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Go!」路線だが、
>ピアノとスネアには当時歌謡曲を席巻したハウスの影響が。
>女性賛美の歌詞も「Komachi」系だけど、<公園のベンチでソフトクリームを舐める その姿>の卑近さと
><地球に弾ける頬>の大言壮語の落差が新鮮だ。ツッコミ大歓迎、稲葉というかB'z独特の
>“おそらく故意に辻褄を合わせない”作詞術、開花の瞬間である。
>その確信犯的な荒唐無稽のカタルシスが、<貴女は貴女の 僕は僕の夢を見よう>などと
>聞き手を突き放さずにゃおれないオトナ性と相俟って、B'zならではの屈折したポップ感覚を形成しているのである。
>オトナ性は、音楽を捨ててパンピー(死語)化した昔の仲間への心情吐露という形をとるC/W曲にはいっそう鮮明に表れている。
><いつのまにかこの街に 丸め込まれたのは>僕か君かを断ぜず、<あの頃に 戻りたい 戻りたくない>と結論を保留するのだ。
>バンド・ブーム時代の日本ロック界を席巻したコドモの価値観に真っ向から逆らう物言いに、彼らの気骨を見る思いがする。
<解説>タイアップ:カネボウ化粧品「navi」CF。ヒット連発後の勝負曲となった「自立した女性賛歌」。
B'z史上最も軽くポップな音で初のミリオン達成。CFで流れるや問合せが殺到したという。
同時にAではバンドマンの挫折を歌う実存的な詞で単なるポップにとどまらない二面性を主張。
曲名は定番ライブのタイトルになり、両面展開の成功を示す。
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