!?何かがあってからじゃ遅えんだよノロマ!!」アル「ほう!?俺に勝てないくせにノロマと言うか!?良いだろう、今から模擬戦で貴様との格の違いを見せてやるよ!!」
ジャック「いいだろう!!どっちがNo.1か教えてやるよ、このノロマ!」アル「後で吠え面かくなよ単細胞!!」ジャック「いい気になってんじゃねえぞ、この野郎!!!!!!」
アンナ「・・・・・お前ら・・・・・・うるさああああああい!部屋から出てけぇ!!!!!!」
そう叫ぶとアンナは得意の右フックをアルの脇腹へ、その後流れるようにジャックの眉間にストレートを叩き込んでいた。

アル&ジャック「ぐはっ・・・!!!!うぅ・・・・す・・すみませんでしたぁ・・・。」
アンナに殴られた場所を抑えながら二人は病室を後にした。
362ゲームセンター名無し:2007/06/09(土) 00:27:50 ID:wywxUEy/0
「バタン」
扉を閉めると二人は苦痛に耐えながら廊下を歩き出した。
ジャック「痛ぅ・・・、なんで俺まで・・・。」アル「・・・・・ジャック、悪いな。」
ジャック「あ?」アル「いや、俺の為にあんなに必死になって俺に教えてくれたじゃないか・・・?」
ジャック「あぁ」アル「改めて謝るよ、すまなかった・・・。」
ジャック「いや、お前の言った事も一理ある。そんな気にすんなよ?」アル「すまない。」
ジャック「あれはお前の為にじゃなくてついでだ!俺のアンナさんのペットに何かあると困るしな。」アル「はあ!?」
ジャック「あとな、お前が模擬戦で決着つけようと言ったの、あれはまた別だ!」アル「・・・ほう?」
ジャック「アル!お前は俺が倒す!」アル「いいだろう!!せいぜいペットごときに負けないように頑張るんだな?」
ジャック「いいだろう!では模擬戦に行k」アル「と、その前に!お前がさっき言ってた”アレ”とは何だ?」
ジャック「あぁ”アレ”か?今頃はMSドックに移動してるだろうな丁度いい、ついてこい!」
ジャックはそう言うとアルベルトをMSドックに案内した。幸いMSドックから近かったためものの数分もかからずに着いた。

アル「なあ?”アレ”っていったい・・・?」ジャック「そのうちわかるさ・・・見えてきた!あれだ!」
アル「・・・・・なっ!?」
アルベルトは思わず息を飲んでしまった。
363ゲームセンター名無し:2007/06/09(土) 00:29:22 ID:wywxUEy/0
そこには大破したアンナの搭乗機、MS-06ザクUがMSドック内に横たわっていた。
そのザクは大破した割に比較的きれいな状態で現存していた、・・・ある一部を除いて。
アル「これは・・・!?」ジャック「まさにONE SHOT KILL・・・だな」

問題の機体はコックピット部分から右脇腹部分にかけてなにかに抉りとられたかのように大きな破壊痕が見られた。
内部のメカニック部分はむき出しの状態で晒されており、消化痕がいまだはっきり残っているのが見受けられる。
動力パイプは無惨にもちぎれ飛び、崩壊したメカニック部分からは何かしら液体が染み出ていた。もちろん、核汚染はない。

アル「なるほどな・・・、これを見ればパイロットは無事では済まないと思うのも仕方ないな。」
ジャック「だろ!?なにしろほんの数m場所が違えばコックピットはパイロットごと吹き飛んでるからなあ。」
アル「しかし、なんだろう・・・、以前にも同じのを見たことのあるような・・?」
ジャック「嘘だろ!?こんな狙い済ました攻撃、連邦のヘタレにはできねえよ!きっと偶然だ、偶然!!」アル「・・・。」
ジャック「しかし連邦め!!いつの間にこんな攻撃力の高い兵器を開発していやがったんだ!?兵器の性能差が戦力の・・・」
アル「いや、違うな・・・。兵器単体の威力も上がった事もあるだろうが、それだけではこの壊れ方は説明できない・・・。」ジャック「えっ!?」

???「・・・その通り!大した観察眼だな。」アル「!?」
アルベルトが声のする方に目を向けると、一人の男がアルベルトとジャックの方に歩み寄ってきた。
364ゲームセンター名無し:2007/06/09(土) 00:31:18 ID:wywxUEy/0
???「気にせず説明を続けてくれ。俺はアルベルト君の推理に興味があるだけだからな。」アル「はあ・・・?」
アルベルトは訝しげに答えジャックに説明を続けた。

アル「まあ・・・まずは戦闘に使用された兵器だが、これは爆薬だな。連邦が使うビーム兵器なら装甲が融解するはずだ。
今回の破壊痕を見ると装甲の融解部分が見受けられないが、代わりに爆薬が炸裂した特徴が数カ所で見受けられる。
そう考えると、爆薬を使用した兵器に間違いないだろうな。そしてお前が言っていた威力の高い爆薬を使用した兵器の場合だが、
まずそんな物を使用したらコックピット中心のみならずその周囲の腕や足にまでダメージが及ぶはずだろ?
しかし、あのザクを見るとそれが当てはまらないんだ。腕や足にダメージがない、ピンポイントでその場所だけが破壊されている。
よって、馬鹿みたいな破壊力の出る兵器で先輩がやられたっていうことじゃないんだよ。」ジャック「な・・・なるほどな・・・。」
アル「多分先輩はキャノンによる直撃を受けたか、あるいは爆薬を使用した兵器によってゼロ距離で直撃を受けた可能性がある。」
ジャック「・・・・・なるほど!!」

???「素晴らしい推理だな、ほとんど正解だ!」
男はそう言いながら拍手をして賞賛している。
アル「って、あなたはどちら様でしょうか・・・?」
アルベルトがその男に言うと、にこやかにこう答えた。
「申しそびれてすまない。俺は○○○軍曹、アンナの所属する隊の隊長だ。」

続きはまた明日投下します。m(_ _)m
<後退する>
365ゲームセンター名無し:2007/06/09(土) 00:45:28 ID:wywxUEy/0
文才なく読みにくい上に投稿する際にミスって同じ文章が・・・orz
すみません・・・m(_ _)m

とりあえず今までの話をまとめときますので、よろしかったらお読み下さい。
>>335 >>352-356 >>360-364
366ゲームセンター名無し:2007/06/09(土) 01:39:19 ID:7Q8k2vW+O
>>365
いや、大したもんですよ。
続きを楽しみにしております。
367ゲームセンター名無し:2007/06/10(日) 03:18:48 ID:w50SVyXq0

アルベルトはすぐさま軍曹に対し敬礼をした。ジャックもそれにつられ敬礼をする。

軍曹「そう固くなるなよ、アルベルト君。君の観察眼にはまったくもって驚かされたよ。流石はあのアンナの後輩だな。」アル「では、軍曹殿が自分の名前を知っていたのも・・・?」
軍曹「そうだ。君の話はいつもアンナから聞かされてたよ。ところで、そっちにいる君の名前は?」ジャック「ハッ!!自分は、」「おいジャック!!いつまでくっちゃべってんだ!?そろそろ出撃するから準備しろ!!!」
ジャックの自己紹介を遮るように、ジャックの上官が隣のMSドックから叫んだ。
ジャック「えっ!?あ・・・、はい!!隊長、了解しました!!・・・ということなので自分は先に失礼させていただきます!!」軍曹「おう!戦果を期待してるぞ、ジャック君?」ジャック「ハッ!!では、失礼致します!!」
ジャックは敬礼をすると、その場を走り去っていった・・・。そして、MSドックにはアルベルトと軍曹の二人きりとなった。

少しの沈黙の後、軍曹はアルベルトに話しかけた。
軍曹「アルベルト君、この後時間は空いてるかな?」アル「はい、今はどの小隊にも配属されてない身なので・・・。」
軍曹「そうだった、今はフリーだったな。丁度いい、私は君と話をしたくてね?」アル「自分でよければ・・・。」

アルベルトはどんな話を切り出されるか内心、不安であった。そんな不安を振り払うかのようにアルベルトは話をきりだした。
アル「軍曹殿その前に少しお聞きしたいことが・・・?」軍曹「ん、なんだ?」
アル「・・・軍曹殿、単刀直入にお伺いします!先輩がどのような経緯で撃墜されたかを自分に教えて下さい!」軍曹「別に構わないが、それを聞いてどうなる?敵の情報を聞いてアンナの仕返しにでも行くのか?」
アル「・・・その気持ちも若干ありますが、気になるんです、なんで先輩が撃墜されたのか・・・。」軍曹「・・・ふむ、いいだろう。立ち話もなんだ、そこにある椅子に腰掛けながら説明しよう。」
二人はMSドック内の隅にある椅子に腰掛けた。軍曹は椅子に座ると足を組み、あの時起きた出来事をおもむろに話し始めた・・・。
368ゲームセンター名無し:2007/06/10(日) 03:21:31 ID:w50SVyXq0
「早朝から訓練を終えた俺とアンナは天候を見ながら出撃のタイミングを図っていた。今回の任務は偵察任務、少しでも索敵が出来易いようにザクキャノンに搭乗し[快晴]を待っていた。
それから数時間[快晴]を待ち続け、朝8時にこの基地を後にした。今回もいつも通り簡単なお仕事だと思っていた。事実、偵察中に敵MSとの戦闘になったが2回とも圧勝、損傷もそこまでは受けなかったからな。
『仕事をさっさと終わらせて午後は休暇にしてゆっくりしよう』とアンナと雑談していると警告アラームが鳴った。ジムキャノンと寒冷地ジムの二機が近づいてきた。俺は今回も楽勝だと思ってしまった。
しかし今回だけはいつもとは違った。敵隊長の駆るジムキャノンが俺の攻撃を先読みしてことごとく攻撃を回避していく。当たっても相手の僚機がそれを庇って、なかなか敵隊長に攻撃は通らない。
アンナが何回か俺を庇ってくれたが、俺はジムキャノンからの攻撃を喰らってしまっていた。らちが空かないと判断した俺は寒冷地ジムに途中から狙いを定め攻撃した。結果はどうにか損傷勝ち。
しかし、内容として芳しくはなかった。ほとんど読み負けてしまったし、アンナが庇ってくれなかったら確実に小破はしていただろう・・・。ただ内容はどうあれ勝ったことには間違いなかった。
気分を切り替えて、俺はアンナに礼を言った。しかし、アンナから返事がない。どうやら戦闘後アンナは何らかの異変に襲われたらしい。大丈夫かと問いかけてもアンナは小声で『はい』としか答えない。
その後も敵MSとの戦闘を行ったが、どうもアンナの動きが悪い。戦闘には勝利したもののアンナのミスが目立つ結果になってしまった。俺があの時、強引にでも基地に帰還していればこんな事には・・・!!」
369ゲームセンター名無し:2007/06/10(日) 03:24:13 ID:w50SVyXq0
軍曹はそうアルベルトに話すと背もたれに寄りかかった。軍曹も後悔しているのだろう、奥歯を噛みしめている。そして軍曹が再び話し始めた。
軍曹「偵察終了時間残り10分を切り、俺はアンナの事が心配で早く偵察任務が終わるのを祈っていた。そんな願いとは裏腹に再び警告アラームが鳴り響いてしまった・・・。敵MSは二機、ジムキャノンと寒冷地ジム。
どうやらアンナの不調の原因になった3戦目と同じ小隊らしい。つまり同じ敵にもう一度遭遇したということになる。日に二度同じ小隊との遭遇は稀にあるが、この状況での遭遇は最悪としか言いようがなかった。
奴らと戦っただけでアンナは完全に調子を崩してしまったし、先ほどの戦闘では俺は完全に奴に読み負けてしまっている。俺は久しぶりに焦った・・・。この状況を打破する為に俺はアンナに指示をした。
『アンナ!!何があったか分からないが俺の指示を聞くんだ!俺は相手僚機に対し遠距離攻撃をする!アンナは敵隊長機に対して中距離攻撃をしてくれ!』ってな。そしたらアンナはなんて言ったと思う?」
アル「えっ?・・・すみません、自分には分からないです。」軍曹「・・・・・・アンナは小声で『・・・・・隊長、できません』って言ったんだよ。」アル「なっ!?」
軍曹「俺は意味が分からなかったよ。『アンナ!お前、自分で何言ってるのか分かってんのか!?』って俺は思わず叫んじまったよ。そしたらアンナは『すみません隊長、身勝手をお許しください・・・!!』
って言い残して突貫して行っちまった。君もアンナがどんな奴か分かるだろ?」アル「えぇ、思いついたら即実行っていう人ですからね。それに先輩は言い出したら聞きませんからね・・・。」
軍曹「そうなんだよ・・・。仕方ないから俺は諦めてアンナに任せる事にした。『アンナ!!俺は遠距離攻撃で攻める!!後はお前の好きなようにしろ!!』ってな。アンナのザクが腕を上げ合図をした。
370ゲームセンター名無し:2007/06/10(日) 03:25:27 ID:w50SVyXq0
戦闘は熾烈を極めた・・・。しかし、さっきまで調子の悪かったアンナが良い動きをし始めていた。アンナが敵を陽動してくれたおかげで、俺の攻撃は先ほどの戦闘と比べると当たるようになっていた。
しかし、敵も弱い訳じゃない。それ相応の反撃をしてきた。結果的に4回の交戦で両小隊のMSはあと1〜2撃を喰らえば撃墜されるとこまでダメージを負っていた。全ては最後の交戦で決まることとなった。
正直俺はいけると思った。今のアンナの状態なら勝つ可能性はあると踏んだんだ。それが俺の甘さだったということは、その戦闘後に待ち受けていた最悪の結果として思い知らされることになった。
そして、最後の交戦が始まった・・・。」
「索敵の差で俺は敵より先に攻撃が出来た。遠距離攻撃で敵隊長機に攻撃をした。しかし、ジム寒冷地が庇ったために攻撃が敵隊長機に通る事はなかった・・・。その直後だった。
俺の攻撃によってできた爆煙の中からジムキャノンが飛び出てきた。しかも本来のジムキャノンとは思えない機動だった・・・。鋭角に切り返しながら素早い機動でアンナに近づいていった。
その動きはまるでドリブルをするバスケの選手のように速かった・・・。そして、アンナの乗るザクとすれ違った瞬間、ザクの懐が光に包まれた。それと同時に爆発音がして、ザクが宙を舞った・・・。
ジムキャノンがすれ違った瞬間にハンドグレネイドをザクの懐に投げ込んだんだ。そして、吹き飛んだザクは無惨に地に打ち付けられた。『アンナ!!』そう叫んでもアンナからの応答はなかった・・・。
途中、寒冷地ジムに盾で殴られたが俺はどうにか撃墜されずに生き残った。結果的に作戦は失敗してしまったがな。そして、偵察任務が終了した俺は急いでそこにあるザクを担いでこの基地に帰還したって訳だ。
これで満足かな、アルベルト君?」アル「・・・・・・・軍曹殿ありがとうございました。」
371ゲームセンター名無し:2007/06/10(日) 03:26:20 ID:w50SVyXq0
アルベルトはその話を聞き終えると表情を暗くし、動揺し始めた。それを見た軍曹がアルベルトに話を切り出した。
軍曹「どうしたんだアルベルト君?何か気になる事でも?」アル「い・・・いや・・あの・・・・その・・・。」
明らかにアルベルトは動揺しているのが見てとれた。それを見た軍曹はさらに話を続けた。
軍曹「きっとアンナも今の君みたいに動揺したんだろうな・・・。」アル「・・・っ!?・・・軍曹殿、何がおっしゃりたいのですか?」
アルベルトは軍曹を睨むようにみつめた。軍曹はその視線をそらし椅子の足下にあったファイルを取り出した。
軍曹「俺は君にさっき話があると言ったな?」アル「・・・はい。」
軍曹「・・・このファイルは今回の偵察任務の結果報告書だ。MSに記録された戦闘内容や偵察内容がこれには記されている。」
軍曹はファイルからある紙の資料を取り出し、あるページを開きアルベルトに見せた。そして、再びアルベルトに問いかけた。
軍曹「君に聞きたいというのはこの部分についてだ。・・・君はこの名前に見覚えはないか?」アル「?・・・・・っっっっっっっ!!!!!!!!!!!?」
アルベルトは軍曹の指差した名前を見た途端に全身に鳥肌が立ち、小刻みに震え始めた。軍曹は再び問いかけた。
軍曹「その名前を知っているようだな、アルベルト君?今回の戦闘でアンナを撃墜したのは彼だ。」アル「・・・・・そんな!!!!!」
軍曹「これが現実だ、受け入れろ!再び質問する。彼は数ヶ月前にこの基地から消えた、君とアンナの元隊長の○○○曹長で間違いないな?」
アル「・・・・・・・はい、間違い・・・ありません。この名前は・・・俺の隊長・・・・・だったパイロットの名前・・・です。」
アルベルトの目から自然と涙がこぼれ落ちた・・・。
372ゲームセンター名無し:2007/06/10(日) 03:37:18 ID:pxP/JRVlO
携帯からすみません。
連続投稿規制に引っかかってしまいました…。

>>366
ありがとうございます、そういって頂き幸いです。m(_ _)m

今回は昨日と比べ改行が少ない上に膨大な長文となってしまいとても読みづらいものになってしまいました。orz
申し訳ありません。
これからはもう少し読みやすい文章を書けるよう精進致します。
では、失礼致します。
m(_ _)m
373下手:2007/06/10(日) 10:31:10 ID:LY8rKDMOO
途中書き(五個)
下手で読みにくい文書ですが
落としていいですか?
374ゲームセンター名無し:2007/06/10(日) 11:17:41 ID:WqbNDbCeO
>>372
いつもご苦労様です。
今回のも楽しませてもらってます。

絆の本編スレは「中いらねー」とか「タンクの護衛はー」とかギスギスしてるし、AM本スレは開発でたいへんだし。
ここは、作家さんと絵師さんのおかげでマターリですよ。
>>373
どんなのか楽しみですね
「よろしく」
375ゲームセンター名無し:2007/06/10(日) 11:35:50 ID:zrL08bXeO
(´,_ゝ`)プッ
376下手:2007/06/10(日) 11:42:28 ID:LY8rKDMOO
戦場、それは命を奪う場所
多くの兵士達はその行為に翻弄される
だが、俺達は違う
命のやり取りで無く、補給ポイントのやり取りである
戦闘での殉職はまず無いに等しいが、MSの小破や大破で多くの補給ポイントを無くしてしまう、その行為に翻弄されているのが、AMのMSパイロット乗りである

「隊長」
鉄男が真顔で声を掛ける
「どうした?」
「はい、自分が乗るジムの耐久値が一になりました、新しい機体をお願いします」
「はぁ」
溜め息が出る、鉄男に二週間前に新品のジムを与えたのだが、たった二週間しかジムが保たないとは
「分かった、新しいMSを用意しておく」
敬礼する鉄男
「ハッ、お願いします」
鉄男はまだ良い方だ、僚子なんか、一週間も保たないずにジムをスクラップにしたからな…
あの行為が減れば、無理だよな…
庇うがな〜
377下手:2007/06/10(日) 11:43:29 ID:LY8rKDMOO
〇月〇日、19時13分、市街地、偵察任務にて

敵ザクキャノンC砲の砲撃
『終わりだ』
敵隊長が吠える
「こちらは中距離攻撃だ効果無いよ」
「隊長ぉ〜危ない!」
「へ!?」
僚子のジムが前に出て身を挺して庇う
砲弾がジムに襲い掛かり、激しい炎と爆風が辺りを飲み込み
ジムは木っ端微塵になる
「僚子ぉ〜!おのれぇ」
怒りに任せ戦い、気が付くと基地のハンガーに居た
僚子が
「ジムが小破しちゃた、てへ」
笑顔見せる僚子
「…」
確かあの時は形も残らない程、破壊されてた筈なのに、ジムと僚子がピンピンしている。
まるで狐に摘まれたようだ。
「どうかしましたか?隊長ぉ」
心配そうに覗き込む僚子
「いや、少し考え事」
ニヤニヤしながら
「隊長ぉ、もしかして恋?」
「違う、すまないが疲れているので、自室で休む」
絡む僚子を振り払うように、格納庫から出る
考えている事は恋では無い
僚子と鉄男である
378下手:2007/06/10(日) 11:44:16 ID:LY8rKDMOO
MSが蒸発するかのような攻撃を受け
MSとあの二人は何も無かったかように、基地に姿を表す
MSならともかく、人が簡単に復活するのが不思議でしょうがない
自室に戻り、パソコンを起動し部下二人の個人情報を確認する
出身地、学歴、家族構成が画面に浮かび上がる

有る事に気が付き、同僚パイロットの部下情報を検索すると愕然とした
学歴、出身地、家族構成そして、部下の名前が同じ情報が並ぶ
「どういう事だ…」
更に、他のパイロット部下情報を調べると全く同じ情報が得る
つまり、僚子、鉄男は複数、否、大量に存在する
「まさかと、思うが」
クローニングに関する事柄を検索するも、赤文字で
『あなたのパーソナルコードでは閲覧不可です』
昔倫理上観点から禁止を決められている、事柄が有る
人のクローニング
軍は優秀なパイロットを確保するため、禁止行為に手を付けたか
もし、軍がクローニングに手を出していないなら、あなたのパーソナルコードなどの文字は踊らない
379下手:2007/06/10(日) 11:45:23 ID:LY8rKDMOO
「やれやれ」
パソコンの電源を切り
ベットに体を沈める
どこかの地下深くに秘密裏のクローニング工場が存在し
溶液に浸かる、僚子と鉄男がずらりと並ぶ
想像しただけで寒気が走る。
体を横向に返ると頭によぎる
「アンドロイド…」
巨大な二足歩行兵器が存在する世の中、人の大きさの二足歩行ロボットが存在してもおかしくない
「明日、確かめるか」
あの二人は間違いなく人の手で造らしき物
クローニングかアンドロイドを判別するだけだ

翌朝、僚子を格納庫に呼び出す
「ふああ〜、何です、こんな朝早くに呼び出すのですか?」
眠そうな顔付きを見せる僚子
この反応からして、クローニングぽいが、人工知能ならこの位の感情表現を出来るはず
まずは、顔をじっくりと見る外見からだと分かり難い
「?」
僚子は不思議そうな顔する
何だろ、この様な動作を見ると綺麗と言うより
「カワイイ」
「え?」
とりあえず、判別するなめに右手を僚子の頬に当てて骨格を調べる
「た、隊長ぉ、あの、その」
骨格は人間と変わらない
380下手:2007/06/10(日) 11:46:18 ID:LY8rKDMOO
そうだ、部下達と一緒食事をした事が無い
クローニングなら食事する、アンドロイドなら食事は取らない
ここは、僚子に食事を誘ってみるか
朝食に
「付き合ってくれ」
僚子の頬がみるみる赤くなり
「あの、その、です」
言動がおかしい、食事を一緒に取る事が出来ないかな
僚子はこちらの瞳を見つめ、決意した表情で
「…はい」
何だか曖昧な表情だな、ま、これで確かめる事が出来る
「僚子、早速、しょ…」
食堂に行くかと言い終える前に、後方のから地響きに似た音が広がり振り返ると、何十人の人が将棋倒しになっていて
最前列に鉄男の姿が見える
「誰だ、後ろから押したのは」
「鉄男、お前が興奮して背伸びするから、後ろの方が見えないんだよ」
「んだて!、それよりか、重いから降りてくれ」
鉄男の声に反応して、のし掛かっている人が順々に立ち上がる
「み、みんな、見ていたの…馬鹿〜」
両手で顔を隠し走り出す僚子
「僚子、ちょと待て」
俺の声も耳に入らないのか、そのまま姿を消してしまう。
381下手:2007/06/10(日) 11:53:56 ID:LY8rKDMOO
文書が下手過ぎで申し訳ありません
m(_ _)m
382ゲームセンター名無し:2007/06/10(日) 12:18:57 ID:1n1iKMjKO
>>381
ネタが一年戦争ぽくないのはいいとして、卑屈なコテがイラっとくる。
383ゲームセンター名無し:2007/06/10(日) 14:30:27 ID:WqbNDbCeO
>>381
なかなか面白い視点ですね。
次もよろしくです。
ただ>>382の言う通り、そのコテはいけませ。もっと自信を持って!
そうですね、水凸作家さんや、陸ガン作家さんがいますから、さしずめラブガン作家さんかな?
ちなみに私は、ラクラマカン佐っ官、、、、、「すまない」、、、「後退する」orz
384ゲームセンター名無し:2007/06/10(日) 14:54:51 ID:9MNjY2P/O
さて、陸ガン作家こと「8vs8将官」が通りま(ry
ただ単に地元店が過疎ってしまって、万年大佐の私でさえ将官フラグが入手できるようになっただけですが……



必要以上に卑屈になる必要はないですよ。
むしろ誇大広告として見栄を張るべきです

……といいつつ自分に対する他人の評価に疑心暗鬼する小心者の意見でした
385ゲームセンター名無し:2007/06/10(日) 17:43:35 ID:V1HADCRJ0
アクア・ジム作家、通るぞ!

俺は第二次ロケ組なんだが、まだ階級は少尉だったりする。
じっくり遊んでるんで、本編スレの住人のように飽きるほど遊んでないし、
バンナムにしては仕事してる方のゲームで、文句を言うほど心は狭くはないつもりです。
慢心はしてほしくはないけどね。

傲慢になるのが一番アレなんですけど、
地面にぎっちりと頭を下げたまま投下するのもどうかと。
ここでは『俺はAMにこういう愛を持ってる!』でいいかと。
それについていく人が多ければ、さらに投下でいいかと。
評価に左右されず、書きたいモノを書く事に専念しましょう。
商売やってるんじゃないんだから、こびる事なかれ。
386文才無いスナイパー:2007/06/10(日) 18:39:12 ID:yqH6W+aFO
俺も文才ねぇゾ。
でも下手(仮)氏はまずまずの線いってる罠。



特に僚子達のミステリー感が。
それはそうと、そろそろ作者はコテハン+トリップをつけたらどうかな?


それで隊長として出演したr(略
387ゲームセンター名無し:2007/06/10(日) 18:51:13 ID:V1HADCRJ0
再びアクア・ジム作家です。

現時点ではアクア×3なんですが、
オセアニアでのジオンの猛攻にヘトヘトの状態であり、
もはや水泳部(水陸型)のみでは、勝ち目が薄い状態です。
近いうちに別のMSを僚機にする予定ですので、
アクア・ジム作家から違う名前になるかもしれません。

ガンダイバー作家になれれば、一番いいのですが…。(当分無理)
388ゲームセンター名無し:2007/06/10(日) 18:55:50 ID:w50SVyXq0
>>381
そんな卑屈になることはないかと・・・
続き、期待してますよ〜
389ゲームセンター名無し:2007/06/10(日) 22:29:30 ID:V1HADCRJ0
日に日にオセアニアでの戦闘が激化していく。
俺達の愛機、アクア・ジムも疲労していき、
そして戦死寸前まで追い込まれ、破壊される前にリサイクルへの道へと辿る。
…乾いていく物資や補給ポイント。最悪、食事もままならない事もあった。

「…もはや、偵察すらままならないか。」

俺達『水さん小隊』は、ついに担当してる作戦を偵察から
主要基地警備へ移動する事に決めた。

「だが、これは重要な作戦だ。
何故ならば、直接ジオンの進行を食い止める作戦なのだからな。
……だから、泣くな。リョウコ、テツ。
まだ、俺達は負けた訳じゃない。」
『…はい。』

この決定にボロボロと泣くリョウコと男泣きしたテツの顔は、
今でも忘れる事はない。
そして、今、俺達は…。
390ゲームセンター名無し:2007/06/10(日) 22:42:34 ID:V1HADCRJ0
「……ツモか。」
「…隊長…またですかい。」
「はぅ〜。またさんとーじゅーいの一人勝ち〜。」

マージャンをやっていた。
…基地の警備といえども高潮待ちなのはかわらず、
そうでなくても出てる仲間達の巡回の順番を待ってる事もあり、
暇な時間に一局と思ってやってたら、そろそろ10時という時間に…。

「あ、隊長。高潮が来ましたね。」
「あ〜!本当だ〜!
では、出撃しましょう〜!出撃ー!」

……俺はすくっと立ち上がってからこう言った。

「終わったら、失点分の食事を忘れるな。」
『はぁぁい〜;』

かくて、緩い日常が終わり、激動の戦場へ舞い戻る。
舞い戻る…が、最近の手合いは『ザクキャノン』、『ザクキャノン』、『ザクキャノン』…。

「また、ザクキャノンですよ〜。」
「拠点攻撃ですからね…やっぱりあれが一番いいのでしょうね。」
「……あれの火力は、海浜でも好調だからな…。
まあいい。ランチャーの雨の中をピックで突き刺してくる。
タイミングはいつも通りだ。援護を頼む。」
「了解!」
「さんとーじゅーい!タイミングを間違わないで下さいよー!」
「…大丈夫だ。マージャンでも戦闘でも、勘は外さんよ。」
391ゲームセンター名無し:2007/06/10(日) 23:01:48 ID:V1HADCRJ0
たしかに外さなかった。
三連戦ともに勘は冴え渡り、最悪外しても勝利を手にしていた。
大成功×3だった。
……一戦目で俺のアクア・ジムが小破してたんだが、
それは…それだ。
今日の嫌な予感を象徴してたんだ。
…ダメだ。墓穴を掘ってるな。

…その墓穴を掘った大事な一戦が第四戦。
マージャンで使った勘分のツケが回り、
ついに格闘と射撃のタイミングが逆さになる。
俺達は敗北せざるえなかった。

「……ツケが回ったな…。」
「次はイケますよ。ここへくるのはほぼ迷子みたいな連中ですし。」
「今度は緑一色が来て一掃ですよー。」

ザク一色か…たしかに楽そうだな。
……が、来たのはアッカイ一色だった。
俺達の標準が狂い始める。愛くるしすぎて。
392文才無いスナイパー:2007/06/10(日) 23:04:27 ID:yqH6W+aFO
割り込んだらすまんが、
『0079年11月30日にジャブロー降下作戦がおきた』でFA?
それで話進めたいから。
393ゲームセンター名無し:2007/06/10(日) 23:15:43 ID:V1HADCRJ0
「いやー!茶団子が可愛すぎて当たらない〜!;」
「くそ!なんて当て辛い編成なんだ!
一発何か当てただけで罪悪感が…!」
「アッガイが三機…これが噂のアッガイ・ストリーム・アタックか!」

俺達はピックやランチャーで応戦するが、
ミサイル一発が当てただけでも戦意が喪失していくのがわかった…。
一機ならまだしも、これは…!

「ふふ…おじきしてあげるわね…お土産があるの!」
「…アッガイをなめるなよ。…そこだ!」
「参る。アッ…ガイ…たん!」

大損害。このままでは…!

「リョウコ!目をつぶって突っ込むぞ!
見なければ、罪悪感は薄い!」
「…あ!その手が…了解!」
「……お…俺はパスしてランチャーで…。」

これで隊長機を押し始めるが、
薄めで見てたのか。リョウコが切ったとたんに大騒ぎを始め、
このターンで突き刺さって小破。
俺達は、このかわいさに絶望し、孤独な戦闘に耐え続ける…。

「見てないと当たるって。」
「盲目作戦とは…愚作!」
「まさかそう来ると思わなかったな!」
394ゲームセンター名無し:2007/06/10(日) 23:21:34 ID:V1HADCRJ0
>>392
>戻れ!

それとジャブローの件はググって調べて下さい。
WIKI辺りに書いてあると思うので。

「まさかも何も切らねば負ける!」
さらに盲目策で切る。
…だが、アッガイの悲鳴が聞こえてくるという幻聴まで聞こえてくる。
まずい…!これで落ちたら、また出費が…!

「隙アリ!」
「隊長!危ない!」
間一髪、テツがメガ粒子砲から守ってくれた。
幸い、テツも無事だ。

「すまん…!さすがにこれは…!」
「同感です…これは…!」

「お前らのォォォォッ!」
「負けだーー!!」

「うわぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜!」
「ああ!隊長機がぁぁぁぁぁ〜〜!」

そして、勝敗は全滅という最悪の結果を迎えた…。
395ゲームセンター名無し:2007/06/10(日) 23:32:52 ID:V1HADCRJ0
「隊長…負けてしまいましたね…。」
「くすん…また、アクア・ジムを壊してしまいました…。」
「………最悪だ。
くそ!待ち時間にマージャンなんぞしてたから…!」

以後、俺達はマージャンを止めた。
ここまで悪夢を見るような編成は、二度と会いたくなかった為だ。
……実は今日しかやってなかったのだがな…。

「隊長…支払いの分…どうします?」
「そうだなぁ…。」
「いっとーじゅーいに支払いできないごはんの分は…。」
「ああ〜、非常に惜しい事だが、脱ぐのは辞めてくれ。
そんなつもりで始めたマージャンじゃなかったからな。」
「…でも〜。」

しかし、正直に言うともうそれは無しにしたい…。

「あ。」

俺は思い出した。
食事のかわりに重要な要素を一任する存在を

「え?やっぱり脱がなきゃダメですか?」
「リョウコ殿。その場合は俺も…。」
「阿保を言うな。阿保を。
……リョウコ、テツ…あれには手をつけるつもりはなかったが…。
ここは一つ、ケジメをつける上で…あれを売らせてもらう。」

「あれ?あれって…」
「まさか…一統准尉…。」
396ゲームセンター名無し:2007/06/10(日) 23:40:12 ID:V1HADCRJ0
「一統ってなんだ。俺は三等准尉だ。
一等まではまだ遠いぞ。」

俺は細かいツッコミをして、その例の品へと向かう。
………整備はされていたが、それは埃にかぶっていた。

「…我が小隊の危機だ。
その糧にする他はあるまい…絶対やりたくなかったんだがな…。」

ジム・コマンド。まだ耐久値が8も残ってた中古品だった。

「へーちょー?嘘だよね…。
そーちょー?嘘だってと言って!
さー!盾はダメえぇぇぇぇぇぇーー!!」
「落ち着いてください!リョウコ殿!
さすがに隊長だって、サーベルや盾に手をつける事は…!」
「…あ、サーベルは売るかもな。
新作は明日出るし…。」
「うわぁぁぁぁーー!それだけは!それだけはーー!!」

とりあえず、売ったのはジム・コマンドとビームガンのみ。

『あー、良かった。』
「よくはない。次はアクア・ジムだが…。
また、カスタムか……泣けてくる。」
397ゲームセンター名無し:2007/06/10(日) 23:43:48 ID:V1HADCRJ0
そして、新しいアクア・ジムが我が小隊へ来た。
…だが、明日には新作のピックや肩ランチャーがある。
それも三機分。

…………正直、カスタムする金が足らないという他はない。
まだ、貯金はカスタム料の半分しかなかったのだから…。

「出費が…出費がぁ……!」

今夜の敗北は、夢にでそうだ…。
俺は心底そう思った。
明日、昇格してくれれば、なんとかなるんだがと思いながら、
俺は今日の任務を終える…。
398ゲームセンター名無し:2007/06/10(日) 23:53:09 ID:V1HADCRJ0
高潮待ちの暇つぶしにエロ低め、動作フラッシュの麻雀をやってた事もあって、
反省の意を込めてこんなのを書きました。

…マジでやるんじゃなかった。
ゲーム自体は勝利で終わったが、その分の勘と駆け引きをAMに注ぎ込めば良かったよ…。orz
おかげで、またもやカスタム費との格闘が始まる事に…。

……まあ、いずれは新品を再カスタムしなければなかったんですがね。
装甲値が本来ならば、ガンストしてる計算までのぼりつめてる訳ですし。
ああ!本気でエロスはAMの任務終えるまでほどほどにだ!
泣きながら>後退する!
399ゲームセンター名無し:2007/06/10(日) 23:59:50 ID:w50SVyXq0
>>398
アクジム作家さん、お疲れさまです
m(_ _)m

リョウコと隊長のほのぼのとしたやりとりに癒されます
400ゲームセンター名無し:2007/06/11(月) 01:46:50 ID:bWp6PHRVO
AMは開発祭!ザクに250K投資しました。
http://imepita.jp/20070611/060120
…今度スキャナー買ったら、漫画載せようかな 。(^-^;
401ゲームセンター名無し:2007/06/11(月) 01:49:00 ID:bWp6PHRVO
402ゲームセンター名無し:2007/06/11(月) 02:39:32 ID:YZkrNefdO
作家さん、絵師さん、お疲れ様でした。
連邦もジオンも開発が終わって良かったですね。
今週も楽しませて下さい。
では「ありがとう」
403文才無いスナイパー:2007/06/11(月) 17:04:21 ID:q27r+xLeO
割り込んで<すまない!>
あっているみたいだからそれで書いてみます。
それではひとまずジム砂で

<突貫してくる!>
404ゲームセンター名無し:2007/06/13(水) 02:49:22 ID:xU6nqQJg0
水さん小隊のアクアジム作家です。
今日はマジでやばかった…本気でやばかった。
そんな今日の出来事。

6月。そろそろ梅雨入りかというこの時期のオセアニアでも、
相変わらず、ジオンの猛攻は続いている。
某日から始まった作戦が決行されても、劣勢はかわらず。
だが、世界規模で連邦の戦力を総合すれば、
ジオンを押してるらしい。
…無駄に劣勢になってないとわかれば、我慢もするし、
辛抱だって出来るだろう。
だが、現実に劣勢は劣勢なのだ。
少なくてもこの地域では。
そして、ピンチという現実は広い視野で見ようとも、
けして変わる事は無かった。
なぜなら、そのピンチをピンチと判断するのはこの俺だからだ。
オセアニア第23MS小隊。通称『水さん小隊』
本日より『水兄弟小隊』と名を改めそうな勢いだった。

…簡潔に状況を説明しよう。
リョウコが乗るアクア・ジムの寿命が来てしまったのだ。
それも俺のアクア・ジムを三度新たにカスタムしてる時にだ。

そもそもの根本的間違いはカスタムとアクア・ジムの交換を両天秤に乗せた事から始まった。
405ゲームセンター名無し:2007/06/13(水) 02:52:13 ID:xU6nqQJg0
「リョウコは最近、頑張ってるからな。
来週とまでもいかなくても、数日ならば大丈夫だろう。」

残り耐久力3。それがリョウコ機の状況だった。
にもかかわらず、先日に出たばかりのニューモデルをそろえるまで、
どうにか資金をやりくり出来た事に気を良くしたばかりに、
俺はとんでもない計算間違いをした。
買い揃えた後、俺はそこからの稼ぎをそのままカスタムに注ぎ込んでしまったのだ。
それが間違いに気づいたのは、リョウコ機の小破からだ。

「…しまった。」

相変わらず『はぅ〜また、アクアジムを(ry』と言って、
共に帰還しているリョウコはさておき、俺は頭を抱えていた。
通算三機目(リョウコ君のみ)のニューアクア・ジムを買う補給ポイントが無かったのだ。
次の戦いでどうにか大成功を収めて戻ってきたからいいものの、残り耐久2。
さらに俺も焦ってトチ狂ったのか、高潮をまたずに雨の中を警備へ回る始末。
…というのも、先日の『高潮0回事件』の影響を考え、
『雨で勝てる小隊を目指そう』と演習かねて出りしたのがまずかった。

「……三等准尉…お金、大丈夫なんですか…?
カスタム費もあるのに、新品のアクア・ジムを…。」
「………………………大丈夫ではない。
次も無事に残してくれ。小破させてしまったら、後が無い。」
「…自信ありませ〜ん。」
「隊長。こうなったら、俺のと交換…。」
「ダメだ。その方が落ちやすい。」
「隊長ォ〜。」
406ゲームセンター名無し:2007/06/13(水) 02:53:22 ID:xU6nqQJg0
近日、『切り込みのテツ』とか『波乗りシャークテツ』の異名が出るほどに撃墜数を伸ばしてるが、
逆にいえば、前へ出すぎとも言える『近択の男』だ。
ゴッグやズゴックの『近』の怖さや遠択で空振り三振された日には、やはり『小破』で後が無くなる。
どうせならば、防御を覚えてるリョウコの方が可能性があると信じる他はない。
…だが、それでも落ちてるリョウコを考えると、凄く不安に感じている。
俺は最近の疲労もあって、なんだか頭痛がしてきた。

「それでも何とかするしかない。
何とかするんだ!」

だが、俺はとんでもない事をしてしまう。
稼ぎをカスタムへ注ぎ込むのをやめて、高潮待ちへ戻ろうと思い、
整備をしてすぐに出撃可能な状態へ戻したアクア・ジムのコクビットへ出ようとした時だ。

『カチッ』

「あ。」

発進の合図を送る『シンプルチャット』を押してしまったのだ。

『>いくぞ!』

「わわ!まずい!」

俺は慌てて『>後退する!』
と押して間違いだと教える。
これでいいと思って、改めて出ようとすると…。
407ゲームセンター名無し:2007/06/13(水) 02:58:13 ID:xU6nqQJg0
「隊長!覚悟して出るんですね!」
「三等准尉ー!私、頑張りますね!
絶対落されたりしませんよ!」

え?まて。俺は今さっきキャンセルを…。

『アクア・ジム三機発進です…周囲にいる者は速やかに退避してください…。』
「待て!俺はまだ…!」
「ご苦労。ちょうど三時の方角に三機のMSが…。」
「大隊長ォォォォォォッ!」

そして、俺はおそるおそるチェックする。
…キャンセルは誤爆と判断された。
すなわち……発進のシグナルが正式に受理されてた為、
キャンセルを弾いてしまったのだ。

「なんてこったぁぁぁぁぁいッ!」

敵はさらに悪い事に水陸用MSが三つ。
ズゴックが二機、アッカイが一機…だったか。
あまりの事で覚えていない。
頭痛のせいだったのか?それでも乗り切ると一生懸命だったせいだろうか?
……気が付けば、俺達が大成功を収めていた。
俺達は…勝ったのか?

「リョウコ!まずは一つ乗り越え………た…ぞ?」
408ゲームセンター名無し:2007/06/13(水) 03:17:13 ID:xU6nqQJg0
だが、異変に気づいた。
リョウコ機は3〜4ターン目の攻防で落ちていた事に。
もちろん小破していて、リョウコも無事ではあるが…。
俺やテツはもちろんだが、撃墜されても元気なリョウコですら顔を青ざめていた。
まるで戦死でもしてしまったかのように。

「………最悪だ………。」

現在、所持ポイントは三万と半分ちょっと。
俺達は整備を終えた後、ミーティングルームで高潮を待ちつつ、
今後の作戦を考えていた。
…状況によっては、2×3の状況で二度乗り切らなければならない事態だ。

これに加えてすぐにアクア・ジムを売ってたとしても、5万オーバー。
まだ、2万ちょっとたらなかった。

「……これに加えて、例えストックの盾を売ったとしてもまるで足らない。
最低一回で大成功(出来れば壊滅成功)…いや、二度大成功がいるかもしれない…。
状況は泥沼だ…………。」
「…つまり、今日のこの最悪の状況のまま、今日の任務を終えなければならないわけですか?
後は勝利を掴んだという前提の元で。」
「無茶極まりない話だ。まるで将来が見えん。」
「……私、次で戦場から離れる事になるんですか…?」

俺はリョウコが求める答えとは違う解答を出した。
…いや、俺はリョウコの質問に、正直に答えるのが怖かったかもしれない。

「…かならずしもそうとは限らない。
俺とテツのアクア・ジムは、まだまだ余裕がある。
今日は俺とテツのみで出撃すれば、リョウコのアクア・ジムを失わずに済む。
資金も…まあ、勝ち目は極めて薄いが、交換の前には一機ぐらい新品を買える。
遅くても今日入れて二日でなんとか…。」
409ゲームセンター名無し:2007/06/13(水) 03:28:00 ID:xU6nqQJg0
出来るはずがなかった。
俺はこの案を知っててやらなかった。
出来るはずもない。
それは『逃げ』であり、『敗北』以外の何者ではない。
もはや兵士でも…それこそ人間の誇りすらない。
だからこそ…!

「…………………などと、堕落しきった案で凌ぐのもアリだが…。
それでは私は隊長失格だな。成功への道も開けないようでは…な。」
「へーちょう!」
「隊長!じゃぁ…!」
「私は諦めない。リョウコ抜きの戦闘など考えられん。
もはや、三位一体の俺達が欠けるなどと…誰が考える!」

俺は逃げない。真っ向から向かって超える。
戦死した仲間や打ち倒してきた好敵手な敵も浮かぶが、
何よりも自分の為だった。今、ここにいる仲間の為だった。
甘えた策は…許されない!

「それと…俺は三等准尉だ。
次期二等准尉でもあるがな…それは来週の話だが…!
それはともかく!」
『ともかく!』

皆、俺の言葉に耳を傾ける。
きっと隊長は…三等准尉はその乗り越える策を提案するだろうと!
……………だが。
410ゲームセンター名無し:2007/06/13(水) 03:29:11 ID:xU6nqQJg0
「…………………まずは、高潮だ。
その間に…考えよう。俺達の意地のために。」
『………ですよねぇ…。』

落胆する二人だが…そう簡単に策が出たら、俺は苦労などせん………。

さて、困った…。
俺はどうにか高潮までにリョウコ用のアクア・ジムをどうにかする方法を考えなければならない。
その案を出す為に、基地内の清掃やMSの調整。
書類処理作業に食料調達の手続き、
料理の下ごしらえまでやってアイディアをひねり出そうとするが…出てこない。
頭をひねっても、モップで床を拭いても出てこない。
そうやってやってるうちに19時になった。
外はすでに闇。時折戦火の光が見えている。
戦場をかけているのは、戦友達であろう。
………戦場!?

「ちょっと待て!まさか、高潮!?」

…いや、今は突風…あれ?竜巻か?

「よほど、切羽詰まってたんだな。
お前さんが必死に考えながら仕事してたんで、
18時に高潮がきても、まったく気づいてなかったよ。」

ナンだって〜〜〜ッ!?
411ゲームセンター名無し:2007/06/13(水) 03:31:35 ID:xU6nqQJg0
「不味い!よりにもよって、基地内の仕事で本職を忘れるなどとー!」
                         、、
「そんなげっそりとした顔で出撃しても、落ちるのがオチじゃい。」
「おやっさん。そんな洒落にならない親父ギャグは辞めてください。」

今の俺には笑えなかった。元々面白くないだろうが、それでも『くだらねー!』と喜ぶ元気も無い。
頭痛は未だに続いていて、集中力が途切れがちだった。

「ほれ。ユーモアすら感じられないのならば、ワンターンキルされても文句は言えんぞ。」
「しかし…。」
「だったら、今すぐ出てみい。今すぐどん底に叩き落されて実証されるぞい。」
「いや、高潮を待たないと…。」
「ならば、好条件設定のシュミレーションに出撃してみぃ。
それでもどん底に突き落とされて、ワシの言う事が実証されるぞい。」

シュミレーション? ああ、あの訓練用の…………。

「あ。」
「どうかしたのか?ついに脳みそが溶解したか。」
「いえ!氷解しました!」
「はぁっ?」

今度は俺のジョーク(?)に生返事をするおやっさん。

「やっぱり、おやっさんは凄いな!
俺にいつもヒントを与えてくれる!
すまない!また、助けてもらったようだ!」

俺は慌ててそのシュミレーション…の隣にあるターミナルを目指す。
412ゲームセンター名無し:2007/06/13(水) 03:34:51 ID:xU6nqQJg0
「…まあ、なんだかよくわからんが…自己解決して何よりだな。うん。」

おやっさんは、狐に騙されたような顔をしながらも、一転して明るくなった俺をやさしく見守っていた。

さて。思いついた策ではあるが…。
まずはシュミレーションをやらなければならない。
俺は辛抱強く順番待ちをし、シュミレーションの出番が来たら、即座に出撃。
………………久々にタンク(B弾)やら格闘機(陸ジム)やら乗ったこともあって、
ぼろぼろだったが…そんなことを気にしてる場合ではない!

俺はターミナルにカードを通し、すぐにそれをもって補給基地のある場所へ向かう。

「………頼む。」
俺は恐る恐るカードを通し、ランダムに選出される補給物資に願いを込めた。

『5×××ポイントを補給されました。』

ガックシと思いながらも、無いよりはいいと思った。
これで少しは好転したからだ。
MS一つ出てくれば問題なかったが、そんな虫の良い話は期待していなかった。
413ゲームセンター名無し:2007/06/13(水) 03:43:22 ID:xU6nqQJg0
時刻はまもなく21時。
海は…再び高潮になった。

「隊長!」
「さんとーじゅーい!」
「…大丈夫だ。このまま『三人』で出るぞ。
落ちない事が前提だが…失敗でもいい。
まずは生き残れ!」
「隊長ォッ!」
「三等准尉!いいんですか!それで!?」
「……一回分の失敗をフォローする方法があった。
それでまずは余裕を持って小破を下げよう。
…出ないよりはマシ。って程度だが…重要な任務だ。出来るな?」
「…はいッ!」
「よろしい。では、出撃だ。
絶対落ちないと真っ赤な誓いを込めて!」
『了解!』

そして、俺達は吼える。
相手がゾッグだろうが、ズゴックだろうが、なんだろうか。
俺達は自分が自分であるために戦うのみ!
414ゲームセンター名無し:2007/06/13(水) 03:47:01 ID:xU6nqQJg0
「うおおおおおおおおおっ!」
「うぉおぉぉぉぉぉっ!」
「やぁやぁやァァァ!」
「行くぞ!リョウコと!」

落ちる暇なんか無い。
金欠になる余裕なんか無い。
ありたっけの武器を装備して、高波の戦場の中へ。
しかし、あまりにも大きなゾッグ。戦力差の闇が。

「…絶対負けるものか、限界は超えるものだ!」

今はなってない事が多いかもしれない。
だが、仲間との道を信じて進むだけだ。

「どんな敵でも!」
「リョウコがいるならかまわない!」
「絶対落ちるもんか!」
『真っ赤な誓いがある限り!』

そして…戦いの末に失敗したが…。
俺が心配するのはそこではなかった。

「無事だな…?」
「ボロボロですけど…健在です。」
「こっちもです。すっかりやられましたが、小破はしてませんぜ!」
「良し、それで良い…それで。」

そして、本当の意味での作戦は成功した…。
俺達は生き残ったのだ。
415ゲームセンター名無し:2007/06/13(水) 03:52:21 ID:xU6nqQJg0
………それでも、もう一度だけ出撃しなければならなかったが、
失敗しても、今度は盾が俺達を守ってくれる。

「でも、売らないように成功を目指すからね〜!」

…やっぱり、売るのが嫌らしい。
ま、だからこそリョウコなんだがな。
小破しかけても、かばうもんな…お前は。

いつまでも、いつまでも。
かばい続けるんだ。
どこまでも、どこまでも。
明日も盾に勇気を。
だからこそ、どこまでも、どもまでも。
真っ赤に燃えたぎる誓いと共にお前と…!

余談ではあるが…最後に出てきた小隊はザク一色であり、
壊滅こそ出来なかったが、最後は余裕の一戦だった。
そう…俺達はまた、危機を脱したのだ。
真っ赤な誓いとリョウコと共に。
そんな訳で、惨殺戦の模様は割愛させていただく。

以上です。
再び劇長のSSをお届けしました…。
いやいや、本当に無事に新品を買う金を稼げてよかった。
これでもう少し水さん部隊で活躍できそうです。
そろそろ遅い時間になったので>後退する!

シュ!三(水凸)<ちなみに、某漫画の主題歌をパロった詩があるので、探してみてはどうでしょうか?
ミサッ<後退する!
416ゲームセンター名無し:2007/06/13(水) 22:25:25 ID:k9IgfduzO
>>415
ブラウボゥ!相変わらず面白いですね。
カードの引きが良くないときは、なかなか僚機が辛いんですよね。
ちなみにアクアジムは尉官のカードで、最終をB以上を2戦にして読み込むと出やすいですよ。
417ゲームセンター名無し:2007/06/13(水) 22:38:09 ID:eS3Y1uTG0
>>415
相変わらずグッジョブです。
でも機体カスタムは僚機の予備機体を買ってからの方が良いと思いますよ。
パクリは武装○金ですねwww
418ゲームセンター名無し:2007/06/13(水) 22:53:53 ID:xU6nqQJg0
アクア・ジム作家です。
GJコール、感謝です。

最近、某武○錬金OPのテーマ曲は自身の応援歌になってます。
腰の筋を痛めようとも、金欠だろうとも、
AMで失敗続きだろうとも、元気が出てきて突き進もうって気になれます。
今宵は失敗一回に抑えられて蝶サイコー!
カスタムが完了次第、前線に戻る予定。
…場合によっては、僚機のMSを変更するかも。
では>後退する!
419ゲームセンター名無し:2007/06/17(日) 21:56:17 ID:kaFru/L/O
あら〜作家さんも、絵師さんも、今週はお休みですか?
たまには「戦士にも休息は必要だ」という感じですね。
また楽しませてください
420ゲームセンター名無し:2007/06/17(日) 22:35:27 ID:bPcFY39PO
>>419
最近は週末の開発祭に合わせてます…
ザクマシンガン終わるといいですが。
これは没です…一応。(^-^;
http://imepita.jp/20070617/807590
421ゲームセンター名無し:2007/06/18(月) 00:50:13 ID:w5AXEZM70
日々小破の僚子…
以前描いたシリーズもの
「作戦結果・失敗」用です。
http://imepita.jp/20070618/001750
http://imepita.jp/20070618/002520
422ゲームセンター名無し:2007/06/18(月) 02:47:21 ID:+G6uPr5T0
どうもお久しぶりです>>65です
あまり時間が取れないもので(ゲーセンは行くw)絵はとんと描いてません

本編の初JGの頃に出たネタをひとつ。
なのでアルも鉄もいません。このままだと風化しそうなので…
キチンと仕上げたいのは山々なのですが、ちと量が。時間がw
ゴミ取りもロクにしてないので大分汚いす。
ネームに多少加筆した程度のものですが、多少でも雰囲気が伝われば幸いですわw

下にページがふってあるので、その順に読んでみて下さい。

http://p.pita.st/?m=pqifbil1
http://p.pita.st/?m=0iguz57i

SSの方、たまに読ませて頂いてます
どの方も面白いです。全力でAMを楽しんでますねw
絵師の方、一人で奮闘していらっしゃるようでw
是非今後とも頑張って下さい。目の保養になっとります
423ゲームセンター名無し:2007/06/18(月) 06:47:43 ID:z8IpNIqjO
>>422
GJ!
でもどうせなら盾投げとかバババな書き文字とか、AMを感じさせる部分がもっと欲しかったんだぜ。
せっかくだからぜひ完成させてほしいもんです。
424ゲームセンター名無し:2007/06/18(月) 07:37:15 ID:MARFm52k0
>>422
GJ!!
さすがです…とても良かったです。
今後もお願いします!
425ゲームセンター名無し:2007/06/18(月) 11:33:36 ID:hZPL6dvF0
>>422
('凸) b<GJ!!
今後の作品も楽しみです!
426ゲームセンター名無し:2007/06/18(月) 11:49:42 ID:xCShnAD+O
ここに来ると「なんだかんだ言っても、みんなAMがきにいってるんだな〜」と思うな〜
作家さんも、絵師さんも「ありがとう」
427ゲームセンター名無し:2007/06/18(月) 21:29:08 ID:SXSzmvM0O
夕日が、地平線を赤く染めている
我々はアフリカ戦線にて、いつ果てるともない戦いに明け暮れていた
(今日は何事もなく済みそうだな…)

哨戒任務もそろそろ終わりに差し掛かる頃、帰還命令を出そうとしたその時だった
「………ッ!」

一条の光が、夕闇迫る砂漠の空を切り裂いた
瞬間、爆炎に包まれ崩れ落ちる僚子機…

鉄男「隊長、砂漠でゾックの遠攻が4000超えてます!」

「なぁ〜にぃ!」

鉄男「漢は黙って!」「撤退!」
鉄男「漢は黙って!」「撤退!」

たいちょうたちは にげだした!
ドタドタドタ
しかし、まわりこまれてしまった

…合掌

勢いで書いた。後悔は…ちょっとしてる
428ゲームセンター名無し:2007/06/18(月) 22:35:42 ID:MNEuTJBRO
・・・とりあえず、理不尽な・・・、と返しておく・・・(合唱)

そういう俺は全然進んでないorz
人物像は出来ているのだが・・・

大人しく <後退する!>
429文才無いスナイパー:2007/06/18(月) 22:37:20 ID:MNEuTJBRO
しかも名前掲載ミス(>>428)・・・orz
430ゲームセンター名無し:2007/06/18(月) 22:38:05 ID:hZPL6dvF0
>>371の続きです
m(_ _)m

軍曹はアルベルトの話を聞くと無言で席を立ち上がり、見下すようにこう言った。

軍曹「・・・随分と女々しいな?」
アル「っ!?」

アルベルトは思わず軍曹を睨みつけた。
しかし、軍曹は先ほどと違いアルベルトの目をそらすことなく言った。

軍曹「まだ君は良い方だろ?最優先で大隊長に報告せねばならないこの結果を、
君は俺たち以外の誰よりも先に知ったんだからな。それに比べてアンナはどうだ?
あいつは心の準備がないままこの現実を知ってしまったんだぞ?」
アル「・・・う!?」

アルベルトは軍曹の言う事に反論できなかった・・・。軍曹は続けた。

軍曹「そして、最後に君に聞きたい事がある。・・・君は戦場で元隊長を討てるか?」
アル「!!!!!!!!」

軍曹の言葉を聞いた途端アルベルトは固まってしまった。
431ゲームセンター名無し:2007/06/18(月) 22:41:55 ID:hZPL6dvF0
軍曹はファイルを片手に抱え、アルベルトの肩に手を置いてこう言った。

軍曹「答えは今すぐにとは言わないが、君なりの答えは出しておいた方が良い・・・。
君は来週には戦線復帰するが、近い未来、敵として元隊長を討たなければならない時が必ず来る。
迷えば今回のような大惨事になるし、そして情けをかけたら君自身が死ぬかもしれない。」

アルベルトは何もうつむいたまま軍曹の話を聞いていた。

軍曹「君に話したかった事は以上だ。また君に会うこともあるだろう。
その時までは自分なりの答えを出しておくと良い。」
軍曹がアルベルトの肩から手を離しその場から立ち去っていった。

・・・・・・・・・ガシャン!!
軍曹の座っていた椅子がアルベルトによって勢い良く宙を舞った。

「・・・・・・くっ!!」
アルベルトは拳を握りしめながら、暫くの間席に座りそこに居続けた・・・。

微妙ですが読んでいただけると幸いです。
続きはまた時間ができましたら投下します。
ではでは・・・。
m(_ _)m
432ゲームセンター名無し:2007/06/18(月) 23:29:19 ID:t9Iv/fQsO
4月末日
人事異動で配置換えになった。
配属先は今まで補給事務を担当していた基地だ。


5月10日
担当業務を消化した。
追い出しパーティーで酔いつぶれる。
やはり酒は苦手だ。


5月11日
昨日のパーティーで誰かに紅葉を付けられた。
御陰で皆に笑われてしまった。
これがこの基地での最後の話題となった。


5月13日
配属先に到着。
なかなか自然豊かな土地だ。
433ゲームセンター名無し:2007/06/18(月) 23:32:19 ID:t9Iv/fQsO
5月14日
今日は正式に配属され、陸戦型ガンダムを支給された。
配属先の隊長はいい人そうで安心だ。
もう一人の隊員の言動が気になるため、もう一人を先輩呼ばわりするのを躊躇う。


5月15日
昨日今日で小破数9を数えた。折角の新品がたちまち傷だらけになった。
隊長には気にするなと言われたがやはりショックだ。
ちなみにもう一人も小破数9
昨日一晩悩んで決めたこと。それは先輩と呼ぶこと

……先輩という言葉の威厳が失われそうだ


5月16日
遂に撃墜数1を記録。
直後に小破したのであまり嬉しくない。


5月17日
本日の小破数3
陸ガンをかなり動かせるようになったがまだまだぎこちない。
434ゲームセンター名無し:2007/06/18(月) 23:34:04 ID:t9Iv/fQsO
5月18日
隊長が腹痛をおこす。原因は食中毒らしい。
なにか悪いものでも食べたのだろうか?


5月19日
昨日の食中毒の原因を身を持って知ることになった。
先輩の作ったアップルパイだ。
微妙な味なので一口で止めたが、隊長は全て食べたらしい。
未だ寝込んでいる。


5月20日
隊長から先輩に調理指導をするように言われる。
重要度が低そうに装っていたが眼が本気だった。

5月21日
隊長が腹痛から復帰した。
先輩を見る隊長の腰が少々引けているのが笑えた。
435ゲームセンター名無し:2007/06/18(月) 23:39:34 ID:t9Iv/fQsO
とりあえず小ネタ投下しました。
正直現在時間まで追いつくのは少々厳しいものがあるのでこれで終わりにします。

以上、劣勢を強いられている陸ガン使いでした。



このままじゃ通算から追い出されるorz
436ゲームセンター名無し:2007/06/19(火) 03:28:18 ID:yb2ucnM30
アクアジム作家です。
どうやら絵師や他の作家が出撃したようですね。
…蛇風呂は笑いましたw
リアル絵が艶やかですねぇ…。(*´Д`)
…ちなみに、ウチのリョウコならばMS用の盾を投げたかもしれませんねw
ええ…今日のお話は『カムバック!クイーン・オブ・シールド・リョウコ!』なんですよ…。
まあ、まずはこちらをご覧下さい。
437ゲームセンター名無し:2007/06/19(火) 03:35:41 ID:yb2ucnM30
その日は確実に近づいていた。
すでに資金の準備も出来ている。
週は変わって俺は二等准尉に昇格した。
日に日にオセアニアは厳しくなっている。
もはや迷う事はない。後は『タイミング』だけだ。

俺は日々の任務で感じていた事を元に、巻き返し作戦を練っていた。
もはや、勘便りの中一択の近混ぜや近一択の遠混ぜ、
近&中などは無駄に標準外しを増加させるだけだ。
ならば、確実な問題を一つずつクリアするしかない。
すでに問題点は見つけている。未来の総攻撃力も見てたが、
その前に資金だけが浪費していては、勝てる戦も勝てない。
先よりも前よりも『今』。
『今がその時だ』。
438ゲームセンター名無し:2007/06/19(火) 03:45:45 ID:yb2ucnM30
「にとーじょーいー!
出世おめでとーございまーす!」

リョウコが週初めのお約束を始めた。
俺の呼び名の変更…二等准尉となった。

「ありがとう、リョウコ。
今週も厳しい戦闘になるが、よろしく頼む。」
「はーい!お任せくださーい!」
「隊長。俺もかんばってバックアップしますよ。
…それに、これでカスタム費も相当集まったと思いますし、
これからガンガン打ち込めますよね!」
テツの意見は確かだ。
すでに資金はほぼそろった。
後は近距離攻撃の調整をするだけなのだが…。

「テツ。その前にお前の次のMSの準備だろうが。
また、いらぬ苦労をするぞ?」
「あ、いっけね。忘れてました。」
「もーてっちゃんったらー!」

週初めの和やかな朝。
いつもとかわらぬ朝だった。
そして、いつも通りMSの微調整とチェックをしにデッキへ行くと、
テツが何がを見つける。
…昇格祝いに貰った『ガンダムハンマー』だ。
それも開発前の+3だ。今週から量産させる為、開発が始まるもので、
まさに最新兵器というにふさわしいだろう。

「…隊長。
珍しいですね…いつもなら、使わないモノはすぐに売って資金にするのに…。」
439ゲームセンター名無し:2007/06/19(火) 03:52:31 ID:yb2ucnM30
そう、いつもなら即売りの兵器だ。
鉄の塊なのに、やたらと高い開発費と販売費。
どこにそんな金が掛かる技術を使ってるのかと悪評の兵器。
だが、俺はこれの価値を知っている。
今は鉄屑球かもしれないが…これには『先』があった。

「……ん、まあな…。
もう少し後で売却を考えるところだ。
いつも即売りでじっくり見ないからな…。」
「…まあ、たしかに買いませんからね…こういう武器は。」

…俺はどうせならば使おうかと考えていた。
その方がアレを使うより、期待出来る結果が出るかもしれないと。
…………だが、スペックを見てまだ使うべきでないと判断し、
今回もいつも通り売却した。
…いつもの事だが、下手なMSよりも売れる。
未知の…否、新素材の合金でも使ってるのだろうか?

「…でも…ああいうのを投げてみたいですねぇ…。
盾の方がよーく効きそうだけど。」
440ゲームセンター名無し:2007/06/19(火) 03:58:32 ID:yb2ucnM30
まさにリョウコらしい意見だった。
………ハンマーの方がダメージが大きいのを知らないのだろうか?

「…まあ、効くだろうな。精神的に」
心理戦ならば、ダントツに盾だ。
だから、そういう結論に達した。
……そう。あの計画には『盾』が必要なのだ。

時間は進んで17時。お待ちかねの高潮の時間だ。
…………今回も大いに苦戦が続いている。
そして、刻々と『その時』は近づいている。
じりじりと減っていく装甲。小破していくアクア・ジム。
そして…。

「うわぁぁぁぁぁーーー!」
「テツ!」
「てっちゃん!」

………耐久値1。計画は動き出す…。
441ゲームセンター名無し:2007/06/19(火) 04:05:06 ID:yb2ucnM30
「すみません…隊長。
また、新しいアクア・ジムが必要になりますね…。」

…小破されて、フレームがガタガタなアクア・ジム。
まわりの整備員は、すでに売却とリサイクル工場へ運ぶ手配を済ませていた。
後は…俺の言葉一つで手続きは完了する。
…が、今回は違った。

「……………追加でアクア・ジムの武器を全て売却だ。
準備を頼む。」
『!?』
一瞬、空気が凍った。
全員がわかっていた。
そういう時は何が起こるかを。
いつかのガンタンク→アクア・ジムの時もそうだった。
こういう時は戦場の移動もありゆる。
そして、テツがたずねる。

「…………新型の…購入ですか?」
「…………ああ。」
全てはそれで完結した。
そして、テツ機のみの新規だと言う事も…。
周囲の人間はそう思っていただろう。
本当の計画は…俺のみ知る。この後、どうなったかを。
442ゲームセンター名無し:2007/06/19(火) 04:15:30 ID:yb2ucnM30
「プロトガンダム!?」

新装備と共にすぐに届けられた真新しいMSを見て、
テツは興奮を隠せなかった。
…操縦にはまだ不安があるが、反応速度だけならば、
すでに条件は満たしていた。
……ガンダム。連邦が推し進める『V作戦』の要。
その雛型。予備パーツで構成された陸戦ガンダムですら乗ったことが無いテツ。
だが、その陸戦ですらテツが乗れば成果は出るだろう。
あれは近戦の鬼と中距離の悪魔なのだから。
…もっとも、オセアニアではその力は出し切れない。
そこに純正パーツ…予算も豊富に使って作ったプロトタイプ。
下手な量産型よりも凶悪なスペックに興奮しない兵士はいない。
…………もっとも、新型で喜ぶのは新兵が馬鹿だけなのだが。
(従来なれたマシンで高レベルの整備と技術を駆使した方が、
未知数の戦果よりも確実なデータと作戦が生まれる。=生き残れる。
…これが本当の兵士の姿なのだが…。)

「シールド+5…いよいよ使うんだね…。」
リョウコがまぶしそうに見ていた。
それもそのはずだろう。売却にはまだ遠いジム・コマンドに、
仮で新型の盾にしておいたが、そのまま埃にかぶってた代物なのだから。

「…てっちゃん。あたしの分まで使って。
いずれ、新しいMSを貰ったら、あの盾使うから…。
だから、壊したら…。」

…非常に良いシーンなのだが、ここで俺は話を切り出した。
443ゲームセンター名無し:2007/06/19(火) 04:21:02 ID:yb2ucnM30
計画。その全貌を。

「何を言ってるんだ。リョウコ。
これに乗るのはお前だぞ?」
「……………………………………………………………ほへぇ?」
「はぁッ!?」
「後、テツ。
お前はリョウコ機のアクア・ジムな。
今日からテツ機だ。
彼女の残り香が漂うマシンだ。大事に使えよ。」
「はぁぁい!?」

テツは狐に騙されたような顔をしていた。
リョウコにいたっては、ぽかーーーーーーーーんと口を開けて、
『あたし?あたしがつかっていいの?』とばかりに、
リョウコ自身に指を指し、プロガンに指を指し、
交互にラリーをしていた。
……そう。今ここに『シールドのリョウコ』が…。
否、『クイーン・オブ・シールド』リョウコ=ミヤモトがよみがえったのだ。
444ゲームセンター名無し:2007/06/19(火) 04:32:15 ID:yb2ucnM30
オセアニア。17時半過ぎ。高潮。
そいつはいつも通りやってきた。

「ザクキャノンで先に僚機を片付ける。
お前達は隊長機を中心に撹乱してやれ。」
「了解。」
「いつも通り串刺しにしてやります。
必殺の強打ヒートソードで。」

ザクキャノン、ザクU、グフカスタム。
…だが、俺達にとって最悪の組み合わせは…もはや過去となった。

「敵機をキャッチ。
…このぼやけ方は…アクア・ジムですね。
それが二機………そして見慣れないのが一つ…?」
「迷子じゃないのか?
それとも出損ねたお留守番か?」
「…待ってください。これは全てのスペックがハッキリ見えます。
……待ってください。待って…!ありえない!
こんなところで使うなんて…!
アレのスペック変更でこっちで使うのはまれのはずなのに…!」
「……………………俺も確認した。」
「一体なんなんですか!?」
『……………連邦の白い悪魔……。』

そして、シールドカーニバルは始まった。
445ゲームセンター名無し:2007/06/19(火) 04:44:00 ID:yb2ucnM30
「んふふふふふふふふふふふふ♪うふふふふふふふふふふwwww
んじゃ!今日もぶわーーーーーーーーっと言ってみようーー!!」
「……………隊長。リョウコ殿の声が変わった気が…。
いや、性格が変わった気がするのですが…。」
「……………クリスチーナ=マッケンジーに似てるか。」
「…誰ですか?」
「……噂で聞いた話だ。
腕の良いテストパイロットがいるってな。
……まあ、だからといって実戦で使える奴かは知らんがな。」
「……えーっと、待ってください…実は声も聞いた事が無い?」
「…実はそうだ。
…が、なんとなくそんな気がしただけだ。
噂では『年上のお姉さん』風の兵士らしいので、
『あれ』とはけた違いに違うだろうがな。」
「…そうですね。『あれ』殿は…アレっすからね。」

結論から言おう。
アレとは、『殺戮者』のことだ。

「たぁ〜〜いちょ〜!
敵兵が見えますかー?
見えたら、戦闘開始をしてくださーい!
もう私、たまりませーん!
んふふふふふ♪シールド、シールド…♪」

…訂正しよう。『シールド××ガ×』だ。
446ゲームセンター名無し:2007/06/19(火) 04:58:52 ID:yb2ucnM30
「…すでに捕らえている。
中5で行くので、テキトーにやってくれ。」
「りょぉぉーーーーーーかぁぁーーーーーーーい!」
「…ダメっすかね…この戦闘。」

ダメじゃなかった。

先制のランチャー。
テツの切り込み。
秒殺でザクが小破させてしまった。
さらに…。

「守ったら負ける…攻めなきゃ!」

リョウコの一発目の攻撃はまともに『ビームライフル』が入った。
隊長機は見事に泡を吹いたようだ。

「わー!アンナが!アンナがー!」
「落ち着いてください!まだ、終わってません!」

連中が仕返ししてくるが、無効化と小ダメージしか来ない。
特にリョウコ機は…ひたすらに頑丈だった。

「きっかっなぁーいッ!
プロガンちゃんはかたーいからー!」
まて。リョウコ。それは危険だ。
危険な思考だ。早まるな!
447ゲームセンター名無し:2007/06/19(火) 05:08:35 ID:yb2ucnM30
ド ド ド ド ド ド ド ド ド

「なんすっか!このプレッシャー!?」
「くる…あれが出る…!
……………テツ!この回も一気に行くぞ!」
「…りょ…了解!
あれって…。」

テツが何が言おうとしたが、その間にランチャーでけん制。
テツも続けて発射する。
………そして、俺達は目撃した。

「ふきとべーーーーーー!」

ドゴォン!

…クリーンヒットのシールド投げ。
どうやら、だいぶ溜まってたようだ。
が、それだけで終わらない。
448ゲームセンター名無し:2007/06/19(火) 05:11:21 ID:yb2ucnM30
「ふきとべーーー!」

全力投げニ撃目。
どれも少量だが、ダメージにはなっていた。
…あ、相手側が涙目になってるような気がする。
そして、シールドは続いた。
どっかでサーベルを降った気がしたが、
後の四回全部投げに使った印象を受けた。
…………そして、俺達は勝った。
連中は巧妙な小隊だったので、大成功とはいかなかったが。
………もっとも、次は大成功だった。
相手は二機しかいなかったので、それは当然だが…。

「イッパァァァツ!」

……………1ターン目。やっぱりリョウコは投げていた。
俺は早くも計画を実行した事に後悔を覚えた…。
…が、彼女が生き生きと戦う姿を見て、良かったかもしれないとも思った。
………………そんな事を思いながら、俺はこの戦いを二ターンで終わらし、
今日の任務を終了させた…。

以上です。
改めて、リョウコはシールド女なんだって、認識しましたわ…。
いやいや、吹き飛べ×2はマジで吹きましたw
いろいろと溜まってたんだなーっと思いつつもそろそろ寝ます。
それでは>後退する!
449ゲームセンター名無し:2007/06/21(木) 23:50:29 ID:IiDKfA130
さーて、三週間ぶりに投稿する陸ガン作家の登場です。

よくもまぁサボってたなぁ。自分でもそう思うくらい間が空きました。
でも本編はやってますよ〜!Bタンとジムとコマしか乗ってないけど……
俺だって水ジムに乗ってピック振り回したいんだ!って思いつつ今日もタンク護衛をしてきました。
最近発進のときに頭に浮かぶのは>>422の蛇風呂です。いまさらですがGJ!

それでは今日はテツの初陣のお話ですよ。アルの出番は……ないですw
450ゲームセンター名無し:2007/06/21(木) 23:52:26 ID:IiDKfA130
「こちら1番機、各機聞こえるか?」
「きこえますよ〜」
「3番機テツ、感度良好です」
「1番機了解。各機返答を確認」

テツの機体選択、そして習熟訓練が終わり、今日はテツの初陣だ。多少声に緊張が混じっている。

「テツ、そう緊張するな……っても無理か。まぁ徐々に慣れていくさ。とりあえず生き残る事を考えろ。戦果なんて死んだら意味ないぞ」
「はい。気をつけます」
「さて、これより敵の制圧地域に侵入する。これより各機、レーダーに気をつけるように」
451ゲームセンター名無し:2007/06/21(木) 23:54:58 ID:IiDKfA130
「今回は我々3人で偵察任務にあたる。ルートは図に示したとおりだ。今までの経験から敵と交戦する可能性は非常に高い」

地図上に偵察ルートを浮かび上がらせてブリーフィングをする。いつも同じ内容なので僚子と二人の時は省略していたが、テツが参加したため久しぶりの開催となった。

「つまり交戦を前提に偵察をすると?」
「そうだ。本来なら偵察のみで済ませたいところだが、なぜか敵と遭遇するからな。本来なら私はもう少し低階級のはずだ」
「だったら敵さんにお礼言わなきゃいけませんね」
「「……」」

軍人にはあるまじき事かもしれないが、今の発言は不謹慎だと思った。どうやらテツも同じらしい。

「えー、おそらく敵は二機編成でくると思われる。それに対し我が隊は三機編成なので俺が敵隊長機、僚子、テツが敵僚機を担当する。敵僚機に対しては僚子がメインアタッカー、不慣れなテツはサポートに回ってもらう。……これでいいか?」
「りょ〜かいでありま〜す」
「了解しました」
452ゲームセンター名無し:2007/06/21(木) 23:57:30 ID:IiDKfA130
幸いにも接敵することなく偵察ルートの4/5を通り終えた。あとは上ってきた山を下りて基地に帰るだけだ。

「そ〜ちょ〜、今日は敵さんがきませんね〜」
「そうだな。珍しい。いつもなら一戦交えてる時間なんだがな」
「隊長、今までが異常だっただけでは?」
「それもそうだな……って反応発見。どうやら今日も異常らしいな」
「そ〜ちょ〜、レーダーに敵が写りません!どこですか〜?」
「僚子のレーダーは、バカには見えないレーダーに変えといた。テツのもな」

当然ウソだ。そんなのがあったら俺には見えないだろう。

「え!?…………み、見えました!2機来ます!」
「……南東に敵機を目視で確認。数1」

とりあえず僚子は予想通りだとして、テツは冷静だな。もうちょいリアクションを期待していたのだが……

「よりハイレベルなネタが必要だな……」

そんなことを考えていると一機突っ込んでくる。だがまだ十分に距離がある。

「へ〜ちょ〜、敵が二機来ま……」
「くるわけ無いだろ。俺のレーダーでさえまだ一機しか捉えてないんだ。……まぁもう一機どこかに潜んでいるはずだ」

そう、これは敵のいつもの戦法だ。
一機突出させてこちらの陣形をかき回し、分断したところに遠距離から隊長機の一撃をたたき込み、殲滅する。
幾度と無く使われてきた戦法のため、対処法は万全だ。もちろんテツにも仕込んでいる。
453ゲームセンター名無し:2007/06/22(金) 00:01:41 ID:IiDKfA130
「じゃあ打ち合わせ通りに行くぞ」
「りょ〜かいです!」
「了解!」

二機の陸ガンがザクUに向かって駆け出す。
数で勝ち、戦略も読み切った。これで負ける要素は無いはずなのだが……

「さて、隊長機の居場所はどこかな……って、反応2!敵も三機編成だ!」
「え?」
「隊長、戻りま……」
「お前達はそのまま行け。俺は残りの二機を押さえる。……出来るだけ早く落とせよ」
「おっまかせ〜」
「頑張ります!隊長もお気をつけて」


結果から言うと、俺たちは負けた。
二機がかりでザクUを落としたまではよかったのだが、一瞬の隙を突かれて僚子機が隊長ザクキャに打ち抜かれ、右肩を中心に持って行かれた。
その後隊長ザクキャを落とすものの、テツが新入りらしきザクとの斬り合いに負け、そこで時間切れ。
敵の増援が見えたため撤退を余儀なくされた。
454ゲームセンター名無し:2007/06/22(金) 00:04:51 ID:1YCcyW9T0
「まさか敵も三機編成で来るとはなぁ……」

片足のないテツ機を担ぎながら撤退する。
ラックもなしに運ぶのは僚子ので随分慣れてしまった。

「隊長、すみません。俺があそこで負けなければ……」
「気にするな。見たところ敵も似たような実力だったしな。次は勝てるさ」
「そ〜ですよ!てっちゃんなら次はボコボコですよ〜」
「……言いたいことはわかるがそれだとテツがボコボコにされそうに聞こえるぞ」
「俺もボコボコになりたくないです」
「え?……(てっちゃんがボコボコにするんだから、え〜と)……」


「テツ、基地に帰ったらシミュレーターでみっちり鍛えるぞ。」
「……はい」
「そう落ち込むな。さっきの戦闘を見て再認識したが、お前は近距離での読みと思い切りに優れている」
「優れているなら負けないんじゃないんですか?」
「他が同じ条件ならな。操縦技術で負けては、いくら読みや反応に優れていても機体が動かなきゃ話にならん」
「う゛っ!」

それでもうまく動けないのに五分にまで持って行った実力は誉めてやってもいいだろう。

「乗りこなせるようになればあの程度の敵なら簡単に倒せるようになる。だが、敵だって怠けてるわけじゃないから訓練は怠るんじゃないぞ」
「はい、毎日がんばります」

そんなこんなでテツの初出撃は失敗と言う形で終わった。
でも、テツの可能性を見出せたし、敵も三機編成で来ることもわかったので収穫はあった。テツはどこまで化けるのか……そんなことを考えながら俺たちは基地に帰還した。

「あ!わかった!てっちゃんは次こそフルボッコですよ〜」

「「違う!」」
455ゲームセンター名無し:2007/06/22(金) 00:13:26 ID:1YCcyW9T0
一応実話です。
曹長初日は曹長にしか当たらず、テツに与えた陸ガンの耐久が23⇒18になりました。リョウコは3減らしました。
でも大成功5(全滅4)を叩き出したのは我が乗機・陸ガンのおかげです。

それでは明日のNYに期待しつつ……『後退する』『すまない』
456ゲームセンター名無し:2007/06/22(金) 00:37:01 ID:1YCcyW9T0
なんかメール欄がおかしかったようです。

今度こそ『後退する』
457ゲームセンター名無し:2007/06/22(金) 01:39:35 ID:zAvpl/0k0
今週中にどうしても出したかったネタです
間に合って良かったー

とりあえずアル登場
アンナさんのツボは変なところにあるようです
似てる…じゃねえよw
http://p.pita.st/?qiwxdejj

准尉昇格ー!
そして>>65参照w
http://p.pita.st/?jmkcdstc


今回の水ジム作家さんの作品は感心しきりでした
文章だけでも表情がころころ変わる様が伝わってくる感じがまた


レスは全部返しませんが、
ネタが出る限り書かせていただきます
仕上げの件は… えー… 次に行けなくなるのでw
458ゲームセンター名無し:2007/06/22(金) 02:37:59 ID:4Hyh9rLkO
このスレまだあったのか………

459ゲームセンター名無し:2007/06/22(金) 08:38:53 ID:AXcBTnQhO
今日は、5戦とも大成功完封勝ちで最良でした。
三等准尉より。
460ゲームセンター名無し:2007/06/22(金) 08:42:16 ID:AXcBTnQhO
曹長と二等准尉には悪い事した!w
これからも、悪い事するがヨロシク!w
461ゲームセンター名無し:2007/06/22(金) 08:44:18 ID:AXcBTnQhO
ほぼ、次回、昇進確定で
レベル50のスキル支給が楽しみだ!
462ゲームセンター名無し:2007/06/23(土) 21:20:48 ID:NIyrGuGF0
アクアジム作家です…。
ゾッグにプロガンが打ち抜かれて小破されてるのです…。
アクアジム作家です…。
スナイパーやタンクのも含めて、遠距離系MSに蒸発されてるのです…。
アクアジム作家です…。
プロガンの耐久力が一桁に突入したとです…。
アクアジム作家です…アクアジム作家です…アクアジム作家です…。

もっと悲惨なのは、テツです…。
最近、良いとこがなくって……。




「ぎゃあぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーっ!!」
「うわぁぁぁぁぁぁあーーーーーーーーーーーーーっ!」

今回も小破が二つ…俺のアクアジムはどうにか残ったが失敗…。
プロトガンダムの装甲と防御力はたしかに強力だった。
強力なはずだった…。
だが、一撃必殺とばかりに強化してきたゾッグやザクスナイパーの一撃にはかなわなかった。
…まあ、捨て身を使ってくる連中がいれば、どのMSでも耐え切れないだろうが…。
それは例外だとしても、この落ちっぷりは直視できなかった。

「ふむ…。」
私は第二作戦の決行を考えているが、
現状ではGOサインは出せない。まだ時期を待たなければならない。
……それでも、そろそろテツにもプロガンを出そうかとは考えてはいたが。
463ゲームセンター名無し:2007/06/23(土) 21:34:52 ID:NIyrGuGF0
「はうぅぅ〜〜〜…悔しいぃぃ〜…また、一撃で壊されたぁ〜〜;;」
落ちるのは定番のリョウコではあったが、
さすがにプロガンに乗ってからは、小破という結果に憤慨してるようだ…。

「リョウコ殿ならまだいいです…。
俺なんか、最近標準が合わなくって…合わなくって…(漢泣」
テツも最近、必殺のピックがイマイチだ。
特にけん制の背後ミサイルランチャーが効かない事もある。
…まあ、リョウコのシールド投げが効かないのはいつものことではあるが…。
それにしても…最近のMSの防御は高い。

「特にゾッグの防御力が相当なものだ…。
ゴッグもてこずったが、あれの方がマシだからな…。」
MAの分類に入るとはいえ、まさにゾッグ戦(いくさ)をやられてしまっては、
こっちも商売上がったりである。まさに『給料の只取り』である。

「ふむぅ…僚機MSの強化が装備のみしか効かないのが、
こういうところで響いてくるな…打たれ弱かったら、
新型を導入するしかない…が、その新型候補が少なく…高価であるとなると…。」
「今の装備で我慢するしかないですよねぇ…。
俺もようやくプロトガンダムを使えるって自信出てきたんですが…。
我が小隊の台所事情を考えると…。」
「……今、しばらくのアクアジムだな…。
先ほど、背後ミサイルランチャーの強化版が開発を始めたそうだが…。
来週の月曜には上がるだろう。
……『ハープンガン』の方は難しいだろうがな。」
ハープンガンを使えば、より高い索敵能力が得られるが、
その分、パワーが劣る。それゆえに連邦水泳部には不評の武器だ。
開発投資速度は鈍亀になる事は間違いない。
464ゲームセンター名無し:2007/06/23(土) 21:44:27 ID:NIyrGuGF0
「総合的には、アクアジム(こっち)の方が戦力が高いですからねぇ…。
高潮の時に限りですが。」

そう。それが水泳部の長所であり短所でもある。
高潮の時ならば、肩部ミサイルランチャーの方が破壊力は高い。
…しかし、それ以外になれば、プロトガンダムの方が高い。
つまり、わざわざ連中が強い時に交戦する必要性が減るという事だ。
それが今回、プロガンを入れた理由でもあるのだが…。

「…そういえば、隊長機は将来どうするつもりなのですか?
高潮時を下げる事にするならば、それなりのMSが欲しいところですが…。」
「じゃーさー!みんなでプロガンに乗らない?
その方が落ちないし、たいちょ〜のはカスタムが効くから、
みんな一撃でどーんと…。」
「無理だ。あれでは索敵能力が低すぎる。脳格仕様では話にならん。」
「………ですよねぇ…;;」
「それでリョウコ殿の攻撃タイミングが遅くなりましたからねぇ…。」

もっとも、私の場合は索敵技術があるが…。
他の技術がおろそかになる。
現状、近、中と連続や強打を使ってるが、
おそらくどちらかがおろそかになるだろう。
……………もっとも、博打の一撃に頼ってる場合ではない…。
という時期には着てはいるが。
465ゲームセンター名無し:2007/06/23(土) 21:51:38 ID:NIyrGuGF0
「私のも当面はアクアジムの予定だが…。
他のMSもムラなくチェックしている。
現状では変更は無いが、状況を見て変更も考えている。」
「…そっかぁ…。じゃあ『水さん小隊』の名前を変えなきゃダメですよねぇ…。
もう、アクア・ジムは二機しかありませんし…。」

そういえば、そんなのがあったな…すっかり忘れてたな。

「…『プロガンと愉快な小隊』で良い?」
「いやいや!『黒青の津波小隊』もありですよ!」
「……………お前ら、『オセアニア第23MS小隊』という正式名称がそんなに嫌か?」
「いやです。(きっぱり」
「……ああ、そんな名称もありましたねぇ……。」

……………なぜか、無償に夕日が恋しくなった気がした…。
今日もオセアニアの夕日は赤い……。
466ゲームセンター名無し:2007/06/23(土) 23:06:11 ID:NIyrGuGF0
次の日の昼。
直射日光はオセアニアの海浜を容赦なく灼熱の砂と変えた。
そして…ゾッグのビームがさらに暑さを増加させる。
……………今日もプロトガンダムが小破してしまった。
だが、今回は連中のゾッグも小破させた。
失敗は失敗だが、少しでも景気が良い話があれば、少しは明るくなるものだ。

………………全滅さえなければ…だが。

「あ〜、もう〜…これじゃー、プロガンじゃなくって、プロパンだよぉ…。
黒塗りの塗装だから、熱がガンガンに持ってる〜。
冷却装置で冷ませるかな〜?」
「…リョウコ殿。プロパンは旧世代天然ガスの気体名ですよ。」
「昔は、プロピレン、ブタン、ブチレンを混合させて、
さらには安全性をかねてエタンチオールが着臭剤として添加されたそうだ。
…本来は無臭ガスゆえ、ガス漏れで引火の危険性がある為、
あえてそうしたそうだ。」
「物知りですね。隊長。」
「戦場では何が使えるかわからんからな。
生き残る為の雑学だ。」
「何でもいいですよ〜。とにかくあっついままだと、
お魚さんも煮え立っちゃうから、冷やしますね〜。
…………冷却装置が壊れてなければだけど…。」

そういって、せっせと操作するリョウコだが…。
小破に拍車をかけそうな音がしてきそうだ…。

プシュゥゥーッ!
467ゲームセンター名無し:2007/06/23(土) 23:13:52 ID:NIyrGuGF0
「冷却ファンから良い風が出てきましたね。
これで少しはマシになりました。」
「直射日光までは涼しくはならんがな。
…ああ、二人とも。まだパイロットスーツは脱ぐなよ。」
「え?」
「……あ、もしかして…?」
「…水蒸気が周りの温度差で霧のように出ている。
                、、
これに素肌に触れると、凍傷になるぞ。
日焼けよりもメリットがないので、少しの間我慢しろ。」
「わわあたた!」
「てっちゃん、慌て過ぎ〜。
ドライアイスを触ってるより、早く焼けどしないから大丈夫だよー。」

…俺はその言葉でピンと来たので、降りてきたリョウコにこう言った。

「……リョウコ。
お前…バースデーケーキのドライアイスで遊んだ口だな?」
「…手袋してれば大丈夫だと思ったんだけどね…。
あれ、長く触れるもんじゃないよ…ペットボトルの冷却材代わりにしたら、
そこんとこだけ凍るぐらいだし…。」

やっぱり、図星か。
468ゲームセンター名無し:2007/06/23(土) 23:19:32 ID:NIyrGuGF0
「…さて、ウチの増援が戻って来るまでキャンプといくか。
救援信号は出したままにしておこう。」
「りょーかーい。」
「………連中、結構狡猾でしたからねぇ…。
すぐに戻ってくるでしょうか…?」

たしかに。
今回相手にした小隊は、全ての攻撃を攻撃のみ集中してたゆえ、
隊長機が大破しようとも、ガンガン我々を攻撃してたぐらいだ。
…そのせいで隊長機を倒せても、僚機は3割も装甲を叩けなかった。
追っていった増援小隊は大丈夫なのだろうか…?

「ま、気長に待とう。
基地の連中も気が効けば、そっちからでも手を回すだろう。」
469ゲームセンター名無し:2007/06/23(土) 23:33:14 ID:NIyrGuGF0
そして、我々が待機してる間…。

「たいちょ〜!てっちゃーん!
早くーー!」
「………………なんで、リョウコ殿は水着をパイロットスーツの下に着てたんでしょうか?」
「……どの道、作戦の後で海へ直行するつもりだったそうだ。」
「…なるほど…。」

いずれにしろ、パイロットスーツの性能を下げる要因になるので、
きちんと専用のインナーを着るように指示しておくとしよう。

「……はぁ………今日も生きてて良かったけど…。
また、プロガンちゃんがぁ…。」

しばし海ではしゃいだ後、戻ってきた増援部隊に救助(?)された後、
リョウコはぽつりとそう言った。

「…仕方があるまい。ゾッグの破壊力が装甲と防御力を上回っていたのだからな。
ガンストした装甲でも持つまい。」
事実、プロトガンダムの装甲はすでに数値にして8000を上回ってる。
素のアクアジムではとても届かない硬度を持っている。
…さらには防御技術とあわせて、実に1200もの数値を叩き出すプロトガンダムの防御力。
これならば、僚機の攻撃で落ちることはクリティカルが集中しないかぎり、まずないだろう。
……それを落とすジオンの脅威のメカニズムが恐ろしいと言う事だ。

「…折角、たいちょ〜から貰ったMSなのに…足を引っ張ってばっかり。」
470ゲームセンター名無し:2007/06/23(土) 23:41:14 ID:NIyrGuGF0
「……足をひっぱるのは、今に始まった事ではない。」
「それでも一撃で落ちるなんて、つい最近じゃないですか…。」
「……武器の開発が進行してる証拠だ。
我々とて同じだろう。」
「……………でも、シールド+5という最新最後の盾でも無理なんですよ…?
投げてもジムより威力は弱いし…これからどうしよう…。」

これからか。

「それよりも、今だな。
まずは修理だ。話はまずそれからだ。」
「修理もそうですけど………隊長……。」

………隊長。とリョウコがしっかりと発言する時はシリアスな時だ。
あまり、長く話せる事ではなさそうだ。

「……………そのぉ………わ……わた…。」

リョウコがモジモジと話始める……何を言う気だ?
と、思ったつかの間。

「隊長ぉぉぉぉぉぉぉぉッ!」
『うわぁー!びっくりしたーーー!』
471ゲームセンター名無し:2007/06/23(土) 23:48:12 ID:NIyrGuGF0
「俺、これからどーすればいいんですかー!
こんなに撃墜されてしまっては、整備員の人達や隊長達に顔向けできませんよー!
大隊長だって、なんだって…ああーー!俺はどーすればぁーーー!」
「……あー、テツ。
とりあえず…落ち着け。」
「てっちゃん………えーっと…『>戻れ!』…かな?」
「…俺は、犬ですかぁ…?リョウコ殿…。」

昨日も今日も悩みは尽きない。
明日など私にもわからんし、もしかしたら、明日も悩むかもしれない。
だが、出来る事は今ある。
明日や昨日ではできない事は、今出来る。

「……まずは修理だ…。
今、修理しないで出撃は出来ん。
今、出来ることをやろう…。」

まずは戦える準備を。
その先は…その時になってからだ。
でなければ、いつまでも『考える』事しか出来ない。
そこから先へ進めないのだから…今、出来る事を。
472ゲームセンター名無し:2007/06/23(土) 23:53:10 ID:NIyrGuGF0
以上です。
前回、妙にどっかネジが飛んでたので、
作家は少し落ち着いて書く事にしました。
……舞台裏の人間は、謹んで作品を提供するのみです。
前回は失礼しました…。

それと>>65絵師氏には私も関心しています。
なかなか、そういう絵はすぐに書けないものですからね。
それゆえに、私は文章一つで想像力を刺激するのみです。
………それゆえに、気を使う部分が多いのですが…。
では、『>後退する!』
473ゲームセンター名無し:2007/06/24(日) 06:30:32 ID:wIhr5+W0O
>>472
いやいや、今回もGJ!
なんか、てっちゃんが可愛くなってませんか?
まさか僚子化が進んでいるとか、、、、
474ゲームセンター名無し:2007/06/24(日) 08:30:39 ID:Zw57cJTJ0
てっちゃんはLv40で乙女心を身に付けたからな
475ゲームセンター名無し:2007/06/24(日) 19:08:12 ID:y/3heDww0
>>472
やはり海浜ゾック様は凶悪なんだねぇ…
俺は普段平野、山、森の人だからこちらだとほとんど脅威にならないのだけど。
>打ち上げられたゾック様
476ゲームセンター名無し:2007/06/25(月) 07:23:12 ID:MEjdvlyJ0
477ゲームセンター名無し:2007/06/25(月) 10:40:07 ID:haqu1JKqO
>>476
昨晩の連邦は開発祭り自体が発生せず、残念でしたね。やはり携帯アクセスが止まると大幅な戦力ダウンですな。
かく言う私も昨晩は止まってしまい、投資するだけして悶々としていた一人…orz
478ゲームセンター名無し:2007/06/25(月) 11:57:55 ID:BZ9XDesmO
>>476
乙です〜

>>477
昨晩はカスタム貧乏で投資できないからさっさと寝ました……
端数を毎日せっせと投資してますが役に立ってるといいなぁ

今週はカスタム終了のメドが立ったから投資を再開です。ちょうど補給イベントでやる気が上がりますね


……陸ガンはいつまで持つかなぁ?
479ゲームセンター名無し:2007/06/25(月) 20:25:37 ID:FMizNSpe0
>>476
ちょいSDかかってかわゆい僚子たん、いただきまつた。

おいらはもうすぐ僚子とはお別れ。さすがに携帯の通信代がきつくてな・・
モバポで称号あとひとつ引き替えたら携帯サイトやめるつもりなんだ。
てっちゃんとは相まみえないままさよならだが、みんなはがんばってくれ・・
480ゲームセンター名無し:2007/06/25(月) 21:00:38 ID:XoDv/w34O
>>479
ちょっw
いまどき¥0の機種でもパケホできるぞw
飽きたとかじゃないなら機種変プラン変更も検討してみてはどうか?
481479:2007/06/25(月) 21:38:43 ID:FMizNSpe0
>>480
うーん、正直言うと飽きたというのも半分。
1勝4敗ペースだと陸ガン+水ジムの小隊を運営するだけで手一杯。
やっとモバポに仕送りしても称号ガシャではダブりまくり。
ようやくこれぞという称号もできそうなので、これでケリつけようと。

アイマスの時はゲーム結果だけを送信するアプリだったからホーダイ上限まで行かなかったが
絆のサイト入ってからパケ量かさんで家族に睨まれてる・・ってのも半分。
482ゲームセンター名無し:2007/06/25(月) 23:18:44 ID:XoDv/w34O
>>481
うーん、その勝率は流石に萎えるな。
スキルにもよるけど、戦地移動でどうにかなるかと。
俺も水泳部入部するもボロボロですぐ山に逃げた口だし。
まあ、お金の話はなんとも言えんが。
483ゲームセンター名無し:2007/06/25(月) 23:47:47 ID:rBk7Eofk0
>>481
俺は一時期負けまくったけど、我慢してこつこつとお金貯めて機体FCしたよ。
おかげで今じゃ勝率もそこそこいい感じになった。

それかいっそのこと、リスタして違う勢力でまた始めるとか?
484ゲームセンター名無し:2007/06/26(火) 02:52:11 ID:4I2YRx32O
>>481
携帯代くらい自分で稼ぐんだ!
485481:2007/06/26(火) 21:38:05 ID:4hRANrji0
>>482-484

「ありがとう!」パケ代は本来オレのが家族分け合いの拠点になるはずだったから節約しろと。
AMの、この勝率にこの事情とあっては、皆のように空想をふくらませる気持ちの余裕も無くなってきた感がある。

まあこれ以上愚痴ってもスレ違いになるし、「オレは街へ降りて電気屋でも始める」事にする。「すまない!」
486ゲームセンター名無し:2007/06/26(火) 21:45:18 ID:Zkj6tz2S0
>>481
逆に考えるんだ。
ジオンでゴッグに乗ればいいと
考えるんだ。
487ゲームセンター名無し:2007/06/28(木) 23:30:03 ID:amByI7AM0
「たいちょー、ちょっとよって来ていいですかー?」
「…ああ、少しの間ならばな。」
「りょーかーい。すぐ戻りまーす。」

最近、俺達が任務を終えた後、リョウコがこういって足を止める場所がある。
…それは『プロトガンダム』が大破した場所である…。

「…そういえば、今まで散々と落ちてきましたけど、
機体を大破させたことはありませんでしたよね。」
「そうでもない。
俺が使ってた初期のGMなら一度大破した事がある。
…新兵向けに出されてる奴だけに、やたらと長持ちした奴だったんだがな…。
リョウコが乗り潰しちまったんだ。
あいつにとって、本当に潰しちまったMSは二機目かもしれないが…。
乗り潰したくなかったのは、あのガンダムだけだったからなぁ…。」
「えらく気に入ってましたからね。」
「あれ以来、俺にべったりだったぐらいだからな…。
あれでは、尻が軽い女というよりも、
おもちゃを買ってもらって喜んでる子供だ。」

そう。プロトガンダム(あれ)を与えて以来、リョウコはマメにプロガンの掃除や点検、
補修修理も自ら手伝いにいったほどの入り込みようだった。
…まあ、シールドを一番掃除してたのは、いつもの事だったが…。
488ゲームセンター名無し:2007/06/29(金) 00:21:16 ID:f5z3JESY0
「……また、来ちゃった…。
ごめんね。ぐっすりと眠ってるところに来ちゃって…。」

大破し、すでに朽ち果てた…というには、
まだ真新しく(?)破壊されたMSがそこに眠っていた。

『RX−78−1 プロトガンダム』

その大破したガンダムの周りには、早くも魚などが居座っている。
…まるで、朽ち果ててもこのMSを守ろうとしてるかのように見えた。

「一日一回なんで来すぎだよね…。」

一日一回。場合によっては日付が変わって一回。
その夕方に一回で二回という事もあった。

「……その度にごめんなさいと言ってるしね…。」

それでも、このガンダムをこんな姿にしか出来なかった自分が許せなかった。
毎日来るのは、その謝罪と…二度とこんな姿の自機MSを増やさないと誓う為。

「……でも。」
489ゲームセンター名無し:2007/06/29(金) 00:34:54 ID:f5z3JESY0
「…ううん。なんでもない。
なんでもないよ…。」

言い出せなかったのは、まだ気持ちの整理がついてない為か。

「…今日はね。一回やっちゃったけど、
大成果を挙げたよ。隊長機にも止めさしちゃった♪」

その話は二代目…もとい、二代目のプロガンの話。
本来、プロト機が少数生産する事すらなく、本来1機のみのテスト生産のはずである。
…しかしながら、大量の予備パーツがあり、
陸戦型ガンダムとして生産しても、なおも残ってるパーツ。
…ならば、ある程度の機能をオミットしての再生産を決定。
結果、戦闘性能だけは本家と遜色が無い、量産型プロトタイプを戦場へ送り出す事に成功した。
…もっとも、『コアファイター』のシステムがなかったり、
水中戦は出来ても、宇宙戦には対応できないなどの弱点が存在する。
周囲には通称、『ハリボテガンダム』と揶揄されているが、
その性能は十二分に発揮された。
この生産システムを使って、『白い悪魔』こと、『RX−78−2』の生産も始まろうとしていた。
…開発部の話では、これより先の『ガンダム』が出せるだろうと言ってるが、
詳細は現時点では不明。 噂ではNT仕様のガンダムだという…。

「……じゃあ、また明日ね…。
おやすみ…。」
490ゲームセンター名無し:2007/06/29(金) 00:44:33 ID:f5z3JESY0
「終わったか?」
「…はい。毎日すみません…。」
「いや…いい。
愛機に感情移入したくなる気持ちは、俺でもわかる。
だがな…。」

……ガンダムが眠る場所…基地のそばにある海浜の『海の中』。
…すなわち、基地の目と鼻の先。

「そのうち、あれは引き上げるぞ。
あのまま置いておいたら、基地の補修の邪魔になるからな。」
「え〜。でも、あの子の眠りの邪魔をするのも…。」
「墓参りは、毎日するものじゃないぞ。
…それとも、あれか?墓参りなら、眠りの邪魔にならないとでも?」
「う〜!隊長のいじわる〜!;;」

……今日も夕日は沈み、日常はまた一端の眠りにつき、
また朝日と共に始まる…。

…しかし、人は一日…いや、一秒、一秒と変わっていく。
同じ瞬間はない。
リョウコがあの日を境に、少し凛々しくなったのは気のせいではないはずだ。
491ゲームセンター名無し:2007/06/29(金) 00:48:18 ID:f5z3JESY0
「……ガンダムか。
俺も今度こそ乗れるとして…。
以前のように切り込めるだろうか…?」

…『防御』を覚えた代償に、攻撃力を落としたテツ。
……かつてのように高速で切り込み、さらに強打で切り込んだテツ。
毎日落ちていく愛機に痛みを覚え、防御技術を覚えようとしていたが…。
防御では、守りが堅くなる代わりに踏み込みが浅くなる。
だが、逆に言えば、守りに入らない限りはいつも通り踏み込めるのだ。
…だが、隊長機が振るう一撃死の『遠』が頭にこびりつく。

「…踏んで見せるさ。あの一歩よりも深く…!」

このジレンマの日々に、テツの明日はあるのか…?

「…………さて、そろそろ新しい自機も考えなきゃならんが…。
まだ、アクア・ジムでいくかなぁ…カスタム費も馬鹿にならん。
まずは僚機か…。」

そして、隊長の苦悩は続き…。

「…開発部さんよ、早くしてくれよ…。」

胸の内で進む計画実行の日を待ちつづけていた…。
492ゲームセンター名無し:2007/06/29(金) 00:49:37 ID:f5z3JESY0
以上、アクアジム作家からお届けしました。
明日が早いので、これにて『アクアジム作家:>後退する!』
493ゲームセンター名無し:2007/06/29(金) 18:36:22 ID:xG7ils1UO
>>492
いーね、いーね流石だね〜
週末は、作家さんも、絵師さんも来てくれるから、密かな楽しみなんだよね〜。
今日、2ヶ月頑張ったガンタンクが大破してしまって、アクア作家さんの僚子並におセンチになってます。
市街地で不利な条件にもかかわらず、F2本体や武装の開発祭りや、ビームライフルBの開発投資に、とどめを射させてもらった機体でした。
明日からは、FCして、2ヶ月倉庫で埃をかぶってた、ジムキャかスナで出撃です。
494481:2007/06/30(土) 00:02:50 ID:G9zp+QG+0
愚痴ばっかでは申し訳無いので、私も一筆したためてみました。

舞台設定その他が水ジム作家さんのそれと酷似していますが、全くの別物。
(実際私もAMではオセアニア・水ジムの組み合わせにはお世話になったもので・・)
そして私が書くのは最初で最後、いきなり最終話。つたない点は平にご容赦を・・

エアリエル=このお話での主人公。連邦軍オセアニア方面軍所属、階級:兵長。 リョーコ=僚機パイロット。

夕刻。偵察任務を終え、デブリーフィングのあと、エアリエルはリョーコを呼び出した。
「隊長、何ですか、お話って。」「ああ・・実は転属が決まったんだ。真っ先に、お前に報告したくってな。」
急な話に驚いた様子のリョーコ。「・・さっきの指令の呼び出しって、その件だったんですか。」
「ああ。MS工廠への転属願いを出したら、ルナツー工廠から招聘されたんだ。」
「・・・おめでとうございます。」複雑な表情で応えるリョーコ。
「パイロットとしては被撃墜ばかり増えるヘボだったけど・・今度は優秀なMSを作って、みんなが無事帰れるようにするんだ。」
その言葉には重みがあった。エアリエル自身、何度もあわやという事態をくぐり、また同じ基地の仲間が帰ってこない・・という体験を何度も経験している。

不意に、基地に警報が鳴り響く。「アラート、敵機接近!」
「・・ったく、ジオンも祝いに来たのかよ。いくぞ、リョーコ!」「はいっ!」

エアリエルはハンガーへ急いだ。愛機、アクアジムに乗り込む。「オールシステム・グリーン。残業になるががんばってくれ。」
発進するエアリエル。後には、陸戦型ガンダムに乗るリョーコが続く。
「敵機確認。ドムと・・グフか。」アクアジムの索敵能力には、何度と無く助けられている。相手の手の内を読めれば、勝機を掴む確率も増える。
「リョーコ、指揮官機のグフに集中攻撃!いくぞ。」アクアジムがミサイル一斉射撃。それをきっかけに激しい戦闘が始まる。
一進一退のシーソーゲーム、その最中・・「しまった!」グフに向けミサイルを放とうとしたエアリエルの眼前にドムが迫る。
これから襲い来る衝撃を予感し、身構えるしか術のないアクアジム。
495481:2007/06/30(土) 00:06:41 ID:G9zp+QG+0
だがドムとアクアジムの間に、割ってはいる影。リョーコの陸ガンだ。シールドを構え、ドムのサーベルを防ぐ。
エアリエルをリョーコが庇う。それまで何度と無くあったシーンだが今回は勝手が違う。
「待て、リョーコ、無茶だ!」リョーコの陸ガンも、度重なる戦闘で耐久力が限界に近づいていたのだ。
ドムに押され、深手を負う陸ガン。「くぅっ!隊長は、隊長だけは何としてでも・・」
リョーコは次の瞬間、とんでもない行動に出た。陸ガンをドムに組み付かせ−
普段は絶対に触れることのない、操作パネルの片隅にあるスイッチに手を伸ばした。
厳重なセーフティを解除し、スイッチを入れた・・あろうことかリョーコは陸ガンの自爆スイッチを入れたのだ。

いかにB級品とはいえ、元は連邦の機密事項にあたるガンダムのパーツが組み込まれた陸ガン。
それ故機体には故障や戦闘による損傷で行動不能に陥った際に機密を守るための自爆装置が備わっている。
もちろん自爆装置にはパイロットが脱出するための「猶予時間」が設定されてはいるが・・

今のリョーコ機の状態では、唯一の脱出口=コクピットハッチはドムの機体で塞がれている。
このまま自爆すればリョーコは・・
「・・隊長、隊長は、もっと凄いMSを作って、みんなを守るんですよね・・」
自爆装置の警報音に混じって、思い詰めたようなリョーコの声が届く。
「だから・・こんなところで倒れちゃ駄目なんです!ドムは私が押さえます。早く撤退を!」
「バカ、やめろ!」「リョーコくん!早まるな!」基地からの通信も、この事態にパニックを起こしている。

「隊長、私、あなたが・・」
そして−ふりほどこうともがくドムを巻き込んで、陸ガンが閃光の中に包まれる。
その光景を見た誰もが、リョーコの悲劇的な最期を予感した・・ただ一人を除いて。
496481:2007/06/30(土) 00:17:50 ID:G9zp+QG+0
悪夢のような光がおさまり、その場所にあった物は、手傷を負ったドム、そして陸ガンの残骸。その上空には・・
いびつな卵のような、奇妙な物体が、宙を舞う。それはパラシュートを開いてゆっくりと降りてくる。
ドムもグフも、エアリエルのアクアジムも、その物体を目で追う。
「お前だけに・・いいカッコはさせないぜ!」最初に行動を起こしたのはエアリエル機だった。
隙の出来たドムにタックルを喰らわせ転ばせると、ジャンプ一閃、その奇妙な物体を掴んだ。
そして味方基地へと猛ダッシュ。その格好はまるで地元オセアニアのフットボールプレイヤーのようだった。
「こちらエアリエル、援護射撃を!それと救護班をスタンバっておいてくれ!」
ややあって頭上を通過する援護の弾幕に助けられ、基地へと駆け込んだ。
グフは、援護射撃に押されて、ドムを回収して撤退していった。

友軍の地上クルーが集まってくる中、エアリエルは奇妙な物体を地面にそっと降ろした。
そしてアクアジムを降りると、奇妙な物体の表面にあるレバーを操作した。
物体のハッチが開く。中にいたのは・・リョーコだった。気絶はしているが、目立ったケガはない。
「すまん、水をくれ!」エアリエルは地上クルーからミネラルウォーターのボトルを受け取ると、荒っぽくリョーコの顔に水を掛けた。
「王子様のキスよりこれが効くだろう・・ほら、起きろ、リョーコ!」「・・・えっ、隊長、私・・」
リョーコが目覚めると同時に、地上クルー達は歓声をあげた。
その最中、一部始終を見ていた基地の技術主任が一人合点がいったようにエアリエルに話しかけた。
「コクピットブロックをルナチタニウムで強化、そいつを脱出ポッドとして、自爆用の炸薬を調整して真上に吹き飛ばす・・これだけのモンを作っちまうとはな。」
「射出座席よりも安全な脱出システム・・これがあれば、量産機のパイロット生還率はきっと・・」
「フン、救難信号用ビーコン付けてないのは失格だ。ルナツーでもんでもらえ。」技術主任はそういいながらも、笑いながらサムアップを見せた。

エアリエルが急造していたその機構が、のちにイジェクション・ポッドとして多くのMSに搭載される事となったのは、また後年のお話である。
497481:2007/06/30(土) 00:30:24 ID:G9zp+QG+0
と、いうわけで私の絆SSはおしまいです。舞台ががオセアニアということで、演出にラグビーを取り入れるなど
(ニュージーランド・オールブラックスをイメージ。でも連邦の基地はオーストラリア・・)
水ジム作家さんの作風とは変化をつけるようにがんばってみました。

さてと、もう時刻では今日になってしまいますが夜が明けたら携帯サイト解約せねば・・リョウコちゃんとはお別れですね・・
498ゲームセンター名無し:2007/07/01(日) 01:26:36 ID:l7JWyVc+0
アクアジム作家、出る!

「隊長、今日は調子良かったですね!」
「そうだなぁ…最近になって中距離攻撃技術を学んでるせいか、
いつもよりは撃墜数も多いし、今日は失敗もなかったな。」
「きのーなんか、ゾックさんを撃墜できましたしね。」
「アンチ遠距離には中距離攻撃が欠かせないからな…。
思い切って選んで正解だったな。
…今度は、近距離攻撃技術も学んでみるか…。
頻度は少ないとはいえ、決まるかわからない強打に頼るより、
確実な一発が一番欲しい距離だからな…。」
「その頃には、私やてっちゃんももう一つ何か学んでる頃ですよねぇ…。
何を覚えようかなぁ…?」
「自分らも得意距離の攻撃技術学ぶといいかもしれませんね。
強打はその日の調子がよくないと、なかなか決まらないですからね。」

賑やかで未来にあふれた会話が任務帰りの通信に響く。
今日は大成功を5つも取れた完璧な一日だった……。
と、言えば聞こえはいいが、実際は完璧ではない。
リョウコのプロトガンダムは、今日も一度小破しており、
テツにいたっては、小破に告ぐ小破で『耐久力3』まで減らしていた。
この分だと、週末にはMSを取り替える事になるが…。
正直、俺は賑やかな会話の裏で苦悩していた…。
499ゲームセンター名無し:2007/07/01(日) 01:39:55 ID:l7JWyVc+0
明日の任務でMSの交換…すでに何度も経験してる事であり、
小破が重なるオセアニアでは、もはや日常と化していた。
今日のように大成功で終わる任務は久々であり、
昨日までは失敗はかならず一回はやっていて、
最悪、大成功が一回、後は失敗というケースもあるほど、戦況は悪化していた。
だが、俺が中距離攻撃技術を学び、その技術が伸びていくにつれて、
苦戦の影が次第になりを潜め、次第に戦況は好転していった。
……とはいえ、まだまだ偵察任務に復帰出来るほどではないが。

「戻る為の一歩に、テツにプロトか…。」
いずれ、テツにはプロトガンダムに乗ってもらう。
これは決定事項である。
だが、プロトガンダム用の装備は、まだ戦況に耐えられるまでの能力を開発出来ていない。
現時点では他のMS用の武器で間に合わせてるのが現状だ。
明日には、新型のビームライフルが正式にロールアウトされて、
最終新作となるが、これでもまだ足らないのだ。
これでは来週か再来週に控えているアクアジムの最終新作一式に追い抜かれる。
…もちろん、適応した戦場環境であればの話であり、
陸へ上がればプロトの装備の方が上だ。
……だが、プロトの新作一式はまだ『先』があった。
次の新作で追い付こうという勢いの能力を持ってる為、
最終新作に到達した時の破壊力や能力向上は計り知れない。
…逆に言えば、そこにたどり着かない限りは、アクアジムで十分である。
500ゲームセンター名無し:2007/07/01(日) 01:54:58 ID:l7JWyVc+0
…しかし、現状では防御力も装甲もプロトガンダムの方が上だ。
これはどうみてもわかる理屈だ。
しかし、攻撃能力がさらなる飛躍を遂げてないにもかかわらず、
索敵能力が格段に落ちるプロトに乗せていいのだろうか?
……否、それでは小破の数を増やすだけである。
コスト(経済)面も含めてアクアジムに乗せるべきであるが…。
最近、テツが覚えた亀…もとい、『防御』が決まれば、一撃死は免れる。
……もっとも、開幕で標準された日には、亀も糞もなく蒸発決定ではあったが…。
少なくても、すぐに小破しない分+減少した攻撃力を補う高速移動に強打を混ぜてくれば、
僚機ならば小破させる事も可能だ。
…もっとも、高速移動をしてる間にもう一撃の可能性があるので、
ここは強打が好ましいが…単独の技では期待できないのが今のテツの現状だ。
それゆえに、元々の攻撃力が高い武器を持ってる事が必要な今、
アクアジムを外すのは難しい。しかし、プロトの装甲+防御力も捨てがたい。
しかし、索敵能力が低くなると後手に回って逆に一撃死…という事もある。

「堂々巡りだな…きりがない。」

気分転換に例の場所でシュミレーション用のカードを通した。
…これですでに旧型になったが、武器やMSをもらえる事がある。
……最近は補給ポイントの時が多いが…無いよりある方がいい。
そう思ってターミナルを見てみると…。
501ゲームセンター名無し:2007/07/01(日) 02:01:54 ID:l7JWyVc+0
『アクア・ジムが支給されました。』

「…………………。」

まさに天の采配だった。
アクアジムが一機…明日にはテツは小破を重ねる事間違いなし。
と、すれば…後継機は決まったも当然だった。

「…もうしばらくの辛抱と言う事か…。
頑張れよ…テツ。」

またもやという思いでへこみそうなテツの顔を思い、
そして、自機のアクアジムもそろそろ不味いから、
三機…いや、四機目だったか…?と思いながら、
明日の戦場に思いを馳せるのだった…。

………余談ではあるが、今日もリョウコは元愛機のお墓参りに行ったそうだ。
…今日は大ハシャギだったそうだ。


以上です。
まさかにアクアジム支給に驚いて、即興で作成しました。
こういう時に支給されると、天(バンナム)の采配に感動すら覚えます。
…狙ってるのか、バンナム。
後、>>481さんもお疲れ様でした。
また、天の采配でこちらへ戻ってきましたら、
ぜひとも連邦へ戻って来てくださいませ。

そんなところで『アクアジム作家:<後退する!』
502ゲームセンター名無し:2007/07/02(月) 12:25:40 ID:CCOUS+9GO
アクア作家様、お疲れ様です。
http://imepita.jp/20070702/441500
先週は忙しく、描く余裕がありませんでした…;
上のイラストは前に描いてお蔵入りしてたものです。(^-^;
最近サイト解約者が多い様で。
大規模なバージョンアップがあれば…
503ゲームセンター名無し:2007/07/02(月) 14:56:18 ID:zND7PZs60
『ガンダム』や『ビームライフルB』などがロールアウトされる月曜の朝。
俺達は必要な武器の購入と売却、さらには訓練を済ませた後、
いつものように高潮の時間に出撃した…。

…だが、今日の朝は違った。
二度目に来たのだ。『奴ら』が。

「た…たいちょぉ…あれって…まさか。」
「そのまさかですかねぇ…隊長。」
「……噂に聞いてたが…連中がそうか。」

『バンナム』…と言われる小隊がいるらしい。
元々、この戦争では『ゴースト』といわれるMSの幻影と戦ってるのでは?
と、噂してた俺達だが、この『バンナム』こそが一番幽霊に近い存在だった。
中身は完全にオートマチック…つまりは、AIで動いてるMS小隊だと言われている。
俺もまだ二等兵の頃に会った事はあった。
しかしながら、中身入りと比べればたいした事はなく、
当時の技量でもどうにかやってこれた。
…そもそも、AIの思考レベルが低いらしく、
成長を続ける人間にとっては、障害にもならなかった。
……しばらくして、同じ兵士同士。人間同士と戦争してた訳だが…。
あれから数値にしてレベル50…すぐに51になろうかという俺の前に、
初めて見るリョウコとテツと共に再び巡り会えた。

「…最近のこいつらは厄介になったと聞くが…。
ともかく、作戦は近三つに中二つ…前半に近二つで一気に切りに行く。
噂の話だが、『捨て身』の戦法を使ってくるらしいので注意しろ!」
504ゲームセンター名無し:2007/07/02(月) 15:04:31 ID:zND7PZs60
「了解!」
「うぅ…『捨て身』持ちはプロガンちゃんの天敵〜;;
すぐ壊してやるんだからー!」

三者三様の反応で俺達は戦闘を開始。
一発目。俺は軽く切り込みを仕掛けていく。

バシュッ!! ドォーン。

「…なんだ、手ごたえがない…。」

一撃で僚機を一機撃沈。
続くリョウコとテツの攻撃で俺達は優勢になった。
…僚機連中の機体は、ドムトロという事もあるせいか、
地形で有利な俺の一撃であっけなく沈む程度の装甲しかないようだ。

「さあ、続けていくぞ…!?」

『 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ 』

「こ…このプレッシャー…!来る!」

…隊長機…『ドムキャノン』…だったか?
見慣れない新型MSが危険なプレッシャーを発している。
………すなわち、『捨て身』。

『バババッ!』
505ゲームセンター名無し:2007/07/02(月) 15:16:43 ID:zND7PZs60
「ギャアァァァァァーーーーーーー!
またァ…いぃやあぁぁぁぁぁぁーー〜〜ーー〜―ッ!」

…奇妙な悲鳴と共に通信が途切れる。
どうやら、マシンガン系の武器を食らって小破したようだが…。
…………………今の破壊力は、そんな生易しいモノには見えなかった。
ゆらりと、一機残った僚機が遅い掛かってくる…!

「くそ!」
「敵がさらにくるぞ! 警戒しろ!いくぞ!テツ!!」

しかし、僚機の一撃はたいした破壊力はない。

「まだまだ…!?」

ドーンッ。
……再び、この世の武器とは思えない一撃。
テツのアクアジム…最近は、売却待ちになりつつあったが、
底力を発揮して、今の今までそのまま頑張ってたMSだったが…。
小破で済んだのが不思議な一撃を食らって沈黙してたのが先だった。

「…なんの…!最後に笑うのは俺だ…!」

二対一の状況だが、先手はこっちだ。
一撃が隊長機に当たれば、僚機は怖くない…!

ドドドォォン!!

「…!?」
506ゲームセンター名無し:2007/07/02(月) 15:20:22 ID:zND7PZs60
その瞬間だった。
僚機のドムトロはドムキャの壁になって立ちふさがる。
……その僚機はこなごなに小破(?)したが、隊長機は健在だった。

「………糞ッたれが!」

ババババババババババババババババッ


……………完敗。
奴の一撃は捨て身の一撃であり、一発当たれば確実に小破出来た。
…だが、連中のチームワークによって、俺たちのほうが全滅した…。

「……これが…最新のバンナム…!」

数値にしてレベル58。
…俺達は味方機に救助された後、
このバンナムを報告したのだった…。

なお、その後の任務は大成功が続き、
今日も結果だけを見れば大成功の日であった。
だが…俺達の心に、バンナムの恐怖の爪痕を残していった…。
507ゲームセンター名無し:2007/07/02(月) 15:38:16 ID:zND7PZs60
「……うぅぅ〜。二度も…二度もぉ〜〜ーーー…。」

なお、リョウコはその後の戦闘に影響が出て、
敵の攻撃を集中的に浴びてしまい、
合わせ攻撃で小破をもう一度やってしまったのだった…。

晴天の空の下で、朽ちた元愛機で嘆く声が響きわたる…。



…アクアジム作家です。
絵師さん、毎度見事な絵ですね。
噂のバンナム小隊にあったので、早くも新作発表させて頂きました。
……捨て身持ちバンナムつよ…;
でも、隊長機のみしかやってこなかったし、
やられる前に消し飛ばしたので、一対一までは持ち込めたのですが…。
かばい技は、かなり侮れない…。
残ったのは攻撃力が高い隊長機だけに、厳しい事になった…。
…逆もしかり。隊長機が頼れれば、僚機が盾になっても勝てるとも確信。
今日も地道に戦力を強増しつつ、『アクアジム作家:>後退する!』
508ゲームセンター名無し:2007/07/02(月) 16:31:28 ID:fekzSzS3O
絵師さん、水ジム作家さん乙です。

捨て身バンナムか……幸か不幸か未遭遇です。
最近当たる面子がほぼ固定化してきた(毎日知った名前に当たる)ので俺もそろそろバンナムデビューか……と戦々恐々の日々です。

>>502の絵師さん
毎度、乙です。
お暇があれば(無さそうですが)>>119のアンナをもう一枚描いてもらえませんか?


以上、今夜投下予定の陸ガン作家でした。
509ゲームセンター名無し:2007/07/03(火) 02:10:43 ID:OLY8P1Xs0
さて、予告どおり投下します。

今回はちょいと長いですよ。
510ゲームセンター名無し:2007/07/03(火) 02:15:06 ID:OLY8P1Xs0
テツが小隊に加わり、3人での任務になれてきた頃、じわりじわりと作戦成功率が落ちてきた。

原因は分かっている。
3vs3になったことにより倒すべき敵の数、そして守るべき味方の数が増えたからだ。
今まで以上に守り、そして攻める。それができなければ任務失敗。


「……てか今まで通り勝つなんて無理だろ」

出撃を終え、一人修理される陸ガンを眺めながら呟く。
一応勝利を納めはするものの僚子機・テツ機ともに小破、隊長機も小破寸前など日常茶飯事になってまった。
今までなら敵僚機の妨害をかわしながら敵隊長を叩くという戦法が通用した。
だが、敵僚機が2機に増え、敵隊長機にたどり着けなくなってきた。
その上敵隊長機が一撃で僚機を行動不能に陥らせ、自機に対するマークを厳しくなり、結果、たどり着けずに撤退する羽目になる。
日に日にぼろぼろになってゆく三機の陸ガンを眺め、つい弱気になってしまう。
511ゲームセンター名無し:2007/07/03(火) 02:20:58 ID:OLY8P1Xs0
「こいつともお別れが近いのか……」

こいつとは、乗機である陸ガンのことだ。
僚子が来てから延々乗り続けてきたが、最近の小破の連続でいよいよ大破が見えて来てしまった。
数値にして残り1。修理するにしてももう限界だという。

でもまぁ、俺自身よく持った方だと思う。
同期で俺の知り合いは良くて二代目、悪くて五代目の相棒に乗っているやつまでいる。
そして僚子とテツが最近良く見ている、中央本部が作らせている戦意高揚のためのドキュメンタリー(詳しくは>>を読もう!)の隊長も何度か大破しているそうだし。
さらにはよく遭う敵の機体も新品に取り替えられていることが何度かあった。
それらを見ているうちに俺もちまちま資金を貯め始めたのだが、一向に小破する気配が無く、つい開発部に大口で送ってしまった事が何度かある。
まぁそれでプロトガンダムの装備の開発が進んだのでよしとする。少しでも「水さん小隊」の役に立てば……と思ったのは内緒だ。
今度はそんな余裕は無い。明日大破してもおかしくは無いのだ。
512ゲームセンター名無し:2007/07/03(火) 02:23:33 ID:OLY8P1Xs0
「じゅ〜い、じゅ〜い、じゅ〜い、じゅ〜い、じゅ〜い〜!!!」

僚子が嬉しそうに走ってくる。後ろにはテツもいた。

「どうした?なんかいいことでもあっ……」
「隊長にアクアジムが支給されたんですよ!中央本部にも見てる人がいるんですかね〜?」

アクアジム?俺はそんなものもらって……あぁ、そうか、テレビの向こうの隊長さんか。誰が支給物品を決めているのか知らんが、なかなかのタイミングだな。
ぜひ俺にも陸ガンを支給してほしいものだが、あいにく乗る気の無いガンキャノンやジムコマンドぐらいしか支給してくれない。
……まぁ期待はしていない。するだけ無駄だ。

「隊長にも陸戦型ガンダムが支給されるといいですね」
「そ〜ですよ。じゅ〜いだって頑張ってるんですからきますよ!」
「頑張ってるったってなぁ、最近は誰も落ちずに勝利なんて無いだろ?俺には来ないさ」
「そんなこと無いですよ〜。じゅ〜いが『しょうしゃ』を秘密で勉強してるのだっ……」
「はい、黙る!」

テツが僚子の口を押さえ引きずっていく。首に回した腕が完全に決まっているように見えるのは気のせい……と思いたい。

「隊長」

入り口でテツが立ち止まる。

「努力は必ず報われます。だから頑張ってください」

そう言ってテツは出て行った。
513ゲームセンター名無し:2007/07/03(火) 02:30:44 ID:OLY8P1Xs0
「努力は必ず報われる……か」

部下にはっぱをかけられるようでは隊長失格だな……。
そう思いながら整備班長に声をかける。

「おやっさん、この前話したジム頭の支給の申請とカスタムを頼むよ」
「おや、長年乗った陸ガンをやめてジム頭に浮気するのか?w」
「浮気……かもな。今の相棒が生きてるうちに次の相棒のことを考えてるんだからな」

苦笑しながら言うと、おやっさんは腹を抱えて笑いながら作業に戻っていった。

§一時中断§
え〜、>>511にあった
>戦意高揚のためのドキュメンタリー(詳しくは>>を読もう!)
ですが、カッコの中には水ジム作家さんの作品のアンカーが入るはずでした。
見直しを忘れたまま投下してしまい、すみません。
§次から再開§
514ゲームセンター名無し:2007/07/03(火) 02:37:44 ID:OLY8P1Xs0
ドン! ドン!
「きゃ〜〜!」

開始早々、僚子機が落ちる。
敵機の接近を察知して移動する間もなくの、ワンショットキル……別に死んではいないが行動不能だ。

「じゅ〜い〜、陸ガンの左足がどっかいっちゃいました〜」
「後で探してやるからおとなしく寝てろよ。
……テツ、なんとしても落とすぞ」
「了解。……今回は引きません!」

テツは近距離攻撃を得意とする男だ。故に敵隊長の遠距離攻撃に弱く、敵僚機の近距離攻撃に晒される。
少しでも耐えれるように、防御技術を覚えさせたはずなのだが……なぜか防御を覚えてしまった。
ちなみに僚子は隣で見ているだけで防御技術を習得。しかもテツより早く……意外な才能だ。

「……隊長、隊長は下がっててもいいですよ。道は俺が開きますから」
「俺の機体のことを気にしてるのか?だったらいらん。お前達の後ろでのうのうと待つような戦術は嫌いだし、落ちるときは何をしても落ちるもんだ」
「でも……」
「さっさといくぞ。ただでさえ2vs3なんだ。ボケッとしている暇は無いぞ」
「は、はい」
515ゲームセンター名無し:2007/07/03(火) 02:42:26 ID:OLY8P1Xs0
敵隊長機に向けて駆ける。
序盤に敵隊長機を落とせれば勝利は確実なのだが……

「敵隊長機はザクUか……テツは僚機を頼む。俺はこいつを落とす!」

ザクUは全距離それなりの攻撃力を誇り、どの攻撃をしてくるか的を絞りにくい。
さらに敵は厄介なことに『捨て身』を発動しているらしい。少しでもあたればカスタムした俺の陸ガンでさえ一撃で吹き飛ばす。

「一撃なのは相手も一緒だ。照準よし・・・決まれ!」

渾身の一撃を繰り出す。
捨て身でなくても一撃で倒すほどの威力を誇る一撃だったのだが、敵僚機に庇われて外してしまう。
そして撃った直後の硬直時間の間に敵はテツとの距離を詰め、テツに襲い掛かった。

バババ!!

「うわぁぁぁ!!!」

テツの機体が一瞬でズタボロになり、その勢いのままこちらに向かってくる。が、そんな隙だらけの移動を見逃すはずが無い。
とっさにBRを撃ち吹き飛ばしたのだが、少々隊長機ばかりに気を取られすぎたらしい。
敵の新入りに背後から切りつけられてしまった。しかも近距離高速移動、近距離強打の並列発動のオマケ付き。
当然、累計ダメージを負った陸ガンでは耐えることが出来ずに遂に大破してしまった。
516ゲームセンター名無し:2007/07/03(火) 03:02:50 ID:OLY8P1Xs0
僚子機の救難信号で味方の救助を待つ間、先ほど大破してしまった陸ガンのことを思い出していた。


まだ二等兵だったころ、突然支給されてきた陸戦型ガンダム。
当然乗りこなすことが出来なかったのだが、いつか乗りこなすことを夢見て必死にカスタム費用を稼いでいた一等、上等兵時代。
突然現れた僚子に与える機体を購入する余裕すらない中、カスタム途中の陸ガンに乗り込み必死に戦った兵長時代。
限界までカスタムし続けたら、そこいらの隊長機陸ガンの20%増しの性能になってて班長と一緒に吹いた軍曹時代。
テツが配属され、ますます威力の上がる敵遠距離型隊長機に向かってがむしゃらに突き進んでいた曹長から今日。

「大分長い付き合いだったな」
「そんな悲しそうな顔をしてたんじゃ陸ガンだって成仏できませんよ」
「そ〜ですよ!今だってじゅ〜いの肩に乗っかってますよ〜」
「あいつに成仏もなにも無いだろ。まぁ、くよくよしてても修理されるわけでもないしな。切り替えるしかないか」
「そうそう、じゅ〜いはいつでもキリッとしててください!ぼやぼやなじゅ〜いはじゅ〜いじゃないですよ〜」
「それにしても次はジム頭に乗り換えですか。他の小隊長のようにジムスナイパーに乗るものばかりだと思ってましたが……」
「今までの戦闘から索敵が低いと辛いというのはわかってたんだが、あいにく俺には遠距離機体は似合わなくてな。近距離でそれなりの索敵を誇るジム頭にしたんだよ」
「索敵ならアクアジムが最強ですよ〜。海で泳げるし〜」
「アクアジムも検討したんだが……今から海浜戦闘を勉強してたんじゃ勝てないからな」
「だからジム頭で山篭り、ですか」
「そうだ。それに……ドラマの影響でオセアニアに行った連中と同視されるのが嫌だ」

そう言ったとたん、僚子とテツが笑い出した。僚子にいたっては地面を転げまわっている。
517ゲームセンター名無し:2007/07/03(火) 03:36:47 ID:OLY8P1Xs0
「あははははははははは!!!じゅ〜いってば、かわい〜!!!」
「た、隊長、今の本気ですか?」
「お前等笑いすぎだぞ。まぁ、我ながら幼稚な理由だとは思う」

恥ずかしくなって顔が赤くなる。でもそう思ったんだから仕方がない。
その後暫くの間、二人に散々笑われた。……次の訓練でいじめてやる。
そんなことを思っていると救助のヘリが見えた。

「あ、ヘリがきましたよ〜」
「おれ、救助ヘリ乗るの初めてです!たのしみですね」
「救助ヘリで嬉しそうにするな。ほんとはこんなもん乗らないのが一番なんだからな」
「でもヘリで空を飛ぶのはたのしいんですよ〜」
「楽しくてもダメなもんはだめなんだよ」

わいわい言いながら救助ヘリに乗り込む俺たちを見ながら、パイロットが苦笑いをしていた。

「あんた達は本当に負けたのかい?」
「負けたよ。一人は開幕直後、もう一人は蜂の巣に、そして俺は背後を取られちまった。完敗だよ」
「それにしては明るいな」
「当然だろ?なんてったって俺たちは<トラブレントリンクス>、山猫小隊なんだからな」
518ゲームセンター名無し:2007/07/03(火) 03:53:00 ID:OLY8P1Xs0
て、事で乗り換えです。つい先日、大破しました。
リアルで泣いてたら友達が慰めてくれました。やはり持つべきものは友ですね。

あと、うちの小隊にも名前をつけました。しっかし、我ながらネーミングセンスねーな(^^;

水ジム作家さん
前々からそちらの作品を絡ませようかと考えていたのですが……中途半端になりました。
すみません。
あと、中央本部が作らせたとか言ってますが、そちらが創作だとかいう批判の色はこれっぽっちもありませんので……


それでは、布団へ『後退する!』
519ある月曜日の話:2007/07/03(火) 07:15:20 ID:r/+4SETUO
ある月曜の朝、愛機ジムキャノンを整備していた。
隣では新任の鉄夫が、陸ガンのOSのチェックをしている。
「♪びいらい、びいっらい、びいらいっび〜♪」と、クルクル回り、調子外れな歌を歌いながら、僚子がハンガーにやってきた。
いつも陽気な娘だか、今日はいつにもまして脳天気だ。
そう言えば少し前にもこんな事があったような、、、
「僚子さん、おはようございます。」
「あっ、てっちゃんおはよ〜♪」、「隊長も、おはようございますっ♪」とペコリと頭を下げた。
「も」って俺はついでなのか?
気を取り直しつつ「僚子、おはよう。今朝はエラくご機嫌じゃないか」。
「え〜わかります?今日は《び〜らいびぃ》の発売日なんですよぉ」。
び〜、、、なんだ?雑誌か?ああ新しいバンド名前か曲名?わからんっ。
こっそり鉄夫に聞いてみた「おい鉄、僚子の言う、び〜なんとかってなんだ?」
520ある月曜日の話2:2007/07/03(火) 07:29:40 ID:r/+4SETUO
「僕にも解りませんよ」
ん〜なんだ?「僚子、そのび〜なんとかってなんだ?」
すると笑顔が硬直し、すかさず「なに言ってるんですかっ!び〜らいびぃですよっ!隊長も欲しがってじゃないですかっ!」
おっ俺〜っ?!訳が解らない
。困惑して、鉄夫と顔を見合わせた。
鉄夫も首を傾げている。
「だ〜か〜ら〜《び〜らいびぃ》ですよ〜。隊長が買ってくれる約束ですよ〜。てっちゃんと私の2つ〜」。
「僕のも〜っ?!」てっちゃ、、、いや、鉄夫がすっとんきょな声をあげる。
声を上げたいのは俺の方だ。
「よく分からんが、俺が買う約束なら、話は別だ。今、降りていく。鉄、陸ガンはどうだ?離れられるか?」
「はい、大丈夫です」
「なら、ついてきなさい」
521ある月曜日の話3:2007/07/03(火) 07:48:49 ID:r/+4SETUO
鼻歌を歌いながらスキップする僚子の後を、鉄夫とついていく。
気になる物の話をしたが「解らなければ、見れば一発ですよぉ」と、一蹴されてしまった。
で着いた先が補給所である。
「おじさ〜ん、例の物見に来たよ〜」
僚子の話し掛けた先は、補給班班長、通称「おやっさん」である。
「お前達が望むんなら、どんなMSや武器だって、すぐに搬入してやる。まかせろ!」と豪語してやまない、頼れる愛すべき、オヤジだ。
また、新兵器開発の投資の受付も、この人だ。
俺は軽く会釈しながら「おやっさん、おはよう。いつも世話かけてすまないな。」
522ある月曜日の話4:2007/07/03(火) 07:59:17 ID:r/+4SETUO
「実は僚子が言うには、なにやら《びぃなんとやら》とかの発売日で、俺が、鉄と僚子の2つ買わないといけないらしい。ワケがわからないんだが、、、、」
するとおっさんが、破顔一笑しゃがった!
「おいっ!ワシより先にボケてないか?《アイツ》を忘れるなんざ、お前さん、前の小破の時、どたまぶつけてないか?」とガハハと笑いがる。
俺は困惑しつつ「そんなに笑うなよ。本当に解らないんだよ、おやっさん!」と言うと、おやっさんは真顔になり「やっと来たぜ《アイツ》!お前さんが2人の為に、稼ぎをつぎ込み、最後の投資をお前が決めた奴だ!」
523ある月曜日の話5:2007/07/03(火) 08:13:25 ID:r/+4SETUO
「あれか?!あれが来たのか?おやっさん!なら大至急2つだ!他の部隊より先に!」とまくしたてると、おやっさん、ニヤリと笑い「開発投資のとどめは、お前さんだったんだ。もちろん優先的に2つ用意してある」
すると僚子の黄色い声が響く「隊長〜っ、てっちゃん〜っ、これこれっ!」
そこにはピカピカの真新しい《び〜らいびぃ》、、、そうっ「ビームライフルB」がある。
これは、従来型よりさらに攻撃力をあげたもので、2人の新しい武器にと熱望していたものだ。
「やっぱり新品はいいですね」と鉄夫の目が輝いている。
「おやっさん、俺の部隊にはいつ配給される?」
「まあ慌てなさんな。ちょっと調整に手間どっているから、夕方になる。なぁ嬢ちゃん」とおやっさんが、僚子にウインクを送る。
「ですね〜」と僚子が返す。
524ある月曜日の話6:2007/07/03(火) 08:24:43 ID:r/+4SETUO
ゾワッとした。
嫌な予感がする、前にもこの感じがあったような、、、
「と、とにかく早めに頼むよ。支払いは口座から引き落としてくれ」
「これ高いぜ。隊長さん。いいのかい?」
「構いやしない。じゃ頼むぜ、おやっさん!」
「了解した。古いのは下取りだったな。じゃ夕方にはハンガーへ搬入しとく」とおやっさん、僚子と鉄夫を見て「聞いたかい?あの値段を即決だ。いい隊長をもったな」と人なっつこい笑顔を見せる。
ええいっ!照れくさい!「それじゃ、おやっさんよろしく!まだMSの整備があるんだ」と走り出した。
照れくさくて、あの場にいつまでもいれるかっ!
「あっ!隊長」、「待ってくださいよぉ、隊長ぉ〜」
しかし、この時の「嫌な予感」が夕方ハンガーでハッキリするとは、、、、
525ある月曜日の話7:2007/07/03(火) 08:35:30 ID:r/+4SETUO
その「嫌な予感」とは、、、ハンガーにて言葉を失った。
約束通り、搬入されたBRBだが、、、鉄夫はいい。あれは「普通」だ、、、だが僚子のは、、、僚子は「ピンク色」に塗装されていた。
苦笑いしながら「いや〜嬢ちゃんにどうしてもっ!ってたのまれてな、サービスだ」っておやっさん!
私が言葉を無くして、突っ立っていると、「あれもサービスだ!」
私は目を剥いた!なんとシールドもピンク色にっ!
「隊長〜可愛いでしょ〜」と屈託のない笑顔を見せる僚子。
「あの、、、隊長、大丈夫ですか?」と心配そうに訪ねる鉄夫に「大丈夫だ、、、大丈夫だが、、、今日の出撃は、、、ない、、、、、後を頼む」と伝え、軽い頭痛とめまいを覚えならが部屋に戻る私であった、、、
526ゲームセンター名無し:2007/07/03(火) 08:37:48 ID:r/+4SETUO
大変長くなり申し訳ありません。
短くするのって本当に難しいですね。
ここの作家さん、絵師さんには感心させられます。
また楽しい作品を見せてください。
527ゲームセンター名無し:2007/07/03(火) 14:12:28 ID:efFfMwh80
アクアジム作家です。
…陸ガン作家から、思わぬプレゼントにワロッてしまいましたw
そんな訳で隊長ら、水さん小隊…改め、『MzPro小隊』の方々に一言ずつどうぞ。
…え?隊長の権限で隊長のみ?
他の二人はどこの小隊にもいるし、いろいろとごちゃ混ぜになるから、
コメントは控えさせる?
…だ、そうです。
申し訳ないですが、隊長のみどーぞ。

「正直なところ、俺達の活躍は週間ランキングにも入らない程度の事だ。
これで兵士全員の励ましになるか疑問に思う。
…だが、現実に戦意を向上させてる兵士がいる事が嬉しい。
今こそ成功率が上がってはいるが、苦しい時期にも入った事がある。
小隊内で揉めた事もある。明日さえ見えなかった事もあった。
…そして、それを乗り越えて今がある。
これは感謝の言葉を述べる以外にないだろう。
…ただ、一つの悩みがある。
こんなに注目されると、みっともない行動をしないように心掛けなければならない。
……私も人間だ。それで潰れないかと思う事がある。
製作側は『そこまで気にする事はない。』とは言ってくれてるがな…。
…いや、弱気は戦場では命取りだな。
戦いが終わるのがいつになるかわからないが、最後まで戦い続け、
戦争が終わっても、力強く生きる事を誓おう。
……話は以上だ。」
528ゲームセンター名無し:2007/07/03(火) 14:24:56 ID:efFfMwh80
あ、そうそう。『MzPro小隊』と名づけた理由なんですが…。
理由はごく単純で、水ジムの『M』izuを取って、
それが二機ある事を強調するように『z』を。
最後のプロトのプロを『プロフェッショナル』のプロと引っ掛けて、
英語の方の『Pro』を付けて、『MzPro小隊』です。
…英語で統一させて、『AzPro』でも良かったんですが、
水の『ず』の頭文字『Z』に引っ掛けてる意味が無くなるので、
あえて日本語と英語を混ぜました。
……もちろん、こんなややこしい事になったのは、
リョウコの意見のせいですw
『i』を入れなかったのもその方がすっきりしてるので、
あえて抜きました。
ですが、プロトガンダムが二機になったら、改めて入れる予定です。
…1とIは似てるのでw

そんなところで、今日は今から朝まで仕事ですので
『アクアジム作家:<後退する!』
529ゲームセンター名無し:2007/07/04(水) 01:52:54 ID:RANrGMzx0
>>511
陸ガン作家さん乙でした。
私も陸ガン山岳部なので、身につまされました。
幸いにして自責の大破はまだ一度もありませんけど、たまに出て来る近距離特化には詰みますorz
以前にも書いておられましたが、隊長と海に行く妄想をする僚子パート2をリクエストさせてください。

>>519
ジムキャ隊長さんは初めて拝見させていただきました。
部下思いの隊長で羨ましいです(《び〜らいびぃ》の止めの方も羨ましいですが)
私は自分用の《び〜らいびぃ》を優先で買った鬼隊長でしたorz

>>528
アクアジム作家さんはチーム名変えたんですね。
「水さん小隊」も可愛くて良かったと思いますけど、今度のは英語名なんですね。
朝までのお仕事頑張ってください。

私も朝から仕事なので、布団に<後退する>
530こんなのどうでしょう?:2007/07/04(水) 17:53:43 ID:bG36zvKNO
ジオン軍北アフリカ基地。
そこに設けられた簡易キッチンで、フライパンを振るう女性が一人。

「…、よし!」
フライパンの中身を口に運び、料理の味を確かめる。
その出来に満足したのか、女性は火を止め、料理を手早く皿に移していく。
玉葱、人参、ピーマン、ウインナー…
色鮮やかな野菜がパスタと合わさり、ケチャップの香りが食欲をそそるナポリタンが完成した。

「た、隊長、お待たせしました」
二人分のナポリタンを盆に載せ、キッチンのドアを開ける。
「お疲れ様です。アンナさん」
眼鏡を掛けた、穏やかな笑顔を浮かべる青年がアンナを出迎える。
「久しぶりに作ったので、その…美味しくなかったら、ハッキリ仰って下さい」
「いいえ、とても美味しそうですよ?」
ソワソワした様子のアンナを尻目に、フォークを器用に使い、パスタを巻き取り…
531続き:2007/07/04(水) 18:02:41 ID:bG36zvKNO
「いただきます」
口に運ぶ。
「………」
一口、もう一口と無言でパスタ胃に収めて行く。
「あの…。隊長?」
最初は見守っていたが、さすがに不安になり、アンナが声をかける。
「ああ、すみません。美味しかったもので…」
湯気で曇ってしまった眼鏡を拭きながら答える。
「え!?あ…あの…、こ、光栄です!」

ケチャップよりも真っ赤になった顔を隠すように、急いでフォークを取り、パスタを食べ始める。
「どうかしましたか?」
「い、いいえ。な、何も…」
俯いているアンナには分からなかったが、隊長の笑みが深くなっていく。
穏やかな空気が、二人を取り巻く。
が…
532続き:2007/07/04(水) 18:04:41 ID:bG36zvKNO
「アンナさんの様な女性をお嫁さんに出来る方は、幸せですね」隊長の核爆弾級の一言で、一瞬にして崩壊してしまう。
「た、たたたたたたた」
「?」
核の直撃により、言語能力に支障をきたしてしまい「た」を連呼するアンナだが
「た、隊長がご迷惑ではないのでしたら…。また、私の料理を食べていただきたいのですが!!」
マシンガンの様な勢いでそれだけ言い、ギュッと目を瞑り黙ってしまった。
(い、言っちゃった…)
「私でよければ喜んで」
「ほ、本当ですか!?」
ガタッと椅子を鳴らし、アンナが立ち上がる。
「はい。また、お願いしますよ」
安堵のため、ペタンと椅子に座り込んだ アンナは、蚊の鳴く様な声で「はい」とだけ言った。

「隊長、私、隊長の事が…「あ、ナポリタンだ!アンナ先輩、俺の分もありますか?」
アンナが口を開いた途端に、食堂のドアが勢い良く開き、アルベルトが入ってきた。
533続き:2007/07/04(水) 18:06:39 ID:bG36zvKNO
訓練を終え、腹を空かせたアルベルトが目ざとく(鼻ざとく?)ナポリタンに気づき、食堂に突入してきた。
「%\@*#$〜!?」
「おや、アル君。訓練、お疲れ様です」
「はい。隊長からいただいた訓練メニューのお陰で、充実した訓練になりました!」
固まってしまったアンナをよそに、会話を始める男二人。
「…今、用意するわ」
ようやく復活したアンナだが、溜め息をつき、キッチンへと向かう。
その背中に
「アンナ先輩、大盛でお願いしま〜す」
と、声をかける、終始空気の読めないアルベルト・バウアー(19)であった。

その後、怒ったアンナが大量のタバスコを掛けたナポリタンをアルベルトに出したのは、言うまでもない。
「俺、先輩に怨まれる様な事しましたか〜?」
534530:2007/07/04(水) 18:18:07 ID:bG36zvKNO
まず初めに…
お目汚し、失礼致しましたm(_ _)m

料理をしていて、閃いたので突発的に書いてしまいました。
隊長のキャラが、他の作家様方と被らないように敬語キャラになりました。
料理をする、ツンデレ気味なアンナと、ややお馬鹿なアルベルトを書きたかっただけなんです。

以上、懺悔と言い訳でした。
《後退する》
535ゲームセンター名無し:2007/07/04(水) 19:48:30 ID:pGxj4uBC0
隊長の部屋で先ほどの戦闘の反省会をしていると……

「じゅ〜い〜!」

部屋のドアが弾かれたように開き、嬉しそうに先輩が駆け込んできた。
目の前に『どん!』と置かれたのは中華皿に盛られた……え〜、チャーハン?で、作り立てらしく盛大に湯気を立てていた。
見た目はチャーハンなのだが、直径20cmのビッグサイズで、ところどころ煮干やタタキなど斬新な材料がが突き出している。
俺もそれなりに料理はするのだが、この組み合わせは試したことが無い。

「じゅ〜い、海鮮チャーハン作ったんで食べてもらえますか〜?……あ、てッちゃんもいたんだ。てっちゃんも食べる?」

どうやら俺のことは眼中に無かったらしいです。でも、自分で気づいた分マシかな?
でも先輩の料理ってたしか……

「お、うまそうじゃないか。冷めないうちにいただくよ」

って、隊長、何うまそうに食ってんですか!この前アップルパイ食ってぶっ倒れたの忘れたんですか!!!
と、止めたかったのだが隊長はもう引き返せないところまで食べている。
今すぐ口の中のものを出させても致死量の倍は食べてしまっただろう。

「あ〜、じゅ〜い、てっちゃんが食べるか言ってないのにそんなに食べちゃだめじゃないですか〜!」
「ふふはい。ほへはへんふほへははへふんはほ!(うるさい、これは俺が全部食べるんだよ!)」
「あ、俺の分はいいです。隊長もこう言ってますし……」

にこにこ笑う先輩とものすごい勢いで食べる隊長を見て、こうなったら被害者は一人でも少ないほうがいい。そう俺は判断した。
536ゲームセンター名無し:2007/07/04(水) 19:50:43 ID:pGxj4uBC0

そうこうする内に、隊長が全て平らげた。

「僚子、おいしかったよ。ありがとう。また今度作ってくれるか?」
「えへへへへ、じゃあまた作りますね〜(////)」

そういって先輩は照れ隠しに机をバンバン叩いて、来たとき以上の笑顔で出て行った。
ちなみに先輩の笑顔は「おいしかった」でさらに深まり、「また作ってるれるか?」で最高潮になった。
後に残されたのは俺と……何事も無かったように端末に向かう隊長だけだ。

「隊長……大丈夫だったんですか?」

隊長はポインタ用外部入力装置から手を離し、こちらに振り返った。
その動作は自然で、まったく違和感が無かった。

「お前がわからないなら、僚子にも気づかれてないな……」

そういって隊長は内線で医務室に連絡し……倒れた。
537ゲームセンター名無し:2007/07/04(水) 19:52:39 ID:pGxj4uBC0
「隊長、何で倒れるってわかってたのに食べたりしたんですか!」

俺の声が医務室に響く。
隊長は丸一日目を覚まさず、さっき目を覚ましたとの知らせを聞いて飛んできたのだ。

「馬鹿、大声を出すな。僚子にばれるだろ」
「先輩は今シミュレーションルームに籠もってます。……隊長の負担を減らすんだって張り切ってました」

先輩には隊長は過労で倒れたと説明してある。気を失う前に隊長が言い残したのだ。

「そうか。今でも十分頑張ってもらってるんだがな。無理しないといいんだが」
「だったら隊長が無理して食べなきゃ良かったんですよ」
「食べなかったら僚子が悲しむだろ?あそこは食べる以外の選択肢は無いんだ」
「でも……」
「でもじゃない。確かに……辛いが、僚子だって成長している。いずれはおいしい料理を作ってくれるようになるさ」

そういい残し、隊長は目を閉じた。
……ふと気になり手を口元に持っていく。



よし、息はある。
538ゲームセンター名無し:2007/07/04(水) 19:52:52 ID:9M8aIca9O
いい歳なのに童貞。

キモいよ お前ら
539ゲームセンター名無し:2007/07/04(水) 20:00:35 ID:pGxj4uBC0
>>530さんに触発されて書きました。

>>529
そのうち書きます。
……地雷設定のままオセアニアに出撃したことがあるので。

>>530
お目汚しなんて、ご謙遜を〜。
俺の方がやばいように感じます。


以上、なんか書いてるうちにだんだん腹が痛くなってきた陸ガン作家でした。

てか今は頭乗りだけど陸ガン作家って名乗っていいんですかね?
540ゲームセンター名無し:2007/07/04(水) 20:10:37 ID:tNQd7PDSO
>>539
あれは「陸ガン」のカスタム機だから、当然OKでしょう。

しかし、せっかくBRBを装備したのに、シールドを投げる僚子たんには困りますな(苦笑)。
以上、ジムキヤノン隊長でした。
541ゲームセンター名無し:2007/07/04(水) 20:19:48 ID:bG36zvKNO
>>539さん
いえいえ(^^;)
自分はまだ未熟です。
料理の描写がこんなに難しいとは思っていませんでした。

次は戦闘に挑戦したいですね。
では、《後退する》
542ゲームセンター名無し:2007/07/09(月) 01:05:55 ID:JOYtVdmH0
>>508陸ガン作家さん
雑ですが描きました…(_ _;
http://imepita.jp/20070709/017190
http://imepita.jp/20070709/037980
543ゲームセンター名無し:2007/07/09(月) 01:37:07 ID:JOYtVdmH0
>>112のアンナ
消えていたので一応再貼りです…
http://imepita.jp/20070709/056090
544ゲームセンター名無し:2007/07/09(月) 17:45:52 ID:an7gYZLSO
絵師さんGJですね。
しかしイラストを見ると、いやはや夏ですなぁ、、、
さて、乱文で申し訳ないですが、再びジムキャノン隊長の登場です。
545ある午後の話1:2007/07/09(月) 18:02:23 ID:an7gYZLSO
今日の出撃は早番の為、午前中に終了し、整備を済まし午後のお茶を楽しんでいるある日の話。
今日の戦果はまずまずで、大成功5であった。
だが、被害は少なくなく、僚子の陸ガンが耐久2、鉄夫の陸ガンが耐久5になり、私自身も1小破している。
それでも、激化している局面では、他の部隊と比べ、被害が少ない方である。

「私達のび〜らいびぃと、隊長の新武装のおかげで、大勝利でしたね」、敵隊長を撃墜して、ご機嫌の僚子である。
「しかし僚子は2小破しているなぁ」少し意地悪く言ってみた。
「ふにゅ〜、てっちゃんも同じですぅ、、、」誉められると思っていたのか少し、困惑顔だ。
だか煽りを食ったのが鉄夫である。
慌てて「隊長、未熟で申し訳ありません。」
ぺこりと頭を下げた。
546ある午後の話2:2007/07/09(月) 18:25:05 ID:an7gYZLSO
いやはや真面目な奴だ。
「いや、すまない。別に気にしてはないない。 むしろ二人とも良くやってくれているよ。 ありがとう。」と二人にワザとらしく、軽く敬礼してみた。
「てへへぇ〜」ともじもじする僚子と、「そんな!光栄です」とオドオドする鉄夫。
まあなんと可愛らしい部下達だ。

片手に好物のバナナジュースを片手に話を続けた。
「しかし、私のジムキャノンは、これ以上の武装追加はないそうだ。 ひと月もすると、厳しくなるだろうな、、、」と自然と顔が曇る。
「今日、装備した新型のハングレBにキャノンCで最後らしい。」
すると鉄夫が
「最近のジオンの武装強化は目を見張るものが有りますから、、、」遠慮がちにそう喋る。
「まあそれだけではないさ。 ジムキャノンはすでに旧式化し始めているし、最新の武装でさえ、一つ前のジムスナイパーの武装に、威力と索敵力は負けているよ。」
すると僚子が「隊長ぉ、一つ質問してもいいですかぁ?」
「なにかな?」
「前から気になっていたんですけど、そこまで、分かっていて、なぜ隊長はジムスナイパーを使わないんですか?」と珍しく鋭い事をなげかける。
「私もそう思っていました。 隊の台所事情は、スナイパー一式とカスタマイズしても大丈夫な筈ですが、、、」と、怪訝そうな顔で私をみる。
547ある午後の話3:2007/07/09(月) 18:40:04 ID:an7gYZLSO
「あれ?てっちゃん知らなかったっけ? 隊長はフルカスタムした、スナイパーがあるんだよ。」
「ええっ?なぜですか隊長? 今日から、ジムキャノンと同時に、ジムスナイパーも新装備が実戦配備のはずです。」
と少し怒った様な顔で私をじっとみる。
「ん?俺はレトロ趣味なんだよ。 ああ作戦会議の時間だ。 あとは二人で、ゆっくりしてくれ。 好きな物をたらふくたのんでいいぞ。 そこの人、これでここの支払いを頼むよ。 お釣り? あの二人に渡してくれ。」と足早に席を立つことにした。

「わ〜い♪、てっちゃんなに頼む〜?」
「それより先輩、何か隊長って、変じゃなかったですか? その話題に触れられたくないような、、」
「そうねぇ。確かに変だったね。 」
548ある午後の話4:2007/07/09(月) 18:59:18 ID:an7gYZLSO
「ですよね?なぜでしょうか? 先輩は何か知りませんか?」
「ン〜、私が来たときには、ジムスナイパーに乗っていたよ。 確か新品だったような、、」
「そうですか、、、僕が来た時はジムキャノンでしたし。 そう言えば、新品でしたね」
「あれはてっちゃんの辞令が来た時に購入したんだよ。 不思議に思って聞いたら、『もう一人分、費用がかかるし、ジムキャノンの武装が強化補正されたからな。 貧乏部隊にはちょうどいいんだ』って」
「僕のせいですか、、、、、」落ち込みふせ目になる鉄夫。
それを見かねてた僚子が「そ、それだけじゃないと思うのね。 隊長の戦績、ランクインが二回あって、一人の時とこの前。 両方ともジムキャノンなの。 ジムスナイパーの時はないの」
はっと顔を上げる鉄夫
続けて僚子が「これはあの人に聞くしかないかなぁ」
「あの人?」
「そう、あの人。 うちの隊の知恵袋。 おやっさんね」
「整備班班長ですねっ! 確かにあの人なら!」
「じゃ、早速、聞きにいきましょう」
「はい!」と急ぎ喫茶室を出る二人。
しかし鉄夫は思う
「今日の先輩なんか違う。 お姉さんみたいだ」
確かに筆者も、そう思う(苦笑)
549ある午後の話5:2007/07/09(月) 19:12:03 ID:an7gYZLSO
「お前さん達、知らなかったのか?」少し驚いているのは、初老の男性。
整備班班長、通称「おやっさん」だ。
ちなみに補給班班長も「おやっさん」、食堂のコック長も「おやっさん」だ。

「班長は何かご存知なんですか? 差し障りがなければ教えて頂けませんか?」と頭を下げる鉄夫。
「まあまあ、頭を上げなさい。 彼はね元々《大砲屋》なんだよ」
「大砲屋ぁ!? なんですかそれぇ?」僚子が首を傾げている。
「ちっとは名の知れた、戦車や迫撃砲のガナー(砲撃手)だったんだよ」
「しかし、時代でね戦闘車両じゃMSに勝てないと知ると、『これ以上仲間を死なせたくない。守りたいんだ!』って、MSパイロットに志願して合格したんだよ」
「そうなんですか」と感心しきりの鉄夫。
550ある午後の話6:2007/07/09(月) 19:35:56 ID:an7gYZLSO
「だから一人の時は、大砲が付いたジムキャノンへ、早々に乗り換えたんだ。 ただ当時は、武器性能が悪くて、敵が見えずに苦労してたよ。 だけど、大砲屋の意地でランクインしたな」
「う〜ゎ、隊長エラいっ!」話の腰を折る僚子である。
苦笑いをしながら班長が続ける、「んで、スナイパーは、僚子ちゃんが来るから『部下を守らないと』って少しでも強力なMSって事で乗り換えたんだよ」
「先輩、隊長らしいですよね」
「なんか、照れくさいよぉ〜」ってお前の事じゃないぞ僚子。
「その後、またジムキャノンに戻るわけだが、知ってると思うが、武器の改良があってな。 索敵が上がり敵が見えるようになり、さらに元々スナより防御力が高いジムキャノンが、防御力がさらに高くなったんだよ」
「しかもちょうど新隊員の辞令を受けていて、ジムキャノンのカスタムまで含めた一式の費用は、スナのそれの1/3くらいだから、鉄夫君の分の装備が揃えられるわけだ」
「まあ、なんと言っても得意な大砲なわけだしな」と笑顔で語る班長。
「なるほど、そうでしたか、、、班長、ありがとうございます」と礼を述べ頭を下げる鉄夫、どこまでも礼儀正しい男である。
551ある午後の話7:2007/07/09(月) 19:47:53 ID:an7gYZLSO
班長は、少し表情を曇らせながら話を続けた
「しかし、ジムキャノンの武器開発の終了が決定したのだから、これから先は大変だろうな。 すでに機体は旧型だ、スナイパーでさえ旧型になりつつある中でだからな、、、奴はどうするのやら、、、」
すると奥から「班長〜少しお願いできますか?」と若い整備士から声がかかる。
「お〜っ今いく!僚子ちゃん、鉄夫君、悪いな。 それじゃぁな」と手を挙げて班長は、奥に引き込んで言った。
二人は礼を言いその場を離れる。
「隊長はこれから、どうするのだろう? この戦いはこれからどうなるのだろう」と歩きながら思案をめぐらす鉄夫であった。
552ある午後の話のあとがき:2007/07/09(月) 19:53:21 ID:an7gYZLSO
大変長くなり申し訳ありません。
陸ガン作家さんと、水凸作家さんのクォリティーには、程遠く、実力不足を実感します。
さて、今回の話は、愛機ジムキャノンの武器開発が終わってしまい、途方にくれてた勢いで書きました。
さて次はいよいよ高コスト機かなぁ、、、、、
553ゲームセンター名無し:2007/07/09(月) 20:30:36 ID:QW8ZMOelO
>>542絵師さんGJ
>>544作家さんGJ
554少し前の事です:2007/07/11(水) 01:27:42 ID:u2MuoPbuO
タッタッタッタッ…バン!
「隊長!今まで貯めた
pt全てを、朝一番で開発に投資したって、本当何ですか!?」
 
杏奈が突然、慌てるように入って来た。
「お!杏奈か。今回は思い切って、百万全てを投資したんだ〜すごいだろ?」
「投資するなとは言わないけど、考えてからしてください。
いいですか?明日は武器の発売日なんですよ!
買う分だけ残して置かなかったら買えないじゃないですか!」

「あ〜そうだった…忘れてたよ。」
「隊長〜しっかりしてくださいよ」
 
杏奈は呆れたような顔をして言った。
555少し前の事です:2007/07/11(水) 01:31:41 ID:u2MuoPbuO
そして次の日。
―曹長に昇進しました。昇進祝いとしてゲルググキャノンとPTが支給されます。新しく部下が配属されました。―
 
辞令を見ながら呟いた。「…まずいな。新しい部下の乗る機体がない。それに杏奈に何て言おう…また怒られるよ…」
 
それでも考えていたって仕方ないので、支給品を受け取る為、補給所に向かった。
「スイマセン!昇進祝いに支給されたゲルキャだけど、すぐにPTに変えて。後、こっちのカード補給の手続きもお願い。」
 
正直言ってカードでは良い物は貰えない。最高でマカクだが、今までで二回しか来た事が無い。
 
「MSが来ればそれを売って…安いのなら買えるか。本当はゴッグを買いたかったが、アッガイで我慢だな。」
と言っていると手続きが終ったらしい。
 
「ゲルキャは十万です。後、カード補給はMSですね。MSはこちらになります。」
と受け取った紙にはゴッグの文字が!
ゴッグ装備一式と自分の装備合わしても買える!と思い俺は急いで補給所を後にした。
 
 
という事で奇跡に近い出来事が起こったので、書きました。…でもなんだかな?良い出来じゃ無くてすみません。
556ゲームセンター名無し:2007/07/12(木) 13:04:47 ID:Gxq+7j+0O
まとめサイト的な皆が共有できる
戦絆AMファンサイトでも連休辺り作ろうかと思うんだが…
どうだろうか?需要無いか?同志&意見求む。
557文才無いスナイパー:2007/07/12(木) 15:25:09 ID:76KQn8VnO
いいと思います。

そんな私の原稿はまだ終わらないorz
558ゲームセンター名無し:2007/07/12(木) 16:03:49 ID:QiP6OzfMO
>>542
忙しい中描いていただきありがとうございます。

>>552
俺なんてラノベ読みかじったただの素人なだけで大したことないですよ。
でも水ジム作家さんはいろいろ書いてるらしいですから是非ともパクリましょう(笑

>>555
その引き、うらやましい限りですね。
出来の善し悪しは徐々によくしていけばいいと思います。
ということでまた書いてもらえますか?←勧誘♪

>>556
いいと思いますよ。
コンテンツとして
・雑談板
・初心者必読の間
を希望します。
あと、2ちゃんねるの過去ログの掲載(問題あり?)もできたら欲しいですね。

以上、初日パウワで通算に居座る陸ガン作家でした。
559ゲームセンター名無し:2007/07/14(土) 22:22:37 ID:LIeKsNSlO
>>558
レスどうもです。
いやいやたいしたものですよ。
両氏ともうらやましいです。
さて、今日のジムキャ隊長は〜
560ゲームセンター名無し:2007/07/14(土) 22:48:51 ID:LIeKsNSlO
「じゃあ、隊長ぉ、いってきま〜す♪」
「それでは失礼します」
「お〜、楽しんでこいよ〜」と、バナナジュースを片手に二人を送り出す。
のどかな休日の始まりである。
《戦士には休息が必要だ》とは昔、読んだ本のセリフだ。
実は先日、映画のチケットの配給があり、それを僚子にあげたのだが、同性の同僚ではなく、鉄夫を誘っていた。
鉄夫は動揺し「隊長、どうすれば、、」と言っていたが、僚子に聞くと、鉄夫が「先輩、良かったですね」と言ったので、うらやましがってると思ったから、誘ったそうな。
面白そうだから、鉄夫には黙っていよう。
561ある日の休日2:2007/07/14(土) 23:08:01 ID:LIeKsNSlO
実は先日、鉄夫の陸ガンが大破し、データを検討した結果、近距離戦闘に良い成績のある鉄夫には、陸ガンより、EZ8方がより適性があると判断し、次の機体はそれにした。
しかし、コストがべらぼうに高い上に、まさかビームライフルが装備できないとは、、、仕方なく、マシンガンも購入。休日明けからの配備となる。
元は同じ陸ガンのはずだが、開発部は何を考えているだか、、、、
鉄夫は恐縮しきりだが、戦果を上げるためには懸命な判断ではなかったかと自負している。
僚子曰わく、「顔が可愛くない」そうだ、判断基準がわからない娘だ。
562ある日の出撃3:2007/07/14(土) 23:32:44 ID:LIeKsNSlO
始めに。sage間違いとタイトルを間違えてしまいました。
お見苦しく、すいません。では続きです。


さて、午後になり二人が帰ってきた。
「映画は面白かったかい?」と聞くと「はいっ!隊長ぉ、チケット、ありがとうございましたぁ」とぺこりする僚子。
「とても楽しめました!久しぶりに燃えましたね!先輩っ!」といつになくテンションの高い鉄夫である。
「うん!がーっ!ときて、バーン!だったね!」こ奴もテンションが高いな。
「はい!もうズガーン!です」おいおい、鉄夫よお前さん、までか!
なんか僚子からうつったのか?
「それに、てっちゃんが、ランチをおごくれたんですよぉ。美味しいパスタだったんですょお」
ほうほう、鉄夫君やるじゃないか。
デートの基本は抑えているようだな。
「せ、先輩っ!そんな、、いつもお世話になってから、、」
ん〜、初々しいなぁ。私は何年も前に、240mm迫撃砲と共に打ち出して無いものだな(苦笑)。
「さて、十分楽しんできたようだな。 また明日から戦場にもどる。 よろしくな」ととりあえず、隊長らしい事を言ってみた。
「はいっ!隊長、了解です!」、二人揃って返事をするなど珍しい。
デート効果か?
「それじゃ明日な」と手を上げ、背を向け歩き出すと後ろから、「任務了解」とボソリと低い、少年のような声で言う僚子。なんだ?
「死ぬぞぉ〜俺をみた奴は死んじまうぞ」と鉄夫の声が、、、
あいつ等、一体何を見てきたんだ?
563ある日の出撃4:2007/07/14(土) 23:49:20 ID:LIeKsNSlO
そして、日が替わり出撃である。
「おはよう。さあ、気を引き締めていくぞ。 鉄夫はEZ8での初出撃になる。 基本は今までの機体と同じだが、無理と油断しないようにな」と朝のミーティグを締めてみる。
「はい!」と敬礼を返す鉄夫。
「よし!出撃だ」と席を立つ。
と突然、僚子が「それではみなさん、おまちかね〜ガンダムファイトっ!レディ〜」ちらりと鉄夫をみた。
間髪入れず二人で「GOっ!」と右の拳を突き上げる。
ポカンと見ている私に、満面の笑みを見せる二人。
お前たちは昨日、を見てきたんだ?
一抹の不安を抱えつつ出撃に赴くのだった。
564ある日の出撃5:2007/07/15(日) 00:07:32 ID:35VbqyO8O
その日の敵は、3である。
こちらの索敵力が勝り、相手が丸見えである。
ザクが三機、機体的にはこちらが勝っているが、油断はできない。
「敵はザクが三機だ。たぶん隊長機は角付きだろう。 気を引き締めていくぞっ!」、「はいっ!」
一気に距離を詰める。
私はビルの上に飛び上がり、敵を見下ろす。
相手は鉄夫か僚子に気を取られているらしく、迂闊にも背を向けている。
「いただきだな!照準よしっ!いけえぇぇっ!」、確実な手応えがあり、吹き飛ぶザク、一撃にて撃破である。
「次は?鉄夫と僚子は?」周りを見る。
二人は揃って、ある一機に挑むところである。
その機体には《ツノ》がある。隊長機だ!
565ある日の出撃6:2007/07/15(日) 00:29:40 ID:KgpXQbLWO
「気をつけろ!それは隊長機だっ!」無線にがなり立てた。
耳と目を疑う事がおきた。
「いくよ!必殺必中っライジンクアローぉぉっ!」、「砕けっ必殺!シャイニングフィンガーソード!突きっ突きっ突きぃ〜っ!」、次の瞬間、僚子に的確に撃ち抜かれ、鉄夫にメッタ打ちにあったザクが爆炎をあげる。
唖然としたが、まだ戦闘は終わってはいない。
「最後は?そこかっ!」ビルの陰に隠れているザクに砲撃するが、やはり先ほどの事のせいか外してしまう。
「鉄夫、僚子すまない。リロードの間、頼む!」
「了解!」二人同時の応答が響く、「次いくよ、てっちゃん!」、「はい先輩!」いつになく連結がとれている二人。
2機で牽制をかけつつ、突っ込んでいく。
「私は左いくから!てっちゃんは右から!「了解です師匠!」
566ある日の出撃7:2007/07/15(日) 00:50:07 ID:KgpXQbLWO
「なんですと?」私が呆気にとられてる内に、攻撃を加えていた。
「爆熱ぅ、ゴッドフィンガぁぁ〜っ!」、「必殺っ!ゴッドスラッシュ!胴っっ!」、両側からの攻撃で、胴から真っ二つに切り裂かれ、卒倒するザク。
「ヒ〜トエンドぉっ!」、「覇っ!」、ザクの爆発をバックに見栄をきる二人。ちょっとお前たち、、、
「やりましたね師匠」ちょっと鉄夫君?
「そうだなバカ弟子!東方は赤く燃えているか〜っ!」ちょっと僚子さん?
それって、Gガ、、、いや、まあ大勝利だから、いいんだけどね。
どうやら、鉄夫とEZ8の相性も良いようだ。
「よし!ご苦労さまだ。帰還するぞ!」
「了解」
戦場を後にする、我が小隊である。
「そうか、映画の内容は《戦意高揚》ものだったのか、、、どうりで、、あれは、、あのノリはWとGだな」、思わず苦笑する。
ちなみに二人には、子供の頃、私がハマっていたのは、、、、、、内緒だ。
567ある日の出撃のあとがき:2007/07/15(日) 00:57:57 ID:KgpXQbLWO
まず最初に謝らなければ、、、
ミスからスレを上げた挙げ句、タイトルミスをしてしまうとは、、、お恥ずかしい限りです。
どうもすいませんでした。

遅くなりましたが、AM料理編をお書きの両氏には、感心しました。
あの切り口は思いつかなったです。
アイデアが豊富で、うらやましいです。

さて、私のAMの方は、たいへん苦戦しており、僚機が落ちまくりです。
さて、てっちゃんの8がどこまでなのか?
コストも高いし、陸ガンより良いといいなぁ、、、
568ゲームセンター名無し:2007/07/15(日) 01:15:03 ID:AlI5Lr2s0
アクアジム作家です。
このところ忙しい毎日の為、SSの投下がままになりません。
大抵は即興で書く俺ですが、その暇すらありません。
そのせいで、『MzPro小隊』の任務内容で旬を逃したエピソードがあるのが悲しいです…。

後、>>556氏の提案に賛成です。
存分に製作してくださいませ。

>>558
たしかにいろいろと書いてますが、
俺も素人は素人ですので、パクりのさいには十分にご注意をw

…まあ、冗談はともかく。
良いと思ったところを丸写しするだけでなく、
最終的に『これはこういう事だ』と『理解』し、
自分ならこうやる!と応用して自分色の文にするのが大事です。
日本のパクりと韓国のパクりの差は、『元ネタの理解』の差だと思います。
丸写しパクりでなく、これはリスペクトなんだ!と言われるようにおいしいところを貰って調理して下さいませ。

>>567
Gネタで突っ走るとは思いませんでしたw
テツ×リョウコとは意外かもしれませんね。
私もGネタに煩い男ですので、機会があればぜひというところでw
569ゲームセンター名無し:2007/07/16(月) 00:22:36 ID:tAIDpL9c0
今週も俺達は生き延びた。
だが、オセアニアの劣勢はますます酷くなる一方だった…。
今週はジオンの猛攻が続き、全世界でも劣勢を強いられてるようだった。
…もっとも、今週は北アメリカも奮闘してるようであり、
この地域は勝利で終わりそうだった。
……それと西ヨーロッパもか。
あそこはすでに連邦の前線基地とも言えた。
だが、全てのジオン兵を壊滅、撤退させる事はけして出来ない。
奴らがいる基地で全戦力を集中させる為、どうしても最後の一手が足らない為である。
しかも、連中は他の地域にいくばか戦力を回してるらしく、
実際にはあえて西ヨーロッパを劣勢にして、他地域を圧倒し、
それで結果的に勝利を収めようという作戦を行ってるようだ。
…だが、だからといって、戦力を他の地域に回すのは不可能だ。
そこにいるのは、すでに街の戦闘に熟知したプロの兵士だ。
…それゆえに他の地域での戦い方を忘れてしまってる。
これでは他の地域に行くだけ、劣勢になるという事だ。

…ま、来週には何か作戦を展開すると思われるので、
それでどうにか占領地域を巻き返すつもりなのだろうな。上の連中は。

「…………って、リョウコ。何をしてる」
570ゲームセンター名無し:2007/07/16(月) 00:28:39 ID:tAIDpL9c0
俺が現在の状況をナレーションしてると、
リョウコはコクビットからかわいいお尻を生やしていた。
…しかも、水着でだ。
整備用のつなぎでやれ、つなぎで。
水着の紐が切れても俺は知らんぞ。目の保養はさせて頂くが。

「…あー、たいちょ〜。
清掃整備です〜。いつも綺麗にしておかないとね〜。」
「…水着でか?」
「終わったら、海へ行くつもりでしたので〜。」
「……せめて、上にTシャツなり、上着なり着てやれ…。」
「あー、たいちょー。目が粒子砲になってる〜。
かわいい♪」
「どんな目だッ!」

…たぶん、目が点だとか、目が泳いでるとか言いたいのだろうが…。
ゾッグばりに粒子砲を発射してどーする。
571ゲームセンター名無し:2007/07/16(月) 00:39:41 ID:tAIDpL9c0
…さて、話はそれたが続きだ。

…俺達『オセアニア第23MS小隊』…通称『水さん小隊』。
それが『旧通称小隊名』となり、現在の小隊名は『MzPro小隊』と改名した。
……は、使用するMSの一機を『アクア・ジム』から『プロトガンダム』に変更。
パイロットは『リョウコ』…だったのだが、
二度目の大破で死亡する可能性が高いのと、
生き残っても士気に関わる為、耐久度が1に下がったところで、
『テツオ』ことテツに急遽入れ替わりとなった。
…現在もテツがプロトガンダムを使っているのだが…。

「………リョウコ殿…『お墓参り』に行きましょうか…。」
「…はーい…。」

………………つい先日の事だが、二機目のプロトガンダムを大破させたテツは、
リョウコ共々に毎日『お墓参り』に出るようになった…。
…この分では、三度目の大破は厳しい事になりそうだ…。
さすがに一機目の時は『数回持っただけでもありがたい話ですよ。』
と、前向きにしてたのだが…。
……さすがに、『二回目』はフル使用したガンダムなだけに、
リョウコのように凹んでしまった。
………………例の品物の開発…次の大破までに間に合うのだろうか…?
572ゲームセンター名無し:2007/07/16(月) 00:49:24 ID:tAIDpL9c0
私の愛機もそろそろ取替えの時期が近い。
すでにフルカスタムが出来る資金を用意してあるので、
大破させる前に売ってリサイクルするので、リョウコのように凹むことはない。
…ないのだが…カスタム代が馬鹿にならないのが厳しい。

…こいつも新作がそろうまで持つのだろうか…?

「…………そして、現在、我が小隊で一番厳しい事情がこれだ…。」

『時間規制』

…そう。我が大隊では出撃できる時間を決められてしまい、
おまけにそれ以外の時間には別の仕事で忙しくなってしまった。
…………寝不足と高潮時に出撃できない時間。
酷い時は『快晴』で出撃した事もあった…。

「でも、どれも上手くいきましたから、
不思議ですよね〜。」

リョウコは不思議そうにそういうが、快晴に引かれて、
遠距離MSが出撃してきたおかげである。
もっとも、高潮時よりも全性能が落ちるので、かえって劣勢になる事もあるが…。
……快晴時の出撃と雷時の出撃を考慮できたので不幸中の幸いにもなった。
573ゲームセンター名無し:2007/07/16(月) 00:54:59 ID:tAIDpL9c0
連邦の事情もわかるのだが、変な時間に押し付けられて、
かえって我が軍の劣勢を招く事になったら、元も子もない。
………まあ、ジオンはいつでも襲撃してくるので、
条件は同じといえば、同じだが………。

……やっぱり、理不尽な思いをしている。

「………しかし、台風シーズン時の高潮はすっごいっすねぇ…。
オオシゲってああいうのを言うんですね。」

台風も何も高潮の時は水中用MSでも非常にゆれる。
だが、それに気持ちよく乗れるのが、『アクア・ジム』なのだ。
……………なれすぎて、高潮で泳ごうとするリョウコにも困ったものだがな。
まあ、任務が終わった頃には波も落ち着いてくるので、
それを踏まえてるのだろうが……。


………それにしても、オセアニア。戦場は地獄である。
574ゲームセンター名無し:2007/07/16(月) 01:05:38 ID:tAIDpL9c0
と、いう訳で時間があったので書きました、アクアジム作家です。
…えーっと、水着でおしりをプリプリさせてるシーンがありましたが、
実は戦場の絆を朝からやろうとしたところ、
女性の店員さんがコクビット内の清掃をしていた実話から来てます。
…正直、朝からびっくりしました。
もちろん、ちゃんとスタッフ用の制服で短ズボンでしたが…。
それでも、出入り口の下にある小さな隙間から尻が出ていればびっくりします。
そんな訳でそんな印象をリョウコの話に使おうと思い、
さらにリョウコならば水着でやる可能性大なので、色気があるシーンに早代わりw
それ以外は、最近合った事のダイジェストでした…。
…でしたが、きちんと書きてー話もあるのが残念。
それと目が粒子砲は、完全に今さっき出てきたアドリブですw
『目が〜』とか書こうとして、『メガ』と誤変換w
そこで粒子砲につながって、あんなのが出てきましたw
……………ほとんど機械獣みたいだぞ、目が粒子砲ww

と、行ったところで時間です。
アクアジム作家:>後退する!
575ゲームセンター名無し:2007/07/16(月) 03:26:39 ID:cXFXWE8k0
アクアジム作家さんジムキャ作家さん
ご苦労様です。
そしてお初です、アンナ作家さん…
これからも<よろしく!>
http://imepita.jp/20070716/113091
http://imepita.jp/20070716/112870
テキトーな涼子ですいません…
また貼りますm(_ _)m
576ゲームセンター名無し:2007/07/16(月) 04:04:32 ID:k8uF7zjJ0
上の画像を間違って消してしまったので
再貼り…m(_ _)m
http://imepita.jp/20070716/144110
577ゲームセンター名無し:2007/07/16(月) 04:55:05 ID:ghiPCI/yO
二度スイマセン…疲れてます
http://imepita.jp/20070716/173820
578ゲームセンター名無し:2007/07/16(月) 05:01:00 ID:YvSCK8yYO
こっそり写ってる陸ガン(テツ機?)がいい感じですね
579ゲームセンター名無し:2007/07/17(火) 00:23:00 ID:nW/SaWVE0
アンナ、新パイロット配属で即興;
http://imepita.jp/20070717/009050
http://imepita.jp/20070717/009370
ギャンが見つからなくて…m(_ _)m
580ゲームセンター名無し:2007/07/17(火) 10:54:08 ID:+FnEjRCHO
絵師さん相変わらず、良い仕事をしますね。さすがです。
ジオンには3人目が来たんですね。
中特化パイロットらしくて、ジムキャ隊長の、連邦大砲部は大ピンチです(汗)。
連邦もたぶん同じだから、みんな、アンナやリョウコを外してしまうのかな、、、、
581ゲームセンター名無し:2007/07/18(水) 00:29:07 ID:pdC6Dogl0
>>580
ジムキャ作家さんは一昔頻繁に現れた
ジムキャ先生…ですか!?
あのAA?好きだったなぁ…

作家さん方…
3人目のパイロット配属前後の
お話などを書いて頂けると嬉しいです…
楽しみにしています。
皆さんが誰を切るのか!?などなど…
今後のAMライフの参考にもとw
582ゲームセンター名無し:2007/07/18(水) 00:40:03 ID:j63FBAK4O
>>579
このアンナいい!
583ゲームセンター名無し:2007/07/18(水) 18:14:57 ID:IdmwYTugO
>>581
残念ながら、私ではないんですよ。
私もあのAAは好きでした。
今、ジムキャ先生はどうしているのでしょうね。
さて、三人目の話ですが、まだ我が部隊には配属されていないので、私はしばらく後になります。
584ゲームセンター名無し:2007/07/18(水) 22:24:13 ID:Ok3YwjwE0
アクアジム作家です。ただいま出撃中です。

…こちらも三人目は来てません。
というか、連邦にはまだ誰のとこにも来てません。
………リストラの話は、こっちもちと頭が痛い話です。
先ほど、近ゾッグ神が来やがったので、俺だけ落ちて失敗して凹んでるとこなんですが、
ここでテツを下ろすか、リョウコを下ろすかでさらにもめてます。
…近は大事だよ?でも、防御したら威力はないよね?
中よりも遠多めでちょっと困るけど、
今はアクアジムだから、遠降っても問題ないよね?

……………どないしろと言うんですか。orz
というわけで、こっちは配属されるまで右へ左へ振り子状態です。
今、しばらくお待ちください…。
585ゲームセンター名無し:2007/07/19(木) 00:05:26 ID:Wl0jD/c10
誰を切るのか既に決めている陸ガン作家です。
待望の4人目が連邦兵に配属となるのは7/30ですから、それまではのほほんと過ごしますよ。

正直4人目の参入は嬉しいですね。
ジオン側は脳筋砂対策に入れて、杏奈・アルどちらを代えても近を振る確率は減るわけでして……
これで大砲を無理やり中距離でぶっ放している私は「効果は無かった」が多少減ります。
自軍に編入する場合も、敵脳筋の攻撃で落ちる確率が抑えられますし。
まぁ、最強は舞子(遠距離型)だと思ってますが。

か、火力が……足りない!!!!(私自身のがorz)
586ゲームセンター名無し:2007/07/19(木) 04:31:25 ID:byhDcjfDO
どうもジムキャ隊長です。
>>585
そうなんですか。
そうなると、ジムキャノン辛いですね。
現状でも、ドムキャやザクキャやゾック。
運が悪ければザクさえも見えないときがあります。
しかし、MSの性能の差が、決定的な戦力差でないことを教え、、、、、られたりして、、、
587ゲームセンター名無し:2007/07/19(木) 23:05:04 ID:Wl0jD/c10
MSの性能の差が、決定的な戦力差ではありません。
多少関係する部分はありますが、やはり……

「糞照準」

がモノをいいますね。
トップグループは近距離も遠距離も一撃で持ってきますから、むしろ

「当たらなければ、どうと言う事は無い」

感じです。むしろ遠距離は俺を狙え!的な感じです。
私は読み勝ち5000ダメなんで掃射が発動してくれないと全滅勝ちが難しいです。
以前は陸ガンで7000ダメとか叩き出していい感じに撃破してたんですが、やはり見えないのは辛いものがありました。
今では「ゴッグでしたー」もうまくかわし、「ゾックでしたー」には手を合わせながら18cm砲を打ち込む日々です。

でもまぁ、今からガンキャに乗り換えてもいいようなスキル構成なんですよね……
588ゲームセンター名無し:2007/07/21(土) 22:49:04 ID:S200TmRS0
最近どこに行っても水泳部を多く見かけます…
http://imepita.jp/20070721/816310
589ゲームセンター名無し:2007/07/22(日) 13:04:21 ID:wM3FjjYuO
>>588
絵師さん、こんちわ。
最近、アンナがロリ化しているのは気のせいでしか?
どんどん可愛くなっている気が、、、
ジムキャ隊長は早めの夏休みで、青森です。
「みちのく湯けむり、大砲少隊」でも考えますか(笑)
590ゲームセンター名無し:2007/07/22(日) 14:43:32 ID:pdc1bi09O
>>589
ジムキャ作家さん、どうも…
最近皆さん、色々と忙しそうですが…

先陣をきって、ジムキャ隊の湯けむり話?
期待してます。

いや青森でゆっくりと自然を、満喫して来て下さい…
今日の夜には何か貼ります、ではまた…
591ある長期休暇(サーバーメンテナンス中)の話1:2007/07/22(日) 19:14:31 ID:wM3FjjYuO
「えーっ!一時停戦!?」目が飛び出そうになるほど見開いて僚子のソプラノが響きわたる。
「隊長、それはどういう事ですか?」こちらを向き、怪訝そうに聞く鉄夫。
「俺も驚いたよ。 なんだか良く分からないが、この街のそばで、なにやら重要な世界会議があるんだそうだ」と答える。
「それなら、ジオンは、連邦側のVIPをまとめて狙えるチャンスじゃないですか? それなのになぜ?」ますます怪訝になる鉄夫。 色男が台無しだ。
「それがな、連邦だけでなく、中立国や、驚くなよ、ジオンの人間まで参加するらしいんだとよ。 だから例外中の例外として、一時停戦なんだと」と天井が見えるくらい、椅子にのけぞって話す。
「それはスゴいですね」と感心する鉄夫。
「うん、うん。 スゴいね〜」とコクコク頷く僚子。本当にそう思ってるのかは怪しい。
592ゲームセンター名無し:2007/07/22(日) 20:05:39 ID:pdc1bi09O
間挟んでスイマセン…
両軍の野郎達の落書きです
http://imepita.jp/20070722/719830
http://imepita.jp/20070722/720080
では作家様どうぞ…(_ _)
593ゲームセンター名無し:2007/07/23(月) 00:14:19 ID:6CENAOV10
今日は飲んだ。
…いや、いつもならば飲まないのだがな。
戦争が始まって以来、いつ緊急発進(スクランブル)が掛かるかわからない。
下戸という訳でもないが、一滴の酒が一秒の注意不足につながる。
それは即=死だ。
そういう訳で常に飲まないようにしてた訳だが…。
今夜、リョウコ達との任務を終えると、リョウコが
「たいちょ〜。今夜、一緒に飲みませんか〜?」
と、誘ってきた。
…リョウコやテツには、禁酒の話は基地内の酒場を通る度に話してるので、
知らないはずはないし、断られるはずだと思うはずだ。
…だが、俺はそんな事を気にせずに了承した。
何故かはわからない。…いや、すでに察してたのかもしれない。
だからこそ、俺達は飲んだ。週末の夜に。
594ゲームセンター名無し:2007/07/23(月) 00:25:23 ID:6CENAOV10
「たいりょ〜。良い酒でりぇしょ〜。
お酒好きだった人かりゃのおちょわけでしゅよ〜。
弔いもかねてどんどんいきましゅよ〜。」

ろれつが回らなくなってきたリョウコが注ぐ酒に、
私は零さないようにコップをコントロールした。
…なんでも『日本酒』という酒で、アジアに島国で作られていたモノだそうだ。
…………たしか、『泡盛』と書いてあるとリョウコは言ってたが…。

「…美味い。」

一口飲んで口当たりが良い感覚を感じて、
思わず一気に飲んでしまった。
…まあ、どの道一本限りの酒ゆえ、三等分ならば早いペースでも大丈夫だろう。
……と、俺は読みが甘い考えでやってしまった。

「たいちょぉぉぉ〜。
俺ー、明日もあさっても戦争が終わってもー頑張りますよー。」
どこまでやる気だ、テツ。
そして、それを言っていきなり酔いつぶれるとはどう言う事だ。

「…むっ」

私もぐらぐらと周囲が…いや、風景が回り始めた。
初めて宇宙にいって、阿保みたいに回ってしまった時よりも回ってるような…。

「……ありぇ〜?こりぇ、すっごくアルコ〜ル度数が高ひお酒みたひ〜。」

待て。リョウコ。
そんなのを久しぶりの酒の席で飲ませるか?
595ある長期休暇(サーバーメンテナンス中)の話2:2007/07/23(月) 00:30:50 ID:x1giuBv8O
「でだ、我が少隊に長期休暇の令が下りたわけだ」とのけぞったままで言い放つ。
「え〜っ!」X2は予想通り。
さて!とどめを刺しますか
「それで明日の夜の便で、日本に行くことになった。 当然、お前たちもだ。 早急に用意しとけよ」とガバッと体を起こして、一気にまくし立てた。
「え゛〜っ゛!」X2と悲鳴にも似た声をあげる二人。
これも予想通り。
「まあ社員研修旅行だと思えばいいさ。」とワザとしれっと言ってみる。
「だいたい、ウチは全員、日本人だろ? ただの里帰りだ」「確かに、、、」X2はもう出来すぎだな。

コロニーが落ちた後、世界情勢が混乱した。
それは軍にも影響を及ぼし、それは少隊の編成人員にまでも出た。
少隊全員の国籍がバラバラなど、当たり前だ。
だから、生活様式や文化の違いから、もめ事がなえないのだ。
我が少隊のように、全員同じ国籍など珍しいのだ。
596ゲームセンター名無し:2007/07/23(月) 00:34:57 ID:6CENAOV10
「まあいいひぁ〜。どんどんのみまひょ〜。」
「…そろそろ…就寝の時間にするか…。」
「らめぇ〜。最後までのみゅの〜。皆でのみゅの〜。」

俺は二日酔いコースから逃れようとしたが、残念ながら逃げれないようだ。
…幸い、俺の部屋での宴会ゆえ、
俺とかテツはこのまま潰れても問題ないといえば、問題無いが…。
お前は不味いだろう。リョウコ。
…だが、そうしたい気持ちもわからなくもない。

「…明日、昇進するかもしれないから…か?」
「……………うみゅ。」
「…馬鹿を言うな。仲間が増えるだけだろう?」
「…でみょぉ〜、一緒にぃ出撃できにゃひ…。」
「出番は均等に回すさ…。」
「でみょぉ〜、今日までのようにゅぃぃ…ずっと一緒にゅぃぃ…。」
「…ずっと一緒さ。俺達はチームだ。仲間だ。
留守番の身でも、一緒に戦ってくれてる事にはかわりない。
明日からの小隊の名前だって考える時間が出来るだろう?」
「…みじゅさん小隊…じゃにゃかったぁ…。
MzPro小隊はみじゅぷりょぉ小隊なのぉ…変わる時は
搭乗MSが変わる時ぃ〜。」
「…そうだったな。」
597ゲームセンター名無し:2007/07/23(月) 00:39:27 ID:6CENAOV10
あ。アクアジム作家ですが、様子を見て割り込みまいしたが、
かぶっちゃいましたね…;;

明日は早いので、先に落ちます。

>すまない!
>後退する!

598ゲームセンター名無し:2007/07/23(月) 04:05:03 ID:5XGnDgd8O
アクア作家さんお疲れ様です。
触発されて、リョウコを…
http://imepita.jp/20070723/138420
ジムキャ作家さん、のんびりと…
続き楽しみにしてますよ
では明日は早いので(^ ^;

ッて…ヤバイな。
599ゲームセンター名無し:2007/07/23(月) 05:28:04 ID:/aPfig8X0
初日組みで少尉昇進来ず!
Lv57撃墜930RP6214
先週RP331。
ノブトシーっ!
600ゲームセンター名無し:2007/07/23(月) 05:29:25 ID:/aPfig8X0
sage忘れすまない!
601ある長期休暇(サーバーメンテナンス中)の話3:2007/07/23(月) 08:39:30 ID:x1giuBv8O
そんな訳で、《大砲少隊、故郷に帰る》となったわけだ。
世界会議の他に、たまたま、条件が重なった事もある。
まず1つは、たまたま暇つぶしに、ネットを見ていて、なんとなく応募した懸賞の、《日本のみちのく温泉宿泊券》が当たったこと。
2つめは、これまた、たまたま追加MSの搬入の為、ことと、停戦を利用して、日本を往復する、輸送機が飛ぶこと。
3つめは、ひょんな事から、大隊長の弱み(これは内緒だ)を握ったので、「道理を無理で蹴っ飛ばす」して、長期休暇を取り、輸送機の席を確保できた事だ。
「休暇期間は一週間。 日本には二泊三日の予定だ、異議はないな? 以上、解散!」
602ある長期休暇(サーバーメンテナンス中)の話4:2007/07/23(月) 21:35:19 ID:x1giuBv8O
「僚子、鉄夫、そろそろ時間だぞ〜、用意は出来ているか〜?」と大きな声でよんだ。
「はい隊長。お待たせしました」とスーツケース一つと、比較的上品な感じの白いシャツとブラウンのパンツ。
それにセンスの良い靴で現れた。
いつもキチンとしてると思ったが、こりゃ、良いとこの子だわ。
「隊長ぉ〜すいませぇ〜ん」とバタバタ走ってきたのは僚子である。
2つの旅行鞄と肩からかけたポシェット。
水色のフワフワしたスカートに、水色のフワフワした上着、それと白いヒールと、まあ少女のようである。
それに、黄色のメガネ? あいつ近眼だったか?
「はぁはぁ、、遅くなりましたぁ」肩で息をしている。
「いや、まだ大事だ。 しかし僚子、君はメガネがいるのか?」
「伊達ですょお。 《メガネっ娘》って感じで可愛いでしょ? ね〜てっちゃん?」と振り返って鉄夫に。
するとオドオドして視線をそらしながら「あの、、その、、はい、、」と曖昧な返事である。
ん〜これは、これは。 実はメガネ好きなのか? いやいやまさか、、、僚子に、、いやいや、、、まあ、いいか。
603ゲームセンター名無し:2007/07/23(月) 23:06:32 ID:5XGnDgd8O
間挟んでスイマセン…
↑の絵を手直し(_ _)
http://imepita.jp/20070723/828030
604ゲームセンター名無し:2007/07/23(月) 23:27:27 ID:6CENAOV10
ただいま出撃中のアクアジム作家です…。
昇進は逃しましたが、来週昇進するかもしれないので、
まだまだこれからの出来事になるので、思い切って文を修正します。
…大急ぎで書いてたので、変な部分が多いのが気になって、気になって…。

そんな訳で、小一時間後に投下予定です。
AMをやりながらなので、もう少し遅れるかもしれません。
そんな訳で アクアジム作家:>よろしく!
605ゲームセンター名無し:2007/07/24(火) 02:14:43 ID:Myr8JjFo0
今日は飲んだ。
…いや、いつもならば飲まない。
下戸という訳でもないのだが、戦争が始まって以来、俺は禁酒している。
何故ならば、いつ基地にジオン軍が攻めてくるかもわからないし、
逆にスクランブルが掛かって、奴らの基地を襲う側になるかもしれない。
欠員が出て、かわりの偵察に行かなければならないのかもしれない。
…それでも飲む奴は飲むし、いつ死ぬかもしれない兵士達の楽しみの一つだ。
…だが、俺はどちらかといえば臆病な方だ。
一滴の酒が一秒の注意不足につながると思ってる。
注意一瞬、怪我一生で済めばまだしも、
即死一生では地に帰るか、海へ帰る以外の道はない。
そういう訳で常に飲まないようにしてた訳だが…。
リョウコ達との任務を終えた後、
リョウコが 「たいちょ〜。今日は早めの出撃でしたし、
今夜は一緒に飲みませんか〜?
…と、言ってもデートじゃないですよ〜。
てっちゃんとも一緒ですけど、それでもよろしければどーですか〜?」
と、誘ってきた。

…リョウコやテツには、禁酒の話は基地内の酒場を通る度に話してるので、
知らないはずはないし、誘っても断られると思うはずだ。
だが、それもなお俺を誘って来た。

「…わかった。
では、私の部屋へ二人でこい。
夕方より開始する。
遅れて来たら、酒は無いと思え。
話は以上だ。」

…俺は上官としての態度は崩してないが、一つのジョークを交えて了承した。
……『YES』の解答をした途端、二人の顔に笑顔が浮かんだ。
大ハシャギに近い大喜びぶりだった。
606ゲームセンター名無し:2007/07/24(火) 02:15:26 ID:Myr8JjFo0
 、、、、
…やっぱりか。

俺はそう思った。
ただの酒の席なのに作戦が大成功で終わったような喜び。
そして、今日は日曜日であるという日。
明日には……。

「では、戦死したお酒好きの同僚からのおそわけされたお酒ですが、
楽しく飲みましょ〜!」

…いきなり、湿っぽくなるような話だが、
この酒はすでにリョウコが来た頃に貰ったものだ。
戦死したのもそれから一週間もしない内だ。
当時、リョウコは大泣きしたものだったが、
泣き止ますのに大変だったな…。
そんな思い出が詰まった大事な酒をこの日に飲むと言う事は、
ますますもって、確信する要素を見せられたようなもんだ…。
それゆえに、明日酔ってるせいで戦死しようとも断る訳にはいかない。
それでなくても、明日には死ぬかもしれない身。
死ぬ日に悔いはあの世には持って行きたくないものだ。

「…リョウコ殿…酒の当てがあると言ってましたが、
それを出しますかぁ…;;」

テツは何やら一筋の汗を流してるが…。
そういえば、テツはあの酒がどこのか知ってるようだったな。
607ゲームセンター名無し:2007/07/24(火) 02:16:01 ID:Myr8JjFo0
「あの人のコレクションの中でも保存が効く日本酒といわれる一品です!
二度と手に入らないきちょ〜な一品ですので、心して飲んでくださーい〜。」
『イエス、マム』


私の方が上官ではあるが、ふざけてそんな風に敬礼してみた。
…同じギャグを出来るテツもずいぶんと意思疎通が通じるようになったものだ…。

「では、一本のみで恐縮ですが、まずは一杯!一杯ですよ〜!」
「リョウコ殿〜。一杯と言って、あふれるほどイッパイ入れないで下さいね〜。」
「…てっちゃんは、これ一杯だけね。」
「すみません、サー! 以後、言葉には注意します!」
「よろしい。」

…胸ネタに走ったギャグをぶちまけようとしなかった分だけ、
テツは成長してたな…私も言いそうになったが。
「…では、乾杯の音頭は私が取ろう。」

三人に均一に注がれたコップをそれぞれの手に取ったのを確認した後、
私は簡単にこう言った。

「酒を飲むのに、細かい理由は要らない。
長い前置きなどもってのほかだ。
今日は私の部屋であるが、『MzPro小隊』の諸君、大いに飲んで騒げ!
本日のみ無礼講を許す!では…連邦に勝利を!」

『勝利を!』
608ゲームセンター名無し:2007/07/24(火) 02:17:29 ID:Myr8JjFo0
  、、、、
…かんぱいなど言う言葉でなく、連邦兵士を奮起させる言葉を乾杯の音頭とした。
…………誰が言い始めた迷信かは知らないが、
乾杯が完敗と言い換える事が出来るアジアの言葉は不可思議なモノである。
かつての島国の伝説を知ってる兵士がいた為か、オセアニアというアジアとは遠い国でも、
こんな風に気を回す事が宴会の慣わしになっている。
…まあ、そんな事はいいのだが…。

「……リョウコ君…。」

「なんでしゅかぁ?たひにょぉ〜?」

ろれつが回らないリョウコが返答する。

「…この酒は実に美味いが…アルコール度数はいくつなのかね?
見ろ、テツが今のイッキで撃沈してしまったのだが…。」
「…はりぇ?」

「たいちょぉぉぉ…また、ガンダムが〜…俺のガンダムがぁ〜。
これで三機目なんてぇぇ〜。」

…寝言まで言ってる。
そういえば、一機目は仕方が無いとして、たしかに二回目の撃墜はキツイ痛手だったな…。

「…むっ」

私もぐらぐらと周囲が…いや、風景が回り始めた。
初めて宇宙にいって、阿保みたいに回ってしまった時よりも回ってるような…。
609ゲームセンター名無し:2007/07/24(火) 02:35:15 ID:Myr8JjFo0
「……ありぇ〜?こりぇ、すっごくアルコ〜ル度数が高ひお酒みたひ〜。
『泡盛』って30%もあるでしゅねぇ〜。」

待て。リョウコ。
そんなのを俺の久しぶりの酒の席で飲ませたのか?

「まあいひやぁ〜。どんどんのみゅまひょ〜。」
「…そろそろ…就寝の時間にするか…。」

俺は即座に戦線を離脱しようとしたが、制服の端をガシッと掴まれた。

「らめぇ〜。最後までのみゅの〜。皆でのみゅの〜。」

すでに出来上がってるリョウコの手と頬を赤くして放つまなざしからは、
残念ながら逃げれないようだ。
…幸い、この事態を考慮して、宴会の会場を俺の部屋としたので、俺とテツはこのまま潰れても問題無い…。
…だがリョウコ。お前は非常に不味い事になるだろう。
正直、適度に酔ったところでふらふらと帰るだろうと予測してたのだが、
酔いつぶれる寸前でありながら、絡み酒を始めてるではないか…。
戦場での上下関係があるとはいえ、明日は死が待つような場所。
    、、、
それこそ間違いがあろうとも、仲間は咎めないだろうし、
そのまま結婚式へ特攻しても、誰もが納得するだろうし、祝福するだろう。
…………だが、戦場でそんなプラグが立ち上がった日には、死の時間は宅急便のように早くやってくる。
正直、戦争が終わるまでそんな人生の終わりはごめんだ。
所帯持ちになるのもそうだが、他にもやるべき事が山ほどある。
幸せの絶頂で死亡するのは、見るのもなるのも嫌だろう。
だからこそ、私は…と、何をモノローグで語ってるのだ。私は。
今はそれどころではない!早急にリョウコ君をどうにかせねば…。
内心の葛藤を0コンマで終了させて、
私は急ぎ足で酔っ払いリョウコ君に対して作戦を開始した。
610ゲームセンター名無し:2007/07/24(火) 02:35:53 ID:Myr8JjFo0
「…すでにテツは撃沈してるぞ。」
「しょれでみょにょむの〜。」

全員で飲むから意味があるぞ作戦→『失敗』(2p)

「飲みすぎは明日の戦場に関わる。
テツはこうなってしまったが、我々が控えれば…」
「そんにゃのぉ今日にゅは関係にゃひぃ…。」

戦闘結果に関わるから控えよう作戦→『失敗』(2p)

「……酔った勢いでどうなって知らんぞ?」
「たひちょ〜とならば、どうなってもひいよぉ♪」

貞操の危機を察知させよう作戦→『大失敗』(1p)

「…………本当に良い…」

Σ(゚д゚)ハッ!
まった!まった!
このまま雪崩れこんでどうするつもりだ!私は!!

脅しをかけよう作戦→『そもそも作戦すら発動してない』(0p)

「…と、違った。」
「ほぇ?」

…仕方があるまい。本音で話すべきか…。
611ゲームセンター名無し:2007/07/24(火) 02:40:06 ID:Myr8JjFo0
「…明日、昇進するかもしれないから…か?」
「……………うみゅ。」

リョウコ君は少し表情を曇らせた。

「…馬鹿を言うな。仲間が増えるだけだろう?」
「…でみょぉ〜、一緒にぃ出撃できにゃひ…。」
「出番は均等に回すさ…。」
「でみょぉ〜、今日までのようにゅぃぃ…ずっと一緒にゅぃぃ…。」
「…ずっと一緒さ。俺達はチームだ。仲間だ。
留守番の身でも、一緒に戦ってくれてる事にはかわりない。
明日からの小隊の名前だって考える時間が出来るだろう?」
「…みじゅさん小隊…じゃにゃかったぁ…。
MzPro小隊はみじゅぷりょぉ小隊なのぉ…変わる時は搭乗MSが変わる時ぃ〜。」
「…そうだったな。」
「だ・きゃ・りゃぁ〜飲みぇぇぇ〜〜〜ッ!!!!!」
「って、そこで強行くぁwsでrftgyふじこlp;@」

俺はリョウコのいきなりビンでイッキ攻撃(クリチカル)により撃沈した。

腹を割って話し合おう作戦→『失敗』(2p)

「ありゃ、たひちょぉ〜も寝ちゃった♪皆よはひねぇ〜。
あたひものみょぉ〜〜♪ひゃはははは♪」

俺が起きていれば、『実は間接キッスが目的だったのか?』などと突っ込めただろうが、
寝てしまっては何もいえんし、これから起きる事がなんなのか?
………眠りから覚めるまで知る事はないだろう…。


…………………否、知りたくもない。
612ゲームセンター名無し:2007/07/24(火) 02:49:05 ID:Myr8JjFo0
アクアジム作家です。
このお酒話はここで終了、後退となりますが…。

実は、真のオチはこれからだったりします。
つか、正直に言って、この先のオチをやっていいのか、悪いのか…。
一応、これでもオチになってるので、これでとめておいてもいいのですが…。

もし、どんなオチでも良いという方は、
アルミホイル辺りで頭を巻いて、以下のようにお願いします。
   ∩
( '凸')彡<続編!続編!
( ⊂彡
613ある長期休暇(サーバーメンテナンス中)の話5:2007/07/24(火) 06:51:16 ID:+ozE7hj+O
「さて、みんな揃ったな。 もうそろそろ時間だとおもうんだが、、」と時計に目をやると、「隊長」と鉄夫が声をかけてきた。
「なんだい?」ゆるりとそちらを向くと「行き先は日本と聞かされていますが、日本の、どこへいくのですか?」と困惑顔で質問する。
「あれ〜?言ってなかったか? 俺も舞い上がっていたかな? いや失礼」と少し演技過剰気味の返答をかえす。
すると「でぇ、どこなんですかぁ?」と上目使い方で質問する。 なかなかメガネ姿も可愛いじゃないか。
「こほん! ん〜1日の最後は風呂に限るのだが、ここでは、狭いユニットバスやシャワーだ。 やはり日本人は肩まで湯船に浸かるに限る!」と明後日の方向を見て話す。
そしてクルリと向きを2人の方にかえ「そこでだ! 風呂の究極は温泉だ。 温泉と言えば湯けむり、湯けむりに合う言葉はみちのく。 よって、導き出された答えは東北だ」と学校の先生のように雄弁に話す。
「隊長、みちのくに、湯けむりに、温泉って、テレビのサスペンスドラマなんじゃ、、、」ええい!鉄夫うるさいぞ!
すると「一等准尉殿、そろそろ搭乗してください。」と輸送機のクルーから声がかかった。
「了解した。 では少隊、温泉に出撃だっ!」と拳を突き上げた
「おーっ」X2、二人もまねをする。 ん〜いいノリになってきた。
が!次の瞬間である。
聞き慣れた、音が聞こえる。空気を切り裂く音。
「これは、、、この音は、、、迫撃砲だっ!」
614ある長期休暇(サーバーメンテナンス中)の話6:2007/07/24(火) 07:15:23 ID:+ozE7hj+O
「伏せろ!」とっさに手荷物を投げ、鉄夫と僚子を抱えて、そのまま倒れ込んだ。
俺の戦場での感がそうしろと訴えたのだ。
「隊長ぉーっ?」と僚子の声が終わる前に、背後からの爆発音が響いた。 その後を熱と爆風が体を撫でていく。
「隊長、輸送機が!」鉄夫の声で身を起こし振り返ると。右翼の半分程をもがれた輸送機から煙が上がっていた。
「ちくしょう!」思わず罵声がでる。
「二人も無事か?おきられるか?」と立ち上がりながら聞いた。
「よいしょ。はい大丈夫です。 でもこれは何?」とフワフワのスカートを押さえながら立つ僚子。
「隊長、問題ありません。しかし、これは一体、、」とやはりどこかぶつけたのか顔をしかめながら鉄夫も立ち上がる。
「どこぞの、バカゲリラの奇襲だな。 っとに、時勢をよめないバカ共だ。」思わず、顔が怒りで歪む。
やっと、基地内に警戒サイレンが、虚しく鳴り響く。
615ゲームセンター名無し:2007/07/24(火) 12:29:00 ID:Qm5BGeHC0
>>612
>>614
   ∩
( '凸')彡<続編!続編!
( ⊂彡
616ある長期休暇(サーバーメンテナンス中)の話7:2007/07/24(火) 18:45:18 ID:+ozE7hj+O
「ちぃっ!対応が遅い!」苛立ち一気にわいた。
けたたましいサイレンと共にやっと、消化隊やレスキュー隊が到着した「しかし隊長、相手の追撃がありませんね」滑走路の方を見ながら鉄夫は言った。
「初手で手応えを感じて、深追いをしなかったのだろう。 追撃から逃れる、賢い選択だな」
左手から、戦闘車両数台と陸ガンが3機、追撃に出ていくところだった。
「あのマークは、ゲイリーとこの隊だな。たぶん間に合わないだろう。悔しいだろうな」とそれに軽く敬礼して見送った。
617ゲームセンター名無し:2007/07/24(火) 18:53:14 ID:+ozE7hj+O
「隊長、私達は?」鉄夫が後ろから話しかける。
「見ての通り、日本行きの輸送機はお釈迦だ。 ほかの機にも被害あるだろう。 それに滑走路にもダメージがあるようだ。 残念ながら旅行は中止だ」手を広げ肩をすくめて見せた。
「いや、そうではなくて、我々も戦闘準備したほうが、、、」と食いつく鉄夫を遮り、「我々のMSは全機メンテ中だ。 バットのないバッターには出番はない。 じゃまになるだけだ」冷たく言いはなった
618ゲームセンター名無し:2007/07/25(水) 02:01:37 ID:Al1o3/3K0
昨日はPCを立ち上げなかったので亀レスですが。

>>612
>>617
   ∩
( '凸')彡<続編!続編!
( ⊂彡

>>陸ガン作家さん
かなり亀レスですが、やっぱり僚子は料理下手と言うのに同意です。
以前に一回だけ書かれていた理知的なジオン隊長と料理上手なアンナとの対比がとても良かったです。
619ゲームセンター名無し:2007/07/25(水) 02:39:07 ID:saJyJ/zV0
アクア・ジム作家です。

>>615氏、>>618氏、続編よろしいですね…?
では、続編を見る前に諸注意を

☆この先の出来事は衝撃的なシーンがあります。
全年齢用にオブラードを包んでますが、
人によっては気分を悪くする可能性はあります。
以下の要件に当てはまる方は、このSSをお読みにならないことをお勧めします。

・リョウコは俺の嫁
・正直、『やらないか?』ネタは気持ち悪い
・隊長、リョウコ、テツオのイメージを壊されたくない
・過剰のエロを期待してる人

以上の諸注意を無視して観覧した場合、
どんな悪影響を受けても、当作家は一切の責任を持ちません。

……と、いうぐらいのモノを書いたつもりなんですが…。
なんか、思わぬ方向へ暴走したので、案外いつもの奴っぽいかも。
ま、ともかく続編をどーぞ。
アクア・ジム作家:>いくぞ!
620ゲームセンター名無し:2007/07/25(水) 02:39:47 ID:saJyJ/zV0
失礼します。
私は『オセアニア第23MS小隊』、
通称『MzPro小隊』に所属するテツオ・ヤマダと申します。
隊長には『テツ』、リョウコ殿には『てっちゃん』と呼ばれてます。
今日は隊長の部屋で宴会をやるので、
隊長とリョウコ殿と一緒に飲んでいたのですが…。

「…う…うぅぅん……。」

起きて見ると頭痛がして、やや吐き気を覚えます。
…二日酔いかぁ…。今日の出撃は厳しいなぁ…。
俺はそう思ったのです。
……ですが、起きる事に成功した時間はまだ先日の宴会の日でした。

「23時…00時前…かな?」
どうやら、日付変更前で目覚めたようです。
そういえば、俺はリョウコ殿の酒をイッキしたのを思い出しました。
…高いアルコール度数があったようですが、
さすがに一晩死んでる事はなかったようです。
ですが、これがすぐに不幸だった事に気づく事になりました。

「朝が来る前に起き上がれたのは幸いか…。
隊長やリョウコ殿に悪いので、水を飲んで失礼…。」
「ありゃ〜?てっちゅぁん、おっきしたのぉ〜?」
「…へ?リョウコ………殿?」

俺は運悪く見てしまったのです。恐ろしい状況になってるリョウコ殿の姿を…。
621ゲームセンター名無し:2007/07/25(水) 02:41:06 ID:saJyJ/zV0
は〜い!リョウコ・ミヤモトで〜す!
今日はたいちょ〜の部屋で宴会やってま〜す!
でも、隊長もてっちゃんも割りとお酒が弱くって、今は一人で飲んでるの…。

「んぐんぐぅ…ぷひゃぁ〜♪おいひいけど、うぁびぃひぃりょ〜;;」

てっちゃんはイッキしたぐらいで撃沈するわ、
隊長も隊長で、たかがアルコ〜ル度数が高い酒とわかったぐらいで、
宴会をお開きしようとするし…。
だから、思わず無理やり飲ましちゃったけど、
これで隊長は撃沈です…くすん;;

「みょぉ〜りょうがにゃひんだかりゃぁ〜。」

私は隊長をそっと足枕をしてあげながらお酒を飲み、
ちょっと愚痴ってました。

「しょれにしてもあちゅくなってきましたねぇ〜。
オへぇアにゅアの暑ひゃにはにゃれたはずでしゅが〜。」

オセアニア…と、一口に言っても結構広いんですよ〜。
実はオーストラリアとかハワイ、グアムも含むんですから〜。
……隊長に言わせると、狭義で言ったらもう少し狭いらしく、
オーストラリア大陸は違う。という意見もあるそうです〜。
でも、西暦からUCに変わってからは、広義の方をオセアニア(注意☆)としてるので、
私はそっちで説明してまーす!

(注意☆:サンライス公式設定ではありませーん!)
622ゲームセンター名無し:2007/07/25(水) 03:00:39 ID:saJyJ/zV0
それと連邦が占領地として確保してるのは、
オースラリア大陸の一部とその近辺の島国周辺ですが、
後はジオン軍のみなさんに持っていかれてます…くすん;
おまけに、かの有名なコロニー落としの被害にあった地域でもあり、
オーストラリア大陸にあるシドニーという都市を中心に16%も消滅し、
大変悲惨な状況になってます…。今じゃ、シドニーは都市でなく、
『シドニー湾』と呼ばれる直径500kmのクレーターができてるぐらいですから…。
私達の基地はさる島国のところを置かせてもらってますが、
サンゴ礁が出来てるぐらい暖かい…。
じゃなかった、あっついところなんです。
少し先に行ったら、熱帯雨林や山々もありますが、
(火山もあるんですよ〜。)
実はここでは一部のジオン軍の小隊がそこへ行く途中で何を思ったのか、
海浜の方へ迷い出て来ちゃう事も多くあります。
そこをおいしく頂く連邦軍の小隊も多いみたいです。
私達もよ〜くやってますけどね。てへ♪
…って、さっきまでなんの話してましたっけ?
ああ、そうだ。そうだ。暑いから服を脱いじゃうところでした〜!

「脱ひにゃえ♪脱ひにゃへぇ〜♪」

私は半袖の野戦服をがばっと脱いで…。
コクビットに潜水してしまった時の為の水着姿になりました♪
えへへ♪下着姿だと思ったら、お〜間違いだよー。
623ゲームセンター名無し:2007/07/25(水) 03:32:12 ID:saJyJ/zV0
…はい、そこー!
実は終わった後の水遊び用だと指摘してるでしょー!
本当は制服で出た時の為の対策なんだよー!
毎回、出撃の度にパイロットスーツで出るようにしてるけど、
間に合わない事もしばしあるから、こういう事もしてるんです♪
野戦服は制服の中じゃ珍しいつなぎタイプですから、
下に着るのは、下着でも、水着でも、手間に違いはありませ〜ん!
…水着の方があっついんですけどね;
だから、終わったら水の中へどっぷ〜んもしてま〜す!
え?結局、一緒じゃないよ〜!ちゃんと意味があるの〜!ぷんぷん!
ちなみに、パイロットスーツの時は、直接アンダーシャツにスパッツで〜す!
スーツの機能に影響が出るので、この時はさすがに水着は着れませ〜ん。
…こっそりと来た時、えらい怒られてしまったぐらいですから…ぐすん;;

「ん〜?たひりょ〜もあちゅしょ〜にぇ〜。」
そう思った私は、即座に隊長の小隊長用の野戦服を脱がしちゃいましちた!
えいえい!
624ゲームセンター名無し:2007/07/25(水) 03:43:05 ID:saJyJ/zV0
「こにょ際全部ひっりゃへぇ〜!え〜ひぃ♪」

……………と、全部脱がした時に、てっちゃんがおっきしてきました。

「ありゃ〜?てっちゅぁん、おっきしたのぉ〜?」
「…へ?リョウコ………殿?」

…何?そのおびえるような目は〜?
私も隊長も暑いから、服を脱いだだけだよ〜?
追いはぎしゃないんだからね〜?

「うにゅ〜?なにゅなか、てっつぁんかわひいにぇぇ〜?」
「りょ…リョウコ殿!一体何を…!?」
「だひにょうぉぶ〜。
みょ〜う一杯飲ましゅてにゃくな格好にゅいしゅるにゃけだから〜♪」
「っていうか、酔ってるのにその噂の赤い彗星のような三倍速はなんでsy
アッーーーーーーーーーーー!」

はい♪これでてっちゃんも隊長も一緒♪
625ゲームセンター名無し:2007/07/25(水) 03:50:21 ID:saJyJ/zV0
テツオです。
俺が見た恐ろしい状況と言うのは、
リョウコ殿が水着姿で隊長の服を剥ぐ姿でした…。
まさか、リョウコ殿が痴女のケがあったとは…!
…あ、いや…それよりも不味いのは、この先です…!
次の標準が俺に向いてるという事実…!

「うにゅ〜?なにゅなか、てっつぁんかわひいにぇぇ〜?」

リョウコ殿は、赤い顔をしていても、
それは女豹の…いや、獰猛なアッカイよりもすばやく…。
そして、誰よりも水中戦ができる姿で接近し始めました…!

「りょ…リョウコ殿!一体何を…!?」
「だひにょうぉぶ〜。
みょ〜う一杯飲ましゅてにゃくな格好にゅいしゅるにゃけだから〜♪」

そこからのリョウコ殿の速さは、ブーストダッシュよりも素早い!
まるでビームライフルの閃光のように!

「っていうか、酔ってるのにその噂の赤い彗星のような三倍速はなんでsy
アッーーーーーーーーーーー!」

ここから記憶があいまいなのが残念なのですが、
おそらく、一升瓶に残った酒を全て飲まされて撃沈したのでしょう…。
この先、どうなったのか…俺も知りたくありません。
以上です。サー!
626ゲームセンター名無し:2007/07/25(水) 03:58:50 ID:saJyJ/zV0
はーい!再びリョウコだよー!
てっちゃんを残ったお酒を飲ましちゃったおかげで、
もう宴会終了って流れにしきゃいけなくって…残念気分です…くすん;;

「しゃぁてぇ〜。おひゃけがなくにゃったひぃ…。
みょぉ…終にゃりぃにひてお部屋にぃ…。」

……帰りたくなかった。
正直、そう思いました。
こんなに騒いだのは、ただ宴会がしたかった訳じゃなくて…。

「…ひょうか…こにょみゃみゃ寝にゃへぇ…。」

ただただ、一緒に居たかったの。
もう一緒にいられない事になるかもしれないし、
明日でも来週でも…その先でもきっと来るから。
でも、来るのは未来。
今じゃない。だから、今、こうして無理を承知でお願いした。

「ひゃぁ〜、皆、一緒にぃ寝みょぉ〜。」
627ゲームセンター名無し:2007/07/25(水) 04:04:36 ID:saJyJ/zV0
ずるずるとてっちゃんと隊長を引っ張ってくっつけ、
私はその横にへべったりとくっ付く。
こうすれば、起きた時に寒いなんて事はないよね?

「隊長………大好きぃにゃよぉ…。」

私はそのまま隊長の大きな腕にしがみついて、
残り5時間もない夜を過ごしました…。
なんか、寝てる時にいつのまにか素っ裸になりたい気分になったせいか、
起きたら凄いことになってましたけど…後悔なんかしないもん。
大好きな隊長ならいいんだから…♥

私も以上です。さ〜。
628ゲームセンター名無し:2007/07/25(水) 04:12:51 ID:saJyJ/zV0
…翌朝。
俺は重っ苦しい重圧の中に柔らかな感触と共に目覚め…。
訂正。
ごっつい感触も含めて目覚めた。

…懸命な諸君はお気づきだろう。
幸せと不幸が同時に来てるような事実に。
右手にリョウコ君。 全裸で抱きついていた。
これは嬉しいニュースだ。
悪いニュースというのが左側だ。
全裸のテツが私の腕に絡まってた事実。
これを不幸といわず、なんというのだ?

「貴様ーーー!やっぱり、ガチホモだったのかーーッ!!」
ご丁寧に私も全裸だった事もあり、
二人ともビームピックを臨戦体制にしてるのが嫌な感じだ。
朝の生理現象の方だろうが、朝からこんな状況ではどーにもこーにもだ。
ともかく、キレて怒鳴るしか道はあるまい。

「わー!俺は一体何をーーー!」
「何をーー!ではない!
酔った勢いで何をしたーーッ!」
629ゲームセンター名無し:2007/07/25(水) 04:24:58 ID:saJyJ/zV0
「わかりませーん!自分、記憶がすっ飛んでおります!」
「わからんで済むかーー!
この状況の真意がわからなければ、戦況にどう影響するかわかってるのかーーっ!」

怒鳴る俺、戸惑うテツ。

ピキ ̄ ̄ ̄ ̄Z_____ンッ!!

…だが、そんな怒りのオーラすらも吹っ飛ばす『何か』を感じる…。
そう。これはこの先の歴史に刻むと言われたザビ家のオーラよりも禍々しいモノ…!

「ふ・た・り・と・も〜ッ!」
顔を真っ赤にして、MS用の盾の半分ぐらいの大きさがある手製の盾を持って、
そこから姿勢制御を発動させてるリョウコの姿が!全裸で!

「ふきとべぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーッ!」

不味い!ここは中距離攻撃でリョウコ君の攻撃を中和…!

ドガァァン!!

『近シールドでしたーー!』

…そして、リョウコ君の盾タックルによって、私とテツは部屋の壁にめり込む事となった…。
これも全裸で。



………なお、この日…月曜の昇進は無かった為、
ある意味、くたびれ儲けの騒ぎ損という事になってしまった…。
オセアニアの真っ赤な朝日がうお!まぶしッ!
630ゲームセンター名無し:2007/07/25(水) 04:27:49 ID:saJyJ/zV0
以上です…思ったより大作になりました…。
ああ…朝日がまぶしいです…。
そんな訳でアクアジム作家:>すまない!
アクアジム作家:>後退する!
631ゲームセンター名無し:2007/07/25(水) 12:25:00 ID:8ptyFEaz0
>>630
   ∩
( '凸')彡<GJ!GJ!
( ⊂彡

隊長は地獄と天国が共存してた分まだマシだが、
テツには地獄しかなかったという、悲しい事実w
テツ ィ`
632ある長期休暇(サーバーメンテナンス中)の話9:2007/07/25(水) 13:48:57 ID:bUX4R84eO
「しかし、、、」さらに食い下がる鉄夫に「私達は今は、ただの旅行者でしかないの、、、ここでは無力というこなの 」と、寂しいそうな顔で語りかける僚子。
「、、、はい、、先輩、、」俯きグッと拳を握り締め返事をする鉄夫。
「よし、とにかく宿舎にもどれ。 どうせ休暇もおジャンになるだろうから、いちど本部で指示を仰いでくる。 残念だが仕方ない」
「はい」鉄夫が小さく返事する。
「てっちゃん、行こうか、、、」促す僚子。
その二人を見送り本部へ行った。
奇襲の被害は物的被害が中止で、人的被害は、輸送機のクルーと消化隊員に軽傷が数名いただけですんだらしい。
当然、旅行は中止、休暇は基地内の事後処理に消えてしまうわけだ。
「やれやれ、ひとときの休息さえ、ままならぬか、、、、」溜め息を一つして部屋にもどるのであった
633ある長期休暇の話のあとがき:2007/07/25(水) 13:59:28 ID:bUX4R84eO
ジムキャ隊員です。
今回は、旅行とかさなりぶつ切りになり、読みづらくご迷惑かけました。
青森に遊びに行っきまして、そこの大隊で、本編も堪能してきました。
応援してくれ方や、他の作家さんや絵師さんに気を使わせて申し訳なかったです。
ちなみに、ジムキャ隊長はあの後、食物運送用のFRPの箱を探してきて、簡易風呂を作り上げ、肩まで浸かり満足しているそうな、、、、
634ゲームセンター名無し:2007/07/26(木) 00:14:52 ID:4eCYg7+e0
>>アクア作家さん
エロ過ぎず、適度なお笑いもあってGJでした。
僚子は酔っ払っていた方が強かったんですねw
しかしテツは哀れだなぁ(かく言う私もテツはリストラ決定ですが)

>>ジムキャ隊長さん
自身の旅行とサーバーメンテを重ねていたんですね。
確かに戦場からだと一日だけの休暇では、温泉旅行は難しそうですね。
ところで隊長は簡易風呂を作ったみたいですが、僚子とテツはどうしたんでしょうかね?
635ゲームセンター名無し:2007/07/27(金) 15:18:12 ID:mUUqjyQsO
どうも、お久しぶりです。鉄男です。
みなさん元気にお過ごしでしょうか?

俺は隊長、先輩共々元気にやっています。
しかし俺には最近悩みがあります。それは隊長の名前です。
基本的に俺達は改名することができません。しかし隊長はコロコロ改名します。
(だからこそ"隊長"と呼ぶわけですが)

最初、隊長の名前はありきたりの名前でした。
しかし次の週、「6:4だろwww」に変わりました。

そこっ、疑いの目で見ない!……いや、俺も最初疑ってたんだけど
「6:4だろwww曹長、整備班長がお呼びです」
とか放送で流れたら信じるしかないでしょう?

さらに次の週には「アンナ・マイヤー」。
隊長、その名前はジオン軍の女性パイロットの名前じゃありませんか?
636ゲームセンター名無し:2007/07/27(金) 15:20:25 ID:mUUqjyQsO
「リョウコ・ミヤモト」
何でわざわざ部下と同じ名前にするんですか!

「2chに通報よろしく」
某巨大掲示板の事ですか?

「山岳部陸ガン敵見えず」
見えてようが見えてなかろうがBR乱射してたように思えたのですが。

「(=o=)潜入成功!」
そ、それは冗談ですよね?

「(≡ω≡.)」
私には発音できません……

「僚子は俺の嫁」
……今更ですよ、隊長。

等、数々の歴史を経てきました。
で、悩む原因となった名前なんですが

「鉄はクビ決定」

……俺はお払い箱ですか。
いや、頑張れば俺のことを見直してくれるかもしれない!
がんばるぞ!俺!
見ててください!隊長!
637ゲームセンター名無し:2007/07/27(金) 15:23:11 ID:mUUqjyQsO
こんばんわ、夏休みという名のバイト期間に入った、陸奥に生きる伊達藩所属甘党陸ガン作家です。

>>618
ど〜もです。うれしい気持ちは亀レスでも変わらないですよ〜。

>ジムキャ作家さん
御旅行お疲れ(?)さまでした。私もゆったり温泉に浸かりたいです。酒は飲めませんが……

>アクア・ジム作家さん
テ、テツが不憫です!不憫過ぎます!……私も外しますがw
638ゲームセンター名無し:2007/07/27(金) 22:06:36 ID:IGlAvDnQ0
アクア・ジム作家です…。
過去ログを読み返してたら、
水ジム作家→アクア作家→アクア・ジム作家(orアクアジム作家)
と、なってました。

出世魚ですかい。水物だけに。

それはともかく、皆さんのGJ!コール、感謝です。
ただ、テツの不憫さはもはや萌えの領域ですよw
もうね。それでも頑張るテツがレギュラーから外すのに惜しいんだねよ…。
撃墜数の多さを考えると、リョウコ外しが適切なんだが、
俺には理屈でリョウコを外すほど強くないし、
そんなんで強くなるなら、弱いままで十分とそう思ってるわけで。

さて、そんな訳でいろいろと結論が出てくる訳で。
来週出世して、名前が本当のあのままの『ブラックバーン』ならば、
一ネタ考えてあります。
これで万事解決?かどうかは…見てのお楽しみと。

それはそうと、本編でD連打でついに軍曹まで落ちちまったよ…。orz
ザクU(F2)確保に近でやってるので、
これでどうにか元の少尉に戻って、その先へ進まねば…。
そんな事も言いつつ

アクア・ジム作家:>後退する!
639名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 04:17:09 ID:b0hV1AUm0
停戦日の本スレに影響されて…
http://imepita.jp/20070729/151770
↓は先日のモノの手直しです。(_ _A
http://imepita.jp/20070729/151530
ジムキャ作家さんの
伊達メガネのリョウコや
アクア・ジム作家さんの
酔ったリョウコも描いてみたいですね
それではまた来週…
次は停戦日の紺色ア…
640ゲームセンター名無し:2007/07/29(日) 23:33:48 ID:CpHetrSiO
陸ガン、水ジム両作家さん、絵師さん、どうもです。
夏休みが、すでに終了している、ジムキャ隊長です。
いや〜暑い毎日ですね。
絵師さんの僚子も、常夏ですね〜。
たまたま旅行中の宿泊先が、青森の浅虫温泉だったので、ちと書いてみたんですよ。
僚子に伊達眼鏡をしてみたのは、たまたまホテルのテレビで、時任ぁみをみたからでして、、、
現在、夜勤中でして、今週のSSは、アイデアがまとまらなくて、、、、
AMの方は、そろそろジムキャでは、つらくなりそうです。とりあえず、倉庫にある、スナ4機を消化しないといけないかなぁ。
そうなると《大砲少隊》でなくなるしなぁ。
しかし、ガンキャUはコストがかかりすぎるし。
困ったもんですたい、、、、
641ゲームセンター名無し:2007/07/30(月) 00:01:37 ID:JM394AuS0
>>640
ジムキャ作家さん、どうもです
こちらは夏休み(短い)はまだですよ…
ちょうどアノ夏祭りの頃です。
http://imepita.jp/20070729/850930
(((('凸)/↑(手直し)
キャノンと言えば噂のフルアーマーガンダム!
待ってみては!?w
8/10以降にカスタムのコストダウン等が
あるといいですねぇ…
642ゲームセンター名無し:2007/07/30(月) 01:56:14 ID:sR2uxMZVO
作家さんどうもっ!
マドロックなら〜なんだけど、フルガンは元々、プラモ狂ゲフンゲフンの出身だからなぁ。
まあ、子供の頃ハマってましたけどね。
ガンキャUの耐久性が20あれば、即決なんだけどなぁ〜
643ゲームセンター名無し:2007/07/30(月) 13:48:53 ID:uNSY08l7O
窓六と言えば、ビルダー
あっちの妄想スレは回転良いんだが…
本編がお堅い戦術格闘ゲーだと膨らまないか…
まあ700近くまで来てるから保守で。
644ゲームセンター名無し:2007/07/30(月) 13:51:31 ID:uNSY08l7O
少尉昇進でノブトシが来たから楽しみにしてる
テツオに愛着湧いて厳しいのだが…
645ジムキャ隊長:2007/07/30(月) 21:18:26 ID:sR2uxMZVO
みんな少尉になってるんだなぁ。
私は三週間ないよ。
どのみち、鉄夫も僚子も、外すつもりがないから、「うちの隊には新人は来なかったね〜」って脳内設定するつもりです。
さて、ジムキャの耐久が9になり、そろそろ次の機体を考えないとなぁ。
2ヶ月以上、ほかってある、FCジムスナをそろそろ消化しようかな〜
AMでは強いけど、あまり好きなMSじゃないのが悩むな〜
646文才無いスナイパー:2007/07/31(火) 11:58:11 ID:kkros5sXO
久々に来てみると良作ばかり・・・オレ\(^o^)/オワタ
更に未だ三等准尉に上がったばかり・・・

オレ/(;^o^)\マジオワタ

G3ガンダムと遼子専用ガンダムの配備急がせないと・・・
647ゲームセンター名無し:2007/07/31(火) 19:50:28 ID:BChu0X0M0
アクア・ジム作家です。
地下ジャブロー、おもしれぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜っ!!
撃って、隠れて、また撃って。
弾が切れたら、クラッカーや火豆などを投げて突っ込め!

ジャブローは上下ともに投げモノの効果が高いです。
そんな訳で地上、地下共に近で稼いで曹長復帰!
AMはあいかわらず苦戦三昧で基地防衛から抜けられませんが、
ぼちぼち、ネタが転がってきたので近日製作開始します。



……ところで日曜日、リアル宴会したのですが…。
事前に出撃を済まそうと思ってたのに、二回残るハメになり、
宴会の途中で気づかれない内に出撃した俺…。
……酔っていおうとも、結果さえ出れば文句はいわない上ですが、
結果が悪ければ、昇進はお預けするようです;;
本編、AMともに少尉を目指すぞ…。(本編は一度なったんですがね…。)
648ゲームセンター名無し:2007/07/31(火) 21:13:40 ID:GKaJ6P4AO
みなさん、新マップ楽しんでますか?
今晩は、ジムキャ隊長です。
陸ガンで出て、迷子になり、5対1のフルボッコにされてきたのは内緒です。いや〜お恥ずかしい。
初マップなので、色々試し中なんですよ。
ジムキャCで天井を撃ったり、タンクのDCで天井を撃ったり、アクアジムで天井を撃ったり、ザクキャCで天井を撃ったり、ズゴで天井を撃ったり、、、天井しか撃ってねーっ!
いやはや、なんともな〜、、、
俺、本当に大佐か〜?
地雷佐官にて、誤爆、誘爆、ご用心。
649ゲームセンター名無し:2007/08/01(水) 01:11:21 ID:YHPSI/4kO
このスレの人達と、戦場の絆をやってみたいね…
水ジム&ジムキャ隊AMの絆が
あの戦場でも通じるか!?
まーオフ的な事は難しいからなぁ…
650ゲームセンター名無し:2007/08/01(水) 02:16:05 ID:ej2uD23I0
>>646
ちょ、僚子専用ガンダムって!
僚子にガンダムは早すぎると思うんですが……。
僚子のレベルが55位ないとガンダムは乗りこなせないかと。
私は今週少尉に昇格した陸ガン@山岳部(陸ガン作家さんとは別人)ですが、
よろしければパイロットレベル、乗っている機体と出撃地域、スキルレベル等を教えていただけませんか?

>>アクア・ジム作家さん
昇格できずに残念でしたね。
撃墜数か総合RPでも不足していたんでしょうかね?
AMの昇格条件は結構カオスですから……。
本編の方はCランクが安定すれば、大尉まで上がれるのでそちらも頑張ってください。

>>ジムキャ隊長さん
大佐〜、天井を打つのは勘弁してくださいw
私も地下では大将ダムに釣られて、後ろから陸ジムに切り刻まれました……orz
651ゲームセンター名無し:2007/08/01(水) 04:45:09 ID:soo3KQAOO
私は今週少尉に昇格した陸ガン(ジム頭)@山岳部(陸ガン作家の本物wで過疎店将官)です
早速アルを外してノブを鍛えてます。早くも強くなってほしいものです。

>>文才の無いスナイパーさん
そうですね。みなさん良作ばっかで少々肩身が狭いです。
でも投下したもん勝ちの精神で頑張りましょう。
昇進が遅いってのは追う楽しみがあるってことですよ。
それでは>>392のお話を待ってますよ

>>アクア・ジム作家さん
アクア・ジム作家さんの腕なら(想像ですが)多少の運と金が続く限り近オンリーで中佐あたりまで行けるんじゃないでしょうか?
少尉の壁を破ると中佐まで一直線ですよ。

>>ジムキャ隊長さん
俺も迷子になりましたw
てかここで1vs5だと逃げきれないような……マップ頭に入ってれば別ですけど。
F2で復活ポイント:左を選んだらビルに復帰する前にトロ二機に延々追いかけ回されつつも撃退したところ、
「ここどこ?」(←現在地:蒲鉾裏)ってなって焦りました。
拠点が見あたらねぇ〜!って蒲鉾周りを探索したりしてましたよ(^^;)
あと生息地を求めて天井を撃つズゴや水ジムは「頑張ってんだな」って放置してましたよ

>>649
えーと、AMの機体を使用となると砂、水ジム、ジムキャ、ジム頭……
キャンプしましょうかw
まぁタンク要員や白ザクか陸ガンで殿務めたりは任せてください。

>>650
55あたりでガンダムに乗れるのか……
ちょいと計算機叩いてきますね

「僚子、もう少ししたら君にガンダム(G-3)を贈ろう……」
652650:2007/08/01(水) 23:05:47 ID:ej2uD23I0
>>651
すみません、僚子のガンダム乗りこなしレベルは誤報でしたorz
今日、うちの僚子のレベルを見たら55で、能力値から計算すると
ガンダム乗りこなしには57レベルだと思われます。
(隊長本人も今日レベル57になってガンダムを乗りこなせるようになりました)
でも僚子にはダムよりも硬いプロガンの方が良い様な気がしますけど。
やっぱり陸ガン系の山岳部と言ったら、ザクキャに強そうなノブを選びますよねw
ちなみにうちの後継機は、中功特化型Ez8です(爆)
653ゲームセンター名無し:2007/08/01(水) 23:56:36 ID:soo3KQAOO
>>652
実は既に57に到達しているうちの僚子は虎視眈々と俺の支給申請シートを狙っているようです。
まぁガンダムは流石に高くてまだ手がでないですよ。

中の割合が半分という宣伝文句のノブですが、本日既に6小破を記録してます。
うち4は開幕退場ですね

E-z8ですか……
索敵ガン上げで見えないのは遠決め撃ちができて何よりですが、流れドムキャにご注意を。
因みに砂、ザクキャは索敵が1700〜1900ほどあります(現時点)
あと頭にすれば改造費が2/3になって索敵いらずになりますよ〜(何気に勧誘
654ゲームセンター名無し:2007/08/02(木) 01:21:38 ID:KhiHGVog0
>>652
既に索敵スキルをつけておりませぬw
現在の装備スキルは、山地36、中功30、掃射33です。
索敵なくても、9割はザクキャしか当らないので思い切って索敵スキルは外しました。
困った事に天敵の近攻特化のグフ、グフカスは索敵値が低いので判別できますし。
ドムキャには余り当りませんが、流れゾック様は美味しく頂いていますw
ちなみにEz-8はFC済みなので、使わないわけには行かない罠です。
実戦テストしたらEZ-8の中功が3300でも、
掃射が発動すればアイコでも低ランクの僚機は吹き飛ばせました。
(ジム頭のミサランの方が中功高めですけど)

隊長「陸ガンが壊れたら、ジム頭に僚子を載せて08小隊ごっこするのが夢なんだ…」
655ゲームセンター名無し:2007/08/02(木) 21:28:17 ID:BpqA51ybO
さて、3月に出撃回数が半分になってから5ヶ月経ちました……
たしか一時的な措置でしたよね?
バンナム時間で『一時的』とはどのくらいの期間ですか?
656ゲームセンター名無し:2007/08/03(金) 02:14:43 ID:dEgICGLy0
    ウワァァァァイ、連邦水泳部だよー
          ̄V ̄
     \n/  n  \n/
    ヽ( ∞)人( 〓)人( ∞)ノ
 -=≡  [Y]   [\]   [Y]
     / >  / >   / >

これでへーちょーがプロガンに乗り換えれば
プロガンストリームアタックですね
  V         隊長のは特別なカスタムを施されているので我々のプロトガンダムを
            遙かに超える性能を持ってますから乗り換える必要はありませんよ
               V
  \n/    n    \n/
  ( ∞)   /(〓;)ヘ  (∞ )
  /[Y]ヽ   ./[\]ヽ   /[Y]ヽ
  / ヽ    / ヽ    / ヽ
        ∧
   いや、あのね・・・

         てっちゃんダムハンバレーしにいこー
              V
     n        \n/ \n/
    /(;〓)ヘ     ヽ( ∞)人( ∞)ノ <負けませんよー
    /[\]ヽ  -=≡  [Y]   [Y]
    / ヽ        / >  / >
    ∧
  おーい・・・

   n  。0(プロガンなら大切に使ってくれると思ったのに・・・)
 /(;=)ヘ
  [ヘヘ                     キャーテッチャンガショウハシチャッタ>
                           センパイテカゲンシテクダサイヨ>
657ゲームセンター名無し:2007/08/03(金) 02:23:23 ID:L77dZ5y/0
アクア・ジム作家です。
『一時的』の処置であっても、状況的に『このままでいい』
という事もあるんだぜ…。

高潮0回事件パート4でまたもや、高潮を逃してしまったよ…。
まれにこういう事もあるのに、10回も出れません…。

さて、本編の方はBやらCやらと稼いでますが、Dが少しだけ出てきた…。
グフには気をつけねぇとな…。
それはそうと本日、ザク&砂祭りがありましたw
近が全部ザクで、狙撃が二枚ありました。普通のスナイパーカスタムでしたが。
結果は負けましたけど、結構楽しかった。
取ったばっかりの人もいたので、重い機体に四苦八苦してたようですw
まあ、常に機動4の人には重いだろうな。

それにしても、アクア・ジム作家なのに、アクア・ジムは全然消化してません;
ニューヤーク&ミノで隠密拠点攻撃ならお手のモノですが、
それ以外で使いこなせるほど、使い込んでない…。
全部のセッティングが出れば、使いやすい装備で出るんですけどね…。




でも、OFF会は勘弁してください;;
顔が割れてると、SSが書きづらいじゃないですか…。
658ゲームセンター名無し:2007/08/03(金) 07:52:34 ID:WgX0X27WO
>>636
2ちゃんに〜ってのは、出撃終了してから設定変更がゴーストに反映されるかの検証に使ってた名前のはず。
もし今も相手の行動覚えてたら本スレへ
659ゲームセンター名無し:2007/08/04(土) 23:59:03 ID:KRMZtj1TO
>>655
4月じゃないか?

ちょっとって、結局なあなあになるんだよね
ちょっとだけ泊めてとか
後で片付けるからとりあえず置いてみるとか
660まだあったんだ。つか連邦スレ増えてね?:2007/08/05(日) 16:43:26 ID:/K2n+jfCO
鉄男 無能な隊長はほっといて、俺とやらないか

涼子 私、バックがいいな♪

ノブトシ ずぶ濡れじゃねえか、こっちも頼むぜ。ダメダメな隊長のせいで明日も出れねえんだ。

涼子 あ、鉄男のは固いし、ノブトシは高速移動が♪
隊長なんかさー
レベルだけ無駄に高いのに経験0に近いし下手くそだし、サーベル超短いんだよね。
義理で一回だけやっただけなのに何時までも粘着すんのやめてって感じ。
キモイつかないわwww

准一隊長
お、俺さっきからずっとここにいるんだけど(泣)

涼子 お前イラネw





共にイケ

このスレはこうですか?
m(__)m サーセン
661ゲームセンター名無し:2007/08/05(日) 17:00:02 ID:xhqNx9iQO
重複スレから
>>52より再利用
アナザーミッション・ショートストーリー雑談スレ。
連邦スレでは無いんだよ…

>>660
そうそう!こんな所まで来て
わざわざそんな書き込みをしている>>660も同類w
662ゲームセンター名無し:2007/08/05(日) 17:31:02 ID:Y6jexvu30
http://p.pita.st/?phlxrpvs
適当にオリカを作ってみた。

パソからフォトペーパー等で印刷…

毎度上の様な書き込みがあると凹む
気にしないのが2chだっけ
663ゲームセンター名無し:2007/08/05(日) 17:48:40 ID:SL7ABM4Z0
664ジムキャ隊長:2007/08/05(日) 20:42:50 ID:J3QE4CtVO
>>663
絵師さん乙です。
これビルダーで使いたい〜
なにげにコストの割にハイスペックだし
665ゲームセンター名無し:2007/08/05(日) 22:12:08 ID:IeLcsA6lO
>>659
ちょっとだけ泊めてって…どんなことがあったのか色々妄想しちまうじゃねーかw
666ゲームセンター名無し:2007/08/06(月) 00:20:24 ID:9Mn56wuj0
>>664
ジムキャさんビルダーやるんですか!?
次回のバージョンアップで絆からMSが来るのでは?
なんて妄想してます。

シャルやトップのスリーブに重ねて
ザクスナやドムキャにグフカス
ザクキャ等で組んでAMごっこw

スレ違いか…な!?スマソ
667ゲームセンター名無し:2007/08/06(月) 00:39:46 ID:xDEEZoUbO
>>666
そりゃガンヲタですから〜
あれは絆とはまた違う趣があっていいよね。
「俺の部隊」がつくれますから。
ちなみに連邦でもジオンでも、大砲好きな私は、キャノン系MSが主軸です。
絆にビルダーにAMと、ガンダムずくしですよ〜
668ゲームセンター名無し:2007/08/06(月) 00:52:43 ID:HEJfQpxb0
アクア・ジム作家です…。
スパナパに20万突っ込んでターンエンドしてきたよ…。

>応援求む!

話は変わりますが、お盆に入る前にお墓参りに行ってきました。
それ経由でネタもさらに転がってきましたが、
書く暇がねぇ…渋滞で帰る時間が遅くなったからねぇ…。orz
明日も朝から仕事だ。早めに帰るつもりだが、
絆もやっておきてえ。<ぼちぼち、最低ポイントモードに入ったようなので。

そんな訳で アクア・ジム作家:>後退する!
669ゲームセンター名無し:2007/08/06(月) 01:07:57 ID:RgCWXkcNO
>>667
キャノン系となると…
連邦はガンキャシリーズ
ジオンはゲルキャ…?
遠距離がいると違いますねー!
あ、ジムキャはカワイソスな性能で…流石にw
>>668
アクア作家さんどうも〜
次回作期待してます!
こちらもドコカデ投下します、ではでは朝から仕事なので…
670ゲームセンター名無し:2007/08/06(月) 01:58:26 ID:U592LSSAO
陸ガン作家です。

先ほどアクア・ジム作家さんの援護要請を見てスーパー・ナパームの息の根を止めてきました

そろそろ初代ジム頭が壊れそうなんですがまったく気にしま……


……すよ!流石に!

後、今回投下するのが遅いのはバイトに忙しいからです。
もう少々お待ちください。


……リ、リクエストを忘れてたわけじゃないですよ!?
671ゲームセンター名無し:2007/08/06(月) 13:07:44 ID:xDEEZoUbO
>>669
そうですね、今は108ガンキャでカイさんですね。
でも0079や0083の等兵時代はジムキャ使ってました。
ジオンはザクキャですね。
遮蔽物を越えられないと「キャノン」じゃないですから。
>>670
開発終了、ご苦労様でした。
私も「び〜らいびぃ(懐かしい?)」を終わらせたとき、補給ポイント貧乏になりましたが、達成感があったな〜
さて先週は、最後の二戦を失敗して355RPで終わり、ランクインを逃してしまいました。
ただ少尉にはなりました。
スナUもらえたけど、FCまでに400万補給ポイントかかるんですよ。正直、微妙だなぁ
672ゲームセンター名無し:2007/08/06(月) 14:25:56 ID:RgCWXkcNO
絵描きです。
昨日は僅かながら100K投資しました。
シール道やビーライBの時は燃えましたねぇ…
そういえば、ビルダーのStaffが絆に関わっているとか…
今後面白い展開があればええんですが。
SS作家さん方、楽しみにしております…
ちょいとリアルな戦闘路線も読んでみたいかなとー
…スイマセン。
(__)
>>656さんのダムハンバレーw
なノリも好きです。
ジムキャAAの人ですかね?
673ゲームセンター名無し:2007/08/06(月) 19:37:15 ID:RgCWXkcNO
mpインフレでAM終了ですね…
ユーザー半分は減るのでは…。
ナハハハハ…
674ゲームセンター名無し:2007/08/06(月) 19:44:57 ID:9tcXyNdfO
どちらかというと、変換してた人より、テキストゲーとしてAMやってる人の方が多いんでは?
675ゲームセンター名無し:2007/08/06(月) 20:16:41 ID:xDEEZoUbO
私もそう思うよ。
糞照準だとか、ダメージインフレとか、スキル選択ミスは致命的とか問題も多いけど、なんだかんだで楽しんでますよ
676ゲームセンター名無し:2007/08/06(月) 22:17:31 ID:RgCWXkcNO
たしかにmpの為にAMをやってた訳じゃないねw
人が減ってサーバーが軽くなるなら
もう少し作り込めるのでは…?
キャラの台詞なんかも男女分けれるはず。
後はAMユーザーへの褒美?があれば…
677ゲームセンター名無し:2007/08/07(火) 02:59:12 ID:ca9Ti0530
ん〜
678ゲームセンター名無し:2007/08/07(火) 03:07:05 ID:jOPGtk4o0
679ゲームセンター名無し:2007/08/09(木) 00:21:23 ID:1dxhi8LlO
携帯から失礼します。
アクア・ジム作家です・・・。
忙しいのでここから書くのが精一杯です。(・ω・)
少尉に確実に上がる為にはランキング入りが必要のようですが、
すでに四度失敗したからミリの世界。;
偵察任務に戻るのはまだ早かったのですが、
さすがに永遠と一等准尉でいる気はありませんので。;

明日は少し暇を作ってSSを書けるよう時間調整してみます。

アクア・ジム作家:>後退する!
680てっちゃんの独り言:2007/08/09(木) 01:01:38 ID:WNKYUMyyO
私はヤマダ・テツオ、ヨーロッパ方面の都市部の部隊に所属しています。
隊長からは「テツ」、同部隊の先輩からは「てっちゃん」と呼ばれています。
隊長はこの度、少尉になられました。
ただ少し変わったかたで、何故かジムキャノンを好んで搭乗されます。
私や先輩には、高性能で高コストのEZ8やプロトタイプガンダムを惜しげもなく与えてくれます。
「お前達が頑張ってくれるから、惜しくない」そうで恐縮します。
さて、隊長が少尉になったの各部隊には新人が配属されているようなのに、当部隊には来ませんでした。
正しくは事例は来たのに隊長が断ったそうです。
隊長曰わく「3機しか出れないなら4人目以降はいらない」、さらに「うちは二人共、優秀だから追加はいらない」と言ってくれたそうです。
父さん、母さん、僕は居場所を、頑張れる場所を見つけたみたいです。
隊長の期待に応えられるようなのにならなければ、、、、
681ゲームセンター名無し:2007/08/10(金) 03:57:54 ID:1NCzyX360
停戦日のアンナ;
http://imepita.jp/20070810/138310
貼り忘れてたので・・・
682ゲームセンター名無し:2007/08/11(土) 18:26:30 ID:pyH57Blk0
前にも貼ったものです(_ _;
http://imepita.jp/20070811/661200
683ジムキャ隊長:2007/08/11(土) 18:57:27 ID:zcVt/daYO
絵師さんどうも〜
アンナはもう秋の体育祭ですね。
実は>>680はわたしだったんですが、どうも暑さで良くないですな(苦笑)。
他の作家さんに期待しましょう。
684ゲームセンター名無し:2007/08/11(土) 19:57:53 ID:kQsVRK570
>>683
ジムキャ隊長さんどうも!
いえいえ、ここのSSを観てテツを選ぶ人も多いのでは?
リョウコがLv60で会得するスキルが強力なのも
嬉しいですね。
こちらも仕事の疲れが溜まり夏バテ気味です・・・
古い絵を貼って逃げるつもりでしたw
685ゲームセンター名無し:2007/08/12(日) 00:24:18 ID:91nn3wKGO
>>684
いや〜本当に暑いですね。
今日、行ったお店はPODが8機あるけど、スポットクーラーや扇風機がなく暑い暑い!
なにより、店内4バーストした人たちが、良い人達で、楽しく熱かった!
さて、明日はカード配給で、良いものもらえるかなぁ。
686ゲームセンター名無し:2007/08/13(月) 02:53:36 ID:K3hR//aa0
687ゲームセンター名無し:2007/08/14(火) 00:43:15 ID:Enbsgqst0
アクア・ジム作家です…今週もミリでした…。orz
やっぱ、ランキング入りが必要でFAなんだな…。
そうなると、奇跡を待つより、捨て身の努力が必要だなぁ…。
これもSSに反映させるとして…。

書く暇が無いのが深刻な問題だ。
後、例の翌週に一回分持ち越すバク技も問題だ。
勢いとしちゃ、南極条約に違反してるぐらい軍法会議ものだ。
これを使って初INするぐらいなら、ずっと一等准尉でいいってぐらいだ。
さっさと修正して欲しいですよ、バンナムさん。
ってな訳で、その話を聞いた隊長の様子を少しだけ…。
688ゲームセンター名無し:2007/08/14(火) 00:53:44 ID:Enbsgqst0
「 ふ ざ け る な ッ ! 」

ガ ァ ン ッ !

いきなり怒鳴ったのは俺だ。
目の前の掲示板を殴ったのも俺だ。
…本来、こういう事はあまりしない俺だが、
今度ばかりはキレる他ない。

月曜の朝。先週の戦況報告をいつものように受け取り、
最近、敗北必死な厳しい戦況である事を知る。
…これはまだいい。完全敗北した訳ではないので、
奪回するチャンスを掴めば良い。
昇進を逃したのも理由がわかってるので問題ない。
……先週はほとんど暴走してたもの当然だった上に、
あげくの果てに、先々週の我が小隊の総合戦果報告よりも酷いとなれば、
納得する他ない。むしろ恥じて今の自分を改めるだけだ。
だが…これだけは許せない。

「394だと…?
こんなふざけた評価を下す上の目は腐ってるのかッ!!」

本来、毎週一日五回の出撃で最大55の評価を得られる。
これを7回繰り返せば、385で終了する。
そう…これ以上の評価を受けるのは『不当な評価』でしかありえないのだ。
689ゲームセンター名無し:2007/08/14(火) 01:08:01 ID:Enbsgqst0
戦争初期では一日に10回の出撃を義務だった時があったが、
兵士の負担を考え、人数増強を条件に5回に減らされた。
おかげで高潮時を狙って出る我々水泳部や砂漠部は助かっているという逸話もあるが…。
…それはともかく、その時ならばこの数値は問題ない。
むしろ、あの時ならば、まだまだ低い方だった…と、思われる。
しかし…。

「一度で12の評価を得られる任務でもあったのか?
それとも、出撃回数が俺が知らない間に増えたのか?
……いずれも、誰の耳にも入ってない事だ。
となれば、不正以外にないが…その方法だ。
最低でも一回…そうだ。
何らかの方法で一回分を余分に出れれば、これは可能だ。
だが、どうやって?
5回の出撃でも相当な負担だ…これを現在の戦況でできるはずがない。」

俺がそんな事を言ってると、誰かが言った。

「簡単さ。先週の日曜に4回で終えればいいのさ。」
「…何?」
「それも5回目の出撃準備をしたままでな。
…小隊長が出るといわなければ、ムリに出す事は出来ない…。
そのまま、月曜の5時になったら発進だ。
…これで6回の出撃の怪ができる訳だ。 週に一回…。
いやさ、二週に一回しか出来ないがね。
また日曜の一回逃したら、結局変わらないからね。」
690ゲームセンター名無し:2007/08/14(火) 01:15:54 ID:Enbsgqst0
>>689
…どうやら、俺と同じ小隊長のパイロットのようだが、
ずいぶんと詳しい解説をしてくれる。

「…随分と詳しいな。
貴様もやったのか?」
「……事故さ。スタンバイしたままうっかりと眠ってしまったから、
朝に慌てて出た。
……そうしたら、そのまま今日分を消化して来いと…。
まあ、普通は罰として機能するはずだったんだろうな…。
俺の場合は、罰だった。
そうして出て内心ラッキーかと思ったが、天罰が下ってね。
その日は4回ほど失敗さ。そんな上手い話がある訳が無いってね。
………しかし、上手くやりやっちまった奴が、今週出ちまったって事さ。」

…なるほど。その罰を利用したって事か…。
……しかし、完全パーフェクトとはいかないが、
これほどの成績を残せる奴といったら…。

「…そうか。例の街に篭ってる大隊の中の小隊長がやったのか。
あそこならば、高成績で戦えるからな。」

口の悪い奴に言わせれば、引きこもり大隊とか言われてるが、
それでも安定して勝利を収めてる技量は見事だと私は思っている。
691ゲームセンター名無し:2007/08/14(火) 01:23:18 ID:Enbsgqst0
「だが…そんな連中でも悪い奴はいるって事か…。
上位ばかりを考えるエリートさんって奴は…!」

俺は吐け捨てるように言った。

「いいんじゃね?
ランクイン出来ねーなら、今のうちに使って入るも手…。」

メギィッ

そいつが言葉を言い終える前に、首折り寸前スリーパーで眠らせる。
コツとしては、骨の強度ギリギリまで、あごを閉めてねじることだ。
運がよければ、筋が可笑しくなる程度で済む。
悪ければ…これは言うまでも無い。

「そんなんで初INをし、昇進を果すぐらいなら、
俺はこのまま一等准尉でいい。」

戦争は奇麗事ではない。
…だが、戦う人間から一つの良心を失ってはならない。
これを失えば、生死を賭けて戦う意味を無くす。
…俺はそう思っているからだ。

…………以上です。明日も早いので、このまま
アクア・ジム作家:>後退する!
692ゲームセンター名無し:2007/08/14(火) 09:58:39 ID:OwFiKWhJO
バンナムにクレームは出しておいた。
あれは問題過ぎる。
693大破寸前!ジムキャ隊長:2007/08/14(火) 10:30:18 ID:GNP3KX0NO
アクアさん、おはようございます。
あれは酷いですね。
なんでも勝てばいいという事ではないと思うんですよね。
私も本スレで見て知っていましたが、アンフェアなやり方は嫌いなので使いませんでした。
ああいう事を平然とやってのける人達がいることが残念ですね
694ゲームセンター名無し:2007/08/17(金) 15:21:42 ID:0bBKqwft0
戦況は荒れ果てていた。
兵士の心も荒れ果てていた。
海は汚れ、砂浜は穴だらけになり、基地もMSもボロボロだった。
かろうじて最低限の補給はされていたので、
火気制限や食事制限がないだけが救いだったが、
荒れてる心には粗末な補給としか見えなかった。

…オセアニアは、ジオン版『連邦の西ヨーロッパ』になりつつあった。
俺達『MzPro小隊』を含む勇敢な兵士が残ってるおかげで、
週末には1%にしか満たない占拠状態にはならずにすんでいるが、
少しずつ占領地が少なくなっている状況が、兵士達をイラつかせていた。

西ヨーロッパのジオン兵士の気持ちがわかった気がしたが、
結局、それでも戦い続けなければならない事に変わりはなかった。
そして、両軍をもっとも苦しめてる問題があった。
それが『昇進条件問題』である。

今まで入れたらラッキー程度でなかった『週間ランキング』が、
ここに来て、昇進に関わる要素だと噂になってるからだ。
それも…『真実』だと証明されつつある確かなソースだった。
695ゲームセンター名無し:2007/08/17(金) 15:33:27 ID:0bBKqwft0
特に先週辺りから、俺ですら焦り初めていた。
戦況が厳しい為、あえて後退して主要基地警備に回ってたにもかかわらず、
週が変わるとすぐさま偵察任務に復帰した。
だが、現実はそう甘くはなく、逆に失敗が増えてさらに評価を落とす結果に繋がった。
さらに今週、連邦で事件があった。

『出撃詐欺事件』である。
詳細は>>688-691にて話させてもらっているが、
これでランキングを逃した兵士が出たのもたしかだ。
もしかしたら、初INだった兵士だったかもしれない。
そう思うと俺の怒りは収まらなかった。
しかも、あれは隔週でしかありえない事で軍の戦況を返すような事ではなかった。
…そう、まさに己の昇進や自己満足だけの最低行為だった。
俺は、疲れ果てていた…。
696ゲームセンター名無し:2007/08/17(金) 15:51:34 ID:0bBKqwft0
「はぁぁ…。」
リョウコは、自室で『浴衣』という民族衣装の一種を見てため息をついていた。
少し前、これを着て出撃したという暴挙をした後、
こんな戦争のさなかでも祭りをしてた地元の島へ遊びにいったりもした。
もちろん、俺やテツも一緒だった。
…久しぶりの命の洗濯をして、大いに楽しんだが、
リョウコが着ていたシールドの文様が異様に異質だった。

「……どこで仕入れたんだ?
一般市民でもMSが連邦にあると知らない人間もいるほど、
機密事項に近いというのに…。」

それもシールド装備してるMS全てのシールドだ。
特別仕様服なので、一着しか所有出来ません。
また、特別仕様服なので、売却も出来ません。
という仕様ぶりが光っていた。

「あ、これは故郷の両親の手作りなんです。
実家は着物屋さんなんですよ?」

……一部のMSで存在すら伏せられていたというのに、
シールドだけとはいえ、全存在を調べ尽くしたリョウコの趣味っぷりに、
ただただ、脱力をした思いだった…。

…だが、これを着れる状況はもう来そうにない。
夏はまだ終わらないが、この戦況ではもう祭りはないだろう。
祭り事が多い日本という国家があったアジアの島国でも、
すでに9割方中止になってるという。
のちの一年戦争と呼ばれる大規模な戦争のさなかだ。
1割でも開催できた方が奇跡に近い。
697ゲームセンター名無し:2007/08/17(金) 16:05:00 ID:0bBKqwft0
テツの方といえば、戦闘と食事以外では完全に引きこもり状態だ。
プロトガンダムを4つ目…いや、5つ目だったが?
大破してしまった時、私と大喧嘩してしまったからだ。
…思い出すのも痛々しい喧嘩なので、詳しい内容は伏せるが、
過去の戦況のことすら引っ張り出しては、
相手を叩く材料にして糾弾しあうほど酷いものだった。
……もっとも、こんな事になったのは俺の責任が大きい。
出世に焦って不利な戦況にしたのは、他でもない俺だ。
…使い慣れない『捨て身』を使って勝利したのは数えられる程度。
ほとんどは、発動できずに失敗したり、発動したせいで負けたという散々ぶりだった。
…失敗数は三つになった時点で元の戦術にしたりもしたが…。
後の祭りでとうとうプロトガンダムを失ってしまった。
…リョウコのアクア・ジムも同時に消耗しきってたが、
その分の補給はなんとか可能だった。
…その後、どうにかプロトガンダムを補給出来るところまで持って行こうとしたが…。
それがこのありさまである。
大喧嘩した後、俺はそれでもテツに出てもらわければ、
戦闘に差し支えると判断し、与えられた補給PでどのMSを用意するか四苦八苦していた。
……そのまま次の日の朝を迎え、
とりあえずシュミレーションで補給されるポイントやMS、兵器を先に貰う事にした。

『ジム・寒冷地仕様』

…この結果に、俺はこれでどうにか体裁をつけたが…。
この日の結果は言うまでも無いだろう。
………中がタックルで済ませてる状態では、どうにもならないからな。
698ゲームセンター名無し:2007/08/17(金) 16:11:22 ID:0bBKqwft0
荒れ果てた状況の中、ある日…。
つまり、今日だが、一本のメールが届いた。
…否、『手紙』である。
それは故郷にいる母親からの手紙だった。

内容はシンプルだった。

『お誕生日おめでとう!』

そう、俺の29歳の誕生日を祝うお祝いの手紙だった。
……そして、偶然ではあるが、
幼い頃から母に聞いてきた『生まれた時刻』ぴったりに届いていたのだ。
……俺は胸が熱くなった。
目頭も心なしか熱を帯びていた。
今にも消火を始めようとスプリングラーが動きそうだった。
特にこれといって特徴が無い手紙だったが、
こんな戦争のさなか、我が子に手紙を贈ってくれた事が嬉しかった。
それが無事に俺の手元へたどり着いたことが嬉しかった。
俺が、こんな世の中でも幸せがあった世界に来た日に。
それを再認識出来た事が嬉しかった。

俺は、人知れず泣いた。
699ゲームセンター名無し:2007/08/17(金) 16:22:23 ID:0bBKqwft0
出撃の時刻。
リョウコとテツがそろっていた。
……すこしばかり、罰が悪そうな顔をしてるテツに俺はこう言った。

「昨日はあんな機体で耐えてくれて感謝する。
おかげで新しいプロトガンダムを補給できた。
…酷い隊長ではあるが、これからもよろしく頼む。」

テツは発進デッキへ来て驚いていただろう。
まさか、すでにプロトガンダムを用意できていた事に。
それも全ての用意が出来ていた。
後はテツが乗り込むのを待つばかりであった新たな愛機に。
そこに不器用な謝罪と感謝を述べるとテツは…。

「…隊長。過去のことは言いっこ無しです。
俺からもよろしくお願いします。
こんな機体でも落ちるようなドジな部下ですが…。」
「いや、俺は俺も同じだ。
不甲斐ない隊長だが、俺からも。」
「いえいえ、俺からも。」

すっかりとお見合い状態になってしまったのだった。
700ゲームセンター名無し:2007/08/17(金) 16:35:11 ID:0bBKqwft0
「……え〜と、後はお若いもの同士でということで〜。」

『おい(リョウコ殿)。』

リョウコのボケに、テツと俺のツッコミが唱和した。

「何を言ってる。
今度はリョウコにも言いたいことがあるんだぞ?」
「え〜っ。
こんなとこで告白だなんて…。」
「リョウコ殿、ボケはもういいで…。」
「さすがエースだな。言いたい事を見抜いてるとはな。」
『え?』

今度はリョウコとテツが唱和する。

「リョウコ。
俺はもうこれ以上は昇進出来ない生涯一等准尉かもしれない。
だが、俺はお前が好きだ。新しい部下がいなくてもいい。
お前がいてくれれば、それで十分だ。
……本来、結婚前提のお付き合いなど、死亡プラグの何者でもないんだがな。
どうせ、明日には死ぬかもしれないんだ。
言いたい事を言っておかなければ、死んだらもっと後悔する。
兵士は一日完結だ。だから、リョウコ。
今すぐ俺と共に同じ人生を出撃してくれ。」
701ゲームセンター名無し:2007/08/17(金) 16:50:53 ID:0bBKqwft0
「え?えええええええええええええぇぇぇぇっ!?!?!?!」
「『え』が長いですね?」
「『柄』は長い方が使いやすいんですよ〜。」
「そこで落語ネタをやって誤魔化すな。」

そこでどっと笑いが生まれた。
当然ながら、他の整備員やパイロットがいる。
ニヤニヤ顔で見守ってるのはいうまでもない真実だ。

「…一日完結だから、後で…は、ダメって事ですよねぇ〜?」
「ダメだ。」
「死亡プラグが立つからダメとか…。」
「何を聞いていた。俺はそれでもかまわないし、
それで死ぬような弱い俺はここにはいない。」
「うぇぇぇぇぇぇ〜;;」
「あ、隊長。そろそろ高潮が…。」
「後になってもかまわん。」
「えーッ。」

テツがリョウコに助け船を出したようだが、
俺は問答無用で断ち切った。
今こそが高潮の時だ。
捨て身の告白に敵などない。
702ゲームセンター名無し:2007/08/17(金) 17:02:11 ID:0bBKqwft0
「鼻垂れ!ここは『お願いします!』で手を差し出すもんだぞ!」

おやっさんの茶々が飛んでくる。

「すかさず『ごめんなさい』が来るので、
俺なりの言葉で突き進む。
おやっさんは、黙って見守ってくれ。」
「……ちっ、鼻垂れなりに成長しやがって…。」

おやっさんは、何か遠くを見つめるような表情をしていた。
…おやっさん。俺も29っすよ。成長しなくてどうするんですか…。

「……あ…あのぉ…;」
「リョウコ!出撃するぞ!」
「あ、はい!

………あ。」

『おおおおおおおおおおおおおおおおおーーーーーーーーーッ!』
いっせいに沸く基地内。
見事なクリチカルヒットで、リョウコは思わずうなづいた。

「隊長!それはちょっとずるいですよ!」
「あはははっ!やるな、鼻垂れ!
それはリョウコ嬢ちゃんも断れないよなー!」
「お二人ともおめでとうございます!」
「リョウコたんは俺の嫁」
703ゲームセンター名無し:2007/08/17(金) 17:11:15 ID:0bBKqwft0
「え〜!誰〜!俺の嫁なんて言ったの〜!」
「俺。」
「いや、俺だ。」
「俺、俺。俺だよ。」

リョウコの非難の声に、右から左へと湧き出るファン達。
…というか、オレオレ詐欺が混ざってなかったか?

「…ここまで隠れファンが多かったのか…。」
「なんせ、いろんなとこで俺達いますから…。」

嘘か本当か?各小隊にはどこにもリョウコとテツの姿が見えるらしい。
そんな逸話が連邦にはあるが、無論、只の都市伝説である。
…たぶん。

「いずれにしろ、責任重大ですよ?
これで昇進して、新しい部下をリョウコ殿と取り替えたりしたら…。」
「大丈夫だ。それは順番で入れ替えをやる。
公平ならば、問題ない。」
「……しっかりとした旦那さんになりますよ、隊長。」
「…ありがとう。テツ。」

かくて、一大イベントとなった俺の誕生日の日。
いろんなところでわだかまっていた思いが全て流れ落ちた。
俺はこれからは昇進にこだわらず…なおかつ、友と恋人と共に血と汗と…。
そして、愛機からはオイルが流れ落ちるであろう。
終わらない戦争。 だが…俺達は負けない。
愛する者達がいるかぎり。
704ゲームセンター名無し:2007/08/17(金) 17:19:46 ID:0bBKqwft0
アクア・ジム作家です。
まじめに母からメールが届くとは思ってなかった実話なので、
いろんな意味であれていた俺の心に。魂に伝わりました。
生まれた時間の秒まで覚えてる母の記憶力も驚きますが、
その瞬間にメールを送るというのは、どんなプレゼントよりも心に染みました。

そんな訳で、その勢いで好きであっても、
あえて口にしなかった隊長も告白するイベントへと発展w
どうやれば、はいというかも即興で考えた次第。
後、俺の嫁宣言してる小隊長達にもフォローもしておきましたw
リョウコは一人だけじゃないって噂だけですが、本当にそうですしw

再び後退して、マターリと戦力を整えたいアクア・ジム作家でした。
出世は二の次と言う事で…。

アクア・ジム作家:<後退する!
705大破したジムキャ隊長:2007/08/17(金) 21:52:56 ID:7zt06ixKO
>>704
お久しぶりです。
そうきましたか!
しかしお母さんの話は染みますね。
私は7月下旬に誕生日をむかえたのですが、遠い青森の友達からメールと、会社の後輩が誕生プレゼントに、欲しがってた、カードビルダーの「未完成マドロック」をくれました。
ただ身内からは、なにもなく「いらない子」になっているようです。
さて、AMの方ですが、愛機が大破してしまい、そろそろ例の市街地定番機体に乗らねばらならいようです。
まあFCが二機もあるから、そろそろ使わないと、、、、って感じです。
706ゲームセンター名無し:2007/08/18(土) 05:10:41 ID:51OrDzP20
>>アクア・ジム作家さん
お誕生日おめでとうございます。
そして告白ネタキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
アクア・ジム作家さんのところのリョウコたんは幸せになりそうですね。
ところで僚機がWプロガンだと、やはり維持費が厳しいんですかね?
私は維持費が安いのと山岳との相性がいいので、W陸ガンなんですけど。

>>ジムキャ隊長さん
とうとう機体が大破してしまいましたか。
私もザクキャの捨て身中一択とか、干上がったゴッグとの殴り合いが糞照準とかで、
陸ガンの耐久値が残り2になりました。
FCの砂が2機あるならば、とりあえず使用した方がいいと思いますよ。
1機使いつぶすまでに、FAガンダムを使えるようにすれば良いかと(爆)
私も次からはFCのEz-8ですw
707スナイパーなジムキャ隊長:2007/08/18(土) 10:46:04 ID:F9SObHrtO
隊長機だけでなく、僚子のプロガン、鉄夫のEZ8も大破して小隊全滅した週でした。
実は次の機体にめぼしが、、、、
さてそれは後のSSにて、、、
708ゲームセンター名無し:2007/08/18(土) 15:48:19 ID:aWH2TFg90
アクア・ジム作家さんWでおめでとうございます。
祭りごとで忙しいしょぼ絵描きより
カードーを。
http://imepita.jp/20070818/565890
709ゲームセンター名無し:2007/08/18(土) 21:29:21 ID:IXHaENJf0
アクア・ジム作家です。
何やら、お祝いレスもあるので返答していきたいと思います。

>>705 ジムキャ隊長殿
そちらもおめでとうさんです。
こっちは20代最後の年となってしまいましたが、
無事に一年の歳月を過ごせた事に感謝しています。
ええ、これから30代、40代、50代と歳を重ねていきますよ。
その前に作中にもありましたが、一日完結で毎日全力投球するのが大事なんですがねw
戦中だろうが、平和だろうが、その日の危険度が違うだけで、
実際は等しく明日がどうなるかわからないんですから。
今日という日があるのは、その積み重ねにしか過ぎませんしね。
それとそっちで身内から何もないと思ってるようですが、
すでにあるじゃないですか。今日も特に何もないがのごとく、
当たり前にそばに家族がいるという事実が。
特に何かがあれば、いるいらないがわかると言う訳じゃありません。
本当にいらない子ならば、家にいる事すら出来ませんよ。
いっそ、逆に何か家事か何か手伝ってみなさい。
その積み重ねで目に見えるほどに何かが変わりますから。
特に何もしなくても、目に見えぬ小さな変化の繰り返しがあるのですから、
何かすれば、それがハッキリしますよ。

それとAMの方は愛機がついに潰れたようですね…。
こっちは資金が溜まる前に潰れて、未だに近の方がFC出来てません。
それでも今日ついにレベル60になったのを機会に、
前から考えてた近技術を導入したので、近の火力不足をすぐに補えました。
…フルにしたら、たまの近一撃で敵僚機が吹っ飛ばせるぞw
アクティブだと発動確立があるので、これで安定した数値の近攻撃が出来ますよ。
海での偵察だと、ゴッグなどの近MSとガチ殴り合いも必要ですしね。
710ゲームセンター名無し:2007/08/18(土) 21:42:33 ID:IXHaENJf0
>>706
お祝いレスに感謝のレスを。
はい、とうとうプラグ立ててしまいましたw
ついで、この後の最終出撃は全滅していますww
どんだけお約束なんだよと一人で突っ込んでましたw
リョウコには幸せになってもらいますが…試練は来ます。かならず(何
なぜなら、不幸せな事があるからこそ、共にいる幸せが幸せと実感出来るからです。
…そういう訳で、これからのAMプレイ次第ですが、
嵐の中を突き進むのは間違いないと思います。
実際、オセアニアは危機の嵐です。
今日から補給警護に行きましたが、ジオン水泳部はそれでも来ます。
きちんと戦わなければ、またまた僚機用MSが無くなるピンチを迎えてしまいます。
注意して作戦を立てて、一日、一日の作戦を遂行したいと思います。
あと、プロガン一機でも潰れるそうな時期が近いときに、
すぐに貯金を始めないと、こないだの俺のようになってしまいます。
大破一個手前で売り交換が出来ない分、
大破した時の負担は厳しいでしょう。
まあ、FC隊長機が壊れた時を考えれば安いモノですがね。
俺もこれから先、+4、+5兵器がロールアウト次第、Wプロトにするつもりです。
総合数値次第で、シールドの変わりにハイパーハンマーが入ると思いますが、
ガンダムハンマーがライフルBを超える数値が出るかどうか…。
超えるとしても、ハイパーの数値と考えて、
逆にした方がいいのか…?
よく考えて装備していきたいと思います。
…まあ、ビーム槍はビムサの数値が越えていれば、即導入なんで楽なんですが。
711ゲームセンター名無し:2007/08/18(土) 21:47:48 ID:IXHaENJf0
>>707 スナイパージムキャ隊長殿
…それはご愁傷様で…;
纏めて破壊されると厳しいですよね。
頑張って代用MSのめどを立たせて下さい。

>>708
リョウコカードキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
…って、アンナと比べるとやや落ちる仕様なんですねw
リョウコらしいw
でも、コストが安いから結構いいかも…?

…でも、俺はカードビルダーをやってないので、
どれぐらいの価値かはわかりませんがw

とりあえず、アクア・ジム作家は下がります。
712次は、、1:2007/08/18(土) 22:13:33 ID:F9SObHrtO
「ん、、あ、、」エラく深い眠りからさめたように、頭がくらくらする。
寝過ぎたか?
「隊長、隊長!」
「気づかれました?」
何やらうるさいな。
ここにはどこだ?
しかし体中が痛い、一体、、、、
「隊長!大丈夫ですか?」
「ようカール、ご主人様はどうした?」
「そんな分かりづらいボケはいいですからっ!」と鉄夫。
ん?目が赤い、泣いているのか?
「隊長ぉ、、ぐすっ、、、良かったですぅぅ、、」僚子まで、、、いやこやつは号泣したように、目が腫れぼったい。
「一体なにがあった?俺はなぜ寝ている?」
「昨日の出撃でMSが大破して、意識不明で病院に運ばれたんですよ!覚えてないんですか!」珍しく激高している鉄夫。
ん?まてまて鉄夫。意識不明なら覚えているわけ無いぞ。
、、、、そうか、大破して担ぎ込まれて部下を泣かせたのか。
やれやれ、情けない話だ
713次は、、2:2007/08/19(日) 08:34:41 ID:FwjnmPQhO
今週の我が小隊は微妙である、、、、懐具合が、、、、
まず鉄夫のEZ8と僚子のプロガンが同時に大破するという、頭の痛い事がおきた。
幸い、二人はかすり傷程度で済んでホッとしたが、さすがにあれは、たまらないものがある。
さらに、新しいMSのオーダーミスをするという、まあ「夏だからなぁ」というなんとも初歩的なことをしてまった。
まあ、僚機について悩んでいたせいもある。
鉄夫はいい。EZ8との相性は予想以上だ。充分過ぎる程の戦果をあげている。
問題は僚子の方だ。なぜかどれに乗っても変わらない、それはバランスが取れているというか、なんというか、、、、
と悩んでいて、次のプロガンを頼んだつもりが、まさか「ガンダム」そのものを頼んでしまうとは、、、、、
まあ二機の高コスト機、どうりで、おやっさんが「本当にいいのか?」とクドく念を押すわけだ。
まあ武装は無事で、流用がきいた分だけ助かったが、、、、
714次は、、3:2007/08/19(日) 16:19:18 ID:FwjnmPQhO
「少尉さん!?」怪訝そうにこちらを伺う。
少し考えこんで、ぼーとしていたらしい。
「なんでもない。少し考え事を、、ね」
そして、僚子と鉄夫のに「二人共、心配かけて済まなかったな。 どうやら骨折とかは無いようだが、看護婦さん、症状は?」
すると「各種検査や、CTやレントゲンは異常は無いです。外傷も擦過傷程度ですし。 衝撃による脳しんとうだと思われます。 後は捻挫等の本人にしか分からない症状なんですが、、、」
「そうですか、、、なら」とベッドから身を起こして、立ってみる。
屈伸、、異常なし、腰は大丈夫だ、手足を振ってみる、これも大丈夫だ。
首は、、少し痛むが異常ないな。
「大丈夫だ。問題ない」と呟く。
すると看護婦さんが「異常ないのですね。 だと今日1日は、いていただきますが。明日には退院できるでしょう。詳しい話は後程、担当医と」
「了解しました。」と告げると、看護婦は一礼して病室から出て行った。
715次の、、4:2007/08/19(日) 19:53:33 ID:FwjnmPQhO
私はベットにもどり腰を掛けた。
「やれやれ、今週は大変な週になってしまったな。 小隊全部が大破とはなかなかないぞ。 まあこんな時もあるさ。 何より全員無事でなりよりだ」と苦笑いをしてみた。
「さてさて、俺の次の機体を用意しないとな。 しばらくは倉庫のジムスナを担ぎ出して、それからジムキャノンを、、、」
「隊長っ!」と突然、鉄夫が声をあげる。
「、、?! どうしたてつ?」
「失礼だとは思いますが、聞いて頂きたいことが有ります!」エラく真剣な顔でこちらを向いている。
「隊長、私からもお願いします」僚子まで。
「一体なんだ?とにかく話してごらん」
716次の、、5:2007/08/19(日) 20:13:06 ID:FwjnmPQhO
「隊長、もうそろそろ、ジムキャノンは諦めてもらえませんか!」間髪入れず鉄夫は続けた。
「いくらジムキャノンの索敵能力に上方補正が入ったと言っても、最近では相手に先手を取られる事も多く、隊長の得意な先制攻撃もままなりません、しかも攻撃力も開発の終わった、言うなれば旧式機体です。 もう性能の上積みも期待できません」
「ですから、このままスナイパーなどの高攻撃力の高索敵機に搭乗して欲しいのです。」ここまで一気にまくし立てた。 彼にしては珍しく事だ。
しばらくは黙った後に「、、、そうか、、、だが、そんなに弱い機体ではないのだがな、、」と呟くと僚子が
「もう、こんな思いするのはイヤなんです! 隊長は私達に次から次に新型機を用意して下さるのに、自分は旧型機。脱出装置でさえ差があるんですよ!」ポロポロと涙を零して訴える。
すると鉄夫が「隊長は私達には装甲と防御の良い、生存率の高い機体を選びます。 前に先輩が攻撃力重視のガンキャノンを進言した時に、隊長が却下したのはそのためでしょう」
71730にもなって童貞?:2007/08/19(日) 20:34:53 ID:HLECDeReO
妄想野郎Dチーム

718次の、、6:2007/08/19(日) 20:35:47 ID:FwjnmPQhO
やれやれ、こいつらも一人前になって来てやがる。
俺の思惑などバレバレか。
私は苦笑いをしながら「部下の生存率を考えない隊長はいないだろ? 普通の事だよ」と言う。
すると鉄夫が、「隊長から見れば、私達はつたないかもしれませんが、もう新兵ではありません! 隊長こそ自分の身を考えて新型機の搭乗を考えて下さい。」と真っ赤な顔して訴える。
立て続けて僚子が「私達はもう自分の身を守る技術を身につけています。 だからお願いですから、次の機体は、、、」後は言葉にならないようだ。
「、、、、お前達の気持ちは、よく分かった。 心配かけて済まないな。」
「ただ安心しろとは言えないが、既にFCしたスナイパーがもう一機ある。 ようするにお古と二機あると言うことだ。 それに内緒にしていたが昇格した際、スナイパーUも、まだノーマルだが倉庫にある」と私は少し演技掛かったトーンんで話した。
びっくりして、キョトンと顔を見合わせる二人。
ガンコ者の大砲屋の私が、乗り換えをあっさり了承して、しかも、すでに乗り換え機を用意してるとは思わなかったのだろう。
「では済まないが、二人で早速、おやっさんの所へ行き、スナイパーの整備を頼んでおいてくれないか? 次はアレだからな」
「了解しましたっ!」、「僚子、鉄夫の二名は任務に向かいます!」敬礼しつつも、何気に嬉しそうな二人だ。
「よろしく頼むぞ」と一礼して部屋を出て行く二人を軽い敬礼で見送った。
719次の、、7:2007/08/19(日) 20:51:47 ID:FwjnmPQhO
「さてさて、部下に説教くらうとはな、、、、」ぽりぽりと頭を掻きながらベッドに横たわる。
実はあの二人が、他の隊から、陰口を言われているのを聞いていた。
「高性能機体を与えられて甘やかされて」だの「隊長は旧型機なのに、無理言って、新型機を購入させている」だの、それは実績の上がらない隊のやっかみだろう。
おやっさんなど、分かる人には分かってもらえている。
だが外野の雑音を消すのも隊長の責任だろう。
それに索敵技術を学ばなかった私には、最近、ジムキャノンでは、辛くなっているのも事実だ。
「スナイパーか、、、どうにも性にあわんなぁ、、、次の、、、次の機体は、、やはりアイツか、、、」
「アイツ」、、それは《ガンキャノンU》。
大砲ではないが、あれも《キャノン》だ。
ただ高性能機故の耐久力の無さと、FC時のコストの高さがネックである。
さて、仕様書とにらめっこでも仕様するか、、、、
720次の、、あとがき:2007/08/19(日) 21:03:28 ID:FwjnmPQhO
作家さん、絵師さん、こんばんわ。
ダラダラと長めになってしまう、ジムキャ隊長です。
毎日が暑くて考えがなかなかまとまりませんでした。
ちなみに、LV60になり、なにを血迷ったのか、山岳技術を取ってしまいました。
「防御」や「索敵」という日本語を思いつかなったのか私は、、orz
さて、2ヶ月以上頑張ってくれたジムキャも、捨て身ザクに連続撃破され昇天しました。
今はスナイパーのお古ですが、次はガンキャUかな?と思ってます。
ただ耐久力が低いのと、コストの高さが何ともね、、、
ではまた、、、
《後退する》
721ゲームセンター名無し:2007/08/19(日) 21:21:00 ID:/w1IgirbO
このスレさー、異様に風当たり厳しいのは何故に?
2ちゃんに来てて童貞とかww
まあ知ったこっちゃないよなぁ?
俺も含めココ愉しんでる奴らいるんだからよ
頑張り〜
722ゲームセンター名無し:2007/08/19(日) 21:43:31 ID:Lhwz+rERO
何だここ
723ゲームセンター名無し:2007/08/19(日) 21:55:57 ID:/w1IgirbO
戦場の絆、再現小説スレのAM版じゃね?
まあ作家さんや絵師さん達はゲーキャラ板に移動するのも有りかね…

戦場の絆はノッピーwwだか身障を崇めるタイマン上等!
自己中ボンボンと全てを捨てた金銭感覚の無い馬鹿多いからwww
毎日朝から閉店までご苦労様ですw
罵り合うキティガイ共、絆糞スレ全て削除しろよアケ板の恥!
724文才無いスナイパー:2007/08/19(日) 22:40:36 ID:SUxw0VnOO
夏・・・それは温泉シーズン!

ごめんなさい、私(わたくし)嘘つきました。
ジャブローネタの前に戦闘モノからそれた話があるので・・・
初めての生書き+携帯から書きこみなので、見苦しいのを覚悟の上でお楽しみ下さい。



耐えられるかな・・・?
725文才無いスナイパー:2007/08/19(日) 22:58:54 ID:SUxw0VnOO
??「・・・ふぅ。」
ここはとある建物の一室である。【部屋は純和風のようだ。(旧時代のドットゲーム風)】
??「気持ち良かったねー、グレイシアさんとーじゅーいー!」
その部屋にいた浴衣姿の女性が今座った男に言った。
??「本当にこれが任務なんですか?三等准尉殿。」
グレイシア三等准尉と呼ばれた男の後に座ったもう一人の男も言う。
グレイシア「あぁ・・・だからきたんだろ?・・・キヌガワに。」
そう、ここは鬼怒川の温泉旅館である。

そして、これは後に旅館戦争と裏で語られる物語である・・・のか?
726文才無いスナイパー:2007/08/20(月) 00:11:51 ID:PYrIIi03O
それは現在の時間帯から一日前の事となる―――
――以下グレイシアの回想シーン――
連邦軍オフィス
グレイシア「・・・それで、話と言うのはなんでしょうか、レビル将軍殿。」
レビル「うむ、実は・・・」
――以下レビル将軍の回想シーン――
少し前の連邦軍オフィス
プルルルル・・・
ガチャ
ゴップ「はいこちら連邦軍本部ジャブロー基地です。」
??「あの、卓球の上手い人をこちらに回してくれますでしょうか・・・?」
ゴップ「・・・はい?卓球の上手い人、ですか?」
??「あ、はい、そうです。」
ゴップ「えーと・・・とりあえず将軍にお繋ぎしますので少々お待ちください。」
ガチャ
ゴップ「・・・将軍、内線1番に電話です。」
レビル「話の内容は何なのだ?」
ゴップ「何でも卓球の上手い人を手配して欲しいとか。」
レビル「そうか。しかし・・・(どこからともなく聞こえるギターの音に合わせて)なんでだr」
ゴップ「はいストォーップ!危なさ過ぎるネタ禁止ー!」
レビル「ううむ・・・バレタカ(小声)」
ゴップ「いいから速くでてやって下さい」

時間の都合上、回想のまま続く
727ゲームセンター名無し:2007/08/20(月) 07:53:13 ID:YhgSUr2n0
事故の再利用だけど正直スレ違いだからだろ
戦場の絆関係は多すぎてただでされ風当たり強いし
900あたりになったら今後どうするか考えたほうが良いよ
728ジムキャ隊長:2007/08/20(月) 08:45:02 ID:0Rprb7+iO
>>727
少し前から考え始めてます。
確かにここは再生スレで、山ほど絆関連のスレがあり、他のスレの方々に目の敵にされているのも承知しています。
でもそれなりに楽しんでいるのも事実。
また、ここを覗く、作家さんや、絵師さん以外の人達は楽しんでくれているのだろうか?
個人的には無くなるのは寂しいのですが、携帯onlyの私にはスレ立てついて、とやかく言う権利はなく、、、、
難しい問題ですね。
729ゲームセンター名無し:2007/08/20(月) 09:10:43 ID:VA8NU+V2O
次建てるなら、ゲームキャラ板辺りか…
SS系の板に移動すれば良いのでは。
需要があるかどうかは900辺りまでに、周りの意見に委ねると。
まとめサイトなんて話もあったけどな…
730ゲームセンター名無し:2007/08/20(月) 13:09:53 ID:VA8NU+V2O
何はともあれ…
ここまで来たんだから
意気消沈しないで、盛り上げて一気に埋めて行くべき。
次スレは他の板探しつつ、本スレにリンク貼るなりすれば良し。
731ゲームセンター名無し:2007/08/20(月) 14:14:00 ID:LQo7bh15O
次スレ建てるより、いらん絆スレを再利用した方がよくないか?
語り合うスレとか、連邦専用スレとかあるじゃん


前はしりとり侍が頑張ってたんだけどな
732ゲームセンター名無し:2007/08/21(火) 00:56:42 ID:eT6z8Hg+O
>>727
続きは〜?
733ゲームセンター名無し:2007/08/21(火) 18:46:23 ID:Ri3zoRwa0
まぁ無難に板移動して立てればいいんじゃないの
糞スレ再利用でもイイと思うけど板違いには変わりないし
734ゲームセンター名無し:2007/08/21(火) 20:36:11 ID:6aB1OyMLO
800迄いったら建てる板を探しつつ
一気に埋め作業に入ってしまう、てな方向でどうだろう。
とりあえずここの皆さん頑張って
700越えた訳で…埋めない事には始まらないな。
とりあえず埋まる迄、我々外野は暫く静観すると…

グレイシアCamback!
735ゲームセンター名無し:2007/08/21(火) 21:53:59 ID:eT6z8Hg+O
スナイパーさん、続きが気になるよ〜
736ジムキャ隊長:2007/08/21(火) 22:00:34 ID:eT6z8Hg+O
名前欄とメル欄を間違えて、上げてしまいました。
すいません
737ゲームセンター名無し:2007/08/21(火) 22:17:26 ID:6aB1OyMLO
勘弁してくれ〜
さっさと埋めろよ。
738ゲームセンター名無し:2007/08/21(火) 22:35:56 ID:TkqxJAvvO
しかし絆関連板は複数立てるな!とか言ってて連邦板はスルーされてるのな

しりとりやらないか?
しむきゃせんせいワロス
739ゲームセンター名無し:2007/08/21(火) 22:46:43 ID:6aB1OyMLO
す…するめ…

いやワリィ…、シリトリなんぞいらんわ。
見てれば判るがここは純連邦スレじゃねーし。

作家さんや絵師さん達、見てるからSSとかで
850ぐらいまで埋めてくれ。
740ゲームセンター名無し:2007/08/22(水) 13:56:08 ID:jdg1qD1IO
作家さん方へ…
板を周ってみましたが、携帯ゲームキャラ板が良さそうです。皆様の了解が得られれば、すぐにでも移動…
な方向でどーでしょうか?
ここのデータを保存しつつ埋める形で。
741ゲームセンター名無し:2007/08/22(水) 15:15:24 ID:A3+fdW8pO
携帯からアクア・ジム作家です。
さすがに今すぐは早過ぎるかも。
先に900ぐらいまでSSなどで埋まってから移動を開始した方がいいかと。
ここでSSはスレ違いかもしれませんけど、すぐに移動すると見ていた人達がどこに行ったか探すでしょうし。

そろそろ仕事再開時間なので、一度
アクア・ジム作家:<後退する!
742ジムキャ隊長:2007/08/22(水) 19:00:22 ID:PaqFUx1rO
>>740
わざわざご丁寧に、ありがとうございます。
ご迷惑、ご苦労おかけしております。
元々、再生利用から始まったスレて、絵師さんや、他の作家さんの情熱にほだされて、書き始めた私でした。
次スレについては、板移動になると、需要や、見に来られる方がいるのか?など色々と考える事が多いみたいですね。
携帯しかない私には、あまり意見する資格はないのですが、、、、
>>741
アクアさん、私も同意見です。
無くなってしまうのはさみしいですが、板違いと言われればそうですし、、、
743ゲームセンター名無し:2007/08/22(水) 20:20:02 ID:jdg1qD1IO
了解です、では900以降に板移動という事で。
板移動後はAM本スレのテンプレに
リンクを加えればOKでしょう。
同志が増えるといいですな
744文才無いスナイパー:2007/08/22(水) 23:01:45 ID:Hn6C1j/qO
なんか期待されてる?
・・・
・・


>>726からの続き、いっきまーす!(ヤケクソ)

レビル「はいお電話代わりました、レビル将軍です。一体どうされましたか?」
??「はい、実は(かくかくしかじか)なんです・・・」
レビル「(メモしながら)なるほど・・・それで場所は・・・」
??「あ、日本の鬼怒川温泉駅まで鉄道で来てくださればお迎えにあがりますので。」
レビル「わかりました。心当たりがありますので明日手配します。それでは。」
??「はい、よろしくお願いします。」
ガチャ
レビル「ゴップ君、ここから日本の新東京国際空港までの経路経費時間諸々を算出、
更にそこから鬼怒川温泉に行くルート上に成田エクスプレスと池袋始発のスペーシアの指定席を確保、鬼怒川温泉駅1600までに到着させるように計算しろ!大至急!」
ゴップ「セリフ長っ!」
――以上レビルの回想――
グレイシア「長いですね、回想・・・。それで卓球が上手と噂のリョウコがいる私の部隊に回ってきたと言うことですね。」
レビル「飲み込みが早いな、だから行ってきて欲しい。経費はこちら持ちだ。」
グレイシア「了解しました。それでレビル将軍、ここしか出番がないからってゴップ大将を押し退けるのは大人として見苦しいですよ。」
レビル「うっ・・・」
745文才無いスナイパー:2007/08/22(水) 23:44:45 ID:Hn6C1j/qO
数分後、グレイシア小隊ミーティングルーム
グレイシア「と言うわけで、各自大至急用意をしてMSドッグ付近のミデアに集合してくれ。以上、何か質問は?」
リョウコ「はい!三等准尉!」
リョウコは勢いよく手をあげた。
グレイシア「なんだリョウコ、水着はタブーだぞ。」
リョウコ「MSは持っていかないのでありますk「ガンキャノン大破にジム・コマンド小破させて今MSはテツ仕様のEz-8しか無いのに君は何を言い出すのかな?」
リョウコの話にグレイシアは割り込む。勿論怒り気味な音声で。
ここにこの部隊がある理由、それは・・・。

リョウコが盗み聞きして乗られるのは嫌だからと自分のガンキャノンを持ち出して単独で出撃、
それを追った際「青い巨星」ランバ・ラルに遭遇はしなかったが代わりに別部隊に遭遇、今グレイシアが述べた結果となった。
その後グレイシアにより自らジャブロー防衛隊になったわけだ。
「それでは各自、解散!」
「「了解!」」
――以上グレイシアの回想――
グレイシア「しかし、一体どういう人が・・・」
ご飯を食べる前に思わず呟く。しかし、二人は・・・
小隊長の話に耳を傾けずに山の幸を堪能していた。
グレイシア(・・・はぁ。)
グレイシアは心の中でため息をついた。

今日はもう・・・持ち・・・ま・・・せん。
746文才無いスナイパー:2007/08/23(木) 10:03:02 ID:G+jJPpc0O
おはようございます・・・文才無いスナイパーです。
昨日までのお話をまとめますと、
なんらかの理由で卓球が上手い人が必要

地球連邦に連絡して対策をしてもらう事に

リョウコが卓球が上手いと噂される為、グレイシア小隊が派遣される

・・・のつもりで書いているハズ・・・です。
見苦しくてごめんなさいorz
747ゲームセンター名無し:2007/08/23(木) 12:40:59 ID:NJiRywIjO
ドンマイ
748ゲームセンター名無し:2007/08/23(木) 16:26:32 ID:BF+CEzDsO
戦場の絆で一番キモいスレだな

つか痛すぎ
749ゲームセンター名無し:2007/08/23(木) 16:38:53 ID:Dp64/IuYO
ほうほう、さいですか…
痛ければー見なきゃいんじゃねぃ?
絆1痛いスレは、強者討論スレだろー常考w
定期的に沸くから、ミナサン板移動したほがイイと思うぞ
750ジムキャ隊長:2007/08/23(木) 19:22:30 ID:f1yUb4N+O
>>746
理解してりゅよ〜
さあドンドン書いてね。
>>748
痛いかな?昔あった、ウィザードリィのマンガみたいで、皆さんが書いてるのを見て楽しんでたら、なんか「俺も!」って気になったんだが、、、、
>>749
擁護は嬉しいですが、まあそうとがらずに、、、、マターリで。はいお茶どうぞ。
( 凸)つ旦


はっ!これは違うスレのだ、、、、
751ゲームセンター名無し:2007/08/23(木) 20:12:42 ID:Dp64/IuYO
何だコイツ…
擁護するだけ無駄かい。
板移動しても建ててやんね
752ゲームセンター名無し:2007/08/24(金) 00:22:58 ID:qBLIE2ok0
アクア・ジム作家です。
このAMのSSネタが始まったのは、
正確にはこのスレからではなく、AM本スレで始まった事です。
絵師の投稿も同時期に始まりました。

ところが何度もやってる内に、アンチも沸いてきた…。
というか、常に連邦ネタばかりでしたので、
ジオン軍側には面白くない事でしたでしょう。
それで苦情も出てきた訳で…。
そんな時に先走しったスレ立てされたのがココ。
本来なら放置とか削除願いを出すはずだったんですが、
居場所が無くなり始めたSS職人や絵師が、
どうせならば、再利用してやれば?という事で移住。
以後、ここでマターリと始まった訳です。
……私もここへ移住してから、SSを始めたんですけどね。

さて、いろんな意見がありますが、私的に言いたいのはこれ一つ。

『一つのゲームで多様に楽しんでるだけです。』

AMをネタに絵に起こしたり、文章にしたりしてもいいじゃないか。
本人以外でも楽しんでる人もいるもの。
遊んでる人々の邪魔をしても、邪魔した本人が余計につまらないだけだ。
私的な感情…それもネガティブな感情で事を起こして、
自分の首を絞めて何が楽しい。
『楽』じゃないだろう。そういう生き方は。

さて、明日も早いので、アクア・ジム作家は後退します。
では、失礼します。
753ゲームセンター名無し:2007/08/24(金) 01:32:35 ID:V/PpNjwlO
そそ…楽しみ方は人それぞれ。
絆本編だってまだ尉官だけど、まったり楽しんでますよw
定期的にアンチが沸くから、多少尖ってみせてる訳w
大丈夫スレ建ては任せろ。
アクアさん、ジムキャさん他…
SS楽しませてもらっとるんで
取り敢えず900迄は頑張ってね
754ゲームセンター名無し:2007/08/24(金) 03:27:34 ID:u8IFkg+B0
適当にいたずら漫画描いてたけど止めた
長くなって・・
http://imepita.jp/20070824/119450
>>1000なら××漫画うp(笑
今はこんな流れ?また週末来ます・・
755ゲームセンター名無し:2007/08/24(金) 07:37:08 ID:HdYBe+QjO
>>754
腹は結構しゃれにならんので勘弁してくださいorz
756ゲームセンター名無し:2007/08/24(金) 07:45:53 ID:V/PpNjwlO
>>755
これはたぶん手だおw
たぶん
朝から失敗!縁起は悪いw
757ゲームセンター名無し:2007/08/24(金) 12:59:37 ID:/46NjXtaO
さて、消息不明だった陸ガン作家ですよ〜

次スレ問題が立ち上がったようですが、私は水ジム作家さんの意見に流されることにします。
無責任なようですが、水ジム作家さんの方が2chが長いようなので適切な判断をしてくださるはずですから。
私の2ch歴はやっと1年すぎたくらいですから(^^;)
あ、でもちゃんと半年ROMってから書き込みしましたよ(笑

>水ジム作家さん
上にも書いたとおり、お任せします。
あと遅ればせながら、御誕生日おめでとうございます。
20代最後の年を満喫してください。
私は既に10代最後の年を満喫中です。最後の夏はバイトの記憶しかありませんでしたけどwww

>ジムキャ隊長さん
こちらも遅ればせながら御誕生日おめでとうございます。
そして、小隊全滅ご愁傷様でした。
さらに、おいでませ、山岳w
干上がったゾック様とご当地ザクキャと共にお待ちしております。

>>749
まさかあなたをこのスレで見かけるとは思いませんでした。
AM本スレでは名前変更に対しての感謝のレスありがとうございました。
通算ランカー入り頑張ってください。
私はキャラリセ等にビビりながら通算で抗議し続けます。
でも……キャラリセとかより通算落ちの方が早いかも(^^;

>絵師さん
私はビルダーはやらないのですが、杏奈と僚子はトークンとしてMTGやTRPGで使わせていただいています。
8人くらい並んだ僚子が一撃で薙払われるのを見ると泣けますがw
758ゲームセンター名無し:2007/08/25(土) 02:42:34 ID:e6Mm10aHO
>>754
絵だけ見たら、世兄とか学校が要らないのに送ってくる卒業制作本を思い出した。

バラバラっとめくってすぐにゴミ箱に棄てるわけですがw
759ゲームセンター名無し:2007/08/25(土) 07:10:52 ID:ihvOTvnjO
>>758
そんなもんだよ、遊びで描いてる訳だし。
趣味で描いてる、素人にクオリティを求めちゃ駄目よ。
パラパラ漫画は駄目ですかそうですか…orz

板移動すれば、SS師や絵描き同志も増える…
といいなぁ。
760ゲームセンター名無し:2007/08/25(土) 07:21:34 ID:ihvOTvnjO
>>757
陸ガン作家さん、どうも!
言ってもらえればMTGやTRPGのも作るかも?
ただし!クオリティは突っ込まない…orz
そっとしといて…(笑

AMにはまってから絵描くのも
数年ぶりだったりする訳で…
761ゲームセンター名無し:2007/08/25(土) 07:32:07 ID:ihvOTvnjO
埋め
762ゲームセンター名無し:2007/08/25(土) 07:33:36 ID:ihvOTvnjO
m(__)m埋め
763ゲームセンター名無し:2007/08/25(土) 07:35:34 ID:ihvOTvnjO
埋めorz
764ゲームセンター名無し:2007/08/25(土) 15:00:22 ID:UT73g9Qk0
パラパラ漫画だと楽なんですが…
http://imepita.jp/20070825/537710
765ゲームセンター名無し:2007/08/25(土) 15:01:34 ID:UT73g9Qk0
埋め
766文才無いスナイパー:2007/08/25(土) 16:56:37 ID:JDt1M9VbO
>>陸ガン作家さん・絵師さん
MTGやTRPGって何ですか?
なるべく分かりやすく<頼む!>
767ゲームセンター名無し:2007/08/25(土) 17:07:42 ID:ihvOTvnjO
スナイパーさんどうも!
実は私も解りません…
多分純粋なカードゲームの事だと思いますが…
最近はガンダムやジョジョも、カードゲーム化してますね。

…スナイパーさんの続きが気になります。
m(__)m
768ゲームセンター名無し:2007/08/25(土) 18:07:28 ID:e6Mm10aHO
>>バラパラ漫画
マジレスするとバランスが変&パース狂ってる

専門学校の卒業制作本のちょっと前の方のページに乗ってる感じ。
769ゲームセンター名無し:2007/08/25(土) 18:29:30 ID:ihvOTvnjO
だから、趣味の素人だからだと…
携帯の待受サイズ用に製作してるんで、画質を落とし手抜いてます。
例えばカラー漫画の方は携帯で大きく見える様に、画像を縦に引き伸ばしてます。
パラパラ漫画は色つけて45分。
色無し5〜10分。
イラスト一枚3時間。
バランス等、こだわって描くと…
5時間弱(笑
サラリーマンの休日の趣味なんで、あまり疲れて集中できないです。
別に同人屋を目指して〜とかじゃない、社会人なんで駄目出しは勘弁。
見なきゃいいです。
まぁ、イラスト系の専門学校に会社辞めて
今からでも本気で行きたいとか、思ってますがね(笑

でも…アドバイス
《ありがとう》
今後は素人なりに、こだわって描いた物のみ貼る事にします。
月1くらい(笑
770ゲームセンター名無し:2007/08/25(土) 18:43:27 ID:ihvOTvnjO
>>768
専門学校の卒業文集…とありますが
768さんはイラストの勉強をしたプロなのかな?
最近パソコンを買って趣味で、週末に少し絵を描く用になったんですが…
今回の事で、もう少し本格的に取り組もうかと思いました(笑

ちょっと本屋に行ってきます。

専門行きたい…
771ゲームセンター名無し:2007/08/25(土) 19:02:02 ID:ihvOTvnjO
これはちょい前に描いたものですが…
このぐらいのイラストなら素人なりにOKですか?
http://imepita.jp/20070825/680570
http://imepita.jp/20070825/680170

上のは全てノーマルのマウス描きです。
イラスト・漫画用のPC専用ソフトやペンを購入しようかな…
772ゲームセンター名無し:2007/08/25(土) 19:36:13 ID:TxxR53dj0
専門なんて金かかるだけだから
ここで鍛えろよ
ttp://www.posemaniacs.com/pose/thirtysecond.html
773ゲームセンター名無し:2007/08/25(土) 19:37:06 ID:ihvOTvnjO
同人系の板の様な流れで、かなりスレ違なんですが
AM絆関連のイラストのみって事で…
埋め次第移動すると思われますんで、ご了承下さい(__)
768さん、たまにでいいので師匠希望。
774ゲームセンター名無し:2007/08/25(土) 19:40:00 ID:ihvOTvnjO
>>772早速(笑
《ありがとう》
775ゲームセンター名無し:2007/08/25(土) 20:58:52 ID:e6Mm10aHO
マウス一発描きとはまた…。

個人で楽しむ分には否定しないし、否定する意味がない。

例えば、下手くそっていうのは評価であって、下手くそだから辞めれば?というのが否定。
30過ぎて人がなんか描いていようがどーでもいい。
むしろ毎月毎月漫画とかに金かけるだろうから、いいお客様。
賢くなんかなって欲しくない。

評価やダメ出しは絵でも文でもどこかに発表する限り、必ず誰かがする。
野良オンリーでやってるとうまくならない某ゲームみたいなもの。評価が嫌なら発表しなきゃいいじゃん。という程度。


個人的には専門学校は全くお勧めできないですね(特に田舎の専門学校は最悪)
いろんな画材を扱えるという意味では美大行った方がいい。

専門学校に利点が一つあるとすれば仲間と出会える事のみ。
上手くてすごい友達がいると、自分もうまく…なれるかもしれない。
学校行ったからといって職が保証されるわけでもないので、リーマンやりながら描くのもいいんじゃまいかと。

とりあえず投稿するか同人誌とかやった方が上手くなるとは思う。

卒業制作文集はサンプルで送ってくるですよ。暇だとちょろっとめくってゴミ箱に棄てる。
学校側のアリバイみたいなもんなんじゃないかな。無駄に紙がいいし、金を出してくれた保護者の皆様に対して、
あなたのお子様の書いたものが、こんなりっぱな本になりましたよ!○○○○にも送りました!っていうやつ


戦場の絆と離れ過ぎたようなので………

<<後退する>>
776ゲームセンター名無し:2007/08/25(土) 21:49:32 ID:ihvOTvnjO
>>775
《ありがとう》
数年後に同人屋になりる様、頑張ろかな…(笑
777ゲームセンター名無し:2007/08/25(土) 22:07:50 ID:TxxR53dj0
ttp://intuos.jp/
ttp://apps.corel.com/painterx/jp/index.html
俺使ってるのこれ
オススメ
778文才無いスナイパー:2007/08/25(土) 23:18:24 ID:JDt1M9VbO
>>764>>768-777
こうして人は大人になるのですね?
>>絵師さん
知らないのですかΣ('Д`;)
大人しくググります。

>>何故か分かりませんが私の作品に期待されてる方々へ
次は旅館パート、鬼怒川温泉に着いてからのお話のつもりです。
「卓球の上手い人が欲しい」とは一体?
グレイシア小隊の前に待ち構える敵とは?
MSがあまり出てこない元があるネタ満載の休暇に似た任務遂行ストーリー、まだまだ続く!
タイトル未定(仮)
現在鋭意制作中!

すいません調子に乗りましたごめんなさい。
779ゲームセンター名無し:2007/08/26(日) 00:02:10 ID:ayBhVFLYO
こんばんは、元ジムキャ隊長です。
陸ガンさん、おひさです。
しかし、作家さんや絵師さん、皆さん熱心で頭が下がります。
絵師さん達の学ぼうとする姿勢にエールを送りたいです。
さて、自分のを読み直すと、私のは稚拙で、誤字脱字だらけで恥ずかしくなります。
次のSSのアイデアさえ浮かばないです。
スナイパーさんの続編が終わるまでにはなんとか、、、、
780ゲームセンター名無し:2007/08/26(日) 01:38:35 ID:qO2xcnRs0
アクア・ジム作家です。

>陸ガン作家殿
たしかに私の2ch暦は長いですが、
(もういつからROMから始めたか忘れてしまったww)
だからといって、なんでも適切に対処出来る訳ではありませんw
只単に経験が長いだけの人ですので…。
ですが、こういう場所の場合、多数の意見がベターである事が多いようです。
もちろん、自演による荒しで意見の水増しされてる場合は別ですが。
ただ、かならずベストっていうのが無いようです。
荒らしが出る理由は、それこそいくらでもあるし、
愉快犯ならば、いくらでも荒らしをした理由を作ります。
それでもベターな意見はあるとすれば、自演ではない多数の同意意見です。
同意した事であるならば、それからずれない限りは曲がった意見はないはずですから。
…まあ、新規のお客さん達の新たな意見っていうのもあり、
(もちろん、純粋に興味がある人。意味無く荒らしをする人は別)
そこから別意見で荒れる事もありますが…。
ま、そこは別の問題ですからね。
それはまた、一からどうすればいいか、改めて意見を集めるべきでしょう。
そうやって対処していけば、真っ当な終了まで出来るようです。

話はかわりますが、お祝いレスに改めて感謝を。
10代最後はいろんな意味で認識が変わっていく一年です。
20代に入っても、子供子供してるとえらい目にあいますので、
若い気持ちを持ち続けてながらも、大人としての認識を持つ事をオススメします。
781ゲームセンター名無し:2007/08/26(日) 02:05:35 ID:qO2xcnRs0
ゴフッ。

明日も早いけど、わずかな時間でレスしようと思ったのに、
いきなりの家事を手伝え任務でもう無理な時間になってもうた…。
自己責任で好きな事をして、睡眠時間が無くなるのはいいが、
こういう風に無くなると、同じ睡眠時間でも回復速度が…。

他の人、すまん。
アクア・ジム作家:>後退する。
782文才無いスナイパー:2007/08/26(日) 06:42:30 ID:/w8HBWqeO
キャラクターデータ(回想編までのまとめ)を置いておきますね。
グレイシア・アラストル:現三等准尉で、グレイシア小隊の小隊長。
成績優秀、MSの操縦技術を最大限に生かす知識博士だが、
部下のリョウコに悩まされる日々であり、現在鋭意検討中。
趣味は音楽だが、ジャンルは問わない。
最近は旧時代の曲を聞いている。なんでも西暦20(検閲により後略)
リョウコ・ミヤモト:通称「陽気な軍曹」。成績は並だが独特の操縦技術で相手を退ける。
「あの事件」以来無駄弾が激減した。
中距離攻撃より遠距離からのシールドブーメランが強力。ジオン軍には「クラッシャー・オブ・シールド」と呼ばれる。
趣味・特技で卓球がある。凄腕らしいが、実際にみた人はいない。
テツオ・ヤマダ:愛称は「テツ」。知識豊富で操縦技術を最大限まで生かさないと気が済まないタイプ。
又、近距離では異例の5連撃を繰り出す。
「部隊の金銭関係は彼の助言で成り立っている」
という理由もあり、「特攻家計簿」と呼ばれることも。
趣味は音楽と読書。音楽はグレイシアに勧められて。
レビル:本作のボケ役。
ゴップ:将軍相手にもきついツッコミ役。
783ゲームセンター名無し:2007/08/27(月) 13:48:45 ID:hDuJGV0EO
下手くそでも、楽しければいいかな…と。
絵もSSもAMや絆を満遍なく楽しんでるからな訳で…
向上心は大切だがね…
基本から駄目だわ…、30秒ドローイングで大切さを理解したよ(笑
http://imepita.jp/20070827/495980
…orz
784ジムキャ隊長:2007/08/27(月) 19:30:09 ID:88jBEuVlO
>>783
うわっ!なんか絵師さんがパワーアップしてる!
スゴいな〜、こんな短期間にレベルUPするなんて、私には真似できないわ、、、、orz
785文才無いスナイパー:2007/08/27(月) 22:54:03 ID:kI2sp3TYO
作品投下いきまーす!

※注意:この作品の日本における運行情報は、
2007/08/27現在の情報であり、
0079の時とは違うのを覚悟の上で読んで下さい。
そうしないと話が進み辛いです。

15:10 日本 東武線鬼怒川温泉駅
きぬがわ5号 到着
リョウコ「着きましたね三等准尉。」とリョウコ。
グレイシア「着いたなリョウコ。」とグレイシア。
テツ「お迎えは・・・まだみたいですね、三等准尉殿。」とテツ。
グレイシア「とりあえず二人とも、今は名前で呼ぶように。」気にしていたかのようにグレイシア。
リョウコ&テツ「「はい!」」了解した二人。そのとき、
??「あの、グレイシア御一行様でございますか?」
後ろから声をかけられ、
グレイシア「あ、はい。」
当たり前の如く振り向く。そこには・・・

そこには、ライトピンクの髪の毛に薄い青紫色の瞳をした和服の女性がいた。
女性「グレイシア御一行様をお迎えに上がりました者です。
詳しくは車内でお話ししますので、こちらにどうぞ。」
グレイシア「あ、はい。」48字のセリフに戸惑うグレイシアであった。
786文才無いスナイパー:2007/08/27(月) 23:57:23 ID:kI2sp3TYO
移動中の車内の会話
女性「私は、皆さんが今晩お泊まりになる旅館、
幸運星(こううんせい)の女将をさせて頂いております、フユリ・タカラです。」
フユリと名乗った女性にグレイシアは聞く。
グレイシア「フユリさんですか。何故私たちをお呼びになったのですか?」
フユリ「はい、実は・・・」
フユリは一呼吸置いて喋り出す。
フユリ「数日前に来たお客様の中で、卓球が上手い方がおりまして、
その方が毎晩卓球台にいらっしゃっては挑んだ相手をストレート負けさせているのです。」
グレイシア「それはそれで凄いですね・・・それで?」
フユリ「その方は例え、対戦相手が決まっているのにも関わらず、
強引に一人ずつ相手にして全員負けさせられるので、
他のお客様が安心して卓球が出来なくなっているのです。」
三人「「「(ム、ムゴイ・・・)」」」
この任務始まって最初の意見一致であった。
フユリ「あ、見えました。」
フユリの視線の先に三人が目を向ける。
フユリ「あそこが私たちの旅館、幸運星です。」

今日はここで区切ります。また次回!



・・・新キャラが目立ちすぎて悪かったね。
どーせ私は文才がありませんよ・・・orz
787ゲームセンター名無し:2007/08/28(火) 00:50:33 ID:5Dpy2h7LO
気楽に書けばいいと思うよ。
AMや絆の愉しさを共有したい
気持ちからココまで来た訳で…
完璧で最高のSSを…
なんてクオリティは、求めてないでしょう。
788文才無いスナイパー:2007/08/28(火) 06:37:20 ID:LpgFoM+lO
>>787
それはそうなんだけど、
新キャラを目立たせ過ぎて三人の出番が少なかったなーって思って。
もう少し精進します。
789ゲームセンター名無し:2007/08/28(火) 07:42:51 ID:95qDL6HAO
>>788
スナイパーさん、新キャラを出すなんて、難しい事をしてスゴいな〜。
私は、メインの3人でも大変なのに、、、、
続編、頑張って下さい!
なんせ、私の所の3人は、温泉に行かせてやれなかったので、、、、、
790ゲームセンター名無し:2007/08/28(火) 10:19:52 ID:5Dpy2h7LO
任務が2回増えてさらに
休暇をとる暇が無くなったなw
秋の特別企画が気になる所だ…
予想起ててみるのも面白いやも。
温泉や卓球に新キャラなど…
皆さん楽しみにしてますよ
791文才無いスナイパー:2007/08/28(火) 13:17:49 ID:LpgFoM+lO
>>789
いえ、今回は
連邦軍キャラ:5人
ジオン軍キャラ:3人
幸運星従業員:2人
幸運星に関係している方々:3人
他の客(最後の方にインタビューされる):3人
で、最低16人はだすつもりです。
あと、両軍の隊長の名前と他のキャラクターの名前にh(検閲により削除)
>>790
頑張ります。
792ゲームセンター名無し:2007/08/29(水) 13:51:30 ID:no+pPiaKO
南米連邦本部ジャブロー
基地内に警報が鳴り響く…
「恒例の偵察部隊が来た様だが、MS小隊!出撃準備は整ったか?」
「既に01小隊が先行しています、ジオンの奴ら毎度毎度御苦労な事ですな。」
…………………

β01:敵は何機だ?機種は…、マイコ!ソナーで索敵急げ。
β00:了解…えっと、ザクタイプが2機…です。
01:毎度の奴らだろう、もう1機居るはずだが…
β2、3はザク1機に集中やるぞッ!
β02*03:了解!行きます。
…………………
??:隊長…連邦本部に内通してる者が居るのなら、ここまで偵察を徹底しなくても…
ジオン隊長:我等が録ったデータが、後のジャブロー降下作戦を成功へと導くはず…
信じろアンナ…やるのだ。
793ゲームセンター名無し:2007/08/29(水) 16:11:38 ID:no+pPiaKO
*ジオン偵察部隊には、連邦のMS部隊が
3機迎撃に来る事が事前に知らされている…
機種は陸戦型のガンダムタイプが2機…スナイパータイプ1機。
脱出ルートさえも既に確保してある。
…………………
ジオン少隊長:…しかし奴らの機密が、一部こちらに洩れているとは言え
このジャブローの構造までは…な。
お膳立てされている事は、馬鹿馬鹿しいが…
基地内に潜入するルートは別動隊が探している。
我々は囮だが…
大切な任務だ。

彼等の乗るMSは囮専用である…
即座に破棄できる様、耐久にガタのきた者が廻される。
隊長が駆るのは、旧式のザク1スナイパー……
794ゲームセンター名無し:2007/08/29(水) 18:10:40 ID:no+pPiaKO
*ジオン*
Y01:敵を捕捉した!ライフルで俺が1機足止めする…、イエロー2・3はもう1機を攻撃…派手に暴れてこい!
Y2*3:ラジャー!
最大望遠、ザク1のスコープごしに朧げにガンダムタイプが映る。

Y01:一撃で仕留めてやる…吹き飛べッ!
《バシューン》
ザク1のスナイパーライフルが火を吹いた……
…………………
*連邦*
ドゴーン!!ガンダムタイプの右腕に、不意の一撃が突き刺さる…
β02:あァーッ!
陸戦型の右腕が吹き飛んだ。
β01:くっ、スナイパーか!僚子大丈夫か?不意を…マイコ!
β00:射線から…えっと、敵スナイパータイプ2時の方向!
795ゲームセンター名無し:2007/08/29(水) 19:45:53 ID:no+pPiaKO
*ジオン*
Y01:馬鹿なッ!?直撃のはず…
彼は正確にコクピットを狙っていた、しかしガンダムタイプはぎりぎりで回避。
Y03:隊長が外すとは…、旧式のロックがイカレたか?
Y02:クルト、あいつを仕留めるわよ!《回り込む!》
…………………
*連邦*
殺気を感知していた僚子は…、陸戦型に内蔵された
戦闘姿勢制御装置《MAXモード》を瞬時に作動させ直撃を免れた…
彼女は類い稀なる才能で、若干19歳にして連邦の最新鋭MSを駆るテストパイロット。
β01:捉えたぞ!やってくれたな…、逃がしはしない。
ジムスナイパー2がザク1を捕捉する…
796ゲームセンター名無し:2007/08/29(水) 21:18:31 ID:no+pPiaKO
ロックされたザク1は、小刻みにブーストを吹かせ
ジムスナイパー2の狙撃銃《ロングレンジ・ビームライフル》
の射線から身を隠す。
β01:くっ!
Y01:ちいっ!
狙撃型の一撃は重い…、一瞬の判断ミスが命取りになる。
隊を任されたエース達による、同系機のジリジリとした攻防がしばらく続いた…
…………………
2機のMSが右腕を損傷したMSを追い、密林を駆ける…

Y02:ふふっ怯えているの?終わりにしてあげる…
リョウコ・ミヤモトっ!!
ザク2の高熱の斧《ヒートホーク》が
ガンダムに振り下りる。
β02:負けられるか〜ッ!
リョウコは瞬時に残された左腕のシールドで、ザク2の必殺の一撃を反らす…
と、同時にザク2の頭部《メインカメラ》に盾をめり込ませた。
バキッ!
Y02:あぁん!!視界を失ったアンナのザク2は、僚子のガンダムに凭れ…
2機のMSは轟音と共に地に崩れる。
797ゲームセンター名無し:2007/08/29(水) 22:55:20 ID:no+pPiaKO
2機のMSが重なり合い崩れ落ちる中…
ジオン軍パイロット アンナ・マイヤーが乗る
ザク2は右腕の熱斧をガンダムの背中に叩き込んでいた。
β02:あ!あぐぅーーッ…
エアバックで衝撃を抑えたものの、か細い彼女では失神してしまいそうな衝撃が体に走る。
β02:貴女とは前にも何度か…
あ…アンナマイヤ……
Y02:何故あたしの名を!?
β02:何となくよ…、貴女もさっきアタシの名前叫んだでしょ?
アンナ:聞こえるはずが…?
でも無駄ね、あたしの勝ち…この機体の自爆装置を作動させたわ…
あと数分でボンッ!
僚子:何故こんな事を…無駄死によ!?
アンナ:無駄口を聞いてる暇は無いわ…さよならリョウコ。

…………………
「自爆装置は嘘…」
そう呟き、汗ばむ胸元を開け密林を走る彼女は、ジオン軍キシリア直属特殊部隊のエースである…
敵の本拠地と言えど、諜報部により彼女らの脱出ルートは確保されてある。
Y01:アンナ無事か?エレカ(車)でそちらに向かう。
…………………
勝負は決していた…
左腕を失ったザク1を放棄し、MS少隊指揮官は
ルートに係留したエレカに搭乗しアンナ達の元に向かっていた…
ぎりぎりまでザク2で粘っていたクルトも合流し、3人は用意された《連邦》V型潜水艦に乗り込んだ…
798ゲームセンター名無し:2007/08/29(水) 23:56:15 ID:no+pPiaKO
V型潜水艦は連邦の汎用艦である。
敵軍本拠地からの脱出は容易では無い…
全てが周到に用意されていた。
アンナ:しかしこれだけ用意されてるのに、今更ジャブロー地下の突入孔なんて…
指揮官:水中部隊が地下にある本部中枢への入口を特定した…
我等の目的は杞憂を決する、戦場をリアルで把握する事だったのさ。
クルト:南米の密林に潜む、連邦の秘密地下基地を
既に特定している時点で、全て筒抜けさぁな…
ここからが本番だぜ?アンナ。
アンナ:あたし達が先頭に立って、勝利へと導かねばならない…
エースは辛いにゃぁ…♪

指揮官:ふん…しかし残念な事に別件が入った。
今度の任務先はオセアニアだ…


…………………
…………………
*数日後*
ジオン特殊部隊は輸送機で、次の任務先であるオセアニアへと向かっていた…
「この戦争はジオンが勝つ、ジャブローが墜ちれば連邦の勢いもここまでだろう…。」
「アンナ…戦争が終わったら………
アンナ:ん?何か言った?隊長?

…………………
彼等がオセアニアにて任務を熟していた矢先、ジャブロー奇襲作戦失敗の報を受ける…

彼ら特殊部隊は終戦まで、様々な地域を飛び回り反攻作戦の支援を続けた…
その後の部隊の消息は誰も知らない。

………END
799ゲームセンター名無し:2007/08/30(木) 00:00:37 ID:no+pPiaKO
仕事の合間に思いついたイメージを勢いで書きなぐりました。
いやはや適当過ぎ…
スレ汚しすいません…最初で最後ですわ。
800ゲームセンター名無し:2007/08/30(木) 00:15:44 ID:UsrXhrji0
>>799
思いついたイメージを書き殴ったとの事ですが、
リアルな戦闘物のSSも面白かったですよ。

   ∩
( '凸')彡<GJ!GJ!
( ⊂彡
801ジムキャ隊長:2007/08/30(木) 09:18:49 ID:f2IJ0XwRO
>>779
投稿、ご苦労様です。
新しい切り口がなかなか良くて楽しませてもらいました。

さて私のAMは3回目のランクインを果たして無事、中尉になりました。
そしたら失敗が増えたんですよ。
シャアのセリフとは逆で「当たりまくりで、どうという事ばかりだ」とか、某ゴックのパイロットのセリフみたいに「さすが捨て身ザクだ。小隊なともありまくりだぜっ」って感じです。
さ〜て、てっちゃんのEZ8が耐久2なので、おニュ〜を購入しないといけないかも!
802ゲームセンター名無し:2007/08/30(木) 09:41:15 ID:DXH8YkSZO
>>800-801
初投稿・勢いで書きました…、戦闘物の雰囲気を感じて貰えたのなら幸いです。
ありがとうございます…
またいつか調子にのって、投下するかもしれません。
では…
803ゲームセンター名無し:2007/09/02(日) 02:12:17 ID:fd7pdUS10
アクア・ジム作家です…。
今週も週間ランキングオワタ\(^0^)/
時間切れで二度の出撃を残してしまった…。orz

七回出撃って、○○待ちとかあるときついやね…。
もう少し出撃してから、風呂にすればよかったよ…。

テツのプロガンもぶっ壊れるのはいつもの事だが、
ポイントが足らずにジムで我慢してもらったとか、
(その代わり、ハイバズBとか購入したが)
隊長機の寿命が近いんで、貯金してたけど、
全然足らないまま、うっかり大破させてしまうわ…。

先週から今週にかけて、マジでヤバイ。
テツのプロガン大破したときは、火病か何か起こして、
隊長にジムを乗せて、一回隊長機をテツに貸して出撃したとかあったし…。
もちろん、勝てるはずもなく全滅。
……まあ、おかげで冷静になってジムはテツ、
隊長機は隊長って戻したんだけどね…。
隊長機のダメージソースが高ければ、どうにかなるもんだと思い直したし。

………つーわけで、書きたい事もりたくさんです。
明日は暇があるので、なんとか書いてみます。
…あ、でも、絶対最悪だった訳でもなくて、
本編は少尉に昇格して、やっと戻ってこれました!
本編のザクU(F2)の性能は素晴らしいわ…まじめに。

アクア・ジム作家:>後退する!
804ジムキャ隊長:2007/09/02(日) 16:57:52 ID:2GXxMb0sO
>>803
アクアさん乙です。
本編の昇格おめでとうございます。
私は今週は失敗しまくりで、隊長機の耐久が減りまくり3しか残りませんでした。
明日の10回出撃で、大破してしまうでしょうね。
こんな事なら山岳技術でなく、索敵技術を取れば、ジムキャでまったりできたかな〜
なんせ本編では、両軍、ヘタレまったり佐官ですから。
805文才無いスナイパー:2007/09/02(日) 21:18:12 ID:yvFiyxdOO
本編二等兵、AM三等准尉のまま変わらずのスナイパーです。
>>803
おめでとうございますー。私もそろそろ・・・ならいいなぁ。

さて、それでは週明け前の小説を・・・
806文才無いスナイパー:2007/09/02(日) 22:11:25 ID:yvFiyxdOO
〜ここまでのあらすじ〜
グレイシア小隊の3人は(任務として)日本の鬼怒川温泉に来ていた。
卓球が上手い人が、今回の宿泊先で派遣先である旅館「幸運星」に出現、
楽しい卓球が出来なくなっているという事情を旅館の女将、フユリから聞いた3人。
一体どうなる!グレイシア小隊!
グレイシア「いいから本編進ませるぞ、リョウコ。」
テツ「出番とりすぎですよ、リョウコ殿。」
リョウコ「は〜い・・・」

こうしてグレイシア小隊の3人は「幸運星」に到着した・・・少なくとも無事に。
実は地元の、たちの悪い走り屋のランサーエボリューションVII(CP9A)に絡まれたので、フユリの持ち前のテクニックと、
こんなときの為の送迎用ハイエース幸運星仕様(KZH-100/LSP)でなんとか「ちぎった」・・・もとい、
「 逃 げ き っ た 」のだった。・・・イエ、フユリサンカライドンデハイマセンヨ?ホントデスヨ?
そして今、グレイシアら3人は、「幸運星」の入口を入っていった。その時、
??「ようこそお越しくださいました。
私は当旅館でお客様のお世話係をしております、ヒナタ・スプリングと申します。
以降、よろしくお願いします。」
・・・空耳?
ヒナタ?「いやいや下だから。下にいるから。」
確かに。そこには水色の髪の毛に緑色の瞳をした少女・・・いや、成人なので女性が正解か?
807文才無いスナイパー:2007/09/02(日) 23:02:20 ID:yvFiyxdOO
語り手も巻き込んだツッコミをされたその後――
ヒナタ「まったく、こんな仕打ちをまたやられるなんて・・・」
フユリ「まあまあ・・・(版権の事情により自主規制)がありますから、
そちらで実力だけではなく、存在感も示されてはいかがでしょうか?」
ヒナタ「それだよフユリさん!それじゃ早速」
グレイシア「その勝負はテツとチームを組んでEX譜面を4曲で買った!」
テツ「強制ですか!?しかも挑戦される側の発言ですかそれ!?」
ヒナタ「むむ・・・超人的洞察力があるとは・・・」
テツ「当たってる!?」
ヒナタ「と言うわけでフユリさん、お願い。」
フユリ「わかりました。最近やってませんし、やりましょう。」
こうして本日最初の戦い、グレイシア&テツVSヒナタ&フユリの音ゲー対決となった。
その後の話によると、オールステージフルスコアによる引き分けになったらしい。

ここまでの新キャラプロフィール
フユリ・タカラ:ピンク色のロングに薄青紫の瞳。ついでに巨乳に眼鏡。
知識豊富だが実は・・・
ヒナタ・スプリング:水色のロングに緑色の瞳。ついでに貧乳にアホ毛。背が低く小学生辺りに間違えられる。
スプリングの意味は、実は春ではないとか・・・

文才無いスナイパー、後退します!
808ゲームセンター名無し:2007/09/03(月) 02:42:56 ID:6+j6/zmEO
スナイパーさんお疲れ様です…
イメージに捕われずに、描いた面白さがいいです…
続き楽しみにしています。
アクアさん
SS間に合いませんでしたか…、楽しみにしています。
ジムキャさん、どうも…
実は私…SSにチャレンジしてます。(笑
お恥ずかしい限りですわ…
SSの方もまた投下します。
809ゲームセンター名無し:2007/09/03(月) 02:47:50 ID:Ymf6dRw50
アクア・ジム作家です…。
実は製作中だったんですが、
いろいろな都合につき、遅れてます…。orz

構想が偏ってる部分がある為、書き込みペースが遅れが出たようです。
そろそろ寝る時間なので、今回書いてる文は一晩寝かせる事にします。

アクア・ジム作家:>後退する!
810ゲームセンター名無し:2007/09/03(月) 02:50:15 ID:6+j6/zmEO
http://imepita.jp/20070903/081630
PCの壁紙サイズで描いてるんですが…
携帯用に圧縮している為、劣化が酷いです。
ってかイメピタに貼ると劣化し過ぎ…orz
他で綺麗に貼れる、携帯用うPサイト無いものか…
また一週間に一枚、待受画を描くやも。
どうかお許しを…
811ゲームセンター名無し:2007/09/03(月) 07:52:27 ID:6+j6/zmEO
812ゲームセンター名無し:2007/09/03(月) 08:03:10 ID:6+j6/zmEO
イメピタは『待ち受けサイズに合わせる』
から保存すると綺麗に保存できまふな…
いや先日の事から、ちょっと過敏になってます…スマソ。
813ジムキャ隊長:2007/09/03(月) 21:33:32 ID:4ols5DxkO
みなさん、こんばんは。
スナイパーさんも、アクアさんも楽しみに待ってます。
そうそう、絵師さんまでSSを!
これも楽しみです。
なんだかスレの終盤にかけて楽しくなってきましたね。
私も頑張らねば〜
814ゲームセンター名無し:2007/09/04(火) 01:27:52 ID:u5m9qQ460
アクア・ジム作家です…。
遅くなりましたが、書きましたのでどうぞ…。

アクア・ジム作家:>いくぞ!

某月某日 俺のアクア・ジムが大破する。
その後、俺はあまり見ない天井を良く知った基地の中で見る。

「……初大破か…案外早かったな…。」
「『早かったな…』じゃないです!
結婚前提のお付き合いしてるのに、大破するまでMSに乗らないでください!」

ぽつりと言った俺の言葉に、涙目のリョウコが怒鳴り散らす。

「……面目ない。
戦況の見極めを誤ったばっかりに…。
今回は命があったので、次の戦闘には注意する。」
「次回も永久もありません!
今から永遠に大破経験しないで下さい!」

……しっかりと尻を引かれてるな…私は。

某月某日 その数分後に残り二回の出撃をこなした。
怪我を押しての出撃ではあったが、
幸い、防御力と中距離を最大までカスタムアップしてあったアクア・ジムがあったので、
大破したアクア・ジムから回収した武器をこのアクア・ジムに装備させるだけで済んだ為、
高潮に乗り遅れる事無く任務を終える。
が…。
815ゲームセンター名無し:2007/09/04(火) 01:29:01 ID:u5m9qQ460
「…また、俺のプロガンが…orz」

テツのプロトガンダムが耐久度1まで削れる事態となる。
すでに大破回数は五回目以上行ってるはずだが、
もはや我が小隊では、テツの正確な大破回数を誰一人覚えてないほどに日常となってしまった。
少なくても大破経験が豊富なのはテツであるのはたしかだ…という記憶は残り続けるだろうが…。

「……不味いな。」

現在、テツのプロトガンダムを補充する補給ポイントはまだまだ足りない状態となっている。
おまけに前回あったようなMSの補給も来る事はなかった。
その上で現在の補給ポイントを計算すると補給出来るMSは…。

「最悪……ジムか。」
「…俺、ジムなんかジムトレーナーで訓練してた新兵以来ですよ…。」
「……そっか。てっちゃん、ジムに乗るんだ…。」
「まだ、そうと決まった訳ではありません!
最悪、陸戦型ガンダムを補給出来るぐらいには持たせてみせます!」

次の日。一戦目でテツのプロトガンダムは大破した。
そして、俺は壊れた。
816ゲームセンター名無し:2007/09/04(火) 01:33:44 ID:u5m9qQ460
「テツゥッ!」
「は…はい!何でしょうか、隊長!」
「俺のアクア・ジムに乗れ!
俺は今からジムを補充して、それで出る!」
「えええッ!?」
「そっか・・・じゃあ、また隊長のジムを久しぶりに見れるんだ……。」

と、リョウコは最初に俺を見た頃を思い出そうとして…。

「……じゃなくって!
隊長ッ!!ジムの性能で海兵に出ると言う事は……!」

自らを突っ込んで俺に新兵でもわかりきった事を言おうとした。
が…。

「わかってる!
だが、探索技術を使えば、ノーマルジムでも見える!」
「わかってないッ!?」
「ちょ…隊長!海兵でのマイナス補正をお忘れ…!?」
「ビームスプレーガンを買って補正する!」
「ハイパーバズーカBですらない!?」
「私の海兵戦闘技術を甘く見るな!」
「わー!隊長が壊れちゃったーーーーッ!」
「俺のせいだーーーーッ!!;;」

当然ながら、次の戦闘は全滅。
だがしかし、不幸中の幸いとしてこの時受けた小破した時の衝撃で、
私は冷静さを取り戻す事が出来た。
817ゲームセンター名無し:2007/09/04(火) 01:35:36 ID:u5m9qQ460
「………この小破がなければ、あの時の過ちを繰り返すところだった…。
テツ…すまないが、私のアクア・ジムとジムを交換してくれ。
しばらくはMzGM小隊として活動となるが、
お詫びにビーム・スプレーガンBをハイパーバズーカBへと交換する。
遠距離はシールド装備だが、現時点の戦場では全体の攻撃力よりも生き残る為の選択をしたい。
…また、不便を掛けるが、よろしく頼む…。」
「……あ…いえ…。」
「…………あれを見た後だと、NOとか言えないよね、てっちゃん…。」

…後でその壊れた時の俺の状況を聞いたのだが…。
我ながら恥ずかしい歴史を作ったと自己嫌悪した。
まだまだ、私は鼻垂れ小僧という事か…と反省する事になる。

……その数日後、出撃を二度逃すという失態も起きたりしたが、
どうにか無事に怒涛の一週間を終え、プロトガンダムの補給も完了した。
そして、新たな一週間が今日から始まる。
………今週に入って、巻き返しを図る作戦でありながら、
完遂不能の作戦、『ナッツ作戦』が再び始まった事や出撃回数が初期の10回へ変更されるなどがあった。
先週、七回出撃に変更されたばかりだというのに忙しい事だ。
…なお、言うまでも無い話だが、今回も私の出世は無かった。
………あれだけの失態をしながら、降格しなかった分だけ有難い話ではあったが。

そして、大きく事態を動かしたのが、
来週から発動されてる極秘作戦の事だ。
それを大隊長から聞いた時、俺は新たな展開を迎えた事を感じ取った。
818ゲームセンター名無し:2007/09/04(火) 01:40:58 ID:u5m9qQ460
「……隊長。来週も厳しい事になりそうですね。」
「その前に今週を乗り切るのが先決だ。
今日からお前が経験した事が無いノロマをこなす事になる。
覚悟しておけ。」
「了解です!」
「たいちょ〜?」
「ん?なんだ、リョウコ。」
「今回も出世出来なかったけど、今週も精一杯頑張ろうね?
出世できなくても、全力でやれば連邦を勝たせる事が出来るんですから。」
「…そうだな。
だからこそ、作戦成功数は増やす必要はある。
出世は出来ずとも、全任務成功を達成する為、今週から俺が考えてた作戦を実行する。
その詳細なんだが…。」

…これから行う作戦は、完遂不可能といわれたナッツ作戦よりも効果的な結果を残せるだろう。
激闘で劣勢を強いられてる連邦軍…そして、占領されていくオセアニア。
だが、まだ戦争は終わってない。
この一年戦争は、新たな展開を迎える事になるのだから…。
そして、俺はまだ知らなかった。
この先の戦闘で知る事になる『真実』を…。

俺達は誰も知らなかった一年戦争の姿を知る…。
819ゲームセンター名無し:2007/09/04(火) 01:53:21 ID:u5m9qQ460
新たな展開を捏(ピシャァーー!)
…じゃなかった。

新たな展開という脚色を付けてお送りするのが、
次回のSS。
ぼちぼち、リプレイ色が強かったこのSSに、
新たな息吹を吹き込む事にします。
AMでもいろいろと変化がおきてるので、
そこを脚色して思わぬ『真実』を展開させます。

…次回は長い期間を置いてからになりそうですが、
今しばらくお待ちください。
では、明日も早いので

アクア・ジム作家:>後退する!



追伸
久々に砂漠でタンクを使ったら、見事な援護でAを二度取らせて頂きましたw
拠点ニ撃破×2だけじゃなくって、MSを撃破1というおまけ付き…。
砂漠じゃ、優秀な援護がいるという条件付きで俺に合ってるのか…?
前にジム頭の180mm使った時も割と命中してたって言われた事があるし…。
ま、B弾のバラ撒きが良かっただけだろう。
援護がよければ、それなりの腕で二撃破は出来るだろうし。
820文才無いスナイパー:2007/09/04(火) 20:10:00 ID:HK9GQb2qO
文才無いスナイパーです。今回はちょっとこれまでのまとめを。ついでに用語集。
まとめ編
タクラマカンの会話(通称「あの事件」)
(本編は>>261-264、その時のリョウコの日記は>>273に掲載。)
誰かの日記(何かの伏線?)
>>358に掲載。
旅館の戦い(MS無し注意)
(回想編>>725-726>>744-745
旅館編(現在進行中の物語)は>>785-786>>806-807に掲載。
また、回想編までの登場キャラクターのプロフィールは>>782
旅館編第二部までの新登場キャラクターのプロフィールは>>807の最後に掲載。)
気になった用語集編
・レビル将軍とゴップさん
自分自身、堅苦しいのが嫌いだからこう言うのもいいかな〜と。
・長い回想
やりすぎましたごめんなs(略)
・リョウコの卓球好きについて
温泉=卓球だから。リョウコはシールド投げてる訳だし。・・・
単純で本当ごめんなさい。
・この作品で出てくるパロディの元ネタ
旅館の戦い全編終了後に発表します。それまで待て、坊やよ。
・送迎用ハイエース幸運星仕様って?
万が一たちの悪い走り屋にあった時の為に、フユリ専用として仕様を変えたハイエースです。
要するに改造車。ヒナタも関与しており、一応ヒナタが運転してもそれなりに性能を発揮するらしい。

他に何か質問のある方は、ここにレスを下さい。それでは。
821切り込み作家:2007/09/06(木) 14:15:14 ID:ZF8lmLnwO
今回は連邦軍所属二等兵である俺の初陣である。

毎日、嫌になりながらも戦闘シミュレータをこなし、
成績良を残しつつ順調にレベルアップしていた矢先に、
ついに出撃命令が下されたのだ。
与えられた任務は敵主要基地急襲で場所は西ヨーロッパ市街地だ。
世界各地でジオンに押されながらも我が軍が唯一占領してる地でもある。

俺みたいなシミュレータ上がりの新兵卒が実戦投入するには格好の場所なのだろう。
とにかく、今回、初めて実戦を体験するのだ。
今回、支給されたジムのコクピットの中で俺はいつになく高ぶりを覚えた。

初回装備は各タックルとBSGだったのだが、
遠く別の戦線で戦っておられる師匠でもある大佐殿より、
初陣祝いにとビームサーベル+5とBSG+5とシールド+5を届けてくれた。

―恩に着ります大佐殿、この御礼は手柄を立てる事で返します。きっと…。

心に強く俺は誓った。
822切り込み作家:2007/09/06(木) 14:40:26 ID:ZF8lmLnwO
まだ出撃命令は下されていない。後はゴーサインが出るのを待つのみなのだ。
顔が緊張で強張る。出撃を待つ時間が長く感じられる。

―まだか?

より一層、焦りにも似た苛立ちを感じる。

―いかんな。

俺は緊張を解こうと息を深く吐いた。そして、首を動かし固くなった体をときほずく。
次第に落ち着きを取り戻し、軽く瞼を閉じる。

その時だ!

「戦闘開始いたします。出撃用意出来て?」

小モニターにオペレーターが映し出される。

「〇〇〇、いつでも出られます」

俺は瞼をかっと見開き親指を立てて答えた。

「では、〇〇〇機発進です」

そうオペレーターが言い終わらないうちに俺はブーストを噴かす。

「〇〇〇、行きます!」

俺とジムはカタバルトから射出され大空へと踊り出た。

―いざ、出陣!
823切り込み作家:2007/09/06(木) 15:00:13 ID:ZF8lmLnwO
「ヒヨッコ共、前に出過ぎるなよ!?」

俺とジムはとある郊外へと着地していた。
町並みが眼前に広がる。敵機はまだ見えない。住民は避難したのか姿はない。
時折聞こえてくる総隊長の入電が力強く感じられる。

「小僧!
敵が一機向かったぞ!
気をつけろ」

―来た!

ついに一戦交える時だ。レーダーを注意深く覗きながら周囲を見る。

ピーピーピー…
ガガーン!

注意音が聞こえると同時に攻撃を喰らってしまった。

―しまった!
ミノフスキーを忘れてた!

俺は慌てて機体の損傷を確認する。損害15%だ。

―まだ行けるな。

攻撃を喰らった方向へ姿勢を取り直す。そこにはザクUがいた。
敵データに関する情報がモニターに映る。一等兵のようだ。
手強いぞと思いつつ、俺は既にBSGを撃っていた。

バシューン!
824切り込み作家:2007/09/06(木) 15:28:34 ID:ZF8lmLnwO
狙いが当たり、ザクUに13%ダメージを与えた。

ガガガガガ…

ザクマシンガンを浴びせられ、俺はそれよりも速く、
敵の攻撃を避け、ビームサーベルを引き抜きザクUへと切りかける。

ビシュー!

手応えあった。ザクUへ36%ダメージを与える事に成功した。

ドン!

が、次の攻撃で甘かった事を思い知る。ヒートホークで一尖浴びせられ、
総ダメージはついに60%を越えた。

ビシュー!

しかし、負けじとビームサーベルでやり返す。これで敵のダメージは52%となる。

ドン!
ビシュー!

交戦はまだまだ終わらず、互いにヒートホーク、ビームサーベルで切り合う。

ピコピコ…

ダメージ警告音が流れ出した。
825切り込み作家:2007/09/06(木) 15:47:15 ID:ZF8lmLnwO
ダメージがついに限界まできたし、残り10%もなかった。
対し、ザクUは余裕だった。残り28%だった。

「小僧!
大丈夫か!
応援を向かわせるぞ!
戻れ!」

総隊長だ!

「了解!
後退する!」

が、目の前の敵は逃がしてはくれなかった。

ガガガガガ…

ザクマシンガンを一掃されてしまう。

ビシュー!

その時だった。俺の感覚が閃いたようにビームサーベルを連撃していた。
近距離連続攻撃が発動し、56%ものダメージを与え、ザクUは小破していた。

何が起こったのか自分でも判らなかった。人は危機に陥ると神憑り的な力を発揮すると言う…。
それが今の自分の力だったのか…?
俺はボロボロになったジムと一緒に自軍基地へと凱旋した。初の手柄を立てたのだった。

―大佐殿、ありがとうございます。これで胸をはってご報告出来ます。
826切り込み作家:2007/09/06(木) 16:17:39 ID:ZF8lmLnwO
切り込み作家です。
いかがでしたか?

文才もなく、読みづらかったかも知れません。
感想や反省点を言って下されば精進いたします。

宜しければ、続編を綴りたいと思います。
どうぞ、宜しくお願いいたします。m(._.)m

尚、自分の中のキャラクター象てして、

主役=普通、真面目
遼子=天然、ドジっ子
鉄男=熱血、猪突猛進

としております。

主役が遼子のドジに巻き込まれ、
鉄男の無鉄砲ぶりにふりまわされると言うハチャメチャな展開にしてまいりたいと思います。またジオンにも敵役として登場させる予定です。

まずは主役の成長ぶりをご覧頂きたいと思います。
ご賛同を得られたなら、嬉しく思います。
827ゲームセンター名無し:2007/09/06(木) 16:26:35 ID:tG42y69mO
正直に書くけど読みづらいしつまらなかった
828ジムキャ隊長:2007/09/06(木) 17:13:06 ID:7ini6py+O
>>826
切り込みさん、でいいのかな?
SSご苦労様です。
読んでみて、AMをやり始めた頃を思い出しました。
楽しませて頂きました。
続編を期待します。
《よろしく!》
829ゲームセンター名無し:2007/09/06(木) 18:59:54 ID:wZxuTefoO
新しいSS師の登場で盛り上がってきたなココw
>>826
GJ!今後も期待してるぞ。
830ゲームセンター名無し:2007/09/06(木) 19:03:41 ID:qhauBGcjO
>>826
切り込みさん、ご苦労様です!
作品倉庫にも収録できる作品ですよ!いや、始めた頃の初々しい自分が・・・

あれ、そういえばここの作品ってどうなるの?
831ゲームセンター名無し:2007/09/06(木) 19:07:37 ID:sLnvWke+O
>>830
数年前なら、どっかの誰かが勝手に書籍化、という嫌な予言もできたのだがw
832切り込み作家:2007/09/06(木) 21:51:30 ID:ZF8lmLnwO
幾度となく、出撃を繰り返し、ようやく、休息が訪れた。

―今日も生き延びたか…

基地のテラスから見る夕日がやけに眩しい。
ここでは訓練所も兼ねた軍施設でもあり、何人かの俺のような新兵を戦場に送り出している。
その度に戦死者が何人か報告があがる。
今日も俺の同期が何人か帰っては来なかった。
この場合、帰って来なかったと言う形容はおかしいかも知れない。
だが、戦死したなんて、とても信じられない。いや、信じたくはなかった。
今も目の前に現れては憎まれ口を叩き合えそうな気がして…
俺はテラスから夕日を仰ぎつつ、かつての仲間を友を思い出していた。
馬鹿騒ぎした仲間達、悪さをしてしぼられたあの時…、色々と思い浮かべる。

―友よ、お前の分も生きてやる。悔しかろうが仇は必ず取る!
明日は我が身、だが、死ねない。友の分まで戦わなくては…。
833ゲームセンター名無し:2007/09/06(木) 22:00:08 ID:wZxuTefoO
ちょっと待った!切り込み君さ…
一応ここsage進行。
一々上げんでも見てる奴は見てる、ちと勘弁!頼むぜ…
834文才無いスナイパー:2007/09/06(木) 22:04:57 ID:qhauBGcjO
切り込みさん!sageは基本だから!
あらかじめ入れておくとageミスしなくてすむから・・・ね?

そういう私は自分自身がウザイ・・・自虐すまない、「続けてくれ」。
835切り込み作家:2007/09/06(木) 22:06:13 ID:ZF8lmLnwO
あれこれ、思い出してみても、かつての仲間達は帰っては来ない。
二度とは会えないのだ。

―ちっくしょうぅぅぅっ!

余りにも悔しい。
悲しさよりも仲間を殺された悔しさが込み上げる。

「よっ!
どした?」

声のした方向へ振り返る。
そこにはおやっさんがいた。
おやっさんとは親しみ呼ばれてる呼び名で、ここの新人を鍛えてる軍曹の事だ。
俺もこの人には何度かしごかれた事がある。

「おやっさん…」
「こら、軍曹だろ!?
ふふ、まあいい。
今日は活躍したそうじゃねえか?
え?
新米小僧が、俺も鼻が高いぜ」「いえ、俺なんて…、すべて、軍曹殿に鍛えて頂いたおかげです」
「謙遜すんなよ、あの大佐殿のお墨付きだろーがよ。お前さんは!」
「はあ…、ですが、戦績はあまり…」
836ゲームセンター名無し:2007/09/06(木) 22:10:47 ID:wZxuTefoO
おいおい、頼むよ…(^人^)
837切り込み作家:2007/09/06(木) 22:23:43 ID:ZF8lmLnwO
そうなのだ。
あの初戦にて神憑り過ぎた勝利の他は3回敗北して、
2勝した内の一つは辛勝とも言えた内容であれから発動らしき気配はない。

「何言ってる?
今まで戦った相手は全て上手だったんだろう?
あれだけの動きが出来りゃ上等だよ。
戦績データを見せてもらった。
お前はエースになれるかもな」
「そんな…、褒めすぎですよ」「いんや、ひょっとすると、来週あたり昇格するかもな」
「まさか…」
「ところでよ、ここで何を考えてた?」
「…、仲間を、帰ってくるはずの仲間を待っていたんです…」
「やはり…、そんなところか…」
「…」
「よぉ、小僧。大事なのは生き残る事よ。何があってもな…。
死んだ仲間のためにも生き延びる事だよ。
お前さんの両肩には仲間達の命がのっかっとるんだ。
生きてる奴らも死んでる奴らの分もよ」
838ゲームセンター名無し:2007/09/06(木) 22:25:56 ID:wZxuTefoO
何だおまい?
書き込む前に、メール欄に半角sageを入力

マジ基本。

板移動前で、1000に向け
ひっそりと進んでるスレだ。
sageてな?
次上げたら新手の嵐認定な。
839切り込み作家:2007/09/06(木) 22:36:28 ID:ZF8lmLnwO
俺はおやっさんの言葉を黙って聞いていた。
一つ一つ、心に響くようだった。

「だからよ、生きなきゃあかんよ。
生きてる奴らを守るためにも、
死んだ奴らのためにもな」
「ですが、軍曹…」
「まあ、お前さんの気持ちは判るよ。
俺なんて、教育した新人を何度死なせたか判らん。
その度にいちいち落ち込んでたらきりがないわ」

俺はその言葉にはっとした。
そうだった。この人は何人かの新兵を育て戦場に送り出しているんた。
それに比べ俺は…

「おやっさん!」
「ん?」
「ありがとうございます!
俺はこんなところで落ち込んでたなんかいられないんですよね?
明日をも知れぬちっぽけな命ですが俺は生き延びて見せます!
おやっさんの言葉、ずっと忘れはしません。
おやっさんに教えて頂いた技術もすべてムダにしないためにも!」
840切り込み作家:2007/09/06(木) 22:46:58 ID:ZF8lmLnwO
おやっさんはうなづく事もせず、まっすぐ俺を見ていた。

「いや、何、判ればいいんだ。
それよりもおやっさんじゃないだろ?」
「はい!
おやっ…、あ…」
「ふふふ…」
「ははは…」

俺は心の底から笑った。
おやっさんもそうなのだろう。
二人で笑い合っていた。

「小僧!」
「はい!」
「判ったらやるべき事があるだろう?
整備課がお前さんを探しとったぞ?
自分の機体の整備は自分でやらなあかんぞ?」
「あ…、すいません!
今から行ってきます!」

一目散に俺はおやっさんに頭を下げてから、
ドックへ向かって走っていった。

俺は新たな決意を胸に刻み込んでいた。
生き延びる明日のために…
841切り込み作家:2007/09/06(木) 22:53:01 ID:ZF8lmLnwO
切り込み作家です。

好評のようで嬉しく思います。
本日、2本目のSSですが、自分でもどうなのか判りませんが、
反省点を指摘され、読みやすく面白く書き上げたつもりです。
また、至らぬ点がございましたら、宜しくお願いいたします。

これからもご愛読頂けるよう日夜精進いたす心積もりです。

本日はありがとうございました。

では《後退する》
842ジムキャ隊長:2007/09/06(木) 23:06:53 ID:7ini6py+O
>>841
切り込みさん、内容はともかく、せっかく皆さんが「sage」でと教えてくれているので、必ずそうしてくださいね。
書き込む際にメール欄に「sage」といれるだけです。
せっかく、良いものを書いているのですから、ルールは守って、次の作品をかいてください。
《よろしく》
843ゲームセンター名無し
アクア・ジム作家
新兵の切り込み作家さんという方がいらっしゃるようなので、
私からは『sage』をする理由を書きましょう。

理由は一つ。

『無用な争いを下げる為』

この一言に尽きます。
通常、メール欄に何も書かない。
もしくは『sage』という言葉以外ではこのスレは『上がって』しまいます。
何が上がるかというと、『スレットの掲載の順番がトップに上がる』という事です。
IEなどのプラウザでネットに入ればわかりますが、
ます、最初のアーケード板のトップページで最近上がったスレや、
立てられたばかりの新スレが10番目ぐらいまで並んでいます。
…これが純粋にゲームに関する雑談や攻略に関する会話が多いスレならばいいのですが、
ここのような『ネタ』…つまり、SSやCGを書いてあるのは、
『目立ってはいけない』のです。
理由は簡単で『板違い』だとか、『うざい』という理由です。
それにageてばかりで常にトップにここになじみが無い方々の目には、
『痛いスレ』以外の何者でもないようです。
…わかりますね?目にしたくないものを無理に見る必要はないし、
無理に見せて喧嘩を売る必要はありません。

ですから、今後とも『sage』進行でお願いします。
もう少ししたら、このスレは別の板で新スレを立てる予定ですが、
そこであっても、『無用なageは無用な喧嘩を売る』という事を忘れないで下さい。
絆でまだ二等兵の兵士が、敵集団の中へカルカンするぐらい危険な事ですから…。

以上、アクア・ジム作家より、sageる理由でした。