機動戦士ガンダム 戦場の絆 チラ裏・日記スレ 5冊目
副司令「正気でいられるうちに、さっさと済ませましょう」
MP1「判りました。 はじめます」
…はぢめる?…なにをはぢめるんだ?
MP1「――で、高架橋の爆破を確認した。
そうだな?」
二等兵「……はい」
MP1「状況はどうだった?」
二等兵「………」 じょうきょう……どうだっけ……
連邦軍衛士「…考える必要はない。思った事を口にすればいい」
ああそうか……あたまいいな、このひと……
二等兵「こうかきょうのあたりから、てきが……
あがーいたんがでてきて、ばくはつがおきて……」
二等兵「てきのうごきが、はやすぎたんですよ
おれはたたかったけど、ぶきがよわくて…ああ、
それは きゃのんびー だからで……」
MP1「対MS装備じゃなかったのは知っている。
話を先に進めろ」
ああ、そうか…。
そうだよな、しってるよそんなこと。
二等兵「あがーいたんが おれたちをばかにして……
ねこにゃんだんすをおどってむかついたんだけど…
そしたらきゅうにどむがめのまえにでてきやがって」
副司令「一旦止めて。 見るに耐えないわ」
MP1「は。……衛生兵、鼻水と涎を拭き取ってやってくれ」
二等兵「…おれはなんかむかついて……そうだ……
なかまがおれに もどれ なんてうってくるから……」
若本司令「薬剤の使用は致し方ないが…ここまで惚けていると証言の信頼性が心配だな」
副司令「ここまでの証言はレコーダーと一致しています。問題ありません。
こうでもしなければ二等兵の精神はとっくに崩壊していたでしょうから」
MP1「では続けます。…貴様は拠点に戻れと言われ、其の途中で敵と交戦した。
…それでどうした?」
二等兵「そうだ…どむがきゅうにでてきて、おれはあたまにきて……
おれはばかみたいにきゃのんびーをうちまくっていたんだ……」
二等兵「そうしたら…やられちまって…おれはくやしくて…
…ぜんせんふきんにふっかつしたんだ」
MP1「その時、貴様はどうやって援護されたか憶えているか?」
二等兵「おれをえんごしてくれたのは……もびるすーつだ……。
ああ、あれはりくせんがんだむだ……しってるぞ。」
二等兵「でもそいつはおれをおいていっちまったんだ…ものすごくあたまきた。
だってかこまれてるのに、いっちまうんだぜ……」
MP1「なるほどわかった。じゃあ、その後の報告なんかはとばして、
大事なことを聞くぞ。いいな?」
二等兵「わかりました………。」
MP1「その後、貴様はどう行動した?」
ええと…どこまでいっていいのかなあ…ぜんぶいっちゃったら…ふくしれいおこるかなあ…
二等兵「きがついたら、めのまえにてきがいっきもいなくなってて…
…おれはいちもくさんにてきのきょてんにむかったんだ」
二等兵「みんなが おれのために てきをけちらしてくれたんだ…とおもって…
それで なんかがんばれるきがして… みんなにおれいがいいたかったんだ…」
二等兵「だけど、ちゃっとはまだはづかしいから…こころのなかで みんなありがとうといったんだ」
二等兵「でも あんまりしづかすぎるから…へんじがないから…きになってふりむいたら…」
副司令「………」
二等兵「ふりむいたら………」
若本司令「…………」
MP1「振り向いたらどうなっていた?」
二等兵「……おれたちのきょてんがかんらくしていますた」