>>677 2004年10月号 No.209
http://www.kinsai.jp/200410.html ■コイヘルペス感染被害…富山県からの緊急報告(2) 寄稿/岡田徳右衛門(富山)
「KHV感染拡大の防止には、『情報公開』と『業者保護』が必要」
『ところで私は、KHVの被害体験者の一人として多くの愛好家たちの声を聞くことになった。(中略)
聞こえてきた愛好家たちの声は、一様に被害者であることを隠したいという気分が支配的であった。
彼らの微妙な心理に甘えて、問題を風化させようとする業者の態度に諦めと空しさを感じてしまう。』
(その点では、愛好家も業者も同じ人間で、その心理は同じで、さらに業者には営業が成り立たなくなる恐怖もつきまとう。)
『「安全な鯉がほしい」という愛好家たちの声に応えるためにも、加温と隔離ができる施設は絶対条件だ。
新たな設備投資が必要となる生産者や販売業者の方々には同情するが、「安全と環境」に対応できない場合は廃業する覚悟を求めたい。
なぜなら、危険性を持ったままだと業界の足を引っ張る存在となってしまうからだ。』
(その施設が実は、KHV治療施設にもなっているわけだが…。で、廃業しないで残れる業者ってどういう業者か、いまなら気付いているだろうか?)
(ウイルス病に関して、無知ってのは最強だね。「排除・根絶」妄信を、疑ってみることもないのだろう。)