【白点】病気の情報交換スレpart5【尾腐】

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28pH7.74
>>27
>白点治療に、グリーンFか唐辛子かで迷ってます
治療と言う事であれば、当然グリーンFのほうをお勧めします。
>>15で書いてます通り、唐辛子に期待できる効果は「痒み止め」「魚膜の強化と保護」「避虫」の3つです。
色素系薬品の持つ繁殖抑制効果はありません。

白点虫は、温度に随分と左右される様ですので、水温を30℃近くまで上げる事が大事になります。
それと、水換えが大切です。
エラに寄生されない限り、白点病が原因で死ぬ事はまず無いです。
死因の多くは、白点虫による痒みの為の衰弱です。その痒みを押さえる為に唐辛子が必要になります。
使用方法は>>15の通りです。

まだ薬剤を購入されていないのであれば、アグテン(マラカイトグリーン水溶液)をお勧めします
これを使用する方がはるかに効果があります。
実質単価も安いです。ただ、水温が30℃以上では魚毒性が高まりますので29℃以上、上げないようにして下さい。

>ちなみに2匹同時に塩浴中ですが、片方は白点が消えました。
白点が消えたからといって、治ったとは言えません。
白点は、白点虫が成長して大きくなった為に肉眼で見えるようになっただけです。
見えない白点虫がいると疑念を常に持って下さい。7日間痒がる動作をしなければ完治したと判断できます。
ちなみに、懐中電灯で生体を照らすと見えない白点虫の一部が確認できます。

また、肉眼で見えていた白点が剥がれた場合12〜18時間以内に水槽の水を底の方から1/2排水し
水温と薬剤濃度を合わせた綺麗な水を入れてください。
これは、水中に漂う白点虫の仔虫と底砂におちたシスト(中に白点虫の仔虫が3500以上入ってる殻)を
吸い出す事が目的です。

>一日後に尾グサレの初期症状もありました。こちらは塩水浴で進行ストップしてます。
多分、白点虫によって荒らされた皮膚から分泌した粘液に細菌が感染したと思われる。
規定の1/2濃度ストマイによる薬浴を念のため、勧める。

■処方をまとめると・・
@水温を上げる。(この場合29℃※27.5〜.28.5℃は別の細菌が繁殖しやすい為)
A混合薬浴(0.5%の塩水に、アグテン、規定の1/2濃度のストマイ(詳細は>>12)を投薬。また唐辛子パックも入れる)
B白点が剥がれるか、1日置きに1/2以上の水替え
C毎日、体表の白点等を観察する事。
■注意
温度を上げた場合の白点虫のライフサイクルは、3日〜4日となる。
それで、白点が消えて次に出てくるまでの期間を記録しておく。
4日以上でなくなれば、水換えの間隔を1日あける。7日以上出なければ完治と判断いて良い。

餌は、食欲があるのなら与える事。体力維持が大切なため。
フィルターは外さない方が良いのだが、薬の濃度が薄れる為に外す。水換えをちゃんと上記の通りできるなら外さない事。
水質の悪化を防ぐ為。