「フフ‥‥‥‥へただなあ、キミ」
「はあ‥‥‥‥?」
「へたっぴさ‥‥‥! 決勝戦の選び方がへた‥‥
キミが本当に使いたいのは‥‥タイピング‥‥‥!
スパイラル中に問題対策して極まったそれで‥‥思いっきり緑ゲージ回答したい‥‥!
だろ‥‥?だけど‥‥それはあまりにセカンドだってバレバレだから‥‥
こっちの‥‥‥‥しょぼい並べ替えでごまかそうって言うんだ‥‥‥
ダメなんだよ‥‥‥! そういうのが実にダメ‥‥‥!
せっかくスパイラル中の気分転換でのザコ狩りって時に‥‥その妥協は傷ましすぎる‥‥‥!
そんなんじゃ廃人ランカーには一生勝てないぞ‥‥‥!
嘘じゃない。かえって一回戦で負ける確率が上がる‥‥!
予選中にもあの時、取れたかもしれない百点がチラついてさ‥‥‥‥‥
集中力を欠いてしまう‥‥!
キミ‥‥‥QMAってやつはさ‥‥‥‥容赦なんかしちゃダメなんだ‥‥‥‥!
正解率のため、セカンドなら新規参入者はきっちり狩ったほうがいい‥‥! 違うかい‥‥‥?」
「(言われてみれば‥‥確かにそうかも‥‥)
じゃあ‥‥‥」
「はいっ、決勝戦タイピング‥‥‥‥!」
「実は、順番あても‥‥‥‥」
「はいっ、順番あても追加っ‥‥!
となると‥‥‥‥ジャンルは偽って学問なんてやってられないよね‥‥!」
「(‥‥‥‥‥)コク…」
気がつけばアニゲタイピング三タテ…!初級魔術師戦で二位に五十点差のブッチ切り…!
周り引きまくり…!
さすがのスパイラーも…プロミストアイランド緑ゲージ回答には猛反省…!