かぐや姫の物語 11

高畑勲監督の長編アニメ映画「かぐや姫の物語」のスレです。
日本最古といわれる物語「竹取物語」を原作としています。
2013年11月23日（祝）より公開中。

公式サイト
http://www.kaguyahime-monogatari.jp/
スタジオジブリ
http://www.ghibli.jp/
ジブリをいっぱい
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/ghibli/
ジブリチャンネル
http://www.dai2ntv.jp/ghibli/
鈴木敏夫のジブリ汗まみれ
http://www.tfm.co.jp/asemamire/
Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E5%8F%96%E7%89%A9%E8%AA%9E

前スレ
かぐや姫の物語 10
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/animovie/1385730736/

かぐや姫の物語 9
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/animovie/1385730736/
かぐや姫の物語 8
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/animovie/1385391541/
かぐや姫の物語 7
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/animovie/1385293768/
かぐや姫の物語 5 【ネタばれ】
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/animovie/1383929214/
かぐや姫の物語 3 (実質4スレ目)
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/animovie/1382811532/
かぐや姫の物語 3
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/animovie/1382808004/
かぐや姫の物語 2
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/animovie/1378784807/
かぐや姫の物語
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/animovie/1355383547/

・スタッフ
監督・原案・脚本：　　高畑勲　　　プロデューサー：　　　西村義明
原作：　　　　　　「竹取物語」　　製作：　　　　　　　氏家齊一郎
脚本：　　　　　　　坂口理子　　　美術：　　　　　　　　男鹿和雄
人物造形・作画設計：　田辺修　　　作画監督：　　　　　　小西賢一
作画：　　　　　　　橋本晋治　　　音楽：　　　　　　　　　久石譲
　　　　　　　　　　濱田高行　　　主題歌：　　　　「いのちの記憶」
　　　　　　　　　　安藤雅司　　　　　　　　　　　　　二階堂和美
　　　　　　　　　　山口明子　　　劇中歌：「わらべ唄」「天女の歌」
　　　　　　　　　　　　　他　　　　　　　　　　高畑勲、坂口理子

・キャスト
かぐや姫：　　　　　朝倉あき　　　捨丸：　　　　　　　　高良健吾
翁：　　　　　　　　地井武男　　　媼・語り：　　　　　　宮本信子
相模：　　　　　　　高畑淳子　　　女童：　　　　　　　　田畑智子
斎部秋田　　　　　立川志の輔　　　石作皇子：　　　　　　上川隆也
阿部右大臣：　　　　伊集院光　　　大伴大納言：　　　　　宇崎竜童
御門：　　　　　　中村七之助　　　車持皇子：　　　　　　　橋爪功
北の方：　　　　　　朝丘夢路　　　炭焼きの老人：　　　　仲代達矢
石上中納言：　　　　　古城環

・キャッチコピー
この地で、ひとりの女性が生きた。
笑い、泣き、喜び、怒り、その短い生の一瞬一瞬に
いのちの輝きを求めて。

数ある星の中から、彼女はなぜ地球を選んだのか。
この地で何を思い、なぜ月へ去らねばならなかったのか。
姫が犯した罪とは、そして罰とはいったい何だったのか――。

日本最古の物語文学「竹取物語」に隠された人間・かぐや姫の真実の物語。

姫の犯した罪と罰
ジブリヒロイン史上、最高の”絶世の美女”が誕生。

訂正
かぐや姫の物語 9
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/animovie/1385556170/

>>1
乙

・よくある質問（ネタバレ注意）
Ｑ．姫の犯した罪と罰とは？
Ａ．かぐや姫の罪とは清浄な月世界にとっては禁断の地である地球上の命の営みを歌ったわらべ唄に憧れたこと
　　月にとってその唄は穢れの象徴なのでかぐや姫は罰として地球上で穢れに苦しみながら生きることを強いられた
　　かぐや姫がその苦しみに耐えられず月に許しを請うた時、つまり地球の穢れを認めた時に罰は終わる
　　・考察レビュー
　　http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id344585/rid27/p1/s2/c3/
　　http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id344585/rid60/p1/s2/c2/
　　http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id344585/rid59/p1/s2/c5/

Ｑ．なぜ月はわらべ唄を嫌うの？
Ａ．月世界の住人は天人（仏教）。彼らにとって生（生老病死）と輪廻転生はタブーだから
　　わらべ唄にあるまわる水車とは地球の意味で、お日さんとは太陽であり命の象徴
　　この唄はその地球上で繰り広げられる命のサイクル、つまり輪廻転生を賛美するもの
　　詳しくは天上界や天人五衰で検索
　　http://blog.goo.ne.jp/zen9you/e/16d45ce408111c367ffbba2646ef0baf

Ｑ．普通の竹取物語とどこが違うの？
Ａ．レビューがあるのでそちらを参照
　　・原作との違い
　　http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id344585/rid105/p1/s0/c2/
　　・五人の公達の贈り物の意味
　　http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id344585/rid53/p1/s2/c9/

Ｑ．なぜ帝との和歌のやり取りや富士山の話が出てこなかった？原作の冒涜では？
Ａ．上記レビュー（原作との違い）を参照

Ｑ．夢落ち２回って都合よすぎだろ？
Ａ．あれは夢落ちではない
　　疾走シーンの後貝が割れていたことからもわかる
　　月はかぐや姫を監視していてどちらのシーンでも月が巨大化して激おこ状態になってる
　　姫が月に背き取り返しのつかない事態になったため飛天（クリオネ）の力で時間を操作し無理やり月のシナリオに連れ戻した

Ｑ．回想シーンの月のおばさんと海辺の親子は誰？
Ａ．静岡県にある三保の松原に伝わる羽衣伝説
　　海辺に松があり富士山が遠景に見えることから特定できる
　　羽衣を松にひっかけて帰れなくなった天女と人間の男が結ばれる物語
　　竹取物語の前日談としての羽衣伝説という位置付け
　　この天女が覚えていた地球の歌をかぐや姫が聞いてしまったのがすべての始まり

Ｑ．あの小さくて可愛らしいお付きの者はなにもの？
Ａ．女童（めのわらわ）
　　主人の身の回りのお世話をする侍女見習いの女の子
　　初期設定では名前はウメだった
　　お迎えのシーンでわらべ唄を歌っていたのは子供や動物には天人の音楽が効かないからか

Ｑ．花見のシーンでかぐや姫がすぐ帰ってしまったのはなぜ？
Ａ．子供とぶつかって里山のことを思い出してしまい、山の人間ではなく都で高貴の姫君として生きねばならない現実を思い知ったから
　　桜を見ることができても里山にはもう帰ることはできない、野山の風景を好きになるほどそこから引き離される寂しさに耐えきれなくなった

　　「あたし、外に出る勇気がないの・・・・・・
　　　外へ行って、あの木や花や小川などと知り合いになれば・・・・・・
　　　あたし、好きにならずにはいられないんだもの
　　　そういうものから引き離されるくらいなら、好きにならない方がいいんですもの」
　　　―「赤毛のアン」第三章より―

だからテンプレのアンいるのかよ
俺も好きな作品だけどさ

成熟拒否の現れ、とあるが
かぐや姫は大人になりたくないとは言ってないしそう描いてもない
お歯黒眉抜きを拒んだ際に、
好きに笑ったり、転げ回ったり、ありのままでありたいと訴えるわけで
かぐや姫をとりまく不自然一切への抵抗の現れ。
で後に耐えようと決めお歯黒眉抜きするんで
同化の象徴でもあって

大変大きな部分を内包するわけだが
この所にお歯黒眉抜きを持ってきたって所に現代的感覚を前提とした陳腐さが伺えると言うわけ

この条件を踏まえて、不自然の意味おいては
着物も屋敷も、眉抜きもお歯黒も等しいんだから
前者を受け入れ後者を拒むことは作中の矛盾となるわけ

>>1乙
テンプレの女童に間違いがあったので修正しといた
あと次から>>2に
かぐや姫の物語 6 【ネタばれ】
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/animovie/1385188080/
を追加しておいて

>>1
乙です

前スレ999
そうだな、言い方悪かったわ。
「難癖つける奴の中には高畑勲のいわゆる『思想傾向』を前提にする人間が一部存在する」
これに訂正するわ。ちなみに「難癖」な、「疑問」や「批判」ではなく悪質な難癖

あと、上にも書いたけどさっきの俺の言い方も確かに「十羽一からげ」だわ、気を付ける
ただお前さんが途中から言ってたこともまた完全に「十羽一からげ」なんで、そこは注意してくれ
別に気に入って見てる人間は「思い入れ」補正で欠点も目をつぶって無理に受け入れようとしてる
訳じゃなくて、素直に楽しんでるだけなんで

現代の女の子と同じ反応をかぐや姫がしてるだけだと思うんだけど…
お歯黒、眉抜きが嫌なのは。

そこに疑問を持つのがおかしいと思うなぁ…

>>9
陳腐さなんて、子供が持つものだろ
この物語のかぐや姫は、竹取物語同様にわがままで、現代風な印象を残したまま。
その理由付けに幼年期の物語があるわけで、別段不自然でもないと思うが。
疾走の夢も、炭焼き老人の季節の流れの概念を感じ取る、大人の階段上るキッカケでもあるわけだし

>>1乙です

お歯黒が嫌ってのは、自然のままの、ありのままの姿でいたかったから
だと思った

>>1乙

>>11
うん、気をつけるわ
でもさー、このスレ明らかに絶賛意見以外を排除する空気あると思うよ
そのお陰で反感買いやすいのは損だと思う

あと揚げ足取りで悪いけど「十把一絡げ」ね

風立ちぬの方が面白かったな。
いい作品ではあるけど、とりたてて名作と思えない。

考察厨って、宇宙戦艦ヤマトを見ても、宇宙に上下があるのはおかしいとか言い出しそうだw

>>15
単純に意固地な野郎が多いだけだろ。ある程度評価高い映画には多い
この映画だって、幾分描写不足で伝わりづらい面は確かに存在するしな

>>12首長族社会での物語を描くのに、こんな輪っかはおかしい！と訴えれば
共感は得やすいが まずこれは安直だろうと
また、首長族社会の実態を描いた事になるのかと

監督本人がそこを描こうとしてないと語っている事から、
そもそも焦点がずれてると言う指摘は分かるが
本来避けてはならない部分だと思う

このおかげで、だったらその他は良かったのか？という疑問が生じ
乙女心とでしか片付かないレベルの、矛盾となっている
矛盾と言うか、説得力の欠如か

この部分は作品的欠陥だと思う

まあsageもせず延々と重箱の隅をつつくような奴はどのスレでも叩かれると思うよ

本スレでは荒れるようなので、なんとなく立てました

かぐや姫の物語の不満点って何かある？
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/animovie/1385900042/

http://pbs.twimg.com/media/BaYwd-SCIAAW-37.jpg 

↑　嫌過ぎるだろw　男のおれでもゾワっとなるわw。　 
　　ここではまだアゴーっというオチは現れていない演出w

>>19
どのみち最終的には「子供だから」で片付けられる
引っ越した先で大きな座敷、衣に喜んで、走り回って、
で作業してる他人を見て立ち止まり、大人しくなっていそいそと離れていくってのは、
普通の反応でしょ

>>15
逆だろ。
アンチの声が大きい映画だよ

>>19

陳腐だと思うなら
高尚な映画を教えてください。

帝は実写なら七之助より森内名人が合いそう

・東京大学文学部仏文科卒
・生粋の共産主義者
・常に遅刻気味で、食パンをパクパク食べながらやって来るのでついたあだ名が“パクさん”
・アニメ監督なのに一切絵が描けない。
・大学卒業後、東映入社。初監督作品は29歳の時の「太陽の王子ホルス」。当時から作業が遅く、制作遅れの責任をとらされ何人もプロデューサーがクビになるが、本人はあまり気にしなかった。
・鈴木Pとの初コンタクトはアニメージュのホルスへの取材依頼の電話。「私がインタビューに応えたくない理由」を電話口で延々一時間も力説。鈴木呆れる。
・東映労働組合の書記長に就任。「みんな辞めずに最後まで戦おう！」と演説するも、本人はそのあとすぐ宮崎駿を連れ退社。「みんなに辞めるなとは言ったが、僕が辞めないとは言ってない。」
・ハイジ制作も当然のように進行が遅く、毎週ギリギリで切羽詰まっている最中「そもそもなぜ毎週アニメを作らなければいけないのか」を担当相手に3時間も議論。駿がキレる。
・ナウシカ制作時に駿からプロデュースを何度も依頼されるも断固として断る。しまいには大学ノート一冊分の「私がプロデューサーにむいていない理由」論をまとめて提出。駿号泣。
・それを見た鈴木がブチ切れるとあっさりプロデューサー就任を承諾。
・ナウシカのヒットで駿に入ったギャラ6000万円を高畑の『柳川堀割物語』に投資するも、半分も制作しないうちに全部使い切る。なぜか駿の家が抵当に入る。
・ラピュタ制作の拠点探しが難航していた時、「いっそ自分たちの会社(ジブリ)を作りましょう」と発案したのは高畑。
・だが、いざジブリができると「クリエイターは経営責任を負うべきではない」と駿と鈴木に全責任を丸投げ。今も高畑はジブリ幹部でもなんでもなく、ただの“ジブリ所属”
・「○○という映画を作るべきだ」と毎回企画を提出するも、「僕が作るとは言ってない」とゴネる。当然のように企画が進まない。
・富野や駿に全く物怖じしなかった庵野曰く「高畑さんはいつもにこやかだが目が笑っていない。怖い。」
・ジブリを常に支えてきた氏家会長は高畑の大ファン。晩年「死ぬまでに高畑の新作がどうしても見たい」と切望するが、本人はとくに気にせずのんびり制作。
・結果、かぐや姫のラッシュも見れず氏家会長逝去。
・かぐや姫を8年前から制作していたのに、2年前から制作しはじめた風立ぬにあっさり追いつかれた挙句、同時公開も叶わず公開が3か月遅れる。

帝がブータン王子に似てた

http://pbs.twimg.com/media/BaYwd-SCIAAW-37.jpg

↑嫌過ぎるだろw　男のおれでもゾワっとなるわw

>>23自然、ありのままを愛したかぐや姫の訴えは
幼さゆえのものだったと とてもそうとは読み取れなかったが
子供が反抗する映画だという？

>>19
私はきれいな着物で喜ぶかぐや姫を見て、この子も普通の女の子だなぁとほのぼのした
お歯黒や眉抜きを嫌がるのを見て、あれ？この子は現代の女の子みたいだぞ、タイムスリップもの的な要素があるっぽいぞ、と思った。
少女漫画の「天は赤い河のほとり」とかそんなのいっぱいあるからさ
（ご存知ないと思うし、この漫画が素晴らしいとは全く思ってないけど、例として上げました）

すんなり受け入れられる人もいるし、受け入れられない人もいる、価値観の違いですね

>>27
よくまとめたなあw

お迎えのシーンはまんま阿弥陀来迎で浄土宗の檀家のおいらは
やっぱり死やお葬式を連想してしまった
月といえば阿弥陀如来、大きな月に阿弥陀の顔が描かれて
この世を見ている=照らしているモチーフは昔の絵によくあるよね
月の都=西方浄土で、地上は生命溢れる厭離穢土
そういやたぬきも阿弥陀如来がお迎えにきてたな〜

またテンプレに採用されなかった・・・・＿|￣|○
また貼っとくわ。

>>7

いちおう、卒論にも高畑勲書いた人間として、修正したい。
「花見のシーンですぐに帰ってしまった」のは
「自分がそこにいるというだけで、そこで生活している人たちに迷惑がかかる」
ことを悟ったから。高貴な自分が桜を独占してしまったら、人々はそこを通る
こともできない、子どもがぶつかっただけでひれ伏さねばならないから。




間違いないと思うよ。

>>30
お歯黒といった部分は社会の常識になじめないただのガキのわがままってだけ
でも受け入れることで、この物語が成長物語でもある表れでもあるということ

赤毛のアンっつーか、自分から肩ぶつかったのに相手に平身低頭謝られて逃げられる
ヤクザの心境だと思う

民間伝承である竹取物語に首尾一貫した物語性を与えている凄い作品。

しかしそれが面白いか（エンターテインメントか）と言われると、うーん。

お歯黒眉抜きは化粧だからな屋敷や着物とは違い嫁入りの為の儀式とも言える
かぐや姫があれだけ拒絶したのはもう山里での暮らしに戻れないと本能的に感じ取った
だから眉を抜くと汗が目に入ると言って嫌がったんじゃないのか
化粧拒絶＝成熟否定ではなくいつも心のどこかで捨丸達の元に戻りたいと願っていたからなんだろう

>>31
いや普通に、社会的な格差と心の格差に愕然としただけだろ
都にいるというだけで頭を下げられるという理不尽さを感じるところ

>>34
成り立ちうるけど、間違いないは言いすぎ
そんな他人に気を使う子に見えるか？

高貴な女性は泣きもしないし笑いもしない(実際はするけど)の部分が月の世界から来たかぐや姫自身にブーメランしてるよね

>>39は34のことな

今日、シュガーラッシュのBD見たけど
シュガーラッシュ>まどマギ>かぐや姫>>風立ちぬって感じだった
高畑監督なりにアレンジしてるけどそれほど面白くないんだよね
結局、かぐや姫自身は何も問題解決してないし

>>36の解釈が好きだな。帰郷して煙たがれるヤクザものか

>>43
確か、高畑自身も“生きたくても生きれなかった人間のドラマ”とか言ってたような・・・

なかなかリアルでよく出来た作品。
お釈迦様は実はムーンレイスだった！！
という設定は仏教圏からクレームがつきそうだが
それを除けば概ね満足。
（高畑監督がもし学○○だったら
お釈迦様は日蓮になってたのだろうか＾＾；）
かぐや姫も凛として本当に綺麗だったしね。

昔の実写映画と比べれば本当に成功作だよ。
あっちはかぐや姫：沢口靖子、翁：三船敏郎と豪華キャストだったけど
最後に宇宙船に乗って月に帰るところで完全に失敗してしまったｗ
まあ、そもそも下膨れ美女の沢口にかぐや姫があってたかもあるけど。

パリ症候群って言葉もあるんだよな。

憧れのパリに来たけれどウツになるって奴。

お歯黒は虫歯隠し。

天人の姫救出演出ええな、天人部隊降下時速度緩めたり回避行動しないのが圧倒的で怖い
さらに音楽による心理作戦は地獄の黙示録思い出すわｗ

あのBGMにした経緯って、どうなってんだ？

>>40
まあ、「異論は認めない」とまでは言わないけど・・・
そういう娘だからこそ、自分がヤクザに見られてることに絶望したんじゃないかな。

>>37
竹取物語のポテンシャルを最大限引き出した映画だと思う。
逆に言えば本来持っているポテンシャル以上にはなりようが無いが、
それはまぁ高畑監督のせいじゃない。
個人的好みとして、絵柄は好きではないけど、
確かに美しいし時々はっとさせられる。
面白いというか、後世に残したい映画だと思った。

はじめから都で暮らしてればお歯黒とかも受け入れてあの都暮らしで幸せになれただろうけど…
そういうのもふくめて天人の手のひらってとこかな

今日見ました。
これから見ようか迷ってこのスレッドを読んでいる人には、つまらないという感想を無視して、是非見に行ってもらいたいです。

ジブリの代表作になるほどの傑作でアカデミー賞の長編アニメのノミネート確実だと思います。

>>53
竹取物語では貧しい翁の下に降ろしたのも何か意味があったみたいだが
この映画では罰の一部かなにかか？

>>54
竹取物語がなじめてない海外じゃあなぁ・・・
え？日本アカデミー？（笑）

２ｃｈの評価信じる人なんていないだろ

最後の赤ん坊が月に浮かぶシーンでクマ吉君思い出して笑ったw

日本アカデミーなんて貰う方が不名誉だよなｗ

アゴに抱かれるまえに、雪山に逃げ出したけど、なんでその時点で月はかぐや姫を迎えに行かなかったの？

>>59
かぐや姫が助けを呼ばなかったからでしょ。代わりに月は時間を戻して凍死の事実自体を消した。

>>56
だよね。
一人で複数役やって、いかにも議論が白熱してるように見せるとか
あるよね。文体一緒だし。
分裂症なのか、金もらったアンチなのか。
ゲド戦記の公式掲示板の終了間際で、複数役やってたやつらが
得意げに告白してた。何が楽しいのか。
ゲド戦記は高畑さん尊敬して真似たって吾郎ちゃんが言って
たけど、竜はこう描くんだって、叱られてるのが今回の竜の
シーンに思えて泣けたw

今日二回目見てきたわ
今回はじっくり落ち着いて見て考察しようと思ってたんだけど序盤の翁の「ひーめ！おいで！」のシーンで涙出てきて結局冷静に見られなかったよ
ラストがわかってるだけに一回目に見た時より翁の心境を思ってジーンときた

なんで仏が降臨するときのBGMが雅楽なんだよ

誰かが既に指摘しているかもしれないが
二回の夢落ちの時って
かぐや姫は二回とも死亡ENDを迎えてないのか？
つまり死ぬ事さえ許されない自由の無い人生を強いられているんじゃないのか？

ちょっと考えて恐ろしくなった・・・

テスト終わったら(11日)、3回目行ってくるわ
バイト代がアホみたいに飛んでくぜ

>>51
そうだと思う
>>34の描き方は、「桜を自由に見れない里の人間が可哀想」という、
利他的な身の引き方に読めるから、疑問があった

疾走シーンは夢だろうけど、
飛翔は事実っぽいけどな。
帝とのやり取りですでにもののけの類の力発揮してるし。
疾走の時は月の記憶持ってないし。
飛翔だけ巻き戻し食らわしてるかと

夢落ちじゃないw

>>64
あくまで「罰」だからね。
キッツイよね

別にかぐや姫を現代の女の子的に描いてもいいんだけど、
原作の通りの行動とは別人のような振る舞いになっちゃうんだよなあ。
最後まで木に竹を接いだような印象が拭えなかった。竹取だけに。

原作まんまの方が、よっぽど魅力的なものになってたろうに。

地井武男>>>あんの()
これだけははっきりしたな

原作まんまだと前半いらないから60分でいいな

>>63
あれのどこが雅楽なんだ。本当に聴いたの？

>>70
竹取物語だとほとんど冷血女だぞ

遺作になったから、余計に鬼気迫る
演技に感じられた。感動した！

>>71
風立ちぬもかぐや姫も同じくらい良くて、両方とも一番好きな映画になったんだけどなぁ

>>70
原作のかぐや姫ってつまんなくない？
どこがどう面白いのか教えて欲しい

>>71
地井武男めちゃめちゃ良かったよなあ
この人のおかげで一層映画に深みが出てる
泣きのシーンとか有頂天になってるシーンとかの演技良すぎ

>>73
同感。あれサンバ。
曲調はミニマル音楽という。
高畑の意向で天才久石の作曲。

面白いつまんない以前に原典の姫さんは行動原理がわけわからん

>>74
単に結婚を避けてるだけのこと。
高畑の解釈がトンチンカン。

>>81
でも帝は受け入れてるんだぜ

自分はあんの好きです
下手に役者が感情込めて演技したらあの綺麗なけれどどこか浮世離れした感じはでなかったと思う
逆に地井さんはじじいの子供を思うきもち、俗っぽさ、欲、優しさを見事に演じきった
素晴らしい演技だったと思います、合掌

はい？

2回目観てきた。

特別出演：三宅裕司　の箇所を聴き分けたいと思ったが・・・どこかわからなかった。

>>83
あんの？　unknown?

高畑監督の最後の作品になるだろうこの作品が、最高傑作になって良かった。

世界中から称賛され、日本でも大半の人がいずれ見ることになるでしょう。

海外から評価されないと判断できない馬鹿が多いから、興行成績は駿さんを上回らないだろうけど、劇場で見ないと価値が半減するよ。

最初から最後まで映像が素晴らしいから。

あんのは駄目だよ。
あの映画で一番足を引っ張ってるのはあんのだよ。

>>82
帝受け入れてたっけ？
俺の知ってる話だと振ってたような気がするが違う場合もあるのかな
不死の薬は渡してたけど

>>87
やっぱ大画面で見るべき映画だよなあれは

高畑勲監督って絵がかけないのに、
アニメ界の重鎮なのが、それほどアニメに
詳しくない俺にとっても気になることだった。
評価が高いのは原案、脚本、演出が素晴らしいのか、
でも今回の作品をみると、いずれも秀でた
ものがないように思えた。新人監督の作品といって
もいいかんじ。なぜかというと各部門の分業作業
が邪魔するのか作品隅々にわたり一貫した世界観の
実現にいたってなく、それは多分に監督の求心力がそれほど
現場では高くないのだろうと感じるから。
ただ姫の作画のデイテｲール、性格付けだけは強く
こだわったのではないだろうか。
はっきりいって神話的掘り下げとか、自然崇拝とか、
生への讃歌とかも、さほどこだわってないと感じた。

>>81
ほとんど同じ理由だぞ。竹取物語とこの映画での結婚断るの。
竹取物語は描写がほぼ無くて、断り文句を流してるだけだから、どうしても冷血に見えてしまう

>>89
唄のやり取りしてるからな

>>89
ググって原文確かめてみたらいいけど、
影になって帝を追い返した後、
「かやうに、御心を互ひに慰めたまふほどに、三とせばかりありて」
ってあって、三年の間に何らかの親しい交流があったように書かれている

三宅裕司って、地井さんのアフレコできなかった部分を吹き込んでるの？

>>79
天才久石の新境地を魅せられた感じだな

>>81
原作だと石上中納言が死んだ時「少し可哀相」と思っただけの冷血っぷり

身体の関係は避けてんだろ

しかし、帝のあのアゴはどうしてあのように…
権威を象徴したつもりかもしれないが、
映画後半、ひところネットでニュースにまでなった、
アゴで連続殺人するゲームを思い出してしまって勘弁してくれと思ったわ

>>98
なんて冷血な女なんだ

庵野の声もまあアレだと思ったけど、今回は姫さんの声が何か気になったな
下手じゃないんだが、笑い方が一本調子に思えた

>>91
アニメ界を映画界に置きかえて
みようか？
カメラ使えないと映画監督として駄目？
撮影する人が一番じゃないでしょ？
映画監督が一番じゃないの？

>>97
ありゃサゲの駄洒落に繋げるだけの理由だから。
まあ、まさか本当に取りに行く馬鹿がいるとも思わなかったってのもあるだろうが。

>>92
いや恐らく根本的に違う。
原作の方はたぶん自分の正体を知っているゆえ。
映画の方はよくわからんｗ

>>91
ようやくまともな意見がでてきたな

>>104
自分をものとしか思ってない男どもに絶望した！ってあんなにわかりやすく描かれてたじゃないか

今日1000円で見てきた。
音楽込みで「圧倒的ではないか！」な感じがよく出てた月人降臨シーンが最高ｗ
でも防人は意識を失うんじゃなくて、ヘナヘナ〜ってなるほうがよかったかな。
二人の飛行シーンはジブリの看板を意識しすぎな気もした。
いろいろ現代風の脚色はあるんだけど、元の話は1000年前に作られたってのがすげぇ。

>>104
その「恐らく」「たぶん」が仕方が無い部分だろ
起こった出来事を淡々と書いてるだけだから、考察映画以上に解釈が別れてしまう
竹取物語自体が改変を繰り返しされたものだから、どうしても不自然な、描写不足が目立ってしまう

二回目の方が泣けたな、５回位は泣ける

>>104
都に移り住んでから、籠の鳥を逃がした
シーンあった。
要はかぐや姫は自由に生きたいの。
結婚なんてまさしく籠の鳥ですから。

>>106
だからって、いきなりあんな底意地悪いこと言うかねえ？
翁に「嫁ぐのは嫌でございます」と泣きつくとかならともかく。

>>108
つーか状況証拠からすれば、それ以外に解釈しようもないと思うんだけどｗ
おそらくと書いたのは、劇中で明言されてないってだけだから。

>>111
嫌言うてますが

描写不足による意味不明さも竹取物語ってかかぐや姫の必要な部分だとは思う
あまり共感できてしまうと神秘性がなくなるというか

「だけ」を補完すれば意図が伝わる？

姫の性格付けと行動の理由については、説明しすぎなくらい描いてたと思うけどなあ
俺はその丁寧さのせいで、逆にいまいち入り込めなかったんだけど

>>114
> 描写不足による意味不明さ

俺はあんまり感じないけどな。
現代の小説として読めばそりゃいろいろ足りないだろうが、説話ならあんなもんでない。
天界の事情やら何やらはあえて描いてないんだと思うし。人間の理解を超えてて当たり前だから。

話ぶったぎりですまん。
女童がどうしても柳原可奈子に見えて仕方がなかった。
誰かに言いたかった。すっきりした！

>>111
結婚嫌だなあで逃げ回る→逃げ切れなくなって渋々会ってみたら皆宝物に例える→
モノ扱いかよ激おこ→無理難題ひっかける
って感じでは？うろ覚えだけどあのあたりの展開に違和感は感じなかったが

原作おとぎ話の意味不明さに比べれば明瞭極まりない話だったと思うけど。

高畑はパヤオと違って親切
懇切丁寧に説明している。

>>116
御子たちに難題をふっかけた理由は？
それが相手に対して失礼な行為だと考えなかったか、わかっててもやった理由、ってことね。

>>119
> モノ扱いかよ激おこ

これ、いかんことなんかね？
相手は普通に誉めてるのが明瞭なのに、言いがかりに等しいと思うが。

>>119
あそこは単に原作通りにやっただけですしおすし

不細工疑惑かけられてダッシュ

>>103
>まさか本当に取りに行く馬鹿がいるとも思わなかった
この解釈でもやっぱり性悪女だろ

>>122
結婚制度そのものにツバひっかけたんだろ。喧嘩上等
んで、そのことが人を死なせてしまって大ショック
もともと思慮の浅いうかつな小娘だもんよ

今更だが子供の頃の姫の声も朝倉ちゃんなのか？
普通に子役だと思ってるんだが
サントラには子供verのわらべ唄が入ってなくて残念だ

>>124
だから、あれ？って感じなんだけどね。
原作だと結局は天界の女だしって思えるけど、
そこまでに描かれた彼女のイメージだと、ああいう相手の言葉尻をつかまえて、
揚げ足とってしたり顔みたいのは合わない（原作じゃ自分から全部言い出してるが）。

良くも悪くも竹取物語は昔話だし、
「こんなの竹取物語じゃない！」ってのはわからんでもない

>>129
この映画のかぐや姫は「やろうと思えば完璧に貴人としてふるまえる娘」だったじゃん。

>>131
能力と性格は違うものなのだよ。
まあロッテンマイヤーさんに対してもいきなり根性悪かったけど。
できるなら最初からやれよ、とｗ

作画が安定しないから
美人の時は超絶美人に見える

>高畑さんは「原作の『竹取物語』というのは、出来事は書かれているが、
>かぐや姫が何を思っていたのかが書かれていない。
>それをちゃんと描けば、映画になるんじゃないか」と言い出したんです。
略
>「どうでした？」と聞いたら、「かぐやって、わがままな娘だな」と。
>そして続けて、「でもやっぱりな、女はわがままに限る」と言ったんですよね（笑）。
>この話を高畑さんに伝えたら、また喜んで「その通りなんですよ。
>僕はわがまま娘を描いているんです。わがままなのが、現代の娘の最大の特徴でしょ。
>僕はなにも昔の物語をそのまま描こうと思ったんじゃない。
>現代の娘があの時代にタイムスリップして、その時代の中で何をしたか。
>それを観ることが大きなテーマになるんじゃないかと思ったんだ」と言い出したんですね。

これが監督の前提ね

都に行ったら人を嬲るのが好きな女になったような印象＞映画の姫

千円の日で見てきた。感想羅列

・竹の中じゃなくてタケノコから生まれるんかい
・姫が行方不明なのに黄金取りに夢中になる翁w
・インベの何とかの顔からオーバーラップ演出で馬車の歯車に変わる演出変じゃね？
・仏の御石の鉢のやつで、北の方が突然出現するのはわかりづらい。あれは一瞬、媼と錯覚する。
・まるでハイジのような自然児＋漫画版ナウシカのような不浄とともに生きるかぐや姫
・捨丸と二人で飛ぶシーンはしょぼい。奥行移動のカットが3つあったがが、背景はデジタルで拡大してるだけ。背動にするべき。
・月のお迎えは異世界感があっていい。
・羽子板で打ち振るのと同時に頭もヘコってなる女童かわええ。
・薙刀で守っていたのに、いつの間にかいなくなって子どもたちを引き連れてわらべうたを唄う女童かわええ
・相模が姫に立ち方を教えてるときにコクリコクリと居眠りする女童かわええ

>>134
なのに一部の行動が原作まんまなんで、かなり性格に難ありになっちゃった、という

>>129
髪上げの儀の時貴族の男共に嫌悪してたから
その仕返しに無理難題を吹っかけたんじゃね

　二点目はもっと深刻な問題です。
序盤の山の中で「かぐや姫」が成長してゆく場面を通じて、
身体の「秘めるべきところを秘めない」という表現スタイルが貫かれているのです。
ある授乳シーンでは、乳房が大きくクローズアップされますし、
赤ん坊や幼児はほとんど半裸の姿で、
男女の身体的特徴まで露わに描かれています。
幼児の「お尻」は何度も何度も出てきます。
また、全裸の少女が水に飛び込むシーンもあります。

とりあえず子供には見せたくないな
社会の枠を拒否する人生二回目の苦悩を見せてよいだろうか

>>139
これって冷泉とかいうアホのレビューだっけ？
斜め上すぎてどうでもいい
着眼点がキモイ

>>123
あ、それを言いがかりに等しいと思うから、姫激おこに納得いかないのかもしれないな。
自分はあの誉めかた嫌だと思ったから納得いった（確かにあの人たちに悪気はなかったんだろうけど）
顔も見たことない相手を、超美しいって噂だけで“手に入れよう”としてるだけで姫的には不快なのに
宝に例えちゃったらダメ押しでしょう。

>>134
前提ってか出発点じゃないの?
最初の構想は進めるうちに変わってくもんでしょ
罪の内容も変わったようだし

>>134
じゃあ、原作を書いたのは男なのかな？

捨丸兄ちゃんに対しても別に初恋を貫いたってんでもないっぽいし、
綺麗な着物や広い屋敷には喜んでるし、まあリアルといえばリアルな一女性像だったのかも
しれないが、感情移入という点ではかなり微妙であった。

>>140それはある
これを大人が認めちゃったら大変なことになる 答えもないし
虚無主義だ

今日見てきた。見終わった瞬間は拍子抜けしてしまったけど、シーンが１つ１つ思い出されて切なくなる映画だった。
赤ん坊が立った転んだで喜ぶシーンで、ああ自分もこんなのだったのかなとかこんな経験したいなと思ったり、
姫が都の姫として生きることを強いられるシーンとか
自分はこうしたいのに親の意向で断れずとか子供時代によくあることで。
そうこうしてる内に好きだった人は家庭を持ってて自分だけ過去に囚われてるのも、あるあるな話だったし。
個人的に捨丸がかぐや姫を別世界の人だと諦めて、手近な地味娘とくっつくものの誘われたら妻子を捨てようとするのもなんとも生っぽいなあと思った。
そしてどうしようもないお迎え＝死がくるのもインパクトがあった。
使者が容赦なく衣を着せるから特に。
要するに生きるのなんてどうしようもなく後悔ばっかで、月＝仏様は残酷な展開ばかり用意しながら監視するだけ。
そんな不幸に超死にたいと願っても実際不治の病にかかれば死ぬのは嫌！やっぱ生きたい！と願ってしまう、俗で生々しい人間の話なんだなと思った。
ただ、観る人の共感を煽るわりには答は無いんだよね。それが一層鬱
じゃあどうすりゃいいんだよと鬱憤が溜まってしまう

１０歳くらいの娘でなければ本当の意味で感情移入は難しいだろうな

ひどいいい方すれば、何に対してもふてくされてイヤイヤ言ってたら、人生終わっちゃった、何にもなれないまま死ぬのイヤって話だもんな

着物バッサバッサやったり桜の下でクルクル回りながら
「あはははっ！」ってあれ
こういう３，４０年前の無邪気アピール演出って…とゲンナリした

>>142
不快に思うのは全然いいと思うのね。
気に入られようとして言ったことを気に入らなかったら拒絶して当然。
ただし怒ってもいいのは、相手に明瞭な非がある場合だと思うの。
命名の宴の席での非礼な放言なんかはその対象だよね。
「自分が気に入らないから」っていうだけで、相手の非を鳴らすのはいかがなものか。
その後の巧言にまんまと騙されかかったことを併せて考えると、なんとも微妙な感じに。

かぐや姫の地上での人生の全てが天人の策略っぽいところが悲しい。

>>149
人生あきらめが大事！ですね

いい加減に妥協して結婚しろと

>>150
監督のお年がお年だからね…
ああいうの好きだよね、パヤオさんも高畑さんも

>>145
捨丸の嫁がブスなのが考えさせられるよな。子供がいるのにあっさり逃げようとしたり、現在の生活に満足してないのかな。

ラストの来迎図はもちろん、姫の落書きの鳥獣戯画や、絵巻物を読む場面も出て来て、日本美術へのリスペクトを感じたよね
あの絵巻物の中身がなんだったか覚えてないんだけど、他にも何か出てきてた？

>>151
むしろ全体的に姫が非として受け止めた部分は人間らしさでもあるから。
そしてそれを否定する月。
だけど結局は月を否定する姫

>>149
監督の意図とは多分違うと思うけど、そういう見方も可能だよね

>>156
＞日本美術へのリスペクト

日本の仏教画でお馴染みの場面をよく動画で再現してくれたと膝を打ったわｗ
「ぽんぽこ」からさらに進化してたし。

天上人の攻撃が女の童女に効かなった理由教えて

>>146
これは虚無主義ではないだろ
天からのお迎え＝死はどうあっても避け難いものだけど
散々迷いながらその中で生の限りを尽くそうとした女の話じゃん

こうしてみると来迎図そのまんまだな。
ttp://www.chion-in.or.jp/04_meiho/hob/images/img_rai_01.jpg

しっかし、まあ昔の、何百年も前の千数百年以上も前の人間のイマジネーションよｗ
おそれいりやの鬼子母神よ

ガチ子供より、大学生くらいがこの映画をどう受け取るのかが気になる

10年は戻ってこないとはなんだったのか

>160
おそらくは、あの童謡？子守唄ってのが、魔除けみたいな働きするのでは？

>>151
その理不尽さがまさに「キレた」という奴じゃないのかな。
最終的には「自分はなんてことを…」って後悔してるじゃん
ジブリのヒロインらしくはないけど、その分生々しい人間だなと思った

>>132
やめろwwwwww >>ロッテンマイヤーさん

でも、監督はワガママな現代女性を描きたかったそうなんだよね

この映画を観た女の人はどう思ったんだろ？
特に独身女性

>162
そのまんますぎてふいたw
しかしふつくしいね。日本にこんな綺麗なものがあると思うと嬉しい

自分の死期がわかったら、最後にもう一回見直したいような映画だった

>>156
龍の表現が実に日本画的で素晴しかった

>>166
そもそも反抗意識なかったみたいだし

>>165
あの爺さんの思い込み。
もっともらしい雰囲気を出してたけど、適当に言ってただけなんだろうw

かぐやタン、けっこう激おこを発動させる子だよねw
そこがたまらんのだけどw

ジブリで一番好きなヒロイン決定だわ。ダントツで。


宮崎なんてもうイランのや

>>34

こんどはお前がテンプレ編集して貼られる前に貼付けろ。
多分それが正しいんだろうから、誰かから強行に反論されるか本人からの反証でもない限り
次以降は自動に引き継がれる。そしてそれが恐らくもっとも望まれる形だ。

こないだおもひでポロポロやってたけど、タエ子もわがままな子だったな

>>166
子供は生命力に溢れていて悩みも無いし、浄化しなければいけないものをそもそも持って無いというこたかも知れない。

あの激おこ夜中の大爆走は、名を残す名シーンになるわw

>>177
あれはガチもんのわがままやから

相模が姫を教育してる時にあいつ居眠りしてたもんなwww

>>180
しかし俺はわがままな女が好きだ

パタリロは、天人からのスパイっていう説もあったよね。

http://www.fukuiweb.com/index.cgi?page=%B7%EE%A4%CE%BD%BB%BF%CD+-+%CB%CD%A4%E9%A4%CE%BA%D0%BB%FE%B5%AD

2007年の記事らしいけど、この映画評にもなりそうな文章見つけた。

一回目は絶句するほど素晴らしいと感動したが、腑に落ちない点もあった。
二回目はじっくり見てだいたい理解できた気がした。以下、感想。
虫、鳥、花、子供のシーン、疾走シーンなど、アニメータの底力を見せつける
見事なシーンがぎっしり詰まっている。
お迎えシーンの音楽も笑っちゃうくらい素晴らしい。
輪廻転生、因果応報など宗教的なテーマと人間賛歌
を組み合わせたテーマも素晴らしい。
風俗描写、月の使い方、登場人物を突き放したように描く、
高畑監督らしい、非常に緻密な演出も、極上感を感じさせてくれる。
役者も、地井、宮本、橋爪、高畑、などベテランの演技が安定して良い。

しかし深刻な欠点もいくつかある。
致命的な欠陥は、主人公の朝倉あきの演技力のなさだ。声質は確かに
感情に正直でわがままな少女という感じで、いいと思うが、特に後半部、帝との件のあと、
せりふが多くなると、（とくに「そうなのです」など、です・ます調）
感情の乗らない、くさいセリフ回しで、物語の雰囲気を壊してしまった。
もう一つの問題点は、捨丸との飛翔シーンが、
アイデアに乏しい、チープな表現に見えるところだ。
こういうのは宮崎アニメで見慣れており、宮崎駿ならもっとうまく
みせるだろう。たとえ、宮崎アニメへの悪意ある当てこすりだとしても、
他の部分と不釣り合いに、尺が長すぎるように思える。
さらに言えば、天に召されるときでも中に浮くのに、ここで飛んでしまうと、
生命息吹く大地を愛するかぐや姫、というモチーフがぼけてしまう
のではないか？とも思える。
（でも高畑監督のことだから、これらも全て狙い通りの演出なのかもしれない）
現時点での私の評価は、全体の完成度としては、ハイジ、火垂るの墓などに劣り、
深刻な欠点があるものの、（ほんぽこ、山田くんなどはまだ見たことがない）
アニメ史上に残る素晴らしいシーンがテンコ盛りの傑作である、というものです。

帝はあの5人とは違う存在なのかと思ったら、普通に嫌な奴だったな。

月世界は天国(死の世界)ではない。
勿論、物質世界に現存する｢月. MOON 」に
何かが在るわけでもない。
月世界は天上界の暗喩。
天上界…生と死を超越している。
死ぬことも生まれかわることもない。
悟りの境地に達した者が存在している。
ブッダしかりキリストしかり。
月の世界の使者の顔を仏相にしたのは
その為。ブッダじゃないけどね、
如来や菩薩程度の意味合い。

>>187
元々、竹取物語がいろんな宗教混ぜ合わさったような感じだったみたいだから、
仏教１つに絞ったとか

ジブリは反権力ですから

でも現代女性だと帝や５人組の誰かと結婚するんじゃないの？

ビンボーはイヤだと言って
捨丸は捨てられそう

>>172
確かに！あそこ全然雰囲気違ったもんなーありがとう

月は抵抗しようもなく理解出来ない存在としては良く描写してたよ
実際喜びも苦しみもないとか想像出来ない

なんで、ステマル、一分で、かぐや姫といきたい！となったのか？
それは、目の前に現れた幼馴染の美貌。そして身なりと大金持ちになっている事実
ここに打算がなされた。

これは、俺の一発逆転あるぜ！、と。で、必死の口説きモードに入る。

五人の貴族たちと同じだよな。

>>150
>>154
だからいいんです。
深夜にやってるような萌えアニメなんか見てられませんよ。

帝も５人組も付き合ったら面白い奴らだろ思う

>>185
多分分からないかもだけど、主人公の声は獣の奏者エリンの子を思い出した
最初は純真無垢な子供から始まって、後半シリアスな演技ってのは結構な負担なんだろうなと思う

ステマルも、ロクでもない人間だと思うけどなあ

>>190
捨丸のブスを捨てて美人と駆け落ちしようとするところなんてリアルだったよ。
人間らしくてよかった。

すばらしいとは誰もいってないよ。

>>187
悪いけど天上界ってあの世の一部だよ
あの世、実在界は、大略天上界と地獄界に分かれていて、
この世に生まれてくるのは天上界からしかできない
その意味で、かぐや姫が月から来て月へ帰るのは正しい
月＝あの世の天上界

目くそ鼻くそやで。すてまるも。

>>190
監督が「今日性のない話」っていってるのはそういうことなのかも

すてまるはなんで女房と赤ちゃん置いていこうとしたん

かぐや姫の知ってる捨丸が良い人だったのと楽しい過去でもある
貴族五人と先に出会ってればそっちになびくのがかぐや姫だ
ビッチではない

妻子捨てて飛び回るから捨丸？と思いながら見てた

捨丸にいちゃん！私、帝を振ってきちゃった！


…えぇーっ！？お前、気は確かか？

万引き少年やってるの見た時点で、いいお兄ちゃんって幻想は崩れたと思ってたんだが、ついていっちゃうんだなあ

帝がいきなり抱きついてきて気持ち悪かったw

きじって素手で捕まえられるもんなんだな

>>203
少し前のレスにあるけどかぐや姫が美人だったからだよ
男はかぐや姫見るとキチガイになる

今見てきた。マジで頭おかしい。洗脳されそうになった

ステマル兄さんの、あの口説きモードは見習いたいものだな。
がんがん行かなきゃ行けないんだな、やっぱり。

すてまる兄ちゃんの、「捕ったぞーーーー！！」は、だいぶんキタなw

>>161
この世界で素晴らしいものは
ありのまま生きる事であるってのがメインにあると思うが
これは実態のない主張で
社会に対する批判意見があって初めてなりたつもの

山で暮らすってのが答えだとして
そうしてかぐや姫が先々何ら葛藤を覚えなかって事は考え辛い
どこでどのように暮らそうが、本質的には人間生活に変わりないから
同じような反発材料は存在しうるし、それらを排除した生活など死ぬしかないでしょう
死んだ世界、これが月の世界なわけだが、これもダメなんだから

だから、かぐや姫が素晴らしいと言ったものも、かぐや姫自身が否定してるわけで
長くなるからあれだが
つきつめれば虚無主義になるはずだよ

>>210
あー、そういや名付け親のおじいさんから求婚者までみんな必死になってたよね
翁が異常に必死だったのもかぐや姫の魔力？のせいなのかな。

名付け親のじいさんの表現がなんか気持ち悪かったw

>>161
尽くそうとしたのではなく、尽くしたかったができなかった
勿論虚無主義などではなく、そういう人生の無常を描いている

>>200
天上界って六道輪廻の一つだから、月は涅槃のイメージだと思うんだけどな
月は輪廻を否定した存在じゃない？
天上界って輪廻の中じゃましな場所って位置付けだから、輪廻を抜け出した涅槃の地
が月なんじゃないかなー

（この映画では自分の好きに解釈できるようになってて、そこがいい所だと思うけどさ）

あと、アダムとイブな雰囲気も感じました

>>85
自分も三宅がどこに使われたのか気になったんだけど
ひょっとして御門に向かって「ははっ」とだけ言う人だったりして
と思ったり

シュールさで評価するなら傑作

>>216
無常観と虚無主義は別物？

絵とそのアニメーションに関しては、本当に完璧だった
でも、ただ一つ、玉に瑕だったのが、飛翔シーンの、絵をズームにしたこと
近づいてくるのも、機械的にズームするんじゃなくて、手描きでちゃんと一枚一枚別の絵でやって欲しかった

田舎残ったら幸せになれたのに爺邪魔したとか話題になるけど
かぐや姫だと田舎でも男達が競いあって結局都まで噂が流れそう

>>217
ごめんそっちの天じゃないんだ
十界で言えば、声聞より上の世界

>>220
全然違う

あかちゃんかぐや姫可愛かったなあ
泣くと体真っ赤にしてさ。本当に生きてるみたいだったなあ

捨丸がＤＱＮでかぐや姫がヒステリー
なんかいろいろ酷い組み合わせだったな
登場人物に魅力感じないのが一番つらかった、母親が唯一の癒しだったわ

あと最後月に浮かぶ赤ん坊の映像で締めってのが最高にシュールだった

>>223
どう違うの

帝「姫…そこにいるのは誰？」
かぐや姫「捨丸にいちゃん！私の彼氏よ！私ね、捨丸にいちゃんの二番目のお嫁さんになるの！」
捨丸「何言ってんの？…違います！違います！そんな話はウソです！デタラメです」

爺「何でこんな事に…」
婆(腹いてーw)

>>227
無常は客観的事実
虚無感は心象

>>227
虚無は何もない
無常は永遠に続くものは無いってこと

とーりぃ
むーしぃ
けーもーのー
くーさーきー
はなー
はるなつあきふゆつれてこい
はるなつあきふゆつれてこいー
この歌大好きや。
これと天上界の歌
涙腺崩壊した
今日1000円で見たのが申し訳なくなるくらい良い映画だった。
和のものと、自然や動物大好きだから余計そう思うな。

>>193
里も都も一長一短のどっこいどっこい、捨丸も貴族たちとどっこいどっこい。
でもそれが重要なんだよね
姫が生きている手応えを感じたのが前者であっただけで、どっちが素晴らしいとかそういう話じゃない
もし捨丸が独身でずっと姫を忘れられなかった、とかだったら
貴族や帝は嫌なやつ・捨丸はイイ人、っていうベタな対立構造のラブストーリーになってしまう。
それじゃつまらないし、少なくとも自分は惹かれなかった

映画見てる間中こんなだった
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿＿_
　　　　／￣￣￣￣＼,,　　　　　 ／−､ −､　　　 ＼
　　　/＿＿＿＿＿　　ヽ　　　 /　 |　 ・|・ 　| ､　　　 ＼
　　　| ─ ､ ─ ､ ヽ |　　|　　 / ／　`-●−′　＼ 　　 ヽ
　　　|　　・|・　　|─ |___/　　 |/ ──　|　 ── 　 ヽ　 　|
　　　|` - c`─ ′　 6 l　　　|.　──　|　 ──　 　 |　　 |
.　 　ヽ (＿＿＿_　　,-′　　 |　──　|　 ── 　 　 | 　 l
　　 　 ヽ ＿＿＿ ／ヽ　　 　 ヽ （＿＿|＿＿＿＿　 /　/
　　　 　／ |／＼／ l ＾ヽ　　　 ＼　　　　　　　　 　 /　/
　　　 　|　|　　　　 　|　　|　　　　 l━━（ｔ）━━━━┥

予告のダッシュの表情が仇討ちみたいな怒気をはらんだものだったし
力尽きて倒れてるポスターだったから
かぐや姫は芯のある戦士の役割を持つのかと思って、何を恨むのかとかそれを竹取物語とどう絡めるのかって期待して見たんだが
ただの逃避だったという
物語も原作にほとんど沿った形で進行したし、よくある田舎の純粋な少女が都の生活を強要されて現世に失望していく話で
期待したものとは違ったわ

俺もてっきり月に戻ってからが本編の映画なのかと思っていた

自分はディズニーの雪の女王やラプンツェルみたいに原作改変されなくてよかったと思ってる。
竹取物語のままでよかった。

>>223 これ？よーわからん
気が向いたら教えてちょ

十界:仏教の世界観の一つ。精神的な生き方を，迷いより悟りへの10層に分け，最下の地獄より餓鬼，畜生，修羅，人間，天上，声聞，縁覚，菩薩，仏へと上昇するもの。
はじめの六つが凡夫，後の四つが聖者の世界で，凡夫はそれらの六つを輪廻転生するから，六道，または六趣とよぶ。

>>220
あえていうなら、球と円くらい違う

もっと映画にそって具体的に教えてくれ・・・

>>235
月の世界や暮らしは見てみたかったな。
どんな生活してるんだろう

あと、かぐや姫のとなりにいた神様はどなた？月の世界の一番偉い人？

>>240
阿弥陀如来
ttp://www.chion-in.or.jp/04_meiho/hob/images/img_rai_01.jpg

見てきた！ 内容は竹取物語に忠実 しかしながら作画が凄すぎて2時間強退屈しない
作画だけで鳥肌ものだったわ

月から来たのが仏陀なのには驚いた
監督的にはあれが悟りの世界のイメージなのかと

仏教者ってもっと温和なイメージなんだけどな

帝はただのスケベ男、５人衆はデタラメとポンコツと、だめなやつばっか。

かぐやの生命力にあふれた若々しさが救いだったな。

プロデュ−サーの氏家が高畑に感じたのは「コミュニストの臭い」であり、
そういう、田舎暮らしが都会の華美な暮らしよりも素敵、という素朴な
原始共産主義賛美が紆余曲折する、という意味ではかなりすごく今日的な話だった。

氏家も、徳間康快とおなじく元日本共産党員であり、

共産主義への郷愁と言うものがにじみ出るのよね。

>>231
そこよりも
さーいてみのおてちったとてー
うまれてそだあて死んだとてー
のとこの方が好きだわ

今、観て来た。
帝のあご長過ぎて吹いたｗ

実際の竹取物語はかぐや姫が不死の薬を帝にあげるけど
帝は富士山の頂上で焼いてしまうんだけど、完全にカット。
最後の方の捨丸とのからみでぽかーんとなったｗｗｗｗ

小さい娘がいる家庭にとっては、かぐやが子供とダブって見えるんだろうなぁ

>>241
ありがとうございました
昔の絵にもいらっしゃったんですね。かぐや姫を迎えに。
Wikipediaがみれないので詳しく調べられなかったんですが、極楽浄土をおさめる方でいいんでしょうか

この映画は全体を通して、
手に入らないもの、手に入らなかったものは美しく良いものに見える、
て話でもあるね
捨丸相手に「兄さんとだったら」「里でだったら」「幸せになれた筈…！」てのは、
「今ここにある現実」じゃないからこそ美化できた末の脳内ファンタジーに過ぎない
月で憧れた地上の生活も然り、結局、
「今ここにある現実」のなかで適合して幸せになろうとするのではなく、
現実から逃げて遠くを夢見て「そこでならきっと…」と云い続けているだけ
そうして、「そんなに云うならじゃあやってみてごらん」と月から地上に下ろされて、
「ほらね、ごらん」と迎えがきて終了

竹林の里では幸せに暮らせてた、てのは、「里では」じゃなくて単に、
「子供だったから」な訳で
子どもだから悩み無く日々野山を駆け回って幸せだった
長じていけば、どこでどう暮らそうと、悩みがあり苦しみがあり、
意に沿わぬ事があり我慢の連続…或いは、無味乾燥で喜びもない日々の繰り返し
どうであれ「そこで」幸せを紡いでいく努力をせず、常に無いものねだりしたのが
この映画に描かれている「かぐや姫」なんだろうね
源氏物語の玉蔓と、ちょうど対極にある人物像とでもいうか

>>221
ズームじゃなくて３D処理だよ。
水面の反射に至ってはレイトレーシングまで使った完全なCG加工してる。

手描きでやると紅の豚でアドリア海に出るまでの陸上描写みたいになるな。

俺はこのシーンで、いままで縁の下の力持ち的役割だったCGチームが
たまりに溜まった鬱憤を晴らしてるようで好きだけどな。

俗な話をすると海外受けも良いだろう。
この映画が、極東の貧乏スタジオでしこしこ作られた隠れた秀作ではなく
確固たる技術に裏打ちされた大スタジオによる大作であることを誇示している。

>>217
阿弥陀如来は大日如来と対で月の象徴とする信仰もあるから
涅槃より浄土に関連づけられるんだろう
奈良ー平安の頃のはなしだし

>>246
学園ハンサムだよな

>>245
そこも輪廻転生がうたわれてていいよね。

なんか凄い臭いこと言ってる気がしてあれなんだが、浅く浅く表面だけを観てる分には駄作なんだろうな
終始「御門顎長すぎワロタwww」とか「婆さん分厚過ぎやがなwww」とか「天人の音楽なんだよあれwww」とか
「急に飛んでビックリしたわwww」とか「夢落ち2回とか舐めてんだろwww」とかとかとか言ってる分にはね
そういう奴は最初から見ない方がいい

>>254
帝の顎が長いのは確かだし、いきなり飛んだのも意味不明だし、天人の音楽がサンバみたいだったのはその通りだろw

>>250
俺もああいうのは撮影とかＣＧ処理じゃなくて背景動画で死ぬほど描いて描いて
描きまくってこそこのアニメの趣旨に沿ってたと思うな。
そこはまあ残念といえば残念。時間と手間がかかりすぎて更に公開が遅れるから
やめさせられたんじゃないかという憶測も出来るが。

>>250
3Dとはわかりにくいほど完璧な手書き風CGだったな
背景動画はほとんど使われてなかった
疾走シーンは画面全体を動かす特殊カットだったし
この２つのシーンは実に印象的だった
全体的に静的なカメラワークが多いだけに際立ってた
メリハリつける素晴らしい演出力に身震いしたな

かぐや姫は異世界の存在だし仏の側なんだからもっと達観したキャラクターでいいと思うわ
最後の方には神通力みたいなのも発揮してたしね
そうした達観した聖人キャラ取り乱す場面があった方が作品のメッセージも際立つだろう
無垢で純粋な少女が現世の人間社会に失望する展開なんて今更すぎるわ

あと
絵的にも絵らしさを強調するなら描き手は一人に統一しなきゃ線に込められた描き手の意図が感じられないんだから意味無いだろうっていう

それにああいう絵本的な絵柄にするんだったら現代語じゃなくて時代がかった口調じゃないと普通のアニメと昔話のミックスみたいで気持ち悪いと思ったわ

>>249
ちょっと目からウロコ
しかし記憶消えたハズなのに最後泣いてたのはなんだかんだで地球での生活は姫にとって大切なものだったと取れるし
単に無いものねだりしてるだけの話ではなかったと思う

帝を見て、いつ殺人事件が起こるのかと、
頭の片隅で突っ込みいれてた自分はあまり大きな事は云えないが、
あのアゴはおそらく権威を象徴させたんじゃないかと思う

>>255
確かにその通りだと思うよ。でも、そこにばかり気を取られてガキみたいに終始バカにしっぱしだってのが、
この映画を見るに向いてないって言いたかったんだ。

まぁなんだかんだ言って、分かり易すぎる位分かり易い
エンターテイメント作だったからな。

これで退屈してたりなんの感動もないなんて言ってる奴は
映画を見てるようで見てない奴。
もしくは煽り荒らしだよ

小学生でも感動出来るくらいに分かりやすいのに。

>>251
なるほど。
調べたら涅槃仏教と浄土仏教って分類もあるんだね
勉強になりました

＞「御門顎長すぎワロタwww」
あごより話に夢中で気づかなかった
見ときゃよかったw
＞「婆さん分厚過ぎやがなwww」
きにならなかった。
おばあちゃんだしそんなもんじゃね、日本むかしばなしみたいな
＞「天人の音楽なんだよあれwww」
この世の音楽じゃない、極楽の音楽って感じが好き。苦しみがない世界、って感じで明るい曲調なのかと思った。 ちなみに大泣きした

＞急に飛んでビックリしたわwww」とか「夢落ち2回とか舐めてんだろwww」
月の世界の人なんだから不思議な術使うんだろうな、だった。千と千尋も最後、飛んだし。

みんなそこまで絵をしっかり見てたんだなと感心するばかり

>>264
俺も大体そんな感じの感想だったんだけど、どうもネットで色々見た感じだとこういう感想の人が多いなって思ったんだ

小さい天女がかぐや姫がいたとこ、愛用の琴とかの上を舞っていたけど何してたの？
記憶や痕跡を消してるんかなと思ってすごい悲しかったんだけどさ

>>254
駄作じゃないのは認めるけど、傑作でもないと思うよ

２時間もやる内容じゃなかったし、「姫の犯した罪と罰」ってのもキャッチコピーとしては
ミスリードだった

原作が原作だけに、現代的なストーリー分析の文脈にかからないから
あーだこーだ理由をつけてるけど、現代人に理解されるようなストーリーだとは
正直思えないね

>>267
サポート

>>258全体的に同意
絵柄はいわゆるアニメ絵だったから 現代語で問題なかったように思うが

>>266
だいたい同じなんだ。同じ人がいて嬉しい

>>268
俺もそうだな。
面白かったし絵は綺麗だったけど、絶賛するような内容とは思えなかった。

背景動画っていうのはある意味セルアニメの弱点でもあるからな
普段は背景は一枚絵なのに動画にするとセル風になる
単色ベタ塗りだから違和感が強いし
一枚一枚描かないといけないから手間もかかる

非セル風アニメのかぐや姫とは相性も悪いし
完璧主義者の高畑だからこそ背景動画は使いたくないのだろう

>>269
サポートか。何のサポート？

>>271
天人の音楽は本当に自分でも意味わからんくらい涙出てきて、むしろ空いてることに感謝したわ

月が金と着物送るのは、仕送りたっぷりしてあげてる親とダブるよな
男はみんな姫のこと理解できない勘違いばっかだけど
婆さんの何となくわかってるけど何もしない、ってのもダメダメだよな
姫のまわりの連中と月がやってることって、過保護に育てて、たっぷり仕送りして、時期が来たらとつがせるってのを否定してるよな

そういえば高畑作品って描写は素晴らしいんだけど世の中に絶望してひたすら打ちひしがれる映画ばっかだったなw

観てきたけどよかったよ
ただ最後の月に赤ん坊が浮かぶシーンがイマイチだったな
一気に安っぽくなった

>>268
ストーリーは「かぐや姫は地上にあこがれるという罪を犯し、地上が絶望の地であることを思い知らせるために天人に地上に落とされた、かぐや姫の地上での人生のすべてが天人の与えた罰だった」で明快でしょ。
脚本用語で言うところの葛藤が解消されてないからモヤモヤしてるだけで。

>>214
そもそも劇中のかぐや姫は地球に憧れていたわけ
何故なら月は浄土だが荒涼としていて自然が生命がない(これはほぼ推測)
山で暮らすのが答えというより生き物に自然に囲まれた生活を望んでいた
だから屋敷に住んでもなお裏庭で自然を愛でて心を慰めていたんじゃないか
自分の人生を他人のものにされる事を拒絶しながらも自分自身のものにすらできなかった
捨丸との再会でようやく己の本心に正直に向き合って一瞬だけ解放される
つまりかぐや姫は「ありのまま生きる」ではなく捨丸達と自然と共に生の限りを尽くしたかった
その時の会話で放浪生活や草の根をかじるような苦労を受け入れる気持ちがあった事がわかる
かぐや姫が否定したのは何不自由のない都や浄土の世界で苦楽のある自然との暮らしは求めて止まなかった
よってこれは虚無主義ではなくストレートな地球讃歌生命讃歌だと思う

男が原作に比べ馬鹿に描かれすぎ。
帝は姫に唯一心を許されて別れ際に手紙をもらう男だし、
翁は昇天のときもう少し気の利いたこと言って粘るのに。
帝は変態に、翁は価値観の狭い馬鹿にされちゃった。

>>275
大丈夫、今日は満員の回で見たんだけど、あのシーン終わったら
あっちこっちから話すする音が聞こえてきたから恥ずかしくないさ

何であんなに泣けるのかわからんよなw月の魔力すげぇ

かぐや姫はぶっちゃけわがままだからな
現在を良くしようとは思わず過去にすがる
都が嫌いなら好きになるように都を変えてやる位ガッツがかぐや姫にあったらハッピーエンドになった

>>268

＞２時間もやる内容じゃなかったし、「姫の犯した罪と罰」ってのもキャッチコピーとしては
＞ミスリードだった

ちゃんと内容を追って行けば二時間かかるストーリーだと分かるよ。はしょれるエピソードは実は殆んど無い。
あれでも駆け足だよ。だから映画に集中していた人にはあっという間だった。


＞原作が原作だけに、現代的なストーリー分析の文脈にかからないから
＞あーだこーだ理由をつけてるけど、現代人に理解されるようなストーリーだとは
＞正直思えないね。

竹取物語自体を指しているなら、原作がそもそもそういう話な訳で
お門違いもいいところだし、
ストーリーの運び方を指しているなら、あれほど現代人に媚びた内容の
昔話もないよ。殆んど月９のノリのセリフやカット回しだもん。

>>282
満員の回なんかあんのか！
俺今まで2回行ったけど、2回ともほぼ貸し切りだったぞ
だんだん増えてんのかな
また泣くと思うから今度3回目行くのが少し怖くなってきたww

>>277
だってサヨク映画だもの
世の中が間違っている。だから登場人物が幸福になれない
それがサヨク映画ｗ

月の音楽ももちろん素晴らしかったけど
ED主題歌が一番よかったかな

>>279
そういう解釈も出来るけど、普通の人からみえるストーリーは、
山暮らしに幸せを感じていたかぐやが、都に連れて行かれて苦しむって話でしょ
子供ながらに両親を思う葛藤もあったりしてさ

もし、罪と罰がメインテーマだったとしても、穢れとか罰を与えるのは神様の役割で
どちらかというと神道の発想。最後に仏（阿弥陀？）が来るのはやっぱおかしい

おまえら、アニメモエ豚も喜怒哀楽ないぬっぺりとした顔だよな。

月に連れて行かれるぞｗ

ナウシカだったら人類の種ぶっ殺してでも生きると選択したり根性あった
かぐや姫は叱る大人がいないからわがままに育った

>>285
今日は(もう昨日だがw)日曜日でファーストデーで1000円で見れたからね。
次3回目なのか！
めっちゃかぐや姫好きなんだな
自分もそのうち2回目見に行こうかな、求愛とか翁が豹変とか悲しくてしんどいがきれいだったしな

>>289
マイリトルポニーみたいなこといってんじゃねえ

>>283
少女的な潔癖さから「あれもイヤ、これもイヤ」な部分も凄く共感できるんだけど、
「そんなんじゃダメだった！」て気づいた時にはもう遅いんだよね…

思春期の女の子ってほんと潔癖だから、そこも分かるんだよな〜

>>285
だな、間違いなく増えてる
もしかすると前週よりも観客増えてそう

>>290
ナウシカは人類背負ってたからな
更にオーマや王蟲とか、そういう生命全体の代表として墓所に殴り込んだんだなら根性見せなきゃやってらんないさ

その点かぐや姫は、完璧じゃないけど、代わりに人間味溢れてるからね

観てきたぞ
中身が無さそうに見えて凄く深いな
噛めば噛むほど味が出てくる干しイカみたいだ
それが仇となっていると言えばそれまでだけどさ

>>288
劇中ではかぐや姫を地上に降ろした(罰を与えた)人格は描かれてない
最後の阿弥陀来迎もかぐや姫自身が望んでしまったこと
そもそも阿弥陀側からしてみればあれは救済に他ならない

普通の日本昔ばなしのかぐや姫の話。それを高畑の演出ジブリの作画、
久石の音楽でのんびり楽しむのがこの映画なんじゃないの？
作品のテーマとか考察を追求するタイプの作品かな？

★マインドコントロールの手法★

・沢山の人が偏った意見を一貫して支持する
　偏った意見でも、集団の中でその意見が信じられていれば、自分の考え方は間違っているのか、等と思わせる手法

・不利な質問をさせなくしたり、不利な質問には答えない、スルーする
　誰にも質問や反論をさせないことにより、誰もが皆、疑いなど無いんだと信じ込ませる手法


↑マスコミや、カルトのネット工作員がやっていること

TVなどが、偏った思想や考え方に染まっているフリや常識が通じないフリをする人間をよく出演させるのは、
カルトよりキチガイに見える人たちを作ることで批判の矛先をカルトから逸らすことが目的。

リアルでもネットでも、偽装左翼は自分たちの主張に理がないことをわかっているのでまともに議論をしようとしないのが特徴。

かぐや姫って竹取物語を題材にしたヒューマンドキュメンタリーだと思う
人間が生きている様をそのまま描くという

こういうジャンルはアニメでは珍しいから面食らった人もいるだろうが
誰も知らないとかパリ20区やアムールみたいに世界的に評価されてる映画と方向性は類似してる

かぐや姫はアニメでしかできない作品だし１人の人間が生まれてから天に召されるまでを描いたドキュメンタリーとしても秀逸
まさに後世に残る傑作だと思う

>>288 教養のなさがにじみ出るｗ

穢れや罪を与えるのは神で、だから神道、という考えは浅すぎる。
釈迦来迎図を模しているというのが適当なところでしょうから、仏様でオッケー。

まあ、ポンポコでの七福神の船出、というのがあってね、ここではないどこか、
いまではないいつかに救いや理想を求めるのは、宗教における極楽や天国であり
奇跡や聖跡を求める心情は共産主義の革命と理想社会建設に同じ。

高畑とはつまりコミュニストなんだな。

>>288
仏罰は、俗人を悟りに近づけるために仏が与えるもので実際には罰ではないのだけど、俗人にはそれが分からない。
キャッチコピーで「罪と罰」という言葉を使ってるけど、それは俗人の価値観で、天人の価値観では全然罰じゃないかもしれないんだよ。

ナウシカもオウム飼っちゃたり腐界あそびしたり胞子植物育てたり自由でちょっと無鉄砲なとこあるやん
けど二人とも回りや大事にしてくれる人に愛されてるからいいんだよ。

そもそも、原作だと一か月で成人したんだから、捨丸なんぞと知りあう暇もないわ
竹の成長はそれほど速い
原作へのリスペクトがなさすぎ

>>299こればっかりはこれだと信じたい

この映画に右翼だの左翼だの政治がなんたらとか持ち込むのはナンセンス
そういうの関係なしに、ただただ作品の深みに浸った方が100倍楽しい
純粋な作品をそういうことに利用すんなよ

>>284
昔話ってのはもともと心理描写とか細かい話の整合性とか考えられて無いって話。
それを映画化したのが今作なんだから、あんまり細部に注目しても意味無いんだよ
細部をつめれば、原作には無いコトを盛り込まなければならないし、その行き着く先は結局現代風の物語

２時間もやる内容じゃなかったってのは、ひとつひとつのエピソードを終始同じ密度で
描く必要は無かったってこと。まあ、絵本のノリなんかもしらんけど

>>304
「子供の頃の楽しい思い出に逃げることもできない」という厳しい現実を強調するためには初恋の男っぽい人物が必要だったわけで

嘘か本当かわからないけど（いや高畑本人が言ってるから本当なんだろうけど）
「かぐや姫が犯し方罪と罰」なんてコピーつけられて
しょうがなくその路線のために作り直した部分もあったとか言ってるな
そもそも映画の全編通して、罪と罰は重要じゃない気がする理由がわかるわ
むしろ輪廻だよな

かぐや姫を介して高畑自身が生まれてきた事の意味を問うた作品なんだよな
この作品を作ることで人生というもののまとめをして自身の昇天の準備をしているというか
それでいて良く生きるということの答えを出しておきながら
現代にそんな生き方は到底無理な理想で
前提として地上に生まれ落ちることか罰ってw
まんま高畑の悲観的な世界観丸出しでいつもの高畑作品らしく結局救いも無くどうしようもないという

>>306
ナンセンスでもなんでもない
高畑は常に革命の実践としてアニメを作ってきたし
それは宮崎や鈴木も言ってることだ
自分がそういうことを聞きたくないのなら耳を塞いでいればいいけど
他人が主義主張についてとやかく言うのをやめろなんていうのは傲慢だよ

映画のラストでかぐや姫ははっきり「（地上は）穢れてなどいない」と言っているのだから、高畠監督的にはこの世に生きる苦しみは罰ではないのだろう。

パヤオがかぐや姫作ったら命の無い月なんかいらないから滅ぼすとか言い出すかぐや姫になりそう

>>311
違うな
言い方が悪かった
その部分だけを執拗に突ついてサヨクサヨクウヨクウヨク言って論争に巻き込んでこの作品が汚れるのが嫌なんだ

帝がすげぇ嫌な奴に変換されていたのは何故なのか
これも月の住人の策略なのか・・・

>>301
コミュニストでも何でもいいけどさ。月に仏がってのは誤解を与えるだけで
あんまり必要なかったとおもうよ。別に月の都の人でもいいでしょ

>>313
タケノコロケットや飛行機を作るんですね
わかりますん

>>315
帝がただの嫌な奴だから、あの5人の公達たちと大差なくなってたしね。
帝のパートが完璧に無駄だった。

ジブリは反体制ですから

帝はどんな人だっけ、記憶にない

>>278
私は最初に出会ったときの赤ん坊のままですよって伝えたかったんじゃないのかなあ。

赤毛のアンでも「私はいつまでも最初に出会った時の小さくてやせっぽちの女の子のままよ」

ってフレーズがあるし。

風立ちぬ以上に波紋を呼びそうな描写（主に帝と終盤の捨丸）あるから
個人的に好きだけど正直コケてよかったなと
でも海外では大きく評価されてほしいなあ

>>315
そんなに嫌な奴かね？
帝なのにちゃんと謝るし嘘つかないし、貴族５人よりずっと素敵な人じゃん
ちょっと前にも言われてたことだけど

>>320
あごいさむに似てる人

>>320
アゴが凄い人

>>323
いきなり抱きつくのはあかんやろwいろんな意味で怖かったよ

帝全然嫌な人に感じなかった
育ちの良さを感じたよ
かぐや姫に拒絶されてあっさり引き下がるところとか。

>>323
でもいきなり女の部屋に押し込んでくるよ

>>320
帝はアゴだろ

帝は悪い人じゃないよ
ただ自惚れてる感じ
実際あの時代ならあの考えは間違いじゃないけどかぐや姫は人間じゃないから

>>323
軽薄な女好きとしか思えない描かれ方だったし、5人の公達と何ら違いがない俗物だったじゃん。

>>327
本人は悪気ゼロなんだろうけど、いろいろヤバい人だよな。

>>315
そうそう、金持ちは悪いやつ。帝も悪いやつ。上流階級は人でなし
そんで悟りの世界は、心を無くした世界

なんか恨みでもあんのかね

原作の竹取物語も当時は平家に対しての反体制的な内容が入っていて禁書？になってたんだとかな

違う、竹取物語のほうのあごの人wwすまんw

紳士だったの？

>>315
原作というか今昔物語版の方の帝は劇中と同じ様に
かぐや姫が嫁がないのは自分の后になる為だなと勝手に思い込むちょっとアレな人

>>331
光源氏とかあんなことやりまくってるし、普通なんじゃん？
光源氏は絶世の美男子で、アゴではないけどw
現代の男がやったら完全に犯罪だけどさ

言い方が悪かったな
帝は悪い人かどうかは別として、かぐや姫本人から悪い人に見えるんだよな
見えるっていうか見せてるっていうか

帝なら妻にならないと殺すとか脅せる訳だしそれやらない分紳士
あと女たらしとか言われるけどかぐや姫見た男は全員おかしくなってるからな

原作の竹取物語でも帝は姫の部屋に押し入っていたはず。
で、原作かぐや姫は天人の記憶があるので、超能力を使って見せて自分は人ではないと帝を説得し、追い返した。

帝も５人の皇子も性欲に翻弄されつつも誠実だよ
蓬莱の玉の奴は金払えよとは思ったがな
姫もあれが一番困ったと思う。断りにくくて

>>330
自分の考えは今リンク貼れないけど前スレの233-234に近いかな

別れの場面で無駄な回想シーンが無いのがよかった
感動の押し売りみたいな演出は極力カットしてる印象だったなあ

>>330
権力にものを言わせて女をものにしようとせず、自ら実力行使に出るなんて男らしいじゃないか

>>336
当時の古典とか歌詠みでも、女性が男を待ち焦がれてるフレーズが多いよね。
現代の風習で当時を語ると違ってくるんだよね。

帝教えてくれた人ありがとう
そっちでも押し入るんかいw手が早いな
でもそのあと仲良くはなるんかな。
贈り物したのは帝と翁、媼だけだもんな

翁といえば、繊細な竹細工をつくれる優しいおじいさんが、豹変したのに驚いた。
いきなり自分のご近所さんけなすし
お金と地位に取りつかれた悲しい人みたいだった。富と地位欲しさにかぐや姫を利用しているようにみえて悲しかった
かぐや姫をいいとこに嫁がせてあげたいと思ったのは本心なんだろけど

>>344
当時は妻問い婚だからね
男が通って女が待つのが基本

爺は元からガキ共を良く思ってないと思うよ
娘が珍走団と仲良くしてたら親としては不安

古典の物語があまり好きではない自分としては凄く面白く感じた
高貴になり冠位の高い者の嫁になることが最高の幸せであるということに何の疑いも持たない典型的な古典の逸話にちゃんとクエスチョンを投げ掛けてくれてことが嬉しかった

娘ていうより最初からちょっと崇拝してからな
高貴な姫君に相応しい暮らしをさせたかったのかもしれんが
その愛情が一番かぐや姫を不幸にするって言うね

>>338
そう描きたいなら、帝から宮中にくるよう命令されてあっさりと断るのがおかしいんだよね。

>>340
ケチ、嘘つき、女たらし、腰抜けと、悪い人ではないんだけど魅力はなかったよね。
中納言はあっさり死んじゃったし。

>>348
当時は、やんごとなき人に寵愛を受けることが女性の幸せだからね。

竹取物語で中納言が掴んでたのは固まった糞だったよな？たぶん
映画でフンはダメだったか

>>347
あーわざわざサンカを思わせるように描いたのは、そういう身分意識のほのめかしなんかなあ

あの５人がすっげぇ極悪人ならかぐや姫も楽だったろうな
自分のわがままのせいで死んだ人がいるっていう落ち度が出来てしまったし
月の住人マジ陰湿

爺にかぐや姫を預けたのも金と着物も月が決めた事
かぐや姫に地上最高とか思わせたら罰にならないじゃん

とんがった顎ばかりが注目されるけど帝の目がスンゲー優しいのもいい
ジブリ史上トップクラスの曇りなき眼だぜアレは

前田の評がまだだな
あらゆる意味で評価の難しい作品だし臆したか

>>350
大伴の大納言は？
姫を罵る台詞や、陰口を叩かれるシーンがカットされて、かなりいい扱いに感じたが

>>355
普通にあれは養育費だと思ってたから、じいさん何言ってんだおいと思ってた

帝もあの場面で怒らないのはほんとすごい
あんな帝キャラはそうはいないと思う

>>360
やっぱり御門だけあってずっしり構えてると思ったわ

>>198
リアルじゃねーｗ
心では欲望を感じても、普通の人間はすぐそんな行動には移さない。
まるで性獣。

>>200
見たんかいｗ

>>362
かぐや姫と接しておかしくならなかった男がいたか？そういうことだろ

罰ってマヌケなきっかけで帰らなきゃいけなくなったことを悟った瞬間からの
別れの悲しみや後悔も含めるのかな

>>362
あそこの不自然さって、「ぱっと見感動の再会ですけど、この不自然さを感じてくださいよ。捨丸ろくでなしですよ」っていうサインなんかね

>>362
あんな小さな子供がいるのに、あっさり駆け落ちしようとするんだぞ。
よっぽど今の生活に不満があるんだろうとみると、嫁がブスだったからな。
結局顔が大事なんだという教えなんだよ。

資本家の娘であらゆる資質に恵まれているのに、何故か不満ばかり並べて不幸になる女
あらゆる点で恵まれず盗人になる程度の才覚なのに、家庭を持ちそこそこ充実している男
女は死んで男は生き残った

女が死んだ事を悲しむのは両親と使用人くらいで、対等な立場の友人もいなかった
他人からは愛されなかった、本当の意味で必要とされなかった

逆に女は誰かを、何かを、本当の意味で愛したか？
富が邪魔だったら誰かに分け与えてもよかったのに
嫌だ嫌だといいながら手離しもせず、そのくせ要りもしないものを欲しがり人を殺す

誰かを救う善人でもなく、未踏の境地にいたる覚者でもない
そんな大それた事で無くとも、誰かに、何かに、貢献したか？
両親や周囲から与えられるだけじゃなく与えることができたか？
美しさではなく人間的魅力はあったか？
離れて見れば愚痴ばかりの気難し屋ではなかったか

>363
見たさ！

>>369
月に帰ったかぐやちゃんどうしてた？

ずっと純潔守ってるよ

>>365
それ俺も思った
まだ地球にいたいのに去らなきゃいけない辛さが最高の罰だよな
でも、月の目的は姫に地球への憧れを消すことだから、最後に悟った姫は、ある程度満足したのかもしれない

>>368
むしろ両親（特に父親）の手前引くに引けなかったように見えたのだが

不倫とかなんとか言ってるけど、
ステマるは当時の風俗考えたら別に悪いことしてないだろ。
むしろ、過去の人であるステマにしか頼ることができなかった、
かぐや姫のどうしょうもない現実逃避志向が
あの二人の飛翔シーンを不幸にしている。

>>365
含めないだろ
罰は飽くまで地球の穢れの体験だ
そもそも月は最後までかぐやの気持ちを一切理解していない

そのステマって略すのやめんかい

あの飛翔シーンはまさしく姫への冥土の土産みたいなもんだし許してやりたい
アニメ、いや映画史上もっとも美しいラブシーンなのではないか

>>373
親孝行したかったらたまには本音をぶつけたほうがいいんじゃないかな

かぐや姫は煮え切らないし取り返しつかないと月が無かった事にするから…
かぐや姫は情けない女だよ
そんなかぐや姫ペロペロしたい

>>377
お母さん、お父さんが女の人と空飛んでるよー？

>>378
本音なんて何度も出てたじゃん。父親は頑なに無視し続けたが

>>375
月的には罰に入れてないけど、姫からしたらそれこそが一番の罰だよなーと思う

各界著名人から批判殺到なんて記事もあったけど、まあ奴らの気持ちは分からなくもない
俺も劇場出た時からずうっと渋い顔しか出来なかったわ
かぐや姫の内容を一発で汲み取るとかどんな教養お化けの天才だよ

>>377
あの飛翔シーン、ジブリでたまに見かけるような・・・

>>381
だとしたらその程度の信頼関係しか築けなかったって事だろう
勿論かぐやだけが悪いと言いたいわけではないけど

>>385
じじいも姫のチャームにかかってて正気じゃなかったんだろう

>>386
月の狂気ってやつだな

俗人の自分の立場からすれば謂れのない不条理な罪のせいで窮地に追いやられるかぐや姫は擁護したいところ
君はなにも悪くない

なるほど
おそらく月側は意図してないにせよ、結局別れの悲しみ辛さが一番の罰になったわけだな
姫が嘆き悲しむ様子見て女官は、「かわいそうだから早く記憶と感情消去してあげよ」とは思ってたろう

>>389
怖いな……

>>385
信頼とかじゃなくて父親の期待に応えたい気持ちもあったからある程度は従順を装ってたけど
結局は父親のやり方じゃ幸せになれなさそうだから止めたって感じ
御石の鉢のときとかあと一歩で落ちるとこだったし本当に愛してくれてついでに身分の良い奴が現れる可能性に賭けてたんじゃない

>>391
うーん
昔みたアニメで、愛されたかったらまず自分から愛しなさい、みたいなセリフがあった
あなたが愛してくれたら私も愛してもいいよ、みたいな初手から受け身というのは個人的に好きじゃない

サタンになれとは言わないまでも罪人として落とされたからには天人と対立する展開を期待したいところだったわ
かぐや姫という人物が罰に屈する様な不誠実で信念の無いキャラクターでないなら
罪人扱いされようと自分の信念を貫く姿を見せて欲しかった
それがあの鬼気迫るダッシュに繋がるもんだとばかり思ってた

結局キャッチコピーの罪と罰じゃなくて少女がお仕置きされる程度の話なのがな
しかも天人は地上を絶対悪扱いするという横暴をしているのに
地上人として生まち育ち地上の良さも知ったはずなのにかぐや姫があっさり天人に戻っちゃっていいのかっていう
天人の差別的な認識をまんま認めるのかと

姫の結婚拒否って源氏物語っぽいな
源氏物語ってよく読むと、貴公子の求愛を喜んでる女が意外と少なくて
「今はちやほやしてもどうせ飽きたら捨てるんでしょう」って
結婚を嫌がったり拒否してる女が多いんだよね。
特に親が死んでるとか身分が低いとか実家のバックボーンが弱い女にその傾向が強い。
宇治十帖なんか出てくる女みんなそんな感じ。
かぐや姫も保護者の翁の身分が低いから重なるね。

姫にとっては不本意だったのかもしれないが、
一介の竹細工師だったはずのじじいが、髪上げであれだけの客を呼べるだけの人脈を築き上げられるとは
金があったとはいえじじい、相当なやり手だよな

>>389
「やはり地上は穢れた場所なのだ、早く記憶を(ry」とか思ってそう

>>395
竹ってのは成長が早く、道具にすれば長持ちしてなんにでも使えたから昔は生命力の象徴、神秘的な物として扱われていて貴族の間でもかなり重宝されていたんだとか
だからその神秘的なことに携わる翁は平民と言えどもかなり良い方の身分で、今でいう国家公務員的立ち位置だったんだとか
だからアレだけ人呼べるコネってのは竹を採っていた時からが実はあったのかもしれん

>>386
翁は「こんなに美しい天から授かった姫だから、貴人の嫁にするのが一番の幸せ」と
ガンコに思いこんでたよね
月からの仕送りが金と美しい着物だったせいもあるし

>>392
少なくとも姫は捨丸に対しては自分から一生懸命愛を訴えたじゃないか
月の力で引き離されたのと、捨丸がすでに結婚していたことでどうにもならなかった

>>392
分からんでもない。とはいえ無理くり好きになるもんでもないし
時代的にも男の方が選んで女が承諾するのが普通みたいな場面もあったからその辺はどっちかにだけ非があるとは言いにくそう

>>397
翁は讃岐の造(みやつこ)麿と名乗っているので下級官吏

>>400
同意。帝は寸止めで終わったけど、当時は、女の寝所に忍び込んで
いきなり既成事実を作って妻にするなんてことが当たり前に行われてたからね

>>256
そういう動かし方の意味ではとなりの山田くんがすごかったなぁ
あちらは線を極力少なくしてほぼ余白だからこそできたことなのかもだけど
どちらもCGもうまく組み合わせたからこそできた表現でもあるから難しいところだな

>>398
そうだよね
神様が、金と織物で、かぐや姫を高貴な人に嫁がせろと言ってる
というのが翁の大義名分でもあった

実は神様自身がかぐや姫を不幸にする仕掛け人だったわけで
天啓と姫のワガママどっちを取るか、という選択で、最後以外は彼は間違い続けたんだね

>>399
愛が必ず届くというわけでもなく、だからこそ積み重ねが大事なんだろうけど
それとは別に、あれはノーカンになってるからなあ
なんとも言えない

飛翔シーンとか全体的にメイキングが気になるのでTHE ARTの発売はよ

>>400
うん
時代背景は実は今もあんまり変わってないってことなのかもしれん

暇つぶしに見てきた。
殿上人が音楽に乗ってやってきてから終わりまでの短時間の為に
映画全体があるような気がしたわ。

ぜんぜん話はちがうけど、地球人と天上人の交わらなさが
ミノタウルスの皿を思い出した

なんだ急に人がいなくなったぞ

みんな寝てるんだから当たり前だろw

>>392>>400>>406
「高畑監督は、現代は男女平等社会のはずなのになぜ受身な女性が多いのかといういらだちがあるのでは」的なことを鈴木がTV等で発言していたし
実際そういう考え方は多少映画に含まれているような気はする

>>383
その著名人の１人からの言葉
■黒瀬陽平　現代美術家・カオスラウンジ代表
黒瀬陽平 @kaichoo 11月25日
今月のユリイカに『かぐや姫の物語』についての短いテキストを書いています。
→みなさん絶賛のようですが←
ぼくは試写を見て率直につまらないと思ったので、正直に書いています。

絶賛派が多数派なのは否定派がゲロってるので好きに言わせておけばいい

ラストの女童でちょっと「え？」ってなったな
さっきまで槍みたいの持ってたのにいつのまにか子供になって唄ってるのが謎だった
たぶん別人なんだろうけどもうちょっと顔変えた方が良かったわ

そりゃ、女は現状が楽だからだろ
今の日本は女天国だから、現状が女に不利なら、とっくに変えられてるよ
本当に男女平等になったら女が困る
65歳まで働かないといけなくなる

>>411
この人のツイッター見たらびっくりするくらい荒れてんのな
批判しただけで荒れたのかこれは・・・

姫をわがままとしか捉えられない人って
現代人としては
スポイルされっちゃってるんだろうね。

帝のアゴワロタ
最後迎えに来た時の後ろ歩きってムーンウォーク意識かとおもた

かぐや姫が絶世の美女に描けてればそれだけで見に行きたくなったと思うが

まあ難しいよな

>>417
どんな風に描かれているかと言うのは
YOUTUBEで「かぐや姫の物語」で検索すれば予告編が一杯出てくるし
それ以上でもそれ以下でもないよ。

しかし声が入り、ストーリーに従ってかぐやが成長して行く様を見れば
画面で描かれている以上に、本当に美人で可愛く可憐で切ないかぐや姫が自分の
目の前に降りてくる。


かぐやが赤ちゃんの姿で地上に降り立ってから、成熟し月に召されるまでの
一大スペクタクル映画だよ

ぜひ劇場でやっている貴重な時間のうちに、見ておいた方がいい。

>>418
初見で俺が体験したことがまさにこれ。
展開の謎の部分がどうでもよくなるくらい
かぐや姫が凛として本当に美しかった。

ユリイカとかいろいろ読んでから
二回目を見に行きたい。

かぐや姫の罪が童歌を通じて地球に憧れたことだとしても
月の人って記憶を消せるんだから
あんな回りくどいことをしなくても
その辺りの記憶を消しちゃえば良かったんじゃ、、、
後、その童歌を持ち込んだ天女の処遇は？

>>414
もともとカオスラウンジ自体がアレだから

>>420
夢止まりには出来るっぽいけど、記憶消すのは羽衣のおかげだからな
天女は、あれ、

「なんでか知らんけど涙が出る。なんで？
　　心があれば理由がわかる。時が回れば思い出す？また会いたい」

って嘆いてるだけだからな
憧れ無くなってもうてるし、憧れ持った姫がイレギュラーだったとも

このかぐや姫、性格悪そうだからなー
自己中すぎというか

>>423
お前も似たようなもんだろ。

>>423
あと、性格悪いからってかぐや姫のように死にたいとか思うなよ。
かぐや姫は死ぬ直前にやっと気付いたけど、お前はもっと前に気付けると良いね

この映画はこういう人間に支持されてるんだなあ

伊集院光「タレントの声優起用に違和感」
http://numbers2007.blog123.fc2.com/blog-entry-1150.html

「俺、有名人声優とかイヤだわ」

>>423
原作の方が性格悪いぞ
求婚してきた男たちをおちょくりまくり
この映画はずいぶん良い方に改定されてる

どんな人間だよ

>>315
> 帝がすげぇ嫌な奴に変換されていたのは何故なのか
> これも月の住人の策略なのか・・・


帝＝天皇、御所の別の言い方

つまり高●が極左で皇室が嫌いなので貶めて描いた

この映画長い

あと、捨丸って名前ひどくね？
かぐや姫の名付けにたっぷり時間をかけたぶん
捨丸の親は何を思ってつけたんだとか考えてしまった

ろくなやつがいないって意見もあるけど
俺は逆に他の映画にいいやつが多すぎると思ってる
人間なんて不完全な存在だし世の中聖人君子みたいなやつなんてほとんどいないだろ
不完全でもいいんだというのがこの映画のテーマでもあるわけだし
完璧な人間を見せつけられるよりずっと真に迫るものがあったな

仏のスーパーパワーで放心状態でも歌で心が戻る
凄い羽衣で記憶記憶のHDDまっさらにされても地球を見たら歌思い出すし泣く
生きる業がや勝者敗者を作る恋が罪であって人生虚しいからやめろっていうニヒリスムからの
それでも忘れられない魅力が生にはあるんだってことやろ？
この作品の言いたいことはさ

>>430
「帝」ならまだよい。

某局の大河ドラマでは「王家」と言われてたしｗ

二週目にして早くも落っこちたか
さすがは高畑御大。

落っこちてないだろ

>>434
タチ悪いだろ

帝の意味は皇室と同じだから
それを酷い醜い人間に書いたんだから。

あいつが悪いとかこいつが悪いとかそういう話じゃないんだよな
悪人を求めてネットで叩きがいを感じてる偽善に気付かない層にはわからんだろうがな

>>431
捨丸が悪いとか現代人の感覚で言われてもな

実際に存在する名前だし、「捨てる」事態は現代ではネガティブなイメージで使われる事が多いが、悪い意味じゃない。
寺社に寄進することを「喜捨」といい、煩悩である金品を捨て、渡すという意味だ。たぶんそこから来ている。

ぶたゴリラとかよりマシだろ、捨丸

翁が都に金の粒なんて持っていったら怪しまれてボコられて持ってかれそうだが
これも月のシナリオ通りかどうやったんだろうね

この映画を見てわからない人達は太公望や御門に近い人たち
かぐや姫を月に返す（死に追いやる）現況を創った人々なんだろうね。
肉親に近い愛情を持った翁でさえかぐや姫を追い詰めることになるんだから本当の罪人はいないのかもしれない
しいて言うならすべての生き物が必死に生き次のために死んでいくことの事実を知りながら忘れ自ら死を選んだかぐや姫が罪人なんだろう。

第2第3のかぐや姫を生まないためにも（日本には毎年3万人以上の自殺者がいるが）この映画を批判してるような人々が本当に変わらなければならないのは事実。
本当に大切なものとは何か？愛するとは何か？自分の言葉・行動に責任を持ち常に省みて生きなければならない。

ただ1000年以上前から人間が抱えてる問題が変わらないという事実は何を意味しているのか？次の1000年に託すしかない。

そういうのも否定しとるやろ、この映画。

原作はそういう問題提起はないやろ

原作がどうのは関係ない、そもそも正解などない。（あっても意味がない）
自らの心で感じ考えどう行動するか？すべてはその人の生き方の先にある。

>>431
昔は名前に鬼神がとりついて悪事を働き子供が不幸になるという信仰があったんだよ
だから鬼神に関心を持たれないように、わざと悪い字をあてるということをしてた
字が違うが、秀吉と淀君の第一子は幼名・棄丸（すてまる）と名付けた
上記の理由なんだな

俺はそもそもかぐや姫が不幸だったとは思わん

何を勝手に悪い事案から教訓を導く話にしてんの

天皇厨は処女懐胎の聖母マリアしか認めませんってかんじだな

蘇我蝦夷とかもそんな理由らしいな

>>442
そういう話でもないぞ
本作の肝は、生きるため、本当の生を味わうために生まれて来たのに、
目先のことに囚われて、それができなかった後悔と、どう生きたかに拘わらず、その時は否応なく訪れるという、抗しがたい現実

西村Ｐはジブリ広報部の鵜飼由美子に騙されて結婚

>>447
不幸だとは言ってない、ただ月に帰らない（死を選ばない）選択があったとしたら何なのかを考えられるかどうか。1000年以上答えは出ていないけどね。

>>450
別に生きる喜びを見出すために地上に来たわけじゃないし

>>452
だから1000年前からそんな問答はないし、君の勝手な妄想でしょ
どうすれば良かったのかとかわざわざ考える奴多過ぎ

>>430
ずっと顎のことを書いてるのは俺だが、御門、意外と好意的な意見が多い。
断る以上理想的には描けないし、さりとて横暴な帝じゃまさにあなたのいう「サヨク映画」に
堕ちちゃうし。
余裕のある人間には描くけど顎には世俗的な権力も詰まってるよ、ってとこじゃないのかね。
いずれにせよ、色眼鏡を誘発するのであの顎はしっぱい。耳がデカイとかにすればよかった。

>>431
ここ参考になったわ
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php;_ylt=A2RAEEFA7ZtSpjgA3nxzAPR7?page=1&qid=1123875161

帝は本当にイヤな男にするなら、もっと権力で言うことを聞かせるタイプにすると思う

あと、アゴは単に声を吹き込んだ七之助がモデルみたいな説もw

>>452
待て、月に帰ることが死のメタファーなのは映画の話だろ？
原作にそんな解釈あったっけ

見てきたー
ラストにかぐや姫がキョンシーっぽくなったとこ泣けた。
あそこって死後硬直っぽい描写だよね。
かかさまに手を伸ばして、お釈迦様と向き合うまではずっとそっちの方を向いてるけど、もう戻れないんだなーって。
顎様はキモいけど悪い人ではなかったな。

>>453
まあ生きるためってのは筆が滑ったな
生きたかったってことだ

>>456
それだよな
全員そっくりだもん

雨宮まみは大絶賛だね
http://mamiamamiya.hatenablog.com/entry/2013/12/02/100005

タケノコから顔をちょこんと出す姫が可愛かった
あれが本来の姫の姿だと思った

>>461
面白いな
核心を突くいいレビューだ
この映画の場合やっぱり感情面での共感力は実体験があるぶん女のほうが優れてるな
姫の感情を見事に語り直しててはっとさせられた

考察面では姫の罪と自殺というのはちょっと違うと思うが
死にたいと思ってしまったのは事実だけど自殺したわけではない
かぐや姫は最後まで生きようとしてた
運命として死には逆らえなかったというだけで
生きることを全肯定したのがこの映画のポイント

>>2
いいかげん6スレ目貼れよ

>>461
これを読んで確信した。
この映画を評価しない層は（全部とはいわないが）AKBを評価する層に重なると思う。

>>461
なるほどなぁ。
女の人は、かぐや姫を見て、完全に共感し同化し感情移入できるのだろうか
それとも、かぐや姫の悩みなんて、いい気なもんだと思うのだろうか
どっちが多いのだろう

>>461
それと上川のところは正室だってわかってないみたいだな
まあ実際見てみたらかぐや姫が不細工だったから手の平を返したと考えても面白いけど

しかし感情がこもったいい文章だ
レビューで泣いたのは初めてだ

>>461
読んでて涙が出た

田舎と自然が至高、都会と人間は悪というジブリ思想に当てはめてしまった結果、かぐや姫の行動原理が田舎に帰りたいとなってしまったのがこの作品の最大の罪ではないかと

かぐや姫ってそんな人生教訓や自然を重んじるとかそういう話じゃねーべ
かぐや姫は嫌いじゃないけど、この話は嫌いだわ
姫の心情とか変に深掘りしやがって、無駄に重い話にしている
残酷童話みたいなのと同じだよ
100分くらい蛇足と言わざるを得ないわ

昔の高畑なら村に戻るで終わらせてたかもしれん
原作がそうであるにしても居場所のないかぐや姫に最後まで優しい視線で寄り添ったのは驚いた

ただ好きでもない男性との縁談を断っただけでわがままだと罵られる
この映画はこういう現代の日本の異常性をリアルタイムで炙りだしてるよね
無自覚なやつは徹底して無自覚だからまだ攻撃してくる

>>466
女性の共感なんて無理だと思う

つまらないと思う人はそりゃ好みとかあるし理解出来る
しかし自然賛美！反権力！だから左翼！でつまらないは只のいちゃもんだろ…
田舎が楽しかったのはかぐや姫が子供だったからだと思う
生きるか死ぬかの苦労に直面したらかぐや姫の事だからまた不満言いそう
かぐや姫って田舎で冬経験せずに秋で都行ったのか？

激おこかぐやタンが、川？湖のほとりを走ってるけど、あれはどこを走ってるの？
琵琶湖だよね？
桂川？
宇治川？

とにかく、平安京だよね？　広い大路に飛び出して北へいってる？南へ行ってる？

高畑勲インタビューより
「感性が鈍ったことを何とかしたいんならTVも携帯も廃止すりゃいいんですよ（ここまではパヤオと同じ）。でもそんなことは言いません。老人はもっともっとインターネットをすべき。寝てる時間も惜しくなりますよ。」

だから、かぐやたんは、捨丸兄さんが結婚して子どももいることは知れてないよ。

>>469
＞田舎と自然が至高､都会と人間は悪

同じ映画を観たとは思えないくらい、全くそう感じなかった
「姫は↑って思い込んでるけどそれは違うよね」ってあれだけ丁寧に描いてたじゃん
で姫も最後に気付くけどもう遅いって話だったと思うんだけど
わらべ歌だって都や人間の愚かさ含む地球の営み全体に対する讃歌で、単純な自然讃歌じゃないし

>>477
都会もいいもんだなんて一言も出てきてないと思うが
全てを肯定したいなら、都暮らしの良い点みたいなのを少しは見せてくれてもいいと思うのに、そういうのはまったくないじゃん

爺が都行きを春まで伸ばせば田舎の冬の厳しさや捨丸達が移住するとかを知れば都でも上手くやれそう

>>478
お屋敷でもはしゃいでたし、都大路も美しかったし、
あんなもんじゃないかなあ。
ちとロッテンマイヤーさんが早く出すぎたかな。
セバスチャンはいるけどクララがいないからねえ。

着物とか琴はかぐや姫も楽しそうにしてたじゃない
田舎だって貧困をちゃんと描いてるわけだし
それを「まったくない」と感じてしまうのが二分法君の思考の歪みなんだよ

帝が登場時のBGMは猪木ボンバイエ

>>481
最後は服も暮らしも否定してバーチャル田舎に引きこもってたじゃん
最初は楽しくても、結局ダメって言われたんだよね？
せめて何か一つは都会に出てきて良かったと思えるものを残しておいて欲しかったよ

>>478
姫が思ってないから、都もいいもんだって表現はきちんとは出てきていないけど
（それでも、着物にはしゃぐ姿に代表されるように、里と対比しての華やかさ贅沢さは充分表現してたと思う）
「里（里暮らし）だってそんないいもんじゃないよ」は出てきている。捨丸の既婚設定もそう。
何度かここでも出てきているけど、里時代が楽しかったのは里だからではなく姫が子供だったからだし
姫の思う「里だったら」「兄ちゃんとなら」は私達にもよくあるたらればの美化。
劇中での姫の勘違いをそのまま作品の思想として受け取ってない？
単純な善悪の構造では描かれてないよ

まあ男から見てもかぐや姫の心情は理解できるけどな
子供から大人になるときの断絶感というのは男にもあるし

ただ岡田みたいに無神経なことを言ってるやつを見るとやはり男女によって感じ方が違うのも事実とは思うが
翁や捨丸視点で見るということもできる複眼的な映画だし
いろんな見方ができて面白い

>>483
とはいえ都市生活者として最後まで都会にのこってるわけだから
何もかも否定ということではないのでないか
田舎育ちの都市生活者としてそういう折り合いのつけ方もある

そして最後は地上に残りたいといってたわけだしね

>>461
この人は媼についてどう思ったんだろう。
「女」の次に来る「母」。

不条理があるのが世の中と教え諭す立場でもある「母」。

媼がどんな気持ちで翁の意見について行っていたのか。
どんな気持ちで捨丸に会わせようとしたのか

面白いのは、月に戻ると決まってからの姫は、
絶望したのか自分から捨丸に会いに行こうとはしない。

媼の姿は、嫁に行こうとしない現代女性の母親像に重なる。

世の親たちは、なぜこの映画で涙するのか。

若者は思うかもしれない。単に子供との別れの話だからと。
別にどんな話でも泣くだろう、あいつらはと。

けれど、ほとんどの親たちは子供たちに世の不条理を教える
立場から逃げていない（逃げられない）。

「女」から逃げるとは、その奥に透けて見えるはずの「母」
からも逃げようとすること（見ないようにすること）。
生き物としては「わがまま」であることに変わりない。

娘を持つ高畑監督がこれらの視点を無視しているとも思えない。

都にきた時、迎えが来た時の姫の年齢ってどの位かな
いや、3年？とかじゃなくてさ

とは言え、田舎＞都会って価値観は随所に見られる
身に染み着いた価値観はそうそう隠しおおせるもんじゃないからね
ただそれがこの映画の主題ではない
この映画の主題は、生命賛歌と人間哀歌、生の素晴らしさと、目先の欲や不満に囚われて、それを十二分に享受できない人間の悲しさだから

今まで忘れてたけど朝倉あきと高良健吾って
横道世之介でも共演してたな
大学に入った世之介（高良）がガイダンスで朝倉あきと知り合って
いい雰囲気になるけど朝倉あきは世之介の友人と結婚してしまう
収録順序としてはかぐや姫→世之介だったのか
個人的には偶然にもこの2本が今年の邦画ベスト1・2だわ

>>489
もうね、そんなテーマを押し付けられたかぐや姫はいい迷惑だよ

結局、ある程度受け入れてそれなりに楽しめ、または世の中のには受け入れられない不条理があってどうしょうもない
ってことにしかならんよね

かぐや姫は目先の欲や不満に囚われないままに生きたようなきがするんだけどなぁ

死にたいと思ってしまったのがすべて

>>491
外で自由に友達と遊べるのと
ずっと屋敷に籠って暮らすのと
どちらが楽しいと思う？

あなたにとって幸せってなんなの？
都会暮らしのどこが楽しいの？

>>491
でも十分に生きたとは、自分では思ってないよね

貴族といっても、現代の日本の庶民の方がずっといい暮らしをしているだろうな

>>494
このかぐや姫は成長するまでの期間限定じゃなく
刑の執行期間限定だったから悔いが残ったよね

別れを受け入れられるまでに成長したあとでお迎えが来るのと
お迎えが来ると決まった後、最後の最後に地上で生きることは悪くないと悟ったのでは
まるで違うと思うんだがな

公開されて一週間以上経つのにまだ11スレってところが、この映画の不人気さを物語ってるな・・・

>>495
昔の価値観なら、竹取なんかより都暮らしのほうが絶対いいに決まってる
田舎暮らしとかスローライフなんて、現代のゆとり思想
かぐや姫は幸せに暮らして、別れを惜しんだはずなんだよ

かぐや姫がバーチャル田舎の引きこもりでした、なんて現代人への皮肉もいいとこ

御簾の向こうの暮らしでも楽しいとは。

>>493
地方出身者が都会に流入して、夢破れても帰ってくれない現実

結局この作品の基本には

生まれることは罰
生きることは全て罰
死のみが救済

という果てしない絶望がある。

絵柄が諸星大二郎的って人がいたけどそう思う？

>>497
アニメ映画板なんて来ないからわからないや
そうなん？

↑マルチ

>>475
高畑さん面白いなｗ

[497]見ろ！名無しがゴミのようだ！[sage] 2013/12/02(月) 14:48:02.10 ID:H+9nAn0v
AAS
公開されて一週間以上経つのにまだ11スレってところが、この映画の不人気さを物語ってるな・・・
千と千尋の神隠し 3 (933)
かぐや姫の物語 11 (504)

見てきた
高畑勲嫌いなのにCM良かったのでまた見てしまった私のバカ
相変わらず超絶クオリティの画面、辛気臭いストーリー

山奥で老人二人、ほとんど近所付き合いもない暮らしなんて
明日をも知れない貧しさ、食べ物も薬も満足に得られない
冬は寒く夏はやぶ蚊だらけ。蚊帳もなさそうだし。
まあ姫は冬は経験しないまま都に来ちゃったから生活の厳しさはそこまでじゃなかったのかもしれないが、
苦労知らずの現代っ子の中身。でもじいさんは当時の価値観だから話がおかしい
あの時代に「嫁ぐ気ない」なんてごねられても…
そんならもうじいさん捨てて田舎に帰ればいいやん
それか月の者と戦え。そんならスカッとするわ。
性格は現代っ子で行動力は昔風。ちぐはぐだし、見てる方はストレス。ほんまうっとうしい物語。

田舎に帰っても生活する糧がない。

たけのこづくしで食いつなぐ

>>507
金あるやん

>>506
そのうっとうしさが
「私は戦うよ！」になれば大成功。

絶賛してる奴は最低でも10回は劇場に足を運べよ
そしてブルーレイが発売されたら100枚は買ってくれ
それでも赤字の補填には到底ならないけどｗ

>>456
役割上の悪者ではなく生理的にイヤな感じにしたかったんだろう

>>504
インタビューしてたNHKのアナウンサーが
「あの・・・私が予想してたお答えと正反対なんですが・・・」
と狼狽してたよw。

声が大きい奴をアンチにする映画だなー。
このスレも半分がアンチだろ

>>461
なんでわざわざ女、女いううのかね。普遍的な話だろ
男には子供時代がないとでも思ってんのか

>>515
だから女は男でも読み替え可能。
ただそれに気づくにはより高い読解力が必要。

>>516
男は男で「男になれ！男になれ！」っていう外圧強烈だよな

>>506は>>461を読んでどう思うんだろう
観てるとこが全く違って興味深いな

>>515
女なんだから女の事しか分からないのは仕方ない
単純に姫の生き様を見て女の人生を重ねたまで。別に「男とは違って〜」って言いたい訳じゃない
それに女に男を語られたり人間は〜とか一括りにされても腹立つべ

>>510
それ見てみたかったなあｗ

これは見ないでテレビ放送を待つ
んでマドマギを何度も見に行く

戦う物語で落としてたら
こんなにハマって何度も行くことはなかったな

>>518
この映画に限った話じゃないのですが、
もともと雨宮さんは繊細で鋭く、一方で被害者意識が強いよなあと思ってます。
461のブログの内容も、一応私も女なので言いたいことはわかるつもりだけど
「で、姫は被害者のまま終わり？」って思っちゃうんだよね
515や517が言うように男も同じことで悩んでいるわけでそこを起点に戦って欲しい

難題が姫なりの戦う意思だったんじゃないの
「戦う姿勢をもって人生を変えてみようとしても、結局いつもまとはずれ」ってのも含まれてると思うけどなあ

パヤオとちがって原作レイプしないからいいんだよ

姫を被害者ポジション固定で
書いてるようには見えなかったな

早い話、自殺推奨映画ってこと？

高畑勲から 自殺しろ なんて
言われたくないんですけど

感動して涙を流している人たちは
自殺したいんでしょうか？

ぶっちゃけ「自殺したい」と一度も思ったことがない人は見なくていい映画

>>524
かぐや姫はバーチャル田舎世界の引きこもりでしたとか

これが原作レイプじゃなかったらなんなの？

俺にいけってことか

自分の感想があるんなら自分の言葉で書けばいい
感動した人の意見見たいならネット巡ればいくらでも読める

つか、これに比べれば原作は面白くない
千年も差があるんだから当たり前だが

出家映画

>>531
比べるのがおかしいが
原作のが様々なメタファーが含まれぜんぜん面白いだろ

これは薄っぺらい昼ドラレベルのストーリーをかぶせてくだらなくなってる

>>533
昼メロは原作の御門とのラブロマンスだろ

かぐや姫が贅沢って言うけど、平安時代の貴族の女性の生活って、
女流平安文学とか見ても鬱々していて楽しくなさそうなのが多いんだよね
「蜻蛉日記」がその頂点だけど
もう愚痴と嫉妬ばっか

例外は「枕草子」
宮中生活、めっちゃ楽しんでる
だから清少納言は生意気とか鼻持ちならないと叩かれたんだろうけど

>>535
そういえば、源氏物語も薄幸な女性ばかり出てくるな
人生が楽しそうな人がほとんど出てこない

>>535
愚痴や不満は書く原動力だからな…

読んでる人もうまく行く話より失敗した話の方がうけるわけだし

>>506
嫁ぐ気がないわけではないでしょ
これはという人が見つかることも内心では期待してたと思うよ
ああいう風に貴族を試すというのは両方の感情があるとみるべき
そういうことが当時の女性にとっての戦いだった部分もある

ＹＡＩＢＡのカグヤ編の方が面白い

>>461
はてブのコメが愉快なことになってるな

制作費は氏家氏が出したのに鈴木が赤字になる赤字になるうるさいのはなんでなん

出資者に資金を戻せない映画は単体では赤字ということになる

現代的な感覚からすると、試す、てのが否定的にとられがちだけど、
自ら御簾の外に出ていけない、
御簾の向こうの男が、普段どういう暮らしをしているのか見る術もない、
ていう境遇の高貴の姫君たちにしてみれば、当然の振る舞いであって、
当時の色々な物語をみても、女たちがそうやって男を吟味して、
云い方悪いが、自分の人生かかった一大ギャンブル（結婚）をこなしていくのが普通だった

この映画のかぐやは、できれば結婚せずに済むように難題をだした、という色が強かったが、
あの色男の口説きにほろっときそうになってたところをみても、
何が何でも結婚が嫌だ、て訳でもなかったんじゃないかな

映画の中でも
ちゃんと月に抗ったが
簡単に捻られて、海にドボン

その後、何も無かったようにリセットされた世界に戻されていたでしょ

あの辺はやっぱりかぐや姫の人生のハイライトで不安と喜びが両方あったのだろう
全員と結婚するわけにもいかないのだから誰か一人を選ばなきゃならないわけだしね
でもそういう試しで一人の貴族を殺してしまったから罪の意識で気持ちが内向きになってしまう
たんなるわがままと言い切れないものがあると思う

おもひでぽろぽろと同じ話をかぐや姫でやったらバッドエンドになりました

って感じだよね

おもひでぽろぽろのたえ子も、あのあとバッドエンドな気がするけどなあ
自分をひっかけるために、実像以上に俊夫くんがかっこつけてるのに、最後まで気がついてないでしょ

>>461
思い入れが強すぎるな
姫に自分を重ねてるだけだろ

でも原作があれなわけだから
その範囲の中では救いのある話に寄せたと思うけどね

>>548
女性は自分と重ねて、共感できるんじゃないのかな？
自分は男だから、完全に理解して共感したと言ったら嘘になるけど。

男でも共感はするでしょう
男が「自分誰かにスポイルされて不幸になりました」なんて言ったら様々な方面から袋叩きに遭うから言えないだけで

>>538
結婚する気一ミリもなかったようにしか見えないです
バッサリ断ってる

女尊男卑
天皇批判
農業回帰

イデオロギー満載で社会主義マンセーだった

今週末と来週末はWOWOWでかぐや姫メイキング特番があるね
ホルスと山田くんもあるしこの1ヶ月高畑成分充実しまくりだ

鵜飼由美子と結婚してしまった西村義明プロデューサー。
弱ってる時を狙って料理作った。西村Ｐ騙されちゃった

>>554
作品はつまらんが、メイキングの方がたのしそうだな

天皇ほど農耕と結びついている権威はない。

むしろ社会主義否定してないかこれ
風立ちぬと同じく格差ある社会を容認している

上の方で「戦うのが見たかった」って人がいたけど、
戦わないから高畑勲映画であってね。抗うことはあっても戦って勝利するような
ファンタジーは描かないわけですよ。
でも・・・もしホルスの時みたいにワキにパヤオがついてて
「パクさん！ 戦わなきゃ終われないっスよ！」とか突っついたらどうなったかな？

衣を着せられても泣き続けるかぐや姫にむかって見かねた仏様が
「さあさあ、そんなに泣くこたないんだよ」
「いいえ、ありますわ！ 阿弥陀様だって泣くわよ！ 男の子じゃないから
幸せになれないなんてー」
思わず阿弥陀如来の足に触れてしまうかぐや姫
すると、パンチパーマの部分だけだった黄色が全身に広がってゆく
そこに下界から「とーりぃ、むーしぃ、けーもーの♪」の大合唱
仏様に色がついたために、天界の秩序が崩れ、来迎の雲が崩壊してゆく…
激しい鳴動とともに大地は揺れ、翁の館は崩れ落ち、全員生死不明に・・・

やがて世界は闇となり
ふたたびかぐや姫のうぶ声が・・・果たしてそれは竹の中か胎内か・・・（終）



・・・・スマン。幾原が混じった様子。

女尊男卑じゃないと思うな。
むしろ台頭してきた現代のジェンダーに対して物申したい感じだよね。
この現代で平等平等言われていても、嫌でも性は己の生き方につきまとう宿命なんだもの。
それでも精一杯生きようという。

>>513
なんて番組？

>>559
＞「いいえ、ありますわ！ 阿弥陀様だって泣くわよ！ 男の子じゃないから
幸せになれないなんてー」
これ元ネタなんだっけ

アンだ、自己解決した

>>6
>>7
このへんてただの一解釈なのに公式見解みたいにテンプレにはられてるのは納得がいかない

>>561
ラジオ深夜便

>>561
「ラジオ深夜便」
よく知らないが、なぜか三重県から放送してて、三重出身の高畑さんが呼ばれた。
内容はまあ、映像作家としての一般論で、サプライズでお祝いされて戸惑って、鈴木Pに
「どうすればよかったの？」って聞いたら「泣けばよかったんですよ」と言われたとか。
作品論はあまりなかったな。かぐや姫に関しては「思い入れより思いやり」の
部分を繰り返してた。ちょっと聞き取れなかったんだけど「もっと享楽的に生きろ」
みたいなこといってて、それは雨の日なら雨を楽しめ、みたいな。なぜかエヴァを
思い出したw。

天皇の先祖がオマンコから日本列島を産んだ

だから日本列島に住んでいる奴は天皇を敬わなければいけない

>>552
石作皇子には求愛されて心が揺れてる描写があるじゃない
一ミリもないとかそこまで極端には描かれてはいない

新参ですまん。

風立ちぬは好きな映画なんだが、
そんな俺は見ても満足か？
泣けるが 子供にはわからんのでわ　と聞いたが。

>>568
バッサリ断ったつもりが思いもかけず
心を突き動かされたんでしょう
あれを見て、姫が求婚者を試したようにみえるってのはさっぱりわからないなあ

図書館で高畑がやりたがってる平家物語絵巻をちらっと見てみたが都の雰囲気がかぐや姫そのものだった
特に牛車とか平家物語と瓜二つで実に優雅
ただ高畑の場合戦争物よりかぐや姫みたいなのほうが向いてると思う

>>569
答えてやりたいが、そろそろレス数がフタケタになりそうなんで…w
「風立ちぬ」が好きだけではなんとも言えんなあ。「ジブリはラピュタが
頂点だった」と思うんなら「やめとけ」と言えるところなんだが。
じれったいところは「風立ちぬ」に近いがパヤオはなんのかんの言って
カタルシスを発散させる場面を作るしねえ。
まあ、ようつべあたりで予告編を何本か見て心が動いたら行って損はない、
としか。

>>570
あれは「姫が求婚者を試した」場面そのものでしょう

それで心を動かされたということは
内心どこかで心を通わせる相手を求めてたということだと思うよ
人の心は白か黒で「バッサリ」とは割り切れないものがある
そこがわからないと物語との相性は悪いかもしれない

>>569
かぐや姫は２つの見方ができる
１つ目は誰もが知っている大衆にとってのかぐや姫としての見方
もう１つは高畑勲の作った全く別もののかぐや姫としての見方
前者は古語の難しい用語も噛み砕いて分かりやすく解説しているので理解しやすいし、この見方は安心して「ああ、かわいそうだ」と泣ける。子供が見ても分かりやすいと思う
ただし、物語は如何せん恋愛が関係する話なだけに子供は途中で飽きちゃうかも知れないわな

>>461
思い入れたっぷりの人は捨丸のことどう思ってるのかな？
と思ってめんどくさいけど読んでみたら捨丸完全にスルーされてた
やっぱりな

捨丸に関しては「男なんてあんなもん」と達観するしか

>>553
> 農業回帰

どうして農業が社会主義になるんだよ。
人間は飯食わないと死ぬだろうが。

>>573
心の何処かで心通じる人を求めていたことと
求婚者を試すことはイコールじゃないよー
絶望と怒りでどこまでも走った姫が
あわよくばと無理難題で人を試すというのはちょっとわからない

捨丸は朝ドラヒロインの相手役くらいの意味付けしかなく感じたよ
それよりも捨丸はオリジナル設定で木地師の家の子
同じ田舎者でも翁の家は定住民だけど、木地師は移住民で翁たちとは違う層の人間
　そういう設定もってくるところがなんか考えてそうで興味深かった

映画はすごくよかった　

月からのお迎えのシーンで天人の音楽がトト様かか様にきかなかったのは何故？
思いの強さゆえ？
トト様が水の上走ったり夫婦が雲の上まで追いかけることができたのはそれだけ必死だったっていう解釈でいいんだろうか
思い出しただけで目頭熱くなってきた

まどかマギカ新編と似たような展開だと思った。もちろんラストは違うけど。
まどマギ新編のコンテの人が共同でコンテやってたな。

>>574
正直、後半は大人でもつまらないし、イライラの展開がストレスに感じるな

婿候補の登場と宝集めの場面を嫌な雰囲気で作ってしまったのが最大の敗因だろう

姫の心情を追及することに没頭するあまり、見所が何も無い
もうちょっと見る人の愉しみを作ってもらわないと退屈はおろか苦痛にしか感じないわ

>573
横入りすまん
自分には、姫は全く結婚などするつもりはなかったように見えたけどね
そもそも絶対に無理な要求をしているし、皮を燃やすとき手が震えてる。
あれは試してるんじゃなくて追い返してる（断ろうとしても翁や周りが煩いし、相手もしつこく来るから、
相手が諦めざるを得ないような要求をした）んだと思う
心を通わす相手をどこかで探していたとしても、姫は少なくともあの５人ではないと思ってた
そう思ってた相手に想定外に心が揺さぶられしまったのが、石作皇子のシーン

>>578
「試す」というのは「拒絶」ではないでしょ
怒りで走り出したといってもそのあと都の生活に戻るわけです
眉をそりやお歯黒も一旦は受け入れて都の生活に適応もみせようとする流れになる
1人の人間の中でも時間の流の中で気持ちに揺れや揺らぎがあるということでしょう

まあ「さっぱりわからない」というのが「ちょっとわからない」くらいにはなるようにね

＞捨丸は朝ドラヒロインの相手役くらいの意味付けしかなく感じたよ
うまいこと言うなあ
吹いたｗ

ブルーレイいつ出るのかな

>>579
高畑ははっきり捨丸は翁より下層だとわかって描いているけどそれがわかった観客は1パーセントもいないんじゃないか。

>>566
>かぐや姫に関しては「思い入れより思いやり」

これって子育ての基本だよね。難しいけど。
自分が子供と同じ目線になってしまっては駄目。
後ろから見てるだけがベスト。

けど、月の父王は、仕送りするわ、服は買ってやるわ、
運命強制リセットまでして、あげくに大型バスと楽隊
連ねてたった一人を迎えにくるわ、現代駄目パパの
典型じゃないw
ひょっとすると月の父王（飛鳥寺タイプの仏？）に
萌える映画なのかも。高畑監督も駄目パパだった？

高畑は最近のアニメは主人公に感情移入しやすい視点で絵を動かすが(思い入れ)自分から主人公に寄り添っていく(思いやり)ように作っていると強調していた。

ていうかそもそもさ、原作のかぐやは、
あれは果たして本当に結婚を拒絶する為の無理難題だったのかな？

原作でのかぐやはどうも、もとから月での記憶があるようだし、
すぐ大人になってしまったから地上での生活は短く、
かぐやの大人としての知識は、完全に月の世界でのもの
こうしてみると、蓬莱の玉の枝も仏の御石の鉢も、
地上の俗の者だからこそ「現実にはないものを取って来いと無理難題〜」と思うが、
月の住人だったかぐやからしてみれば、
「私の為によつ葉のクローバー探してこれますか」くらいの話だったんじゃないかな、と
で、そしたらまさかの地上の求婚者ども全滅、姫びっくり
自分と地上の者との違いをまざまざと見せつけられて、以後の求婚者(帝)ははなから拒絶

…と、解釈することもできると思うんだよね
竹取物語は、口承で語られるうちに自然と改作されていったものだから、
この求婚者へのお題提出部分を作った作者がどんなつもりだったかなんて、
今となってはわからないけれど

>>589
観る側の映像体験なのか
作る側の心理状態なのか、分からん
どっちのことだ

原作は月に帰らなければならないことを最初から意識してるから結婚しないんでしょ。

翁と出来ていたからという説もあるが。

>>591
だから高畑は演劇のように視点を固定気味にするんだということだろ。

>>572,574
ありがとう　見る。
レスを見れば、映画の程度は大体わかるようになった。

>>589
ハーレム主人公→思い入れ
萌えヒロイン→思いやり


まったくもって最近のアニメです
本当にありがとうございました

>>592
いつか月に帰らなければならなくても、結婚して子供産んでも問題ないだろ
日本でも中国でも、
天界(?)の女がいつか帰らなければいけない事を意識しつつ、
結婚して子をなしてる話はよくみかける
キリスト教的な処女性を尊ぶ信仰とは違い、天女が性交しても穢れた事にはならないからかね

でもお前らだって小さい頃から「ずーっと一緒だよ？」とか言われたりして仲の良かった美女が、「あなたとなら幸せになれたかも知れない」って言ってきたら不倫に走るだろ？

誰か>>580頼む

>>595
火垂るの墓の二人に「思い入れ」するのか「思いやる」のかわからないか？

>>461
>>522
私も女なので言ってることは理解できるけど、ここまで深刻にはなれないなw

かぐや姫にはかなり感情移入したけどさ

嫌だなーって思っても女であることからは逃れられないんだから、逆に楽しんだ方が人生楽しいよ

戦って欲しいってよりは、受け入れつつ上手くやり過ごすのもいいんじゃないかねと思うね

でもかぐや姫はそんなオバさん的な心理に至るよりだいぶ前にお迎えが来てしまったんだよね、残念ながら

まぁそんなかぐや姫だったら全くつまんないけど！

>>593
固定カメラ(群像劇)にもかかわらず、一つのキャラクターに対して観客が自ら感情移入していくように仕向けるには
主人公以外を感情移入の深度が浅いキャラクターに仕立てる必要が出て来るな。
そうでなきゃ、目的である「主人公に対する感情移入」が脱線する原因になるわけだ。

ただ今回の映画は、消去法としてかぐや姫への感情移入を俺たちが選ばざるをえないような
とにかく周辺のキャラクターにガッカリさせられる場面が多かった気がする。

>>600
ちなみに、貴女が戦おうと気張ってしまってたのは何歳までのこと？
それとも、思春期あたりから既に達観していたのでしょうか

>>602
ハタチ頃までかなー今20代半ばだけど
思春期の頃は色んなことに怒ってたと思う

テンプレ、花見のシーンだけは誰でもわかることな気がする

>>580
２回目観たときに確認できたけど、最初は「仏」が手を動かし
超能力？を働かせて翁をやさしく小さな雲に乗せる。
「仏」は結構やさしい。翁も媼も天上の音楽で寝てしまう。
ところがお付の童や子供たちの「わらべ唄」の歌声で、
二人とも目を覚ます。あとは姫に駆け寄るのだけれど、
透明でみえない坂を「仏」が作ってあげたのか、
水の上を歩いたり空中をかけのぼったりする。
原作と違って、二人に「仏」は優しいと感じた。
育ててくれた恩人でもあるし。
詳しい方、訂正よろしく。

高齢者向きな気がした。何か懐かしくてさ。

>>603
二十歳で悟ったのか・・・
わりと早く分数の割り算できたんだな

>>603
イイ大人の規範ですな。
未だに俺の友人は「男と対等かそれ以上」を目指してﾋﾟﾘﾋﾟﾘしてるようで。
そういう人たちが一番、個人個人を見ずに性別だけで「差別」してる気はする。

朝見てきたんだが今だに余韻が消えない

試写会と初日にみたけどまだ消えないよ
落ち着いたらもう一回行く

>>566
それ聞きたかったな、おもしろそう
高畑さんエヴァにはまってたらしいからその影響かなｗ

>>611
何その庵野入れた三すくみみたいな関係性www

ぶっちゃけジブリ嫌いだし、宮崎監督のアニメも紅の豚までしか見てないけど、
かぐや姫今日見てきてめちゃくちゃ面白かった
高畑監督のいいところがすごく良く出てたと思う

>>613
高畑監督のいいところって
理屈っぽいところなんですが・・・

>>614
それお前いい所とおもってないだろ

高畑監督が自ら作詞作曲した「天女の歌」の音階が「さくらさくら」と
同じであることを知った時は感動した。だから心に沁みるのかと。

第15回 　完璧なものは、つまらない。
http://www.1101.com/ghibli/2004-08-04.html

高畑 よくよく考えると、
完璧なものってそうそうないよ、というか、
もちろん自分も含めて言うのですが、
「『世の中、ダメなことばかりなんだ』
　ということは、もう
　はじめから認めてかかったほうがいい」
ということは、若い人には言いたいんです。

腹が立っても、
まずダメさを受け入れた上で、
そこでなにができるかどうか、
ということを考えたほうが
ずっといいのだと思います。

やっぱり、
あんまり立派なことばかり考えていたり、
完璧なものを目指そうとするからこそ、
「それが実現できない」
とわかったとたんに引いてしまうというか、
若い人なら、一足飛びに
この世の中から隠遁してしまう、
というようなことが起こるわけで、
そういう挫折はつまらないと思うんです。

>>617
高畑さんもブーメランな人だなあw

>>617
挫折とか隠遁がつまらないというのも
未経験者の主観に過ぎないからな
人間の無意識は広大だから
（超心理学的意味で）自身の内面を旅した方が
より面白い経験ができる人もいるかもしれない
まず挫折とか隠遁とかいうダメさを受け入れて
そこでなにができるか考えた方がずっといいのだと思います

観てきたが、かかさまが一番感情移入しやすかった
とはいえ他の登場人物も行動原理自体は分かり易かったように思う
男のほうが権限あるけど女が自己主張出来ないほど虐げられてるわけでもない
そんな状況だという前提でみると色々納得できる
実際のあの時代がどうなのかを考えるとこんがらがるけど

>>617
思い入れより思いやりの理由が詳しく書かれてるね。

>>617
なら何で今回挫折の話を書いたのか

>>554
仕方ない、wowow加入するか。
NHKと日テレ、もっとがんばれよ。

wowowって一ヶ月だけでも入れるのかな？

>>506
ちゃんと近所付き合いしてるがな。
たけのこも近所のガキどもと遊んどったがな。
あんたは何を観てきたのだ？

挫折かなぁ？
ほんの一瞬でも、まぶしい程に燃え上がるって生き方じゃないのかな？
あしたのジョーじゃないけど

見てきました。

個人的な意見としては散々言われてると思うけど　竹取物語版アルプスの少女ハイジでした。

ペーター　と、ロッテンマイヤーとおじいさん的キャラはいたけど、クララの役割は？誰にあたるかな。

未だに観てないけどWOWOWは加入した

結局、高畑監督ってこのアニメで何がやりたかったのか
それがさっぱり分からん。

　・古典の竹取物語を作りたかった　わけでなし
　・手書き風、アニメを作りたかった　わけでなし
　・自然回帰の思想を伝えたかった　わけでなし
　・女性に、奔放な生き方をすすめたかった　わけでなし

ほんと、一体何がやりたかったんだ？
何一つ、飛びぬけて心に伝わるものがない。

ハイジがフランクフルトに行ったまま、おじいさんの元へ帰って来ませんでした

次回作にご期待下さい

馬で駆け付けた貴公子二人(竜の人と死んだ人)は他の三人と比べて行動派だから、ざまぁし辛いな
特に死んだ兄ちゃんの方は、北の方追い出したりもしてない上に死んじゃったし、むしろ可哀相だ

>>626
見た目クララ＋中身ハイジ→高畑かぐや姫

>>628
その真逆の、「訴えたいことがひとつしかないアニメ」って
たとえばオウム真理教の麻原のPVアニメだと思う、といったら伝わるかな？

そういえば、あんなに成長したたけのこは食べられないよな

アジアには老荘思想というものがあって都の喧騒より田舎の自然のなかで暮らした方がいいという考え方が昔からあった
だからかぐや姫の自然賛美は近代的価値観というのは短絡的な見方

４世紀の陶淵明の田園詩を読んでみるといい
「園田の居に帰る」という詩なんてまんまかぐや姫だから

>>633
今のメジャーな筍とは違うんだと。
当時群生していた種は淘汰されたんだろう

それより最初の竹を切るシーンでまずやられたわ
竹を斧で打つ音も素晴らしい
竹って切り落としても倒れてこないんだな
どころか、切っても引っ張らないと動きもしない

こういうディテールでまずやられちゃう

俗的世間から隠遁し
秘儀参入や瞑想等によって人間の広大な無意識を旅し学んできた暇人たちから
数学・幾何学・天文学が生まれて、それが今の文明の礎になっているのだから
隠遁をつまらないと切り捨てても良いのは完全なナチュラリストくらいだろう

かぐや姫はあくまでも「俗」の思想に基づいて作られている
一方、まどか☆マギカは、ヒロインが世界から完璧に隠遁して“神”になり
そのことを「こんなの死ぬよりも酷い」と否定する俗的観点の代表者が“悪魔”になってしまうわけだから
意外に「聖」寄りの思想で作られている
いや意外でも何でもないのかもしれない
真性のオタクというのは生態的に古代の隠者に似た部分があるからｗ
真性オタクである俺としては
本心からどちらの作品も好ましく思っているわけだが
しかし思想的には前者には共感しがたいところがある
が、高畑作品は思想をこれ見よがしに押し付けるような下品な代物ではないので
何の問題もなく楽しめる
まあ思想性が極めて露骨なホルスでさえ、我がスルースキルをもってすれば普通に楽しめるがｗ
取り敢えず『母をたずねて三千里』のDVDボックスAmaポチしてきた

パクさんの最高傑作はハイジなんですよ。

>>634
そういえば中国の昔の絵で、山の中に家がポツンと建っているようなのがある
あれは桃源郷を表してるんだよな

>>628
公式サイトから抜粋

（前略）
私は、物語自体を脚色するのではなく、この奇妙な物語を成り立たせるための前提として冒頭に置くべきプロローグ、すなわ
ち、月世界を出発するかぐや姫と父王との会話シーンを書いたのです。
原作の『竹取物語』で、かぐや姫は、月に帰らなければならなくなったことを翁に打ち明けたとき、「私は“昔の契り”によっ
て、この地にやってきたのです」と語ります。そして迎えに来た月の使者は、「かぐや姫は、罪を犯されたので、この地に下ろし、お前のような賤しい
もののところに、しばらくの間おいてやったのだ。その罪の償いの期限が終わったので、こうして迎えにきた」と翁に言います。
いったい、かぐや姫が月で犯した罪とはどんな罪で、“昔の契り”、すなわち「月世界での約束事」とは、いかなるものだった
のか。そしてこの地に下ろされたのがその罰ならば、それがなぜ解けたのか。なぜそれをかぐや姫は喜ばないのか。そもそも
清浄無垢なはずの月世界で、いかなる罪がありうるのか。要するに、かぐや姫はいったいなぜ、何のためにこの地上にやって来たのか。
これらの謎が解ければ、原作を読むかぎりでは不可解としか思えないかぐや姫の心の変化が一挙に納得できるものとなる。そ
してその糸口はつかめた！　とそのとき私の心は躍ったのですが、半世紀を経て今回取り上げるまで、この“昔の契り”コンセプトは、長年埃をかぶったままでした。
私にはいまも、月での父王とかぐや姫のシーンがありありと見えています。父王は姫の罪と罰について重大なことを語り聞か
せています。かぐや姫はうわの空で、父王の言葉も耳に入らず、目を輝かせながら、これから下ろされる地球に見入るばかりです......。
しかし、私はこのシーンを冒頭につけることはしませんでした。『竹取物語』には描かれていない「かぐや姫のほんとうの
物語」を探り当てさえすれば、プロローグなどなくていい。物語の基本の筋書きはまったく変えないまま、笑いも涙もある面白い映画に仕立てられる。そし
てかぐや姫を、感情移入さえ可能な人物として、人の心に残すことができるはずだ。私はそんな大それた野心を抱いて、『か
ぐや姫の物語』に取りかかりました。
（後略）

>>625
本人後悔してるやん

>>628
生命賛歌と人間哀歌

>>624
はうあ
売り物持ってもらい乳しに行ったよね。忘れてたゴメン
捨丸んちとの付き合いは子供どうしのしか描かれてないから
…なかったよね？

帝の気持ち悪さ半端無かったなｗ
顔がまた嘘臭すぎる位誠実そうなのがたまらん。

>>636
まあ、まどかは魔法少女って憧れるようなもんではないですよ、やめたほうがいいですよなんて導入で始まりながら、
結局、人間止めたい願望を満たすもんで終わったからな。
絶望を飴玉みたいにしゃぶり続ける気持ちよさで終わった

絶望じゃないな、舐めてるのは絵空事かな

記憶取り戻して「ちゃんと生きればよかった！」ってなる前のかぐや姫だな

竹取物語にももともと自然賛美的な側面と都市文学的な側面がある
自然信仰は古い民間伝承に根ざし都市文学は平安時代に付け加わった王朝物

高畑はこの断絶を利用して前者をタケノコ、後者をかぐや姫として二面性に苦しむ女性の物語を描いたわけだ
それは同時に自己意識と社会的束縛の間で葛藤する現代人の物語でもありうるということ

ジブリ鈴木プロデューサー　ＳＫＥ松井珠理奈に「男エサに生きていく感じ」


ＳＫＥ４８の松井珠理奈（１６）と松井玲奈（２２）が２日、都内でスタジオジブリ映画「もののけ姫」（４日発売）ブルーレイ発売記念イベントに登場した。

同映画の鈴木敏夫プロデューサー（６５）と公開中のスタジオジブリ映画「かぐや姫の物語」（高畑勲監督）の西村義明プロデューサー（３６）も出席。
西村氏は「今日は言いたいことがあったんだ」と突然切り出し、「製作で、色をチェックする人間がＡＫＢファンで、
仕事をしないでプロモーションビデオばかり見ていたんです。本当にそれで製作が遅れたんですよ」と意外なエピソードを公開。

スタジオジブリ作品の大ファンという珠理奈と玲奈は「そうなんですか？　すいません…」と平謝りだった。

「かぐや姫の物語」も２人は鑑賞済み。珠理奈は「６回泣きました。喜怒哀楽の感情が全部出ちゃいました」と興奮気味に話しする。

そんな感想そっちのけで鈴木氏は「１６歳なんだ？　歌を歌ってるの？　学校は行ってるの？」と質問攻めだ。
さらに「君は気が強そうだな〜。表面に出てる。男をエサに生きていく感じ。君は優しくないでしょ？」と
言いたい放題の鈴木氏に対し、珠理奈は「言葉遣いはキツイかもしれませんけど、心は優しいですよ」と押されっ放しだった。
http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/210266/
http://www.tokyo-sports.co.jp/wp-content/uploads/2013/12/51953df1d631dd441e23aa99e33bd0d6.jpg

宮崎駿、『かぐや姫』見て泣くスタッフに激怒 「この映画で泣くのは素人だよ！」
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1385988414/l50

>>648
激おこプンプン丸(-_-#) ﾋﾟｸｯ

宮崎駿、『かぐや姫』見て泣くスタッフに激怒 「この映画で泣くのは素人だよ！」
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1385988414/

>>648
もっと動揺したような感じじゃなかったっけ
「こ‥この映画で泣くのはし…素人だよ」
みたいな。

激怒とは違うと思うけど

でもまぁ、風立ちぬがなんとも小難しいオチなし作品になってたのに比べて
かぐや姫はこれでもかという程に、客に物語に集中させて、いかに面白く感じさせるかに
ひたむきに向き合ったエンターテイメント作品に仕上がってたね。

そもそもの二人の立ち位置が完全に逆転していて対照的だった。

本来は客を楽しませるのは、駿の仕事なのにね。

>>651
実際どうなんだろうか。まぁ鈴木Pの話は面白すぎるからね。
毎回言うこと微妙に違うし、話2/3くらいで受け取ってるわ。
駿は相変わらず面白いなぁ。

この作品はここまで手間と金を掛けないと表現出来なかったものなの？
普通の感心と普通の泣かせ位しかなかったぜ

原典の解釈もTVドラマよりは凝ってるけどSF的にはよくあるアレンジだし
コストに見合わんこと甚だしい

見て来た
面白かった、質高いし
生き方とか、かぐや姫の生き方を理解できる地球人は居ない

現代に例えるなら日本人がソマリアに生まれたいと願うようなもんだ
もうちょっと超然的の方が良かったな

最後のブッダはコケタ
イメージ貧困すぎる

>>648
宮崎駿の映画は「この世は生きるに値する」ことをテーマにしている
でも、高畑勲のかぐや姫は「この世をもっと謳歌したい（けどできない）」物語

両者の価値観は同じかもしれないけど、それに対する行動は真逆。
前者が「生きよう」なら、後者は「生きたい」。前者は生きられるけど、後者は生きられない。

要するに、マッチョとウィンプ

パヤオが嫉妬してるという事は引退を撤回して新作作るフラグだろうな

個人的に原作のかぐや姫は遭難だと思うけど
こんな解釈も面白いよね
扱いが難しいのによく完成させたなとオモタ

駿を奮起させるという鈴木の目論見は成功したようだ
ただかぐや姫に関しては駿どうこうで収まる作品ではないだろう
そういう外野の声がどうでもよくなるほど魅力的な映画だ

しょうがねぇなぁ〜、もう。
WOWOW入ってないから、とりあえず『夢と狂気の王国』でも観てくるか。
幸い、割と近くでやってるし。

ちなみにNHKの『探検バクモン』は、前後編とも録画して見た。

>>651
新聞には、監督とは褒めたらいけないのだと前置きして、駿の発言の「素人」を、
「褒めたのか？」と、鈴木自身もつかめない様子。
最後に宮崎についてを「不気味」と述べてる

聞き分けの無い女の頬を
１つ２つ張り倒して
背中を向けてタバコを吸えば
それで何も言う事はない

高畑は、アフレコよりプレスコの方がいいんだと言ってるけど、アフレコには
アフレコの十分な存在価値とレベルの高さと文化的広がりがある。
プレスコにこだわる高畑のやり方もそれでいいんだけど、アフレコやそれを
高度なテクニックでこなす声優の存在を軽視するような認識は間違いだと思う。

>>661こんな事をするから

壁際に寝返りうって
背中で聞いている
やっぱり、お前も
出ていくんだな

…となる

2回見たけど、かぐや姫可愛いわ
ジブリは音楽が耳に残る。凄いね

観てきた
自殺か病死した女の人の話がベースになってるのかもしれないと思った
ラストシーンが完全にあの世からのお迎えすぎた
軍勢で屋敷を固めても死からは救えなかったんだなぁと

>>654
最後のはブッダではないらしい
西村のインタビューによると雲中供養菩薩像という平等院にある国宝のオマージュ
阿弥陀来迎図ももちろん参照してるだろうけど
よくわからんが浄土からの使者みたいなもんで明らかに死のイメージらしい
イメージが貧相というより死をここまで視覚化した昔の人のイメージ力に圧倒される
現代的感覚で死をあれほど具象的に視覚化するのはかなり難しいだろう

ツイッターだったかここだったか
「『風立ちぬ』がオチのない小難しい映画になっているのに、『かぐや姫の物語』
はベタなエンターテイメントになっている。これじゃいつもと逆だ」
ところどころ違うと思うけど、この意見は評価する。
アカデミー賞あるで。

メッセージ性がどうというよりは、もしかしたらこんな事実があったのかもしれないって思ったことで胸に来た

どなたか、解釈を教えてください。
どうして捨丸は空を飛べたのでしょうか。
姫の力ですか。
姫が海にドボンしたあとも、捨丸は空中に浮かんでられてたのでしょうか。
姫に飛べる力があったら、もっといろいろなことが出来たのではないでしょうか。
それこそ自由を満喫し放題だと思ってしまいました。

>>667
特に都に上がってからは結構ユーモアがあってエンターテイメントしてたよね
教育係とかゆるキャラみたいな顔した女官とか

宮崎駿は奥田さんが感動してるのを見て、絶対嫉妬したはず
引退撤回するだろうね

>>662
高畑監督は、宮崎監督のようにはアフレコや声優をあからさまに下に見てはいないはず。
ただ『じゃりン子チエ』の映画の時、芸人さんたちに別々に声を入れてもらって
それをまとめる作業をしながら、これだけいろんな持ち味のある人たちの芝居を
ごく限られたところへ押し込めてしまうことに疑問を感じた、と言っていて、
以降はできるだけ自由な形でその人の持ち味を発揮してもらう方向に行った、ということ。
同じ「プロの声優を起用しない」んでも、宮崎作品とはかなり意味が違う。

>>669
帝に部屋に押し入られた時に天人としての記憶と神通力を取り戻している。
そして月の神通力は姫の力をはるかに凌駕していることも思いだしている。

>>670
『マイ・フェア・レディ』は、粗野だったヒロインが貴婦人になった後半、
つまらなくなって失速するけど、この映画は後半も面白いな。

>>672
絶頂期の横山やすし（つまり暴走機関車）にネコの演技を丁寧にやらせた恐ろしい演出家だからね。
パクさんがかなわなかったのはミヤコ蝶々だけ。
でも完璧な演技だった。

かぐや姫も風立ちぬも老人監督の臨終前の人生のまとめレポートなんだよなぁ

風立ちぬ　→主人公に葛藤がない
かぐや姫　→主人公が自分の葛藤を自覚した瞬間に解決不可能であると悟る

>>669
壮大なBGMの中で「雨土よ、私を受け入れて」ってセリフがあったでしょ。
かぐや姫が理想とする鳥虫獣草木花、即ち生きとし生ける地上全てのものと一体になる象徴的なシーンなんだよ。

一生懸命勉強して
真面目に働いて
如才なく人間関係をこなし
健康的な生活を心がければ
人生はほぼうまくいくものです。

そんなことは分かっていても
人間には「感情」や「欲」があるので
その通りにはいかないんですよね。
特に若者ってのは感情的でハングリーですから。

捨丸は妻子がいても
かぐやを助けたいという感情が先走って
かぐやを連れて逃げようとしたし
かぐやはわがままやいたずら心で
人に迷惑をかけてます。

人間もやがて経験と共に
ある程度は感情をセーブすることを学びますよね？
だけど感情に走って失敗したり
人生を踏み外す人はたくさんいるでしょ？

月の人というのは
そういったリスクを負うのを不合理として
最初から感情を「悪徳」として
正しい行いだけを心がけて
生きていこうという人達だと
描かれているように感じました。

月並みな解釈ですが。。。

>>678
そして月の神通力でなかったことにされる。

>>676
でも高畑監督の最高傑作かもしれない
まあ他がつまんないだけだがw

>>675
キーボンも「ニャーオ」言ってたなw

あの時、やすしや、（史上最高のキャスティングのひとつなのは間違いない）のりおといった
人たちに「このセリフを、この長さで」というのが決まってる状態でやってもらいながら
「あぁ。これがプレスコだったら……。」と思ったのは間違いないだろうな。
そういったことで、その人の芝居に制限をかけてしまう行為の愚かさ。

パヤオ こう生きたかった
高畑 こう生きるべきだった

>>676
で、鈴木Ｐからすると「（この二作は）二人への退職金代わりなんです」、という。

空飛ぶシーンは駿引っ張ってきてやってもらえばよかったのに
なんか間抜けだった

>>650
> 　さらに、現在公開中の『かぐや姫の物語』を宮崎監督は観たか？　という質問に、鈴木プロデューサーは「観ました」と返答。
> 五反田で行われた初号試写に宮崎監督が来場したといい、
> 「『かぐや姫の物語』は泣いている人が多くて、ジブリの中でも群を抜いてみんなの感動度が高かったんですよ。そんな中、宮さんは難しい顔でキョロキョロしながら出てきた」と述懐した。
>
> 　その後、泣きながら試写室を出てきた日本テレビの奥田誠治プロデューサーに対して、宮崎監督が
> 「何だよ、奥田さん！　真っ赤に泣き腫らして。この映画で泣くのは素人だよ！」と怒りをあらわにしていた場面を目撃したという。
>
> 　「僕は宮崎駿とは付き合いが長いけども、これは意味がわからない。じゃあ玄人の映画って何なのと思って。
> その後、宮崎駿とは毎日のように顔を合わせるんですが、それ以来はただの一度も『かぐや姫』については述べません」と鈴木プロデューサー。

ワロタｗ

この映画は女の方が感動してるの多いの？
男もいるの？

翁や帝の描写が素晴らしい
翁がかぐや姫をなんとか貴公子と結婚させようとするのは、子に最高の暮らしをさせたいと願う親として当然の感情
帝が自信満々に夜這いかけるのもこの時代なら納得できる
現代人が理解できない常識が根付いていて、そこに外の世界から来たかぐや姫が戸惑う描写を丁寧に積み重ねているからこそ、終盤羽衣をかけられる直前の台詞には引き込まれるものがあった

>>682
ああ、そういえば、ラジオ深夜便で面白いこと言ってたな。
「日本語は計算できる」って。つまり、強調に長音をいれたりしない。
だからある程度アフレコ時の長さが読める。
ところが英語じゃ感情で伸び縮みが激しいからむりだって。
「ケイーサーンーガーデキールー」とか激しても伸びないってこと。
それが絵と合わさって別の次元で調和できると宮崎駿は思ってる（ここはハッキリ言った）
自分は違うんだと。

>>681
ヒロインを魅力的に描こうと最大限に努力してる時点で進歩だし
高畑勲のフィルモグラフィー内では最高の到達点に達したと思うよ

でもやっぱこの位かとも思う
宮崎駿が新作で「俺はどうせインテリのボンボンだよ！お前らがそれに何を言えるんだよ」と居直った地平に比べりゃ
高畑はまだ凡俗を騙そうとする欲がある　泣ける奴はそこに泣くんだろう

おはぐろが嫌だと駄々をこねたかぐや姫は、炭焼男に諭されて貴人になる（大人になる）ことを受け入れ、記憶を取り戻してからは、圧倒的な月の力の前には勝ち目はないと、天人に戻る（大人になる）ことを受け入れる。


ロリコンの駿がこんなヒロインを受け入れられるだろうか？

でもさ、炭焼のおっさんの場面だけはレベル低いよな

なんだよ、あの安っぽい台詞は・・・

>>687
男女あまり関係なく泣いてる。
「子供の有無で感動が違う」とかも、言われてるほどはないと思う。

>>689
音の制作に関しては、かなり早くに普通のやり方には見切りをつけたもんね。
『おもひでぽろぽろ』の山形パートのほとんどの人が、
オーディションで選んだとはいえ、ド素人だったり。

>>651
パヤオがそんなドモった喋り方するわけないだろｗ

>>686
奥田さんが一番の被害者だなw

でもお歯黒は歯のメッキだから
昔は虫歯や歯周病の予防に高い効果があったらしい
今で言うオール金歯かw

>>690
まあ生老病死を見たというにはぬるい不幸で、貴族の目から見た狭い世界に過ぎないだったと言えなくもないが

実際お歯黒ってちょっとどうなのって思っちゃうよね

濃い口紅だってお歯黒並みに怖い

>>674
えっ？
後半つまんないんだけど

鬱で引きこもって時々飛び出して
すぐ戻ってくるを何回も繰り返して
本当にウンザリした

4 名前：番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です[] 投稿日：2013/11/30(土) 00:37:18.70 ID:Vzrrq4q30
http://up.pandoravote.net/up27/i/pan2hi00003863.png
岡田レビュー完全版

>>690
「この世は生きるに値する」というあまりにも真っ当なメッセージを
ここまで衒いもなく送ってくるんだ！
てところに感動した。
物凄くわかり易くしてあって親切

白い歯抜けと揃った黒い歯
老人なったらこれ見よがしに黒い歯で笑うだろうなw
お歯黒は予防だから早くしたほうがいい

でも白い歯は若さの象徴
悩むよな

田舎娘が貴人としての幸せを拒否する
→といって帝に勝てるわけもなし
→勝てるよ！だってアタシ天女だし！
→月には勝てずジエンド

>>696
正直言うとあのお歯黒の描写すら「必要か？」と思った
今見りゃ奇習悪習の典型だろうけど、当時はファッションかもしれないしよ
当時の普通の風俗が悪とされるような描写は、現代っ子が昔に来たらって体のSFなんだからアリにしても
フェアじゃないと思ったよ

姫の「高貴な姫君は人ではないのね」ってセリフがブーメランすぎて…
狙ってやってるのなら残酷だけどすごいな

>>701
岡田はもういいからｗ
つまんねー学生の感想文みたいだ

お歯黒が庶民にまで浸透するのは江戸時代以降だからな
田舎娘であるかぐや姫とって上流社会の風俗は奇妙極まりないだろう

>>684
本当に鈴木はジブリの癌だな

ジブリは売れるようになったが、アニメはつまらなくなった

>>705
田舎からすれば都の風習は当時も奇妙なもんだろう
別な世界に来てしまったんだっていう描写かと

>>692
ほう男も泣けるのか

>>711は>>693だった

♀の感傷をちゃんと描いてると言う時点で
感動してしまった♂のワイ

尚、泣きはしなかった模様

>>669
姫の力は無限大（ただし月の奴らには劣る）

>>655
かぐや姫の場合はもっと不条理で悲劇的なんだよ

生きたくても自分が思うように生きられないというのは確かだが
もう死にたいと願ってしまった時に初めて生まれてきた意味がわかる
それで心の底から生きようとするんだけど死という運命は変えられない
つまりかぐや姫はずっと生（地球）と死（月）の間で翻弄されてた
なぜなら生と死は交錯していて不可分な関係になってるから

しかしだからこそかぐや姫は死の世界に行ってしまってもわらべ歌という命の歌を覚えていた
最後の赤ちゃんはかぐや姫もいつか必ず生の世界に帰ってくるという意味だろう

死すべき運命を受け入れた上で苦しみながらでも何度でも生きる
こういう永劫回帰を全肯定した身を焦がすような情熱がこの映画の本質と思う

大筋はシンプルだけど難しすぎるよこの話
大抵の人はただの昔話としか思わんだろう

>>667
それものすごく思ったわ

風立ちぬは高畑が作りそうな映画だし
かぐや姫はパヤオが作りそうな映画だった
逆じゃん！

>>686
スタッフの涙には「絶対完成しないと思ったのによくぞ完成した」という感動が含まれてる気がする

しかしレイプされそうになって助けを求めたらアウトで地球退去って
ひどいルールだな

ハヤオがかぐや姫作ったら捨丸に妻子はおらず
エスコートヒーローと化して姫を屋敷から盗み出す話になってしまう

「壷に顔突っ込んでワロタｗｗｗｗｗｗ」
　↓
「えっ・・・？」

あの時は一瞬姫と同じ気持ちになったわ

>>705
だからエンタメしてるって言ってる。
時代考証も練られてはいるが、決して客を置き去りにしないところで
拘っている。実に宮崎的。

５人の求婚者の話、そのまんまやるのかとちょっとうんざりしたけど意外にヒネッてあったね
特に最後の二人にはやられた

>>723
石作皇子の改変は上手かったな
あれでかぐや姫が己の本心に気づくのがいい

>>705
お歯黒は、庶民の自分をすてて、完全に貴族社会の人間になってしまうことの象徴なんじゃねーの
見た目が気持ち悪いからじゃないと思うよ

>>723
１人目の車持皇子のくだりが長かったから
５人全部この調子かと一瞬げんなりした。

お歯黒は妖怪になるくらい当時でも異様だったんじゃないかな

記憶を呼び覚まされた前の天女さんが不憫です、記憶消されて二度死ぬ事になる

岡田斗司夫のレビューだと美しいかぐや姫が地上に憧れたことが罪って事になってるが
地上に憧れたことが罪なんだろ

しかもかぐや姫が社会乱す度を越した美しさなのは高畑のかぐや姫じゃなくても原作の時点でそうだ

地上で生きるということそれ自体が罰に相当すると天人は断ずる中
かぐや姫が地上で生きることの意味を見出す
その過程が映像として描かれてるのが高畑版の差分でかぐや姫のレビューとして評価するところだろ
何故作品レビューが作品それ自体ではなく原作かぐや姫の物語構造やジブリ高畑の裏事情といった作品の背景の解説に終始しているのか？

岡田斗司夫のレビューは自分の視点の見事さや物知りさをひたすらアピールしたがってるだけなのが丸出しで受け付けないわ

ファウストへの異議申し立て、母性原理では救われない立場の表明かな
なかなかのもんだが救いのない恐ろしい話だ

>>729
きっとこれ呼んだら岡田は顔真っ赤になると思う

やっぱり月の使者のインパクトが弱いなあ
そこは仁王様と千手観音と獅子舞とか
もっと盛り上がったような

つうか、よく完成させたよな
ぜったい無理パターンだよこれw

>>729
岡田が風立ちぬを絶賛して、
俺も凄く良かったと思ってたから、
同感出来る所多かった。
だけど、かぐや姫が否定的なレビューで
意外だった。俺はかぐや姫の方が
感動したから…。

風立ちぬ見てると、駿が自信ない感じでつくってる場面がいくつかあると思う。
鑑賞中に伝わってきた

風立ちぬは薄いよね
かぐや姫は深そうだけど理解した上の深さなのかは不明

オレ的にはかぐや姫の勝ち
ジプリが一皮むけた感じ

>>720
駿はそもそもこんな映画を作れない。
というか作らないだろう。駿なら

天人「さぁ早くこのような汚れた世界を去りましょう」
かぐや「お前は神というわけだ。生きるとは何かを知らず、最も醜いものになってしまった」
天人「それは虚無だ！お前は危険な闇だ」
かぐや「違う。命は闇の中のまたたく光だ！」
といって、天人に戦いを挑む。

>>732
久石の音楽良かった、ミニマル音楽…。
ついしたくなる雅楽みたいな和の
テイストにしなくて正解。
高畑のオーダーだけどね。
あの場に相応しくない、明るくて
軽快な曲調が逆に不気味で
月の使者が人間などでは抗うことの
出来ぬ絶対的な存在であることを
感じさせる。

構成なら圧倒的にかぐや姫が上
ってか風立ちぬはもはやプロットを放棄してそれが味になってる作品だからな
それと清濁併せ呑んで生きていこうってテーマはどちらにも共通してたけど、こっちのが断然うまく描けてた
まああとは好みだろうな　どっちも相当アクが強いけど俺は断然かぐや

>>736
あー、高畑って残酷だと再確認したわ
まあそこに惹きつけられるわけなんだが

岡田は、例えば「じゃリン子チエは萌えアニメの元祖」とか
「合体ロボの元祖はブレーメンの音楽隊」
「史上最も面白いアニメは手塚治虫のマリンエクスプレス」
とか、突拍子もないことを言って後はそれに無理やり話をはめ込んで
いけばいいわけだからな(岡田はそんなこと言ってないけど)
そんなのばかりでもう飽き飽き。

｢かぐや姫」こそ、生きねば！だよね。
この世は生きるに値するんだ！

パヤオ作品に例えるなら月ってシシ神様
超越的で絶対的な存在　善でも悪でもない

というかむしろ善なのかな　善過ぎて逆に恐ろしい
ジジババとかぐやの別れ取り計らうあたり良い奴らなんだよな月
捨丸も月の力が介入しなきゃ妻子捨てたクズになってたってのがなんとも皮肉

かぐや姫は、生命賛歌。
生きていればこそ、感じられる、
鳥、虫、けもの、草木花
人の情け、親の愛。自然の素晴らしさ、
雨、風、土、雪…。

地上に憧れて、そんなに地上好きならそこで生きなさい！と落とされる
↓
帝の夜這いに耐えかねてもうこんなとこやだー！
↓
そうでしょうそうでしょうやっとわかりましたか(^-^)

と賑やかに車仕立てて迎えにきたら
帰るのやだー！　って
天もたいへんだ

>>736
ありそうな言い回しで吹く

>>746
ありそうってかまんまナウシカですやん

>>747
漫画版か？
あーもう完全に忘れてるわ

駿は、善も悪も未来も無視して
ただひたすら突き進むのが美学だからなw

>>748
そう
ラストの墓所の主との会話

20年前の漫画引用して作り手の行動や性質を決めつける
典型的な馬鹿オタク

だって変わってないしw
作品の芯が変わる作り手なんてそうは居ない

岡田としおという人はオタ話のヨタ話の名手なんだよオタクアミーゴスとか
ところが商売上の理由からか評論家然としだして朝生出てそのうちにダイエットして
今では信者を囲って無茶な商売してる
今でもオタク系笑い話はたぶん上手いんだろうし話半分に聞いとけば良いんだよ

個人的には「美しいからステ○が云々〜」の部分は納得行かんがそれ以外はマトモなこと言ってたと思うぞ
別に月に於ける罪と罰が主軸であってとしても地上に於いての罪と罰について語ってはイケナイ道理なんぞあるまい

某所のレビューで度を越した低評価をつけている人らの拠り所がほぼ
「罪と罰って結局なんやねん、ちゃんと描いてないからなんも読み取れんわボケ」って感じなんだが…
そんな難しい映画だったかこれ？素直にかぐや姫が落とされてそして出ていかないとならないのが
罪と罰じゃねーのかよ、難しいことなんてなんもなかったけどなあ

罪と罰については作中でおもいっきり言及されてるがあまりにもあっさりしすぎて、聞き逃した奴が多いのかもしれない
聞いてたとしてもなぜそれが罪と罰になるのかは若干自分で考える必要があるし、説明不足なのは否めない

個人的には終盤の捨丸の行動が非難集めそうと思ったけど
あれも単純な二項対立（自然、捨丸＝善　月、都＝悪）でこの作品を浅いものにするのを避けるためには不可欠なんだよな

ハヤオは作品がダメと言ってるんじゃなくて
「５０億と８年かけてこれかよ
もっと必死に要領よくやれば１０億と３年でほぼ同レベルの作れるだろ
俺は２年とか３年の期限付きで時間に追われて、社員食わせるために必死なんだぞ」
と言いたかったのかもしれん

罪と罰が何かわからないって、もろにセリフにして言ってたし、
映画の大部分を用いて罰の部分描いてるからこれ以上説明しようがないとおもうけどなー
説明過多なくらいだと感じたが

罪と罰？
そんなもの作品中で未消化だろ
理解出来なかったんだよ高畑監督は
オレの意見として罪と罰は取り入れようとして失敗した感じ

でも面白かったよ
独自解釈で

観てきたけど、ナウシカ（古典の虫愛ずる姫でもよし）＋ハイジ＋竹取物語÷３って感じだった。

ぶっちゃけ、ジブリの自然賛歌、人間賛歌には反吐が出る。
裏に現代社会やら科学やらへの軽蔑が潜んでいるだけに、ああ、高畑のまた悪い癖が出たな
って感じたわ。
自然賛歌ってのはとっても大衆受けがいいから、皆手放しに誉めてるんだと思うんだけど
パヤオ、高畑の中には共産思想が潜んでいて、今回もそれを感じたわ。
帝の描き方のあの悪意。ぶっちゃけあの頃の帝という存在は、どんな女に対しても
手を付けてかまわない存在なんで、割と紳士的に描かれていたのは意外ではあったけど。
（かぐや姫の意を受けて引き下がるあたり）
翁は竹から金と綺麗な衣服が出てきたら、そら、いい暮らしをさせよとの天の思し召しだと思うでしょ普通。
あんな綺麗な衣装は、翁の生活には普通に必要ないんだからさ。
天からの授かりものだという意識で翁が動いてるのに、あの里がいいといつまでも駄々をこねる
かぐや姫。
当時の意識からすれば、竹取の翁レベルの子供がいい暮らしするには
姫がいい所に嫁ぐしかないのに、それを理解しない姫。
ちゃんと、姫のお祝いの所には割と下級の貴族（貴族ではないかもしれない）の印である
狩衣を着ていたのが、リアルだった。（貴族なら家着位で狩衣は着るが、普通祝い事に出るのに
あの服は着ない）
帝の帽子も間違ってたし。あれ、修正はいるか？
色々言いたいことが溜まった映画だった。
あ、ちなみに昔はジブリ大好きな人間でした・・・。だからあの所の偽善が目についてたまらないのですわ。

漫画版のナウシカで自然には美しいところもあれば、狂気じみたところもあるってパヤオは描いていたから
ああ、やっと解脱したかと思ってたのに、なんか元にもどっちゃったねぇ。
大震災とか経験すると、自然はいい部分だけではない、どうしようもない狂気も潜んでる
ってもっとはやく人間は理解してもいと思うのに、大衆はジブリの自然は美しくて優しくて、
ってのに涙する。アホか。自然はそんなに甘くないんじゃ。
子供も観る映画だけに、高畑さん恐らく最後の作品になるかぐや姫でも、結局
そこから抜けられなかったかと、あーあってなる作品でした。

こんな事書いてるけど、小学生の頃、映画のナウシカに惹かれて一時はそういった思想に
かぶれたこともあるだけに、そこから一歩踏み出してほしかった。。。残念。

まあ天女が存在するようなおとぎばなしなんだから
こまけえことはきにすんなﾉｼ

最後の最後で呼び方がお父様お母様から
ととさまとかかさまに戻ってたのにほろりときたわ

ダメな子をダメな子として描いた映画だから、
受け付けない人はまったくダメだろうな
自然讃歌については、自然と田舎の美化に見せかけた
子供の頃の記憶の美化ってミスリードだと思うけど

最後菩薩が迎えに来た事に批判があるようだけど、仏教では輪廻転生する事で
自分の犯した罪を問題として与えられてそれをクリアすると次のステージに移行する
という教えがある。現代人だと眉を潜めるかもしれないけど、顔がおかしいと前世の罪だとか
年寄りが言うのは、その輪廻転生の教え。
かぐや姫が受けてた、公達からの求婚（本人は嫌）
解脱（輪廻転生の輪から外れる事）している天人が、地上という苦に落とされるのならば
その嫌な事も、地上に行きたいなら輪廻転生の輪の問題の一つとしてクリアしてみせなさい。
と仏教側から見ると、がぐや姫に言っていると思う。
それを姫は嫌だと思ったから、やっぱり貴方には、人生という問題をクリアするのは無理ねと
お迎えが来た。
姫は本来は既に解脱している人間の筈だから、今回のケースは許しましょう。
って事かなと。

あくまでこれは仏教の思想からみたかぐや姫ね。
輪廻転生は苦に満ちたもので、それを修業することでクリアする。
で問題を全てクリアしたら解脱した世界菩薩のいる世界にいけるという事だから。

高畑さんが、罪と罰つってるのは、仏教の教えも絡んでるんじゃないかね。
まぁかぐや姫はそんなのも私は好きだと言ってしまうナウシカな訳なんだが。

ナウシカなんてみたこともないんだけど
見る価値ある？

>>761
なんなのその自然のどうしようもない狂気って？震災は災害だろうが
あれはどうしようもないもんでむしろその最中の人災の方に狂気を感じたがな、原発も国の対応もマスコミにも
自然が甘くないだのなんだの、アホだと決め付けた大衆よりお前は自然の何を知ってるんだ？
お前みたいな何もできないくせに偉そうにほざく、鬱屈した頭でっかちより
美しいものを素直に美しいと感じる人のがずっとマシだね
その自分に酔ったやれ解脱だの狂気だのと書き散らした長文を見ると
経験不足で踏み出しきれてないのは間違いなくお前自身の方だろ

>>766
災害も自然の一部でしょうが。神社に祭られている神というのは
崇められるのと同時に、たたられるのを恐れているから祀るという側面もある。
日本の自然というのは、両方の側面があるんだよ。
片一方だけ持ち上げて、だから自然はすばらしいと言ってしまうのは
人間のエゴだと自分は思うがね？

ついでに言っておくと、貴方は自分の文に一つ一つ反論する訳ではなく
私の人格を貶める書き込みをしている。
それで反論したつもりか？それともここは絶賛米しか許されない閉塞空間だというのか？
いいと思った意見もあれば、ダメだという意見もあっていいと思うが？

>>767
で、お前のいう自然の狂気ってなんだよ？
自然に激しい側面があるのなんて知ってるだろうが大抵の人が
そして勿論人間には真似できない美しさを持ってることも知ってる
にもかかわらず、それをお前は大衆を一纏めにして「勝手」にアホだと決め付ける、涙を流すと
挙句に祀られているだなんだの、どっかから引っ張ってきた知識をひけらかし
見当違いのことばかりのたまっている
お前の気持ち悪いレスに対して文句つけるのは何かルールに抵触すんのか？
あのさあ、気持ち悪い奴に気持ち悪いっていうのは2chで禁止されたルールでもなんでもないぞ

とーべーとーべーハッチ、みなしごハッチ、あれ？

>>768
自然の狂気についてはめんどいから、漫画版ナウシカをよみなはれ。
同じジブリだからとても解りやすいよ。
どっかから引っ張ってきた知識とかさ、人を貶める言い方しといて
どこに原典があるんだって聞くのは、アホそのものだと思うがね。
せめて自分で調べようと図書館にでも行く勇気はないものかね？
最近はぐぐれば出てくるっていうお手軽な箱もあるみたいだけど。

こうやって結局お互い人格攻撃になってくのは
傍からみててもつらいものだな

まあ確かにパヤオ師がナウシカやもののけで描いたような原生林に覆われた「凶暴な自然」とやらは出てきません罠
どっちかというとトトロ的な里山風景つまり「飼いならされた自然」に近い
まあだからといって高畑が宮崎の真似をしなければいけないということもないし
かぐや姫のいう自然が人間主観であってもなんら不都合は無い罠
かぐや姫は獣になりたかったわけでも草木花になりたかったわけでもなく人間になりたかったのだから

そもそもパクさんパヤオともに純粋な自然賛美は児童向けのそれこそハイジ、アン、トトロでしかやってなくね？
この作品に限ったことでなくジブリ作品においては、作中の構造を自然=善、文明=悪というただの二極化した対立として捉えると
その価値を大きく見誤ることになるぞ

でも穢れてなんていない

>>771
月のおもわくどおりだな

>>770
で結局>>761て書いた自然に涙する大衆はアホってのはどっから来たのかな？
自分で好き勝手に他人を貶めて、「自然は甘くないんじゃ」とか誰でも知ってることを
偉そうに書いて、人間のエゴがなんだと言って、具体的なことは全部ググれとか
全部破綻してるわな
図書館に行く勇気？お前はまずその歪んだ眼鏡を外せるように他人とリアルでコミュニケーションを
取れるようになる必要があるな、でも結局お前自身が人格攻撃に走っちゃうってオチだもんなあ

大衆 ＝ 自然は優しいから自然保護とかアホぬかす
俺様 ＝ 自然は厳しい漫画版ナウシカを見ろ
とか言ってるからカチンと来る人もいるんだよ
俺は厳しい現実を知ってるぜみたいな
おもひでぽろぽろ見て「農家の嫁になれってことか高畑は糞インテリ」とか言ってた
当時の半可通を思い出すわ

月の世界に比べて人の世が穢れているのだとしても
かぐや姫はその穢れを慈しむべく人の世へ降りていくが
人の世なるものが自然に比べて穢れているとするならば
人の生き方を辞してまで自然に降りていくことは
人として許されざる罪であったということだ。それが結論

故にこの物語の構造を一貫した自然賛美だと看做すのは難しい

>>776
人格攻撃したのは君が最初だから。ちゃんと自分のログを読み直そう！

自然は厳しい発言は、自分の研究からきてるんだけども
（日本の宗教観、自然観などを研究している）
論文嫁つーても意味わからんでそ。だから漫画版ナウシカと書いたんじゃ。
こういう道に入ったのもジブリがきっかけではあるんだけどもね・・・。
だからこそ彼らがつく嘘に我慢がならんのさ。

＞＞７７７
まぁカチンとくる言い方だったかもしれないね。そこは謝るわ。
どちらかというと、自分は高畑への怒りがあるのかな。
影響力の強い人たちなんだから、思想を安易に練りこまないでほしいと。

昔共産思想にかぶれた人間より。

>>778
そこの穢れの思想は神道と仏教で説明がつくと思うけど。
ただ姫がそれは否！と言い切ってしまうあたりがね。
主人公が否！と言えば、そうなんだと思ってしまうでそ。
物語の構造から姫の意図を探れ、って作品じゃないんだからさ。

まぁもう寝るんで、自分にかみついてる人はログでも書いといてくだされ。
起きたら読むんで。

で？
そもそも
なうシカってなんなの

おもひでぽろぽろも田舎のどん詰まりなとことか無神経なとことか描いてたし
最後タエ子が選んだ道もあくまでもさまざまな生き方の内の一つだしなあ
小5タエ子たちが不安そうな顔で見てるあたりも、安易なハッピーエンドじゃないことを示してる
お客様じゃなくなった途端嫁いびりが始まるんだきっと

それはともかくこの作品でいえば月と捨丸の描かれ方が、安易な作品じゃないことを象徴的に示してるぜ
詳細は何回も言われてるから省くが

>>779
おいおいおい、結局お前なんなんだ、興奮して安価もミスっとるし
大衆だのなんだの自分を棚に上げて相手を貶める論調が想像以上に気持ち悪いから
そう書いただけじゃねーか、ログ見直すって、まずこれ>>761読み返す必要があるのお前よ

共産思想はジブリアニメや古典を楽しむ為には余計なバイアスでしかないから
まず初めに観る方が一旦そのバイアスを取り外して見る努力をしてやる必要があるな

そうして観た上で一体どのような文脈が潜んでいるのか？を敢て探るのもいいだろう
「左翼」という言葉は19世紀のフランス議会に起源を持つが、
そこで生まれた概念を含んだいわゆる「左翼的な文脈」(自由平等他)は現代社会においては
あまりに自明なものであるため個人の思想から「左翼的な部分」のみを抽出するのは難しい
とくにエンターテインメント作品として完成された一作品からの抽出となればなおのこと
だからこそ大雑把な言葉は使わずに、例えば御門を侮辱する表現であるならば、それが皇室廃止論とどう結びつくのか？
皇室廃止論が仮にあったとしてその作品は共和制を礼賛する性質を持つのか？など細部を丁寧に抽出していく必要がある

左翼だ→アカだ→だからダメだ。なんて話はそもそも理屈として成り立っていないのだ
詳細を抜き出すのが困難だという理由で説明を投げ出すのならば、傍から見た場合にそれは中傷と区別がつかない

言いたいことがあるのならばなるべく詳細を、丁寧に、伝える努力をしてみようｗ

>>782
タエ子もよく見れば、田舎に自分探しに行ったはずなのに、結局しっかりした価値観を自分の中に見出すの諦めて、全部男に丸投げしちゃったヤな女だしな
男は無理してかっこつけてるのに
高畑怖い

>>780
>物語の構造から姫の意図を探れ、って作品じゃないんだからさ。

いや、姫の行動から物語の構造が見える。それで十分だｗ

正直>>761は本だけで知った風になってる輩にしか見えない。
君がアホだと思っている大勢の人たちから見ると、君こそまさにって感じなんだろうね…。

ナウシカよりも“もののけ”のほうが自然に対する姿勢がわかるけどな。
ていうか“もののけ”のダークさはジブリの中でも断トツだな。
かぐやは外側だけダークだけど

物ノ怪ってホラーアニメじゃなかった？

子供に見せたらアシタカの真似ばっかしてるぜ
とくに腕が呪いで強くなるシーンがお気に入りですわ

羽衣伝説とのつながりがわからない観客が多いかも、と思った。
富士山と浜辺の親子。羽衣が少しでも絵に入ってたらわかる人が
多くなったかも。このシーンと姫が罪と罰を語るシーンが重なる
ので観客の多くが？？？となったと思う（姫の語りが頭にはいら
ずに、あの浜辺の親子誰？となる）。

姫が悲しい恋（羽衣伝説）に憧れる少女期であったことや、
捨丸と空を飛んだのも羽衣伝説の天女がやれなかったことをやろうと
したわけだし。

あと、もう少し月の世界の羽衣天女が美人（おばさん顔でなくて姫に似た
お姉さん顔）に描かれてたなら、観客にわかりやすかったかも…w

いやそれも含めて現実的だよなぁ。駆け落ちする二人が美男美女とは
限らないのと同じで。

まんま羽衣伝説が元ならあの天女は水浴みのために地上に降りたんだよね
そんな軽い理由でいいの？ってそこだけは疑問

>>791
自己完結。
月の羽衣天女は「母」になった、として描きたかったわけか。
姫はこの天女が「地上」を想って泣いたと解釈したけど、実は
「母」として子を想う側面が強かったのに、姫はそれには
気付かず悲恋のみに憧れてしまったのかも。深いなぁ。

>>792
確かに。鳥が水浴びするように簡単に地上にこれるじゃん、
というわけですね。
姫が飛ぶのにも羽衣いらなかったし。
ここかぁ。私がちょっと混乱したのは。

そうかぁ。月の羽衣天女は、姫と別れた後の媼と同じ立場なんだ。
あぁ、誰か辻褄の合う羽衣伝説とのつながりを解説してくれないかなぁ。
この映画はもう少し長かったらしいしカットされたシーンが観たい。
Blu-ray は完全版でお願いしますw

なんかこの映画寂しい感じがした。
あんな広い御屋敷に、登場人物が爺婆姫の３人が多かったもん。
いつまで続くんだ、この映画は。と思った。

姫は疾走シーンでもわかるように他の月世界住人に比べて人外の力簡単に発揮できたのかも
なんせ姫だし特別なんだろう
というかあの羽衣の恐ろしさはむしろ記憶・感情消去能力にある

それはともかく忌み地である月になぜあの天女は来たのだろう
あるいは姫と同じく罪として堕ろされたというループ構造になってんのかな

>>760
帽子、どう間違ってたの？

>>779
君は頭が良さそうだから予言しとくが、10年後くらいにはこの作品への評価も
変わってると思うよ。
自分にとっても原作のナウシカは一つの頂点だが、宮崎駿はあそこから一歩も
逆行してないし、高畑だって持ってるテーマが一貫してるだけでスパイラルを
描いて進化し続けている。ぽんぽこはもともと失われる自然が大きなテーマだから
ちとロコツだったが。
二人とも、自然・都会とか、権力・民衆の二項対立から死と生の「対立として描けないもの」
にテーマが移行して行ってるんだよ。これを実感するのは三十代では難しいかもね。

むしろ人生を問い詰めるという点でハードな作品だよ。

>>797
姫は月の世界でも姫、なるほど。
月の世界でも月の父王の監視の下、お屋敷に閉じ込められてるのかも。
下級の天女は地上に遊びに行けるのに。羽衣天女は子供作った罰で
地上に帰れない？
あと、姫の言葉を遮るように羽衣をかけたのは月の母？
１回目は、非人間的な無機質な対応に思えた。けれど、２回目観たときには、
これ以上はあなたが悲しくなりますよ、と情けで姫の言葉を遮るように
羽衣をかけたように思えた。

自分もこの映画は現時点ではそこまで評価できませんでしたね
鑑賞時の体調も（とにかく眠かった）多分に関係してるのかもしれませんが

理由はフレッシュなものを感じなかったから　この一言に尽きるんですが
これって人生で溜りに溜まった垢を落とすための映画ですよね　やっぱり

本当の天才なら（自分の中での勝手なイメージ）
ここにきて　どうしょうもなくフレッシュなものを作れちゃったんじゃないかとか

この映画は逆に　死ってものをリアルに実感してる人が描いたものだなと
思いました


あとID:Wj2pUnz0に対する反応が　傍から見てると
いわゆるそっち側の人の「総括」に見えて嫌ですね

自分と相容れないからと思想、人格的な個人攻撃を執拗にすると
カルトっぽくなりますよと

>>760
すごい長文だけど、↓以外誉めてるかただの感想だよね

＞ぶっちゃけ、ジブリの自然賛歌、人間賛歌には反吐が出る。
＞裏に現代社会やら科学やらへの軽蔑が潜んでいるだけに、ああ、高畑のまた悪癖が出たな
＞って感じたわ。
＞パヤオ、高畑の中には共産思想が潜んでいて、今回もそれを感じたわ。
＞帝の描き方のあの悪意。
＞帝の帽子も間違ってたし。あれ、修正はいるか？
＞色々言いたいことが溜まった映画だった。
＞あ、ちなみに昔はジブリ大好きな人間でした・・・。だからあの所の偽善が目についてたまらないのですわ。

どこに共産思想が潜んでいるの？
帝の悪意ある描き方って書いてるけど、その後割と紳士的に描かれてたって評価してるし。
アゴのこと？美男子に描かれてれば怒らなかったの？

「あの所の偽善」って、「裏に現代社会やら科学やらへの軽蔑が潜んでいる」のこと？

汚れたこの世（現代社会に置き換え可能）でも生きる価値はある！清濁併せ呑んで生きよう！て話じゃん
軽蔑とか感じないわ

>>802
そっち側ってのが何なのか抽象的でわからないよ
むしろ極論を最初に振りかざして大衆はアホだのなんだのって、この映画の評価に関係ありそうで
全くないことじゃね？いい加減なことを言ったのはID:Wj2pUnz0こいつだろうに
偉そうで気持ち悪いんだよねこの頭でっかち君が、他の人の反応は知らん

>>803
「共産思想」の悪いところはすべてを唯物史観の色眼鏡で見て物事の実態を
規範論的にとらえすぎるところにある。
ところが>>760氏は、その同じ悪いところを自分がやってしまっているのに
気づかない。
かくいう自分も帝の描き方を見てちょっとそういうのがよぎったのだが、
ほとんどの観客は好意的とは言わないまでも大した悪意は感じていない。
その「悪意」を「自分は理解できるんだ、なぜなら作り手が共産主義だからだ」。
そりゃ作品も素直に見られないって。

自分としては「早く気づかないと、気づいた時には帰る（死ぬ）時だよ」
という年長の好々爺からの優しいメッセージなんだけどな。何に気づくか？
それは各自で感じて。

御門は瞳が美しかったことを忘れないでください…
なんであんなにきらきらしてるんだｗ

共産主義なんてのは山賊が理屈で成り上がった姿。

ところでかぐや姫がわがままって
よく言われるけど
黄金や着物はそもそもかぐやのものでしょ？
じじいが勝手に使うのを
許してるだけでも
かぐや姫は親孝行だと思うんだけど。

本来なら絶対に興行的には苦戦するタイプの作品。しかし、ジブリのブランド
力とプロモーションの力で、興行的にも成功しつつある。作品本来の評価と興
行成績共に恵まれるなら、ファンとしてはうれしい

自然賛歌や人間賛歌の映画とかいっちゃてる時点で、映画を本当にみたのか、理解できたのか怪しい。
高畑の映画だからと、見る前に最初からレッテル貼ってんじゃん

>>808
金品はかぐやが不自由なく暮らすためにかぐやの父親が与えたものであって
かぐやが親孝行するために自分で得た金でもなんでもない

>>755
「罪と罰」が劇中で何度も出てきてるのに肩すかし・・・ならわかるけど
「宣伝コピーで罪と罰と言ってるのに」というのは宣伝の評価にはなっても
作品の評価にはならないよね

>>810
俺には
大自然の前に人間はひれ伏せやオラァ！
それを承知した上で苦しんでも生きろ
ってメッセージにしか見えなかった

>>810
本当にそう。自然讃歌、人間讃歌になんて見えない
姫の里への憧憬は>763の書いた「自然と田舎の美化に見せかけた子供の頃の記憶の美化ってﾐｽﾘｰﾄﾞ」だし
その美化と対比させて一貫して地球の穢れを描いてると思うんだけど
（対比は月と地球であって、里＆自然と都＆人ではない。モノクロ／カラーであって善／悪や美／醜ではない。）

>>810
それ、ものすごく感じる
共産主義って言いたいだけちゃうかと

窮屈な貴族の生活を捨てて山里で暮らしたいみたいな話は
平安物にしょっちゅう出てくるテーマで
「高畑が作った以上共産主義だ」とか言われてもうーんて感じ

>>755
わからない人には、そもそも何でそれが罪と罰になるか理解できないんだよ

そもそも生まれたことを罰とした原作の仏教的表現に着目し
罰があるなら罪があるだろうという曲解のもと、しょーもない罪を持ってきて
物語の背景にしてしまったことが失敗なんだが
普通の感覚ならそこがまったく理解できない
おバカはあまり考えずにスルーしてしまう所

>>814
賛歌どころか、本作では自然など刺身のツマに過ぎん
まあ生命賛歌ではあるがな
人間に対しては、賛歌ではなく哀歌

結局かぐやが幸せになるルートは存在したのかね

>>817
「竹取物語」でかぐや姫を迎えに来た天人の言葉は

「かぐや姫は、罪をつくり給へりければ、かくいやしきをのれがもとに、しばしをはしつるなり」
＝「かぐや姫は罪を犯したので、翁のような卑しい人間のところに、しばらく滞在なさったのだ」

はっきり罪と言ってる

>>817
正直俺もバカな方なんだけども、観終わって他人の感想気になってレビュー見るまで
罪と罰とか気にしてなかったのよ、キャッチコピーも知らなかったし。なのにそのことがやたら書いてあるから不思議だった
というかたぶん俺はあなたの書いてあること理解できないおバカ側かもしれんね...

>>817
あのー罪ってのは原作に明記してあるんですけど

>>819
かぐや姫は地上の素晴らしさを理解したことで一つの収穫であった
かぐや姫は天上人だから、この出来事はほんの一瞬の経験に過ぎない。

だから地上で幸せに暮らしても、それはハッピーエンドの一つだが真エンドではない。

真エンドではこのあと1000年後に王位についたかぐやが地上と天界に交流を持たせ、世界を一つにするという
レベルE的で壮大な終わりがある

>> 823
> 真エンドではこのあと1000年後に王位についたかぐやが

機械化帝国の女王として宇宙に君臨するのですね…

>>823
ラーメタルは地球を離れたし、プロメシュームは闇落ちするんだが

意外と隙がない内容だけど難しいからある程度思い入れあってよく考えないと理解はできないし面白くないだろうね
ようは考察厨向け
でも唯一の突っ込みどころは「10年は帰ってこない」→せいぜい4、5年後「俺達今帰ってきたとこなんだ」

月に帰ったのはいいとして
そこで終わらずにもうワンシーンあれば良かったのにな

エンディングスクロールのあとに、絶対なんかあると思って誰も立たなかったぞ

最後にいつものジブリの絵で現代の親子兄弟が楽しそうに散歩してる絵とか入れてやると
鬱が加速しただろうに

駆け落ち結婚させてみて
苦労の末
「もう、嫌」と娘が思ったら
連れ戻す親にも似た月の住人。

迎えに来たのは阿弥陀如来御一行だけど
姫を地上に落としたのは父王らしいからな

『好き好き魔女先生』や『セーラームーン』も竹取物語が原作だったんだよね？
あ、ついでに『ウルトラマンA』もな。

朝倉さん、ほんと姫に似てる。
http://yaplog.jp/cv/mimimimi31/img/38/img20090613_p.jpg
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/K/KUMICHO/20080922/20080922233923.jpg
http://blog-imgs-41.fc2.com/i/n/f/infinitesmile/asakuraaki2008-015.jpg

帝が愚かしく描かれてるとかそこから監督のポリシーがにじみ出てるとか
そういう意見を時たま見るけど、この映画って帝に限らず
育ての親の翁から一応のヒーローである捨丸まで男は全員愚かに描かれてるよね
かぐや姫をちゃんと受け止められる男がいちゃいけない世界って事だな

右とか左とかは　この際どうでもよかったんですが

この映画の表層的な世界観を
自然＝若さゆえの無垢・無鉄砲さ＝善
文明＝規範と格差により雁字搦めの老獪さ＝悪

という一応の安直な二項対立に便宜的にも置き換えるなら

もう高畑さんも文明にどっぷりと浸かってきた側なわけでして
文明社会の原理にガッチリはまって成功し　そして老齢を向かえた才人に
そういう構造を前提で　語られてもなぁというのか

その根本的なハンデを覆すほどのなにかは感じなかったんですね

絵も　止めようもなく出てくる感情というかんじゃなく
計算された理論でつくられていているようで　リビドーの刺激を感じないというか　
どうしても空々しく感じてしまった

そもそも
現に年とったひとが　若者？（無垢な欲求）を代弁したようなつくりに
大きな矛盾というか　何か違和感を感じてしまう

これは何か現代（高齢化社会？）の構造としてのジレンマがあるのか分かりませんが

むしろ来迎のシーンに劇中最も生々しさを感じて
ああやっぱりなぁ〜　そうかぁなるほど　と思ってしまいました

自分的には　ジブリというこれだけの大きなブランドを築いたからこそ
もっと言っちゃうとセールですよね（これに関してはパヤオさんに大きく依ってる）
それを上げたからこそできる

最後に傾聴するべき贅沢でありがたいご高説であり　でもそれ以上ではなかったような
そういう感じは否めなかったですね

これが無教養な自分の現時点での感想です

10年後には忘れられてるか、「アニメ映画のシェンムー」扱いになってる気が

壺に頭から突っ込んで落ちて、会場は笑いが起こってたけど
その後死んだって分かったときギョッとした。
「いじめ問題」と同じだな、こういうことかと思った。
いじめだって、やってる最中は面白い、ことの重大さにも気づけない。
しかし相手が自殺して、初めて気づく。

なんか日に日にこのスレのレベルが上がってきて辛いわ、勉強してこよ

まあ俺はアゴひど過ぎてめっちゃ笑いそうになったがw

>>835
俺は原作知ってたから驚かなかったけど、
ああいう展開になると冷水浴びせられた気分でちょっと我にかえるだろうね。
いいことか悪いことかはわからんが。

>>835
というか頭から壷に突っ込んでんのに腰いためて
やがて死んだってなんか変だなって思った
首折って即死だろ。こっちが聞き間違えたのかな

>>839
何故か首じゃなく、腰の骨と、女童子が
申しておりました。

>>831
お、おう。

>>831
ひ、姫ーー！　地井翁

>>839
腰って言ってた
私は鎖骨とか肩の辺りの骨がヤバそうと思って見てた

神などいない。命そのものの起源としてありうるというだけ。
かぐや姫は月（神）から生まれたが地球にいる間は人間であって人間でありたいと望んだ。

我々は皆かぐや姫のと同様の根っこを持っている。我々の起源は誰もわからないし、どうにでも考えられるからだ。（月から生まれた可能性ですら0ではない）
ただ、誰もがかぐや姫にはなれない。この現実社会と向き合った時死を選ばなければならないほど美貌・感性・知能を兼ね備えてないからだ。
多くは幼いころから皆かぐや姫になることを夢見る、もしくは望まされる、だが多くはかぐや姫なることもできなければ、成れたところで月に帰らず立ち向かえるものなどいないだろう。

そもそも我々は何なのかと言う問いの答えは人間社会に都合よく転がっているのか？命そのものの瞬きの中にほんの少し見える光を感じ続けられる人はごく限られているのかもしれない。少なくともかぐや姫の存在は1000年前と何も変わっていないのだから。

>>814
> 対比は月と地球であって、里＆自然と都＆人ではない。

ほんと、そう。これ重要だね。
都じゃなくて田舎なら、帝じゃなくて捨丸とならかぐや姫が幸せになるかというと全然違ったという

帝の描き方がひどいとは全く思わなかったけど、最後にちょっといいところ見せたほうが
後味がよかったんじゃないかなと思った

>>833
二項対立に置き換えるなら個人的に
地球＝自然・文明含む生全て
月＝浄土・清浄・無垢・死
だと思う

確かにかぐや姫は貴族の生活を嫌がって時折山里に帰りたがっていたけど
都の生活はきらびやかでユーモラスに描かれてるから単純な文明批判でもなかろう
もしそうなら捨丸と逃避行する話になちゃってただろうし最終的にかぐや姫は地球全体を恋しがっていた
「嫌だ嫌だといって何もしなかったけれどあの時もっと自分に正直に生きていれば…」
みたいな後悔と情念と煩悩満載の話を客観的に見せてるから説教と捉えられるのは仕方ない
でも視聴者を気持ちよくさせるだけのあま〜くてトロ〜ンとする映画よりある種誠実だと思うね
リビドーを刺激して感情を揺さぶりキャラに激しく思い入れさせるより
一歩引いて見せて理性に訴えかけキャラに対して思いやりの心を持ってもらう
これは常々高畑勲が言ってた手法でまぁ好き嫌いはあるから無理に褒めなくてもいいと思う

この映画仏教やら人間やら自然に対してすら悪意がほとばしってて面白かったが、
解らん人には自然賛美、人間賛美の感動作に見えるのだろうな。
良く見ると、あれ？みたいなのは高畑ホント上手いよな。火垂るの墓とかおもひでぽろぽろもそうだったし。

>>846
いや原作の扱いと比べたらかなり酷いっしょ
五人の貴族は元々あんなもんなんだけど
お姫様が王子様と恋をするのは世界中にどこにだってある話なのに
外国だったら新解釈とか言って新しい映画作れちゃうくらいの改変ぷり

>>845
でもかぐや姫自身は高貴なお方達より捨丸の方が好きだたわけだし
虫やら鳥といった類いも好きで山の暮らしもそう悪くないと思ていた
本人にとっては捨丸となら幸せになれたんじゃない？端から見れば貧乏で苦労して不幸に見えそうだけど

２項対立で考えるのって便利だけれど
あくまで考えやすくするために
一部を切り取って分析する方便であって
そこから全体の解が導かれるわけではないです。

ルービックキューブの一面だけ揃えても
それで完成ではないように。
これは良いたとえではありませんが。

都で盗みやってたとこで見放してるの見ると、ガキの頃ならともかくあのまま続けるのは微妙そうだったな。
あのシーンは自然と本物を生きるなんて言っておいても
結局自然なんてどう移ろうかも解らんものとべったり付き合えば
動物よか自然と距離感のある人間じゃこうなるってとこだからな。
結局かぐや姫が昔見た幸せになれた可能性だけしか残ってないのが容赦ない。

>>850
かぐや姫の気持ちわかるって言ってる人誰一人として捨丸が良いって言う人いない
逆に男の人は貴族たちより美化した不良選ぶかぐや姫に萌えてるみたいだけど

現在進行形のかぐや姫はここにはいないか。お前らの話はまるで他人事のおとぎ話だもんな。

>>853
>かぐや姫の気持ちわかるって言ってる人誰一人として捨丸が良いって言う人いない

この例が具体的に誰の事なのかよくわからんが
都に行かず山里で捨丸達と暮らしてた方が姫にとっては良かったんだろうなぁ
ってのは割と率直な感想なんだけど？何か問題あるのかこれ

だんだん、御門のアゴはステマだと思うようになってきたな。
たぶん、2ちゃんねるあたりで「あれは不敬だ！」なんて盛り上がると
話題になる。観客動員に影響する。見に行くと大したことではない。
しかしあのアゴは・・・>>また話題。

だから「左翼が作った自然礼賛皇室批判映画！」なんて書き込むとたぶん
鈴木の手のひらだと思うわ。

捨丸は次男だし、竹取の家に婿に来て暮らしたら幸せそう
ただし月から金が来たら台無し

いろいろ時代考証がわからんのだけど
お歯黒つけたら大笑いできないの？
お歯黒をつけるような位置の人が大口を開けて歯を見せることはない、のだろうけど
だからつけたら笑えない、とつながってるのかどうかがよくわからんかった

御門の声優って誰？そもそもかぐや姫の登場人物はすべて声優の顔に似せて作ってあるよ。

最後に女童が歌いながら出てくるところにちょっと違和感感じた
あそこは翁にもう一度「ひーめ！」「ひーめ！」とやらせるべきだったと思う
異論は認める

>>858
七之助だよね、あんなアゴじゃないよー
全てってことはないと思うけど、橋爪功はすっげー似てるね

>>857
口を激しく動かすと鉄漿水でつけた黒色がハゲてしまうかな
相模くらいになると染まりきって塗らずとも真っ黒かな

高貴な男女が眉ぞりしてお歯黒するのは
眉が動かないのと口を開けたときに歯が見えないことで
表情が曖昧で読み取りにくくなるから
身分の高い人は表情を読まれてはいけない

笑えないというより笑っても伝わらないなのかな

>>860
なるほど〜だとしたらあの顎は盛りすぎだねｗ
完璧なイケメンであの御門なら押し倒されてもOK〜なんて思われちゃ困るんだろうな・・

この程度の描写で帝に不敬だとか
サヨクだとか言って作品を全否定するんだったら
平家物語も太平記も絶対認められないと思うけど。

サヨク批判する人って
かけらも読んだことないのかな？

>>861
ふむふむありがとう
あれにはそんな背景があるのですね。わかりやすかったです

>>855
姫はそう考えていたかもね
でもほとんどの観客は「里で捨丸と生きたら生きたできっと『こんな生活嫌！』と月に助けを呼んでたはず」と考えたんじゃないかな
捨丸にしても里にしても「子供時代を過ごし、今近くに存在していないから」ゆえの姫の美化
実際そんないいもんじゃないってことで、貧しさゆえの盗みや捨丸のクズ男設定を描いている

>>864
横から失礼ですが
笑うとお化粧がはがれるからという理由もあったそうです。
重ね着しているだけなので
着崩れするからあまり動いてはいけないというのもありました。

姫にとって幸せだったのは飽くまで無知な子供としての山での暮らしなんだよ
ある程度成長してからは、もうどこに行っても一緒
大人になるってそういうことだと思う

>>866
ありがとう
お化粧も分厚かったんですね。
「一休さん」でやんちゃ姫がやんちゃをやめて化粧したけど
喋ったら化粧がパリパリっとハゲたの思い出しました。（あれも、自分を殺して周囲に迎合しようとする回だった）
服も面倒なものだったのですね。
でも今も今で面倒か…ピンヒールとかね、走れないよね

>>868
どういたしまして。

今も昔もおしゃれはガマンですよね。

自分を貫いて社会で戦ってる現代のかぐや姫へのエールでもあると思う
社会に従順になれでもないし一切を拒絶しろでもない

>>760-761みたいなのっておもひでぽろぽろの頃の的外れな批判からなんも進歩してないんだなって思うわ
おもひでやかぐやが自然賛歌に見えたなら鑑賞が浅すぎるとしか言いようがない

もうちょっと手応えのある批評が読みたいんだけど中々出てこないね

>>870
そうだね。いろいろな意味で戦って負けようが勝とうが、かぐや姫であり続けることをやめない人を応援したいし、そうありたい。

かぐや姫が都を逃げ出し里山に帰ったけど、最後に雪の中で
倒れてしまった時に「私、この景色みたことがある」と言ったんですが、
かぐや姫は雪の景色を以前どこかで見た事があるのでしょうか？
（かぐや姫ははじめての冬だったと思ったのですが）

おしゃれはガマンですね…

しかし赤ん坊姫超絶可愛くて、かわいすぎでちょっと泣けた

だいたいおもひでぽろぽろで高畑が一番言いたかったのは都会の人には自然に見える田舎が人間の手で作られた人工環境だってことだろ。

>>873
雪山＝死の世界＝月の世界と感じたのでしょう

>>867
このかぐや姫が貧しい暮らし続けてたら
別の方向にやさぐれてた気がするよな

例えば
竹細工を売りに都に行ったはいいけど
自分はボロを来て、化粧もしてない…
(中略)
いろいろあったけど、私は元気です

あーこれ見たことあるわ

ババアになっても空を飛んで魔女みたいなかぐや姫って話も・・・あっそうなると城も動き出しちゃうか

>>761　自然はあまくないというのは、随所でみられていたと思うけどなぁ。
わかりやすくはないかもだが。

たとえば、うり坊のシーンとか。
捨丸にいちゃん助けてくれたけど。

>>873
月の風景だろ

>>877
小さいころーは神さまがいてー♪

>>876
暗喩じゃない。
実際に白っぽい月世界の描写ありました。

かぐや姫Ａ＜アポロが持ってきた旗うざい。

かぐや姫Ｂ＜アポロは月にやってきていないわ。

>>876>>880
そういうことだったんだね。
教えてくれてありがとう。

もう１回見に行きたい。

雨宮さんのブログ、何気に読んでみたが、自分も不覚にも
目から汗が。

かぐや姫Ⅽ＜アポロの食べ方は上のイチゴを先に食べるのよ。

>>865
どのみち捨丸と暮らしても大変だろうけどさ
帝に求婚されて「結婚するくらいなら死にます」
とか山里ならあんなに追いつめられてしまうか？とは思う
最高権力者に迫られて地上に逃げ場がないから月の助けを呼んじゃうわけだし

>>887
山里の大変な暮らしに比べたら
帝が来てうんぬんなんて凄い小さい事のように思うけど

これはかぐや姫本人の問題じゃなくてそれを取り巻く社会
神（人間が作り出したもの）も含めて世界はいったい何なのか？
何のためにあって人間はどう生きるのか？それを考え行動する自由が今この世界にはあるってことだろ

誰を愛しどう生きる？生きながらかぐや姫であることもできるし、かぐや姫をやめることもできる、勇気と覚悟さえあれば。

>>888
それが父ちゃんとかサガミとかの考え方そのもの
そしてその考え方こそがかぐやを幸せから引き離していた

幸せ（生きることそのもの）を引きはがしたのは名目上月（神）の人だけど
そんなものはいないわけでかぐや姫自ら幸せになる術を放棄した（自殺した）と言うのがこの話（高畑功作）の根幹だと思うけどね。

>>887
そうかもしれないし、里では死にたいくらい嫌とか悠長な話じゃなく実際死にかけてたかもしれない
というか問題はそこじゃなくて
「ここじゃなければ」と他の世界を美化して現実逃避する人が、もし実際そうだったとしても
きっとその世界でも「ここじゃなければ」と現実逃避してただろうって話。
姫も「里なら」「兄ちゃんとなら」と現実逃避し続けて、目の前にある現実を生きることを放棄してしまった。
最後にそれに気付いて後悔したけど、もう遅かった。

>>833
単純な二項対立でなくて、
「二項対立なんてもので世界をわって、あれがわるいこれがわるいって悪者さがししてると、人生損するぜ」
ということを描きたいんじゃないか

絵がエロくないってのは、同意。品があって文句のつけようはないけど、理知的すぎる

これはかぐや姫本人の問題じゃなくてそれを取り巻く社会
神（人間が作り出したもの）も含めて世界はいったい何なのか？
何のためにあって人間はどう生きるのか？それを考え行動する自由が今この世界にはあるってことだろ

誰を愛しどう生きる？生きながらかぐや姫であることもできるし、かぐや姫をやめることもできる、勇気と覚悟さえあれば。

自然に帰りたいという思いは人類共通
ジブリや高畑に特別なものではない

例えば４世紀の詩人陶淵明の田園詩は万葉集にも影響を与えてる
この詩の訳を読めばその思いはかぐや姫と同じだとわかる
http://yamatouta.asablo.jp/blog/2009/10/26/4655668

幸せ（生きることそのもの）を引きはがしたのは名目上月（神）の人だけど
そんなものはいないわけでかぐや姫自ら幸せになる術を放棄した（自殺した）と言うのがこの話（高畑功作）の根幹だと思うけどね。

こうすればよりよく生きれたって気がつくのは、いつも死の寸前、チャンスが過ぎ去った後だよねっていう諦観の方を強く感じるけどね

高畑監督の作品には善人も悪人も存在しない
どの作品にもこれだけは一貫してる
これ大事な

おはよ

自分が書いた文で誤解があったので書いとく。
帝の描き方がアレなんで＝共産主義だ！と言ってる訳ではありません。

別にアゴでもそれは描き方でしょうし、特にどうとも思っていません。
共産主義が潜んでると書いたのは、かぐや姫が成長するにあたって
描かれていた自然賛美、都に行ってからの里山への憧憬
捨丸と出会って自然よ私を受け入れて！のシーンですかね。
古典文学にはありがちなテーマではありますが、パヤオが最近言っている
文明はおしまいで、自然に人間は帰るべきだ、という言葉がオーバーラップして
見てられなかったっすね。ジブリの背景絵画は絶品なだけになおさら。
自分は幼い頃ナウシカを見て、そういう思想にかぶれてしまったので
うっすらと混ぜ込んである悪意がどうしても受け付けませんでした。ってこと。

帝の帽子の間違いについて

ttp://www.h3.dion.ne.jp/~tsutaya/newpage27.htm

このサイトに写真があるので参考にしてもらえると解りますが
後ろの黒い長いもの、帝は立たせるんです。
映画の様に下にたらすのは文官であることを示します。
（五人の求婚者がそういう形であるので解ると思いますが）
ちなみに丸くセットされてるのは武官のしるしです。
帝は誰の部下でもないので、上に立たせるんですね。
もし、これが邪魔という事なら、紙にたばねて、折り重ねます。
間違いというのはその部分です。

>>896
ID変えてまで二回も言うならせめて「高畑勲」の名前を間違えんでくれ・・・。
せっかくだからパクさんも「パヤオ」みたいな略称ができて欲しいなあ。
「紅のカバ」とかどうだろう？

>>899
まあ
>>805
に書いた通りだが、まあ、俺が「ガンダム00」のニ期に絶望した時を
思い出せば嘆きはわかる。でも高畑さんはパヤオほど二元論じゃないよ。
素直に見直せばわかるはず。

>>899
自分も含め沢山の人がこの映画は自然賛美なんかしてないよってレスしてたんだけど、見てない？
自然への憧憬はミスリードって意見も無視？
なんか、二元論に囚われすぎだと思う

>>899
あんまりニュートラルな目で見れてない自覚はあんだな。アナフィラキシーショックみたいな過剰な防衛反応に見えるぞ

>>901
高畑さんがパヤオでないのは解ってるんですが（自分的に一番好きなのは火垂るの墓なんで）
今回は、パヤオが作りそうな映画だなーと感じたので。
仏教から見たかぐや姫に関しては、自分、上に書き込んであるのでご覧ください。
（これについての批評や反応がないのは何故なんだろう？）

>>899
自然賛美が描かれているという理解自体が間違っているという指摘がたくさんありますが、それは置いといて、
なんで自然賛美したら共産主義になるの？

よく知らないけど私有財産制の否定が共産主義なんじゃないの？

自然賛美＝共産主義って常識？
教えてください。

>>899
宮崎と高畑の自然観を誤解してると思う。
高畑の自然観は柳川堀割物語に端的に出ている。これ見た？

>>902
別に自分は二元論だとは言ってませんよ。
かぐや姫の大きなテーマの中に、巧妙に混ぜ込んであると書いているんです。
なんつったらいいのかな？今でいうステマ？みたいな。
テーマ自体は皆さんがとっくに論じているので、自分は書きませんでした。

望郷の思いという意味ではそれこそ誰だって感じることだ
万葉集の防人歌を読んでみればいい
あるいは李白の静夜思とか

生まれ育った里山から引き離され都で窮屈な思いをしてたかぐや姫の気持ちも同じだ

これを近代的価値観だのなんとか主義だのと批判するのは的外れ

共産思想＝自然賛美ではないのではないか？について

共産思想はその多くがソ連崩壊で思想を捨てた人が多いんです。
で、そういった人がどういう所に向かったかというと、自然賛美と呼ばれる場所です。
シーシェパードなどは、端的な例です。
社会党や共産党が、例えば、米軍基地をつくるにあたり
現地の自然が壊されるから反対、などと言ってますが
まぁ、そういう事です。これは語りだすと長くなるので、自分たちで調べてみてください。

>>909
じゃあ自然賛美＝共産思想じゃなくて
共産主義の人が自然賛美を利用しがちってだけじゃん

またあとでこれたらきますが、これないかもしれないので。ではでは。

宮崎と高畑の田舎の自然(里山)観は持続可能な工業化社会と何ら変わらない。

堀割では人工の運河を人間の知性の成果と賛美している。

ここを埋めて道路にすることを疑問視しているのは石油文明が持続可能でないからで、人為を否定しているわけではない。

外国軍を歓迎するのは売国奴だけだぞ

>>899
http://pbs.twimg.com/media/BZ66-WxCMAAzbGO.jpg
垂れてるやつ？

>>904
輪廻転生をどこかの本で読んだ教義通りのゲームかなんかみたいに解釈して
「クリア」なんて表現使ってるうちはわからんんだろうなあ・・・。
まあ、「増長もまたよし」（逆境ナイン）。若いもんがあんまり無常とかわかり
すぎるのも気色悪い。どんどん批判すれ。
高畑さんも「年寄りはどんどんインターネットすべし、だが若いうちは…」
と言ってる。
せいぜい岡田みたいにならんようにな。