ケツイ 絆地獄たち [35]

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17ゲームセンター名無し
■ハイスコアに命掛けてる駄目(キモヲタ)ゲーマーの行く末■


中野新橋あたりの、誰も待っていない、うす暗いボロアパートに戻り、
「やれやれ……どっこししょ」とかタメ息をつきながら、
薄くなった頭からバーガーキングの帽子を外し、縦縞のド派手な
ユニフォームを脱ぎ捨ててゆく姿……。あまりにも哀しすぎる。

年相応なサルマタ姿に戻ると、40年間も買い続けている『フロムエー』
をコンビニ(昔、バイト勤めしたことのある店)の袋から出して眺める。
「60ぅのジジィのオレに、工事現場の交通整理はつらぃやねぇ……」
ヤカンがピィピィ鳴りだした。『緑のたぬき』かなにかをズズッと
すすりながら、魚肉ソーセージを肴に『ワンカップ白鶴』を1杯やる。
22時41分、テレビで久米宏が「もぉ、横綱も冗談ばかり。クククッ……」
とかウケている声を聞きながら、ふと見上げると、
ハンガーから吊り下がった、齢(トシ)不相応に派手なユニフォーム。
「げふっ。はぁ〜、もぉ寝っがな……」
誰も聞いてくれる人がいないセリフをまたこぼしながら、
傍らにふたつ折りにしていた、せんべい布団を拡げ、寝っころがる。

酒の力を借りて寂しい現実を忘れようと、老爺は眠りの世界へ落ちる。
……夢のクニでは、俺は“夢”を成功させたゲーマーさ。
シューティングで全国の猛者と全一競い合っていた35年前、
アルカディアの編集長が拾ってくれたんだ。
……ん? えっ? あれっ? やっぱり夢かぁ。編集長の
顔をよく見れば、バイト先の店長(28歳年下)じゃねぇか。
やっぱり俺の現実なんてあのボーヤに使われるだけなんだよな。へへっ……。
せめて、夢のなかでぐらい“みじめさ”ってもんを忘れさせてくれよ。
18ゲームセンター名無し :04/09/10 05:46 ID:???
■我らが英雄、FMI-麻生様 AA■


               人 
               (__) 
              (__)
             ( __ )           プーン
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     (::::::::::/  ):::ノ::::ノ ) ソ ヾ::::::::::::丶::::ヽ
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   (::::::::::/彡彡彡彡彡   ミミミミミミミ :::::::::::)
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    | =ロ   -=・=-  ‖ ‖ -=・=-   ロ===
    |:/ ‖    / /ノ  ヽ \     ‖ ヽ|ヽ      <まぁ・・・死ぬ要素無いんで
     |/  ヽ`======/ .⌒ ` ========ノ.   ..| |      
   .(         .(●  ●)         )ノ    
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19ゲームセンター名無し :04/09/10 05:50 ID:???
■STG界における、賢者と愚者についての考察■


頭の良いプレイヤーは自身の力量を把握しているから、最初から無茶な事はしない。
謙虚に、その時の自身の力量の範囲内でいかに安定させるかという事を考えながらプレイしている。
頭が良いので安全かつ効率的なパターンを自力で研究・作成している。
ミスしても絶対に捨てゲーはしない。むしろ絶好のスキルアップ機会だと考えている。
そうやって地道にコツコツと目標を設定・克服しつつ前進していき、
気付いたら究極的なレベルにまでなっていたりもする。
全国レベルのプレイヤーは(学歴とか関係なしに)例外なく頭の良い人間だと思う。

一方頭の悪いプレイヤーは自身の力量を把握していない。
多くの場合自身を過大評価している。
頭が悪いので自力でパターンを作成できない。
上手いプレイヤーのパターンを見たら、そのパターンの本質を考えようともせずすぐに真似をする。
そうやって真似をしてミスしても原因を考えようとせず、自身の力量を逸脱した事をしているのに
気付いていない。
(ミスしたら首を傾げたりしている、つまり何故ミスったのか理解できていない)
腕が伴っておらずパターンだけが先走りしているという状態。
そしてしまいにはパターンが悪いとか糞ゲー呼ばわりして、捨てゲーもしたりする。