1 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:
2 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/25(月) 23:59:46.70 ID:g/O6Cja7
5 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 00:00:38.26 ID:duRx+rbj
写本だから原作なんてないとか詭弁言ってる奴がいるけど、
じゃあ源氏物語はじめほとんどの物語がそうだろ。
子供が駄々こねてんじゃないんだから。
見た後に、こんなに議論したい映画が初めてなんだが。
8 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 00:03:51.96 ID:/7NZPl7P
月側が身勝手すぎるってか
あれで穢れがない月の民ってw
お前らが一番穢れとるわ
Q.夢落ち2回って都合よすぎだろ?
A.あれは夢落ちではない
疾走シーンの後貝が割れていたことからもわかる
月はかぐや姫を監視していてどちらのシーンでも月が巨大化して激おこ状態になってる
姫が月に背き取り返しのつかない事態になったため飛天(クリオネ)の力で時間を操作し無理やり月のシナリオに連れ戻した
Q.回想シーンの月のおばさんと海辺の親子は誰?
A.静岡県にある三保の松原に伝わる羽衣伝説
海辺に松があり富士山が遠景に見えることから特定できる
羽衣を松にひっかけて帰れなくなった天女と人間の男が結ばれる物語
竹取物語の前日談としての羽衣伝説という位置付け
この天女が覚えていた地球の歌をかぐや姫が聞いてしまったのがすべての始まり
11 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 00:04:58.15 ID:duRx+rbj
Q.夢落ち2回って都合よすぎだろ?
A.あれは夢落ちではない
疾走シーンの後貝が割れていたことからもわかる
月はかぐや姫を監視していてどちらのシーンでも月が巨大化して激おこ状態になってる
姫が月に背き取り返しのつかない事態になったため飛天(クリオネ)の力で時間を操作し無理やり月のシナリオに連れ戻した
Q.回想シーンの月のおばさんと海辺の親子は誰?
A.静岡県にある三保の松原に伝わる羽衣伝説
海辺に松があり富士山が遠景に見えることから特定できる
羽衣を松にひっかけて帰れなくなった天女と人間の男が結ばれる物語
竹取物語の前日談としての羽衣伝説という位置付け
この天女が覚えていた地球の歌をかぐや姫が聞いてしまったのがすべての始まり
13 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 00:06:00.89 ID:duRx+rbj
スレ立て下手くそですまん
次スレ立てる方にはいささかコピペしにくくなったかもしれん
テコ入れのテレビCMには
女童の映像ばかりで作るといいと思う。
良い映画は売れると信じたいなぁ
なんとか口コミで広まってそれなりの興行収入残してもらいたい
そしていつかまたジブリにこんな作品作ってもらいたいと心から思う
反天皇制に反仏教。
本当にロックな作品だったな。
かぐや姫は。
>>6 アフォか差が小さい源氏の写本とは違う。
失われた原作の700年後の写本が最も古い。
wikipedia
成立年は明らかになっていない。原本の漢文は現存せず、写本は室町時代初期の後光厳天皇の筆と伝えられる「竹取物語断簡」が最古といわれ、完本では安土桃山時代の天正20年(1592年)の奥付を有する「武藤本」[1]が最古といわれる。
通説は、平安時代前期の貞観年間 - 延喜年間、特に890年代後半に書かれたとする。
元々、口承説話として伝えられたものが『後漢書』や『白氏文集』など漢籍の影響を受けて一旦は漢文の形で完成されたが、後に平仮名の崩し字に書き改められたと考えられている。
>>5 すまんダブったw
>>6 源氏物語もいろいろ議論がある
加筆の可能性も指摘されてるし
ただかなり早い段階から定家とか河内方とかの大物が研究保存してるから竹取物語よりは原型をとどめてるのは確か
逆に竹取物語は中世でめちゃくちゃになってしまった
スレ立て乙
月の世界はある種の理想郷だが
地上に住む俺だからこそ理想と思えるんだろう
地上という比較対象があってこそだと思うんだよな
月の世界しか知らなかったかぐや姫が、月とは全く違う世界があると知ってしまえば
それが辛く苦しいこともたくさんある世界でも、変化に富んでいて楽しそうだし、行きたいと思うのもしかたない
>>13 乙
テンプレは暫定的なもんだから随時加筆修正していったほうが良さそうだ
前スレ
> 948 名前:見ろ!名無しがゴミのようだ![sage] 投稿日:2013/11/25(月) 23:00:23.93 ID:u+eDTZ+9
> かぐや姫の感性が現代の自分達と同じなの
> は何でなんだろね
> 現代人の高畑勲が作ったから?
> あるいは現代まで残る物語の普遍性なのかね
ナウシカの元ネタの一つ「虫愛ずる姫君」読んでみ
平安時代に書かれた物語とは思えないほど、現代的な姫でびっくりするよ
虫の生態観察が好きで、年頃の姫君なのに男の子たちと一緒に毛虫取りに興じて
眉は抜かず、お歯黒は汚くて嫌いといい、親を困らせる
高畑版かぐや姫には間違いなく「虫愛ずる姫君」が入ってる
>>17 そこに書いてある通りw、元々は口碑の集積体と考えられるんで、
一人の作家によるオリジナルがあると考えるのが間違い。
一般のイメージが確立した段階のものが現代人に取っての原典でなんら問題はないの。
で、それを基にしてアレンジしてるんだからこれ。
平安貴族は現代人に似たところあるね。
極端なのが後白河院。
流行歌にうつつを抜かしたりエロイラスト同人誌作ったり。
「そう、どうってことないわ、生きている手応えがあれば」
は映画史に残る屈指の名言
正直途中までは俺は田舎より都での暮らしのがえーわとか突っ込んでたけど、そういう次元での話じゃないんだと
このセリフで認識
思い返すだけでも涙が…
>>22 >一般のイメージが確立した段階のものが現代人に取っての原典
高畑版かぐや姫こそ原典になる予感
帝が富士で不死の薬を云々って絶対加筆だろ
夜這いとか民間語源説ってやつだね。
>>26 難しいんじゃないかな。
名作劇場とかはそうなったと思うけど。
>>27 ダジャレは踏襲してるけどな
もののふ(士)が大勢集まった(富)から富士山とか
>>27 加筆の可能性が高いのは貴公子の求婚のエピソードだと聞いたことがある。
ヨーロッパでさえ高畑ハイジのイメージが浸透しているとか。
>>29 金ローで何度も放送してれば嫌でもそうなるよ
今日はじめて観てきたんだが
あの童歌の下の句(?)じゃないけどかぐや姫だけが知ってる歌詞になった途端に
音階がいきなりマイナーチェンジするのってアレかな
本来地上ではメジャー音階だったけど天女が月で歌ったせいでそうなっちゃったってことでいいのかな?
太陰暦とかでいう「陰」になるイメージで
かぐや姫がモチーフになってる創作はたくさんあるけど
一番好きなのは星野之宣の「月夢」
「かぐや姫の物語」もかなり好きだ
>>25 かぐや姫も都へ移住したこと自体は嫌がってないんだよね
汗かかない、笑えない、走り回れないっていう高貴な姫君をやってても
生きてるという実感が持てなかったというだけで
こんど女の子と映画に行く約束したんですけどかぐや姫は二人で見ても盛り上がりますか?
二人であそびにいくのは初めてです
>>34 日本には長調短調なんてない。
陰旋法が暗いということもない。
かぐや姫がきれいな着物を見て大喜びしていたのは月の記憶かなと思った
天女の羽衣とかいろんなモチーフが重なっているんだろうね
捨丸がかぐや姫を背負って全力で逃げるよ、というのは、更級物語に出てくる竹芝伝説かなあ
とりあえずの感想としては
対象年齢がすげーあやふやだなあってのは感じた
子ども時代に観てたらトラウマ的にすげー悲しい物語ってことで印象に残ってたとは思う
あと館内にいたジジババはほぼ全員泣いてたみたいだけど
青年層中年層にはそんなに響かんのじゃないか?と
>>38 なにそれ
じゃああの転調はどうやって説明する?
>>41 だから転調じゃない。
日本の旋律には長調と短調が混じったようなものがある。
>>37 絵柄に抵抗さえなければ「風立ちぬ」よりは女性目線でシンプルな話なので見やすいと思う
>>42-43 真剣にアドバイスしてるのか単にやっかんでいるのか判別がつかんw
これが人の情けというものか
>>41 俺は差別化するためにわざと雰囲気変えてるだけだと思う
作曲はあくまで高畑勲だし、フツーの近代以降の七五調の音楽で
平安期の音楽とはかけ離れたものだと思うから
>>44 じゃあその「転調ではないもの」をどう表現すればいいんだw
天上から迎えが来るシーンはアニメ史に残るな…
ところでこの作品っていつの時代を設定してるんだろ
庶民の生活文化は鎌倉後期以降だけど、都の貴族文化は平安時代っぽいかなと感じた
乳首出てるよ、と言えば、それだけで動員増えるだろうな。
ジブリ映画では初乳首じゃね?
恋人向けかというとハッキリ言って恋人向けではない
単純に2時間以上ある映画はデートに適さない
連れは中盤からずっとグスグス鼻すすってたな。ぜんぜん泣くシーンじゃないから風邪がぶり返したのかと心配してたら、やはり泣き続けてたんだと。
男にはわからない女の涙腺を刺激するツボがこの映画にはありそうだ。
姫と後で飲もうと宴会の酒失敬したり、花見やめて帰る牛車の中で弁当モグモグ食ってる女童が可愛かった
最後の阿弥陀について議論があったが
>>4にちゃんと書いてあるな
>浄土という見事な荘厳世界も、実はそこは天界に過ぎない。
住職が言うんだから間違いないだろう
死んで浄土という偽りの楽園に行くことを願うより苦しみながらでも生きたほうがいいということか
かぐやは最後、記憶を失くしたけどそれだとまた同じ過ち繰り返すんじゃないか?
人間側が、かぐやの記憶失くした方が後々何かと都合が良い気がするんだけど
それはそうと年寄りのあのクチャッとかカシーとか口からいきなり出る音は一体何なんだ?
何も食ってないのに口からペチャペチャ音が出てる
静かな映画だったからすげー気が散ったわw
高価な墓石を建てるより、
安くても生きてるほうが
素晴らしい
>>55 月に戻ったかぐや姫の涙を見て、また若い月の姫が
以下エンドレス
59 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 00:50:48.00 ID:th21xxU3
最近アニメ界で無限ループはやってんの?
>>58 実はかぐや姫がみていた天女と交代交代で地球に降ろされてたりして
月と無限ループといえばゼーガペイン
あまりデート向きの映画ではないのですね
単純に僕がジブリが好きなだけだったので他の物を探してみます
ありがとうございました
>>52 俺も男だからよくわからんのだけど
思春期に自分のカラダが「男の子用」だったと気づいた時に出る涙じゃないか?
観てきたけど、爺のボーナスステージとエレクトリカルパレードの送迎ワロタw
月からのお迎えに幼少の頃は憧れたけど本当に綺麗に描いてくれた
かぐや姫と風立ちぬと、両監督ラストのレベルが恐すぎる
安くても生きるってのは難しいことなんだよ
おじさんなんかいっつも自己嫌悪の毎日だよ
ワンカップ飲んで嫌なことから目をそらして
なんとかそれをつっかえ棒にして生きてきたけど
最近医者から酒やめて下さいって言われてどうしようかと思ってるよ
>>63 お互い好きだけど世間体でもう一歩踏み出せないカップルにはいい映画かも
音楽の話題が出たからちょっと便乗して質問
久石譲さんのインタビューでコードに関してにかなり高等なことやってますって言ってましたが
わかる方います?
>>49 俺もあのシーンはすごいと思った
地上とはまるで違う世界だっていうことを強烈に示してるとおもう
あと時代設定は平安時代だと思うな
糸の紡ぎ方と機織りがその辺の時代のものだし
兵士たちの兵装とか文挟みとか
捨丸との飛行シーンはどう考えても、不倫なんだけど、
かぐや姫にとっては捨丸に妻子があるとは全く知らなくって
単に死ぬ前に思いを遂げたかったというだけでしょ
月はそれをよく思わなかった(かぐや姫が地球に幸せを感じてた)から強制リセットかけた、と
かぐや姫が想定外の行動に出ると強制リセットされるんかね。
宮中などの汚れを知らず牧歌的な自然世界のみを取り上げて地球の素晴らしさを語るかぐやに対して
自然世界に落とす→金塊や豪奢な衣を用意することで都へ誘導
から地上の清濁併せある世界を知らしめた。
で、それに対して、最終盤のかぐやは「清濁あるけれど自然が素晴らしいから良いんだ!(濁なんざ知らん!)」
と相変わらず天界の意図を理解しない主張をして終わる
という解釈を自分なりに作ってみたが、流石に独創にすぎる考えだったかなと感想まとめ読みながら思った
帝は鎌倉時代には大した権力ないからね。
お迎えパレードは転調してた
久石の本性ともいえるミニマル系で今年一番ゾクッとしたわ
地味に作画が凄いと思ったところ
赤ちゃんがゴロゴロ転がるとこと、
蓬莱の玉の枝の語りのとこ
75 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 01:04:50.11 ID:dUCzhzH5
大元の原作というか元ネタは、
古事記に載っている
垂仁天皇の妃であったかぐや姫のみこと(迦具夜比売命)な。
袁邪弁王という子供を産んでいる。
ひょっとすると歌を聞いた天女のさらに前に、
かぐや姫本人が一度地上に行っていて、
今回は実は2回目だったりしてw
赤ちゃんかぐや姫が蛙おっかけて落ちるとこはハラハラしたな
クビぐにゃって曲がってて怖くなった
>>70 もし、姫の身に危険があれば、無意識に姫が発するSOSをキャッチして
最小限そこから抜けださせてやるということらしい
月にいる姫のオヤジが心配して地球行きの条件にしてる
>>77 なんかそれだと都会で一人暮らし始めた娘を案ずる父親みたいで微笑ましいな
罪と罰って言うほど物騒なものじゃなかったんじゃないかと思ってしまう
>>78 月の親父はサリーパパみたいな人なんだと思う
既出だろうけどかぐやのあの奔放さってやっぱ高畑版ナウシカ兼虫愛づる姫君なのかなと
>>74 俺は天井から蜘蛛が降りてきたところを寄り目気味に見つめるところが好きだわほんとかわいい
>>73 ああいうものを聞かされると久石さんの出発点は現代音楽なんだなって思います
一番好きなシーンは、燕の巣を取ろうとして死んじゃった中納言の話を聞いて
姫が取り返しがつかないことをしたと泣くシーン
貴族社会に対して上から目線で批判してるだけじゃないんだよね
俺も女童のウメたんと羽子板やりたい
>>78 そこだけなら微笑ましいんだが
それを含めた地球行きの条件はかなりどぎついよね
やっぱり罰なんだなあと思ったよ
背負ってた全ての重圧も、これの前では全てが解き放たれ記憶が薄れて行く。。
youtube.com/watch?v=px4i9iWCxwg
ラストの月に帰るところ、童侍女の昔の頃を思い出させる
仮装がなかなか素晴らしい機転で感心。ここで「帰らない」
展開に向かっても良かったと思う。このパタリロ顔
の童侍女各所でグットジョブが見られた。
雇われとはいえこんなにいいパートナー
がいたことは後半の幸せと思う。
羽衣を着せられて全てを忘れたはずなのに最後、振り返って泣いてるのは
時かけとかにあるような、記憶を消されても切ない気持ちが残ってるっていうアレかしら
>>68 音楽に関してはさっぱりだけど
天人の音楽と姫の琴のメロディが同じ
あとわらべ歌のメロディを展開させた曲が多い
全体が天人の音楽=死とわらべ歌=生の対位法的構成のポリフォニー音楽になってる
あとはベートーベンの月光ソナタが使われてた気がする
今日見てきたけど地井武男が凄かったな
序盤で姫を呼ぶところですでに泣きそうになった
あと印象に残ったといえば軽快な音楽と共に月から迎えが来るところだな
死さえ連想させるけどものすごい明るい音楽でなぜか意味もわからず泣いてしまったわ
>>84 パンフレットにそういう話書いてあるの?
やっぱり買おうかなー
見終わった直後は「なんじゃいこりゃ」とポカーンだったけど、じわじわ気になってくる映画だな
もう一回行こうか迷う
>>87 記憶って消せるもんじゃないんだろうな多分
人間が何かについて忘却するというのは
記憶が無くなるというものではなくて
奥にしまい込んで取り出せなくなる状態のことだからな
蛙が乗っかるシーンで固まったわなんでこれをわざわざ見せるの?と
ぽんぽこは蝶が飛び立つシーンになってたのにこっちはそのものズバリだよ?
だから空飛ぶシーンはもう男女の営みを描いてるとしか思えない
瓜食いも破瓜だろうけどめちゃくちゃエロい
捨丸がジュルッと種すすっててんのにヒメは最初にまずい顔して種ブッて出すとことか
ただほんとにラストのあの月に姫の姿がうつるのがよく意図がわからなくて違和感があった
あのまま終わってよかったんじゃないかと
>>90 パンフレット買うといいよ
監督自身によって設定が説明されててかなり理解が進むと思うよ
そしてもう一回観に行きたいと思うはずだ俺みたいに
わらべ歌と天女の歌の歌詞も載ってるし
>>89 あのシーンと音楽はすごすぎた
浄土は死後の世界だから不気味で寂しい感じはあるんだけど
同時に苦しみのない明るい世界でもある
そういう圧倒的な怖さがあったな
俺も呆気にとられてしまい何もできずに姫が連れ去られるのが悲しすぎた
あの音楽聞いてサントラ買ってしまったもんなずっと聞いてたいくらい良い
>>92 やっぱり性も含めて地上の生命を肯定してるんじゃないかな
天界は性交がなく自己培養みたいに蓮の花から子供が生まれるらしい
天界からすると性は汚いものかもしれんが
地上では重要な命の営みなわけだし
それを清濁含めて肯定したというか
月の住民だと打ち明けるシーンからラストに掛けて最高にゾクゾクした
そして最後は畳み掛ける様なエンディング
スゲー映画だったわ
せんぐり いのちが よみがえる
↑これってどういう意味なの?輪廻転生のこと?
まつとしきかば 今かへりこむ
↑つまり、また戻ってくるってこと?
最後翁が媼と抱き合って泣きながら悔いていたけど
あれはいたたまれなくて辛かった
当時の常識的な考えでは御門の女御になるなんて女性としては最高レベルの幸せだろうし
翁にはそれ以外の価値観なんて無かっただろう
翁は姫の幸せを心から願っていたわけで、でも結果的に月へと帰る決定打になってしまった
>>93 書き込む直前にきまぐれに前のレス読んで良かったわ同じ感想だ
すげー良かったけど
月に赤ん坊のかぐやを映すのは蛇足だったんじゃないかな
と書き込もうとしてたところだ
今パンフっていくらなの?
1000円くらい?
600円じゃないかな?
序盤の翁はかわいいのになあ
竹を切ってる間に、姫が捨丸たちに付いて行ってしまって
翁が泣きながら姫を探してるところとかすごいかわいそうだった
客居ないのは所沢だけ?
>>95 観客を突き放した感じで身震いしましたね
怖いというより一瞬何が起きたのかわからなかったです
この曲の高畑監督のオーダーが「サンバみたいな」と知って、ますます分けがわからない
曲は素晴らしいのですが、このシーンで受け取った感情を2回見てもまだ受け止められないんですよ
108 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 02:18:32.00 ID:KWeUOs8r
>>105 全国各地の劇場で空気を動員しているようで
>>93,
>>101 その辺良い意味で高畑勲ってすげえ「大衆的な作家」なんだなと思うんだよな俺的には
たぶんあれって幾分かはその直前で記憶を無くす羽衣羽織ったうえでなお地球を
振り返るそぶりを見せるかぐや姫にかぶせて「生命はこのあとも生まれ続ける」って
ことをメタ的に表現したかったんじゃないかと
あとはまあ「泣きのダメ押し」っていう演出上の手練手管っていうか
高畑勲の魅力ってそういう「凄く大衆的な目線」を「恐ろしいほどに考えつくした
これ以上ないアニメ表現」で実現してしまう所なんじゃないかと思う
最後あっさりしつつ姫が一筋の涙を流すことで、希望がわずかに(ほんとにわずかに)残る感じが好きなんだけど
それだけじゃ寂しいから、最後に幼くて何も知らない頃の幸福な姫の姿を映して後味を良くしたのかな?と解釈したけどよく分かんね
見たけど、濃厚な性の匂いがした。
初潮とかかぐや姫の腋とか抱きしめてとか。
>>110 いのちの記憶に繋げるための演出だと思ってます
高畑監督は二階堂さんに最後見てくれた人の慰めになるような曲をと言ってたので
今のすべては過去のすべてがまさに集約されてるのではないでしょうか?
最初はラストシーンの赤ん坊をかぐや姫だと思ったけど
性交の描写を考えると捨丸とヒメの子どもにも見えてくる
色のない冬の景色が月の景色と似てるというなら
そこに色つきの赤ん坊が重なるのは命の芽吹きがあるから?とか
まさに色々考えてしまう
いや生まれるって意味だろ
つか動員数については予告も悪い
逆に中身を一切見せない大胆さの方が戦略的によかったと思うほど
>>109 そうなんだろうけどこんだけ地味な映画作っといてお涙ちょうだいはいらんなあと思った
西尾鉄也の描いた押井守みたいな女童とか車持皇子の落語みたいなのはいい味出してたんだけどな
予告担当はクビにした方がいいだろと思うんだがマジで
コクリコの時にも言いましたがずっと同じ奴なんだよな
パンフ欲しい。
歌の調子が違うのは天女がうろ覚えのまま歌ってたら変わってたんだろうね。
歌詞も二番はちがうから、
「略 まつとしきかば 今かへりこむ」とかは羽衣天女が作ったんだろうね。
意味→「もしもあなたが私のことを待っていてくれるなら、私は帰ってくるでしょう」
あの夫と子供が水辺で待ってる姿を思い出して泣ける。
羽衣取られて帰れなくされたのがきっかけだとしても、幸せだったんだろう。
それが見つけた羽衣を羽織ったとたん記憶が消されて月に戻されちゃって・・・
>>115 まあほんと「お涙ちょうだい」だよな
ぶっちゃけどんだけアニメ表現の極北に到達してたとしても、極端な話お話だけを見れば
浪花節なんだよな高畑アニメって
こういう意見を押し付けるつもりは全然ないし、俺自身もそういう大衆的なベタさみたいな
ところが「しつこい、押し付けがましい」と思う時もないではないけど、高畑アニメのそういう
「アニメ表現の極北」と「ベタベタなところ」の共存(と言うよりそういうベタベタな
ところをとんでもなく贅沢なアニメ表現で実現してしまうところ)が好きなんだよな
不倫については、かぐや姫のすべての行動が遅すぎるんだよ。
死ぬ直前にやっと気付いて行動に移したが、もう遅い。
もっと早く行動すれば、こんな悲恋にはならなかったという、
気付いた事を心にとどめているだけで、何もしなければかぐや姫のような人生を送る事になるぞ
ジブリアニメでこんな悲恋初めてだ…
風立ちぬをもあっさり超えた
目を引くシーンがブラインドの所だけだよね予告
ロングバージョン見てないけど
地味って表現は違和感あるな
日本には引き算の美学が根付いていたからな
地味つーか白い
天人の音楽1
www.youtube.com/watch?v=px4i9iWCxwg
天人の音楽2
www.youtube.com/watch?v=5h74xpqL0QI
>>118 ホントそれ
話だけ聞くとベタベタなんだけど映像表現と演出が絶妙でただのベタじゃ終わらないという…
地球に来る前と月に帰ったかぐや姫はもう別人みたいに違う気がする
月世界では同じかぐや姫だと考えるんだろか
>>120 そういや珍しくハッピーエンドじゃないよね
128 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 03:09:48.29 ID:DygXYUbi
本当に、月の軍が圧倒的過ぎてヤバかったわ
あの音楽と共に降りてきたアレを見て現実にいるこっちまで怖くなってきた
なんか音楽がもののけ姫のダイダラボッチ暴走の時と似てる気がする
明るさ自体は違うんだけど、雰囲気がなんか似てる気がするんだよなぁ
>>126 そりゃ月の世界では感情=猛毒だからね
向こうから見ればシャブ漬けの別人だよ
けれどそんなしつこい毒も、忘却の衣を着せれば綺麗サッパリこの通り
>>122 地味ではないが、キャッチーではないというか
かぐや姫の憤怒の表情等、作画の荒々しさは伝わるかもしれないが
作画と背景にかけた労力がどれだけわかるかといえば……
かぐや姫の物語だけでなく
日本のアニメのトップレベルは玄人好みの世界になっちゃってる気がしてならない
それなりの年月には耐えるだろうし、評価は受けるだろうけれど
今の情報の洪水の中で突出するだけの力はないのかな
あのエレクトリカルは完璧だよね
人間は絶対に勝てない感、別次元(まさに「住む世界が違う」)感、極楽さと不気味さが見事に表現されている。
地球を穢れだと思ってる事や、羽衣をかける事が姫のためだと心から思ってることが
説明されなくとも音楽だけでこっちの脳内に刻み込まれるというか。
竹取物語があんな物語だなんて考えたことなかったわ
たしかにやりきれない切なさが残るけど歌が救いにもなってるし希望もあるよね
>>116 コクリコはかなり宣伝で損したと思う。
CMだけ見ると、兄妹の恋愛で鬱々とする映画に見えたし
135 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 05:33:18.57 ID:eoReu6CO
龍を倒しに行ったもののふが一番体張ってたけど笑ったw
136 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 05:34:33.28 ID:eoReu6CO
当時の服装とか、動物の動きとか、
凄く細かくて良かった。
見てて当時の人達はこんなんだったなと思えた。
納期を守れない監督は無能
そもそもとなりの山田くんで納期を守らず、大コケ大赤字で会社を傾かせた高畑に
またチャンスを与えたことが信じられない。
氏家の肝いりで高畑を立てたらしいが、本当にバカなことをしたと思う。
1年で仕上げるべきものを8年かける。
その間キャリアの大事な部分を全部高畑の奴隷として捧げたスタッフは殺されたのと変わらない。
どうでもいい細かい部分を執拗な完璧主義で仕上げても出来は退屈。
山田くんで時間がかかる元凶となった「線を結ばない」というオナニー技法をかぐや姫でも使い
無意味に何倍もの時間をかけさせる。
宮崎が稼ぎ高畑が食いつぶす。
そして宮崎は引退し、やる気のある無能な高畑と世襲の無能なゴローが残った
サヨナラジブリ
まあパヤオが死んだらジブリは終わりだと思う
139 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 06:45:07.45 ID:T3xn7pPH
>>41 映画館で後ろにいた小学生ぐらいの女の子は号泣してたな。
なるほど、確かに小学生目線で見たら絶望エンドにしか思えんかも。
やはり爆死か
作品の創作って、あまり自由にやらせても良くないよね
ちゃんと納期と予算を守らせる
制約の中でこそ名作は生まれると思う
>>134 バタフライイフェクトのパクリにも見えるな
>>119 >何もしなければかぐや姫のような人生を送る事になるぞ
こういう教訓めいた事を言う奴が気持ち悪い
映画に思想とか人生教訓なんか要らないから
>>142 俺が教訓を言ったのではなくて、俺はこの映画を見てそう感じたの。
感想を書いて何が悪い
146 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 08:08:34.10 ID:YnhcFLiR
監督本人がかぐや姫面白いと思ったことがないと
言ってるんだからそりゃ客入らなくて当然だわw
企画段階でもうダメだったんだよ
確かに
竹取物語は面白くない。
って監督があちこちで言ってるからね。
こんな矛盾をかかえて映画を作るなんて
スタッフなら耐えられないだろう
その面白くない物語が千年も日本人に親しまれた理由は?
親しみは別にあまりないけど
昔っからなんで?ばかりの不条理な話だなと思ってた
何かあるんだと思うよ
派手さは無いけど、累計にして何億じゃ済まない人間に親しまれた理由が
宮崎駿は自身アニメーターが本業と自負してるからね。
根っからの監督は高畑の方だろうな。
演出は高畑の方が上だと思うし。
キャラクターの人間臭い演技も高畑が上。
152 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 08:42:03.48 ID:BqNrVJ9s
竹取物語の良い部分を消しちゃってるからねぇ
最後のクライマックスで、かぐや姫が父様、母様との別れを悲しむシーンに
感情移入できない状態なんてありえないよ・・・
父様は娘のことを考えずに一人よがりの育て方をしたっていう設定にしちゃったし
母様は娘の理解者になってはいるものの、かぐや姫から、母親として頼られることが無い。
まぁ、そして、全ては、あの阿弥陀グループの脳天気な音楽で、すべてぶち壊されちゃってるんだ・・・
感情移入できなくて残念だったね。
自分は十分感情移入できたけど。
自分が一番ひいいたのは、捨丸との飛んでハグしあうシーン。
そこそこにしてもらいたかった。
帝の抱きつきよりさらに気持ちわるかった。
155 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 08:54:22.65 ID:JLQy44OQ
捨丸とはセックルしたって意味じゃないの。
子供向けだからああいう表現になっただけで。
かぐやも何もなしに月へ行ったら不憫だろ
そう思えるような表現だったからなんかひいてしまったのだよ。
一番みたかったのは、捨て丸と飛ぶのではなくて
自由に かぐや姫が一人で地球の自然を堪能して
飛んでいるのが見たかった。
まぁそれが十分できたならよかったねって話なんだろうけど。
昨日、観てきた。
>>21 途中からこれって「虫愛ずる姫君」やんって俺も思った。
最初の竹取物語が890年ごろに書かれたとすると圧倒的な唐文化が押し寄せてそれまでの日本文化を否定し、ようやく国風文化になっていく時代だね。
高畑御大は意外と素朴な意図で描いている訳だが、結局、かぐやの「罪」とは「地球に行きたくなったこと」でFAなのか
「罰」とは「地球に行かされること」であり、地上に生を受けることと引換えに「不浄と悩みを経験させられること」か
http://mainichi.jp/shimen/news/20131125dde012200002000c.html > 「月は清浄で、悩みもない。光はあるかもしれないが、色もなければ、生物も住んでいない。
>しかし、地球には色彩があり、植物も、動物もいっぱいいる。それを月の世界で知ったら、かぐや姫は絶対、
>地球に行きたくなるでしょう」。だから映画では、幼いかぐや姫は野山を転げ回り、ウリ坊(イノシシの子)と戯れる。
>さすがに、熊を遊び友だちとした若きジークフリートにはかなわないが、「自然児」そのものだ。
> ところが、都に上ると人生は暗転する。貴公子たちの憧れの的になっても、自然から断絶された御殿に住んでは
>籠の中の鳥同様。愛するのは、田舎の幼なじみの捨丸のみ。原作では「親たちのお世話をできない」などと嘆いて
>月へ昇るが、高畑監督は「せっかく地上に生を受けたのに、それを楽しめないまま帰らなければいけないことが、
>悲しみの理由。そう勝手に解釈した」と語る。
そのうち地上波でもやるだろうけど
以下の箇所には修正が入るかカットされるだろうなw
・おっぱい丸出し
・水浴びシーン
・色狂いのミカド
かぐや姫の罪と罰はノベライズでちゃんと文章で書かれてるよ
最初と終わりに月のシーンがあって、それは映画ではカットされてる
かぐや姫はかつて地上に下ろされた人が悲しげに歌う地球の歌(まわれまわれってやつ)を
聞いて地球にあこがれてしまった。穢れた地球にあこがれた罰として地球に行かされる
しかし、地球でかぐや姫が月に助けを求めた時、地球が穢れてるというのを認めたと見なして
罪が許され迎えに行く。映画では帝のシーンでかぐや姫の心が折れた
>>128 最後の審判みたいな雰囲気もあった
キリスト教だけど
>>162 かぐや姫は知恵がついてエデンの園を追い出されたアダムとイブみたいなもんだよね
俺はハイジとか、トムソーヤの冒険とか、15少年漂流記とか、そういうのが好きなんだよ
だからこの映画はそんな雰囲気があって面白かったぜ
あと、やっぱ作った人の年齢に近い方が共感できるのかもな
高畑って75くらいだろ?
そんくらいの人の時代って、恋愛結婚よりも見合い結婚のほうが多かったんじゃね?
そういう時代を経験した人だと、かぐや姫の気持ちにも共感できるのかもな
ひーめ!ひーめ!って呼ぶとこも、実際に子供や孫を可愛がった人じゃなきゃ思いつかないだろうな
捨丸との飛行のとこも、こういう生き方もできたかもしれないというかぐや姫の思いが、なんつーか郷愁?があって
いろいろやり残した感が歳を重ねれば多くなるから、それとの折り合いというか、決別というか、そういうものを求める人にとっては
何かグッとくるものがあると思うんだよね
おわり
成長した捨丸は元ヤンキーがマイホームパパになったようなもっさり感がリアルだった
山にいた時代に瓜を盗むところも、めっちゃ手慣れてたもんなあ
ひーめ!って翁がよぶところで、泣いたという人がいたけど
じいやんがいうよりか
子ども達が たけのこーたけのこーって呼ぶほうに うるっつ
サガラと巻物みてわぁって感動する姫に うるっときてしまった。
これ月に帰る手前から物語始めてもよかったんじゃないかってくらい最後30分が駄目だわ。あそこまでは完璧だったのに
産まれてから5人の男にっていう所までは誰が作ろうがそこまで変わらないだろう。くらい考えなおしてしまうオチの酷さ
たぬきのパレードじゃないんだからさぁ。もっとなんかあったろ8年だぞ。オリジナル解釈してたぬきパレードやるならそれが生きるように作ってくれよ
ファンタジーはファンタジーでも違う方向性の物持ってこられると拒絶反応でるわ
仏が降りてきた曲とかぐや姫が琴で弾いてる曲が同じっていうのは本当ですか?
前スレでちらっと見たのですが
>>109 どうかねえ。
なんかオーソドックスな(言ってしまえば古臭い)手法としか思えなかった。
それまでの描き方とか、過剰に仏教を思わせる天人の描写との相性もよくなくて、
なんかチープな印象しかなかったな、俺は。
今日TOHOシネマズ1300円の日だけど予約見たらガラガラだった
試写で2回、公開初日に1回見たがまだ飽きないなー
レイトショーで落ち着いてもう一度見たい
罪罰設定や時間操作設定はさすがに明示すべきだと思った。
なんで曖昧にしたんだろう。
夢だけど夢じゃなかったでいいじゃん
>>145 ということは映画が教訓めいた事を言ってるわけだよね
この作品のかぐや姫は他の作品と違って
宮中での生活より捨丸達との生活を願い
何度か規定のかぐや姫から抜け出そうとするが
月の大いなる力によって戻されてしまうという観点から見ると
とてもセンセーショナルな人物であることや
ラストの抗うことが出来ない絶望的に巨大な力の月カーニバルの恐ろしさや
予告に何故かぐや姫が脱ぎながら走るシーンを採用したかが分かりやすいんだけど
難しすぎるよw
かぐや姫が月の力から抜け出そうしてるのを理解してる人物(味方or監視)が一人いたり
抜け出そうとするかぐや姫と関わった人たちが不幸になったりすれば
結構分かりやすくなったと思うけど
それだとエンタメ色が強くなりすぎて下品になっちゃうかな
龍の首の玉を探しに行った時に乗り合わせたガチムチ船乗りは誰の為のものなんだ
何気にこの人の作画が一番気合い入ってたと思う
最後に大納言大伴御行がしがみついたその膝元がアップになるのも意図的すぎ
あのまっすぐな目をした嵐を恐れない船乗りこそが真の龍、ということで
その船乗り(の珠)持ち帰ればよかったんじゃないのかな
大納言大伴御行はルックスもそれなり、性格も姫に似てる。
(偽物をつくる、騙すのではなく命をかけたわけだし)
そこにあの船乗りを加えて生活する。
活力の溢れた人間の側なら生きている手応えなんてビンビン感じれるだろうしな。
かぐや姫が走り出す〜雪の中で行き倒れのシーンは
月の力で、こういうことしたらこうなるよという未来を見せて、
捨丸との飛行は、捨丸に夢と思わせてごまかしただけだと思ってたから
巻き戻し設定でも夢オチでもどうでもいいや
181 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 10:24:08.08 ID:wVgXEZrs
>>178 > かぐや姫が月の力から抜け出そうしてるのを理解してる人物(味方or監視)が一人いたり
これやると一気にラノベとか某魔法少女っぽくなる気が
確かに人物が生き生きしているよな
職人が無駄口を叩かず黙々と仕事に励む場面に迫力があった
木を足の裏で挟み加工してる場面、危ない事してるしインパクトあった
評価はかなり高評価かかなり低評価の二極になってるね
この時代にかぐや姫って自分は絶妙だなあと思ってた。
自分は30代半ばの子持ちおばさんだけど、独身の同世代の子達は浮き世離れしてて「かぐや姫」みたい。
少女がまだ残ってるの。一昔前の中年はもう大半がマダムでしょう。
俗っぽい考え方だけど、子供産んだら嫌でも俗っぽくなるから。
幼なじみをさらって駆け落ちして寝取るとか最低だな
>>182 だよねえ高畑監督はやらないよね
まあ、一回目普通のかぐや姫の物語としてみる
二回目かぐや姫から抜け出そうとしてる女性の物語としてみる(罰サイド)
として見るのが良いのかな
三回目も隠してそうだけど
>>187 同意。気持ち悪い。超大好きないい兄やんのままでよかったのに。
かぐや姫みたいにはなりたくないよね。
だから、これからをどう生きるか考えさせられる映画なんだと思ったよ。
>>186 お年を召した方でも「かぐや姫」は結構いるんだな。
育ちや地域柄もあるかも知れんが。
>>25 ほんとそれに尽きるかもしれない
喜怒哀楽、喜びも悲しみも人と大地の営みすべてはこの地球で生まれ生きている証っていう
地井さんがプレスコの際、「これは地球を否定する物語ですか?」と聞いて高畑監督は「まったく逆です」と言ってたんだよね
この映画は壮大な地球賛歌とも言えるのかも
実はすごい次元の話をやってるんだなこの映画は
見終わってからちょっともやもやした気分になりつつ、しばらく考えながら時間が経つとこの映画の凄さにだんだん気がついてくる
次回作は「桃太郎」でお願いします
鬼の娘を主人公にして桃太郎とらぶらぶちゅっちゅする話で
桃太郎が女性だったという設定で
キモ男共を退治する話でお願いします。
>>194 まぁメンヘラといえばメンヘラ。
年とれば大なり小なり現実の認知能力が衰えますがな。
結局散々アピールしてた罪と罰って
月側が過保護すぎて全然罪と罰にもなってなかったなw
けど月以外の登場人物にとっては罰ばかりだな
罪がほとんどなかったけど
かぐや姫はメンヘラというより、普通に現代でもよくいる女性だと感じたよ
男女平等と言われているにもかかわらず、受け身な女性が多いというを制作側も伝えたかったといっているし。
記憶けせるなら追放する必要ないな
心理てきに嫌悪をあたえてから記憶けすことで
地球に興味なくすって作戦だったのかもしれないが
結局婆みたいに泣いてるやついるわけだし
しかも過保護すぎだからどこが感情=穢れで罪なんだよw
まず他人でなくて自分罰しろよ
マジで穢れ=月の民って感じw
あれで死後の世界とか笑うわ
>>199 無我→罪を犯したやつを罰したわりにセクロス程度で時間巻き戻し
生活費はバンバン送り、嫌になったらお迎えにきて記憶もけしちゃう
無我ってなんだっけ?
>>201 衣着た上で憧れ抱かれちゃあ、しゃーない
日本には、これだけの技術を持ったアニメーターがたくさん居るんだ
と言いたかったのかもね
キャラが死んだようなアニメばかりだったけど、それは違うと
>>203 もう1回見たらわかるんでない?もう見たくないんだろうけど
>>200 やっぱりそうなんですね。
現在の女性の生き方を問う側面があると感じたのはまんざらじゃなかったんだ。
女性なら「かぐや姫」に感情移入して最初は観るだろうけれど、捨丸との飛翔シーンで混乱するだろうと思うから。
でも不倫は月の倫理的にもダメだから強制終了なわけだし。
じゃあどうする?
腹を決める?
月に帰る?
って女性に向けて問いかけてるように思う。
生きることはすばらしいという前提の中で。
穢れとかいってる時点で
実際はまだ人間的視点なんだろうなぁとは思う。
煩悩持ってるみたいだし
自分の身体が思うように動かなくなると、かぐや姫のようにもなるんだよね。
けして、若い女性だけじゃない。どうにもならない現実はあるってわけで。
>>206 いやどう見ても無我とは言えないだろ
欲望丸出しじゃないかwしかも結局最終的に苦しみが
でてるんだから無我って言えないやん
確か原作の竹取物語では月の迎えの人達が、「何であなたたちはそんなに悲しんでいるの?
かぐや姫は罪をゆるされて月に戻れる訳だから、すごく嬉しい事なんですよ」みたいな事言うんだよね
価値観のぶつかり合いが起きてるというか。
>>211 天上人「地上は汚れてる。これ真理」だから仕方ない
>>211 「偉い人が決めてるだけ」なんだから仕方ない
穢れてるように見えてる時点で感情は発生してる
でもそれって、他人の悲しみを認識できているわけだよね。
だから何で悲しんでいるの?ってなんていう質問自体が愚問というか
なんだかちょいとおかしい気がする。
悲しみを知らなかったらそんな質問すらしないんじゃないか?なんて
少し思ったり。まぁそこが御伽噺ですな。
かぐやが歌をきいて地球にあこがれたわけ
月は苦しみ悲しみのない世界とかいってて
月にいるのに、悲しみがどうのいってて
え?悲しみないんじゃないの?って
つっこみたくなった(笑)
汚れた地の記憶を消したけど、汚れてない記憶もあったわけで。
>>216 苦しみ悲しみ=穢れなんじゃない?
だけど穢れの無い苦しみ悲しみも存在したんたよって
>>160 テレビ局側の都合によるカットって、
事前に著作者に連絡するんだっけ?
カットするって言われたら、たぶん
高畑勲は放送そのものを拒絶する気がする
220 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 12:37:48.49 ID:sC/UXs7m
BD買うわ
綾波のおっぱい放送した金曜ロードショーが何だって?
>>187 これオリジナル要素なんだけど不要だよね
223 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 12:44:56.79 ID:sC/UXs7m
捨丸にいちゃんとの飛行シーンは、やった、ってことでいいの?
円環の理がかぐや姫を迎えにくるとは思わなかった
226 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 12:47:10.81 ID:/uBuwWW1
そうだよ
セックスのメタファー
離さないで!もっと強く抱き締めて!
だし
そう言えば高畑アニメでキャラが空を飛んだのって、今回が初めてなのかも
ラスアスの無音シーンをレイプされたんだと豪語するレベルの童貞文句
セックスのメタファーも含まれているだろうけど
もっと広い意味で生の喜びを表しているでしょアレは
うんでも不倫SEXしてるよね?
描写が確定的ではないのに、性行為したことは確定なのか
キャラ飛行とタイトルに「の」が入ってるのがジブリ印だな
>>227 山田くんのクライマックスは飛んでた
>>223>>229 昨日の新聞に載ってた高畑さんと久石さんの対談で
捨丸との再開する場面を「命を燃やすことの象徴として男女の結びつきを描いている」と高畑さん言ってるからまぁセックスで間違ってないかと
両者愛し合えたよ ってことで
>>233 その対談だと高畑は
(男女の結びつきなので)幼少期の生きる喜びとは異なる
喜びが必要ではないかと思ったがやはり違うと思った
元に戻って再び生きる喜びのテーマを高鳴らした
的なことを言ってるからセックス含む生の喜びの象徴だと解釈している
これ出てくるキャラ皆たぬきでやったほうが面白かったかも
>>227 セロ弾きのゴーシュも山田くんも
赤毛のアンも見ていないのですね。
わかります。
ストーリーに関してはともかく映像としては今までアニメ映画見てきて最高峰だと
思うんだがこれダメなのか?
アニメまるで見ないジブリだから見るような層は
ともかくとしてアニメ好きな奴なら凄い事ぐらいわかりそうなもんだけどな
良い悪いはともかくとしてこういうアニメが売れないのは今後のアニメ界にとっちゃ
どうかと思うんだが
だけど、なんで捨丸は妻子がいる設定にしたんだろう
帝の扱いや最後の仏といい、わざと物議を醸すように作ってるのかw
映像がすごいとか制作費が50億とかどうでも良いんですよ
客にとってはストーリー含めて面白いかどうかが全てです
アニメ界のことなんか知りませんし受けなければ衰退して当たり前
>>239 捨丸も結局あの5人と似たものだったってオチ
帝は単に権力者だから
仏は舞台設定の説得力持たせるため。多分
>>227 おもひでぽろぽろで幼少のタエ子が浮かれて飛んでた。
かぐや姫は受身なのにあれは嫌嫌と我侭、具体的な対策に投じれない・・・
あら胸が苦しい
高畑監督のインタビュー
取材の終わり間際、高畑さんに言いました。「結末が決まっている話なのでせんないこととは思いつつ、
『ここで御簾を本当に飛び出してしまえばいいのに』とか『ここで牛車を降りて捨丸について行っちゃえばいいのに』という気持ちになりました」
高畑「それは小原さんが今のアニメを見慣れていて、そういう観客の願望を満たすことによって『よかった!』と思わせる映画ばっかり見てるからです。
現実はそうはいかないでしょ? だからアニメが好きなんでしょ? でも、これは現実的な映画なんです。
そういう願望を満たすべくできているジャンルが、いわゆる『アニメ』といわれているものなんじゃないでしょうか。
現実にはとてもできないことを主人公にどんどんやらせてね、見ているその時は気が晴れるかも知れないけど、現実には何の役にも立ちませんよ、
生きていく上では」。
>>244 ということはパクさんとしては
かぐや姫を見ることが学びとして人生の糧になる、役に立つと思ってるわけか
フラクタルを思い出した
そりゃコケるわ
>>246 なんか良く書いてあるけどかぐや姫みたいに成らない為に人生を見直そう
的な解釈って映画製作人の奢りだと思うんだよね
子供に教える昔話なら兎も角、大人向けの内容で説教臭いことされても萎えるだけ
高畑に限らずハヤオも似た様なこと言ってるな
映画は人生を学びにいく場所だと
あのくらいの年齢の映画人はガチでそう思ってるんじゃね
昔話なんて説教臭いものばかりだろ
個人的にはあざとくないくらい、うまく作られてるなと思ったよ。
今回は久石の音楽がいまいちだったな
和物とオケを混ぜるのは誰にも難しいわけだが
桜の下で舞うシーンも邪魔し気味、宇宙艦隊のところの中米アディエマスみたいなチンドン音楽も、気持ちはわかるがもう少しやりようがあるだろう インドの方を参照すべき
それにしてもハイジの呪縛はジブリの二人とも強そうだな
山で生き生き育つ娘 都会でロッテンマイヤーにしごかれる 味方になってくれる召使とおばあさま 山に戻って坂道を歓喜とともに駆け上がる ペーター!
山の野生 → 都会のお上品 →これに今度は最強ラスボスとしての仏教修道院入りがつくわけか
山を子供らと走り周りながらドレミの歌とかマイフェイバリットシングスとか歌いまくって罪と罰 鬼修道院長に お前のBGMの方がよほどやかましいだろ
見る側が勝手に人生訓を学ぶのはいいけど
作る側が映画内で人生訓を語らせるのは頂けない
かぐやで人生訓たれてたっけ?
>>255 勝手に学べってスタンスでしょ?
別に人生訓なんて垂れてないと思うが。
そんなに現実がままならない話やりたいならかぐや姫なんてファンタジーを
題材にするのではなく平家の滅亡を描いた平家物語でもアニメ化すればよかったのに
それなら今回の水彩画みたいな絵柄にもよくあってたと思うけどな、
>>238 いくらアニメが好きと言っても、
一般的にはやっぱり緻密にリアルに描きこんだ絵のほうが歓心を集めるよなぁ。
絵画だって、上手い絵として認識されやすいのは「緻密に描きこんだ写真みたいな絵」だろうし。
>>259 竜の玉を取りに行くシーンとか見ると、
ああなるほど平家物語やりたかったんだな、と思うよなぁ
気合の入り方がすごいw
最後の月の連中の演奏って女子十二楽坊ですか?
>こおのアニメの良さがわからない奴<<分かる奴みたいな
いや、事実だろ
現実やりたいなら実写でいいのに
その癖プロモーションは使った作画技術の凄さだったりしてチグハグ
現実的なアニメーションか・・・
確かにかぐや姫はメンヘラ女だもんな
こういう情緒不安定な女は今、いっぱいいる
で、その現実をアニメーションにして
何をこちらは学べばいいんでしょうね
興収から考えてテレビ放送がすごく早い気がする
267 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 14:21:35.56 ID:iivcl9tM
単純に
これがジブリ作品でなかったら観に行ってたか?
くだらん質問だ
>>267 俺はジブリとか何だとかどうでもいいから普通に見に行ってた
サマーウォーズなんかネームバリューで見に行ってた奴なんかいたっけ?
現実はままならないってのは、
高畑の人生そのものじゃないか
>>265 学ぶべきものが自分になければなにも学べやしない
それとも映画を見てなるほど勉強になった!とでもやりたいの?
そんなのドキュメンタリーでやれよ
口先男がブラインド開けたらデブの婆さんだったカラクリはどうなってたの?
姫に変身能力あったっけ
みてきた
映像の凝り方は感心した
まぁ俺程度には今やってるまどマギの方が面白かったわ
>>272 あいつが熱心に口説いてる間にすり替わっただけだろ
姫への求婚のために追い出した前妻
>>269 サマー〜をネームバリューで行ってた奴がどれだけいたのかは知らん
時を〜でファンになってた奴らは普通に行ってたろうしな
ジブリに関して言えば、宮崎でなくてもジブリブランドの時点で行く連中は多いぐらい分かるだろ?
まして、近年は宣伝にかなり力を入れてるぐらい分かるじゃんか
あの宣伝の映像を見て、ジブリでなければ、本当に観たいと思った奴が
どんだけ居たのかと純粋に疑問でね
まして、どっかの有名監督や評論家ようなコメントに似たレスを見ると
どんなジブリ作品でも問答無用に絶賛や称賛する信者が必死だねとしか見えないものでね
近年のジブリの宣伝の仕方や必死さを見てると余計に思ったんだよ
まぁ、コケるわけにはいかないのは分かるが、この作品がそこまでのものと思えなかったのでね
じつにくだらん
277 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 14:48:39.27 ID:g5N5z/cM
ファンサービスだかなんだかは知らんが、猫の恩返しからでてきたあのかぐや姫の付き人みたいなのだけが蛇足だわ
そもそも監督が
竹取物語は面白くない
って言ってる企画をどうすれば
面白くできるのか?
結局、誰にもわからなかったんじゃないかな?
その混乱ぶりを楽しむ映画なのでは?
と思うようになってきた。
279 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 14:56:27.38 ID:g5N5z/cM
旅路といい天人の音楽といい、最近の久石神がかってるわ
面白そうだからDVD出たら借りるわ
ジブリだからこそ絶賛するやつ
ジブリだからこそ評価基準を上げるやつ
同じ穴の狢じゃないのかね
実写だったら変に安っぽく、生々しくなるんじゃ…。
ナウシカやもののけあたりとテーマは同じなんだよね
「この世界は生きるに値する、生きねば」って言う
パタリロつうか、ジブリ猫だろ。女童。
まぁ、一般的にジブリ作品=宮崎駿関連作品の言い換えだから、
この作品はジブリじゃなく、高畑勲監督作品。
別にこの作品をどんな会社で作ろうが見に行ったよ。俺はね。
でも、いいんだよ。これでこそ高畑勲。宮崎駿が光なら高畑は影。
でも、とうとう宮崎駿が映像作家として勝てなかった人。
>>282 そりゃもうバリバリのCGを使ってアクションが繰り広げられます
>>238 八年と50億かければ、どんなベクトルであれ絵はすごくなる。
問題はそれで客が呼べて商売になったかどうか
パタリロはともかく不倫表現は狙ったものだからな。
文化コードの問題ではあるだろうが。
捨丸だって常識を破ってでも本心で生きたかったわけで。
>>284 「世界を意識するなら乳首や裸の幼女を出すな」なんて
意見聞くに値しない失笑もんだわw
今日見て来たけど凄く良かったよ
今年見た映画の中で一番良かった
高畑勲監督78歳なんだな すげーわ
292 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 15:36:00.87 ID:t0SeJzwd
乳首が出てるとか子供の裸が出てくるという理由で
海外ではPG指定になるとか上映出来ないなんて話もあるようだが
駿の映画が子供二人もいるのに童貞感をかもしだしているのに対して
高畑の映画はすべてを経験して無我の境地に達した感じ。
原作をなぞるだけだったとは・・
月に連れ戻された後みたいなストーリーだったらなぁ
久しぶりに大神やりたくなった
>>274 さっき映画見て来たが、ネット見るまで替え玉=石作皇子の前妻ってことにサッパリ気づかなかった
本編中で前妻ってわかるような描写あったっけ?
>>295 そのシーンの少し前にナレーションで「石作皇子様は奥方の北の方様を追い出し〜」とかって台詞があった
シーン後に激高した北の方の説明台詞もある
>>284 冷泉って、いつもトンチンカンなこと
ばっかり言ってるヤツですが・・・
>>293 そもそも、高畑勲にはヒットさせようとか、口当たりの良い作品を作ろうとか、
そういう邪心なく作ってるのがスゴイ。
鑑賞後 連れに感想をきくと、開口一番
「欝になる作品だった・・・かわいそう」と沈んでいた。
自分は、もっとこうだったらいいのにというのはあったが
わりとすがすがしい気持ち。
もう一度観たいというのは一致したんだが
地上に降りてきた かぐや姫 後悔してたけど、願いも一部かない
なんだかんだで幸せだったのでは?思えるんだけど。
かぐや姫が地上でおくった生活、それほどわるくない。
月の人は月にいたほうがいいし
無事に帰った帰れたね、って感じ。
かぐや姫みたいな人生を送らないようにって
まぁそう思う人もいるんだろうけど
それほどわるくないかと、あの短い人生。
悲喜交々あっての人生。何もない平穏な世界なんて死後の世界しかないよ。
客足の伸び悪いのかな・・・
BSやtvkで再放送してるハイジや赤毛のアン見ると、人物の動きや心情描写とか素晴らしいし、
ぽんぽこもおもひでぽろぽろも火垂るの墓も
映画として完成度高すぎるし、脚本も良いし、さすが高畑勲!としか思えないんだけど、
いかんせん山田くんだけは擁護できない・・・
あれがトラウマの人も多いと思う・・・
うん、これはスクリーンで沢山の人に見てほしいな
303 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 16:31:28.78 ID:0RxPBJtN
内容はかなり良かったよ
個人的には風立ちぬにぜんぜん負けてないと思う
でも普通のアニメでやってたほうが名作になれただろな
水彩画風は技術的にはすごいんだろうけど、素人目にはすごく見えないんだよな
キャラの動きとかはとても良かったから残念
演出力はさすが高畑って思う
あと上映スケジュールに無理ありすぎ
なんで来年にしなかったのか
もしコケても高畑のせいじゃないと思うわ
後になって後悔しても遅いから今を精いっぱい生きろと言われても正直耳が痛い
頭じゃ分かっているんだが体がついていかない
それでも冬休みなら…
どうせ後悔するんだからいまのうちに言われとけ
>>294 子供時代とか、一応の原作の方はほとんど描かれてないが
批評家だのアーティストだのが全員絶賛してて
全く面白くもなく普通のかぐや姫だって思った自分は
何か足りない感情でもあるのかと不安になるレベル。
小学校の体育館で見た教育映画を思い出した
>>304 お前は充分やってるよ、そのままで良い
>>309 お前は正常だよ、俺も同じ感想
この映画の悪いところは説教じみてて信者が排他的な所
信者を評価対象に入れてるあたり、お察しレベル
すごく面白かったんだが
面白かったところを語り合おうとするとなぜか
新興宗教とか何とかセミナーの集まりみたいになるってのは不思議とあるなこの映画
ツイッターがステマる兄ちゃんだらけで
笑える
地上も月も我が子可愛さってのは、そう変わらんもんなんだな
双方からあんなに愛されて幸せじゃないか、かぐや姫
>>314 とと様、かか様は当て嵌まるだろうが、
他の奴らは皆人間くさい欲丸出しでアウト
>>169 サントラで天人の音楽聞いてみたがやはりかぐや姫の琴と同じメロディが使われてるな
そう言えばわらべ歌も誰にも教わらずに弾けた
かぐや姫の心の中はわらべ歌のメロディと天人の音楽のメロディでずっと引き裂かれていたんだろう
>>316 琴って「美しき琴の調べ」だよね
よく聞いて見たけど全然わからなかった
天人の音楽が凄すぎて引っ張られちゃう
ちなみに天人の音楽は死のメロディだからこれを聞くとラリホーやメダパニと同じ効果がある
かぐや姫の琴を聞いた秋田や貴族や帝はみんなメダパニで気がおかしくなった
貴族なんて顔も見てないのに命がけで宝探ししてみんな不幸になった
月の力恐るべし
今日見てきたけどガラガラだった
明日レディースデイだからか
たまにダレるところあったけど絵がめちゃめちゃきれいで
ウリ坊とか動物が可愛くて映画館で見て良かったと思った
最後は翁とおうなが可哀想でちょっと泣いてしまった
そりゃ受けないだろうね
映画館でみた宣伝は初見でみたら
ただ走ってただけの汚い絵だったし
捨丸は普通はああなるよね
高良健吾が意外と上手でよかった
ドラマで見た時棒過ぎだったから
>>320 もったいないよねえ
見た目と違ってかなり女性受けする内容だと思うのだが
最後の方
オレが捨丸でも一緒に逃げようって言うわ
あんな可愛かったらそら嫁も子も一瞬で捨てるわ
この映画は男はしょうもないというのがテーマでOK?w
前日に火垂るの墓とかアホとしか思えんわ
そのうえ直後にあのクソ予告で最後かぐや姫が節子セイタと同じく死ぬような鬱展開をミスリードって、
このスレ民以外誰が見るねん
どうせなら日和ってねーでじゃりチエかアン(総集編だけど)の劇場版やれ
宣伝と予告担当100回首もげろ
この世界は素晴らしいってことでしょ
>>324 確かに例の船乗り以外ロクなのいないなw
あとゴーシュとパンダコパンダでもいいぞ!
今からでもいいからCM作り直すべきだよな
明るい自然が一杯の幼少期使って音楽は天人の音楽でセリフを入れるべき
Yahoo!のトップ記事で毎日新聞が絶賛してたから口コミや評判でじわじわ伸びないかな
最近のジブリでは一番評判いいのに見ないのはもったいない
女受けっていうが不倫は叩かれるぞ
あんま子どもむけでもないし
>>328 いいからさっさと竹でも切って生計立ててこいよジジイ
口コミって現れるにしてもどんくらい経ってからかね
>>284 小原よりはマシなレビューだが
女童がいらないとはとんでもないな
ギャグキャラじゃなくて重要な役なのに
女童は子供だから月の音楽が効かない
犬と一緒にかぐや姫を助けた一番の功労者
翁みたいに、綺麗な子女が生まれたら都へ謙譲するって、当時としては普通の思考なのかな?
これまで聞いた竹取物語だと、都側からかぐやの評判聞きつけて接触してくるのがセオリーだった
から、ここだけ新鮮だった
>>337 なんじゃね?
でも金が無いと無理だよね
>>325 有料放送含めば、ホルス、ゴーシュ、チエ、パンコパとやってはいるんだけどね。
しかし火垂るが金ローで劇場版アンが映画天国てのはさすがに逆だろうと思った。
アンはレイアウトが引き気味だから、上下ブタギリにしてもなんとか見られるし。
ま、深夜に火垂る見るのはちょっと洒落にならんがw
村長は評判の美少女を養女にし
んで・・・次から次へと繰り上がり貴族に献上する。
間違いなく、あの金さえなかったら、
かぐやは一生地球暮らし出来ただろうな
かぐやの気持ちがわかる母親よりも
愛しているのに無理解な父親側に感情移入してしまった
捨丸兄ちゃんとの飛行シーンで流れていた音楽が、
ポカホンタスの「Colors of the Wind」に似てるなあ、と思ったの自分だけかなw
捨丸のいう一緒に逃げよう、ってのは「逃散」みたいな奴で珍しくない。
っていうか一族から離れて都で賊になったりするし、
妻子捨てるというよりは一族と一緒だったり離れたりという「ゆるい生活」をやるってことだろ。
>>310 説教じみてって
竹取物語は仏教色強いから当然だと思うが
>>341 「長いセックスシーン」ワロタw
あそこやっぱりそういう解釈なのかなー
>>341 ナタリーの役員のブロじゃないか
ステマ乙
私って可愛いでしょ?的な女や
相手の男の地位や収入に目がくらんで結婚した女は
この映画を見て苦笑いすることだろうな
>>337 いままで聞いた竹取物語でも、求婚が来る時点ですでに結構なお屋敷に住み替えていたし
綺麗な娘だから、というよりもお金があったからなんじゃないかな
>>222 えっ
そのへんが一番おもしろかったけどなあ
かぐや姫が求婚者たちに無茶振りするのも捨丸が忘れられないからだという
動機付けにもなってるし
かぐや姫は自分が十分に生きなかったと後悔してるけど、捨丸と駆け落ちしてたら、
また不幸になる人が増えてたね
>>341 日本画や水墨画を動かしたっていうのはその通りでこの人の意見にただ乗りして言っちゃうと
可愛いキャラクターデザイン自体は紛れもなく20世紀の漫画アニメ文化の成果であって
それらを融合させたことが凄いんだよな
>>345 高貴な姫を盗んで逃げる話って伊勢物語とか今昔物語とかにいろいろあるよね
捨丸とかぐや姫だと更級日記に出てくる竹芝伝説がいちばんイメージ近い
>>342 結局かぐや姫の人生を狂わしたのは最初から最後まで月側ってことだな
現実の感情を描くには浮世離れした予算と時間が必要なんですねえ高畑監督
引退後もどうぞ長生きを
これはなかなかの傑作だったわ
客入り鈍すぎるのがな
感想はいろいろあるだろうけどなんでみんな見ないんだろう
宣伝もなかなか凄いのに
Yahoo!レビュー
かぐや姫、平均3.9、330件
☆5 48.2% 151人
☆4 20.8% 65人
☆3 13.4% 42人
☆2 8.9% 28人
☆1 9.3% 29人
某深夜アニメ映画、平均3.45、711件
☆5 40.8% 288人
☆4 16.9% 119人
☆3 9.1% 64人
☆2 13.9% 98人
☆1 19.8% 140人
風立ちぬ、平均3.3、5055件
☆5 34.9% 1763人
☆4 18% 909人
☆3 13.7% 693人
☆2 12.4% 628人
☆1 21% 1061人
モンスターズユニバーシティ、平均3.95、391件
☆5 38.1% 149人
☆4 33.5% 131人
☆3 17.4% 68人
☆2 7.7% 30人
☆1 3.3% 13人
見た人の評価は悪くはないんだなぁ。まず見に行くことに対して壁があるのか。
>>352 元カレと金持ちの間で揺れる恋心的なものは要らないんだよ
もっと原作に忠実にやってくれ
>>359 別に揺れてないよ
金持ち貴族は完全拒否だったし
かなり良い出来の映画だったけど
水彩画を動かすみたいなのはもうけっこうやられてて今さら目新しくないんだよな・・・
山田くんもそうだけど何で高畑はそこにこだわってるんだろう?
普通のアニメでやってくれりゃジブリの中でもかなり上位の作品になったかもしれんのに
だが恐ろしい事に高畑は引退宣言をまだ出していない
何か重要なメタファーを見落としていて、まだ2chでそれに気づいた人間いない気がする
なんだろう、このもやもや
誰か早く気づいて教えておくれ
翁とかぐや姫の中の人の演技がすごい
翁はかぐやを守るってくだりの演技はなまじ成長期から見てるから感情移入してしまうし
かぐや姫の喜怒哀楽の豊かな演技や歌のうまさもあってとても魅力的なヒロインになってるよね
>>358 そりゃ映画の宣伝は走るだけ
他の宣伝も特に見せ場を見せてないし
絵がそもそも一般受けしない水墨風
話の流れは誰でも知ってて目新しさもなく
かぐや姫自体がとくに人気あるわけじゃないし
見るまでにクリアする要素が大杉てw
この映画のテーマは罪と罰よりも、取り返しのつかない事があるとか、どうしようもない事があるって事な気がする
燃えた火鼠の皮衣とか死んだ人とか帝ハグとか不倫とかお迎えとか。
お迎えシーンの圧倒的な力はすごかった
月の迎が来る場面の射った矢が花になるところ、ディズニーの「眠れる森の美女」にもあった
あのシーン好きだ
>>355与えられた人生から自立せずに大半を生きたのはかぐや姫の方だろう
かぐや姫「死にたい」→月光菩薩がかぐや姫に羽衣をかける→あの世いき
かぐや姫は最期に気づくんだけどな
>>362 あの絵じゃなかったら見てなかったけどなあ
日本画の画風が場面によって変わるのが、にわか日本画好きだけど楽しめたよ
日本画の研究者はどう感じたのか気になる
中納言の死はエッ?て感じだったな。
ギャグ描写の直後だったから。
なんというかカルトムービーだよな今んとこ
今後の世間での評価や認識はどうなっていくかは予想もつかない
374 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 18:30:03.13 ID:+hqp8tRk
>>372 さっき見てきたがまさにそれ!(笑)
オウムのアニメ思い出したわ
カルト映画ってそういう意味じゃないと思うんだが
カルトムービーかなあ
昔の東映動画の長編アニメっぽい正統派まんが映画だと思う
かぐや姫の乳幼児期は龍の子太郎っぽかった
ア=アニメ厨
俺「面白いの?」
ア「古典を映像化した貴重な作品」
俺「で、面白いの?」
ア「映像がすごい、特に表現がすごい」
俺「で、面白いの?」
ア「久石譲の音楽もすごかった」
俺「予告の絵は変だったけど」
ア「本編は凄いんだよ」
俺「で、面白いの?」
ア「歴史に残る・・・」
以下繰り返し
というか、おとぎ話のヒロインを現代的な価値観の女性として描き直すって
ここ20年ぐらいのディズニー映画じゃね?
次回作にも期待してます!
>>377 多分一般人にこの作品進めたら
そんな反応されると思うw
見てもらうまでが本当に大変
俺の周りの大半も絵が受け付けないだったし
>>373 それくらいにまとめたほうがよかったんでは
でなんかと同時上映
>>378 ディズニーだったら捨丸とハッピーエンドだよ
捨丸は当然結婚なんかしてないし、かぐや姫一筋
383 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 18:39:26.81 ID:53BuR5hk
アニメの映画をたまに見てる層の俺から言うと
いつものアニメ絵よりも、新しい意欲的な映像みたいんだよね
風立ちぬ、サカサマのパテマ、オオカミ子供、マドマギ叛逆
くらい見てる俺から言うと、やっぱ見たいと思ったし、見てよかったよ
苦労して悩んで描いたんだなという、製作者の気持ちが伝わってきて、贅沢な2時間だった
宮中に憧れる翁というのは
童歌に憧れるかぐや姫の鏡なのかな?
分不相応のものに心惹かれるあさましさをかぐや姫に見せつけるために
月の民は宮中にでは無く竹細工職人の元にかぐや姫を落とし
彼に十分すぎるほどの金を与えた
この作品の翁が他の作品よりもあさましく演出しているのもそのためで
この作品を見た人の多くが翁はあさましいと思った
>>382 ディズニーだったら、捨丸が月の軍団と闘って破れて、一度はかぐや姫と別れるけど
月の王の心を動かしてかぐや姫が地球に戻って来る
お布施とかあんまできないけどブルーレイは買う
でも音響含め映画館で見るのが一番いいと思う
>>377みたいな問答を他板で見かけたけどネタバレスレじゃないから
話の内容詳しく言えないだけなんだよね
お前とそのアニヲタがどういう関係か分からんが
ネタバレしないように気を使ってくれたことに感謝しないと
390 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 18:55:28.98 ID:5UeF9Kiw
単に物悲しくて泣けるいい話だよでいいじゃん
おもしろさの表現の仕方が怪獣とロボットが戦ったりするようなのばかりであるまいに
377のアニメ厨ってのはお前らのことだよw
50億ガー技術ガー作画ガー音楽ガー言ってて
内容が面白かったって感想は中々出てこないって揶揄してんだろw
かぐや姫と添い寝したい
面白さってなに?
美少女ハーレムで爆発しまくって巨大ロボに乗り込んだ主人公が中2な必殺技叫ぶようなアニメの面白さを求めてる人にはつまんないかもね
俺は添い寝以上のことがしたいな
かぐや姫のキャラがいいんだよね
ハイジみたいな天然野性児かと思ったら琴も行儀作法も超ハイスペックで
つかみ所がないんだけど共感できる不思議な魅力がある
絵巻ごろごろにはフイタ
>>377 おもしろかったよ
あらすじを知っていても、先がどうなるか気になって目が離せなかったもの
名作劇場のパイオニアの面目躍如だね
疾走の時の音楽がシーンとあいまって印象的だったな
見てる間はそれなりに泣いた
終わってしばらくしてから「かぐや姫はもういないんだ」と思って涙が止まらなくなった
人の気も知らないでチャカポコ景気のいい音楽で迎えにきた月の人に腹が立った
でもぶっちゃけ自分は苦しみとかない月の方がいいので、姫と代わってあげたいわ
一度は見てもらいたいけど、何て言って勧めていいのか本当に困るw
「アルジャーノンに花束を」を読んだ後の気持ちと似てる
>>395 演技がすごくいいよね
捨て丸にもっと強く抱きしめていて!って懇願したり
相模に高貴の姫は人間じゃないのねってすごんだり
子猫と戯れる愛らしい笑い声とか翁と母様の化粧に笑い転げたり
台詞だけで印象に残るシーンがあっていいわぁ
映画に面白さだけを求めてるならドラえもんでも見てろ。面白いぞ
語ることは少ないが
そういや絵巻って今作っても子供たちには面白そうだよな
ビリって破いちゃう子もいるだろうけど
今絵巻って作ってないのかな?
>>398 >姫と代わってあげたいわ
こういう偽善が一番気持ち悪い
>>400 面白さ以外に何を求めろっていうんだ?
素人に作画とか技術とか言われても分からんぞ
おいドラえもんバカにすんなよ、だてに30年映画やってねえぞ
こういうのにはまどかマギカとかエヴァンゲリアンあたりをすすめときゃええねん
この映画は一般女子受けいいと思うんだけどな
宮崎監督の女の子と違って生身の女だと思う
自然に感情移入できるよ
テレビで鈴木Pが昔高畑さんはモテたから女心がよくわかるって言ってたw
うちが監督決まらなくて、関塚か小倉かとか報道されてた時は、
「小倉さんを千葉から守れ、絶対取られるな」くらいのことを大宮サポ言ってたのになぁw
>>402 あんた脊髄反射しすぎw
自分だったら月の世界のほうが楽でいいわーって話だろ
あ、ゴバクスマソww
俺は「私は生きるために生まれてきた!」だったかのセリフにグサッときたよ
でも観て良かった
また観たい
>>406 略奪不倫物が女子受けいいとは思えんけどな
略奪は失敗したけどな
捨丸は夢の中の出来事としか認識してない
ID:NRuiGXvV
コイツ根性腐り過ぎ
かぐや姫は捨丸が昔のままの捨丸にいちゃんだと思ってるからね
妻も子供もいるとは夢にも思ってない
>>413 その人、見ないでネットの話つなぎ合わせて批判してるんじゃないかなあ
なんかピントずれてる
宴席で男達に下世話な話のネタにされてキレて爆走とか
帝に抱きつかれてキモイとか女が不快に思うツボが間違ってないから
高畑さんすごいねおじいさんなのに
417 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 19:26:35.68 ID:MFIQNB0c
面白かった。
正直高畑監督の作品ということで少し心配してたんだけど(ぽんぽこは好き)、
私はよい作品だと思った。
ぜひたくさんの人に見てもらって黒字化してほしいな。これだけの作品なんだから。
最後泣きそうだった。
もう一回見に行くかサントラを買おうか悩み中。
クレジットには女性脚本家の名前が出てるけど、どこまで書いてるんだろう
イケメン求婚者のレンゲの話で、うっかりかぐや姫が落ちそうになるところとかハラハラした
パヤオだったら絶対ああいうシーンはないと思う
419 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 19:28:33.36 ID:JyIGUl3D
>>414 そうか
そういやかぐや姫はある程度世間知らずだったっけ
初潮のとき何歳だったの?
俺は12歳だったかな
たけのこ可愛い
子供の頃あんな幼馴染がいたら楽しかっただろうな
見てきた〜。お皿割るシーンからの勢いに圧倒されてしまった...全身震えたよw
最後の天からの御方々の音楽が最高に怖いな...
普通に観れば竹取物語だけど、こだわってみると風刺が効いてて楽しくて仕方なかった!
桜見に行った時子どもにぶつかられてマジギレする意味がわからんかったわ
>>424 母子がすごい恐縮して謝るから、もうああいう子たちと自由に遊べる身分じゃないんだと気づいて
鬱になったんでしょ
426 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 20:07:06.48 ID:Xmdq5pjz
あれをキレてると表現するなら、庭を荒らすシーンはなんと表現すればいいのか
高貴な姫君はやっぱり性教育なんかもされるんですかね
>>391 えっ?
この作品はむしろアニオタが叩いてるだろ
絵が萌えないとかで
ちなみに俺はまどかとかいうアニメは見たこともないし、見るつもりもない
>>423 こういうディズニーみたく有名原作リメイク系のアニメ好きだから続けて欲しいなぁ
だから意地でも売り上げてくれ。今週の金ローにかかってるぞ
>>404 だーから面白かったつってるだろ
感動や音楽とかも面白さの内だわ
帝のAAまだできないのか?
433 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 20:29:02.06 ID:dRZfsSx3
三三三三三
三 | 0 `ヽ
三 , ) |
三. ) | 姫様〜
三 | 0 ノ
三三三三三
__,,,,_
/´  ̄`ヽ,
/ 〃 _,ァ---‐一ヘヽ
i /´ リ}
| 〉. -‐ '''ー {!
| | ‐ー くー |
ヤヽリ ´゚ ,r "_,,>、 ゚'}
ヽ_」 ト‐=‐ァ' !
ゝ i、 ` `二´' 丿
r|、` '' ー--‐f´
_/ | \ /|\_
/ ̄/ | /`又´\| |  ̄\
帝様が大百科に御興味を持たれたようです。
んーーー、期待以下だったけど
まぁ高畑監督の場合こんな感じでしょ
>>433 このキャラの縫いぐるみはもう少し似せても良かったと思う
これ本人がどう思ってるか知らんけど、人間の生と死のメタファーだよな
人間いつ死ぬかわからんから、その時になって後悔しないよう、精一杯生きろっていう
そういう説教臭いの要らないから
実際そういう臭い映画だし
この映画のどこが説教臭いのやら
そう言えば
あの仏は全然、ありがたく敬われてなかったな
つーかおまえら説教にビビりすぎ
なんかトラウマでもあるのか?
怖い絵本読んでもらってオシッコちびるガキじゃねーんだから
443 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 20:59:47.30 ID:nUotja8a
幼かぐやがカエル追いかけて落ちるシーン
の婆ちゃんの猛ダッシュは笑った後で感動
した
あの年で子供を守るためにあの火事場の糞力
やっぱり生命讃歌だなぁと
>>441 あれが仏なのも、阿弥陀来迎図とかけて死の暗喩なんだろう
しかしあの御迎えは能天気すぎるな
もうちょっと何とかならんかったのか
77歳になると死なんてすぐそこだから
死ぬことは怖いものじゃなく、何か楽しい場所にいくんだという
そういう雰囲気をだしたかったんじゃないだろうか
>>429 おもひでは、柳葉と今井美樹がどうしようもないレベルで下手糞だった・・・
ぽんぽこの方が良かったんでないか?
>>444 阿弥陀来迎図でも天人達が奏でてる楽器は皆西域のものだから
和風な音楽よりもあれくらい異質な音の方が似合ってると思う
>>446 いや、でも今更予定は変えられないだろ
終わった後の宣伝に全てが掛かってる
なんかテコ入れねーか
>>444 あの異質な感じがよかったな
久々に泣いたわ
そこで行動しとけばどうにかなりそうなとっかかりが散りばめられてるところが残酷だった
侍女かわいい
動きも音響もよかったけど、食わず嫌いな人多そうだな
かぐや姫の物語は表面的な美しさとは違ってかなり毒を含んだ作品だね。
生と性と死のイメージがふんだんに現れる。人によっては耐え難いだろうね。
>>446 ぽんぽこの野々村真以外は高畑アニメのキャストにはずれ無しだと思っている
少なくともパヤオよりはよっぽどマシなキャスティングしてるよ
風立ちぬの庵野なんかふざけてるとしか思えなかった
>>454 あれはあれであってた
下手くそだったけどな
天人の音楽のリピート止まんねえわ
ええわー麻薬みたいな音楽や
あー風立ちぬはなあ…
二郎が好きになれない理由の一つに、
あの声と、感情がこもらないしゃべり方がある
西島秀俊が二郎役だったら自分の中では3割ぐらい好感度が上がってる
マジレスすると声優陣がうまく感じるのはアフレコじゃないからだな
ビフォレコっていうの?よくわからんけど声を先に録って後から絵を当てた
>>458 プレスコです
庵野はプレスコでも棒読みだと思うけど
プレスコだな。
かぐや姫は声で聞き苦しい所がほぼないね。
庵野はねえw
庵野にやらせたい気持ちはわかったが、
やっぱりねぇ。
ひとつ文句を言うとしたら捨丸のビジュアルがちょっと洗練されすぎていた感がある
もうちょっと朴訥で無粋な男の方が物語的には映えたと思うんだが
結局イケメンが勝つ
アフレコかプレスコかというより、声や演技とキャラがあってるかが一番大切だよね
アフレコは声優専業じゃないとタイミングを合わせるだけでせいいっぱいってよくいうけど
うまい人はやっぱりうまいもの。
宮崎アニメの場合は、作風から言うとケレン味のある演技が出来る人のほうがハマるのに
なぜか庵野みたいなの選んだりするんだよね。
観てる途中でパタリロも天人かなって思ったけど
アレは正式に人間ってことでいいのか?
よく見るとパタリロも一緒に月に帰ってるよ
>>クリリンみたいなもん
カリン様じゃないの
女性の怒りと草木花虫などの
自然描写を竹取物語に加えたってところか
女性が怒るシーンが凄すぎてたまげた
高畑勲もスタッフに三時間とか四時間とか
平気で怒るらしいし、おそろしい現場
だっただろうなあ
邦画の監督によくあるけど、演技は二の次で存在感か何かを求める感じ。事務所のごり押しとは別のものね
演技してるのがいやだって言うのもあるんだろうけど、俳優を信じないんじゃ映画を作る意味があるのかと思う。まあ
素人を使うのは昔からあるか。
473 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 21:56:34.59 ID:JyIGUl3D
>>469 パタリロってあの猫の恩返しにでてきたやつみたいなやつ?
長い 長すぎる 90分でやれ
パタリロが天人なら最後月の迎えに抵抗するのがよくわからんが
パタリロも地球が気に入ったってことなのか
かぐや「もうやだ、この星」
高畑監督はチエの時点で芸能人声優使ってたからな
それも俳優ですらないお笑い
で演技力的にはあんまりだけどすごいはまってるという偉業を成し遂げた
製作費50億ってどこにそんなにかかってるんだと思った
>>475 姫が地球を振り返るところで仏?の隣にいる
>>477 ずっと一緒にいるうちに姫に感情移入したんだろうな
まあ抵抗したというか最後にジジババと言葉交わす機会を作っただけだが
製作期間8年で、50億の製作費って、おかしいよな
この8年のうち5年間は、高畑監督と西村Pの二人でごちゃごちゃやっていただけじゃん
他のスタッフは、その間別の仕事してたわけだし
(作画インは2011年からだし、その時点での専任スタッフは7人だけ)
直接かぐや姫にかかった製作費って、15億くらいなんじゃないかな
なんでかぐや姫に(株)ジブリ全体の固定費まで乗せて計算しているんだろう
サントラ買ってきた。
「天人の音楽」が映画を思い出しながら聴くと泣けてくる。
かぐや姫が半ば強制的に後ろを向いたまま連れて来られる時のシーン、
曲調が少し変わるところで何度も胸が締め付けられる
また映画見たくなってくるサントラだった
久石譲はやっぱ天才だわ
>>482○テレに払ってもらうために吹っかけてるんじゃないのw
製作期間つってもなにやってたかわからんしな
京アニなら半年で作れそう。そっちのが見たいわ
職人にちゃんと代金を払ってれば
惜しかったな
>>298 それ邪心じゃなくて正義
高畑が無邪気と書いて悪
489 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 22:19:07.85 ID:dE+dpjDV
ヤフーの劇場公開情報 ランキング
前日45位、本日50位
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyove/mrecent/ 家族という文化を否定し(父親は自分勝手、母親は相談相手にならず)
地域の文化を否定(お祝いごとで、疎外感を感じるかぐや姫)
大和撫子の精神を否定(結婚を申し込まれた相手とのやりとりの中での姫の手の震え。普通の女の子アピール)
天皇制を否定(単なる下品な男。気品のかけらも無い)
仏教も否定(仏が罰として浄土にいる人間を六道輪廻に落とすなんてありえない。往土は天ではない。菩薩の修道の場)
倫理観を否定(不倫や窃盗を良しとする)
恥を否定(乳首を出すことは恥です。隠してください)
ちょっと極端な意見を書いちゃったけどさ、
日本文化を否定したい日本人には良いんでしょうねw
ジブリ映画で初めて一緒に飛んだよ
>>481 マジで?
くそーもう一回見に行くしかないだろ
嘘だったら怒るで
>>482 鈴木Pが高畑用にジブリに新しいスタジオ作ったと言ってたからその経費じゃね
売れなくてもいいからと周囲に甘やかされて自由に映画を作る人
押井守
松本人志
高畑勲
>>489 あの帝はむしろ度量の広い紳士
作中の月は浄土でも往土でもない、六道のひとつのただの天界
この映画の収穫
田畑智子がおもしろい声を出せると知った
鈴木「コピーは『姫の犯した罪と罰』で」
高畑「品がない!(激怒)」
鈴木「じゃあ『清く、凛々しく、美しく』」
高畑「うむ」
↓
鈴木「みんなに見せたら『姫の〜』の方がいいって」
高畑「もう勝手にして!(激怒)」
さっきテレビでやってた
鈴木さんが「(高畑監督が)クソ面白くない顔して」っていったとこすげー目が笑って無くて怖かったわ
>>484 利益が出なければ、出資者へは配当はしないで良いという契約なのかな
(○テレ自体が大株主&出資者なんで、そのメリットがあるかどうかわかんないけど)
映画とかゲームって、費用償却方法が特殊だから良く分からないけど、
かぐや姫にスタジオ運営費を乗せちゃった方が節税とかでお得なのかもね
>492
どっかのビルのワンフロア借りただけだったはずだから、
そんなにはかからないと思うよ
債務が残っておる
>>496 風立ちぬの「生きねば」も鈴木が勝手にやったことで、宮崎は僕はそんなことは言ってませんと言ってた。
姫の前に仏がいるんだら、地球を振り返った時に仏は画面に入らないと思うが
ツイッターで感想知りたいと調べてみたのにゴミみたいなハッシュタグ邪魔だな
しねばいいのに
>>444 月からすれば感傷的になる理由はこれっぽっちもないわけで、高畑が考えた末の表現だろうな、あの能天気は
テーマは肉欲
その割りに貧乳では?
テーマは女性の怒り
かぐや姫、怒ってばっかりじゃん
>>485 全く別のものになっちまうし、そーいうのは深夜にやっておけばおk
テーマはどうみても仏教はサンバ!でしょ
512 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 23:10:44.36 ID:j0q6ZcT1
地井さん好きな俺はもう初っ端から涙が出た
役者魂というものを見た気がする、姫の歌声も演技も素晴らしいし
比べたら悪いが風立ちぬは○ン○だった
同僚がこの映画見終わった後に
劇中何度も歌うわらべ歌の歌詞じっくり見ると怖いことに気づくって言ってたがマジか
>>501 地上から子供たちと一緒に見上げていたではないかw
まわれ まわれ まわれよ 水車まわれ
まわって お日さん 連れてこい
鳥 虫 けもの 草 木 花
春 夏 秋 冬 呼んでこい
めぐれ めぐれ めぐれよ 遥かなときよ
めぐって 心を 連れてゆけ
鳥 虫 けもの 草 木 花
人の情けを はぐくみて
まつとしきかば 今かへりこむ
吹けよ 風 吹け吹け 風どうと吹いて
山の実りを 連れて来い
栃 栗 きのこ 山ぶどう
椎の実 ざんざこ 降ってこい
もみじも ざんざこ 降ってこい
怖いかな?
期待しててやっと観てきたけど裏切られなかった
しかし客入ってないな
映画館で働いてるけどどの回も清須にすら負けてる
>>512 ご存命だったら、特番で「ちい散歩・ジブリスペシャル(東小金井)」をやって欲しかったなぁ・・・
すごい宣伝効果もあっただろうし。
怖くないと思うよ。
かぐや姫が月に住んでいる時に近所のおばちゃんが地球の歌を歌って泣いているのを見る
↓
かぐや姫地球に憧れ胸おどらせる
↓
月では感情を高ぶらせたり動かしたりすることは穢れであり罪
↓
かぐや姫は記憶を消されて小さくされて地球送りにされる
↓
ジジババに拾われてすごい速度で成長して田舎の村の兄ちゃんソンキチ?だかに好意を抱くが子供なのでまだ気づかない
↓
ジジイがまた竹取ってるとかぐや姫見つけたとき同様に竹が光ってる→切ると中から金や高級着物がワンサカでてくる(過保護な月の仕業)
↓
ジジイはこの子供は高貴な姫様で俺はこの子を都で立派な教育を受けさせて幸せにしてあげないといけないと躍起になる
↓
かぐや姫は都で勉強するが実は人生二周目なので楽勝で何でもできる
↓
美人とのうわさで結婚したいと男が集まってくる(火鼠の皮衣、龍の頸の玉等のくだり)
↓
みかどが噂を聞きつけて俺の嫁になれと突然抱きついてくる
↓
かぐや姫いやすぎて心のなかで月にSOSを送る
↓
なぜか許されて月の使者が迎えにくる
地球でステマル兄ちゃんと幸せになってたらよかったのにいいいい
地球でステマる兄ちゃんと仲良く
くらしました、だと富野の
ターンエーガンダムになってしまうぞw
とーりーむーしーけーもーのー、のとこだけ、
こきりこ節に似てる
こーきりこーのーたーけーはー
ステ兄にとってそれはキツイだろうな
命がいくつあっても足らん
>>512 地井が高畑に「これは地球を否定する物語ですか?」と聞いて
高畑が「全く逆です」と答えたという話、好きだなあ
>>382 ディズニーだったら捨丸なんて出てこないよ。
帝が王子様役だよ。
お忍びでいった山とかでお姫様になる前のかぐや姫にと会うんだよ。
月の使者の音楽が、いかにも高畑らしいねw
笑っちゃったけど、高畑らしい演出法だからまあ許すしかないか、と思ったw
見てない人はみんな見に行っていいよ
これはさすが高畑が10年かけた作品だわ
ひとこと、傑作
感性が腐らない内に観れて良かった
ここは見たやつとアンチしかいないよ
考察してた人たちどっか行っちゃったし
531 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 23:35:47.97 ID:F5v15Rkq
なんか奈良に行きたくなる映画だった。
そうだ、奈良行こう。
かぐや姫の物語>>>>>>>>>風立ちぬ
>>530 薄々、感じてはいたが
アンチは観てないよな
アンチだけと見たよ、捨丸兄ちゃん!
>>531 かぐや姫の町こと広陵町か?なんもないぞ
これ絶賛してる人たちはジブリからお金でももらってんの?
みんなステマる兄ちゃんなの?
仏サンバの音楽は良い違和感があったな
感動も誘いつつむり無理矢理感動を押し付けない感じ
537 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 23:42:21.19 ID:F5v15Rkq
良かったよ。少なくとも金返せよ、とはならなかったよ。
風立ちぬwww 歴代トップ3に入る金返せよ映画w
538 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 23:44:08.54 ID:j0q6ZcT1
日本人で良かったと思えるわ
和○総本家で紹介して欲しいけど無理だろうなぁ
広陵町か他に桃太郎もなかったか地元奈良よ…
大ヒット御礼CMはどんなになるのかな?
女童が男共の手紙を体中に刺されたシーン使って、「姫、全国からこんなにお喜びの手紙が」なんてやってくれないかなw
風立ちぬとはいろんな意味で同レベルな印象だった
かぐや姫といえば京田辺やで
542 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 23:46:21.79 ID:1vvxKurE
初デートでかぐや姫行きます
嗅ぐや姫
544 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 23:48:29.56 ID:j0q6ZcT1
ステマる兄ちゃんとはうまく言ったなw
>>284 かぐや姫が海外で児童ポルノと見なされるというのは本当なのかな?
かぐや姫は海外の映画祭で賞を撮って欲しいからすごく不安。
まあディズニーが絡んでるし、そこらへんの問題も解決されていると思いたいが。
帝のアゴはもう少しなんとかならなかったんすか?
547 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 23:53:44.24 ID:F5v15Rkq
すてまる兄たちって、あれ、サンカの民?
「俺って超イケてるメンズなんだぜ?」って感じのやつは顎長いイメージあるだろ
つまり無修正で観られた人はラッキーだった
って事ですか
551 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/26(火) 23:57:49.94 ID:MnC2v7Mb
・線画?の必要性
絵巻風味にする意味はなかったと思う。
勢い、無常感の表現にはストーリーがついていかないから取ってつけた感だけが伝わってくる。
セル画にして「突き抜けるような青空」や、「萌える青々とした草木」の中で遊ぶ戯れる表現の方がこの映画には合っていると感じる。
千年女優みたいな。
・帝〜終幕の安易さ
中盤あんだけ好き放題やっといて、こっからどんな解釈を見せてくるのかと思えば原作そのまま。
もう一切そのまま。ただオチが考えつかなかったから誤魔化したと言われても仕方ない酷さ。
90年代じゃあるまいし、なんらかの解釈があるならはっきり描写すべきだし、
教訓があるならそれを主要人物達が次に繋げる形で自覚させなければただの手抜き。
結論として山田くんには遠く及ばない。主軸がはっきりしている分、風立ちぬの方が上。
しかし支離滅裂ではないのでハウルよりだいぶマシ。表情豊かなサブキャラ(特に犬侍女)に金払う価値はある。
あれBLとか女性向け漫画っぽいのイメージしたんかな
ああいうのの俺様キャラってたいてい顎キュピーンしてるじゃん
>>547 サンカの定義は曖昧だし遥か後年つうか最近の概念だからあれをサンカであるとはいえないけど
とりあえず移動職能系の人たちだし、その流れにはあると思われるね
サンか
555 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 00:01:54.92 ID:F5v15Rkq
田畑を耕していない民は、百姓でもないよね。
すてまるも、翁たちも。
>>549 ダウンタウンの100秒博士アカデミーってやつ
あんまりおもしろくなかった。以上
558 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 00:05:02.23 ID:tgYLyR6f
.
ほんと、これが「風たちぬ」より客入りが極端に少ない意味がわからない
中途半端に大人向けだった「風たちぬ」より遥かに大人向けの作品だし
ヘタに声優で奇をてらった「風たちぬ」よりも登場人物達の感情がストレートに心に響いてくる
千年も前のおとぎ話だけど実にリアルな話だった。
作画が慕情的なだけに余計に心に響いてくる。
.
俺の中で風立ちぬはジブリNo.1になったけどな
てかsageて書き込めおまえら
風立ちぬとかぐや姫はどちらもわざとわかりにくく作ってあり、どちらもゲーテのファウスト的な価値観ということで共通している。
>>558 風たちぬはジブリらしい見た目
かぐやはなんかすごいけど白い見た目
この差
562 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 00:11:57.83 ID:fARXIckR
かぐや姫が、母、パタリロ顔従女と三人で牛車でお花見に出かけるよね。
で、一本の大きな桜の木をみつけて、姫が駆け出して木の下で走り回ってて、
近づいてきていた庶民の赤ん坊にぶつかって、お互いに倒れる。
で、赤ん坊の母親が飛んできて、「申し訳ございませんでした!」と土下座して謝る。
姫は、暗い顔になって、母とパタリロに「もう・・・帰りましょ」 と花見を中止して帰宅する。
この姫の心変わりの原因て何だと思う?
俺は、わたしがいたでの、この桜の木の下で花見するためにやってきた庶民一家の花見を中止させてしまった、
あたしが帰宅して、この場所を譲ろうって思ったから、なんだけど。
>>147 竹取物語が面白くないのは、物凄く現実的で希望がないからだと思う
捨丸って最低人間なんだろうけどさ
盗みはよくないが
奥さんに関しては不細工だから同情の余地あり?
565 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 00:15:08.92 ID:HTLzJ73v
面白くない言ってる奴は誰にも愛されたことない奴だって思われても仕方のない内容だった。
瞬きせずに作品見てきたけど、情報過多すぎて一時停止を何度もしたくなった。
アクション少なめで内容もわかりやすいから一度見たらそれで良い派が多そう。
単純な映像美なら風立ちぬより上。何度も見たくなるような中毒性は風立ちぬの方が勝る感じ。
こんなの二作品同時に放映されなくてよかったわ。脳みそパンクする。
いいんだよ、見てくれさえよければ
>>551 クロッキーのような勢いのあるタッチにする必要性なんかないよ
高畑監督が言ってるようにある種、夢の実現なんだと思う
その試みが失敗してるのか?と言われたらそんなことなくて
背景と違和感なく親和してて、絵の表現が統一されていることに尽きるんじゃないかな
あ、あとは絵に柔らかさも出ててるし、縁取りじゃないから顔を意図的に歪ませてるから感情豊かに人間を描写できてる(これ画一的な線でやるとギャグになります)
美術は長年ジブリ背景を担当している男鹿和雄さん
おもひでぽろぽろでとことんリアルな書き込みを追及した監督が
この映画では、余白を活かした映画をつくってる
>>568 >>背景と違和感なく親和してて、
いや失敗だろ…
人物の輪郭が常時チラチラ目障りにチラついて全然ダメだっただろがw
571 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 00:22:45.40 ID:HTLzJ73v
>>568 冷めた目で帝を見るかぐや姫の表情は画太郎だったな
>>565 誰にも愛されたことはないがおもしろかったぞうるせー壺の中におっこって腰こわしやがれお
高畑さんはぽんぽこの前に平家物語(orその時代の武士もの)を作りたいと云って、
パヤオに鎧を描くのにどんだけ手間がかかるとおもってんじゃwwと一蹴されたことがある。
んで、ぽんぽこで平家物語らしきシーンを入れている。
安く上がるだろうと思って作らせたドキュメンタリーは制作費と制作期間がとんでもないことになった。
高畑勲の執念マジ派ねえ。かぐや姫が50億っていっても全然驚かないよな。
574 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 00:23:58.05 ID:d0mLwsMz
>>568 納得した。たしかに表情に違和感なくて「美しいかぐや姫」の描写には文句ないわ。
>>444 極楽浄土への憧れをわかれよwwwwww
三三三三三
三 | 0 `ヽ
三 , ) |
三. ) |
三 | 0 ノ
三三三三三
↑この人はマスコットキャラ、ゆるキャラってやつですかね。
音楽は普通だったけど、床を踏む効果音が妙に印象に残った
親和性とかよくわからんから、話は初恋ひきずった美女のデカダンという感じ
最後は信者に連れ戻される麻原の娘を連想してしまった
>>562 あの親子の尋常じゃない謝り方は、高貴な人の気を悪くされてはどんな仕打ちを受けるかわからないという恐れから来てる
だから自分がもう田舎で無邪気にはしゃぐ子どもには戻れないことに対する悲しみで機嫌を損ねたんじゃ
ヤクザの人が自分から肩ぶつけたのに、相手に「ひいごめんなさい」って平謝りされてすたこらさっさと逃げられたような心境
>>575 現代日本人が見る映画だからねえ。
全てが当時を再現してるんならそれはそれで一つの見所だが、
現代感覚でやっちゃってるとこも相当あるし。
581 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 00:29:28.70 ID:HTLzJ73v
>>577 ジブリは子供向けにアニメ作ってることを忘れちゃだめよ
こんな映画よりも千と千尋みたいなのの方が面白いことは知ってる上で作ってる映画
そんな感じの立ち位置でバカみたいに人が見に来ると思ってないでしょ監督自身が
>>577 初恋って訳でもなかったんじゃないかなあ。
居心地よく過ごしてた昔を忍ぶよすがというか。あと肉欲と。
>>577 楽しみにやってきた嫗や侍女の心中は一顧だにせず「帰る」と言い出す辺り、
まさに高貴なお姫様気分だったわけです。
もしかしたらジブリ作品で初めてかな
作中に宇宙空間が出てきたのは
ラピュタのエンドクレジットはさておき
俺はこの映画は人間の欲望の話だと思った。二律背反的に人間の欲望が抱えるジレンマを描いてる
田舎にいれば都に憧れ、都にいれば田舎の生活に憧れる。月にいれば地球に憧れ、地球にいれば月に憧れる。
人の葛藤はその二律背反的な欲望の間で起こり。そこから抜け出したければ、地に這い欲にまみれて生きるか、天上で無我に生きるしかない。月の仏さえもまたその理の中に在るというのも良かった
なんか3つもレス来たけど全部よくわからん…
個人的には十分楽しめたよ
586 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 00:36:51.05 ID:fARXIckR
生物を月から地上の竹の中に転送したり、黄金、着物を竹の中に転送したり
あれはどういう原理で作用してるの?
>>586 そういう理を超えた力があるんだとしか言えないだろうな
それ面白いね高畑勲そのままってかんじ
弁証法の人だから、一方では否定してもそれを肯定してぶつけ合いながらずっと映画を作ってきたんだろう
>>386竹に偽装したカプセルを月から発射してるとか
夜中に竹を割って中身仕込んでアロンアルファで元通りにしてるとか
いくらでも考えられるだろ
>>584 かぐやと共に飛んで、離ればなれになった後の捨丸に妻子がいたのがその象徴だったな。
結局あそこで、月の力を無視出来たとして駆け落ちを選んだ所で、幸せになったかというと決して
そうではないよというメッセージだし、あれだけかぐやに対して開き直った男の現実として実にリアル。
アゴの帝の子孫が今の天皇なの?
はっきりいって高畑勲は月の住人だと思った
物過く達観した天上人の視点から、地上のあらゆる欲望全てを(性の欲求も含め)肯定するとんでもない話だと思う
天皇の血筋なんて何回も変わってんじゃないの?
今日見てきたけど200人位は入れる劇場なのに20人位しか居なかった。
2時間程退屈だったけどラスト20分は良かった。ちょっと泣きそうになってしまった。
女童が天人だったって本当?
すごい大発見だな
つくづく残酷な話だな…さすが高畑
>>591 まさにそこだと思う。あの妻子の姿こそが現実で、かぐや姫はわがままな子供だ
この映画にハッピーエンドは無かったんじゃないかと思う
情が罪になる世界だと言葉も最小限になるのかな
白目金髪野郎がずっと無口でかぐや姫も羽衣着た後しゃべらなくなった
作品としては良かったけど声優はだめだなあ。
声優がだめっていっても、いわゆる声優を使えばいいというもんでもない。
日本の、声優を含めた俳優のレベルがものすごい低下してるから
80年代だったらあり得ないようなチンピラ女優が主役を張ってしまってる。
あの滑舌の悪さ、セリフ全部いえてなさは、キムタコとタメのレベルだ。
宮本信子も、なんかだめだった。声優は初めてなんだよね。
声優は合う合わないがあるから。宮元信子は合わないと思う。
宮本信子の顔ばっかりチラチラ見えてしまう。
月のお迎えの時のBGMは軽快な音楽なんだけど
どこか不気味さが漂って印象的。
これってドラゴン・タトゥーの女でエンヤが流れた時と同じだなー
>>584 単純にいうともののあはれを知り、生きる喜びを描いてる
かぐや姫でもこの世の素晴らしさをはっきり言ってたと思う
家具屋が操られて廊下をすーっと移動するときに
ああやってキョンシーみたいに両手を前に出すのって何のイメージなんだろうな
604 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 01:02:05.13 ID:fARXIckR
もう一度みたいな。
でも冒頭から、捨丸がキジを捕まえるくらいのところまでは別に観たくない。
キジ捕まえるあたりから最後までもう一回くらい観たいな。
ようするに、姫が成長したあたり、髪の毛が長く延びたあたりから、観たいってことだな。
あと、伊集院もあれはもともと演技力なんてないし、ラジオでネタトークしてるようなイメージで
やってたんだと思う。それはそれでまあ、ありかなと思ったけど、あれが声優としての演技として
通用するものかというと、あくまで「ラジオ番組で人気のお笑いです」ということを知ってる前提で
しか通用しない、プロの仕事とは呼べないものだったと思う。
>>602 高畑勲ってずっとそうだよな
この世は素晴らしい、生きるに足るところなんだってブレない
恐ろしい人だ
たしかに女童も月の舟に乗ってたね
えっお前もついて行くのかよ!?って思ったけど天人だったんだな
さすがに公開したから、DVDとBlu-rayの無料配布は終わったよね?
609 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 01:05:50.53 ID:HTLzJ73v
かぐや姫の田舎から嫌々仕方なく都にきて 新居にはしゃぐ気持ちすげぇわかる
けど根の深いところでこれからの生活の期待以上にどっか心のどっかから腐り始めるところも
仏のなんちゃら鉢の偽物に心が揺らいでるシーンで翁の叔母が入れ替わりに入るシーンで泣けた
自分を裏切りそうになって裏切られそうになってこれまでもが裏切ってる自分に気づくのもすげぇわかる
でも人間の生き方は嘘と裏切りの方がメインだし・・・本音はなあなあで完全に沈黙。
姫の水浴びぐらいで児童ポルノになるわけないのに
数年前にアカデミー賞取った名もなきアフリカの地でにも似たようなシーンがあったし
竹取じじいの愛情ですら足かせのようになっている
まるで救いのないような、まあ実際自殺(的なこと)してるんだが
そんな現世でも死(のようなもの)を目前としてやはり素晴らしいと言ってくれる
かぐや姫は自らの身を張って伝えてくれているんだろうな
ここの書き込み見てるともう一回見たくなってくるから困る
>>606 欲望にまみれて生きろ!と言ってるわりに高畑勲監督はそこにはいないよな。ある種の憧れみたいなものがあるんだろうか
>>601-602 実に、「生の喜び」を歌にしてセリフにして劇中に散々鏤めていたよな〜
そして、「月からの迎え」は阿弥陀如来に象徴される極楽浄土、つまり死後の世界なんだよね
この「生の歓び」と「死界への旅立ち」の対比。
これが月からのお迎えという空前絶後のビッグイベントによって畳み掛ける様に一本の縄へと糾われ結ばれていく。
これが竹取物語のストーリーの根幹を成している構造なんだよね。
こうして見ると実に料理しがいが有るというか。
>>607 完全に見落としてたわ
要するに月のスパイだったってことだろ
どこまで監視してるんだよ怖くなるわ
でも最後は女童は姫の味方になってくれたってことだよな
月に帰ってから怒られそうだなw
天人の悟ってるようで全然悟ってない感がすごい
616 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 01:15:22.40 ID:HTLzJ73v
もう寝よう 寝た方が良いよ
こんな映画見たい人と見ない方がいいよ
俺は現実よりも夢の中もといファンタジーに生きるよ
じゃあね お休み みんな
>>613 ラストシーンって月からのお迎えを夢想して、かぐや姫は自殺してるって可能性もあるかもな
それはない
かぐや姫は自殺すらできないように見張られてただろ
ほっといたら雪の上で死んでた
結局月にとっては地球はおもちゃみたいなもんだろ
なんでも自由にできるから運命を弄んでかぐや姫をいじめてる
捨丸の妻子だって月の計らいだろう
あそこで再会させて姫を絶望させるつもりだった
姫が予想外の行動をとったから海に突き落とした
>>612 かぐや姫制作ドキュメントを12月にやるらしいから
そこで高畑さんのこと、この映画のことが何かわかるかなと楽しみのしてる
劇中の強制リセットって、描かれていない部分でも数限りなく起こってたのかもな
個人的に名付けの宴の時の強制リセットは、酔っ払いにレイプされたようなイメージなんだけど、世俗にまみれて、穢れと共に生きる覚悟をした、いわばかぐや姫が少女性を失うと、強制リセットされるのかも
強制リセットはあらうる可能性を示唆しながら、本筋に誘導するという、夢オチの発展版というか、高畑監督の編み出した新しい演出法かもな
621 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 01:26:06.98 ID:fARXIckR
>618
NSA、エネミー・オブ・アメリカみたいで怖いw 月怖いw
えー女童って天女だったの?また観にいくか・・・
>>577 床の足音なんか印象に残るよな。
別に普通の音なんだけど、不思議。
山の音なんかもそこに実際にいるみたいだった。
結局月が衣と金を送ったのって、しばらくかぐやの動向ヲチってたけどほのぼのとした田舎暮らし満喫しているだけで
こりゃ罰にはならんからと何かしらの不幸の呼び水となるのを期待してのことかな
パンフでは過保護ゆえにと書いてあったけど、それはあくまでも50年前の企画の話だし
全部監視誘導してた上に、強制リセットまでかけたくせに、姫が泣きついてきたとたんに
ほれ見たことか!だから地球なんてやめとけって言っただろうが!
つって、大勢引き連れてやってくる、仏様の糞っぷりがいい
>>617 テーマ的に自殺はないよ
かぐや姫が泣いていたのは、死にたいからではなく生きたいから
ようやくこの世の素晴らしさに気づき悲しむ
竹取物語の月世界を仏教の天界と考えたのはなるほどと思ったが
さらにそれを現代的な監視国家みたいに解釈するとは
発想がユニークすぎて圧巻
高畑勲は本当に何者なんだ
今年で一番びっくりした
>>626 でも劇中だとそこで強制リセットかけられてるから、夢から冷めたかぐや姫は、手に入らなかったものを、一生悔み続けるような絶望感を抱えたままじゃないか?
自殺は暗喩だとして、強制リセットが卑怯すぎる
都に連れていかれる時も寝てたけど、あれも強制リセットされた後かも
涙腺逝った
終始涙が止まらなかったが
髪上げの儀の時に抜け出したかぐやの気持ちだけ分からん
誰か教えて
20億の大赤字で大爆死確定か・・・
631 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 01:45:41.04 ID:fARXIckR
じじいが、竹の中から次には、黄金のつぶてを、何日も何日も都合よくエンカウンターするのも
明らかに月からの誘導だよね。
「じじい、おら、金ぞ、ほれ、金ぞ。大金持ちぞ。次にどうすんだ?あ? 都へ引っ越していい暮らししろや、ああ?」
だものね。
>>116 予告はダメだと思うがプロデューサーがあれでOK出してるわけで。
633 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 01:47:30.88 ID:fARXIckR
>629
よっぱらった客の男たちがの「会話内容」
「これじゃ、偽物だとかなんだとかいってて、それに「グワーン」となったんじゃなかったっけ?
>>627 国民の欲望を煽る大量消費社会の支配構造というか、道を外れた人間を黙殺して一辺倒の価値観を押し付ける現代社会を地球だとすれば、それに対する天上の月もまた同じというわけだ。月の価値観をかぐや姫に押し付けるための罪と罰だったわけだし
生きている手応えがあれば、どうってことないっていうかぐや姫の言葉は純粋性を持った少女目線でのある種の真理だ
633
流れ的にはそんなだったけど
あそこまでひどくなりすぎだなぁって
>>618 >>369 ちなみにいじめでなく試練という解釈でいいと思う
そもそも仏は罰を与えない
月から追放したという設定は平安時代という背景が影響しているはず
男のジジイと自分を馬鹿にした下品な会話に怒り+踏み込まれそうになって怯えた
+田舎に帰りたいという思いの爆発ってコンボよ
制作費 50億円
のCM必要か?
>>637 ありがと
初潮の始まりから溜まりはじめて
映画の流れ的に一回爆発しとけ
で補完した
帝に踏み込まれた時もあの人外の脚力発揮しろと思ったけど
あの出来事の後すっかり大人しくなってとりあえずは貴族社会に妥協することになったんだよな
そして皮肉なことに人外のパワーが再度発揮されるのが、月での記憶を取り戻して帰らなければならなくなった終盤
ことごとく突っ込みどころを躱す映画だ
SEが「ダン!」ってやたらと音がでかいのが多くてそこは閉口した
最近ああいうの多いね
こけおどしはやめて、もっと普通にやってもらいたいもんだけど
おおかみこどもに完敗確定www
>>536 まあ雲に乗ってやって来るあいつらは
明らかに胡散臭い連中として描かれてるから
音楽もあんななんだろう
天上界は色界だから
色を滅ぼし尽くした仏がいるはずないのに
なんかバッタモンみたいな奴がいるし
まああれはぽんぽこで狸が神仏に化けてたみたいな、そういうノリなんだろう
(でも大乗仏典では時々仏が天上界で説法してるな。華厳経とか)
いずれにしても監督が月の連中を胡散臭いものとして描いているのは確かだと思う
だから「サンバでお願いします」というわけ
つまりあいつらは四国の長老狸程度の扱い
>>624 最初だけ幸せな暮らしを与えたのはあとでどん底に突き落とすためだろう
初めから都に生まれてれば都の生活に適応して幸せになってたかもしれない
それだと月は困るわけ
ちなみにわざわざ里山に送ったのはわらべ歌との関係
まずわらべ歌の歌詞そのままの暮らしを謳歌させる
次に都の鬱展開に誘導しわらべ歌への憧れを失望に変えるのが月の目的
>>643 俺もあれは仏のなり損ないがコスプレしてるだけだと思った
天界はディズニーランドみたいな人工の楽園だから嘘臭さがある
天人は苦しみがないけど死と輪廻には勝てない
それを忘れるためにサンバの音楽でどんちゃん騒ぎしてるんだろう
>>639 そう、あれは都の暮らしが窮屈で耐え難いので逃げ出した
そのきっかけが客人の会話だった
確かその後のシーンで、かごの中に捕らわれた鳥を眺め自分と重ね
カゴから鳥を放す場面があるからね
>>634 なるほどアナーキストだな
けどその美意識は捨丸兄ちゃんを殺すと思うぞ
疾走シーンで里山に帰った後捨丸の家の坂を登るときの息づかいがかなり嬉しそうなんだよな
言葉では説明されないけど演出で里山と捨丸への気持ちがわかるようになってる
それで10年は会えないと知り絶望して都の生活を受け入れた
だから次のシーンではあんなに嫌がってた化粧も拒まなかった
649 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 03:07:07.94 ID:ZuW3xJcD
「蜘蛛の糸」とか、「桜の森の満開の下」とかの古典ものからの引用があったな。
なるほどディズニーランドみたいな嘘くせー遊園地なんかに洗脳されてないで
もっと天地の狭間で獣のように戯れろと
じゃあジブリ美術館はどうなんだ
と思ったけど高畑要素ほとんどねーなあそこ
捨丸が再登場した時、どう見ても妻子持ちなのに
かぐや姫にほだされて駆け落ちする気まんまんになっちゃったから
あれ?あの肩車してた子どもは弟?と混乱したよ
まあ妻子の存在をを先に見せてるのはある意味親切だよね
なにも前フリ無しに「夢か・・・」「とーちゃーん」だったらショック受けるわ
>>603 あの直前まで感動してたけど突如キョンシー化
泣いていいのかフイていいのか困ったわ
幽霊って、手を前に伸ばすものが多いよな
死後硬直を死人の表現としているらしい
>>651 イサオはパヤオ作品なんてゴミクズとしか思ってないよマジで
そしてそれに誰も反論できないw
>>603 まさにあやつられてる感をストレートに出してんじゃないの
あのポーズは
羽衣伝説って
天女が水浴びに地上に下りてくる→天女に一目ぼれした男、羽衣隠す→
「返してほしかったら結婚してくれ」→結婚して子供できる→男しあわせになる
ある日もと天女、羽衣見つけて纏う→力が戻って記憶もなくなり天に帰る
でしょ?
なんというかすっきりしないんだよね
やりくちが脅迫というか拉致というか好きになれない
もし自分がよその国に拉致られたり残留孤児になったりしたとして
ようやく戻ってこられてその国の話がタブーになって
憎いのも事実だが、どうしようもない胸の苦しみに涙するのはわかる
それを見られて「涙するってなんかいいこともあったんでしょ?」
と近づいてくる小娘が居たら絶対イライラする
で、かの地に流刑になったその子が
「望むところよ!私なら丸ごと受け止めて生きていくから!!」っても
あーはいはい頑張ってね…て気分にしかなれないと思う
高畑勲は宮崎駿という弟子に追い抜かれたと思ってたけど、かぐや姫観てこの映画のために利用し続けてきたんだと分かった
となりの山田くんもこの映画の表現技法のための実験だし、自分の研究室としてのジブリという土台を宮崎駿を使って運営維持させてたみたいな
じゃなきゃ50億も使ってこんな映画作れんよ
660 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 05:09:38.69 ID:fARXIckR
屋敷での3日観晩の宴の時、姫屋敷飛び出してかけていってさ、
村についたとき、衣装ボロボロでうつろな目であるいててさ、なんかレイプされて山中に捨てられたみたいじゃなかった?
宴で何かあったことの暗喩なのかな?
姫を犯した罪と罰。ってか
>>592 設定はそうだけど、竹取物語はフィクションな
それと、日本人なら千年さかのぼれば誰でも天皇家と血が繋がる
この作品の人気bPキャラ・女童だが、
どこかで見たことあるなあ、と思ったら
同じ高畑監督の「セロ弾きのゴーシュ」(1982)の
猫に似ているのではないか?
(たぶん雰囲気だけだとは思うが…)
三三三三三
三 | 0 `ヽ
三 , ) | ←あたしンちのたちばなゆずひこだろ(´・ω・`)?
三. ) |
三 | 0 ノ
三三三三三
>>656 そういのよくないというのは現代感覚だと思うよ
古代なら、女は強引にものにするのも一つの手という感覚では
女不足に困ったローマがサビーニ族の女を拉致って妻にしたという話もあるし
それでローマとサビーニは戦争になるんだけど、サビーニの女達が仲裁に入る
私達は今では夫も子供もいて、お互いに争うのは耐えられない、といって
12月WOWOWでやるドキュメンタリー前後編は楽しみ
>>593 高畑監督も年齢が年齢だけに月の世界を意識するようになったのかもしれない
それにしても髪に布縛って男の子たちと山を駆け回る姫かわいかったな
頼れるおねーちゃんって感じであの時期が一番好みだ
それだけに明日はみんなとキジ鍋だひゃっほー!状態からいきなり絶望に突き落とされるのが悲しかった
色んな要素を含んでいてまさに寓話なんだけど
しかし、難しすぎる
かといって高畑監督やジブリが解説本出してもしらけるだろうし
ここで色んな人の考察を見て再考するのが良いのかな
673 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 07:39:27.46 ID:RF+cwsNV
674 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 07:43:12.45 ID:RF+cwsNV
↑これはヒドイいな。しかしw
>>656 >ある日もと天女、羽衣見つけて纏う→力が戻って記憶もなくなり天に帰る
実際の伝承は、愛する夫と子供の泣き声に去り難く天上をぐるぐる廻るがついには風に乗って言ってしまう、とある。
>だが、どうしようもない胸の苦しみに涙するのはわかる
これは劇中にはっきりと描写があったが、この天女の涙は失われた筈の記憶の断片に
懐かしさやそこへの思い出に
わらべうたを口ずさみ涙する。
やり口云々に関してはわからないが、少なくとも劇中での描写では地上での思い出は悲劇じゃない。
>で、かの地に流刑になったその子が
>「望むところよ!私なら丸ごと受け止めて生きていくから!!」っても
>あーはいはい頑張ってね…て気分にしかなれないと思う
なのでこんな捻くれた話ではない。
というか、かぐや姫は表面上、地上に降り立ち天上へ帰って行く最後まで処女で有り続けたから
基本的に悪い男とのセックスで怒りに満ちたような女性的描写は物語全編を通して出てこない。
そこがこの話の救いでもある。
これで捨丸とセックスして捨てられてたら余りにも俗っぽすぎる
女童は、猫の恩返しに出てくる猫国の使いの猫と顔と声が同じ?
猫の声は濱田マリだったっけ?
たしかに何となく似てはいるけどパタリロ顔が猫っぽいってだけじゃない?
それで思い出したけど、猫の恩返しの監督した森田宏幸が原画で参加してたな
女の子は月に一回月からの使者が迎えに来る。
カースト社会では
たとえば上位カースト構成員が
下位カーストに交わるのは
タブーとされることはよくあるし
タブーを犯した罰に
罪を許されるまで
追放されるということもあります。
そういったことをテーマにした
文学や伝説もたくさんあります。
日本でも「配流」という罰があって
文明社会(畿内)から
人外の遠国に
罪が許されるまで
追放されるということがありました。
明治以前は士農工商とは別に
カースト社会があったらしい日本人には
現代人よりかぐや姫の境遇が
理解しやすかったのかな
そしてインド人がこの映画を見たら
どう感じるのかな?
と思いながら
見ていました。
>>667 姫は無自覚なまま、男の人生を狂わす魔性の女
>>593 まあ「この世界は穢れてなんていない」は天人じゃないと言えない。
この世界が穢れていると思ったからこそ農民だって極楽浄土に転生することを願って浄土真宗を信仰したんだし。
人は自然に抱かれ生きることが尊いというハイジの哲学をブレずに描いた名作。SF的脚色等の余計な話はなく、他方人生のままならなさも散りばめた、愛すべき、容易に人には勧めない映画。純和風ハイジとも言える。安いエンタメ性は見事に軽視。そこが賛否の分かれ目。
685 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 08:44:33.19 ID:L78450pD
>>659 かぐや姫作れと言い出したのは鈴木敏夫で
高畑勲はかぐや姫を作るつもりなんて全くなかったらしいよ
本当は平家物語を鳥獣戯画の絵で作るというのが
監督が望んでいた映像化企画だったけど事情があってムリになったって
>>558 ゲドだってアリエッティだってコクリコだって、それなりに入ってるからなぁ
絵の違いは大きいだろう。
あと多分スートーリーも
かぐや姫の物語は、何がおこるのだろう?というワクワク感がない。
あらすじからオチから全部分かってるから、別に映画館で見なくても
と思うのかもしれない
このアニメまだ観てないけど、なんか評判悪いらしいね
ゲーテやダンテを読んでないと理解できなかった風立ちぬより大人向けってマジ?
そりゃ客入らんわ
地井さん、吹き替え初めてって触れ込みだったけどサムライスピリッツで柳生十兵衛
演ってたような
評判わるくないというか、良いと思う
むしろそれが問題かもしれない
おおむねこの映画を見て満足する人達しか、
映画館に足を運んでいないという事になる
風立ちぬは、アレ見てボロクソにけなすような人達も、
何故か大量に見に行っていた
ここからどう伸びるか
693 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 09:20:20.02 ID:U9N3F3Y0
なんというか、ある程度人生経験がないと理解ができないだろうし、
感情移入も出来ないんだろうなという感じはしたなぁ。
一応、経験がなくとも感受性の強い子供ならよくわからなくても何か感じるとは思う
でも、大半がそうでないだろうから退屈だと感じてしまうんだろうな・・
>>685 山田くんで大コケしたのに、鈴木とか日テレ前会長とかが
高畑になんとか新作を作らせようとして、どうにか出てきたのが
高畑が東映動画時代に企画を出してたかぐや姫だったみたいだね
>>686 ゲドなんて作画以外は脚本も演出もここ10年の劇場アニメの中でも最下位レベルなのに
ジブリブランドと宮崎の絵柄であれだけ入ったんだよね・・・
> かぐや姫の物語は、何がおこるのだろう?というワクワク感がない。
これはすごいあったよ
クララの足が治ると知っていても、ハイジ見てワクワクするのと一緒
話をどういう風に持っていくんだろうと期待させる描写があちこちにあった
まあ今回こけても次が大ヒットすればいいんじゃない?
どうせ庵野監督でナウシカ2やるんでしょ
パチンコとかで負けたやつみたいなこと言ってんなよ
>>689追記
都から逃亡ワープの部分は
おまえ理想より現実と向き合えよwwwwww、というメッセージにも感じた
今のところはそんな解釈
>>697 都から逃亡〜夢オチは、月の力による強制リセット
>>681 日本でも部落差別在日差別あるじゃん
なんか違うの?
>>666 九州なんかでは最近まで残ってたしな
女を強姦して無理矢理結婚する風習
戦後の話なのに意外と知らない日本人は多い
>>697 月の住人に吉良吉影がいたのかもしれない。
捨丸との不倫でも、バイツァ・ダスト(二回目)が発動したみたいだし。
>>694 だから本当の意味でジブリブランドなんてないんだよ
宮崎の絵柄=ジブリって認識されてるんだから
ぽんぽこやぽろぽろなんか糞ツマランイデオロギー丸出しなのに当時にしては大ヒットしたわけで
>>675 羽衣伝説は日本中にいろんな形で残ってるんで
>>692-693 高畑作品のほとんどに言えることだけど
見終わった直後はもやっとしてても、しばらくしてからじわっと沁みてくるものがあるんだよこの映画
だから色々確認するためにもう一度観たいし
だからとりあえずでいいから一度観てもらいたいよなあ
都から抜け出した&捨丸との飛翔はワープやらリセットというより
心だけ魂だけ抜け出した夢みたいなもんだと思ったけどな
実際に逃亡したのなら一人も止めなかったのがあまりにも不自然
鈴木敏夫は、有名タレントを声優にすれば売り上げが上がると思ってるんだろうけど
高畑作品はどうせ客が来ないのが分かってるんだから
いっそ全く無名の高畑が選んだ劇団員で固めた方が
そっちのインパクトの方が大きくて客の評価が上がるギャンブル性があって
よほどいいと思うね
その方が製作費も大分安くなるしいいんじゃないかと思うけど
鈴木はタレント事務所とのつながりが強すぎてもう無理なんだろうな
>>700 月が与えた罰は死刑じゃないので、死ぬ寸前にリセットかけて
分岐点に戻ったんだと思った
無名の劇団員なんて使えないぞw
演劇のレベルって滅茶苦茶低いのに
月一で演劇を観に行ってる俺だから知っている
名付けの宴で脱走の姫の気持ち解らない人多いね。自分だったら逆に奥へ奥へと引っ込むなぁ、と思った。
それは置いといて、映画については細かく覚えてないから、ノベライズから推測するに。
翁が「めでたい!お祝いするぞー!宴だ宴だ」と浮かれる。
姫は「えっパーティー!!じゃぁ、雉鍋すっぽかしたままだし、里山の兄ちゃんたち呼んでいい?」
翁住む世界が違うと激怒!!→姫ショボーン
宴が始まるが、姫は御簾の中に隔離されたままドンチャン騒ぎ。
姫疎外感「私居なくても良いんじゃないかな?何のためのお祝い?」
御簾の外で男たちが姫を見せろとやってくる。
姫を小ばかにするばかりか、爺さんも貶める発言。姫ムッカー
男「御簾から出てこれないくらい化けもんじゃね?プギャー」
姫無敵暴走ビューン
なにも好き好んで御簾の中に入るんじゃないわよーーーー
出て行ってやるわよーーーー
みたいな感じ?
あと、自分は月から来たから地球の人ではない人外→化け物という潜在意識も刺激されたのかもしれない。
>>708 かぐや姫に関しては、有名無名含めて
キャスティングにケチつけるところは全然なかったな
見ていて違和感がある声もなかった
トトロの糸井重里、耳すまの立花隆、風立ちぬの庵野の三人は
普通に見ていても声が引っかかる
713 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 10:08:56.96 ID:U9N3F3Y0
>>706 うん、まったくもって同意見だなぁ・・・にしてもアニメというものはこういうものだ!
って思いこんでる人に観てもらうにはどうすればいいんだろうな
俺が昨日観た時には爺ちゃん婆ちゃんの団体しかいなかったしなぁ・・映画が終わった後に、
水彩画のようで綺麗だったねぇ〜とか会話してたし、芸術の良さがわかってくる年にならんとやはりだめなんかねぇ
貝合わせの貝は夫婦和合の象徴とされるから、
割ったのはこの先誰かと夫婦になるフラグはへし折ってしまった暗示みたいなもん?
お見合いみたいな場でそのシーンを入れる巧さというかあざといというか
個人的には良い映画だった
初日に見に行ってまだ余韻が残ってる
冒頭の媼が翁から姫を横取りするシーンで姫が赤ん坊に大きくなる場面は客席全体ですごいどよめきが起きたのが印象的だった
ストーリーはもう少し変わったりするのかと思ったけどそんなことないし、若干キャッチコピー詐欺に感じた
それと2chで噂された現代シーンにも期待しすぎてしまった
ノベライズ版も見て前知識付けすぎて純粋に楽しめなくなったのが失敗してしまったかもしれないw
が、また見に行きたい
>>709 だいたい同じような考えだわ
かぐや姫はこの世で修行を積み
天人はそれを見守りかぐや姫を導くみたいな
でもリセットはしてないと思う
貝覆いが割れたままで、捨丸は駆け落ちの記憶がある様子だった
だからワープと言ってる
このうじゃうじゃ湧いてるステマ工作員すげ〜な。
>>714 それは前スレでも指摘してた人がいたな
姫の心が割れてしまったから誰とも心の絵が合わないということ
夫婦もそうだし翁とのすれ違いという意味もあると思う
720 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 10:38:38.97 ID:RF+cwsNV
おまえら、この姫とヤレる?
俺は、大好きだ!
ビジュアルガイドに高畑監督の企画書原文が載ってるんだけどこれがすごい
5段4ページに渡ってぎっしりと細かい字で竹取物語考察の論文が書かれてて、これが高畑勲かと圧倒されてしまったw
ビジュアルガイドは田辺さんのインタビューに設定画にコンテの一部、石上中納言役の古城さんやジブリの新人スタッフまでレアなインタビューもあるし
高畑監督と伊集院光のトークもおもしろいから一読を勧めるよ(ステマる)
722 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 10:45:28.09 ID:TDtFr5uV
あの仏もどきが月に帰ってからかぐや姫をパコパコしたら殴り殺すわ
あの仏は必要だったのか、隣に座らせる辺り怪しい
少なくともここ10年のジブリではベストだからな
個人的には今まででも最高傑作
昔は駿のワクワク冒険活劇が好きだったが
大人向け映画なら高畑のほうが丁寧で情感を揺さぶる
かぐや姫は姫のひた向きな生き方と月の冷酷な無情さの対照が緊張感ありすぎてやばい
>>722 そのときにはもうかぐやもあんな顔に戻ってるから大丈夫だお
思いついたことを書く
竹取物語のような記号でしかなかったものが、豊かなかぐや姫を見せられたことでまったく変わってしまった
じじか、ばばか、忘れたけど、「行かないで」ってセリフ、進撃の巨人のエレンの母さんは口抑えたので、エレン母さんのほうが勝ち
月は、記号でしかなかった竹取物語であり、地球は、色づけされたこの映画の竹取物語、なのかと感じた
捨丸と駆け落ちは、じじいに従い続けた姫が自主性が無いダメな女というのなら、その真逆である駆け落ちは、肯定されるものなんじゃないかと思った
ちょっと意味がわかりませんねえ
>>722 天人は性交しない人種らしい
というかあいつらが月でどんな生活をしてるのかまったく想像できん
毎日ニヒルな仏カーニバルなんだろうか
728 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 10:57:21.51 ID:RF+cwsNV
姫は、ずっと処女だと思う?
ステマルを一発やってるよね?
いつもおもうんだけどかぐや姫が戻ってきても幸せな結末にはならないんだろうな、と思う
翁と媼はかぐや姫がいなくなったら用済みだろうし
捨丸に再会したら家庭が既にあるわけだし
貴族や帝からも蔑ろにされる
かぐや姫は月に帰ったままがある意味幸せだ
730 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 11:01:31.36 ID:TDtFr5uV
現代版のかぐや姫の漫画とかありそうだ
何かを補完したい気分
予告編を見ても、ちっとも本編を見たいと思わせない
どうして日本映画って、予告編が下手くそなんだろう
>>728 ステマルとの飛翔シーンは男女の性の暗示という意味もあるが
インタビューやノベライズによると生きる喜びそのものに力点があるらしい
それに月が監視してたからステマルその他が姫に手を出そうとしても仏に抹殺されただろう
はっきりといって、俺も姫とヤリたい。ヤレる。
734 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 11:12:18.62 ID:TDtFr5uV
俺は中の娘で良いわw次元が違いすぎる
>>730 わかるわ、でも自分の中でしかこの映画を結論付られないんだろうな
とりあえず900ページあるという絵コンテをはやく読みたいわ
女童は天人だったとかまだまだ驚きの事実がありそう
最後振り返る時に見える地球、あの地球だけ超リアルに描いておけば、非常に印象的に言いたいことが伝わったと思う。
鈴木さん今日もテレビでんのか
なんとか少しでも回収しようともうなりふり構ってないな
おっさんがTV出るより予告編作り直すべきだろ…
>>731 いや、あの予告編は実に見事だよ
高畑版かぐや姫が他の作品のかぐや姫と大きく違うところは
かぐや姫が宮中より田舎に帰りたいと思ってるところで
かぐや姫がそういう行動をしているシーンは皆印象的な映像になってる
その映像を予告に使うのは当然だし読み解くヒントにもなっている
えー、あの予告で絵がイマイチ扱いされてんのに?
すごいもったいないよ
予告はジブリってだけで見るようなライト層には受けが悪そうだな
見終わったあとあの桜の下で満面の笑みで生きる喜びを享受してるかぐや姫の絵見るとこみ上げるものがある
月に帰るつまり死をあんな美しい人から告白されて一緒に生きたかった言われたら
男なら誰でも一緒に逃げるわな
>>717 擁護、肯定的なレスは問答無用でステマ斬り
そら批判レスが目立つ訳だ
元は取れんかもしれんが火垂るの墓みたいにテレビでは何度も繰り替えし見ることになるだろうな
そう考えると今スクリーンでみないのはもったいない
女童と羽根突きしてるところや梯子から落ちて壺に頭突っ込んでるところとか
コミカルな場面を予告にしないと楽しい作品求めてる家族とか見に行かないとおもうの
747 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 12:30:28.84 ID:kRQu+P2l
この映画の作画技術で風立ちぬの地震のシーンやって欲しかったなぁ
多分それやられたら迫力凄すぎてチビる
うまそうに食べてたの瓜だけで食事の描写があまりなかったな
山に戻った時に出されたのは何だったんだろう?
>>721 ビジュアルガイドは買っててまだパンフ買ってないんだけど
パンフの解説って同じかそれ以下の分量かねえ?
高畑が食事に対するこだわりがあんまりないって聞いたことあるな
食えれば何でもいいとか
>>750 だから痩せているのかな
キジ鍋が残念だった
当時の庶民が何をどういう所作で食べてたかというのは意外と資料がすくなそうだな
そこにこだわると高畑だと映画が完成しなさそうだ
予告ダメって言ってる人いるけどアレは最高だろ
劇場で風立ちぬの予告で流れた時本編よりも高畑新作に心奪われたわ
月の人もかぐやを地球に下ろすにあたり、美貌と金と着物を与えた。
そうしておくと、穢れた人間界でロクな結末にならんことをわかってたんだろうな。
だからと言って都へ行かずに捨丸と暮らしてても、ハッピーだったかと言えば疑問だけどね。
捨丸の方は貧乏な現実が重くのし掛かるからね。
貧乏な女で綺麗なのは売春やらされただろうしな
どっちにしろ月に帰る
>>748 まんじゅうかおにぎりみたいに見えたな
施しを素直に受け入れるあたりまだ子供っぽさと山育ちな感じがあってよかった
高飛車な女ではなくてただ里山で暮らしたい一心だったのがよくわかる
雉鍋のシーンでキノコ収穫して
ステマるとかぐや姫の雉鍋の夢は叶わないままでした
ってセリフから
ステマる達が自分達で雉鍋やって
キノコが実は毒キノコで全員死んだんかと思った
その後の姫脱走シーン後の村のシーン見てあぁ…やっぱりと思ったらwww
762 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 12:55:46.21 ID:dRCK4nPI
>>750 いや、宮さんもいい加減、
昔のモデルグラフィックスで「食事はガソリンと一緒」って、味合わずにガーって食べているイラストを掲載していた。
ステマるは山の事良く知ってそうだから毒判別出来るんじゃないかな、漆に触るな!とか言ってたし
765 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 12:58:12.49 ID:qoB1AoLu
かぐや姫ってクールなキャラって思ってたけど明るくて都会暮らし始めても田舎者気質が抜けない所が可愛らしかった
月の迎えのシーンのためだけにもう一回観に行く
月の巧妙な罠が腹立つわ 金を使って高貴な姫づくりしたら感情抑制しなくちゃいけなくて結局月の暮らしと変わらないし
金を翁が自分で独占したら後々かぐやにバレて人間に絶望しそうだし積んでる
>>749 そりゃビジュアルガイドの方が情報量は圧倒的に多いよ
パンフはプロダクションノーツと寄稿と唄の歌詞とかがあるけど
>>748 あの家に戻ってるシーンも印象的だな、冬の山特有の不気味さがあって
ちゃっかり施しを食いながら歩く姿がなんかかわいかった
貧乏パターンでも同じこと
結局は月に変えることになるんだと思うよ
月が死の隠喩なら無数の名もなきかぐや姫がいるということになる
月の陰謀というよりも女性として生きることそのものの業という風に考えたい
771 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 13:27:02.01 ID:cuEEpPh3
子供と観ても楽しめますか?
子どもと見たら親は泣いちゃいそうだな
捨丸が言ってたように草の根を食うようなひもじい生活に耐えられるか疑問
それこそ盗みでもしでかして追っ手にボコられた瞬間に月に助けを乞うかもしれないし
捨丸がボコられるシーンも結構容赦なく描かれてたよな
見てて辛かったわ
あれが高畑だな
子供にも容赦ない
突っ込みどころはあるけど「生きている手応え」のセリフに全て集約されるんだよな
風立ちぬのピラミッドどうこう美しい姿だけ見せたかっただのとかの技巧をこらしたフレーズより
このシンプルな言い回しがはるかに胸に響いたよ
捨丸「堪忍して下さい!堪忍して下さい!」
月のお迎えシーンだけで雉鍋五杯はいけるな
矢が花に変わるところ、素晴らしい音楽、姫と翁達の悲しい別れ、その後で同じノリで帰って行く天人
最高だったわ
公開期間残りわずかになったら予告は天人降臨のシーン流せばいいと思う
>>771 子供と一緒に見て、家に帰って色々と映画のことをお話 が最高のパターン
ちゃんと話せるだけの力量が親にあるかにかかっているがw
それにしてもあのカゴいっぱいの山の幸はうまそうだった
せめてキジ鍋を食わせてやりたかった
迎えシーンで姫の隣の人ってお釈迦様じゃないよね
地上で亡くなった人間は、あぁやって回収されるのさ
メロン泥棒するところで村八分にならないかハラハラしたよ
あれ洒落にならないだろ
たしか源氏物語の紫の上も8月15日に煙となって天にのぼったしな
メロンて
瓜なんだろうがあの時代の甘い瓜ってなんだろう
>>771 子どもの年齢と性格による
うちのちびは絶対無理
789 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 13:52:44.93 ID:JK6+4CMx
月の集団ってぽんぽこでタヌキを迎えに来たやつとは別だよな?
もう一回観に行ってみたら子供のわらべ唄に続いて
タケノコが天女のうた歌って
「あれ?こいつ泣いてるぞ」って言われて一瞬ハッとなるが
すぐにワハハって笑うところで早くもウルッときた
初見の時はボケーッとみてたところが結構グサッとくる
>>787 ビジュアルガイドによるとマクワウリという瓜らしい
メロンの変種だと
>>790 そこは2回目の鑑賞だと相当胸を打つだろうなあ
ある意味2回目が本番かもしれぬ
まるでループもの作品の鑑賞のようだ
俺も長すぎるから2回目はもういいかなと思っていたけど
だんだん観に行きたくなってきた
でも何気ないシーンでも泣きそう
あとロングランは絶対にないだろうから早めに観ないとな(泣)
少なくとも冬休みはやるだろうから、そこで初見の人がどうリアクションするかで決まるのかな。
>>699 今は在日が日本人を差別してるだろ
慰安婦問題とかデタラメをいうのとか、あれは要するに差別
差別する側は捏造で差別するものだよ
おまいら、ユリイカの特集とキネ旬特集とビジュアルガイドの3冊で、どれが情報量や質が高い本だと思いますか?
ご意見おながいします
>>795 かぐや姫を見に行った日に
中国人・韓国人と暮らすと
日本人が劣化するから
彼らを追放しようと
街宣活動をされている人達がいたんです。
その人達にとって
韓国人・中国人は
月の人たちにとっての
地球人に相当するのかな?
そう思いながら
見ていたことを
思い出しました。
798 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 14:31:44.61 ID:14FiqNED
帝は悪役ぽい位置づけだったけど、
原作ではわりと純愛的な人だった記憶があるが、
そのへんどうなのかしら
>>796 当たり前だけどかぐや姫に関してのことならビジュアルガイドが一番じゃないか
まるごとかぐや姫の本なんだし
>>796 ビジュアルガイドかな、なにより高畑監督の企画書が濃密すぎる
姫がすだれ(?)を開けて外を覗く場面が予告でも使われてたけど、
あれが、映画見るまではブラインドみたいなものを開けているように見えて、現代劇も入ってるのかと思ってたから、
見てみたら普通に竹取物語だったから意外だった。
>>798 あのアゴからして悪意が透けて見える
生粋の共産主義社会だもん
ミカドをそのまま良い人に描くわけがない
映画では
帝って 姫がかえるとき、
目をきらきら させて
「おお 美しい...すばらしい」みたいな感じで
うれしそうに見上げてなかった?
俺はとりあえずかぐや姫特集の本は全部集めるつもり
ロマンアルバムが本命だけど
あとは西村Pの首が飛ばないかだけが心配
せめて退社する時は天人の音楽で送り出してあげてほしい
はじめて見に行った30代後半。
いつも見に行く映画では高齢層だったけど、
今日の映画ではバーちゃんばっかりで自分なんて若輩者だった
で、隣の75歳くらいのバーちゃんがかぐや姫が竹から出てくるシーンから
最後までずーっと号泣してたけどありゃなんだ
いや、私も泣いたけどさ
どんなシーンでもバーちゃん泣きっぱなしで正直気になった
バーちゃんの琴線にふれる何かがある映画なのだろうか
あと30年したら私もわかるかな?
姫がかえってしまうという悲壮感がまったくなかったのだが
自分にはそうみえたのだが はて どうだったか。
単純に 美しいものが好きみたいな 目がないようなかんじ。
きもかったけど かくべつ悪意があるようには みえなかったなー
>>805 そのばーちゃんは きっと月からやってきた
かぐや姫何号か。
今世では 地球に骨をうづめる かぐや姫だよ。
>>807 まじでそんな感じ<かぐや姫
バーちゃんの嗚咽を聞きながらバーちゃんの人生に思いをはせてしまった
俺は関連書籍THE ARTだけでいいかな
男鹿さんのいつもとタッチの違う絵が見られるだけで儲けもん
811 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 14:55:51.00 ID:HTLzJ73v
かぐや姫が全力疾走で走ってる予告は割とどーでもいいシーンだった
>>809 走馬灯を見ているような感じだったのかな
昔話だけど人間ドラマとして普遍性があると思う
いろいろ琴線に触れるところがあったんだろう
そういえば水曜はレディースデーか
おばあちゃんもレディーだからなw
てす
パンフとチラシ文で十分かなと思ったがビジュアルとかも読んでみるかな。
日曜日に観てまだ記憶余韻残る作品だ
結局50億のうちほとんどは氏家さんのポケットマネーから出てるのかどうなのか
おばあちゃん世代だと特にかぐや姫と体験がかぶるのかもな
子供の頃は田舎の野山で駆け回って学校を出たら都会で集団就職
田舎で好きな人がいても一緒になれず親の言うままお見合い結婚
竹取のばあちゃんのほうに感情移入して自分の子供を思い出したのかもしれんが
818 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 15:19:11.69 ID:qGD6VQPu
モーニング1000円で観てきた観客は6人
同じ平日 同じモーニングなのに宮崎作品とは大違いでびっくり
この映画はヒットしてほしいな
みんなバーちゃんの解説ありがとう
正直バーちゃんの派手な号泣に驚いて感動してるのに涙がひっこんじゃって大変だったが
みんなのあたたかいバーちゃん評で優しい気持ちになれた
宮崎監督の映画は男による男に都合の良い理想の女がでてくる映画だが、
高畑監督は女性なんじゃないかと思うくらい清濁併せ持つ女の心のすべてをわかってると思った
また見に行きたい
次は号泣嗚咽バーちゃんはいてもいいけどちょっと遠くに座りたいが
知り合いの20代女性が、5分くらいの予告を見たけど、目が疲れそうと言ってた
やっぱり、あの絵が最大のネックみたいだな
実際に全部観ればそんなことはないのだが
>>821 そういう人は多分見たら見たでつまらないと文句を言うだろう。
きっと口当たりの良さを求めているだろうから。
823 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 15:29:01.88 ID:14FiqNED
作家の作品世界の造形ぶりは高いと思うけど、
個々の人物描写とかセリフで見ると類型的ではあった。
類型の積み重ねでテーマを表現しようとするタイプの
作家だと思うから、しょうがないけどね。
帝とか何とかならんかったのか。共産主義的には否定の
存在ってのはわかるけどさ。
>>800 ビジュアルガイドは面白い構成の本だね。
一通りの全編が絵付きで掲載されているのに、キッチリと余白があって見やすいという。
まさにこの映画そのものという感じで好印象。
○○ガイドという名前からもっとペラい物が来ると思っていたぶん余計に関心したw
お月さん
おりもの
>823
同感。
貴族社会には生きる実感が無い、なんて単純化しすぎだと思った。
自分はパトロンの金で好きにアニメ作ってるのにw
風立ちぬで「俺はピラミッドのある世界で庶民を犠牲にして美しいものを作る」
と開き直った宮崎駿の方がよっぽど誠実。
大人のキノコ
ならぬ
大人の竹の子
そりゃ、竹じゃっ!
828 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 15:46:10.92 ID:14FiqNED
「風立ちぬ」は、宮崎が戦争否定だけど戦闘機は好き、というような
矛盾が、作品の微妙なゆらぎの魅力になっていたと思う。
(その分破綻もあるけど)。
この作品は、年月をかけて統一された世界観で描かれていて、
一切のブレがない。しかしそれが不満なのだ。
セリフが、キャラクターの決められた属性にピタリと合っていて、
少しもはみ出さない。
人間の多面性を表そうという気持ちはない。
しかしその分、打ち出されたテーマは明快。
そういう映画であった
あの帝はそれこそ美しいものが好きというピラミッドの頂点の人間だね
ある意味パヤオ的なオタク的価値観とも通じるキャラだと感じた
こういうスレでまでネトウヨさんと唐突に遭遇してしまうのが辛い
日本文化はアジア的視野で見ればさして独自性のある文化でもない
竹取物語そのものはアジア一帯にある羽衣伝説の影響下にあるし、
さらには羽衣伝説は世界中にある白鳥処女説話の亜種でしかない
竹取物語には中国民話の嫦娥奔月からの影響もある
(中国の打ち上げた月探査機が嫦娥という名前になったぐらい有名)
白鳥処女伝説は、妻の行き先が東アジアでは「天」になるのに対し、
ヨーロッパでは「遠い魔の山」になるという異界観の違いがある
そういう東アジア文化の流入により竹取物語は成立したと言える
何度アディーレ法律相談事務所のCMが頭に浮かんだことか
債務が残っておるぞ
>>828 たしかに、かぐや姫の方は綺麗にまとめた、という印象だった。
その分、私には残るものは少なかった。
>>829 パヤオ的ピラミッドの頂点ならもうちょっと業が深いキャラになるはず。
それこそナウシカのヴ王や神聖皇帝のように。
あの帝は、成金の次男坊くらいの気軽な人生送ってそうで、とても陰謀渦巻く
平安貴族の頂点には見えなかった。その辺、すごく不満。
まあ、よくこの地に憧れて生まれて来てくれたと思うよ
ありがとうって気持ちになった
風立ちぬのがこれより深遠で複雑で興味深いテーマ扱ってたとは俺も思うが
ただ主人公とヒロインと構成のアレさのせいで台無しというかいまいち伝わってこんかった
この作品くらい露悪的な面出したら傑作だったかもしれない
戦闘機と美少女のようなモノへのフェティシズムの滑稽さも裏側から描写してるね
こういう作品を作られたらパヤオはたまらんだろうと思う
帝の扱いの軽さもそういう嫌悪感をややマイルドに描写したのかなと
高畑はそもそもピラミッドを否定してるひとだからね
大画面で見るにはちょうど良い輪郭だったな
普通の宮崎アニメじゃそれがうるさい
>>836 共産主義者だしね、高畑さん。その割にちゃっかり勲章とかもらってるけどw
でも、帝をふくめた貴族をきちんと扱わないと、平安時代の空気って出せないと思うんですよ。
身分の上下が人間の価値を決定する、という価値観が社会を覆っていたところが一番今と違う
所なんだし。
その辺を適当にしちゃったから、現代人がコスプレしてみたいな印象を受けた。
今とは違う平安時代を感じたかったのに、残念。
作画は超一級で、商業アニメとしての限界に近づいていた、あるいは超えたと思うけども
ひとつだけ気に入らなかったのがかぐや姫と捨丸のアイラインの描き方が、いわゆる萌えアニメの
記号的手法をなぞるようなパターンになっていたということだな。あそこまでやるのなら
そんな目パッチリじゃなくてもいくらでも描き方というのはあるのに、そこが気になってしょうがなかった。
そしてその記号が、そのまんま「主人公です」「ええもんです」という性格付けになって
しまっていた。たとえば主人公に主人公とは思えないような記号性を持たせるほうが
ひねりがあっていいと思うんだけどな。
840 :
796:2013/11/27(水) 16:50:51.99 ID:PNfk+C9G
>>799,800,824
教えて頂き有り難うございました
全部買う財力がないので参考になりました
ビジュアルガイドいってみます
風立ちぬは子供客がほとんどいなかったから、夏休みの恩恵はさほどなかった
>>838 高畑は左翼だから教科書的な平安の描写にも懐疑的なんだろう
憧れもなく徹底して文化相対主義でどっかの島の貴族文化というスタンスに見える
むしろ文化はリスペクトしつつもシステムは茶化してる感すらある
客席ガラガラらしいねwまどマギにすら負けそう
帝がかぐや姫に抱きつくシーンで姿消す瞬間に一気に部屋を暗くする演出は好きだな
その直前まで全体的にピンクっぽい暖かい色調のシーンだったからなおさら引き立つ
あと、月の住人達のシーンはどんな暴力も通用しなそうな得体の知れない迫力があったw
御門ネット上でも完全にネタキャラ扱いだけどいいのだろうか
曲がりなりにも天皇だというのに
完全な悪役よりはマシか
>>748 十中八九じゃがいも
凸凹してたし色合い的にも
どう見てもコロッケ
849 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 17:42:38.93 ID:ZlgpHmK+
高畑作品はつまらなくてもテーマはちゃんと伝わるものだけどこれはつまらないうえに何が言いたいのかさっぱり・・・
スイーツ大河みたいになぜか現代的な価値観を備えた主人公がひっかきまわしっぱなしで放り投げ
アニメーションも凄いとか言われるけど山田くんと同じでフィックスで人物を動かすだけだから躍動感が削がれてただの舞台劇を見せられてるよう
これに50億・・・?
850 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 17:43:21.32 ID:BGPyNImV
>>838 まあ昔話なんだし、テンプレ通りの貴族像でいいんだけど、
物語全体が高畑作品のテンプレ通りってのがね
あの状態のかぐやに「美しい」と言い放てる帝には恐れ入った。
とても太刀打ちできんわw
高畑は竹取物語はつまらない、
平安貴族の風俗には興味がない
ってインタビューで言い切ってるぜ
狂った映画になるはずだよ
>>805 昨日くらい?に同じことを書いたけど、自分の後ろにいた幼女も何かにつけ号泣してたんだよ!
映画見て泣くって珍しいことではないけども、「ひっくひっく、うーーーー」って泣いてる人は初めて見た。
この映画何なんだろうなw
帝は良くも悪くも子供みたいな純粋な人なんだろうなと感じた
まったく悪意は感じなかった
>>792 うちの親くらい(60代)の世代だと、夏のフルーツはマクワウリだったらしい。
この夏食べてみたけど、味の薄いメロン、またはほんのり甘いキュウリという感じ。
味が薄い分ムシャムシャ食える。
小津ディスってんのか?
>>774 あれ火垂るの墓で清太がボコられるシーン思い出した
859 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 17:56:47.70 ID:xnhLO7mw
>>855 映像ってのはパン、ズーム、カッティングがあるから快楽が生まれるんだ
高畑の脳内はエイゼンシュタインモンタージュで止まってるとしか思えん
静止パネルを並べてくだけだからいくら人物動かすのに凄腕アニメーター使ってもデッドな画面の中で孤立するばかりでしらけるだけだ
>>805 それはすごいな
人生の先輩たちががこの映画をどう感じるのかって聞く機会を得られないのは残念だな
だからと言って老人のためのえいがっていうわけでもないし、不思議だよ
正月かえったら親と見に行って感想聞いてくる
>>784 だから捨丸も、盗んだことがバレないように細心の注意払ってる
ツルを引きちぎろうとタケノコがモタモタしてると素早く刃物でツルを切ったり
あれは絶対初犯じゃない
862 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 18:01:25.12 ID:hnHxl7M8
帝の権威性は嫌いみたいだけど、月の連中は
地上の権威すら空しいほどの絶大な力を持っている。
そっちの方は批判しなくていいのかね。
>>805 年寄りは子供が無邪気でかわいいと涙腺がゆるむ
最終的に別れが来ると知ってるからそれだけで泣けるんだろう
あと、田舎の風景が懐かしかったのかもね
>>862 月にいても地球にいても、姫は権力から逃げられないし自由に生きられない
>>859 この映画っていうか高畑監督はそういう快感原則を全否定してるから
合わない人には合わないんだよな、アンチも多いし
でもヌーベルバーグだけが映画ってわけでもないだろ
2回目見に行ったけど、やっぱり最後に静かだった媼が感情出すシーンで泣いてしまう
捨丸との飛行前の会話、あそこのかぐや姫の表情が、笑ってるのに哀愁感が凄くてそこでも泣いた
あと、月から迎えがくるシーンが圧巻過ぎてまた鳥肌立った
それとは別で、女童が月の人だとかホラ吹いたやつでてこいや
>>862 月の連中は極楽浄土、死の世界を象徴してるわけだから
ある意味生きとし生けるものにとっては絶対的なものとして描くのはおかしくはない
>>805,
>>853 炎上マーケティングならぬ号泣マーケティングかよ
凄く観に行きたくなったじゃないか
>>859 アニメータにとっては自分の作画がカッティングやズームでズタズタにされるほうがしらけるだろう
今回は日本の職人的な匠の技術をしっかり見せるという方向性としては演出は一貫してる
それが日本のアニメが終わらないための高畑なりの答えなんだと思うよ
>>774 腕をおさえて顔をかばえないようにしたうえでボコボコだからな
エグい攻撃までしっかり描き込んであってびっくりした
それと、女童が一緒に月に帰ったって言ってたやつ屋上な
しっかり地上で見送ってるカットあるじゃねえか
この映画は男性か女性か
若いか年配かでかなり受け止め方が違うんじゃないかな
わからないって言ってるのは男性が多い気がするけど
女心がわからないタイプかも
>>868 今日行った劇場だと隣に座ってた女性が最後の方ずっと泣いてて
ED終わった後は放心状態になってたよ
やっぱり女性のほうがなんか感じるものが多そうだった
>>740 それ、見た後の感想だよね
見ていない、ろくに関心のない人に、足を運んでもらう何があるかってこと。
なにか面白そうだ
これは見てみたい
などと思わせるものがまったくない。
寒々しい怖い映画だったね
泣くなんてとんでもない
予告編ほんとひどい
回ったり走ったりしてるだけなのもだが
あのテロップのダサさが許せない
それと製作費と構想年押しもやめてくれ
もののけの時もやってたけどあれは作風的にアクション満載の大作だからいいものの
この作品には完全に合わないしそれこそ叩きの材料になるだけ
>>869 >今回は日本の職人的な匠の技術をしっかり見せる
いや、そういうのは博物館ででもやっててくれよ
この一言で見る気無くすわ
もう見ちゃったけど
>>877 アナログだが作画技術としてはむしろ最先端だよ
昨日見たが平日ということもあってか、ご年配の方が多かった。
異論は認めるが、俺はいいもの観せてもらったと思う。多分もう一回は観にいく、三回はないけど。
>>866 オメー結局観に行ったのかよ
素直なニートだゼ
作画は絶賛してる人が多いね。
たしかに凄いのはわかるんだけど、凄さが魅力になってるかはちょっと疑問。
何より肝心のかぐや姫がそんなに美人に見えなかった…
表情も何となく人工的だし。
女童が天人って新手のステマだな
俺も確認のためにまた観に行ったし
絶賛されてるの?
50億使って8年かけてこれかよって感じ
ギャグは面白くて腹かかえて笑いそうになったがドギツイんでファミリー向けではないな
>>782 >迎えシーンで姫の隣の人ってお釈迦様じゃないよね
手元を確認してみないとわからないけど、たぶん薬師如来だと思う
かぐや姫に羽衣を着せたのが月光菩薩
>>722 >あの仏は必要だったのか、隣に座らせる辺り怪しい
薬師如来の隣にかぐや姫が座れるということは、
かぐや姫の月の都での身分を表してる
手のひらサイズの天神が乳児になるシーンがいちばんびびった
僕っ子中納言の死に方を見ていつも通りの高畑だと安心した
あんなに美しい姫もウンコすんのかね
おしめ変えてたじゃん
川遊び中のたけのこが急に成長してボインボインになったらどうしようかとハラハラした
試写会で号泣。声が出そうになるのを堪えた。
母も号泣していた。
自分は、心から愛してくれる親の描写と、いつかは彼らを置いて去って行くという
ことに対して(かぐや姫に移入)
母は逆に、どんなに蝶よ花よと育ててもいつか我が子は去って行ってしまうのだから
という教訓を感じ取って(媼に移入)
母は、この映画は自分に見せられるために試写会が当たったのだとまで
言っていました
女性がみなそうとは勿論言わないけれどどの世代の女性にもそれなりに
響くものはあるんじゃないかなと思いました
もう一回は行くかな 辛いから何度もは行かないけど
高畑は成瀬とかの女性映画の系譜でもあるな
それこそホルスのヒルダのころから一貫してる
>>890 去ってしまうんじゃないよ
ジジイが姫を追いつめたの。止められなかった媼も同罪
893 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 19:37:51.68 ID:mtpTto7P
>>891 成瀬巳喜男へのオマージュとかもあるのか?
なんか全体的に古い日本映画という印象が強かった。
>>881 それを絶世の美人に見せるための技法じゃないのかな
逆に言えば、ガチで勝負する自信はなかったとも言えるが
劇場に足を運ぶつもりは無かったが、このスレを見てちょっと興味が出てきた
週末は1000円で鑑賞できる映画の日だし
観に行ってみるか
「風たちぬ」を
しかし不細工な女どもが究極の美貌を持つ姫に感情移入して泣くってのもおかしなもんだな
風立ちぬ見た後の俺「菜穂子こそ最高の女」
かぐや姫見た後の俺「かぐやこそ最高の女」
898 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 19:42:33.37 ID:h6GfJAzj
死ぬとかそういうのがない月の世界の住人だったかぐや姫も、
地上に人として生きるなら、生理も来るし・・・ってことなんだろうけど、
そういう生身の女が成長するにしたがってしょわされるものの描写が
さらっとしているようで重かった・・・
月のものが来た→名づけのお披露目宴会→疾走→眉抜きを受け入れている時に
一筋涙を流しているとか 悲しい
そして、最後帝に抱きすくめられて、ヒィィイ!って時に「閨(お布団)の用意は出来てます」
なんてセリフもあって。
(あの時代はそういう風に周りがお膳立てして布団用意出来てますだったんだろうけど)
劇場で泣いてる観客を撮影して、おもひでぽろぽろの後に流せば集客になると思う
あの予告を流すより効果的
死は誰も抵抗できない絶大な権威だが、批判の対象にはならんな。
レディスデイなのに客が10人もいなくてビビった
姫は、サヨク爺のイメージする”活き活きした感性豊かな女性”で
桜の花の下でクルクル回るところでは、バカじゃね?と思った
やっぱ、サヨクはカスだな
田舎=自然=活き活き=人間らしい=庶民=時々犯罪者
っていう図式でしか、物事を考えられない
なんで「月」に憧れ畏れるのか、そこを描かないんじゃねえ
日本文化に対して非礼すぎ
さっき見てきた
序盤の婆さんが乳出ちゃうとことか草木が芽吹いてくるとこでなぜか涙じょんじょろ出た
子供たちとわらべ歌うたって、泣いてらーとか言われてるとこでも俺が泣いてるっていう
中盤はなんだか中だるみ感
最後の優しい絶望が来るシーンは圧巻だったね
未来的な宇宙船が来るかと思ってたので安心したけど
仏教って輪廻転生肯定してなかった?そこからの解脱がゴールではなかったような
ブッダ読んだ知識しかないけど
映画を見終わって10分くらいしてから
なぜか無性にYAIBAが読みたくなってきた
>>893 オマージュはないと思うけど
男性作家としてジェンダーの問題を掘り当てた稀有な監督だったなと
パヤオもそうだがどうしても聖母像的なものにいきがちだから
画的にはむしろ溝口を連想した
906 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 19:52:27.41 ID:N7cI/kIH
平家物語観たい!頼む!
捨丸があの場所に帰ってくるのが早いんじゃね?ってのがひっかかってたんで
2人は同一時間軸ではない(捨丸は10年後の世界の人)というのを考えたんだが
特にそういった描写はなかった
>>898 眉抜かれるのを受け入れてひとすじの涙は悲しかった
女であるのを受け入れる悲しみだよね
>>893 この映画の最後に「花の命は短くて…」って出てきても、
何の違和感は感じないなあ。
天界は天国というよりはただの冥府っぽいよね
テクノライズの地上みたいな感じだと思った
あれも地獄の地下に対しての地上って扱いだったけど
>>908 そういうの男の観方なんだよねえ
ハイヒールなんか履きたくない、お化粧なんかしたくない、って二十歳過ぎた美人がいないように
当時は、ああやっと一人前のお洒落が許されるのね、ワクワク♪ なんだよ
>>908 だって大好きな父様が喜んでくれるのなら
眉抜きの涙は単に痛いんだって思ってたw
肉が引っ張られる描写もあったし
ぶっちゃけあの涙は痛かったからじゃなかろうかと
眉を抜く痛みを感じるのも人である証だからなぁ
だって、貴族の女として生きていくしかないから仕方なく
眉抜きを受け入れたんでしょう。
痛いし、汗は目に入るし。
虫愛ずる姫君の姫は、眉抜きもお歯黒もキメエ!って受け入れてなくて
毛虫の眉って言われてたわな。
ここ読んでたらまた観たくなってきた
女性として一旦そこに疑問を感じると一転して地獄になるというお話でもある
生きるために合理化してごまかしてる部分を高畑はしっかり観察してるということだな
>>914 成人式の仮装を通過儀礼として受け入れてきた女なら、
収活で黒スーツ黒パンプスを履き、友人の披露宴でヒールをはいたり化粧したりってのもキッチリやるはずだ
そのくらいの社会性がないと、女だって社会生活は送れない
ID:XrTk95P0は発狂したバカウヨだな
922 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 20:11:17.07 ID:hXlpj8Tm
かぐや姫に関わったスタッフが湧くのはしょうがないと思うし
愛着ある作品を、愛着あるコメントを書くのもしょうがない。
でも、制作にかかわらず、純粋に作品を見たものから言わせれば、酷い映画だったよ。
この映画を見た人が、古典の竹取物語を読んで欲しいと、切に願います。
んー、原作も韓流ラブロマンスみたいで、ものすごく高尚でもないけど
>>921 サヨクの女性観にうんざりしてる、ただの女です
ゼーガペインもいいアニメだね
輪廻からの解脱がテーマだ
少しづつ定めに逆らって解脱に成功するけど
かぐやもいつかそうなるといいね
>>922 スタッフなんて湧いてねーよ
ハイジか、もっと言えばホルス以来どれだけの高畑ファンがいると思ってんだよ
批判するなら内容を批判しないと貴方の言葉は無意味だよ
>>924 女性が沢山泣いてるという報告を観てどう思う?
お前の見方が女性代表と勘違いしてんの?
結局社会生活を送れなかった女性の悲劇の話ですよ
子供も産みませんでしたしね
それをそんなものは価値がないし物語にする意味もないならなぜ何百年も語られてるのかということでしょ
そこに普遍性があるということなんじゃないですかね
>>927 だって、今日はレディスデイなのに客が10人もいなかったし泣いている人なんかいなかったし
「女性が沢山泣いてる」って、「全米が泣いた」ってのと同じ?
みんな号泣号泣って言ってるけど号泣を完全に誤用している。
「号泣した」と言ってる場合の9割9分は号泣なんかしていない。
号泣とは、「うえ〜んうえ〜ん」と声を上げて泣くことを言う。
ほとんどの場合、ただ涙を流しているだけで、そういうのは、涕泣(涙を流して泣く)か
嗚咽(むせびなく)、欷歔(すすりなく)、感泣(感動して泣く)などが適切だ。
もうほんと号泣は全然間違いだからやめてほしいんだけど、号泣っていうのを
覚えちゃうとどうしても使いたいんだろうね。何となく言葉の据わりがいいし。
>>929 俺が行った時は周りの人が沢山鼻をグスグスしてたな
客が少ないのなんてどうでもいい
泣いてる人がいなかった?
ああ、そう
今から4回目観るおっおっ
933 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 20:27:32.78 ID:mtpTto7P
>>904 雨月物語って溝口だったっけ?
なんかそのへんのイメージはちょっと思った。
OPの感じって、赤線地帯とかでやってなかったっけ?
>>909 たしかに何も知らない100年後のやつに
これは浮雲ってアニメーション映画でって白黒にして見せたら
しんじるかもしれn
>>929 つべこべ言う前に性格を直したほうがいい
>>911 ヒールも化粧も嫌だよ
子供から大人へ変わるときは少女は嫌悪するよ
喜んでする馬鹿は、あまりいないと思う
そのあと諦めて仕方なくそれを習慣にするの
あなた男でしょう?女性じゃない感じがする。
>>934 女に夢を見るのはあきらめて
これで泣いてるのは、美人でモテモテのヒロインに感情移入したいブスだけだよ
パタリロみたいな侍女?がよかった
>>935 そういうの好きな人もいるんじゃないの?
総体化はできないと思う
かぐや姫の話なぞっただけって言われてるけど酷い改変してるじゃん
帝のことを本気でキモがらせて富士さんの下り省略するとか
>>938 でも生理が来て大喜びする女子はいないよ
みんな絶望してから諦めの上に立ち上がって
一回子供として死んで次は諦めて女性としての楽しみを見つける
その絶望が良く描かれていたよ
パタリロ侍女が子供達と歌で緊縛モード解除するのがよかったw
あの歌って、月の世界の価値観に真っ向に対立する歌だな。
月の世界(死の否定、死なないから生まれない)
お日様連れて来い!だかんなー。
ハイジの発展系だったな
ハイジは山はいいものだ、爺のガンコも、クララの足も、山で育ったハイジが直してハッピーエンド
かぐや姫も基本同じだけど、大人の女性になるまで描いた作品だね
悪人だったり、馬鹿だったりするけど、滑稽で憎めないキャラ達を見てる感じは、カラマゾフの兄弟にも似てる
>>938 ヒールと化粧っていうか、胸が大きくなったからブラジャーつけなさいとか、
生理が来たからその対応しないとアカンとかそっちに近い。
そうしないといけないんだけど、窮屈だし、
何かイヤだなっていう感じw
おもひでぽろぽろだなw
>>941 キモい
じゃあ、高畑監督に声変わりしたりヒゲが生えてくる少年の絶望と諦めを描いてほしいw
男性はみんな感動して号泣ねw
>>945 ???やっぱあなた女じゃなかったのかい
男も絶望すんの?知らんがな
>>945 キモイしか言えないってことは
女は生理が来て大喜びだと本当に思ってたのね
化粧やヒールは個人差があるが生理はほぼ絶望だよ
そんなことも知らずに女を語らないで欲しいです
生理が初めて来て喜ぶ女っているの?
荒らすだけのやつは図式にこだわるな
何と戦ってるんだ?
>>946 女性は、人並みに生理が来たくらいでいちいち大袈裟に考えないってことだよ
そういうのを大袈裟に言いたがるのは男とオカマだけ
今朝のNHKあさイチも、生理がどうとかうるさかったわ
サヨクの生理好きは異常
対立構造が一番煽りやすいからね
ここって女性心理を知らない男が多すぎるな
高畑さんを見習いな
こういう絶望的なほど想像力の壁がある男がほとんどですよ
だからこそ高畑は異才の人なんだな
ネカマ湧き過ぎワロタw
しかし、疾走シーンの迫力は圧巻であった。
950は絶対男だよwww
宮さんとパクさんの関係性なら大好物なんだけどな
変なのにかかわらないで、帝のアゴと肩パットの話をしよう!
>>954 ですね
少女から大人への絶望や
異性に対する潔癖なほどの嫌悪、勘違い帝へのキモッ!っていう対応、
女性視点で細やか。異才です
ID:XrTk95P0は相手にしない方がいいな
いきなりサヨクがー日本文化がーと喚いているが、高畑がどれだけ日本文化に造詣が深いのかも知らないらしい
ただの荒らし
しかしネタバレスレの時からずっと荒らしがいるけどこんな興収と無縁の映画のネガキャンをして何がしたいんだろうか?
帝のアゴは、三日月にかけてるのでは?
なにこれ?何で女多いの?
高畑の日本文化へのスタンスは柳川堀割物語に端的に表れてるな。
帝のバブル臭がすごいw 昔のフジあたりのドラマにいそうだった。
「俺に好かれて嫌がる女はいない(キリ」
>>962 食い物が柔らかいとアゴがでかくなるじゃん
金持ちの象徴なんじゃね?
でもまあ、ちょっと前の価値観だと娘が嫁ぐのは月に帰るくらいの離別だったんだよな。
嫁いだ娘は実家に1年に1度も帰らないのも珍しくなかっただろう。
>>968 帰ることはあったんだろうか?
基本嫁いだらお別れじゃないの?
>>901 >姫は、サヨク爺のイメージする”活き活きした感性豊かな女性”で
>桜の花の下でクルクル回るところでは、バカじゃね?と思った
>日本文化に対して非礼すぎ
桜や富士山を見て木花開耶姫が出てこないお前がバカ
そもそも平安時代に桜がどのような位置づけだったのか
かぐや姫が何のために地球にやってきたのか
高畑がどう描きたかったのかを理解してない
教養がないと解釈が難しいとみんな言ってるだろう
男性はあのシーン眉毛抜いて痛いから泣いたとか思ってたのか
なんか他にも勘違いして見てるとこあるんじゃないかと思うわ
男女論めんどくさ
教養でホトケサンバは理解出来んと思うがなぁw
いや、痛いからとか思ってた人は男とか関係なしにアホすぎだろw
桜の木の下で急に帰ると言った気持ちも分からない人がいるし
演出家も大変だな
子供だった少女は女になるために一度死ぬ
その後「女」として別の生き物になって生まれ変わる
「女」の時期が一番生臭くて嫌だけど
そのあと「母」としてまた生まれ変わり、生臭さと別れ、地に足をつけて生きられる
かぐや姫は母にはなれず女に絶望して地球での死を選んだ。
そういう悲しみもある映画だと思う。
女童可愛かったからマスコット買っちまった。
>>904 そう言われてみれば確かに溝口映画に近い物凄い没入感があったなぁ
『西鶴一代女』を観て「ガチで女の一生を追体験してしまった…」的な感想を抱くようなノリで
「平安時代に行って山の生活と貴族生活を経験してしまった」みたいな
凄えリアルな感覚があるんだよ
ああ確かになあ
そこまで他人事ではないような実体験と紛うほどの没入感を経験した作品は
この映画と溝口映画だけだわ
ごめん・・・痛いからだと思ってたはw
>>975 桜の木の下はあの美しいシーンからの急降下だもんな・・・
都でどんどん孤独になっていくかぐや姫描写はいろいろきつかった。
女童なんてどうでもよくね?
帝こそ愛すべき面白いキャラクターじゃん
今回のキャストは、声優仕事素晴らしかったな
女童なんて、プロの声優かと思った
次スレは男女論なしでたのむわ
さすがにウザイ
男女論はこの作品のテーマの一つだと思うが。。
>>985 お前の論はどうでもいいと言われてんだよ
>>902 天女がいたりするみたいなんで、あそこは天人の世界っぽい。
(絵図だけみると仏のお迎えそのものだが)
天人はすごく寿命がなが〜くて死を否定してる世界のようだ。
988 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/11/27(水) 21:17:39.16 ID:mtpTto7P
現代の娘があの時代にいたらっていう感じだったんだっけ?
でもどうして現代っ子があのキャラだったんだろう?
すごいPMSキャラみたいな感じじゃね?
>>981 御門、いい味出してるよな
要潤が声を当てれば良かったのにと思ったw
女童は仕事出来る子。
帝のキラキラ目と尖ったアゴはなんかいじりすぎだろと思った
帝は少なくともブサでは無いし悪い人ではなさそうだし
良くは描きたくないが悪く描くのも気が引けるという思いが伝わった
結局権力側は欲にまみれた悪で
主人公は平民の男とくっつきたがるパティーンだったな
みんながアゴアゴばかりいってるから
どれ程すごいのかと思ってたら、たいしたことなかった。
「西鶴一代女」という大傑作を
この頭でっかちアニメと比べるなんて・・・
「かぐや姫の物語」は、考えすぎて
自滅してしまった高畑そのもの
桜をみつけて、ぱあっと顔を輝かせ、うれしそうにまわる姫。
あのシーンだけでも1時間以上みても良かったくらい。(涙)
そのあとすぐに急行下。短いよ。
次スレは?
1000なら50億回収
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。