985 :
直訳:
私の親愛なる人、この世の終わりが近づくなら、私は何をするべきかしら?
抱き締めてくれるなら良々、でも未だ青い私ではそんな資格ないわ。
もしこの唄が私たちの残された僅かな時間の為に、不安を消す為に有るのなら
私は貴方の為に歌うでしょう、過去でも未来でもない現在だけの唄を。
太陽の下で歌いましょう。貴方は笑ってくれるでしょう?そうしたら貴方も私も、お互いに仕合わせね。
ちょっと俯いたら、顔を上げても未来でもない現在を見て。
見つめ合った時私は貴方にこう云うでしょう。
「然様なら」
貴方と一緒に居たら、太陽が沈んだら誰になるのでしょう?
夕日に輝く二人の顔。夜が来てしまったら二度と朝は来ないのでは?貴方の笑顔、愛、笑い声…思い出して、不安になる。
けれど、貴方の為に歌いましょう、過去でも未来でもない現在だけの唄を。
太陽の下で歌いましょう。貴方は笑ってくれるでしょう。そうしたら貴方も私も、お互いに仕合わせね。
そして、過去でも未来でもない現在を見て。
見つめ合った時私は貴方にこう云うでしょう。
「初めまして」
また一緒に居ていいかしら?