ギタフリって、、、

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92ゲームセンター名無し
夕暮れ遠くに伸びる 長い二人の影を真似 追いながら
手を繋いで帰ると鳴る 小さな小さな鈴の音
一様に並んでる あの時計と一緒に鳴るよ
りんりりぃん 響く 小さな小さな音

ああ何故彼はお偉いさん「君は僕がいなくても平気ですか」
震えるその手から漏れている堂々巡りの回答
とても汚い色して吐き気をもよおす 風鈴の音に
りんりりぃん 響く 彼女の切の泣(な)

白装束の老婆が背(せな)で笑う そうさペロリと舌出しながら
「右手は空へ 左手は海へ捨て 立派に蒼天仰げよ」と
論う鴉達は逃げ出して
白く枯れ洞然と並ぶ 無くなりそうな幸せは
もう二度と目的も無いと消える
耳元で囁く「鬼さんこちら手のなるほうへ」
白雲消えていく
93ゲームセンター名無し:04/05/19 16:09 ID:???
嘘をつく貴様らの舌なんてちょん切って捨ててやる
ずっと待つんだ 彼を待つんだ
「見えぬ 聞こえぬ 何も無い方がいい」と笑う
金魚鉢にうつる彼女はヒョロヒョロ流れる
「お元気ですか?」彼女の手紙 ある日を境に途絶えた

何度も破れ狂う空に鳥が風を連れてきた
誰も言えない「あの子を残していいの?」
彼は雨色空へ 影を伸ばすことはないでしょう
鈴が鳴り響く

「僕は帰って来たよ」鴉の剃刀を手に生きる
彼は走った そして涙こらえて
すっと扉開けた そこには彼女の時を乗せた
鈴の緒だけが