【東京】吉田フィッシュファームを語ろう【八王子】

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【月刊錦鯉6月号】153ページに
「農林水産省消費・安全局 畜水産安全管理課水産安全室長」名で、
「錦鯉養殖業者及び流通業者の皆様へ 昇温治療は絶対に行なわないでください」
という文書が掲載されているわけだが、

これは本当に、農水省から出された文書なのかね。
農水省が、こんな法令規則にかかれていない、指針にもとづかない文書を出すのかね?
ずいぶん不審な不思議に思う文書なのだがな。

行政の中に、こんな文書が公式にあるのは、いまだかつて見たことがないぞ。
勝手に名前を騙っているのであれば、かなり問題があるのではないか。

しかも、内容もおかしい。

いつから、「水産資源保護法」と「持続的養殖生産確保法」に基づく対策指針が、
「輸出先防疫」のために設定されるようになったのだ?
あくまでも、国内防疫のためにある制度ではなかったのか。

これは、失敗制度の偽装粉飾のための詭弁ではないのか。

『錦鯉産業が輸出に大きく依存していることを考慮すると、今後も我が国に
おいては、ウイルスフリーの錦鯉を生産・流通していくことが、錦鯉産業を
維持・発展させるためには不可欠です。』

この文書作成者は、基本的に現場を知らなければ、ウイルス感染症の病理・病態に
関する知識も全く欠落しているのであろう。

『ウイルスフリーの錦鯉』が可能であると思い込むのは勝手だが、それは、
まるで現実離れした妄想そのものである。

関係者の中に、よほど「机上の空論」と「絵に描いた餅」を好む「世間知らず」がいるのか。