http://japan.internet.com/allnet/20101228/12.html Apple が2011年第1四半期の『iPhone』出荷目標を、1900万台から2000万ないし2100万台に上方修正したと、台湾の技術系
業界ニュースサイト『DigiTimes』が報じた。
DigiTimes は同人気スマートフォンに部品を提供するアジアの製造業者に近い筋の話として、最新目標では CDMA 対応版を
500万ないし600万台程度出荷する見通しだと伝えている。このことは、Apple が移動体通信事業者 Verizon Wireless 向け
の iPhone を近く正式発表する可能性を示唆しているように思われる。
DigiTimes が引用した製造業者の談話を信じるなら、Apple は現行の WCDMA 対応 iPhones についても、2011年第1四半期に
1400万ないし1500万台を出荷する見通しのようだ。Apple は2010年第4四半期の iPhone 出荷台数を1500万ないし1600万台と
見込んでおり、同社の iPhone と Google の『Android』搭載スマートフォンは、主に Nokia と Research in Motion (RIM)
のシェアを奪う形で市場を拡大し続けている。
Apple 関連情報を扱ういくつかの Web サイトは、これらの報道や噂にいち早く反応した。『Cult of Mac』は27日付けの
Blog 記事で、「Verizon は遅めのクリスマス プレゼントを手にするかもしれない」と報じている。
なお DigiTimes の記事によると、CDMA 版 iPhone の製造は Foxconn と Pegatron の両製造パートナーが請け負うことに
なりそうだという。