1 :
レイ:
男達の命は短い。だが、女は子を産み語り継ぐ。
勇ましかった男の闘いの物語を!
びっぐとぉねぃどぅ!!
びっぐとぉねぃどぅ!!
ほいぃ〜きっ!!
だんだんだいなま〜いっ!!
ある日帰ってくると、待っているはずのモナーがいない!
その時電話のベルが!
警察からの電話だった。モナーは補導されていた。
急いで警察に向かう私。
「何があったんですか!?」
「自動車を盗もうとしてたんですよ。パトロール中にたまたま
みかけてねぇ」
「・・・・・・」
警察官に連れられてやってくるモナー。
私と目が合うと、みるみる目に涙をためるモナー。
「ウワアァァァァァァァァアン!」
私のほうに走りより、抱きつくモナー。
帰り道。あたりはすっかり暗くなっている。
うつむき加減で歩くモナー。
「・・・モナー、人のものは盗んじゃいけないんだよ?」
何も答えないモナー。
しかし、私もそれ以上は何も言わなかった。
モナーは知っていたのだ。
今日が私の誕生日であることを。
そして私が、普段から車が欲しいともらしていたことを・・・・。
「・・・・さ、帰ってカレーでも作るか!
モナー好きだもんナ」
赤くはれた目で私を見上げるモナー。
にこりと微笑み返す私。
前に向き直りトトトトーと走るモナー。
キューっと音を立ててとまるモナー。
そして恥ずかしそうにこうつぶやく。
「オマエモナー」
いいコピペだな