【特S級満開】レッドビーシュリンプ12匹目

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10pH7.74
・最初に
エビは水質変化、水質悪化に敏感です。安定した水質で飼いましょう。安定した水の維持にはろ過装置必須。
物理ろ過だけでなく、バクテリアによる分解作用(生物ろ過)の理解も必須。

・水作り
水質悪化とは、アンモニアや亜硝酸が多くなることをいい、
水質安定とは、バクテリアが水質悪化の要因となる成分をすぐに分解してくれる事を言う。
分解過程は
アンモニア【有害】→亜硝酸【有害】→硝酸【水草が吸収してくれる】
アンモニアを分解して亜硝酸にする「亜硝酸菌」と亜硝酸を分解して硝酸にする「硝酸菌」
があるが、実は亜硝酸菌の方が増殖しやすい。
そのため空回しが短い期間だと、亜硝酸菌は十分にいるけど硝酸菌は少ない状態ができる。
なので2週間でしっかりと硝酸菌を増やすことが大事である。
亜硝酸菌は「アンモニア」がないと増殖しないし、硝酸菌は「亜硝酸」がないと増殖しない。
そのためアンモニアを発生させるためにパイロットフィッシュ(メダカやアカヒレが簡単)を入れる。
当然、その水槽にエビを入れるときは水あわせ(温度とPHを移動前・移動後ほぼ同じにする)をすること。
水質悪化とPHショックや温度ショックは別物。

・安定した水質とは
バクテリアが活発なら有害なエサの食べ残しやフンを分解して無害化してくれる。
水温は25度前後。低温よりも高温に弱い。28度超えたら冷やせ。急な温度変化は±5℃で死亡。
PHは弱酸性がよいといわれているのが主流。ソイルを使うと容易にできる。
※特に水換え時の急激な変化には注意すること。(初心者の死ぬ原因のほとんどがこれ)


・水替えについて
まず水合わせをする。当然カルキ等は×。カルキ抜きの際は置いておくではなく日光など紫外線に当てる。
一気にたくさん水を替えない事。基本的には5分の1以上換えない事。間違っても3分の1以上は絶対換えない!
少ない水の量で回数を多くするとよい。10分の1を毎日とか。
水質の安定している水槽ほど回数も減らす。
理想は足し水のみで水替えは少量をたまにする程度で済むような水質管理維持。

・水槽について
魚と違って多少過密でも問題ない。(一匹あたり400ml以上が理想だが200mlでもいける)
大きい水槽ほど水質は安定しやすいが、水温水質管理さえしっかりしていれば小型水槽でも十分。
ただし小さい水槽ほど、水温水質変化が起こりやすく管理が難しいため死にやすくなる。