【3rd】加爾基 精液 栗ノ花 〜其ノ捌〜【KSK】

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33拾壱、葬列
 今朝は妙なメイルを拝受しました。
 其処に「出生の意志」が載つて居り、現在は、酸素を押し返さうと必
死です。まう亡骸は消去完了……何処にも桃源郷は無いと云ひます。

 僕は、兩の肢から認知しました。
 此処に「半分の意味」を見い出して、現在は、酸素を吸ひ切つてしまふ
準備中です。亡骸に弁護は不要……何処にも桃源郷が無いのなら、お造
り致しませう。

・ 生むで廃棄する勇氣

・ 空を斬つてゆく庖丁

・ 今日、胎盤、明日

 僕を食しても植わらない理由は、「渾て独りぼつちだから」。

 偖は、こんな輪廻と交際をする業が、お嫌ひなのでせう、当然です。
未だ何の「建設も着工」もしてゐない、白紙に還す予定です。

 お顔を。
 さあ、拝見させてください。