【ハンバーガ】アッシマー専用スレ【デンプシー】

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154ゲームセンター名無し
オレはさすらいの中年アッシマー。
今日も仕事帰りにぶらりとグリーンノアへ赴く。
そこには百式&リックディアスに叩かれている、若いガブスレイの姿があった。
「これからさ……」つぶやきながら救援へ入る。
2対1から2対2になり、敵の集中砲火を受けずに済んだガブスレイは、次々と敵に攻撃を当てていく。
気がつけば怒涛の8連勝。向こうがいろいろ機体を変えてきても結果は同じだった。

エゥーゴ側の乱入の熱が冷めたとき、ふと若いガブスレイが口を開く。
「助けてくれてありがとう、連勝できるとは思いませんでした!」
「よせよ……」この連勝はオレのおかげとは思っていない。
もともとこのガブスレイには高い実力と、若さからくる勢いがあったのだ。
オレはただカットや十字砲火などサポートに徹しただけのこと……。

そんなことを考えていると再度敵機乱入、ハイメガZとネモのコンビが眼前に現れる。
今回も前衛のガブスレイをサポートするつもりで迎えるが、Zの様子がおかしい。
変形してガブスレイを越えると、オレの頭上まで一気に飛び、ハイメガをぶっ放してきた。
まともに食らって大きく吹っ飛ぶオレの体、完全に虚を突かれた……。
いや、敵にしてみればこれが有効な戦術だろう。
若さにあふれたガブスレイを相手にするより、
ロートルアッシマーをさきに2回落としたほうがラクという判断だ。
ただその狙いが露骨すぎるほどの戦いだった。
Zを意識しすぎると、ネモの横槍&ハイメガを食らうという始末。
隣のガブスレイを見るとこれまでと勝手が違うせいか、Zとネモのどちらを狙うか迷っていた。
155ゲームセンター名無し:03/10/08 05:24 ID:???
「エースさん、ネモを頼むぜ……」そう頼んだオレは、変形してその場から離れた。
案の定、高速で追ってきてはハイメガを撃つZ。
それを必死で避ける中年アッシマー……。
どう見てもカッコ悪いが、遠くのほうではガブスレイがネモを叩く姿が確認できた。
けっきょく両陣営ともにタイマン気味となったこの戦いは、

時間の流れ−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−→
T側 アッシマー落ち−−−−→ガブスレイ落ち−−−−−→アッシマー瀕死
E側 −−−−−−−ネモ落ち−−−−−−−−→ネモ落ち−−−−→Z落ち

という流れで、我々が勝利した。


接戦だったためだろうか、
そのあと同じ相手から同じ組み合わせ、同じ戦術で連続して乱入されるも、
そのほとんどがさっきの展開で勝つことができた。
Zに狙われ、そのたびに回避に専念するアッシマー。
相手から見ればチョコマカと動くハンバーグにも見えただろう。
やがて資金が尽きた相手側。帰り際にZに乗っていたであろう若いパイロットがつぶやく。
「逃げてばかりのハンバーガーうぜぇ! 弱いしカッコわりぃ!」
確かにZにロックされているとき、オレは必要最低限の反撃しかしなかった。
このときはパートナーがネモを叩くまで、生き延びることが重要だったからだ。
そんな心中を察してガブスレイが反論しようとしたが、オレはそれを諭した。
やがて乱入対戦も終わりCPU戦をクリアーしたところで、家路に向かった。
その道中、ガブスレイの言葉を思い出す。
「あのハイメガZ、自分らが低狙いを始めておきながら、同じ戦法で叩かれると怒り出すとは、無神経もいいところですね」

「坊やだからさ……」そうつぶやいてオレは玄関のカギを開けた。
明日はギャプランに乗ってみようか……。
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( ,_ノ` )y━・~~~