【苔取からスネール駆除まで】淡水巻貝を語ろう 8

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13pH7.74
>>5
ついかしてくれ


アンモナイトスネール=ホルンスネール=古代貝=スクミリンゴ貝の一種です。
3.5cmを超えるまで大きくなり、一瞬水中カタツムリのように見えますが、カタツムリと違って両面とも中心が凹である殻で、蓋あり、円周方向の縞模様、触覚が長いです。
熱帯性で低温には耐えられず、そのため野外では普通は育たないようです。
一部でアルビノ種が繁殖されているようです。
超雑食で、どんな水草でも強烈に食います。アヌビアスの古くて固い葉、ハコベやクズなどの野草や野菜クズ、普通の餌・冷凍アカムシの余り・生きたミミズ・他のスネールの卵(イシマキ以外)まで、何でも食います。
その圧倒的なまでの水草殲滅能力には、恐怖を通り越して畏敬の念すら抱かずにはいられません。

イシマキガイ・カノコガイは至高のコケ取り能力をもちますが、白ゴマ状の卵問題があります。
水質の変化や季節により、撒き散らしたかのような白ゴマ状の卵をたくさん産み付けます。
水草水槽などでは色合いのため非常に目立ち、美観を損ねます。
固く固着して除去し難く、特に木化石のような凹凸のあるオブジェに産み付けられると取り除くのに難儀します。
これを防ぐには幼体の貝を選別するとか、卵を産む季節や水質変化を把握するか、卵を産み始めたら即座に隔離できるような別水槽を用意しておくかします。