貧ぬーが好きな者はいるか?!
貧ぬーが好きな者はいるか?!!
貧ぬーが好きな者はいるか?!!!
ここにいるぞぉ!!
ここにもいるぞぉ!
巨乳が好きです!
でも、貧乳はもっと大好きです!!
この勝利、我が民に捧ぐ!!
蔡文姫な流れの中、ウホ徳と馬岱の友情物語な電波を受信したのでSS投下。ちなみに事実を基にした完全なるフィクション。
え、男は需要無し?やおいは禁止?じゃあ馬岱は女性という設定で(違
(ここから)
敵将の顔が雷光で明らかになる。
もっとも、魏将で私を知っている者などいないだろうし、私だって魏将の顔など知らない。
はずなのに。雷光に照らされた馬上の将は、かつて私の隣で――
「・・・馬岱?なぜここに居る。漢中にいるのではないのか」
相手も少々驚いた様子だ。無理も無い。馬超が、漢中の西を脅かす異民族を討伐中というのは周知の事実だ。
ならば私がここに居るとは予想外だろう。
「ホウ徳、私が常に馬超の傍に居るというのは浅慮だな。君が今、そうでないのと同じだ」
私達は常に二人で馬超の傍に侍り、一時も離れずに戦い抜いてきた。物心付いた頃から、ずっとだった。
「俺はともかく、貴様は今も昔も、そしてこれからもそうでないかと思っていたのだが。
ははは、皮肉なものだ。お前たちと戦いたくないがために、ケイ州の戦場を志願したのにな」
その言葉に偽りは無いのだろう。この男、嘘はつけない男だ。
「噂は聞いている。棺桶まで担いでご苦労なことだ。・・・なあ、蜀に来る気は無いか?
また、3人で共に戦おうじゃないか」
無駄だ。一度槍を構えれば、この男は、決して引かない。
一度決めたことは覆さない。それは私が、一番よく知っている。それでも聞かずにはいられない。
「はっはっは、馬岱よ、蜀に行って呆けたか?俺がそんな言葉を聞いて降るとでも?」
「・・・思ってない、がね。仕方ない、やはり戦うしかないのか」
槍を構える。左利きの私は右手に手綱を、左手に槍を持ち、相手を見据える。
まるで鏡だな、と思う。
似たような構えに、左右の利き手が違うものだから、向こうに見える馬岱の姿は、
俺の鏡そのものだ。アイツからも俺がそう見えるだろう。
「やはり違和感を感じるな。このように正対するというのは」
俺達は常に馬超の後ろ、俺が右で馬岱が左。
大上段に構える馬超を加えて、3人で固まって戦場を駆ける姿は、一分の隙もなく。
「左が寂しいか?ホウ徳。今からでも遅くは無いんだぞ?」
相変わらず小憎たらしい奴。心を読んでやがる。
「抜かせ。では行くぞ!」
我々の間に小手調べなど必要ない。渾身の一撃を相手に叩き込むだけ。
だが、互いの一撃は相手に届くことなく、
互いの姿は波間の向こうに消えた。
また、見失ってしまった。
戦場で奴を見失うのはこれで二回目。
しかし、突然の大波くらいに流され、相手を見失うとは情け無い。
「流木を集めて筏を作れ。・・・奴を探し出す!」
周りの部下に命じる。今度見つけ出せなければ、アイツはもっと遠くへ行ってしまう。
「ちっ、この雷雨に強風、大波が来ることくらい分かってたはずなのに・・・」
だが、ある意味これでよかったのかもしれない。
これでもう、アイツと戦わなくて済むかもしれないから。
「脱出するぞ。船はあるな?・・・本陣まで引く」
周りの部下に命じる。正直、この状況では引くしかない。
魏の一員となってから、退却するのも勇気だ、と知った。
あの頃は猪のように猛進することしか考えてなかったが、今はもう違うのだ。
前方に船が見える。そこで指揮する将の姿を一瞥しただけで、馬岱はそれが誰か直ぐに分かった。
何年、いや何十年も見続けてきた者の姿を見まがうことは無い。
「ホウ徳、待て!逃げることは許さん!」
ホウ徳は振り向かない。
こちらの声など聞こえないという風に。
「ホウ徳!くそっ!聞こえているのだろう!」
筏を小船に寄せて、力の限り叫ぶ。無反応。
「ああそうか、分かったよ。もうお前は―――魏の武将なんだな」
「いかにも。俺は魏の将、ホウ徳だ」
反応があった。だが、その言葉は、まるで万里の彼方から聞こえてきたように、馬岱には感じられた。
「そうか。もう君と私の間には」
筏をぶつけて、船を沈める。
「超えられぬ境があるというわけか!」
そのまま海に飛び込んで、あいつを――
予想外にも決着は早くついた。
いや、「逃げ」を考えた時に、もう決着はついていたのかもしれない。
だとすれば、この結果も至極当然。
「見事な武だったな、馬岱。まっすぐな西涼の武、お前は昔から変わってない」
「ホウ徳・・・もう一度聞く、また共に戦わないか?」
「馬岱、言ったはずだ。俺は魏の将、ホウ徳だと。西涼でも蜀でもない、『魏』のホウ徳だと」
冷たく言い放つ。決めたことは決して覆さない。
「・・・・魏将、ホウ徳を本陣に搬送しろ。関羽殿に引き渡せ」
「それでいい、馬岱。だが、お前に一つ伝言を託っている。死ぬ前に伝えておきたい」
馬岱の目が、なんだ?と言っている。
「西涼のホウ徳からだ。お前と共に戦場を駆け巡った日々は、とても楽しかったと。何にも替えがたい思い出だったとさ。あと馬超を頼む、と言ってたな」
「そうか。では私からも彼に伝えてくれ。私もまた、そうであったと。そして、馬超のことは安心して任せてくれ、と」
「ふっ、伝えておこう。ではな、馬岱」
縛られたまま、兵に引かれて立ち去る。
不器用なところは何一つ変わっていなかった。
直情単行のくせに、変なところだけ素直じゃなくて。
でも、あいつのそんなところが好きだったから。
ずっと一緒に戦ってきたのに。ずっと一緒に戦えると思っていたのに。
「馬岱将軍、これから如何なされます?」
兵士に突然問いかけられる。
「漢中に帰る。ここでのことは・・・そうだ、君の名は?」
「は、い、いえ、、、周倉、と申しますが」
「そうか、ではここでの私の手柄は全て君の手柄だ。そう関羽殿に報告しろ。いいな?これは命令だ」
「え、あの、ちょっと・・・」
この戦いでの馬岱の行動は、全て周倉、という者の行動として語り継がれるようになる。
なお、周倉、という者の名は、歴史書に記されてはいない。
涼武将は「後に○○に渡って云々」が多いからこういうドラマが色々想像できていいなの
まぁ、残りは「董卓に見切りをつけて逃げたけど、○○で(に)斬られる」とかだが
>>841 GJだ。
漏れも貧ヌー派だが蔡タソは別だぁぁぁ!!
>>841 ひんぬー派閥だが、蔡タンはUCの方が好きだぜ!
大きすぎるのを気にするUC蔡タンも可愛くていいね。
>>843 牛輔のことかー(AA略
牛輔でだって、きっとドラマを、いい話を作れるはずなんだ。
なんせ董卓の娘婿。そこにドラマがあったって!
「これだけあればワシの人生薔薇色じゃあ」(こそ泥マント装備中)
・・・ごめん無理。
初志貫徹5は中々のイケメンだ
fanもそうだし、栄斗も人の良さそうな兄ちゃん
・・・ブサメンじゃ有名覇王にはなれないのかorz
>>836-840 すごいとしかいいようがない!GJ!
マジで質問するが、どうやったらうまく書けるの?
とりあえず書いて書いて書きまくる、って感じんはのかなぁ?
オレ「あー、もう8月が終わったってのに、宿題が終わらねー」
UC小喬「お手伝いします」
オレ「やた! それじゃ学校に流星を落としてくれ!
そうすりゃ、もうしばらく学校に行かなくて済むからな!」
・・・スマソ、切羽詰って変な妄想をしちまった。
切羽詰まってんのに2ch見てたらそりゃ終わらんわw
854 :
董白:2006/09/01(金) 00:42:14 ID:6SwRSwIK
現実から逃げられなくしてやろう
>>848 >>836ですが、一応自分のSSの作り方を書いておきます。
@とりあえず電波を受信したら、それをメインに全体を組み立てる。
ここでの電波とは、テーマにしたいシチュエーションです。
華雄と小董白なら「華雄戦死」、馬岱とホウ徳の話なら「ホウ徳の最期」
という風に、テーマを決めて、そこが盛り上がるように、設定を付けて、エピソードを盛り込んでいく感じで・・・
A設定とエピソードの組み立て
例えば上の話なら、「前に馬超、右にホウ徳、左に馬岱」という「絵になる」設定をつけて、
それに合わせてエピソードを組み立ててしまう。自分は絵を全く描けないから、絵になるシチュを文章で表してやれ、的な感じで。
ちなみに、設定自体、テーマを盛り上げるようなものにしています。
エピソードは、三国志の史実があるなら、それにかぶせる形で、勝手に手を加えて改変改変。
B文章にしてみる
あとは文章にするだけですね。台詞、情景、心理描写が偏らないように、適度に散らします。
(油断してると、台詞ばかりになりがちなので、キャラを動かして情景を入れます。
情景が台詞や心情に被さる様になると、自画自賛できますw)
C推敲
結構大事です。3回は読み直してみることを薦めます。
大抵、文章的におかしいところがいくつか見つかるので、直して完成。
ただ、拙い自分のを参考にしたところで、うまくなるかどうか・・・
普段から小説の類を読むのがお勧めかと。作家はプロなので、余程変な人で無い限り皆上手いです。
プロの文章は「頂上対決」みたいなものですから、リプレイを見つつ、テクを盗みましょうw
自分はあんな風に上手くかけないや、と思っても、細かいところで、使えるものは多いはず。
小説の書き方と言うよりラノベの書き方のが楽だよな
>>855 ご親切にありがとうございます。
>>848です。
これを機にがんばってみようかと思います!
いつか、このスレに投下することを夢みて・・・・・
学園モノな流れに乗り遅れ、呂姫な流れに乗り遅れ、
そして今、何とかシリアス路線に便乗しようとしている漏れガイル
でも、明日も仕事&呑みだお・・・(´・ω・`)
多少の御期待は頂けた様ですので、
週末に
>>474の続編を書いてみます
>>855が勉強になったので、意識しながら
ただ漏れの場合、拘り過ぎて押し付けがましくなるので気を付けます
>>841 違う、俺は貧乳派だが蔡文姫タンは嫌いじゃないんだ
むしろ最高に大好きなんだUCがGJ
>>847 あんまさ・・・・その辺でやめておこうや
彼らも好きでブサメンになったわけじゃないし
>>836 GJ
だが少し欲を出すなら
字で呼び合って欲しかった
さて、明日辺りシリアス系SS書いてみようかと思う
まあ期待しないでwktkしてくれ
>>836 格好良いな、こういうの俺好き
>>861 馬岱は字伝わってない件……つか期待しないでwktkってどうすりゃいいんだw
とりあえず普通にwktkしとくwww
>>836 クソッ、泣けるじゃねぇか。
>>841 とりあえずその胸にルパンダイブさせてもらいますね。
>>861 >>862 さんの言うとおりです。最初は「令明」なり「孟起」だったんですが、
・・・・・馬岱(涙
ということに気付き、やむなく姓名で呼ぶことに。
馬岱よ、そこまで地味だったのかと。呉懿(笑)ですら字は伝わってるのに。
まあ、呉懿(笑)は皇帝の義兄なのですけどね。
あと、誰も気付きませんが、その4のラスト
・・・海かよ。
世界に入ってしまうとたまーにあることです。推敲時もスルーしてました。
皆さんはこのようなことがないように・・・
ということで、
>>861さん、期待してます。
>>864 最期のシーンがな…
「西涼のホウ徳からだ」じゃなくて「令明からだ」だったらと思ったら脳汁出ちまってさw
かゆーと董白の話を読んで、勢いで書いてしまった。
ちょっと反省してるけど、投下してみる。
867 :
866:2006/09/01(金) 03:01:12 ID:OzICVJMh
薄暗い部屋の中。
しまい忘れた風鈴が、夜風を受けて涼やかに啼く。
もう夏も終わり。
地獄のように熱くて紅い夏も、もう終わり。
窓辺に佇む少女の、その虚ろな瞳には、薄い雲を纏った三日月がぼんやりと反射している。
「・・・かゆー・・・」
思わず呟いた言葉が届くことは、もう無い。
その言葉は、もう誰にも届かない。
小さな小さな残響が、ぼんやりとした闇に吸い込まれていく。
二人の華雄。
一人目は、悪鬼。
二人目は、悪鬼の遺志を紡いだ悪鬼。
一人目は、仮面で全てを殺す大男。
二人目は、仮面で己を殺した大きな男。
一人目は、知らない間に私を護ってくれていた。
二人目は、目の前で私を護ってくれた。
一人目は、私の知らない所で悪鬼となり、死んだ。
二人目は、私のすぐそばで悪鬼となり、死んだ。
華雄と、華雄。
二人とも、華雄。
かゆーと、かゆー。
二人とも、かゆー。
二人とも、もういない。
「・・・かゆー・・・」
もう何度目かも分からない程、繰り返された独り言。
誰にも届くことの無い、でも届かせたい独り言。
涙はとっくの昔に涸れ果てた。
泣き声はとっくの昔に嗄れ果てた。
それでも呟いてしまう、どうしても止まらない、手紙。
少女はあの瞬間を思い出す。
うだるような暑さの中、赤く紅く緋く燃えていく華雄を。
自らの血で、赤く紅く緋く斃れて行く華雄を。
地獄が狂う風景。
炎が乱舞する風景。
血飛沫のキラキラとした風景。
もう何度思い出した事か。
何度、思い出したくなかったか。
ちりん、と風鈴が啼く。
三日月にかかっていた雲が、さぁっ、と晴れる。
少女の座る窓辺が、淡く優しく照らされる。
幼い頬に、少女は確かに、温もりを感じた。
亀頭炎ってどうしたらなおるのかなー
870 :
866:2006/09/01(金) 03:06:09 ID:OzICVJMh
「・・・かゆー・・・?」
『・・・』
「かゆーなの?ねぇ、かゆーなの!?」
『・・・』
少女は思わず声を上げた。
「かゆーなのっ!?」
誰にも届かない手紙の、筈だった。
『・・・もう・・・華雄さん、何か喋って下さいよ』
『・・・』
『董白さまが怒っていますよ?』
『・・・ソレハ、困ル』
『でしょ?だから挨拶しましょうよ、董白さまに』
手紙が、届かない筈の手紙が、この夜、確かに届いた。
『『こンばんワ、董白サま』』
不器用な大男の声と、優しい大男の声が重なって、ひどく滑稽な挨拶が少女の耳に残る。
華雄だ!華雄だっ!!華雄だっっ!!!
かゆーだ!!!!かゆーだっ!!!!!かゆーだっっ!!!!!!
唖然としながら、呆然としながら、歓喜しながら、感嘆しながら、泣きながら、笑いながら。
少女は駆け回って、はしゃぎ回って、飛び跳ねて、「華雄」の声がする方向に飛び付いた。
「かあああぁぁぁーーーーゆうぅぅーーーーーーーーっっっ!!!!!!!!」
そして、少女は確かに、二人の華雄に抱き締められた。
きつく優しく、ただひたすらに、暖かく。
871 :
866:2006/09/01(金) 03:07:50 ID:OzICVJMh
そして無口な華雄と、優しく喋る華雄と、一人の少女は夜通し語り合った。
二人とも死んじゃったけど、少女をずっと考えていた事。
なかなか話すきっかけが無かった事。
あの世で、二人が仲良く死んでる事。
少女が悲しく泣いて、迷って、怒って、それでも生きてる事。
たくさん、たくさん喋った。
たくさん、たくさん泣いた。
たくさん、たくさん笑った。
たくさん、たくさん嬉しかった。
たくさん、たくさん悲しかった。
夜が明ける頃、二人は泣きながら笑って、顔がぐしゃぐしゃだった。
一人は相変わらず、無口だった。
『もう、行かなきゃなりません。残念ですが』
「やだっ!もっとかゆーたちとお話する!」
『駄目です、董白さま。本来、この場所にいるのもご法度なんですから』
「やだっ!もっとかゆーたちと生きてたい!」
『無理ですよ、董白さま。もう私たちは死んでるんですから』
「やだやだやだやだやだやだ!!!」
少女はひたすらにだだを捏ねる。
髪を振り乱し、泣きながら、喚きながら。
872 :
ゲームセンター名無し:2006/09/01(金) 03:22:02 ID:u/L+XlBY
>>871 つ…続きが気になるΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)
昨日も書いたような気がするけども、
最近、甘皇后とか可愛いなでなでタイプではなく、呂姫みたいなツンツンも魅力的に感じてきた
で、どちらかというとなでなでタイプの彼女に、各場面でツンツンタイプになってもらった
ツンデレは2次元専用だということに気付きました
ただ人によるかもしれんが…
875 :
866:2006/09/01(金) 03:46:27 ID:OzICVJMh
「だって!かゆーたちがいなくなったら、私はどうすればいいの!?」
叫ぶ。
「私はおじーさまみたいに、暴虐にはなれない!」
叫ぶ。
「私は呂姫おねーさんや、呂布おじさんみたいに、強くない!」
叫ぶ。
「私は厳おばさんや文姫おねーちゃんみたいに、頭も良くない!」
叫ぶ。
「わたしは・・・かゆーたちみたいに、大切な人を護ることも出来ない・・・」
叫べない。
「わたしは・・・どうすれば・・・いいの・・・?」
叫べない。
「ねぇ・・・かゆー・・・教えてよ・・・」
叫べない。
『今ノ、気持チ、ソノ気持チ・・・ソレデ・・・生キロ・・・』
「!?」
『生キテ・・・死ヌナ・・・』
「????」
876 :
866:2006/09/01(金) 03:48:03 ID:OzICVJMh
『んもう・・・華雄将軍、それじゃ分かりにくいですよ』
「どういう、事?」
『そうですねぇ・・・董白さまは今、私たちに対してどう思ってます?』
「嬉しくて悲しい」
『いや・・・そうじゃなくてですね・・・うーんと・・・』
「もっと話したい」
『うんうん、近いですね』
「もっとわしゃわしゃしたい」
『だいぶ遠くなりましたね』
「・・・もっと、一緒にいたい」
『もう一押し!』
「もっと喋りたい!話したい!笑いたい!泣きたい!わしゃわしゃしたい!喜びたい!傷付けたい!愛したい!」
『ちょっと違うのも混ざってますが・・・』
「・・・一緒に、生きていたい・・・・・・・・・・・・・・・・・・帰って欲しくない」
『『ソれでス』』
『全テヲ抱エズニ』
『私たちの事を思い出して下さい』
『敵ヲ殺サズ』
『私たちが、敵を倒す』
『董白サマハ紅クナラズニ』
『我々二人が緋く染まりましょう』
『『ダかラ、安心して、生キテ、生きて、下サい』』
>>873 お前は俺かwww
確かにそれは思った
しかし素直に応じる彼女を持つ
>>873が羨ましい
俺のなんてなぁ、顔が審配なんだぞ審配・・・
外堀決壊なんだぞ・・・
ただなぁ、体は甘皇后なんだぞ!
中身は良いんだぞ!
顔がなぁ
>>877 大丈夫、俺のもリアル究極の選択だから
究:顔はいいが性格悪い
極:顔は悪いが性格いい
選:体はいいが性格悪い
択:体は悪いが性格いい
俺の彼女はヒンヌーだし俺もヒンヌー
やべ、なぜかおっきしてきた(*´д`)ハァハァ
880 :
866:
少女の身体が、軽い酩酊を覚える。
ふわりと浮く、奇妙な感覚。
優しく暖かい風が、董白の頬を撫ぜる。
二人の華雄が、董白の頬をくるりと撫ぜる。
華雄と華雄。
かゆーとかゆー。
二人は、少女に生きて欲しかった。
もう二度と、死んで欲しくなかった。
少女の虚ろな瞳を見るのは、死ぬよりも地獄だった。
でも少女は、戦う事を決意した。
二人が死んだ同じ場所で、死を求めていた。
その事実は二人にとって、どんな毒矢よりも辛く、どんな傷口よりも痛かった。
だから。
だから、逢いに来た。
少女の生き様を否定しても始まらない。
せめて少女の生き様が、終わらないように。
少女が目覚めた時、もう窓辺は夜では無かった。
銀色の月は堕ち、黄金色の太陽が昇る。
風鈴は、もう、啼かない。
「かゆー・・・華雄達への退路遮断・・・失敗しちゃった、ね」