はぁ…なんでここまで溜まってから見つけるんだ俺は…
とりあえず、tigerYAMATOから順に保管していきます
頑張って下さい!
そして63さんも頑張って下さい。
続きすごく期待してます。
>95
>サイモンとkiddyは仲良しみたいだから、その辺も何かあるといいな〜
同意です。
個人的にnagureoとよりも仲よさげな気が…
ごめんなさい、すいません、嘘です。
照れ以外の何も無いべ。nagureyoタンご苦労様でしたべ。
タイトル…今まで考えようともしなかったべ。
候補
・Alternative Heart 〜 the matter w/z just 2 DJs
・なっちの「ぶりぶり!」ビートマニア裏側暴露大作戦!
・蒼穹の翳
・defeat
・ZOO
・Get on R series(WILD STLE) (邦題:Rシリーズに乗って僕らは)
…逝くべ。きっと5分後にはこのカキコを送信したことを狂おしく後悔してるに100元。
>>117 とりあえず、TOPに「この話はフィクションです」みたいな事を
かいておいたほうがいいと思われ。
前のnagureoストーリーみたいに信じ込む奴が出るといけないので。
話の中の設定を本気にしてる奴結構いたんだよなぁ。
>話の中の設定を本気にしてる奴結構いたんだよなぁ。
アケ板は真性厨が多いから…
普通は文章を読む上で、自然と気付くであろう事も
いちいち説明してあげないと分からない奴が多い。
「ウソはウソであると見抜けない人(by ひろゆき)」が。
121 :
某作者:01/11/29 23:45 ID:P0zSgf5R
わたしがそうちゃんと書くべきでしたね、そのせいで皆さんに多大な御迷惑を
お掛けして本当に申し訳御座いませんでした(大謝)
さて・・・・前も述べた通り・・・・何方かの小説をREMIXしたいと思いますんで・・・・
122 :
ゲームセンター名無し:01/11/30 00:17 ID:4BHVJBIW
nagureyoタンオツカレー
ナッチテレルナー
某作者タンニモ期待age
>>121 期待してます!
(・∀・)ガンバレ!!
125 :
ゲームセンター名無し:01/12/01 12:48 ID:2mXZNAFJ
sagattoru
126 :
ゲームセンター名無し:01/12/02 00:30 ID:N8doVmoH
ageとく。
127 :
ゲームセンター名無し:01/12/02 20:51 ID:M/LvkmOz
128 :
ゲームセンター名無し:01/12/03 08:44 ID:ooHYmgLL
さがりすぎage
空ageすんな
――普通。
それは、特に変わったところもなく、同じようなものがいくらでもある、ということ。
自分ことAKIRA YAMAOKAは、そのような言葉が好きではなかった。
その言葉は、特別、異常といった反語と共に成り立っているからだ。そして、自分が普通ではないと
いう自覚が、より一層嫌悪感を強くしていたのだった。
海が見えた。
無論それは実物ではない。今現在、自分は建物の中にいるのだ。見えるわけが無い。大体、今は海に
入るような季節でもない。
「どうしたんですか?YAMAOKAさん」
同僚の声が耳に入る…と同時に、意識が現実へと引き戻される。先程までの幻想は途端に散り散りに
なり霧散していく。声の主は良く見知った人物だった。
「あぁ、大した事じゃないよ、U1くん」
そう、大した事なんかじゃない……いつもの事だ。
「別に体調が悪いとか、そういった事じゃないから」
「それならいいんですけど…」
そう言うと、彼は背を向け部屋を後にした。
「……はあ」
部屋に自分以外の人間が居なくなった途端、ため息が漏れた。
「ただ音に聞き入っていただけなんだけどな……」
ふと、そんな言い訳が口を吐く。だがその言葉は必ずしも正しいとは言えない。
何時からなのかは解らない。唯、物心つく頃には、自分にそれは観えていた。視覚か、聴覚か、或い
はその両方に原因があるのか――その答えは未だ得られることは無いが、現実は変わらずそこにある。
自分には音が観える、という現実が。
例えば、ドは赤、ファなら青。それらが集まれば一つの像になる。時には青い空、時には深紅の炎、
それは様々な形で自分の前の姿を現す。それは僕にとって、至って普通のことだった。
それが普通じゃないことに気付いたのは小学校に上がってからのこと。今ではおぼろげな記憶になって
しまった、クラスメイトの白い視線。あれから僕は、そのことを口外する事を一切止めた。
別にそんなものが観えても、生きる上では殆ど問題は無い。
音楽の評価基準や音楽の作り方が、他人とほんの少し違うだけで。
あれから真面目に仕事に精を出していたが、一向にうまくいかない。完璧に煮詰まっている。
仕方が無いので、転調したり音色を変えてみたりしたが、どうにもしっくりこない。
全く創造的とはいえない作業をしているという実感が湧いて来て嫌になる。
別に急がなきゃならない訳じゃない。今日はもう帰ろう。そう思って帰宅する準備をしているところ
で、背後から声を掛けられた。
「あ、もう帰るんですか?」
「うん。どうも調子が乗らなくてね。Hirataくんはまだ残るのかい?」
「うーん、そのつもりだったんですけど……YAMAOKAさんが帰るんなら、僕も帰ろうかな」
「そうかい?だったら途中まで一緒に行こうか」
「はい。じゃあ、僕も準備して来ます。五分程待っていてください」
そう言い残し、彼は自分のところへと戻った。
暫く待っていると、Hirataくんはきっかり五分後にやって来た。全く律儀な性格だなと思う。
「じゃ、行こうか」
「はい」
こうして僕たちは取り留めの無い話などしながら帰途につくことになった。
「そういえば、YAMAOKAさんは聞きましたか?」
そろそろ道が分かれようというところで、彼がそう言ってきた。
「ん?何の事だい?特に思い当たることは無いけど……」
「beatmaniaIIDXの次回作、うちからも何曲か提供して貰いたいと要請があったらしいですよ」
「ふぅん。でも、何でうちに?」
「何でも次回は、なるべく版権曲を減らす方向で制作するらしいんですよ」
成程。かといって収録曲を減らす訳にはいかないって事か。
「まぁ、まだ誰が担当するかも決まってないみたいですけど」
「僕はあまり興味ないな。別に今までとそれほど変わったことをする訳でもないし」
「そうですか?僕はやってみたいですけどね。beatmaniaだったら何の気兼ねもなくボーカル曲を書け
ますし」
「ま、それはそうだけどね」
ふと、あるものに目が留まった。と同時に、無意識のうちに足の動きも止まっていた。
「どうしたんですか?YAMAOKAさん」
「いや、綺麗な月だな、と思って」
そう、雲一つ無い空には黄金に輝く球体が在った。それは深遠で、一種不気味な雰囲気を纏っている。
「本当だ……満月を見るのなんて数年振りですよ」
何故だろう。あの月を見ていると、心の中から何かが湧き上がってくる気がする。
それは詳しくは思い出せないけど、遠い昔に失った記憶――そんな気がした。
「じゃあ、僕はこっちだから」
相手の顔を見ずにそう言うと、僕はさっさと歩き出した。
「あ、それではまた」
そんな言葉を背中に浴びても、手を上げて応えただけで、振り向こうとはしなかった。今の自分の姿
を人には見せたくなかった。僕の顔は……涙に濡れていたから。
僕は夢を見ていた。と云っても、それは普通の夢とはちょっと違うかもしれない。
僕はそれを夢だと確信してはいるけれど、それはとても現実味を帯びていた。そしてその夢は何故か
『目が覚める』ことから始まり、『眠りに就く』ことによって一旦の終わりを告げる。さらにその夢は
次回の夢へと続いてゆく。僕は夢の中でも日常を過ごしていた。
いつからこんな夢を見るようになったのかは憶えていない。だが、子供の頃はこんな夢を見てはいな
かった気がする。
夢の中の日常では音を観ることができないものの、現実の日常と大差は無い。見始めた頃はかなり現
実と異なっていたそれも、小学、中学、高校と経るにつれ差異は少なくなっていき、今の職に就いてか
らは、ほぼ現実の再現になってしまった。
今にして思えば、わざわざ現実と同じ進路を進む必要は無かった気もする。そうすれば異なる二つの
職業、そして日常を体験できたかもしれないのだ。
そして何より今、現実と同じ苦労をせずに済んだかもしれなかった。
「はぁ、やっぱりダメか」
案の定、此処でも仕事は煮詰まっていた。そして相変わらず無駄なあがきをして、結局は諦めて帰る
支度に移るのだった。
と、そこで一人の男が姿を現した。無論それもわかっていた事だ。
「やぁ、Hirataくん。僕はもう帰るけど、君はどうするんだい?」
「あ、僕も帰ろうと思っていたところです」
「じゃあ途中まで一緒に行こうか」
そんな会話を交わし、僕らは再び帰途についた。
帰る道すがら、先程と同じ取り留めのない話をする。
そしてやはり、その話題もやってきた。
「そういえば、YAMAOKAさんは聞きましたか?」
「ああ、beatmaniaの事だろ?」
「流石に耳が早いですね」
「まぁね。これぐらいしか特権は無いしね」
「へ?特権?」
「いや、こっちのことさ」
「はぁ……」
暫くの沈黙。
やがて、それに耐えかねたのか、彼は真剣な顔で尋ねて来た。
「あの、YAMAOKAさん。音楽って何なんでしょうか」
「え……?」
呆気にとられた。途端の不意打ちに脳が上手く対応しきれず、与えられた質問に対する答えが導き出
されない。
「あ、すいません。こんな話しちゃって。最近ちょっと仕事に行き詰まってて、それで……」
音楽とは何か。現状に慣れすぎたせいか、そんな単純な問いにも答えられない。
自分にとっての音楽……そんなものを思索しているうちに、気がついたら独りで歩いていた。
「昔は簡単に答えられたような気もするけど……」
自分でも、なんて言い訳じみた独白だろうと思う。でも口にせずにはいられなかった。
考えても、どんなに考えても答えは得られない。考えるのに疲れ、ふと空を見上げる。
そこでは蒼く――蒼く輝く満月が、煌々と世界を照らしていた。
あれから数日が過ぎたが、結局答えは見つかっていない。
たまに時間を見つけて考えているのだが、かつては答えられたはずのものが、どうしてもわからない。
今も懸命に脳を稼動させていたが、それも一つの声で打ち切られた。
「YAMAOKAさん?」
今となっては聞きなれた声が、前方から聞こえてきた。目の焦点を合わせ、その姿を確認する。全く、
視界に入っていたのに気付かないとは。
「また音に聞き入っていたんですか?」
呆れた様子で彼は続ける。
「いや、今回は違うんだよ、Hirataくん」
慌てて弁解してから、彼の言葉が何かしらの答えを求めてのものではないと気付く。
どうにも気恥ずかしい。僕は知らず知らずのうちに苦笑でそれを誤魔化していた。向こうもそれに合
わせて微笑んでくる。
「え…と、この間も話したbeatmaniaの事なんですけど」
「あぁ、それがどうしたんだい?」
彼が僕の処に来たということから、ある程度答えは予測できたが、自分からはそれを口にしたりはし
ない。何というか、彼に悪い気がしたからだ。
「ええ。その担当が、僕とYAMAOKAさんに決まりました」
かくして、僕――AKIRA YAMAOKAはbeatmaniaに関わる事となった。
続くかも
新スレ立ったのに何も書かないのも悪いかな、と思って書いてみました。
ネタが無かったので趣味丸出しの話になってしまいました。
最初に謝っておきます。ごめんなさい。
137 :
ゲームセンター名無し:01/12/03 20:10 ID:qUdhjzbW
神降臨age
果たしてイビザ3部作は完成するのか・・・
138 :
ゲームセンター名無し:01/12/03 21:12 ID:S5Ba7eNv
正直ブギーっぽい。
でもかなり良作age
139 :
ゲームセンター名無し:01/12/03 23:53 ID:0P72zWKI
続き楽しみです。
頑張って下さいage。
AKIRAYAMAOKA>U1>HIRATA
なのか(W
141 :
某作者:01/12/04 04:57 ID:MhHD3CAt
ちょっとだけ・・・・・予告っぽく・・・・
'99年10月半ば夜も深ける頃
外は鬱陶しい雨だった
そんな最中、ビルの向こう側からそんな光景をただ眺めている人が居た。
「・・・・・裏街道か。そうかもしれないな・・・・・俺には・・・・・それが一番合ってているのかもしれない」
ふと、下のほうの細々とした背景を見て、その人はそう呟いた。
真っ暗闇の鬱陶しい雨・・・・自分に相応しいと半ば自嘲するその人は少しの間この時間をただ過ごしていた。
やがて、戻って会社の開発室へ足を運んだ
パソコン・キーボード・シーケンサー・エフェクター・・・・数々の機材が揃っている前をじっと眺めていた。
「やらなけりゃな・・・・目立たないって言われても。・・・・俺は・・・・自分の赴くままに・・・・・」
やがてその人は椅子に座ると、それらの機材に向かって「仕事」を始めた。
人は彼を時に「5鍵の秘密最終兵器」と呼び、有る時は「サイバーハードコアの具現者」とも呼んだ。
時に「目立たない」とも言われ、または「似たような感じ」とも言われていた頃だった。
5鍵の裏街道をひたすら歩んだと言われる男、決して妥協を許さない硬派なコンポーザー
その男の名は「RAM」サイバーハードコアに生きる人
カッコつけ過ぎ&クサくってスマンです。いや丁度12/4だったんで予告編だけでも
書きたかったんで・・・・一応「RAM物語」なんですが・・・・実は他にも平行しているのが
有ったりするんでこっちは取り合えず今は予告編のみで・・・・スマンです。では
RAMタンハァハァ
ぶっちゃけRAMってコナミの社員じゃないと思うが。
>143
マジスカ
それでもイイ!続ききぼん!
146 :
ゲームセンター名無し:01/12/05 00:10 ID:Est9FMUN
12.4age
…トオモタラヒヅケカワッテタヨ…
長編スレの過去ログ漁ってもう一度全部整理して読んでみた。
もう感動の嵐だ…。
作者様方、マジで感謝っす。
KAMIKAZE、Get Wildでも聞きながら寝ます、完徹で眠いしw
シティーハンターかよっ
age
定期age
RAMタン期待age
12.4は「十二天使」と読むの知ってる?
シスプリかよっ
あのゴツい女達が12人の妹ですか(;´Д`)
155 :
ゲームセンター名無し:01/12/08 22:22 ID:9aZ7rES3
そろそろネタ切れ?
156 :
ゲームセンター名無し:01/12/09 22:14 ID:lOabdNu9
age
beatmaniaの楽曲制作に入って三週間が過ぎようとしていた。
僕への発注は四曲。その中にはミニマルやガバといった、制作が難しいトラックも含まれている。
正直、難題である。Hirataくんは楽しそうに作業しているが、こっちはそうもいかない。
とくにガバはどうしたら良いものか……。
「はぁ……。よりにもよってなんで、この手のサウンドが嫌いな僕に発注が来たのか……」
愚痴を垂れても始まらないのは分かっているが、どうしても口にせずにはいられない。
それに、他にも問題はあった。すでに制作に入っているトランス、そのボーカルを決めなければなら
ない。既に何人か候補は考えているが、どれもいまいちしっくりこない。どうも、自分のイメージした
像……いや、曲にならないように感じていた。
……まぁ、そんなものは考えてどうにかなるものでもない。
「気分転換でもしてくるか」
何か飲み物でも飲もう、そう思って閉めきった部屋のドアを開けた。
廊下の向こうから、なにやら嬉しそうにHirataくんが歩いてくる。彼は、いつもそんな感じだった。
少なくとも、悩んでいたり困っていたりと、そういう姿を見たことは皆無と云ってよかった。
だからこそ、現実ではないとはいえ、先日のあの問い掛けは少々意外でもあった。
結局、あれが何だったのかは未だに分からない。現実の彼は、あれからあんな問い掛けはしてこない
し、相変わらずそんな素振りも見せなかったからだ。尤も、最近はそうでなかっただけで、夢と現実に
相違点なんていくらでもあるのが当然だし、だからこそ僕もあまり気にしないことにしていた。
「あ、YAMAOKAさん。お疲れ様です」
「うん、お疲れ。そっちの調子はどうだい?」
「おかげさまで順調ですよ。ほら、ちょうど今、R&Bに使うラップをUMEDYさんに作ってもらったところ
なんですよ」
そう言って、一枚の紙をこちらに見せてくる。
「YAMAOKAさんの方はどうなんですか?」
心の底からとも思えるような笑顔を伴った問い。本人に悪気が無い分、余計に性質が悪い。
「…ん、まぁ、悪くはないよ」
誰かさんに比べたら全然悪いけどね、と心の中で付け加える。
「そうですか。僕も完成を期待してますから。それでは」
などと言って立ち去っていく。
「気軽に言ってくれるよ……全く」
彼の後ろ姿が消えるまで見送ってから独り呟いた。
飲み物を買って帰る途中、ある部屋の前でふと足が止まった。部屋の中を覗いてみる。
そこには、まるで時が止まっているかのような、とても静かな空間が存在していた。その中で、ただ
黙々と作業を続ける一人の男。彼の名はU1-ASAMiといった。
彼はいつも冷静で、寡黙な男だった。Hirataくんとは逆に、その表情から感情を読むことは殆どでき
ない。
ただ、以前から僕の眼には、彼が曲を作る姿は、自身を責めているような……そんな、自虐的で、ど
こか危うい――そんな姿に映っていた。そんな風に感じるのは、彼の作る曲が、いずれも暗く、寂しい
像を形作るせいかも知れなかった。
「あれ?YAMAOKAさん。居たのなら、声を掛けてくれれば良かったのに」
神経質そうな声が部屋に響く。こちらに気付いて、彼が話し掛けてきたのだ。
「いや、邪魔したら悪いと思ってね」
とんだ詭弁だ。本当にそう思ったのなら、大人しく通り過ぎれば良かったはずだ。
「自分がそんな遠慮を必要とする相手とは思えませんけど…。で、何か僕に用ですか?」
「ちょっと通り掛かったでけで、別にそういう訳じゃないんだけど…」
「そうですか……そういえばYAMAOKAさん、この間言っていたボーカルの話、どうなったんですか?」
これは恐らく、例のトランスの件のことだろう。
「あれね、実はまだ決まってないんだ。どうもいまいちピンとこなくてね」
「それなら一人心当たりがあるんで紹介しましょうか?riewoっていう方なんですけど…」
そう言って一枚のディスクを取り出し、こちらに差し出す。
「この中に彼女が歌った曲が入ってるんで、良かったら参考にしてください」
「あぁ、ありがとう。後で聴いてみるよ」
思わぬ収穫を手にして、僕はその部屋を後にした。
「それじゃ早速聴いてみようかな」
自分が居るべき場所に戻り、先程受け取ったディスクを再生させる。何故だろうか、さっきからこの
ディスクの中身が気になってしょうがない。逸る気持ちを抑えてヘッドホンを装着した。
「……っ!?」
そこから流れてきた声は、今までに自分が聴いたことの無いような声だった。いや、実際は自分が忘
れているだけで、同じような声は聴いたことがあるのかもしれない。が、どちらにせよ綺麗な声である
ことに変わりはない。例えるならばそれは水晶のような――そんな美しさを持っていた。
「ふぅ……」
安堵の溜息が漏れる。
「これであのトランスはなんとかなりそうだな」
そこまで口にしてから、そういえば自分は今まで人間の声に聞き惚れた事はあっただろうか、と記憶
の糸を手繰り始めていた。
確か、一度だけあった筈だ。誰の、どんな声だったのかは思い出せないが、確かに一度だけ。
続く?
161 :
136:01/12/10 20:09 ID:rOXkGaxv
タルくてすんません。
てゆーか、ネタ無いんですけど、続き書かんといかんですか?
162 :
ゲームセンター名無し:01/12/11 00:12 ID:rEz0kTLZ
>136氏
頑張ってほしいなあとは思う。
無理強いはできないけど。
でも個人的にはすごい好きだー。
>136
無難な良作の予感… 続きキボンヌだべ。2MBスレで宣伝してくるべ(w