花が大学へ行った目的は「合格したら父親の病気が治る」という思い込みだけで、
ほかには何もない。だから大学生活をどう楽しむかや将来何になるか考えもしないまま入学し、
おおかみおとこと出会ったら追いかけて、子供を二人産んだら簡単に捨てられる程度のもの。
今夜金曜ロードSHOW「おおかみこどもの雨と雪」の花は果して理想の母親なのか
ttp://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20131220/E1387476308916.html > 花にとって一人きりの家族である父は、花が高校三年のときに病気に倒れる。
> 花は「がんばって勉強し合格すれば、病気も良くなるにちがいない」と思い猛勉強。
> 難関国立大学を受験するが、合格の知らせを受け取る前に父は亡くなってしまう。
> 小説『おおかみこどもの雨と雪』(角川文庫)では、
> 大学の学生たちについて「卒業後は官途に奉ずるか、法曹界へ進むか、
> でなければ商社などに就職するか、いずれにしろ未来を約束されているような若者たちだった」とある。
> 花は彼らとなじめない。
> 「花は、少なくとも真面目であるという点においては、彼らと共通していた。
> ただし、まだ将来は漠然としていた。(中略)自分がいったい何者で、
> これからどんな人生を選択すべきなのか、見当もつかなかった」