【ヘルペス】ニシキゴイ★part3【小型化】

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KHVキャリアで、ダンマリこいてやってる国内の人間は、これまでと同じように続けられるのにな。コイも死なないし。

新潟みたいに、KHVフリーのつもりでやっていると、知らずにフリーのつもりでコイうごかして、確実にどっかで出て身動きとれなくなるのは、もう決まったも同然だ。KHVを根絶できないのと同様、フリーでやり通せるわけがないだろ。

これからは、新潟の生産者のコイだけでも、何軒かのものをいっしょにするだけで出るだろね。わざわざ、ウイルス・フリーのつもりで頑張ってつくる者もいるだろうし。(KHVだけフリーってわけにはいかないのだから)

コイヘルペスの「病気が出る」って、どういうことだかわかってるのか? フリーがまじっているから出ることになってるんだぞ。キャリアは、病気にならないんだからな。
生きのびてるってことは、あらゆるウイルスをゆるやかに経験してるからだ。

ウイルス・フリーほど怖いものはないということを知らんのか? はしかやおたふくかぜ、かからないまま大人になるようなもんだ。

新潟で、フリーでつくって売るってのは、病気起こることの可能性を無限に広げてるってことだ。

病気予備群を平気で売ってばらまいているという自覚があるなら、治し方ぐらい、きちんと指導しながら売るという体制にならないと、自分の生産物に責任をもっていることにはならないのだが。

いつまでもフリーのほうがいいといって、売ったり買ったりする連中、よほどおバカで救いようがない。ちょっと病気の知識のある一般の人間の笑い種になっているのも気がついてないのか?

いまさら、罹ったからといって、生き残せるものまでわざわざ殺さなくても済むようにしておかなきゃ、まもなく「KHV病まん延防止・根絶」制度下で、新潟のニシキゴイ産地は消滅確実だな。

首くくる人間、でなきゃいいがな。

キンギョと同じように、キャリアでもフリーでも、いいことにして、罹った場合は治していいことにしておかないと、大変なことになるぞ。
輸出のためだけに、フリーでやりとおしたいなら、いままで通りやってればいいように見えてるかもしれないが、それもまもなく無理だろ。100%安全にやり通すことが可能なのは、当歳の生産流通にかぎってだけだ。
(それも、夏の養殖環境によっては、よほど隔離したやり方をしない限りほぼ無理。)

早急に、治癒・耐過させることをも選択肢の中に含めておかなければならないのだが・・・。いつまでも、検査魚のすり替えや、同居したつもりのなりすましで、検査のすり抜けはやり通せないだろうし。

■特集3〔水産関係のウイルス〕4.コイヘルペスウイルス病 飯田貴次,佐野元彦
http://www.medissue.co.jp/virus/journal/55_1_contens_jpdf.htm
■第9回コイヘルペスウイルス病に関する技術検討会
http://www.maff.go.jp/www/press/cont2/20060208press_3b.html
■ウイルスはどこから来たのですか
http://www.microbes.jp/aimai/kurashi/fl065.htm
http://www.microbes.jp/aimai/aimai.html
■連続講座 人獣共通感染症
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/ProfYamauchi.html
◇ウイルスとどうつきあうか―闘いから共存への戦略
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/414084003X
◇ウイルスは人間の敵か味方か―最小の生物の正体に迫る
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309612024
◇医科ウイルス学
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4524214488