エンジェはいいね

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265氷壊 -1-
「……そのロッド、まさか…、あなたが……?」
エンジェランが見覚えのあるロッドを見つけ、その持ち主の正面に降り立つ。
「んー?お姉ちゃん、だれぇー?」
あたりを、きょろきょろしていたガラヤカが、エンジェランを前に怪訝そうにする。
「…そのロッド、どうしたの?あなたの?」
「うん、そうだよ。それよりも、ねぇ、お姉ちゃん? このへんにね、
 お姉ちゃんより、ちょっと小さなお姉ちゃん落ちてなかった?こーんな、髪型の。
 遊んでたのに、ちょっと、おもちゃ取りに帰ったら、いなくなっちゃった。」
ガラヤカが両手で髪を持ち上げ、側頭部にポニーテールを二つ作る。
「遊んで…た…?」
「うん、これでね、ここを、くちゅくちゅーってするとね……わわっ! 」
ロッドを自分の秘所にあてる仕草のガラヤカを、エンジェランの氷撃がかすめる。
「あなたが…、フェイを…、許さない! ……あなたを、壊します。」
「……ふーん、お姉ちゃんが、かわりに、遊んでくれるんだ。くすくす。」
不敵に微笑むガラヤカの影が、少女のそれではなく、巨大な禍禍しいものへと伸びていった。

     第四話  「氷壊」  

戦闘は一方的に終始し、最後には、弱々しくうずくまるエンジェランがいた。
ガラヤカは余裕たっぷりに、足元のエンジェランを見下している。
「くすっ。楽しかったね、お姉ちゃん。」
「……く、ぁぁ、うく……」
傷だらけの身体を抑え、苦痛にうめく。
「わたしを壊す…って言ってたよね? 違うよ。わたしがお姉ちゃんで遊んであげる。壊れるくらいね。」
266氷壊 -1-:02/09/21 11:20 ID:???

「っく! 」
エンジェランが、最後の力を振り絞り、羽根で逃れようとする。
だが、ガラヤカから4つのビットが飛び出し、ふらふらと舞うエンジェランの行く手に、電磁柵を形成する。
「え! ? きゃあぁぁぁあっ! 」
避けることも出来ず、電磁柵に突っ込む。
「どう? ライデンお兄ちゃんから、黙って借りたんだけど、ピリピリーって、気持ちいいでしょ?」
「あああぁ! きゃう、きゃああ! 」
身体中を電撃が駆け巡り、悲痛な声をあげる。
「あああ! あ、あ、くぅうう、あああああ! 」
ビットがチャージ分のエネルギーを使いきり、電磁柵が消失する。
「あぐ! 」
どさ、とそのままステージに落下したエンジェランに、もう立ちあがろうとする気力もない。
「きゃははは、ちょっと強くしすぎたかも。ま、いいよね。」
手元に戻ったビットに再チャージしつつ、ロッドを片手に、エンジェランに向かう。
「やっぱ、おんなじことしてあげなきゃ、不公平だよねー。」
「あ……、な、なにを……、ひ! 」
ビットが再び行動し、エンジェランの四肢にまとわりつく。
先ほどの痛みを思いだし、恐怖におびえる。
だが、今度は弱く、放電を開始し、エンジェランの両手首、両足首を拘束する。
「あ! ……あ、あ、あ……、…ちからが…抜け……あぁ。」
そのまま、両手首のビットが舞いあがり、エンジェランは両手首で吊るされたような姿勢になる。
ガラヤカが、既にぼろぼろとなっている、エンジェランの法衣をむしりとっていく。
胸のやや下あたりで法衣は裂け、下半身がさらされる。
「あぁ…、やめ…て……」
手枷、足枷をされたに等しいエンジェランは、肌を隠すことも出来ず、ただ、瞳をそらして、羞恥に耐えている。
267氷壊 -3- ↑は 2:02/09/21 11:21 ID:???

「わぁ……、きれいー、……それに、やわらかーい。」
あらわになった、エンジェランの裸身に素直な感想をもらし、その肌を弄ぶ。
「んく……、ん、んん、ぁぁ……さわら…ないで…あ、やあぁ! 」
ガラヤカは膝立ちの姿勢で、エンジェランの足にすがりつき、
太腿に舌を這わせ、徐々に脚の付け根へと舌を上らせていく。
「んあっ! あくっ……、んんっ! 」
ガラヤカの舌が、エンジェランの秘所を舐めあげる。
「あぅっ、だめ…、そこ……、んん! 」
「んふっ、……おいしぃ。くすくす、もう、こんなだよ。」
口を離し、あふれる雫をすくうように、指をエンジェランの秘所にあてがう。
「あふっ! んぁぁ、そんな…、いやぁ…、んくぅ。」
「……さて、と。そろそろ、お姉ちゃんも、これ、あげるね。」
指に残ったエンジェランの雫を、ロッドに塗りつけて、エンジェランの秘所にあてる。
「あ…、あ、あぁ……」
気を失い倒れていたフェイにも突き立てられていた異物。
無惨に打ち捨てられていたフェイの姿が、自分に重なり、身体が震える。
「あぐぅ、…っ、んん! や、あ、あぁぁ! 」
エンジェランの入り口を、無理矢理に広げ、ロッドが埋められていく。
「いやぁぁぁ、ああっ! ─────っ! 」
あまりの圧迫感に苛まされ、瞳を見開き、悲鳴も出せず、口をぱくぱくとさせる。
ガラヤカが、フェイにしたのと同じように、ロッドで、エンジェランを陵辱する。
「あ…んん! ん、やぁ、あくぅ、ひっく、ああぁ! 」
「……ん?、お姉ちゃん、初めてじゃないんだね。なぁんだ。」
あふれ出る澄んだ雫に、少し残念そうなガラヤカ。
エンジェランは荒い息を肩でつき、声もない。
「…そうだ。」
「きゃうぅっ! 」
無造作にロッドをエンジェランから引き抜くと、悲鳴とともに雫があふれこぼれ、
エンジェランの内股を伝って、落ちていく。
268氷壊 -4-:02/09/21 11:22 ID:???

ぐったりと、力なく、ビットに繋がれたまま、倒れこむこともできない。
朦朧とする意識が、感じたことのない感覚に突然、呼び起こされた。
「ん、え、あ、そんな、そこ、ちがう! 」
ガラヤカが、エンジェランの臀部に、ピンと立てた指を突き立てている。
「えへへー、こっちは、『初めて』かなー? お姉ちゃん。」
ガラヤカの細い指が、それでも窮屈に、埋め込まれていく。
「や、いやぁ、いやぁぁぁ! そんなの、やめ……んくぅ! 」
エンジェランの理性では信じられない行為に、ある限りな力で抵抗するが、
四肢の自由を奪われたそれは、身体をわずかに揺り動かすしかできなかった。
「ふあぁっ! んんっ…くぅっ……そんなとこ…いやぁ……」
「ね、こっちも気持ちいいでしょ。また、こんなにあふれてるよ。」
後ろに指を差しこんだまま、前にも指をあて、広げ、雫をすくう。
「ちが…う、はくっ……ちがう、そんな、いやぁ…」
必死に否定するエンジェラン、だが雫は瞬く間にガラヤカの手のひらにあふれる。
それをエンジェランのふくよかな胸にすりつける。
やがて、窮屈さに疲れたのか、エンジェランの後ろからその指を引き抜き、手のひらをぶらぶらとさせる。
「…はぁ、はぁ、はぁ、あぁ……こんな……うぅっ……」
息も絶え絶えに、嗚咽を漏らすエンジェラン。ガラヤカは、それを見ながら、
エンジェランの後ろに回していた手を戻し、再びロッドを取り出す。
くるり、とロッドをまわし、目玉模様のついた先端付近を握り、柄を長く持つ。
そして、ロッドの下端付近を、エンジェランの秘所にそって上下させる。
「はく、ふぁぁ、んん! あ、あぁ、あ……、いやぁ……」
時折、秘唇に隠された蕾に触れ、切ない喘ぎをもらす。
止めど無く零れる雫がたちまちロッドをぬめらせていく。
背後に回ったガラヤカが、エンジェランの臀部に、ロッドをあてる。
269氷壊 -5-:02/09/21 11:23 ID:???

「わたしの指だと、短いけど、これなら、ね。…ちゃんと、奥までいじってあげる。」
「いやぁ、やぁぁぁ! だめっ、やめ……て、……んああ! 」
エンジェランの拒絶の言葉は空しく響く。
ロッドが、本来さかのぼるはずのない隘路に沈み込んでいく。
「あああ! ……そこ、いやぁ! …やめ、許して……ひくぅ! 」
ガラヤカの指より太いロッドが、それに塗られた彼女の流した雫にすべり、
それでもなめらかとは言いがたい様子で、エンジェランに入っていく。
「あぁ! …んくぅ! …やあぁ! …あぅ! 」
ある程度を埋めこみ、引き抜き、また埋めこむ。
その都度、エンジェランは身体を震わせ、涙声で喘ぎ混じりの悲鳴をあげつづけた。
「んん…! …はぁ、はぁ、はぁ……」
どれくらいの時間、後ろを犯され続けたのか、すでにエンジェランにはわからない。
やがて、ロッドは引き抜かれ、永遠とも思えた時間も終わりを告げるかに思えた。
ビットもその力を失い、エンジェランの拘束を解く。
ゆっくりと、その場に崩れおち、膝立ちから、そのまま倒れこむ。
「まだ、だよ。お姉ちゃん。取っておきのが、あるんだから。」
「ぁ…ぃや、…もう、ゆるして…、もう、わたし……」
「だめ、お姉ちゃん、まだ、壊れてないから、だめ。」
無慈悲な宣告とともに、手のひらを閉じ、意識を集めると、そこから黒い光があふれる。
そして、開かれたガラヤカの手のひらには、漆黒に光沢を放ち、赤く目玉模様の描かれた球体があった。
「タングラムボールって、いうんだよ。」
「ぁ…ぁ…ぁ…ぁ…」
なにをするものなのか、なにをさせられるのか、わからない恐怖がエンジェランの身体を震わせる。
270氷壊 -6-:02/09/21 11:24 ID:???

「……、っ! きゃっ! ?」
突然、タングラムボールが眼を見開き、その眼の奥から、なにかを数条、放出した。
反射的に顔をそむけたが、エンジェランの顔にべっとりと、それが付着する。
どろっと粘り気のある白く濁った液体だった。
「……うっ、ごほっ、な、なに…これ……きゃあっ! ?」
口で呼吸していたため、口内にまで飛びこんだ白液に咳き込む。
その間にも、数回、放出し、エンジェランの身体を、白く汚していく。
「これだけじゃ、ないんだよ。……まずは、ここ! 」
「あ! やめ……くっ……んん! 」
タングラムボールをエンジェランの秘所に押しあて、その中に埋めていく。
それほど大きくもないタングラムボール、中を強く刺激する突起もない。
圧迫感は確かにあるが、先ほどまでの刺激に比べれば弱いものでしかない。
「ぁぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……」
息を整えようとする。だが、それは、低い振動音に遮られた。
「……! あぁっ、んく、んぁぁ! や、やぁぁっ! 」
タングラムボールが、エンジェランの中で無遠慮に振動する。
「あぁ…、はくぅ…、んん、んくぅ。」
「こっちにも、あげるねー。」
「や、そん…な、いや、いや、いやぁ! 」
もうひとつ、少し小さめのタングラムボールを呼び出し、
今度はエンジェランの臀部に押し込む。
「───っ、……く……ふぁ……、ああっ! 」
すぐに、同様に振動を開始する。
「あぁぁ! やぁん! いやぁ! やめ、やめ…んあぁぁっ! 」
前後で呼応して、タングラムボールがエンジェランを責め立てる。
271氷壊 -7-:02/09/21 11:25 ID:???

全身をくねらせ、悶え喘ぐエンジェラン。
下腹部を抑え、振動を抑えこもうとするが、無駄な行為にすぎない。
「んふっ、あぁ、んんん───、あぁっ! 」
一瞬、その振動が、ぴたりと止んだ。その直後…
「きゃあああぁっ! ひっ、んああああああああっ! 」
それまでの振動など比較にならない刺激がエンジェランを襲う。
外からは見えないが、ガラヤカには分かり、エンジェランには身をもって知らされた。
エンジェランの中で、二つのタングラムボールが、
先ほどのように…いや、今度は拡散させず、
一条に収束させ── 白濁した粘液を射出しているのだった。
「あああぁ! やぁあああ! ひぐ! くぅ、あ! あああっ! 」
エンジェランの中で、タングラムボールが瞳を収束させ、
激しく向きを変えながらより太く、より勢いよく放出している。
「あぐぅぅぅ! ああ! あ! あ! いやぁ! やめ…いやぁぁぁぁ! 」
体内に収まりきらなくなった白濁液があふれだす。
そのなかで、半狂乱に泣き叫び、のた打ち回るエンジェラン。
「はぐっ! んくぅぅ! やぁ、いやぁ、ああぁぁ! 」
痛み…は、無い、ただ、限度を越えた性的刺激にさらされる。
エンジェランの精神がそれを受け止めきれず、喘ぎというより悲鳴をあげつづける。
「あああぁぁぁぁっっっ!!」
エンジェランの声が響き、ニ、三度、身体を痙攣させたあと、白濁した水たまりに崩れ落ちる。
「あ……あ……あ……あ……」
全身、白い粘液にまみれ、うつろな視線を泳がせる。
「……あ、また……、もう、ゆるして…、もう、いやぁ…」
再び振動を始めたタングラムボールに、ガラヤカのほうを向き、かすかな声で哀訴する。
ガラヤカの手には、新たなタングラムボールがあった。
「まだ、たった一個づつだよ。まだまだ、たくさんあるからね。何個まで、いけるかな?」
そう言って、また一つ、エンジェランの秘所に押し込んだ。
「いやあああぁぁぁぁぁぁっ! 」

おしまい。