・スタッフ
監督・原案・脚本: 高畑勲 プロデューサー: 西村義明
原作: 「竹取物語」 製作: 氏家齊一郎
脚本: 坂口理子 美術: 男鹿和雄
人物造形・作画設計: 田辺修 作画監督: 小西賢一
作画: 橋本晋治 音楽: 久石譲
濱田高行 主題歌: 「いのちの記憶」
安藤雅司 二階堂和美
山口明子 劇中歌:「わらべ唄」「天女の歌」
他 高畑勲、坂口理子
・キャスト
かぐや姫: 朝倉あき 捨丸: 高良健吾
翁: 地井武男 媼・語り: 宮本信子
相模: 高畑淳子 女童: 田畑智子
斎部秋田 立川志の輔 石作皇子: 上川隆也
阿部右大臣: 伊集院光 大伴大納言: 宇崎竜童
御門: 中村七之助 車持皇子: 橋爪功
北の方: 朝丘夢路 炭焼きの老人: 仲代達矢
石上中納言: 古城環
・キャッチコピー
この地で、ひとりの女性が生きた。
笑い、泣き、喜び、怒り、その短い生の一瞬一瞬に
いのちの輝きを求めて。
数ある星の中から、彼女はなぜ地球を選んだのか。
この地で何を思い、なぜ月へ去らねばならなかったのか。
姫が犯した罪とは、そして罰とはいったい何だったのか――。
日本最古の物語文学「竹取物語」に隠された人間・かぐや姫の真実の物語。
姫の犯した罪と罰。
ジブリヒロイン史上、最高の”絶世の美女”が誕生。
Q.夢落ち2回って都合よすぎだろ?
A.あれは夢落ちではない
疾走シーンの後貝が割れていたことからもわかる
月はかぐや姫を監視していてどちらのシーンでも月が巨大化して激おこ状態になってる
姫が月に背き取り返しのつかない事態になったため飛天(クリオネ)の力で時間を操作し無理やり月のシナリオに連れ戻した
Q.回想シーンの月のおばさんと海辺の親子は誰?
A.静岡県にある三保の松原に伝わる羽衣伝説
海辺に松があり富士山が遠景に見えることから特定できる
羽衣を松にひっかけて帰れなくなった天女と人間の男が結ばれる物語
竹取物語の前日談としての羽衣伝説という位置付け
この天女が覚えていた地球の歌をかぐや姫が聞いてしまったのがすべての始まり
Q.あの小さくて可愛らしいお付きの者はなにもの?
A.女童(めのわらわ)
主人の身の回りのお世話をする侍女見習いの女の子
初期設定では名前はウメだった
お迎えのシーンでわらべ唄を歌っていたのは子供や動物には天人の音楽が効かないからか
Q.花見のシーンでかぐや姫がすぐ帰ってしまったのはなぜ?
A.子供とぶつかって里山のことを思い出してしまい、山の人間ではなく都で高貴の姫君として生きねばならない現実を思い知ったから
桜を見ることができても里山にはもう帰ることはできない、野山の風景を好きになるほどそこから引き離される寂しさに耐えきれなくなった
良レビュー
自分の人生を投影できれば見えてくるものが
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id344585/rid793/p1/s0/c1/
Q.石作皇子の求婚シーンでかぐや姫の代わりに座ってた女は誰?
A.石作皇子の妻である北の方。かぐや姫を嫁に迎えるつもりで屋敷から追い出された。
その腹いせにかぐや姫と入れ替わって石作皇子を驚かせた。
「『かぐや姫の物語』の、女の物語」の解釈は間違い。
もうちょっといい脚本家を使うべきだったわ
まあ結局パヤオは作家で高畑は違ったってことだな
悪いことって何だろうな?
基本的に社会規範、道徳規範てものはその時代、その空気の中にしか存在しないものだから
タイムスリップして来たかのような「外の人間」にわかる由も無いとも思うのだが
月に帰るって打ち明けた時じいさんが「おしめを変えたこともある」って号泣してたが
小さい頃しり丸出しだったがなw
平安時代からむつきという赤子用の肌着やふんどしが使われてたらしいな
現代のパンパースみたいなのとはかなり違うだろうけど
翁の気持ちが現代の親と同じということはわかった
はよBD版発売して
かぐや姫の場合は何も悪いことをしていない。
けれども悪い方向に行ってしまったという無意識な悪があったというだけ。
・・・・ダメだ。ただひたすらに悲惨な物語だ・・・
「かぐや姫の物語」を「下妻物語」のポジションにしてみる
かぐや姫→桃子
捨丸→イチゴ
翁→桃子の父
おうな→桃子の祖母
女童→磯部社長
Mtime
『輝夜姫物語』 "The Tale of Princess Kaguya" :9.1
http://movie.mtime.com/122499/ (中国語)
比較
千尋:8.4
ハウル:8.4
ポニョ:8.1
中国人にも好評のようだ
アジア全体に同じような民話が残ってるし仏教も共通だから伝わりやすいのかも
>>8 ええ〜〜〜〜〜ッ!
あ、いや、工作か、荒らしか。あぁびっくりしたww
>アジア全体に同じような民話が残ってるし仏教も共通だから伝わりやすいのかも
うーん…
月に帰った後のかぐや姫を待ち構えてる運命悲惨すぎるだろ…凹んだわ
天人五衰って…地獄の何倍も苦しい思いしなくちゃなんないなんて…
でもこれ乗り越えればまた地球に転生できて、捨丸との生まれ変わりと結ばれるかもしれないのか
どうせならそこまで描いてくれたらよかったのに
>>13 むつきっておむつのことだよ
おむつき→おむつ
>>23 仏教知識が全然ないから勝手にとんちんかんな解釈してわ
調べるきっかけをくれてありがとう
捨丸にはそのたびに妻子がいるけどな。
普通にかぐやの行く先は涅槃とかあの世って解釈してたけど
テンプレにある通り素直に天界ってことでいいんだよね
仏教disかよと思ってたけどむしろ仏教の教え礼賛した内容だったでござる
必死で探しましたとさ。
月に帰ってもウサギくらいしかいないんだろうなあ
30 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/10(火) 22:35:02.73 ID:3RiZjfD0
まあでも
捨丸と一緒になっていても
結局月に帰ったと思う・・子供つれてwww
うさぎとか山にいた頃は食ってたんかなw
ごめん、
>>21は見当違いなレビューなのかな
みんなスルーしてる
おれは好きだったんだ・・・
>>27 涅槃だとそもそも罪を犯すことがありえないし天女が老けていたのも矛盾するからね
天人なら煩悩が0ではないし歌を覚えてるくらいならありうる
かぐや姫は地球で苦しんだ分他の天人とはちがって天人五衰を経験せずに地球に帰ってきてほしい
その時は本当に幸せになれるかもしれない
この映画は人類の新たなる叙事詩だ
35 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/10(火) 23:13:29.65 ID:fVSFAmBB
コレ刺激的な物語ばかり見ている最近の人には退屈ではないのかな?
かぐや姫が戯れに天変地異を起こして生き物を殺しても何とも思わないような存在で
自分が殺した存在がどういう物か分からせる為に地上に落とされ、理解して愛しく思うようになって
罰として引き離される・・・
そんな話を期待してた
今日やっと観てきた
冒頭から作画に圧倒されたし見終わったら皆可哀想すぎて泣いてしまったわ
解釈とかスレ読まずで行ったから捨丸嫁の表情とか見忘れた悔しい
飛翔シーン、「水よ土よわたくしを受けいれて!」毎回泣いてしまう。。
公式サイトすら見ず、風立ちぬの予告編だけの情報で見に行った
・・・レベル99まんが日本昔ばなしを見たような気分
面白かったけど、いろいろ深読みもできるみたいだな
パンフも買わなかったけど、もうちょっと考察読んだりしてまた見にいってみようか
深読みもなにも高畑自身の企画書がばらまかれているから
捨て丸嫁は完全にモブキャラのテンテン目で表情ってほどの表情もなかったような
うさぎ美味しい彼の山
タケノコとはなんだ!!
姫だ!ひぃ〜めっ!
最近のジブリは「ドヤァ」が多くていやらしい
観てきた。
本日の最終回で12〜3人ぐらい入ってた。
途中までは文句無く面白かったけど、
月からの迎えが来る云々のくだりから、やけに性急にまとめに入ってる気がした。
それまでの非常に丁寧な描写と比べると、ちょっと雑で、かぐや姫が自分の気持ちをペラペラ喋って
説明セリフで話が進んでた。
脚本の元は3時間あったらしいけど、このへんが摘まれちゃった部分なのかなあ。
で、そんな終盤でも捨丸飛行シーンはやけに尺を取ってたが、山人の彼と一緒になっとけば幸せになれたかも!って
億面言わせちゃうのは、さすがの共産感というか原始共産主義への憧憬といおうか、
おもひでぽろぽろでこういうの見た見たwとちょっとニヤリとした。
相変わらずやねー。
ほかにも天神の来迎がぽんぽこの百鬼夜行や補陀落渡海(をスケールダウンさせた)な感じだったり、
天然自然を取り戻そうと山へ何度も戻るハイジっぽいとこがあったり、
全体的に高畑作品のエッセンスがあちこちに詰まってて、そういう意味で集大成的作品ではあると思う。
それぞれが全盛期と較べて薄味にはなっているけども。
結論としては、7:3で面白い、そんな映画。
見終わって電車乗って帰りながら思ったのは、高畑勲っては実は映画は向いてなくてテレビの人なのかもしれない。
元の脚本3時間ということは、25分×12=180分、つまり1クールのアニメだったらかぐや姫は傑作になれた。
高畑ってテレビシリーズは傑作ぞろいだけど、映画の方は火垂る以外どれも当たらない。
算数苦手?
この映画は好きだけど1クールのアニメだったら間違いなく切ってるw
絶対途中で飽きる
>>46 あ、300分だ(てへ
じゃあ、15分アニメで12本でどや。
元は3時間もあったのか。現時点でも長いと思ったのにwww
>>17 風立ちぬ9.2って時点で信憑性が…
てかなんで往年の名作が8点台なのに風立ちぬだけがそんなに
切ったら絶対最後まで見ない。
映画館で逃げられない状況だから見ただけで。
しかし自然志向を共産主義と結びつける発想はどこから来るんだろうね。
ソビエトはいちはやく工業化のための五ヵ年計画を作って成功し、農業から
工業への移行を推進した国だよ。それを日本が政府主導で真似た。
ソ連と言えば宇宙・航空産業が非常に発達した国。
つか、ソ連が進んだ道が正しい共産主義への道と決まってるわけでもないし
中国だって農民をいじめて工業化を急がせているし、共産主義者全般に自然志向
傾向があるわけがない。
>>50 まだ見た人が少ないんだろ
ソフト化されてないんで流出もしてないだろうし(映画直撮り以外)
観客が増えれば平均は下がる
うむ、共産主義者が必ずしもソヴィエトや中国や北の政体を理想とするとは限らない。
高畑さんの共産主義はもっと原理主義というか、統治の方法論としての共産体制には別に興味無くて、
もっと純粋共産主義者って感じ。
ソ連や中国は自称共産主義を目指すと言ってただけだろ
あくまで自称だw
んな仮定の話されてもな
これは1クールアニメじゃなくて1本の映画だし、
別に映画館でも、つまらなかったら途中退場してもいいし
むしろ国粋主義的な日本共産党(北千島まで領土主張してるし)とか
伝統景観保存派の宮崎・高畑が共産主義者としては異常だろ。気づけよ。
結構泣いたって感想を見るけども、泣くまではいかなかったかなー。
他人が押し付ける幸福が自分にとっての幸福とは限らない、というすごく残酷な話だなと思ったけれども、
そこまで可哀想に思えなかったのは、媼(おうな、でいいんだっけ?)の存在があるから。
社会の代弁者である翁との対比なんだろうけど、媼の方はすげー理解者だよね。
常に慰めてくれる媼が近くにいる、っていう一点がフォローになってるというか、かぐや姫がそこまで可哀想に見えなかった理由。
ただその媼も翁に逆らえない時点で、真の理解者ではないということなのかもしれないけど。
かぐや姫の求めた理想の人生って、実は、竹取の翁と穏やかに暮らしてた媼よね。
若いか、挫折したことないくらい優秀か
ソ連や中国の社会主義を信奉してるような化石がまだいるとは思わなかった
気づけよだってw
もし、自然志向=原始共産主義だったとしても(個人的には違うと思うけど)
>山人の彼と一緒になっとけば幸せになれたかも!
のシーン前後で捨丸妻子ありをガッツリ見せてるんだから
原始共産主義への憧憬では無い気がする
捨丸を共有財産としてだな
>>61 アフォか「伝統景観を守れ!」っていう宮崎・高畑の主張は言葉の定義
からして「保守」って言うんだよ、日本語ではな。
この物語の語り自体が媼(の宮本信子さん)なんだよな
翁と違って、媼はかぐや姫にどうして欲しいか、自分の意見や考えは一切言わない(出てこない)
ただただ、かぐや姫を慰めて逃げ込める場所になってる
なんか、媼の存在がすげー気になった
こんな感想、俺だけかもだけど
>>62 〜だったら良かったのに、というのはまさに憧憬じゃないか。
現実は、原始共産制なんてのが夢物語なのは分かってはいても、そうであったらとメッセージを発することは別に悪いことではない。
銀魂 (127scr)
2.8→6.5→9.5→11.6→13.2→14.4→15.6 (最終16.8億)
けいおん! (139scr)
3.2→6.9→9.4→11.4→13.3→14.4→15.1→15.6→16.0→16.3→16.5→16.7(最終19億)
エヴァ序(85scr)
2.8→7.3→10.4→12.9→14.7→16.1→17.0→17.5(最終20億)
まどか(129scr)
4.0→8.6→12.3→14.9→16.7→17.8
かぐや姫(456scr)
2.8→8.0
456スクリーンならガラガラのとこもあるかもしれん。
好きな人は何度も見に行ったらいいと思う。ちょっとした贅沢できる。
>>62 この話が
>>7のレヴューの「女の物語」だとすると
もしも帝のセクハラをうまくかわして、月にSOSを出さず
山に戻って捨丸と一緒になる=大人の女性の一歩を踏み出す、としても
次のミッションは女の敵は女ということなのかな?とか思った。嫁子
私はひとりで見にいってすっごい泣いた。捨丸との飛翔で涙腺崩壊だった。
たまたまとなりに座ってた白髪の紳士はひたすら貧乏ゆすりしてた。
>>65 原始共産制なんて高畑は考えてないから。
柳川堀割物語見ろ。
巨大な人工運河を賛美している話。
当時は雑婚だから、ことさら不倫ってこともないんだが
津山三十人殺しの村なんかもそうだったし、ごくごく最近まで田舎はそうだった
>>64 キリがないから勝手に吠えてればいいよ、化石オヤジw
お前は動物農場でも読んでろ
パヤオのアレよりも映画としての完成度高かったな。
>>70 夜這いの風習があって、お腹の父親が誰だか分からなくても、女に指名権があって、この人が父親と言えばそうなったんだってな
絶世の美女予定の赤ちゃんが突然、庶民の老夫婦の元に預けられた。
美女をめぐって人間の欲望が巻き起こす騒動を描いた作品。
まあ、ぶっちゃけ「もしアルプスの少女ハイジが美女だったら」という物語。
不倫にこだわるのは作品を理解できたか怪しい
ジブリでここまで深く内面の葛藤を描いた映画は初めて
かぐや姫の表情を見てるだけで緊張感に胸が張り裂けそうになる
ジブリに高畑がいてくれてよかった
アニメで人間を描くという意味では極致に達した
>>65 兄ちゃんだったら良かったのにと憧れた男は立派な男なんかじゃなく求婚貴族達とどっこいどっこい
里に居れたら良かったのにと憧れた生活は窃盗しボコられる貧しさもはらんだもの
っていうのをあれだけあからさまに見せているから、憧憬とは違うと思うの。
あと、前スレあたりで言われてたけど、姫が想ってるのは里じゃなく皆で過ごした子供時代なんだよね
里だの自然だのはミスリードで、観客には姫がもし里にいてもきっと姫が想像するような未来は無かった、
いつか月に助けを求めただろうってのが想像出来るように描いてる
作品中の姫は里を美化しているが、作品自体は決して里を美化していない
都も里も清濁をきちんと描いている
あの台詞に込められてるのは主義主張なんかじゃなく、姫に幸せなゴールなんかない
観客に姫の人生が「罰」であることを感じさせる、美しく且つ残酷なシーンだと思うけどね
我々の人生も罰かもしれんが
竹から黄金が出てこないのはどういうわけだ。
小さい頃は神様がいて不思議と夢を叶えてくれた
まさにこれ
>>68 おまおれ。おそこ思い出すだけで涙腺が。。
>>81 「大納言さまは本当に〜流石もののふ」
というセリフから話が変わり吹き出しが出て「石作皇子さまは北の方を追い出し御屋敷も建て替えているそうです」というセリフでもわかるように石作皇子で正解。
84 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/11(水) 05:54:50.62 ID:XsYdbAn6
飛翔シーンの最後のかぐや姫の切実に訴えるような声がいいよね
この地に生きる幸せと喜びをもう少しだけどうか
もっと強く抱いて離さないでって台詞
全体的に朝倉さんの演技はすんごく良かったんだけどあそこが群を抜いてよかった気がする
演技なら風立ちぬの菜穂子の方が好みなんだが、あれもパクさんのチョイスであった
静かで儚げな雰囲気の中にも強い意志を秘めてる女性を見事に演じていて、さしずめこれは島本須美の再来だ!と思った
一方パヤオは主演に庵野を抜擢しましたとさ
俺もぼーっと聞いてたから大伴の大納言が北の方を追い出したように聞こえたわ
もう一回行って確かめて来よう
俺も女童は大伴大納言が北の方追い出したとしか言ってなかった気がするが
いずれにせよあのブスが石作皇子の(元?)北の方なのは確かだが
あとやたら風立ちぬdisらないと気が済まないみたいな奴多いけど
人の業なんたらいうものなら風立ちぬの方が濃密にぶち込んであると思うぞ
最初観たとき自分がなんで泣いてるのかワカランし説明出来んかったもんな
その点かぐや姫は見せ場がハッキリしてて解りやすいから
観た人の感想もなんだかあっさりしたものになりがちなんだな
実際には、北の方を追い出すなんて
出来なかっただろうけどなあ…
皇子は年若いし、北の方の実家はパトロンみたいなもの。
内親王でもいただくのならともかく、
どこの馬の骨かもしれない女のために…
こっちもこっちで捨丸と都と月とかの描き方が一辺倒な対立構造でなく、かなりひねくれて複雑に感じたが
テーマ的には夢という甘美な響きに潜む負の面を描きだそうとした風の方が興味深いんだが
結局人物描写としては綺麗なところしか描かなかったのがマイナス
そういう作品なんだと言われればそれまでだが(「綺麗なところだけ見せたかったのね」ってセリフからしてもろそういう意図なんだろうが)
清濁併せ呑んでも生きろというメッセージはかぐやの方がよりよく伝わった
風立ちぬは批評読んでると、クリエーター気質の人の業というか自己愛には
ものすごく強く訴えかける映画なんだろうなと思う
風立ちぬなんて映画学校の生徒のつくった映画のストーリーテリング力にも劣るクソ映画ですよ。
しょせん宮崎なんてのはストーリーテラーの能力では、高畑の足元にもおよんでいなかったということですね。
宮崎の映画がわからなかったのが悔しいんだな。ボクちゃんに楽しめる作品作ってよーってか。
>>71 動物農場はジブリがアニメ発売してるだろw
お前誤解し過ぎw
甲乙つけがたいよ。只、一つ言えるのは同時上映で観たかったという事。
先発、風立ちぬで後発かぐや姫だったらヤバかっただろうな
風立ちぬは映画じゃなくて宮崎さんが自伝でも出したらよかった
なぜ他人の人生を使ったのかわからん
しかし改めてタケノコの心情変化を考察してみると、面白いな。
98 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/11(水) 07:36:31.74 ID:eXsUtfs2
「くどくど」にともなって、生きる喜びだの自然の美しさだのの押し付けがいい加減うっとおしい。
都会の人の感覚はここまで麻痺しているのかとぞっとする。延々ベタで陳腐な田舎礼賛を見せられる。
そして田舎と対立するものとして公家文化をもってくる。何かを礼賛するために何かを貶める必要があろうか。
公家文化の美は日本文化の美に直結するものであるが、このアニメはそれを無視する。
主張のために話を単純化すべく人間の営みを歪める。
原作の基本となる優美で機知に富んだ歌のやりとりはどこへいったのか。
公家の「萬づの遊」、「男女嫌はず呼び集へて、いとかしこく遊ぶ」とは、
酒を飲み、酔って女を卑しめることなのか。無知を通り越して無礼である。
あきれてしまう。こんな曲解をして恥ずかしく思わないものなのだろうか。
古典の描く日本文化はそれ自体が自然と人間の交感である。
人間は自然の中で生かされているという意識が、当たり前のものとしてそこにはある。
人間社会でもいかに美しく求愛するかがひとつの文化であった。
竹取物語は人間の文化の美もきちんと描いていたからこそこの世の美しさに説得力があった。
延々原作の基本を踏み外したまま偉そうに陳腐な主張を繰り返すこのアニメはまったく意味が分からない。
ぜひ原作となった古典を読んでほしい。その美しさに驚くとともに、
このアニメに象徴される現代人の愚鈍と醜悪に気付くはずだ。
99 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/11(水) 07:41:43.84 ID:M0hAiUo9
根津之帝「(・・・ゴクリ)な、なんという(商売的に)素晴らしい姫君じゃ!是非私のものになってくだされ!私のものに
なってくれたらエレクトリカルパレードで御迎えにあがり、素晴らしいお城のある園で永遠に楽しく暮らせましょう!」
続編公開決定!
縦読みじゃなかったことに驚いた
>>85 菜穂子の中の人はパクさん好みだったのか
しかし風とかぐやと併映はもったいないだろ
>>98 どこの愚鈍さんが書いたコピペですか?
102 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/11(水) 07:49:21.22 ID:6i9vjdtD
>>88 disったら、パヤオが発狂して次回作を作ってくれるかもしれないジャマイカ。
>>98 竹取物語って落語みたいなもんだよ。
あなたの思っている古典とは違うもんです。
古典でもどちらかというと西鶴の方が近い。
平安時代が舞台だから優美だとか勝手に妄想してるだけじゃん。
>>104 西鶴に近いというのは
あくまで源氏物語などと比べてのことね。
>>94 何を誤解してるのか分からないな
俺、原作読んでるし
お前、どうしようもない馬鹿なんだな
>>104 大体、成立したのも平安時代の初期だから、
実際には十二単や寝殿造りもない、
わりと素朴な時代だよね。
ちょっと地方に行くと、竪穴式住居がまだ
現役だったというし。
>>108 天安門事件の時もジブリは張り紙をして批判してる
パヤオは格好つけてないで、宇宙戦艦ヤマトを作ればいいんだよ
誰よりもうまく作る自信があると言ってるんだから
>>107 現在の一般的な「かぐや姫」のイメージのもととなった
「竹取物語絵巻」だって残っているのは近世のものだけだし。
>>104 落語って。
西鶴も縁語なんか多用してるけどやっぱり時代の基本が違うよ。
江戸文学全体にいえることだけど
西鶴ももれなく古典あってこそああいう崩しができる。
テーマも全然違う。
竹取物語はあの時代に作られたというのがすごいというだけでしょ
昔にしてはという注釈付き
至高の物語みたいに崇め奉るほどのもでもない
>>114 オマエかっこいいな
俺だったら先人に敬意払っちゃうけど
幼少期の可愛らしさ。美しい四季のなか愛情たっぷりに育てられて、
都暮らしを経て「皆不幸になった私のせいで」を経て「今すぐ帰りたい」を経て捨丸再開。久々に見れた姫の心からの笑顔から飛翔、「あめつちよわたくしをうけいれて」と太陽に向かって両手を掲げるシーンで涙腺崩壊。
このまま月に帰るのか?と思ったが墜落しギリギリの所で再浮上。もう音楽と映像が合いすぎてて鳥肌たった。
ほんの少しだけ許されたとても幸福なシーンがもの凄くいい。
でも腐向けに改変するのは有りなんでしょ。
萌えオタ向けに改変するのは有りなんでしょ。
原作厨さん。
あの翁とオウナってかぐや以前に子育て経験あるって設定?
>>118 お乳のシーンでもわかりように、二人の間に子供には恵まれなかったと思われ。
>>113 だから西鶴と言ったのは
源氏物語など平安の優美とされる文学との比較で
どちらに近いかという「たとえ」であって
西鶴のようだなんていってません。
優美な情景や心理描写よりも
語感の表面的な面白さや笑えるエピソードを重視して
最後にはオチまでつけちゃってるでしょ?
批判的に言ってるのではなくて
現在流布している「竹取物語」は落語に近いかと。
落語にも笑えるのを主体にしながら
しっとりと情感あふれる作品はたくさんあります。
>>85 朝ドラ「てっぱん」が好きだったんだろうw
>>98 まあ現代人の心が動きやすくするには、ああしたアレンジが有効と考えたんだろう。
薄味よりも濃味というね。
グラフィック表現の指向性とは逆な気がするが。
落語ってのはないな
あと捨丸とかぐやが食ってたマスクメロンみたいな野菜は何なの?
>>121 長い話の中に面白い箇所も用意してるってだけ。
大半は読んだ時のイメージが広がる仕掛けで落語とはまた違う。
わざわざ近世以降の語りにたとえる必要あんの?
感想は人それぞれだけど
なにもかも一緒にしてるとかーちゃんが食った物がお前の尻から出てくることになるぞ。
>>126 私のレスをきちんと文意をとらえて読めば
あなたの批判は的外れです。
そもそもここで原作語りはスレ違い。
負けを認めて去ります。
最後に地口を入れるくらいの趣向が欲しかった
落語家に実際読んでもらったら
「こういう所は落語っぽいね。でも全体としては違います。」ってまとめそう。
風たちぬに関しては、駿が自信なく作ってるシーンが何度もあるように感じた。
引退作として、周りの目とか気にして、これがカッコイイだろ。みたいな感じも伝わってくる。
ので個人的に好きじゃない
風立ちぬは戦争と恋愛を見事に描いた文学作品
通俗アニメのかぐや姫とは比べ物にもならない
いつも通俗アニメだと自分に言い聞かせてきた駿が殻をやぶった最初で最後の傑作
かぐや姫はたぶん来年には忘れ去られるが風立ちぬは100年残りそう
清濁を描いたかぐや姫の方が好きだな
引退作に対して失礼かもしれませんが、
風立ちぬは、演劇をよく見ていると本当によくあるストーリーで、まるで小劇団を見ている印象とも感じました。
そのような作品を沢山見てきたのでうんざりなんです。
すみません
どっちかの肩を持ちたい気分になるのは山々だが、
どちらも期待して観に行ってどちらもダメだった
残念
>>134 まあ面白い展開を求めるならまどマギを観てればいいかもね
>>136 面白い展開も求めてないです。
マドまぎはNGでした。
心が動かされれば良いんです。
>>59 >かぐや姫の求めた理想の人生って、実は、竹取の翁と穏やかに暮らしてた媼よね。
「高貴な方との結婚=女の幸せ」と翁が言う度に「じゃあ、あなたの奥さん(媼)は幸せじゃなかったのか?」と問い質したくなったのを思い出した
>>137 かぐや姫で泣けてまどマギで泣けないというのがよくわからん
まどマギのほうが心を動かしにくる部分は多かったように感じたが
つまりキャラが語りでベラベラ心情を垂れ流す分量の話だが
嫁にも高貴な暮らしをさせればさせるほど幸せと思ってたのでは
まだ、こんな下働きなんてして、とか言ってたよな
>>139 マドまぎは全く、共感できなかったです。
俺はそのまどとかいうアニメは絵柄の時点でパスです
見てない
>>68 そこはそうでもなかったが、別れのシーンは泣いた
144 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/11(水) 11:53:18.66 ID:q1I+zvMJ
>>139 まどマギは、少なくとも今回のはファンムービーだよ
一般向けじゃない
Film School Rejects
・『かぐや姫の物語』を見るとピクサー作品が劣悪なものに思える
スタジオジブリは手書きアニメの王者かもしれないが、そのもっとも豪華なアニメ映画でさえ、
結局のところ「アニメ映画」にしか見えない。
しかし『かぐや姫』は、まるでいにしえの強力な魔法によって水彩画に命が吹き込まれたようだ。
トレイラーのほとんどあらゆるコマが美術作品そのものに見えるくらいすばらしく魅力的だ。
『風立ちぬ』や他のジブリ作品がそれはそれで端整であることを否定するわけではないが、
『かぐや姫』はそうした正統派から抜きん出た存在として、まったくもって際立っている。
ジブリがもたらすこうした多様性はハリウッド産アニメのジャンクフードとは完全に異質である。
オスカーにノミネートされたアメリカの10本のアニメ映画のほとんどすべてが、ふざけたマンガ的な娯楽の一種にすぎない。
飛行機(『プレーンズ』)にせよ、カタツムリ(『ターボ』)にせよ、七面鳥(『フリーバーズ』)にせよ、『怪盗グルー』のミニオンにせよなんであれだ。
少なくとも『アナと雪の女王』と『モンスターズ・ユニバーシティ』は若干の物語上の展開によってなんとか他と差別化できるようにはなっている。
一方は伝統的なおとぎ話、他方は子供向けのもう一つの『アニマル・ハウス』としてである。
しかし、程度の差こそあれ視覚的にはそれらは見分けがつかないのだ。
おそらくその理由はアニメとしての質ではない(この点についてピクサーはコンペの質を著しく損ねる傾向がある)。
むしろ、それらの10作品のうちすべてに同じディズニー的絵柄の目と、どぎつい色彩が使われており、我々はそこに普通のものとは違うことをすることへの恐れを見出すからだ。
http://www.filmschoolrejects.com/news/how-the-story-of-princess-kaguya-is-making-pixar-look-bad.php
かぐや姫の話なのに初っ端から翁の画像で笑ったわ
フランスの白人にも移民はいるんだよなあw
148 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/11(水) 12:14:20.99 ID:QkWFfrKu
>>145 パッと見
「『かぐや姫の物語』を見るとピクサー作品の劣悪なものに思える」
に見えて
え〜!そんな酷評なの(;・∀・)
とビビった
目をこすって見直したら真逆じゃねえか
海の向こうから絶賛しか聞こえないんだけど
海外公開はしないのかな
本公開したら評価が変わるのは別に不思議じゃない。
外人からしてみれば突拍子な物語だし
>>145 ここで引用されてる3分予告動画は、観る前だと音楽と映像が合って
ないのであまり心に響かない。観た直後は、そのシーンのBGMを使えよ
と不満たらたら。
けど、今、時間をおいてみると、主題歌のためにすべてが回想シーンに
思える。思わず泣いた。
海外では一般人はほとんど見ないだろうから、評価が変わることないだろうな
153 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/11(水) 12:48:25.95 ID:4ZeIsRRV
>>99 ネズミーかww
世界中の童話や民話パクって自分のモノにしている守銭奴鼠団なら普通にありそうで困る(´・ω・`)
「OH!最後アンパッピー ナノハ ダメデース!月ニ帰ルトイウ 悲シイ エンディング ハ、世界向ケニ 変更シマース!HAHAHA」
突然どうした
155 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/11(水) 12:52:53.81 ID:4ZeIsRRV
>>111 そんな事言ってんの^^;
そういえば、先日の慰安婦騒動でパヤオが出してきた文章に普通に「中韓向けにはハッタリにガンダムとか作っとけ」みたいな
冗談めかしたたとえ話た出ててワラタというか、ああ、やっぱり本当は王道SFモノとかそういうのが羨ましかったのかな、みたいなのを
匂わせたなぁ。
もう公式に引退宣言したんだから、今まで貼られてた「宮崎作品」ってレッテルを無視して、これからは王道SFモノとか臆面もなく
作ってみたらええんじゃないでしょうかねぇ。
星野之宣あたりの宇宙SFをアニメ化とかさぁ。具体的には2001夜物語とか2001夜物語とか2001夜ry
宮崎キャラ版サザエさんとかドラえもんとか
>>132 おまえ単なる釣り師だろ(´・ω・`)
>>146 ビジュアルは可愛かったよね^^;
だから、後半のあのクソっぷりもそこまで憎めない感じなんだよなぁ・・・ああ、いるなぁこういうボクトツ爺、、みたいな
感じで^^;
>>152 正直、作品性だけでみたら「風立ちぬ」よかオスカー獲るべき作品だと思うなぁ。
モチロン、あの時代の日本人を肯定的に描いた風立ちぬが何らかの賞を海外からもらう事に政治的な
意義はあるとは思うのだけどさぁ。
キチガイキターーーーーーー!!!
風は主役の声やSEを庵野がやってるって聞いてそれだけで観る気失せたわ・・・
飛行機の音とかあのヒゲ顔が唇震わせて涎撒き散らす音にか聞こえないもん・・・
遅レスに手間かけるほど、何か訴えたいんだなと読んでみたが、
別段普通のレスだった
日本のアニメファン(いわゆるオタク)で
海外のアニメーション(ピクサーとかじゃなく)に注意を向ける人はほとんどいないだろうから
そういう人には海外の評価がどういう意味があるものか理解できないだろうなあ
海外のアニメーションについてはジブリでも紹介してるのにね
>>158 そういう予防線張るのみっともない
風がオスカー取るかも分からないのに
観てきたけど最高によかった
風たちぬよりだいぶ面白いと感じた
テンプレのレビューでは「姫の犯した罪と罰」って言葉を結構とりあげてるけど
罪と罰ってコピーに高畑勲は反対したってどっかで観たような
うん、罪と罰に関しては高畑監督が強い不満を持っているということをテンプレに書いておくべきだな
風立ちぬは二郎にイライラして妹に同情する。
一方で二郎に同調してる菜穂子の存在ありで、ホントマジで誰にもわからない関係。
別にかわいそうでもなんでもなく、他者が介入出来る間柄ではないということ。
その点かぐや姫の物語は「子供らしい」で大体説明つくからわかりやすい。
評価が傾くのもわかる。
ラストはダンサーインザダーク並のやり切れ無さだが。
外人から見ると「私、月へなんか帰りたくない!」があまりにも唐突すぎて劇場がざわめきそう
一応月が印象的に映るカットとかいくつかあるけど
翁がしきりに「天からの〜」とかも言ってるけど
宗教観の違いで外国人に受けるかは懐疑的だな
ビジュアル面では問題ないと思うけど
>>116 あそこは一番幸福なシーンなのに一番危うさがあるよな
かぐや姫は月に帰るし捨丸にも妻子がいる
初めから破滅するとわかっていてもがむしゃらに肯定する力がないと幸せにはなれない
地上での幸福のはかなさと尊さを感じる
>>167-168 なんでそうやって外人と違うからわからんと考えるかな
それなら我々も外国の話はなおさらわからんから評価すべきでは無いな
竹取の翁は姫のことを大事に思ってたよ
当時の常識として最も幸せな暮らしをさせようと奮闘していたんだ
姫にとってそれが幸せではなかっただけでね
竹取物語でもそういう位置づけだよ
>>170 洋画=ハリウッドで
ラストシーンにヒロインとキッスハッピーエンドのイメージしか無いんだろうね
日本には、「日本文化は特殊だから欧米と同じにしないと理解されなくて、受けない」
と考える人がいるからね。
そうじゃなくて、日本文化に他の国にはないものがあるということを表現しているものが
受けるんだよ。日本人が、英語みたいな巻き舌で日本語を英語っぽく発音して歌う
アメリカンポップス丸パクりの歌を歌うとアメリカで受けるというものじゃない。
日本でしか作れないような、日本のオリジナリティのあるもの、日本の伝統文化を
受け継いだ文化こそが海外で受けるし、売れるものなんだよ。
175 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/11(水) 15:45:41.89 ID:HmhHf/bZ
>>164 なんか下世話な週刊誌の見出しみたいだもん。
かぐや姫に人間味を持たせるという意味では間違ってないかもしれんけど…。俺も好きじゃない。
>>151 その予告動画かはわからないけど、映画館で流れてた長めの映像はすごく好きだったな
音楽とか雰囲気が良すぎていざ放映して声ついたらダメになるんじゃないかって思ってたほどに
でも実際みたらそんな不安は消え去るぐらいいい作品だったね
捨て丸と空飛ぶところだけはあまり好きではなかったけど
空飛ぶところは最初はあまりに宮崎してて違和感あったけど2回目には悪くなく思えた。
飛翔シーンは映画で本当に久しぶりに「このシーンがいつまでも終わらないで欲しい」と願った場面だった
月が映ったところでああ・・・と声が出そうになったが
月を主人公にとって不吉な存在として描いた映画もそうそう無いな
180 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/11(水) 16:51:08.19 ID:zJq9jFCU
>>176 好き嫌い以前に完全にミスリードだよ
詐欺と言っても言い過ぎじゃない
まぁ生きることや何かを望むことが罰といわれればそうかもしれないが
そういう映画ではないよね
キャッチコピーならジブリ史上最高の美女とかいう方もどうかと
>>163 予防線とかじゃなくて、単なる客観的な感想でござります(´・ω・`)
>>164 >>176 >>180 同意。あれのせいで逆に観に行くの警戒したわ(´・ω・`)
ひょっとしてトンデモな作品なんじゃねーか?とドキドキと。
鑑賞後の今なら言える。老若男女安心して観に行ってくださいと。
俺は飛翔シーンは寒く感じたな。台詞も。
ただ、「風立ちぬ」の「来て」がギリギリ描写可能な愛の表現だと考えると、
あの飛翔シーン以外にいい描写が全く思い付かないのも事実
>>179 本当そうだよね。あそこ最高だわ。。
6回目行ってくるw
>>175 ラジオの時に語られてたが、
海外ではもう「いい映画なんだけど・・・戦闘機だからなぁ」って苦言されてたみたいだし、
アジアの中国、韓国、台湾とかでは、映画公開はキッパリ無理と言われてビデオならOKと。
もうほとんど予想通りの反応。
観て来たけど千尋以降のジブリの中で一番良かったわ。
>>184 俺は当初、予告映像を観る前は高畑勲監督&かぐや姫って組み合わせで「今さらかぐや姫ぇ?」って鼻白んだクチなので
あのキャッチコピーで逆に心引かれた方だった
あのコピーが無かったら疾走シーンの予告を見るまでそれほど興味が沸かなかったかも
あと、これだけは言える。爆音の音のいい映画館に行けと。東京だと吉祥寺は×立川は◎府中も◎
最初の花が咲く時のオーケストラも最高
>>190 俺も全く同じ。全然期待してなかったが、風立ちぬを観に行った時の予告で
直感で「行かなきゃ!」ってなった。
日本人には馴染み深い話で疾走シーンを淡々と見せられ「姫の犯した罪と罰」と問われ、これどうなっちゃうんだろう?って思った。
>>191 龍のシーンとかは映画館の爆音じゃないとあの迫力は出ないよね
原作とはいろいろ違ってる言われてるけど
こうして想像できる姫像が日本人に広まったのは何か感動的だな
195 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/11(水) 18:40:46.69 ID:zJq9jFCU
>>184 いやまあ、確かに興味は引かれたけどね
映画自体は良かったからいいが、これでつまらんかった日には、
詐欺キャッチの印象しか残らんかったんじゃないか
捨丸が妻子持ちの設定はみんな腑に落ちないって事で意見一致してるの?
ほんと人入ってないな。
CMにかぐや姫の声入れるか天人の音楽入れてれば違った気がする。
>>196 オレは離れて月日も経ってるんだし妻子がいて当然だと思うがなぁ
むしろそれが2人の間の無常な運命を感じさせて切ないんじゃないか
ちくしょう、仏め!!
>>198 それは分かるんだけどかぐや姫との駆け落ち展開をみると
妻子持ちの設定のせいで捨丸がクズになっちゃうのがなぁ
>200
自分はあえてそうしたくて妻子持ちにしたんだと思ったよ>捨丸をクズにする
>>200 捨丸はパズーみたいな完璧少年じゃないよ!てな分かり易い描写だと思ったから全然オッケーだった
観客だってパズーよりは捨丸に近いでしょう
夢が無いと言えばそれまでだけど
捨丸が妻子持ちなのは時代を考えればごく普通の成り行きとしか…
あれでかぐや姫だけを一途に思って独身を通していたとかだと流石にご都合すぎないか
あの嫁なら捨てる(真顔
でもあの再会シーンはああじゃないと俺泣かなかったわ
賛否が大きく分かれる展開だと思うが、それを承知であえてああいう珍しい(特にアニメでは)シーンにしたのは
俺は評価したい
なんだってあんな魅力的なタケノコが身近にいたのに
木地師の子供の中でも一番地味なのと…
なぜ花見帰りに捨丸を匿わないで中に隠れたのか解せない。
環境の違いを表すため?
見た後ならあそこは妻子いないと駄目だなと分かるけど初見は捨丸おいおいおいって思った
サウンドトラックの初回特典CDの曲って何入ってますか?
都の出会いでとことん諦めさせられた
>>206 そりゃそうでしょ
男ってのは手近な女で済ませるものだよ
あと、地味そうに見えて床上手な女はいるもんだ
>>206 むしろその辺りに監督の夢見がちな部分を感じてしまった
心に決めた理想のただ一人の女性以外はどうでもいいんだ、みたいなw
いや、捨てマルの嫁は他所の村の女でしょ
近親婚は避けてるでしょ。
当時でも嫁は基本よその村からじゃないの?
213 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/11(水) 21:42:38.90 ID:R9yuKSq9
空飛んでとこエッチだった
途中雨に濡れても気持ち良さそう
姫から迫られなきゃ、かつては幼馴染の今は手の届かない人
で終わってたんじゃないかな
姫の激情に引きずられる形で「逃げよう!」と口走ったけど
そこまで日々思い詰めていたとは考えにくい
まあしかし、完全に子供向けではないよな
五人の貴公子の中で姫様といい友達になれそうなのは車持ちの御子くらいだな
あとの四人は姫様を持て余しそうだし
>>214 昔の捨丸がかぐやを女として見てるとか、忘れられないあの娘、みたいな描写は無かったよね
変なやつって意味で印象的だったたっぽいけど。
高嶺の花だと思ってたカワイコちゃんに言い寄られて、舞い上がっちゃっただけだよねアレ
だから余計に、あーこいつもヒーローなんかじゃなく普通の男なんだなーwと
余計に印象的なシーンに思えたんだよね
もし捨丸が独身で忘れられない恋の末の運命の再会だったら、この映画こんなに好きになってないと思う
>>212 子供の頃のシーンに出てきているらしい
>>208 そういえば付いてた。
まだ聴いてないけど、たしか雅楽が4曲だったような。
>>215 いや、こういう映画を観た子が将来強い、と監督は思っているのでは。
イヤイヤしてたらなんか遠くへ行くことになると刷り込まれる。
なまはげ(泣いた後父親を尊敬するようになるらしい)みたいなもんかとw
>>197 俺らが損するわけじゃないから別にいいじゃん
コケも箔になるなるってもんよ
>>207 同じ疑問を監督にぶつけた人がいて、ドラマの見すぎです、と言われてた
現実はあんなもんだということでしょ
飛んでいるシーンは悪くはなかったんだけど、「宮崎駿の要素を取り入れて売れるように工夫したのかな」
というのがちょっと「そこまでやるのかな…」という疑問がちょっとあった
姫が最後に爺さん婆さんに語りかけたとこが涙を誘った。
この世の美しさに最後に気付けたかぐやに救いはあったと信じたい。
人の情けという、人間ならではの業に触れるとは。まさかアニメでその大切さに気づかされる事はそうない。
「鳥、獣、草木花… この世に生きるものはすべて生に満ちていた
そして、人の情けというものを…」
なよ竹が最後に伝えようとした言葉。作品を通して現代を生きる人達に伝えたかったものだと思う
やっぱり黒髪っていいな。
翻然と悟りましたw
大事なことなので訂正しますね
さあ参りましょう
清らかな月の都にお戻りになれば
そのように心ざわめくこともなく
この地の穢れも拭い去れましょう
穢れてなんかないわ!
喜びも!悲しみも!
この地に生きるものは みんな彩りに満ちて
鳥 虫 獣 草木花・・・ 人の情けを・・・
>>223 たしかに。日本女性の美しさを描き残したと断言したい。
この映画が出来て数年後、日本はTPPによる水田の消滅と大量移民で別の国のようになるのだった。
>>224 あの羽衣かける天女の声はかぐや姫の中の人の声ですか?
>>221 高畑作品もキャラが空飛ぶシーン結構多いよ
>>228 赤毛のアンとか、おもひでぽろぽろとか、
飛びまくってたね。
>>218 雅楽か
過去スレ見たら
1.なよ竹のかぐや姫
2.名づけ披露
3.タカラモノ
4.公卿たち
5.レンゲ草
って書き込みあったけどどんな曲だったか全然分からん
レンタルで借りちゃったんだけど買えば良かったかも
>>221 おもひでぽろぽろでも、ヒロインがウキウキと走ってるうちに空を飛んでしまうという演出はやってたから
飛翔=宮崎駿のみのお家芸というワケではないぞ
羽衣伝説(静岡)の方も高畑監督なりの細かい解釈がありそう。
羽衣を見つけた天女は本当にそれをまといたかったんだろうか。
子どももいるのに。本当はかぐや姫のように羽衣がなくても飛べるけど、
地上に留まりたかったから羽衣がないことを理由にしたのでは。
後日、もう大丈夫だろうと夫が羽衣を後ろからふいに着せてしまったら
天女の記憶が消えて...
私に想像力と文才がないですねw
設定集にあるのかな?
今回の飛翔は本当に素晴らしい。
双方の背景が現実的なのもいい。不倫でドロドロしてるし。本当に飛べるような気がしてくるよね。
>>221 駿監督作品よりも先に赤毛のアンで空を飛んでいたから
高畑監督びいきの自分としてはむしろ駿監督の方が影響を受けた立場だと思っていたよ
>>230 車のダッシュボードに入れたままなんで明日見てみる。
(古箏)みたいに書いてあった。
飛んでるうちに濡れて来るしね
んなこといったらハイジのOPの時点で雲乗ってるし
ブランコだってほとんど飛んでるようなものだな
>237
高畑監督の宮崎駿さん(絵コンテ)への指示だったりしてw
なんでいきなり飛ぶのよ。。興醒めとか友達の感想だが、そんな事行ったら端から月から来ている訳だし、飛ぶところだけ否定しなくてもいいじゃんよと思うんだが。あそこは飛ぶだろ。
てか寧ろ飛ばせてあげてよ。
>>228,231,234,237,238
そうか、高畑作品も割と飛んでるな。忘れてた。
ただ、ハイジのOPは宮崎駿と小田部羊一が勝手に作ったものだったと思う。
高畑がいつまでたってもOPを作ろうとしないので、放送に間に合わないから
仕方なく勝手に作ったらしい
今日の朝日夕刊のインタビューでは、宮崎駿について語っているなあ。
おもひでぽろぽろについて、宮さんは大幅に変えようとしたが、僕は
原作を生かしたかった。他人の作品を楽しむ能力では、僕は宮さんより
ずっと上です。
とか、
「風の谷のナウシカ」の頃の宮さんは孫悟空のようでした。
宮さんは自分がたくさんいて欲しかった。気に入らない絵は全面的に
直してしまう。そんな人の下で働きたいと思いますか。
とか。
天女の音楽といい空気のよめなさ加減が最高なんだよな!
駿ばっかりだとそれはそれで喧嘩しそう。
一生懸命力説するかぐや姫・・・ハヤオ
さっさと羽衣をかける天女・・・高畑
死ってそういうものさ。
天人の音楽だが、喜怒哀楽をも超越し心ざわめく事のない、無心で感情のい天人達が楽器を手にし、あの曲を演奏しているのが、ただただ不気味だ。
>>245 「ドラえもんだらけ」ならぬ「はやおだらけ」かw
「捨丸兄ちゃん!」言い方がかわいい!
ずっと捨丸兄ちゃんの手下だよ
ずっとオカリンの人質だよ
飛翔シーンだけ絵のタッチが変わる
まるで駿作品のように感じる奴もいただろ
あれは高畑の駿リスペクトであってジブリの総括として見る人もいる
頭がおむすびみたいな少年
「た・け・の・こ」
たけのこ生活
飛翔シーンだけプレスコじゃないから全体では浮いている
ただ逆にそこだけアニメの王道のようにも思うのは
アニメーターが生き生き描いているのがわかるからだ
問題はどちらを取るかだが、
自分はアニメーターの本能をとりたい
(異なる作風をモンタージュするというやり方もあり得たが、、、)
プレスコはあの画法の良さを殺しているから失敗だと思う
鳥獣戯画の画風で竹取物語はテーマ的にはじめから無理なのだ
ただ前半は女性的な日本映画の伝統を受け継ぐ傑作だと思う
最初に広げた風呂敷に物語が入り切らなかっただけだ
>>255 最初から最後まで面白かった俺はどうしてくれる
飛翔シーンにだけ背景の色が隅まできっちり塗られていてるのは
あそこだけ月ではなく太陽(生)に照らされていることをしめしてるんだよ
と言ってる人がいた
>飛翔シーンだけプレスコじゃない
そうだったんだ!?なぜ
飛翔シーンは一番イライラした
あ、この物語も最後は男女結ばれて幸せになってハッピーエンドなのね
ずいぶん安っぽくしてくれたな、と思いそうになった
しかし、目覚めてからの一方的な救いの無さ
一瞥もせずに去っていくかぐや姫にゾクゾクしたわ
>>259 火垂るの墓の監督がそんな不倫ハッピーエンドにはせんだろw
>>255 >アニメーターが生き生き描いているのがわかるからだ
鮮やかでかぐや姫の欲望が現れたシーンだったから
観客側としてそう感じただけだろ
駆け落ち、飛翔から転落のくだりは許されるべきでないことが許されなかっただけ
しかし潔癖で色のない月と、不倫という不潔なことが起ころうと美しい自然あふれる地球とのコントラストが非常に映える
>>221 飛翔感は
全く宮崎監督の足元にも及ばないよ。
パヤオと高畑の最後の作品対決は高畑に軍配が上がったな
パヤオもショックなのでは
月の使いが不気味で怖かった
ただ都でも山の暮らしでも世俗の嫌らしさがあまり伝わらないせいかもしれないけど
もうスレ14かよ
じわじわ伸びてるな
やっと二回目が観れた。よかった。
>>246 かぐや姫の場合は、飛翔シーンで言いたいことは言ってるからね。同じ台詞繰り返すことになっちゃう。
でも、さっさと羽衣を被せるシーンは面白いな。
でもさっさと掛ける方がお互いのため、ある意味情けというもの
とても情けがあるようには見えなかったが
>>259 あそこは一瞥もせずに去っていった方がよかったよなぁ。
赤ん坊の絵といいちょっとくどかった。
西村Pが高畑担当になった頃に決めたことがビジュアルガイドのインタビューに書いてあるが
「映画を完成させること」
「山田くんより興行的に成功させること」
「高畑勲という人を世界的に認めさせること(映画賞を取る)」
1つ目は達成
2つ目は山田くんの15億?を超えるかどうか、今週月曜の時点で11億だから年末年始までやってくれれば可能性はある
3つ目はまだわからないが世界的に例を見ない技法の長編なので何かの賞は取りそうな気はする
山田くん、ジブリだから取っていなさそうに見えるが
思うよりかは取っているんだな。
近頃の基準だとヒットになるくらいには。
せめてパトロンの氏家さんが生きてたら「この作品に限っては興収とかこだわってる方がバカなんだよ^^。なんせ正三位様たっての希望で創られたんだからな」
ってドヤ顔で言えたのだがな…
まあ高畑さんの認知度が大幅に上がったのはいいことだ
アンやハイジ、三千里、じゃりチエは今後も再放送され続けるだろうし
ぜひジブリなんて括りだけでは測れないこの人の才能をみんな思い知ってくれ
>>274 あっ氏家さんの正三位の叙勲は没後だったから、「生きてたら」って仮定に「正三位」ってくだりはおかしいね
失礼しました
まあとにかく日テレの会長っていうお偉いさんに望まれた作品なんだよな
高畑監督も実質的にクライマックスと言ってたが、
飛翔のシーンは本当、涙腺崩壊したわ。
しかし知り合いは飛んじゃったよwで醒めたらしい…
最後の別れでは泣いたみたいだけど、
いろんな観かたがあって面白いけどね。
原監督版カラフルのクライマックスは、
家族の食卓シーンか天使に宣言するシーンかで、
揉めたことを思い出した。
もちろん私は食卓シーンで滂沱
展開が読めないとこで不意にこられると、
あぁ、あぁ、やばいこれは駄目だポロポロとなる。
じゃりン子チエって20年くらい前は再放送しまくってたけど最近なくなったよね?
グーニーズみたいにコードが厳しくなって地上波では弾かれてるのかなと想像するんだけど
俺が知らないだけでやってるのかな
大好きだから再評価されてほしいわ
だぶんコードで、これからも地上波ではないよ
小学生が、飲み屋で昼間からはたらしてる作品だからね。
でてくるのも、賭け事やってる店とかヤクザばかりだし無理
近頃の基準じゃ、貧乏人はあくまでも可哀想で同情すべき存在であり
たくましく生きているのは「まずい」らしいからなw
>>277-278 2、3年前に東京MXで夕方に放送してたから特に問題はないだろう
タイガーマスクとかもやってるしむしろ視聴者が過敏になりすぎてるだけなのでは
未成年の飲酒シーンがあるジブリの海がきこえるも最近金ローで放送したし
MXでは数年前チエやってたような気がするが
そういえば来年の朝ドラがアンの翻訳者主人公だから
これにあやかって高畑版アンがどこかしらで再放送されるのは確定か
ってかBD-BOXもそれ合わせで出る
へーやってる局もあるんだね
昔は関西だと夕方にかなり頻繁にやってたけど、ぱったり消えたから
過敏になるというより、なんか原因を考えずにはいられない感じだった
>>272 全部達成できそう
賞に関してはまだなんとも言えんが
キネ旬ベストテンと日本アカデミー賞で弾みをつけてほしい
注目度が高いベルリンかカンヌあたりにも出品してほしいな
今のところオスカーも夢じゃない
BSの日本映画チャンネルでチエちゃんの劇場版見るけど
小学生が日本酒やるシーンでアウトと思う
しかも担任のお父さんの勧めで
流石に20年前から現代までを“最近”の範疇に置くほど昔を生きていないです。
そもそも10年前でさえエイリアンやスピーシーズが地上波で流してたからな。
というかオスカーって長編アニメに関しては競争率はかなり低い
今年度出品してたらかなり確立は高かった
来年もピクサーが新作なしの年だからいけると思うが
>>230 1は6分予告冒頭で使われた曲(本編中盤でも使用)
2は名付け披露の昼間に庭で踊る田楽
4は公卿五人が並んで廊下を歩くシーンの曲
3と5はうろ覚えだけど、タイトル通りのシーンで使われていたはず。
どれも特典で終わらせる曲じゃいなぁ。
4曲目とか場面としても面白いしw
×曲じゃいなぁ
◯曲じゃないなぁ
>>243 宮崎は本人が漫画家でありストーリーテラーだから
原作レイプで作り変えちゃうけど、
高畑さんは学究派なのかなあ…
じっくり原作と向き合って作ってく。
「最近なくなった」は誤解がある表現だったかな
最近消えたっていうことじゃなくて
20年前の昔にはあったが「最近では見られない」っていうそれだけのこと
292 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/12(木) 07:55:34.29 ID:GJ0snmuJ
キネ旬での評価はどうだったんだっけ
キネ旬、三人の評者、全員星五つ。
あまりの好評価に自信が持てなくなってきた俺がいる
公開中に何か海外の賞もらえるかね?てかエントリーしてるのかね?
相模が出たとき「ロッテンマイヤーさんだ!」と心の中で叫んだ人は多い
たーけのこ たーけのこ
ひーめ ひーめ
どうしてもここを見直したくてまた見にいきます。
>>296 公開修了後でも賞をもらえば再公開かと。
二大広告代理店が付いてるジブリだし。
で、初回を観た我々は伝説になるw
初回を観たことが伝説になるって
どれだけ評価されてないんだこの映画…
予告を観た時点で非常にレベルが高いことがわかったが
まあ本来商業ベースで公開される作品じゃ無いわな
これが多くの人や時間や資金をかけて製作されたこと自体奇跡的といえる
今の時代採算度外視って本当珍しく、皆慣れないのかな。
日本テレビは今後30年の放映料でペイすれば問題ないだろ。
>>298 (たーけのこ!)ひーめ おいで! (たーけのこ!)ひーめ おいで! (たーけのこ!)
ひーめ!おいで!!(たーけのこ!)ひーめ!!おおおいで!ひいいいぃむぇ!おおおおいで! びぃぃぃむぇぇぼぉぉぉいいいいどぇぇ!!
ひぃぃ〜!めぇ〜!うわああぁぁんんん(泣)!
あの感情大爆発の演技は見事だ
サウンドトラックの初回特典CD
1.なよ竹のかぐや姫 (古箏)
2.名付け披露 (田楽)
3.タカラモノ (古箏)
4.公卿たち (雅楽)
5.レンゲ草 (古箏)
1は秋田様の前でも弾いた姫の18番
2はちんどん屋
3が思い出せないが、多分公卿たちの前で御簾越しに弾いた曲かな
5は1の省略バージョン
地井さん散歩番組しか見たことなかったんだけど演技良かったな
ジブリの俳優&タレントの演技は、聞いてて思わず顔をしかめる事が多いが
かぐや姫は全くそれを感じさせなかった
高畑監督の作品で声優が外れたためしないな
アンの声だけは今だに苦手だけど
氏家の置き土産だから、まあ日本アカデミー賞アニメ賞は最初から決まってるようなもんだ。
アメリカのアカデミー賞でもアニメ部門は取れる可能性が高い。
あとはカンヌ、ベルリン、ベネチアのどれかで大賞が取れることを期待したい。
気分的には多分取れるだろうというところまで行ってる。
かぐや姫の物語は児童ポルノ法が施行されたらアウトなんかな?
問題ならカットすればいいだけ
312 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/12(木) 11:32:07.36 ID:KcPhebru
裸の部分は海外向けに服着せればいいじゃない
修正なんてすぐ直せる
海外向けは編集・修正せざるおえないかもしれんが、
政府は児童ポルノ法の成立を急いでるし、国内でオリジナルの形でソフト化できるのか心配。
314 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/12(木) 11:45:19.60 ID:GJ0snmuJ
かぐや姫様は可愛い
特にカエル捕まえてニコニコしてるとことうり坊と戯れるとこと
屋敷にきて髪をアップにして翁が化粧してるのを笑ってるとこと
たくさんの着物を虹みたいとはしゃいで薄いピンクの衣を来て屋敷を駆け回るとことか
猫と戯れてあははあはは笑うとことか正直魅力的なとこ大杉てどうすればいいんです?
女童ちゃんと羽子板かなにかで遊んでる黒髪がふわっと一瞬広がるカットも美しいし
>>314 朝倉あきって全く知らなかったけど、いい声してるよね。なんか色気がある。
>314
すべて同意
かぐや姫、ジブリ最強の好きキャラ。
ジブリの丸っこいキャラの造形だいきらいなんだよhね
318 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/12(木) 12:19:04.50 ID:ewDwgRhr
ジブリといえば絵の緻密さ美しさ
今回もそんな感じの日本昔話と思って観たんだ
実際、始まりの方もほんわかしていて
期待通りと思ってほのぼの見ていたんだけど・・・
終盤になるにつれて
始めと終わりのギャップが凄すぎて圧倒された
終わってから腰ぬけた、しばらく立てない
その後2回観たのは言うまでもない ^^;
朝倉あきは朝ドラの純と愛で、人間ジュークボックスというお寒い役をやらされてた
ほとんど良いところがないドラマだったけど、朝倉あきに歌わせたことと
恥ずかしい魔女っ子風衣装を着せたことだけは評価してる
>>303 見てきた〜。
あのシーンってその後を暗示してたんだね〜。
2回目の感想。
これほど赤色を美しく描いた映画って
ちょっと思い出せない。
よかった〜。
>>308 あの声じゃないアンなんて想像できないな
かぐや姫の演技聞いててアンを思い出したよ
アンも感情の起伏が激しいから演出的に似てるのかなあって思った
これを児童ポルノ扱いするなら世も末だな
日本の新聞社系の映画賞ってアニメは相手にしてない感じだな。もののけや千尋の頃とは何か違う。
観てきた
自称批評家気取りの似非玄人が絶賛してんだろうなぁと思ったら案の定
ジブリ映画だと思って観に来たライトな層に伝わんねえだろコレ
込めたテーマも伝わらなきゃ意味無えわ
飛翔シーン以外で一番最高だったのはイケメン石作皇子の件だな
原作とは大幅に脚色してある場面で、表向き誠実で格好良い事を言ってのけて姫が思わず感動しかけるから
観ていてアレ?と思った
まさかここから求婚を受けるオリジナル展開か?と思った矢先にあの
「ただし、美人に限る」オチだから爆笑したw
何つーか、男という生き物の一番薄っぺらい部分を見せつけられた感じでひたすら痛い・・・w
姫のあの絶望と可笑しさが入り混じった表情も絶品だった
媼の最初から全く信用しちゃいなさそうな冷め切った表情も最高
壺に突っ込んで死んだ中納言はいいやつだと思うよ
多分雷でビビってた大納言も、嵐に臆しただけでいいやつだと思う
姫の元に来た3人はクズ
顎は今までの自分の経験に従って行動しただけで、かぐや姫に拒絶したら一度引くという紳士っぷりからして悪い奴じゃない
伝わりづらいというかなんというか・・・
よくも悪くも竹取物語という感じだ
「うんまいなぁ」でお互い笑ったあとチラ見するとこで、ああ、この作品はモナリザのように後世に語り継がれる名作になると思った。
>>326 大伴大納言は北の方追い出してなかったっけ
まあ一番のクズは翁なんですけど
>>327 マジで頭おかしいよな
頭固過ぎて全く融通がきかないのな
いつかテレビから産まれたての赤ちゃんとかの姿も消えるのかね
デート中に観る映画ではないな。
やりきれなさがハンパない。
>>330 北の方追い出したのって一輪の花が〜とか言ってたやつじゃなかったっけ?
>>334 それみんな勘違いしてるんだよね。
大納言なのに。
竹の中からお姫さまってパンクロックやわぁ
結局男はみんなバカで愚かって言いたいのかね
出てくる男どもがことごとくロクなのがいない
一見ヒーローっぽく見える捨丸もアレだし
帝もあんなキモく描かなくてもいいのに
>>337 少女漫画でもあるまいし
女求めるのに男がそんな深い考え持つかよ
>>335 え?結局北の方追い出したのは龍を探したあいつなのか一輪の花のあいつなのかどっちなの?
>>337 時代的に考えると、しゃーない部分もある。
捨丸については、都での再会時にやさぐれて諦めた経緯の可能性有り。勿論擁護は無理だが
両方?
クオリティは最高だと思うんだが、生きてる実感=反道徳、規範からの逸脱ってのがすごく今更な感じがしたし、姫が自分の正体を悟った過程をべらっべら言葉で説明したのに萎えた。
むしろ音楽のみ台詞なしの方がよかった。短くなるだろうし。
蓮華草の人が追い出した奥さんと対面して「勘弁してくれえ」だと思ってたんだけど違うの?
北の方追い出した→龍を探しに行った大納言
姫と思ったら北の方がいた→レンゲソウのチャラ男
じゃなかったけ
話的には追い出した北の方が姫と入れ替わりだったら面白いけど
>>344 女童が大納言様が北の方様を追い出して新居を建ててるって説明してるよ。
ペラペラしゃべらせるのは俺もどうかとは思ったが
狂気の一つの表現としてはありなのかと思うようになった
キャラを破調させる効果はあったと思う
まあ石作皇子がヤリチンスケコマシということを理解すればOKなんだが
その北の方のセリフも姫の泣き声と被ってしまって聞き取りづらかったかも
なんせ姫が泣いていた理由を、「ブスと入れ替わったら結婚願い下げされた。結局私の内面なんて大事じゃないのね」
って解釈してる奴もいたからな
それすげえ嫌な女になってんぞかぐや姫
しゃべらすと説明しすぎでしゃべらさないと説明不足と言われる
あのシーンはかぐや姫がずっと我慢して誰にも話せずつらかった時に
おばあさんに髪をなでられて安心して身の上を話し出したんだろう
そういう時には人間一気に言葉があふれてくるもんだ
季節によって変化のある十二単を楽しみにしてたけど、都での姫の衣装あまり変わらなかった気がする
こりゃ興行収入20億いかないわw
赤字30億超確定wwwwwwwwwwwwwww
思い出のマーニー正式発表来たああああ
マロのプレッシャー半端ないだろうが頑張れ
まーた製作資金がどこから出てるのか知らんやつがきたか
ゲド戦記でも見てろ
まーた二言目にはゲドを持ちだして現実逃避、責任逃れする奴がわいたかw
路上の人じゃないんだ。
路上はゴローの方の再来年あたりの新作じゃね
かぐやがコケた今あれを映画化という大博打は打てまい
マーニーもひきこもりの話か。
赤字なんて製作者が気にすることで観客が心配することじゃないだろ
同じ1800円なら中味がいいものを観たいだけ
その意味でかぐや姫は大満足だった
ジブリでこんなに胸に刺さったのは久々だ
これ安藤雅司さん脚本で参加するんだ
大赤字の時点で客観的に駄作確定だろ
赤字分寄付でもしたほうがマシだった
362 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/12(木) 16:16:32.15 ID:KyUxbsrG
散々既出のネタかもしれないけど、帝周辺の改変が左翼臭すぎて観てるのがしんどかった
自然崇拝とかを内容に織り交ぜるのはまだわかるんだけど、なんで政治やらに関わる問題をいちいちアニメに盛り込んでくるかね?
>>359 観る側は空いてるというメリットしかないからな
>>362 この映画では帝とのロマンスは全くそぐわないから無くていい
しかし、帝の行動が月に帰る決定打になってしまったのは後々まで物議を醸すことになるのは避けられないだろうな
>>362 元の「竹取物語」も実在の政治権力に対して皮肉たっぷりという説あり。
後の改変を元に戻しただけかも。
左翼かどうかは?左翼って言葉自体が...やめましょうよ。
原作の方が感じ悪いよ〜。
男を手玉に取る悪女の面を見てみたいとか
あきらかに冷やかし半分だったし。
367 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/12(木) 16:35:51.80 ID:eeCqvmEB
>>365 当時の政治批判は分からないけど、少なくとも帝を批判するような内容を含めた作品が読み継がれるとは到底思えないけどな。
というか作者も明確な時代も特定されてない作品で何を根拠にそんな解釈をしているのかが謎
少なくともこの作品の中の帝の描き方には悪意がないと言ったら嘘になるだろ?
ロマンスを回避するために帝を嫌悪感持たれるキャラクターにしたとしても、描き方はもう少し工夫できただろう
紫綬褒章もらってるくせにこういうことしていいの?とは俺も思った
でもあの顎は近親相姦の影響とか言ってる人もいたけど、元からデフォルメ強いキャラデザでそれはナンセンス
>>365 あなたの帝好きはわかったけど、源氏物語は帝を揶揄してないの?
寝取られたんじゃなかったっけ。どこを批判と取るかは人それぞれ。
私は嫌悪感は持たなかった。当時の常識的な行動だったろうし、
すぐに引いてるし紳士では?
源氏物語でも、少女が帝の子に処女奪われて泣いてた、と言えなくも
ないけど、だからと言って...
370 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/12(木) 16:46:18.78 ID:/HU6I7KN
>>368 帝を欲に支配された低俗な人間として描いてる感は否めないよねあのキャラクターじゃ
>>366 原作じゃかぐや姫と帝はそこそこいい仲だし、俺には感じ悪い人物には到底見えなかったけども
平家物語では後白河天皇などけちょんけちょんに言われてますけど。
369 は
>>367 でした。自分に突っ込んだ形w ごめん。
原作うんぬん言ってる人はテンプレ読んでくれ
いや、逃げちゃ駄目だと思うよ
俺はこの作品が好きだが、
帝が月に帰る原因にしたことは物議を醸すのは仕方ないね
そこは受け止めないと、滅茶苦茶な叩きをするアンチと同類になる
逃げというか結論が出てることを蒸し返しても意味がないというだけ
高畑が評価してる今昔物語では帝が来た後すぐに月に帰ってる
これが竹取物語の原型に一番近いと言われてる
むしろ後世の改変で帝を美化しようとしたから話がややこしくなった
そもそも例に出す竹取物語は天皇が書いたやつだろ
>>376 原型では月に帰る理由は期限がきたからというだけだろ
平家物語も後白河天皇を大天狗とか書いてるわけだが
これは月に人が住んでいるファンタジーです。
原作読んでた人もこのアニメ見る子供も
現実の帝と思ってはいませんよ。
381 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/12(木) 17:16:20.20 ID:iHEiFQ8N
>>369 帝好きっていうレッテル貼りはいただけないね
というか、宮廷文学である源氏物語を引き合いに出してくるのは時代的にも背景的にも的外れだと思うよ
基本的に原作に沿ったストーリーテーリングを行っているのに帝関連だけ露骨な原作改変が行われてる事が鼻につくって話だろ?
>>374 どっちも相手の話を一切受け入れない(聴かない)から結局煽り合いになって物議にならないんだよ
スレは伸びるけど初見の人の感想とか埋もれちゃうからちょっと迷惑
そもそもかぐや姫は壬申の乱頃の話だというが、天皇候補が帝位を争って殺し合いをしてる世界ですぜ。
石上は実在の人物で負けて自殺に追い込まれた大友皇子に最後まで従った。
結局、考え出したらキリがないということだ
385 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/12(木) 17:24:51.22 ID:JYsnv3pw
>>376 テンプレ見ろとか言ってるけど、どこの誰とも知らない人の書いたレビューをソースにしてるのはどうなの?
そもそも論点は高畑勲の帝の描き方の意図についてだろ
どの原作を参照したかとかの話は的外れ
天皇の意味合いが今と掛け離れてるのに同列視して左翼だー右翼だー言うのもおかしな話だがな
よしエンディングの最後に
「この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません」
を入れて台無しにしよう
今の昭仁天皇が悪くかかれてるならともかく遙か昔の帝をどうかかれてもふーんとしか…
帝と捨丸とか物議を醸しそうな描写多いけど
大コケしてくれてるおかげで風立ちぬの喫煙描写騒動みたいことが起きずに済んでるのはラッキー
とはいえもう100万人は観たか
帝なんて超重要な役でもなかろうに、別に通行人Aがかぐや姫に抱きついても結果は同じになるし
あの程度の改変がNGって一生過去の文献で満足してろよって話だ
竹取物語としての起承転結は守られてる以上は問題ないよ
って高畑監督が言ってた気がする
別にこの映画に政治的臭なんて入れてないだろうに
たんに原作通り、帝が謝罪してその後姫と交流するようになるって描写だと
姫が月に助けを求めてしまう決定打となるエピソードが書けないから
話の展開上変えただけに過ぎない
>>389 「帝の描き方がおかしいだろ!」
なんて声高々に言う奴いたら、世間一般にその手の活動団体ってこと知らしめて、総スカン必至だろw
男はクズ、ということに異論は無いけど
女を女たらしめているのは男にわからない部分なんだよな
つまり男がクズでいてくれてる間だけ女は女でいられるわけだ
女の全てを解って!尚且つ愛して!
なんていう都合のいい話が存在しないということくらい
現実と妥協して生きてるブス女は全員理解してるわ
394 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/12(木) 17:44:54.69 ID:K7sFe5xr
>>390 絶対言ってないし、竹取物語において帝が重要でないとかどう読んだらそうなるのか頭を疑うレベル
そんな作品において、あえて帝を悪意を込めて描いた意図を知りたいと思っただけで
まあ
>>391の言うように話の都合上なのかも知れないが
それにしてもやり過ぎだとは思うけどね
高畑はガッチガチ左翼なんだから。
天皇をバカにするのは朝飯前だよ。
というよりこの映画を作らせたプロデューサーである氏家斉一郎自身が
高畑のアニメは共産主義の香りがするから大好きなんだと言ってる
この作品に限っては月=共産主義・社会主義否定してたような
壬申の乱を現代に置き換えて皇太子と秋篠宮が殺し合うストーリーは史実通りだったらウヨ的にはOKなの?
いい加減、左翼右翼、わからない奴は◯◯とか、
レス酷すぎやろ
タバコ出すだけで叩かれたり不倫や帝をああいう風に描いたら叩かれたり
こうして見る側の人間が半クレーマー化して尖ったおもしろい作品が作られなくなっていく
そして抑圧的に表現規制の風潮が進んでいくのであった
まるで中世だね!
俺的にこの映画は政治的なイデオロギーはほとんど感じないんだけど、
アンチがこの映画をディスるために、政治話を延々続けているんだろう。
ウヨサヨ言ってるのは荒らしだからスルーすればいいのに
こんな低レベルの煽りに釣られなさんな
こいつらはサヨクなら無条件に叩く姿勢だから何を言っても無駄だ
反日韓国人と同じ思考回路
「利休にたずねよ」もひどいらしい
茶道は日本が拉致してきた朝鮮人が起源だとさ。
イデオロギー批判が嫌なら端から作品にイデオロギー要素入れるなよ
マジで鬱陶しいな
大体の主張の語尾に(自己解釈)が付く
平安時代の帝がシャクレてようが、セクハラしようが、普通はなんとも思わんやろ
戦時中かよ
なんでもかんでも非国民か
製作者の元に街宣車が突撃するのかどうかは知らんが
反応したら負けですね
ごめんなさい
帝のセクハラ行為は当時では一般的な行為だと思うけど
411 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/12(木) 18:24:33.81 ID:K7sFe5xr
なぜこうもジブリ信者は攻撃的なのかと
芸術なんて賛否両論あってしかるべきだと思うんだけどねえ
アンチ叩くならまだしも基本好印象でも一言苦言付け加えるだけで総叩きだからなぁ
>>411 その一行目だけ書き込んどけば十分だな
後は見苦しい
かぐや姫が書かれた当時、今でいえば愛子様が皇位につきそうになったので秋篠宮が反乱起こして愛子様を自殺に追い込み秋篠宮が帝位についちゃうような時代なんだけど。
ドイツ人の女子が感想書いてくれてたので独和辞典を引いて一部訳してみた
「かぐや姫の物語」感想
もし宮崎駿の描写スタイルに慣れているなら、高畑勲のシンプルなデザインとパステル調で水彩画風のスタイルは最初は一風変わって見えるかもしれない。
しかしすぐにそのことには慣れて映像にどっぷり浸かることができるようになる。
いつの間にか私はなによりもこの映画の色使いがとても好きになった。
ストーリーはとても興味深く、美しくアレンジされている。
この映画は本当にお気に入りの作品になった。
私にとって2、3のことが不明瞭だったので、残念ながらいくつかの事柄については理解できなかったが、
それ以外の点では話の筋に本当にしっくりついていくことができた。
とてもよかったので、私は最後のところで劇場に座りながら何度も泣いてしまった。
とにかくもう涙を押しとどめることができなかったからだ。
悲しいことに世の中にはハッピーエンドではない映画もあるのだ・・・。
スタジオジブリは「かぐや姫の物語」でまたひとつ深い感銘を与える作品を生み出した。
ただし、私はこの映画をじっくり鑑賞したい人にしかお勧めしない。この映画はお子様向けではないので!
他の多くのジブリ映画と同じように、この映画も再びとても社会的なテーマを扱っており、
そのことについて私たちはまずなによりも成熟した大人として熟考することを求められるからだ。
この理由で私はストーリーをとてもすばらしいものと感じた。
この映画が一刻も早くドイツで公開されることを強く望む。
ttp://yoko-lost-in-japan.blogspot.jp/2013/12/film-kaguya-hime-no-monogatari-ghibli.html
さっき観てきた
赤子と疾走以外観るべきところが無いw
内容は( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
竹から生まれるシーン何だありゃ
翁の声最悪
月の使者の音楽ワロタふざけんな
久石だろうが駄目なものは駄目だ
全体的に現代劇杉る
>>414 よくそんなもん見つけてくるなあ
不明瞭なことってなんだったんだろう
日本書紀にある武烈天皇の暴君ぶりを知らんのか
マジキチレベルのことをやりまくってる
例えば女を裸にして馬の交尾を見させ陰部が湿ったら殺し湿ってなかったら女奴隷にしたという伝説がある
実際の話かどうかは知らんがフィクションでもあらゆる天皇を美化しないといけないなら
日本書紀からしてけしからんということになる
日本は昔からそこまで偏狭な国ではないよ
そこまでズケズケと書く場合は、大抵執筆当時の政権の政敵だった場合が多い
わんぱく王子の大蛇退治の時も
改変けしからんとか文句でたんだろか
420 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/12(木) 19:09:45.54 ID:T66/rxQw
>>418 知識が浅いくせに聞きかじった古典作品を引き合いに出してくるから見てらんないわ
平家物語や日本書紀と比較するとかもうねwwwwww
今日の朝日夕刊もすごいなあ。
ありがたやありがたや
かぐや姫の物語2回見たけど2回とも面白いと思ったしかぐや姫可愛いと思ったよ
昔に天皇を悪く書いてた文献があるとか言い訳にならんな
これは好きな作品だけに、帝の扱いが残念だったのは確か
せっかくいい作品なのにそんなところで叩かれるのもな
425 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/12(木) 19:16:12.45 ID:xTFq/I7n
いいけど2000円はないかな
1200円くらいだわ
このアニメがとても面白いのも認められるし
天皇を揶揄した表現になっているのも認められる
またそういうアニメと関係なく天皇への敬意をしっかり持っている
そういう人でないと、このアニメをちゃんと見ることができないだろうな
めんどくせえ作品だなw
もうそういうしがらみと関係ない海外でさっさと公開しろや
428 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/12(木) 19:35:34.36 ID:sqYPfNb0
>>425 こういう奴は1200円でも見に行かない
429 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/12(木) 19:42:43.13 ID:+9yMD3qb
>>427 唐突な媼の乳首ボロリンと少女の裸体描写が多いから海外で上映できないとの噂が
まあ海外大絶賛ってならないと関係者も困るだろうから、そのへん書き換えるんだろうな
よくかんがえたら男の中でトップなのは、龍と戦いに行った奴だな
結局、何の土産も持たずに帰ってきて、かぐや姫のことそのまま諦めたし
姫も、そんな奴のことなんて思い出すこともなく忘れたままだったけどさ
まさに思いはだれよりも強いのに、直接アプローチしない、俺のような男が一番だってことに
そろそろ世の女どもは気づいてもいいはずだぜ
偽物の華もって軽く口説き落とそうとしたり、超絶ナルシストだったり、幼馴染の偶然であったような奴らよりも
よほど龍と戦いに行って、そのまま忘れ去られた俺のような男のほうがいいじゃねーか
>>424 お前が思ってる「原作」こそ後世に改変されたものだろ。
実際は最初は壬申の乱の頃に作られてるんだから。
蓮華草の君は翁、媼がこいつだけはダメだと予め気付いていたんだな。
>>430 面白いw
お前の思いの強さとか知らんがなw
>>431 だから改変されたものから原型近くまで遡ったものまで全部ひっくるめても、帝が月に帰る最終的な原因になったという話はないだろ
それは高畑のオリジナルだろ
その点が物議を醸しても仕方ないんじゃないのと言ってるわけ
理解力ないな
人間宣言してるんだから人間的に描いてもいいんです
安重根は明治天皇崇拝者だったな。
そういや。
今昔物語のほうがオリジナルに近いといわれてるな
御門の軽い扱いはそっちのほうからの引用で高畑のオリジナルな要素を加えたと
まあ問題ないんじゃないの映画なんだしオリジナル要素ゼロで映画にはならんだろ
帝の言動と姫の反応は古典とほぼ同じ
他の貴族と同じように後日談を省いただけ
オリジナルなのは姫の感情だがこれについてはもともと大して書かれてない
貴族の欺瞞に心を痛めたり自己嫌悪になったりとかも独自解釈
帝のあのシーンが物議を醸すというなら知らん男に急に抱きつかれて連れ去られそうになったらどう思うか考えてみろ
わからんかったら自分で見知らぬ女性に抱きついて試してみればいい
助けを呼ぶのは当たり前だし普通あの程度では収まらないから
昔話は改変自由が常識だけどミッキーマウス法で駄目になるかも
>>438 そう!
父親の手引きで見知らぬ男が部屋に入って来て抱きついてくるとか、若い女の子ならめちゃくちゃ嫌なんだよ
絶賛してる奴らはこの作品のメッセージを全く受け止めようとしてないんだな
前スレでもかぐやの心理を考察した人が何故かフルボッコにされてたし
処女パワーだな
問題は「かぐや姫が月に帰る最終的な原因は帝」というのが高畑のオリジナルな点
これは後々まで言われるのは仕方ない
言っておくが俺はアンチじゃないよ
アンチの滅茶苦茶な叩きにウンザリしてるクチだ
だけどこの作品が好きな人でも認めるべきところは認めるべきだと思う
そうでなければキチガイアンチと同類になる
>>441 その考察は正しいのか?
正しくなければ叩かれるだろ
未婚女性の御簾の内に、無断で入っても罪に問われない
むしろ、最高の名誉であり、断るものなどいるはずもない
御心のままになされたことを「帝を欲に支配された低俗な人間」
などというのは、下賤の者の価値観に照らし合わせて判断しているにすぎない
でも、天人であるかぐや姫には地上の地位なんて関係ないんだけどね
>>444 高畑監督が書いたかぐや姫に対する心理的考察を受けての話
正解云々以前に心理的考察することを叩かれてた
監督も同じ事やってるのにな
仮に原作(原本って何とか成立過程とかいった議論はいったん置く)通りに帝の部分を映像化した場合
翁の屋敷が山近くだってことで狩りを口実に屋敷にお忍びで訪れる事を帝が翁に提案
→翁それに賛同→かぐやの家の中で帝がかぐやを見つける→気付いたかぐや屋敷の奥に逃げる
→帝かぐやの袖をつかむ、かぐやは顔を隠す→帝「放すまいぞ」、無理やり連れて行こうとする
→かぐや影になる
原作通りやった方がいろいろ生々しいんじゃ
それに映画の方の帝も仮に「サヨク」根性丸出しで批判的に描くつもりならもっとゲスくやれたんじゃね
帝と言うかプレイボーイの貴族って感じ
むしろそれまでの5人の貴族よりはマシな描かれ方してると思う
かぐや拉致るのに失敗した後の帝の件は、映画でスポットあたってるのがあくまでかぐやの内面なんだから
カットするのも当然だし
その心理的考察が間違ってるから叩かれたんだろ
心理的考察をするのはいいよ。正しければ
間違ってても叩くなというのは虫がいい
天人であるかぐや姫に帝が軽く触れただけでも強姦に等しい無礼な行為
びっくりするほど話が通じない
>>450 赤字だから駄作とか言ってる低能が偉そうに言ってはいけない
お前はすでに馬鹿が決定してるんだよ
絶賛コメでスレを埋める作業がそんなに楽しいのかな?
知性のある奴には耐え難いスレだ
361 名前: 見ろ!名無しがゴミのようだ! [sage] 投稿日: 2013/12/12(木) 16:10:31.34 ID:6OHVQ4Xw
大赤字の時点で客観的に駄作確定だろ
赤字分寄付でもしたほうがマシだった
↑
こんなアホな書き込みしてる奴が今更利口ぶっても無駄
自分の頭の悪さを自覚しろよ
455 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/12(木) 22:00:22.28 ID:NxywrW5j
>>451 興行的に駄作って意味で言ったんじゃないか?
まあでも解釈に正解も間違いもないと思うけどな
少なくとも監督からの正式な解説もないのに自分たちの解釈こそ正解というその考え方は全く理解できない
興収がふるわなくても良い映画はあるし、ヒットしても駄作はある
同調圧力に追いたてられる俺
俺がかぐや並みの美女なら映画ができるな
信者的には1800円の映画代の他600円のパンフレット買って読んで何度も映画館に足運んだ上
正式な解説発表とか待たなきゃいけないんだ。
大変だな。
興行的駄作て変な言葉。興行的傑作てあるのか。
あいかわらず2chは2chだなあ
462 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/12(木) 22:20:00.06 ID:NxywrW5j
>>460 確かに自分で言っといてあれだがらちょっと言い方は変だな
興行収入的に駄作って意味だわ
興行収入的に傑作となると今やってるコナンとかがそうだろうね
わたくしは思想的には所謂右寄りだが右左資本共産関係無く作品は作品として認めて観ている。勿体ない。この作品、絶対にじわじわ登りつめてずっと観られていく作品だと思うよ。
企画書の一部が書かれている「アニメーション折にふれて」届いた。
面白いw
『竹取物語』の永遠の魅力の源泉は、かぐや姫の不可解さを分かりたいと
読者に思わせるところにこそあると書かれている。
今回の映画でもこの点で成功してるじゃん、と思ったw
そりゃこの映画が好きな集団に潜り込んで一人で駄作!駄作!って喚き散らしてたら浮くわ
466 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/12(木) 22:36:40.51 ID:M+x/Att0
>>465 ならアンチスレで喚いてる信者も引き取ってくださいよwww
単発ageくんがんばってるなあw
ID:axqXeMgHは
>>447に反論しないの?
アンチってか違和感持つ人はひとりじゃないと思うよ。
結構原作から変わってるから。
外人はそのまま受け取る人が多そうだけど。
まあ、外人は天皇に対する思い入れなんて全くないからな
権力者=悪人というのは物語のデフォだし
違和感無いだろ
横だけど原作は
>>447の前後にあれこれあって結構段階を踏んでる。
ま、普通帝が自ら山くんだりまで来たりしないわけで。
この作品にイデオロギー臭・政治臭って言ってる人
イデオロギーとか政治の意味を理解して使ってないでしょ?
原作持ち出してアニメ批判してる人も
現代語訳だけ読んで原文で読んでないんじゃないですか?
ここって子共も見てるんですよ。
大人らしくつつしみ深くできんないんですか?
子供は見てないと思うよ
熱いレスバトルの最中に申し訳ないが
夢オチ(夢オチではない)の流れってどうだったっけ?
その@ お披露目式で嫌なこと言われる→めっちゃ走る→元の家に知らない人おる→みんなどっかいってる→かまどの人がまた春くるでって言う→???→夢オチ終わり
そのA 帝来て帰る→月に帰らなあかん→迎え撃つ準備するで→ちょっと田舎帰るわ→捨丸おった→空飛ぶ→月が出てくる→夢オチ終わり
夢オチの始まりと終わりがウル覚えで悔しい
どっちも月に見つかった時点で終わりだったっけ?
>>473 つつしみ深く?子共?
日本だと中学校の教科書でも原文載ってますよ。
文庫本なんかでも原文(+注釈)か、原文と現代語訳の両方だし
現代語訳だけ読んで原文読まない人ってそんなにいないと思うけど。
釣り?
今日の朝日夕刊から。
癒やし、という言葉が嫌いです。病気になる前の状態に回復するのを
繰り返すだけで、その先には進まない。自分の快不快だけに関心があり、
他者の存在が感じられない。
(なぜ客観性にこだわるのか聞かれて)きっかけは敗戦前後の体験です。
戦後クラスの班分けを「民主的」にやろうとしたら、嫌われ者を押しつ
け合うひどい結末になった。民主主義もこうなっちゃうんだ、と面白か
ったし、忘れられないんですよ。一つの価値観に染まり切らない傍観者
的、客観的な見方が身についたんじゃないか。
>>475 最初の夢オチは帰り雪の上に倒れ死ぬ直前と理解している。しかし月が、どでかく出てきてクリオネを派遣。また宴のシーンに移動
>>476 それでは竹取物語をどう評価されていますか?
アンチだから叩いてるんじゃなくて人の話聞かないから叩いてるんだよなあ
俺らが何言っても天皇がーサヨクがー原作がーで話が通じない
割とよく聞く「人間が描けていない」という批評に対して
一理あると頷きつつも、しかしそれはあくまでも古い価値観だ
人間などを有難がるのは俗人ないし旧人類の証拠
未来を生きている通(廃人)は超人や神人や無位の真人を喜ぶ
などと思ってもいたが
しかしまさか「人間がちゃんと描けている」アニメがこれほど面白いとは!
『母をたずねて三千里』を見ていて痛感したわ
善人でも悪人でも生活感のないモブでもない生っぽい人間が作品内で息づいているアニメは
ホント面白い…というか派手な展開などほぼ皆無で
いささかも奇を衒ったところなどないのに、これほど面白い作品に仕上げられる監督他
スタッフ諸氏の力量に脱帽だわ
「たのしいペッピーノ一座」の回で
理想を追い求める主人公の父親が幼児にガチ正論でボコボコに論破されて
スゴスゴと退室し、現物がいないため既に二次元でしかない写真の嫁に
(´・ω・`)ショボーンと呼びかけるシーンを見て
これは煉獄でピラミッドとか言ってる眼鏡に対しての痛恨の一撃なのではないかとワロタw
もっとも俺はその幼児に言い負かされてる親父さんに一番共感してしまうわけだがw
しかしながら、高畑作品ではどのキャラの気持ちもよく理解できる
人間が嘘偽りなく丁寧に描かれているから
482 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/13(金) 00:22:07.38 ID:ONwcX9mo
今日友達に誘われて2回目観に行ったけど、やっぱり俺は駿の方が好きだわ
高畑勲は駿以上にアニメをエンタメとして作ってないんだろうね
>>480 別に誰がどんな風な感想持とうがそいつの勝手じゃね?
対立意見叩くとか子供かと
>>480 講演じゃないしましてや宗教の説伏じゃあるまいし。
掲示板は各々思ったこと書いていいんだよ
>>481 廃人なのか人間より狐狸の話の方が面白いと思う。
このアニメもそんなに人間描けてると思わなかった
勘違いしてたら申し訳ないけど、帝が漢文が書かれた屏風を背後にイスに座ってる場面があったよね。
月の住人の描写を除けば、全編ほぼ純和風に描かれてる映画なのに、
ここだけは日本の帝というより中国の皇帝ぽい気がするんだけど、どういう意図があるんだろう?
かぐや姫に平然と夜這いをかける大胆さも併せて、絶対的権力者として貴公子たちとは根本的に違う人物であることを表現してるのかな?
それとも、単純に史実として平安期の帝に中華風のアンティークが好まれたり、原作の文章や挿絵にある場面だったりするのかな?
>>475 サンクス
やっぱり月が出てきて元の場面に引き戻されるのか
行き過ぎた行動が月の人たちに見つかって元の場面に巻き戻された
こう考えるのが妥当か
>>478にサンクスやった
人間的なかぐや姫も絶対に救われなかった
これがこの映画の良いところだと思う
>>482-480 スマン書き方が悪かったな
勿論どんな感想を持つのは当たり前だし、それを書くのはいいんだけど
壊れたレコードみたいにIDが真っ赤になるまで延々天皇がーサヨクがー原作がー繰り返すのは止めてくれってこと
人間?かぐや姫が?
竹取物語大好きで色々読んでるが、高畑かぐや姫とワイかぐや姫は方向性が完全に逆やわ
確かに高畑かぐや姫は完全に人間かぐや姫。まさにタイトルを「かぐや姫の物語」とするなら正しい
ワイかぐや姫は超人かぐや姫。まぁ原作と映画は違って良いと思うし高畑解釈も否定するコトはない
ただ超人的なものを人間的に掘り下げる、心理描写に重きをおいて話を作るってのは
心境小説的話作りで、とても手軽でチープな描き方だと思う
だから前半部分はあまり好きではないのだけれど、
それでもなお、この高畑版人間かぐや姫でさえもあらゆる人を不幸にし
結果、誰一人として救われずに話が終わったことは物凄いカタルシスを感じた
人間的なかぐや姫は人間的に救われるのかという結末も考えてしまったから
結局、人間かぐや姫も超人かぐや姫も結末は変えることが出来ないのだな、と妙に納得しニヤニヤしてしまった
どれほど人間的に描かれようと、かぐや姫の神秘性は揺るがないのだとね
実は竹取物語に出てくる帝って
どこに住んでるか良く分からないんですよね。
後世作られた絵巻の絵から
勝手に平安京と思いこんでるだけで。
富士山を都の近くにあるっていってるし。
このアニメで都の所在地っていってましたっけ?
>>485 終盤、帝に抱きつかれた時も心が叫んでしまスーっと移動したり姿を消したりで終始月に監視されてる感じだよね。幼少の猪に突撃されるシーンはステマルが居なかったらどうなっていたのか?
>>484 日本史好きには当然だが奈良時代の始めから平安時代の初期は遣唐使で中国文化が先進文化としてなだれ込んできた時期。
明治初期に西洋文化がなだれ込んできたのと同じような感じ。
>>492 そう
どれだけかぐや姫が人間的に描かれようとかぐや姫は人間ではないのだ
人智を超えた力には人間的な感情など汚れでしかないのだ
私はこう解釈するようにします
マルコはあの年頃の子供としては出来すぎなほどしっかりしている良い子だが
それでも確かにまだ子供で、考えは浅く直情的で他者を充分に思いやれない
しかし道理が理解できないわけでもない
こうした人物造形のさじ加減が絶妙
マルコは骨太のがんばり屋だが決して宗介のような賢者ではない
この作品の中で一番人格的に成熟しているのはマルコの兄貴かもしれないが
近所のおっさんと一緒に家具を運ぶシーンでそれでもまだ肉体的に未熟な子供なのだ
その子供がこんなに無理をしているのだと改めて気付かされ、愕然とさせられる
そのエピソードの終盤に父親に説教するマルコのシーンが控えているわけだからこれはよく考えると重い
しかしよく考えさえしなければ避けることができる“選択の余地のある重さ”でもある
故に子供の視聴者にトラウマを残したりはしない
こういう見る者の状態によって視聴難易度が自動的に調整される構造は
『かぐや姫の物語』でもしっかり生きている
超人というか天人だけど、そもそもその感情希薄な天人の中でもイレギュラーな存在だからなかぐや姫は
人間臭いのもさもありなん
まぁ超人ってのは要するに人間ではないってことよ
個人的に一番嬉しいのは宇宙人説なんだけどな
ワイが一番人間的だなと感じたのは、かぐや姫が光ってないことやね
宇宙人の登場シーンってだいたい光ってるやん
竹取物語では夜でも昼のように輝いていたはずなのに
かぐや姫の物語では普通にろうそく使ってたな
まぁ常にピカピカ光ってたらギャグにしかならんか
>>494 あー、そういう感じ分かる。
人間の都合や感情以外の世界。
このアニメは(心理学的解釈の為に?)かぐや姫を人間にしたことで駄目になったと思う。
最初から価値観が狭くなってしまった。
駄目になったんじゃなくて良くなったんだよ
そんなの見てもちっとも面白くない
>>491 舞台がどこなのかという議論は根強いけど
個人的には畿内で揺るがないと思っとるで
富士山の近くにも伝承は残ってるけど、
都の近くに富士山があるとは言ってないはず
帝が一日で狩りに来れる場所というのが内容的証拠で
心証としては、竹と言ったら京都でしょ、
エジソンが世界で初めて光らせた竹は京都の孟宗竹だというしね
ワイはロマン派なのでロマンチックな方の解釈の味方をしますわ
ダメではないよ
「竹取物語」ではあれほど人を超えた何か扱いされてるかぐや姫を
人間的に描き、心理的描写をしたという試みは評価されてしかるべき
かぐや姫が何を考えているのか描くなんて、ある意味ではタブー
あくまでも人間的な物差しでは測れない存在として誰もが思考停止してしまうのだから
それでもなお、救われるコトが無いってのがかぐや姫の神秘性を強化するポイントになるわ
想像がふくらむよ、結局かぐや姫とは何なのかってね
>>484 奈良平安辺りは日本独自の文化の色合いは薄いかな
あと太眉が主流で剃眉なんかはあの時代は無いかなw
>>489 おお、サンクス。
ググってみたけど、多分、鳥毛帖成文書屏風かな。
イスは、正倉院のものとすると赤漆欟木胡床しかないけど、これは胡座かいて座るらしいから違うぽいね。
また劇場行って確かめるか。
>>491 舞台がどこかはっきり言ってなかったと思う。
謂れに関係なく実在の宝物が出てるのも、この作品がファンタジーであることのサインなんだろうね。
>>493 中華の影響が強いというと飛鳥や奈良時代を思い浮かべたけど、考えてみると遣唐使が廃止されるのは894年だし
確かに平安時代の帝が中華かぶれでもおかしくないか。
>>484 あの屏風は聖武天皇遺愛の品として現在も正倉院に伝わっているものがモチーフですね
実物は今年の正倉院展に出陳されていましたので私も観ることができました
あと御門は椅子も使用していましたね
また机上に「瑠璃杯」もありましたがこれも正倉院御物です
基本的に本作での貴族の生活は平安朝がモデルのようですが綿密に調査されてると見受けられました
今日地元のCDショップでサントラ買った
風立ちぬのサントラ買った時も特典付いてたのでので今回も特典が付くと思ったら(陳列に特典ありと表記)
もらったのはクリアポストカードだった
特典CDは出てしまってジブリDVDの特典を流用したのかな
amazonのレビュー見てもみんな天人の音楽にやられてるなあw
>>505 正倉院にあるものは光明が東大寺に寄付したものだから平安宮中とは無縁かとw
ホントは十二単も平安中期以降やから
竹取物語の舞台が壬申の乱直後だとすると
かぐや姫は十二単を着ていなかったことになる
でも、それだとロマンシングに欠けるから内緒なんやで
これは、汚れた現世で生きることの素晴らしさを描いた作品だった。
でも面白くは感じなかった退屈。
それならナウシカの後編じゃ駄目だったのかな。
>>507 いやだから舞台は平安期がモデルで調度は正倉院御物を拝借していると
奈良期に存在したものが平安期にあっても不思議はないでしょ
>>508 まあ後世の絵巻物等の影響でかぐや姫と言えば十二単ですしね
生命礼讃自然大好き感情が嵐のように変わるジブリヒロインを
かぐや姫でやろうとしたことがそもそもミスマッチだった気が
それならいっそ原作のように超然としたヒロインの方がよかったかも
そういえば「宇宙皇子」でもかぐや姫出てきてたけど
あのかぐや姫も十二単ではなく奈良時代的な衣装だったな
平安も中期までは唐風趣味じゃないですかね
帝が冕冠を付けるのも幕末まで続いていたはず
>>511 宇宙皇子は飛鳥浄御原の時で持統天皇や不比等が出てくるころですから
だいたいそんなもんです
年代設定の説に関しては本当に幅があるからな
貴公子の実在した時代となると、飛鳥時代後期(7世紀終盤)にまで遡ってしまう
超然としてると思ってた存在がむしろ普通の女の子だった時のミスマッチ感はすごくいいと思う
男勝りのおてんば娘が時々見せる女の子らしい仕草にドキッとするとか
ただしこういう単純なミスマッチを利用したキャラクター作りはツンデレ以前からすでに使い古されてる
しかしかぐや姫の場合はいろんなミスマッチが混在しながら常に変化していて実に面白いしザラザラした荒っぽさがある
おてんばと思ったら優雅な振る舞いをするし
大人らしくなったと思ったら子供っぽい言動をする
自然が好きなのに桜を見ないで都に帰ってしまうし
せっかく庭を作ったのに自分でめちゃくちゃにしてしまう
かぐや姫にはキャラクター化されるのを常に拒むような多面性と自発性がある
それでいて一本筋は通ってるから人間としての説得力もある
キャラクターがペット化されたツルツルの人間だとするならかぐや姫は野生の猛獣そのもの
かぐや姫をこんなに魅力的な人間として描けたということがこの映画のすごさだ
衣装なら一番最初に竹から出てきたとき着ていたのが一番時代背景に忠実なのかな?
レヴィナスは他者とは本質的に迷惑な存在であり他者の顔は自己の秩序をかき乱すと言っていて
その自分の世界が揺さぶられる点にむしろ他者の不可侵な神秘性を見出したわけだけど
かぐや姫の表情を見てここまで胸がざわめくのはそこに他者としてのリアリティがあるからなんだろうな
まさかアニメを見てレヴィナスを思い出すとは思わなかった
>>83 このスレを見て
確認のためにもう一度観に行きましたが
北の方を追い出したのは間違いなく
大伴の大納言でした。
そもそもその大納言の話から、
竜の珠を求める嵐の海の大納言の描写に移っていくわけで。
ノベライズでも
「なんでも大納言様は、かぐや姫様をお迎えするために北の方様を追い出して、
お屋敷まで建て替えられたそうですから。さすがもののふ、御覚悟が違います」
と書かれています。
ちなみにその後のことも描かれており
竜探索に失敗した大納言は、追い出した北の方に
目の下にすもものような腫れものをこさえて帰ってきて
「かぐや姫とかいう不届きものにたぶらかされ危うく死ぬところだった
屋敷も新しくなったしどうか戻ってくれまいか!」と
平身低頭あやまって
以降すっかり笑いものとなり武勇の誉れも地に落ちた、とのこと。
つまり「映画の」大伴の大納言は
「竜の珠を手に入れられず
姫に合わせる顔がないと結婚をあきらめ、
北の方を迎えにいくこともなく独りで過ごす漢の中の漢」
となりますかね?
520 :
519:2013/12/13(金) 05:11:23.94 ID:u8evJp0S
ちなみにその後のことも描かれており
竜探索に失敗した大納言は、
目の下にすもものような腫れものをこさえて帰ってきて
追い出した北の方に
「かぐや姫とかいう不届きものにたぶらかされ危うく死ぬところだった
屋敷も新しくなったしどうか戻ってくれまいか!」と
平身低頭あやまって
でした
すみません
今更au loves ジブリのサイトの高畑勲展見に行った
叶さんの文章はすごい詳細で読み応えあって面白いね
ただじゃりチエの扱いがTV、映画ともにほとんどないに等しいのはふざけてんのかと
あのアニメがあんな面白くてすごい人気出たのって高畑さんの貢献じゃないの?
高畑さん関わってない第2期は短命で空気だったし
>>504 嵯峨天皇でググれ。
平安初期の天皇で源氏の祖だが中国文化狂い。
今夜はドキュメント後編があるな
>>519 まあ冷静になってよく考えてみれば、「ここではないどこかへ」のくどき文句考えてる奴が
屋敷の造営するわけないんだよな
石作皇子の北の方は、野の花のようにつんではすてるを繰り返しているのを見かねて
やってきたってところじゃなかろうか
>>524 北の方としては、
夫がきちんとした相手と普通に結婚するのならまだしも、
そういう浮かれたことをして女性たちの怨嗟を受けるのは
外聞が悪いだろうね。
まあ、現代的には「この浮気モノー!」という
解釈でいいのだろうけど。
月探査機「かぐや」のデータが立体地図になりましたね。
映画をみてたときに少しだけ気になった点に、月面での様子が現代の
知識に基づいているという点です。
ウサギがいるはずの月面の想像ではなく、クレーターがあって砂漠の
ような月面を観客が想像することが前提になってました。
雪の中で「どこかでみたことがある」という姫のつぶやきです。
地球に関しても衛星で撮ってみなければわからない地球の姿でした。
現代劇なんだなぁ、と思った瞬間でした。また、観客は現代人なので
いくら頑張っても昔の人と同じ土俵で物語を感じ取ることはできない
とも思いました。
ラストの黒バックでのエンドロールでは物語の世界からゆっくりと
現実に引き戻されてゆく気持ちになり、本を閉じた時のような静かな
気持ちになれました。
地球に生まれてよかった
別れのシーンを盛り上げすぎちゃって
不老不死の薬のエピ削除したのは残念。
今日から公開のゼロ・グラビティこそ「地球に生まれてよかった 」
「生きてるって素晴らしい」って感想ぴったりかもね
小学生の頃火の鳥鳳凰編ヤマト編見て日本史に興味持ったように、
これ見て歴史に興味持つ小学生が増えると良いな。
俺は断然地球なんかより月の方がいい 平穏で楽そうで
天人五衰さえなきゃね
中国のロケットに乗っていけ
翁が水の上を走れたり、媼と一緒に雲に乗って
既に雲の上にいる姫の所までいけたのは
如来の力だったんだろうか
あえて最後のお別れをさせてあげたんだろうか
>>437 > 今昔物語のほうがオリジナルに近いといわれてるな
そう主張する人間もいる、のレベルだな。
根拠はかなり薄弱。義経=ジンギスカン説の類。
今昔物語集より古い源氏物語に引用されてるのがいま一般に伝わるのと
ほぼ同じであるのがガン無視されてる。
>>480 そらお互い様なんじゃね?
あんたも相手の話を聞かず、自分の主張を変えないんでしょ。
535 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/13(金) 09:49:41.23 ID:ONwcX9mo
>>533 自分の意見を正当化するために時代考証もせずに色んな説を引っ張ってきてるらしい
そもそもテンプレに良レビューとか言ってどこの誰かもわからない人間の意見引いてるのがこのスレの変なところ
536 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/13(金) 09:54:22.06 ID:ONwcX9mo
>>528 俺もここは非常に惜しかったと思う
原作でかぐや姫が帝に薬を送ったのは
必ず何か意図があるはずだし、高畑訳もぜひ観てみたかった
個人的には、再会を期待して渡したんじゃないかと思ってたんだけど
タイガーマスクに比べれば些細なこと
>>519 やっぱり大納言か。
石作皇子と北の方の会話が紛らわしかったからね。
540 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/13(金) 11:25:45.75 ID:ONwcX9mo
>>538 ページ……
なんかいろいろ勘違いしてそうだけど
「物語の出で来はじめの祖なる竹取の翁」って記述が確かにあるよ
というかこの記述が日本最古の昔話って説を裏付けてるひとつの証拠でもある
この一文は有名だし、真面目に古典やってたやつなら誰でも知ってる
>>540 つまり源氏物語には具体的な内容は書いてないだろw
542 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/13(金) 11:42:41.15 ID:ONwcX9mo
>>541 ?
ちょっともう一回しっかり読み直せ
多分相当読み違えしてるから
源氏物語 「竹取の翁」部分 超意訳抜粋引用
ある日の中宮のサロンで学識ある女官が集まって
まずそれぞれ物語のルーツとされる「竹取の翁」と「宇津保の俊蔭」の
絵本を並べてどちらがいいか比べッこすることになり
以下のやり取り。
「『竹取の翁』って確かに古臭くて特に面白い話じゃないけど
かぐや姫の高潔さや遂には天に昇る気高さは
私たち凡人には計り知れない
神々の時代の姫様ならではの魅力があるとおもわない?」
「確かに雲の上なんて私たちには分からない世界ですよ。
でもこの世では竹から生まれたんだから
どうせ大した宿縁の持ち主ではなくない?
翁の家一軒でこそ光り輝いていたけど
ひろい広い内裏を照らすおん帝のまばゆい輝きには
並ぶべきもなかったでしょ?
阿部のおほしが大枚はたいた火鼠の毛皮の所
変わった趣向を期待させておいて、あっさり燃えて終わりだったし
車持の親王がまるで本当に蓬莱に行ったように
ちょっと本気に思ってたらやっぱりニセモノで
つまんない話と思ったわよ」
>>543 よく調べずに書いた意訳なんで
原文を当たって訂正していただける人がいたら
よろしくお願いします。
なお今昔物語にも源氏物語にも
月に上ったということは書かれてませんし
富士さんについても触れられていません。
で?かぐや姫の本名はなんなの?
>>543 仏教思想って、いけとしいけるものを単純に肯定してるんじゃなく、
優れた前世を生き、優れた宿縁がある存在は上位の存在として生まれ変わるって前提なんだよね。
ヒエラルキーを肯定した上で全ての生き物を修行途上として見ているっていうか。
それと、中村元さんと諸橋轍次さんが言っていたが、単純に自然>人為ではない。
ヒエラルキーや都市(人為)を否定する姫はすごく近代的
今日はWOWOWのドキュメンタリー後編か
前編は見てるだけで胃が痛くなるような内容だったけど後半はもっと凄いことになってる予感がする
548 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/13(金) 12:24:08.67 ID:ONwcX9mo
>>544 天に昇る気高さでなく天に昇る運命だね
月に上ったことについては語られてる
薬のことは語られてないけど、そもそもあらすじを語る話でもないし、話題に出なかっただけだとも考えられる
なにより現存する多くの写本に富士山の縁起にまつわる記述が確かに有る訳で
>>543 絵合わせの場面かな。
絵の出来よりも、
その題材となった物語の内容を批評・討論して
帝にふさわしいものかどうかを競ってて、
面白いんだよね。
源氏物語が書かれた当事、竹取物語が「物語のはじめ」で
誰もが知るものだったのは窺い知れる。
その宮中も今ではすっかり
うちの子のほうが凄いんだ比べに。
>>549 >>549 はい絵合わせのところです。
この段は特に楽しいですね。
平安時代の源氏物語の中でも
かぐや姫って何考えてるかわかんねーわって言われてて
千年以上たってもやっぱりわかんねーってやりあってるのが
なんともおかしく感じました。
>>546 訂正ありがとうございます。
契りをどうとるかで悩んで
訳後の座りの良さを考えて意訳してしまいました。
>>546 たしかにかぐや姫は因果の輪から外れた存在ですよね?
全てを因果に結びつけて考える「らしい」
この時代の説話・物語として異質な感じがしますね。
>>548 何勝手な解釈してるんだよ。
俺の指摘通りじゃねーか。
554 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/13(金) 12:59:13.48 ID:ONwcX9mo
>>553 とりあえず今昔物語での竹取物語に関する記述読んでみようか
>>536 不死の薬は老荘・神仙思想(道教)からきているから
お宝ゲット程度の話に思うな
浦島太郎のように
薬をもらった翁もそうだけど
帝は「逢ふことも涙に浮かぶわが身には死なぬ薬も何にかはせむ」と
もう会えないと言ってる
不老不死の薬は実はただの毒薬
姫は帝と一緒に薬を飲んで心中しようとした
帝は薬を受け取ったが飲まなかった
姫は薬を飲んで、美しさと個性を保ったまま、あの世で永遠の生を受けた
帝は薬を燃やして、個を捨て公となる事で代替わりするたびに若返り、この世で永遠の生を受けた
文が切れてた
浦島太郎のようにお宝に意図はあるだろうけど
再会については
>>556もう会えないと言ってる
559 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/13(金) 13:46:14.28 ID:ONwcX9mo
>>558 でも事実こうして地球に降り立ったわけだから、かぐや姫としてはまた会える日が来ると信じて渡したんじゃないかな?と思った
天上人と同じ感情を失って永遠に生き続ける薬だって解釈もあるけどね
まあ、結局帝はもう会えないと絶望して焼いちゃったわけだけど
不老不死の薬のエピソードは地名起源説話だから
五人の皇子のエピソードと同じように主題にはあんまり関係ないように思える
もちろんあのシーンの心の動きを想像するのは自由ですが
某国の帝のように美女や錬金術に惑わされて国を傾けちゃダメだよって話
きのうは小津安二郎の誕生日であり命日でもあったんだな
「せんぐり」は小津の「小早川家の秋」からの引用なんだってね
宮崎が黒澤なら高畑は小津
564 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/13(金) 16:35:54.69 ID:S+rElI61
ルノアールとピカソ、どちらが上よ、と言うようなものでは
とりあえず来年度のアカデミー賞の結果が出るまではかぐや姫を見守っていきたい
英独仏語圏で良レビューや受賞関係のニュースがあったら訳していく
多言語は重訳になるので無理だが
>>566 3、4作品でネタ切れになってあとは駄作を連発するアニメ監督のほうが
大量の名作を作り続けた黒澤より上だと?
570 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/13(金) 18:08:06.12 ID:fCDdwHo1
>>566 世界中に広く名を知られ、未だにオマージュ作品が撮られ続けている黒澤と駿じゃ比べるまでもない
しばらく海外で働いてたことがあるけど、クロサワの名前は世界中で常識のように通じるからね
まあそもそもアニメが大人子供問わず広く見られてるのって日本くらいだし仕方ないけど
571 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/13(金) 18:10:11.93 ID:4hp2/T3G
クロサワも晩年クソクソアンクソだったろ 夢とか
>>563の例えはいいと思うなあ。
格の問題じゃなくて、タイプの問題だろう。
黒澤明 wikipediaで115言語
宮崎駿 61言語
高畑勲 31言語
574 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/13(金) 18:14:47.19 ID:4hp2/T3G
高畑作品はアンも三千里もハイジも海外で放送されまくってるけど(ヨーロッパではジブリ以上の人気とも)
現地の人みんながみんな自国で制作された作品だと思いこんじゃうらしいからな
不憫w
575 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/13(金) 18:23:57.12 ID:VnsQN9PJ
>>574 小田部羊一がイタリアに行ってハイジのデザインをやりましたと言ったら
あっという間に人だかりができてサイン会が始まったそうな。
小田部が実質的にスーパーマリオとポケモンのキャラデザを統一していたのはあまり知られてないよな。
578 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/13(金) 18:54:03.69 ID:IZjfyGie
>>577 ポケモンはアニメの監督やってただけだよ
たしかに任天堂にいたけど、ポケモンは任天堂開発じゃないからキャラデザには関わってない
579 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/13(金) 18:54:33.80 ID:IZjfyGie
そもそもパヤオ絵、ジブリ絵と言われるものも大塚康生、小田部羊一、喜文と勝也のW近藤あたりが混同しきった状態だと思うんだけど
なんかパヤオばっかがクローズアップされてムカつくね
朝日新聞のコラム面白すぎ!今日の更新で最後なのかな、残念です
582 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/13(金) 19:03:31.68 ID:0Cd4jWn9
映画版「あしたのジョー」の方が絵はしっかりしてる
目標とされる技法は乗り越えることが出来ないのは、物語の薄さにある
何を解決したいのか、それが軽ければ線も中途半端になるだろう
鳥獣戯画的なタッチでやりたいなら、もっと精神年齢の低い程度のファンタジーにするべきだったな
風立ちぬの時はベネチア関連のイタリア語レビューが多かったが
イタリア語はさっぱり読めないので英語に機械翻訳してから大意をとってた
それでも細かいところはやはり意味不明になるので厳しかったな
かぐや姫のレビュー読むために今からでもイタリア語勉強するか
「かぐや姫そのまんま。浅い」って批評を、有名な人も含めて見るけど、
俺は「心情も演出意図も流れもめっちゃ語れる所多いし、だから深いよ!」って思うんだけど、
人によってはそれらは無いも同然=浅いんだろうか
もう国内で受けそうにないから海外評価期待すんしかないね(泣)
しかし高畑作品は海外でも慣れ親しまれてるわりには高畑自身の知名度は低いという
そりゃハイジとか欧州人はOPを自国の言語にされちゃったら、自国の作品としか思えないでしょうが
>>570 それはいつの時代だと。
黒澤映画なんて、今の若い人は観ない。映画ヲタでもなくば。
ましてやガイジーンにとって常識とかアリエネーw
587 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/13(金) 19:30:12.66 ID:sv74ilXO
>>586 まだ子供みたいだから知らないだろうけど、一度海外に行く機会があれば日本の映画の話をしてみるといい
まあ、映画とかでもクロサワの名前は度々目にするけどね
>>578 冗談じゃない。
小田部がどれだけ洗練させたか。
>>587 ガイコクってw
どこのガイコクだよw
ついでにいつの時代だよww
590 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/13(金) 19:36:24.42 ID:sv74ilXO
>>588 ?
ポケモンのアニメのことを言ってるのか?
ポケモンって書くとゲームの方だと思っちゃうだろ
591 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/13(金) 19:37:45.73 ID:sv74ilXO
>>543 「百敷のかしこき御光には並ばずなりにけり」の「並ばず」を帝とは結婚し
なかったと訳すと(下では実際そう訳している)印象は全く違ってくる。
ttp://www.sainet.or.jp/~eshibuya/version17.html#in24 源氏物語が引用する「竹取物語」に、かぐや姫と帝との良い意味での
交流(後日談等)が記載されていたとは思えない。
「かぐや姫の物語」での裳着の儀の宴会で「どうせ本物の高貴な姫君でも
あるまいに」と馬鹿にした客の話がありました。それに似た批判意見です
よね。源氏物語に記された「竹取物語」を批判する側の論拠なわけですから。
もし、帝との心温まる逸話がその当時の「竹取物語」の中にあれば、
帝が心を寄せた女性に対してそんな批判はできないかと。
どちらにしても、わざわざ帝を出して「竹取物語」を批判しているのだから、
源氏物語が書かれた時代の「竹取物語」は帝を軽く見る内容だったのでは。
まあ、個人的にはどうでもいいけどw
593 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/13(金) 20:30:58.03 ID:LsDR2cn/
今日の朝日夕刊のインタビューから。
男性は何かを目指すとか背負うとか、理念に支配されがちだけど、
多くの女性は現実的で日常に根ざしている。
僕自身が理念に重きを置かないので共感するんです。
>>574 ドイツの学校で日本人の子女が、キャンディキャンディは日本のアニメだ、と言ったら、そんなわけねーだろ(笑)と滅茶苦茶馬鹿にされまくったという話もあるね
たーまやー かーぐやー
あー月からのお迎えのシーンだけ何回も見たい
597 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/13(金) 22:37:51.33 ID:LsDR2cn/
「かぐや姫の物語」も、一度撮影したカットを全部没にしてやり直し、
というのがすごく多かったが、新しいことをやる以上当然と思っていた。
ハイジ以外はやりたかったわけじゃない。「母を訪ねて三千里」はイタリアの愛国心
鼓舞のため書かれたものだし、「赤毛のアン」もおしゃべりだらけでアニメには不向き。
企画を聞いた時はどうかしていると思った。
wowowのドキュメンタリー後編見たけど高畑監督が
月に帰る=死と何回か断言していたのが印象的だった
600 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/13(金) 22:45:52.44 ID:4JKTrZen
WOWOWドキュメンタリーオワタ、高畑御大最後は面白かったなあ〜。とか
次回作よろしく〜!!
すばらしかったなドキュメンタリー
後編は特に音楽の印象が強く高畑監督の音楽への思いがよくわかった
ディズニーがパクって続編作るのはいつですか?
二回目見てきたが飛翔シーンって肉体的に結ばれたってメタファーで使ってる?
情で相手も選ぶ男なら龍退治や貝取り絶命にも同情してしまうが
女の男選びのシビアさが際立ってるね。すごい現実的
男の性の方が際立ってないか?
妻子ある身でありながら・・・すごい現実的
捨丸関連のエピソードは完全に高畑創作だから、ちょっとなぁ
皇子も天皇も拒否したのに、なんで捨丸ならええんや
自然の中で生活出来ただろうから?
竹取のかぐや姫は誰ともくっつきたくないっていうお方やし
思い出は美化されているのさ。
女は好きな男以外は性の対象にならない
触られるのもゾッとする
そういうもんだよ
種付けの雄は一人でいい
生物としてそうできてる
たくさん種付けをすればするほど子孫をたくさん残せる男と違う
高畑がかぐや姫が求婚を拒む理由としてかぐや姫に性器がない説に触れていた。
>>607 子供時代を一緒に過ごした仲だからかなあ?
姫にとって穢れを知らず生命を謳歌してた子供時代が一番幸せで
その時いた場所や仲間をやたら美化して現実逃避している
実際は都と大して変わらないのにね
捨丸を妻子持ちにしたのも姫が美化してるのを際立たせる為もあると思ってる
家具屋姫は本当はETみたいな容姿をしていて、
地球人に受け入れられるようにかわいい女の子の
姿に幻惑させてるのさ
今日の名作ホスピタルじゃりん子チエだ
こないだ赤毛のアンだったし宣伝…?になるのか
なるほど
女のかぐや姫が最後にしてるのも
5人と御門と同じことなんだよなぁ
最後にかぐや姫を責めたい気持ちになるのは公平ではないよな
捨丸への思慕だけではなく
女も男と対等以上に働いて生きる姿に憧れたのもあるかと。
木地師の生活を見てるし都でも機織りをしたり
仕事好きなところを描いてます。
621 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/14(土) 00:25:44.17 ID:JM2w1MSZ
捨丸とは子供時代に三回も抱き合ってるからな
大人になっても抵抗感はなかったんだろう
この辺については高畑もインタビューで語ってる
>>593 このアニメ自体がすごく理念的・近代的だったんだけど
WOWOWのドキュメンタリー後編見たけど
見ごたえあって素晴らしかった
・NHKの宮崎駿監督のドキュメンタリー
・映画「夢と狂気の王国」
・WOWOWの高畑勲監督のドキュメンタリー
ジブリ関連のドキュメンタリー3つ見たけど
WOWOWのが一番良かったな
いずれBDの特典映像にでもなるんだろうか
>>620 やはりその辺の創作は高畑の美意識が強く出ているのかな
もちろんかぐや姫は人の考えの及ばぬ、神秘的な存在なのだけれど
「かぐや姫の物語」としては高畑好みの自然大好き、感情豊かな
人間的女性として手垢がベッタリとついてしまった感じはするな
超人的かぐや姫が好きなワイとしては難しいところや
帝に抱きつかれた時の「ヒィッ!」がなんかリアルだった。
姫の顔立ちが統一されてないのが残念だけど、髪アップにしてジオラマ眺めてるところが可愛かった。
>>624 そういう主人公にしたいのなら作中で思いっきりオマージュした虫愛づる姫君映画化したほう良かったかもね
>>604 パクるも何もディズニーと提携してるし
クレジットにもしっかり出てるし
yahooレビュー見ると一般受け悪いなー
>>624 このアニメのかぐや姫も十分超人的ですから
もっと早くに捨丸と逃げていたら
当麻寺の曼荼羅を一晩で織り上げたという中将姫のような
機織りの伝説の主人公になったかもしれませんよ。
ただ逃げるにはもう遅すぎたんですね。
>>628 yahooレビューは1人で大量のアカウントを取って1点をつけて投稿とかあるからな。
映画そのものがよいにしろ悪いにしろ参考にならない
>>628 キチガイアンチの多いヤフーレビューで3.84とかそこそこじゃね
夢と狂気の王国のレビューとか見てみろよ
あれほんとひどいw
>>626 いやそれではただのハイジになる
現代では単純に自然回帰するのは無理だから
都でのかぐや姫の苦しみと葛藤を重要なテーマにした
帰りたいという気持ちはあっても帰るべき場所はとっくに廃村になってる
最後の帰郷は荒れ果てた野山での再出発であって
ハイジのように完全に再び幸せな生活に戻れるわけではない
それでもいいと言えるならもしかしたら現代人も再び自然のなかで暮らしていけるかもしれないということ
野山と都で引き裂かれた苦しい人生でも月という死の世界とのコントラストでかけがえのないものに思える
かぐや姫だからこそできたことだ
>>626 >思いっきりオマージュした虫愛づる姫君映画化
それは宮崎がナウシカでやってしまった。
ナウシカは傑作だと思う。
ジブリ好きじゃないでしょって感じの、風立ちぬクソだよね
って言いそうな女の人達の良かったとか泣いたとかの感想を
いくつか目にしたのでレイトショーでかぐや姫の物語。
全オレが泣いた。寒い中出掛けて良かった。
あれ月世界って涅槃とか冥界じゃなくてただの天界なんじゃないの
あの天人たちも長寿だしすごい力使えるけど仏じゃないからいずれ死ぬんでしょ しかもすごい苦しみ抜いて
帰ること=死ぬ?
>>636 少なくとも高畑監督は「月へ帰る=死」と考えて制作してたみたいよ
浄土は死んでから行くところだからどっちも間違いじゃない
天界にしても死なないと行けないわけだし
浄土=天界で涅槃とはかなり違うらしい
>>635 初回見たときの感動を思い出した
何回見てもなぜか泣けてしまうし予告編だくでもうるっとくる
明日も1000円の日だからまた見てくるけど
テンプレで知ったけどあいつら天人はいずれ天人五衰を迎えて苦しみ抜いて死ぬ運命
かぐや姫もその例外ではないだろう
監督の言うかぐや姫の死は比喩的、精神的な意味かね
せっかく二階堂の歌で月が死である種明かしをしてるのに気づかない人がいるとは。
>>607 高畑の完全オリジナルではないよ
チベットの斑竹姑娘に非常に似てる
しかしラストは捨丸とも結ばれなかったのでそこに高畑の考えがあるのでは
かぐや姫は菩薩の類かと、美輪明宏さんも言ってたように現世に修行にくるとか。
子どもの姫が、わらべ歌うたいながら、涙ながすけど、あの理屈はどういうことだろう?
リピートしているというのならわかるけど、姫は地上は初めてなはずだよね?
天女の童歌うたいながら涙ながしているのは月でみて、あこがれていただけなのに、なんで涙まで流すんだろ?
作品中で死を明示していないんので
生きていると思うのは受け取り手の自由かと。
想像を広げるのも芸術鑑賞の楽しみ。
>>634 ありがとう。以前ここで引用されてた、高畑監督の宮崎駿監督に対する感想で、
> 自分自身が基準だから他人の絵は常に気に入らない。そして、気に入らな
> い絵は全面的に直してしまう。そんな人の下で働きたいと思いますか。
とありました。しかし、その直後に、
> だが、高水準の作画はある種の「独裁」で初めて可能になる。僕が携わっ
> た作品も例外ではありません。
と高畑監督はちゃんと言ってたんですね。自分で元記事を読まないといけな
いなぁ、と思いました。
あー!サントラ素晴らしい!!「飛翔」がヤバすぎ!
独裁といっても宮崎駿と高畑勲のスタンスは違うと言ってるんだよ。
宮崎駿は作家で他のアニメーターはアシスタント。高畑勲はいわば少年マンガの名編集者で作家の才能を最大限活かすような独裁をする。
宮崎はただの絵描きだからね。演出も下手糞だし、ストーリーテラーとしての才能は低い。
風立ちぬがその能力の証拠。
物語を語る演出はない。
WOWOWのドキュメンタリー後半良かった。
ハイジの1話だけは、フィルムを映写しながらオーケストラが演奏した
ものを録音したと知ったばかりだったので、姫が飛翔するシーンでの
録音の様子に感激した。タイミングを合わせるためでしょうが、映像に
重ねて1,2,3?に相当するサイコロの目のような印を出してるんですね。
音楽いいなぁ。
天女である姫が空に飛びこむように捨丸と飛び立つシーン。泣いたw
それに、編集作業?で「ちょっと聴かせてください」とエンドロールでの
主題歌を静かに聴く高畑監督。監督が泣きそうになってるように見えたの
は私だけ?
>>649 演出の意味わかってんのかな?
演出は一番上手い
ストーリーは下手
>>650 くそっ!WOWOW羨ま!あなたとはいい酒が、飲めそうだぜ!飛翔シーン。。あめつちよわたくしをうけいれて!
>>59 超遅レスですが
私も(ボロ)泣きしましたが、泣けたのはかぐや姫が可哀想だからでなく、翁と媼が不憫だから
冒頭の"赤子"を育てると決めた所から既に涙腺がヤバかったです…
>>652 飲みに行きたいですね。ほんとに。
他の映画が満席だからしょうがなくでもいいから、一度観て欲しいなぁ。
全員ではないでしょうがこの気持ちを共有できるのに。
ここに何回か書き込まれてましたけど、BSさえ映れば15日間無料お試しで
録画までできますよ。昨日が後半の初回だっただけだで、このドキュメン
タリーも何回か繰り返し放送するでしょうし。
死んでお迎えが来れば穢れた世界からランクアップできるから理にはかなってるな
月の世界は"あの世"を強く意識して作ってたんだなぁ・・
とWOW見て理解してまた感慨深くなった・・
だからひきこもり少女が自殺する話だと
記憶が消えてしまうのは死ぬのと同じだからなあ
記憶が消えてしまう前の存在は無いのと同じ
輪廻を肯定する世界では
肉体は滅んでも何度でも生まれ変わるので
本当の意味での死はほとんど存在しないんですね。
著しい重罪人は死体を損壊したり呪術を使って
生まれ変われないように完全な死を与えられますが。
月の世界は輪廻の世界から逸脱した世界のようですので
そこに帰るということは完全な死と想像することもできるでしょうか?
矢が散華(さんげ)になった時点で弔いだと確信した。
>>645 個人の感想の表明は構わんけど、監督が言明してるんだから議論の対象にはならんよ
今までも、かぐや姫の死について話をしてると
「かぐやタンは死んでない!」なんて壊れたレコードのように連呼するやつがいたが
独りよがりな解釈で客観的な議論に割って入るような真似はするなよ
鈴木Pが、二郎は最初からずっと菜穂子が好きと言ってるのに、二郎はお絹が好きと言い張る奴もいたなw
>>661 生きているなんて書いていません。
どちらに考えようと見るものの自由だと書いてるだけです。
死の解釈だってその人によって千差万別でしょう?
なぜ怒るのですか?
>>663 死後の世界がどうとかの話は構わんよ、心と宗教板でやれとは思うが
要は、この映画のかぐや姫は二十歳前後で死んだっていう物語の筋を理解していればいい
物語の筋を理解してないやつに割って入られたら話にならない
監督の言明に逆らってでも、どうしても独自解釈を主張し続けたいやつは、アンチスレにいってほしい
別におこじゃない
665 :
sage:2013/12/14(土) 10:12:37.71 ID:wpp0A3OU
映画にはなかったけど
竹取物語で最後に不死の薬を渡したのは
まつとし聞かば今かえり来む ってメッセージともとれるな
今年観た作品の中でベストかな
WOWOW見てたら、また劇場で観たくなってきたや
>>664 出かけるのでこれで失礼しますが
監督が楽屋で言っていたことの一部を持ってきて
この作品の正統解釈とするのはルール違反だと思いますよ。
この映画では語られていないけど、イケメンに対する女も求婚してきた男達や捨丸のようなもんだよ。
男はかぐや姫のように生きてたらきついぞ!
月の世界が死を暗喩してるだけであってズバリ死んだわけじゃない
かぐや姫はFF10のアーロンやティーダみたいな存在ではないよ
「飛翔」、いい曲だよな
ナウシカの「メーヴェとコルベットの戦い」超えたな
来迎図をほぼ引き写してるから、あれはいわゆる天人とも違うんでない。
輪廻思想を前提に置くかどうかで「死」の意味も全然違ってくる気が。
死?
"あの世"が適切
日本で「キャラクターデザイン」という言葉を使い始めたのって高畑監督が最初なの?
ハイジの作画監督だった小田部羊一さんにその肩書きを与えたのが最初だって
小田部さん自身が雑誌で高畑監督が発明した言葉だって言ってた
ラピュタの「原画頭」は有名だし、今回の「人物造形・作画設計」もそうだよね
で、高畑かぐや姫が仏教の輪廻転生の話かというとそんなに簡単ではない。
ニーチェ、サルトル系のニヒリズムが色濃い。
神は死んだ。天国には行けない。さあどうやってこの無意味な人生を生きねばならないのかというテーマが隠れている。
日本で日本文学研究してる外人とちょうど映画の話になったから
「ジブリの見た?」って聞いてみたら
・古典の美しさが失われてて、がっかり。
・古典を近現代の文脈で読む古い方法。西洋的。
・(仲間内では)古典との比較で扱われるか、話題にもならないだろう
・しかしジブリとディズニーってことで何か賞はとるかもしれない
だった。
なまじっか原作知ってると日本人以上にがっかりらしい。
, - 、 オバケダゾー
ヽ/ 'A`)ノ . -
{ / 、('A` }ノ ヒャー
ヽj )_ノ
>>675 万物に神を見出すことでしょう
イワシの頭も信心
>>676 ひきこもりが少ない欧米人のための映画じゃないってことだろ。
>>676 原典厨古典オタのために作った映画じゃないから
その外人は(実在するのなら)空気の読めない人だね
古典の美しさって何か詳しく知りたいものだ。
ジブリってお姫さま好きだよなあ。
お姫さま映画ばっか。
かぐや姫は月のお姫さまだったんだと。
お姫さまっていうのは具体的な階級なんかじゃなく子供時代親に大事にされたことのメタファーだよ。
>>683 と思うだろ。原作では多分そう
アニメではリアルに月のお姫さま設定なんだと。
そもそも、かぐや姫を古典文学と捉えている日本人って
どのくらいいるんだろ?
自分が最初に聞いたのは、絵本かかあちゃんの寝物語だと思うけど
そうプログラムに書いてあると書いたのは俺。そういう設定でももちろんメタファーだよ。
だいたいハイジ三千里アン後はわざと日本ローカルなものを高畑は作ってるよな。
火垂るの墓、ぽろぽろ、ぽんぽこに山田くん。そして極めつけのかぐや姫。世界で評価して欲しいなんていまさら思ってないだろう。
ちなみに岩波の新刊に父王がかぐや姫に語るセリフが丸ごと載っている。
>>687 日本人が世界で評価されるものを作ろうと思ったら、日本ローカルなものを作らなきゃいけない
世界で評価の高い黒澤や小津や溝口がどんなものを作ってきたか考えたらわかる
>>686 いや結局かぐや姫を
高畑が
「月のお姫さま」設定にしたんだろ?
メタファーだけ?
だからかぐや姫に限って言ってないの。
物語にお姫様が出てくるのは大抵全ての女性にとって大切にされた子供時代のメタファーだと言ってる。
日本で日本文学研究してる外人ってあのハゲしか思い浮かばない
キーンさんは日本人になったし
>>691 え?
かぐや姫の月の父(原作にもある)を
高畑が月王?ってしたのも本当は月の王ではない、メタファーってこと?
なんかよく分からなくなってきたけど
かぐや姫を
月のお姫さまにしたのはなぜ?
>>664 直接的な「死」ではないだろ
「暗喩」って言葉知ってるか?
>>695 これがその答えになるのか分からないけどヒントになりそうなので
昨日のドキュメンタリーから高畑と久石の会話
久石「かぐや姫ってどう捉えたらいいんですかね?
宇宙人じゃないけど人間じゃない・・・」
高畑「月のひとが地球に来て帰るんじゃなくて
地球で育って、本当なら沢山の可能性を持っていたのに
十分その可能性を生かすことが出来ずに
帰るということは死ぬこと」
久石「月ってあの世ですよね?」
高畑「あの世です」
>>695 もともとの話に王が出てくる
>その中に王とおぼしき人、家に、「造麻呂、まうで来こ」と言ふ
ちなみに竹取物語のかぐや姫は皇女がモデルだと言われている
>>698 へー
そういうとこは原作に忠実?てか細かいとこまで利用するのな
>>697 高畑監督自身が色んなことをごちゃごちゃにしてるのは分かった
見てきた
映画の日なのでさすがに満席だった
となりの母娘のおかんがボロ泣きしてて子供が心配してた
俺も涙腺崩壊したので他人の事は言えんが
何回も見てるが毎回違うところで泣いてしまう
702 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/14(土) 14:22:16.65 ID:qwXZ7mRB
俺見に行ったとき トトさまが悲しんで嗚咽していたところで
どっかの席の子供(幼児)がワーワー声出して泣いてたわ
同じように楽しいところではキャッキャ言いながら別な女の子が
喜んで母親に話しかけたりして
子供もそれなりに感情に揺さぶられる映画なんだなと思った
古典でもかぐや姫はかなり身分が高い月人という設定
月のお迎えのなかに「王とおぼしき人」がいるがかぐや姫に敬語を使ってる
さらに天人の一人は「御薬たてまつれ」とか「きこしめたれば」とかかなり強度の敬語を使ってる
かぐや姫が姫に近い身分だったのは間違いない
映画は一度しか観てないが、映画だけでもわかる場面があった
月へかえるシーンで如来と思われる者の隣にかぐや姫が座ったわけだから
かぐや姫が月の都でそれなりの身分であったことがわかる
羽衣を着せたのが菩薩かな
パンフレットには
「かぐや姫は、清浄な光に満ちあふれる月の王の娘である。」
と書かれている。
>>687 この文脈だとかぐや姫の死についてはかなり広い意味で言ってるよな
生物学的な意味で普通に人間が死ぬというより宗教的な意味で異界に旅立つというニュアンス
広い意味で死をとらえると仏教みたいに命は巡るという風にも考えられるから
かぐや姫は歌を覚えていてきっとまた帰ってくるという話にもなる
お姫さま設定は原作に忠実だけど、
天皇や不老不死の話は削除で、捨丸との不倫なんかを投入して、
おおもとは
「かぐや姫は人間で、したいこともせず死んだ人」って解釈なんだね。
そもそも高畑はあらゆる超自然的な話は弱い人間が作り出した幻想というスタンスだろう。仏教やキリスト教さえも。
>>709 そりゃみんな知ってるけどそのレベルの話いつまでもやってるところが厨二かって思う。
>>710 原作に拘って、原作通り作らなかったとぶんむくれてるお前の方が厨二に見える
しかし、高畑に厨二と喝破するってすげえな
ツラが見てみたい
>>708 ○姫が気づいた自分の罪と罰
罪:必死で生きようとせず否定ばかりして逃げていた
罰:愛する人達との永遠の別れ
を一番描きたかったんじゃないかな?
あとついでに捨丸との飛翔のシーンをつくる時に言っていた高畑監督のコメントも書いとく
「『月から来て』ていうのは生まれてて『月へ戻る』というのは死ぬ
と考える事も出来るんですね。
だから死ぬまでにはちゃんと成し遂げるべき欲望を果たしたほうがいいよと
かぐや姫みたいになにも出来ないまま・・・
帰ったんじゃ・・・死んだんじゃつまらない
だってそれを後悔しているだもん『ちゃんと生きたかったって』言っているのはね
十分生きることが出来ないのに死んでしまうのと同じだよね。」
つまらない男に処女をあげちゃった後悔より死ぬまで処女のほうが後悔が大きいってことですね。
>>711 俺そんなに原作知らねーし
原作通り作れとも思ってないけど?
ただ、ネットで読んだ原作には月の王とかなかったし
なんでお姫さまにしたんだと思った。
都合のいいとこは「細かいとこまで原作」持ち出してくるのな。
月や天上に行くのが死を感じさせるのは普通だと思う。
不老不死の薬エピもあるし、今でもお迎えが来るって言うし。
原作はどっちの解釈もできるように作ってあると思うわ。
>>713 書き起こしサンクス
やはりこの文脈だと死と考えることもできると言ってるだけだよな
もちろんテーマ的にはあれは死なんだろうけど
断定はせずに一種のメタファーとして考えたほうがよさそうだ
迎えに来た中で一番偉そうなのを「王とおぼしき人」と言ってそうだけど
迎えに来たのが王だとしてもその娘とかって設定、原作にもなくね?
なんで月のお姫さまにしたんだ?
何でって?
思いついたからで、なんとなく好みだからでは
小説家に、何でこういうストーリーにしたんだと聞くようなもので
何でって言われても、そういうストーリーが思いついたからだろ
原作でも天人たちはかぐや姫に尊敬語使ってたし普通に高貴な身分なんじゃねーの
もうとっくに既出だと思うけど「笑いも泣きもせず汗をかくこともないなんて、高貴な姫君は人ではないのね(前半部分は相模との問答を要約したもの)」
ってセリフが見事に最後の彼女に完膚なきまでにブーメランしてるのがもうほんと残酷すぎて…高畑すげえ…
なんか原作ではどうとかそういうことばかりにとらわれて全体を見てない人が多いなあ
そうやって細切れで考察ゴッコしてるのが楽しいんだろうけどさ
あ、でも涙は流してたね
>>719 かぐや姫も天人に敬語使ってるし
天人は手紙書くかぐや姫を「遅い」と急かしてる。
>>721 全体が高畑好みの少女にしたんだろうなあと思って。
724 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/14(土) 17:11:32.08 ID:cYlmVSxF
>>720 うーんなるほど。確かにこれは、いいな。
無駄に長いとかいう人いるけどセリフのひとつひとつ、場面転換のひとつひとつがよく考えられている。
今見終わった
なんだ面白いじゃんかw
豪華なまんが日本昔ばなしを見れて俺得だったわ。
ここから見ると違って見えるのよ、だか言って媼と庭を覗き込むシーン好き
それだけに後でそこを壊しまくるシーンは見てて心が痛い
でもそういう会話があったから「ずっと帰りたかった…!」って言うかぐや姫が
どこに帰りたいのか媼には分かって、車出したんだよね
翁にはかぐや姫と二人語らう場面がそんな無かったなーというのが今思えば印象的
728 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/14(土) 17:44:41.88 ID:AT1tq5B7
明かされた罪と罰についても拍子抜けした、がっかりしたって人も多いけど
月がなぜ最初にかぐや姫が高貴な衣装をまとった姿を翁に見せたか、なぜ身体の成長を必要以上に早めたか、
なぜ黄金や衣を翁に授けたかを考えると
その罰のシナリオの精巧さとえげつなさに俺は戦慄したわ
肯定的な気分と否定的な気分が短い間隔で転換するようにわざと作られてるね。
そういや三千里でもマルコを喜ばせた後は直後に必ず落胆させるって展開を
初回から最終回まで徹底して演出してたな
…高畑さんから『美男だけど一ケ所バランスを崩してみたらどうか。たとえばアゴとか』と言われこのように決まりました」『ジ•アート•オブ かぐや姫の物語』(12月24日発売、徳間書店刊)より。
なぜアゴ…w
予告にもあったけど帳のすきまから覗く御門あやしすぎる
結局全部高畑の手のひらの上
かぐや姫に拒絶される御門のシーンって、女性に拒絶されるブサ男にとって、なんかいたたまれない気持ちにならないか?
俺はそうだった
>>731 伊集院さんも橋爪さんも、崩されてデフォルメされているんだけど
帝のはそこから目が離せなくなるくらいインパクトありすぎw
>>734 かぐや姫が帝を拒んだのはブサイクが理由じゃないことくらいわかるだろ
>>714 少なくとも高齢童貞の俺の場合は
好きでもない女とセックスするチャンスを何度か蹴った結果
生涯童貞が確定したことについて
後悔など微塵もないが
信念を軽んじて獣欲におもねる方がよっぽど後悔を得るだろう
しかしまあそんなことは「人による」としか言えない
どちらかと言えば自分が「聖」寄りの人間なのかそれとも「俗」寄りの人間なのか
しっかり判断した上で意思決定するのが良い
前者であるなら生涯処女ないし童貞の方が寧ろしっくり来るだろうし
後者ならそのような生き方は厳しいと思う
帝、まさかのあすなろ抱きwww
あれはなあキムタクじゃないとやったらあかんのよ
なんであそこで帝に抱きつかせるとこまでやったのか
あれで一気に雰囲気がゲスくなった(しかも後ろからだし)
あの時の姫のヒィィって顔とかもうね…
あの時代若い娘が知らん男に抱きつかれるって強姦同然でしょ
せめて手を掴む程度にすればよかったのに
男の傲慢な勘違いを強く際立たせたかったんじゃねーの?
俺に抱かれて嫌がった女はいない
かぐや姫も俺に抱かれるのが、姫の幸せだと、俺は信じてる
とか言ってるよね
御門のあごですが、映画を観てるときにあごの進化に関する話を思い出し、
なるほど、と自分でも良くわからない納得をしました。
今調べたら、日経サイエンス2011年4月号に、我々の御先祖様としてもかなり
昔ですが魚類である板皮類(ばんぴるい)に関する研究で、仮説として性行為
の際にオスがメスを固定するためにあごが発達したとあります。
あごが大きな男性は、少なくとも見た目は男らしいとみなされますよね。
わかるような、わからないような(メスの顎は?w)。
さっき二回目見終わった、やっとスッキリした。同じ映画二回観るって人生初だわ。すかさず直帰ってゆう…
帝のくだりで質問なんだが帝って天皇ってこと?あいつは嫁が何人かいるのかな?
>>734 原作からして帝をはじめ男たちが求愛するところは
男として見れば、いくら努力をしたところで心がこちらを向かなければ
全く報われないという不条理さを感じさせるシチュエーションだな
そういう意味ではその通りだ
それが生々しさを伴うのがこのアニメだからな
パクさん「かぐや姫の物語とは、ロングアゴーの物語である。」
>>742 2ちゃんはせめて義務教育終わってから来ような
>>742 この映画でも御門には嫁が何人もいる設定らしい。
監督が「御門を毅然として拒んだような女が、その御門の第何夫人となっても
しあわせかどうか。」と書いてる。
>>739 あの時代というか、昔の方が緩いよ
源氏物語なんて強姦まがいの話が沢山出てくるし
女は強引にものにするものだぜ、イエイ、という文化でしょ
>>741 自分の書き込みに補足w
そういえば「抱擁」って(WOWOWドキュメンタリー後半で、監督が絵コンテに
自分で書き込んだこの文字に灌漑深げだった)、強く抱くとあごを相手の肩に
のせあう動作でもありますよね。
変なこと考えてないで、サウンドトラック聴きながら酒を飲みますw
>>739 あの時代なら女が帝を拒む理由はないし、
保護者である翁が男をあそこまで引き入れたら
結婚おめでとうも同然。
御門にも翁にもまったく悪意はないと思うよ。
だけど、かぐや姫はどこか現代人女性っぽいんだろうね。
そういうところが、源氏物語で絵合わせをする女房たちには
「この女、何考えてるの」なんだろう。
女は男をATMとみて、男は女をブランド時計としかみていないということ。
>>746 竹取物語が成立した平安初期は、
母系社会から父系社会に移行する頃で、
ちょっと誤解されがちだけど
帝が複数の女性と婚姻するのは、別にハーレムでもなんでもなく、
力のある女性たちが帝の胤を得て未来の帝になる皇子を産む権利を得る、
というもの。
どこの馬の骨とも知らぬ、保護者が冠位を持たぬような姫が
その権利を得るというのだから大変な幸運。
いずれ劣らぬ方々と妍を競うのは大変ではあるだろうけど、
これを厭うのは女としてありえない、という世界だよ。
>>750 それ、逆。
妻は、その一族が
男のパトロンになるということだし、
天皇でさえ、女を選ぶ権利も断る権利もない。
女がATMで、男がブランドなんだよ。
そのブランド最高峰が、帝。
妻の実家の身分が低いと、自分の息子を天皇位につけることもできないものな
桐壺の更衣から生まれた光源氏みたいに
身分の低い翁の娘を後宮に迎えるなんてのは、本来は翁の家にとってはとんでもないラッキーなことだよな
時代背景的には
平安時代にも口だけ上手いチャラ男っていたんだと思った
あの小さな花に姫がころっと騙されたらどうしようかと思った
>>753 じゃあ姫が万一後宮入りして皇子を産んでいてもその子は帝位にはつけないんだな
女御子なら内親王宣下ぐらいはしてもらえるかもしれないが
>>753 光源氏の正室の葵の上は、母親の身分が低いために
臣下に落とされた光る君が気に食わなくて、冷たく当たるしね
>>754 いたどころか、貴族の最高の楽しみが恋という時代だから。
今日見てきて気づいたが都でのかぐや姫の衣装が8つもあった
個人的に一番かわいいのが女童と羽子板してるときの黄色い軽めの着物
こんなに衣装が変わるおしゃれな主人公も珍しい
そしてそんな大事な服も帰郷したときに投げ捨ててしまうという
あのシーンはストーリー的にも作画的にも一番好きかも
遠心力でバサッと放り投げてかぐや姫もクルッと二回転
>>720 なるほど
気づかなかったが確かにそうだな
逆に言うと高貴な姫君は天人みたいだからかぐや姫は無意識に拒絶したのかな
天人の生活が嫌で地球の歌に心を奪われたんだろうから
>>757 葵の上は、本来なら天皇の妻となって
中宮や皇后をめざせた立場だからね。
いくら超イケメン・超出世頭でも、
「こんな人と結婚しても、あたし国母になれないじゃない!」
だっただろうなあ。
とまあ、今の感覚では理解しがたい世界で、
貴公子や帝の求愛を拒んだ女なんだよね、かぐや姫。
761 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/14(土) 21:36:52.87 ID:8dR1GjTj
お別れのときは唐衣と裳付きの正装だったな
演出的には宙を舞うとき映えるように
姫の心情的には死に装束だったのかな
>>760 本当は光る君が好きなのに、国母となるべく育てられたので素直になれない
この「育てられた」の部分がかぐや姫にはない。
本能のままに、帝を拒絶しちゃうけど翁の言う事に反発しないのは
媼を見て育ってるからなんだろうね
>>762 ずっと山猿育ちで、いきなり都に連れてこられたからね…
あたし、捨丸おにいちゃんのお嫁さんになるーー!
くらいのところで、彼女の恋愛観は定まっていそう。
>>745 義務教育うんぬんのひとですね。
それはごもっともなんですが帝ってなに?ってひと結構いるやろ
宇多丸は勉強した上で批評するから好感がもてるわ
わざとらしいマッチポンプ物語なのに、こんなに喜ぶ人達もいるんだなあ
767 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/14(土) 23:00:59.55 ID:AT1tq5B7
そういえば前田の批評ってまだなのか
マッチポンプ?
原作が?
>>767 ことここに至って出ないとこを見ると、逃げたんだろう
ラジオで映画評論家の宇多丸が大絶賛してたからぜひ聞いてみて
考察的にも解説的にも意外なほど丁寧でよかった
>>764 日本が舞台で帝となると一人しかいないだろwww
>>768 原作批判してるひとって本気で
かぐや姫の物語>竹取物語
って思ってそうで怖いわ
TOHOシネマズの日で観てきた
長かった…
緊張感があるわけでもなく、淡々と長かった
山田君に背景がつくと、こんな感じだったんだろうな
空を飛ぶシーンはとってつけたようなCGでなんともかんとも
爽快感はあまりなく、なんとも残念
池辺版も観てみたかった
いや、観に行ってよかったんだけど、なんとも残念な感じだった
色々調べたら、高畑さんって今までオリジナル作品作ったことないよね
ちゃっかり利用しといて「竹取物語面白いと思ったことない」って・・・
原作使わないでオリジナルでやればよかったじゃん。
卑怯な人だと思うわ。
私の往生際に天人の音楽をリクエストします
今日のよき日に、高畑監督が宮崎監督はおろか、全ての表現者を超越されました
ホルスとかパンダコパンダは原案・脚本別にいるしなあ
完全オリジナルはマジでぽんぽこだけか
778 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/14(土) 23:40:17.57 ID:jBpoaUcW
つ 民話と手塚治虫のマンションOBA
シネマランキングベスト10
「かぐや姫の物語」
宇多丸2位
(アニメではベスト、風立ちぬはランク外次点)
高橋洋二5位
(アニメで唯一ランクイン)
>>774 なぜ監督がオリジナル作品を作らないといけないのか分からん
ちょっと説明しておくれ
あと三千里、アン、かぐや姫にしても企画当初の感情がどうであれ
結果としてどれも素敵な作品に仕上げてくれたのだからいいだろうに
普通に見たらあのCGはとってつけたように見えるもんなあ
担当の中島智成さんも報われないなー
舞台が実際の平安時代だとかぐや姫のように閨閥もないのに
天皇に嫁ぐのは罰ゲームみたいなものかと。
すさまじい嫌がらせやいじめでぼろぼろにされたでしょうね。
>>774 つ「平成狸合戦ぽんぽこ」
ただ、高畑勲は宮崎駿と比較した場合「職業演出家」だとは言える。
宮崎駿の場合、『ナウシカ』以後の作品で原作付きは『魔女の宅急便』と
『ハウルの動く城』だけ、しかもどっちももともと他の人間が監督する
はずだった作品で、自分が最初から監督した作品は全部オリジナル。
『ユリイカ』のインタビューで西村Pが「宮崎駿は日本一のアニメーション作家、
でも高畑勲は日本一のアニメーション映画監督」と言って口説いた話が
出ている。
ジブリ美術館の「かぐや姫の物語」展見てきました
展示物は少ないけど1カット分の絵素材が全部置かれていてその物量に驚かされました
あと背景が原画に比べて異様に小さいサイズの紙に描かれているのも工夫の一つかなと思いました
原作はもともとあってそれをいかに映像化するかというのが映画監督の仕事
映画にすれば面白くなるような原作はいくらでもあるからわざわざ自分が下手な原作を書く必要はない
ちなみに高畑は原作を読む力は駿よりあると珍しく自負してる
もともと興味がなかった原作でもみっちり研究して話の面白さを引き出してる
マルコもアンもチエもそうやって名作に仕上げた
宇多丸も高畑がかぐや姫を筋を変えないままここまでの傑作にした高畑はすごいとしか言いようがないと脱帽してた
ちなみ駿の場合はイメージボードから絵コンテだけで話を作っていくがこれは例外的な手法
イマジネーションの天才だからできることで普通はできないししないほうがいい
業界ではマンションOBAに言及することはタブーなんだろうなw
>>780 「素敵な作品」www
>>786 筋変えまくり。
今回の見て高畑は物語作りや演出の才能ないってことがはっきり分かったわ。
スタッフに毛が生えたレベル。
宮崎はその辺り上手い。
>>785 いいな
遠いけど期間中に行ってみたい
かぐや姫は鉛筆のタッチを生かすために小さい紙に書いてから拡大する手法を編み出したらしい
この辺のこだわりとアイデアとかアニメ監督としての独創性は本当にすごい
現場は大変だったろうけど
>>787 こういう人って高畑の演出が氷の矢のように心に刺さったからなんとかして否定しようとするのかな。
つまらなければスルーすればいいのに。
そうだねぽんぽこがパクリなら千尋もクラバートと霧のむこうのふしぎな町のパクリだね
>>774 面白いと思ったことはないなんて高畑言ってたか?
少なくとも原作をまっとうに評価出来る人はそんな言葉吐くはずが無い
せめてソースよろ
>>789 信者がどこに感動するのか本気で分からん
やらせストーリーで踊り過ぎだろ
>>790 必死チェックしたらそうでもなかった
むしろ俺らブーメラン
信者じゃないけど感動したよ
山田君見たことないもん
火垂るの墓も一回しか見たことない
おもひでぽろぽろはこないだのテレビで初めて見た
かぐや姫は割と一般受けする内容だと思う
てか、みんながこれで感動したら嬉しいなっていう内容だった
>>791 丸々ではないにしろ、ジブリとしても原作ってしたかったのにそうならなかったんだろ?
講談社の対応が悪くて特に挿絵差し替えとかひどいことしてると思うわ。
>>793 感動ってのは泣いたりすることだけじゃないぞ
これはしみじみとその深みを味わうように楽しむ映画
まあ、ある程度文学を嗜んでる人からすると所々の時代考証の甘さにさめてしまう所はあったけどwww
人生に悔いを残してきてる、30半ば以降のおっさんとかにはぐっとくる映画だとおもう。
中高生、大学生で、毎日が楽しいことばっかりのリア充は退屈っていう感想じゃないかな
>>797 ヤフーのレビューとかでも、やたら自分の人生と投影して褒めてる人が多いね
>>793 いやお前前スレからずっといるじゃねーか
マンションOBAもずっと言ってるし
しつこいんだよ本当に
sex slaveがどうこう言ってたの人かな
別にアンチいてもいいけど一応アンチスレなかったっけ
>>799 アンカー間違ってませんか?w
マンションOBAの話って前スレにも出たのwwワロタw
マンションOBA手塚治虫の漫画だな
かぐや姫ってどう生きれば良かったの?
やりたいことしない人生は悲しいというメッセージって
じゃあどうすればあの道から逃れられたの?
結婚しないと親を悲しませる結婚したら自分が悲しい
じゃあどうすればよかったのか描いてよ
自分で考えろ知的障害者
>>803 どうあろうが何かは犠牲にしなければならない
その救いのなさは仏教思想にも通じたものがあるな
かぐや姫はどんな決断をしようとも悲しみを抱えて生きるしかなかったと思うよ
前半のじーさんの姫がんばれって2回目から悲しいな
お前のせいで自殺すんのにな
>803
人生はそういうものだ、ということなんだろうね。
そりゃあ、地球の人間の何パーセントかはなにもかもが思い通りになってきていて、幸せきわまりない人もいるけど
ほとんどの人間は、「あの時〜、あそこで、〜してたら」という思いにとらわれながら毎日をやりすごしているってことだろうね。
地井武男さんの代わりに三宅裕司さんやってたのか!築かなかったw
思い通りってか人のせいにしてたらいつまでも「やり過ごす」毎日だわな。
そんな人達がのめり込むんだろう。
マンションOBAぐぐってたら手塚治虫.ネット発見。
公式HPで漫画立ち読みできて引き込まれる
終盤に空を飛ぶのって性交の暗示なのか
また原作厨が暴れてるのか
しかし源氏物語なんかだったらわかるけど
竹取物語に原作厨とはなあ
あれは、あの野原で二人がやってるんだとおもうよ。
でも、それを直接描写するわけにいかないから、ああ描写したんじゃないかな。
>>811 日本最古の物語なんだから研究してる人間も好きだと言う人間も多いのは当たり前だろ
というか原作がなかったらこのアニメ生まれてないんですが
原作ファンと対立するほうがおかしくね?
ほんとそれ
源氏物語なら筋金入りの原作厨がウジャウジャ居てもなんとも思わないんだけど…
小さな事でも自分にとって生きる楽しみを知っていれば良いよな。。
かぐや姫は生きる楽しみを知っているにも関わらず、死にたいと思ってしまったが。
かぐや姫は、なーなー(受身)に生きて今が良くても、あとで後悔してしまったね。
>>807 何でも思い通りになって幸せな人なんて何パーセントどころか、地球上に一人いるかどうかってレベルの異能生存体だと思うゾ
このスレに本当の原作ファンなんかいないよ
叩く材料に使ってるだけ
>>816 確かに思い通りになる人は少ないよ。
でもかぐや姫はチャンスがあったのに、何もできなかったよね。
捨丸が鳥盗んでるところで動いていれば、違う運命だったかもしれない。
最後にようやく気付いて、不倫になってしまったけど。
あの時に動いていれば、変わっていたかもよ。
>>817 俺は原作好きだけどな
なぜ本スレなのに原作の評価が低いのか理解不能
原作ありきのかぐや姫の物語だというのに
かぐや姫、後悔しながら死んでいったのかな?
出崎の源氏物語とかどうだったんだろう
帝に触られた時に月に帰りたいと願った=そう思った時点で死ぬ事が決まる(自殺)
だと考える後悔して死んでると思う。
最後のシーンは死んでから捨丸と最後に会ってるようなもの
>>819 原作がなかったらこのアニメ生まれてないというのは解るけど
どんなスレでも「ここが原作と違う」を繰り返す人は好かれてないと思うよ
自殺じゃない
死期が迫りこの世で生きる醍醐味に気づく
自殺では気づけない
死を迎えたのは記憶を失う場面
願ったら月に帰るというのを、かぐや姫は知りながらも願ったんだから、普通の人で言う自殺同然だよ。
月の人だから、お迎がくるのに時間があるだけで。
死を迎えたのは記憶失う場面で同意です
>>823 だからといってムキになって反論してたら結局そいつと何も変わらないわけで
荒れそうな話題はスルーが基本
大人だろ?
ハッピーエンドなんかじゃ、ぜんぜんない映画だよね。
ここが原作と違うって言われて何がまずいのか。
情報ありがとてなもんだろ
ハッピーエンドではないが、メッセージは非常にポジティブなものだな
改めて考えてみたら、なかなか難しい描写を上手いことやってたもんだな。
ぶっちゃけ生後三年の三歳児なんだから、常識なんてわからんわな。
言うて歩き方と言葉ぐらいか身につけたのは。編み物を見よう見真似でやってたが。
生きるうえでの知識とは逆の社会のうえでの知識に不快感を示すのは別に不思議じゃないわな。
都に行ったの竹から生まれて数ヶ月後だろ?
大人になりそこなったと言うべきか大人には到底なれなかったと言うべきか・・・
内面の成長スピードはどうなんだろうね。
バッドエンドなのかもしれないけど、優しい目で見れる。
人間が死ぬというわけじゃなくて、月の人が月に帰るという点。
あくまでも、月の人。
かぐや姫の人生を短い時間で見れて、かぐや姫がいなくなる事で色々考えさせられる。
人の別離の問題だよね。
それも永遠の別れ。
http://www.tbsradio.jp/utamaru/podcast/index_pod.html ポッドキャストで宇多丸のかぐや姫評聞いた、よく調べ理解していてかなり的確な熱のある解説で少し感激してしまったw
あの鉛筆や筆のタッチを生かしたアニメーション表現技法自体もこの映画の本質、生きている世界を表現しているっていうのにはとても納得した
観て感じることすべてに意味があるし画面のすべてに意味があるんだと
この映画を言葉だけで表現するのには限界があると言っているけどまさにそのとおりで、アニメーションの根源、すべてがまるごと生命に満ち肯定され表現になっているという
本当にすごい映画なんだと改めて実感させられた
映像の描き方が根本的に普通と違うのは素人でもなんとなくわかるんだけど
もうちょっと手間のかけかたを工夫すればより誰でも「すげぇ!」って思えたと思うんだけどなぁ
>>825 > 願ったら月に帰るというのを、かぐや姫は知りなが
いや、知らないんだよ
もっとちゃんと観よう
>>836 「やだ、もうこんなとこにいたくない」と思っちゃったのが
スイッチで、それを押しちゃってから
全部思い出したんだよね。
ID:3MGmwrBe=ID:jBpoaUcWなの?wwww
774 :見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/14(土) 23:29:49.26 ID:jBpoaUcW
色々調べたら、高畑さんって今までオリジナル作品作ったことないよね
ちゃっかり利用しといて「竹取物語面白いと思ったことない」って・・・
原作使わないでオリジナルでやればよかったじゃん。
卑怯な人だと思うわ。
夢落ちが無ければよかったのにな
夢落ちとかww
あれは夢落ちではありません
理解が浅い
原作と違うといってもね
表向きは竹取物語でも、中身は別物でしょう
肉じゃがからカレーライスを作ったようなもの
同じようなイベントがあっても(ジャガイモもニンジンも玉ねぎも肉も入っています)、肉じゃがではなくてカレーライスなんですよ
肉じゃがと違う!と言われてもね
年齢が上の方々の評価が高い理由の一つは、子育ての経験だと思います。
監督(娘さんがいらっしゃるそうです)は、翁の苦労として、
「光り輝く姫をどう保護するか」があると「アニメーション、折にふれて」に
書いてます。
また、「この親不孝者に対する翁の愛情は失せず、その驚くべき『わがまま』
を許した」とも書かれてます。当時の常識を考えれば同感。
子育て経験者なら「かぐや姫程度の年齢ならこれで普通。反抗期なんだよね」
と映画を観て色々思い出します。家出されちゃ困るけどw
親への反抗期が無かったと自慢している人の方が、本人の精神的成長を考える
と怖い。
>>835 これ以上無いってくらい手間が掛かってて「すげぇ!」作品なんですけどねえ…
竹取物語って話をつぎはぎしたような形跡や
翁の年齢も前半70と書いて後半に50と書くような単純ミスも
そのまま伝わってるんですよね。
こんなところから思うに物語としての値打ちより絵巻に字をつけた
かな文字の大家紀貫之の筆跡から学ぶための
テキストとしてせっせと写本されたため
現代まで形をほとんど変えずにのこされたんじゃないかなあ。
もしも紀貫之の絵巻の時点で「青反吐」とか「さが尻を掻き出でて」とか
子供ウケを狙ったとしてもいいのかよって表現がまんま書かれていたとしたら
もともとは公にされるべきものでないものが流出してしまったんじゃないかと。
スレ違いですが原作を詳しく研究されている方がいるようなので
ご意見いただけるかなーと。
不快に思った方ごめんなさい。
>>796 自分は日本史には強いほうだと思うが時代考証は気にならなかった。
なんか誤解してない?
どこが気になった?
そもそも舞台は本来は壬申の乱の少しあとと言われているのだから一般に流布されているかぐや姫のイメージが間違っているともいえる。
>>825 自殺の暗喩というのは同意だな
自殺を試みるも即死とはいかず、
病床でみんなに看取られながら、
朦朧とする意識の中で、後悔しつつ死んでいったというイメージだな
WOWOWドキュメンタリー後半の最後、無音でしたが、ちびっこたちの
録音風景が良かった。姫の子供時代の女の子?や友達役の男の子達が
可愛くて。それを見つめる高畑監督の嬉しそうな表情(まさに好々爺)。
子どもの声を自然に入れられるのは、プレスコの最大の利点ですよね。
ドキュメンタリーの CM では流れてたシーン、人が姫の着物を
羽織って広場でくるくる回るシーン、は本編には入ってなかった。
ひょっとするとドキュメンタリーの追補版番組が今後あるの?
無料15日体験が終わるのでもう観られない。WOWOWに入れとw
かぐや姫とか月の人間って受胎能力あるんだろうか
もし宮中に行っても御門の子供産めなかったら
あれこれ言われてたかもしれないな 親の身分も低いし
>>845 多分学校で習う歴史レベルの話じゃないから言ってもピンと来ないと思うよ
衣装とか文化作法の話がほとんどだから
当時無かったはずの染料が使われてるとか特定のシーンで衣服の着方が不自然だったとかそういうの
どうしてもチラチラ気にしてしまうんだよねww
あといろんな人が言ってる地球の形とか月の書き方ってのも俺は気になってしまった
アニメとしての表現上あえてってとこもあったかもしれないけどね
古典オタクのたわ言だと思って聞き流してくれww
>>848 月に両親いるんですが
地球人の子供は産めないかもしれんけど
>>848 かぐや姫の前に来ていた天女って地球人との間に子供作ったんじゃなかったっけ?
>>848 むしろあの時代で平和に暮らしたいなら子供なんて産まない方が幸せ
それか女の子生むかだね
>>819 原作の評価が低いんじゃなくて
重箱の隅ほじくりかすみたいな細かいことや
「古典の味わいが失われた」って、しつこく繰り返すから煙たがられてるんだと
レストランでみんなが美味しいねって言ってるのに
「本場フランスでは…」とか言い続けてる親父って感じ
当時なかったはずの染料っってどのことだろう?
具体的に何色なのかな?
そもそも染色している場面ってあったっけ?
かぐや姫の衣装に関しては月からの贈り物なので
当時の技術は関係ないかと。
上映スケジュール見てたら19日で上映終了があった。
日劇みたいな大箱は仕方ないのかな。
>>855 うーん……なんかいまいち理解されてないみたいだけど……
染め抜きとか細かい技法とか説明するのも面倒だし、そもそもどのシーンのこととか資料ないから分かんないし
まあ、キャラの原案やデザインは講談社の絵本をかなり参考にしてるみたいだからその変に引っ張られた結果なのかな?
というか染物以外に分かり易いとこいっぱいあるじゃん
あの時代なのに顎が長いのはなぜか、とかねwww
声優の顔に似せたってのは知ってるけどね、やっぱり気になるわ
そんな枝葉末節はどうでもいいよ
>>849 具体的に言ってみなよ。
染料は専門だから。
>>845 絵巻とかをそのまま引き写したんだなーってのは気になったかな。
今に伝わってるのは当時のごく断片に過ぎないはず(&そのままという保証もない)なんで、
それはあくまで参考にした上で再構築して、現代人に伝わるような表現に昇華してナンボかと思う。
とても手間が掛かる難しいことだけどね。
奈良時代初期の文化なんてよくわからんから平安時代でも江戸時代でも現代でも平安時代の文化でいいじゃんということになってるんだろ
それが昔から竹取物語の表現ということになってるんだからそれでいいんだよ
もともとそういうテキトーなんだから、染料とかいうのは細かすぎ
>>860 そうなの?
専門ってことは職人さんかな?
かぐや姫の浅縹の着物の白染め抜きって何使ってるのか気になったんだけどわかる?
>>863 知識が無い人からするとこれくらいの認識なんだな、まあ当たり前か
でも時代劇に対する考証の目が厳しいのは仕方無いでしょ
源氏物語の実写化とかでもそのへんはかなり気にされてたし
>>864 そういうことじゃないと思うけどな黙ってたけど、あんた知ったかぶりで自慢したいだけでしょ
性格が悪いのさ
>>858 というか顎の話は随分軽く決まったみたいだけど顎はちょっとやり過ぎたよね
生物学的に見てもあの時代にあんな骨格の人間が生まれるわけないし、作品全体の説得力を失いかねないと思うわ
まあ高畑さんもあそこまでやるとは思ってなかったのかもしれないけど
867 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/15(日) 11:46:16.70 ID:9aJ2wlOF
お前にはどうせわからんやろwでなく
具体的にここがあそこがならスレが進むのに
着方のほうも聞きたいな
>>865 人格攻撃は荒れるだけだからやめようぜ
まあ正直細かすぎるとは自分でも思うからこの辺でやめにしとくわ
ROM専に戻ります
>>868 いや、そうやって逃げちゃ駄目よ
図星なら謝って消えな
>>867 ここがあそこって指摘したいんだけど、一度見ただけだからそこまで詳しく場面までは覚えてないんだよねww
染色の技法とか細かく説明すると超長文になっちゃうから携帯には辛いしwww
着方は重ねが逆とか裾の払い方とかそういうの
注意してみたら多分わかると思うよ
荒れる前に今度こそ消えるわ、スレ汚しすまんかったwww
おかしくもないのに笑うなよ
そこが不快だというのに気づかないんだな
昨日 観てきました〜。
月からのお迎えの曲がなんだかすごく衝撃的というか
不思議と涙がブワ〜ッとあふれてきて驚きました。
ただ、お迎えに来たのはあれは阿弥陀如来ですか?
なんであんたが出てくんの?と思いました。
以前からここにきて、wiki頼みの単語拾ってきて
知ったかしてる子供だよ。
前スレでも桜がどうした梅がどうした言ってただろ。
構わないのが一番
ニートが見るべき映画
>>864 >かぐや姫の浅縹の着物の白染め抜きって何使ってるのか気になったんだけどわかる?
藍染の絹織物の染め抜きに「何使ってるのか」って意味不明。そもそもおかしいかどうか外見でわかるはずないでしょう。
>>774 ぽんぽこ
おもひでぽろぽろも現代編は完全オリジナル
877 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/15(日) 12:23:33.08 ID:9aJ2wlOF
あの時代の高貴なご身分のご衣装は唐織だから
柄は織りで入ってると思うんですよ
今日のNG ID:3CAkiKkS
これでスレが平和になります
かぐや姫2:ゼロ・グラビティ
ゼログラビティって映画というかどっちかって言うと
デズニーランドのアトラクションに近いような・・
なんでそれを求める人はそもそも映画を(ry
WOWOW見た。
音楽のレコーディングは公開日のわずか1ヶ月ちょっと前という。
赤ん坊や子供の動きの繊細さが本当に素晴らしかった。最後の悲劇を思うと幼少時の生き生きとした生活描写はなんか見てて泣けてきた。
あとやはり姫が都から駆け出す場面、桜の下で踊り回る場面は素晴らしすぎです。
そんなに動きよかったかな。
昔のディズニーの方がよかったけどな。
楽しみにして行ったけど期待はずれだった。
>>883 昔のディズニーいいよね
ピクサーも悪くないけどやっぱり白雪姫とかファンタジアにはかなわない
おもひでぽろぽろではプレスコの収録風景を撮影して作画に使ったそうだが、かぐや姫でも録音時の俳優の表情を作画に使っていたっぽいな。
高畑さん、乙嫁語りも読んだら好きそう。
>882
同意。
二回目がつらいんだよなあ。
一回目観て、ラスト知ってる上で二回目みてると、序盤の明るく元気な姫の動き、表情にびしびし来る
二回目みたらダレるかと思ったら二回目の方がより面白かった。
>>842 子育ての経験があるから余計に違和感感じたけど。
ああいう風に走らせたくてわざわざ色々ストレス付け加えたんでしょ。
見てて「作ってる」なーって分かったわ。
アニメーションが死んだものに命を与える(アニメート)技法なのだから月に勝利するることは運命付けられているんだな。
二回目は前半の印象ががらりと変わるね。
>>889 わかる、みるべきポイントがわかるというか
この先どうなるみたいにやきもきする必要がないから
集中して見られるよな
映画館へ二回観に行ったのはこれが初だな
wowowのドキュメンタリー見たらもう一回観に行きたくなったというw
>>728 そんなに地上に憧れるならば地上の最高の幸せを与えましょう、それがいかに穢らわしいか身を持って体験しなさいってことだもんな。そのシナリオのために美貌と能力と金を与えて、シナリオの忠実な遂行者として俗で凡庸な翁を割り当てたと。
ただその幸せってのは月の考える地上の幸せで、姫にとっては感情露わに生きることができないって点では同じようなものなんだよな。
都と月は共犯関係のようなもので、姫は同じような価値体系の中の不毛な二者選択を強いられ、最終的に月を選ぶような流れになってんだろう。
姫は獣のように生きる方向に希望を見出しかけたけど、もう帰るべき場所がなかったように第三の道も周到に封じられてて、逃げ場のない、正しく悲劇だと思った。
>>834 これはぜひいろんな人に聞いてほしい
雨宮まみもよかったが今までのレビューでは一番的確で丁寧
とくに弁証法的な作品構成についてはかなり大事
その大枠を捉えればいろんなシーンの意味がはっきりする
俺はこの批評を英訳して来るべき世界公開に備えるわ
宇多丸も普遍的な物語だと言ってるし海外の人にもわかる内容だから
英語が得意な人がいたら添削してほしい
宇多丸みたいな業界腰巾着を有り難がるやつはここにも居るのか…
宇多丸はほぼユリイカの受け売りで喋ってる
ユリイカのかぐや姫特集は優れてるし、それの翻訳としても優れてるとは思うけど
学生とかオタが口から泡を飛ばして喜びそうなアニメだなとは思った
理論で作ってある
おっさんの俺が喜んだからおっさん向けかと思ってた
キャラアニメ好きのオタからは逆に乗りにくい面がありそうな気がする
宇多丸は後だしだな
ネットで批評をみて総まとめした感じ
学生とか中高生には受けがよくない映画じゃないのか?
おれが学生時代にみてたなら、この映画のクライマックスとオチあたりの姫の絶叫とととさま、かかさまの絶叫は
別にふーんで、響いてこないとおもうんだけど。
どうなんだろ?
俺? 40歳のおっさんw 独身
誰が感動したかなんてデータはないから議論は無意味だろうな
子供がいない40歳以下の男性にはあまり響かないだろ。
その世代にもかぐや姫が月に帰ると悟ってジジババや女童たちと野球をやろうと言い出す話にすれば少しは受けたかな。
かぐや姫「野球やろうぜ!」
とと様かか様「おう!」
高年層(子育て経験ある世代)は翁媼に感情引入して
若い世代(特に女性)はかぐやに感情引入するんじゃないかな
感情的な人と、人生を人のせいにする人は感情移入すると思う。
現実的な人や古典読む人には意図を見透かされてうけないと思う。
それを世間では斜に構えて見ると言います
かぐや姫は自責の念もあったが
誰でも親がいるんだから、全世代に訴えるものがあると思うよ
かぐや姫は自分で自分嫌いになってるし、人のせいには一度もしていないぞ。
古典読む人ならもののあはれが解ると思うんだけどねぇ
こいつは自分が現実的で古典を読むと主張したいだけ
おまえらってなんでそんなに穢れてるの?
死ぬときに後悔するよ
債務が残っておるぞ
>>908-913 典型的な反応。
高畑のやらせアニメで踊りすぎw
「誰のせいでもない」といい子いい子しながら翁や帝を設定して鬱々とさせ自殺ほのめかし。
マッチポンプドラマ。
ヤラセアニメってなんだよwwwwwwワロタwww
そういう考えなら、ドキュメンタリーしか感銘を受けないだろうね。
古典〜写真まで幅広い作品で作者がいるし。
岡田の批評いまさら読んだw
なにいってんだこのデブはw
世間は絶賛してるじゃないか。誰も自分のあとにつづいてくれないなw
こいつは手品にタネがあるといって怒り出す人だね
やらせでない創作があるのかよwww
3MGmwrBeは特徴的な句読点と変な改行がヤフー映画で☆一つをつけている奴とよく似てるね
かぐや姫ディスってる奴の執念深さってストーカーに似てるよな。
自分を楽しませてくれたジブリアニメが遠くに行ってしまった、許せないという嫉妬に狂った感じ。
あードキュメンタリーも編集されたらダメだったね。
作品見ない方が良いタイプの人だと思う
やらせアニメって言われたら笑うだろwww
だがまあ気付かず踊るんだわwww
高畑の原作改変したマッチポンプに「泣ける」とか言ってwww
やらせじゃないアニメを一つでもあげてみろよ。どうせ無理だけどな。
こいつは「やらせ」やら「マッチポンプ」という言葉が大好きみたいだな
世の中が誰も高畑の陰謀に気付かないことに憤りを感じてるらしい
>>925 クソワロタ。
嘲笑いの対象っす。いいかげん気づけよ。
韓国人ですか?
今日の名言はヤラセアニメだな。
やらせじゃない宗教ひとつでも挙げてみろよと信者様激おこぷんぷん丸www
?
後々まで馬鹿にされそうな名言(迷言?)を吐いちゃったんだから、少しは恥ずかしそうにした方がいいよ
>>932 原作に拘ってるのは「竹取翁博物館」のステマやってる人なんじゃ‥
かぐや姫関連の動画の殆どに書き込みがあって怖いw
うろ覚えだけど原作で、具合の悪い翁が姫を見て、余りの美しさに病も癒される、っていう箇所なかった?
捨丸が崖から落ちた時、腕の怪我にそれが作用するかと思った
別の作品だったかな
マッチポンプややらせという解釈はあながち間違ってないけどな
作品内において月側がやらかしたこととして
目の前の現実から逃げまくってる男が作った
目の前の現実から逃げまくってる女の話を
作品の主題から逃げまくってる信者が絶賛してる感じ
>937
むりやりいろいろ考えて、うまいことを思いついたつもりか?
却下だ。なんの説得力もない。
韻を踏んでるだけだな。形だけで中身のない
かぐや姫を批判してる人は単に社会経験が浅かったりまだ思考が幼いだけだから
落ち込むことなくこの先どんどん見識を広げていけばいいと思う
それでも分からんようなら・・・・・、まあとにかく頑張れw
原典も映画も生死を描いたのであって自殺は描いていない
受け手が自殺を勝手に連想しただけの話
批判してる奴も傲慢な感じだけどね。
傲慢かもしれないが、リテラシーが低い奴はこの作品を楽しむことは無理と言わずにいられなかった(モンスーノ風)
優れた作品なら、例えば子育ての経験がなくてもその感覚を持たせられると思うんだけどね
今月の「熱風」、なかなかいいで
いや俺は別にかぐや姫批判したことないよ。
面白かったし。ちょっと狂信的な人を揶揄したくなっただけw
すんません
でも今年ってアニメすごかったね。マドマギも風立ちぬもかぐや姫も
通常年から比べたらとんでもないレベルですよ。どれも
萌え豚か
映画館に行く前にどんな映画だろうと思った時、地震や津波で
御嬢さんを失った方々に対し、映画作成側としてどう向き合うかは
当然議論しただろうと思った。
冒頭はそれが気になってたけど、すぐに物語に引き込まれた。
それくらい子供たちが可愛かった。
ttp://kaguyahime-monogatari.jp/prono.html を後で読み、2011.3.11 以降の映画として相応しいと確信した
うえで世に送り出したと知った。
>>950 うわ・・・
こういう人が支持してることはかぐや姫にとって不幸
お前の方がうざいよ
>>949 他にも大友のSHORT PEACEとかサカサマのパテマとかもあったし
映画館に足を運ぶことの多い一年だった
コンビニにグッズちらしがあるから手にとったけど、幾つか欲しくなったww
とりあえず劇場で、がま口買ってしまった…
>>939 今日見てきた。
俺もそう思った。やっぱり結構、定説なんでしょうか?ソレ。
この人原作ものしかやってないって話さっき出てたけど
ハイジ、三千里、アンもオリジナルエピソードの割合かなり高いよね?
>>956 でも、自殺を匂わす暗示が多かった気がします。
最後の方では、はっきりセリフであるし。
あれ?監督がいってなかたっけ?
なんで自殺すんねん
>>919 そういうトコロが痛いんだよ
どうやらこの映画はファンが自分の殻に閉じこもるという性質を持つみたいだ
>>957 ハイジは知らないが
三千里はキャラもエピソードもオリジナルの割合が高いね
でも高畑の要望に応えた脚本家の力量が大きいと思う
アンは原作から省いたものもあり、同作家の別作品から引っ張ってきたものもあり
ただ、優れた監督ってものが必ずしもオリジナルをやらなきゃならないってことは無いと思う
>>956 >>713 監督もこう言ってるし死んだと解釈するのが自然
他殺や事故死 、病死の暗示はなかった
逆に自殺の暗示はあった
自殺と解釈するのが自然だろう
ただし、このスレの信者には受け入れられない解釈らしい
何がそんなに気に入らないのかねえ
監督は月は死後の世界のイメージとは言ったが、自殺とは言ってないだろ
本気で死後の世界と思ってたんなら、高畑ヘボ過ぎだ。
映画の中で死んだと描け、映画の中で。
ジャンプマンガ程度の死のイメージだったのか、あるいは
>>935 あるね
そういうファンタジックな非人間性はかぐや姫から完全に取り除かれてるね
挙げるなら、美しいという事と、月の力に守られているという事ぐらいか
Lost in America: Anime & More 「かぐや姫の物語」アメリカ人アニメ評論家の感想
ttp://www.lostinanime.com/2013/12/kaguya-hime-no-monogatari.html >「かぐや姫の物語」は細部のこだわりがすばらしくアニメーションとしてはトップレベルの質であり、
ここ何年ものアニメのなかでもっとも印象的でもっとも美しいアニメのひとつである。
私は「もののあはれ」という決まり文句を使うのは好きではないが、この映画は日本の物語の伝統によってしっかり身を包まれており、
「竹取物語」のあらゆる隙間に命を吹き込んでいる。
そして高畑は彼の控えめな演出スタイルによって、この物語の情緒的な豊かさを的確に捉え、それを映画化することでまったく見事な仕事を成し遂げた。
この作品が呼び起こす感動は驚くほど根源的で普遍的なものである。
心を開き何かを慈しむことで得られる歓びと、最後にはその愛しいものに避けがたく訪れる別れの悲しみを描く物語ほどにシンプルで力強い物語はない。
「かぐや姫の物語」は間違いなく2013年のベストアニメであり、当然今年のジブリアニメのベストでもある。
「風立ちぬ」を批判するつもりではなく、この映画がいかに美しく深遠であるかを反映しての結論である。
>>964 そりゃ自殺では暗すぎるからだろw
だけど姫はここに居たくないと願うと月に帰されるとしらなかったわけで、
いわばトラップに引っ掛かったようなもの
自殺とはいえないのでは
>と考える事も出来るんですね。
これとっても重要。
見た人に解釈を任せるラストだったんだから
「僕の解釈が一番自然!それ以外の解釈はおかしい!!!」っていうのはどうなの?
AAじゃないけど お前がそう思うんならそうなんだろうお前ん中ではな と思う
>>970 竹から生まれただの月に帰るだの一見ファンタジー風だけど
そういう設定は要らないような造りになってる映画だと思う
要らないってのは省いてもほとんど成立するというか、登場人物の生きざまに焦点をあてて見ようとすれば
省いて考えたほうがわかりやすいと思う
原作はかぐや自身が月の人間でいつか帰ると自覚してて、それが行動の主な動機になってるから省けないけど
>>936 月じゃなくて全て高畑が原作を意図的に変えてやっちゃってるマッチポンプなんだけどね。
これをどう批評するかでその人が分かるから面白い。
基本的教養も分かる。
一般的な外国人は
「もののあはれ」や「無常感」を持ち出すのがやっとだな。
自殺という解釈はちょっと違う
疾走シーンまでの第一幕が生きる喜びで
月に助けを呼ぶまでの第二幕が生きる悲しみ
第三幕が喜びも悲しみも含めた生の全肯定と死との対比
第二幕のラストでかぐや姫は事実上死を願ってしまったわけだけど
それは第三幕の全肯定に至る通過点であって結論ではない
>>964 そりゃ死の暗示であることは誰もが認めてるだろ
そこで自殺にちゃうのは短絡的すぎないかね
>>973 ヤラセアニメの馬鹿の一つ覚え君はもういいよ
マッチポンプという言葉を最近覚えたから使いたくてしょうがないんだね
>>975 他の死因が明示・暗示されてないからね
自殺と解釈してその動機・心理に迫ってほしい、深く考えてほしい
そういう映画なんじゃないかな
WOWOWのドキュメントでは高畑は自殺とは全く言っていないけれど、
月が死の世界で月の使者に連れていかれる結末が酷く救いのない話だとは言っていた。
だからこそ二階堂の歌で一筋の希望を見出せるようにしたのだろう。
>>972 木に竹を接いだ感じなんだよな。
竹取ベースでやる意味のない話。
阿弥陀来迎が衝撃過ぎる
自殺じゃないだろ。万人に共通して訪れる避けようがない死として描いているだろ。
>>979 ぽんぽこもタヌキでやる必要がなかったと思う
オブラートに包むのが好きなのか、直接的な表現ならアニメでやる必要がないって考えなのかも
色々解釈できますねこの映画。見た人が自由に考える映画なんでしょう。
個人的には、かぐや姫が割れた貝殻持って思い詰めるところで自殺と思ってしまった。
あと、かぐや姫が赤ちゃんの時に、真っ先に興味を示したのがハサミだったこと。
>>982 もちろん、人生を絵とか文字、映像で表す必要もないし、リアル人生のほうがリアルで
いいに決まってる。そういう意味では芸術作品は存在価値なんてゼロだよ。
原作を変えたことにやたらケチを付けてる人がいるけど、原作そのまんまでアニメにしたらまるで面白くないと思うのだが
原作に思い入れしすぎじゃないの
原作まんまでなくていいけど
そもそもこんなストーリーなら竹取でやる意味もないし、
「竹取物語を面白いと思ったことがない」って傲慢すぎる。
道理で原作に対する敬意が見えないはずだ。
原作を変えられるのが嫌なら見なければ良い
いや、見るな
でも、原作の真意って実はこうなんじゃないか、と思わなくも無かったです。
今年の映画ベストかも。
>>976 うん、マッチポンプという言葉の使い方が違うように思うよ
とにかくセンスがないよな
>>985 原作って富士山の由来が有名だけど、
他にも様々な由来説明のダジャレコーナーがあるんだよね。
改変って文句言ってる奴の多くは富士山の件しか触れてないけどさ。
そんなダジャレをダラダラやられても観客はツラいだけだし、
そもその描きたかったかぐや姫の感情の物語にはまったく必要ない部分だからなあ。
狸じゃないぽんぽこなんてただの左翼の自虐だろw
かぐや姫の感情の物語ってのがそもそも無理がある。
人間じゃないし、そこが特殊なのに。
>>982 タヌキはともかく、田舎と都と月と3つの世界の比較がどうもなー
ハゲが大絶賛してたんでさっき初めて見てきたけど、後半号泣だった
ここ10年のジブリアニメの中ではダントツでナンバー1でしょ
眠いとか平坦だとか信じれんわ
泣かなかったけど
所々おおおーって歓声あげそうにはなった
996 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/12/15(日) 21:50:03.33 ID:YMxIpSwX
>>983 貝は結婚の意味合いだたかな?
あれは結婚が思い描いたものでなかったといいたかったのかと
>>992 あくまでも人として描いていたでしょ?
そこを人ではないとしてしまったら、出発点からズレてると思うけど。
石上中納言の声がジブリの社員ってほんと?
>>994 自分もハゲで見たww
これは見て本当に良かった。
ハゲってだれ?
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。