103 :
90:2006/12/21(木) 21:39:06 ID:YUEup2Iu
>>102 目指すコンセプトから考えると・・・
厚めに敷いた細目底砂の底全体にBB弾を入れてその後、絶対にいじらない
というのが当てはまるような気が・・・(汗
それに、
目で見たいならガラス面付近にもBB弾を配置したら良いだけですしね〜
やはり、
無水流ボトルでは小さ過ぎて、
入れても無意味な物にしかならないように思えます・・・
104 :
pH7.74:2006/12/21(木) 23:18:45 ID:mZXSlhZE
そのコンセプトならば、必然的に過疎飼育低負荷でよろしい?
BB弾にこだわるのがこのスレなんだろうが、一般化すれば、
キャップ外したペットボトルの底に炭素源(必要なら不織布の
出汁パック等でまとめる。ただし気泡が抜ける穴を要す)を
入れ、上から適当に砂か砂利を入れる。厚さは粒径次第。
ペットボトルごと水槽にどぼん。
でいいと思う。いざとなったらそのまんま引き上げて撤去できるし。
長期手間いらずに重点を置くなら、同じように”水ごと引き上げられる”
容器に、拡散防止のネット併用で、分解速度の異なる各種炭素源を
ミックスがよい。藁、干し草、落ち葉、大きさの多様な木材チップ
(↑は煮てから塩素で色抜きしておくとよい)、
トイペ、木綿布、エビやカニの殻(少量)、そしてBB弾etc。
105 :
pH7.74:2006/12/28(木) 21:13:29 ID:qXS+gH8g
10月に全体プロホース、水中ポンプ式底面モーター追加してから硝酸地獄に、、
手つける前まで安定してたのかな
メンテ前の硝酸2〜5以下から
メンテ後は毎週1週間しないうち30〜50まで上がるようになってしまったよ
106 :
pH7.74:2006/12/29(金) 02:16:24 ID:yHmJa5vq
(;´∀`)・・・うわぁ・・・
3mm位の稚エビがボトルに入った途端、死んだよ・・・
嫌気コワス
107 :
3333:2007/01/09(火) 20:04:37 ID:Xdv3np0X
>102
それを目指すなら 底砂厚めでBB弾を埋める
一般的には 今は無いですが デニボールやテトラのナイトレイトマイナスを埋めるとか
というのは昔からありました 今どちらも無いので 代わりにBB弾(生分解プラスチック)という事になるか
と思う
ただ、この生分解プラスチックはバクテリアの餌にする為に入れるものですが
水槽の中には 何かしら生体が入っていて餌も与えるでしょう
そこで発生した硝酸塩を還元する為のバクテリアの餌なら わざわざ生分解プラスチック(要は炭素源)を入れなくても
有機物は中に有る筈です
逆に 硝酸塩が殆ど無い状態で炭素源がたくさん有る状態にしてしまうと 硫化水素の発生に繋がります
原理は「嫌気槽」とか「嫌気域」でググってみると いろいろ出てきます
要は BB弾など必要ありません 良い状態の嫌気域があれば 硝酸還元はできます
ただし 水槽にボトルを沈めたくらいの嫌気域では効果は望めないと思います
あえて 理由までは説明しませんが 水槽の水量の約五分の一〜七分の一くらいの
水量の嫌気槽(嫌気域ではなく嫌気槽)が必要です
しかも嫌気状態をコントロールできるシステムで無いと 硫化水素の発生などで全滅などの
危険性がありますので 決して手軽にはいかないと思います
参考までに
108 :
pH7.74:2007/01/09(火) 21:09:40 ID:/ckMBBA/
>107
いいかげんなことを書き散らすのはやめようや。
109 :
3333:2007/01/10(水) 08:05:56 ID:uAYO0mKD
>108
どこが いいかげんか書いてくれよ
参考にするから
110 :
pH7.74:2007/01/10(水) 10:47:43 ID:WAQUiFXo
>>107 オーバーフロー水槽の濾過槽みたいな感じで
嫌気層を本水槽とは別のユニットで作った方が良さそうだね。
具体的に、硫化水素の生まれやすい環境と、脱窒が生まれる環境を教えてくだしゃい。
111 :
pH7.74:2007/01/10(水) 11:51:21 ID:QaDoZnne
・還元=脱窒=異化も大切だが同化も無視してはいけない
・窒素飢餓だからといって硫化水素が常に出るとは限らない
・硫化水素が出ることが常にまずいとは限らない
・還元を効率的になさしめるのにCN比は軽視できない
・ミクロな嫌気域とマクロな嫌気層の得失はそう簡単に決まらない
・マクロな嫌気層で行う場合であっても、その所要サイズは一意には
決まらない
112 :
pH7.74:2007/01/10(水) 12:47:59 ID:fi4UkpK7
あと
・炭水化物の分解性が一様であるって前提もおかしいし、
・マクロな嫌気域を作ったからといってその嫌気度が一様であるって前提もおかしい。
・炭水化物が制限要因になってないってのもおかしい。
113 :
3333:2007/01/10(水) 13:33:23 ID:uAYO0mKD
>110
そうですね 私は別ユニットで作ってます
>具体的に、硫化水素の生まれやすい環境と、脱窒が生まれる環境を教えてくだしゃい
有機物が有って 廻りに酸素が無くて、硝酸塩や亜硝酸塩も無い状態になると 硫化水素が発生し易くなります
114 :
3333:2007/01/10(水) 13:58:52 ID:uAYO0mKD
>111
>112
>・還元=脱窒=異化も大切だが同化も無視してはいけない
>・硫化水素が出ることが常にまずいとは限らない
>・還元を効率的になさしめるのにCN比は軽視できない
>・マクロな嫌気層で行う場合であっても、その所要サイズは一意には
決まらない
>・炭水化物の分解性が一様であるって前提もおかしいし、
>・マクロな嫌気域を作ったからといってその嫌気度が一様であるって前提もおかしい。
>・炭水化物が制限要因になってないってのもおかしい。
ほぼ同感ですよ
だから 決して手軽にはできないということ
>>・マクロな嫌気層で行う場合であっても、その所要サイズは一意には
決まらない
ここはあくまで体験からだけど ごく普通の飼育状態の水が ほぼ密閉された空間に入り
酸素が消費され、硝酸還元を行い、硫化水素の発生の寸前までに掛かる時間が約20〜24時間です(あくまでも経験値)
要は 嫌気槽に入った水が20〜24時間かかって出てくるようにすると うまく硝酸還元されて出てくると言うこと
ということは 1日で処理できる水量がほぼ その嫌気槽の容量になるということです
ちょっと大雑把に書いたけど 1日で全量処理したければ水槽と同量の嫌気槽、10日かかって良ければ水槽の10分の一の容量の嫌気槽が必要と言うことです
>>・マクロな嫌気域を作ったからといってその嫌気度が一様であるって前提もおかしい。
ここも できるかぎり満遍なく嫌気域になるよう工夫が必要ですね
因みに うちは海水ですが たっぷりと餌をやり 炭素源は何も入れない状態で 少なくともテトラのテスターでは
硝酸塩は検出されません
115 :
208:2007/01/10(水) 14:30:46 ID:QaDoZnne
嫌気”槽”タイプは一案にすぎん。
しかも硫化水素が怖い形式。
それ以外にも気軽・手軽に行う方法もあるよということ。
必要な還元能力は、窒素負荷と管理者の要求とで決まる。
窒素負荷は、日々の投入量(餌/肥料として)−同化量だな。
管理者の要求は、水換えゼロにしたいのか、軽減でいいのか等。
硝酸塩蓄積以外の理由で水換えをする場合もあるしな。
だから、本水槽と嫌気”槽”の容量比では決まらないわけ。
個別事例がどうであるかというのと、一般論として云々とは違う。
116 :
pH7.74:2007/01/10(水) 14:35:31 ID:My+RiEGC
>>110 某スレから転載
>>373・ミクロ嫌気、マクロ嫌気
大体このようなものだと把握しています。
好気 : 窒素固定
嫌気(硝酸態酸素あり) : 硝酸還元(脱窒)
嫌気(硝酸態酸素なし・無酸素) : 硫黄還元
この時、炭素は窒素固定と硝酸還元のときに必要になります。特に後者は
エネルギー源として必要なので、多量を要求されます。
硝化と硫黄還元には炭素は不必要です。
117 :
pH7.74:2007/01/10(水) 14:44:53 ID:WAQUiFXo
>>113>>116 なるほど。
硝酸塩があるかどうか・・・
これが重要なわけだね。
わかりやすい説明をありがとう。
じゃあ、例えばモナコの場合。
硫化水素を発生させたくなければ、
しっかりと硝酸塩を産出する環境で回せばいいのかな?
つまり、やや還元が間に合わないぐらいで。
>>3333さんの別ユニットの嫌気ユニット。
>>208さんの手軽・気軽な方法
両方、具体的に聞きたいな。
118 :
pH7.74:2007/01/10(水) 15:22:45 ID:My+RiEGC
横槍でスマンが(暇なもんで)
>>117 >
>>3333さんの別ユニットの嫌気ユニット。
多分コイルデニトレーター(Coil Denitrator)
(説明よりググる方が早いかと・・・長くなるし)
>
>>208さんの手軽・気軽な方法
多分砂糖or落ち葉投入
スレ検索すれば両方出てくる
119 :
3333:2007/01/10(水) 15:40:28 ID:uAYO0mKD
>118
コイルは必要なしと思った為 コイルは無い
簡単な自作品ですが 構造的にはパワーフィルターの入り口と出口を直結し循環しているところへ
極少量の水が出入りすると 思ってもらえば良いです
120 :
3333:2007/01/10(水) 15:54:36 ID:uAYO0mKD
>117
>じゃあ、例えばモナコの場合。
硫化水素を発生させたくなければ、
しっかりと硝酸塩を産出する環境で回せばいいのかな?
硝酸塩を産出する事を考えるのではなく
あえて炭素源を投入する必要はないというだけです
硝酸塩をわざと産出する必要はないと思います
硝酸塩を処理する為のものですから・・
モナコの場合 嫌気状態をコントロールすることが難しいし手間と時間がかかるので
手軽という意味では うまく環境が合えば良いでしょう でも少しづつ環境が変わってくるので
本当に機能する嫌気槽にしようとすれば その環境に合わせて嫌気状態を調整する必要があると思います
モナコでそれをするには 底砂の厚みを変えるとか、水流を変えるとかで 最終的に手間と時間がかかることになると思います
マナコの改良版みたいな感じで ヤノシステムっていうのが有ります
これだと 調整も容易な感じ・・・
結構高いけど 構造は簡単 作ればよしかな
121 :
3333:2007/01/10(水) 16:00:28 ID:uAYO0mKD
>117
追伸
>>別ユニットの嫌気ユニット。
構造的にはパワーフィルターの入り口と出口を直結し循環しているところへ
極少量の水が出入りすると 思ってもらえば良いです
この水の出入り量で嫌気状態を調整し 常に循環させる事で全体の嫌気状態を均一にする
嫌気状態に偏りがあると 強嫌気状態になっている部分(水が殆ど動かない部分)で硫化水素の発生が起こる
122 :
pH7.74:2007/01/10(水) 16:01:29 ID:WAQUiFXo
>>118 おお、サンクス。
佐藤さんのスレはずっと見てた。
落ち葉も見てるよ。
しかし恐くてできないw
>>120もありがと。
な、なるほど。
確かに調整はしたいよなぁ。
矢野は、あれホントなのかな。
123 :
3333:2007/01/10(水) 16:08:56 ID:uAYO0mKD
>>208さん
おっしゃる通り
個人的により強力で安定して しかもメンテナンスが楽なものを目指してる
だけです
既製品はないし自作するしかないし セッティングに時間がかかるけど 後は楽ちん
124 :
3333:2007/01/10(水) 17:06:54 ID:uAYO0mKD
>122
>矢野は、あれホントなのかな。
少し改良すれば良いものになると思う
忘れてたけど 嫌気状態をコントロールするシステムが付いてなかったんだ
その辺り改良すればOKかと思われます
125 :
pH7.74:2007/01/10(水) 18:20:06 ID:My+RiEGC
>>122 個人的に落ち葉は良いよ
水槽に入れると見た目が気になるのと水が茶色になるけど
よほど変なことしない限り失敗しない(落ち葉の殺菌し忘れとか)
なくなったら補充しないといけないのは他の炭素源投入型還元ろ過と同じだから気にしない
それはさておき、ここは還元云々を語るスレじゃなくて
生分解BB弾が炭素源として使えるかどうかのスレじゃなかったっけ?w
ってか
>>102のコンセプトってまんま落ち葉水槽だよね・・・
126 :
3333:2007/01/10(水) 18:38:14 ID:uAYO0mKD
>125
>>1さんって 海水ですよね
海水でも落ち葉いけるのかな というか落ち葉はしっかり結果出てるのかな
127 :
pH7.74:2007/01/10(水) 19:17:22 ID:My+RiEGC
あ、海水なのか・・・見逃してた
>海水でも落ち葉
うろ覚えだけどまだ何も検証すらされてなかったと記憶してる
128 :
208:2007/01/10(水) 20:26:48 ID:QaDoZnne
数字コテは他スレの名残なんで気にしないで。とりあえず話題が
変わるまで暫定的に残しておく。
別ユニット型も、一般論して安定させるには、入口出口両方に
ORP計(理想的には連動して、オンオフでなく流量制御できる弁)を
つけるか、人が気にし続ける必要がある。モナコにしてもヤノにしても、
外部型にしても。
3333氏のところでどうなっているかはわからんが、普通は炭素源多めに
しておくほうが安全。問題は炭素の分解されやすさであって、砂糖は
入れすぎると怖いとか、炭は何も起こらないとか(厳密には少しずつ
分解されると思うが)ね。それさえクリアできれば、炭素多めのほうが
硫化水素発生確率を下げられる”かもしれない”。
少なくとも嫌気度がそこそこなのに炭素が足りないがゆえに硫黄、
という状況は避けうるから。
ほんとうは硝酸塩が一定の時、好気/嫌気度合いを一軸に、炭素量を他軸に
とって還元速度を調べたマップがほしいけど。
落ち葉は、詳細(同化と異化の関与の割合とか)については疑問が残って
いるが、とりあえず割と安全であるらしい、というところまでは
来ているね。まあ庭の池が崩壊しないわけで当然だが。
海水でどうかは自然環境からの類推が難しいので試してみて、
というしかないな。海水と落ち葉とペットボトルに入れてとか。
淡水で落葉広葉樹での経験からいえば、ワラなどのイネ科草本に比べても、
泡の出方は弱い。黒くもなりにくい。藻類抑制も弱い。
効果も弱いかもしれんが、より安心ではある。
いずれにせよ、そんなにびびるほどのリスクもないし、逆に、
完璧にうまくいっても効果は知れてる。異化はN(とS)しか面倒みて
くれないし、同化は生物体を取り出す手間が残るしで、
結局のところ水換えは必要だから。
スレの主旨については・・・次には、海水のモナコは別としても
それ以外の「非硝化の濾過」については一本化するほうが
スマートだとは思うが、BB弾は(表面荒らせば)使えるだろう、と
なったのだし、余らせるよりは発展的解消として活用してもよいのでは
ないか?
129 :
3333:2007/01/10(水) 21:06:07 ID:uAYO0mKD
>>208さん
正直言って 科学はあまり詳しくないので あくまでも経験則ですが
過去に何度か 正常に硝酸還元が機能している状態の嫌気槽にエタノールを点滴で添加したことがあります
他は何もさわらず エタノール添加のみで殆どの場合2〜3日で硫化水素が発生しだしました
添加を止めると元に戻り 硝酸還元もしっかり機能する
間違ってるかも知れませんが 有機物を分解する為にまず溶存酸素が使われる、次に硝酸塩があれば硝酸塩から酸素を取り出して使い硝酸還元が起こる、次に硝酸塩がなくなれば次に
硫酸イオンから酸素を取り出して使い硫酸還元が起こる
ここで有機物が多いと 早く溶存酸素は消費され、硝酸還元も早く起こり 早く硫酸還元が起こる
理想を言うなら 硝酸還元が終わった時点で有機物を使い果たしていれば尚良い
と考えてましたが
>>普通は炭素源多めに
しておくほうが安全。問題は炭素の分解されやすさであって
違うのかな?
どちらにしても 炭素源が多いほど還元スピードは上げられるし処理能力は増すでしょう
ただ 硝酸還元が行き過ぎて硫酸還元に行ってしまう危険性も高いのではと考えていたのと
炭素源を投入しなくても 充分硝酸還元は機能しているので処理能力を上げる為に危険を冒す事はないと
考えました
>>それさえクリアできれば、炭素多めのほうが
硫化水素発生確率を下げられる”かもしれない”
良ければ ここの部分を解説してもらえないでしょうか
130 :
208:2007/01/10(水) 22:06:27 ID:QaDoZnne
エタノールってのが極端ですがな。濃度によるけど、細菌殺しまくって
たんでないかと。
>有機物を分解する為にまず溶存酸素が使われる、
>次に硝酸塩があれば硝酸塩から酸素を取り出して使い硝酸還元が起こる、
>次に硝酸塩がなくなれば次に硫酸イオンから酸素を取り出して使い
>硫酸還元が起こる
というほどキレイにいきますかね?
前段階たる硝化においても、Nの減り方とOの減り方は、細かく
見れば平行しないでしょ。Oは気液平衡で制限されるのに対して
Nは際限ないわけで。そのあげくに、Oが無くなった時点におけるNは
いろいろなわけですよ。さらに、Sの濃度も環境によりけり。
当然ながら、関与する諸元素の濃度をモニターしつつ運転速度やら
Cの添加速度やらを管理するのが理想です。が、それは難しい。
ことにSについては、ホビーレベルでは試薬もないし、餌の含有量も
不明だし・・・
なので、
>少なくとも嫌気度がそこそこなのに炭素が足りないがゆえに硫黄、
>という状況は避けうるから
炭素多めが安心よと。
で、だからこそ、炭素の分解されやすさを考えようねと。
炭素源が多くたって、難分解性のものなら、「特に何も起こらなかった」
になるだけ。長期的には何かが起きるわけですが。
かといって、アルコールとか(狭義の、甘く感じる)糖類とかだと、
何かが起こり易すぎる、言い替えると量の調整が微妙で少量ずつ頻繁に
入れなきゃならない。
だから、中程度の分解性を持った(=普通はこれを生分解性という。
つまりはアルコールや甘い糖ほど易分解性でもなく、炭やダイヤモンドや
ナノチューブやC60フラーレンほど難分解性でもない)炭素源を
多めに入れておけば、バッファになる(ことが期待される)ということです。
炭素はあればあるほど使われて反応を加速するわけでない、ということ。
炭素は余ってるんだけど、他の要因で制限されてます、という状況を
作るほうが管理しやすい、ということ。
厳密にはきちんとしたマップが多様な硝酸塩濃度(+イオウ濃度)で
できないことにも何も言えませんが、ホビーアクアレベルで
ざっくり言うなら、「硫酸還元になりやすさ」は炭素が多いことには
依らないであろう、ORP支配がより強いであろう、と。
エアレで藁が舞い上がるような状況なら、藁は黒くなりません。
炭素が余ってるわけです。
エアレを弱くしていくと脱窒が起きるし、いずれは硫化水素も出る。
でもエアレを強めればどちらの反応も殺せる。
どの状態でも炭素は過剰で、ORPの一元管理でいける。
炭素とエアレとの二元管理より簡単。
これはエアレで攪拌に限らず、硝化槽で酸素使い果たしてもらうにしても
同様。
金と手間はかかるけど、ORPの管理は自動化可能だし、人が
見ることも簡単でしょ。出口からイオウ臭がするかしないか。
硫化水素出てもドライ槽なりバッ気槽なり経由で飛ばしてもいい。
炭素管理はたいへんでしょ。
だから、一般論としては、炭素たっぷりで炭素余らしておけ、
のほうが安全なのよ。好気状態にある、中程度の生分解性炭素源は
特に悪さをしないから。
激糖氏がどこまで自覚的かは別として、落ち葉の有利性もここにある。
落ち葉は炭素リッチで嫌気域がプアで、だから、異化に関する限り
嫌気域が制限要因になっている。その嫌気域が、落ち葉自体の構造に
依存しており、落ち葉が消費されるに伴って自壊していく。自動調節
機構組み込みなわけだ。なので落ち葉は安全性が高いわけ。
イネ科だと、難分解性のSiが構造を支えている分だけ、
自壊が遅れるわけね。
131 :
pH7.74:2007/01/11(木) 08:34:06 ID:CFSc8Rod
>208さん
なるほど デニボールのような存在が大切だった訳か
なくなってしまったけど
ということは 代わりに生分解BB弾で良いわけですね
>>というほどキレイにいきますかね?
教科書通りには うまくいかないと言う事ですね
詳しい解説 ありがとうございます
参考にさせて頂きます
132 :
3333:2007/01/11(木) 09:58:19 ID:CFSc8Rod
>131私です
134 :
3333:2007/01/11(木) 12:22:42 ID:CFSc8Rod
>>ピーキャッチの中の人さん こんにちは
そうですね 僅かなら好気槽に落とすようにすることで
硫化水素も問題なしですね
モナコシステムなども底砂の中では硫化水素発生してるはずですからね
それくらいでないと機能しないような気が・・
135 :
3333:2007/01/11(木) 18:19:39 ID:CFSc8Rod
ちょっと 話が逸れるかも知れませんが
ナイトレイトマイナスの液体
底砂に入れるわけでもなく
水槽に入れるだけのものですが あれはいったいなんでしょう
あれも一応炭素源なのかな
ゆっくり沈むとも書いてあったような気がするので 早く分解させる為に固体を細かく砕いて液体状にした物なのかな
どなたか ご存じないですか?
136 :
208:2007/01/11(木) 21:43:23 ID:897oXwtd
>中の人
どもども。あっちでは別コテですが。
ORPと炭素(つっても何なのかが問題だよな)を2軸に取った
グラフとかどこかにありませんかねえ・・・
概念的には斜めから見た日本地図に降水量の棒グラフが立ち並ぶような
感じで。んで、おとといのと昨日のと今日のと・・・というように
硝酸塩(これも中身が)、硫酸塩(同じく)の濃度ごとに・・・と。
それと3333氏の、積極的に炭素入れていないのに硝酸消費できている
ケースの、意図せざる炭素源のがなにかわかりませんかね?
海水はやっていないもんで。海藻やサンゴが何吐いているのもんだか。
>135 まずはメーカーに聞いてくださいな。ここで報告してくれたら
なお嬉し。
137 :
3333:2007/01/11(木) 22:37:37 ID:CFSc8Rod
>208さん
>積極的に炭素入れていないのに硝酸消費できている
ケースの、意図せざる炭素源のがなにかわかりませんかね?
あくまでも推測ですが 生体の排泄物や餌の食べ残しなどの有機物
あんまり科学は得意ではないので違ってたら誰か御指摘下さい
有機物というだけあって炭素が含まれている筈だと考えてます
本水槽と嫌気槽からの水をいつも同時にテスター(テトラ)で計りますが
本水槽はわずかながら色が付きますが 嫌気槽からの水は全く色が付きませんので
原理は推測ですが 機能しているのは確かです
138 :
pH7.74:2007/01/12(金) 02:40:17 ID:AWqW3FqX
139 :
208:2007/01/12(金) 09:30:26 ID:e7tb/i3Y
デトリタスとして、そのおおもとはどこから来るんでしょう?
海水なんだからCO2添加とかはないでしょうし。
量的に大きいのはサンゴ砂でしょうが・・・
141 :
3333:2007/01/12(金) 11:17:40 ID:rtdRQmxr
>>139 排泄物とかサンゴの粘液だとかのせいかと思いますが
底には常にデトリタス(汚泥)が溜まります
これが炭素源として分解されてれば 最高なんですが
どうか分かりません
142 :
208:2007/01/13(土) 22:08:06 ID:xHjTKolh
>140 アルカリ下で、何or誰によって、どのように、
安定な炭カルが”いわゆる”生分解のCになるのかしらん?
>>142 むっ!?
冷静に言われると、レス返せない(´・ω・)
コケ(藻類)の枯死、生物のフン由来の有機物のほうが
大きいのかな?
海水中に含まれる炭酸イオンは炭カル由来だと考えて
いたが。
144 :
208:2007/01/15(月) 08:55:27 ID:EnIlikdX
自然の海では、大気由来の炭酸と、海水中の微量のCaとを
サンゴ虫がサンゴの骨格にして、それが崩れて溜まると
サンゴ砂になる、んで、本来的にはその炭カルは安定、
だからこそ温暖化によるサンゴの現象&酸性雨によるpH低下で
炭酸が気中に戻ることが心配されている・・・はず。
水槽内だといろんなものの存在比が違うから何かが起きるのかも
しれないけど・・・
遺骸由来だとCN比が間尺に合わない気が。
光合成で炭素固定する生物みっしりというのは海水では考えにくいし
(CO2添加してpH下げないのはどうするのかな?)
すると餌由来。海水用の餌って割とお上等で、C少なめではないかと。
145 :
3333:2007/01/15(月) 10:04:42 ID:mhDwNIvK
>144
あんまり難しい話はわからないけど
あえて 炭素源を投入してないのは事実で それでも硝酸塩を処理できてるのも事実ですので
代わりに何かが炭素源になっているはず でもそれが何なのかは私には分かりません
知りたいくらいです
>(CO2添加してpH下げないのはどうするのかな?)
基本的にはCO2添加するのは カルシュウムリアクターの中だけで
カルシュウムが溶け出すことでphが元に戻ると理解してますが
違ったらごめんなさい
>すると餌由来。
餌以外に 外から入れてるのは 水酸化カルシュウムだけです
ここしばらく死んだ魚もいないし
そういう事になるのかな?
146 :
ども!:2007/01/15(月) 10:11:58 ID:VOukVxme
次のページに行きたいけどどうやったら行けます?
147 :
3333:2007/01/15(月) 12:18:29 ID:mhDwNIvK
>146
意味わからん
148 :
pH7.74:2007/02/02(金) 22:05:05 ID:Ddyi0rlu
セルローススポンジを1cm角に切って上部に投入。
NO3が1週間で20mg/l→5mg/lへ。そのまま1ヶ月維持。
そして1ヶ月過ぎに10mg/lまで上がり、スポンジはぼろぼろのヘドロ状になってた。
149 :
pH7.74:2007/02/08(木) 00:29:48 ID:aWbh8SD8
148読んでいま思ったんだが ジェックスのバクターセルって
角切りにしたセルローススポンジじゃないだろうか。
150 :
pH7.74:2007/02/22(木) 20:42:20 ID:2y/2Tsvb
初めまして
スレの最初から読みました
還元濾過なら、かれこれ6年以上淡水で実施してますが
小難しい事知らないけど何とかなってます
最初にデニボール入れてからは追加無しです
システム書いた方が良いですか?
151 :
pH7.74:2007/02/22(木) 20:54:36 ID:LdrZNtz8
いや別に
152 :
pH7.74:
GEXの底面フィルターのへっこんでる所にナイトレイトマイナスの粒の奴を適当に入れて
大磯3〜4cm敷いて外部(2211)直結で使ってる。
一ケ月経過して、換水1/3が一回。後は足し水のみ。
水槽は45×30×45
生体はニューギニアレインボー×8、
ミクロラスボラ・ファイアワークス×5、
サイアミーズフライングフォックス×1、
オトシンネグロ×1、
レッドビーシュリンプ×15くらい
水草はミクロソリウム・ウェンデロブ、ボルビティスなど括着系のみ
硝酸塩はテトラの試験紙で色変化無し。
ナイトレイトマイナスの粒の代わりにBB弾で行けると思う。GEXの底面フィルターは
中々優れものだと思うよ。