316 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:
317 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2014/06/10(火) 21:10:36.66 ID:qET+8dsd
318 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2014/06/10(火) 21:11:05.46 ID:qET+8dsd
319 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2014/06/10(火) 21:11:31.30 ID:qET+8dsd
>>306 あれだけ「ここが売りなんですよ」ってやった割には、造った後の存在感はあまりなかったね
美女と野獣の城なんかは最初と最後のギャップにやられたが
321 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2014/06/10(火) 21:12:54.46 ID:qET+8dsd
322 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2014/06/10(火) 21:13:34.10 ID:qET+8dsd
323 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2014/06/10(火) 21:18:59.85 ID:gYqCT+OI
324 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2014/06/10(火) 21:20:15.23 ID:gYqCT+OI
きょうだいの愛憎劇。
深夜でもわが子のために奔走する親。しかしこの時の親の決断が、きょうだいの仲を引き裂くことになった。
(星矢)兄バドは迷信を恐れる親に捨てられ農夫の子となり、貴族の家で不自由なく暮らす弟シドを恨みながら育つ。
(アナ雪)姉エルサはその超能力を恐れる親によって一室に閉じ込められ、自由奔放な妹アナと対照的に育つ。
長年の鬱積した感情と誤解から、すれ違い傷つけあうきょうだい達。(星矢)弟(アナ雪)妹 は死の間際に最後の力で(星矢)兄(アナ雪)姉 を守ろうとし、
(星矢)兄(アナ雪)姉はようやく心を開くが時既に遅く、(星矢)弟(アナ雪)妹 は最愛の(星矢)兄(アナ雪)姉 の腕の中で息絶える。
※ちなみにアンデルセン『雪の女王』にはきょうだいという関係はでてきません。
http://www.oldanime.doujin.so/image/s12.png
325 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2014/06/10(火) 21:21:34.76 ID:gYqCT+OI
326 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2014/06/10(火) 21:23:32.12 ID:gYqCT+OI
327 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2014/06/10(火) 21:24:37.44 ID:gYqCT+OI
328 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2014/06/10(火) 21:50:15.56 ID:gYqCT+OI
329 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2014/06/10(火) 21:53:17.52 ID:gYqCT+OI
Q:聖闘士星矢』は知ってるけど、『アスガルド編』なんてあったっけ?
A:『北欧アスガルド編』は原作漫画にはないアニメのオリジナルシリーズです。初代アニメ全114話のうち74話から99話にあたります。
なお、何度か映画化されたうちの第2作『神々の熱き戦い』もアスガルドが舞台なので『アスガルド編』と呼ばれることがありますが、設定等はテレビアニメーション版とは異なっています。
Q:『アナ雪』はアメリカ作品だよ!アメリカ人がアニメ『星矢』をどこで知ったの?
A:上で1990年代から世界中で人気があったと書きましたが、北米は例外でした。*
最初に公式に北米で放映されたのは2003年、アニメ専門のケーブルテレビでの放映でした。
それまでにマニアなアニメファン向けにビデオとして販売されていましたが、テレビで一般向けに放映されたのはこの時が最初です。
注* 北米での『星矢』は、南米や欧州ほどの人気はない、と一般には言われています。
しかし、つい最近の2012年、『星矢』の著作権を巡ってアメリカの個人が10億ドル(当時のレートで約800億円)もの訴訟を起こして話題となりました。
「星矢」がアメリカの訴訟ゴロに標的とされる程度には価値あるコンテンツとみなされていることがわかります。
330 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2014/06/10(火) 21:54:22.98 ID:gYqCT+OI
331 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2014/06/10(火) 22:04:33.76 ID:gYqCT+OI
Q:『アナ雪』の原作は、アンデルセン童話の『雪の女王』だよ!
A:公式にはそのようにアナウンスされています。しかし両作品の共通点は「人語を解する動物」くらいで、ほかは全く違っています。
この盗作・剽突問題を考えるにあたって、アンデルセン童話『雪の女王』とディズニー『アナと雪の女王』とがどれほどかけ離れているかは、重要なポイントです。
アンデルセン『雪の女王』を未読の方は、無料で立派な翻訳が公開されてますので一読してみてください。
あおぞら文庫 楠山正雄訳『雪の女王 七つのお話でできているおとぎ物語』
http://www.aozora.gr.jp/cards/000019/files/42387_20568.html Q:『アナ雪』と『星矢』に共通の原作があるのでは?
A:ありません。
『アナと雪の女王』が公式に原作(原案)としているのは、アンデルセン童話『雪の女王』のみです。(2014年5月現在)
『聖闘士星矢 北欧アスガルド編』がネーミングとデザインで元ネタとしているのは、北欧神話と、ドイツの歌劇『ニーベルングの指輪』です。
『ニーベルングの指輪』は、北欧神話とライン河畔の古伝承のミックスである叙事詩『ニーベルンゲンの歌』が元なので、大雑把に言えばキリスト教化前の古ゲルマン神話が『星矢北欧アスガルド編』の元ネタ、ということになるでしょうか。
なお、『星矢』本編はギリシャ神話をモチーフにしています。1986年当時、アニメオリジナルシリーズの構想にあたり、連載中の本編の展開に影響を与えないよう、あえて違う北欧神話が題材に選ばれました。
Q:『聖闘士星矢』が、アンデルセン『雪の女王』から影響を受けているのでは?
A:いいえ。
『聖闘士星矢』とアンデルセン『雪の女王』とは、公式にも非公式にも無関係で、似たところもありません。
Q:アンデルセン『雪の女王』が、北欧神話から影響を受けているのでは?
A:回答者は文学や人類学の専門家ではありませんが、『雪の女王』に限らずアンデルセン童話全般からは、北欧神話的なものは感じられません。
最大の理由は、アンデルセン自身が敬虔なクリスチャンでその作品にはキリスト教色が極めて強くあらわれており*1、異教の神々の英雄譚である北欧神話とは根本的に相入れないからです。*2
さらに言えば、『雪の女王』中の「ラップランド」「フィンマルク」の住民の描写は、あたかも未開の原住民のごとく(地面に穴を掘って住み、干魚を手紙代わりに使う など)で、現代的な感覚では蔑視的と感じられるほどで、
これらの地域への憧れやリスペクトの類は残念ながら読み取れません。*3
注*1 例えば『雪の女王』では、全七章のうちの冒頭一章を、(キリスト教でいうところの)悪魔が鏡を作り天界の天使と神に挑んで破れ、鏡の破片が人界に災いをもたらす、という話に割いています。
注*2 アンデルセンは厳格なクリスチャンでしたが、一方で北欧神話への造詣は深く親しみを感じていたという説もあります。しかし彼の作品には直接的な北欧神話への言及や描写はでてこないので、このような回答としました。
注*3 アンデルセンが差別主義者だったということではなく、彼の時代のクリスチャンの「サーミ人」「ラップ人」に対する一般的な認識がこんなだった、ということだと考えます。
ここらは微妙な問題なので、追及したい方はご自分でアンデルセン童話をお読みください。
332 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2014/06/10(火) 22:07:44.76 ID:gYqCT+OI
Q:いわれてみれば似たところがあるけど、違うところもいっぱいあるよ!
A:違う作品なのだから、違うところがあるのは当然です。全部同じだったらむしろ恐いよ。中国の新幹線アニメ
http://nicogame.info/watch/sm15084591じゃあるまいし。
最大の違いは、『聖闘士星矢』は内容の8割以上を殺伐としたバトルシーンが占めていますが *1、『アナ雪』はこのてのバトルシーンは殆どなく、かわりに姉妹や恋愛のエピソードで占められているという点でしょう。
この違いは、作品が最終的に目指したところが『星矢』は少年向け、『アナ雪』は少女向けという違いに起因するものと考えます。
ほかにも星矢のほうが(戦闘要員としての)登場キャラクターが多いとか、細かい違いはあるのですが、最大のものはやはりこれで、
上のイメージ比較でとりあげたようにほぼ同じプロット、良く似た舞台、デザインを持ちながら、印象は真逆なほど違う*2原因となっています。
この点は、同じく盗作疑惑のある『ライオンキング』『アトランティス』のような、もうリメイク作品ってことにしたほうがよくね?
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Ocean/9219/atlantis.htmという事例とは異なるところです。
注*1 是非はともかく、アスガルド編に限らず『星矢』シリーズは全部、そんなかんじです。
注*2 ページ作者は『アナ雪』は公開前からネット等を通じてあらすじは知っており、あらかじめ両作品は似ているという先入観を持って鑑賞しましたが、感想は
「たしかにプロット、舞台、デザインはほぼ一致といっていいくらい似てるが、似ている印象はあまりない。」という奇妙なものでした。
Q:長期のテレビシリーズと単品の映画を比較するのはフェアじゃない。
A:『星矢アスガルド編』は全26話、時間数にすると一話約20分として約520分。『アナ雪』は約100分なので、時間で約5倍の差があります。
ただし『星矢』は8割以上がバトルシーンで、残りの2割程度の時間でストーリーが展開していきます。その是非はともかく、実質的にストーリーが動いている時間数は『星矢』と『アナ雪』はほぼ同じくらいです。
作中の主要イベントの経過時間(妹が旅立ってから姉が正気に戻るまで。数日間)も同じくらいです。
ちなみにアンデルセン『雪の女王』では、主人公の少女の旅は約1年間続きます。
333 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2014/06/10(火) 22:16:44.38 ID:gYqCT+OI
Q:『アナ雪』の舞台はノルウェーの実在の場所がモデルだよ!『星矢』も北欧が舞台なら、景色が似てるのは当然だよ!
A:当然でしょうか?アンデルセン『雪の女王』は北欧が舞台ですが、イメージできる景色(景観)は、両作品とは全く似てないです。
『雪の女王』からイメージされる雪景色は、どこまでも続く雪原です。険しい雪山、山頂の城、などというイメージはでてきません。*1
『アナ雪』スタッフがロケハンに行ったというノルウェーのフィヨルドや水上教会、街の家々の様子は映画の中の冒頭の夏の場面によく生かされていたと思います。
ただし、そもそもアンデルセン『雪の女王』を原作としながら、険しい山々を背景に持つ国が舞台として選ばれた理由や、海に面した下方から山頂にある城を目指すといった舞台込みのプロットがでてきた経過は、
『アナ雪』製作側からこれまで説明されておらず、不明です。*2
なお『星矢アスガルド編』の北欧は、特定の国や地方のモデルはなく、不特定の北欧の写真等から場所のイメージを固めたと思われます。
(もしかするとドイツのライン河畔も舞台イメージに入っているかもしれません。「ニーベルングの指輪」も原作のひとつなので。)当時、星矢スタッフが海外ロケハンに行ったという話もありません。
注*1 『雪の女王』の景観は、スカンジナビア半島南端(主人公の少女の住む町はどこかは明言されていないが、おそらくそのあたり)からグリーンランドのスピッツベルゲン島までの約3千キロもの距離を1年間かけてロードムービー的に移り変わっていきます。
一国の海岸沿いから山頂の城とその間の雪道という狭い範囲を数日間ぐるぐるしているだけで終了する『アスガルド編』『アナ雪』両作品とは、そもそも景観的に似ようがないプロットです。
注*2 『アナと雪の女王ビジュアルガイド』掲載の美術監督マイケル・ジャイモ氏のインタビューを読みましたが、そもそもノルウェーのフィヨルドのような景観が『アナ雪』の舞台として発想された経過については、言及されていませんでした。
ジャイモ氏の決定の範疇外だったかもしれないし、日本語ソースにないだけかもしれませんが。
あの山頂の城の背後の、仏像の光背みたいな形の岩塊はどこからの発想なのか、純粋に聞いてみたいです。
334 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2014/06/10(火) 22:20:04.74 ID:gYqCT+OI
Q:で、結局、『アナ雪』は盗作・剽窃作品なの?
A:借用、インスパイア、インスピレーション、オマージュ、リスペクト等々、言い方はいろいろですが、
先行作品からアイデアを借りることじたいは、よくあることで、むしろ全ての発想がオリジナルであることなど、これだけ先行作品が沢山あるなかではありえない、というのが概ねのネットの皆さんの意見でした。
私もそう思います。
法的には著作権料をどうするとか綺麗事ではない問題があるのでしょうが、そこは当事者(権利者)どうしの問題*1であって、作品を享受する側が訴えろとかどうとか言える立場ではないと考えます。
よくないのは、そういう借用をやっているのに「やってない」ということです。私的には、ここに至ってはじめて「盗作・剽窃」と呼ぶに値する行為となります。*2
なぜそれがよくなくて、かつ作品享受者(鑑賞者)の立場で文句をいっているのかといえば、作品(商品)に関して嘘をつかれているからです。
『アナ雪』を観て感動した人が(多くは子供かもしれない)、この問題を知ったとき
(繰り返しますが、公式に借用を表明されているなら、鑑賞者的には興味や関心が他作品に広がりこそすれ、何の問題もありません。そうでない場合)、
『アナ雪』製作者の創作者・クリエイターとしての不誠実さにショックを受けることでしょう。
このページの作者は、『アナと雪の女王』は、『星矢アスガルド編』から世界設計はじめ、プロット、キャラクターデザインまで多くを借用している、と考えているわけですが、
2014年5月現在、『アナ雪』製作陣が『聖闘士星矢 北欧アスガルド編』について、関係や影響を認めたり言及したことはありません。
2人の監督、クリス・パックとジェニファー・リーは、アナとエルサの王女姉妹のキャラクターに「モデルはいない」と明言しています。*2
そういうわけで、このページの作者の結論は、『アナと雪の女王』は、盗作・剽窃をやらかしている作品です。
作品単体としては、アンデルセン『雪の女王』は跡形もないものの、違う良さのある楽しいアメリカ産娯楽作品だと思うだけに、こういう風に断定するのは、とても残念です。
注*1 著作権の切れたアンデルセン『雪の女王』とは違って、『聖闘士星矢』は今現在も新作が作られている生きたコンテンツなので、正式にアイデアの借用等といった話を持っていった場合、権利者がどういう反応をするのかはわかりませんが、
少なくとも車田正美氏は純粋に喜んだのではという気がします。上で例示した『タイタンの戦い』でもそうでしたし。
「やってしまった」後では、ifでしかありませんが。
注*2 定義は人によっていろいろでしょうけど。権利者が文句を言わない(言えない)ならば、どれだけ似ていようが盗作ではない、と開き直る人(会社)もいるかもしれませんね。
『ライオンキング』『アトランティス』のときのディズニー社がまさにそうでしたが。
注*3 『アナと雪の女王ビジュアルガイド』掲載の両監督へのインタビューより。なお同インタビューの中で、アンデルセン『雪の女王』のことをジェニファー・リーは「オリジナル」と呼んでいます。
また姉女王エルサのキャラクター設計に関して「オリジナルのストーリーでは、『雪の女王』は象徴的なキャラクターです。彼女については何もわからない。だから、白紙状態からのスタートでした」と語っています。
335 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2014/06/10(火) 22:22:54.79 ID:gYqCT+OI
Q:ディズニー社は、荒木伸吾氏の死去を受けて『アナ雪』製作発表をした、という噂があるけど?
A:ネット上ではそういう噂があります。
荒木伸吾氏の死去が2011年12月1日、『アナ雪』製作発表は2011年12月22日です。その一年前にはプロット段階で行き詰まり頓挫していたとされるディズニー版『雪の女王』企画が、再始動し、2013年の公開を目指すとの発表だったそうです。
故・荒木伸吾氏は、星矢アニメシリーズのチーフデザイナーで、ヒルダとフレアの王女姉妹をデザインしたのも荒木氏です。
『アスガルド編』はアニメのオリジナルシリーズで、そのデザインは車田氏より荒木氏の特徴が強くあらわれており、荒木氏の代表作のひとつとされるため、そのような噂が囁かれているのでしょう。
しかし、荒木氏の死因は水泳中の事故と伝えられており、時期の一致は単なる偶然でしょう。