◆ソウルキャリバー２に期待してみるスレ　６◆

−先日の公開ロケテストの反響はいかがでしたか？
もう賛否両論で、スゴがったですよ。これだけ期待されてるんだって
実感できました。たくさんの方から忌憚のない意見をいただいて、そ
れをできる限り反映しようと。そのぶん、完成までに時間がかかって
いますが(笑)。
−ここまで意見を採り入れるケースって少ないですよね。
本当に(ロケテストを)やってよかったですね。格段に完成度が上がり
ましたから。我々が見落としている部分なんかも指摘していただいて
ますし。
−何か面白い意見はありましたか？
たくさんありますね。とにかくになさん、前作のキャラに対する思い
入れが強くて。コマンドを１個変えただけで怒ったり、逆に前作の不
満を解消するような変更をしてると、喜んでくれたり。あと、海外(ア
メリカとヨーロッパ)でもロケテストをやったんですが、「５連勝する
と終わり」という仕様が不評でした(笑)。すぐに変えましたけど、国
民性や文化の違いを感じましたね。

−業務用にしてはモードが多いのが特徴ですよね。
やっぱり、対戦ゲームとして面白いものを期待されていると思うんで
すが、一方でロケーションのほうからは、長く遊んでもらえるゲーム
にしてほしいという意見があったんですね。今回我々はその両立を目
指してやってきました。具体的には、１人用としては「アーケード」
「タイムアタック」「サバイバル」「トレーニング」「コンクエスト」
の５つのモードを用意しました。「アーケード」はストーリーを追い
つつ戦っていって、最後にボスキャラと戦います。「タイムアタック」
は、全ステージのクリアタイムを競うモードです。「サバイバル」は、
勝ち続ければ長時間遊べるモードです。もちろん敵は除々に強くなっ
ていきます。「トレーニング」は規定の時間内(基板で変更)好き放題
できるモードです。あとダメージ値なんかも表示されますので、分析
される方にはいいんじゃないでしょうか。「コンクエスト」は、タイ
ムリリースで出てくる１人用モードなんですが、簡単に言いますと、
■キャラクター育成要素を含んだ、４つの勢力に分かれての陣取り合
■戦です。詳細はまだお話しできませんが、アーケードゲームを対戦
ではなく、長く遊んでもらえるよう工夫をこらしたモードになってい
ますので、そちらの登場も楽しみにしていてください。

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出版社側で、撮影した写真じゃないのかな？
まだ基板の貸し出しはしてないのかしら。

−１人用モードを増やしたのは家庭用を意識されてという部分も？
いえ。ロケーションの現状を何とかしなければ、というのが大きいで
すね。家庭用の話は……どうなんでしょうか(笑)。
−以前、業務用は家庭用と平行して作業されているというお話しもあ
りましたが、今の開発状況は？
もちろん、それはやっています。GCやXBoxでも「キャリバーII」の画
像ではないのですが、テスト画面は出ていますし、それぞれのプログ
ラマーもいます。ただ、具体的なお話しは「ちょっと待ってくれ」と
(笑)。

−３機種の内容はどういう構想で？すべて同じものに？それともそれ
ぞれ違いを出す？
どうでしょうか？今はまだ業務用を完成させる事が最優先ですから、
■なんとも(笑)。ただ、せっかく３機種同時に出すのならどれか１機
■種のものを１枚だけではなくて、３枚とも買ってもらえるような仕
■掛けには正直したいなと思っています。
−最後に読者にメッセージを。
長らくお待たせいたしました。できる限りのことは誠心誠意やってき
ましたので、ぜひともゲームセンターで遊んでいただきたいですね。
新しい遊びを提供しつつ、対戦格闘としての磨き上げもしていますの
で、その辺に注目してください。
■コンクエストモードの詳細は次号(６/１４発売号)にて!!

ミツルギはよりミツルギらしく
ミツルギは「ソウル」シリーズで一番基準となる、スタンダードキャ
ラなんです。ですから、ミツルギを最初に作って、いろいろなシステ
ムを当てはめて試すんですね。途中では異常に強くなったりもしたん
ですが、結果的に扱いやすく戦いやすいキャラになりました。侍らし
さもより強調しましたので使ってみてください。

手数とスピードで勝負！
タリムはＡ攻撃に特徴を持たせたキャラです。両手に武器を持って、
横に広く攻撃できるようになっています。見たとおり、リーチや攻撃
力はないので、ちょこまかと移動しつつ、手数を当てて、サクサクと
削っていくタイプですね。ロケテストのときはテクニカルキャラと言
われていましたが、より使いやすく調整しました。

ファンとはまったく異なるキャラ
ユンスンは、ずばりテクニカルなキャラで、上級者向けかもしれませ
んね。キーとなる技があるんですが、それだけでは手詰まりになって
しまいます。相手をいかに翻弄できるかがポイントですね。Ｋボタン
にいろいろな仕込みがありますので、そのへんの使い方も重要です。
リーチがあるわけではないので、ミドルレンジで戦いましょう。

ソフィーティアとは１８０度性格が異なる
カサンドラはバランスのいいキャラです。盾を持っていて、それで攻
撃もできるなど、Ｇ(ガード)に特徴を持たせています。姉(ソフィーテ
ィア)とは、技も変えましたので、戦い方も変わってくるんじゃないで
しょうか。性格もちょっと意地悪な感じで、「ソウル」シリーズらし
からぬキャラになっているので、どんな反響があるか楽しみですね。

蝶のように舞い、蜂のように刺す！
ラファエルはＢがキーポイントとなるキャラになっています。強くて
速いＢ攻撃をもっていますので、相手の強力なＡ攻撃を止める事がで
きるのが特徴ですね。そのへんは、新キャラの中でも異彩を放ってい
ると思います。縦方向が強くて、リーチもあるんですが、接近戦で戦
われるとちょっと辛くなってくるでしょう。

「なんちゃって」によりみがきをかけた！？
シャンファと言えば「なんちゃって」なんですが、それによりみがき
をかけています(笑)。いたるところに「なんちゃって」が入っていま
す(笑)。もともと完成度の高いキャラでしたので、ヒット＆アウェイ
で相手の体力を削っていく戦い方は変わってないですね。ということ
で、扱いやすいキャラであることは間違いないです。

タキは思い入れが強い人が多い！？
タキはミツルギ同様、基準となるキャラの１人で、リーチの短いキャ
ラとして作っています。ですから、途中でいろいろな追加や変更をし
たんですが、コマンドが変わっただけで怒る人がいて(笑)、結果的に
かなり元に戻しました。でも機動力は上がっていますし、「宿」や
「風車」といった構えからの攻撃バリエーションも増えていますよ。

遊びやすくなって帰ってきた！
キリクは前作でちょっと弱いのでは、と言われていましたので、技の
追加や変更をしています。かなり変わっていると思いますよ。そのへ
んキリクの場合は、かなり好意的でしたよ(笑)。ただロケテスト版で
はちょっと強すぎる部分もありましたので、その辺は調整しています。
リーチがありますが、やはり接近戦は苦手ですね。

弱点を克服し、より漢らしく戦える！！
マキシは、大幅な変更点は少ないキャラですね。ただ、従来だと構え
の移動中の技がバレバレで、そこを攻められるという弱点があったの
で、その途中でキャンセルできるようにしましたし、攻撃のバリエー
ションを増やしています。あとは「禄存」という技は、構えを変更し
ながら走り回れるので、与力動力が上がっていますよ。

開発サイドの思い入れはナンバー１！？
アイヴィーは変更点が大きいキャラです。構えを３種類入れています
ので、それを使ってもいいし、普通に戦ってもいい。正直、前作でや
り残した部分が多かったキャラですので、今回は、本来作りたかった
アイヴィーを作りました。ちなみに世界的に人気のあるキャラなんで
すよ。我々もそうですが、みんな好きなんです(笑)。

リーチと破壊力は相変わらず
ナイトメアも構えに変更を加えたり、構えを取りながら移動できたり
と、構えに関するギミックを入れたキャラですね。構えからいったい
何が出てくるんだみたいな感じを楽しんでもらえれば。あと、前作で
強すぎた攻撃力なんかも調整していますが、やはりナイトメアは、攻
撃力とリーチの長さが特徴ですから。そのへんは安心してください。

触ってみるとその変化がわかる
アスタロスもこだわりの強い方が多いキャラなので、そういった方に
満足いただける変更を入れています。ホールドできる技が増えていま
すし、より攻撃力のある技を入れたり、そのへんは触ってもらうとわ
かるような変更にしています。もちろんスピードはありませんので、
接近されたときに、いかに相手を突き放せるかが重要ですね。

シネ

変わった技によりみがきをかけた
ヴォルドも固定ファン層を持つキャラなので、そういった人に喜んで
もらえるような技を追加したり、変更したりしています。ただ、ロケ
テストのときは、背向けからの攻撃が弱すぎたんですよ。これはかな
り言われましたね。もちろん直っています(笑)。見た目は取っつきが
悪そうですが、結構普通に戦えるキャラなんですよ。

ウザイ

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ソウルキャリバーIIを心待ちにしている君たちへ

さあ、１００円を握りしめて、ゲームセンターへ行こう。
君たちを失望させない、１００円を損させない自信が
我々にはある。

「早く家庭用でないかな」

と、指をくわえて記事を眺めている場合ではない。

業務用ソウルキャリバーIIが、六月中旬より全国のゲームセンターに
設置されるのだ！

ゲームセンターでは一回１００円でプレイができる。

つまらないと思ったら、一回でやめればいい。何か感じるものがあっ
て初めて、次の１００円を入れればいい。

ゲームセンターは君たちを待っている。

対人対戦はゲームセンターの華だけれど、瞬殺されるのがいやだ、と
いう人も多いだろう。

ソウルキャリバーIIでは、対人対戦に限らず、１人で長く遊んでもら
えるためのモードをたくさん用意してある。

自分にあった遊び方を選べばいい。

君自身の目で、手で、このゲームを確かめてほしい。