明日、人類が滅んでも
最後の映画に、これをみるよ。
これ原爆作った人たちでやったほうが映画になるかもな、最後になぜこんな恐ろしいものを作ってしまったのかと後悔して、生きねば。 駿はアメリカ嫌いなんだから作ればよかったのに
7 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/20(金) 18:11:00.23 ID:9wFwI46U
>>6 社民党から選挙に出ればいいよ。
俺は宮崎駿に投票する。(嘘)
ゼロ戦と原爆って、、、
比較するなら、原発でしょ。
けんじ
9 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/20(金) 18:32:03.27 ID:4LQKyqqm
ヤフーの低評価、
高役立ち度のレビューを見返すと面白いな。
アニメ監督のいいかげんさが浮き彫り。
逆に、いいところが何も示されてないのが笑える。
10 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/20(金) 18:49:09.72 ID:BppwRJyS
奈穂子は俺の嫁
ナウシカは俺の嫁
シータは俺の嫁
キキは俺の嫁
サツキとメイはセックスフレンド
なんだろ、二郎と奈穂子の恋愛話は
オタクの俺の嫁宣言くらい
どうでもいい。
どうでもいいというより、キモチワルイ。
前スレに結核の話が出てたが富士見高原療養所は高級サナトリウムで患者はほとんど死ななかった
1日の利用料は高級ホテル並みだが治療した患者の死亡率も7%程度とかなり低い
菜穂子は名古屋と長野を一人で往復できるほど元気なわけで助かる可能性は十分あった
結核患者は数年で死んで当たり前というのは誤解
>>1乙! 肉豆腐をたっぷり食わせてやるぞ!
だが、まずシベリアからだ
>>11 まず物語的に言えば、菜穂子は『治る見込みがほとんどない』という設定だから
「現実の死亡率が低かった」とか言っても意味が無いと思う。駅に到着して
二郎の姿を見て走りだした時、よろめいたのは何かに躓いたわけではない
その後、結婚式の時も一瞬よろめいたでしょ?
さらに初夜の時も「まだ揺れてるみたい」と言っている。逆に、あの状態で
「来て」と言うのが泣ける
>>12 末期患者なら一人で汽車に乗ったりまして走ったり性交するなんてまず無理
駿は結核のことをたいして理解せず風立ちぬと菜穂子の設定をご都合主義的に切り貼りしてるだけ
あんなめちゃくちゃな話で感動できるやつは携帯小説で泣いてるやつと同じレベル
今NHKの特報首都圏でゼロ戦と堀越二郎についてやってる
妻が亡くなったのに、めげずに戦闘機開発に邁進!!
当時だったら美談として新聞ネタだと思う。(二郎の住所つきで)
今日見てきた
二時間映画で半生を描くなんて尺大丈夫か?と思ったらやっぱり大丈夫じゃなかった
ダイジェストみたいで飛び飛びだし夢が間に入るので余計ややこしい
主人公達の会話や当時の時代背景が楽しいのは流石パヤオだなっと
全体的にはドラマチックな物語というより再現フィルムのような印象だった
だた結婚から新婚生活のシーンはヤバかった、あそこは反則級に泣ける
二郎が急いで菜穂子の元に行く準備をしようとずっこけるとこも良かった
庵野の声は確かに違和感泣いけど最後のありがとうだけは現実に引き戻された
右翼だ反戦だと言うよりはラブストーリーだったと自分は思ったかな
>>13 そういうことが出来たということは、菜穂子が療養所を抜けだした時はまだ末期とは
言えなかったということになる。結核で死去した著名人の伝記とか読めば、死去の
数ヶ月前に一時的に持ち直して、治ったのかというくらい体調が良くなるという
ケースも珍しくないことがわかる
まあ、あなたみたいにすべてにおいてリアルな設定じゃないと許容できないという
人がいるのもわかるし、そういう人はリアルな設定の作品を見て楽しめばいいと思う
>>16 あのBGMは反則だろ。あんな昔ながらの手法に泣かされる自分が情けないw
時代の移り変わりを淡々と描いていく形式は
古い邦画やヨーロッパ映画のようで心に染み入るものがあったよ
>>16 七試単戦の飛行が無事に成功した……と思わせて、
いきなり軽井沢を歩いているシーンに切り替わるのは混乱した人も多いだろうね
その後二郎がホテルの部屋で寝転んで墜落場面を回想するんだけど、
ただの悪夢か、これから起こることを予想しているのか、などなど誤解した人も居た模様
あの回想シーン良かったな
>>11 まだこんな事言ってるやつがいるのかよ。もうそんな話はすでにし尽くしたよ。
見てきた
堀越二郎と堀辰雄が、もしこの映画を見たとしたらブチ切れると思う
こんなデタラメのツギハギにされて
映像と音は楽しめたけれども
>>5 それでもいい話が作れるとは思うが、
こういう話はあくまで当事者である国の人間が作るべきものだと思うね。
23 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/20(金) 21:16:16.45 ID:Mh9hGteQ
>>20 まあ、他の話題も含めてこれまで延々とループしているネタってあるよね
もしかしたら吉田秋生スレの梅酒ネタみたいに同じ人間かも知れないけど、
俺はいまだに初めて観る人がいるんだと前向きに解釈してる
25 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/20(金) 21:42:56.66 ID:CFBKSRCZ
キューブリックの「博士の異常な愛情」は
原爆設計者の1人、1900年代最高の天才の
フォン・ノイマンがモデルだったよねぇ?
ヒトラーが原爆開発に着手し、それに危機感
持った者達がアインシュタインに署名させた
手紙をルーズベルト大統領に送る。
で原爆開発スタート。
・ヨーロッパから亡命してきたユダヤ人科学者の活躍
・技術的格闘
・実験成功
・スターリンとの駆け引き
・広島、長崎
十分にハリウッド大作になりうるネタだよ。
原爆を地上500mで爆発させれば最も効果的に殺傷できると計算したのも
フォン・ノイマンだよね
でもオッペンハイマーに比べて賛否両論が少ないのは技術者として突き抜けて
しまってるからだろうか
27 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/20(金) 21:53:21.65 ID:CFBKSRCZ
オッペンハイマーは人間だから、人間的葛藤がありうるので、
それを本人に自覚させる為の非難も起き得る。
ノイマンは人間じゃないのでw、人間的葛藤とは別次元にいる人。
だから非難しても・・・って感じじゃね?
人Aが人Bを殺せば、人Aを非難するのは有効。
だけどライオンAが人Bを殺した時、ライオンAを誰も
非難しないのと同様ww
鉄板を外させたり特攻でどんどん死んでいくパイロットたち
それを気にも留めないでカミさんと設計に現を抜かす堀越二郎
という対比を克明に描いて、その上で「愛国心やコンプレックスから救い出した」
と宮崎駿が堂々と宣言するというところの対比までキッチリ描いたら
すごく頭がクラクラするような名作になったと思う
これはほんの思いつきに過ぎない例だけど、芸術的な作品に仕上げるとしたら
そういうものが必要なんだよ宮崎駿くん
ただ自分の願望をそのまま映画にしたらフィルムになるっていうもんでもない
29 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/20(金) 22:17:58.62 ID:CFBKSRCZ
「ディテイルをおろそかにしない」ってのは確かに重要なんだけどさ。
「細部に神宿る」というか「一“所”懸命」っていうか。
でもディテイルに命こめればそこに神宿るかっていったら、
そういうもんでもないのよ。
その細部をどう配置するかが肝なの。
絵コンテ書きながらアニメ制作じゃ、全体の配置が大抵上手くいかないんだよ。
絵コンテ書き終わって、何度も何度も推敲する。
それからアニメ制作に取り掛かるべき。
そこで地震のシーンとか群集シーンとか椅子に座る動作とか背景美術とか風の描写tか、
ディテイルに丹精込める。
そうして作品に命が吹き込まれ、そこに神宿る事を祈る。
絵コンテ完成してから作ると製作がつまらなくなって意欲を失うみたいよ。
推敲の途中でどんどん変えたくなって高畑さんみたいに収束しなくなりそう。
>>17 末期じゃないなら療養所で安静にしてれば生きられる可能性は十分あった
二郎が休日に見舞いに行って励ましてやるとかいろいろ方法はあったはず
漫画版ではそうなってたのになぜあんな無茶な展開にしたのか
あれは生きねばというより自暴自棄になってるだけ
映画と漫画はちがうからね(´・ω・`)
映画の方が制約が多いだろうしね。
35 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/20(金) 22:43:59.20 ID:UNTpQqtK
>>11 逆に安いところだと、死亡率は上がるわけ?
36 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/20(金) 22:48:40.39 ID:XTnoxy5+
>>13 携帯小説(笑)
あぁ、なんか納得。
この糞映画に簡単に感動を口にする頭の軽い層、
みんなギャルなのか(笑)
このヒロインは死ぬために存在しているんだから死亡率云々言ってもしょうがない
どういう経過をたどっても必ず死ぬんだから
死んで主人公に「生きて」と言うために存在する
否定的なレスはアゲという分かりやすさw
>>32 休日w
39 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/20(金) 23:39:17.42 ID:CFBKSRCZ
とにかく、抗生物質の無い時代だから、
@綺麗な空気
A安静
B栄養
の三位一体が肝。
でBの栄養ってのがあの時代の日本においては大変だったの。
今の日本ではタンパク質を1日あたり体重の1/1000以上余裕
で摂取してるけど、それは戦後政府の旗振りによるもの。
だから高い金払って、卵、牛乳、大豆、そして肉をたっぷり
とれば、免疫細胞が元気になり、それだけ治癒率が高まるわけだ。
40 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/20(金) 23:40:45.29 ID:AEtFfmqJ
>>28 後出しじゃんけんは誰にでもできるぜw
ペダンティックな物言いが滑稽すぎ
41 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/20(金) 23:44:58.46 ID:Mnbi3XiG
>>26 オッペンハイマーは原爆なんて危ない代物は誰も使わないしその抑止力で戦争が無くなると
思って開発したけど二度も実際に使われたことで周囲に絶望し反原爆論者になって随分と原水爆を
信望する連中と揉めたからね
それに赤狩りで公職追放されたり、罪の意識から日本人への風当たりがとんでもなく強かった当時に
日本の学者とかがアメリカで学べるように尽力したのも評価が分かれるんじゃないかな
>>41 >オッペンハイマーは原爆なんて危ない代物は誰も使わないしその抑止力で戦争が無くなる
個人的にはその想像力不足というか世間知らずな部分が叩かれる要素かなと思う
フォン・ノイマンやフォン・ブラウンは単純に興味が有る事に邁進してるだけって感じ
43 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/20(金) 23:54:39.01 ID:Mnbi3XiG
>>28 装甲板は設計段階から付いてなくって後から消火装置とかと一緒にちゃんと付けたんだよ。
外された機体もあったけどそれはパイロットが重くて弾を避けられないからって自分達で
勝手に外したんだよ
思い付きでもその辺の事くらい調べて書いてみたら?
>>35 近代になって結核が爆発的に増えたのは工業化のため
とくに劣悪な環境で1日16時間も働かされた女工に結核が蔓延していた
結核とわかると解雇されるため黙っていた女工も多く感染が拡大
解雇された女工はまともな治療も受けられず実家に返され結果的に地方でも結核が増えていった
この時代の結核死亡率はだいたい五割ぐらいであとの半分は自然治癒か持病化
富士見の7%という数字は驚異的で皆サナトリウムに入れば結核が治ると希望をもっていた
>>43 この話題もループだよね。まあ過去スレを調べるのも面倒な人たちなら
言っても無駄だろうけどね
46 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/21(土) 00:08:22.53 ID:SJD5ZUCh
>>44 セレブ奈穂子も多分、生き残ってんな。
金持ってるから(笑)
まぁまぁ、携帯小説としては死んだ方が大人の事情で都合いいのか。
47 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/21(土) 00:11:12.91 ID:wfG/MEwv
でも、セレブ奈穂子は美人だから、
美人の結核は死亡率がはねあがるのは、創作の基本。
生きてる妻から「生きて」と言われたんじゃ贖罪(あくまで駿的に)には
ならないからな
結局菜穂子はお涙頂戴にして二郎を正当化するための死に役として使われただけ
使い古された三文芝居のやり口だがテーマがテーマだけに悪質と言わざるをえない
50 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/21(土) 00:29:24.39 ID:Nt5TFliS
つうか、薄っぺらい内容なのは、宮崎駿は人間関係を書けないからだよな。安い恋愛関係?もそうだし。
二郎と奈穂子の、
両家の家族
が希薄だし、良いとこの坊っちゃん、お嬢ちゃんが家族の了解なしで、即結婚。(笑)
アダルトビデオのタイトルになりそうな急展開。(笑)
出会って5秒で即ハメ←こんなタイトルがシリーズであるので見てください。
そんなことアルカイダ。
いい大人のはずの黒川夫妻も、立ち会って(笑)
都合良すぎだろ、携帯小説にふさわしいバカップル(笑)
51 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/21(土) 00:39:39.02 ID:l9GfiWe1
そういう事。
多分、濃密な人間関係の経験が、
・自分と父
・自分と母
・自分と兄弟
・自分と職場の才能ある戦友達
しかないんだよ。
・自分と妻
・自分と息子
・自分と凡庸なる隣人達
の人間模様の濃い経験がない。
ってかそこに価値すら見出せないというか。
だけど
・自分と美少女wてか
・自分と少年少女
なら思い入れがあるわけだ。
それはやがて凡庸な大人になるであろう
少年少女でも、少年少女の時代には
神々しいまでの輝きがあるからだよね。
つまり駿にとっては凡庸な存在じゃないわけだ。
本当に夢に人生を賭ける男の物語ならメロドラマでお茶を濁す必要はなかった
ゼロ戦設計を描かずに恋愛話に逃げたということは結局駿も堀越の仕事に言い訳をしてるということ
夢や仕事に全力の人間はあんな中途半端な腑抜け男を見たらうんざりするだろう
薄っぺらい
携帯小説
ああ、薄っぺらいw
54 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/21(土) 00:42:56.92 ID:P1jslpfH
そういえば。
特高にも追われてたよな(笑)
あれ。どうなった。(笑)
黒川ん家にかくまわれるって、
ただの逃亡犯ならかくまうのも意味も有るかもしれんが、勤め人なら、職場に乗り込まれて終了だろ。
つうか、覚醒剤にでもやって、警察に終われる恐怖とか味わよ、お坊ちゃん。
特高警察もまた
ただのアクセサリーとして。
歴史でも、知識でもないから、あの不可解さは。
55 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/21(土) 00:48:23.02 ID:l9GfiWe1
・日本での特高
・ドイツユンカース社におけるスパイ?の追跡
・軽井沢の謎のドイツ人の預言?
これらが時代が暗黒時代へと向かおうとしてる事への
暗示になってるわけだ。
さらに黒川家邸宅のハナレでの菜穂子との夫婦生活への導き。
せまっ苦しい賃貸物件じゃ絵にならないから、邸宅のハナレなわけだね。
あえて描かないとか
余白を楽しめっていうレス見たけど
それが上手くいってないっていう印象なんだよね。
チラ見せする、その根本に深みがないっていうか。
品よく収まってるように思うけど、批判されるのもわかる。
二郎が夜遅くに帰ってきも労いの言葉をかけて迎えてくれる菜穂子。
一方、俺は夜遅くに帰ってきも誰も迎える人は居ない。
ああ、菜穂子みたいな嫁がほしいよ・・・
>>52 >夢や仕事に全力の人間はあんな中途半端な腑抜け男を見たらうんざりするだろう
で、君は宮崎駿よりも夢や仕事に全力投球だと胸を張って言えるのかね
君の家はアパートかね
>>54 いったん黒川の家に身を隠している間に、裏から手を回すということはセリフで
きっちり説明されていたはずだが、居眠りでもしていたのかね。君の家は(ry
相手が軍部にもコネがある企業だから特高も乗り込めなかったということくらいは
わかると思ったけど、やっぱり省略しすぎたかもね
>>58 上から手を回すは特高のさらに上にコネがあるって事だもんね
軍本体はともかく民間人だったらまず引っ張って拷問 何も出なくても瀕死にしてから「あぁ悪ぃちょっとまちがえちゃったーw」で済ませてた
黒川の友人たちはみな廃人コースだったのだろうか・・・
60 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/21(土) 09:03:04.53 ID:HBI7nHgK
町山智弘
「だからこれはね、『でも言ってる』っていうね、すごくわかる人だけに言ってるっていうか、
わかってくれっていう映画なんですね。
例えばユンカースっていうドイツの航空機会社に視察に行く所あるんですね、この堀越二郎が。
で、ユンカースっていう人が作った爆撃機を見るんですけども、それだけなんですよ。
それで突然警察みたいのが出てきたり、軍隊みたいのが出てきて、謎の行動が周りで行われて
いるらしいんですけども、一体それが何かわからないんですよ、映画観てると。
で、それはどういうことかって言うと、まずユンカースっていう人は戦争に反対していたんですね。
爆撃機とかを開発した人なんですけども、爆撃機とかを作りながらもすごいナチスに逆らってて、
最後はナチスに監禁されて死んでいく。その人の人生って、まさに戦争に反対しながらも兵器を
作るっていう人の代表ですよね。それを出すっていうことで、わかってくれよなんですよ。」
…日本が大戦でアメリカと戦争したことすら知らない日本人がいる現状で、こういう教養を
要求されてパッと呑み込めというのが無理な時代なのかもしれないが。
町山
「主人公の堀越二郎さんが自分の考えていること、決して口に出して言わないんですよ。
寡黙なんですよ。
で、最近の日本映画って特にそうですけど、主人公たちが全部自分の思っていることを言って、
ディスカッションするんですよ。そういう映画ばっかりなんですよ。ひどいことになってるんですよ。
全員が全員が思っていることをぶちまけあうんですよ、日本映画って最近。全部説明するんですよ。
『私はこういうこと思ってますよ』とか『俺はそうは思わない』とか。
そういうものに慣れていると、『風立ちぬ』っていう映画はわからないんですよ。
これは戦争が起こり始めてるっていうか戦争に向かい始めているんですけども、それに対して彼は
武器を作るっていう仕事をしてるわけですね、戦闘機を作るっていう。その葛藤があるだろうとみんなは
思うんですけど、葛藤に関して主人公は何も言わないんですよ。
だからやっぱり、それを言ったほうがいいんじゃないのって他の日本映画だったら言っちゃうんですよ。
会話でね、ディスカッションしたりするんですよ、「戦争というのは!」とか言って。」
山里
「『俺はこんなために作ってるんじゃない!』みたいな」
町山
「そうそうそう!そういうこと言うんですよ。俺はホントは空を飛ぶのが好きで、とか言って。
『でも戦争は良くない』とかね。言わないんですよ!
言うのは下品ですよ。
やっぱそれは。当時の人達は思っていても言えなかったんだろうし。」
宮崎が『会議は踊る』の曲について言ってたけど
「要するにあれは、ナチスが台頭する寸前(1931年)の映画ですよね。
それであのヒロインをやってる娘はユダヤ人だったんですよ。
だからワイマール共和国の時代の最後の映画みたいな話だと
勝手に思ってるんです」
…ナチスに従わず国外追放となり「私がいるところがドイツである」と言った
トーマス・マン描くサナトリウム小説の古典的名作「魔の山」の主人公の
名をかたり、露骨にゾルゲを連想させる男が歌うのは、ナチスによって
滅ぼされる最も先進的で平和的な憲法を持った国・ワイマール共和国が
自由と平和を最後に輝かせた象徴的な映画の名場面にかかる曲。
宮崎はちょっと勘違いしていて、「会議は踊る」のヒロインは確かにこの後
ナチスの追及を受けて一時ドイツから国外脱出、フランスやアメリカを
転々とするんだけど、それはヒロイン本人がユダヤ人だったからじゃなくて
ユダヤ人の友人をかばったり助けたりしたかららしい。
まあどちらにしろ、この頃のドイツはユダヤ人をヒロインにした映画など
作れるはずのない国になってしまっている時代。
ユンカース、トーマス・マン、ゾルゲ、リリアンと、露骨なまでに
「ドイツ人でありながらナチスと敵対した人々」が話題になっている。
「会議は踊る」の監督(フランス人)も、この映画会社の多くの関係者と
共にドイツを捨ててアメリカに流出することになる。
「限られてしまった残りの人生を美しく生きよう」という意味の歌詞の曲を
二人の門出に捧げたいというカストルプの気持ちが分かったから、二郎と
里見も声を合わせるっていうのは多くの観客が理解したと思う。
でもなんであの「ヘンなガイジン」が、赤の他人の恋愛をそんなに喜び、
あの曲を捧げたのかっていうカストルプの「根っこ」の部分が分からないと
やっぱりあのシーンは半分しか受け止めたことにならないっていうことを
駿は言いたかったんだろう。
その駿の説明を聞いて、「宮崎さんの思いは時代背景、歌詞の内容、
全部リアルに伝わりますよね」と言った渋谷陽一に対して言ったのがあの
「それはまあ、渋谷さんだから通じるんですよね。通じない人は何も通じない。
もうほんっとに無教養ですからね!歴史的感覚なし!何も知らない!
ダメだこいつらって。ほんとに無知蒙昧。覚悟も教養もない。
なんでしょうねえ、この教養の無さは。宇宙戦艦とか怪獣なら分かります、みたいな」
っていう言葉なので、やっぱり「魔の山とワイマール時代の映画っていうことで
わかってくれよ!」という意図は組まなきゃいけないんだろうな、と。
宮崎駿 談
「通じない人は何も通じない。
もうほんっとに無教養ですからね!
歴史的感覚なし!何も知らない!ダメだこいつらって。
ほんとに無知蒙昧。覚悟も教養もない。
なんでしょうねえ、この教養の無さは。
宇宙戦艦とか怪獣なら分かります、みたいな」
「(二郎と菜穂子の間には)やっぱり何か軸がつながってなきゃいけないから、
それで(略) 『あなた、外国の詩の本を読んでいたでしょ?』って。
ポール・ヴァレリーだって観ただけで分かるんですよ、良家の子女はそれくらいの
教育をされてますからね。本の装丁を見ただけで分かるんです。」
「それで『こういう娘いるよな』って話をしたんだけど、誰もウンと言ってくれない。
『清少納言みたいなもんだよ』とか言っても誰も分かってくれないんですよね。」
「僕らはエンターテインメントで過半数のお客様が満足してくれるものを作らなきゃ
いけない責務がある。喧嘩売ろうと思って作ってるわけじゃないですから、あんまり
(観客を)置いてけぼりにしちゃうのはいけないという責務があってやってることです。
けど、説明するための作品は作らないと決めた以上、俺は説明しない!っていう
やり方で作ったら、やっぱり半分くらいの人は分からないみたいなんですよね。」
「これは極めて不愉快な現実でしたね。本当に分からない奴は分からないんだって
いうことを僕が改めて発見したんでね。」
昨日のNHKの特報首都圏では、「堀越二郎はドイツから技術を学んだと考えられていたけど
アメリカから学んだ部分も大きかった」と言ってたな。
これは、宮崎駿にとって痛い。
徹底した反米嫌米主義である宮崎駿は、「ヨーロッパから先進技術を学んだ・パクった」
ということがこの上なく嬉して取り上げてたのにw
それが無残にも裏切られた形になったな。
>>66 君自身がどれだけゲスな人間なのかだけはよーく伝わったww
ほんと白か黒かだけで中間が全く把握できない特殊な人って
いうのがこの世にはいるんだねえw
しかしすごいね、的外れ極まりない下種の勘ぐりを
「徹底した」「この上なく嬉して」「無残にも」とかの陳腐な言葉で
語っちゃえるその神経ww
宮崎が日本軍のしょぼい装備について
「あれに『絶大』『驚異的な』とかいう形容詞をつけるのは日本の
軍事関係者だけだなって思いましたよ、ワハハハ」
と笑っていたのを思い出す。
いつもコピペ延々と貼る奴がいるなと思ってたけど駿アンチだったのか
「軍国主義を美化」との前評判も……『風立ちぬ』、韓国での意外な評価
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20130921-00000996-playboy >エンディングで(主人公の)二郎と(イタリア人の飛行機設計士)カプローニが話すシーンが印象的。最初のシーンと重なる場面ですよね」
>「『風が吹く、生きねば』。その言葉に終始する作品。結局、本質は人間の話ですよね。
>戦争に関わった人々に免罪符を与えるというよりも、夢に魅了されてしまった人々が
>進むしかない残酷な道を描いていた。夢をつかむためには、何かを失わなければならないし、
>生きていかなければならない。そんな“夢の両義性”ともいえましょうか」(ソン記者)
韓国の映画ポータルサイトには、一般視聴者からのレビューが数多く寄せられている。そこにも次のような投稿があった。
>「歴史的な観点はともかく、芸術性は認めるしかない。飛行機に対する主人公の熱い想いというふうに受け止めたい」
>「全体的にストーリーがよいアニメーション。日本の戦争美化と見るには難しい。むしろ、戦争批判に近くないでしょうか(笑)」
>「『千と千尋の神隠し』の感動や『ハウルの動く城』の壮大さ、『もののけ姫』の神秘性や『となりのトトロ』のかわいらしさを期待していた人には、すっきりしない映画。ただ、久石譲の音楽は相変わらず最高!」
幻想的な宮崎ワールドを期待していたファンにとっては、ちょっと物足りない。このあたりは日本での評判とも似ていて面白い。
>>66 そんなことパヤオだって知ってるよ。映画の中では本庄が堀越と一緒に渡欧してるが、「あ、本庄は行ってません」と意図的にああいうふうに改変したっていってるし。
伊、独と日本の枢軸3国の飛行機設計者のそれぞれの数奇な運命を対比したかったんだよ。
そこで連合国出してもこの映画じゃ意味ないだろ。
そのくらい、判れよ。
72 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/21(土) 12:20:56.87 ID:eTRBgluq
作中でも堀越はアメリカに視察旅行してるし
1930年代にアメリカからも実機多数輸入して参考にしてるのは有名な話だしね
>>54 リアル本庄は戦中に海軍の方針に楯突くことが多かったので
特高の監視がついていた。
近所のローソンに、風立ちぬの映画中の全台詞を収録した漫画版が置いてあった
上下巻に分かれてて、発行日は10月10日になってた
75 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/21(土) 14:09:49.68 ID:6SRtVBf9
見たけどすげえ感傷的なアニメだった
映画つくったつもりかもしれないけどやっぱアニメだよ
金払う価値はあるけど出して500円だな
>69
公開前の頓珍漢な非難というか難癖が、かえって良い宣伝になってるね。
観てみたら、良いじゃないか!という事かなあ。
>>71-72 アメリカの多大な影響を知ってるのに描かない
宮崎駿の奥ゆかしさに、ぼくは思わず涙しました
国家は存続せねばならないからルイは死ぬべきである
二朗は生きねばならないから菜穂子は死なねばならぬ
短編で本庄が主役の話を作って欲しいな
捏造バリバリでいいから
これ海外では評価されてないね
こんなものがジブリや駿ブランド信仰の強い日本以外で評価されるわけがない
>>80 人力飛行機コンテストに挑む若者たちを影から支える伝説の設計技師として・・・
らいばるはきむらさん
闘病悲恋物もLife Goes Onな感じの物も古典中の古典だから斬新さはないし
唯一特別な設定である零戦の設計者という面では何とも薄味で物足りないから
海外での評価がパッとしないのも理解できる
86 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/21(土) 19:01:22.97 ID:eTRBgluq
>>25 ハーマン・カーン 「・・・・・」
他にも、Dr.ストレンジラブのモデルには
ヴェルナー・フォン・ブラウン
ヘンリー・キッシンジャー
エドワード・テラー
ロバート・マクナマラ
いろいろ挙げられている
つそつまらねー。
ラピュタをスクリーンで見たかったわ
88 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/21(土) 21:06:56.07 ID:+KTM0AWn
>>80 島人間コソテストの設計のところは入れたいところ
89 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/21(土) 21:07:33.36 ID:INX65UaX
>>76 批判されてないだけでそれほど好評でもないようだ
日本での評価とほぼ同じ
この映画館の観客が書き込むインターネットサイトの評価では、20日現在、「風立ちぬ」は10点満点で6・6点と他の作品に比べて低い。
しかもその内容は歴史認識への指摘よりも、単に「退屈」といった作品自体への失望感が目立つ。
韓国紙の朝鮮日報は映画批評で
「戦争を美化するために作られた映画ではないが、議論を呼ぶ可能性のある人物を取り上げておきながら、苦悩した跡がうかがえない。この作品が引退作というのは残念だ」
と伝えた。
Dr.ストレンジラブのほうが上だな
どっちかってと菜穂子を一番書きたかったんじゃねえのかって思った
それ以外は構成も相まって散漫としてる印象
アメリカの評価は日本以上に極端なかんじ。
あの国は好きも嫌いもはっきりしているけど。
好きな人は、宮崎駿最高傑作と言い切っちゃう。
ただ、評価しない人が「ファンタジーじゃない」というのはいただけないなあ。
こういう人は、アニメーションは御伽話やファンタジー以外は許さないっていう価値観みたい。
日本ではさすがにそういう理由を持ち出す人はいないから。
向こうではやっぱりアニメは子供の物=ファンタジーでなければ
って捉えてる人多いのかな
>>93 そう思う。そこは日本の方が世界的に異質なのかもしれない。
え、日本でも似たような反応じゃん
別にファンタジーじゃなくてもいいけど駿はファンタジーしか作れない
リアル系でも面白かったらアメリカ人でも納得したはず
蛍の墓はアメリカでも高評価なわけだし
風立ちぬにはそれだけの説得力がなかったというだけの話
日本でも駿には万人受けする王道ファンタジーを作ってほしいという人は多いね
自分もそう思ってたけど風立ちぬ見て気持ちが変わった
コクリコ坂とか風たちぬとかはアジアの風土じゃないとわからないところがあるんだろうな
男女交際の奥ゆかしさとか先輩後輩の縦の関係とか
俺は日本人で良かったわ
>>96 「火垂るの墓」が”面白くて”アメリカ人に評価されてるとは思わないけどなあ(笑
映画としてはほたるのほうがストーリーがシンプルでわかりやすいんだろうね。
風立ちぬについて、「異様な映画」だっていう評価が多いんだよね。これは、もののけ姫のときと似た反応だなと。
俺は風立ちぬはほたるより後に作られた故に、ほたるより名作だと思っているけどね。
100 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 00:29:02.66 ID:WeSQQiZJ
『蛍の墓』がいいってのが俺には分からん。
あんな辛気臭くって説教臭い映画のどこが良いんだ?
歴史ドキュメント見た方がよっぽど勉強になるし、
あれを金とって映画でやる意味が分からん。
>>98 そうだね。韓国の評価を見てると、以外というか、日本での感想ととても似てるんだよね。
(病的な日本嫌いなのは別として)
ベネチアやカナダの評よりはよほどね。
ひとつの理由は、翻訳がうまくいっているんだと思う。日本語と韓国語は言語的には近いし、単語も共通の漢語を使っているものが多いのでね。
ベネチアで審査員レベルでもトンチンカンな評価(戦闘機の製作者が云々)いってる人がいたらしいけど、
字幕見て、映像見て、だと、細かいニュアンスが伝わってないんじゃあって気がした。
>>100 俺もそう思ってた 見て楽しい映画じゃないし綺麗でもないってね。
けど、「もっと!」ていう漫画雑誌のジブリ特集号で、ほたる〜をネタに描かれた漫画があって
その作者が物凄くほたる〜が好きで、清太や節子に感情移入しているのがわかって
いろんな人がいるんだなあと思ったよ。
103 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 00:37:19.97 ID:eaoHCNfP
今は秋
子供の時見てものすごいトラウマ…
一生見ない
4回目見てきた。
風立ちぬは無駄がなくていいね。
場面がどんどん切り替わるから中弛みせず
適度な緊張感を持って見られる。
アメリカとかヨーロッパが評価していないとか正直どうでもいいなぁ。
風立ちぬやその他の宮崎作品は日本人の感性でしか理解できないんだろう。
日本人で本当によかったよ。
今作ばかりは日本人の評論が的確なのが多かった気がする。
>>106 欧米人が評価してないわけじゃないと思うよ。韓国人もね。
ただ、これまで宮崎駿の映画というのは、海外では特に映像が評価されていたわけで、
音声(台詞)がなくて映像だけでも大まかなストーリーがわかるくらい、映像に説得力があるっていう点ね。
でも、風立ちぬは、映像だけじゃなくて台詞がわからないと、もっと言うと近現代史の知識がないと、理解できない部分が多いから、
外国の人には、置いていかれたようなつらさがあると思う。
でも堀越二郎の映画は、日本人が日本人のために作ったわけだから、別にそれでもいいと俺も思うがね。
>>99 火垂るの墓が単純に見える人がいるのか。驚いちゃうな。
ぼくはあれ見た時、戦争の時代を扱いながら戦争映画や
反戦映画じゃないものを作ってしまうなんて
またややこしいことをするなあと思ったけどな。
110 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 01:48:02.04 ID:dchxhZEg
蛍の墓は日本人でありながら日本の封鎖的閉鎖的な空間を描いた
自己批判映画じゃねえの
戦争で死ぬ映画じゃねえからな
沖縄戦とか題材にしたらもっとつくれそうだしな
火垂るの墓より風立ちぬの方が純文学な感じなんだな。
そもそも日本で賛否両論だったから海外では正当に評価されるはずという流れだった
それがヨーロッパでもアメリカでもいまいちな反応
いまさら日本人にしかわからないんだと開き直ってみても無駄
日本人でも一部の信者にしか支持されてないから
結局いい映画はどこでも評価されるし駄目な映画はどこに出しても駄目ということ
>>112 ちなみに、あなたにとってのいい映画の基準って何?
> そもそも日本で賛否両論だったから海外では正当に評価されるはずという流れだった
あと、これもわからない。
この文脈では海外からは「肯定的」に評価されるように読めるけど、
日本でも賛否両論なのだから、欧米でいまいちでも予想内でしょ。
なんで欧米で絶賛されると思ってたの?
クリエイターの残酷さって、周りの人間を巻き込むだけじゃない
当人にも作品の出来・不出来というものが残酷にのしかかってくる
>>113 過去スレでは日本人は映画を見る目がないから風立ちぬも理解できないという論調が多かった
そこで映画をわかってる海外なら評価されるはずという流れだったがベネチア、トロントで惨敗
国籍関係なく不評だったわけだからいまさら日本人ならわかるとか苦し紛れを言っても仕方ない
主人公を架空の人物にすれば評価もストーリーの幅も違ったものになったかもしれない
この内容なら堀越二朗という実在の人物を主人公にして良かったことなんて宣伝効果以外に
無かったんじゃないのか
最後の長編という免罪符があっても実在の人物の話に、ここまで学者のエピソードをもりこんで
自己を投影させるのは何だかなって感じがする
×学者のエピソード
〇架空のエピソード
すんません
実在の人物を借りて好きに作られてる映画いっぱい見てるからこの程度は全然許容範囲
119 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 07:54:22.00 ID:MnudbVRe
>>105 同意。
数分見ただけで、辛すぎて気分が悪くなった。
全編見ることなんてできない。
>>115 どこのあなたの脳内スレの話ですか?
>>116 ベースが明らかに堀越二朗だから、
名前だけ変えたところで、何の意味も無い。
120 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 08:33:52.08 ID:ghZdaOsO
糞映画。
見る価値なんかねぇよ。
121 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 08:46:47.36 ID:MnudbVRe
>>120 当たり前の事だが、好みなんて人それぞれ。
ただ、今まで相当の興行収入稼いでるベテラン監督が、
相応の金とスタッフをかけて作った物に対して、
あっさりと見る価値無しと言ってしまえる君って何者ですか?
って感じ。
つまり、どこがどう駄目なのか、ちょっとは具体的に書けって事だ。
>>120 少なくとも一回分の観賞代お布施乙wwwwwwwwwwwwwザマァ
外人はアリエッティみたいなのが好きなんでしょ
124 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 09:15:00.44 ID:rB9NkOTT
糞映画なのは間違いないな
逆に聞きたいわ、
何がよかったのか、どこがよかったのか?
誰もはっきり言わないのはなんなの?
わからない奴はわからない。
ってあのコピペやめてね。
馬鹿は一つ覚え。繰り返すの。
どうせ、やるんだろ、馬鹿の一つ覚え。
>>124 つまり、あんたが糞映画と思っている部分が良かったってことだよ
宮崎駿の自伝的な映画と思えるわけだけど
実はカプローニは宮崎駿自身であり観客に語りかけているって
二郎の夢の世界は宮崎の観客に向けた独白にもなる
二重構造は面白いと思った
「君の10年はどうだね?」
わかってるよ。やってますから。
思わずそう呟いちゃうよね
知識がないと見れないってのは間違い
風立ちぬは映像の中に説明は全部入ってて
わからないとこの謎解きは自分でやれと言うスタンス
知識があれば謎解きは簡単になるけど
映像見りゃ説明はされてる
誰でもすぐわかるエンタメ映画としては作ってない
けどわからない人も菜穂子がいなくなるシーンで
きっちり泣けるようにしてるあたり宮崎駿のサービス精神感じるけどね
それが大人のための映画の意味だったんだな。
129 :
113:2013/09/22(日) 09:55:32.98 ID:4ampEaUQ
>>115 >日本人は映画を見る目がないから風立ちぬも理解できないという論調
この文脈だと風立ちぬは理解できてないから日本では評価が低いという風に
受け取れるが、それでいいかな?
もし過去スレがそういう論調だったのなら、それは間違いだと思う。
日本人のすべてが風立ちぬを完全に理解してるとは思えないが、
ただ、それと評価とは別だろう。
(引き合いとして蛍の墓はアメリカ人に高評価と言ってるけど
アメリカ人で
>>110のような蛍の墓の意図を理解して高評価してる人ってどれくらい
いるのだろうか?)
現時点で風立ちぬは観客動員数が800万人を超えている。
ジブリブランドや引退会見による集客効果があるだろうけど、
見に行った人は風立ちぬを否定的に捉えてるのだろうか。
ヤフーのレビューは4700件もあるので、これを参考にするなら
3.35だから平均以上に評価してる人が多い。
単純に肯定的に評価する人の「人数」がその映画の良し悪しを
を決めるのであれば日本で、風立ちぬは十分良い映画といえると思う。
あなたにとってのいい映画の基準が何なのかはわからないが。
空襲や戦争の悲惨さなどテーマにいらないモノはすべて削ぎおとし
描きたいものだけをひたすら凝縮させた映画だった
本当に無駄がない
本質的には醜いモノをひたすら美しく描ききった素晴らしい映画だった。
確かに悲惨さはないけどさー最後の零戦の残骸、パイロット達の敬礼、紅の豚に出てきたような空に浮かぶ飛行機の墓場
あれだけで充分伝わるんだよね
>>124 個人的に、技術者としての二郎の生き様に共感できたな。
人生山あり谷あり、最後は大きな挫折を体験するが、
それでも生きねばというメッセージを残して終わる。
日頃、挫折が多いから励みになる最後だった。
そして二郎と菜穂子の人生。
それぞれ毎日をとても大切に生きていた。
映画を見ながら、今の自分の生活を振り返る。
この2人のように濃密な時間を過ごしているだろうか?と。
そして毎日を浪費していることを自省する。
映画を見終わった後にカプローニの
「君の10年を力を尽くして生きなさい」という言葉が思い浮かんだ。
これから10年を自分にとっての創造的人生にしよう、
そういう気にさせてくれる映画だった。
風立ちぬの感想はひとそれぞれだ。
菜穂子が可哀想だった。
映像と音楽がすばらしかった。
本庄がいい男だった(意味深)・・・
どれも間違いじゃない。
俺は今まで宮崎駿のファンだったのだが
それとは別にこの「風立ちぬ」という映画のファンになってしまった
長い付き合いになりそうな気がする
>>124 日本人の美しさとか。とくに菜穂子の所作の美しさは凄い。
この調子だと、回数を縮小してかぐや姫の公開前まで上映されるんだろうか
>>132 カプローニの10年という言葉は20代後半の俺には結構ガツンと響いたな
人生80年とは云うけど濃密な部分は短い
ある意味残酷でもある
「君の10年」もう5年過ぎた
後の残り5年どうするか考えないとな
>>133 俺も気に入った映画や番組はバカみたいに何度も観る。月に何回かは観る作品や番組がいくつかある
「風立ちぬ」もブルーレイが出たら同じことになりそうだ
この映画、音楽の力が非常に大きいと思う
無口な主人公の心象を見事に表現していてスゴいと思った
入社一日めの設計シーン
七試墜落シーンのピアノ曲
最後の飛行場で二郎が山のほうを見るシーン……
>>130 駿ならホロコーストとかもただひたすら美しい映画に作ってくれそうだよな
「民族浄化は私の美しい夢でした」とか言っちゃったりして
ラスト、二郎(とカプローニ)が地面に沈んでいくカットがすげー好きだな
この後何が起こるのかと何となく不安を感じさせるんだけど宮崎映画で一番好きな終わり方
>>141 ああいう実写映画みたいな終わり方のアニメって珍しいよね。エンディング曲が重なっていくのではなく
いったん終わってから「ひこうき雲」が始まってる
子どもの頃に風が吹きすさぶ原っぱとかで遊んだ経験がある人間には、たまらないラストだ
>>124 松本人志さん、コケてばかりだからって僻まないでください
144 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 14:38:06.05 ID:MnudbVRe
>>142 OPもいきなり「風立ちぬ」のタイトルなんだよな。
駿の映画では無かったパターン。
これまでの作品とは違うという異質感が伝わってくる。
>>142 ひこうき雲なしで無音でエンドロール流してくれてもでもよかったと思うぐらい。
実写だったらそれも出来そうだけど
俺は、舞台みたいだなあと思った>エンド。
緞帳がスルスル降りてきて、しばらくしたらまた上がって役者が並んでてカーテンコールが始まるような、新劇みたいな舞台ね。
>>129 風立ちぬのヤフーレビュー評価は駿映画では最悪レベル
海外のレビューサイトIMDbの評価もポニョと並んでワースト
一般人の見方は万国共通で厳しいと言うこと
この映画を評価してるのは一部信者だけ
今日初めて見た
二郎氏がかっこ良かった(小並感)
149 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 16:33:04.17 ID:MnudbVRe
>>147 一部信者って、100億レベルもいるのかw
正直、面白くなかった。
どこでどう感動するんだ。
この映画は。
151 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 16:58:24.74 ID:MnudbVRe
>>150 まずは、どこがどう面白くなかったか書いてみたら?
>>149 そこがブランドで誤魔化されて内容を見れない日本人の悲しいところだな
153 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 17:05:02.30 ID:MnudbVRe
>>152 おいおい、話をすり替えようとするなよ。一部信者の話はどこ行ったんだ?
あと、ブランドで誤魔化されて100億売り上げたって事?w
一般人=満足
ジブリファン(全体の一部)=不満足
アニメミーハー=低評価
アニメマニア=高評価
こんな感じかな
155 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 17:10:20.07 ID:WeSQQiZJ
ヤフーニュースコメント蘭はネトウヨに占拠されてる。
ここから類推できる事は何か?
原発&9条発言によってネトウヨはアンチ駿となった。
そんなネトウヨアンチ駿が評価1をつける事によって
平均が引きさげられた。
・1918年シベリア出兵
・1923年関東大震災
・昭和2年金融恐慌
・昭和4年世界恐慌
・昭和6年満州事変
・昭和12年支那事変
・昭和14年ノモンハン事件年
・昭和16年ゾルゲ事件
・昭和16年大東亜戦争
・昭和20年敗戦
この大よその日本史時系列が頭に入ってなければ、
この映画のストーリーさえ終えない。
また零戦やB29に得意な思い入れが無ければ、
感情移入する事も難しい。
さらに日本人なら誰でも知っている日本近代文学の
著名な作品「風立ちぬ」を知る者は、海外では少ない。
外国人鑑賞者にとってはチンプンカンプンってのが普通。
日本人、かつ、宮崎駿に個人的思い入れがある者、
そういう者じゃないとこの映画を強く肯定的に評価する
のは難しいと思う。まさしく俺もその1人だが、
・あの20年間を舞台に選んだ
・あの零戦設計者を主役に選んだ
・テーマの1つは「クリエイターの業」
これだけでこの作品には感慨深いものがある。
トロントって結局どうだったの?
>>154 古参の駿ファンからの評価は高いのかな?あ、これはアニメマニアに入るのか
>>147 日本に限らず一般大衆は無知なんだから
万国共通で厳しい評価なのは予想できたよな
>>149 100億って興行収入でしょ?
そりゃ観なくちゃ詰まらんとも言えないからな
観ないで批判してたらもっと悪質だろ?
大人のための映画って万人向けじゃないという意味なんでしょう。
>>153 ブランドと駿引退の話題性だな
それとなんか話題になってるみたいだから自分も見ておけば
話題についていけなくて困ったり恥かくこともないだろうっていう付和雷同的な気質
広告会社も仕事のし甲斐があるだろうね
163 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 18:04:07.46 ID:WeSQQiZJ
公開日が7月20日?
長編からの引退発表が9月1日の震災の日だっけ?
それまでず〜〜〜と興行収入、週間1位だったから、
引退の話題性は9月に入ってから。
夏休み中は駿ブランド、ジブリブランド&宣伝量。
まぁ何だかんだ言ったって日本は右傾化してる訳で、
そんな日本の空気とシンクロしてるテーマってのもある。
だけど同時代を扱った『終戦のエンペラー』はそんなに
稼げてないわけで。
駿ブランド、ジブリブランドの威力は絶大だよ。
そのジブリブランドは駿1人で築いたといっても過言ではなく、
その一時代を築いた人の、その最後の輝きを劇場で目撃しとき
たいってのは多くの人の中に有るんでね。
駿アニメをそれこそ子守唄のようにして育った世代にとっては。
たとえその最後の輝きが、かつての輝きに遠く及ばなくてもね。
奈穂子が喀血して二郎が会いに行った時、二郎は午後1時名古屋駅発の急行に乗ったけど、
1934年頃の名古屋〜東京間は5時間半位だから、東京の菜穂子宅に着いたのは午後7時頃か
右傾化とシンクロ?
風立ちぬ見て、日本の右傾化とシンクロとか思うなら
ちょっと一度病院行って精神に異常がないか確めた方が良いよ
166 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 18:35:12.39 ID:WeSQQiZJ
右傾化を「日本史リヴィジョニズム」と言い換えてもよい。
日本が最も熱かったあの時代を、「正義の戦争」と観るのでもなく、
「醜悪な日本軍」と観るのでもなく、第三の道。
これをリヴィジョニズムと言わずに何と言うのか。
167 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 18:38:40.15 ID:6CzMA841
>>165 雑誌での発言は右翼と水と油だけど、映画の内容だけみると右翼にも好まれる作品になってるよ
チャンネル桜っていう保守系の人たちがよくでる番組内でも絶賛されてた
何処が右翼に受けるかというと、戦中の歪んでない日本人像や、美しい日本の文化、短期間で一時とは言え最強の戦闘機を作った日本人の適応能力や技術能力の凄さ
たくさん保守に好まれる要素あるよ
チャンネル桜が保守???
あんなの単なる排外主義者の集まりでしょうが
>>166 熱い時代なんて描かれてないだろ・・・
取り付け騒ぎなどが起きる昭和恐慌や
貧富の差が極限まで開いている状況
ドイツ(西欧)との間に横たわる絶望的な差
勝利の可能性のない戦争に向かう暗い雰囲気
軍部の横やりや特高の横暴
知識がない人にわかるように映画の中できっちり描かれてるし
知識あれば一目見ればより深く当時の状況がわかる。
君はまず余計な先入観を振り払って見ないといけないし
自分の知識や主張に結びつけて語るのはやめた方が良い
何よりまず他人から借りた考えや言葉でなく
自分自身の考えと言葉で話す努力をした方が良い。
退屈だよ
>>162 おいおい、 オレの問は華麗にスルーして、
都合のいいところだけに反応して、
自分の言いたい事だけ書くんだったら、
わざわざオレのレス番書かないでくれよ。
>話題についていけなくて困ったり
10人中、1人以下しか見てない計算ですが?
>広告会社も仕事のし甲斐
もし、お前の言うとおりなら、
何もしなくていいって事になるんじゃね?
171 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 19:44:10.74 ID:WeSQQiZJ
>>169 ハイジやコナンやナウシカやラピュタや魔女宅や紅の様な
欧州の何処かじゃなく、
トトロやもののけや千尋やポニョの様な、
日本の何時かでもなく、
“日本”の“昭和の20年”を舞台として選んだわけだよ。
それを舞台として選び取ったって事自体が、右傾化ってか保守化
しつつある日本とリンクしてるって感じない者がいようとは、
そっちの方が俺には想像の範囲外だわ。
172 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 19:49:34.09 ID:9NMO2gD2
173 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 19:55:19.15 ID:WeSQQiZJ
1853年の黒船以降の、日本国が坂の上の雲を目指して上昇する時代。
あるいは戦後の1990年のバブル発生崩壊までの時代。
時代という舞台が成長していて、そしてその舞台で生きる主人公達の
成長を重ね合わせて描く。
すごく良くある手法だし、多くの人達の共感を得られる手法でも
あるんでしょうね。
はぁ、ほんと映画そのものを自分で見れてなくて
自分の知識の正解求めて見てる奴っているよな
この時代を「熱い時代」って信じてる自分の知識を前提にして語ってるのがね
宮崎駿がこの時代を選んだのは戦闘機やメカを描きまくりたいって根源的欲求もあるだろうけど
「絶望的な時代」の中で生きている人を描きたいからだよ
そんな事すら読み取れずに、自分の知識を前提にして
風立ちぬを踏み台にして自分の主張を言い張るとか愚の骨頂
>>158 ここ5年ぐらいのジブリの興行収入と、初回視聴率。
あまり古いと、またその意味も違ってくるだろうし。
ポニョ 155億円 29.8%
アリエッティ 92.5億円 16.5%
コクリコ坂 44.6億円 13.0%
100億っていう数字がどういう数字か分かった?
177 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 20:21:47.68 ID:WeSQQiZJ
絶望的な時代≒火傷しそうな、そして火傷した熱い時代
なにをツッコミ入れたいんだか、俺にはまったく理解できない。
俺にはあなたの論点が、まったく見えない。
元々は模型雑誌のヌルい連載だった。
それを鈴木Pの発案で長編映画にする事になった。
単なる長編映画じゃない。
ジブリブランド、宮崎駿ブランドの、マスメディア相乗りの
大商業映画だ。
その中で「昭和の20年」を舞台とする事の様々な思慮があった
事は容易に想像出来る。
その思慮ゆえにどこか振り切れてない、中途半端感のある作品に
なったと俺は読む。
この映画は常に底辺を這いずりまわって生きる人々と
上流を優雅に暮らしている人間が描かれてんだよ
その2つを鮮明に描くのにちょうどよい舞台が昭和
不況が吹き荒れる中、日本が泥沼の状況に入っていくとこを描き
二郎が挫折の中で絶望にとらわれそうになるのを救うのが菜穂子なんだからさ
映画をそのままきっちりと見れば時代としては絶望の時代を描いてんだよ
その中にいるからこそ、二郎と菜穂子が輝いて見えるんだよ
二郎と菜穂子の二人は絶望的な時代の中を行き
二郎は挫折、菜穂子は結核という絶望の中で、ひたすらエゴイスティクに「生きる」ことを追求する
知識があればこの時期は政党政治が終焉を迎え関東軍の暴走
そして軍部の暴走から泥沼の戦争に突っ込んでいく時代ってのはバカでも知ってる
坂の上の雲の時代とはまったく違うんだよ
要するに背景は一面で暗闇の中、二郎と奈穂子は白く輝く
そして二郎は挫折の中で暗闇にとらわれそうなとこで菜穂子に救われる
そういうのがまったく読めてない
宮崎駿は風立ちぬの中でうるさいくらい
当時の日本がいかに遅れていてダメだったかを描いてる。
また軍部や時代の思惑から超然として、ひたすら美しさを求めた二郎を描いてるのに
時代と結びつけて考えるとか、もう愚かとしか言い様がない
リビジュアライズ(笑)とか無粋の極みだね
そして宮崎駿は風立ちぬの中でそういう無粋な輩を徹底的に邪魔者扱いしてるのにね
180 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 20:40:35.46 ID:WeSQQiZJ
前スレに書いた事だが、
この映画は2階建てになっていて、
1階部分は
・1918年シベリア出兵
・1923年関東大震災
・昭和2年金融恐慌
・昭和4年世界恐慌
・昭和6年満州事変
・昭和12年支那事変
・昭和14年ノモンハン事件年
・昭和16年ゾルゲ事件
・昭和16年大東亜戦争
・昭和20年敗戦
などなどあの時代の出来事を点描の様に配置し、
直接的には描かず暗示する。
2階建て部分がプロジェクトXとサナトリウム文学。
こっちを尺かけて描く。
こういう二階建て構造を自覚的に選択したと俺は思う。
戦中生まれであり、そして戦後自虐史観教育&メディアを浴びて育った駿、
しかし同時に戦後少年達の大好物は戦記漫画なのであり、
それを浴びて育った「遅れてきた軍国少年」である、宮崎駿。
その宮崎駿が「あの20年」を一階部分に選び取った。
それが何を意味するのか。
>>175 半藤さんとの対談を見てると、日本は40年で上昇と下降を繰り返してると
映画で描いたのは下降していく時期
今の時代もバブルが終わってこの時代と重なってると
でもそのまえに、上昇していた時期も確かにあったんだってのがみてとれる
戦前は日本はずっとどん底だったって思ってる人たちもいるからね
ラストシーン、再び二郎は失意の中で暗闇の中を「登って」抜け出し
二郎が光の野原の中で菜穂子に会うシーン
菜穂子は天上に行くが、二郎とカプローニは行かない
暗闇には囚われられなかったが、天上には行かない
カプローニと共に行く行き先は気になるとこだね
そういう事、この映画見て思わないの?
この映画を見て思ったのが「日本の右傾化とシンクロ」というのは
風立ちぬを見た感想としてはあまりにも貧困に過ぎる
そもそも風立ちぬをまったく理解出来てない
183 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 20:45:15.04 ID:WeSQQiZJ
「日本の右傾化」の基点があんたと俺とでは違うんだよ。
俺は戦後左翼ってか自虐史観ってか加害妄想に包まれた戦後半世紀を
基点とし、そっからの右傾化って表現してる。
その半世紀に対する相対的右傾化って事だから、
絶対指標で見れば左から真ん中への中道化と言える。
そんなの俺の文脈から読み取れよ。
何に噛み付いてるんだか、ホント、よく分からん。
>>181 >でもそのまえに、上昇していた時期も確かにあったんだってのがみてとれる
>戦前は日本はずっとどん底だったって思ってる人たちもいるからね
それは知識としては明治維新以降の日本の軽工業や重工業の発展は持ってればわかるし
その知識がなくても関東大震災の時の人の賑わいや大学での生活などでわかるんじゃないのかなあ
映画の最初の方は市井の活況ぶりを描いてるからね。
>>183 振り切ってる左翼から見たら、右のほうにみえるということですよね
逆も然りですが
>>185 左翼の教えだと、産業の発展は一部の金持ちのためだけのもの
一般庶民は搾取されるだけの存在みたいな感じですから
あ、なんてーか、あの時代それだけじゃなかったんだよなってのを
みせてくれるというか
説明へたでごめんね
188 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 20:57:14.99 ID:WeSQQiZJ
駿は典型的な戦後左翼だったわけだ。
自虐史観な戦後教育&メディアに染められ、
日本と日本人が嫌いになった。
それが日本の風土を基点に、あるいは日本の美少女wを基点に
日本に回帰していった。
それが宮崎駿の全キャリアの通奏低音だ。
駿は自らを「遅れてきた軍国少年」と言った。
つまりはそれは戦後左翼からの卒業宣言であり、
あの空母に翻る旭日旗がその卒業証書だ。
しかし同時に、ネトウヨの様な自閉した排外ナショナリズムに
陥る事もよしとしない。
その様な引き裂かれた歴史観を陣痛とし産み落とされた作品だと、俺は思う。
戦争ばかりじゃない。
ピラミッドのない社会を理想としてたかつての駿。
しかし今、ピラミッドの頂点で数十億の製作費を書け映画を作る自分。
引き裂かれた“理想の社会”観を陣痛として産み落とされた作品でもある。
(3行にまとまらなかったw)
>>182 途中でも言ってたけどラストで次郎は奈緒子に天国にいざなわれたけど
結局生前に内なる悪魔の誘惑に乗っかったばかりに天国に至る前に煉獄に立ち寄ることになった
(天路歴程の説話どおり)。
「来て」というセリフならそうなる。
「生きて」というセリフだとまた別解釈になるな。
つまり戦後の人生において善行を施す道を模索したということになる。
戦前のシベリアをめぐんでやるときのどれだけ貧しい一般庶民が多いのかわかってなさそうな
ところが戦後は変わっていくように見受けられる。
そういう個人の内なる良心の問題よ。
みんなは右だの左だの言うけど次郎は思想家や主義者じゃないからね。
ん。ちょっと冷静になった
宮崎駿の意図は時代の情勢と関係なく
ひたすらエゴイスティックに生きた人間の話だからね
自虐史観から客観的な史観への動きとは関係なく
この映画の中では歴史ってのは絶望を生み出す舞台装置であり
二郎、奈穂子を含めた生きようと必死な人を目立たせるための舞台装置でしかない
それを現実の歴史観の時代性と結びつけるのは俺は無粋だと思うよ
駿が文化人になりたくない。町工場のおっさんでいたい。
みたいなことを言ってた意味が分かった。
>>190 です。
でも、ふだん右左にとらわれてる人には、いろんなものが気になってしまうようで
まとめる気ゼロだろ。
長々と書けば、長々と読んでくれると思ったら、大間違いだぞ。
お前は、校長先生の話を覚えているとでもいうのか?
194 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 21:10:33.86 ID:WeSQQiZJ
2秒だか3秒、旭日旗が翻るシーンを捻じ込んだ。
あれを観て今という時代とのシンクロを感じない人がいるってのが、
逆に驚きだわ。
20年前の駿ならあのシーンは入れてないと思うから。
今という時代の社会大衆の歴史観にベタに迎合するってのが“無粋”
ってのは100%同意する。
『終戦のエンペラー』の予告編を大画面でみてそれは思ったw
でももっと深い所、無意識ってかご先祖様から連なる集合的無意識って
レベルで、シンクロしてると俺は思うのよ。
カプローニと二郎は本当に夢で繋がってるのか
二郎の空想なのかどっちなのか?
何故あんなややこしい構成にしたんだろう
パヤオは兵器を作る人間を主人公にする覚悟云々と言ってたが
そんな葛藤は特に感じなかったけどなあ
ただどうにもなぶつ切り感はコンテずいぶん迷ったんだなと思った
>>164 二郎は菜穂子を見舞った後、終列車で帰ったけど、「終列車」が8時頃に東京駅発だとすると、名古屋に着くのは午前1時台か
名古屋駅から黒川邸へはタクシーか会社の車で帰ったんだろうか
>>191 2ちゃんで一人語りする奴が
多く湧くからな。
198 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 21:21:23.48 ID:WeSQQiZJ
2つにまとめるとw
・駿は戦後左翼から結構中道化したとオモイマフ
・ご先祖さまから連なる集合的無意識レベルで人々の歴史観との
シンクロが起きてたとオモイマフ
>>191 お言葉ですが、駿はもはや生み出すアニメ作品より文化人的発言の方が
クオリティが高い時もあり、そのハイクオリティ文化人発言が映画の動員を
引っ張り上げてきたとオモイマフ。もののけ以降。
>>198 まとめていただいたようですが、
私には難しすぎたように思います。
>>198 でも、本人は、それを望んでないんだよね
あくまで、職人でいたいと
まわりがそうはさせてくれないか
201 :
113:2013/09/22(日) 21:30:07.30 ID:+j1SKqtK
>>147 ポニョやその他の宮崎駿作品を基準としてるけど、
その宮崎作品中でも最低クラスだと、なぜ世間一般の評価が厳しいとなるのか。
あなたの中では何点を境にして、それ以下だと世間の評価を厳しいとしているのか。
ヤフーにしても、アメリカのサイトにしても。
レビューサイトIMDb
こんなサイトあったんだ。面白ね、このサイト。
それで風立ちぬと同じくらいの点数で紅の豚、魔女の宅急便、カリオストロの城があった。
日本では紅の豚、魔女の宅急便、カリオストロの城は
金曜ロードショーで放送されるたびにネットでも盛り上がっているし視聴率だって悪くない。
これらの作品と同じ点数でなぜ「世間の評価が厳しい」と考えるのかわからない。
あと個人的に日本人と感性が異なるから、海外の評価って当てにならないと思ってる。
>>181 日本ってまた上昇するのだろうか・・・
このまま落ちていくだけのような不安があるなぁ。
>>195 >本当に夢で繋がってるのか
夢だよ、夢。
そういう解釈で十分。
二郎が超能力者っていう設定ではない事だけは確か。
>葛藤
一筋さを描いたわけだからな。
それに、一技術者の二郎が葛藤したところで、
戦争がどうにかなるわけでもないし。
飛行機作りをやめて、反戦活動をしろとでも?
遅ればせながら先程やっと観て来た
宮崎監督の引退会見を見た後だと、色々感慨深い物があったなぁ。
本作の中で宮崎監督の過去作品、或いは過去作品のキャラに対するオマージュ
的な物が随所に見られた(堀越次郎が見上げた空に浮かぶ雲の形が、「ラピュ
タ」の雲に似てたり)元々宮崎監督って空、或いは飛行機を題材とした作品を
沢山作ってるから原点回帰の意味で本作を題材に選んだのかも。
205 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 21:43:09.14 ID:WeSQQiZJ
1個抜けてた。
@歴史観において、戦後左翼からけっこう中道化したとオモイマフ
A社会観において、ピラミッドのある社会を認めざるをえないと思うようになったとオモイマフ
Bご先祖さまから連なる集合的無意識レベルで人々の歴史観とのシンクロが起きてた、
あるいは起こそうとしてたとオモイマフ
でどちら様にも反発買わない様な映画を作ってしまったと。
映画はそういう作りになってるのに、公開前のあの歴史発言で多くのネトウヨを敵に
回してしまったと。
ナニやってんでしょうね、パヤオちゃんww
>>203 駿はモダニズムの人でもあるけど、オカルティズムの人でもあるよ。
で追加。
C世界観において、モダニズムからオカルティズムへと半歩踏み出してるとオモイマフ
ちなみにオカルトの語源はラテン語で、「隠されたもの」という意味ねん。
>>205 お前は、駿を見習えよ。
自分の意見を、5年かけて、2時間にまとめてるんだぞ。
右とか左以前に映画として駄目すぎる
政治家や知識人でもない町工場の親子の歴史観を論じても無意味
だいたい教養が無さすぎるとかドヤ顔で言ってるくせに会議は踊るのヒロインがユダヤ人だと勘違いしてた
資本論やドストエフスキーも読めない心情左翼だからもともとたいして教養なんてない
映画がヒットしてたから周りが祭り上げてただけ
結核患者の隣でタバコを吸うな!って意見が多いみたいだけど、俺としては
地震の後の大火災のシーンで、火の粉がボンボン飛んで来る中山積みにされた
本の前でタバコを吸うシーンにハラハラした
>>204 これでジブリ作品はどれも好きだけど、
これで最後だと思うと寂しい気持ちになったな。
毎年金曜ロードショーでやってくれるんだけどね。
そういえば1年前に山本二三展に言ったとき
ラピュタの雲とか、時をかける少女の雲とか。
引き込まれるような魅力があった。
山本さん、風立ちぬのスタッフにはいなかったな。
>>207 あのさぁ、基本的な質問なんだけど、
君は映画を観たの?
映画の内容の話が、全然無いんだけど。
テレビ放映は2015年1月頃かな
>>208 あれはカッコつけすぎw
パヤオっぽくないスカしたジョーク
結核患者の隣で云々はネタだろw
マジだったらそいつ津波に襲われてても赤信号待つぞ
215 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 22:00:32.26 ID:9NMO2gD2
>>210 いつもの熱心な粘着だろ
ここでからめればいいんじゃない?
教室で吸う奴がいたけどあれって大学?
>>211 30%とは言わないが、
25%は行ってほしいな。
子供の数字を取れなさそうなのが厳しい。
>>210 初日に見た
主観的にどうこうという話は出尽くした感がありこのスレもずっとループしてる
2ヶ月経ってそろそろ一般的な評価が確定してきたが映画としては凡作から駄作という結論でいい
引退戦略を含め鈴木の宣伝とブランドイメージで売れただけ
一部信者が暴徒化して冷静な一般人を貶しまくるという後日談がついたが
>>219 結論出たならもうこのスレにいなくてもいいんじゃない?(´・ω・`)
最後のシーンを春にしたのはどいう意図があったんだろう。
史実での九試単戦の初飛行は2月4日だから、桜の季節にしてはちょっと早すぎると思う。
桜の季節はは出会いの季節であり、別れの季節でもある。
菜穂子との別れを暗示する意味があったのかもしれない。
日本人にとって桜は特別だ。
軒先に咲く桜、九試単戦が翻ったとき地上に咲き誇る桜
あの光景で感傷的になってしまって
夢のシーンは耐えられなかった。
>>141 あのシーンはまだ菜穂子に未練のある二郎を
カプローニが急かしているように思えた。
「ほら、いくぞ」という感じで。
沈んでいく前にふっと空を見上げる二郎が印象的だった。
風になった菜穂子に思いを馳せていたのだろうか。
219 ジブリ以外だと何が傑作ですか
>>219 分かりにくいから、
君の感想と、世間一般の評価を分けて書いてくれる?
>引退戦略を含め鈴木の宣伝とブランドイメージで売れただけ
じゃあ、
>>176について説明してくれるかな?
特に、コクリコの事とか。
なほこ可哀想過ぎ
駿は右か左かの前にお金持ちだろ
税金安ければどっちでもいいっていう
>>221 そりゃ、桜が満開の中で九試を舞わせたかった。菜穂子がひとり旅立つ道行きに桜を添えたかった。
そういうことだと思うよ。日本人なら、そう思う。
風立ちぬは何年経ってもポニョより評価が上がることはないだろう。
史実よりも、きれいかどうか、自分が描きたいものを描く、ですからね
229 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 22:47:03.04 ID:WeSQQiZJ
ちっちゃな子供が、
DVDでトトロを観た後またトトロを観るっていう現象はけっこう有名だけど、
ポニョでも同じ事が起きてる?
多分起きてないよねぇ。
それがポニョへの答えだよ。
うちでは5歳児が同じようにみてるよ
231 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 22:51:07.79 ID:WeSQQiZJ
マジですか!!!w
うち2歳児いるが、2歳児にはトトロは怖いらしい。特に大トトロが出てくると、逃げる。
ポニョは大丈夫らしい。
今日初めてみてきた
終わったあと皆泣いてた
途中間伸びとか内容もいろいろあるけど
最後皆泣いてたのが評価じゃないかな
矛盾してるが熱い映画だった
町山
「主人公の堀越二郎さんが自分の考えていること、決して口に出して言わないんですよ。
寡黙なんですよ。
で、最近の日本映画って特にそうですけど、主人公たちが全部自分の思っていることを言って、
ディスカッションするんですよ。そういう映画ばっかりなんですよ。ひどいことになってるんですよ。
全員が全員が思っていることをぶちまけあうんですよ、日本映画って最近。全部説明するんですよ。
『私はこういうこと思ってますよ』とか『俺はそうは思わない』とか。
そういうものに慣れていると、『風立ちぬ』っていう映画はわからないんですよ。
これは戦争が起こり始めてるっていうか戦争に向かい始めているんですけども、それに対して彼は
武器を作るっていう仕事をしてるわけですね、戦闘機を作るっていう。その葛藤があるだろうとみんなは
思うんですけど、葛藤に関して主人公は何も言わないんですよ。
だからやっぱり、それを言ったほうがいいんじゃないのって他の日本映画だったら言っちゃうんですよ。
会話でね、ディスカッションしたりするんですよ、「戦争というのは!」とか言って。」
山里
「『俺はこんなために作ってるんじゃない!』みたいな」
町山
「そうそうそう!そういうこと言うんですよ。俺はホントは空を飛ぶのが好きで、とか言って。
『でも戦争は良くない』とかね。言わないんですよ!
言うのは下品ですよ。
やっぱそれは。当時の人達は思っていても言えなかったんだろうし。」
そういうつもりでなくとも、どのみち天才を描写するには
極力内面を描写しないようにするしかないからなあ。
>>224 菜穂子の境遇は、とても恵まれた悲劇だよ。
高原病院なんて一部のお金持ちしか入れなかった。
他の結核患者の扱われ方、末路を考えると
いかに恵まれた環境にいるかがわかるよ。
しかし菜穂子、羨ましい。
俺も療養と称して、一日布団でネットしていたい・・・
>>232 かわいいなw
でもトトロってよく考えると不気味な雰囲気を漂わせいいる
ところが多い。
雨の中でバスを待つシーンとか。
映画評論家は演出だって否定しちゃうから面白いよねw
性格や運命は金田一耕助(市川崑版)に近いように思えるから
実写化するなら若いころの石坂浩二がよかった。
ポニョは後年になって今より評価が上がるだろう。
そのころ風立ちぬは存在すら忘れられてるかもしれない。
菜穂子が喀血したのは1934年の春頃だろうか
菜穂子が富士見高原療養所を抜け出して来て、結婚式を挙げたのは1934年の年末〜1935年の1月か2月頃かな
九試単戦の試験飛行と、菜穂子が黒川邸を去るのは1935年4月か
九試単戦の試験飛行は史実では1935年2月だが
>>233 もしこの映画を見て胸に込み上げるものがあったのなら
2,3回目を見ることをオススメするよ。
初回ではわからなかったところも見えてくる。
この時代の背景とかを調べたり、いろんなレビューを読むなどすると
もっと楽しめると思う。
自分は3回目が一番感動したな。
242 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 23:24:20.02 ID:Ebl1PhEK
ポニョは露悪的だから評価上がることはないだろうねえ
244 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 23:26:56.95 ID:V98/bKd7
最後傘が転がっていったのは何の比喩?
意図が無いとああいう描き方はしない気がしたけど…。
245 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 23:30:23.60 ID:WeSQQiZJ
ポニョを劇場で観た時に思い付いた、ダメ出し改善ポイント
とにかく海が魅力的じゃない。しょせんは駿は里山の子、
子供と海の関わりを魅力的に描けないんだなぁと思った。
@宗助の母系の婆ちゃんをあの港町一番の元海女ちゃんwとする
で宗助の母もその血を継ぎ、かつて海女をやっていて素潜りが抜群に上手い。
で宗助もその血を継ぎ、素潜りがあの年齢にしてはとてつもなく上手い。
また自分用の水中眼鏡&スノーケルを持っていて、
それを映画のキーアイテムとする。
(海のキーアイテムとしてポンポン船はあり得ない)
A宗助は貝殻コレクターとし、家に自分で作った貝殻の標本が並んでる
また親もそれを応援し、大人用の貝の図鑑を買い与えてあり、それは宗助の宝物。
B宗助一家には、キャプテン(船長)帽、副キャプテン帽がある。
父親が海に出てる時は、母がキャプテン、宗助が副キャプテン、
父親が帰宅してる時は、父がキャプテン、母が副キャプテンとなる。
父親の帰宅や出航の度にその帽子の授与式をやる。
でその帽子もキーアイテムにする。
ま、スレチですねw
246 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/22(日) 23:36:13.48 ID:9j0pQVXZ
小林よしのり コラム
『風立ちぬ』が韓国で封切られて2週間経つが、
拍子抜けするほどに波風立たず、作品への評価も低いらしい。
単に「退屈」という評価のようだ。韓国人にわかるはずないと思っていた。
日本人の方が過剰反応を起こす者がいて、「ゼロ戦は暗黒の時代の殺戮兵器」などと、超自虐史観で批判する者がいる。
先日書店をのぞいたら、『内心、「日本は戦争をしたらいい」と思っているあなたへ』
などというタイトルの新書があって、馬鹿じゃなかろかと思った。
そんな奴がたくさんいれば、この新書も売れるだろうが、いるわけないじゃないか!
こんなタイトルの新書に飛びつくのは、「反戦平和」がカルト信仰になってしまった困った人たちだけだろう。
安倍自民党といえども、タカ派発言は「オ・モ・テ・ム・キ」だけで、「内心、日本は戦争をしたらいい」などと思ってるはずがない。
自称保守&ネトウヨも同様に「オ・モ・テ・ム・キ」だけのエセ愛国者で、しょせん「頭数の連中」に過ぎないのだ。
いまだに「ゼロ戦は暗黒の時代の殺戮兵器」なんてホラーな文句や、
『内心、「日本は戦争をしたらいい」と思っているあなたへ』なんて
強迫神経症みたいな書名が現われる現状を正確に捉えて、
『風立ちぬ』を素材に何を論じられるか、「ゴー宣道場」を大いに楽しもうじゃないか!
この映画で描かれる男と女の関係も、マチズモとか、従属する女という認識で批判されるものだろうか?
我々は「オ・モ・テ・ム・キ」の議論ではなく、核心に触れる公論を目指そう!
>>176 >どういう数字か分かった?
どういうすうじなんですか?おしえてください
247どういうのが傑作なのですか
菜穂子は1935年〜1945年の間に死んだということになってるみたいだね
いくら持っても、終戦直後(1945〜46年頃)に二郎が見た夢の直前にはもう死んでいたということになるのか
最も早ければ、1935年の夏〜秋頃に死んだ可能性もあるか
>>137 >>132を書いたものだが、
> カプローニの10年という言葉は20代後半の俺には結構ガツンと響いたな
この気持は凄くわかるw
でもカプローニは創造的人生の期間は10年だとは言ったけど
いつから始まるとは特に言ってない。
だから、これからを自分にとっての創造的な10年にすればいいと思う。
といっても気力、体力が充実してる2,30代の頃にそれを迎えたいものだ・・・
251 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 00:28:49.74 ID:OyiZkvmU
小林よしのりは昭和28年の生まれだけど、子供の頃は戦記漫画に
夢中になった世代なんだよね。
そして漫画家になった。
だから零戦には特別な思い入れがあるわけだ。
駿は、事実かどうか分からん記憶では、家に零戦のキャノピーがあったとかね。
駿と同い年の富野はこの映画を航空映画だと言ってるし。
戦後の戦記漫画の洗礼を受けた世代はみな、「遅れてきた軍国少年達」なんだよね。
実在のカプローニ本人は創造の10年なんて言葉を残したの?
創造の10年も皮肉じゃないかな
英国には戦争の10年ルールというのがあって次の戦争まで最低10年空ける
その10年の間に復興や技術開発をして次の戦争に備えるそうだ
平和とは戦争と戦争の間の期間であり創造とは破壊と破壊の間の期間をさす
なんてな
チャンネル桜や小林よしのりに持ち上げられるようになったら駿もおしまい
駿が一番軽蔑しているやつらから賞賛されるとはなんたる皮肉
引退したのは正解だった
256 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 06:02:10.71 ID:m3Umyme8
>>247 オレなりの答え、解釈、分析をここに書くのは、別に構わないが、
その前にまず、君はこの数字、事実を知ってどう感じた?
>>219 >2ヶ月経ってそろそろ一般的な評価が確定してきたが映画としては凡作から駄作という結論でいい
他人を騙そうと思うなら、もう少し頭使わないと
二郎みたいな真面目くさい男がどういう切っ掛けで煙草吸い始めるんだろうな
現代だと吸う奴は中高辺りで粋がって吸い始める感じだけど昔も同じかなぁ?
昔は「大人の男なら煙草くらい吸えなきゃダメ」って風潮あったんかな
自分で何ら説得力のある意見が出せず、何か書き込めば無知無教養を
突っ込まれるのが怖くて、
世間の「一般的な評価」とか、「○○に持ち上げられるようになったら駿もおしまい」
とかの方向に逃げるしかなくなったのか、惨めだなあ
もののけを公開前「思想的に駄作」とさんざんバカにしていて、公開されると
一般の人の方がちゃんと読解するものだから自分の無知だけが露呈して
慌てて「そんな高尚な知識より少女のエロが見たかった」と方向転換して
失笑を買った切通理さくそのものだな
負け犬はいつもおなじまっすぐな道を歩む
数字だけ取り上げるんなら
■日本映画興行成績 歴代ベスト
304億円 千と千尋の神隠し ★ 東宝 2001年
196億円 ハウルの動く城 ★ 東宝 2004年
193億円 もののけ姫 ★ 東宝 1997年
173億円 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 東宝 2003年
155億円 崖の上のポニョ ★ 東宝 2008年
110億円 南極物語 東宝 1983年
? 風立ちぬ ★ 東宝 2013年
101億円 踊る大捜査線 THE MOVIE 東宝 1998年
98億円 子猫物語 東宝 1986年
92.5億円 借りぐらしのアリエッティ ☆ 東宝 2010年
92億円 天と地と 東映 1990年
既に邦画歴代7位。(おそらく6位になる)
日本映画歴代ベスト10の6つが「宮崎作品」になるんだな。
>観客動員数800万人、興行収入100億円を突破したことが12日、わかった。
■邦画観客動員数 歴代ベスト
2350万人 千と千尋の神隠し (宮崎駿)
1950万人 東京オリンピック (市川崑)
1500万人 ハウルの動く城 (宮崎駿)
1420万人 もののけ姫 (宮崎駿)
1300万人 明治天皇と日露大戦争 (渡辺邦男・毛利正樹)
1280万人 崖の上のポニョ (宮崎駿)
1260万人 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 (本広克行)
1250万人 キングコング 対 ゴジラ(本多猪四郎・円谷英二)
960万人 ゴジラ (本多猪四郎・円谷英二)
880万人 日本沈没 (森谷司郎・中野昭慶)
830万人 ゴジラの逆襲 (小田基義・円谷英二)
★ 今この辺
800万人 南極物語 (蔵原惟繕)
780万人 借りぐらしのアリエッティ (米林宏昌)
750万人 子猫物語 (畑正憲・市川崑)
730万人 黒部の太陽 (熊井啓)
720万人 モスラ 対 ゴジラ (本多猪四郎・円谷英二)
700万人 七人の侍 (黒澤明)
262 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 09:29:07.62 ID:nXO2Ddgi
遅ればせながら見てきた。
宮崎の飛行機愛、タバコ愛、薄幸の美少女愛、満載の「俺の人生観はこうなんだ!」
っていう遺書的な作品だな。
これを反戦だとか、軍国だとか言ってるやつは馬鹿なの?宮崎はそんなこと一切
考えちゃいないよ。
263 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 09:48:00.53 ID:nXO2Ddgi
>>251 これを航空映画だと思わない人は、ナウシカも、ラピュタも、紅の豚も、見てないか、
見てても半分寝てた人だと思う。
宮崎がどんだけ飛行機好きか過去の作品見ればわかるでしょ。
あとその3つは超傑作だと思うけど、飛行機が全く出てこない、もののけ、千とちひろ、
ポニョはイマイチの作品だと思う。サビ抜きの寿司みたいなもんだ。
264 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 10:22:26.36 ID:MHkJNjlR
>>258 煙草を吸わないのは変人と思われていたらしいよ
それに重要なコミュニケーションツールだったので人に勧められたのを断るだけでも失礼になったらしいから
真面目な人間ほど吸えるようになった
実際の堀越二郎は吸わなかったんだけどね
趣味はゴルフってのが三菱のリーマンらしい。
267 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 11:27:51.80 ID:RpkDgKW9
実際の堀越二郎は吸わなかったんだけどね
268 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 11:34:13.48 ID:16ybO4L7
269 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 11:38:48.51 ID:6K2ZS/Kq
まぁ、駄作だよな。
自分だけが楽しめればいい映画を
他人から金を盗って、見せたんだから。
>>259 天才も子供の頃はバカだったという逸話を引き合いに出して
自分も将来は天才になれるはずと勘違いしてるただのバカがよくいるが風立ちぬ信者も同じ
もののけなど過去作はレンタルでも盛況だがポニョ等の駄作は売れのこりが多い
風立ちぬも同じ末路を歩むだろう
そして10年後にはすっかり忘れ去られる
271 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 11:49:03.60 ID:6ZaC6hiI
>>264 両切りはむせそうw
メンソ8_がちょうどいい俺としては
272 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 11:49:21.01 ID:UXPSR2uN
引退してよかったよ。
あの映画を見せつけられて、新作を見に行く奴はそうそう、いないだろ。
ジブリの場合、ブランド。過去の作品に対しての信用が動員数、なんだから。
上げる人って大抵あれなのね(´・ω・`)
274 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 12:00:41.32 ID:bGQBLt/T
駄作という評価にたいして
批判するのも結構だが、
名作と評価してるのなら、
なぜ、それが名作なのか、語ればいいのに、
わからないのは、客が悪い。
客は馬鹿だから。
もう、わかってんだよ。客が馬鹿なのは。
映画をみたらわかる。
監督も客を馬鹿にしてるし、そのうえ、儲も馬鹿にすんなよ。
275 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 12:04:17.23 ID:bJEGA66R
現実と妄想の区別ついてる?
>>263 ぜんぜん関係無いけど耳すまのあのいろは坂の下で当時日本にプロモーションに来てたビーチクラフトのスターシップが飛んでるの見たことがある〜
>>273 ずっと自演してるキチガイがいる。映画作品板とここを行ったり来たりして。
駄作だと思うなら来なきゃいいのに。
昔、ジブリの入社試験で落とされでもしたんじゃない?
まあ駄作って思う人は忘れてほかの作品見てください。
「風立ちぬ」はある意味ハッピーエンド
まあどんな創作物でも同じなんだが、「風立ちぬ」は特に駄作だと思ったらさっさと見切りをつけて
自分にとっての「名作」を探した方がいい。理解できない人、つまらない人は死ぬまで考えが変わらないはず
駄作だと思ってるのに評論家や著名人からは絶賛されてるのが気に食わないの
あえて誰のこと・・と言う気は無いけれど
時期になると やたらとガラス窓に体当たり繰り返す蝿っているよね。
「風物詩」・・って言って良いのかな。(ただ、黙って観ているだけw)
283 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 13:46:48.38 ID:m3Umyme8
>>269 たった3行なのに、言ってる事いろいろおかしいぞ。
>>270 >風立ちぬ信者も同じ
どういう理屈だ?訳分からん。
>>272 とりあえずジブリは、君の信用なんていらないと思うよ。
284 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 13:47:50.00 ID:uukNjKk+
堀越二郎の仕事に対する姿勢に感動しました。
とかなんとか(笑)
名前と職業以外ほぼ創作なのに。
役者が役を演じてるだけなのに、それに感動したという。
泣くとか笑うとかならまだわかる、仕事に対する姿勢?に感銘?
仕事とは現実の世界に残した実績。
漫画の世界でお仕事、一生懸命。それに感動したという。
絵に描いた餅が、とても、美味しい。
こんな、違和感。
美味しそうに見えても、美味しいわけがない。
現実と妄想の区別ついてる?
285 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 13:59:55.93 ID:m3Umyme8
>>284 それ、ほぼすべてのフィクションに言える事なんですけど・・・。
なぜ、わざわざそんな当たり前の事を、このスレに書いたの?
現実と妄想の区別がついてないのは、君ぐらいだよ。
>>246 韓国に限らず海外での評価は軒並み低いな
287 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 15:40:20.59 ID:nXO2Ddgi
近代日本史知ってないと理解困難な部分が多々あるし、これでもかとタバコが出て
くるし最初から海外展開を考えていないのでは?
これで最後だからと、宮崎が自分が好きな世界観を商業ベース考えずに詰め込んだ
ように見える。
最後に日本の近代史モノを持ってきたのも、師匠の手塚治虫をトレースしたのかもね。
手塚も晩年は歴史モノばっか描いてた。若い頃はSFだ、ファンタジーだって言ってても
年寄りになるとそういうもんを作りたくなってくるらしい。
288 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 15:48:55.99 ID:eWNNMjs2
映画の興収って興味を持つ人の数で決まる。見る前に金払うんだからな。
ナウシカ〜トトロが数億しか稼げなかった時点でお分かりだろ。
289 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 16:00:17.68 ID:eWNNMjs2
>>287 実在の人物と近代文学を隠れ蓑に自分が好きなもの、自己肯定したいものを、嫌いなものを徹底排除しながら描いたらこうなるという見本。
>>287 歳をとると自分のルーツが気になってくるのは万人に共通していると言えるでしょう
駿は自分の父親の時代を描くことに意義を見出したわけですが、
手塚はもっと遡って曾祖父の手塚良庵を描いた
291 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 16:31:42.25 ID:6kMGVrBu
嫌いなものを徹底排除した。
宮崎駿の歴史認識の稚拙さ、
宮崎駿の従軍慰安婦の認識にもつながるワナ、
つうか、父親が大陸で戦っていないから、関係ないから、性奴隷としての慰安婦なるものを気楽に認めるのか。
つまり、糞認識の糞映画。
太平洋戦争の悲惨な現実は、.ラスト数分でアッサリすぎるくらい
短い時間で終わらせていたね。(笑)
大震災のシーンは、結構長くやっていたのに。(笑)
293 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 18:05:21.05 ID:olmeIDqD
千尋の頃からアニメは子供の物って前提が外れて
最近はずっと、あの人(宮崎さん)の頭の中だけで楽しい
そんな傾向に変わって来たでしょ〜
とあるラジオ番組での宮崎映画批評
原作kindleで素早く読んだ。
詩とサナトリウムくらいしか共通点ないのでは?
295 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 19:03:56.63 ID:m3Umyme8
あの映画見てこういう感想を持つ人間じゃなくてよかった
ポニョも自己満足だったし
たしかに観客のための映画じゃなくて自分のための映画になってきてるよな
まあ駿からしてみれば売れてるんだから客も喜んでるってことだろってことになるんだろうけど
一番悪いのはそんなものを有難がってる客だね
298 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 19:30:53.62 ID:m3Umyme8
>>297 >自己満足
>客も喜んでる
君大丈夫?
自分が駄作だと思うからってそれを無根拠で一般的な意見だと思い込み、
賞賛する人にジブリ信者とのレッテルを貼る下賎な人間には辟易する。
人の意見は人の意見、自分の意見は自分の意見でいいだろ。
その論法だと世の中には名作も駄作もない、すべては主観の違いということにしかならない
301 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 20:02:36.21 ID:m3Umyme8
>>300 君も大丈夫?
何でここって、大丈夫じゃなさそうな人が集まってくるんだろう?
興行成績なんて当てにならんからな
駄作でも宣伝が上手く行けば客は入るし
やっぱり一番参考になるのはしがらみのない海外でのコンペティション等での評価じゃね?
興行収入ポニョ超えは厳しいか
南極物語は超えそうだが
>>300 当たり前だろ。個人個人の主観でモノの評価は変るんだよ。
絶対的な名作もなければ絶対的な駄作もない。そんな事も分からんのか。
305 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 20:09:52.93 ID:m3Umyme8
>>302 >興行成績
君の書き込みよりは、だいぶ当てになるけどな。
てゆーか、興行成績は実際の事実なので、君の妄想と比べるようなものじゃない。
>駄作でも宣伝が上手く行けば客は入るし
じゃあ、コクリコは宣伝に大失敗したということだな?
鈴木は引責辞任モノだなw
>海外でのコンペティション等
で、結局当てにするのは、他人の意見ですか。そうですか。
たとえ傑作と多くの人が言っても☆一つ付けてる人は駄作とおもってるだろうね。
それでいいでしょ。
>>304 俺が10分で書いた駄文とノーベル文学賞受賞した傑作小説が、同列なわけか
頭大丈夫か?
>>306 そう、それでいいんだよ。名作だと思ってるヤツは駄作だと思ってヤツに
無理に名作だと説く必要はないし、逆に駄作だと思ってるヤツは名作だと
思ってるヤツに「いや、駄作だろ」と突っ込むのは無駄だしヤボ。
お互いに「好きだ」、「嫌いだ」と言ってれば良いんだよ。お互いがお互いに
意見するから話がややこしくなる。
>>307 極端な比喩を持ち出すな。詭弁のガイドラインに抵触してるぞ。
「頭大丈夫か?」とか人に食ってかかる態度を見るにまともに話が
出来る輩とは思えない。お前は透明あぼーん登録だ。
2001年宇宙の旅とかブレードランナーとか
公開当初は駄作扱い
冷静に見るとすごく面白い内容では無いよね(´・ω・`)
>>291 >>292 1人の男の生涯を描いた伝記風アニメであって
反戦映画でも兵器賛美映画でもない
そういう歴史物映画じゃない
ただ時代背景があるだけ
>>310 その辺のはさ初見で全て理解出来なくてもなんかすげぇの見た
って感じるよね(´・ω・`)
そんなこともわからんのかはよくて頭大丈夫かはNG 勝手に基準つくって他人に当てはめるなよ
「駄作も名作もないすべては個人の主観」が極端な意見じゃないと思う人もまれだろうし
>>307 あなたの文章は小説じゃないじゃん。
全く違うものを同列のものとして評価できないでしょ。
学生が自主制作した2時間の映画と風立ちぬが同列なわけか、
という書き方の方がいいと思うけどね。
じゃあデビルマン(2004)と風立ちぬ(2013)でいいよ どっちが名作か駄作かはひとそれぞれって
ことでいいのか?
他人も自分と同じ考えであって当然、っていう傲慢さを捨てろってことでしょ
日本人で風立ちぬの評価がどうなるかは、
今後、金曜ロードショーでリピートされたときの視聴率で判断するしかないと思う。
それでラピュタ、トトロ、もののけ姫くらいの視聴率をコンスタントに出せるなら
それは国民に愛される映画の一員になったんだなと判断する。
それ以外に客観的に判断する方法がわからない。
評論家が名作だといっても必ずしも国民に愛されるわけじゃない。
国民が愛した作品が名作何だと思うな。
>>315 君は何を言いたいのかな?
風立ちぬは駄作だみんな認めろとか?
あそこはよかったけど、あれはダメだった、あそこが面白くなかったとか言ったほうがまだお話になるんだが。。
その人が名作だと思えばそれでいいじゃない(´・ω・`)
最初から「名作も駄作もひとそれぞれ」だなんて間違いだ、って話をしてるじゃないか
ひとそれぞれだといってしまったら何の議論にもならない。ただの思考停止だし、ちゃんと見て
いいなり悪いなりに評価したのならその根拠もあるだろうし、それを述べて他人の意見を求めれば
自分が気づかなかった点に気づくこともあるだろう。ひとそれぞれならただのいいっぱなしで終わる。
322 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 21:17:00.95 ID:OyiZkvmU
音楽でも文学でも映画でも、作品に好き嫌いは
当然あるけど、良し悪しもあるよ。
ベクトルに例えられるのよ。
ベクトルってのは向きと大きさをもった矢印。
「北向き大きさ3」と「北向き大きさ5」では後者の方が良い映画。
「北向き大きさ3」と「西向き大きさ5」では後者の方が良い映画。
「北向き大きさ5」と「西向き大きさ5」ではどちらも同等、あと好き嫌いの問題。
「北向き大きさ5」と「西向き大きさ2」で後者の方が良いってヤツは悪趣味w
323 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 21:19:01.52 ID:MD/P6lOo
>>302 まぁ、妥当な線だな。
庵野の声が、字幕なり、吹き替えで多少評価が上がるのはしょうがないか。
>>317 レンタルショップを何軒かまわればすぐわかる
トトロ、ラピュタあたりはいつも残り少なくなるほど人気
逆にポニョやゲドあたりは棚の下の方に配置してあって2、3個しかレンタルされてない
風立ちぬも在庫コースまっしぐらなのが今から目に浮かぶ
325 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 21:23:50.79 ID:m3Umyme8
なぜ
>>315の頭には、突然デビルマンが思い浮かんだのだろう(´・ω・`)?
>>317 映画の評価をテレビでするってのも、変な話だけどな。
>>319 観てないから書けないんだよ。
>>321 だから内容を書けよ。
観てなきゃ書けないだろうけど。
>>322 分り易く書いたつもりだろうが、分かりにくいぞ。
>>323 また単発IDの観てないヤツか。
それとも自演?
>>324 どんだけレンタル屋監視してるんだよw
てか、オマエは店の在庫とか知ってるのか?
>>321 その議論するというは同意だが、
名作と駄作を分ける基準はどうやって決めるのだろうか。
配役、例えば庵野さんの起用に関して批判的な人って結構多い。
でも逆に庵野さんの声がいいという人もいる。
その観点で議論をして、果たして両者で折り合いがつくのかな。
ヤフーレビューのように、それぞれを点数化して何点上が名作、とするのが一番客観的かもしれない。
結局、名作かどうかを分けるのは、この先、生き残るかどうかなんじゃないかと思う。
俺はトロントとか海外の映画祭の評価とかはどうでもいいんだよね。
金曜ロードショーとかで何回もリピートされる、その度にネットや家族で盛り上がる。
風立ちぬにはそんな映画になってほしい。
327 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 21:31:03.78 ID:OyiZkvmU
もののけ以降は、単独の映画作品としては、
「宮崎駿」に思い入れが無ければ厳しいよ。
「宮崎駿全集、その思想と作品の歩み」
っていうスタンスで、その資料としてみるなら、
一級の資料だし、とっても興味深いよ。
328 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 21:34:07.41 ID:OyiZkvmU
王蟲のシルエットって、零戦のキャノピーに似てるんだな。
駿が幼児の時、自分の家で見たという。。。
329 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 21:35:21.92 ID:m3Umyme8
>>327 駿に思い入れがあるヤツが、100億円レベルもいるのか。スゲーなw
330 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 21:35:32.43 ID:MlKiPI2v
ネット上の称賛なんか、ステマ成分がかなり入ってわけだから。まともに、信用出来ないよ。
ヤフーのレビュー見ればわかる。
高評価で高役立ちのレビュー、内容の薄さ、分布の変動、数日たった投稿の伸び率の変動。
怪しい動きしてんだわ
331 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 21:37:42.24 ID:m3Umyme8
カリ城もナウシカもラピュタもトトロも、公開当時は評価は低かったよ。
専門家や評論家という人たちからは軒並み無視されてたし
アニメファンからの評価も低かった。当時のはやりの主流じゃなかったし。
この15年くらいの彼らの手のひらの返し方は、そりゃあ凄まじいものがある。
それこそ、戦中と戦後くらい(笑) 未来少年コナンの頃から宮崎駿は天才!と確信していたファン達にとっては
公開時に絶賛されないのは、むしろ吉兆といってもいいくらい。
風立ちぬをどう思うかって?コナンの頃からのファンに聞けば、皆言うよ
宮崎駿の最高傑作だってね。
333 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 21:45:50.04 ID:OyiZkvmU
前にも書いたけど、PopMusicのアルバムで言えば、
「前作のクオリティ(質)が今作のクオンティティー(量、セールス数)を
大きく左右する。」
って言われる。
もののけ以降の量は、魔女宅までの質によって大きく底上げされたと思うよ。
さらに駿の文化人wとしての気の利いた発言の数々ね。
・もののけ以降の量 = 魔女宅までの質 × 文化人駿の質 × 話題作り
だね
>>329 何しろ日本最後の国民的作家だからねw
子供が1人観たいとダダこねれば、その兄弟と両親セットで
漏れなく付いて来るんだから。
親としても子供に是非ともさせときたい経験の1つだったんだよ。
駿の作品を映画館で観るってのを。
夏休みの蟲採りとか、県一番の山登りとかと一緒。
駿のアニメはそういう存在だったんだよ。
その地位にたどり着いたのは、本当に凄い事。
334 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 21:49:40.40 ID:vDTvPkGY
芸術は作家性に客がつくからな、一作品というより一連の作品として、とらえるのは、まぁ、理解はできる。
絵なり彫刻なら、なんとでもなるんだろうが、
映画は総合芸術と捉えれば、バランスが重要。
バランス、崩れてるよね。
風たちぬ。
335 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 21:53:01.00 ID:OyiZkvmU
うん「崩れてる」。
崩れてながらも何とかまとめ上げてもいるってのが、
鬼才の何たるかでもある。
ここで誰かが「美しい映画、そして、美しくない映画」
って評してたけど、ほんとそう思う。
336 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 21:55:18.33 ID:m3Umyme8
>>333 極端な話、今回駿は寝てても同程度売り上げられたって事ですか?
今後も名義だけ「監督 宮崎駿」を貸せば、あと10年は稼げたって言いたい?
337 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 21:56:26.32 ID:e1F02GuH
>>332 みんなって、お前の知ってる範囲で何人いるんだよ(笑)
昔、俺がネット上で自作自演したとき、一人称を『我々』言って遊んでたぞ(笑)
338 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 21:59:28.91 ID:m3Umyme8
荒らしが喋った!
>>336 素人監督のアリエッティですら100億近くいった
風はジブリブランド+駿ブランド+引退宣伝だから120という数字になる
最近のジブリ映画の興収は映画の良し悪しとはまったく関係ないね
>>337 個人の意見をさも一般論(多数派の意見)の様に語るのは詭弁の
基本中の基本だからな。
341 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 22:06:29.52 ID:m3Umyme8
>>339 それ、オレじゃなくて鈴木に教えてやれよw
菜穂子の消え方にはどういう意味があったんだろう
343 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 22:12:14.05 ID:m3Umyme8
>>339 君、ジブリ算()得意みたいだから、得意の計算で、
風立ちぬのテレビ初放送の視聴率計算してみてよ。
まさか、後出しジャンケンじゃないよね?
>>342 そんな気になるような消え方してたっけ
単に天に召されたって感じしか受けなかったんだが
345 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 22:15:49.70 ID:eWNNMjs2
作品が否定されると自分自身まで否定されたようにキレる厨もとい信者気質が、
圧倒的に年齢層高いと思われるこのスレでも大量にいるんだなぁ。
精神的な未熟さとそれに不釣り合いに高い民度の両方は日本社会の特徴とされるが、その一端を垣間見た気がする。
346 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 22:19:30.29 ID:OyiZkvmU
社会は子宮、個人は胎児。
胎児は子宮に対して従順。たまに蹴っ飛ばすくらい。
子宮を否定されれば胎児は存在の危機となる。
駿アニメはある世代にとっては子宮として機能した。
347 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 22:25:48.74 ID:nPdMH5m9
348 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 22:27:08.94 ID:m3Umyme8
>>339 ちょっと難しかったかな?
じゃあ、かぐや姫の興行収入でいいや。
これだったら計算材料も多いし、余裕でしょ?
349 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 22:30:07.28 ID:OyiZkvmU
>>336 魔女宅までの貯金はそうそう底を突き始めてる。
ハウルとポニョではかなり貯金を浪費した。
だけど「腐ってもパヤオ」なんだよ。
・加齢劣化したパヤオ>>(超えられない壁)>>ゴロちゃん
なわけでもある。
今回は右傾化ってか中道化wしつつある日本社会の中で、
「あの20年」を舞台にした「零戦設計者」を主役にした映画を作った。
駿がそれをどう料理して見せるかってのは興味深い所ではある。
さらにこの映画、変に中毒性があるのは確か。
リピーターがそれなりにいるわけだ。
さらには長編からの引退。
そんなこんなで推定120億。
かぐや姫って50億前後くらいじゃね?
どれだけ宣伝打つかってのが分からんので何ともいえないが。
あと出来が凄く良ければネットにおける口コミで動員増えて+アルファ。
出来が悪ければネットにおけるネガキャンにより−アルファ。
350 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 22:30:11.77 ID:vDTvPkGY
>>346 ある年代の巨人ファンとか野球ファンとか、みたいなものか。それなら、納得するわ。
351 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 22:39:42.01 ID:Rd6eVNdk
ネガキャンなんかないだろ。
得する人間がいないわけだから、俺みたいな頭のおかしい奴くらいだから、
でも、かぐや姫は俺は批判しない。
なぜなら、見にいかないから、ジブリは大衆性とか、普遍性とか捨てたみたいだから、もう、いいや
352 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 22:41:37.99 ID:m3Umyme8
>>349 オレ、駿が何もしなくても100億超?って聞いたんだけど。
語るのは答えてからにしてくれる?
>出来
ちょっとちょっと、君、出来は関係無いって言ってたじゃん。
>>342 カプローニさんが、
「行ってしまったな、風のような美しい人だ」
と言ってるようにあの最後のシーンは菜穂子が風になって去っていったのだと思うよ。
自分は若くして死んでしまった菜穂子の儚さも表現してると思う。
あと菜穂子と二郎の出会いにも必ず「風」が関わっていた。
最初の列車のときも、軽井沢での再会のときも紙ヒコーキのときも。
だから、この作品で菜穂子に抱くイメージは「風」。
結核にかかり最後は厳しい闘病生活が続いたと思うが
最後は自由な風になれた・・・という解釈してるな。
354 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 23:10:37.33 ID:nXO2Ddgi
>>353 別に奈緒子だけじゃなく、堀越の作った飛行機も、カプローニの作った会社も風の
ように美しく消えていったってことじゃないのかね?
現実にはそんな綺麗ごとじゃすまないんだろうけど、映画の中ではみんな美しく
消えていった。人が死んだり、飛行機が撃墜される(=パイロットが死ぬ)シーンが
まったく描かれない、ある種のおとぎ話。
355 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 23:16:09.60 ID:OyiZkvmU
>>352 「何もしない」ってのがどういう意味だか分からない。
「監督・宮崎駿」って建前にしといて、中身は俺が作ったとするw
A:俺が好きに作った場合。
B:タイトル「風立ちぬ」で昭和の20年を舞台に堀越二郎を主役に、そこだけ
縛りを決めてあとは俺が好きに作った場合。
@:駿が宣伝に参加しなかった場合。
A:駿がいかにも自分が作りましたって顔で宣伝に参加した場合。
A@で30億
AAで40億
B@で50億
BAで60億
とかそんな感じじゃね?
100億行かないでしょ。あの優れた予告編も生まれないわけだし。
公開されてからのプロやネットアマのレビューはボロクソになるわけだし。
今日3回目見に行ってきた。今日が一番泣いたわwww
菜穂子が山降りる決意してから泣きっぱなしだったwww
見るたびに新しい発見があるのが楽しいな。
今日は目の光(光が1つから2つなる)を意識しながら見たけど
「ここでこの人のが光るのか!」って場面もあって楽しかった。
(お絹さんとか服部課長とか)
また絶対観に行くわ。
357 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 23:28:58.96 ID:OyiZkvmU
子供にとってのトトロ、
大人にとっての風立ちぬ。
なにか子宮的なヒーリングパワーがあるよね。
何なんだろうね、これ。
358 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 23:31:52.77 ID:m3Umyme8
>>355 もう無理して頑張らなくていいよ。
君の話が当てにならないってのは、よく分かったしw
結局、「もののけ以降の量 = 魔女宅までの質 × 文化人駿の質 × 話題作り」
ってのは、適当に書いちゃったんでしょ?
>>256 いったい何が言いたいのかわからんけど。。。
風立ちぬの最終的な興行収入が分かってないからなんともいえんが
ポニょよりは少なく収まるんじゃない?
アリエッティとコクリコはパヤオが監督じゃないから低め、
そんでポニョとアリエッティはファンタジーだから高め、
結果アリエッティは差し引きで100億ちょっと低いぐらい。
コクリコは恋愛要素あるけど小さい子供向けじゃないからこの程度
風立ちぬはパヤオ最後の長編ということで「観とくか」需要が働いた
映画は観なくちゃ良し悪しの判断ができない。(口コミを除いて)
だから大部分は宣伝のかけかたによる。
興行収入が良くてもツマランもんはツマランし、(タイタニックとか)
興行収入が悪くても面白いものはあって、後から評価高くなる(カリ城みたいに)
まぁそんなとこかな
>>356 1回目より、2,3回目がより感動するよね。
1回目で何かよくわからないけど泣けたといって、
それでもう見ないのは非常に勿体無いと思う。
> 目の光(光が1つから2つなる)を意識しながら見たけど
眼球の中の光?
凄いな。そんな視点で見てる人初めて見たw
361 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 23:41:21.74 ID:OyiZkvmU
まぁそうそう厳密に定量化して書いたわけじゃないw
「魔女宅までの質」ってのが物凄い複雑な関数なんだよ。
上でも書いたように、
・子供に子供期に駿アニメを劇場で観させてやりたい親心とかさ、
あるいは、『もののけ』とそれ以降、テーマをキッチリと変えてるんだよ。
・『もののけ』は自然と神々と人間だし、
・『千尋』は小学4年生の“生きる力”だし、
・『紅』は航空映画だし、
・『ポニョ』は海版トトロだし、
・(『ハウル』は知らんがw)
でその時代と妙にシンクロするテーマ選出の眼力ってのが駿にはあって、
そのテーマを駿はどう料理するか、
そのテーマなら駿は完全復活するんじゃないかってのがあるんだよ。
その期待ってのは、『魔女宅』以前に獲得した信頼によるものだと思うよ。
362 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 23:46:39.09 ID:uA0lFzp/
363 :
137:2013/09/23(月) 23:47:27.32 ID:6ZaC6hiI
>>250 若いうちに掴まないと厳しいと思うよ
20代後半の俺
新たな場所を見つけて飛躍してゆくか
それとも今の場所に留まって創造的な人生を迎えるか
ちょうど迷いどころな時期に差し掛かってるから
>>353 「風」か
人生向かい風ばかり吹いて追い風が吹くことなんてほとんど無いからな
向かい風に翻弄され続けていると疲れる…
364 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/23(月) 23:48:21.44 ID:m3Umyme8
366 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/24(火) 00:06:40.59 ID:GL9Igigp
>>365 >>>
>>100億って興行収入でしょ?
>>>>>そりゃ観なくちゃ詰まらんとも言えないからな
>>>>>観ないで批判してたらもっと悪質だろ?
>>>>ここ5年ぐらいのジブリの興行収入と、初回視聴率。
>>>>あまり古いと、またその意味も違ってくるだろうし。
>>>>ポニョ 155億円 29.8%
>>>>アリエッティ 92.5億円 16.5%
>>>>コクリコ坂 44.6億円 13.0%
>>>>
>>
>>100億っていう数字がどういう数字か分かった?
>>>どういうすうじなんですか?おしえてください
>>オレなりの答え、解釈、分析をここに書くのは、別に構わないが、
>>その前にまず、君はこの数字、事実を知ってどう感じた?
>いったい何が言いたいのかわからんけど。。。
>風立ちぬの最終的な興行収入が分かってないからなんともいえんが
>ポニょよりは少なく収まるんじゃない?
>
>アリエッティとコクリコはパヤオが監督じゃないから低め、
>そんでポニョとアリエッティはファンタジーだから高め、
>結果アリエッティは差し引きで100億ちょっと低いぐらい。
>コクリコは恋愛要素あるけど小さい子供向けじゃないからこの程度
>風立ちぬはパヤオ最後の長編ということで「観とくか」需要が働いた
>
>映画は観なくちゃ良し悪しの判断ができない。(口コミを除いて)
>だから大部分は宣伝のかけかたによる。
>興行収入が良くてもツマランもんはツマランし、(タイタニックとか)
>興行収入が悪くても面白いものはあって、後から評価高くなる(カリ城みたいに)
>まぁそんなとこかな
結局、今さらオレに何か聞きたい事あるの?
367 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/24(火) 00:10:33.20 ID:jgLJs3O3
「あ〜〜面白かった」
とか
「何か凄いもの見ちゃった・・・」
とか
「見てよかった〜〜〜〜〜〜〜〜」
とかって感想が映画見終わった後の第一声として出ないんだよ。
それが『もののけ』とそれ以降。
作り込んであるから、深読み分析するのはとっても楽しいんだけどねw
>>363 勘違いしてるようだが創造的10年はカプローニや堀越二郎のような天才にしかない
その他9割9分の人間はピラミッドの底辺で一生歯車としてこき使われるだけ
369 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/24(火) 00:16:02.04 ID:GL9Igigp
待ってたけど眠いし寝るわ。
>>357 そういうの、不健康な感じがするのは何故だろう。
決して良い傾向ではないと思う。
>>360 そう、眼球の中の光。
アニオタだからそういう所を見るのが楽しいんだw
駿は人物の感情が強く動く時(喜怒哀楽、真剣、熱中、爆笑前とか)に
いつも1つの眼球の光を2つにするんだよな。
分かりやすい表現方法だから、アホな自分でも分かるから有難いwww
3回目だから、そういう見方してるオタクもいるって事でw
マジかよ…俺ももう一度見に行こうかな
病院の治療法が痛々しすぎて見に行くの渋ってたんだが
なんか勇気湧いた
>>366 ワロタwww おまえがオレに食いついて、
>オレなりの答え、解釈、分析をここに書くのは、別に構わないが、
>その前にまず、君はこの数字、事実を知ってどう感じた?
とか言っといて、めんどくせーなーと思いながら書いた結果が
>結局、今さらオレに何か聞きたい事あるの?
ときたもんだw
>>306 たとえ駄作と多くの人が言っても☆5つ付けてる人は傑作とおもってるだろうね。
それでいいでしょ
>>356 俺は奥さんと4回観たんだけど、観るたびに泣くポイントが増えるんで困るわw
ストーリー知ってるから、BGMがスタートした時点で涙腺が緩む。反則技だな
>見るたびに新しい発見があるのが楽しいな。
そうなんだよね。まあ他の映画でも同じなんだろうけど
>>367 それはあなたの個人的な意見だよ。だって俺は、それ全部初回で思ったもの
376 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/24(火) 00:59:41.31 ID:jgLJs3O3
蓼食う蟲も好き好き
批判賞賛、全ては所詮個人の意見。それを一般大衆の意見だと信じて疑わない
輩がいる。ホント、性質が悪い。
>>375 駿は自分の映画を見るのは一回でいいと散々言ってきた
何回も見たと言われるとうんざりするようだ
こういうオタクを増やしてしまった自責の念もありアニメも呪われた夢と言っている
379 :
377:2013/09/24(火) 01:07:07.88 ID:BAr13F+k
訂正:一般大衆の意見だと(x)→一般大衆の総意だと(○)
380 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/24(火) 01:13:06.45 ID:jgLJs3O3
「一般大衆の総意」なんてど〜〜〜〜でもいいのよ。
「映画の神様」あるいは「アニメの神様」の評価が知りたいのよ。
であ〜〜だこ〜〜だ言い合ってるわけ。
しかし
「一般大衆の総意≒映画の神様の評価」
であるかもだから、まぁそういう二次的な意味において
「一般大衆の総意」を考える事はあるけどね。
連休中にみて来たけどこれ、どうみてもファンタジーにしか見えない。
きわめて個人的な夢の王国といった雰囲気で
思い入れが強すぎて明らかにバランスが狂ってるとは思う。
でも名作と呼ばれるための手練手管を駆使してしまったら
逆に純粋に夢を追う男の物語として相応しい書き方ではなくなってしまうし
そもそも引退を控えた稀代の巨匠にそんな小賢しいやりくちの作品を期待するのもおかしいかと…
382 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/24(火) 01:18:07.23 ID:jgLJs3O3
だからただ単に「おもろい映画が見たい」って人は不満足、
宮崎駿に思い入れがある人は、感慨深いものがある、
そんなとこでしょ?
将来の映画史の本に宮崎駿の解説ページがあったとして
圧倒的な完成度を誇る代表作・名作みたいな扱いには恐らくならないが
(例え最後の長編作品でなくとも)これの扱いを低くしたりカットしたりしたら
映画史ライターとして完全失格レベル、という感じの作品、とでも言うかなー
あー面白かった!て映画見たけりゃ、ハリウッド製でも見てりゃいいじゃん。
魔女までは、映画に人間らしさ、温かさがあって
主人公達は気取らず、活き活きしてたと思う。
もののけ以降はそういうものが感じられず、印象に残るものがない。
ポニョは、非人間的な感性がマジで気持ち悪かった。
風立ちぬも、自分にとっては強く印象に残る映画じゃなかったな。
非人間的な気持ち悪さという意味では二郎は群を抜いてる
ジブリスタッフでさえ二郎の心情がつかめなくて作画に苦労したそうだ
駿の道楽映画に最後までつきあったスタッフは立派
>>378 その考えが「風立ちぬ」にも当てはまるとは限らないでしょ。それに俺が何度か
観た時には50代とか60代くらいの人がたくさんいたし、夫婦連れもいた上に
奥さんが旦那さんにハンカチを渡しているというパターンを複数回見た
実際、初めて見た時は微笑ましかったけど、次に別の夫婦が同じことをやって
いるのを見た時は驚いたよ。彼らもオタクなのかね?
>>386 説明セリフがないとストーリーを理解できない世代だからね。二郎のことを
非人間的と思うかどうかは、この映画を理解できるかどうかの分岐点だ
388 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/24(火) 05:17:19.99 ID:GL9Igigp
>>373 元々君が
>100億って興行収入でしょ?
>そりゃ観なくちゃ詰まらんとも言えないからな
>観ないで批判してたらもっと悪質だろ?
なんて意味不明な書き込みしたからだけど?
で、
>どういうすうじなんですか?おしえてください
なんてひらがなに変身した挙句w、
最後も
>風立ちぬの最終的な興行収入が分かってないからなんともいえんが
>ポニょよりは少なく収まるんじゃない?
って、別にオレ、君に風立ちぬの興行収入予想なんて、一切聞いてないのに
見当違いの返答で困惑したから、一体何?って聞いたんだけど。
余計な長文もプラスされて、自己完結してるようだし。
今までの発言まとめてあげれば、
書き込みの意味不明さに気づくかと思ったんだけど、
無駄だったようだ。
うちのオヤジ60歳が、特に宮崎アニメ好きじゃないのに、風立ちぬを見に行きたがってる。
坂の上の雲とかの歴史物が大好きな人。
今回で新しいファン層を掴んだ気がするね。
昔の人は心情をあらわにしない癖がついていたと言ってるんだろう。
許されざる者で場所や時代背景のテロップが入ってたけど、気にならないしわかりやすい。
特になんのテロップも無く、時代や場面が切り替わる風立ちぬのやり方は、やっぱり不親切だと思った
テロップいらないよ
場面が変わる度に、妹ちゃんがナレーションで解説すると良い
「シベリアです」 って庵野秀明が言うシーンが強烈に残るw
テロップなど不要。あの程度で理解出来なくなる観客は置き去りで十分。親切にし過ぎると説明っぽくなってしまいよくない。
てーか許されざる者、超ダルい映画。駄作もいいとこ。
>>353 「風が吹いた、生きようと試みなければならない」
ラストは風が吹いたんだよ
だから生きようと試みなければならない
>>396 うん
これと同じくらい退屈だった
金返せまでは思わなかったけど
実際の時代背景や舞台を少しでも広い層に、わかりやすく伝えようという意思もなくなって、残るのはわかったちゃんなオタばかりか
この調子だと興行収入は130億位か
そんなに分かりにくい映画かこれ??
分かりやすかったよ
アンチが沸いとるのよ。上映開始以来
最初の方の二郎の夢で、クジラみたいな巨大な戦闘機が出てきたけど、あれを見て「のび太の小宇宙戦争」のPCIAを思い出した
ストーリーそのものは分かりやすいけど
二郎の性格が何考えてるのかわかんない感じ
要はオタクっぽい
昨日見てきたが面白かった
見終わった直後は夢パートに振り回された感じで理解はしたけどスッキリしなかった
でも寝る前に思い返してたらじんわり面白さが感じられた あとちょっと泣いた
黒川さんと本庄みたいなサブキャラも印象的な人物が多くて良かったし菜穂子も可愛かった
パンフ買うついでにもう一度見てこようと思う
あと祖父と一緒に観に行ったんだけど色々な話が聞けて良かった
当時のこととか祖母との話とか 色々自分達と重なる所もあったみたい
>>405 だから天才として描いてるんだろ
天才ってのは一般人から見たら変人だから分からなくて当然
優秀なエンジニアはそうベラベラしゃべらないものだ。
マークザッカ―バーグみたいなもんかい?
あの映画はもっと極端だったけど
>>388 つーかおまえが勝手に数字持ち出して
「どういう数字か分かった?」とか
意味ありげに自慢したげに言うからだろ
聞いてやるから正解を教えろよ
ロリ菜穂子との駆け落ち恋愛劇にしたら200億はいったのに
>>407 天才天才って言われても肝心の映画から二郎の天才性が伝わってこないんだよな
君はどのシーンから天才性を読み取ったの?
雑多なことに惑わされずに飛行機の設計にだけ目が向いているところ。
>>412 前スレの
>>994でも書いたけど
>鯖の骨から始まって、名古屋駅で出迎えた本庄との受け答えが完全に
>オウム返しだったこととか、あと飛行場まで牛で試作機を運ぶことの本庄の
>皮肉である「恐るべき行進性だよ!」に対して何の脈絡もなく
>「でも牛は好きだ」と答えるなど、言動がとにかく珍妙だった
で、こりゃ完全に天才(ってか変人)だなあ、と
ちなみに実際の本庄のセリフは「恐るべき後進性」だったらしく、↑のは
俺の勘違いだったんだけど
ドイツに来ても牛がいないねとか言ってるよね
>>415 本庄に「隣が飛行場だからな」ってスルーされてたけどw
わりと子供が見に来てたけど、子供には見てもわかんない内容でしょ
宣伝の打ち方間違ってるんじゃないか
>>414 それだと珍妙な受け答えした人間なら全員天才ってことになっちゃうぞ
仮に天才⇒珍妙な受け答え が言えたとしても
逆は真とはいえないでしょ
>>418 まあ、後は沈頭鋲とか逆ガル翼とかといった革新的な発想とか
少なくとも俺はあの眈々とした言動から天才特有の雰囲気を感じ取った
>>418 その通りだな
そして天才は必ずしも珍妙な性格とは限らない
堀越二郎が書き残した日記とかを読むとかなり合理主義者で筋の通った思考をする人間のような印象を受ける
技師としての才能をストレートに表現するより天才=変人という駿の思い込みばかり強調されてた
ユンカース博士って警備員になんて呼びかけてるの?
>>420 劇中では天才=変人として描いてるから変人じみた振る舞いをしてる二郎
は天才ってことでいいんじゃないの?
423 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/24(火) 18:12:36.79 ID:JiN1RJ1i
>>420 技師としての優秀性は入社当日の課題でも描写されてるでしょ
変人っぷりも
>>422 別に堀越は変人じゃないんだしそもそも変人として描く必要性がなかったのでは?
風立ちぬの演出だと二郎の変人性は一般人にもわかるが天才性は飛行機に詳しい人にしかわからない
沈頭鋲や逆ガルのすごさを説明できるやつがどれだけいる?
結果的に
>>412のように二郎はただの変人と思った人は少なくないはず
いつもの人(´・ω・`)
最後の夢で菜穂子が出てきて「生きて!」とかいうのと
ひこうき雲は蛇足でしたなあ
>>424 まあ、それは人それぞれじゃないかな
俺は二郎を変人風に描くことによって天才であることを表そうとした、
と受け取ったけど
>>428 >二郎を変人風に描くことによって天才であることを表そうとした
この考えそのものが間違っているんじゃないかとさっきから言ってるわけだけど
君はそれについては聞く耳持たないのか?
何度も言うが変人だからって天才とは限らないし天才だからって変人とは限らない
二郎が何考えてるか分からないってのは驚いたな
そんで天才性(?)の表現が足らないとかw
最新
第1位 怪盗グルーのミニオン危機一発
第2位 劇場版 ATARU
第3位 風立ちぬ TOHOシネマズスカラ座ほか
第4位 エリジウム エリジウム
第5位 ウルヴァリン:SAMURAI
近所の劇場でも確かに封ぎったばかりのエリジウムより風の方が一杯入ってた。
いまだに3位か
公開から2ヶ月以上経つのに
434 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/24(火) 20:36:30.14 ID:q/6X+TZF
歴史解説テロップなんて入れたら映画の雰囲気台無し。
堀越二郎という実在人物を描いたってのはあらかじめどんなことやった人か予備知識
ぐらい仕入れて見に行けっての。関東大震災や戦争で負けたことを知らない日本人も
いないだろ。そんなことも知らん子供や外国人は見なくていいよ。
六本木ヒルズで見たけど観客は大人ばっかで子供は殆どいなかった。
>>421 "moment mal !" 「ちょっと待ちなさい」
>>426 あの「生きて」は二郎の生き方そのものを肯定してて、
それに対して二郎は「うん」「ありがとう」と
自己肯定していると自分は解釈しているので、
こんなラストあの駿が書けたのか!って驚愕だったよ。
絶対菜穂子の元へ駆け寄るか、謝罪するかと思ったのに。
あそこまで清々しく自己肯定で終わらせるラストは凄いし素晴らしいと思った。
あのラストがなければ個人的には良作止まりだったな。
でももはや風立ちぬ信者になってる俺としては、
蛇足って意見は興味深いよ。なるほど。
>>429 いや、それは分かるし実際そうだろう
俺が言ってるのはそういうことではなくて、駿は恐らく天才=変人と思ってるから
劇中では二郎を変人として描いて、彼が天才であることを表そうとしているのでは
ないか?ということ
そもそも零戦の設計を一切描かなかった時点で堀越の魅力激減だろ
少年誌の打ち切り漫画みたいな苦し紛れの終わり方
無駄に扱いがでかい沈頭鋲のエピソードは地味しぎてインパクトなし
逆ガルはどっからわいたのかわからんようなアイデア
逆ガルにする必要がどこにあったのか、逆ガルにしたら何が改善されたのか全て謎
一般人からしたらなんか形が変わったね程度の印象しかない
もともと設計技師なんて映画向きじゃない地味な仕事だがそれにしても見せ方がひどすぎる
45分のプロジェクトXのほうがまだましなのでは
>>438 プロジェクトX的な映画を期待した人は皆そうだと思う。
「設計士堀越二郎の半生」としてみたら確かにそうだよな。
「そうだ!逆ガルにすれば云々」なんて下りは一切無いしね。
それが気にならない人とは、この映画を
「夢を純粋に追いかけたある男の半生」として見てるからだと思う。
だからどちらの意見も間違いじゃない。
見る前にパヤオの企画書読んでたから違和感はなかったな
ラストで大分飛ばしてたから大胆だなとは思ったけど
沈頭鋲や逆ガル翼の発明者みたいに勘違いされてるし、
もっと人間臭い堀越二郎像が見たかった。
プロジェクトXなんて架空戦記みたいなもんじゃん。
そんなクズみたいなものジブリが作らなくて本当に良かったなと
駿の脚本的意図としては
七試→九試で飛行機の形がガラッと変わり、成功した
その間には菜穂子との恋愛成就があった
ということが伝わればとりあえずOKなんじゃないの
技術的な蘊蓄をメインにした映画なんて長編作品でやるつもりは元々ないでしょう
女が男に飛ぶ力を与えるのはこれまでのお約束を踏襲している
(ラピュタ、魔女宅、豚、千尋)
駿の人生観なんて無邪気なもんだよな
だから夢溢れるファンタジーやってるほうが相応しかったのに
人間誰しも得意不得意があるんだからさ
>>439 逆ガルは子供の頃から夢で見てるし模型機で飛ばしてるし伏線になってる
その夢を純粋に追いかけてついに実現させたという物語になってるよ
この世界で一番有名な日本人航空設計技師の物語は映画に値する
446 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/24(火) 22:53:05.63 ID:GL9Igigp
>>410 はぁ?自慢するつもりなんて、微塵も無いが。
まとめてやったんだから、なぜこういう流れになったのか、
自分の発端ぐらい読み直せよ。
>100億って興行収入でしょ?
>そりゃ観なくちゃ詰まらんとも言えないからな
>観ないで批判してたらもっと悪質だろ?
そもそもこんな、自分の事を言ってるのか、他人の事を言ってるのかすら判別不能な、
訳の分からん日本語の書き込みに反応したオレも悪いんだが、
これ君、いったい何が言いたかったの?
「駄作」とか「凡作」とか連呼してる奴がいたから、てっきり、
「映画は前払いなんだから、100億売り上げたところで、面白さとは全く関係無い。
見に行った奴らは、映画がつまらないことを確認するために、わざわざ映画館に行ったんだ。
俺がこんなにつまらないと感じたんだから、駄作・凡作に決まってるし、
他のみんなもそう感じてるに違いない」
って事を言いたいのかと思ったのだが、違うのか?
>>445 そうだよな。
物語としてはちゃんと伏線張ってるし、夢を追いかけた男の物語としては問題ない。
ただ、作品紹介を読んで「零戦の堀越二郎の半生」を期待して見た人は、
飛行機を作る際の工夫や閃きとかの過程を見たかったんじゃないかと。
自分は前者だから、あくまで色々な意見から想像するしかないんだけどな。
たとえば初仕事のシーン。
あの場面を次郎の飛行機に対する並々ならぬ情熱に感動したり共感する人もいれば、
それは分かるけどだから何?それより何を調べているのか描いてほしい。って人もいるしね。
だからこんなに賛否両論になるんだと思う。
>>445 模型で飛ばしてるのはわかったがなぜ逆ガルにする必要があったのか理由がまったくわからない
ユンカースやカプローニのうんちくはいいから主人公二郎の仕事をもっと丁寧に描くべきだったのでは
恋をしたら昔から作りたかった飛行機ができましたっていうありきたりな話にしかなってない
しかも最高傑作と言われる九六式や零戦は逆ガルを廃止してるし二郎が結局なにをしたいのか意味不明
「逆ガル翼だと脚を短くして空気抵抗を減らせる」ってのは劇中で説明してなかったっけ
あちこちのブログなどを見ると、
採用見送りした引き込み脚についてわざわざ説明しているのは混乱している人も多いみたいだけど
450 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/24(火) 23:27:48.11 ID:GL9Igigp
>>448 >九六式や零戦は逆ガルを廃止してるし
言われてみれば、確かにおかしな感じがするな。
試行錯誤したのかな?ぐらいに思って、スルーしてた。
正直、逆ガルと違って、零戦のデザインとかカラーリングとか、
美しいとかカッコイイとか思えないんだよね。
451 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/24(火) 23:36:11.82 ID:jgLJs3O3
九試の写真を見ればわかるっしょ。
堀越二郎はただただ美しい逆ガルウィングのシルエットを持つ飛行機を
作りたかっただけ。
・脚を短くでき、軽量化になる。
・脚を短くでき、空気抵抗低減になる。
・陸での胴体位置を高くでき、プロペラ径を大きく出来る。
・陸での胴体位置を高くでき、胴体下の整備がしやすくなる。
ってのは表向きの理由。
本当の理由は、ただ逆ガルにしたかったから。
で空気中における安定性だのに問題点が見つかり、試作1号機のみで逆ガルは
葬り去られた。
実際の堀越二郎はタバコを吸わなかった。
これが堀越二郎のキャラを赤裸々に表してるよ。
タバコは重要なコミュニケイションツール。
それを吸わない二郎。
ね。
悪く言えばコミュ障、よく言えば孤高の設計家だったんだよ。
零戦は引き込み脚だから逆ガルでなくてもいい
九六式は… ミリオタの意見求む
>>451 >で空気中における安定性だのに問題点が見つかり、試作1号機のみで逆ガルは
>葬り去られた。
流星艦上攻撃機「・・・」
>>446 イイ線いってるけどまだ違うな。
オレは「風立ちぬ」を「駄作」とは言ってない。
あくまで映画の一般論として
興行収入=面白さではない と言っただけ。
>
>>147 >一部信者って、100億レベルもいるのかw
が、日本語としてイミフだったから言ったまでよ。
まぁもうこれで止めにしよーやw
>>451 ならなんで映画では吸わせたんだよw 無茶苦茶だなおい
ヘビースモーカーと結核、相反するカップルをくっつけさせたんだよ
なんてな、本当は自己投影だな
二回目見てきた
ここ見てると批評ばっかだね
俺は何故か大好きな作品だわ
地震後、次郎が女性を助けて最後まで面倒をみるシーンで心が温かくなった
菜穂子との再会のシーンも運命的なのが良かったな
電車で出会った時も風の仕業で、再会の時も風の仕業なのが良いね
あと結婚式のシーンでふすまを開けた後の、菜穂子の着物姿がなんだか健気で儚くて、
美人で泣けてきた・・・
奇麗な所だけ見てほしくて、その後高原病院に戻ってしまう場面も見ていて辛い気持になったよ
あとBGMも歌もマッチングは非常によかった。
でも菜穂子さん殺す必要会ったのかなと疑問に思ってしまう。
殺す感動よりも生かした後の幸福や夫婦団らんによる感動を味わいたかった
ここが大きな不満点だ。
自分中でラピュタや魔女の宅急便が偉大すぎてこれらは超えられないけど、
作品としては大好きだ。
でも退屈人はいるだろうなと思ったよ。そういう意味ではおおかみ子供の雨と雪も
同じかもしれない。この作品も好きだけど、内容的に退屈する人が結構いたみたいだから。
両方ともどちらかと言えば、大人向けのアニメになるのかな。
ボロボロになったラストがいいのではないか
459 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/25(水) 00:07:13.96 ID:P9PB9Y9L
>>454 >イイ線いってるけどまだ違うな。
何で、日本語もまともに使えない奴が、上から目線なんだよw
>あくまで映画の一般論として
>興行収入=面白さではない と言っただけ。
一般論を風立ちぬスレに書き込んで、それで終わり?
何が言いたいの?
自分の意見は無いの?
>日本語としてイミフだったから言ったまでよ。
過去スレも読み返せないのか?
マウスのコロコロ壊れてる?(それともスマホの使い過ぎで、指つっちゃった?)
「一部の信者の支持だけで、興行収入100億円も稼げるわけないだろ」って話なわけだが。
関係ないけどフライングパンケーキの脚はすごく長いね
乗り降りが大変そう
>>457 二郎が紙飛行機を飛ばしたとき
あり得ない軌道で菜穂子の元まで飛んでいった。
あれも風のイタズラだね。
風が二人を引き合わせる。
そして最後は菜穂子が風そのものになって去って行く。
悲しくも美しい最後だったと思う。
>>461 確かにそこも風が大きく影響してますね。
最後は菜穂子さんには幸せになってほしかった。
あんなに寂しい思いや辛い思いをしてるんだし、13歳の頃の元気で天真爛漫な
姿から、穏やかで病弱な存在になってしまって、変に感情移入してしまった。
最後はストーリー上、救ってほしかったよ。
殺す感動なんて簡単なんだし、もっと救いの部分を見せた上での幸せな感情にさせてくれる
感動にしてほしかったな。
人殺すよりもそっちの感動の方が演出が難しいかもしれないけど。
次郎の天才描写の件だけど、三菱到着後すぐに渡された仕事に取りかかったときの様子だけで
「ああそうだよ天才ってこういうヤツなんだよクソォ」と思った。
自分が目指す分野と同じ分野で「こいつにはかなわん」と一瞬で思わされる天才に出会って
嫉妬したり挫折したりした経験のある人にはわかるんじゃないかなーあの感じ。
徳間書店から詳細不明の2730円の大型本が10月3日発売予定になってるが
これが多分、待望のロマンアルバムだろうね。
いよいよだ!
>>462 あの時代でサナトリウムに自由に出入りできる菜穂子は結核患者としては凄く恵まれいている。
満足に治療も受けられれず亡くなった女性はたくさんいるはずだ。
それにあのまま、もし黒川家に居候していたとしよう。
戦火が激しくなってくれば食料も困窮しあの家の人も寝たきりで
禄に働きもしない菜穂子に対する視線が冷たくなっていったかもしれない。
・・・という風に考えれば少しは気持ちが収まらないかな。
でも演劇にしても映画にしてもその作品内の情報がすべてであり、その外には何もない。
結核患者は映画内で描写されていた人たちだけでありそれ以外に存在しない。
時代背景を元に「if」を考えるのは野暮かもしれない。
466 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/25(水) 01:29:19.37 ID:M5e8dWse
>>463 よく覚えてるなぁw
大卒新米ペ〜ペ〜に取り付け金具を設計させ、
それがキャリアウン年の黒川の設計したものと同じになった。
でもまぁこれは発案が重なったというより、翼支えの
取り付け金具のスタンダードが二郎の頭に入ってたって事でしょ?
だから天才ってよりちゃんと学んできた秀才って事。
でその設計図を書き上げた上で、自分なりの発案を
設計図にまとめつつあったと。
>>466 いや、それよりずっと手前の部分。
発注書?かなんかをペラペラめくってたと思ったら、即座に資料棚に向かいさっと目的の資料を
探し当て、それを何秒か見つめただけで、椅子をぐっと引いて早速図面に取りかかる。
誰も使いこなせなかったという輸入物の製図台で。入社後初めての挨拶からたった数分。
この描写だけで、「クソー天才ってこういうヤツだよ!!」と思わされる。
黒川の求める完璧な図面なんかとっとと書けるのは当たり前で、それ以上のプランを考えてるの
とかは、まあ天才ならそうするわな、という感じ。
あの一連の流れは傍観している本庄の察しの良さのせいで混乱した観客もいた模様
二郎「これをどう思う?」
本庄「堅実な設計だな」
二郎「これじゃ駄目だ、僕のと同じだもの」
本庄「そいつはまずいな」←察しが良すぎww
本庄を漫画アニメでありがちな「驚き役」にすれば二郎の特異性がより分かりやくはなるだろう、
でも、駿はそうしなかった
そこがまたこの映画の面白いところだと思う
繰り返し見ると味わいがある
469 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/25(水) 01:49:34.22 ID:whZxk9sT
漫画の中の天才に驚嘆出来るなんて。
お前ら御目出度いなぁ。
470 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/25(水) 02:05:37.58 ID:DfLQecnn
俺は、漫画でいったら、おぼちゃまくんの出鱈目な金持ちっぷりに驚嘆する。
金があったら、神になれるわ。
>>468 その手前の、「新人に取り付け金具の設計をやらせるなんて変だな」という会話で、
取り付け金具とやらはどうやら重要な部品で、普通は新人に任せる仕事ではないらしいってことがわかるから、
「新人の設計と同じじゃまずいな(普通は)w」という意味なのはすぐわかりそうなもんだけどなー。
優秀な技術者ではあったけど、
天才という程ではないなぁ
そもそも零戦は戦闘機の設計において
後続の機体や、他国の戦闘機に革命的な
影響を与えたのか?
菜穂子って、そんな健気な女性か?
判で押したような好印象な感想しかみないが、
他人に感染するのもいとわず、よその家に転がり込むって
自己中心的な嫌な性格だと思うのだが。
それを許す二郎も同じだけど。
雰囲気アニメなのでその辺の細かいことを考えてはいけない
お世話になった黒川夫妻に挨拶もせずに勝手に出ていくというありさま
手紙一通でじゃあバイバイというのは現代人でもなかなかできない
しかし風立ちぬでは皆が精一杯清々しく生きているのでなんでもありなのだ
挨拶なんかしたら絶対止められる ちょっとそこまでのふいんきで出て行くしかなかった
>>474 監督や、そのファンに都合のいいように解釈しないと
感性がどうのこうのと叩かれる映画だとは思うw
>>467 そこはまさにmとりみきが「戦慄の1カット」と名付けた、作画的にも素晴らしい場面だよね。
私もあの場面は素晴らしいと思う。図面からずっと目を離さずにずるっと椅子に座るとこか、作画ヲタ的にたまらない。
>>435 なるほど!ありがとう!
(…もめんぱ??)とか思ってもやもやしてたわ
479 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/25(水) 09:36:28.26 ID:DfLQecnn
>>475 > 挨拶なんかしたら絶対止められる ちょっとそこまでのふいんきで出て行くしかなかった
変換出来てないよ
480 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/25(水) 09:41:42.45 ID:LYde6/hN
>>476 なるほど。
感性の意味合いがよくわからなかった。
そういう意味か。
481 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/25(水) 09:57:32.47 ID:eLAoBXrO
482 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/25(水) 10:13:15.44 ID:98m6pplo
>>472 アメリカは零戦を自分流に解釈したベアキャトという戦闘機を作ったよ、性能は良かったけど
時代はジェット機に急速に移行してたので活躍出来なかったらしい。
>>473 菜穂子もまた二郎と同様に映画の中で「生きようと試みた」人間だからね
矛盾を抱えながらも自分の人生を生き抜いた
都合のよい薄っぺらい女ではないよ
最後に登場する菜穂子さん、本当に優しい表情しているよな。。なんか思いだしてこみ上げてきた
ラストシーンいいよねー。ああいう書き分けが出来るアニメ職人も宮さんで最後だわ。
>>484 あのシーンははポニョのお母さんが帰るところを思い出した
探検バクモンでジブリ特集
高畑のかぐや姫が中心
10/23前編
10/30後編
この調子だと、本当にかぐや姫の公開日頃まで上映されるかも
菜穂子さんと二郎のイチャイチャセックス本無いの?
◇「千と千尋の神隠し」の動員と興収の推移
公開14日間で動員450万人・興収56億円
公開20日間で動員660万人・興収80億円
公開31日目で動員1000万人、興収130億円
・「もののけ姫」「千と千尋」は、公開4〜5週目あたりが動員のピーク
・「千と千尋」は公開から11週連続興収ランキング国内一位。12週目で
アンジェリーナ・ジョリーの「トゥームレイダー」に1位を譲るも翌週
また1位に返り咲き、4週連続1位を記録する。
・「千と千尋」がランキング10位以内から完全に脱落したのは公開
27週目の、翌年1月22日。
2001年 国内興行収入ランキング1位作品
7月24日 「千と千尋の神隠し」
7月31日 「千と千尋の神隠し」
8月07日 「千と千尋の神隠し」
8月14日 「千と千尋の神隠し」
8月21日 「千と千尋の神隠し」
8月28日 「千と千尋の神隠し」
9月04日 「千と千尋の神隠し」
9月11日 「千と千尋の神隠し」
9月18日 「千と千尋の神隠し」
9月25日 「千と千尋の神隠し」
10月02日 「千と千尋の神隠し」
10月09日 「トゥームレイダー」
10月16日 「千と千尋の神隠し」
10月23日 「千と千尋の神隠し」
10月30日 「千と千尋の神隠し」
11月06日 「千と千尋の神隠し」
菜穂子が妊娠してたら、ストーリーはどう変わってただろう
493 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/25(水) 20:51:17.29 ID:MeOI0q4/
予告と本編のイメージが違いすぎて
本編見てもあれ?ってなって意味がわからず終わった
意味不明ながら雰囲気で泣けてきたが
あの話なら主人公堀越次郎じゃなくて
妻の菜穂子のほうがわかりやすかったと思うわ
ゼロが二人の子供です
495 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/25(水) 20:59:25.95 ID:RANH4ZFY
紅の豚と比べるとどうしても見劣りするな。
裏方の話だが実戦のシーンが全くないし、戦争が進むに
つれて機体が仕上がっていくプロセスとかをみたかった。
実戦のシーン??
戦争映画じゃねーし
堀辰雄の風立ちぬにはセックスはおろかキスシーンすらなかったのに
あえてセックスシーンを入れた理由は何なの?
499 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/25(水) 21:28:05.88 ID:M5e8dWse
・恋愛して
・接吻して
・結婚して
・性交する
これは当たり前のLIFEの一部だし、
世の中にありふれた、日常の一部だ。
しかし時間の限られてた2人には
宝石のような輝きなんだな。
500 :
423:2013/09/25(水) 21:47:52.85 ID:9FZFeCm6
>変人っぷりも
浮世離れ に訂正
劇中の二郎は、菜穂子の死後は再婚せず独身を通したんだろうか
これほどおもんない映画ってあるんだな
びっくりしたわ
ワクワク感や爽快感、ユーモアというものがことごとく無かった
だるいったらありゃしない
もー長くて長くて・・・うんざりだわ
最後菜穂子が死ぬ姿を見せずに消えたところだけは良かった
良いのはその一点だけだな
終わり方だけは良かったと思う
でもそれで終わりよければすべてよしとはならんぞ
そこに至るまでがどーしょーもなくつまらんしくだらん
もっとすっきりそこへ辿り着いてくれたら少しは感動できたかもしれん
長すぎる
なーんも起こらん映像をひたすら流して極限まで観客を疲れさせてそこでだっさいチープな恋愛見せられても
どーでもええわ!さっさと終わらせ!
ってなる
よく途中退席が一人もいなかったなって感心するわ
みんなよく我慢したと思う
あんなもんレンタルでも観る必要ない
時間の無駄
ジブリ史上最悪の作品
>>501 菜穂子パパが菜穂子の従姉妹とか連れてきて再婚させそう。
紙飛行機で「へ○へ」みたいな翼の形したのを飛ばしてて
速度テストで240ノット出して大喜びしてたときも「へ○へ」この形の飛行機だったのに、
最後の最後ゼロ戦はふつうの「ー○ー」この形の飛行機で矛盾極まりないだろ
なんなん?
結局ふつうの形やんw
あとサバの骨はどこに役だったんすか?w
妹 かよだっけ?
あの子が家来たときに菜穂子居なくて外出て追いかけて泣きだしたときの
顔アップのとこがいわゆる泣けるシーンなんだよな
それは理解できるけど、
それならかよと菜穂子が仲良くなるシーンをもっと入れとけよ
かよなんてほんの5回くらいしか登場しとらんがな
「すぐに仲良くなっちゃった(テヘw)」
「あの子ほんとに良い子泣!すぐに病院へ帰して!泣」
・・・いやいや、共感できんっての
いつの間に仲良くなったん
それがチープだって言ってんだよ
安い
そんな関係の涙なんて何の感動も湧かんわ
アメリカの映画評で「アメリカ人も鯖を食うのかなあ?」がめっちゃ受けてた
新聞読みながら草食いまくるドイツ人がピアノ弾いて歌いだして
菜穂子の親父も歌いだして
次郎も歌いだして
・・・このシーン要るか?w
そうそう、そのドイツ人とテラスみたいなとこで話してる時に
菜穂子のおやじが来て
「すまない、娘は来れない。今医者を呼んだところだ。またいつか埋め合わせはする」
「わかりました、お大事にとお伝えください」
この会話のあとついさっきまで話してたドイツ人のほう見たらなぜか消えて居なくなってたのあれはなんなん??
追われる身だから逃げたんか?
その辺の説明も不十分すぎてだるくなってくる
510 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/25(水) 22:23:44.10 ID:cEGImykG
>>495 人が死ぬとこは一切描かないってコンセプトで作られたから。
震災でも人が死ぬシーンは出てこないし、戦争でも出撃のシーンはあるが
戦闘のシーンは無い。奈緒子ですら、自分の死ぬとこを婚約者に見せたくないと
山に帰ってしまう。
>>508 要らんだろあのシーン
唄歌ったらそれで意気投合かよ
陳腐すぎ
>>472 零戦の最終形態64型は千五百馬力発動機により
最強の性能だったらしいという噺を松本御大の弟子ヤッタランが描いている
「二千馬力のダンプカーと千五百馬力のスポーツカーの勝負はいうまでも無い」
「残念なのは当時量産型は千馬力の発動機しかなかったのだ」
513 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/25(水) 22:29:08.91 ID:M5e8dWse
このにスレ3週間ほど常駐して、
そしてもう1回観に行ったら、
けっこう印象変わると思う。
まぁ傑作と思うまでにはならないだろうけど。
とにかくこの映画は説明不足なんで、
それが多くの人達にこの作品鑑賞の入り口にさえ立たせないんだよね。
次郎と菜穂子のそもそもの出会いもチープだよな
ただオカンを運んで家まで助けを呼びに行っただけだろ
あの災害時にその程度の親切したやつなんて腐るほどおるやろ
別に命を救ったわけでもあるまいし
安い
安すぎるわ
515 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/25(水) 22:29:30.49 ID:cEGImykG
>>509 あのドイツ人はスパイって設定でしょ?
だから二郎もいろいろ疑われて特高に追われる羽目になった。
モデルはリヒャルト・ゾルゲ(ドイツの大使館員でソ連のスパイだった)と思われる。
面白くなさすぎて無理
おもいでぽろぽろも耳をすませばもほたるのヒカリも
面白くてワクワクしてユーモアのあるシーンはあったぞ
それが全くの皆無だからな
それは人それぞれとしかいいようがない。
>>515 あとで分かったことだなスパイってのは
じゃあなんでピアノのとこでは逃げんかったの?って思う
優雅にレストランで新聞読んで草食って
>>507 あのシーンの演出は非常にまずかった
駿は会議は踊るなんて知ってるのが当然と言っていたが
ヒロインがユダヤ人だと勘違いしていたなどにわかぶりを露呈
映画に引用するならそれくらい調べるのが当然
フランス語もドイツ語もできない無教養な人間が一丁前に戦前のインテリぶってる痛々しさがある
ギブリをジブリと読んでしまうにわかによるにわか映画
あと謎のセリフなんだけど菜穂子が湖の前で次郎にあって
「あなたと初めて会ったのは婚約する二日前だったんです(泣ぽろぽろ)」
みたいな言葉
これは何?
他のやつと婚約してたってこと?
その前に次郎と出会ってたからまだ婚約を破棄して次郎を選べるってこと?
その涙はなに?
>>519 別にパヤオを擁護するわけではないが
アラフォーの俺でもあの歌は知ってた
ちなみに「会議は踊る」は見ていない つうかあれは劇中の歌(「ただ一度の」と「新しい酒の歌」の2曲ね)だけが有名になっていて
当時のちょっと気取った厨2以上だったら皆歌えた。
戦前の自由なふいんきを表現するのに古い映画やドラマでよく使われる演出で
様式美みたいなもの
>>520 地震の時に救った人のことでしょ
足の骨が折れた人。
次郎にお礼を言いに大学まで行ったけど、次郎の所在地を知ったのが婚約の2日前とかじゃなかったけ
次郎がパラソル受け取って最初に菜穂子が帽子受け取ったシーンと重なって
湖の前で二人が再会して
「えっ!君はあのときの??」
気付くの遅すぎるやろ
どんだけ天然なんこいつ
>>524 なんせ十年ぶりだからな
普通街中で救った人の顔なんて覚えてないよ
たとえどんな美人だろうが10年もたってたら無理っしょ
むしろ、顔を覚えてる菜穂子の方がすげー
激動の時代の中で精一杯健気に生きていく人々を淡々と描写する映画って
日本やヨーロッパにはたくさんあって、
商業的にも成功して名作扱いされているものが色々あるわけだが
そういったタイプの作品全部否定しそうな輩が居るみたいだね……
>>523 「おきみ」だっけ
意味分からん会話だろあそこ
涙の意味も分からん
俺はこの作品大好きなんだがな
派手さはないけど、凄くストーリー的にしんみり来る
萌アニメからガンダムまで様々なアニメを好んで見てるけど、何故かこのアニメはどんぴしゃだった
震災の時、次郎が人助けしたシーンでは温かい気持ちになったよ
10年後の菜穂子との再会も。
>>528 俺も大好きだよ このスレには嫌いだという人が粘着してるようだが。。。(嫌いなら来なきゃいいのに)
なんかアニメを超えてるよな
>>527 おきみさんだっけか
あれは、おきみさんが次郎に凄く感謝をしていたということと、むしろ恋心まで抱いていたっていう
説明なんじゃない?
俺はそう受け取ったんだが。その感謝を菜穂子が代わりに次郎に伝えたシーンでもある
直接伝えられてよかったという意味合いもあるんじゃない
531 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/25(水) 23:02:33.24 ID:lbV1kN0l
ゾルゲ説って強いんだが、だとすると年表みてみると時代的に全然あわないんだよなあ。
軽井沢でゾルゲにあうなんて、
そりゃ特高に追われるな。。(三菱のコネでなんとかなったというほうがおかしいjくらい)
まず小津安二郎ぐらい見ろよといいたい。
それ見ずしてこれを語り始めたらどうしようもない。
黒澤明でもいいから、とにかく名画を見ろ
分かれ道だなあ。見ないで批判するやつは薄っぺらい。
小学生が「トトロじゃなきゃやだー」っていってるのに等しい
いつからだろうか。日本人が劣化し始めたのは
まず菜穂子の人間描写も不十分だよな
最後に死ぬ姿を見せないってシーンで良い女だとは感じたけど
そこに至るまでの描写が無さ過ぎるわ
好きになれんかった
おれ魔女の宅急便では大号泣したけど
それはキキが一生懸命頑張る姿とか都会に出てきて張りきってるけど
都会の人間は冷めてて元気で天真爛漫だった少女が人間の汚い心と触れ合って
信念と葛藤しながら生きていくところ
悪態をつく自分は嫌いなのに悪態をついてしまう
魔法を使えなくなったと一度は諦めかけたけど友達を助けるために懸命に頑張るところ
そういう健気な人間描写があると
その子を好きになれるし頑張れって応援しようとする気持ちになる
菜穂子はただ寝たきりなだけやん
なんの共感もできんし応援もできん
このアニメは間違いなく大人向けだね。
ラピュタのような壮大なアニメが好きな人には合わないだろうな。
このアニメがダメな人はおおかみ子供の雨と雪なんかも楽しめないんかな。
折角二人っきりでくっつきあっているのに
恥ずかしさのあまり女中さんの話なんぞしちゃっているという
不器用さがほほえましいシーン
菜穂子が女中のことを大事に思っているのは勿論だが
536 :
521:2013/09/25(水) 23:05:10.75 ID:G4TgSO/q
ちなみにあの劇中2曲の元映像(映画「会議は踊る」の中の)を見ると、がっかりする。
あまり美人じゃない騒々しい女や酔っ払ったおっさんが歌っていて。
日本でのあれら2曲のイメージは、たとえばこの動画みたいなのが典型なんだが
https://www.youtube.com/watch?v=I88eEhtwqrg 上品で軽やかなかんじなんだよね。
「アルト・ハイデルベルグ」なんかもそう。
そういう受容史、文化史のお約束をちゃんと踏襲してくれてるので嬉しかった。
537 :
535:2013/09/25(水) 23:06:16.56 ID:9pdQhB9q
次郎もしょせん天才だしな
あれは努力の天才じゃなく完全に才能の天才だろ
エリートだし良い家庭に育ったボンボン
入社当初から一目置かれる存在で海外留学も特別に一人旅を許されるレベル
必死に頑張ってる姿なんてこれっぽっちもない
挫折、屈辱、苦痛
そういう部分がなにもない
薄っぺらいわ
>>533 キキは主人公だから心理的描写とか深く描けただろうけど、風立ちぬは次郎視点だからな
そこまで描ききるのは正直難しいね
だって、知り合った13歳から23歳までの人生については触れられてないから。
それでも10年たってもあの感謝を忘れない、感謝し続けてたってところが良いんじゃない。
そんで結婚して、少しだけど幸せを手に入れて一日一日を大切に生きていこうとする姿に俺は感動したよ
>必死に頑張ってる姿なんてこれっぽっちもない
なかったけかな・・。
>>539 一日一日を大切にとは言ってもただイチャイチャしてる描写しかなかったからな
>>521 そんなことは知ってる
しかし七試のテスト飛行が失敗して軽井沢で休暇をしてたのが33年
会議が踊るが日本で公開されたのは34年だから皆で歌うのは明らかにおかしい
戦前映画の模倣のつもりだろうが時代考証ぐらいしろと
だから全体的に嘘臭い映画になる
543 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/25(水) 23:17:50.35 ID:M5e8dWse
駿は「汚れ女」が描けないんだよ。
『千尋』の湯婆みたいに更年期過ぎて女性ホルモン出なくなって
男性化した女性なら汚れ役で描けるんだろうけどね。
売春婦を主役にした映画ってのが世の中にはあるが、
駿には描けない。
まぁ得意不得意は誰でもあるから、いいんだけど、
その「汚れ女」が描けない能力分布ってのが、
この映画をどこか「通り一遍」にしてると思うには思う。
まーたいつもの奴か
映画は気に入らないけど素通りできない何かはあるんだろうな。。
>>530 それならおきみさんをヒロインにしたほうがいいだろ
よく考えたらおんぶしてもらったのはおきみさんで
菜穂子は荷物運んでただけだしな
映画祭で評価がいまいちなは小津とかにてるというか
新しさがないせいだとおもう
素晴らしいのだけど驚きはないもん
菜穂子はパヤオの理想の女性像なのだろうか
>>542 考証とかいいだしたら、堀越と堀を混ぜちゃってるとこからおかしいって話になっちゃうじゃん(笑)
関東大震災の時は史実の堀越はまだ東京大学に入学してなかったし。
「会議は踊る」は、上でも書いたけど、映画は日本でも公開されたけど
それより曲だけが有名になっちゃったんだよ。曲だけ入ったレコードが売れて、ドイツの愛唱歌ということでドイツ語習ってる学生がこぞって覚えた。
映画を実際に見た人間は、当時から実はあまりいなかったと思う。
パヤオは病弱美人が好きなだけ。
>>548 パヤオの理想の女性像はパヤオのかーちゃんでしょ
んでそのモデルはラピュタのドーラ
552 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/25(水) 23:29:16.45 ID:M5e8dWse
テレビの無い時代、映画は大衆娯楽の中心だったから、
『会議は踊る』を見た人はそれなりにいたかも。
日本はWW1の戦勝国側だったしね。
関東大震災のシーンはさすがだったな
あれが出来るんなら3.11の津波の話を
ほたるのひかりみたいな感じで作ってほしいわ
それこそ後世に残ると思うんだが
>>552 まあそりゃヒットした映画だったから、観た人間は多くいただろうけど
映画は観てなくても歌は誰でも知ってるよ。という、戦前戦中はそういう歌だったわけ。
ピノキオの映画は観たことなくても「星に願いを」は知ってるだろ?そういう歌。
一昨年のコクリコ坂からはいつ位まで上映してたっけ
556 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/25(水) 23:51:43.61 ID:tgAiKhiO
>>504 逆ガル翼は高い部品強度が必要なので工業後進国の日本では量産に不向きなんだ、
現に九試単戦も二号機は零戦みたいな直線翼でそれが正式採用されて96式艦戦になる
>>556 「それが正式採用されて」
この描写がまったくなかったな
愛しの妻菜穂子と紙飛行機を飛ばしていた時の翼は逆ガル
その後のテストで飛ばした飛行機も逆ガル
菜穂子が居たからこそ逆ガルが実現したとも言える描写をずーっとしてきたのに、
最後の最後
「ありがとう」
そのシーンで登場するゼロ戦は直線翼
おかしいやろ話の持っていき方として
構成がむちゃくちゃ
コクリコは10月末くらいまでやってたかな。
アリエッティが11月くらいだから風立ちぬもそのくらいはやりそう。
前情報ほとんどなしで最近見に行った
日本が舞台で実在の人物をモチーフにしていてこれまでの映画に比べたら現実よりの設定だけど
表現がアニメーションならではな感じがして印象的だった(影とか汗とか涙とか)アニメ詳しくないので的外れかもしれないが
震災シーンは絵の迫力がすごかったし何より音が怖かった
厳しい時代をどう生きたかを見て欲しいという意図もあるみたいだけど、元気づけられると同時に
主人公も菜穂子もいわゆる庶民ではないから自分とは違うしなあと穿った見方をしてしまった
出て来た文学作品も知らなかったし自分は逃げ惑う群衆の一人だと思う
そういった面も含めて心に何か残る映画だった
560 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 00:23:33.22 ID:3/tsN2Nc
ID:DOmMwTAN
あなたの指摘は全てもっともだと思うよ。
だからこの映画はもともと駿に対して好意的な感情を
持ってない人にとっては高い評価にはなりにくいんだよね。
あと何度も言うけど、絵コンテ書きながらのアニメ制作は
無理だったんだよ。
推敲がマジに必要だった。
綺麗な調和のある映画ってより、なんとかかんとか
つじつま合わせた感があるんだよね。
自演乙
>>549 でたらめを言うな
会議は踊るは34年以降若者を中心に流行していて
皆シネマに通ったと回顧録や昭和史の本に載っている
しかし時代背景として34年から旧制高校などで歌われていたとしても
33年の軽井沢でおっさん連中が歌いだすのはおかしい
こいつらは20年代に青春を過ごした世代
時代考証がめちゃくちゃなくせに駿は教養人ぶって観客を見下してるわけ
勘違いもはなはだしい
563 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 00:35:51.04 ID:xXyiogJX
>>557 菜穂子が去った事によって低い工業力という足かせに引っ張られて理想に妥協したという風に
取れば良くないか?
実際問題としては96式艦戦や零戦みたいな直線翼の低翼機の方が利点がいっぱいあってWW2の
有名な戦闘機の大半は同じ形式なんだけどね
>>562 レコードが発売されてたの。2曲入りの。
565 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 00:43:16.55 ID:3/tsN2Nc
堀越二郎が九試試作初号機を逆ガルウィングにしたのは、
ただそれが「美しいから」だったと思うよ。
で量産する段になって、「美」より機能合理性を選んだんだよ。
残ってる九試の写真見れば、明らかにフォルムにこだわり
まくったモノだとわかるよね。
ミニマル・デザインというか、今で言えば「無印良品」的な
デザイン。それをあの時代にやったってのは凄いと思うよ。
566 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 00:44:19.15 ID:3/tsN2Nc
>>561 自演じゃないよ。
ID:DOmMwTAN だって単なるアンチの書き込みじゃないでしょ。
前情報なしに見た人の多くが思う感想の最大公約数って感じだし。
俺の意見は兎に角「推敲」して欲しかったって事。
・シベリアをかった駄菓子屋?の白熱電灯の暗がり
・シベリアを拒否し路地に消えてゆく兄弟
・数々のタバコのシーン
・製図に取り掛かり椅子を引くシーン
・ドイツでのスパイを追いかける時の影が踊るのシーン
・菜穂子が襟を立て帽子を深くかぶるシーン
・菜穂子が掛け布団をずらし二郎にかけてやるシーン
なんかアニメイションとしてハッとさせられるシーンは
点在してるのに、全体のまとまりの無い感じが
もったいなさ過ぎると思うわけ。
そこら辺の時系列がバラバラな上に劇中での
(今いつか?)の説明が不足してるんだよなぁ
始まりの関東大震災が1923年つーのは一般教養(w
として知ってるとしても、最後の九試単座試作一号の
テスト飛行が1935年2月(だっけ?)
つーのは一般教養じゃないもんね。
しかも菜穂子の最期でもあるから桜散らしとこう
つって春になってるし
今いつか?が分からんから、戦争の足音が
どんどん近づいてるって緊迫感が薄いんだよなぁ。
>>557 単にパヤオが逆ガル好きってだけなんだろうなぁ
史実とフィクションがごちゃ混ぜの作品だからねえ。
年寄りの言うことは話半分に聞くもんだ。
>>564 SPレコードがあったのは知ってるが33年以前に発売されてたのか?
自分で調べた範囲でわかった発売日は33年の10月
軽井沢は夏の数週間だからやっぱりおかしい
逆ガルのちょっと生物的なフォルムは確かにパヤオ好みだろうなと思う
正式採用されたかった(手を血で染めなかった)ところも含めて気に入ってるんじゃないの
自分の人生と重なる部分が全くなかった人には退屈でつまらん映画なのだろうとしか。
>>569 その日本発売のレコードって日本語版のじゃないの?
ドイツ語のレコードは輸入版だよ。当然。
最後にヒロインが死ぬところAirと同じだけど
風立ちぬの方が泣けなかった
574 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 01:09:19.57 ID:3/tsN2Nc
てかwikiに乗ってる九試初号機の写真見て何とも思わんのか?
これは「機能性」を追求した結果じゃなくって「美」を追求した
結果なのは明らかっしょ??
で量産する段になり流石に「美」より、生産効率含めた「機能性」を
選んだんだよ。
「機能性」だけを追求したら九試初号機のフォルムになったなんて、
ありえないよ。
機能性を追及したらポルシェ911のフォルムになったってのが
ありえないのと同様。
煙草を吸うのが当たり前の時代であり重要なコニュニケイションツール
でもあった時代に煙草を吸わなかったエピソードといい、
堀越二郎は「変人」なんだよ。
よく言えば「孤高の設計者」なの。
彼が書いた文章見れば極めて知的な事も分かる。
そういう人物なの。
ならなんで映画ではタバコ吸いまくってたんだよw
・堀越二郎と堀辰雄をごちゃ混ぜにする意味がわからない
・ストーリーに起伏が無くつまらない
・あるべきはずの葛藤がない
・カミさんがお涙頂戴で死ぬだけの都合のいい女
・庵野が棒読み(演技力は間違いなく必要)
・笑いがほとんどない
・引退会見で金熊賞と観客動員増を狙った姑息さ
つ 子供さんへ
「二郎のことを僕が道楽でマンガにしていて、それをプロデューサーが映画にしないかと言ってきた。悩みましたね。
自己主張をしない二郎は何を考えているか分かりにくいから、子供の観客が置いていかれるんじゃないか、と」
その時に思い浮かんだのが、自身が子供の頃に見た映画だった。
「小津とか成瀬とか、生きることのつらさが描かれていて、なぜこんな暗い映画を見なきゃいかんのかと思ってました。
でもこうした作品が今も強く自分の中に残っている。子供の時に、分かりにくいものに接する体験には意味があると思い直しました」
>>571 ものすごく限定された客層なんだな。
子供ダメ、同じ人生経験がないとダメ
宮崎はこの映画の中で、自分にとっては飛行機作りが一番大事だといっている
そのためには貧しい人を何万人でも犠牲にしてやるといっているわけで、
メカオタクが自分の趣味が最高だと開き直った映画で少しも感動してやる理由は無い。
反戦しているから偉いわけではない。
>>579 ・・・こういう感想が自分はいちばん違和感あるんだよね。
自分は、そうじゃないとでも思っているのだろうか?
この時代に、日本人のひとりとして唯生きていることが
貧しい国の何万人を犠牲にしてないとでも?
真剣にそう思うなら、全財産を寄付してさっさと死ぬべきだよ。
583 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 01:47:45.97 ID:3/tsN2Nc
ハヤオちゃんはピラミッドの頂点に君臨し、
んで数十億円費やして2時間の漫画映画作ってるわけ。
その数十億でどんだけのシベリアが買える事か・・・w
そういうある種の自省と開き直りが篭ってるんだな。
本庄に「それは偽善だ!」と言われて、
「違う! いやそうかも知れない・・・」
って台詞が物語ってるよね。
>>579 主人公とヒロインが裕福なことに共感できんのはそれが原因だわ
彼らよりも辛い人間のほうが遥かに多いからな
>>577 風立ちぬは奇麗事ばかりで生きることのつらさなんてたいして描かれてなかっただろ
わかりにくい名作が多いのはたしかだがわかりにくくすれば名作になるわけではない
当時ほとんど認知されていなかった曲を突然皆が歌い出したり
堀越の設計の時期がめちゃくちゃだったりと
風立ちぬは駿の妄想が生み出した偽物でしかない
本物の小津と比べるなんて失礼極まりない
本庄のほうが人間味があって良いキャラだったわ
あいつの仕事に対する意欲とか日本がドイツより20年遅れてることに悔しがる姿のほうが共感できる
次郎にはなんもないわ
お絹にも
587 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 01:56:33.42 ID:3/tsN2Nc
二郎には何にもないんじゃなく、あるんだけどあえてそれを
直接的に描かないって手法を取ったの、ハヤオちゃんは。
なら間接的にそれが観客に伝わるかって言ったら、
そうとう前のめりになって読解して上げないと受け取れないのよ。
その読解はこの映画作品単独で簡潔するものでもなく、
あの時代とか実際の堀越二郎とか宮崎駿とかに関する知識を
総動員してようやく読解らしき読解が立ち上がるの。
さすがに不親切すぎるよww
>>582 実際、数十分おきとかに飢えや病気で死んでいく子どもたちを継続的に救うためには、ほとんど贅沢
できない生活を先進国の人間が選ばないといけない。そうなると経済システムとかにも影響が出て、
結局はみんな不幸になってしまう可能性もある。だから現実から目を背けてわずかな寄付金とかで
自分をごまかすしかないんだよね
>>586 自分に見えないからと言って、ないというわけではないよ
589 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 02:09:50.13 ID:3/tsN2Nc
やっぱ『もののけ』とそれ以降、破綻ははじまっちゃってたのに、
興行的には急成長して、破綻を破綻として十分に自覚修正でき
なかったんだよね。
でその破綻の最後っ屁が『風立ちぬ』
破綻しつつまとめ上げて1つの作品としての体裁を保てる力量は
本当に凄いと思うけど、でも勿体無いよね。
>>582 なるほど
風立ちぬは他人にさっさと死ぬべきと言うやつには理解できるのか
そもそも二郎の時代に比べると現代はまだマシになってる
結核だって治らない病気ではなくなった
それは二郎みたいに開き直ってエゴイズムを正当化するのではなく
自分にできることをやろうとした人たちがいたから
偽善で全てを片付けて現状追認しまうことこそ幼稚な考え
思ったのはもののけやトトロ、千尋とかの分類と
思い出ぽろぽろや耳をすませばの分類があること
この映画は後者だから、
前者にあるようなワクワク感を期待してると間違いなくがっかりするってこと
設計の時期とかなんとか史実との違いを細かく指摘して叩いてるやつは
何なんだろうか?
これはあくまで実在の人物をモデルにしただけで叙事伝じゃないんだよ?
もし堀越二郎という人物をよく知ろうと思ってこの映画観てたんなら
お門違い、Wikipediaでも見た方がいい
二郎のあの無機な感じは狙ってやってんだろうね
早速それにつられて駿アニメで初めて男性キャラを恋してしまったとかいう
感想もたしかヤフレビュあたりにあったくらいだし
宮崎には技術者の遺伝子でも入っていて、技術に打ち込んでいないと
気がすまないんだよといってるんだね。
技術者の仕事になれなければただの趣味人間にしかなれない。
ttp://xfel.riken.jp/pr/sacla/?cat=2 富野:ぜひご覧になってください。本当に見事な映画です。宮崎さんが描いたのはこういうことです。技術者というのは夢を持つ。美しいものが空を飛ぶ姿は素敵だ。
でも、航空技術に関わったおかげで、軍事でしか自分の才能を昇華できなかった。そんな絶望の物語なんです。
――しかし、世間では恋愛映画として宣伝されていますよね?
富野:それは一般観客へのアピールであって、本質的なことではないですね。あれは映画史上初めて、近代航空史を、そして技術者の苦悩を正面から描いた映画です。
本来は僕にとって宮崎駿監督は倒すべきライバル。でも、今作はまったく逆で、映画のすべてがピターッと入ってきた。どうしてここまで航空エンジニアのことがわかるんだと思って調べたら、お父さんが「中島飛行機」の下請会社をやっていらっしゃったとか。
石川:「中島飛行機」といえば、「隼」(堀越二郎が設計したゼロ戦と並び称される戦闘機)を開発したところですね。
富野:つまり、僕と宮崎さんは同じような環境で育っていたんです。映画には設計ルームなどがでてきますが、その再現の細かさには舌を巻きました。
『風立ちぬ』で何よりも重要なことは、飛行機というものが複葉機の初期の段階までは個人レベルで作れるものだったけど、発展していくにつれて莫大な資金が必要になり、軍事用に作らざるを得なくなってしまった。
でも、イタリアにはカプローニという貴族出身の技術者がいて、個人でかなりの大型飛行機を作っていたんです。
――『風立ちぬ』の主要な登場人物の一人ですね。主人公の二郎が崇拝している。
富野:映画にはそのカプローニと夢のなかで出会うシーンがあって、「家族みんなを連れて、好きなところに旅に出かけられたらいいね。君もそんな飛行機を作りなさい」と言われる。
それで彼は「頑張ります! 僕も美しい飛行機を作ります!」と答えるんだけど、最後にもう一度カプローニに会う。
堀越の“飛行機を作る”という夢は確かに実現した。「でも、僕が作ったあれは、一機も戻ってきませんでした」と彼は声を振り絞るんです。
その瞬間、頭上をバーっとゼロ戦の大群が飛んでいって終わる……。(感極まって)もう本当に僕は、この物語を話しているだけで駄目なんですよ。悲しくて。
石川:お話を聞いているだけでも、監督が言わんとすることはわかります。
富野:宮崎監督はゼロ戦の功罪、そして技術者の功罪というのをしっかり描いているんです。僕は『風立ちぬ』を見て初めて、「単なるメカオタクじゃなかったんだな」ってわかりました。
あるところで今回の制作スタンスを明言していたのですが、「軍事オタクからゼロ戦を取り戻す」という意思で作ったそうです。
ネットなどでは「今さら何を言っているんだ」と叩かれていると思いますよ。でも、そのぐらい好きで、メカのことをわかっていないと、人と道具の関係性なんて正確に描けないです。
――まさに最先端技術の魅力と罪がゼロ戦に象徴されている、と。
富野:はい。ずいぶんと話が散らかってしまいましたが、堀越のような技術者の悲劇を繰り返さないためにも、進化を至上とする20世紀型のエンジニアリングを考え直すべきだと思っています。
今作っている僕の新作にも、こうした考えは反映されていますね。
駿の描くヒロインはやっぱりお姫様なんだよな
結婚してるのに恋愛経験ない人みたいな恋愛観なのが不思議
ブラ〜ヴォッ!
美しい夢だ
598 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 04:55:37.19 ID:eUEztuGe
>>592 > 設計の時期とかなんとか史実との違いを細かく指摘して叩いてるやつは
> 何なんだろうか?
> これはあくまで実在の人物をモデルにしただけで叙事伝じゃないんだよ? 逃げ
> もし堀越二郎という人物をよく知ろうと思ってこの映画観てたんなら
> お門違い、Wikipediaでも見た方がいい
この発言は『逃げ』だろ。
599 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 04:57:06.76 ID:eUEztuGe
いつもの自演の人が目を覚ましましたよ。
600 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 04:59:06.48 ID:eUEztuGe
ホタルのひかり
じゃなくて
ホタルのはか
じゃね?と言ってみる。
601 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 05:14:05.31 ID:lhpZcUhs
>>576 >姑息さ
とりあえず、姑息の使い方は間違っている
602 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 05:24:36.92 ID:774wX7ea
>>507 つうか、あの草、すんげぇ不味そうだった。
最近の萌えアニメですんげぇ旨そう料理を見せられた後だったんで違和感が凄かった
603 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 05:38:11.59 ID:MrXXBkcL
>>571 > 自分の人生と重なる部分が全くなかった人には退屈でつまらん映画なのだろうとしか。
老人がボヤーっとした過去を振り返るにはいい映画かもな、記憶も曖昧だし。
ある年代の人間にとって
堀越二郎は何かしらの象徴らしいし。
604 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 05:51:11.69 ID:l4lYXZGE
>>589 > やっぱ『もののけ』とそれ以降、破綻ははじまっちゃってたのに、
> 興行的には急成長して、破綻を破綻として十分に自覚修正でき
> なかったんだよね。
>
> でその破綻の最後っ屁が『風立ちぬ』
>
> 破綻しつつまとめ上げて1つの作品としての体裁を保てる力量は
> 本当に凄いと思うけど、でも勿体無いよね。
見よ。宮崎駿ファンの揺れ動く心情を。
このくらい。揺れてくれたら共感出来るわ。
2回目観てきたー!
菜穂子のお父さんはなんで二郎が同じホテルだと分かったのかな?
あと二郎が菜穂子が絵かいてた場所にまた行ったのは菜穂子に会いにいくため?
もうあの時点で惹かれてたのか
606 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 05:56:45.74 ID:ycrpN4xl
>>595 軍事オタクから零戦を取り戻す。
この場合の軍事オタクって、年齢層はいくつ位なんだ?
零戦を取り戻すってどういう意味なんだ?
そもそも、軍事オタクの駿の立ち位置は?
607 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 06:01:54.02 ID:ycrpN4xl
つうか、昔の日本の生野菜は寄生虫リスクが高いと聞いた記憶があるが、
あの草は大丈夫だったんだろうか?
見たけどなんかもやもやして気持ち悪いってか噛み合わないって感想だな
登場人物、主に主人公がだが言行不一致な事が度々あるし主人公自身も周囲と噛み合ってないし
絵柄と話の重さも噛み合ってないような
全体的には美しいものを追い求めた主人公が慕ってくれる妻も国も犠牲にして飛行機作ったけど
罪悪感まったく、もしくはほとんど持ってないホラーって事でいいんだろうか?
>>607 鉢に植えてあったから肥溜の肥料は使ってないだろう
>>606 永遠のゼロとかに喧嘩売ってたからああいうのじゃね
風立ちぬ見てきた
なかなか面白かった
二郎は、城山三郎の小説忘れ得ぬ翼で出てきた紫電改の開発技術者たちと似た感じの空気感があった
飛行機に対する憧れと苦悩と言うべきかな
話の展開は早かったが細かな説明がなくとも理解できた
菜穂子が山の病院に戻った後の黒川さんの奥さんのひとことがグッときた
上映前に永遠の0の宣伝見たが見に行くことはないかも
小説読んだがあれは戦争ファンタジーだと思ってる
>>608 >>595で富野が言ってたように平和的な飛行機を作りたかったのに軍事に携わることでしか技術を発揮できなかった男の絶望の物語ってことじゃないか
614 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 06:59:50.82 ID:pmtaqDCY
シベリアを幼子に渡そうとする心情は、子供の頃に河原でいじめられていた下級生を助けるのも同じ気持ちが働いたんだと思う。
>>612 自己レス
城山三郎の小説は忘れ得ぬ翼じゃなくて零からの栄光だった
616 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 07:05:29.70 ID:zZ2+QBhB
飛行機を無機質に描いたら
作った人間も、無機質に描くことになったってこと?
で、それじゃ映画が成立しないから、
恋愛と空想を織り混ぜた。
こんな感じ?
この作品が本当に美化してるのは飛行機そのものではなく飛行機という夢。そしてその功罪はちゃんと描かれている。
そこを読み違えると零戦の功罪が描かれてないじゃないか、なんてとんちんかんな評価になる。
実際の技術者がどうであったかのドキュメンタリーではないから、主人公の人生は実在の人物と違っていい。
これもある種のファンタジーだと思うね。
618 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 07:28:20.96 ID:Gy3wmltr
>>611 なかなか、面白いな。
ある年代が零戦や、堀越二郎が何かしらの象徴として語るのは、そういうことなのか。
普通の地上波放送じゃやらないよな、
その何かしらを表現すること、戦争賛美になるし。
619 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 07:41:19.38 ID:fKXWZZ23
自虐史観、占領教育、加害者教育。
当時の無言の圧力の中で、
零戦や堀越二郎に神話を見出だす人々の気持ちはよくわかる話。
で、
日本を嫌いと公言した、数々の文化人の気持ちもよくわかる話。
根は一つだったのだろう。
でも、糞映画なのは揺るぎない。
>軍事でしか自分の才能を昇華できなかった。そんな絶望の物語なんです
こういうの、薄っぺらいとってつけに感じるな。
世間体を気にしてる感じ。
どんな状況であれ、作ることに喜びを見出してしまうのが
クリエイターの狂気だろ。
倫理とか道徳とかの外側にいる人達。
大傑作。
よくわからんかったが主人公はスッゴいクズだと思う
お前とどっちが屑なんだ?
伝記漫画並の時間のすっ飛び具合が面白くない理由
テロップ入れないと時間経過が分からない人がいる時代だからね(´・ω・`)
626 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 08:48:55.18 ID:jItF9l1S
>>623 俺はもうちょっと人の事考えられるし餓えた子供や燃える国土を代償に自分の好きな事をやるような事はない
だから呪われた夢だってことだよ
実際の堀越二郎は子供を飢えさせないために、国土を燃やされないために戦闘機作ってたから
駿の思想がその真実を歪めてるんだよ、惨めな世代だよな
>>626 国がそういう方向性だったからな。国に貢献する唯一の道だったってことだ。お前は住む国家に逆らってまで無名な人を思いやれるとでも?
630 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 09:13:52.52 ID:jItF9l1S
>>629 主人公はそんなこと考えてねーよ
本城は俺達は10年は遅れてるとか牛で運ぶなんて後進的とか言って常に社会を意識する発言してるが
それに対して二郎は牛好きだよ?とかズレた返答してんだぞ
国なんかまるっきり背負ってねーよ
餓えたこどもだの燃える焦土だのは結果論だろ。戦争に負けたから悪で、勝ってたら結果オーライでヒーローなのか?
戦争において、人なんかただの歯車。
特高なんか存在したら、個人の意思なんか踏み潰される。
自由な選択もないし、
強固な意思で選択もできたとしても、
歯車は替えがきく。
皆さん、警察の動向には気を付けましょう。
自虐史観なるものが存在していたとして、
特高や治安維持法の評価は戦後改竄されたものなのか?
疑問がよぎる
「才能と実行力のあるクリエイターは無闇にペラペラ喋らない」という駿の意見のは
ツイッターなどみていると、なるほどなあと思う
漫画家志望者とか、ちっとも前進しない奴に限って
「いいネタを考えた」「俺の創作ポリシーは云々」とかやたらに語っちゃってるんだよな
駿も過去にそういったタイプの若手の相手をしてきてさぞかしうんざりしたのだろう
というかそれが飯の種になるんだからタダでペラペラ喋らないで何とか作品に生かして金にしないと
駿はむかしからペラペラしゃべりまくってるだろ
ペラペラだわな
功成り名遂げることを欲せば理想を失はぬ現実主義者たれというのがパヤオの流儀。
>>598 なぜ『逃げ』になるのか?
主人公が堀越二郎だから人生をそのままそっくりになぞらなければ
ならないとでも?
だったら菜穂子も出てこないしあんな変人風にも描かれてなかった
はずだし、本庄との関係も違った
元々漫画やアニメ、映画ってのはフィクションなのに実在の人物を
モデルにしただけで人物からそれを取り巻く環境から何もかもが史実通り
でなければならないの?
そんなことに気を払って観てる人そんなにいると思う?
640 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 12:06:42.82 ID:jItF9l1S
>>631 餓えた子供は結果ではなく実際に目の当たりにし本城に言い聞かせられている事だよ
映画みてないな
641 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 13:08:31.18 ID:WrYt0DXL
台湾の反応ってどうなのかなあ〜
あんまり音沙汰ないってのはまあそれほどでもないのかな…
>>633 オレの感覚だと、昭和13年〜昭和20年の大日本帝国は酷い国だったと思うよ。
でもそれより前はそれほど酷い国だったとは思わん。
自虐史観は明治から続く大日本帝国は全て悪だと見てる感じがするわ。
643 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 13:23:43.38 ID:pmtaqDCY
飛んで行くパラソルを二郎が捕まえる動きはディズニー真っ青だな。
多分、若手のアニメーターにお前なやってみろっつって、パラソル持たせて、実際にやったんだろうな。
腕だけじゃなくて足も使ってガバッといくんだみたいな。
宮さんのこだわりが見える。
>>640 餓えたガキを見て開発をやめるのが人としてあるべき姿だと言うなら、人生経験無さすぎだと思う。仕事というのはそういうものじゃない。
人間は自分が生まれてくる時代を選べないし、
やりたいことの量にくらべると生涯はほんとうに短い
それでも精一杯頑張るしかない
その通りだ
朝鮮を囲ってやったことだけは間違ってたな。
648 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 15:15:46.06 ID:xXyiogJX
>>628 実際の堀越は開戦の報を聞いたとき回りが騒いでいるのに一人冷静に
「田舎相撲が大相撲の横綱に挑むようなものだ」というあの戦争の顛末を
的確に表した言葉で敗戦を予想してたんだけどね
649 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 15:19:11.13 ID:xXyiogJX
>>642 人によって違うけど自虐史観の論調って貴方の意見と同じで日露戦争までは正義の戦争でOKだけど
そのあとは全て駄目ってやつが多い気がするな
650 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 15:23:52.25 ID:jItF9l1S
>>644 そんな使命感を主人公は絶対持ってない
映画みろよ
実在の堀越二郎は非喫煙者で、海無し県出身だったので魚よりは肉が好きで、須磨子夫人と見合いで結婚して子供を6人もうけた。
また尊敬する人はシコルスキーでカプローニではなく
「技術者の仕事というものは、芸術家の自由奔放な空想とはちがって、いつもきびしい現実的な条件や要請がつきまとう」と言っており
宮崎駿監督のように「設計に必要なのはセンスだ。技術はその後についてくる」とは言っていない。
そして兵器を作ったことに関して、特に悔恨の念は無いようだ。著作に九六式艦戦と零戦の戦果が素晴らしい事が誇らしげに書かれている。
www
堀越二郎
零戦こそ当時の日本人の創意と不断の努力が、みごとに結晶したものだったということを、多くの日本人および世界の人が認めてくれている。
そして、その零戦を生み出した技術の伝統や技術者魂は、いまもなお、日本人の中に生きていると思う。
当時、喜びと苦しみをともにした多くの仲間もまだ大部分健在で、航空技術だけでなく、広く日本の技術がさらに飛躍するように尽力されている。
私は、私の半生をかけたこの零戦が、なおも日本の技術と日本人の心の中に行き続けているのを知って、深い安堵と満足を覚えるのである。
本人はそう言ってても外から見てると軍事に頼ることでしか技術を発揮できないってのはちょっと悲しいわよね
そうやって人類文明が進歩してきたって歴史の積み重ねが現実ではあるんだけど
シコルスキーも駿の好きな人物だが、エンジニア兼パイロットなので
劇中の二郎が目標とするにはちょっと……w
655 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 15:38:55.97 ID:jItF9l1S
史実の堀越二郎と同定するのは失礼とすら感じる
それほど劇中の主人公はクズ過ぎる
>>643 ジブリだからか捕まえた時一瞬宙に浮くと一瞬思ったのに浮かなくてびっくりした
>>602 まずそうだったよな、わざとなんだろうけどええ?って思った
旨そうな料理は何てアニメ?
堀越二郎ってのは単なるモデルで近代航空史の兵器と技術者の関係性をアニメ映画で描くためのダシでしかないから
本人とは別人ととってもいいかもな
結核少女は客寄せ
659 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 16:01:04.14 ID:jItF9l1S
劇中なんども薄情者って言われるけど本当にその通りでラストに至っても自分がしでかした事の非情さに自覚的でない気がする
何時もの調子でぼんやりしてて自責の念は全く感じなかった
なんか監督自らが自分の生み出した堀越二郎ってキャラと実在の堀越二郎がごっちゃになってるんじゃないかという気がしないでもない・・・
当時の人々は目標なんかなくても目の前のことを精一杯生きていたと、パヤオはどこかで言っていた。
やれることが広がりすぎてやりたいことがわからない現代人が、震災によってもたらされた思想的ベクトルは、
この映画が示しているそれよりも強烈に、パヤオが言わんとしている希望のあり方へと我々を近づけた。
したがって、この映画を作る意味も震災以降は変化を余儀無くされたのは想像に難くない。
最後まで悩みあぐねた顛末をあの呆気ない幕切れが代弁している。
>>657 動画じゃ、ないじゃないか、
という、ツッコミはおいてください、
げんしけん二代目第三話で出てきたスパゲッティ。
斑目さんがナイスガイに見えた。
663 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 16:51:39.08 ID:jItF9l1S
主人公はマジクズだしオブラートにも包まないスゲーブラックな話だし本当にジブリのアニメなのか?
出来自体は文句ないがなんか道徳的に受け入れられない
二郎は世間付き合いがウザくて嫌いなんでしょ。
>>625 じゃあ最期の煉獄はいつだったんですか?正確にお願いします
666 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 16:56:50.48 ID:pmtaqDCY
小説を当たり前のように映画にするけど、本来別物だということを理解しとくべき。絵画を音楽には出来ないように、詩は小説にはできない。
667 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 17:10:24.57 ID:z2jTWsqB
>>643 菜穂子の帽子追っかけて茂みに激突のとこも、ディズニーやんって思った
ID:jItF9l1S
屑はお前だろ?何分かった気になって論評してんだか。
669 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 17:19:39.61 ID:jItF9l1S
逆に主人公を肯定出来る人間が高評価なのか?
俺は全く協調出来なかったよ
>>639 登場人物がフィクションなのはかまわんが、
”太平洋戦争前夜”という”史実”を舞台にしている以上
そこでウソついちゃうと土台がグラグラになっちゃうのよ。
人物も架空、舞台も架空、、、
そこまで考えてフと気付いたんだけど、これって「紅の豚」と
同じだよね? もちろんどちらもモデグラに連載された
パヤオの趣味全快妄想マンガが元になってる訳で、
似てるのは当然なんだけど、今回の映画化はもっと違うと
思ってた。覚悟がどうのと言ってたから。でも手法とか
妄想具合は同じだわ。方や1939年ごろのイタリアの
アドリア海を舞台にした架空の人物による架空の物語。
方や1930年代の日本を舞台にしたほぼ架空の人物の
ほぼ架空の物語。前者は明るく陽気な雰囲気だから
気付きにくいが、構造的には同じだってわかる。
つまり飛行機の描写には妥協しないが、その他の部分
は演出優先、自分の趣味優先なゆるい映画だったって
気付いて、オレ的にはかなりの部分で納得できてしまった。
>>670 もともとの原作に妄想って明記してあるもんなー
すんごいお金かけた贅沢な妄想になってるわけですよ
私は好きだけどね
>>611 これ読んで永遠の0ファンがショック受けてるけど
パヤオは元々そういう奴だから気にすんな
昔は糸井重里とかディズニーにもケンカ売ってたけど
いつの間にかがっつり提携してる
また言いたい放題のオヤジが調子づいてなんか言ってるよ、ぐらいに思ってけ
いやもうパヤオの評価変わることないでしょ多分
「ボクが一番零戦のことをわかっているんだ」と言いたいだけちゃうか
一種の同類嫌悪
エンジニアやクリエーター系じゃないと心から理解出来ないかもね。へたれ文系とか、ましてニート風情には無理だね。
わかる人にしかわからない映画だから。
モデルグラフィックスだと九試は好き、九六式艦戦は普通、零はそんなに好きじゃないみたいなこと言ってたような
実際の堀越二郎は煙草を吸わなかったらしいね
酒も滅多に飲まなかったらしいし、魚も嫌いだったらしい
>>674 だよね。しかもcutのインタビューでは永遠の0とか一言も言ってないんだよね
>>675 そんなお前は文系にモノ作らされてるんだろw なに作ってんだよwww
>>674 ルパンについても「ルパンはもう終わった」とか言って必死にルパンを否定しようとしてた
自分たちが始めたわけでもないのに、自分のおもちゃだと思い込むところがワガママ勝手な
性格を示している。
>>642 江戸時代もその前も十分酷い国だったよ
幕府は贅沢三昧なのに農村は過酷な年貢の取立てと飢饉で食うや食わずだった
682 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 19:00:38.21 ID:KZ5IsPvX
自分や異性に強い幻想を持っている、持っていた人間にシンパシーを湧かせる強烈なエッセンスが込められているとは思うよ。
683 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 19:04:23.32 ID:kro9dO7A
>>675 風立ちぬ信者にはこうやって平気で他人を見下すやつが多い
好き嫌いは個人の問題なのに教養がないとか人生経験がないとか的外れな批判するやつ
映画の内容からしてそういう勘違いしてる人に受けるようになってるんだろうね
理解出来ないからって卑屈にならんでいいぞ。わからないものは仕方ないじゃないか。
つうかエンジニアとクリエーターって随分と性格の異なる職種な気がするけどな
ちょっとは自分のアタマ使って考えればいいのに
それと、好き嫌いと理解出来る出来ないは別問題だからね。理解出来なかったものを好き嫌いの問題にすり替えたらだめね。
永遠のゼロの著者は、あべ首相と対談して
さっさと憲法9条改正して、軍隊創設しましょうよ!と直訴するような香具師ですよ。
エンジニアとクリエーターは、もの作りという共通点がある。
そもそも理解できなかったのなら共感もしないし好きにもなれないだろ。
ある意味試金石なんだよこの作品は。
>>687 理解できても好きにはなれない場合もあるだろ
逆にまったく理解できてない、または理解できたつもりになってるだけのやつでも風立ちぬはいい映画と思う場合もある
クリエイターにしかわからないとでたらめ言ってるやつは後者
クリエーターじゃないお前に出鱈目かどうかの判断をすることは原理的に不可能。せいぜい負け犬の遠吠えレベル。
わざわざ理解出来ない映画を金払って見てご苦労。
技術者でつまらなかった人いなかな、できれば多少は自分が作りたいモノ作れてる人で
アニメーターとかはいいや、絵描きの天才である駿さんを批判できないだろうし
4回目鑑賞終了。もうBDが出るまで見なくても我慢出来るかな・・・いや、
年末ぐらいにもう1回ぐらい見たいかw
しかし、他でも言われているけど、1回目では気が気が付かなかった事に2回目で
気が付き、その後も見る度に新しい気付があるね。が、新しい発見がある度に
「そんなの、普通に見てる人間には分からないだろ」と突っ込みたくなる程、
細かい所(背景の小さい文字とか)でさりげなく演出や説明がされていて、それに
気が付く事でより物語の理解が深まる作りとなっている。
この映画は映画好きで作品を能動的に理解しようと言う姿勢がないと十二分に
楽しめないと改めて思った。
隼型の試験飛行速度は時速270kmだったけど、現在の東海道新幹線の最高速度と同じだな
エンジンは誰作ってたの?
まあエンジニアとかクリエーターに限定しなくても
ごく普通の社会生活や家庭生活を犠牲にしてでも
優先する(せざるをえない)情熱の対象がある人ならピンとくるんじゃないか?
情熱だけじゃなくて使命感ってのもあるよ
目の前のテスト飛行で落ちたり、戦闘で簡単に撃ち落とされたりしないように
それこそ命がけで飛行機を作らなきゃいけない
>>670 風たちぬ。を見た後に、紅の豚を見たんだか、
紅の豚。の緩さにすぐにチャンネルを変えた。
幼女が空賊?と戯れるところとか、あぁ、あのとき、幼女をぶん殴りたい衝動に駆られた。
美☆少女には夢とロマンと膜があるからな。
駿も世間体を考えないで
奈穂子(14)
位の設定にすれば、俺は認めたのに。
>>703 菜穂子の父が二郎が同じホテルだと思ったのはあの時代の軽井沢には
ホテル自体が1つしかなかったとか、もしくは二郎が歩き去った方向が
泊まってるホテルの方だったから、とかかな?
二郎が翌日にまたあの草原に行ったのは、あの近辺で歩き回れるような
場所がそこぐらいしかなく、単に気晴らしに散歩してたんじゃ?
で、泉に続く道の入り口で菜穂子のキャンバスを見かけたから入っていった
ってことだと思う
>>703 ホテルは社交場でもあるから身なりでわかる
菜穂子に出会ったのはたまたま(実は菜穂子が罠を仕掛けていた説有りw)
そういやお絹も二郎のことが好きだったんだろうか?
震災の時に背負われたのはお絹だし
708 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 21:42:56.03 ID:TulqBJ70
>>695 >作品を能動的に理解しようと言う姿勢
こういうものを持ってるのは宮崎の熱心なヲタだろう。
観客に強制するのはおかしい。
宮台の美意識働かせたら凄い飛行機作れたみたいなショボい話ってのが一番しっくりくる
二郎と菜穂子は婚姻届提出したんだろうか
>>672 そういえば宮崎駿は「コンビニは文化ではない!」という暴論を以前よく書いてたけど
今じゃローソンと特別協力だもんな
普通に考えて、コンビニこそ庶民の欲求をそのまま商品陳列棚に反映させた
文化人類学的な研究対象として重要な文化をたたえた企業のあり方だと思うけどな
宮崎駿は「俺はコンビニが嫌いだ」と言えばいいのに、それを「コンビニは文化じゃない」
というような言い方を取ることによって自分の好き嫌いを一般的な正しさだと
言いくるめようとしているわけだ
>>611 山崎のナウシカ実写3部作計画、完全に終わったなw
そして、2chでもそういった宮崎の文章を読んだらしく「コンビニは文化じゃないよね」
としたり顔で書いてる奴を何人も見かけた。宮崎駿のアニメが面白いかどうかと
宮崎駿の発言が正しいかどうかなんて何の関係もないのにね
715 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/26(木) 22:55:04.27 ID:lhpZcUhs
>>ID:RZPBOu9i
>堀越二郎と堀辰雄をごちゃ混ぜにする意味がわからない
観に行く前に分かってただろ?よく観に行ったな。
>笑いがほとんどない
何でだと思う?
>ワガママ勝手な性格を示している。
他人に間違いを指摘されても余裕でスルーする、ID:RZPBOu9iのワガママ勝手な性格。
>コンビニは文化ではない
ソースくれ。
>>707 おそらく絹も二郎の事が好きだったと思う
白馬の王子様と慕うくらいなんだしな
借りていた物を返しに行ったのは、嫁に行くにあたって気持ちの踏ん切りをつけるためだったと思われ
>>716 なんかお絹が二郎とくっついた話も見てみたい
むしろそっちの方がうまく二郎を支えてくれたりして
>>717 そうかもしれんね。
二郎も最初は絹の方に気があるような感じがしたしな
おまえらってホント想像力豊かで、限りなくおバカだよね。
まあご自愛ください。www
>>718 大学の昼休みに昼食を取って戻ったら震災の時お絹の足を固定するために
使った計算尺とシャツが届けられてて、それで慌てて飛び出してお絹を
探してたしな
岡田厨が息を吹き返したか
つうか、風たちぬ。絶賛してる人間に男っている?
なんか、このノリ、
このノリ。女だよな、
俺は風立ちぬ好きで男だよ?
>>692 それは大間違い
クリエイター「しか」わからないのはでたらめだというのは誰でもわかる
一人でもクリエイター以外で理解できる人がいれば反証可能だから
むしろこの程度の初歩的論理も理解できないのになぜ風立ちぬを理解できたのか疑問なんだが
自称クリエイターが勝手な思い込みで風立ちぬをわかった気になり他の解釈をする他人を見下してるだけだということが露呈した
>>718 そこら辺は岡田斗司夫の解説でしっかり説明されてる
728 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 00:01:48.43 ID:3/tsN2Nc
明確な三部構成にすりゃ良かったのに。
序・破・急でさw
@少年時代、航空設計家になる事の決意。
大学時代、震災での菜穂子との最初の出会い。
A三菱に就職、航空設計家に。
七試の挑戦と失敗
B軽井沢での菜穂子との運命の再会
九試挑戦への決意と成功
そして十五年戦争へ
@の冒頭で、カプローニと出会い、航空設計家という夢を授けられる。
Aの冒頭で、夢の実現てかそのスタートラインに立った時、カプローニと再開
創造の時は10年だと教えられる。
Bの最後に、創造の10年が終わった時、カプローニと再開する。
そうすりゃもう少しメリハリが出た、はず。
ぼくの考えた最強の風立ちぬってかw
730 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 00:07:10.01 ID:zvv9p2/G
>>729 これかw
・九試の試験飛行が成功した後の、カプローニとの再開、最後の夢想シーン。
カ「あれが君のゼロか。うむ、美しい飛行機だ」
そして、
・菜穂子の死のシーン。
・零戦の開発シーン。
・支那事変から大東亜戦争初期の巴戦における連戦連勝シーン。
・大東亜戦争後期での空中戦連戦連敗シーン。
・そして特攻シーン。
これらを走馬灯のように描く。
最後の特攻シーンで、敵艦からの迎撃でキャノピーが吹っ飛ばされ、
パイロットの戦闘帽が風で吹き飛ぶと、そこには眼鏡をしていない次郎の姿が。
(つまりはもし次郎の視力が良かったらの、パラレル世界の描写。)
そして「ダッ〜〜ッ!」と叫びながら敵艦に突っ込む瞬間に走馬灯が終わり、画面暗転10秒。
(暗転した画面がゆっくり光を取り戻して、)
カ「あれが君のゼロか。うむ、美しい飛行機だ」
次「あれは、、、、翼の生えた、私達の、棺桶です。」
カ「うむ、しかし美しい事に変わりはない。たとえそれが血反吐を吐いていようとも。」
最後に菜穂子が出てきて、
次「な、菜穂子。。。」
菜「来て。」
次「(菜穂子の方に吸い寄せられ、泣き崩れて)すまない、すまない。」
菜「(菜穂子、次郎の眼鏡を外して接吻し、そして小指を重ねる)生きて、約束。」
次「ありがとう、ありがとう。」
おわり
で「ひこうき雲」が流れる中、零戦パイロットの全死者名簿をテロップで流す。
ニューヨークフィルムフェスの感想があがってきてるねえ。
アメリカ人には高評価だ。
また自称クリエイターwが騒いでんのか
アメリカ人はまた上から目線か? 戦勝国は余裕だな。
734 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 00:58:22.71 ID:zvv9p2/G
まぁ
>>728>>730の方がオリジナルよりよっぽど良い罠w
当然、自画自賛だがww
俺みたいなド素人にダメ出し改善案提出されるようじゃ、
ハヤオも老いさらばえたものよ。
>>733 日本人にも、ここみたいに色々な意見を持ってる人がいるように
アメリカ人と一言でいっても色々いるだろう
736 :
!ninja:2013/09/27(金) 02:23:55.39 ID:jCyzW8SA
3回目行こうかな
カプローニの夢が何回も出てきてしつこいと感じる人多いけど
あれが肝だと思う
738 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 05:16:32.56 ID:7/DyGi/Z
>>726 いまだに、岡田説なんて信じてるのかよ。
>>734 >俺みたいなド素人にダメ出し改善案提出されるようじゃ、
お前誰だよ。
好き勝手なことは誰でも言えますが?
二郎が感情を表わさない痩型の天才として描かれているから熱気がこもらず話が薄い印象。
>>725 反証の仕方を偉そうに解説しなくていいから、さっさと実際に反証しなさいよ。負け犬君
言ってることがいちいち的を外してると思うがね岡田トークは。あんなもの評論とは言えないわ。
>>741 こういうのを真に受けちゃう情弱がいるのが怖い
岡田は自分のちんぽしゃぶってるだけ
創造者の力は個人的な個性だから
後継者はいなくてあたりまえ
岡田トークみたいなものに説得力を感じるという時点で信者ってことですよ。自分の頭で考えようとしないからそうなります。信者入りおめでとう!
>>746 ちゃんと自分で考えてますよ。だから評価違うし。
ちゃんと読んでください。
ただ俺は気付かなかったところも見ててすごいな、と。
あなたも岡田よりすごいところ見せてくださいよ
気づかないところに気づいてるんじゃなく、曲解なんだよ。それが見抜けない程度なら、自分の頭で考えていても、バカの考え休むに似たりレベル、ってこった。
>>748 バカな俺に博識なあなたの見解を見せてくださいよ
どこら辺がどう曲解なのか
>>748 曲解っていうなら作者本人以外の論考はすべて曲解だろw
751 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 10:57:14.93 ID:epKzm/ri
パッと見て、自分なりの感想としては
二郎と菜穂子というのは今までの宮崎作品に登場した少年少女の成れの果てなんだなと思った。
ああ、こういう夫婦になるんだなと。でも岡田氏の説明も納得できる。
しかし、なぜ二郎は薄情者として描いているのかがわからない。
二郎が宮さん自身だという話もあるが、俺は薄情者だということを言って何になるのだろうか?
何故そこを疑問に思うのかが分からない
>>749 バカなオマエに言ってもわからんだろ?
なにを言われても岡田様マンセーしか言えないんだから
パヤオは病弱美人が好きなのだろうか
>>708 押井守との対談だったと思うけど、「糸井重里なんてコピー書いてるだけなのにどこがえらいんだ」みたいなこと言ってる
80年代前半ぐらい
まあ、糞映画の養護なんか、
著名人の名前使うしかないからな、
自分の言葉がないなら、
黙ってROMってろ。
風たちぬ。は糞映画。
岡田の考察みたけど完全にこじつけでワロタ
あと岡田本人は「深読みし過ぎかもしれないけど」と一応エクスキューズは付けてるが
コメントの岡田信者が完全に定説として捉えててウザすぎ
そいつら宮台や前田の批評をアホみたいに叩いてたが
予備知識無しの大多数が感じる感想はあっちの方が近いだろう
>>652 >零戦こそ当時の日本人の創意と不断の努力が、みごとに結晶したものだったということを、多くの日本人および世界の人が認めてくれている。
キモイな
何自分が日本代表みたいな気分になってんだよこいつ。何様のつもりなんだよ。
パヤオは情弱美人が好きなのだろうか
760 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 14:33:29.62 ID:bSKjqdW5
いかなる作品であれ、最大級の否定は「無関心」なんだそうだ。
肯定にせよ否定的コメントにせよ、
これだけ躍起になってコメントされるというのは、
神作品の認定が浸透している証左なんだね。
頑張ってコメントよろ(^O^)/
>>753 そんなこと言わずに教えてくださいよ〜
それとも他人を批判することしかできないんですか〜?
お前位のレベルの信者にわかるように説明することは不可能だわ。受け手の問題だけは如何ともし難いからね。
我が身の無知を呪えば?
>>762 わざわざIDまで変えてw
説明できる文章力が無いことをわざわざ宣伝しにくるとはw
764 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 15:24:34.25 ID:EGTi2cP8
>>758 日本人なんて劣等民族は布と木で作ったボロ飛行機しか作れないと思われていたのに
ジェラルミン製の高性能戦闘機を作った技術者ですが何か?
とりあえず嫁さん欲しくなった
二郎が映画の中で(ゾルゲらしき人物が)うまく出国できればいいが、とか言ってただろ。
やはりパヤオなんて共産ソ連の手先でしかないね。
モスキートやタイフーン、テンペストは
強いぜ
格好いいし
二郎のモデルの一人が立原道造なら菜穂子のモデルは道造の恋人の可能性もあるかな?
痩せて背の高い男と美少女のカップルでまんまだし髪型もふわふわボブで似てるんだが
このカップルは道造が早くに結核で亡くなるまで清い関係だったそうだ
だから宮崎さんが映画の中で一緒にしてあげたんじゃないかとか妄想している
道造は東京帝国大学出の建築家で夢見るような風の詩をたくさん書いた
>>763 IDは勝手にかわるんだよ。お前みたいに自宅で引きこもってちゃわからんだろうがね。
>>764 オリジナルで発明したものなんてなんもなくて
逆ガルだの枕頭鋲だの全部元からあってものを「採用」したに過ぎないのに
随分偉そうだなって思っただけだよ
>>758 デスゲームの日本代表だわな。
デスゲーム=戦争
俺の行間は読んでくれねーみたいだから、解説加えるわ
( ・ε・;;)いや!
二宮忠八の例もあるし。
>>770 新技術を「採用」するだけでも技術や創意工夫が必要なのに随分偉そうだな、お前。
七試のときには採用したくてもできない技術がたくさんあったのに。
つうか、岡田。
すんげぇ小物持ち出すよな。
つうか、岡田ってなにやってる人なん?
俺のなかじゃ、宅八郎と同じカテゴリーにいるんだけど、ガイナック持ち出すなら、関係者の宣伝、身内の擁護の構図だし
>>773 文系ってのは新規開発とプラモデルの組み立ての区別すらつかないもんだよ。目に見えない、表にでないノウハウなんて理解不能だから。
自分がかなり偉そうなこと言ってる自覚も全くないからね。
放置しとくしかないです。
岡田説だって楽しめばいいのに
なんでムキになって否定する人が出てくるのかね。
よくわからん。
ムキになって奉ろうとする信者がうざいからだろ。
>>777 そういう印象ないなあ。
岡田の名前が出たとたん、全否定する人が飛んで来るんで
不思議に思いながらヲチしている。
いやいや、日本は英国より一世紀も遅れて産業革命が起こったし、
技術が遅れていて当たり前なんだけど、
そういうふうに欧米と比べて日本を貶めるやり方が左翼の常套手段なんだ。
俺は岡田とほとんど同じような見方をしたけれど評価は正反対だわ
主人公はクズだとしか思えない
ちゃんと読むと直接的な批判じゃないんだけどね。
他雑誌にかかれたインタビューをいまさら一部転載するだけで一仕事なんて楽な仕事だこと。
>>773 オリジナルのものを作るのと
既存のものの寄せ集めをする小手先の創意工夫では
独創性のレベル違うよ
今も昔も一番偉いのは誰も考えたことのないことを最初に考えた人な
あとそれから寄せ集めだから知識が必要ないなんて言ってないからな
秀才ではあったけど独創性のある天才ではなかったって言いたいだけで
別に必要以上に貶す気はない
どこからが独創領域かなんてエンジニアじゃないとわからんからね。逆ガルとか名称だけで同一カテゴライズ視して、わかったつもりになっている木っ端文系が日本をダメにするんだよ。
結局お前はなーんにもわかってないと思えるわ。気の毒だけど。全然ダメ
賛成
791 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 19:54:09.07 ID:wk0/+OX5
今回はタイトルに〜の〜ってないけどなんでかな?
>>785 お前の定義だとオリジナルの工業製品などどこにも存在しないことになる。
特に飛行機のように様々な技術を結集したものはな。
最初に思いつくこととそれを実現することには大きな隔たりがある。理論だけではダメなのだ。
>>零戦こそ当時の日本人の創意と不断の努力が、みごとに結晶したものだったということを、多くの日本人および世界の人が認めてくれている。
>キモイな
>何自分が日本代表みたいな気分になってんだよこいつ。何様のつもりなんだよ。
堀越二郎はそのことをちゃんと理解してる。君は不必要に貶してるね。
793 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 20:12:14.70 ID:I4vNjgz2
>>788 同意。組み合わせの大切さを知らない甘ちゃんの戯言だね。
>>792 >お前の定義だとオリジナルの工業製品などどこにも存在しないことになる。
ん?意味不明なんだけど
コピーはオリジナルのコピーだからコピーって言われるわけであって
オリジナルのないコピーが存在するわけないでしょ?
>>794 零戦のことをコピーと言ってるならそれは間違いだと言ってる。
他にオリジナルが存在することがコピーの条件なら零戦のオリジナルなんかない。
そろそろつまらない言いがかかりはやめようぜ。
>>795 まあいずれにせよ外から既存のものを借りてきて寄せ集めたものであることは確かだな
オリジナリティが存在するとしたらせいぜいその組み合わせ方に過ぎない
もちろんそれだって高度な知識を必要とするだろうが
そういうのは独創性とは言わない、普通は
で、俺はさっきから何を言いたいのかというと
そんな外から借りてきたものの寄せ集めをもって
「日本人の創意と不断の努力が、みごとに結晶したもの(キリッ)」
とか言われてもお寒いですねってことよ
黒川邸は名古屋のどの辺なんだろう
現在の千種区か昭和区辺りだろうか
>>796 アメリカやイギリス、あるいはドイツの航空機はその部品から設計思想まで全て自前のオリジナルだと思うわけ?
800 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 21:34:52.47 ID:zvv9p2/G
クリエイションって言ったって、
ソフトウェアとハードウェアとでは大分違う。
(当然ハヤオはソフトウェアのクリエイター)
ハードウェアって言ったって、
100年前のエジソンやライト兄弟の時代と
それ以降では大分違う。
ソフトウェアだと極端に言えば、アイデア一発、
センスとヒラメキの勝負。
ハードウェアでもエジソン位の時代ならそう。
(まぁエジソンは「1%のヒラメキと・・・」って言ってはいるが)
ハードウェア後期だと技術の裾野の広さが決定的に必要。
スの入らない鉄の鋳造技術。
1/100mmの工作精度。
構造計算。
UFOが一機落ちてきたとして、それと同様のモノを作るのは至難の業なわけ。
日本は九試においてそれをやり遂げたって事。
人類にとっての不可能を可能としたライト兄弟の初飛行とは確かに違うけど、
日本にとっての不可能を可能とした、誇らしい坂の上の雲のゲットではあったんだな。
801 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 21:47:43.64 ID:zvv9p2/G
岡田論も宮台論も面白いでしょ。
自分の得意分野にたぐり寄せるチカラ技の解説って感じでさw
北斗の拳で例えれば、秘孔をことごとく外してはいるが、
その突きの力強さはナカナカだ、みたいなww
二郎がお絹に惚れてた説ってのは無理があるけど、
・菜穂子が油絵セットを泉の入り口に置いてたのは・・・
・菜穂子がお絹の結婚出産話を真っ先に二郎にしたのは・・・
ってのは面白い見解だしね。
堀越二郎自体が、煙草を吸わないコミュ障ってか孤高の人みたいだし、
九試のフォルムを観れば「美への偏執」があった人ってのは分かる。
だけどこの映画の二郎からはそれが十分に伝わらないって言うか、
常軌を逸したエキセントリックなキャラ作りにはなってないんだよね。
まぁ駿自体が、そういうイカニモな天才のステレオタイプに押し込める事を
拒否したんだろうけどね。
「薄情者」って事にはなってるんだけどさ。
>>768 俺も思った。
アニメの菜穂子は立原道造の彼女の面影がある。そして堀辰雄の小説菜穂子では、菜穂子が思いを寄せる男のモデルが立原道造。
804 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 22:11:22.72 ID:7/DyGi/Z
>>741 >岡田がキライなだけ
好きでも嫌いでもない。
ただし、他の人より面白いことをペラペラ喋るおじさんぐらいの認識。
ただし、喋っていることが合っているかどうかは別ww
>「最高傑作」
これは同意。
>的を得ている
× 的を得ている
○ 的を射ている
>解説
どう考えても絹説は無理筋だわ。
描写が全く無いし。
岡田の妄想に過ぎない。
805 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 22:13:58.72 ID:zvv9p2/G
これを宮崎駿の最高傑作とするのには、断固反対するよw
宮崎駿にも「最高傑作」という称号にも、それは失礼。
至高の駄っ作
>>804 基本的に他人(肉親すら)への関心がない男が計算尺返しに来た女に対する執着を見せてるんだから
やっぱり惚れてたんじゃないかと思うんだが
808 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 22:23:03.02 ID:zvv9p2/G
軽井沢のシーン。
菜穂子(そしてお絹)にとってはもとからして伝説の白馬の王子様。
その王子様との運命の再会。
しかも震災の時は二郎の帽子を菜穂子がナイスキャッチ。
軽井沢では菜穂子のパラソルを二郎がナイスキャッチ。
泉の入り口に油絵セット置いて、その奥でじっと祈りながら待つ。
「もしあの方が私の運命の人ならば、ここに来ますように・・・」
とか願掛けながら。
そしたら、キタ〜〜〜〜〜〜〜w
もう菜穂子からしたら二郎は運命の人認定、完了。
二郎はそうでもない。
で紙飛行機初号機を作り「あなたの元へ届きませ」っていって
飛ばしたら、屋根に引っかかっちゃった、ヲイヲイw
でそれを取ろうとたら菜穂子がベランダに出て、キタ〜〜〜〜〜〜〜〜〜w
で初号機は風に乗り、菜穂子のベランダへ。
二郎も菜穂子を運命の人認定、完了。
最後にダメ押し。
紙飛行機弐号機を菜穂子めがけて飛ばしたら、菜穂子ナイスキャッチ。
その時落ちた菜穂子の帽子を二郎がナイスキャッチ。
もう二人は互いを運命の人認定。
でプロポーズ。
809 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 22:23:05.44 ID:7/DyGi/Z
>>809 じゃああそこで駆けだした意味はなんなの?
他人に対してあんなに必死なシーンは菜穂子が喀血で倒れる時ぐらいしかないんだが
811 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 22:26:18.89 ID:7/DyGi/Z
>>810 駈け出しただけじゃん。執着なんかしていない。
逆に、二郎が絹に惚れてないとしたら、
あの場面でどんなリアクションをするのが自然なの?
>>811 いつもの調子だろ
飄々と受け取って終わりだ
813 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 22:29:13.08 ID:zvv9p2/G
ムチムチのケツとムネを持つ同い年ぐらいのお絹タソ。
けっこう美人でもあった。
それを2年前にオンブプレイした二郎。
さてさて、そのお絹が今しがた計算尺を返しに来て去った。
ヲマイはハタチ前後のサカリの季節。
さてさてさて、貴方ならどうする?
814 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 22:33:40.62 ID:7/DyGi/Z
>>812 いつもの調子って何だよ。
それ、めっちゃ不自然じゃん。
怪我してるところをわざわざ助けたんだろ?
その後どうなったのか、怪我はちゃんと治ったのか、
気になるのが普通だろ。
それと、お前の常識では、
走る=惚れている
なの?
>>814 >気になるのが普通だろ。
無関心なのがこの主人公だろ
大体それだとあのシーンの意味もお絹の存在意義も全くない無駄って事になるぞ
816 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 22:43:46.82 ID:zvv9p2/G
震災で菜穂子&お絹に第1次接近遭遇
で次に出会うのが軽井沢だと間が開きすぎる。
でアクセントとして計算尺をお絹に届けさせ、
妹の加代を一瞬菜穂子に見せかけたわけだね。
これが第2次接近遭遇。
で軽井沢での運命の再開と相成る。
これが第3次接近遭遇。
シベリアの件を考えても主人公が他人を慮れないマジクズだって事はわかりそうなもんだが
818 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 22:44:24.11 ID:7/DyGi/Z
>>815 >無関心
それは間違い。二郎は決して無関心なわけではない。
様々なことに関心を持つという描写がされている。
軽々しく表に出さないだけの事。
>存在意義
ストーリー的な事で言うと、
地震で菜穂子が怪我して、菜穂子を助けましたじゃあ、
あまりにもご都合主義だからな。
間接的に菜穂子を助けたってのが、まぁ、自然だな。
やっぱり少し無理があるけど。
>>818 震災後に家族に手紙も寄こさない奴が何とも思ってない奴にあれだけ執着するわけねぇだろ
そんなまともな人間じゃねぇよ
820 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 22:50:26.89 ID:7/DyGi/Z
>>817 シベリアの件でクズ認定?
お前、普段、どんだけ立派な人間何だよ。
謝る準備しとくから、お前の普段の立派な行いを
少しだけでも教えてくれよ。
>>819 >執着
だからどこが執着なんだよ。
走ったから?
歩けば良かったの?
曖昧な演出のせいで論争が…
822 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 22:54:40.38 ID:zvv9p2/G
てか作話する側に立ってみそ。
プロット(あらすじ)は決まった。
で後はその基本骨格に肉付けしてくわけ。
で色んなエピソードを重ねるんだよ。
それが上手くいかないと貧相な作品になっちゃうの。
いっぺん短編小説でも書いてみりゃ分かるよ。
いかに肉付けがメンドイか。
夏休みの宿題で、読書感想文じゃなくって、
短編小説つくらせりゃ良いんだよなぁ。
一端お遊びでも良いから作り手側に立たせてみる。
そっちの方が結果として作品読解力も増すわけだし。
>>820 俺がクズなら作中人物が聖人にでもなるのか?
そりゃびっくりだ
>>820 走ったからだよ
あれだけ主人公が必死なシーンは作中ほとんどない
824 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 22:59:47.54 ID:7/DyGi/Z
>>823 >クズ
クズ認定の基準がおかしいと言ってるんだよ。
>走ったから
惚れ認定の基準もおかしいぞ。
こりゃ、うかつに走れないな。
ボルト、どんだけだよ。
駿は、走った方が映画的に盛り上がると思っただけなのに。
昔の作品から、走りまくってるじゃん。
825 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 23:02:07.20 ID:zvv9p2/G
@惚れてる
↑
A何気に気になる存在
↑
B無関心てか興味なし
@とBの間には当然Aがあるわけだが、1か100かで間のない人間ってか、
白と黒との間には広大なグレーゾーンが広がってるって認識の
無い人間ってか、いるよね。
826 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 23:02:11.55 ID:raXDbmRO
シベリアのシーンと子供のころ下級生を助けるシーンは
地続きで、それは二郎の美学に沿った行為なんだろう。
震災で直子とお絹を助けるのもそうかな。
つまり、二郎は飛行機や女や善人とかが好きということ?
>>824 作中主人公が如何に社会性を持たないかはいくらでも書かれてると思うんだが
走ったのが問題なんじゃなくてあの飄々とした奴が必死になったって事が重要なシーンだろ
あれだけ描写されて台詞でも何度も「薄情者」と呼ばれている主人公が如何にクズなのかも分からないんじゃ
他のシーンの読解力もお察しとしか…
映像で説明してるのが大部分な映画なのに
>>826 綺麗なものが好きだし困ってる人がいたら助けるけど
そこに相手を思いやる気持ちは持ち合わせていないという人格なんじゃないか?
829 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 23:10:04.99 ID:zvv9p2/G
>>826 美学ってか美意識ね。
「柔らかな人情と善意の人」ってより、人はこうあるべきだっていう
一種の義務感で自分を律してるタイプなんだろうね。
そしてそれが自分にとって生理的にしっくり来るってか。
週刊文春に載ってた駿のエピソード。
ジブリ関連のパーティー。
出席者は全員名札ぶら下げる事になってる。
駿もぶら下げてた。
駿に「ここに宮崎さんの事知らない人はいませんよ。」
って言ったら「こういう物ははちゃんと下げるもんなんです。」
と駿は返答。
駿らしいよね。
名札の機能ってのはさ、人物と名前を一致させる事。
駿っていう人物と名前を一致させられない人はそのパーティーに
一人もいない。
だけど駿はそれを下げる。
それは「柔らかな平等感」ってより一種の潔癖症的義務感からなんだよね。
830 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 23:10:34.13 ID:8y0xDFz4
>>796 零戦どころか飛行機の事すら良く知らない奴ほど偉そうに断言するよな
能書きは解説書一つくらいは読んでからにしようぜ
シベリアも下級生やお絹を助けるのもノブリス・オブリージュだろう。
格式がある家な上に東大生のエリート度が今より遥かに高い時代だから
そういう意識を叩き込まれていてもおかしくはない。
ノブリス・オブリージュを遂行できる=善人と言うわけではないが
筋の通った男ではあると思う。
832 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 23:14:46.87 ID:zvv9p2/G
フロイト風に、
超意識(超自我)
意識
無意識
の三階建てで説明すれば、
無意識から意識へと湧き上がる情緒によって人助けやシベリア与えるんじゃなく、
超意識から意識への命令で人助けをし、シベリアを与えたんだよね。
駿はさらにユング風に集合的無意識を匂わせる発言をしてるわけだけどね。
833 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 23:15:52.51 ID:7/DyGi/Z
>>827 >社会性を持たない
オレは、無関心ではないとは言ったが、
社会性を持っていて、常に適切な行動が取れるとは言ってないぞ。
>必死
急いではいたが、必死とまでは言えないな。
会おうと思えばいつでも会える家族と、
もう、一生会えないかもと思っていた相手とじゃ、
リアクションも違うだろ。
つーか、お前は家族と会う度に、感動の再会をしているのか?
>他のシーンの読解力もお察しとしか…
っ鏡
てか、もういい加減、オレも面倒くさいから、
駿に直接手紙でも書いて、聞いてみろよ。
絹に惚れてたんですよねって。
てか、岡田でもいいや。ニコ生のコメントで。
多分、違う答えが返って来るから。
834 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 23:18:15.81 ID:raXDbmRO
<<829
「物を作る人間は〜であってはいけないんです」
みたいな言い方をよくするね。
教条的というか、理由はよくわからんけど、かくあるべしみたいなのが先に来る。
そういうのが設計主義的(左翼)な思想に繋がってる感じがするね。
あのおっさん。
黒川夫妻には子供はいなかったんだろうか
>>833 あなたは大震災の後家族と安否確認はしなかったさみしい人なんですね
ってかお前がどう思ってるのかとかどうでもいいのよ
「俺はこう言ってない」とか「俺はそう思わない」とかそればっかじゃねーか
お前がどう思おうが俺の意見は「主人公はクズ」の一点だよ
映画は良く出来てるよ?でも主人公が全く受け付けなくてダメだわ
837 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 23:22:35.30 ID:7/DyGi/Z
>>836 >あなたは大震災の後家族と安否確認はしなかったさみしい人なんですね
何言ってるか分からない。
>お前がどう思おうが俺の意見は「主人公はクズ」の一点だよ
もはや、駿が否定しても、岡田が否定しても、そうなのですね。
>>837 妹の台詞から主人公は震災後に妹、あるいは家族全員との連絡は取ってない
ある人間みてどう思うのか感想が違うのは当然だろうが
839 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 23:25:32.06 ID:7/DyGi/Z
>>838 もう、岡田に会いに行けよ。
その熱意があれば、きっと会えるよ。
>>802-803 おまえは私か
小説菜穂子の件も思ったわ
宮崎さんそのへんもチェックしてそうだよね
作中の堀越は本当は常識が人並み以上にあり、人情もあるが、学問=理想を追い求めるあまり「不要な行動」を意図的に抑制しているんだろう。
842 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 23:35:26.15 ID:zvv9p2/G
「薄情者」なわけ、二郎は。
普通の人情とか情緒がちょいと欠落してるんだよ。
同情、共感のsympathyってのはシンクロするパトス(情)って事。
己のパトスが薄い為、他者のパトスと共振しにくいわけ。
そういう人間はそれなりにいるよ。
駿も実はそういうタイプ。
二郎も駿も超意識からの命令の「人はこうあるべき」像で
自分を律してるタイプなんだな。
そういった意味においても、二郎は駿の自画像なんだよ。
でパトスの欠落した人間を、冷血動物の人非人の様に感じ
嫌う人間がいるもの、また普通の事。
843 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 23:39:32.93 ID:zvv9p2/G
駿はヒューマニストじゃなく、ナチュラリストなんだな。
だから「人類なんて滅んでしまえ!」って思った事が
かつては普通にあった、ハズw(今は知らんが)
だけど大大大好きな少女目線を通して、
「この世は生きるに値する」
って所に立てたんだよ。
「この世は生きるに値する」
ってのは言い換えれば、
「人類は存在するに値する」
って事だし。
>>842 映画の難解な部分を読みとれたとしても主人公を許容できるか否かで評価が分かれる映画だと思う
少なくともこの主人公誰もに好かれるキャラクターじゃねぇよ
作中だと誰もに好かれてるけど
845 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 23:45:55.41 ID:7/DyGi/Z
>>844 まだ居たの?
岡田に会いに行けよ。
諦めんなよ。
もう少し頑張ってみろよ。
キミならできるよ。
自分を信じろよ。
846 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 23:47:46.45 ID:zvv9p2/G
岡田は人に
「岡田さんって頭は良いけど人の気持ちが分からない人ですよね」
って言われるんだろ??w
二郎も同様なの。
そして駿も同様なの。
実際の本庄を知る人が言うには本庄は
「社交的な紳士」
だったらしくて、駿もそう予想してて。
って事は逆に言うと駿は堀越二郎の事を
「社交的な紳士」ではない人格として
捉えてるって事だと思う。
847 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/27(金) 23:53:02.28 ID:raXDbmRO
最後でユーミンの飛行機雲が流れると、こみ上げるものが
ある。
二郎が薄情な人間として描かれているというはなしだけど、
作り手が二郎を断罪するつもりならあんな泣ける曲を最後に
持ってくるかな。
848 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/28(土) 00:06:51.45 ID:aOPB+srR
加代が言うように「薄情者」ってのは確かなんだと思うよ。
でもそれは世間てか隣人との情の交感に関心がないんだよ。
でもそういったタイプって猪突猛進だったりするんだな。
わき目も振らずっていうか偏執的っていうか。
「情」のエネルギーを浪費しないっていうか。
ゲーテは確か
「愛する人と愛する仕事を手に入れた男は幸せである」
みたいな事言ってたと思うけど、二郎にとってはそれが
飛行機設計と菜穂子だったんだよね。
二郎にとっての菜穂子は、風が運んできた運命の人なわけだから。
どうでもよい世間、どうでもよい隣人であるわけがないの。
二郎、菜穂子、飛行機、世間ってのは、この映画において
そういう配置になってると思うよ。
富野由悠季が語る、宮崎駿の『風立ちぬ』
富野:
エンジニアリングの問題は、宮崎駿さんの『風立ちぬ』が良い例です。
あれはゼロ戦を作った堀越二郎の物語ですが、同時に飛行機の発達史にもなっている。そこで描かれているのは20世紀型のエンジニアリングです。
飛行機って原子力みたいに危険なものじゃないから、「試作→失敗→改良」という過程を何度も繰り返して進化してきた。
ところが、SACLAでやっていることは正反対。
(略)
富野:
僕の父親はゴム製品の研究・製造を行っていました。戦時中には戦闘機や爆撃機の部品も作っていましたし、特攻兵器の研究にも関わっていたそうです。
石川:
まさに『風立ちぬ』の堀越二郎のような。
富野:
そう。父親の工場を5歳くらいのときに見学した際に、僕は、「お父ちゃんはこんな大きな機械を使って遊べていいな」って言っていたそうです。
そういう話からもエンジニアっていうのは戦争になると好きでもないこともやらされている人たちだと実感できるようになりました。
先生は『風立ちぬ』をご覧になりました?
石川:
まだなんですよ。見たいと思っているのですが。
富野:
ぜひご覧になってください。本当に見事な映画です。宮崎さんが描いたのはこういうことです。
技術者というのは夢を持つ。美しいものが空を飛ぶ姿は素敵だ。でも、航空技術に関わったおかげで、軍事でしか自分の才能を昇華できなかった。
そんな絶望の物語なんです。
――しかし、世間では恋愛映画として宣伝されていますよね?
富野:
それは一般観客へのアピールであって、本質的なことではないですね。
あれは映画史上初めて、近代航空史を、そして技術者の苦悩を正面から描いた映画です。
本来は僕にとって宮崎駿監督は倒すべきライバル。でも、今作はまったく逆で、映画のすべてがピターッと入ってきた。
どうしてここまで航空エンジニアのことがわかるんだと思って調べたら、お父さんが「中島飛行機」の下請会社をやっていらっしゃったとか。
石川:
「中島飛行機」といえば、「隼」(堀越二郎が設計したゼロ戦と並び称される戦闘機)を開発したところですね。
富野:
つまり、僕と宮崎さんは同じような環境で育っていたんです。映画には設計ルームなどがでてきますが、その再現の細かさには舌を巻きました。
『風立ちぬ』で何よりも重要なことは、飛行機というものが複葉機の初期の段階までは個人レベルで作れるものだったけど、発展していくにつれて莫大な資金が必要になり、軍事用に作らざるを得なくなってしまった。
でも、イタリアにはカプローニという貴族出身の技術者がいて、個人でかなりの大型飛行機を作っていたんです。
――『風立ちぬ』の主要な登場人物の一人ですね。主人公の二郎が崇拝している。
富野:
映画にはそのカプローニと夢のなかで出会うシーンがあって、「家族みんなを連れて、好きなところに旅に出かけられたらいいね。君もそんな飛行機を作りなさい」と言われる。
それで彼は「頑張ります! 僕も美しい飛行機を作ります!」と答えるんだけど、最後にもう一度カプローニに会う。
堀越の“飛行機を作る”という夢は確かに実現した。「でも、僕が作ったあれは、一機も戻ってきませんでした」と彼は声を振り絞るんです。
その瞬間、頭上をバーっとゼロ戦の大群が飛んでいって終わる……。
(感極まって)もう本当に僕は、この物語を話しているだけで駄目なんですよ。悲しくて。
石川:
お話を聞いているだけでも、監督が言わんとすることはわかります。
富野:
宮崎監督はゼロ戦の功罪、そして技術者の功罪というのをしっかり描いているんです。僕は『風立ちぬ』を見て初めて、「単なるメカオタクじゃなかったんだな」ってわかりました。
あるところで今回の制作スタンスを明言していたのですが、「軍事オタクからゼロ戦を取り戻す」という意思で作ったそうです。ネットなどでは「今さら何を言っているんだ」と叩かれていると思いますよ。
でも、そのぐらい好きで、メカのことをわかっていないと、人と道具の関係性なんて正確に描けないです。
――まさに最先端技術の魅力と罪がゼロ戦に象徴されている、と。
富野:
はい。ずいぶんと話が散らかってしまいましたが、堀越のような技術者の悲劇を繰り返さないためにも、進化を至上とする20世紀型のエンジニアリングを考え直すべきだと思っています。
今作っている僕の新作にも、こうした考えは反映されていますね。
850 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/28(土) 00:17:42.49 ID:aOPB+srR
結局、
駿も富野も生家が飛行機関連の工場やってて、
戦争の時は軍需工場になってて、
子供の時はそこが遊び場で、
そういう特殊環境に育ったがゆえのシンパシーを
語ってるに過ぎないんだよね。
昭和30年代の日本の里山を描いた『トトロ』に
地球の裏側の人が共感するっていうような貫通力は
全然ないんだよ。
851 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/28(土) 00:22:22.91 ID:aOPB+srR
駿は生家が飛行機関連の工場で、
家にゼロ戦のキャノピーが置いてあったのを見たという。
その幼少期の記憶が決定的で、駿にとって「ゼロは俺のもの」なんだな。
だから他の人がゼロを語るのを
「その薄汚い手で、俺のゼロに触るな!」
って感じなんだよ。
そういう人が作ったゼロ設計者の映画なの。
近代文明に生きる人間なら、誰でも、大なり小なり、戦争と搾取に、関与させられちゃうと思うよ。
>>845 オレが居ない間にずいぶん他の人とやりあったねぇw
因みにオレ
>>741 まぁ、お絹問題については俺も半信半疑だけど。
計算尺を受け取って真っ先にお絹の姿が二郎の頭に
浮かんで走り出す描写は、やっぱり何かしらの意図が
あると思うよ。
それからカンケーないけど
「的を得る」 でも間違いではないらしいのでオレは
ワザと使ってるんだ。
矢で的を「射た」だけではど真ん中に当たったかどうかは
分からない。しかし「得た」はど真ん中に当たったことを指す。
中国故事の「正鵠を得る」(正鵠は、的の中心の黒星のこと)
から来ていて、物事の核心を突くという意味では「得る」の
方がしっくりくると思ってるから。
>>843 もうすぐ死ぬ年齢になればこの世は生きるに値するじゃなくて、生きたいって思うだろ
お前気持ち悪いよw 信者ってやつか?
855 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/28(土) 00:42:11.21 ID:YDnEhFMo
怪我したのはお絹だからお絹が返しに来るのを想像するのは
自然だし、仮に菜緒子が怪我したとしても使いのお絹が返しに
きてもおかしくない。
列車で初めて菜緒子と会うシーンでも上の句をフランス語で
菜緒子が読んで、下の句を二郎が読んでいる。この秘密めいた
やりとりはやはり恋の序章とみるのが自然じゃないか。
>>835 子供できなかったのではないかな。
子供が独立しているとすると黒川夫婦が若すぎる気がする。
ところで黒川さんは、あの髪型を考えると将来ハゲそうだなぁ。
結局、
実在した堀越二郎
妄想した堀越二郎
が違いすぎたことが失敗なんだよ。
妄想堀越二郎が実在堀越二郎を否定してんだから、
俺が堀越二郎の家族なら、絶対許可なんか出さない。
>>851 痛いファンのメンタルだな。
痛いファンの痛いファンが集うスレ
860 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/28(土) 06:39:33.66 ID:54LF4S9Q
>>853は中二病的な時期なのかな?
「棒にも箸にもかからない」
「腹で茶が沸騰する」
「熱い石に水」
どう思う?しっくりくる?
まあ解釈は観た人の数だけあった方が健全だから俺も意見を言わせてもらうけど、
初めて出会った時から、二郎は菜穂子のことしか見ていないよ。帽子を受け止めて
もらった後に「ナイスキャッチ」と言った二郎に、菜穂子はフランス語の詩句を
投げかけた。それを二郎はちゃんと受け止めて、おそらく菜穂子は心の中で
「ナイスキャッチ」と思ったんじゃないかな。この気持ちのやりとりというのは
軽井沢での再会で再びスタートして、紙飛行機での戯れでピークを迎えている
震災の時だって、二郎は家族と屋敷に消える菜穂子の姿は目で追っているが、
お絹を使用人に任せた後は手を振ってバイバイだ。計算尺を女性が届けてくれた
ことを知った時にお絹の姿を連想したのは、届けるなら菜穂子ではなく彼女で
あると常識的に判断したからに過ぎない。その後に駈け出したのは、お絹が
菜穂子との唯一の接点だからだと思う
何より、お互いに初対面で気になっていたことは、はっきりと言葉に出している
からなあ。あれが嘘だと思うタイプの人には何を言っても無駄だろうけど
やはりゼロ戦とか堀越とかの名前を使って箔をつけたかったんだね。
>>857 お前は堀越二郎の家族じゃないから黙ってろ。
富野さんカッケー
>>857 まあ、あなたは家族じゃないからね。実際の息子さんは試写で涙を流して「感動しました」と言ってた
堀越、本庄の実在の子孫は、風立ちぬは素晴らしい映画、宮崎駿に感謝と言ってるよう
867 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/28(土) 09:34:48.62 ID:5T8sp1J9
>>861 それだとイメージに菜穂子も含められていたほうが自然なんじゃね?
骨折したのを菜穂子にした方が展開的にも自然だしこんな邪推の入り込む余地もない
インタビュー記事があるのに堀越さんの家族の心境を憶測しても意味がないので
スポーツ報知のジブリ特集号の堀越さん息子さんのコメントより、映画の感想等を抜粋
>現実と比較して、あれもこれも違うと思いましたが、関東大震災に遭う辺りから、
>自分自身が映画の「二郎」になった気分になってきました。
>幼い頃の二郎の母が、うちの母のイメージによく似ていたこともあるのでしょう。
>途中から涙が止まらなくなって、タオルで何度も涙を拭きました。
>菜穂子との別れのシーンではすごく切なくなりました。
>好きなシーンは設計している時に、菜穂子が病気だと連絡が入り、
>目の前の書類をつかんで、かばんの中に入れて、飛び出すところです。
>仕事にもいちず、恋にもいちず。その点で見事な男だなと思いました。
>映画では二郎と菜穂子のロマンス(昭和9年という設定)が描かれますが、
>父が母・須磨子と結婚したのは昭和7年、母が21歳の時でした。
>実際の父は母以外に女の人は知らないくらい堅い、真面目な男だったので
>あのようなロマンスはなかったと思います。
>映画の中の父は男っぽくもなく、美男でもないのですが、
>そのいちずさ、気性、生きざまが美しく、その子供としてすごくうれしかったです。
>父親が生きていたら、「俺が素晴らしい人間に描かれているだろ?」と
>うれしそうに言ったと思います。
>宮崎監督がすごいのは「九試」完成までで、零戦を描いていないことです。
>父は必ずしも零戦は好きではなかったと思っています。
等等
エンジニアは口数が少ないものだが、
口数が少ないのを薄情と表現することくらいしかできないから
人の気持ちがわからない奴とかひきこもりニートとか呼ばれるんじゃないのかね?
>>799 そりゃ飛行機を最初に飛ばし、アイデアと試行錯誤で発展させていった欧米だから
オリジナルの比率は高いだろうね
少なくとも零戦みたく全部借り物をくっつけただけってわけではない
堀越じゃなくても零戦はできたんじゃないかね
例えば枕頭鋲なんて俺でも考え付きそうだもん
何か空気抵抗のないリベットないかな〜って思って探してれば、これいいじゃんって思いそう
富野べた褒めw
というかこの映画、作り手側からは基本絶賛だな
コロンブスの卵を知らないピエロか
873 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/28(土) 10:47:22.78 ID:54LF4S9Q
>>871 俺も支持派だが、
一方で、アニメ業界の関係者が、
ジブリを叩く事などできないというのも、また事実。
仕事を続けられなくなる恐れすらある。
吾朗を批判する場合も、
「ゲドはダメだったけど、コクリコで成長したよね」
という、ポジティブな言い方をしなければならない。
業界とは無関係な評論家って、誰か何か言ってないのかな?
>一方で、アニメ業界の関係者が、
ジブリを叩く事などできないというのも、また事実。
んな事はねえよ。ただ基本的にクリエイターであるほど宮崎監督の偉大さが分かってるから、甘めの採点になっちゃうのはあるけどね。
手塚漫画に対するスタンスと似てる。
ぽにょは業界人からの批判もあっただろ
>>873 町山とか宇多丸とか映画評論家も絶賛というほどではないが評価する向きだな
877 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/28(土) 10:58:43.58 ID:54LF4S9Q
>>874 風立ちぬに対して賞賛多数なのは、
その出来ばえから、当然だと思うよ。
ただし、100%の人が満足ということは、現実的に有り得ないだろう。
少数派の意見が、もみ消されているのでは?ということ。
>>875 どこソース?
ポニョは宇多丸町山は批判的、風立ちぬに批判的な宮台宇野なんかは好意的だったっけ?
>>870 だからお前はもう出て行けって。
物作りがどういう物かさっぱり理解してないみたいだから。
>>871 他に大御所ではワンピースの作者もべた褒めでしたな
クリエイターではなく「クリエイターくずれ」の人々からも
『創造可能な時間は十年間』の部分に完膚なきまでに打ちのめされたという意見が多数
>>870 「枕頭鋲の研究は世界中でされている」って劇中の台詞でも言ってたよ
思いつくのと実現させるのはまた別だろう
厚さ1ミリのアルミ合金が相手なんだぜ?
織田信長も絶賛してたわ。
風たちぬ。
人生、五十年。
創造、十年。
なんか、変な踊りしながら言ってたわ。
織田信長が絶賛しても、俺は糞映画認定だけどな。
まあ、織田信長に比べたら、尾田もバッタもんのレベル、
富野なんか、ガンダムファンに相手にされてないレベル
岡田は誰?ってレベル
歌丸は笑点しかいないレベル
884 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/28(土) 13:41:10.45 ID:54LF4S9Q
>>883 レベル認定の上手い人?
今までイイネ認定されたアニメ映画は?
ちなみに認定されると、何かイイ事あるの?
富野はガンダムばかり持ち上げられて続編やりすぎなんだよな。
>>883 おまいはどういう話がいいと思ってるの。
自分の好みに合わないからクソなら何でもクソ認定していればいいんだが。
887 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/28(土) 15:15:12.40 ID:T4vMzG69
>>870 だからそういう無学な書き込みしてないで丁度風立ちぬフェアとかで専門書とかも書店の分かりやすい所に出てたりするから見てみろよ
第一アンタの論理だとこの世のほぼすべての飛行機が寄せ集めで独創性の無い飛行機になるんだけどな
確かに風立ちぬは第二次世界大戦に至るまでの歴史や技術史
神曲やファウストなど「知識」がなくとも
映画の中の映像だけ見れば理解出来るようになってる
でも理解出来るだけの「知恵」がなければやっぱり理解出来ないんだよな
知識と知恵のどちらかがある事を要求してるが
ネットで暴れる人たちはどちらもない人が多いのは残念
889 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/28(土) 17:25:29.31 ID:Js8x5djQ
小林よしのり コラム
●宮崎駿のどうしようもない矛盾を語れ!
宮崎駿が「CUT」という雑誌でこう語っている。
>「今、零戦の映画企画があるらしいですけど、それは嘘八百を書いた
>架空戦記を基にして、零戦の物語をつくろうとしてるんです。
>神話の捏造をまだ続けようとしている。『零戦で誇りを持とう』とかね。
>それが僕は頭にきてたんです。子供の頃からず――っと!」
>「相変わらずバカがいっぱい出てきて、零戦がどうのこうのって幻影を撒き散らしたりね。
>戦艦大和もそうです。負けた戦争なのに」
この映画は『永遠のゼロ』のことらしい。
わしは読んでいないが、『永遠のゼロ』だって戦争賛美映画ではあるまい。
作者は作品の中で『零戦で誇りを持とう』なんて言ってるのか?
多分言ってないだろう。
だが宮崎駿は作者をバカ呼ばわりしてまでゼロ戦を否定している。
一方、宇野常寛は零戦を「暗黒の時代の殺戮兵器」と言って、宮崎駿をマチズモと非難している。
高森明勅氏は『風立ちぬ』を4回も見に行ったそうだ。
わしはこういうところが面白いと思うのだ。
いまだに日本人はこういう思想的な捻じれを抱え込んで、
負け戦のコンプレックスに唸り声をあげている。
次回「ゴー宣道場」では、この戦後思想の捻じれを解きほぐすことができるだろうか?
宮崎駿のどうしようもない矛盾を語ろうではないか!
過去に戦争あったこと知らない人達はコンプレックスないのかな?
「引退したら文化人にはなりません!」とか言っておきながら文化人的発言をしちゃうのはかっこ悪いと思う。
小林よしのり「ゴー宣道場」最近のブログが「私と『風立ちぬ』」で埋め尽くされてる件
ロマンアルバム風立ちぬの書影キター!
>>891 文化人的発言はしてないな
あれは自分でも言ってるとおり町工場の親父の文句だ
これに右だ左だ言うヤツはよっぽどおかしい
>>870 日本vs欧米すべての国か
日本スゲーな
>>870 ハァ? じゃあでっぱりがある故に空気抵抗が減るとか思いつくわけお前?
菜穂子の綺麗なとこだけ見せて逝ってしまうというのはパヤオの作品にも感じる。
命とか生きろとかテーマにしときながら、戦争を描くのを逃げるとかw
あと、菜穂子は家柄のいい金持ちの娘で、二郎は超絶エリート。その生き様とかw
へぇー、貴族やエリートも苦労するんですねw 程度だよ。
当時の庶民や戦争帰りの人間に見せて、これ「生きろ」がテーマですっ
て言ったら「ふざけんな」って怒鳴られるぜw
>>891 だから、宮崎駿に論理的一貫性を求めちゃいけないんだよ。
あれは直情的人間であり身体的熱情だけで生きてる人間だ。
宮崎駿の発言の論理整合性について考えたら、すぐに破綻していることが分かってしまう。
しかし、そこを「○○は、○○○○なんです」と断定的に言うのが宮崎のやり方で
全然筋の通らないことでも、決め付けることによって大衆はそれを有難く信じ込む
ということを知ってるわけね。
それが宮崎がよくいう「世界の秘密」のひとつだろう。みのもんたもそういうトークで
あまり頭の良くない人たちの人気を強力に獲得したよね。
まあぼくはああいう中小企業の社長のような、決めつけオヤジが大嫌いなので
発言に納得することは全くない。
つうか、小林よしのりもいいおもちゃ見つけたなぁ。
お前ら、しらんかも知れんが、いわゆる、
戦後の自虐史観から脱却するムーブメントを作った偉人なんよ。
あの当時の先鋭的な左翼文化人をちぎっては投げ、ちぎって投げた。
まあ、矛盾を突いたら勝手に自滅しただけかも知れないが、その矛盾を漫画を使って視覚化して、多くの日本人に知らしめたという偉人。
最近のAKB,韓流推しは迷走と言えるが。
おそらく、視覚化で小林よしのりは攻めてくるはずだから、
駿も負けないで、反論アニメ作るしかないよ。
まあ、短編でお願い(笑)
>>889 小林よしのりww楽しそうwwww
ゴー専読んでたけど漫画による視覚化って
文章によるそれより自由に、刺激的に作者の都合のいいように
なんぼでも絵の力で印象操作できるという点がなあ
表現のボルテージと理論の正しさをどさくさにまぎれてイコールにされてる感じで
それはプロの技を持つ人として、やるべきではないのとちがうかと思うことはあったわ
まあAKBとか言ってるよりは断然いい、みおりんはかわいいけどさ
駿と小林対談しないかなあ
あと沢木耕太郎が酷評したらしいけど誰か読んでませんかー
どの雑誌かワカンネ
>>902 まあ、新聞・テレビの演出、捏造の影響力を考えたら
漫画の過剰演出なんか、可愛いもん
904 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/28(土) 23:09:48.70 ID:5XX5Mf8l
なほこが高原の療養所で、毛布にくるまって眼だけ出して空を物憂げに
眺める数秒間だけで号泣してしまったわ。あの絵には魔力があった。
俺は結婚式のシーンだなぁ
廊下を歩く所はぞっとする美しさがあった
エリートと良家のお嬢のラブストーリー見てると「庶民に用は無いよ」と言われてる気分になる
>>904 あれは一応治療の一貫なんだろうけど、拷問みたいに見えてしまう。
もしあのシーンが病室のベットの上で、窓から空を除いていただけなら多分、そこまで同情しなかったかもな。
病室よりもはるかに空間に押し込められているように見えたから、より同情したんだろうと思う。
よしりんも駿の矛盾には好意的なのか
>>904 確か、新鮮で冷たい外気で呼吸することで体を活性化させる治療法とか、
夏にクーラーガンガンかけて布団の中で芋虫してると気持ちいいんだがな…
久石さんの音楽がたまらなかった
最初のところとか最後のところとか
>>909 昔TVで、外国の番組の紹介で
ガン患者の女性が外で生活することで免疫力を高める治療的なものがあって
真っ白な雪景色の屋外で黒ビキニで生活した結果ガンが治ったってのがあった
ベッドも屋外にあるわけよ(それはさすがに布団かぶってた)
前にも後にも同じネタの話を見た事ないから
まあウソドキュメンタリーだったのかもしれんけどね
西洋医学だとわりとポピュラーな考え方なのかもしれん
病因関係なく調子悪けりゃとにかく瀉血というのとなんか発想が似てる
雑というか大胆というか
菜穂子のアレは絵としてはすごく良かった思う
>>908 よしりんと駿は思想云々抜けば気が合うんじゃないかなーと思う
駿がよしりんの作品、おぼっちゃまくんやゴー専を認める事は多分ないだろうが
作品部分以外での発言を読む限り、この二人の人間性は似てる
療養所のあれは雪が灰みたいな感じで降ってて死の世界な感じ。
毛布にくるまれて並べられてる感じも生きた人間への扱いって感じがしない異様な絵面。
個人的にもののけ姫に出てきた隔離されてる病人達のイメージと重なった。
ブレなさが似てるよね。
SACLAの対談読むと、富野と宮崎が映画を通して共振しているのがよくわかる。
いいねー
小林よしのりはもともと左翼学生だったのが右翼ネタで人気を取れると考えた。
こういう左翼から右翼に転向、あるいはその逆というのはよくある。
右翼と左翼が本質的に性質の近い人種がなるものだということだろうね。
宮崎も師匠の高畑がいなくなればいつでも右翼に転向してた可能性もある。
>>914 ∀ガンダム好きとしては
宮崎の(多分)集大成である風立ちぬの飛行機と全編の風推しと
富野ガンダムの(一応の)集大成の∀に出てくる複葉機と全話予告における風推し
このモチーフかぶりが気になって気になって仕方なかったわw
世代特有のロマンってのもあるんだろうな
>>915 自分は遅れてきた軍国少年とは何度も言ってるからなあ
まあ超金持ち時代の手塚御大の誤った判断の結果
リアルに搾取上等の底辺産業になった集団労働が基本のアニメ界で長年過ごし
あとディズニーよりロシアアニメの方により高い表現の可能性を見てたわけで
(そこを混ぜたらあかんのだけどねw)
左翼に傾いたのはある意味仕方がない感じもする
>>902 朝日新聞に載ってたけど映画を文芸的にしか見れない批評の典型だった
>>916 ターンAいいねー。最終話「黄金の秋」タイトルだけで泣けた。
てか、加代がだれかに似てると思ったら、ソシエお嬢さんだった。
で寝てる菜穂子はラストシーンのディアナ様。
スレチ御免。
>>919 そうそう、加代とソシエの類似があった、超大事
加えてともに前作までとはがらりと印象を変えた作品であること
そして戦争を題材にしながら基本的にきれいでかわいらしい印象の画面作りなこと
やつれているであろう女性も頬ふっくらに美しく描く
究極美として表現される工業デザインと、シド・ミードの起用
普通に全然違う所も、そりゃいくらでもある、当然あるが
ここへ来て宮崎と富野が作品において一致を見せてるのって
両方のファンとして素直になんかテンション上がるの
アメリカ人には結婚式のシーンが大ウケとか。
結婚のシーンは誰が見ても美しい
と思うよね?多分
台湾では結婚式の場面で場内爆笑という話はどこかで見たよ
式っつっても菜穂子が登場する場面と
黒川夫妻の口上で黒川がテンパってる場面では全然意味が違うしなあ
細かいところで実際どの辺でウケたり爆笑とったりしてるのかは知りたいところ
爆笑って、なんかしてたっけ?
>>924 黒川夫のある意味愛すべき人物像を表した緊張っぷり
黒川妻が菜穂子を、何もかも投げ打って身一つで山から来た美しい乙女、と
実情をふまえつつも美しい言葉を駆使したアドリブで
きちんと花嫁を手際よく持ち上げて表現したのに対し、
いつもは有能な上司である黒川夫が(花嫁の覚悟の美に気圧されたような?)
本来妻の台詞に呼応して、同じくアドリブで花婿を持ち上げるべきだったろうに
「雨露しのぐ屋根もなく」は自分が家を貸すんだからともかくとしても
続きで「鈍感愚物の男なり」と二郎の人物像に対する本音の感想?を言い出して
がんばってた口調もただの丁寧語に戻っちゃう
神妙に式は進行するけど、黒川夫的にはもうグダグダである
出来の良い字幕なら、この部分は笑い所として成立していると思う
なんというか寅さん映画的な笑いみたいな
個人的にはこの部分以外の笑い所はちょっとわからん
ごめん字幕っていうのは海外でも通じるという意味ですわ
すまん
上野から転居した後の里見邸は成城学園前だろうか
見て2ヶ月経ってようやく自分の中で結論が出た。
エンディングがおかしい。
たしかに菜穂子に許されるラストは二郎にとって都合がよるぎる気もするが
「生きて」は二郎に対する母性愛だったんだろう
異性として愛するには二郎はちと幼稚だからな
風立ちぬで面白いと思ったところ
・服部さんが二郎に初めて会いに来たときの二郎の顔「誰?あなた」って感じの表情
・飛行機の速度測定のシーンで黒川さんと二郎が競ってるようなところ
・結婚式のシーン
従来のパヤオ映画のようなマスコット的キャラが出てこない本作において
黒川さんこそ事実上のマスコット
ベテランのくせに製図机を使いこなせずにいるシーンに萌えた
テト
ロボット兵
まっくろくろすけ
コダマ
坊
ヒン
ポニョ
黒川さん ←NEW!
黒川さん小さすぎて自転車漕げないよね
>>907 へー
拷問て、人それぞれだなあ。
牧歌的な治療に見えたけど。
みのむし状態の患者がユーモラスでかわいい感じで。
小田急で新宿方面から代々木上原へ来るなら登戸行きで間違ってないが
黒川って自転車漕げなかったっけ
>>938 八試のところで本庄と話している二郎を呼びにきたとき自転車で来たのだが、
絵コンテに「黒川が短い脚でどう自転車をのって来たか誰も知らない」って書いてあるw
帰りは二郎が運転して二人乗りで帰る
「風立ちぬ」と共通点も 仏文学者2人が語る「うたかたの日々」
eiga.com/news/20130929/7/
942 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/29(日) 17:10:40.78 ID:TG4qLDvX
>>940 ギャグシーンだったのか。気付かんかった。
言われてみればそうだな。
つーか、分かりづれーよ!
・同様に、他の人に乗せてもらった
・足が伸びた
・持ってきてから組み立てた
技術者としたら、3番目だな。
>>925 電報を「ナホ、コカツケツチ、チ」って読んじゃうところなんかでも一瞬笑いが起きるんだけど
次が鮮烈な喀血シーンなもんだから笑っちゃったのにどうしようって感じになってる
944 :
423:2013/09/29(日) 17:56:08.61 ID:zQ4biI+s
Yahoo!のレビューが気持ち悪過ぎる。特に否定意見。
>>936 電車のガードが出てたけど
↓の道路は井の頭通りです(´・ω・`)
代々木って飛行場あったんだぜ
1934年当時は、小田急はまだ登戸駅ではなく「稲田多摩川駅」だったんだよね
当時駅名が「登戸」だったのは南武鉄道(現・JR南武線)だけだったから
とすると、ガード上を走ってた電車は小田急ではなく南武鉄道?
南武鉄道に代々木上原駅は無いでしょ
そもそも1934年だとまだ代々木上原という駅名じゃない
当時は代々幡上原という駅名で代々木上原に改名したのは1941年から
するとパヤオの見落としだったんだろうか
あれはどう見たって小田急の代々木上原付近だから
黒川さんの髪がふわっとするシーン ブルーレイが出たら何度も見たい。
>>607 あれ見た瞬間クレソンだとわかったけど、少数派なんだろうか・・・
駿さんは鉄オタじゃないので、いろいろ違うとこもあるようですな
で、それを誰かに調べさせるほどのこだわりもないと
機関車の動画は大塚さんに手伝ってもらったみたいだけど
>>931 次点マスコットは牛
そのうち牛が引っ張る台車のオモチャが出るだろう
956 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/29(日) 21:28:45.75 ID:I5qg43wo
>>952 凄いと思う
予備知識なしのぱっと見では難しいでしょう
正直あまりおいしそうに見えなかった...
>>946 妙にハードルを上げて見に行った人が
予想を裏切られ怒ってるのかな・・・
俺は賛否両論っていう前評判を聞いてたから
そんな期待せずに言ったけどね。
結果、心に残る一作になったよ。
ヤフーはもともとどんな映画でも、見てもいないアンチが主演俳優や
関係者憎しで罵声の限りを尽くし、関係者がファンのふりをして絶賛、
普通の映画ファンは呆れ、野次馬が喜んで眺める「荒れ地」と呼ばれる
最低の場だから、真面目に読んでもしょうがないよ。
宮崎は半日左翼だ!という思い込みだけで、日本がどこと戦争していたかも
ろくに知らない底辺層が組織的に荒らしていたから。
菜穂子は療養所に戻ってから、割と早く(半年〜1年後位に)死んだんだろうか
帰りの電車の中で冷たくなってたりして
>>946 否定派も肯定派もどっちもどっちじゃない
肯定派で馬鹿のひとつ覚えみたくゲドとゴローまで持ち上げてマンセー投稿何度もしてるやつがいる
さすがに風と並べてゲドも最高っつーのは…
>>961 あれって死を暗示してるのか?
二郎の元から去ったことを暗示してると思ってたんだけど。
九試の試験飛行って、菜穂子が黒川邸を出たのとほぼ同時くらいだったような
死の暗示かは知らんが菜穂子が飛ばしてくれたんだろうなとは思う>九試
見てたの木曽方面だったよね
実際にあの時点で亡くなったというより自分の元から居なくなったって事を表せればそれで良かったのかも
中央線で帰ったんでしょ?
菜穂子は九試に没頭する二郎に寄り添って最後まで支えてから病院に帰ろうと思っていたんだと思う。
だから、やっと試験飛行、ときいたとき、やっとこれで私の役目も終わり、死にゆく姿は見せたくないって
ことで病院に帰った訳よ。
そういう菜穂子の気持ちを黒川のかーちゃん(大竹しのぶ)はすぐわかったから、追うな、って妹くんに
言ったのだ。
>>952 やっぱりあれクレソンなのか
山盛りの草が出て来たとき予想外だったのでなんか怖かった
こんなに大量に食うものなのか?って思った
>>967 菜穂子も九試の試験飛行に立ち会えばよかったのなぁ。
ヤフオクで計算尺が人気w
>>968 あれは堀辰雄の作品の登場人物だからしかたがない
黒川家で祝い料理を作ってたけど何のお祝いなんだろう
九試成功(予定)のお祝い?
だろうな。ダメなら残念会に切り替え。
不治の病や末期の病であっても
深い愛情を受けると驚異的に病状が回復することがある。
菜穂子はあえて二郎の元を離れたが一緒にいた方が長く生きれたかもしれない。
それに治らなくても、好きな人に看取られながら逝く方が精神的にも楽だろうに。
菜穂子はあえて茨の道を選んだように思えた。
ラストで菜穂子が消えるのを見て、「のび太と鉄人兵団」のリルルを思い出した
消え方は違うけど
>>935 江戸時代に蓑踊りっていう拷問があったからな
島原で年貢を納めなかった農民を蓑でくるんでそれに火をつけて処刑した
>>945 かん太ってw
思い出しちまったw
>>968 なんか香りがプンプン鼻にきてなんか苦そう…
>>966 あの時の魂の抜けた感が印象深い
大成功で盛り上がる周りと違って
>>967 黒川の奥さんは頭の回転が速いね
東京行きの汽車の時刻もすぐに出てくるし
菜穂子が亡くなったときに葬式に行ったのかな?
しかしあえてそこは描かないところがいいんだろうな
そもそも名古屋から東京へ飛んでいくシーンで云うまでもないしな
東京へ飛んでいくシーンで涙がぽつぽつ落ちるシーンで
俺も同じ経験が何度かあるから思わず涙が出たよ…
>>975 菜穂子は幸せだったと思う。
長生きするだけが幸せじゃない。どう生きたか、満足出来たかが大切。
菜穂子は自分が比較的元気で美しい時を覚えて欲しかったんだと思う。
吐血し、もがき苦しみ弱っていく姿は見せたくないし、
これ以上迷惑をかけるのは彼女としては精神的苦痛を伴うでしょう。
最後を看取ってくれる幸せも勿論あるけれど、菜穂子はそれを望まなかった。
最期は孤独だけど、それでも二郎の元に行く。そう覚悟して山を降りた。
茨の道は客観的に見たら悲劇だけど、菜穂子自身は悔いの無いハッピーエンドだ。
途中、何度か涙をこらえ、
「ありがとう、ありがとう…」でついに涙。
俺も毎年墓前で同じセリフを言ってるから…。
宮崎は進化した端整な女ばかり追究しているんですよw
観音菩薩みたいなのを追究してるんですね
>>977 気持ち悪い
なんで、そんなこと思いつくかな
>983
乙
煙草スパスパも結核がうつりかねないのに出歩くのも
自分のやりたいことのためになら、犠牲を出す覚悟があるというあらわれだとおもた
薄情者ともエゴだよそれはと言われても(呪われた)夢に突き進む二郎
いいじゃない
本庄は二郎の九試単見た時に、ユンカーズかぶれしてないって言ってたけど、二郎の飛行機はイタリア風のデザインなのかな。
>>968 児童文学かなんかの本で
「紳士が山盛りのクレソンをわさわさ食べるシーン」
というのがあったようななかったような…
羽根は逆ガルじゃなくピンと一直線だし、キャノピーも大きいし、翼端が丸いし、全体にスリークな空力デザインってことで、当時初めて見た人の目にはかなり独自思想があるように映った事だろうと思う。
どんな演出しても、類似シーンを無理やり探してくるアニヲタの如く、類似的なものを後付けで探すことは出来るかも知れないが、どれをチョイスして組み合わせるかもエンジニアリングだからな。
あ、上記はゼロの話な。
993 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/30(月) 10:05:31.19 ID:5g7a51L8
>>991-992 イギリスに零戦そっくりでパクったんじゃないかって言われてる試作機があったりするんだけどね
994 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/09/30(月) 10:29:54.76 ID:WOzjKvXY
>>993 グロスターF.5/34 ね
判断は各自で
文系バカは形が似てるとすぐパクったって言うけど、似たような形をパクるにしても内部構造や支持方法など殆どの部分はスクラッチからの設計になるんだよ。だから見た目で云々いうのは素人確定でな。
そんな素晴らしいオリジナルがあるなら、何故その機体はゼロ程有名じゃないんだ?
設計思想含めた中身が全然違うからじゃないのかね?
>>994 まあ、似てるっちゃ似てる。
似てないっちゃ似てない。
グロスターは全金属じゃないしね。
施川ユウキ ?@ramuniikun
「風立ちぬ」移動する場面が異常に多いのが印象的だった。
「立ち止まらせない」って事に重点を置いてるのかもしれない。
実際二郎は「ここまでして、なぜ飛行機を作るのか?」と立ち返ることは一度も無い。
愛妻が死病を患っていたとしてもだ。
「風立ちぬ」エルム街のフレディのように繰り返し夢に現れ、二郎に刺激を与え続けるカプローニは、
「作りたいから作る」という得体のしれない動機を象徴化したものにも見える。
ハリガネムシに取り憑かれたカマキリみたいなもので、突き動かされた二郎は立ち止まること無く飛行機の設計に没頭する。
「風立ちぬ」わかりやすい鬼気迫る描写は無いけど、明らかに狂気を孕んでいて、それでいて清々しいほど純粋。
「世界を救う」とか「愛する者を守る」とか、そういう動機が伴っていた方がむしろ不純なんじゃないかとすら思えてくる。
物作りの姿勢としては、ある意味正しくて、しかし戦慄せざるを得ない。
「風立ちぬ」もう一回観た。
ほぼ二郎視点で描かれる映画なんだけど、第三者視点で作ったら、
二郎は「ソーシャル・ネットワーク」のザッカーバーグみたいな奴になる思う。
いろいろな意見が出るのは色々な人が見てる証拠だな。
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