眩い太陽の光が部屋を照らす。外では騒音にまぎれて、小鳥が鳴く声が聞こえる。
シンジの家の近くに小鳥が巣を作ったのだ。シンジは、その声を聞くのが楽しみだった。
そして、その声を合図にシンジは目を覚ました。
乱れた部屋を見て、急に、シンジの脳裏に昨日の母の姿がフラッシュバックした。
朝の効果も手伝ってか、シンジのズボンに、山が出来た。
「シンジ? 早く起きなさい」
不意にドアが開かれた、これで二回目だ。
「おっ、おはよ・・・母さん」
シンジの弱々しい言葉にユイは笑った。シンジの親とはいえ、顔はかなりの美人の部類だし、
体系も美しい。二十歳と言っても通らない事は無い。
「朝から元気ねぇ」
「こっ、これは・・・」
シンジは困りながら股間を手で隠す。
「こんなんじゃ学校行けないでしょ?」
「だっ、大丈夫だよ、すぐに納まるから」
毎回そうだった。シンジの朝は何時もこうであり、そして登校するまでにはなんとしてでも
萎えさせていた。アスカとは妙な関係が続いており、朝には迎えに来る。そんなアスカの前で、
元気いっぱいなナニを晒すわけにはいかなかったのだ。
「無理しなくていいのよ」
「ちょっ、かっ、母さん!」
ユイは素早くシンジのズボンを下げた。驚くべきスピードだったため、シンジの反応が少し遅れた。