スレ立てありがとうございます。
かぐや姫が終始、カマ(カッター系)を持つか糸(機織りとか)を持つか選択してるのは、何か意味あるんですかね?
・スタッフ
監督・原案・脚本: 高畑勲 プロデューサー: 西村義明
原作: 「竹取物語」 製作: 氏家齊一郎
脚本: 坂口理子 美術: 男鹿和雄
人物造形・作画設計: 田辺修 作画監督: 小西賢一
作画: 橋本晋治 音楽: 久石譲
濱田高行 主題歌: 「いのちの記憶」
安藤雅司 二階堂和美
山口明子 劇中歌:「わらべ唄」「天女の歌」
他 高畑勲、坂口理子
・キャスト
かぐや姫: 朝倉あき 捨丸: 高良健吾
翁: 地井武男 媼・語り: 宮本信子
相模: 高畑淳子 女童: 田畑智子
斎部秋田 立川志の輔 石作皇子: 上川隆也
阿部右大臣: 伊集院光 大伴大納言: 宇崎竜童
御門: 中村七之助 車持皇子: 橋爪功
北の方: 朝丘夢路 炭焼きの老人: 仲代達矢
石上中納言: 古城環
・キャッチコピー
この地で、ひとりの女性が生きた。
笑い、泣き、喜び、怒り、その短い生の一瞬一瞬に
いのちの輝きを求めて。
数ある星の中から、彼女はなぜ地球を選んだのか。
この地で何を思い、なぜ月へ去らねばならなかったのか。
姫が犯した罪とは、そして罰とはいったい何だったのか――。
日本最古の物語文学「竹取物語」に隠された人間・かぐや姫の真実の物語。
姫の犯した罪と罰。
ジブリヒロイン史上、最高の”絶世の美女”が誕生。
(※この「罪と罰」のコピーに対して高畑監督は強い不満を持っています)
Q.夢落ち2回って都合よすぎだろ?
A.あれは夢落ちではない
疾走シーンの後貝が割れていたことからもわかる
月はかぐや姫を監視していてどちらのシーンでも月が巨大化して激おこ状態になってる
姫が月に背き取り返しのつかない事態になったため飛天(クリオネ)の力で時間を操作し無理やり月のシナリオに連れ戻した
Q.回想シーンの月のおばさんと海辺の親子は誰?
A.静岡県にある三保の松原に伝わる羽衣伝説
海辺に松があり富士山が遠景に見えることから特定できる
羽衣を松にひっかけて帰れなくなった天女と人間の男が結ばれる物語
竹取物語の前日談としての羽衣伝説という位置付け
この天女が覚えていた地球の歌をかぐや姫が聞いてしまったのがすべての始まり
Q.あの小さくて可愛らしいお付きの者はなにもの?
A.女童(めのわらわ)
主人の身の回りのお世話をする侍女見習いの女の子
初期設定では名前はウメだった
お迎えのシーンでわらべ唄を歌っていたのは子供や動物には天人の音楽が効かないからか
Q.花見のシーンでかぐや姫がすぐ帰ってしまったのはなぜ?
A.子供とぶつかって里山のことを思い出してしまい、山の人間ではなく都で高貴の姫君として生きねばならない現実を思い知ったから
桜を見ることができても里山にはもう帰ることはできない、野山の風景を好きになるほどそこから引き離される寂しさに耐えきれなくなった
良レビュー
自分の人生を投影できれば見えてくるものが
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id344585/rid793/p1/s0/c1/
原作の基本となる優美で機知に富んだ歌のやりとりはどこへいったのか。
公家の「萬づの遊」、「男女嫌はず呼び集へて、いとかしこく遊ぶ」とは、
酒を飲み、酔って女を卑しめることなのか。
無知を通り越して無礼である。
あきれてしまう。こんな曲解をして恥ずかしく思わないものなのだろうか。
古典の描く日本文化はそれ自体が自然と人間の交感である。
人間は自然の中で生かされているという意識が、当たり前のものとしてそこにはある。
人間社会でもいかに美しく求愛するかがひとつの文化であった。
竹取物語は人間の文化の美もきちんと描いていたからこそこの世の美しさに説得力があった。
延々原作の基本を踏み外したまま偉そうに陳腐な主張を繰り返すこのアニメはまったく意味が分からない。
私は早々に食傷した。ようやく月のお迎えが来たときは嬉しかった。
いい音楽だ。
こうなると有無を言わさずやってくる死は小気味がいい。
それこそが生き物にとっての一番の自然である。
そして原作では帝は不老不死の薬を焼く。
くどくどとした説教なしに、大きな自然の掟の中で咲く花の美しさを描ききっているのである。
ぜひ原作となった古典を読んでほしい。
その美しさに驚くとともに、
このアニメに象徴される現代人の愚鈍と醜悪に気付くはずだ。
>>7 のような粘着アンチがけっこういる理由を考察してみた。
従来のジブリアニメは子ども向けを強く意識して精神的に子どもでも
わかりやすい、または分かるところがある作品を作り続けてきた。
しかし「風立ちぬ」や「かぐや姫の物語」は両監督が最後の作品だという
思いがあるためか、人生経験を積んだ人でないと分かりにくい作品になった。
このため「これまではジブリは常に自分を楽しませてくれたのに、どうして
楽しませてくれないんだよー」という気持ちが粘着アンチを生んだ。
つまり、「これまでボクとセックスしてくれたのに、なんで今度はしてくれない
んだよー。なんでオナニーしてるんだよー」とういうのが彼らの心の叫びである。
>>8に補足
Q.石作皇子の求婚シーンでかぐや姫の代わりに座ってた女は誰?
A.石作皇子の妻である北の方。かぐや姫を嫁に迎えるつもりで屋敷から追い出された。
その腹いせにかぐや姫と入れ替わって石作皇子を驚かせた。
「『かぐや姫の物語』の、女の物語」の解釈は間違い。
>>1乙です
>>9はいいレビューなのでテンプレ入りには大賛成です
今後の目標としてこのスレででた鋭い考察や良レビューはどんどん英訳して海外の人にもこの映画の素晴らしさを伝えたい
逆に海外の批評で面白いのがあれば訳してこのスレに貼り付けていきます
テンプレのほとんどは一観客の見解であって公式見解ではありません
ご注意ください
前スレの 1000 が「ハゲってだれ?」で終わっていたので大笑いしましたw
富野由悠季監督ですよね。そうですか、富野監督も絶賛ですか。
スレ立てありがとうございます。951 だったので自分が立てるべきか
逡巡してました。
映画の感想に公式見解もクソもないだろw
>>14 俺も富野かと一瞬思ったけどライムスター宇多丸のことでしょ
そういえば風立ちぬ絶賛してた富野の評が聞こえてこないが
高畑の弟子なのに
ここでのハゲって宇多丸って人のことだろ。
冨野監督は“おハゲ”じゃないかな、呼び方
高畑の原案にあった月の王がかぐや姫に与えたことば。
お前は、かの星から帰りし者の、穢れた記憶を呼び覚まし、苦しめる
という罪を犯した。そのうえお前はその穢れた星になぜか、憧れを抱
いている。これも罪だ。だから、罰としてお前を下ろそう、お前が行
きたがっているあの穢れた星へと。
これ、そのように嬉しそうな顔をするでない。お前はあの星ばかり見
つめて、私の話などうわの空だが、これは恐ろしい罰なのだ。お前は
かの地で穢れにまみれ、苦しみながら過ごさねばならぬのだぞ。
だが、お前がその穢れに耐えきれず、もうこの星にはいたくないと心
で叫んだならば、そのとき、お前の罪は許される。お前自身があの星
の穢れを認めたのだから。そして迎えが遣わされ、この清らかな月へ
とお前は引き上げられよう。
・・もしかしてこの部分、アニメ化していたのでは?キャッチコピーに
「罪と罰」が使われたので怒って削除しちゃったとか?高畑からすると
ドストエフスキーとまぎらわしいコピーなんて絶対許せないよなあ。
原作の不条理さが好きな人には受け入れられないんじゃない?
不条理な話を筋の通ったものした映画だから
星新一の話を山田詠美がリメイクしたような
私は山田詠美が好きなんだけど、嫌いな人は怒らないで無視してください…
>>7 もう何度もこのスレで繰り返されてきた議論だと思うが、
>原作の基本となる優美で機知に富んだ歌のやりとりはどこへいったのか。
原作の価値は決して否定しないが、これは高畑勲という一個人によって監督された、竹取物語を
ベースにするもはや全く別の作品だろ。その時点で高畑個人の価値観によるフィルターによって
原作にあるできごとの取捨選択や改編やディテールの追加が行われるだろうし、それは高畑に
限らず原作付きの映画を監督する場合には不可避だろう
そういう前提を無視してひたすら原作を持ち出して映画を否定しようとすればするほど、その人間が
いかに「映画そのものを見ていないか」という事実が際立つだけだと思うんだが
また、上に書いた事とも重なるが
>延々原作の基本を踏み外したまま・・・
この主張のそもそもの前提が違和感あるんだがな。何で製作者側が原作に絶対的に縛られる必要があるんだ?
あくまでこの映画はこの映画として一本の独立した作品と見るべきであり、そこで何が表現されているかを
見るべきじゃないのか?
その上で、
>・・・偉そうに陳腐な主張を繰り返すこのアニメ
と思ったんならあんたの中ではそうなんだろうしそれに対しては何も文句は言わんが、ただし単に
「陳腐」とか「食傷」とか言い放ってるだけならどう考えても主観的な感想の枠を出ない代物だろう
ヤフーのレビュー貼るのやめろよ
>>15 ただの感想をテンプレにしてしまうのは問題があるでしょう
だけど、ジブリにしては興収が少ない原因の一つが、「あの竹取物語か、わざわざ観に行くまでもないか」と思われてるからなんだよな
その上、もし原作通りそのまんま作ってたらつまらないし、海外の賞は絶望的だし、哀しすぎた
新しい息吹きを吹き込んだ高畑に感謝
そそ、ハゲ=宇多丸。
正直、絵柄で舐めてましたが、今年ベスト級の作品でした。
29 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/15(日) 23:24:22.54 ID:YMxIpSwX
昔のジブリみたいと思った
>>27 マルコやアンが好きだから高畑監督の新作と聞いただけで観に行ったけれど
もし監督が他の人で花咲か爺さんだの鶴の恩返しだのだったら観に行かなかっただろうなあ
花坂じいさんや、つるの恩返しになんて人生の深い普遍的なテーマがないもの
>>22 ちなみに星新一が竹取物語の翻訳書いてるぞ。
原作の何が不条理なんだか、さっぱりわからんが。
つるの恩返しは全国にヴァリエーションがあって日本人には深いだろう。
ラストの月のお迎え集団のインパクトは凄かった。
笑っていいのか、不気味と思えばいいのか。
何をしてくるか全くわからない感じ。ああいうの久々に見たわ。
子どもの頃、かぐや姫の話は好きだったな
ジブリ映画で観られるとは
月軍団の登場シーンこそ、高畑ならではの演出が生きたところだろうな。
かなりの人が涙ボロボロになってるところに飛び込んでくる異様な暴走集団。
泣いていいんだか、笑っていいんだかさっぱり分からない。
この場面で、それまでの演出や作画、声や音楽などに少しでもスキがあったら
「これはだめだ。全部台無しになってこの映画は破綻した」と思われかねない
ところだが、そこが一分のスキもなく作られているからこそ受け入れられるわけだな。
俺は泣きながら笑ってみていたけど、ああいう異様なシーンをクライマックスに
入れられるのが高畑の監督としての一貫した方針だったわけだし。
終了後、わりとポカーンって感じの人も多かったようだったけどな
いやあ、あの月軍団のドラッギーでサイケデリックな感じはすげえよww
なんなんだろアレは。
アホの岡田としおとかいうデブの発言w
「アニメに携わる人やジブリのファンは見ればいい」
「普通の映画好きや家族連れなど大衆向けだとは思わない」
>>37 アレだけ人間的にかぐや姫を描き
アレだけ地球での生活を汚れとしてでなく肯定的に描いたのに
結局、ラストシーンは天人の降臨によって迎えられてしまう
かぐや姫はデウスエクスマキーナ
決められた定めから逃れる事は出来ないのだな
>>37 俺は圧倒されてしまって笑えなかったな
死ぬ時っていうのは本当はああいう感じなのかもしれない
喜びも悲しみもなく別れの言葉や走馬灯のようなものもなく
あっという間に遠いところへ否応なく連れ去られていくという
良くある臨終の厳かで感動的なシーンよりグサッと刺さった
>>41 月に帰る=死なので、逃れることはできない
デウスエクスマキナかねこれって
過去の出来事や他人の経験を共感して感傷できるかどうかが
この作品を評価してる人としていない人の違いだな、どうやら
>>45 最近涙脆くなってきた。
いろいろストレスあるからかな。
>>43 月に帰る=死という意見が度々出てるようだけれど
そう簡単に結論付けるものではないよ
もちろん地球に居られなくなるのだから地球での生活としては死と同義たげども
そもそも天人にとっては地球は穢れた地であり
もっと人智の及ばぬ高次の世界が存在しているのだから
話が通じない相手ってのが一番怖いとおもう。
天人「はいはいワロスワロス」っだよねw
永遠の別離ってのは、死と同義だとおもう。
肉体的死滅とか関係なくね。
>>44 全然違うけど、原作と全く逆のかぐや姫を描きながらも
天人からは逃れられないってのがご都合主義というのとは正反対に機械的であると思った
狼に育てられた少女みたいな話があったけど、
その子を人間社会に連れ戻すみたいなもんだったんじゃね>天人
作り手が何を言おうが、劇中にあるものが全てなんだよ
>>47 そうだね
たとえ高畑監督本人が「月は死の世界のことです」と言ったとしても
観客はそんなものを受け入れず全く違う解釈をする自由がある
かぐや姫はキネマ旬報にもジブリ作品としては久々にランクインしそう
あとは日本アカデミー賞か
海外の映画祭の話も進んでるみたいだしまだまだ先が楽しみ
>>54 勿論月に帰る=死と解釈する自由もね
そもそも俺は初めからそう解釈してたから、
本人もそう言ってると聞いてむしろ驚いたくらい
>>52 断言というかそう考えることもできるというニュアンスだったと思うけど
監督的には月は死の世界だとしても異世界というかなり観念的な意味で言ってる
だからかぐや姫がまた地球に帰ってきたり他の月人が地球に憧れることもありうる
これはユリイカかなんかのインタビューでも言ってた
>>57 そうなの?
まあ作中ではあくまで異界だからね
死のメタファーになってるってだけで
天人の降臨は救いに来たという見方も出来るのでは?
あくまでもかぐや姫は人間ではない、月の都が故郷なのだから
穢れた地に憧れを抱いた罪で穢れた地に落とされ
それに耐えられなくなった所で罪が償われるという構成だし
天人にとってはお勤めを果たした姫様を盛大に迎えに行く様な感覚では
人間にとってそれは、死という言葉以外に表現する術がないだけでさ
見てきた。
月のお迎えの音楽がなんだろ、あれが清浄な月の世界の音楽なのか・・・・
脳内に出来てたイメージとのギャップが凄すぎてカオスwwww
元々あの世界は彼岸って捉えられることが基本で、
SF的な解釈をする研究者はまずいないからw、高畑がそう理解してても何ら不思議はない。
ただし現代の観客に対していきなりそれを出すのはさてどうなんだろうとも思うが。
>>59 見方も出来ると言うか、それ以外にどう捉えられるのかとw
死じゃなくて昇天じゃね、普通。
一般にはそれは死と同義語になるけど、ここでは文字通りなわけでw
63 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/16(月) 01:18:08.28 ID:cCqVdf9y
死をどう考えるかもあるのかもな
無駄のない=感情が露わになることもない=変化のない=予定通りの世界と考えることもできる
>>61 かぐや姫が月に帰ったという想像上の物語というのが基本。
当然死も暗示する、ぐらい。
まああれこれ言わないで
わざと余白や余韻を残すのが日本の美。
かぐや姫を人間にして生理まで描くってのは
いかにも近代的な行為で、
ナンセンスというかグロテスクなことだと思う。
死っていうとまた違うと思うけどな。
「月に帰った」ってのはSF的な解釈だと思うよ。なんだそれは、というw
いや一般読者に取ってはそれがベースだろうけど、
高畑が当たったであろう研究書の類の捉え方の話ね。
実は高畑監督ここ見てたりしてな
穢れた地球に憧れを抱いた罪で
穢れた地球に落とされることに決まった時
かぐや姫はとても喜んでいた
凄く良い着想
原作かぐや姫も超然的とは言え
最後には別れを惜しんで泣き
映画かぐや姫以上に天人に抵抗したあたり
けっこう感情のある姫だったのかも
かぐや姫を人間的に描く事はタブーだと思っていたけどね
あれは仮人格だったんじゃないかな。コブラの1話みたいな。
衣を着たら、すこっとそんな感情なくなったしw
(原作では記憶がなくなるわけではない)
ざっとスレ読んだけど何やら難しい考察してるんだな。
事前情報一切仕入れなかったからサブタイトルっぽい罪と罰が意味するところが、何も為す事なく月に返されるのが罰で、状況に流され煮え切らないのが罪かな??と思ったわ。
>>69 監督は、「姫の犯した罪と罰」というキャッチコピーを非常に嫌ってる
>>12 歌丸のべんちゃらレビューなんかテンプレに入れなくてもいいよ
恥ずかしい
これがいいと思ってる君は思考停止状態だな
>>67 原作かぐや姫は面白いよ。
両親に細やかな心遣いしながら
さらりととんでもないことを言い
どこか怖くて少し冷たくて
一応人間界にはいるが、
やはり人間ではない。
それなのに月をみて物思いするようになり
ついには人目を憚らず泣くようになる
原作そのままの方が色々考えさせられる。
地球に追放される時点で天人としては異端なことには違いないし、人間臭いところがあるのも納得だが
ところで原典の解釈では姫の罪は姦通罪という説が主流だけど、高畑版だと月世界はそんなことできる余地すらないね
でも捨丸との逃避行はその説を踏まえたうえで入れたものなのかな?
テンプレおかしくね?個人のレビューは入れるわ勝手な解釈は入ってるわ関連スレは貼ってないわ
天人が迎えに来るシーンは衝撃だった。
あれを見るために来たようなもんだった。
やっぱり、アニメーションは素晴らしいなと思えたよ。
てか最近のジブリって面白い?
特にもののけ以来、
「生きろ」ってワンパターンになる呪いでもかかってるんじゃないかと思うわ。
大人向けの面白いのないなあ
手塚治虫の「奇子」「人間昆虫記」「MW」「グリンゴ」「ブッダ」…
どれも一級だったわ。
早く逝きすぎ。
>「生きろ」ってワンパターンになる呪いでもかかってるんじゃないかと思うわ。
あながち間違いでもない
プロデューサー、制作の意向がハッキリし過ぎてるってことだよな
大人から見ればポニョなんか皮肉が効いてて面白いよ
最後は本当にハッピーエンド・・・なのかな?^^;とかw
普遍的なテーマだろ
描いてるのはそれだけじゃないけどな
>>78 風立ちぬの真意は頑張ったからもうゴールしてもいいよね。
個人的には手塚漫画の重たいテーマは元気なときに見るとハッとさせられて面白い部分もあるが
病気したり年取ったりしたときにはなるべく見たくない感じ
「生ねば」は鈴木がかってに作ったコピーでそんなことは言ってないと宮崎は言ってる。
「原作のかぐや姫の正体はイラン人」という説がwikiにあるね。
この映画見てからwiki見ると色々考えてしまう。
原作自体が悲劇の事実をsfに置き換えて伝えた話なのかもね。
最近のパヤオは「死ぬってそんなに怖いこと?」という無垢さも感じるのよね
作中で死が希望みたいなことあるし(ポニョの婆さんが水中で「恐がるんじゃなかったわねえ〜」とか・・・)
むしろそういうとこを鈴木Pが感じとって、これはいかんと「生」をことさらキャッチフレーズにしてるんじゃないかしら
まあ、「呪い」といっても過言ではないよ
それでもその呪いをも愛して欲しいという意向は
世の中の子供に視線が向けられているからこそなのだろうけど
火垂るの墓について、高畑監督は
「人は、人と関わらなければ生きていけない」と、
清太がそれをしなかったから妹を死なせ、自分も死んでいく、
間違った人生を描いたのだそうだ。
その映画のコピーが「4歳と14歳で、生きようと思った」というのは、
反語的なんだなと思える。
>>90 ただ高畑は護憲派で反TPPであるように軍備が日本を滅ぼし自給の放棄が日本を滅ぼすと考えている。多数派におもねらない人がそういうのが面白い。
実際に焼夷弾から逃げ回って、あの餓えを経験した世代は
もう2度とごめんだと思うでしょ
日本人が滅びるかどうかじゃなく。
一方それでも「負けたことが悔しくてしょうがない」を根っこに持つパヤオに好感を持たずにはいられない俺なのであった
まあ世界が異常気象になりそうな現在、TPPはやりすぎだと思う。
清太にしろ翁にしろ節子やたけのこへの愛情のかけ方を間違ったな
清太は節子のわがままを窘めて我慢させよう言い聞かせるべきだったし
翁は貴族との結婚こそたけのこの幸せで思考が止まってた
今週は美術手帖のかぐや姫特集と絵コンテが来るな
特に絵コンテは読み応えありそうでかなり楽しみ
地球人が何をしようが、最後は月人がやってきてジエンドですから
>>95 清太は、妹のしつけ以前に自分を律するべきだったよ。
無駄にプライドだけ高くて、
ラクな方に流れる。
多くの人が手を差し伸べてくれているのに、
そのありがたさがわからない。
高畑監督は、あの映画をニートや引きこもりのような人に
見て欲しいんだそうだ。
翁は、俗人なんだよね。
都の華やかで贅沢な暮らしが至高だと思ってたけのこの気持ちなどわからない。
まあ、昔も今もそんなもんだし、
ともすればたけのこは単なる中二病のような気もするw
清太は14歳だからなぁ・・・・
一人前の正しい判断能力を求めるのは酷だと思う
あっさり嫁子捨ててたけのこと一緒になろうとした捨丸にむかついて最後あまり感動できなかった
あそこはブス専で理想の妻と結ばれた捨丸が
最愛の妻子を捨ててまで幼馴染を救おうとした
走れメロスのような友情ストーリーだよ。
高畑はとなりの山田くんでもっと気楽に生きようよ、というテーマをやったが
その頃とスタンスは変わっていないと思う
この世の醍醐味に気づき、飛翔シーンで解放されるかぐや姫
しかしついに月の使者がやってくる
かぐや姫がキョンシーになる死の描写は実にシュールだ
死んでしまえばこの世は終わり、楽しめ味わえという単純な話でもある
不倫を無かったことにした月の采配はよかったね
あのままだと節子連れて出ていった清太となんら変わらない
あれは不倫を肯定する場面ではない
解放や願望を描いた場面でしかない
かぐや姫は捨丸に誰のものにもならない、ときっぱり言っている
ちなみに物語には関係ないが、不倫という概念は時代の価値観だ
仮に将来、婚姻制度が廃止され、現在までの婚姻制度を振り返ると
不倫したら斬られるらしい、慰謝料とられた時代もあったよ、
悲惨な時代だったな、なんていわれる時がくるかもしれない
高畑はそういった概念を越えてもっと普遍的なテーマを扱ったと思う
中二病だけど不倫もしたい
五人の貴公子の中ですきなキャラは車持の御子だな
姫様を楽しそうに笑わせた御子はあいつだけだしあの胡散臭さがいい
一番だめなのは石作りな、姫様泣かせたうんこだから
うーん「女の一生・大河ドラマ」として色々考えさせられる映画だった…。
手塚の「火の鳥」とかキューブリックの「2001年宇宙の旅」思い出したな。
これは後々も評価されるんでないかねぇ。
もう一回行こうかな。
まあ俺はどっちかつーと普遍的なのは婚姻制度の方で、近年持て囃される自由恋愛こそがイデオロギーなんだとは思うけどな
婚姻含め宗教など社会規範、風俗、民族、文化などの背景無しに人間一人の「主体」なんぞ存在しないと思っている
日本文学の教授が言ってたが恋愛というのはキリスト教の禁欲主義と騎士道の女性崇拝的な価値観から生み出されたものらしい
日本では江戸時代までは自由で放埒な色恋が中心だった
明治の日本で恋愛至上主義を掲げたのがキリスト教の影響を受けた北村透谷
loveという言葉を訳して恋愛という日本語が出来たのもこの頃
捨丸とのシーンは恋愛でもあり色恋でもありもっと普遍的な生きる喜びと切なさでもある
よくできたシーンだと思う
>>109 一夫多妻か一夫一妻か、ゲイ同士の結婚はありか
時代(または各文化)などの背景で婚姻制度は変わるもの、という話だよ
時代の犯罪概念と同じで
絵コンテ注文したんだが888ページもあって吹いた
ざっくり読むだけでも丸一日かかりそうw
健康な男が10代半ばの女子にあこがれるのは当たり前だが
それを異常とする風潮の方が本当はおかしいはずだし
人間の身体性を忘れた理念が台頭するってのは怖いもんだ
>>111 >江戸時代までは自由で放埒な色恋が中心
とは言っても動物的に乱交パーティで子供を作っていたわけではないだろ
>>112 別に俺は現代の婚姻制度(法律婚)が普遍だといっているわけではなくて
身分制度としての「婚姻」の歴史がもっと古くて普遍的だと言っているだけ
形はどうあれ婚姻をすることで人間がひとつの身分を得るということが
人類が文化という名の精神的営みを始めたこととほぼ同時期だと言っているわけね
つまり家族の形成が文化の始まりで社会的活動が親族の「構造」に由来したってこと
>>114 人間がタブーを生み出すのはそれが動物的に「異常」でないからだろう
電車乗ってるだけでケツまさぐられる女の気持ち、その女の旦那もしくは親父の気持ちにでもなってみろw
>日本文学の教授が言ってたが恋愛というのはキリスト教の禁欲主義と騎士道の女性崇拝的な価値観から生み出されたものらしい
>日本では江戸時代までは自由で放埒な色恋が中心だった
めっちゃ一面しか見てない意見だな
キリスト教の禁欲主義と騎士道がどれだけ乱れていたか
>>114 人間の動物としての身体性を言うなら
時期と相手を選ぶ権利は常に女性にあるということだけど?
猿でも無理やり何かしようとすれば、ボコボコにされて群れから追われる
これは群れのボスでも同じ
>>114 人間、体だけじゃないだろ
その発想だと
主婦が男子中学生や高校生の体を求めるのが当たり前になるぞ
>>116 それは婚姻のプロセスの問題であって
重婚乱婚を認めるもの、もしくは家族形成を否定するものではないぞ
法律の無い時代でも不倫は不倫
倫理規範に悖る行為がそう呼ばれるのだ
少なくともあのシーンを見て素敵〜二人とも会えてよかったね〜と
無条件にウットリできる女性は少数派と思う
日本の武士や農家に最適化された婚姻制度が変わらないといけないってことだろ。
50年前の女性は18-22歳くらいで出産してたんだから大学生が育児出来て当然にしないと少子化になるに決まってる。
>>118>>119 生態本能的にそう感じるのを異常とする風潮が本来はおかしいと言ってるのだが
あと男性から見る女性と女性から見る男性というのはぜんぜん違う
赤ん坊から収穫の秋になるまでのロリかぐや姫の声をあててんのも朝倉あきさんなの?
>>122 それはもうずっと言われてるが
結局せっせと子作りしてるのは高卒連中でな
学生には今後一生妻子を養う覚悟も経済力もないから
独身期間が長引くのさ
手塚治虫.ネットで立ち読みしてた
風立ちぬがどうとかかぐや姫がどうとか馬鹿らしくなる
レベルが違う
昔は14で元服してたり
ロミオとジュリエットが心中やってたりしたからなあ。
少子化はよくわからんが
捨丸の女房は既に子供も産んでるしこれからも産みそうだし働くし立派だよ
普通よその女より子の方が重要だし、幼い子の成長をおろそかにしそうになるなら不倫はそりゃ悪だよ
>>84 そもそも、鈴木のフレーズはパクりが多いんだよ。
何が「ジブリ汗まみれ」だ。大塚康生はジブリと関係ないじゃんか。
>>102 だな。世の中真面目になりすぎて色々な事を固く考え過ぎてつまらんとも言ってたし。
高畑さんは戦中乳幼児だった世代の学級委員長だな。
>>115 俺「不倫という概念は時代の価値観だ
高畑はそういった概念を越えてもっと普遍的なテーマを扱ったと思う」
↓
お前「普遍的なのは婚姻制度の方」
↓
俺「?」
↓
俺「一夫多妻か一夫一妻か、ゲイ同士の結婚はありか
時代(または各文化)などの背景で婚姻制度は変わるもの、という話だよ」
↓
お前「別に俺は現代の婚姻制度(法律婚)が普遍だといっているわけではなくて」
↓
俺「???」
お前が言ってることはわかる
だが、俺の言ってることは伝わってないようだから
>>112で再度、説明しただけだ
ちなみに余談だが、不倫についてはこんな話もある
>10世紀ごろに、貴族の間で政治的な役職に自分の子孫を継がせる制度が確立し、
そこで初めて“家”という概念が成立します。
だから夫は、正式な跡取りを作るためにも、
妻が他人と性交することをとがめるようになる。
つまり“女の不倫”が家系を壊す行為だと認識され始めるわけです
(「平安朝の女と男」著者)
あの描写で不倫がどうとか言う高い倫理感をお持ちの方だこと。
与謝野晶子に説教されそうだ。
面白い議論してますね〜。
構造主義人類学を勉強している人がいて嬉しい。
でも構造主義を知らない人と議論しても
決して理解してもらえないと思いますよ〜。
一応誤解のないように厳密に言うと
構造主義人類学の扱うのはインセストタブーのある社会の婚姻であって
そうでない社会には使えませんです。
そしてインセストタブーのない社会もないことはないのです。
この映画も無茶苦茶な原作を換骨奪胎して
構造分析できるような作品になってるんですよね〜。
見かけによらず骨太な作品です。
>>102 >高畑はとなりの山田くんでもっと気楽に生きようよ、というテーマをやったが
>その頃とスタンスは変わっていないと思う
このアニメも真面目真面目理屈理屈の野暮天で全く面白くなかったが。
ここでも理屈の議論になってしまう。
キャッチコピーも「清く正しく美しく」がいいと言ったんだとさ。
学級委員長ってのがぴったりだ。
おもしろくなりたいという自分の問題をまだ解決できないとみえる。
>>78 手塚はそれこそ万華鏡のように色んな作風の話を作ったよね
>>134 この映画は別に真面目でもなければ、理屈っぽくもないと思うけど。
理屈じゃない人の感情の動きを味わう作品でしょ? 娯楽作品ではないけどね。
面白くないというのは、君が安易に感情移入出来る娯楽作品も求めたけど、
本作はそうではなかったという話。
>>125 アニメと漫画を比べてどうすんの?
比べるならせめて手塚のアニメと比べるべきやろ。
漫画読んでる暇あったら源氏物語でも読んで
竹取物語と比べてみたら?
竹取物語みたいなただの子供向けおとぎ話を
古典だとかいってた自分が恥ずかしくなるから。
感情をわざわざ理論で作り出したんだよ
しかも人の感情の動きってやつをかぐや姫を人間にすることで。
ヤラセアニメだからしょうがないね
>>133 おれはレヴィストロースさんの信奉者ではないけれど
男女が番うことに承認を得る→男をあてがう、もしくは女を他所にやる
そのこと自体が近親婚タブーの萌芽であるとは思っているよ
同時に家族制度の無い文化は存在しないと思っているし
フランス通がやたら推したがる自由恋愛の模倣図は
子育てを肩代わりしてくれる社会福祉国家の存在を担保にしているだけの
極めて現代的なイデオロギーに基づいたものであると思うから
例えそのことに対して自覚的でないにしても
人間普遍の真理として扱うには少々不適切が過ぎるのではないかと
文句の一つも垂れたくなってくるわけですw
普遍的な話といえば男の浮気じゃないのか
作品の話は別として
家の概念が10世紀ごろに貴族の間で生まれたとか言ってる奴も
庶民がところかまわず乱交してたら社会が成り立たんということぐらい
想像したらわかると思うんだけど、違うんか?どーなんやw
そろそろスレチと違うんか?どーなんやw
>>142 俺はお前に反論しているのではなく
論点が違うとずっと指摘しているだけなんだけどいつわかるんだ?
>>140 誤解を呼ぶような書き方だったらすいません。
あなたに反対する意図ではなく
ただ厳密を期すために注釈が必要だと思っただけです。
現代的な自由恋愛や主体と言うものが
普遍的でないという主張には私も賛同しますが
議論がかみ合っていないので
いつまでたっても平行線だと思いました。
現代でもアボリジニの部族には
現代的な意味で「個人」という概念つまり
自由恋愛の概念もがない社会があります。
せやな
逝ってくる
>>145 いやよく解るよ
不倫があるということは倫理があるということだけど
そのことに対する是非を、高畑は説いている訳ではなくて
普遍的なテーマというのはもっと別のところにある
ということだろ?
俺もおまえに文句を言っているわけではないのだが
高畑に意図があるかないかはともかくとして
しばしばそう読み取られることに文句を言いたかったんや
すまん
かぐや姫の時代だったら、一夫多妻は
別に不倫ではないよね。
妻子を捨てて本当に逃げたら
捨丸は倫理に反することになるだろうけど。
>>140 家族制度を壊した主犯がいるとすれば自民政権が提示したウソの年金制度だよ。
独身でも年金で楽に老後を送れると思い込ませた。
>>149 一夫多妻だけじゃなく、多夫一妻もある。
ていうか、母系社会、血縁社会の名残りを残しているので
婚姻制度そのものが、現在とあてはまらない
不倫より他部族の侵入が問題視されたり、歓迎されたりもする
という話です
そもそも、一夫多妻制を捨てたから天皇家は存続の危機を迎えたのだぞ。
もしも天皇制を存続させたいなら側室制度を復活させるべき。
そもそも今上天皇も側室のひ孫だし。
今日朝初めて観に行って「まぁ面白かったかなー2chの反応はどんなかな?」とスレ見に来たらなんでお前ら不倫の話してんのん
全部捨て丸ってやつが悪いんだ
>>154 最後に月を見上げるシーンで捨丸だけはスッキリした顔してるしな。
疾走シーンでかぐや姫が顔を手で覆ってるのは泣いてるからだよな
あと眉抜きの後で鏡に映るかぐや姫の目が充血してる
もしかしたら花見の後にすぐ帽子を被ったのも泣いてたから?
他にかぐや姫が泣く重要なシーンが何ヶ所かあるから
演出的にくどくないようにうまく配慮してる
特に化粧後の鏡のシーンは実像のかぐや姫と虚像のかぐや姫が分離してしまったことをうまく表現してる
鏡に映った自分は偽物で本当の自分は目を真っ赤にして泣いているという残酷さ
あそこは毎回胸が張り裂けそうになる
>>154 いやいや、悪いのは翁だと思う。
欲に目をくらんだから。
うーん、かぐや姫は化粧の「あり方」に文句があっただけで
化粧そのものを否定してるわけではないとは思うんだけどな
お着物やお屋敷に喜ぶのも、笠を被ったり御簾に隠れたりするのも
それら全てを「虚像だ」といってぶっ壊してしまうのならば
もう唯物主義にまで逝ってしまったと見ても良いかもしれない
>155
捨丸、あれ絶対野原で一発やったんだろうなあw
もちろん中出しで。
タエコの割り算と一緒なんじゃないかな
お歯黒や眉抜きを納得かないまま飲みこまざるをえないことへの苦痛と言うか
なんで?って思ってるのに、考えることをやめなさいと言われる悲しさだよ
割り算もお歯黒もちゃんと理由を説明出来たら良かったんだろうけど、そんな大人はいなかったし
捨丸は盗みするし不倫するしでジブリヒロインの相手役とはとても思えないクズさですが
どうも憎めない不思議
姫が憧れ愛した地球の自然そのもの(それこそ鳥や獣のような)みたいな存在だからかね
女性の意見が気になるところですが
ああいう状況なら本来引眉お歯黒は
媼のほうが先にやってるだろうから抵抗ないと思うけどな
まあ泣かせたかったんだろう
くらんでたでしょ。
中盤からは、自分にも官位が与えられるかもって狂ってたよ。
でも悪意を持ったくらみ方じゃないと思うんだよね。
今まで見た事もない新しいものをもらって素直に驚いて喜んでるじいちゃんとしか
爺も婆もいつ死んでもおかしくない年だし頼れる親族もいない
月からの仕送りもいつ途絶えるかわからん
幼馴染みに普通に泥棒が混じってるような治安の悪い世界で
なまじ金持ってる若い女が無事に生きていくには権力の後ろ楯がないと無理だろ
別に夫を無理に愛さなくても、結婚して子供産んだら好きなだけ不倫でもすればいい
自立してない奴に自由がないのは当たり前だろ
風立ちぬよりは面白かった。
まぁ風立ちぬは堀辰雄の原作が好きで観たのに、酷い改変ぶりに腹が立って嫌だったんだけど。
だから竹取物語が好きな人は、この作品どう感じてるんだろう?気になる
竹取物語では翁は月の王に「愚か者」と言われるからな
>>158 かぐや姫は汗もかかず涙も流さず笑うこともできない高貴な姫君が嫌いだった
なぜならそれは天人の生き方でもあり自分が憧れた地球の生き方とは正反対だから
化粧を受け入れたかぐや姫は偽物で涙を流すかぐや姫が本物という見方もできるが
一方では鏡に映った感情のない月人としてのかぐや姫の方が実は本物で
人間的な感情があるかぐや姫のほうが偽物とも言える
しかし偽物が流す涙のほうが本物らしいというこの逆説はアニメという偽物のほうが人間をリアルを描けるという逆説でもある
>>160 >ちゃんと理由を説明出来たら良かったんだろうけど、そんな大人はいなかったし
ホントはそういう壁にぶち当たって始めて学問の入り口に立つというものなんだろうけど
泣いて駄々こねて逃げたり、ぶっ壊したりする子供に未来は無いってことでいいかなw
あのシーンはそういう逆転構造を化粧と鏡という装置を使って見事に表現してると思った
>>170 いや言いたいことはわかるけど、お屋敷もお着物も地球のものでしょ?
汗が目に入らない化粧なら良かったのか?苦くないティースアートなら良かったのか?ていう
ここらへんが現代人を配置したことの意味であるし、またキャラの深みであるとも思うんだよね
>>173 掛け算と割り算が逆のことをしてるってことぐらい
わかる子供は教えなくても考えてわかるぞ
>>168 基本的に「原作の話はするな」になってる
>>173 教師の説明が不評だったので自分が指名されて教壇で説明した
ちょっと考えれば分かる
>>158 昔岩波のを読んだ程度だけど、
基本に忠実に、描写は細かく、
現代らしさも加味して面白かったよ。
実際には十二単じゃないとは知っていても、
平安時代の都の様子も、本当にきちんと描いてあるので
楽しかった。
>>177 なってないよな
右とは左の反対だとか言ってる奴みたい
新しいCMやってる
姫おいでw
ぱっと見、絵がチープに見えちゃうから、そうではないことをアピールをもっとしないと
いけない気がする
童謡の内容(鳥、虫、獣、草木花)と求婚者の贈り物の内容が一致してるというのがあるのね。
ヤフーレビューで初めて知ったわ。
それ考えると、上記の童謡の内容を、かぐや姫が全て殺す(カモナベやら、桜の枝折るとか、草刈るとか)描写が隠されてる事に気付いたわ。
この事には何か意味があるんでしょうかね?
獣殺したか?
ケモノだけ思いつかん…
けもの=人ってことでツバメの子安貝取りに行った奴のことなら…(強引)
鳥は雉(直接仕留めたのは捨丸だが)があったね
雉鍋じゃなかった
あのわらべ歌、
「鳥虫獣臭き花」と聞こえてしまって
ポケモンのイメージがわいて困った。
ウリ坊?それとも死んじゃった皇子?
ウリ坊が怪しい?。
虫は殺した訳では無いけど、かぐや姫が死んだ虫持ってた。
この暗号みたいの、何なんでしょうね。
>>119 残念だけど、女の方は生まれてくる子供のために、
大人の男の持っている、財産や頑健さをもっとも重要視しますから
どっちも子供の健やかな成長のために欠かせません
>>177 >>180 えっと、お前ら大人なんだよな?
一応きいとくけど
本当に何もわからないのか?
それとも小学生が解るようにどうやって説明したらいいかわからないのか?どっちだw
ケダモノ=御門
まーたよくわかんないところだけピックアップしたCMか
コクリコの時も思ったけどこの予告担当の板垣恵一とかいう奴クソゴミセンスだからもう起用すんな
>>191 だからタエコが理解できるように説明しろよ。
>>192 そうなの?
死んでないしww
やっぱり腰折って死んだ奴かねぇ。
高畑淳子と田畑智子の役が本人そっくりだったww
もしかして今日って満月か?
満月を見ると天人の音楽が脳内再生されるw
>>194 をいをいマジかw
そうだな、まータエコにだったら
・分数は割り算の式と一緒
・4/2は4÷2と一緒。つまり2
・2÷2を計算してみ。答えは1だね
・じゃあ次は4/2÷4/2を計算して見て。8/8つまり1だね
これを紙に書いて数字を少し変えながらゆっくりと説明すれば3回くらいでわかるだろ
つまり何を代入してもを答えが一致する。それが「式」というものの条件であること理解させる
でそのあとに、掛けることと割ることは逆なのだと言うことをリンゴの絵でも書いて説明すりゃわかるだろうよ
まあ、それよりも重要なのはw
最初につまづいた人間がいるからそれを説明できるということ
論理が正しい=他人に通用する、だからこそ数学なのだということ
解が一致する=矛盾が無い、を数学的な暫定真理として
言葉の通じないもの同士でも数式で会話できる、という普遍性が世界を繋げた
ってところまでうまく説明できれば「大人は解ってくれない」という類の思春期の孤独感も少しは解消できるだろうよw
もちろん成長の過程で勝手に気づくのが望ましいとは思うけど
>掛けることと割ることは逆なのだと言うことをリンゴの絵でも書いて説明
あーたぶんこれがないと難しいだろうね
悪いがちょっと書いてみてくれないか?
>>199 いい加減にしろw
目の前に女子児童がいたら図式の一つでも描いてやろうと思うがお前はいい大人だろーが
それにおもひでぽろぽろは説明することに対して辛抱強くない大人が描かれていただけだ
数学的な命題を投げかけた映画じゃないんだぞw
お前らそろそろおもひでスレでやれよww
誰とは言わないけど日本語能力の
とてつもなく低い人がいますね。
数学的な暫定真理ってなんだ?
1+1が2であることが
真理ではないかもしれなかったら
全ての理系学問の前提が崩壊するやろ。
こいつの習ったのはどんな高等数学なんだ?
どうして分数の割り算はひっくり返すのかという疑問は小学生のときには解らずとも
中学で一次方程式やりだした時に理解する奴多いだろうから
つまづいたのも無駄ではなかったと思えればいいんだけどな
>>203 数学が普及してないころ、もしくは普及させる過程に於いては
例え真理であってもそれを暫定的なものとして相手の了解を得ることから始まるだろ
>>134で書いた通り、気楽に生きようとか言ってたのはかけ声だけで
この作品はなんか真面目に理屈で作ってあるからここでも理屈の議論になってしまう。
かぐや姫みてすごいとは思ったけどイマイチなのはこういう理屈っぽさなんだろうなあ
緻密に構成されてるから、もっと破綻した部分があったほうが良かったってこと?
とりあえず俺はいい歳したオッサンの心情タエコちゃんに寒気がしたw
>>204 なるほど矛盾のない回答。
謝罪いたします。
破綻あったと思うけどね。
あのラフな絵と月軍団が。
あのラリパッパ月軍団。あれこそ47 roninで俺が見たかった物だわww
>>198 りんごの絵を描いたって絶対タエコは理解できないよ。
逆演算というのは操作的なものだからりんごの絵を見たって理解できるはずがない。
1/3 割 1/2 を絵に描くと三つに割ったりんごを1/2で割るということをどうイメージさせるのよ。
>>207 破綻は色々あるよ。
ただ理屈っぽい。
人間の生活はああじゃないから人物の感情も上滑りしてると思った。
昔の人ってあんなに伸びたタケノコ切っておかずにしてたの?
テンプレに入れとけよ。
今のタケノコは江戸時代に普及した孟宗竹。
当時の竹はあれで正解。
理屈、理論だけで作られている
アニメーションだった
理屈、理論を映像化しても面白くないよ
妻子が居る男に抱きつく事は罪にならないのかな?
理屈というか、年いった俺がこの映画見ると自然と分かるけどね。
若い人は無理に理解する必要は無い映画だよ。
あと観客の自由な解釈を許す映画。これはたぶん意図的にそうしてる。「2001年宇宙の旅」みたいなもんだよ。
>>221 いやあとても「2001年宇宙の旅」を一緒にしないでくれと言いたい
2001年を買いかぶりすぎだろ
実際は難しくないストーリーなのに、信者が深読みした映画のはしりだ
>>220 当事の感覚だったら全然。
母系社会で、力のある女がいい男をゲットするものだから、
財力も教養もあるかぐや姫があの妻に遠慮することもない。
帝も相手にできる女が、底辺の男を選ぶということは
実際にはなさそうだけど…
ええ〜…ww
自分的には2001年クラスの感動だったんだが…
>>220 まず、姫は妻子がいるのを知らないわけだし
あれが月の考える罰だろ
ほらほら、穢れてるのと抱き合っちゃって、言わんこっちゃない、ってこと
でも、姫は最後にはその穢れを全て肯定して、それでも地球は素晴らしいと言ったんだよ
>>224 もしかしてストーリーが難しいのがいい映画だとでも?
>>228 そういうことじゃない
信者はそのストーリーに外れた複雑な深読みをしてたの
見当違いというやつ
>>229 そんなの知らんけど。
で?
それで??
どんぐり共和国のぞいたら5人のパチモンの贈り物がグッズ化されてた
右大臣の火鼠の裘製がま口がモフモフでちょっといいなと思った
>>227 天上:月の世界とド庶民の世界の対比なんだよね。
高貴な人は、感情を表に出さず、労働などとは無縁の
まさに人ならぬ振る舞いをしなくてはいけない。
本当に自由な恋愛などもありえない。
かぐや姫が心惹かれたのは、
食べ物を作ったり追いかけたり、
汗水たらして働いて、好きな相手と
心の向くまま結ばれるような穢れた世界。
最後に汚れてなんかいないと叫ぶ
帝も許してるんだよ
月に帰る=死を目前にして、地球=生を全肯定して、生きるのは素晴らしいと訴えた映画
ありきたりと言う人もいるかもしれないが
>>235 うん、ここを立ち去ってこの映画忘れた方がいいよ
その方が健康にいい
お互いにね
>>237 俺がかぐや姫だとでも?
それにむやみに笑うのは下劣な人間に見えるから気を付けよう
1200年の時を経て、初めて阿弥陀来迎図に音が加わった
今まで誰も聞いたことがなかった音が
清浄無垢の残酷さを見せつけられて尚、憧れずには居られない
理屈や理論や主張に基づいて感情や情緒を描こうとするなら確かに最後まで単なる理論や主張にしかならんだろうけど
高畑勲の場合理屈っぽく見えるのは単に表現すべき感情や情念について徹底的に理詰めで考えつくすからであって
あくまで先にあるのは理屈や理論ではなくて感情や情念だろ
ただ高畑の場合、その感情や情念を表現するための題材が時に極めて理念的だったりするところが「理屈ばかり」とか
「説教臭い」とか言われる所以なのかもしれないが、そうなると題材選びの時点でそう感じる観客の好みじゃなかったと
言うしかない
そこをはき違えると作品の存在そのものがそもそも失敗だったという不毛な根本否定にしかならない
241 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/16(月) 22:04:14.20 ID:pmUY8lEJ
原作が好きな人間として原作を持ち上げてる人がこういうレベルだと思われるのは嫌だからやめて欲しい
50億どころか30億もきつそう>興収
>>240 君の書き込みは怒濤のような理屈ばかりで何がなんだか分からないw
泣いて感動したんだけど駄目なの?
ここで語ることがなくなってしまう。
>>242 そのブログは知らなかったな、初めて見た
>>245 いや俺は人様の感想に駄目とか言える立場にはないよw
ただ「主張だけ」とか「理屈ばっか」とか言って不毛な否定するような意見は気に食わなかったから
反論しただけ
ちなみに何でそういう意見が気に食わないかと言うと俺も感動して泣きそうになったという「理屈ばっか」からは
かけ離れた感想だからw
>>244 むしろ興収が少ないのを楽しんでるよ
世間が気付いてない名作を愛でる優越感
世の中の人はだめだなあと言って、指を左右に振って、チッチッとやってる気分w
たくさんの人にみてほしいけどなあ
こういう大衆に阿らない、興収を気にしないで特定のテーマの映画を全国公開したって事に意味があるので収入なんてどうだっていいんだ
似たようなテーマでチープかつキャストも似通った昨今の映画のありようを見るとな……
>>248 さすがにそれは恥ずかしいだろう
同じ興業収入少なくても
柳川堀割物語みたいなの作ってればよかったと思うよ
記録として後に残るから
なんか見てて恥ずかしくなる↑W
返って馬鹿にされないか?
253 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/16(月) 22:38:33.91 ID:9bgI2QzE
どっちかっていうと、今の白人に受ける映画な気がするな。
暗いし、右脳で作ってる感じが。
>>249 テレビ放送で沢山の人が見るから大丈夫
その時に劇場で見ればよかったーと後悔する人が続出するという寸法よ
その前に海外で賞を取ってリバイバル上映があるかもな
絶対映画館で見た方がいいと思う!
そんなに難しくないし沢山の人が楽しめると思うんだけどな〜
やっぱ絵が嫌って人が多いみたいだね
風立ちぬがヒットしてくれて良かったねジブリにとって。
制作費削られていっていい作品が見れなくなるのは困る。
>>174 それならきゃっきゃ言って喜んだだけじゃね?
月が別に現代世界でもないのに何の意味があるのか、どこに深みがあるのかさっぱりわからんが。
なんか皆さん必死ですね。
「2001年宇宙の旅」引き合いに出してみたり、
興行成績関係ないと強がってみたり、
隠れた名作認定してみたり、
悲しくないですか?
普通そうゆうのを、○○と言います。
○の中はわかりますねw
まー気になる存在だからここ来るんでしょ?
制作費はパトロンから
>>259 だって興収なんて俺の懐と関係ないもの
それより、公開時はコケたけど俺は名作だと確信してたんだぜ、と後で自慢できるだろ
制作費50億って言い方もおかしいよな。
単に8年間の人件費ってことだろ。
>>259 必死なのはあなたですよ
俺は予告で流れていた逃走シーンが唐突に思えた
え?今の客人たちのセリフでそこまで追い詰められた?って
帰ってこのスレ等の書き込みを読んだら姫の心情は理解できたけれど。
>>242のブログを読んで、俺は三千里とアンが大好きだから
1年50話までとはいかなくとも、半年TVシリーズで作られたらなあと思う
ラストで姫にすがりつく翁と媼、とくに媼の叫びに悲しくて涙流してしまい
ほぼそれだけで観に行って良かったと思う
友人にも「天人登場〜EDのために観に行け」と勧めているよ
今日も6分予告を見て癒されました〜。
ソフトが出たら壁掛けテレビ買って消音にして
職場の壁にかけて映像だけをエンドレスで流したい。
人の好みは様々とはいえ
この映像美を素直に楽しめないなんてもったいないですよ。
263は結局周りの評価を気にしてるのが可笑しい
個人的に高畑さんは子供向けのアンとかマルコがよかったんじゃないかと思う
あと柳川堀割物語。このアニメよりずっと価値あるよ
どうせ趣味なら数年に一度各地でああいうの作ってほしい
二度と撮れないから
>>264 広告費もかかるから全体は80億ぐらいじゃなかろか
>>265 田舎もんのくせに、みょーにプライド高いなと思った
>>249 自分は、授乳シーンで実況が「乳首キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!」って埋め尽くされるのが簡単に想像できたよ
地上波放送されたら御門のアゴで凄いことになりそうだなw
成人の儀の前に女童がかぐや姫の服を着ようとするシーンがあるけどあれはなに?
侍女が試し着するしきたりがあったのかそれとも女童がたんに着てみたかっただけなのか
女童がちっちゃすぎて全然丈があってなかったけど
乳首、全裸、初潮、アゴ…金曜ロードショーで大盛り上がりですわ
>>266 映像が全く美しくないアニメーションだよ
捨丸、翁、嫗の顔のどこが美しいの?
喜怒哀楽のある地上、きれいなものだけではない地球ってのを、
美しいとは言えない翁の表情なんかでも表現してるんだと思った
おもひでぽろぽろのほうれい線?と一緒なのかな?
早く実況で翁と捨丸死ね死ね連呼したい
人間のクズを描かせたら高畑の右に出るものはいない
確かに映像が綺麗だとは思わなかったな
その技術の為(外資?)にどれだけお金払ったんだろう。
今後使い回しできそうでもないし。
千と千尋の絵で充分。
長すぎるから1時間半にして
予算半分以下の20億でもっと中身のいいもの作れた気がする
興行的にもそれぐらいじゃなかろか
ま、結果論だけど。
>>279 ここまでわかってないと可哀想な気になる。
絵巻物が動いた!
っていうコンセプトならまだ良かった
中途半端にアニメ絵になってて
それがダメでしたね
磯兵衛みたいなキャラデザでやれというのかw
生命感を出すためにわざと荒いクロッキーのような描写にしている。
絵巻を真似たのではない。
>>281 SHORT PEACEの火要鎮みたいな感じか
かぐや姫が花見に行く途中の路上で玉虫厨子みたいなのに町人がお祈りしてた
あれがなんだかわかる人いる?
>>189 殺すことより後半パートではわらべ歌の歌詞が暗号として姫を苦しめる罰を表現してると解釈してる
前半でわらべ歌が姫を幸せにしたのと真逆
わらべ歌に憧れた姫を追い詰めるのが月の目的だから歌詞にあるものは空しいと悟らせようとしてる
だから虫の死体とか籠に入れられた鳥とかが出てくる
けものは牛車の牛とか馬
つながれて自由に生きられない存在だから籠の鳥と同じ
注意して見ると前半と後半でちゃんとわらべ歌がストーリー的にも展開されてる
ちなみに飛翔シーンでも後半からまた意味が逆転してわらべ歌の生き物の美しさが描かれてる
一瞬しか映らないから見逃しがちだけど
いくら精巧に作ってても作中の「箱庭」みたいな感じがするんだよな…
なんでだろ。
結局最終的な赤字は30億ぐらいになるんだろうか
そのお金の一部でまんが日本むかし話買い取って毎週お茶の間に流してくれればなあ。
iPSでも30億の追加予算があれば研究が1ヶ月位早まったかもしれない。
ついつい現実的な効果の方が気になる。
この映画は論理的に素晴らしく整合的なんだが野暮ったい説明はまったく省いて控えめな暗示的な演出に徹してる
逆に高畑はかぐや姫の感情表現と美しい自然描写にすべてを託してる
>>286みたいなややこしい作品の構造は一切無視しても
かぐや姫が嬉しそうとか里山の緑がきれいと感じとるだけで映画のメッセージが伝わるようにできてる
観客は論理的にも感情的にも自由にアプローチできる
高畑はこういう思いやりをしてほしくてこの映画を作ったんだと思う
>>288 だね。姫がワガママとか翁が欲に塗れてるとか言ってるやつ見ると
なんとまぁ思いやりのない感想を述べるものかと思っちゃう。
>>288-289 そうかなあ
論理的にも感情的にも人工的で、
まるで作中の「箱庭」みたいな感じがするんだよ。
>>290 君の心が箱庭程度のものって事だな
君には作品に対する論理も感情もないだろ
ただうつろな目で叩くための言葉を探すだけで
>>290 単純にさ、こんな絵がそのまま動くアニメーションなんて見た事ないから、
素直に驚けばいいんじゃないの?
感情的にも、親の心子知らず、子の心親知らず。現実でもよくある心のすれ違い、
自然の美しさを感じたり、人の貪欲さ、前向きさ、卑しさ、理不尽さ、
そんなの全部ひっくるめて人生。甘いだけ生き方なんてないけどもだから面白い。
無責任に自然や地に足をつけた生活を礼賛してる作品でもないよ。
この映画が論理と感情の両面で構成されてるのにはちゃんとした物語上の理由がある
論理的側面が月の観点で感情的側面が地球の観点だから
そもそもこの物語は最初から最後まで月世界の筋書き通りに進んでいく
月世界は完璧な世界だから当然その筋書きも完璧に論理的
かぐや姫の人生そのものが月の計画という物語上の前提からして
筋書きが周到な論理で構成されているのは必然的
一方地球は月世界とは反対に不完全だが感情あふれる世界
地球でのかぐや姫の感情や自然の豊かは論理ではなく情感的に描かれる
かぐや姫だけでなく登場人物は誰一人先のことはわからず感情に揺さぶられながら生きてる
表面的には色とりどりな世界で繰り広げられる喜怒哀楽に満ちた人間ドラマだが
その深層にはいたるところに月世界の冷酷な論理が散りばめられている
観客は月の視点に立って論理的に物語を上から見下ろしながら
それとは対照的な地上の人間のひたむきな生に心を打たれることもできるし
地球の視点に立って登場人物の感情に寄り添いながら
一緒に天上の論理に翻弄されることもできる
論理で楽しむとより感情が刺激され感情で楽しむとますます論理に引き込まれるというギミック
どちらにしても物語の楽しみ方としては正しいアプローチなわけだ
>>267 おまえにおかしいなんて言われる筋合いはねえよ
楽しみかたは人それぞれ
絵は本当に素晴らしかった。
うなるほど巧い人が描いているよね。
メインキャラ以上に、
脇役の造形や動き、表情が凄い。
>>293 なるほど。だから月のシナリオからはみ出した二つの行動は巻き戻し。。
個人的に面白いアニメの条件が「絵でビックリさせてくれる」・・・という身としては
かぐや姫は絶品だった
普段は抑えた演出に徹してる分、感情がほとばしる場面になるとインパクトが強烈
かぐや姫の全力疾走、桜吹雪の嬉しそうな顔、飛翔シーン、月からのお迎えが特に圧倒的
お迎えシーンの、観ていて唖然とするしかない演出は何かを思い出すなあと思ってたら
エヴァンゲリオンの補完計画発動シーンのトラウマ感に近いものを感じた
>>211 最初は整数になる数で説明すんだよ
6/2とか8/2で
リンゴでも餅でもみかんでもいいから子供に数えられるものならわかるだろ
>>298 いやだから、2で割るということは分かっても1/2で割るのが2倍にすることだなんて直感的にわかるはずがないだろ。
むしろ直感的には分からないということを教えるべき。
まだ分数やってんのw
タエコは、りんごを分けるということで
割り算を理解して、そこから進めないんだから、
いったんりんごとかケーキとかから離れて
数の概念を理解できるようにしないと。
どっちにしろ、
かぐや姫は分数やってないだろうし。
直感でわからなくても式がある
↓
どうして式が成り立つのかを証明する
この順番をあくまで整数になる数で説明してやるのがやさしさだろうなw
ぶっちゃけ抽象概念を捉える能力に難があるようだから
1/2ていう状態がまず把握できんのだろ
かぐやさんもどうして貴族がいるのか?とか
人間の個体に差異が生じるのか?
化粧や服飾で庶民との差別化を図るのか?
みたいな俯瞰したアイデアに辿りつくことは出来なんだな
そりゃ子供には早すぎだってのはあるけど躾であれば逆に遅すぎたてのもあるよな
6歳過ぎてジェダイ目指すのは危険だってオビワンも言ってたみたいに
8÷2は、8つのりんごを2人で分けると4つずつ、の意味だが、8の中に2がいくつあるか?との問いでもあることを納得させる。
(掛け算は順番逆にしても同じだから云々)
だから、8÷1/2とは、8の中に1/2が16個ある、の意。
1÷1/4は、1の中に1/4が4つある、の意。
こうして式と答えの関係を納得させて、ひっくり返すとこの答えが何故か出るんだ!は無理矢理納得させる。
どうすか?
スレ違いですね。ごめんなさい。
既出かもしれませんが、ノベライズ本で高畑版羽衣伝説?のくだりを読んでたら、
「この松の木にかかった月の羽衣を取るためにこの地に舞い降りたかの人が、
いつかまたこの地に帰ってくることを。」
とあり驚いた。水浴びしに降りてきたんじゃなかったの?と思い、羽衣伝説を
検索してみると、三保ノ松原の場合は特に水浴びの場面はないw、
ttp://shimizu-kaigan.net/asobu/hagoromo.html > 三保の村に伯梁という漁師が住んでおりました。ある日のこと、伯梁が浜に
> 出かけ、浦の景色を眺めておりました。ふと見れば、一本の松の枝に見たこ
> ともない美しい衣がかかっています。しかし、あたりに人影はありません。
> 誰かの忘れ物だろうと、...略
> 月世界の舞いを披露しました。...略
この天女は月から来てる!ただ、ここから先の羽衣伝説(三保ノ松原版)は
子供ができる話にはなっていない。他の羽衣伝説とつないでいる様子。
高畑版の羽衣伝説は企画書等で作られていると確信。
この辺の話だけスピンオフ?で作ってくれないかなぁ。
306 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/17(火) 08:51:01.11 ID:8LnbSMeP
>>304 もう一息。
掛け算は足し算の繰り返し。
割り算は引き算の繰り返し。
つまり4/2は4から何回2を引いたらゼロになるかということ。
1/2 割る 1/4は、1/2から1/4を何回引いたらゼロになるかということ。
ここまで分解すればイメージできるはず。
自然言語に1以下の数で割るという概念はないので、そのままでは絶対イメージできない。
そういや、捨丸はあの中では異質な顔だったな。
羽衣さんの・・・。
>>292 驚け、と言われて驚けるのかw
どこが単純なのか。
310 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/17(火) 10:33:05.48 ID:so9OZWug
>>286 >>288 >>293 2Nz0GCvo 君は賢いなあ。
キネ旬もユリイカも読んでみたけど、
これが、一番説得力のある解説だったよ。
高畑監督の凄さがよくわかった。
もう一度見てみたいなあ。
アメリカの3Dの子供向け映画よりも、味があっていいね
一度作ったソフトでおんなじような映画つくりまくってるだけの印象だよなアメリカのって
手作り感はやっぱかぐや姫だぜ
日本人って宅配ピザ好きだよな、そうなんだよ、こう、丁寧にこまかく丹念に作ってくれるのがいいんだよ
京都のちっこい漬物が何千円もするのも一緒なんだよなぁ
>>286 ああ〜確かにそうだ。
脚本に二年かかる訳だわ…。
童謡の作詞作曲が高畑だった事に驚いたわ。
歌のこととか散々既出
理論はいくらでも理屈つけられるよ
早くDVD出ないかなあ…
またじっくり見直したい。
厨二は喜びそうだけど
学生の卒論にもならん「かぐや姫の感情」なんてテーマに沿って
ご都合主義の創作でホルホルしてて、、、
とりあえず金返せ
延々と脳内補完できる人って
ほんとおめでたいなあ
>>315 金だけでなくこんなところで時間まで無駄にして
「理論を理屈付ける」みたいな恥ずかしい悪文書き連ねて
他人をののしり続けることになんの値打ちがあるのか?
318 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/17(火) 12:26:32.75 ID:rfHDlSda
よろこんでその方の宝物になりましょう
表情とセリフがゾクッとした
顔はうっすら笑ってるけど
心は明らかに怒ってる
ひめ本当は怒ってるよね?
ひめ本当は怒ってるよね?
((( ;゚Д゚)))ガクブル
>>318 あれって怒ってるの?
何回かあの表情というか目付きになってるね。
>>318 そもそもその台詞の前後のやり取りの時点で、完全に自分がモノ扱いされてるからね
心にも無い事を言わなきゃならない感情と、最大限の皮肉を込めてるんだろう
ああいう都の社交辞令を流せないところを含めて
不器用でもあるんだな
姫が地上の俗人思考にスイッチ切り替えられるほど器用なら
帝の女御になって皇子皇女を何人も産んでそれぞれ有力者に縁付けて左団扇と
翁大喜びの生活コースで月も呼び戻してる暇はなさそうだな
実際は勘違い馬鹿女が選民思想で自殺するんだから実に滑稽なアニメだ
まるで第二次大戦の日本みたいだな。
ですね…
もの扱いされて怒るのは普通でしょ? 現代の感覚では。
それを勘違い馬鹿女の選民思想とか…。
慰安婦問題と同じで、
竹取物語がいつのまにか可哀相な少女の物語にされてた。
強制的に都に連れて行かれた?そんな原文なかったよ?
化粧を強いられて泣きました?
生理が来たらお披露目されて嫌がらせを受けたりして
何度も逃亡したけど行くところがなくて帰るしかなかった?
へえ・・・どこで感動するの?・・・
それに元の話と随分違う気がするなあ・・・
「事実を書いたら売れない。売る為にこの様に書いた」
えっと誰だっけこういうこと言ってたの・・・
ああ吉田精一だ!
捨丸くんが羽衣さんの息子だったんかな。
329 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/17(火) 14:50:51.09 ID:o2s86XfL
>>327 ハイジ+竹取物語だからねw
自然賛美という古臭いパッケージに、現代女性の社会不満というエッセンスを加えた作品
ただ、女性不満も古臭いから、主婦くらいにしか通用しないわけで・・・
いろんな意味で、残念な映画
>>326 もの扱いされて怒ったのが人生を決める判断理由かよwwww
すごいアニメだねwwwwwwww
竹取物語は実話じゃないよ
もの扱いされてどうこう言うんなら
『武士道残酷物語』もしくは山口貴由の『シグルイ』等
南條範夫原作モノの方が遥かに壮絶な感じするよね
捨丸くんとくっついても
捨丸くんのために身体売るはめになりそうなところが。
>>305 三保松原って天女が月から来たという伝説だったのか
じゃあ月でかぐや姫に会ったとしても不思議ではないな
天女伝説を次回作にすればいいのに。
でも高畑、かぐや姫で燃え尽きたっぽいな。やっぱ。
官位を狙えるってことは日本人の上位1%に食い込むくらいの経済力を持ってるってことだろう
容姿は文句なし、と言うか誰にも負けない
残りの99%に較べたらかぐやの苦悩なんてハナクソみたいなもんだろ
ほぼ同年代の女が子育てしてる頃、かぐやは勝手にモラトリアムを延長して桜の木の下でクルクル回ってたんだからな
餓えや寒さに苦しむ事もない、子供を餓えさせる心配もしなくていい
子供が貴族の女にぶつかって殺されるような恐れも経験しなくていい
「もの扱いされて怒った」?はぁ?だからどうした?
そんなんで悲劇のヒロイン扱いとかお前らあったまおかしいんじゃねーの?
本当に映画見たのかって感じだな
テキトーにレビューだけ読んで叩いてそう
きっと辛い人生を歩んでいるんだよ
君の方がかぐや姫より苦労してるよ、偉いよ
頑張れ
釣り針デカ過ぎ
現代の日本舞台にした作品で恋愛とか仕事とか人間関係で苦労してる登場人物に
「いやお前らの悩みなんか発展途上国の子供たちに比べたらぬるいもん」とか言っちゃうようなお門違いとリテラシーの低さ
なおスレ住人的には大分カチンと来た模様
アンチスレ行けよ
多分朝鮮人だから相手にしなくていい。
べ、べべっべ別に怒ってなんかないんだからッッ///
なんだここはレイシストの巣だったのか
ゲド戦記のジブリ公式掲示版終了時に、何人かが釣る方と釣られる方を一人で
演じていたと楽しそうに告白してた。アンチなのか目立ちたいだけなのか
そういう人はいる。
おっさんタエ子はどこに行ったのかな?帰ってきて!
なんの話かよくワカランが途上国差別差別した奴は普遍性どうこう二度と口にするなよw
今更ながら、
タケノコが「おかず!おかず!」って喜んでるシーンから天女の唄を唄い出すまでって、
ほぼ一日の出来事だよな?
成長スゲェw
そして急成長するタイミングが地上の汚れを感じさせない時だけ。
大人になるにつれて成長が遅くなる・・・この世の汚い部分が見えてくるという意味合いか
散々ガイシュツですが
急成長のタイミングは鳥虫獣草木花そして人の情けに触れたときで
天人の謂う地上の穢れはそれら全て含めたものです
>>293 まさに劣化まどマギって感じ
こんなオタ向けのつまらない映画を作るようになったら終わりだ
高畑も歳とったなぁ
10 名前:見ろ!名無しがゴミのようだ! [sage] :2013/12/15(日) 22:23:17.10 ID:etFdcq82
>>7 のような粘着アンチがけっこういる理由を考察してみた。
従来のジブリアニメは子ども向けを強く意識して精神的に子どもでも
わかりやすい、または分かるところがある作品を作り続けてきた。
しかし「風立ちぬ」や「かぐや姫の物語」は両監督が最後の作品だという
思いがあるためか、人生経験を積んだ人でないと分かりにくい作品になった。
このため「これまではジブリは常に自分を楽しませてくれたのに、どうして
楽しませてくれないんだよー」という気持ちが粘着アンチを生んだ。
つまり、「これまでボクとセックスしてくれたのに、なんで今度はしてくれない
んだよー。なんでオナニーしてるんだよー」とういうのが彼らの心の叫びである。
かぐや姫は地球に来て実質何年なんだろうね
3年は確実だっけか
初めバカにしながら見てたが、かぐや姫が故郷に逃げ帰るシーンで一気に持っていかれた。
「わたし帰りたい!」ってセリフはちょっとややこしかったな
直前まで月へ帰らなければいけないって話してただけに
359 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/17(火) 20:32:08.04 ID:Ufd8HsKs
あれは、生まれた村へ「帰りたい」でしょ。
みーーんな、月へ帰りたいと願ったって言ってるけど。
ガイジかな?
見る人の知性と感性が問われる映画
もう一回見たいと思った映画は初めてだな
表紙になってる、美術手帳は見たらだめ。
オチのオチのカットまで乗ってるし、いいシーンとか表情のところも全部のってて未見の人はみたらだめだよ。
>>354 まどかマギカなんて海外の賞では相手にされないから心配するな
>>365 一応アカデミー出展
なおファンだけで盛り上がった模様w
あれを「もの扱いされた」と本気で思ったならかぐや姫は頭がおかしい
美術手帖の特集ちょこっと読んだけどよかったな。
特に辻惟雄さんと高畑さんの平安絵巻をテーマにした対談がよかった。
辻さんに「縁側に座った石作皇子の姿は源氏物語絵巻の引用」だと指摘されて
高畑さん凄く嬉しそうだったw
>>336 実際、特に辛そうな目に遭ってるようには見えなかったな。
美貌はどうでもいいとしてもまったく食うにも困ってなかったし。
現代日本の家事手伝い女が見合いさせられて不満ぶーぶーレベル以上のものは何もなかった。
観終わってからも、じわじわ面白くなる不思議な映画だと思う。
1. なぜタケノコから登場したときの姫と、一度赤ん坊に戻ってその後
成長した姫は顔が似ていないのか。
容姿は後の姿の方が上(個人的感想)。登場時の様子は衣服を見ても
いかにも姫様。野山を駆け回っているとは思えない。この姿の生活が
ある程度の年月続いていれば、貴族社会をあれほど嫌がっただろうか。
2. 月の父王はどうしてかぐや姫を最初から裕福な家に送り込まなかった
のか。
金や服を月から仕送りするくらいならw、最初からその必要もなさそうな家に
送り込めばよかったのに。なぜ、竹取の翁の元に送ったのか。
しかもあっという間に成長する。子ども時代の野山の生活といっても
数年?くらい。
生まれてから思春期まで10年以上は続くはずの子ども時代。
そのほとんどを剥奪された姫を(私は)悲劇的だと思うのです。
>>354 劣化まどマギw
確かにアニメの面白さで言ったら完全に
まどか>>>>>>>>>>>>>>かぐや
だよな。
俺的には中二病のほうがまだ家具屋より面白いレベル。
まどかってなんだよ
>>369 あのシーンって源氏物語だったのか
なんか現代っぽい座り方な気がしたが昔も同じなんだな
明日読んでみる
[シネマトゥデイ映画ニュース] 興行通信社が16日に発表した全国映画動員ランキングでは、並み居る新作を抑えて
『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』が2週連続1位を獲得した。土日2日間の成績は動員40万8,717人、興行収入
4億7,317万2,850円で、公開9日間にして早くも累計動員120万8,935人、累計興収14億4,222 万6,100円を突破した。
映画『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』フォトギャラリー
全世界で驚異的なヒットを記録しているアルフォンソ・キュアロン監督のSF大作『ゼロ・グラビティ』は2位に初登場。全国
549スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員19万7,006人、興収3億283万3,000円。初日の13日を含めた3日間では
動員24万4,020人、興収3億7,326万7,800円を記録した。今後発表されるゴールデン・グローブ賞、アカデミー賞などの結果
次第でさらなる動員の伸びも期待されるため、配給元では「30億円も視野に入れられるスタート」としている。
人気シリーズ最新作『仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦』が3位に初登場。
全国284スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員19万6,252人、興収2億2,351万7,750円を上げた。佐藤健主演の
『カノジョは嘘を愛しすぎてる』が4位に初登場。全国284スクリーンで公開され、土日2日間の成績は動員13万5,797人、興収
1億6,400万8,300円を記録した。客層の男女比は7対93で女性が圧倒的。年齢別では16〜19歳が41.4パーセント、20代が
21.1パーセント、13〜15歳が15.9パーセントと若い女性層の圧倒的な支持を集めた。
『劇場版 SPEC〜結(クローズ)〜 爻(コウ)ノ篇』は5位。累計動員122万2,346人、累計興収14億7,378万8,550円を記録した。
公開4週目の『かぐや姫の物語』は6位で、累計動員112万7,711人、累計興収13億3,965万8,450円と動員100万人を突破した。
上戸彩主演の『武士の献立』が7位で先週の19位からベストテン入り。14日からは全国261スクリーンで公開され、土日2日間
の成績は動員7万1,494人、興収7,982万5,800円を記録した。
『利休にたずねよ』は8位。同作の平日興行は土日とほぼ変わらない好稼働で、9日間の累計動員は29万6,496人、累計興収
3億1,699万5,700円となった。公開6週目の『清須会議』は9位で、累計動員217万4,538人、累計興収26億1,174万4,600円。10位
は『REDリターンズ』、11位は『47RONIN』と続く。
今週末は『永遠の0』『プレーンズ』『ウォーキング with ダイナソー』『麦子さんと』『ファイアbyルブタン』『オンリー・ラヴァーズ・
レフト・アライヴ』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)
(取材・文:壬生智裕)
http://www.cinematoday.jp/page/N0059051 *3.2│*6.9│*9.4│11.4│13.3│14.4│15.1│15.6│16.0│16.3│16.5│16.7│最終19.0 けいおん(137)
*2.8│*7.3│10.4│12.9│14.7│16.1│17.0│17.5│最終20.0 エヴァ序(85)
*2.8│*6.5│*9.5│11.6│13.2│14.4│15.6│最終16.8 銀魂(127)
*4.0│*8.6│12.3│14.9│16.7│17.8│18.4│まどか(129)
*2.8│*7.9│11.1│13.4│かぐや姫(456)
まどかの3倍箱持ってるのに負けてる家具屋さん。。。
惨め。
対立厨乙
高畑はバンクーバーのバックに会いにいってるらしい
昔からインタビューでバックにかぐや姫を見てもらいたいと言ってたから夢がかなってよかった
78才と89才、まだまだ元気だな
荒らしてたのはまどかオタなん?
380 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/17(火) 23:47:12.53 ID:knpFMnr/
>>375 映画なんて数年に一回みるかみないかだから、このラインナップをみても
かぐや姫以外は、くだらなそうで全く見る気がわかないな。
三谷幸喜の清須会議だけは少しこころ惹かれたが、結局見なかったしな。
採算度外視の贅沢な映画ができたことに感謝。
この映画見ると、しばらく他の映画見たくなくなるわな。
とりあえずゼログラだけは見たいが。
例えば確か翁が貰って来た籠の取りの籠
主線で囲わずに色のみでダイレクトに描いてるように見えたんですけど
素人なんで技術的に何て言うのか分からないけど
アレ必要、というか何か意味のある演出だったんですかね?
理詰めでつくられてる映画だそうだから、逆に妙に気になった
西村Pはアメリカに留学してたらしいから高畑と一緒に海外プロモーションを頑張ってほしいな
マーニーで忙しそうだけど
>>379 自分はこの作品もまどかも両方十分満喫した。
感じ方は人それぞれだろうけど、まどかを
持ち上げたいがために叩いているのなら
さもしいことだし、本気でこっちの値打ちが
わからんならもったいないと思う。
先日、ようやく映画館にいってきた。
十二単を脱ぎ捨てるところ、ハイジが平安貴族の世界へ行ったらこうなりました。って
観てしまった。(笑)
外国人にわかるとは思えない
今を生きる多くの日本人にもわからないのだから
たった、野花一輪でかぐや姫を口説きにかかった、上川隆也が声やった人、石作皇子でしたっけ?
かぐや姫が一瞬にせよ、グラッと落とされかかったのには、笑らちゃったよ。
クラリス姫なら、つくり花一輪で ルパンに口説かれたってのにねー。
手品でもやってあげれば、よかったのに。(笑)
って、原典にないことは、この監督はやらんか。
頭が良くて感受性が強い子は教科書の山月記でも泣くと思うよ。
ほとんどの日本人はそうではないだけで。
新房って好きな原作をクソ改変された経験あるから大っ嫌いなんだけど
あのクソサブカル気取りの個性出しすぎて無個性になってるゴミ演出も虫唾が走る
虚淵もどう考えても過大評価だけど他の脚本家がもっと糞だから重宝されてるだけ
とか言いつつまどか全話観て新編観に行ったけど
> って、原典にないことは、この監督はやらんか。
いっぱいやってんじゃん
海外の方が受けるテーマなんじゃないの
生の肯定→ニーチェ
見終わってしばらくたつとなんかいい感じの映画だったと思うんだが。
帝の描き方で損してるよね。なんであんな改変しちゃっただろう。
原作だと帝いい人なのに。
誰かが、言ってたけど、あの千年以上の昔話の時代に、地球が青くて丸いとか、月にクレータがあるとか、
当時の宇宙観では、それはないだろうと、俺も思った。(笑)
だから現代の話であることを示してるんだよ
>>21のセリフは削らない方が良かったと思うね。一番大事な所じゃん。
羽衣伝説も織り交ぜていたとはうまいアイディアだと思った。
まぁよく出来てたとは思うけど、もう一回見たいとは思わんなあ。いや、ラストのお迎えシーンだけはもう一回見たいかなw
サウンドトラックの朝倉の天女の歌だが無伴奏の最初のところは平均律でない気がする。
わざとかな?
この作品、ホントに海外のメジャーな映画賞を取れるのだろうか??
>>398 そんなのは時の運だから取れることもあるだろうし取れないこともあるだろうけど
自分が審査員だったら、他の映画と比べて優れていると考えるのかどうかだよ
もう一回見ようと思いつつ先延ばしにしてたら近所の映画館のレイトショーがなくなってしまった…(T_T)
>>396 この序章は削って正解だったと思う
すべて月王の言った通りになるから結論ありきで考える楽しみがなくなる
一番重要なところを一番最初に出されたら盛り上がらない
映画みたいにクライマックスで月の記憶を思い出して真相がわかるという展開のほうがいい
402 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/18(水) 01:26:16.25 ID:QsD2uJIV
月曜日に行ってきました。
この前、かぐやのCM用BLをもらうために風立ちぬを見たのですが、これは
面白かったです。たぶん俺が飛行機好きである事、地震と群衆のアニメが衝撃
的であった事に起因しています。
で、かぐや姫はと言うと私の中では風立ちぬを完全に超えました。感動しました
どこに感動したかは、今自分でも分からないのですが。映画を見終わって1日映画
の残像が頭から消えませでした。他人のレビューや解釈になるほどと頷いています。
とにかく、いろいろな解釈を読んだり自分の解釈を行った上で、BLが発売された
購入してそのとき改めて見直そうと思っています。
でも明らかに説明不足だよな
「禁じられた地に憧れた罰として、他ならぬこの地に堕とされた」くらいしか説明なかったし
なぜそれが罪と罰になるのって分かんない人も多いだろう
全部説明しないで簡単に分からない方が深淵な作品に見えたりする効果もあるからいいんだよw
>>402 俺も、風立ちぬより、こっちの映画の方が、ずっと、よかったと思う。
ナウシカの描画と比較するなら、高畑監督が姫を描くなら、眉毛を引っこ抜くし、お歯黒だって塗るって誰かが言ってて、面白かったな。(笑)
407 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/18(水) 01:39:36.86 ID:QsD2uJIV
>>403 俺は罪とか罰とかそれほど気にならないんだけどな。
まあ確かにキャッチコピーそうなってるから気にするのも仕方がないと思うけど。
あんまり、そこにこだわると安物の推理小説に思えてくる。
>>401 あ、序章に出てくる予定のセリフだったのか。それは知らんかった。
最後あたりのセリフだと思ってたよ。種明かし的な意味で。
>>407 キャッチコピーがそういう風に見るように誘導してるんだよね。
「かぐや姫の罪と罰って何だと思う?気になるでしょ?」って感じでお客を釣ってる。
だからあのキャッチコピーは本当に最悪だと思うよ。
罪は瓜泥棒
英訳もよっぽどうまくしなきゃさらに難しい話になるよな
でも原作知らない外人のほうが先入観なく見られて、
月の計らいがことごとく姫を追い詰めてゆく過程とか分りやすいかも
>>411 確かもののけも公開当時は日本では賛否両論と言うか明らかに否の方が大勢占めてたのに対して
箱は少なかったものの海外の方が先入観なしに見てもらったせいか好評が多かったように思う
海外の人間の方が見る目があるとかそう言う事じゃなくて、下手にいろいろわかってる(わかってしまう)
内輪の人間が見てるだけに同時代作品として同国人の方が返って評価しにくい場合もあるんだなと思うわ
「>かぐや姫の罪と罰って何だと思う?気になるでしょ?」って感じでお客を釣ってる。
それ、文字通り「キャッチコピー」の意図として秀逸だと思うけどな
俺は実際にこのコピーで惹かれたし
414 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/18(水) 02:25:21.56 ID:QsD2uJIV
俺、402だけど
実は、映画が終わり一瞬真っ暗になって、TEXTだけのエンドロールが流れ
出したんで直ぐ映写室を出たんだけど、それから10分近く誰も出てこない
その間何かあったのかな、他人のネタバレレビューを見ているとそんな感
じがしてきた、俺って損してる?
最後のお迎えのシーンは口あけて見入ったよ。
最高の演出だった。
内容自体はもっと大胆に解釈してもよかったような気がするが
それも通り越していい終わらせ方だった。
>>414 二階堂和美の歌がある意味エピローグになってる
かぐや姫の歌がいのちの記憶でそれを聞いた月の子供がまた地球にやってくる
必ずまた会えるなつかしい場所でという歌詞はそういう意味
小説では終章があったけど映画ではエンディング曲がその役割
最後死と別れの表現が悲しくて
若い方が先立つこともあってか
endingは聴くと涙が止まらない感じ
で歌詞を聞かないようにしてた。
後で慰めの歌と知った。
>>21 これ出典はどこです?
関連書籍や雑誌がいっぱいあって
親やよりも早く逝く子どもだよね。エンディングは。
そんなことを経験した親御さんたちは観ない方がいい映画じゃないのかな。
これほどの親不孝はないんでしょうね。
ばあちゃんの、「あたしもいっしょに連れて行っておくれよ!」ってのがもうね。
地上のこと全て忘れさせられたはずなのに速攻で泣いてたし、案外近いうちに記憶取り戻してまた会えるかも知れない
>>421 小説版だと泣いてる理由もわからず、その理由を見出だそうと唄うたってるだけだがな。
しかし不思議な映画だわ。後から何か込み上げてくる。
風立ちぬの時は菜穂子と二郎の間柄に対して悲しい余韻を引きずってたが、
かぐやはもう何て言うか、悲しいと見ていいのか希望的と見ていいのかモヤモヤする。
ZDT見た後のモヤモヤ感に似てるわ
二階堂のエンディングはこの映画を完結させるために高畑自ら特注して作らせたもの。これを聞かないのは途中退場と同じ。
途中退場とはまた違うだろうが、観た後鬱になるのは確かだ
かぐや姫は月の人なんだから、月に帰る事が死だとしても、もっと客観的に見れるだろ。
かぐや姫が早く死ぬ事で、色々な事(自分の今まで生きてきてどうなのか)を考えられるから、鬱にはならない。
ポジティブに自分と向き合える作品だと思う
会うは別れの始め。
最愛の人と出会ってから僅かな時間しか過ごせなくても
出会わなければよかったと思うでしょうか?
別れが悲しいのはたくさん愛した証拠。
これは読書をするように見る映画
ブラームスやマーラーの大作曲を聴くように見る映画
ピカソやアンリ・ルソー、エル・グレコの絵画のように見る映画。
自分の思い入れをどれだけぶつけようと答えは返ってこない。
作者(監督以外のスタッフ含む)の思いを汲み取ろうと
寄り添って考える人には何かが見えるかも。
アンチの人が喜びそうなこと書いてしまいましたw
>>428 同感。
WOWOWのドキュメンタリーで高畑はあまりにも救いのない結末なので一筋の希望を示すために二階堂の歌をエンディングに入れたと言っていた。
この映画の感想で「絵が動いている」って言うのをよく目にする
これは非常に重要なポイント
ここで講釈垂れてる人には気がつかないことだろうけど
アニメーションであるということをまざまざと見せつけられる作品
>>482 ピカソとルソーとエルグレコってデタラメ過ぎてワロタ
とりあえずお前に美学の知識がないことだけはわかった
ルソーはキチガイだしエルグレコはルネサンスの継承者なんだが
そもそもバウムガルテン以後の芸術観の変化とか全く理解してないだろ
>>418 高畑監督のエッセイ集「アニメーション、折にふれて」の最後のページに書いてあります
オタクくんは知ったかぶりができるチャンスが来ると目が輝きます
しかも結構ウィキペディア情報だったりするから始末が悪いよねw
バウムガルテン?それ食えるのか?
釣りだと思うのでアンカーはつけないけど
ピカソ、ルソー、グレコを並べたのは直接的関係性を考慮して並列したのではなく
リアリズムを超えた独自の「美学」で絵画世界を構築したとされる代表的な画家を
思いついた順番で並べただけです。
なおピカソはこの2人からも多大な影響を受け
ピカソは絵画芸術の真髄としてルソーの絵を藤田嗣治に見せています。
ルソーをキチガイの一言で切って捨てていますが
絵画の発展に発達障害・精神疾患と目される人達の貢献は
計り知れないものがあります。
そしてルソーはキチガイではなく
きちんと効果を計算して意図したとおりに描いてます。
というか、この3人は理屈なんか並べたって面白くない。
まず実物の絵を見れば美術史とかそんなの関係なく
「これはスゲーなあ」ってと思うんですけど。
437 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/18(水) 13:19:50.64 ID:QsD2uJIV
>>415-<<417
402です。
どうやら俺は肝心な落ちを見逃したみたいですね。
(制作側エンドロールの出し方工夫してくれよ)
もう一回見るのは癪だから、BLが発売されたら購入しようと思う。
どうせ、俺の中では永久保存版として価値があると思うし。
まあ、それまでどんなラストだったか楽しみにしているよ。
438 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/18(水) 13:25:28.29 ID:QsD2uJIV
二階堂のCD買って聞けばいいよ。500円らしいな。
二階堂の「ジブリと私とかぐや姫」も結構聴き応えあったな。
オーケストラバージョンの「いのちの記憶」もいい感じだけど、わらべ唄の二階堂版も入っていたのがツボだった。
関連本たくさんありますが何がおすすめですか?
ビジュアルガイドは買いました
節約のためTHE ARTしか買わないことにしてる
男鹿さんのタッチが違う絵見られるだけでも儲けもん
絵コンテ集が発売されたらそれ買う予定
全部高畑の絵コンテだったり?
5人位が同じ話題を延々とループさせてるスレはここですか
ループっていうか、ルソーだのバウム何ちゃらだので先鋭化して、5人くらいしか残らなくなった。
>>444 この人が最後に自分でコンテ切ったのってTV版じゃりん子チエが最後のような
実際画力どうなんだろう
動画やってたのは最近の朝日の記事であったが
>>446 昨日までは分数の割り算で延々議論してたしこれが通常営業
>>444 絵コンテは高畑がラフを書いて田辺が清書してる
あと田辺はかぐや姫を美しく描くのはテーマ的にふさわしくないという問題意識を持っていたらしい
しかし西村Pの配慮で作画監督の小西が美人にも見えるようにうまいこと修正した
ちなみに小西は原画も担当していて猫とじゃれ合うシーン
あの場面はかなり好きなところでスタッフのいろんな個性が反映されていて面白いと思う
>>423 無銘の脇差
鈴木1千万評価が鑑定は25万w
UCLA自称くん乙。
>>451 かぐやの1スクリーン当たり興行成績がダントツで低いな。
映画館は困ってるだろなあ。
「既知の話見て何が面白いの?」という、ごもっともな意見がある以上、
興行成績には目を伏せたほうがいいってのはあるな。しゃーない。
まぁ海外に期待だな
個人的には原作を大事に描いた方がよかったと思うけどな
変に近代的な思想や人生賛歌入れないほうが美しかったろうと思う
前作山田くんの倍以上なんだから大健闘です
>>424>>432 おす、探してみまふ。
女童って名前じゃないよね? 嫁にするならこの子がいいなあ
平安美人ってこういうのを言うのかな
もうハイジとかが受ける時代ではないんや…
>>454 人生賛歌が無かったらカレーのかかってないカレーライスくらい別物じゃない?
白ご飯の方が好きっていうのは好みの問題だけど、無い方が良かったとかのレベルじゃなく完全に別物になると思うな…
>>448 所謂醜女で当時としては美人とは外れるかもしれない
もてまくってたけどw まあオーラってことで
今日2回目見てきた
今回は皆の色々な考察とか中の人のこととか考えながら見てみた
姫が捨丸のケガを手当するために髪に巻いてた布を
取った時子供→少女に変わったのがわかった
あと捨丸の嫁って茶髪をおだんごにして「たけのこ、お願い」
と赤ちゃんの世話を姫に頼んでた子だろうか
姫に衣をかける天人は姫と同じ人に聞こえたけど
だとしたら何か意図的なものを感じる
自分は泣かなかったが姫が正体を明かすシーンと
月からの迎えと別れのシーンで結構周りでグスグス聞こえた
天人にとっては地上の世界や人間なんて
およそ生き物とも認識してない感がひしひし伝わって怖かった
>>458 その例えで言えば、米のうまさに気付いてないだけだよ
カレーかければどんな米どんな炊き方でも食べられるし
外人ウケするかもしれないけど
うまい米を作っていかに美味く炊くかが、本当の腕の見せ所でね。
また米はうまくないからと
カレーかけてるのかと思ってがっかりしたんだ。
興行についてはスレチだろうが館数少なめで固定客が多いファンムービーと比較するのは酷だわな
今年はジブリ二本目だしかぐや姫という題材も話題性にかける
絵柄もジブリっぽくないし高畑ファンもそんなに多くないから固定客も望めない
不利な条件が揃う中で邦画としてみれば十分健闘してる
何より観た人で絶賛したり感動したりちゃんと評価してくれてる人も多いから全然卑下する必要はない
むしろ採算性を無視してこんな素晴らしい映画を作ってくれたことに感謝しかない
目先のソロバン勘定ではなく純粋に映画とアニメの芸術としての可能性をこれほど追求した作品にはめったに出会えない
徳間社長ももういないし、もうこういう映画はできないかもね
アニメに限らず
>>461 今回は美味しいカレーを作ろうと意図して成功してるんだからそれはそれでいいでしょう
あとは好みの問題です。
>>460 天女と姫の声が同じなのは絶対なにか意図があると思う
天人は自己培養みたいに蓮から生まれるらしいし感情がないから個性というものがない
だからみんな同じような声なのかも
それともテーマ的にこの作品がループ構造になってるから
姫も将来あの天女のようになってしまうとか
逆に姫みたいに地球にやってくる天女もいるわけだし
だからあの天女はもう一人のかぐや姫であり姫の内面の代弁者でもあるのかも
しかし同じ声でこの世は汚れている、いや汚れてなんていないという問答をするとは
まるでハムレットの生きるべきか死ぬべきかみたいだな
宣伝にまた数十億使って
売上ないのに450スクリーン以上で大々的に公開。
バブル以上に湯水の如く金使うなら、せめて敦煌みたいなの作って欲しかったわ。
高畑のアニメはいつも箱庭的な小さな世界に閉じこもってるんだよな
467 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/18(水) 19:24:17.07 ID:dUjj21Kb
箱庭的なアニメで結果的にいいもの作れてるからそれでいい
世の中広い世界観作って生かしきれずに自爆する奴が大半なんだし
テーマを深読みすると
「この世は地獄。生まれてきたのは罰。この世界に生きる価値はあるのか」
って事だよね。
宮ア駿が会見で「この世界は生きるに値するんだという事を常に作品で訴えてきた」って言ってたのは
かぐや姫を意識してかなとちょっと思った。
>>468 そう思えるけどやっぱりこの世は素晴らしい、生きる価値はある、
でも自ら生きなかったら、死ぬ時にいくら後悔しても遅い
って映画だろ
>>468 近年のジブリはこんなことばっかり言ってるんだけど、そんなことは別に映画にしなくても
最初から「この世は生きるに値するに決まってる」ということをみんな知ってるので
そういうの関係なしに見てます。月が死後の世界とかそんなのどうでもいいです。
生きるのが楽しくてしかたない人は暗い部屋にこもって映画なんて見ないさ。
ハイジやアンの再評価に繋がるのは良かったかも
いやもう最大限に評価されてるけどさ、この監督作として見てる人はあんまいないし(特に海外)
>>469 限りなく消極的な肯定だけどね
これは今までの作品でも一貫してきたことだけど
たぶん彼の性格そのものに由縁してるんだろう
悪く言うと、おれは全てを解かってる的な
冷徹に俯瞰した第三者的視点
ちなみに天人の視点ってのは詰まる所、高畑さんの視点だよ
そういう部分が自分の中にない人が、ああいう絵を
迫力を持って伝えられるとは思えない
サントラ聞きたいけどツタヤレンタルにあるの?
見かけたのはどうも主題歌だけの奴っぽいんだよね。
ラストの音楽が聞きたいのだが。レンタルはいつごろ?
もうあるよ
新しいCMもダメだな…
「みんな不幸になった…私のせいで」ってなぜそのシーンをチョイスする
今日見てきた
帝の扱いが酷くない?原作ではかぐや姫と両想いに近い位の人じゃなかった?
顎といいなんだあれ
あとなんとか兄ちゃん妻子持ちなのになんだあれ
って点以外はまあ大絶賛する程でもないけど割と面白かった
高畑って天皇制に対してなにか発言してるっけ?
共産主義は天皇制と相容れないのか?
君が代について「さざれ」と「石の」の間の繋がりが悪くて意味が取れないという批判はしていた。
それ自体は同感。「石の」で音程を上げなければよかった。
帝に抱き付かれて超能力(飛行能力と瞬間移動)と記憶が覚醒したんだよね?
まさしくイヤボーンって奴だな。
>>448 美人って設定なのにおかしいだろその感覚w
まあ姫をパタリロ的平安美人に描いて、捨丸妻とかを現代風美人にしても面白かったかもなw
御門役は歌舞伎役者だったね
伝統的に映画やドラマではワンカットでも天皇役は歌舞伎役者が演じることが多い
それだけ歌舞伎役者の格が高いって事だろうけど
最近の大河ドラマでそういう格を無視した配役があったような…
カレーは上手い例えかもしれんな。
美味いカレーだったかはともかく。
帝を見下ろした時の姫のけがらわしい物を見るような目はすごかった
まさに天人が人間を見る目線
あと帝の椅子に座ってのマンダムポーズについ笑ってしまった
>>462 これだけ大規模公開で宣伝もバッチリで、不利な条件とかねーわw
擁護するにしてももうちょっと客観性を持った方がいい。
>>468 見てる分には全然地獄に見えなかったけどなあ。
ステマ兄ちゃんがそこまで好きだったとも思えないし、性奴隷として売られたわけでもなし。
あの椅子は正倉院の収蔵品かなんからしい
490 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/18(水) 23:04:48.61 ID:SELL2QEc
赤漆欟木胡床(せきしつかんぼくのこしょう)
(床高42.5cm、背もたれ高48.5cm)
肘付きと鳥居型の背もたれが付けられた四本脚の大型いす。正倉院宝物として伝わるいすは、これ一つだけだ。材質はケ
ヤキで、4本の脚には角材を使用。脚と背もたれに貫きを通して装飾と同時に補強を図っている。また、肘付きの四隅に
和様の欄干で見られる擬宝珠(ぎぼし)を付け、脚や座面の角材などは金銅製の金具で装飾している。
全体は、木地をマメ科の木の煮出し汁で赤褐色に染めてから透漆(すきうるし)を塗り、木地の色と木目を美しく見せる
「赤漆」の技法が使われている。このいすは、明治期に宝庫から発見された部材をもとに復元されたもの。欠損していた
脚部の金具や籐(とう)編みの座面などは、残った部材を参考にして新たに作られた。
製作当時は、まだ生活の中でいすを使う習慣はなく、儀式の際などに中心的役割を担う相当に位の高い人物が用いたもの
と考えられている。座面が現代のいすと比べて広いのも、足を垂らした状態で座るのではなく、この上で足を組んでいた
ことを物語る。(奈良新聞)
よく見ると座卓の上に瑠璃杯もあった
しかも帝足組んでるしあの当時ああいう座り方あったのか?と思ったw
>>470>>473 同意。
最近のジブリの傾向でもあるけど、
今回もたいして美味くもない「『竹取物語の真実』カレー」で、
オヤジが客に向かって「生きろ」「生きる価値がある」って説教臭いんだ。
好きな人にはたまらんのかもしれん。
捨丸くんが妻子持ちの癖に姫と逃げようとしたのは
羽衣さんの羽衣隠した父親に似たんだよ。
>>479は、
不倫にこだわってる時点で、この物語を理解できたか怪しいです。
>>479 そこは今昔物語での御門の扱いを意識しているのかも。
キネマ旬報でかぐや姫の本質は今昔物語だと監督が語っている。
と同時にかぐや姫の心情が描かれた竹取物語にも触れているけれど。
なるほど、帝の扱いが軽かったから今昔の方がいいとか言い出したわけね
これ、子供に見せても、つまらないって、騒ぐか、寝ちゃうか
どっちかだよね。(笑)
レビューや感想みてると、子供が感動してたって意見ちらほら見るよ。
その子供次第じゃないかな
60分くらいに編集した子供向けバージョンも作って欲しいな
>>497 いや、監督インタビューで今昔物語では御門を振る云々書いてある。
あなたの言う「今昔の方がいい」とか、あるいはどっちが悪いとかの意味で
語っているようには感じなかったよ。
706のような奴がこのスレにいるとかクソワロタ。
作品を理解してから書き込めよwwww
>>499 高畑監督みたいな、屁理屈ばかり言う、小生意気なガキなら、そうかもしれないね。(笑)
>>503 高畑監督の知り合いじゃないので、監督が屁理屈ばかりいってるのか知らないです笑
あなたはお知り合いなのかな?笑
>>437 なんでそんなに心打たれたのにエンドロール観ずに席立ったの?
俺はラストもEND曲もそんなに意味あるものとは思えなかったので、
それでも別にいいと思うけど。
思春期は感情不安定だから感情移入しやすい。
子供はよく分からなくても親に同調したりするんだよ。
親子は似てくる。
堕天使
魔性の女
メンヘラ
顔はジブリでいちばん好み
場面毎に顔変わり過ぎ別人やんけとツッコむことあるけど
>>507 深く考えすぎ。もっと女性を知ろう。
かぐや姫は現代でもよくいいる女性だよ
>>501 パンフかどっかで今昔の方がいいと言ってる
ID:sipD14UPは本当に野暮ったいツッコミするなあ
いままでに冗談言って人を笑わせたことある?
SEや音楽が今どきの映画らしく「ダーン!」「ドーン!」ってやたらと衝撃を与えるような
でかい音が多く入っていて、それだけが嫌だった。少なくともこのアニメはそういうのいらないだろうに。
>>508 ああいう反応が欲しくて性的なストレスわざと作ったんだよ。
そのこと自体が不快。
原作厨さんまだいるみたいね。
ここは君のような清い人は住めないところだよ。
早く故郷の月に帰りなさい。
高畑ヒロインはメンヘラ率高し
アン(ガキ時代)とかタエ子(大人)とか空想癖激しいし ハイジも精神病むし
今日初見だったけど何というか生々しかった
それを感じられたのは監督としては本望なのかな
アンは空想癖という感じで
可愛げがあったけど、
かぐや姫は単なるメンヘラにしか
見えなかった
それが監督の狙いなの?
メンヘラでなければいけない理由は?
現代の日本人女性はみんなメンヘラなの?
>>520 演出力が落ちてるんじゃないかな。
行動と行動を繋ぐだけの積み上げがなかったから、頭のおかしな人間に見えてしまう。
>>514 男女問わず人間なんてあんなもんじゃないかね
違う人も居るのかもしれないけど結構「もし今〇〇だったら」とか想像する事って多くね?
かぐや姫は別にメンヘラには見えなかった
ただ親の期待に応えたい子で最終的にアダルトチルドレン的な感じではあったけど
>>506 いやいや、子供と言うのはあなたが思っている以上に、大人の世界の事分かっているよ。
毎日3回は6分予告見るんですが
作画と背景は本当に素晴らしい。
繰り返し見るごとに美しさが増すというか・・・
絵に命が宿ったというのはこういうことかと。
早くdvd化してくれないかなあ。
DVDなんだ…
地井武男と宮本信子だけは素晴らしいの一言だわ。
プレスコとかいうやり方がいいのかね。
姫が泣き叫びながら訴えてるのも関せず羽衣被せて記憶失わせる
あれって医者が精神病患者落ち着かせるため
サクッと精神安定剤打つみたいだ
「ハイハイ今楽になりますからね」
無機質な感じが怖い
>>526 おいおい、レイトショーなら1200円じゃない、良いと思ったんなら見て来いよ。
かぐや姫じゃないけど、命は永遠じゃ無い。みたい時みた方がいいよ。
キョンシーみたいに手を挙げて、ススーッと廊下を移動する演出が凄くよかった。怖くてw
異質で、あぁやっぱり異世界の人だ…帰ってしまうんだ…とゾクゾクした。
怖くて面白かったなぁ
生理シーンについて
あのシーンなぜ入れたのだろう?
人間であることを強調するため?
アニメヒロインで生理が来たヒロインなんて
いないとは言わないけれど
時間的制約のある映画で、特に発展性のないシーンをなぜ入れたのだろう
実年齢が分からないから、生理→名付け→お披露目→婿探しということかな?
>>527 ビデオからの習慣でdvdって打っちゃうんです。
BDって2文字だと落ち着かなくて。
>>530 劇場では2度見ましたが
拘束時間が長すぎて
なかなか気軽に身に行けません。
でももう一度は行くべきですね。
頑張ります。
536 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/19(木) 01:49:00.99 ID:36EviDiC
メンヘラとかわがままというか文字通りの意味でのアダルトチルドレンなんだよな
体の成長に心が付いていけてない
多分それも月の与えた罰の一つと俺は解釈した
まぁ里山で自由奔放に暮らしていた少女が
突然、何もわからぬまま貴族の世界に投げ込まれたら
精神的に病むよな
寝床とかさりげなくきわどい台詞も出てくるしな
これは原作でも出てくるけど
子供に意味を聞かれたら親は困惑するだろう
生理って月の迎えの表現だろうね。
>>539 確かに月と関連が深いものだとは言え、どうなんだろうね
あの辺のシーンの繋がりって
姫生理→翁喜んで宴→姫ダッシュ
で良いんだっけ?
だとすると情緒不安定にも関連アリかもね
なんで姫は突然ダッシュしたの?
生理が来て子どもの時代は終わってしまった(と周りからは見なされた)んでしょ
環境の急激な変化と身体の成長と心の成長のギャップ
見ていてこれだけでも十分つらいと思ったけど
ラストで月の罰として地球に落とされたと知ってかぐや姫の悲痛な心境が痛いほどわかった
>>543 じゃあ生理が来てから相模殿の教育だったっけ?
体の成長に心が付いていけてない少女とか
生理とか
性的嫌がらせするとか情緒不安定とか
わざわざ原作を変えた「変え方」が気持ち悪くてついていけなかった。
好きな人は好きなのかもしれんが。
相模の花嫁修行の後に生理来てたよ
生理が来ると普通女子は男親に嫌悪感を抱き始めるからそれも関係してるのかもしれない
>>547 じゃあ生理で翁が喜んでお披露目の宴で良いのかな?
あと生理が来て「嫌だ!女になんかなりたくない、大人になんかなりたくないのに!!!」って混乱する女子は結構居るしその手の漫画(あずきちゃん系)だと鉄板
特にお赤飯とか炊かれちゃうと悪化するとかなんとか
>>550 じゃあやっぱ生理きっかけで天真爛漫な少女から
情緒不安定な姫になったと考えると
これは正に月の妨害と言っても過言ではないな?
正確なシーンの繋がりを確認しに行かないと
>>545 都に引っ越してすぐに相模に会ってる
疾走はストレスが爆発したんだろう
ずっと帰りたくて友達にも会いたかったのに翁のためを思うと帰れない
極めつけは成人の儀のときに酔っぱらいのおっさんに汚い言葉で品評されたこと
翁の言う幸せとはこんな人の気持ちも考えないやつらの見世物にされることなのかと耐えきれなくなった
ふすまやら木戸やら壊しながらの猛ダッシュはいかがな物かと思います。
もっと物を大事にして下さい。
アスカみたく「子どもなんていらないのに…」くらい言わないと情緒不安定とは言えまい
それはともかくまだ精神的には子どもだっていうことは桜の下でくるくる回るシーンでこれ以上なく示されてますね
セリフで直接言っても良かったとは思うけど(嫗に「やっぱりあの子はまだまだ子どもねえ」とか)
この人の作品は筋は通ってるけど直接セリフで説明しないから分かりにくいってことが多い
「赤ちゃんと僕」で、精通が来て自分が汚らわしいものに思えて悩む話がある
(主人公の同級生で、父親が船乗りでいないから誰にも相談出来なくて、主人公の父親に相談する)
作者は女性だけど
自分は生理が来るのが遅かったからむしろ焦ってたけど、早いと悩む人はいるんだろうと思う
生々しい話だから嫌な人は嫌だろうね
あとメンヘラって言葉は一面的であんまり好きじゃないな
精神的な抑圧と昇華は表裏一体だから
影のないところに光がないように心の悩みがないところに生きる喜びもない
それはメンタル的にはかなり健康的なんだろうが月世界の仏頂面の連中と同じ
生きるのはつらいことが多いけどそれでも月よりはいいんだというのが作品のテーマなわけだし
自然に春夏秋冬があるように感情にも喜怒哀楽の振幅があることが地球の素晴らしさ
エッチねえ、ふふふ
>>526 >>529 >>531 同意!
あの絵の良さが、動きの凄さがわからない人たちは損してる…もったいない。
アニメーションなんだよ、鉄拳のパラパラ漫画だって凄いし好きだけど
絵が動くっていうのはこのかぐや姫の物語の表現だよ。
でもきっと、
今はわからなくても、何年かしたら、わかるのかも。
ああ…また観に行きたい…!
559 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/19(木) 02:49:59.63 ID:41E41oGS
>>533 生理のエピソードはこの映画の場合重要な意味を持つと思う。
つまり、この映画はあらゆる生命の死生観あるいは輪廻転生が主題とまでは
いかなくても、多少ともそいう意味合いを含んでいると思う。
ならば、生命の誕生に関して生理というのは絶対的価値観を持っているということではないかな。
また、観客に対してかぐや姫はここで大人になりましたというメッセージでもある。
また、生理とはきわめて重要な生物的現象であり、女性が恥ずかしがる現象では
全くないと思う。
体の成長に心が付いていけてない少女とか
生理とか
性的嫌がらせするとか情緒不安定とか
わざわざ原作を変えた「変え方」が気持ち悪くてついていけなかった。
好きな人は好きなのかもしれんが。
>>548 違う
>>559 女性は生理を恥ずかしがるとか違う
「女ってこうなんだろ?」っていう、男が作ったアニメだった。
561 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/19(木) 03:13:52.83 ID:41E41oGS
>>505 >なんでそんなに心打たれたのにエンドロール観ずに席立ったの?
そうなんですよね。
いや、
>>402に書いてある通り黒バックに文字だけの配役名が流れ出したから
それから、何かあるとは思わなかった。
トホホ・・・・
映画は最後に何かあるのが当たり前だから席をたつのはやめておけ
スタッフロールが流れ終わって明るくなり始めてからオチが3分程流れた映画も知ってる
生理が生命の誕生に関する絶対的価値観というのは違うと思う。
なぜならアニメとして生命感に繋がる表現になってないから。
転生や死生観と関わるとしても、この段階では緩やかな死といった感じじゃないかな、多義的なんだけれども。
ところで高畑勲のwikiのページ寂しすぎるんだが
もっと何か書くことあるだろう!っていう
このスレの人とかで編集してくれる人はいないかね
いや俺がやってもいいんだが、今までそんなことやったことなくて…ソースは叶精二氏の文章とかでいいのかな
特にハイジ、三千里、アンの代表作3連チャンあたりの詳述がほぼないのがひどい
そのわりに「興収では宮崎駿に大きく差をつけられてる」とか余計なこと書いてんじゃねーよw
んなこと言ったらパヤオのコナンとか名劇とじゃりチエに比べたら、視聴率ボロ負けじゃねーかハゲ
>>564 編集するならWikipediaの編集のやり方のページ一通り見てからにしろよ
宮崎駿のページとか最悪、Wikipediaはファンサイトじゃないから最低限の記述でいい
ゴテゴテと飾り立て偉業を主張したいならファンサイトでやるべき
三宅が翁の声あてた部分てどこだろ
姫に生理がきたあとこれ誰かおるか相模どの〜あたりが三宅っぽいかなぁと思ったけど
個人的に相模さんが好きだ。
エンディングで秋田と相模とできてたのか!と思った
>>388 石作皇子の話はほぼオリジナルだよ。
原点では、光を放つ言われている仏の御石の鉢を持って来るけど、あまりに光がしょぼいので
速攻で振られてる
俺の精通の時も親戚集まって赤飯、ピザ、鯛の塩焼き、フライドチキン、すき焼きで祝ってほしかったぜ
相模さんがお暇をいただいた理由って
姫が貴公子たちに無理難題を押し付けたのが決定打?
それまでも色々たまってたんだろうけど
途中退場せずに最後までいて欲しかったな
三保松原の天女って男に羽衣盗まれていやいや地上にいたんじゃないの?
映画だと本当は地球に帰ってきたかってかぐや姫は言ってたけど
話によっては男と子作りせずに天女の踊り見せてすぐに帰ったりしてるけど
ジブリ史上最高傑作
「この映画で泣くのは素人だよ」は
玄人なら戦慄して悔しがるべきの裏返し
>>572 自分の存在意義を無くしたんだろうね
最終目的の婚活を姫自らぶち壊してゆくのを見たら虚しくなるでしょう
もともと姫は教えなくても何でも出来ちゃうし
これが覚えの悪い姫だったら自分の至らなさに責任を人一倍感じて永遠に教育係やってたよ
>>562 その作品何?
というか終了前に明るくするなんてミス、劇場がするかなぁ?
翁の顔は三宅裕司に似てる
580 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/19(木) 12:30:56.84 ID:okSsFlmg
絵コンテ全集入手
監督の思いが文字で読み取れたり、シーン毎の細かい指示や意図などがみえて大変面白かった
絵コンテという割には絵も奇麗でほとんど映画そのままの絵
まるで映画を見ている気持ちになって2時間ほどで読破してしまった
もう一度映画いこうかな・・
帝への嫌悪感が天界へSOS呼んだとあったけど
雪原で行き倒れた時は?
ここに居たくないって確実思ったはずだけど
クリオネ飛んでたよね
夢落ちだから無かったことにしてるのかな
明日はジ・アート・オブ かぐや姫の物語も出るね
関連書籍みんな高くて大変だよ
>>533 もともと裳着の式が「いつでも結婚できるようになりましたよ」
っていうお披露目の式だからね。
この日を境に父親以外の殿方に顔を見せてはいけないとか
大人としての常識がいろいろ課せられる
現在の成人式とは感覚が違うということを強調したかったのかな。
イスラムでも、髪や顔を隠すのは初潮が来てからだけど
漠然と、女性はみんな隠すものと思ってる人多いし。
>>584 なるへそ
月のものが来てから生活様式が一変するのか
しかしそれでいてもわざわざシーンを入れる必要性はまだ腑に落ちないなぁ
月のものが来ることによって
月の人と同じように感情を見せず人と交わらず生活するようになる
ってのは関連がありそうだけど
けど平安時代?でしょあの時代。
平安時代って女性が結構強い時代だったみたいに聞いたけどな。
源氏物語作ったり、
>>584 裳着、元服が成人式ですよーってのは古文で習ったけどさ、
これって初潮とかが来たらやってたってことだったの?
てか、かぐや姫はもろにそうだけど
深く考えずに、親が「お前もそろそろだな…」とか言って適当にやってるのかと思ってたけど、
学校の授業だからぼやかされてただけだったのかな?!
そういえば光源氏は紫の上の初潮が来るのを待ちわびてて、いざ来たら大騒ぎでお祝いしてたよね?
あんま覚えてないけど
詳しい人教えて〜
>>585 「月のもの」というのは、ちょっと穿ちすぎじゃないかなぁ?
七五三でも、「帯解きまでは人じゃない」という考えがあって
これは乳幼児の死亡率が高かったため、
この年まで育たなくても、そんなに悲しむことはないですよ、という
親への配慮ともとれるという説があるけど
裳着にも同じようなところがあって、本人にとっては昨日と何も自分は変わらないのに
世間的には急に男性欲のプレッシャーにさらされ
家族、一族には政治的な道具となることを求められるようになる。
源氏物語でも、裳着の夜に紫の上が嘆き悲しむシーンがあるけど
本人の感情とは関係なく、価値観が変化させられるのが
形式ではなく、初潮というごく個人的な出来事が関係してくるということ
そのあたりの矛盾を強調したかったんじゃないかと、自分は思った。
>>588 >親が「お前もそろそろだな…」とか言って適当にやってるのかと
それも正解なのよ。
藤原氏が台頭してくると、政治的な理由で10歳に満たないうちに
裳着の式やって、宮中に上げたりしてるし
反対に、親が溺愛して「まだ娘は子供ですっ」ってなかなか式をしないなんて話もある
でも、本来は初潮が来て大人になりました。良い縁談があったらよろしく。というお披露目
光源氏は自分が親でもあるし婚約者でもあるので
ばんざーい。って話。
>>590 ありがとうございます。
どっちも正解なんだね
学校では教えてくれない真実に気付いてしまったかと思ったよ…
後宮小説(雲のように、風のように)の
「私は道女になりました(≒抱いて下さい)」も趣がある
>>576 ミスじゃなくて演出
なんだったか忘れたけどハリウッドのなんか
「終劇」でブツっと切られて「さあ帰った帰った」と灯りがつく場内に
呆然と残される観客
美術手帖読んでこの映画の凄さを改めて感じた
「まつとしきかばいまかえりこむ」は在原業平の和歌からの引用
ただの衒学的な引用ではなくまつは松との掛け詞で羽衣伝説の松を指示してる
ストーリー的にもぴったりな内容になってるし
どこかで聞いたことがあるような懐かしい響きがある
他にも絵巻物など日本文化の伝統と密接に結びついている
だからこそ物語にも映像にも説得力がある
かぐや姫の物語で好きなキャラいる?
私は女童が好き。
美術手帳読まないとわからない映画なの?
599 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/19(木) 18:10:27.11 ID:H8Y1yD3p
女童ってジョドウって読むの?
ニーチェとサルトル読んだらわかるかも
女童って12歳くらいだろうか
あと姫って地上にいたのって5-6年くらい?
外見が12-3歳位になった後成長速度がゆっくりになったぽいけど
三歳で初潮か。
捨丸は10年位は帰ってこないよとか言ってたけど、実際は3〜5年で帰ってきたって事?
>>598 いや読まなくても直感的に十分凄さはわかったけど
歴史や美術の知識による裏付けがあればかぐや姫の凄さをさらにはっきり確認できるということ
アニメの技術としても比較画像で田辺の上手さがわかったし原画の鉛筆の強弱やにじみまでそのまま生かされていて素晴らしかった
後半に風立ちぬの特集もあるが絵を見比べると線や色の使い方がまったく違って驚く
本当にかぐや姫は高畑アニメの完成型で最高傑作だと思う
いまだにこの監督のいつもの手口に引っかかる奴がいるんだな
清太もタヌキもかぐやも全然肯定的に描かれてない、完全否定されてるのに
何回釣られたら気が済むんだか
総じて面白かったと思うが、かぐや姫の顔のデザインがカット毎に違いすぎるのはすごい気になった。
アニメの文法からは外れてるのかもしれんが人間の顔ってそんなもんだろ
オレが一番好きな女性芸能人も写りによっちゃ不細工に見えることもあるし
普通のアニメは決め顔や写真写りがいい顔がずっと続いてるようなものだものなw
むかしのアニメは顔が微妙に違うのは普通だった
キャラ萌えだとか悪い意味でのスレたファンじゃなきゃ気にならない
612 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/19(木) 20:59:52.56 ID:xCUnqdaQ
あのくそウザいじじいにムカついてしょうがなかったわ
そうかねえ、かぐや姫と価値観が食い違っただけで良い親だと思うが
かぐや姫の幸せを願ってたしね
世の中にはクズ親はごまんといるぞ
>>602 女童はせいぜい7歳かそこらだと思う
もしかしたらかぐや姫より長く生きてるかもしれないが確実に初潮は来て無いし12より上では無いだろう
庶民
風立ちぬの菜穂子=かぐや姫=高畑勲
かぐや姫の翁=堀越二郎=宮崎駿
この二つの映画は見事な保管関係にあるな。本当にかぐや姫の翁の視点から
映画を撮ると風立ちぬになるんだよ。
、、、まー若干強引かもしれんがw
>>615 でも女童って宴の席で酒飲んでなかったか?ほとんど年齢不詳キャラ
結局最初しか引眉とお歯黒しなかったね。
3年後の引眉お歯黒姿も1度見てみたかった。
でも最後の天上人の催眠攻撃にかからなかったから、生理前じゃねえかな。
子供には効かないって設定だそうだから
>>619 でも他の子供達よりも図体がでかいし明らかに異質。
女童は月の住人(冷酷な悪のシステム)を
撃退するための、神道サイドから
送り込まれたタイムトラベラー(修正プログラム)なのでは
>>617 現代じゃないから酒位飲むさー!あの時代は透明サラサラなな酒無いから酒じゃないかもしれないし
子供じゃなかったらラストで寝ていた筈
>>608 インタビューによるとそれは意図的にやってること
感情を表現することを最優先してあえてキャラクターの顔を崩した場面もあったらしい
高畑の指示で田辺の修正が入る前と後の比較画像があったがまったく印象が違って驚いた
修正前は上手だがきれいすぎて味気ない感じ
修正後は左右非対称で微妙な表情がありゾクッとするほど魅力的だった
>>620 それ面白いねw
女童が子どもだってみんな分かってた?
最後のところで寝てなかったから「子どもだったんだ?!」て初めて気付いた
あたしんちのゆずひこが大好きだから女童も気に入ったよ
癒しの存在として良かったね
>>598 教養がないとわからない部分がある映画なんてごまんとあるから大丈夫だ
女童は庶民とも違うのでは。
きちんと仕事を覚えれば女房になれるし、
下級貴族、仕える主人によっては、それなりの貴族出身ということも。
一方、ちょっと気になる話だけど、
牛車の牛を世話する「牛飼童」なんていう職業もあるけど、
これはかなり格下の庶民。
で、こちらは50歳になっても「童」で、
名前も「○○丸」のような幼名で一生を終えるとか。
つまり、ど庶民は一生「一人前」と扱われない。
作品中の女童は、
姫に仕える頃には結構しっかりしていて、
数年経つのに成長も成人もせず、
クライマックスにも幼いままでわらべうたを詠う。
どこか年をとらない、超越した存在のように思えた。
女童は天軍に対するアンチスキルだったのか
姫と同年代という話だったが、肉体年齢でなく文字通りの同い年…?
いや3歳にはみえねえ
姫宛ての手紙を押し付けられたのに
「私にもこんなにたくさん」云々喜んでいたのが面白かった
あの女童は重苦しい本編の一服の清涼剤みたいな存在だしね
もっと出番多くても良かった
ユズヒコねてる君もちょっと入ってる
女童を見て頭に浮かんだのが「童神」って言葉だった
いわば人間と神の仲立ちのような存在?
大人でもなければ子供でもない、同時にどちらでもある、みたいな感じか
絵コンテで名付けの儀式に姫がみんなを呼びたいと言って翁が強く否定するシーン
「ととさま…」のセリフの下に
“私の気持ちなど忘れてしまってるんだ…”というト書き
このあたりから父娘のすれ違いが表面化してる
翁はあのシーンでみんな呼びたいって言ったかぐや姫じゃなくて同意したおうなを怒鳴りつけたり姫にはとことん甘いよなぁ
女童は地上に定住して輪廻を重ねることを選んだ天女の生まれ変わり。
という設定でスピンオフ希望。
まあ自分以外見たがらないかな。
どうせスピンオフやるなら捨丸とかぐや姫のどろどろの寝取られものだろ。
>>633 よくある父親像だよね
現代に当てはめても全く違和感無いトーチャンだと思った
翁を否定的に感じる人は精神的に子供の側に属する人だね。リトマス試験紙みたいな存在。
社会人二年生みたいなこと言うね
>>637 お前父親?
なら娘の意見全否定したり嫁の気持ちもわからず暴走したら現代だと離婚だから気をつけろな
子供の側の人?
>>635 ドロドロしないでサラッと捨丸の元嫁がイケメン金持ちと再婚しといてくれればいいのに
逆にそっちの子連れシンデレラストーリーやっといてくれればいい
もうかぐや姫に悲しい思いさせたくない
あっさり幸せつかんで欲しい
媼もかぐや姫を高貴な人に嫁がせることを望んでいるんだよ。それに気付かなかった?
かぐや姫は捨丸と結婚しても幸せにはなれないだろうな
かぐや姫が好きなのは昔の純真な子供のまま大きくなった捨丸という理想で、あの青年では無い
世知辛い映画だ
捨丸はどっちにもいい顔しそうだよな。
ホワイトアルバム2かゴールデンタイムかという。
かぐや姫はだれの嫁になれば幸せなんだ
>>621 子供が酒を飲んで咎められるようになったのはほんのここ数年の話だからな
「味見だ味見」って勧めてちょっと口をつけて「まずい」とか言ってアハハハーというのが
ごく普通だったが、突然「未成年に酒を飲ませるのは違法行為だ!」と吊るし上げられる
ことになった。
俺の覚えてる最初のやつは2005年にフジの菊間千乃がNEWSの内と飲酒していた
ことから謹慎になったことだけど、多分ジャニー喜多川の逆鱗に触れて無理やり処分
させられたんだろう。
かぐや姫は恋愛経験無いし、誰と結婚したら幸せとかもわからないなー
童貞も処女も
結婚は人生のゴールでも幸せを保障するものでもないからなあ
あの中でかぐや姫だけ価値観が現代だから幸せにはなれない運命なのかもしれない
いっそ出家の方が多分幸せ
古民家でのロハスライフに憧れるかぐや姫
あの姫はどの選択肢を取っても幸せになれなかったよね
勿論月の誘導もあるし、本人の素質もあるんだろうけど。
だから切なくて好き。捨丸が正解ルートになるようないい男じゃダメなんだ
貴族でも御門でもいいよ
大人同士の関係性を作れるなら
好きな男と再会しても野山を駆け回ったり空飛んだりするだけのお子様じゃ誰と結婚しても破綻するけど
気に入らない相手に無理難題押しつけて殺すようなキチガイレベルのコミュ障なら自殺してくれたほうがいい
そんなのが嫁になったら自分だけじゃなく周囲を不幸にしてしまう
途中でチラチラ出てた小さい天女と、最初に竹の中から出てきた時の姫って同質のものなん?
どの選択肢を選べば幸せだったかなんてエロゲ脳と言わざるを得ない
高畑かぐや姫は、ある意味新しい選択肢だった
しかしそれでも不幸になった
逃れられない大きな力を天人たちから感じる
>>652 月からのお目付け役みたいなイメージだけど
結局かぐや姫がどう生きるのが正解だったか分からないからもやもやするんだよなこの映画
火垂るの墓ならまだ清太さんの運命を決める分岐点が分かりやすく示されていた
盗みしてボコられた際に交番の優しいおっちゃんに庇われた時点で改心して盗みやめればよかったとか
最終的なターニングポイントは農家のおじさんにおばさんのところに戻るよう諭されてたところになるわけだが
でもこの作品の場合ハナからタケノコの運命は月の手のひらの上だし、ほんと詰みゲーなんだよな
5人の求婚者のうち適当な相手(特に一番若くてまともそうな石上中納言)とくっついときゃよかったのか?っていう
翁たちが「あっ月帰っちゃうんだ^ ^まあ竹やぶで発見した時点で薄々分かってはいたけどさみしくなるー>_<」
ぐらいのノリで見送れば不幸っぽくならない
かぐや姫も「アゴむりーーごめん帰るねーてかホームステイ楽しかった☆出会いもあっていい経験になった☆」みたいなキャラなら
>>654 なんかポニョの姉妹たちを思い出したんだよね。
どれが正解とかどれが幸せとかいう単純な話ではないだろ
むしろこの世に生きる幸せと不幸せは混然一体になっていて正解なんてないけどそれでもいいと肯定したのがこの映画
不幸を排除して永遠の幸福を手に入れるのが正解ルートなら天人の生き方こそハッピーエンドだとなる
そうではなく清濁あわせた地球の生のほうがずっと価値があると月の王に言い放ったかぐや姫は立派
十分すぎるほど生ききったと思う
疾走シーンの池は京都の大沢池らしい
月見の名勝で山のかたちまでそっくり
都から5キロくらい離れてて山の麓にある
地理的に姫の里山は嵐山か愛宕山とか高雄山あたりか
たとえ捨丸と一緒になっても
妻子がいるのを知ったらそっと姿を消しそうだな姫
絵コンテ読んでるがスレにあった考察がぴったり当たってて驚いた
天人の音楽はラリホーで旋律が同じ姫の琴はメダパニと言ってる人がいたが
コンテにも姫の琴のシーンにLSDのような覚醒効果と書いてある
これを聞いた貴族は狂気にとらわれてしまった
かぐや姫はもちろん無意識に弾いただけだけど月の力を使ってる
さらに終盤では意識的に琴を使って月と交信してる
やはり音楽がかなり重要なファクターになってる
Mikadoの出番少ないのに存在感がアゴねように研ぎ澄まされてて凄い
あの飛翔から墜落にかけてのシーケンスはパヤオアニメに対するオマージュというより
当て付けや揶揄、意趣返しと見てよろしいか
あと捨丸との再会シーンははっきり捨丸が時間をショートカットしてると書かれてる
たぶん最後にどうしても捨丸に会いたかった姫が月の力で時間を操作して呼び寄せたんだろう
捨丸にだけ歌が聞こえたのはそういう理由
炭焼の10年発言を考えるともしかしたら何年も後の捨丸だったのかもしれない
妻子がいるのもかなりの時間の経過していたからか
だとしたら疾走シーンでは姫を引き戻すために月が一方的に時間を歪めたが
再会シーンではむしろ姫が歪めてしまった時間を月が修正したことになる
このあたりの姫と月との攻防はかなりファンタジーっぽくて面白い設定だ
そして会えるはずがない2人の出会いが一瞬の歓喜をもたらし
しかし結局は転落に終わってしまうという展開も美しく残酷だ
捨丸はともかく木々は3年(作中経過時間を長く見積もって5年?)程度じゃ蘇んないだろ
まあ普通に近いけど別の場所ってことでいいんじゃね
実際捨丸は歌に呼ばれて来たんだし
月と時間というのは密接に関連するから月が時間を司るというカラクリは面白い
昔は月こそが暦そのものだったわけだし今でも4月5月と暦に月を使う
月のイメージを最大限生かして物語を編んでる
月の王ってあの大仏のことかね
ジェンダーの話と受け取る人は少数派なのね
>>8の人くらい?
俺は途中から女の人生の辛さが表現されてんのか?と疑ってた
別離のシーンにやけに力が入ってたり
月の謎ルールが出てきたりでぼやけたけど
考えたんだけど
この話が陰気なのは姫が運命に無抵抗だからだね
姫はずっと苦しんでいるばかりで運命を打破しようとしない
そのせいで物語に緊張感がないんじゃないかな
自分は現世大肯定映画だと思った
かぐや姫は死の間際で気付いたけれど、観客のあなたはどうしますか?っていう。
辛いこともあるけれど、それでも、月より地球の方が生きる喜びはあったはずでしょう?というクライマックスの鮮烈さが良かった
かぐや姫の人生の辛さの中には、ジェンダーのこと、親とのすれ違い、故郷への郷愁、時代の価値観への違和感、人との別離等が様々に含まれていて、
観客に一番身近な問題がそれぞれクローズアップされるようになってると思う
見る人、見た年代、見たときの気分で感想が全然変わるだろうと思えるところが、この映画の良いところでは無いでしょうか
絵コンテがそうなら“ぐぅ”の音も出ないが、
姫が見せた夢と考える一方で、
再会して身分格差から来る冷ややかな目線を感じたあたり、
どっかのハゲの批評じゃないが、捨丸自身も理想的なものとしてあの飛翔シーンがあったと考えてるわ俺。
そしてどちらも月と家族というリアルを突き付けられる。
基本的には、かぐや姫は捨丸一緒になったら幸せになれたっていう筋立て
だろう。だってこの映画は(共産党支持?の高畑らしく)経済成長路線を強力に
否定してるんだから。経済成長路線を取るなら今すぐ原発を再稼働しろって
話になるからね。勿論、経済成長路線を諦めると日本は経済大国の地位から
落ちて貧乏国になるかもしれない。だから捨丸はかぐや姫に「お前に貧乏が
耐えられるのか」と問うんだよね。それでも良いというのがかぐや姫の解答
だったわけで。ただ、その細やかなかぐや姫の願いすら叶えられないってのが
月の力(冷酷な悪のシステム)の恐ろしさなわけで。いやはや、考えれば考えるほど
月の住人怖いわー
タケノコの名前で呼んでる割には過去の貧乏だった頃を無視してるので、単にひねくれてるだけです。はい
また水を差すなと怒られそうですが
言わずもながのことを一言。
絵コンテというのは多数のスタッフに一つの作品を均一レベルで
作品を仕上げてもらうために明確な指示が必要になるから
具体的な心理まで書き込まれます。
だけど出来上がった作品からはその具体的な指示は省かれていますよね?
行為にはいつも意図せざる結果というものも伴いますし
優れた芸術作品と言うのは多義的多・元的解釈が可能なものです。
たとえば翁に俗物という印象を持つか
そうじゃないと印象を持つかで
この物語の全体の印象が変わって見えますよね?
そしてどちらにもとれるようにあいまいに作ってあります。
このアニメはカギになる場面の解釈一つで
万華鏡のように全体像が変わるように意図して作ってるんだと思うです。
監督が見終わった後で話し合ってほしいというのは
そこのことを踏まえて言っているんだと思います。
芸術作品は作者がどう考えて作ろうが
完成して発表された時点で作者から独立した存在になります。
作品の枠組みを壊さない範囲なら自由に想像して遊べばいいし
そのことは少なくともこの作者にとっては喜ばしいことだと思います。
>>671 高畑自身が明解に書いているが反TPPなのは安定した安価な輸入を日本が何百年も続けられるはずがないと思っているから。
日本の林業がダメなのは安価な木材が輸入できるからだが日本より規制がゆるい国で荒地にしながら木を切ってるから安いだけで永久に続くはずがない。
>>643 知恵がついてからはいつも「ここではないどこか」を求めてたような女
>>641 悪いけどあの奥さんの地味顔じゃそうはならないだろう
姫のような美人ならまだしも
それに子供は父ちゃん父ちゃんと言って捨丸になつきまくってるし
奥さん、いくらなんでもあのモブ顔はないな
もう少し特徴ある顔でかいてあげればいいのに
>>655 幸せは自分の中から生まれるものなんですよ
>>664 ラノベとかでやりそうなご都合的能力だな。
そういうのをやると人生もクソもなくなりそうな気がするんだが。
セカイ系だかみたいな。
竹から産まれる時点でそういう話だと気づけよ
偶然かもしれないが、かぐや姫とまどかマギカは結構似てるんだよな。月の住人=キュウベエ、
かぐや姫=魔法少女とすれば、物語の筋は似てるんだよ。
魔法少女はソウルジェムが濁ると魔女になるが、かぐや姫も心に黒いものが
溜まると月に帰されてしまうっていうね。んで、まどかマギカの主人公は
宇宙の条理を変革することによってキュウベエに一矢報いるが、かぐや姫の
場合、月の住人に一矢報いるのは女童なんだよねw 最後に童歌を歌って
かぐや姫の脳裏に刻み込んだ。それによって輪廻転生の可能性が開けた。
「女童こそがかぐや姫の本体」って意見もあったがあながち間違いじゃないかも。
とは言え、まどかマギカよりもかぐや姫のほうが映画的なんだよね。
両作品は最終的には似たようなメッセージなんだと思うけど、説得力が
かぐや姫のほうが数段上だと個人的には感じる
>>681 それは当然でどちらもゲーテのファウストの影響を受けているから。
まどマギは直接だがかぐや姫はニーチェやサルトルを経由している節もある。
冷たい理性より間違いを犯しても熱く生きろというのがファウスト。
熱くイ`
とおっしゃる監督自身が最も冷淡ですよと
偽札作りに定評のあるカオスラウンジの人のユリイカにあった批評読んだわけだが、
来迎とか炭火焼き親父についてを、単に“違和感を覚えた”と書いてあるだけだし、
“伝わらなかった”と書いた後、リアルを突き詰める高畑、なのに女童はアニメ的で矛盾だって。
無理矢理、嫌がおうにも否定したい感が
最後に懺悔したからって、今までの行い全てが贖われるわけじゃないからね
誰だって
高畑の年齢で周りをみたら、そういった奴のが成功してるという事だろ
今日発売予定だった「ジ・アート・オブ かぐや姫の物語」は発売延期みたいですね
半日探しまわったけど見つかりませんでした
これまでやったアニメ手法は二度と使わないと公言しているジジイのどこが冷淡なんだか
わざわざかぐや姫を不幸な少女にしてしまったってのに同意。
莫大な金かけた24時間テレビ。
それで感動する人達の気が知れん。
690 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/20(金) 13:08:10.19 ID:iCp9tz7U
作成スタッフの方々の技術の高さには驚きましたし、
マーケティングの上手さも感じました。
でも、唯一、高畑勲の関わった部分だけが残念な結果に。
いや、本当に、スタッフは素晴らしい仕事をされたと思います。
おつかれさまでした。
「ひーめ!おーいで!ひーめ!おーいで!」
やっとCMでキャラクターが話すシーンを見れたと思ったら、このシーン・・・
これ見て映画見に行きたい!ってなるか?
CM、特報映像を作る製作班のシーンチョイスのセンスが悲惨・・・
姫を呼ぶ時の翁、なんであんな悲壮感あふれる声と絵面にしたんだろうか
あと二回目でわかったけど黄金を見つけた時の翁の目が
明らかに欲に目覚めた目をしている
寧ろ逆に最高級だろ
他に別に最高潮だろ
当然正反対に最高峰だろ
あの桜の下くるくる回るシーンでも客入りにつながらないんだからあとは
秋田の前で姫様が琴を弾くシーンや着物にくるまったり子猫と戯れてうふふあはは笑うシーンや
最後空中で捨て丸と抱き合って叫ぶシーンとか見せても無理じゃない
物語と関係ないけど、予告で龍が襲ってくるところだしとけばok
CMのセンスないね。
ここまで来たらタケノコだーって抱き合うシーン入れるしかない。
宮崎にCMだけ描かせるとか
698 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/20(金) 14:12:45.71 ID:kNGLsNK4
昔から知っている、かぐや姫にはもちろん感情移入なんてしたっことなかったけど。
この映画のように、赤ん坊から成長過程をじっくり見せられるとどうしても感情
移入してしまうよな。なんかわが子のように感じる、そうすると。
おいおい、翁さん姫があんなに雉鍋を楽しみにしているんだから、1日くらい
都行きを延期しろよと、マジで言いたくなる私でした。
絵コンテ集メチャクチャ面白い
最後に出てきた仏さんが何者なのかいろいろ説がありましたが
「月の王」とハッキリ書かれていました
他にもいろいろ発見がありそうです
ジブリ作品のCMはポニョ、アリエッティ、コクリコらへんは普通にキャラが喋る映画のシーン取り入れてたのにな
風立ちぬから極端にそういうの無くなって、映像が主題歌のPV状態になっていったし
でも、あのチイさんの必死な叫びは映画のなかで最初にジワッときたシーンだった
分数の割り算は割る数と商の意味を入れ替えて説明すればいいんだよ
1/2個のリンゴを一人に1/8個づつあげたら何人にあげられるか、ってね
>>673 たしかに監督の意図は絶対ではないな
むしろ高畑が言うように観客が自由に想像できるのがこの映画のよさなわけだし
それに絵コンテにもそんなに細かい裏設定が書かれてるわけではない
回想シーンの天女は赤ちゃんをあやすポーズをしてるとか状況描写の補足が中心
記憶は消えても我が子への思いは残っていたんだろうとか
そりゃかぐや姫も心が奪われるはずだとか
もっと想像力をはたらかせるヒントになることが多い
>>702 じゃ1/8のリンゴを一人に1/2ずつあげたら何人にあげられるの?
「きゃーく! おーいで! きゃーく! おーいで! きゃぁーくぅ! おほいでへへぇっっっっ・・・!」
コクリコの半分程度っていう
ジブリ作品で初めてブルーレイが欲しいと思った
普通は地上波の録画でいいやと思うけども
>704
1/4人にあげられるんだよ、整数解になる例を出して教えてあげたほうが分かってくれるだろうけど
1/8個のリンゴをジュースにして1/2個分入る大きさのコップに注ぐ絵をかいてあげてもいいかもね
なんで割り算ネタ延々とやってるの?
>>710 思春期の孤独感を後生大事にしてる哀れなオッサンが何匹かいるんだろ
713 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/20(金) 20:07:59.02 ID:nsxNib1p
☆なぜ宮崎駿は「風立ちぬ」を撮ったか?:ジブリ:宮崎駿:最新情報:α
検証:ジブリの反日発言:16連発:
http://daitoua.edoblog.net/Entry/5/ しかし、「この映画は戦争を糾弾しようというものではない」と言いつつ「反戦を再認識するために作ろうと思った」と。。。
ちょっとなんかよく分かんないですね。 ※サンド富澤風。w
桜のシーンでかぐや姫の舞と赤ちゃんの声が重なる場面があるが
絵コンテによるとあれはただ他人の赤ちゃんの笑い声という意味だけでなく
姫の気持ちが幼少期に回帰している意味もあるらしい
そして赤ちゃんとの衝突はもはや幼少期には帰れないという現実との衝突でもある
だから姫はもうここにはいられないと都に帰ることにした
>>708 俺も、BD買う。
俺は、映像ソフト買うのもはじめて。
ただ、地上波は、BDと遜色無いと思うけどね。
絵コンテで補足されることが多すぎるので
映画に注釈を入れるべきでしたね
>>716 高畑監督の演説の方が
映画よりも面白そう!
高畑監督はパソコンが使える。
夜はネットを閲覧。
>>714 そんなん普通に見てて分かる事じゃない?
もともとは利発なはずなんだけど、ずっと「ここではないどこか」を求めていて
それゆえに決して幸せにはなれない精神構造をもった女のかわいそうな話
要約したらこれだけの話だから共感できない人には全くできないしその人の鑑賞眼がないわけでもない
でもやっぱりいい映画だわこれ こんなに金かけるほどのことだったのかよ、っていう批判はあるかもしれないけれど
これはやっぱりいい映画だと思う
サントラ買ったんだが初回特典がついてなかった
でも本当に音楽いいな
なんか映画館で聞くのとかなり印象が違う
何十億かかってようが、興行収入がどうであろうが関係ない
俺にとって現時点で最高の映画となった
そして、俺はこの映画を味わったことへの対価をまだまだ払えていない
これが全て
対価を払うとは?
すごい作品だったんだろうな、うん
ゴッホとかピカソとかと同じで私には退屈なだけだった
>>722 まぁ基本的にはメンヘラー女ってか、社会不適合者の話だよな。
だから、そういう経験をした人じゃないと心に響かないだろうな。ただし、
本当にこの世に必要な映画ってのはそういう映画だからね。だから、
それは何十億円もかけて作る価値があると思う。誰だって、いつ社会不適合者
になるか分からないからね。
ただし、もうちょっと狭い視野で見ると、やっぱり資本主義社会の罠
について描いてると思うよ。資本主義社会ではお金が絶対的な価値観に
なっていくし、その価値観に逆らおうとするとたちまち社会不適合になって
しまう。だからみんな権力に従順になって逆らうのをやめる。そしたら、
いつの間にか消費税は10%になり、給料はどんどん下げられて機密保護法案
は可決され原発は再稼働するって
いうね。それでもいいじゃーん、ってのは過剰適応だと思うし、それは結局
奴隷への道を歩いてるってこと。TPPなんてまさにそういうことだからね
今日観てきたが、パタリロ侍女が声までパタリロっぽかったのは笑ったw
女童の根付予約したわ
友達に似とる
ID:+sfrzxDH
活動家って怖いな
まぁ、最初見たときニルヴァーナのカート・コバーンを思い出しちゃった
からなw まさにニルヴァーナ(涅槃)だしな
すてまると一緒になってたら幸せになれたのに・・とかぐや姫は思った、 くらいのとこまでしか描写してないと俺は思ったけどな
その辺のさじ加減のおかげで単なる反文明の説教じゃなくて普遍的な人生の物語になってると思う
高畑がアニメーションとはその裏にある本物を感じさせるためのよすがだと言ってるが
ヘーゲルやアドルノも芸術とは理念を指し示す仮象であるとまったく同じ趣旨のことを書いている
かぐや姫はアニメのキャラクターだから仮象であり偽物でしかないが
本物より本物らしく人間の理念を感じさせる
芸術としての映画がなしうる最高の表現だ
>>730 途中まで賛同しながら読んでたから、後半びびったわ
話の持って行き方がなんてナチュラルなんだこわい
オルグ慣れした人かw
高畑に洗脳されやすい人が多いな
女の話じゃなくて女の子の話だよ
精神的に成熟しきってないのにメンヘラと切り捨てるのはちょっとね
>>734 これ見てきたけど、
自分はこのアニメを絶賛する人をそういう目で見てる。
どこで絶賛するんだろうと
739 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/21(土) 00:20:38.93 ID:oH5ECZD1
だーらむしろ社会主義否定してる内容じゃないの
他者の存在を許さない奴は、頑なにそう不思議がるだろうな
どうなんだろう、高畑勲という名前を忘れたらこの映画を見て左翼的だなーと思うかな?
フェミだなーとは思うかもしれないけれど、最終的にかぐや姫は敗北しているわけで
高畑さんってコミュ障自認してますよね?
つまり本人が他者の存在を受け容れ辛い方なのでは
映画の中でも端々にそういう気配が感じられるし
自分もそういうタイプなので何となく判るんです
相模と張り合ってる時点で
>>740 かぐや姫自体が人間にとって他者なんだよ
その存在がおもしろいのに
それを受け入れられないで、現代の人間にして
さらに共感できるように改変しちゃったのがこれ。
かぐや姫をみた後だと、おおかみ子どもの映像のつまらなさが、より浮き立つな。アニメーションは奥が深い。
>>744 個人的には、現代の人間にした方が良いと思う。
あなたなら具体的にどんな存在にしたいの?
魔法使いかな?
金字塔だな。
748 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/21(土) 00:48:52.87 ID:bm9EvpUS
>>742 あなたが小学校1年生の教室に生徒として放り込まれたらコミュ障になるでしょう。
>>747 そうだろうか
落ちもたくさんあるが、若さゆえの躍動感の横溢などは
こちらの及ぶべくもなかったのでは
手法うんぬんではなく
>>748 たぶんそういうとこですね
透けて見える上から目線
西村Pのかぐや日誌が発売されるらしいな
かぐや姫並の苦労日記になりそうだがかなり楽しみ
見てきてから興奮して色々ネット漁りしてるけどここに書いてある監督の久石譲への注文が
ちょうどうまい具合にこの映画の評になってると思ったわ
http://www.nishi19-bn.com/neppu-201312-kaguya/ >高畑さんは、生きる喜びの音楽を書いて欲しい、
>だが、登場人物の気持ちを表現してはいけない、
>状況につけてはいけない、
>観客の気持ちを煽ってはいけない、
>こんな禅問答のような指示を同時に出すんです。
こういう感じの映画だよな
飛翔シーンは唯一の例外だったんですかね
ある意味、成功していたかもしれませんが
煽らないというのが目的なら
罰当たりな飛翔なんだから、例外なわけないよ。
>>753 なんかこープレスコへの拘りに通ずるもんがあるな
もうちょっとぶっちゃけると既存の音楽に映像付けたいって本音が出てきそうだ
やっぱりそういうコダワリからしても、これは芸術作品なんだよな。
エンタテインメントじゃない。
だから一般客には受けが悪い。興行悪くて当たり前。
まぁ問題作だよね
鮮烈にすればこそ
浮かび上がる罪というのもあると思いますけどね
>>758 それは旧約や新約の聖書的罪責観で、日本の伝承文化は全然違うとか、高畑なら言いそうだ。
たとえばトトロをたぬきにしてポンポコしちゃったようなもんで、
卑小化しちゃってるというかねえ
そうじゃないだろうっていう。
一生懸命なのは分かるんだけど、
大事なとこがつかめないから理屈に走ってるんだよね。
70過ぎてもこれってことは
この人の限界なんだろうね。
761 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/21(土) 01:51:20.34 ID:7rA3hxFq
>大事なとこがつかめないから理屈に走ってるんだよね。
>70過ぎてもこれってことは
>この人の限界なんだろうね。
何の実績もない素人が、仮にもプロに対してすごい上から目線。
>>757 この映画のどういう部分が
芸術なのでしょうか?
かぐや姫は「ここではないどこか」に漠然と憧れてたわけではなく
はっきり自分が生まれ育った里に帰りたかっただけ
石作の熱弁に心が動かされたのも里のことを思い出したから
これははっきり絵コンテにも書いてある
「ここではないどこか」はただのわがままだが望郷の念は打ち消しがたい強い想い
しかもかぐや姫の場合は月で天女の歌を聞いてからその想いだけが心の支えになってる
「ここではないどこか」というちょっと気分転換に旅行にいくみたいな軽い気持ちとは本質的に異なる
764 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/21(土) 03:04:18.81 ID:7rA3hxFq
宇多丸という、禿げ頭でサングラスの兄ちゃんのかぐや姫の物語の批評が
youtube上にあったけど、一つは大絶賛しているが別のは酷評してるんだよな。
この兄ちゃん、多重人格かなそれとも別人か?
誰か知ってる人教えて。
後者が偽物。。
>>764 それってシバターっていうアレなニコ生主のなりすまし動画だろ
釣られるやつがいるとは思わなかったが悪戯にしては宇多丸という名前を使ったり悪質だな
まあろくなやつじゃないよ
767 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/21(土) 04:21:51.71 ID:snGMQFXp
とにかく見ていて終始つらい映画。
768 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/21(土) 04:44:17.74 ID:Cpp/w4gv
キャラクター的にかぐや姫で驚いたのは目と髪の表現
普通のジブリアニメは黒目を塗りつぶしてハイライトを一つ入れるだけ
カストルプみたいに目を描き込むとキャラもいるがそれだとギラギラして威圧感が出てしまう
かぐや姫では黒目に瞳孔や虹彩まで描いてハイライトも強弱二つもいれてる
しかし鉛筆のタッチを生かしてるから神経質にならない柔らかさがある
結果的に独特の存在感があってすばらしかった
髪についても同じで一本一本丁寧に描いてるから本当に美しい
従来のアニメだと束でしか表現できなかったからどうしてもゴワゴワした質感になる
しかしかぐや姫の髪はサラサラしていて流れるように軽く動く
キャラクターの描き方一つとってもこんなに斬新なことを成功させてる
本当に底が知れないアニメだ
>>767 何がつらかったのか具体的に書いてみて。
解説してあげる
ユリイカ12月号 196ページの絵が白黒だけどとてもいい。地べたに座わり顔を
真っ赤にして泣いている赤ん坊の姫に、翁と媼がしゃがみこんで微笑んでいる
絵です。個人的にはこの映画を象徴している絵だと思う。
パンフレット3ページの右上のカラーの絵は、同じ絵なんだけど右側が少し
カットされてる。ほんの少しのカット位置の違いで印象が結構違う。
Blu-ray になったら全編を白黒でも観てみたい。水墨画調で観るのも良さそう。
しかし日本では昔から貴人への罰は島流しだよな。ちゃんと金を与えたり世話をする人をつけてるわけで伝統的なやりかただ。
>>769 特に面白い部分がなくて退屈だったんじゃね
絵コンテ付録でネタバレすごいな。
最初のプロデューサーとシナリオライターが脱落したとか実際のスタートは2008年とかぶっちゃけてるし。
776 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/21(土) 12:43:42.61 ID:snGMQFXp
>>769 翁とかぐや姫の気持ちがすれ違ってる部分がつらい
>>772 日本には怨霊信仰があるからな
あまり酷いことをすると祟りが怖い
藤原氏が菅原道真の祟りを恐れて震え上がったりした
>>777 怨霊を畏れ始めるのは平安時代の初期からかな。
壬申の乱前後だと、かなり血腥い。
高貴な皇子でさえも刑死しているし。
罰っていうか洗脳とか矯正だよな
でもかぐや姫にとっての最大の罰は月が意図したかどうか分からないけど
助けを呼んだ後悔と別れの悲しみだよな
平安時代は死刑が禁止されていて、源平の抗争が激しくなった末期に死刑が復活するんだな。
>>768 ぼくの場合は、このアニメの作画は全体的に良かったと思うけど、唯一気になったのが
目の表現の仕方。いわゆる萌えアニメのパターンに近づけていて、シャープな形のメバリが
ついているので「この人は美女である」「この人は美男子である」という分かりやすい記号に
なってしまっていた。
それが、「ジブリ史上最高の絶世の美女」という安っぽい宣伝コピーと連携しているのかな
とも思ったんだけど、どうせ高畑のアニメなんか売れるわけがないんだから、そういうところで
妙な妥協をしないで、萌えアニメなんか一切関係ないという表現に徹すればよかったのに
とは思った。
せっかく男鹿さん使うなら、徹底的にリアルな作画にして欲しかったなぁ。
ジブリによる平安時代の華麗な美術、見たかったよ。
そんなに、リアルが良いなら実写でいいじゃない。
俺は、華麗な美術にみえたよ。
>>780 水墨画・水彩画的な美はあると思うよ。
でもなぁ、
エンタメしてないって言う人いるけどさ、笑いどころ沢山作ってたり、女童を配置してたり、ラストは主題をかぐや姫がはっきり台詞で言ってたり、観客を楽しませよう、伝えようとかなり努力してると思ったんだけど。
邦画の、主人公が膝から崩れ落ちて号泣+壮大な音楽で、ここで泣きなさ〜い!!みたいなよくある演出がほんとうんざりだから、かぐや姫の抑制の効いた演出が凄く良かった
786 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/21(土) 15:52:54.30 ID:Cpp/w4gv
『21日(土)から来年1月13日(月)まで、全国のイオンシネマでは「かぐや姫の物語」の上映前の幕間に
「ユキの太陽」のパイロットフィルムが上映されます。
「ユキの太陽」はちばてつやさんの少女マンガですが、この作品をアニメーション化する企画があり、
1972年に5分ほどのパイロットフィルムが東京ムービー(現・トムス・エンタテインメント)によって作られました。
当時Aプロダクションにいた宮崎駿監督が演出と絵コンテ、そして作画も一部担当しており、
つまりこれは宮崎さん幻の初監督作品というわけです。』
12/20 毎日だよりより
「素人だよ」と言いながらしっかりかぐや姫を応援する駿
実によく出来た教材だと思う
皆が知っている昔話も
じっくり読み説いたり自分の解釈を加えたりすると
此処まで深くなりますよーと
物語に対する姿勢を見つめ直すいい機会となるかもしれない
・・・が、教材って面白くない事が多いのよね
徹頭徹尾しっている物語なので退屈で退屈で
どの場面も予定調和にしか見えない
捨丸との恋物語的な部分以外は
788 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/21(土) 16:32:52.92 ID:lyWcVku+
かぐや姫の物語は傑作だと思う
僕はかぐや姫が月に帰るのは自殺の比喩だと思うのだが
そうして、私にはかぐや姫が、三鷹のストーカーに殺された女子高生に見えた。
五蘊にまみれても、現世に生きることが素晴らしいと、かぐやは自ら語った。それが全てだと思う。
あと、全体的な、話の筋の捉えられないようなところも、また、現実が混沌としている所の表れだと思う。
いずれにせよ、全体的な話の、メリハリの無い部分もまた、高畑の希望した演出なんだろう。
数日前にトイストーリーをテレビで見たけど、確かに背景は緻密だ
だけどこれなら背景は実写にして、キャラクターだけアニメにすればいいじゃんと思った
w
リアリティーを追求しすぎるとアニメであることの必然性が問題になるよね。
>>790 ちょっと意味が違うかもだが人形アニメ(ティム・バートンとかの)の動きを
とことんスムースにしたらもうCGでいんじゃないか?ってなるみたいな。
>>781 目の描き分けにバリエーションがあるのは確かに漫画的表現だな
五人の貴族だけ見ても糸目に垂れ目にキツネ目につぶら目と種類が豊富
ただかぐや姫とかくっきりした目の描き方は非常に印象的だった
まさに画竜点睛という感じで絵に命が吹き込まれたよう
線の力をそのまま生かしてるからできることであれをセルアニメ的なベタ塗りでやってたら魅力は半減したと思う
今回の絵、静止画だとまぁきれいかなと思うんだけど
動くとなぜか魅力が落ちるんだ。特に後になると慣れてしまうし。
最近のディズニー見てて思うけど
昔のディズニーの方が綺麗。「不思議の国のアリス」とかね。
絵がリアルかどうかじゃなくて、
魅力的な表現や動き方の方が大事なんだと思う。
このアニメの絵はそう魅力的じゃなかったよ。
過去の全てが今の全て
本当のことは過去にしかない
謎のシンクロだよね……
795 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/21(土) 17:44:46.50 ID:DbNxgaEM
>>788 「五蘊」てなんて読むの?
ワープロで書けばどんなに難しい字でも、漢字になるけど
一般的に読める漢字で書いてくれ。
>>795 「ごうん」と読むのだが、これをそのままひらがなで書くとより意味不明になる。
「五蘊」をコピペして検索すればいい。
>>793 それって外国の人のゼスチャーが好きってことかもね
日本人キャラがディズニーアニメの動きをしたら違和感があると思う
ちなみに監督がアン以降、日本を舞台とした作品しか作らないのは
そういった体のしぐさ、口の動きなどへの拘りが理由の一つだと語っているね
俺の好みではかぐや姫に登場するキャラクターの動きが凄く魅力的に思えて
逆にディズニーアニメの動きに「凄いな」以外の魅力は感じないな
2月のベルリン映画祭には出品するの?
ももへの手紙とか、和製ディズニーって感じがしたな。
昔のディズニー映画に生々しさを使いした感じ
>>787 おもしろくないって思ってる時点で君にとって教材になってないわけだな
というか教材にしか見えないって言ってる時点で見下してるわな
>>787 深くなってんのこれ?
一つの解釈としてはありだと思うけど、わりと皮相的な要素を足しただけのような。
>>788 何を指して五蘊と言ってるのかわからないけど、かぐや姫って大した経験もしてないような。
自分のせいで男が死ぬなんて経験そうそうできないだろ
交通事故の加害者側と同じだわな
いろんな人に求婚されるなんてなかなかない経験
>>801 私は勉強したくてお金払って映画館行ったわけじゃないからね
>>793 人物と背景が解け合うようにしてアメーバのように動く感じが凄いと思うけどね。
あともうひとつ言うと、極めて音楽的な映像表現なんだよ。どういうことかと
いうと、音に合わせて線そのものが躍動する。かっこ良く言えば、
線という無数のバイオリンの弦が一斉に振動するような映像。おそらく、
これは高畑監督も当初想定してなかった効果じゃないかと思うな。
>>798 同感。
アンも十分すばらしかったのだけど、
「火垂るの墓」の、昭和初期の日本人の仕草をしっかり描いたことには感動したし、
今回も平安時代の人々の所作にはずいぶんなこだわりを感じられたよ。
一枚一枚の絵も凄いけど、これが動くんだから凄すぎる。
かぐや姫の絵コンテだが表情や演技に対する指示が多彩で複雑
例えば「さびしいが感情はうまく流れない固い表情」とか
「胸一杯だが現実にここに居る相手=捨丸に対して反応しているというより自己陶酔的に息を吸って」とか
他のジブリの絵コンテではうれしい、喜ぶ、びっくりするみたいな簡単な指示が多い
駿の場合は自分で直してるから細かい指示はいらないのかもしれないが
かぐや姫の繊細な感情表現は抜群だった
帝に、後ろから抱きすくめられた時の
かぐや姫の顔の、表情が凄かったな。
アニメであそこまで表現できるとは。
>>807 同感です。私の場合はよくわからないけど動くとすごいぞ、という驚きでした。
これまで1枚絵の方にはそれほど見入っていなかったのですが、
パンフレットが悪い(作った方、すいませんw)と気づきました。
パンフレットに掲載されている1枚絵は、映画での画面そのままではなく、
上や左右をカットしたものになっています。映画でアップを意図した場面では
ないのに人工的なアップになってるんです。なんか違う、と感じてました。
パンフレットの9,10ページ見開きのうつむく姫も上と左右が切られてます。
ところが、ネットでのマスコミ記事や雑誌での写真だとカットしていない写真が
ほとんどです。そちらは素晴らしいです。
映画のように引きでみるのが良いと思うのです。絵巻物みたいに観賞したいのです。
今は、カットされていない絵を見つけては見とれてますw
813 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/21(土) 21:00:30.96 ID:+pnch879
全部けいおんみたいな絵でキャラ書けばよかったのに
あーあ
>>814 ないよね。
帝の結婚なんて完全な政治問題で、
美人かどうかなんて関係ないし、
無尽蔵に金を出す翁、竹から生まれたこの世のものとも思われぬ美女という
要素でもなければわざわざ帝が赴くことなどない。
たまにでも月を実際に見ている人かどうかで、この映画の印象はだいぶ違うかも
しれない。この映画での月の描き方は他のアニメと違って明るさがリアルです。
かなり眩しく描かれてます。人間はまぶしいものから目をそらしがちなので、
映画館内で眩しい月が映ると無意識にそこから視点を逸らします。
ですが月を見慣れている人や都会以外で生活している人は、それが普通なので
月だと気づきます。あんなに大きく月が描かれてたのに気付かなかったの?と
言われてしまう人が出る理由はこれではないでしょうか。
中空に見える満月は眩しいくらいが正解で、ウサギの模様まで見えてしまうのは
じっと見つめて目が慣れてからです。
后と妾は違うで
やっぱこのかぐや姫みたいな少女漫画のヒロインていないよ。
賢い美形ヒロインならもっと狡猾だったりしたたか。
純真無垢なヒロインの場合はドジだったり三枚目になる。
リアルリアル言ってる人は「宮崎監督のヒロインと比べたら」を入れ忘れてるよ
女に好かれる女キャラを作るのが上手いのは冨野監督かなわからんけど
少女漫画のヒロインはリアルだったの?
知らなかった…
まだ子供だったしなぁ
824 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/21(土) 22:48:26.79 ID:zB/6nQ4n
>>820 山岸凉子の天人唐草を思い出したな
あっちは捨丸がいなくて
月の代わりに狂気の国から迎えがくる
>>822 いや以前ここの人らが高畑の女がリアルとか
少女漫画のヒロインによくいるとか言ってたから
>>824 他の男は×で捨丸は◎なのがまずリアルじゃないから
捨丸がいないって点でかぐや姫とは全然違うね
やっぱ捨丸いらん
相当リアルだったともうけどなー
庶民の手仕事の描写とか驚愕のレベルじゃなかった?
そういう方向ではリアルだったよ 写実的に背景が書き込んであるとかを求める人は最初から見ないだろこれ
ぼくの地球を守って にシチュエーションが似てた
月から地球に憧れてたってところだけだけど。
あと生まれ変わり要素もあるね
くそ、誰だよガラガラとか言ったの
満席ではないが普通だったぞ
映画館多い地域だと空いてるのかな
貸切状態を期待していたのに…
セーラームーンを参考にしました
>>830 クリスマス前の週末で人出が多いからでしょ
公開1ヶ月記念カキコ
>>827 おれは、かぐや姫が髪を整えてピン留め
するシーンを見てリアルだなと思った。
絵コンテ集って監督自身の絵は見れるの?
>>828 あ、うんそれ
CMか何かで現在風の場面あったよね?
あれ何だったの?
探してみたら、あれ寝起きで牛車から外を見たシーンか
現代でパジャマのシーンだと思ってた
だから本編も転生したりとかそういうものがあるのかと思ったら
何にも無くて普通にかぐや姫で終わって
拍子抜けしたんだよね
>>837 かぐやが都に着いた時に牛車から外を見るシーン
カーテンに見えたのは御帳
ブラインドに見えたのは御簾
垂髪がストレートヘアに見え
粗衣がシャツに見えた
>>839 ごめん、かぐや姫、現代 CM とかでググってた
まさにそういう勘違いなんだけど
意図したミスリードなんだろうか?
>>835 女性的な仕草が色っぽい
満開の桜の下でクルクル回りながら両手を挙げるシーンで
袖が落ちて腕が見えるカットとかドキッとする
>>840 予告のワンカットだし意図はしてないと思う
それらがたまたまそう見えただけで
意図して無いのかなー
あの柔らかな朝の感じがすごく魅力的だったのだけど
実際は全く現代編は無かった残念
超絶豪華日本昔話リメイクで映像はすごかったけどね
ストーリーも落ちも知ってるんだよね日本人ならほとんどの人が
姫の内面が現代人だったよ
現代人かどうかなんてすごく難しい話だよ。
俺は50年前の農民を理解できる気がしない。
輪廻ネタやってくれても良かったと思うんだけど宗教色強くなるのは監督的にダメだったのかな
天人が地球を忌み嫌う理由とかもバックにある仏教ネタもっと押し出せば分かりやすかったろうに
最後来たラホツ?だっけ、パンチパーマみたいなの
あれって誰?如来?修行中なんだっけ?
そこらへんよく分からないけどまぁ仏教の偉い人的な人を
悪者っぽい感じにしたのはすごいなと思った
俗世間を捨てて聖人になったらもう人じゃねーよと
>>848 王とか言われると途端に権力的なものを感じてしまう
でも絵的にはあれ仏像だよね?
>>845 あなたのお爺さんも50年前には「近頃の若いもんは」って言われてましたよ
>>849 仏様が現れたけど「お〜」って思ったよね
あれ仏じゃなくてあくまで天人なんじゃないの
解脱していない存在
人間と違い長寿だし神通力も使えるがその対価として死ぬ間際は地獄の数倍の苦しみを味わう
ビジュアルが仏なのは、阿弥陀来迎に掛けたシャレだろう
天人の王だと絵的に唐服というか中国ぽくなっちゃうので和様な来迎図にしたのかなと思った
月世界に王がいるのなら阿弥陀さんは王のパシリに見えなくもないけど
富山の月世界好き
>>844 つーか、こうやんちゃで田舎娘な書かれ方をするのは創作じゃ珍しいよね。かぐや姫
最初から凛とした美しい女性として描かれるのが当然かと思い込んでた
>>810 アニメも漫画もロクに見たこと無いカスは黙ってろよ
>>841 桜のシーンも好きだし髪留めのシーンもいいな
俺は終盤のかぐや姫が琴を弾きながら髪のほつれをかきあげるシーンが好きだ
着物の袖が長くて指がちょっとしか見えないのが上品だしかわいい
全編にわたって着物と髪を使った演技がうっとりとする美しさで素晴らしすぎた
ちなみにあの時の姫の琴は最初よりかなり上手くなってるし
肌着一枚で崖をよじ登ってた女の子がこんなに優雅な女性に成長したのかと感慨深い
しかし姫の心は逆に悲しんでいるのもわかるからなんとも切ない
あと絵コンテ読んでて初めて知ったんだが
平安貴族にとって烏帽子を取るのは裸になると同じぐらい恥ずかしいことらしい
翁は何度も烏帽子を梁にぶつけてて貴族になりきれてない
たぶん心の底では自分も山の人間という意識があったんだろう
寝間の支度をと一人で張り切ってる時なんて頭をぶつけて烏帽子がとれてしまう
あとは石作皇子が北の方と面会した時も烏帽子がとれる
恥さらしなことをしてるからそれ相応の報いとして烏帽子がとれる演出にしたんだろうな
>>856 アニメと漫画しかみない、頭が悪い
お前に言われる筋合いはない。
お前その頭のわるさで、よく字が書けたな。
そこは、褒めて上げるよ
このアニメって富士山のシーンある?
薬を燃やすシーンは無いよ
お土産を渡すどころじゃなかったし
天女が帰って来るのを砂浜(三保の松原)で待ちわびる親子のシーンで
バックにちらっと見えたらしいが確認し忘れる
>>861 やっぱりないんだな
あそこで帝が燃やすのがいいんだがな
>>858 平安ヲタなんで、そういうところが読み取れるから面白かったよ。
貴公子が円座に座ってるとことか、
お召し物を従者や女童が整えてるところとか、
相模の所作は美しかったなあ…
なるほど、烏帽子の演出にも意味があるんだな
細かいねえ
おハゲのひとも烏帽子ってかぶったのかな
酷い夢落ちアニメという印象しかない。
公開前に別の映画を見に行ったとき、プロローグのDVDを劇場で配ってた。
姫が飛び出して行き倒れになるシーンがあってさ、あの後どうなるのか
気になって見に行ったら、無かった事になってるじゃん。
なんか騙された気分。
ああいうプロローグとやらのDVDを何故配ったのか理解できない。
>>840 意図したかはわからないけど、牛車内の絵を公開前に見た周りの人は同じ勘違いしてた。
映画館でも、このシーンで(壁に囲まれて生活する)現代になった?と思った。
その結果、一度現代に気持ちが戻され、TVのCM時間のようにお話に区切りがついた。
この辺が長く感じなかった1つかも。また、(現代に生きる)あなたのお話ですよ
と女性観客に言っているようにも取れた。
確かに夢落ちでないことに気付けない人には誤解させるよね。
もうちょっとだけ夢落ちでないことをわかりやすくした方が良かった。
富士山って三保の松原遠景以外に背景で見えてたカットがあったと思ったんだが忘れた
ちなみに「まんが日本昔話」の「かぐや姫」の回では(つべで動画見れるよ)
不老長寿の薬は両親に渡され悲嘆に暮れる二人によって燃やされている
尺の関係で端折ったのかも知れないけど
>>864 絵柄が柔らかい感じだけど寝殿造りとかかなり精密に描かれてたのですごくリアリティがあったね
そりゃ膨大な絵巻物を参考にしてるからな。
資料だけでも数千万使ったんじゃないの。
>>869 いまだにこんなアホな事いってる奴がいるんだな
登場人物にとっては夢落ちとかわらんし、過去改変も夢落ちと同じく糞シナリオなのに
あの来迎を見て「仏様を悪者にするなんて凄い」って考えにたどり着くのが逆に凄いわ。
>>873 気付かなかった馬鹿に配慮した表現にしてやったのに。
ジブリなら何でももれなく夢落ちなのか
>>875 気付けた俺かっこいいじゃなくて夢落ちと解釈しようが過去改変と解釈しようが大差ないんだよ
変なところにプライドもってんじゃねーよ
糞は糞なの
むしろ疾走の時は舞台裏の月を醸し出すのに一役買ってるし、
飛翔は捨丸とタケノコの別の道筋の再現→落胆の表れだろ
>>877 大差ないわけないだろw
月が常に姫を監視しているというのは基本的に重要な設定。
疾走シーンの月の様子は姫と月と関わりの伏線。
>>879 マジでいってんの?
その監視とやらの手法の話なのに
デウスエクスマキナ全肯定かよ
>>881 月が無関係で夢落ちとか言ってる馬鹿。
ならかぐや姫を竹林で見つけたのは翁の夢だな。全部夢落ちw
まーまーまーまー
もしも月による円環の理がなかったら
姫は雪の中で死んでいたのか
それとも誰かに助けられて、新しい人生を始めていたのか
あるいはなんだかんだで翁のところに戻ることになるか
しかし、月の監視によって3つの選択肢は全て否定されることになる
選択は許されないということだな
まぁ夢オチと解釈するのはないよ
そもそも、そこまで深く掘り下げる事じゃないっていう
>>882 いやデウスエクスマキナを認めるってのはそういう事なんだけど
過去改変やっちゃうような干渉的な神もどきのいる世界の登場人物は
自由意志のない操り人形、意味も価値もない機械の踊りってことになる
月の者にとっては地上の事など悪い夢でしかないんだろう
どうにでも変化させられるしぱっと記憶をせける
正直いうと現代編まだー?って飽きちゃってたけど
姫の激走シーンは良かった
なんて言うのか山で育って野性味があると言うより
獣の槍をもって髪を伸ばして疾走している潮みたいだったw
もののけ姫になりたかったかぐや姫
>>885 >自由意志のない操り人形、意味も価値もない機械の踊りってことになる
だから月人はそういうものだとわざわざ描いてるんだろうが
>>852 どっかの教義にある天人そのままでもないんじゃね。
なら来迎図まんまの画にはしないだろ。
たぶんその辺り適当に混ぜこぜ。
>>853 洒落ではなかろう。オリジナルのビジュアルコンセプトを打ち出せなかったから、
というか打ち出す気がなかったから、有名な絵を引き写しただけだろ。
>>858 そういうの、現代人にも何となくそれとわかるように演出しないと、ただの自己満足なんだけどな。
全ての要素を厳密に考証して、忠実に時代を再現する目的だったらまだしも。
まあわからなくてもいいところなのでは。
>>888 だからそういうシナリオは夢落ちと同じくらい糞だっていってんの
つーか、あれはただ動きのあるシーンが欲しい、迫力のあるシーンが欲しいって事で作ったんだろ
お前らだって100%わかってるくせに、自分に嘘ついて他人にあたるなよ
偏見よくない
実際に月の介入なんかもわからんけどな。
絵コンテにはその辺の説明してんの?
姫自身の能力なのかもしれないし。
まー、映画的には「こんなことしてどうなっちゃうの!?」と思わせといて全部リセットだから、
ある種安易なハッタリの夢落ちと言われても仕方ない部分もある。
登場人物がその仕組みを理解して抗うって話でもないし。
かぐや姫の行動は常にリセットされていると
>>892 月が死の世界という設定こそこのアニメのオリジナルかつ最大のポイントなのに全然わかってないのな。
いやいや、円環の理するとき
必ず月が出ていただろうが
898 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/22(日) 11:52:17.43 ID:PmPOm6to
>>828 ああ、やっぱり皆こう見えてたんだな
良かった自分がおかしいのかと思っていた
*4.0│*8.6│12.3│14.9│16.7│17.8│18.4│まどか(129)
*2.8│*7.9│11.1│13.4│かぐや姫(456)
おいおい
もののけ姫もナウシカも
記憶なくしてあっさり連れ去る「月」。
女童気持ち悪かったな。人じゃないみたいだった。
>>899 ほんっっとまどか厨ってどっこにでも現れるよな!
904 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/22(日) 13:28:01.58 ID:ACOPyVUd
はじまりの音楽からすでに涙目になった。
懐かしい感じと新しさと言葉には表せない感動だた。
>>903 同意。デフォルメは必要だけど、ああいう顔の方はおられる。
あごだって、アントニオ猪木はどうなるのか。
美男美女だけのアニメは(その意図がない限り)変だと思う。
906 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/22(日) 13:44:58.03 ID:PmPOm6to
学生も休みに入ったし
また人入りはじめるか
金熊取れたら話題にもなるだろうが
ないか
昨日のスーパーレイトショーはそこそこ入ってた。
カップルが多いかな。
そもそも海外上映するの?できるの?っていう
ヨーロッパ方面ではハイジやアンの監督ですよって宣伝すれば話題になるかもしれないが
>>909 海外でアニメ人気作ランキングを取ると火垂るの墓が必ずベストテンには入ってるし
ディズニーが協力するし、配給に関しては問題ない
あとはベネチアとかで箔がつけば
絵コンテ集で津島佑子が書いてたが確かにかぐや姫はブリュンヒルデに似ている。
ポニョと姉妹だったのか。
>>830 バカだなアンチの言う事間にうけるなよ…新宿渋谷も1時間前には満席だ
かぐや姫の場合、劇場公開が終わっても
ソフト化、TV放送を経て徐々に徐々に評価が高まっていくタイプの作品だと思ってる
虫って蛇のことでもあるのか。
まむしだもんなあ。
916 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/22(日) 15:18:22.58 ID:jrwO7fBM
>>914 高畑版の方がずっと原典に忠実だったんだ…
宝物は翁が持ってくるように言ってるし、光る扇と色紙ってなんだよ
求婚者たちも龍の首の珠持ってくるし誰も死んでないし
帝に至っては跡形もないな
>>914 虫プロ系のスタッフっだったんだな
演出の人は杉井ギサブロー版源氏物語にも関わってたんだ
って、林静一デザインのロン毛にピアスのやつかw
あれも今だったらスレが荒れそうだな
>>915 虫は龍のような細長い生き物のことをいう。
昆虫の場合は蟲を使う。
わらべうたで虫と歌うところで蛇になってる。
コンテでは二匹のカエルはオス同士で間違って交尾しようとしたそうだ。
かぐや姫ヲタはまどかなんて眼中にないのに勝手にライバルにしようとしてるのは困ったものだ
興収なら風立ちぬの方がずっと多いんだから、風立ちぬを持ち出して馬鹿にすればいいのに
922 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/22(日) 17:57:15.01 ID:jrwO7fBM
小説原作モノのを得手にするという点で高畑と新房で比較するとおもしろいかも…?
いやハイジやアンと比べると物語シリーズなんぞ格が違いすぎるな
ユリイカの高畑インタビュー読んだら、やっぱりコピーのせいで本編を変えた
と言ってる。
「姫の犯した罪と罰」というセンセイショナルなるなコピーが出ちゃった。
しょうがないから、ちょっとチラシ裏に書いたり、本篇もそれで少し直した
ところがあります。
だと。
やはりユリイカのインタビューで、
「飛翔シーンはむろん男女の抱擁のつもりですよ」とあっさり認めてるし。
妻子捨てて駆け落ち→飛翔→墜落→「夢か…」「とうちゃ!」「おう」 帰りの牛車ガラガラ
の一連の流れは宮崎アニメへの最大限の皮肉と感じた
でも飛ぶところは後ろ暗いところがあるとはいえ映像も音楽も素晴らしいし好きなシーンです
もうひとつ、ユリイカのインタビューで炭焼きが木の再生の10年かかると
言っているが、「あれじつは10年よりもっと長いんですけどね。15年
とかだと思うんだけど、物語上あまり長くすると絶望的になりすぎるので
ごまかしています。」と言っている。
絵コンテでウリボウのところで姫には特殊な力があってウリボウが寄って
くるということを書いているので、捨丸にいちゃんも寄ってきたんだろう。
太陰暦の十年て太陽暦の十年より長いんだっけ短いんだっけ?
職場の若い人にアドバイスしたこと:
1.カップルでこの映画に行くのなら、本命と行くべき。男はもう逃げられなくなるからw
2.観る前に羽衣伝説と(知っていれば)映画「ひまわり」を思い出してもらっておく。
でも、若い人は「ひまわり」は観たことないだろうなぁ。曲は知ってるだろうけど。
今日2回目見てきた
気づいたこと
女童とネズミの皮持ってきた奴が同じ顔
捨て丸と、石なんとかのちっこい花持ってきた奴が、実は同じようなダメ男
かぐや姫の顔を見たのは御門と名付けのジジイだけ
ジジイは自分の宣伝をするために噂を広めただけかもしれないし、
御門も前評判と琴の音を聞いていて美人補正がかかっただけかもしれないので
実はかぐや姫はそれほどの美人ではないかもしれない・・・まぁどうでもいいところだが
捨丸との再会シーンで泣いて事後の賢者タイムで苦笑いする
妻の訝しげな目線にも
山田くんは自然描写があまりなかったけど
かぐや姫は里山や草木がすばらしく美しかった
着物の色使いもきれいだったしアニメと題材がぴったり
平家物語でもここまでうまくいかなかったと思う
933 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/22(日) 21:48:40.80 ID:8NCMMeUL
>>929 1.カップルでこの映画に行くのなら、本命と行くべき。男はもう逃げられなくなるからw
ありえねえよww
俺は何とも思わんかったわ
TOEICじゃあるまいし2時間とか長すぎんだよ
2.観る前に羽衣伝説と(知っていれば)
シャキッとコーンのはごろもフーズしか知らねえわ
映画「ひまわり」を思い出してもらっておく。
野原ひまわりかよww
でも、若い人は「ひまわり」は観たことないだろうなぁ。曲は知ってるだろうけど。
曲さえ知らねえよwwwww
しかし、かぐや姫でもこのヘビーっぷりだから
平家物語撮ってたら、どんな恐ろしい映画になったのやら・・・
>>933 ごめん。大笑いした。はぼろもフーズは知ってるんだ。
えと。アドバイスしたのは若い女性にです。
映画「ひまわり」(洋画)の曲は検索すると youtube にあります。
>>923 鈴木はなんか勘違いしちゃって自分は高畑宮アと並ぶジブリのクリエーターだと思ってる節がある
クリエーターとしてのセンスはないんだから出しゃばらないで欲しい
はごろもフーズ(株)の社名の由来は、やはり三保の松原の羽衣伝説から
みたいです。
>1987年(昭和62年)12月に現在の社名となった。
>「はごろも」は「天女の羽衣」で、平和と繁栄の象徴として採用された。
>創業地の清水市(現在の静岡市清水区)にある「三保の松原」は、
>天女の羽衣伝説で有名。
さすがに年末連休とあってかなりの入りになってるな
映画館によっては、既に明日の予約席が満杯に近くなってるところもある
口コミもあって、次第に客足が伸びるという状況になっている
そりゃ将来の国宝が完成した瞬間に立ち会えるんだからなあ。
見てきた
生きている手応えを感じなきゃいけなかったのにもう遅いみたいな感じのところでニートの俺号泣
>>936 若い女性だけどこれで逃げられなくなるような男居ないと思うわ
羽衣伝説はみんな知ってるでしょ
ひまわりは知らん
>>940 クリスマス特需じゃなくてロングランになればいいな
>>941 作品のクオリティは世界のアニメ史にのこると思う
そういう意味ではジブリ作品の随一で唯一かも知れない
「ひまわり」はちょっと違わない?
バッドエンドのネオロマンシチズムの流れではあるけどさ
ソフィア・ローレンはもっと能動的だったよ。
自分は「道」のほうを思い出したけど
清濁併せて愛おしいというピエロのメッセージ
>>937 それは同意
アニメージュ創刊とか、魔女宅をヒットさせたりとかの功績はあるけど
本気で勘違いしてる感が尋常じゃない
風立ちぬ予告冒頭のウザさが特に
やる気はあるけど頭が悪い(教養がない)って印象
でもドキュメンタリーとか見ると宮崎、高畑両監督からめっちゃ信頼されてるっぽくない?
949 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/23(月) 00:21:01.54 ID:7GHNyKRS
950 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/23(月) 00:50:14.51 ID:vD3m+yKP
>>914 なんだか、こっちの方がいいなぁ〜
高畑版のかぐや姫って、野生児みたいだし。
背景の自然描写も、人間の手が加えられた豊穣な田園って感じ。
ところが、こっちの方のかぐや姫は繊細。背景の自然は人間の
手が届かない、山奥の竹林原野って感じ。
正直高畑さんに期待したのは、アルプスの少女ハイジ日本版じゃ
なくて、簡素で美しい絵巻物が動くようなアニメかと思ったのに、
十二単衣は綺麗じゃなし、襖絵も印象に残らん。
どうせやるんなら、美術館にそのまま飾っても違和感ない
ようなアニメにして欲しかったな。
鈴木は山田にOK出したのはアレだが、故氏家の後ろ盾あるとはいえ大赤字覚悟でこれ作らせた功績は褒めたい
西村Pも尊敬に値する
でも予告とか売り方もうちょいどうにかんなかったのか…
前日に火垂るの墓→辛気臭いPVのコンボとか誰が観に行くねん
>>923 絵コンテ読むと本編のセリフのほうが若干わかりやすくなってるな
あと罪と罰についてはあくまでも月から見た罪と罰だからな
高畑としてはかぐや姫と地球を肯定することがテーマなんだから
映画を見ずに読むとかぐや姫が罪人みたいに誤解されかねないコピーはつらかったんだろう
罪と罰のプロットはすごく面白かったしこの映画を理解するためには重要だけどこれだけ切り取って作品のテーマみたいにするのはちょっと違うわな
>>925 抱擁!
(77年の人生で、はじめてこの字を書いたのではないかと思います)
さすがの高畑も照れかくし抜きには描けなかったシーンだ
赤子の追っている二匹のカエルがどっちもオスってどういう設定だよ。
┌(┌^o^)┐
>>954 カエルの鳴き声に抱接解除音というのがあるらしい
間違えて上に乗られたオスが怒って鳴く声
コンテには「クエックエッ」と書いてある
オスを捕まえて軽く握るとこの声で鳴くらしい
昔のカエルを捕まえて遊んでた世代には懐かしい響きなんだろうか
それともかぐや姫にとって男女の巡り合わせがうまくいかない事の暗示とか
貝の絵合わせが割れるシーンは象徴的だけどカエルのところも同じ意味なのかも
清太もカエルを捕まえてたし高畑もカエルが好きなんだろう
日本サイコの物語
ハイジ+アン+火垂るの墓
って感じだった
あの飛翔シーンはHしてるのをアニメ的にぼかして表現したってことなんですかね?あほな質問ですみません。
フロイトの夢判断でも男女で飛ぶ夢はセックスの象徴だし100パーそうだと思う
純粋な童心帰りの描写としてみてもいいんじゃないですかね(ニッコリ
♪まわれ まわれ まわれよ 水車まわれ
ってなんか聞いたことある節だなあと思ってたんだが「こきりこ節」ではなかろうか
伝承された日本最古の民踊として音楽の教科書にも載ってるからわりとメジャーかも知れない
田楽がルーツとされていて田楽は映画にも出て来てたから作曲のイメージになったかも
♪まわって お日さん 呼んでこい
ここは♪バケツのお日さんつかまえた を思い出さずにはいられないw
セックスのことばかり考えてる人はフロイト的には「性器期」なんですかねえ?
ノベライズによるとジャンプしてから落ちるまでが恋愛感情で
それから空を飛んでるところはもっと広い生きる喜び全部を表現したシーン
高畑的には生きる喜びにアクセントがあるが脚本家の意向もふまえて男女の愛としても意味も込めたらしい
まああのシーンの凄さはその2つだけじゃなくかぐや姫が転落していくところと直後の現実に突き落とされる描写
ジブリであんな展開はまず見たことがない
それと性に関してはテーマ的にやはりああいう描き方でよかったと思う
月人はおそらく性を超越してて男女の営みを汚れだと思ってるけど
地球にとっては性がなければ命もないわけだし地球の生命を肯定するなら性も肯定しないといけない
純愛みたいなプラトニックなものではそれ以外の愛を汚らしいものとして否定してしまうことになる
この映画は逆に地球の命の強い肯定の証として不条理な性そのものである不倫を描いたんだと思う
危うくはあるけどラディカルで強烈なシーンになった
>>962 四七抜き音階なので似た日本の歌は多い。
コンテで平仮名に♭フラット記号付けててワロタ。
966 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/23(月) 04:56:42.76 ID:jEABlOe7
捨丸との駆け落ちもラストの決めゼリフも月に邪魔されるかぐや姫ちゃん不憫かわいい
世界一冷酷なアニメ監督だ
捨丸との飛翔からかぐや姫が落ちていくところは、頭からではなく足から
落ちていくんだよな。あそこの演出がいいね。夢の世界って感じだし優しい
演出だ。あと、かぐや姫が落ちた後の水柱が中央ではなく右寄りから上がる。
西洋絵画だったら中央だけど東洋の場合は左右対称を避けるのだ
968 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/23(月) 07:30:06.08 ID:kIloQ9QF
観てきたけどよかった
自分がこの地で再び生まれてきたのは自然と愛することを享受する為だ!
っていうのは
ジブリのドキュメンタリー映画の夢と狂気の王国で宮崎駿が高畑について話してた
「パクさん(高畑)は戦後3日3晩家を渡り歩いたけど米粒ひとつ貰えなかった経験をしてる」
と言ってたけど
高畑はやっぱり宮崎とくらべて人間の業というか罪と罰みたいなものに
深く触れてしまった人なんだろうな
「いいアニメを作るのはその人間の人生経験に懸かってる」という宮崎が
パクさんだけは超えられないと思ってるのもそういうところが関係してそう
なんにせよ高畑監督、最高の映画でした
また観たくなってきたw
>>950 美術館行ったことあるのか?
このアニメは美術館にそのまま飾っても相当ハイレベルだぞ。
970 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/23(月) 08:07:51.81 ID:WkMfJpOE
単なる娯楽映画ではないことは確か
娯楽期待してた人の評価が微妙なのはそのせいかな
>>962 ばか野郎
イメージかじゃりン子チエに置き換わっちまったじゃねーか
翁=お爺??テツだな
>>970 説明されないと解らない部分が多くてなんかモヤモヤするんだな
>>965 ヨナ抜きでひとくくりにしちゃうのもどうかと
>>973 音階が5音しかないから12音階に慣れた現代人には似てると思うものが多いのは仕方がない。
観て来た。
日本アニメ映画史上最高峰の「映画」と言ってもいいと思う。風立ちぬと同日公開じゃなくって良かった。
風立ちぬも傑作ではあるけど、このかぐや姫と並べると「映画」としては色褪せて見えてしまうな。
>>962 おれもバケツのお日さんつかまえたを思い出した。
そういう意味でも高畑さんの集大成
>>976 最後の最後で2人の作風の違いがモロに出たね
風立ちぬは「自分にしか興味無い傲慢な天才」が完全に開き直ってエゴイストな所までさらけだした個人映画の傑作だったけど
かぐや姫はもう、老境の域に差し掛かった監督がありとあらゆる全てを受け止めたような懐の深さがある
風立ちぬもとても好きだが、かぐやを見た後は、
「こっちの方がいい。風立ちぬを超えた」と思った
感情を揺り動かされたのと、映画としての深さがすごいと思ったんだよね
だが今は、自分の中でまた風立ちぬが盛り返してきてるかな…
キャラの魅力とか、創造についての問答とか、背景絵とか、(3Dより墨絵風より「セル画+ジブリ風背景絵」つまり普通の2Dアニメが最も好み)
あと恋愛の描写が 風の方が好みだから「好み」でいうと
風の方かなと
…でも拮抗してる どっちを自分的今年1位にするかはすごく悩む
マーニーもあるし半年ごとにジブリが観れるようになるとは。
かなり商売っ気出してきたな。
ゲド戦記作り直してほしい
次スレそろそろ誰か立てて
絵コンテの字がよく読めないんだけどマクワウリ二人で食ってるところは胎内感かな。
西村Pによると2人で罪を犯して連帯感を出したかったそうだ。
そういやウリを盗んだ罰を受けてないよね
>>978 ラストに関しては、いくつか思うことがある。
振り返るべきだったのか否か。
振り返ったから、この映画のテーマが凄く強くなったので、あのカットは必要だったと思うのだが、振り返らずに終わったらどうだったんだろう。
俺の中では、振り返ってくれてよかったと思う反面、振り返らない圧倒的的な虚無感も欲する部分が僅かでもあるんだよね。
かなりあの1カットは重要。
主題歌につながる分、振り返ってよかったと自分は思ってる
あの振り返りがあって、ラストの赤ちゃんで
また次のかぐや姫が現れるだろう、に繋がる
コンテ読んでて爆笑。
姫が初潮で浮かない顔をしているシーンのコンテ。
「しょんぼりしているようにみえる。(普段なら、”あら大丈夫よ、
私、ちゃんと姫君メニューはこなしてるわ”とくるはずなのに)
姫君メニューかよw
おうながおきなに耳打ちしたのは「無事女のしるしがはじまりましたよ」
また琴と筝の違いの解説があり、姫が琴を弾くところでは「当時には
あり得ないリズムの良い音楽を奏する」と書いてある。
生身の人が道具も使わずに空を飛ぶとか、観客をバカにしている
夢オチだけでは物足りなかったのか?
>>985 振り返るシーンは高畑もかなり気持ちを込めてる
「地球はガイアだ。テラだ。判読不明。水の惑星だ。」
高畑は冷酷な人間みたいに言われることもあるが
地球の命を無条件で肯定するような強い情熱を感じた
>>968 夢と狂気見たが駿は高畑とは反対に戦時中に助けを求める親子を見捨てたのがトラウマになってたみたいだな
加害者意識と罪業感が根にあるから呪われた夢としての風立ちぬが生まれたのかもしれない
高畑の場合は逆に焼け野原の体験で人生の過酷さとそれでも生きていることの素晴らしさを感じたのかもしれない
高畑映画が表面上は残酷な描写があるけど基調としてはただ生きているだけでも十分なんだというケセラセラの人生賛歌がある
月の罰の残酷さと望んだようには生きられなかったかぐや姫の生を肯定した優しい眼差しはまさに高畑映画の真骨頂だと思った
うめ
埋め
産め
1000
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。