Sigur Ros と 椎名林檎

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227SACDの話
売られている製品は両者の差がわかるように音質が調整されている
可能性が高く、その意味では「区別がつく」ということになる。
本質的には音源の量子化レベルが現在のCDより上がったとしても、
まず100人中99人は区別できない。実際のところCDのサンプリング
周波数44.1kHzは極めて絶妙に選ばれている。これが32kHzとかなら
きっと話は違っていただろうと思う。

調べるとわかるが、オーディオマニアを集めた比較試聴テスト
はあちこちで行われていて、ブラインドテストの結果は散々だ。
高級アンプが9800円の安アンプに負けるとか、ケーブルも然り。
つまりはハイエンドオーディオの世界など、実際はプラシーボ
の固まりみたいなものであり、先入観と固定観念で優劣の判断
がなされているのである。

しかしオーディオにウン百万もかける人たちは、お金をかけること
自体が楽しいのだから、それでいいのである。エルメスやシャネル
を買い込む女性たちと同じだ。○○のアンプだから圧倒的な情報量
だとか、SACDだから音にキレとコクがあるとか。。。
ほんとは区別もつかないのに知ったかぶり100%で熱く語りあうのが
真のオーディオマニアの世界だ。