裏の本当の解釈
・次郎が最初に気になったのは女中。学校に荷物が届けられた時に思い浮かべる幻影が女中
菜穂子は二郎の気持ちに気付いており、森の入口にパラソルとカンバスを置き誘い込む駆け引きをしている
その帰りに「女中は嫁いだ」というのも自分に振り向いてもらうため
・惚れたタイミングも二人で違う
「風」とは菜穂子の中では列車での帽子
パラソルの時が二郎である。列車での出会いを忘れていたのはそのため
・次郎は飛行機であれ女性であれきれいなものにしか興味がない人間で、ある種非人間的
次郎は菜穂子に「きれいだ」しか言わない
・次郎が送った菜穂子への手紙には、菜穂子の身を案ずる文は三行だけで、あとはずっと「美しい飛行機作り」の話
(ちなみに原作漫画には次郎からきた手紙を「仕事の話ばっかり」と捨てる菜穂子の場面がある)
・菜穂子は次郎のきれいなものしか愛さないという性質に気付き、
サナトリウムから出て自分のきれいな姿だけを見てもらう決心する。化粧を重病の身で毎朝こなす
そして結核が進行し醜くなる前に姿を消す
そんな菜穂子を二郎は、同僚も帰る中で残業を遅くまでこなし、家でも菜穂子にほとんど構わず大好きな仕事をしたりタバコをすってしまう
・そんな次郎を上司や妹は「兄々様はひどい、菜穂子さんがかわいそう」「君のエゴだぞ」と言う
・またそんな菜穂子も聖人でもなんでもなく、結核が感染することを気にしない二郎という珍しい男性と
結核をうつすことも辞さず人生で最初で最後の夫婦生活を過ごすためにそんな二郎と付き合う
・この映画は決して美しい恋物語ではなく、創造的人生の持ち時間10年で、仕事を完遂させるには
犠牲が必要で、女性はそれを諦観の面持で付き合うしかないというテーマが隠されている
4 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/02(金) 22:15:18.01 ID:Kae1n8yZ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
俺様用しおり
∧_∧
( ・∀・)< ここまで適当に読み飛ばした
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
5 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/02(金) 22:22:06.39 ID:Kae1n8yZ
>>3 24時間スレに張り付いてないで 働 け 。
ラピュタ視て思うが、餅は餅屋だなて
バルスねば
森の奥で 生まれた風が
原っぱに ひとり立つ 楡の木
フワリ かすめ やって来た
あれは風のとおり道
森の奥で 生まれた風が
見えない手 さしのべて 麦の穂
フワリ かすめ あなたの髪を
ゆらして 通りすぎてく
はるかな地 旅ゆく風 道しるべ
ひとりゆく あなたに送る 髪のかざり
森の奥で 生まれた風が
原っぱに ひとり立つ 楡の木
フワリ かすめ 消えていく
あれは 風のとおり道
前スレ
>>982 うちの婆ちゃんは戦時中、銀行員をしてたけど、玉音放送の時はみんな集まってラジオを聞いて、
終わったらみんな仕事に戻って淡々としてたってさ
泣く人とかいなかったの?と聞いたら、全然いないと言われた
婆ちゃんはどう思ったのかと聞いたら、何だかよく分からないから何とも思わなかったとか
一昨日観て来たけど今回の駿が今までで一番狂ってると思った
別にジブリそこまで興味持ってなかったけど今回のは好きとか嫌いとかじゃなくて凄いと思ったわ
最後は目が赤くなっちゃったけど美しい恋愛とか菜穂子云々じゃなくて
なんというか矛盾やらなんやら呑み込んだ業の深さに泣かされたわ
民衆の生活にリアリティがない、貧しさが充分表現されてない、って批判は
結局その人がそういう映画を見たかっただけだしねぇ
喀血したと聞いて、急遽ヒロインに会いに行くわけだが、
「窓から入ったんです!」と言われてたようだったが、あれ二階の窓ではなかったか。
どうやって入ったんだろう?
その侵入の直前にその窓を見上げるシーンがあったように覚えているのだが。
あれはあの邸宅自体が道路より一段高い敷地になっていて、そのように見えたのであって、実際は一階の窓だったの?
空襲のない農村は身内から戦死者がでなければむしろ美味しい思いもしたようだな。
>>13 そんなに気にしてみてなかったけど普通に1階の庭からすんなり入ってた印象
黒澤明の「夢」を見た時と同じ感じ
途中で帰りたくなるのを耐えてた
宮崎は黒澤を崇拝してた。
夢の原発事故見直すとなかなかすごいよ。
もうすぐバルスやな
バ…バ…
ナチスに見習う蔵相の国が崩壊するかもな
>>13 二郎君が庭から?と言われてたね
その通り、高台に建ってるから一階だよ
今度は玄関から来ますと言ったら、私は庭からの方が嬉しいとか言ったのが面白かったw
バ…バ…バッ
>>12 いや、この主人公は、それら社会の貧しさなどについても、ちょこちょこ悩んでたように映画内で性格描写がされてるので、
その場合はそういったシーンにリアリティがあった方が、作品的には納まりがよくなるように思えるのだよ。
それから「日本は貧しい国だ」というようなセリフがあり、それこそが世界に伍する戦闘機を開発しようとする設計者の気概でも
あったろうから、その側面からしても、出来るならそのような国家としての後進性や貧困がもう少し描かれてた方が良かったのでは
と思ったりもするのである。
その一方で、夢描写が凄過ぎて・・・・。あれ程にいつも夢見てるくらいに飛翔への憧れがないと、画期的で優秀な設計は
できないのかもしれないけどね。
見たいけど庵野が吹き替えてると思うと気持ち悪いな
和製ナチスを育てたのは駿だがな
>>18 逆もあって、晩年の黒澤は宮崎を強く愛してたよね。
対談の映像があるが、巨匠黒澤を前に緊張してる宮崎に対して、
黒澤は相好を崩し、しまいには何だか惚れた女が見せるような媚態に近いくらいの様相を呈してしまっている。
そういえば晩年にあたるであろう現在の宮崎は、黒澤の晩年よりは映画人として幸福な状況だろうね。
>>12 別に30年代はおろか大戦中だって富裕層は食うに困ることなんて
これっぽちもなかったのにねえ
この物語の主要登場人物は富裕層かその関係者だけだし
昔は皆が貧しかったと思ってんのかね
宮崎より、出崎の晩年の方が輝いていると思う
一言で言うと愚作だな
色んな物を混ぜただけ
ただ混ぜただけ
戦時中=国民総悲惨という教育の賜物やなあ…
>>24 二郎が国の貧しさについて悩んでるように見えたか?
自分は逆で、表面的には悩んでるように見えて、そこまで真剣に考えてはいないと感じたよ
あと、あなたの言う「リアリティ」は所詮戦後の人間の想像の産物でしかない
ただ単にあなたの中のイメージが、あの頃の日本=貧困で暗いってイメージだっただけ
バルス!
えがったぁー
>>28 尾張徳川の当主は食い物に困ってたよ。
偉すぎると配給以外の闇物資には手が出せないそうで。
黒澤みたいに自殺未遂も破産もとりあえずしてなさそうだからな。
>>30 悪趣味な成金的な大別荘ではなくて、割りとこじんまりとした建物なのだが
中に置かれてる椅子が物凄くて、本気で半ばあきれて驚いてる駿。
有名な芸術家の作品を贈られたものだとか言ってたかな。黒澤人脈の凄さでもあるんだろうけど、
しかしあんな「王者の椅子」みたいなの普通は有り得ないよね。真面目に驚いて見せるしかないではないか。
>>32 現代の価値観で見ると悲惨としか解釈できないだろうな。当時の人達がどう思っていたかは別。
出兵すると1/4の確率で死ぬし、食料は配給制、経済的には明治時代からずっと富国強兵
で貧富の差は極大化してた。
夢に出てくるおっさんは結局何だったの?
これで感動したやつはどこで感動したの?
>>36 悩んでたか?口先だけにしか見えなかったが
本庄はちゃんと本質を見つめていたようだけどね
>>39 あれは悪魔メフィストフェレス。二郎少年の夢に忍び込み二郎を兵器開発の道に引きずり込んだ。
42 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/02(金) 23:39:04.72 ID:O9sck6LS
>>15 フレンチドアだよね
窓は「風立ちぬ」でキーになってるからそれに注目して観ると新しい発見があるかもしれない。
二郎って、シベリアを恵もうとしたことを本庄に責められても
たいして心に響いてなかったように見えたな
結局、貧富がどうとかあんまり興味ないんだろう
>>38 江戸時代なんて経済的には、もっと格差社会だよ。
二郎ってかなり薄っぺらい人間だよな
良くも悪くも
てか時かけのほうが全然面白かったんだが
>>43 興味がないからこそ、誰に対しても大らか且つ平等に接することが出来るんだよ
子どもの残酷さと一緒
47 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/02(金) 23:45:55.69 ID:O9sck6LS
興味がないというか見たいものしか見ないというか…
そこら辺は横岩良太氏の論が面白かった
>>44 そうとも言えない。江戸時代は
一般に東北が貧しくて関西は豊か。
建前上土地を売れなかったことや人口調整がうまく行って比較的格差は少なかった。
やはり昭和初期頃はひどい格差があった。
戦前は貧乏人にはきつい社会だった。
夏目漱石の「坊ちゃん」でも、師範学校の学生に対し、旧制中学の学生が
「税金泥棒!国の金で学校に行きやがって!」みたいに罵倒するところが
あるでしょw
旧制中学は高くないものの授業料がかかったのに、師範学校は授業料が
無料な上、在学中に給料が出たから貧乏人の巣窟。
また、国が金を出している帝大とかも私大生や金持ち・華族から
「帝大は貧乏人の行くところ。金持ちはああいうところに行って国に
迷惑をかけてはいけない」(麻生太郎の祖父談)とかナチュラル差別してた。
リアルな堀越二郎はともかくアニメの堀越二郎はわかってても口に出さないキャラだよ。
>>33 しかし監督宮崎としては、そのように社会の貧困など全く省みず、そんな迷いはぶっちぎって戦闘機開発に邁進するようでは、
駿のヒーロー像としての「堀越二郎」が満たせず、この映画を作る意義が消失してしまうのではなかろうか。
基本的に先端を走る飛行機設計者という存在は、技術者である上に芸術家のようなものなので、
本当はF1レーサーよりも貴族的であっていいとは思ってるけどね。
貴族意識としてのノブレス・オブリージュというものがあるとしても、「社会の貧困を直接解消する」という方法ではなくて、
「美しいものをこの世に出現させる」という形でそれを果たそうとする立場。しかしこの作品では、どっちかと言うと
貧困にも目配りしてそうな描写になってたと思うよ。それから恋愛パートを構成してる結核文学というのも、現在では
貧しい時代特有の文学的流行であったというようなヒネた文学評が現在では主流になってたりもするしね。
二郎が悩まない(というか多くを語らない)分を本庄が補っていたように見えた
>>48 それ、全然否定になってないけど…。
江戸時代はやっぱ格差社会だよ。大阪が一番裕福だね。
薩摩藩は1人の大阪商人に400億円借りて踏み倒したこともある。
>>43 偽善に興味がなかったんだろ
二郎は小さい時から、一貫して弱きを助けるように行動してそれが当たり前くらいにしか感じてない
>>53 だから偏ってるって。
江戸時代と同じ時期に清では人口が1億から4億に増えて酷い貧困が起きた。
日本は江戸中期までの新田開発もあり1500万人から3000万人とそれほど増えなかったので比較的豊かな生活ができた。
なんか著名人が絶賛してるけどさぁ 正直に言えよ 本当は駿の描く空戦が見たかったんじゃないのか?特攻シーンをどう描くか見たかったんじゃないのか?俺は見たかった ラピュタ見た後だと今は客はどうでも良くて高畑に対抗して作ってるとしか思えんよ...
>>57 なんで急に中国と比較してるの?
明治〜昭和初期と江戸時代を比較して江戸時代のほうが格差社会って話
してるんだけど。
馬鹿?
大地主のボンボンで、親は貴族院の成金だった太宰治は、親から仕送りとして、今でいう毎月100万近くもらいながら
東京帝大に行ってたわけだが。しかも倍率の低いフランス語専攻でw
>>60 太宰治のところって田舎の土地成金でしょ。
都会の文化とか知らないんじゃないの?
昨日風立ちぬ見て、今日ラピュタ久しぶりに見てやっぱり昔の方が作画も話も上だなと改めて感じたわ
風立ちぬは手書きにこだわってんだろうけど、この作品は別に手書きにこだわる必要無かったかなと感じた
中途半端にCG使ってるせいか余計に気になったな
パヤオはもう引退した方が良いな
まあ別に、華族とか金持ちで帝大にいったのがゼロってことはないよ。
学習院高校では、帝大に無試験で入れる推薦枠があったのに、推薦枠は
いつも開いてたってだけ。
金持ちや華族でも政治家や官僚や文学者になりたがる人もいるが
少ないってだけ。
64 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/02(金) 23:57:57.09 ID:O9sck6LS
>>58 いや、客を無視しているかどうかはともかく、これは客から食いついていかなきゃならん映画だと感じた
食いつけば食いつくほどおいしい映画だと思う
というか本来作品観賞って客からも作品にベクトルを向けなあかんのじゃないだろうか
太宰治の実家が「ザ・成金」って感じで笑ったw
田舎の成金って都会の成金よりはるかに趣味が悪いね。
やはりラピュタより風立ちぬ
67 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/02(金) 23:59:56.89 ID:2YuZQpz4
尾張徳川当主 貴族院議員の徳川義親は東京帝大卒だしいくらでも帝大出の貴族なんているだろ。
江戸時代の東北の貧農・・・不作の年は7割が餓死(仙台藩・庄内藩の数字)
大正時代の東北の貧農・・・不作の年は息子や娘を炭鉱や女郎部屋に売る
やっぱり、明治以降のほうが貧乏人はマシだな。
>>60 太宰はフランス語は一語も解さなかったなどとも言われてるね。大学なんてサボりまくりで全然行かなかったので。
それでその後は女出入りの激しさやらヒロポン中毒やらで、原稿書き飛ばしては食いつなぐ生活をずっとしてたのだが、
これが逆転するのが、ついにやっと最後に失敗せずに成し遂げた心中後。
太宰の心中スキャンダルと、まだぎりぎり言えそうな夭折とで、あの甘えきった太宰作品は売れに売れて、印税がっぽり。
死後印税で潤った状況で大学進学した娘は当時はまだ珍しかった真っ赤な輸入スポーツカーで通学してたんだって。
客が自分の人生に当てはめて見るタイプの映画だよな
だから歳取った人が見ると泣ける所が多い
>>69 だからいるにはいるよ。近衛文麿だってそうだしね。
だけどそれは普通ではない。
>>70 そりゃ不作じゃなくて天災の大冷害だ。
最近でも東北では2万人近く死んだらしいぞ。
>>62 ハヤオは周りが引退を許してくれない状態だからしょうがないよね
スタッフの質の低下はハヤオ自身相当嘆いてるこればっかりはどうしようもない
過酷なアニメ業界に優秀な新人は中々集まらないからなぁ
76 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 00:04:43.87 ID:2YuZQpz4
77 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 00:05:30.79 ID:PcYnuJvF
>>75 ジブリの育成しようとしてる監督を潰す
鈴木プロディーサー
「何度もジブリの次世代の監督を育てようとしたけど、全部、宮さんが潰すんだ!」
どんなことをしたか
毎日、これじゃない、だめだときれる。全否定
魔女の宅急便も違う人がやる予定だったが、突如お前じゃできないと、取り上げて
自分で監督する。新人育たない。
>>53 そうなの?薩摩藩が明治維新を成功できたのは超裕福だったからだと思ってた。おもに中国との密貿易の利益で。
緑色の表現が、最近の映像作品全体の傾向でもあるんだけど、木とか草などの
緑色がやたらと鮮明すぎるっていうのが気になった。
ラピュタなんか見てると植物の緑が自然に描かれてるし、それでいいんじゃないか
という気がするな。映像がデジタル化してから、緑色をやたら強調するのが多いけど
あんな鮮明で深みの無い緑色ばかりなのはなんかいやだ。
>>78 密貿易で実は〜って話は知らないが薩摩が明治維新をできたのは
借金踏み倒ししまくったから。
81 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 00:09:34.14 ID:HfJ4D3WB
>>79 軽井沢名物のクレソンも、あんまりおいしそうには見えなかったな
夢の中の緑が高彩度で現実が低彩度と使い分けしてるとか?アニメなんだから心象に合わせて背景の彩度変えるくらい当たり前のようにやるでしょ。
>>73 みんな東京帝大出身
徳川家正(第13代貴族院議長)
松平恒雄(初代参議院議長)
徳川宗敬(伯爵、貴族院副議長、参議院議員)
徳川義親(侯爵、貴族院議員)
徳川慶久(公爵、貴族院議員)
徳川慶光(公爵、貴族院議員)
徳川武定(子爵、海軍技術中将)
徳川義寛(男爵、侍従長、1930文)
>>77 あの頃の駿ならしょうがない。それだけの力もあった
そんな苛酷な現場で優秀作耳すまを監督した人は死んじゃったしな
>>77 細田呼ぶ話もあったけど、納得出来るよな
今じゃあっちの方がジブリっぽい
別にパヤオみたいな作品作らなくて良いんだけどジブリいるとそうもいかないんだろうな
ラピュタとかナウシカとかネットだとやたら評価高いけど、正直何が面白いのかさっぱり分からん
あれ地に足ついてないじゃん、色んな意味で
自分好みの描かれ方してなかったからって、叩くのやめようぜ
この映画に、貧困のリアルさを求めてる人は少数派だと思うよ
90 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 00:13:57.32 ID:PcYnuJvF
91 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 00:14:38.92 ID:M/QPSALR
>>70 オマエ、飢饉で大阪でも大量に餓死者が出てたこと知らないだろw
あと餓死者を全く出さなかった東北の藩も有るぞ
92 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 00:17:01.12 ID:M/QPSALR
>>77 で、世界的名作のゲド戦記に
素人の吾郎を監督にしたわけかw
メチャクチャだな
>>77 駿はマジキチだよ 手塚治虫が死んだ時 追悼コメントで延々文句垂れてたのコイツ位だからなw言いたい事は分かるけどさ 空気読めよ...いい大人がw
>>79 そうかなあ
場所や植生や気候や人によっても見え方はまさに色々だから一概には言えないが
俺は田舎住まいだが今なら田んぼは明るい綺麗な緑でいっぱいだぞ
デジタルのクリアすぎる明るさってのもあるけど
実際にまぶしい緑ってあるからな
95 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 00:18:16.85 ID:PcYnuJvF
>>93 Blame the Dead.
死者を鞭打て
ですね
>>84 おまえ、華族や金持ちってどれだけいるか知っている?
そんなの少数派なんだよ。あと、官僚・政治家・文学者志向のある人は
学習院からでも東大行ったって
>>63でも書いてるしね。
東大へ何十人か入れる推薦枠はいつも埋まってなかったということ。
あと帝大は下がひどかったんだよ。貧乏人が多かった(師範学校ほどでないにしても)。
ノーベル賞を取った小柴さんとかも、旧制高校から東大だけど、家庭が極めて貧しく
ほとんど学校に通えず家庭教師してたらしいよ。宮沢喜一の父も貧農の息子で苦学
してたしね。帝大は苦学生がけっこういる。
夢ではなくて、現実のパートで
野草のアップのカットで、野草の端っこが茶色く変色してたり虫食い跡も丁寧に描かれてたところなんかは
なかなか好感が持てたけどね。
でも確かに緑色は総じてキツめに感じられたかなぁ。特に夢パートがそうだったっけ。意図的なのかもしれないけど。
ところで特にヒロインのアップの顔なんかは、シーンの少なからずで、わざとのように単純化されてなかった?
何か意図的にそうやってるのかなと思ったりもしたんだけど。
99 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 00:19:30.49 ID:HfJ4D3WB
「魔女の宅急便」片淵須直降板はスポンサーサイドの意向だけどね、"監督:宮崎駿"でなければ金を出さないと宣告して
自分にプロペラ機の魅力を教えてくれたのは宮さんだ
宮さんとか言っちゃいましたが、慣れ慣れしいですねw
>>91 そんなごくわずかな例外出してどや顔とか馬鹿なの?
今だって生活保護があっても餓死者がいるし。
>>88 検索しやすいからな。
いくらでもいる。
有馬頼寧(伯爵、衆議院議員、貴族院議員、農林大臣)
井伊直愛(彦根市長)
岩倉具張(公爵、貴族院議員)
前田利定(子爵、貴族院議員、逓信大臣、農商務大臣)
>>96 しかしあんた、もう何度そのレス書き込んだ?
あんたの成績が上か下かは知らんけど、そこまで学歴のことで熱くなるのはよっぽどの学歴コンプレックスがあるようだね
宮崎も出崎みたいに、作品に向き合いながら生きていれば美しかったのに
宮崎駿の描くメカニックはいつも生命体のように過剰にうねうねと動く。ゼロ戦でもやってほしかった。
107 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 00:24:22.48 ID:qy0wtzvL
ゼロ戦がちょろっとしか出ない! 雷電は? 烈風は??
前宣伝で、「ゼロ戦開発者」と聞かされたら
戦時中のゼロ戦の苦闘や特攻を思い浮かべるよな
でも、ゼロ戦開発秘話とか敗戦末期の苦難を描くとは言ってない罠
魔女宅以前はジブリといえども、客が入らなかったからスポンサーを無視できないだろ
109 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 00:25:26.03 ID:HfJ4D3WB
>>104 まぁ、わかりやすくていいじゃん、今日はID:RLDLSkaNなんだなって
近衛文麿って学習院でも馬鹿すぎたが、本人が政治家になりたいとか
官僚になりたいとかいって帝大に進むことになったが、東京だとバカを
知ってる人が大勢いるからって京大に入ったんだよね。
戦前は東大には入試はなかったが、旧制高校に入試が
あって、そこがバカ選抜機構だったわけだが、学習院から東大に進む場合、
旧制高校の試験を受ける必要がなく、学習院幼稚園から東大にエスカレータ
ーで進めた。枠がいつも埋まってないからどんなバカでも。
俺が泣けるのは菜穂子の健気さだけだな
カストルプに「山を降りれば忘れる」って言われて
二郎は「僕は違います」って即答したのに菜穂子をほったらかしにしやがって
マジクソ人間
112 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 00:27:52.60 ID:PcYnuJvF
>>100 紅の豚のあのエンジンが翼の上に載っているタイプのプロペラ機の場合、
あんな急上昇やると失速して墜落しちゃうけどな
>>111 >カストルプに「山を降りれば忘れる」って言われて
「魔の山」ってそういう話だったけ?と家に帰ってGoggle検索しちまったよ。
歴史について語りたがるくせに今より昭和初期の方が米は安いとか平気で当時の貨幣価値をヒトケタ間違うとかするんだよな。
いい加減ググった情報で知識争いしてるの どっか行ってくれる?
貧困のリアルさとか戦争の悲惨さとか惨さとか
この映画はそういうのとは別の所で十分エグいしな。エゴイスティックで業が深くて残酷。でも突き放して叩くきにはなれんのよね。自分にも帰って来る刃だわ
まあ、内容よく分からなくても感触として気持ち悪くて仕方ないって人も結構いると思う。美しいとこばっか見せてるようでいてけれども余計に底に流れてる業の深さを意識させられたわ
118 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 00:31:05.00 ID:XnWIqk2D
貧富学歴の方は、色々お詳しいのに
残念な人なんだろうね
そういえば学習院から帝大に入った志賀直哉は、田舎出身の帝大中退の太宰を散々叩いて、自殺に追い込みましたね
やっぱり由緒正しいって意識は相当強かったんでしょう
命がけで相手のわがままを許し合う夫婦
121 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 00:33:19.40 ID:Uokja9I1
今見てきた。
ストーリー自体はかなりシンプルだった。
怪しいドイツ人がキーマンだと思っていたが何だったんだあれは。
主人公は見た目も声もおぎやはぎの矢作だった。
二郎は仕事ができるから社会的に評価の高い人物でも
こんなやつ嫌だわ
みんなジブリを離れていったのがわかるわ
飯伏とオメガとの両国での試合みたいだな
モデルグラフィックスに掲載されてた風立ちぬは一冊に纏めて発売されるのかな?
待ちきれなくてモデルグラフィックス集めちゃいそう・・・高いけど
恋愛のこみ上げるようなシーンになる度に、
庵野の顔が思い浮かんじゃって、そこは辛かったw
128 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 00:40:30.92 ID:HfJ4D3WB
>>126 ページが少ないかもしれないけど、
出していないのはどういう判断なんだろうな?
清く正しく美しくというか、大昔の少女マンガ風な恋愛観や女性観になってるようで・・・。
その一方で男にとって、ひどく都合の良い「純愛」物語にもなってるように思えて。
確かに時代は昔の話だし、それでいいのかもしれないけど。堀辰雄作品自体が、少女趣味という批判を受けたりする事もあるしね。
しかしそんなある意味非常に自分勝手な恋愛物語を力技でネジ伏せて、最後まで飽きさせずに見せた駿はやっぱり巨匠なんだろうな。
ちゃんと泣けました。こんなに安易に泣いていいのかなと少し思ったりもしはしたんだけど。
>>127 どうしても帰ってきたウルトラマンの服を着た庵野の顔が頭をよぎりダメだ
二郎はメガネキャラのくせにかなり図太い性格している
これが宮崎の言うエリートなんだな
>>86 冒険活劇とかは深く考えて見るもんじゃない
単に見てワクワクすれば良い
大人はその中の演出とかに色々意味を付けたがるが
そんな事しないで素直に見れば良いだけだ
場面が飛びすぎでわかりにくかった
いきなり二年前は〜と話されても…
あと妹の見た目が全然成長していないからさらにわかりにくい
医者になったときはもういい年だよね?
なんでおかっぱなの?
カストルプが理解不能だった
初対面の人にいきなり日本は滅ぶみたいなこと言い出して…
ナチスに追われているとかそんなようなことも言っていた気がするけど伏線じゃなかったの?
カットできる部分がたくさんあるのに、妙に長かった。
妙に不気味なシーンがあったり、ポニョもそうだったけど、変な映画だよね。
変なものを変なまま出してるよね。
>>135 死の色と絶望が濃い話を美しい表現でオブラートに包んだ映画だから。
>>134 二郎が特高警察に目を付けられたのは軽井沢でカストルプと接触したから。
それがきっかけで二郎は黒川夫妻宅の離れに引っ越すこととなり、
そこから黒川夫妻を仲人にして人前結婚式を挙げることにつながる。
二郎が死病に侵された菜穂子と新婚生活を送るに際し、面倒を見てくれる黒川夫妻は脚本上必要だった。
138 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 00:53:44.73 ID:HfJ4D3WB
>>134 >ナチスに追われているとかそんなようなことも言っていた気がするけど
ナチスの批判はしてるけど、追われてるとはいってない
唐突に軽井沢を去ったのは追われているのに気づいたんだろうし、それの伏線ではあったろうけど
>>136 確かに。
見せるべきところを、ちゃんと見せればいいのに。
わかりにくいし、なんの共感もなかった。
ほたるの墓まで見せろとは言わないが。
見せないのが常套手段の演出だと言ってる
人もいるみたいだけど。
140 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 00:55:26.88 ID:HfJ4D3WB
>>137 黒川は史実にはない人物だし(名前は堀辰雄の小説から)、原作漫画には登場しないよね(たしか)
>>134 自分も場面が次々に飛ぶのに引っかかった
夢と現実の切り替わりで惑わせてる感が強い
というか現実は本当に作中の現在の時間の現実と捉えていいのか?
なんだか全て夢な気がする。もしくは現実は回想、それも無意識の。
シベリアのシーン、紅茶はプルーストの暗示かと思ったが違うのかな?
実際キーになるとしたらおそらくたばこの煙と匂いだろうけど
>>139 見せたら陳腐になる、と言う人もいるだろう
ただ単にあんたの好みに合ってなかっただけ
>>140 それをいったら実在の堀越二郎の奥さんは菜穂子って名前じゃないし
144 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 00:59:28.90 ID:PcYnuJvF
カストルプは現実的なキャラ設定としては、あの時代に諜報活動などで異国で暗躍してるスパイみたいなものなのかな。
それで妙に最初から馴れ馴れしいというのは、諜報活動を円滑に行えるよう人心掌握のために、すっと人の懐に入ってくるという設定。
それでストーリー的な必要性から見た場合は、あの高原の避暑地のホテルで、「魔の山」のように人々の内面が吐露されかき回されるための、
あの地での「狂言回し」の役割。そんなもんだろうと思ったので、理解不能ということはなかった。
ただしもしも実写なんかであの役柄だったら、ウザい事この上ないだろうな。こんなの実写でやれという人が居る様だが、
どう考えてもアニメでやって良かったなと思ったりもしたよ。
ややこしいけど堀辰雄の菜穂子も片山総子という実在のモデルがいるそうだ。
147 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 01:04:41.62 ID:HfJ4D3WB
>>147 137は俺が書き込んだんだけど、実はこういう中途半端に理詰めに話を組み立てる宮崎駿のやり方嫌いなんだ。
気に障ったらごめん。
>>141 そうそう。
あの列車乗車中にいきなり襲われる関東大震災の地面が大きく脈打ってくるシーンなんか、
あれ夢の続きかと思ったではないか!
地面が建物ごと折れ曲がって立ち上がってくるなどは、夢テーマの「インセプション」で(元は今敏のアニメか)多用された
描写に類似してるものだから、尚更これはどうせまた夢の中のシーンなんだろうなと思ってしまったよ。
まあ全体として色々変だけど、絶対に理解不能というところまではなくて、面白かったからいいんだけどね。
全くいらないかもしれないのは、西回りで帰る列車の幻想だな
カプロニと降りると雪原で、燃えた飛行機が落ちてくるやつ
おれも面白かったからいいけど
ラストは菜穂子がどっかに消えてしまって
どうゆう扱いなんだとずっとモヤモヤしたまんまだ
宮崎駿は、二人だけの結婚式を描きたくて、でも仲人がいないと不自然なので4人にして、友達が参列しない理由を考えなくちゃならず…、と描きたい絵から逆算して脚本を書いてるよね。
いや完全に二人だけのシチュエーションだってやろうと思えばやれただろう。
>>151 死んだという解釈でいいんじゃないの?
駿設定では死んだ飛行機乗りが飛行機雲になるのと同様、菜穂子は風になったという事で。
>>150 飛行機が落ちてから
カプローニの引退飛行だよ
つまりは軍需産業への後ろめたさを開き直るって意味なんじゃね?
157 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 01:20:41.57 ID:WoSyTqg/
誰も書いていないようだから、書く。
「風立ちぬ」を観た後に「ラピュタ」を観たら、妙に甘ったるくて、
なんだかな、と思った。
ラピュタ好きをけなすつもりはない。自分自身、「ラピュタ」は傑
作だと思っていたし、今晩も期待していた。
たぶん、「風立ちぬ」で自分の中の何かが変わったのだと思う。
>>149 今敏か確かに似てる
そして141間違えた、現実が無意識の回想ではなく、夢含めた全てが夢、もしくは回想の可能性があると思う
実際原作では作中作が登場する、それが映画では夢()になってるのではなかろうかと
そして確かに、ごちゃごちゃしててもそれで魅せちゃうのはジブリの力量だよなあと思う
>>150 列車を分析するとおもしろそう
>>154 なんか菜穂子の忘却に見えるんだ
ずっと菜穂子の想いを背負って生きていかないのかと
よし次いくか!ワインでも飲みながらみたいな
160 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 01:25:37.31 ID:VTUqSHvV
>>154 そうそう。
だからあのラストの場面は墜落した飛行機の残骸の山があったように、「黄泉の国」に触れてる場所なんだよ。
だからそこでは再び還って来なかった飛行士達が飛び立ち、そして結核で亡くなった菜穂子がパラソルを持って再び現れ
消え去らなくてはならない。
しかし最初のプランでは、そこで主人公二郎も菜穂子と共にあの世へと旅立つラストにするつもりだったと聞くが、
それは「ファウスト」へのオマージュというよりも、「こんな都合の良い綺麗な夢を見て、そのまま死ねたらいいな」という
駿の願望を体現したシーンではなかったのか。鈴木のつけた「遺作」だか「遺言」だかのキャッチコピーもあながち間違ってはないかもね。
161 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 01:26:13.87 ID:Hl6mjS2O
>>151 菜穂子はとっくに死んでて、ただ菜穂子はどうしても二郎に会いたくて待ってた。
で、会うことができたんで昇天した。
二郎の夢については二郎内の妄想という人もいるが、夢だけど夢じゃなかった的なもん。
162 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 01:28:25.83 ID:HfJ4D3WB
九試単戦試験飛行のとき、風を感じ奈緒子の死を知った
ということでいいんじゃない?
結局は、ウナギなんだよ
売れると分かったら絶滅するまで乱獲する
絶滅したら知らん顔
これが商社であり広告代理店
>>160 駿はスランプの庵野に「今(10年の創造的人生の終わりとともに)死ねたらカッコいいよ」とアドバイスしたらしいな。
>>160 >「こんな都合の良い綺麗な夢を見て、そのまま死ねたらいいな」という
駿の願望を体現したシーンではなかったのか。
さすがに心中エンドにするわけにもいかず、主人公は一応生きてるっぽい感じで有耶無耶にしたってかw
最後の夢、あれ見てる二郎は生きてはいるんだよな?菜穂子に「貴方は生きて」的なこと言われてたし
じゃあ何歳くらいであの夢見てるんだろ
>>162 二郎が仕事中に仕事のことを忘れるのはあのシーンだけだしな。
青髪ヒロインて初?
ジブリのアニメで現実にない髪色で描いてるキャラクターって珍しくね?
>>165 敗戦の日もしくはQHQに航空機開発禁止令を出された日でしょう。
169 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 01:32:57.66 ID:HfJ4D3WB
>>165 年齢としては42歳?
敗戦後それほど経たない時期でいいんじゃない?
一緒に逝ったほうが美しい夢のような映画で終わったのに
ラストがやっぱり気に食わない
でも戦後順調に旅客機を作ることになり、防衛大学教授になって勲三等もらって
大往生。「生きねば・・・」?
>>167 だから何だと
初だとか、くだらねえな
オタクみたいだ
173 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 01:39:10.26 ID:VTUqSHvV
>>167 あれは昔の文学表現でよく使われてた
「緑の黒髪」っていうのをやろうとしたのではないのかな。そもそも思いっきり形容矛盾だが、確かそういう表現があったはず。
それで緑髪にすると余りに変なので、青=緑的な解釈でやったのかも。ちょっと違うが緑を青と呼ぶのは日本の古文などでもあるしね。
またあの深く青色は、上空高く舞い上がった時に飛行機乗りが見たと言われてる青空の暗い程の紺碧さを象徴しており、
飛翔について並々ならぬ偏愛を見せる駿にとっては、絶対にあの色でなくてはならない!というワガママだったのかもしれない。
そんな変態な奴だろう。駿って。
二郎が子供のために買ったお菓子の名前なんだっけ?
>>174 シベリア、最初は子供のために買ったんじゃ無いと思うけど。
>>173で、 >またあの深く青色は
↓
またあの深く濃い青色は だった。ごめん。
なんであそこで選んだのがシベリアだったのかよくわからん。なにか高度に映画的な意味があったのか?
179 :
国防委員会:2013/08/03(土) 01:44:36.94 ID:rDso4diW
赤いゲロ吐いてくたばったあの女は赤旗読者の宮崎の分身
シベリアか ありがとう
ぐぐったらすげえ甘そうなお菓子だな
181 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 01:48:40.35 ID:HfJ4D3WB
>>177 飽食の現在からすれば、馬鹿馬鹿しいほど甘いお菓子で、
その時代の貧しさや人々の懐かしさを喚起しやすいということで選んだのではないのかな。
堀越的には、頭脳を酷使する仕事でもあるので、あの甘いお菓子を寝る前に食べて糖分を脳に行き渡らせて明日に備えようといった
配慮を表せたりもするし。それで子供ともやり取りでは、糖分に飢えてそうな貧困児童の振る舞いが強調できて、そちらでも
効果的。なかなかよく考えられた小道具だと思ったよ。時代考証的にも、あの菓子の存在は間違ってはいないんじゃないのかな。
183 :
名無し転がし:2013/08/03(土) 01:51:41.85 ID:3MjMu1ds
>>152 あーそうかも
やりたいシーンが、先ず、画として浮かんで、そこを描くために逆算して設定やストーリーを肉付けして行くタイプの作家かも
それは多分、一時期“ セカイ系”って呼ばれた漫画やアニメと同じ作劇方法かも
パヤヲ監督はいきなり絵コンテを描きはじめるから脚本が無いし、その前にイメージボードとかストーリーボードって呼称されるイラストを描く作業から入るじゃないすか昔から。
それはやっぱり、辿り着くべきいくつかのシーンを最初に提示しておくって事なんだろうなあ結局使えなかったとか全然違う画になったって場合も多々あるみたいだけど
で、多分「新世紀エヴァンゲリオン」なんかもそうだよね
タバコと同じでシベリアも当時の雰囲気をだすための小道具なのか
雪原を走るシベリア鉄道をイメージするからシベリアなんだろ
この映画は鉄道がよく出るからチョイスしたのでは
やり過ぎだと思ったのは「ポニョ」の宗助の母親の設定だな。無鉄砲で運転の荒い人物
として描写されていたが、あれは宗助が嵐の夜に荒波の上を走るポニョと再会するシーン
を描くために必要だったからだ。無鉄砲でなければそもそも嵐の夜に車で家に帰らない。
187 :
名無し転がし:2013/08/03(土) 02:02:44.06 ID:3MjMu1ds
>>185 わしは「大学は出たけれど」って映画からの影響だとおもっきし
基本的に自分の好きなものばっかり羅列して見せてるような作品なので、
映画的必要性もあったが、そもそも駿の好物だったりして・・・・。シベリア。
少なくとも幼少期においては、ハヤオの大好きなオヤツだったのかもしれないな。なんとなくの想像だけど。
また現在も煙草への嗜好が強くて全然やめられないものだから、嫌煙傾向の向こうを張って
もうケンカ腰かと思えるくらいわざとのように喫煙シーンを入れてるよね。それでまた美味そうに煙草吸ってたり、
思考をまとめるために喫煙が必要だったというような煙草有用論的主張のシーンばかり。
もう好きなシーンばかり徹底して描いてやろうと思って全てやったんじゃないのかな。
あの男にかなり都合の良い時代遅れな「純愛」についても。「こんな恋愛しか俺は認めんよ!」的な・・・。
シベリアを食べる本庄がくちゃくちゃ言わせてたのに何か笑ってしまったw
駿って食うときの音とかたまに拘るよな
紅の豚の時も劇場でアニメ観ながら食べてるスナックの音出すのにあれこれ考えてた
レイトショーでみてきた。
一つ、既出だったらすまんが聞きたいことが。
最初の震災が起こる電車のシーンで、二郎は三等室、菜穂子は二等室にいた。
これで、2人の豊かさの差を表してると思った。
だが、よくよく考えてみるとあの時代に二郎も妹も大学にいけている。
ということは、二郎もそれなりの富裕層だったのかと考えるべきなのか。
あのシーンは、身分差のようなものを一発表してる思っていい演出シーンだと思ったのだが、それほど2人に差はなかったのかね。
191 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 02:08:24.98 ID:HfJ4D3WB
シベリアは昭和初期には大人気の菓子だったそうで、
そういう意味では妥当なチョイス
時代性も感じられるし
>>188 煙草は(成人男性)当然の嗜みでもあった時代だし
今は実写の歴史物でもあまり描けないけど
>>190 >>二郎も妹も大学にいけている。
二郎の妹は大学に行っていない。戦前の女子は高校すら入れない。
妹が医者になるとしたら女学校(中学校相当)から医専にいく。
「梅ちゃん先生」の梅子がそうだったでしょ。
戦前の医者は大卒は研究医くらいしかいない。町医者は中卒。
>>190 二郎も村の庄屋の息子っぽいが、田舎の庄屋では都会の金持ちには全然かなわない。
二郎の大学は東大で、その当時東大の学費は激安のはず。
黒川さんの嫁、美人だったなぁ
菜穂子の次に美人に描かれてたね
>>192 そうなのか。なるほど。
てか、劇中で妹が大学に行ったなんて一言も言ってないな。すまん。
医者になったっていうからてっきり今の時代で考えてしまった。
じゃあ、やはりそんなに二郎は金持ちの家の子じゃないのかね。
>>193 そうそう。太宰治の津島家は、銀行業やってたからこそ都会並みの
金持ちになりえただけ。
>>193 なるほど。やっぱこの映画、時代背景わかってないと楽しめないな。
そういう点でも、全然子供向けじゃないな。
黒川嫁は中身も外見も素晴らしかった
黒川との出会いがどうだったのか知りたいわ
でも庄屋の息子だから農作業の手伝いせずに勉強して旧制高校に入学できたんだよね。
(今の感覚に直すと旧制高校=今の東京大学、昔の東大=今の東大大学院)
あと、声あててた人にみんなキャラを似せてるなと思った。
二郎は若い頃の庵野っぽい。顔はジブリのイケメンキャラだけど、メガネで庵野っぽさがでてた。
菜穂子も、瀧本美織にそっくりだった。
顔は、ジブリのヒロインキャラだったけど、観てて瀧本美織にしか見えんかった。
他には、西島秀俊もまんまだった。
201 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 02:23:51.07 ID:HfJ4D3WB
>>192 >二郎の妹は大学に行っていない。戦前の女子は高校すら入れない。
映画の中では進学していないという描写はなかったようだが、
大正時代には女子大学進学者はいたわけだし
また、そんなのは少数の例外だから無視だ とか言われそうだけど
>>11 うん、まさに人間の業の深さだよね。美しいけどエゴ。エゴだけど純粋
瑣末的なことをすべて飲み込んで、その上での「生きねば」
>>12 震災とか不況とか戦争とかは、とにかく悲惨に描かないといけないとか
そういう固定観念に縛られているんだろうね。俺の母親は東京大空襲で
炎の中を逃げまわり、九州の田舎に住んでいた俺の父親は爆撃を終えた
B-29に手を降っていたらしい。前スレの玉音放送の反応もそうだけど
現実なんてそんなもんだよ
>>120 まさにそうだね。でも、夫婦ってそういうものだ
>>198 しかしあの声は大竹しのぶではなかったか。
しのぶの声に詳しいわけでもないので、見てる最中には殆ど気づかなくて、よかったけど。
名女優などと言われてるが、なんかイヤな女のイメージがあるので、気づかなくって本当によかった。
>>203 演じてる人が嫌いだと、キャラクターまで嫌いになるタイプ?
大変だね
>>201 ていうか旧制高校が男子校なんだから、いわゆる正規ルートでは大学に入れない。
専門学校から研究のため編入とかの特殊なやり方だよね。すごく少ないし。
旧東大卒の超エリート技術者が貧困や戦災に巻き込まれる方が不自然だしなあ。
ビジュアルの描かれ方の贔屓度で言えば、
菜穂子>>>黒川嫁>おきぬ>>>越えられない壁>>>加世
だったな
>>197 人間的な、あまりに人間的な夫婦の物語だからね。愛し合っているのに
仕事に没頭して奥さん放ったらかし状態とか、療養所にいるべきなのに
愛する人の元へ来ちゃうとか、結核なのにキスしちゃうとか結核なのに
「来て」とか、結核の奥さんのそばでタバコを吸っちゃうとか、いきなり
療養所に帰るとか、逆に理解できる子どもがいたら気持ち悪いw
>>197 映画観た後にこういうスレとかで当時の状況とか知って
なるほど!と思う所も楽しみのひとつだと思うw
つか俺も知らん事多いから色々勉強になって楽しいわw
>>204 しのぶについては、アリエッティで変に悪目立ちして結構非難されてただろう。
だから被害者意識が先に来てしまいそうになるのだ。
それから声の出演ではない女優しのぶについては、初期の伝説的名演の話以外では
そんなに言われてる程上手いと思ったことないからなぁ・・・。
>>207 「きけわだつみのこえ」とかその他の戦争ものの自伝とかを読んでみなさい。
学徒兵は小卒の兵隊とくらべて死亡率が低いということはないよ。
フィリピンでは爆弾抱えて戦車の下に潜らされてたんだから。
加世のブサさは見てて可哀想だったw
お母さん美人だったのに、父親に似たんかな…
211訂正
>>207→
>>206 堀越二郎なんて航空技術者だったから徴兵されなかっただけ。
工学部卒は技術職で徴兵、理学部の数学科卒とか物理学科卒とかは
歩兵で徴兵される。
>>207 でも加世はかなり魅力的だったなぁ・・・・。
そういえば、しのぶの悪口ばかり言ってるが、実写でやった場合
若い頃の大竹しのぶなら、ああいう賢くて女臭くない役柄でも、きっと生き生きと演じて見せただろうね。
愚かで女臭い女というのも得意なんだけどね。しかしその深い女臭さに時に嫌気が差すんだよね。しのぶ。
色々言ってるが、結局結構なしのぶファンなんだろうな。
215 :
名無し転がし:2013/08/03(土) 02:43:51.87 ID:3MjMu1ds
>>210 「何やっても勝新」とか「何やってもキムタク」とか言われるけど、あの人も結構「何やっても大竹しのぶ」だよな
いや今回すげー抑えた芝居で、別人みたいでちょっとびっくりしたけど
216 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 03:02:28.58 ID:Ma+cOpbw
確かにラピュタ見た後だとラピュタは動きや色が自然で
違和感がない。それに比べて新しいはずの最近の宮崎映画は
みどりの色やら群衆やらただ普通のしぐさに違和感を感じる
事が多い。これはアニメーターが若い人ばかりなのが原因なのかなあ?
なんで自然に描けないのかって考えると色んな動きがわかってない
人が描いてるからのような…それとも以前は宮崎監督自ら
細かい動きを指定したり訂正したりしたたのかなあ。
細かい動きやらメガネごしの目の不自然さとか
深みのない緑とか見てああ〜〜っていちいちがっかりしてしまう自分に失望。
油絵とかやってりゃ緑は緑色を使うことではないって知ってると思うがなあ。
>>216 駿の作画って動きに全く無駄が無いんだよな
どれもその動作や作業を極めてて動きに迷いも乱れも無い
ラピュタで言えばライフルを撃つ兵士の動作からシータの料理のしぐさまで完璧な流れで動いてる
風の場合はそういう動きに関してもリアリティを追求したのかも知れないな
完璧な動きではなく無駄な動きも取り入れたという所かな?
>>216 それは君がはじめから叩くつもりで見てるからだよ
もしくは叩くつもりで書き込んでるか
219 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 03:39:35.91 ID:7fjsbjpV
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
俺様用しおり
長文、連投大杉
∧_∧
( ・∀・)< ここまで適当に読み飛ばした
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
>>216 まあデジタル化の波に上手く乗り切れなかったのが一番の原因じゃね?
山田くんを見た時、パヤオのイメージボードがそのまま動く未来を夢見たけど
そこまで行かずに終わりそうなのはちと残念
逆に風立ちぬ見た後にラピュタやナウシカ見るとなんか完成された優等生だなぁと思ってしまうようになった
風立ちぬは癖のある問題児って感じかな
>>220 手描きの時は全部やらないといけないかったから手が抜けないけど
デジタルだと「このパートはCGでやりますから」とか出てくるからね
どっかで気が抜けるのかも
駿は全部手作業でやる方が向いてるのかも知れんw
今日観て来た
駿の最高傑作かと思ったけど恋愛部分が冗長すぎたかな
二郎は飛行機とカプローニとの夢の世界しか愛してないのだから最後の草原には傘が転がってるくらいでいい
単なる懐古、既視感故の安心感をトンチンカンな理論で叩くなバカ共
ラピュタと風立じゃ作画枚数が全く違う。ラピュタは風の半分も使ってないだろう
モブシーンは極めてモブらしく、枚数抑え目でパタパタ動き、目につかない
風の群衆シーンは枚数多く画面の全てが動くことで映像の力強さを引き出してる
震災のシーンでラピュタみたいにパタパタ動いてたらお笑いもんだぞ
そもそも宮崎アニメーションの集大成は千尋だろ。あれと比べてラピュタのほうが洗練されてるとは思わん
風立ちぬはポニョのノウハウも取り入れてかなり自由な画風になってるから混沌としてるだけ
表現としての面白さは遥かに上
225 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 04:45:53.96 ID:5Ttw38Y5
>>216 自分も感じた。
全体にのっぺりしてるような。
効果音が人間の声って発想はいいんだけど
かなり不気味で、作品自体が夢のような印象がある。
それが狙いかもしれないけれど。
あと、結婚式の菜緒子は
軽く髪を結い上げ、少しかしこまった美しさを
演出するなどの配慮が欲しかった。
226 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 05:11:03.55 ID:7fjsbjpV
色々な感想があっていいが妹がブサイクというのだけは受け入れられない
かわいい。妹はかわいい
228 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 05:28:12.72 ID:kDAK1/7p
救いようのないほどの、つまらない映画だったな。
いい所なんてまったくない。
いや、訂正する。ヒロインの声と演技はよかった。
これだけ。
229 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 05:31:27.90 ID:kDAK1/7p
つまらない、クソがつくほどつまらない映画だった。
こんなものが、小説新人賞公募にきたら一次もとおらんシロモノ。
宮崎駿だって、このアニメ映画、真剣につくってないだろ??
なんら熟考なんてしてないよ。
ただのあらすじを垂れ流して、順番に動くアニメ絵におこして、撮影して、スクリーンに載せただけ。
なんの演出もないし、テクニックもないし、その他もろもろの「語り」のテクニックなんてない。
みてて哀れになってきた。
8月 3日(土) NHK Eテレ 22:00〜23:00 SWITCHインタビュー達人達
「宮崎駿×半藤一利」※
8月10日(土) TBS 9:30〜14:00「王様のブランチ」※
※映画コーナーで、宮崎駿インタビューをお届けします
8月10日(土) NTV 15:55〜16:50「風立ちぬ」はナゼ生まれたのか※
※毎週日曜日の朝放送の「シューイチ」特番です
8月26日(月) NHK総合 22:00〜23:13 「プロフェッショナル 仕事の流儀」
映画監督・宮崎駿スペシャル2013※
※2010年から3年間にわたり、約300時間の密着取材を敢行。
231 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 05:37:29.73 ID:kDAK1/7p
>16
まったく同意w
232 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 05:43:24.31 ID:kDAK1/7p
>135
宮崎駿にはストーリーテリングの才能がないからね。
233 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 05:46:09.83 ID:7fjsbjpV
NGID
ID: kDAK1/7p
234 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 05:46:21.50 ID:kDAK1/7p
>142
物語を語る才能とは、どの部分をどれだけ語るのか?だけど、
この映画はそれがことごとく失敗してるよ。
見せない(語らないのが)、成功してるとはいえない。ことごとく失敗してる。
235 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 05:53:15.04 ID:kDAK1/7p
宮崎駿に、人間ドラマを語る才能はないわ。二時間もたせられない。
ドンパチ、活劇、ファンタジー、異世界、剣と魔法がないとダメだね。
高畑が、ナチュラルな、現代劇、人間ドラマを語る才能あると思う。
かぐや姫の罪と罰の予告編がすさまじかったね。ものすごく期待している。
ジブリは、高畑が継いだら?
キ
チ
ガ
イ
降
臨
237 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 05:59:40.88 ID:kDAK1/7p
i am キチガイ
菜穂子と暮らすようになった ある日 二郎は街で顔を腫らしたお絹を見かける 聞けば夫の暴力に耐えていた その日から3人で暮らす事になる 毎日の3P それを覗きながらオナニーする加代 いつしか4Pへ ラストは黒川夫妻も加わりクライマックス!
そんな薄い本が欲しいです 抜かねば...
>>230 秋まで待てないんでしょうねえ。
高畑勲監督のかぐや姫物語公開辺りに風立ちぬのドキメント映画が公開されるからより詳しいのが出てくるのに
241 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 07:30:46.00 ID:ZZPK8Tjx
しかし、アンチの嫉妬心がすさまじいな
絵画しろ音楽にしろ、エポック・メイキング的作品には
賛否両論が渦巻く。
残るかどうかは、結局人々の記憶に残り続けるかにかかっている。
この作品におけるシーンの美しさは、十分普遍性を持ってる。
歴代ジブリ作品の中でも最高だろ
(たしかに、ストリーは陳腐しもしんないけど・・・ボソ)
いや、ストーリーが傑作でしょ、この作品は
こんな現実的で空しい男女の愛をかけた作品は無いと思う
ストーリーをどう見せるかだもんなぁ
244 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 07:47:55.79 ID:5Ttw38Y5
しかし、これ、美しい映画かなあ?
美しいって思う人は
どこに美しさを感じてるの?
どこがエポックメイキングなのかw
ちっとも中身ないよ
宮崎駿狂の解釈学も大概にしろと言いたいわw
俺は九試単座が完成するまではすごくよかったよ
菜穂子が出て行ったところから??????ってなった
何で肝心の菜穂子の死を
どっかわからん所で死んどけみたいに投げるかなと思った
247 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 08:04:36.44 ID:yo3N+lJn
>>240 う…ん。
>>3ならもう少し後半恋愛的シーン減らして、飛行機設計にかける情熱を描いてほしかったな。
男女のエゴの押し合いがテーマなんだから
これ以上、恋愛っぽいシーンは削れないかも
249 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 08:12:13.56 ID:ZZPK8Tjx
>>244,245
説明するの面倒くさい。
ピカソのアビニヨンの娘たちを、ありゃ土人の芸術でしょwwwとか
ストラビンスキーの火の鳥を、きったね〜和音だな、モーツァルト最高! と
言っているのと変わんないもんな。
美に対する感受性が欠如している者に、何を説明しても無理
ただ、
冒頭の、橋の下をくぐる直前の、水面スレスレ飛行の飛行士視点のシーンとか
震災直後の、市中の様子を鳥瞰したシーンとか
菜穂子との結婚式は、言わずもがな
上げたらきりがない。
250 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 08:14:42.47 ID:yo3N+lJn
せめて、いきなりホテルで結婚申し込むとこはいらなかったな。
結婚式したあの時に申し込むのでもよかった
>>3だとしても、再開していきなり結婚申し込むとしか分からないような唐突さがある
女中の大学去りシーンがあるから、余計に唐突
アニメのナウシカのなにがどう面白いのかまるで理解できない自分も
ポニョとか今回の風立ちぬは充分面白かったからなあ
そのあたりの「何を持って是とするか」みたいな部分は感覚的なものだから
合わなかった人はしょうがないよねとしか良いようがないよな
252 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 08:17:52.95 ID:BsrufRk7
しかし
このスレは了見の狭い年寄りばっかだね
そんな性格だからいつまでも童貞なんだよ
>>250 あそこマンガでは「なんとう都合のいい展開」と自分で突っ込んでるくらいなのに
あのとおりにコンテ切っちゃってるからな
いいかげん最後まで練り上げてから絵コンテ切れよと悪い癖だわ
逆算して作ってるんなら黒川の奥さんのビジュアルも、
「今結婚します」
「まぁ素敵」
っていかにも言いそうなルックスを選んだらああいう美人になったってことかな。
255 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 08:33:00.40 ID:5Ttw38Y5
>>249 ピカソだの、ストラビンスキーだの
まったく要領得ない例えだな。
絵的にも、ものすごく心に残るシーンとかも
なかったが、
ストーリー的にどう美しいと感じるのかと
尋ねているつもりだ。
256 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 08:35:22.08 ID:PcYnuJvF
>>216 >>220 >>222 叶精二のパート参照
http://togetter.com/li/538556?page=3 >昨日ジブリの田中さんに伺ったお話。「もののけ姫」の前に紫外線でも退色しない新カーボンと大判セル用トレスマシン開発に成功。
>しかし、その直後デジタル化でほぼ出番ナシ。以降のハーモニーや美術館販売用複製セルは、全てこの新カーボン使用のため、展示
>しても退色の心配は全くナシとのこと。凄い。
>訂正させて頂きます。大判用トレスマシンは「もののけ姫」の後導入されたそうです。「山田くん」で全面的にデジタルになった筈で、
>「遅れて来た新技術」はほぼお蔵入りだったのでは。「ハウル」「風立ちぬ」のハーモニー等でアナログセル技術が活かされ続けている
>のはこうした努力の成果だと思います。
ストラヴィンスキーの不協和も分からないって・・・
どんだけ教養が無いんだよ・・・
258 :
名無し転がし:2013/08/03(土) 08:40:33.81 ID:3MjMu1ds
>>254 アニメにおける美人美女表現ってのは、ほとんどが記号化されたディテールの集積(髪型とか服とか)で、漫画家やアニメーターにとって自分が描ける美女の顔とかはせいぜい三〜四種類だったりするからね
しかもこの作品に於いては、昭和初期の時代考証という名の、通常の時代物(明治以前)とは比較にならないほどガッチガチの縛りがあるわけですよ
259 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 08:41:09.92 ID:5Ttw38Y5
>>257 で、どうストーリーの美しさを感じてる?
>>167 ジブリじゃないけど、あの有名な未来少年コナンのヒロインが青髪だよ
ラナだっけ
>>259 いや?
俺別の人だし
ストラヴィンスキーも分からないことに呆れただけでその話はして無い
やっぱ大きいスクリーンと大音響で見たいよね
↓
え、フロントからしか音出てないんですがそれは…設備故障か何か?(錯乱)
↓
うおーんうおーんうおーんうおーんバシューン!しゅっぽしゅっぽしゅっぽぶおーーーーーん
って何だよギャグかよ本物が現存しなくても似たようなエンジン音くらい収録しろよ
映像はCGとか使って骨組みを透過して見せたりしてんのに音があれってなんだよ(絶望)
↓
エンディングのレコードに針を落とした時の音が一番良いんですがそれは…
傑作だった
宮崎駿の映画で2回目に見ると
1回目より意味がわかるようになってるような
深みのある映画はこれが初めてと思う
演出がとにかく冴えにさえた作品だった。
最初からラストを暗示する描写から始まり
丁寧に伏線が張られていき
中盤から死と嘘の暗示を何回も重ねて行きながら
去り際の台詞からバスで妹との交錯し手紙を開ける妹までのタメ
そしてあのあざとい台詞にはぼろ泣きさせられてしまった。
庵野の声を言う人がいたが声は合ってた。
ただ最後の頷くとこはダメだった。
あそこは演技力ないと締まらないね。
264 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 08:48:56.69 ID:5Ttw38Y5
>>261 火の鳥は美しいと思うよ。というか好み。
モーツアルトは好きじゃないが、
その美しさはわかるよ。
>>263 ハウルやポニョも複数回見て理解度深まる構造だったけどね
風立ちぬはそれがちょっと判りやすくなったからみんな知ったかしやすいんだろうな
ハウルの時から「ちょっと難しくしたらわかってもらえなくなった」って愚痴ってたからなパヤ
ハウルって何かあったのか?
普通の戦争+ラブストーリーにしか見えなかった
本日の読まなくていいID
ID:RLDLSkaN
黒川嫁に比べたら、おきぬブスすぎ
もしよかったら
ハウルの意図とか教えてください
気になります〜
270 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 08:55:15.71 ID:ZZPK8Tjx
>>255 ストリー的に美しいかどうかなんて、おれは言ってねーよ
あんたの、感覚じゃ、ストーリー的に美しくないと、画的に
美しくても、意味ね〜 って考えているみたいだけど、
それは、あんたの勝手な価値判断。
このアニメは、むしろシーンありきで、後でストリーができ
あがったようなもん。
あんたの考えは、歌詞がしっかりしてねーと、歌は歌として
認めんといっているようなもん。
271 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 08:56:35.37 ID:dVgaDCxo
ストラヴィンスキーの気持ち悪さの一番の原因はリズムだけどな
庵野の代わりに麻生太郎はどうだ!
でゅぁ〜れが風を みたでしょう?
風たちぬは、とにかく演出が神がかってた
今までの宮崎駿の作品とは全く違った作品だった。
今までは宮崎駿が全面に出てたけど
今回は宮崎駿とジブリの作品と感じた。
全てが噛み合ってたし何回も見れる深みもあり素晴らしい映画だった。
>>269 ソフィーが若返ったり老けたりする表現の意図が一度目で把握出来る奴は少なかろう
>>268 おきぬの画像ってどっかない?
黒川嫁はキャストの所にあったけど。
276 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 09:09:09.06 ID:5Ttw38Y5
>>270 確かに、中身スカスカで絵柄だけ美しい映画
ってのは、真に美しい映画ではないと思ってるな。
でも映像が美しかったら、それだけを楽しんだりもする。
でも、あんたの言ってること、ちょっとおかしい。
歌は歌詞がわからなくても楽しめるが
映画は、ストーリーが後で出来ようと
同じことだろ。映画の魂なんだから。
観客が勝手にストーリー作れっていってるのか?
>>274 いや、そこら辺はそのまんまじゃね?
もっと風立ちぬとかポニョみたいに
一見したら〜〜だけど、実は本題はこっちでした って
話かと思ったよ
>>265 ハウルに深い感動はなく2回見たくなる作品ではなく
ポニョはあまりに性的過ぎて評論出来なくした製作者の底意地の悪さがあった。
そしてラストまで全てが噛み合って感動するような作品は久しぶりでしょ。
でも宮崎駿の傑作はこれが最後になる予感がした。
爆発力がなくなり衰えゆく才能と
職人気質の極上の技術が最高のタイミングで出会った作品だった。
あの年で「衰えゆく」なんてのが
宮崎駿の才能の異常さが出てる気がするが。
ポニョは気持ち悪いよね・・・
暗喩が生きることの素晴らしさにもなってるのは分かるけど
それでも気持ち悪い
ハウルはやっぱそのまんまの映画よね
>>277 今だから「そのまんま」とか言えるけど、公開登場やテレビ放送の実況なんかでは
「意味がわからない」って感想が圧倒的多数だったんだよ
ハウルは、とどのつまり疑似家族ものなんだが
ストーリーの方向性があやふやで、キャラクターが戦争を軸に翻弄されているにも関わらず
それはテーマ的には全く関係ないなど、一見ではわかりにくい構成だった
>>278 「感動」というのに重きを置くならそうかもしれないけど
別にハウルもポニョもテーマを表現するためにしっかり構成された物語だと思うけどね
特に男女間の駆け引きの複雑さは、この辺りで培われたもの
それが風立ちぬではストレートに恋愛ものになって判りやすくなっただけ
2回目見たらは俺は最初からぼろ泣きするだろうな・・・
汽車でまだ生命力に溢れ嘘もない奈穂子が
帽子をキャッチするシーン見るだけで絶対にぼろ泣きですわ・・・
昨夜観てきた
素晴らしかったけど、これ造ったら次どうするんだろね
取り合えず未見のハウルとポニョ借りてくるわ
アニメのハウルはソフィーが言霊魔女という最大のキーをあえて描いてないんだよね
最初意味不明で嫌いだったけど、それを知ってから評価が逆転した希有な例だわ
でも、ポニョみたいな
変な作品があったからこその
それが消化されて進化しての
風立ちぬだからね
その意味ではポニョもよかったか、作品そのものじゃなくて進化の経緯として
まあ例えば風立ちぬでの、二郎の女性に対する徹底した反応とかね
ハウルでソフィーの心情をさり気ない映像で徹底して描いてたのと手法が似てるよね
冒頭から、窓からしか明かりの差さない暗い部屋で仕事ばかりしてて
その光さえも、頻繁に通る列車の煙で遮られたり
華やかな妹と一緒に行動してても、男共が妹には挨拶しまくるのにソフィーは存在すら認知されてないかのような扱いとか
老け込んだり若返ったりするのはそのままソフィーの気持ちの表れだけど
「とっくに呪いは解けてる」って言われるのが中盤だから、流石に一回目じゃわかんないし
ハウルは複数回見ないと良さがわからんようになってる
だから
ハウルは表向きのストーリーと、映像表現が同じでかぶってるんだよ
ポニョとか風立ちぬみたいな、隠されてたり逆方向向いてるのと違う
288 :
名無し転がし:2013/08/03(土) 09:26:58.70 ID:3MjMu1ds
>>262 やっぱエンディングの「ひこうき雲」ボーカルの音割れてんのはわざとやな
効果音が全部声で当てられてる事は、知っていたが、映画みてる最中笑いを堪えてた。
恐怖を描く時効果音が、人の叫び声や金切り声に近かったりすると、効果が増幅するけど、エンジン音は余分だったと思う
>>285 ポニョは別に変な作品でもなんでもないんだがなぁ
男性性と女性性を極限まで純化したような映画。そういう意味でも風立ちぬに繋がる映画
陸と海が男女の暗喩だとか、これまでの宮崎作品では出会った瞬間好き同士で喧嘩することもないのが
ポニョではお互いがお互いを認め合うプロセスが描かれてたりとか
感情のまま大波に乗って突進してくる人間になったポニョだけど、宗介があの世話をした魚のポニョだと気付かないので
一旦海に落ちてしまうとか。風立ちぬの、二郎が菜穂子と気付くまでのプロセスとよく似ている
>>284 カルシファーが契約解けたのに何で死なないんだ?ってずっと疑問だったけど、
ソフィーによって命を吹き込まれてたのね。
わざとじゃなくて
40年前の日本の録音技術は素であんなもん
昨日見たのに、感動が大きすぎてまだちょっと冷静じゃないな。
深みがあって、その深みで感情が揺り動かされるような作品は初めてだった、の間違いか
二人の身分が違う事を示す高さの差から会食で降りてくるシーン
2回の帽子キャッチのシーン
死と嘘を暗示しながらの壮絶なまでに美しい結婚式でのシーン
奈穂子が誘い込み二郎を共犯者にしたのを示す布団のシーン
次郎が世間から外れ世間に逆らいながら自分を貫いてる事を示す
電車で外にいるシーンや人混みを掻き分けるシーンとか
もう全てが噛み合ってたし美しかった。
見たのは昨日だけど、まだ全く冷静になれんわ。
はやくDVDうってくれーーーー
ポニョは露悪的過ぎて嫌悪感しか沸かなかったけどね
思い出すのも勘弁して欲しいレベル
初日に1回見ただけで二郎と菜穂子はよく似た同士の共犯者と思ったけれど、そう思えない人は何が違うんだろうね。
>>249 >>270 俺だけがこの作品の価値を分かってるんだ、とでも言いたげで逆上せてるようですねw
ピカソのアビニヨンやらストラヴィンスキーをあげてるけど、オタクの文章見ても綴りに対する美意識も無い人間がよく芸術性なんて言えるなw
只の頭でっかちのかぶれにしか思えませんよ、アナタw
それに画的にも甘いと感じたよ
例えば手描きの飛行機と動くアニメーションの飛行機の質感の違いによる違和感とか
外国の映画や芸術作品、絵画などを実際にご自分の目で見て勉強なさったらどうですか?w
純愛ロマンチック
純愛ロマンチックに決まってる!!って
単発IDのいっぱいの人が
何故か不自然に一人もいないところ見ると
IDチェンジしまくってた
今寝てる一人の子だったんだろうなw
かわいい
純愛だ!なんて言ってた人はほとんどいなかったけどな
昨日は凄いいたよw
>>302 いなかったよ
ただ絹に惚れてたってのはおかしくね?って言われてただけ
イコール純愛ではない
結婚式のとき菜穂子の髪が伸びてたのはどういうこと?
普段は内側に巻き込んでるの?それともかつら?髪の色はいっしょっぽいよね
それはコソコソ軌道修正していった結果で
最初はみんなそう言ってたんだがな
二人は互いに納得ずくでの共犯者だし
共犯者になろうと誘ったのは菜穂子ってのは
初夜のシーンや寝てる二郎を布団に誘い込んで
布団の中で二郎に近づくシーンで描かれてるね
>>304 髪を下ろすのは「女になる」事を示すお約束だった気が。
>>305 いや、最初から言われてたってw
一人ぐらいは純愛主張してたかもしれないが、それが記憶に焼き付いてるだけでしょ
大多数は絹の説に異議を唱えてただけだよ
共犯ってどういう事?
会社(とひいては国)に結核と言う迷惑をかけるってことでいいの?
最初は菜穂子にあまり興味なかったのは
これがロリコン映画ではなく青年映画であるのを示す
だけではなく「菜穂子から誘った」ってのを強調するためだろうね
自分の意思で泉に行き、泣きそうな顔を見て去ろうとした二郎を
呼び止め親密な仲になろうとし土砂降りの雨の仲を歩むのは
以降の二人の関係そのままあらわしてるよね
>>309 お互いのエゴをぶつけあう相手ってことじゃね
でも冒頭のにーにーさま〜と言いながら二郎を追いかける加代はパヤオの趣味が執念じみた作画で炸裂しててワロタ
>>307 下ろす以前にボブで肩より短い感じに見えたから、あんなに伸びた髪はどこから来たのか不思議に思ったんだけど。
下ろす前モコモコしてたのは、ローラー使って結構な長さの髪をくるくるしてるの?巻き込んでピンで留めてるのか?
いつもと違って新鮮で女らしくていいシーンだった。
>>311 菜穂子を殺したのは菜穂子自身であり二郎でしょ?
(サナトリウムに居ても死んだとか別にして考えれば)
菜穂子は病気を治す事より二郎の側にいるエゴを死を代償にして選び
それを貫くために嘘に嘘を重ねている。
二郎は菜穂子に騙されたり病気の症状を勘違いしてるのではなく
側に置けば死ぬのがわかっていて
それは間接的に自分が菜穂子を殺す事であり世間的には許される事ではないが
側に菜穂子が居て欲しいと言うエゴのため
病院に返さず、菜穂子のエゴと嘘を受け入れる共犯者ってこと
黒川のおっさんがそれを愛と言わずにエゴといったからエゴといってみたけど
それはエゴと言い切っていいかはわからんね
>>315 サンクス
俺はもう後半は嘘言ってないものだと思ってたのよね
そういう考えもあるね
なんか、ムスカ大佐みたいなのが出てきたけど、あの人ってなんなの?
「わが王国へようこそ」「来たまえ」「乗りたまえ」「君の10年はどうだったのかね?」
カーラーで巻いてたんだろ
サナトリウムに行ってそんな手間もかけられず段々巻が弱くなってきて結婚式で椿油か何かで完全にストレートに戻したとか
菜穂子が結核にかかってなく順調に年取ってたら最後はパンチパーマみたいな髪型になってたはず
>>316 共犯者ってのは世間に対してかな、と思うんだよね。
菜穂子と二郎は布団(=嘘)の中にいるように
菜穂子はキレイに見てもらおうとする事以外は
二郎に対して嘘はないと思うよ
なんか心が動かされて全く冷静になれんね・・・
なんか共犯者の持論押し付けてるやついるが、
嘘を嘘で固めるとかそんな描かれ方はしてないと思うぞ
自分の意思にもっと真っ直ぐな人間として描かれてる
>>308 お絹が返しに来たのはなんの意味もない
幻を見たのもただ単に道具を貸した相手を想像しただけ
お絹の感情さえ無視した論調も目立ったが?
またそれを否定する奴も居なかったが
今更ずるいな
>>315 が見事に共犯者の意味を説明しているのに理解できないならしかたない。
>>308=
>>303=
>>301は相手しないほうが良い
わざわざスレまで来て
映画の話0で
2ちゃんねらーを擁護するしかして無いと言う謎の行動の時点で
お察し
山を下りてきた後の菜穂子のセリフは正直
引き止める二郎のセリフも純粋な思いそのもの
黒川の家での結婚なんて二人の真っ直ぐさの結晶そのもの
唯一嘘っぽく写るのは会議のシーンでの二郎の対応だが
「全力を尽くします」というのはギリギリで嘘をついていない
自分の好きな事をするための大人の対応
>>320 二人の意思はまっすぐで美しいけど
それは世間的に見たらどうなのって話だよ
黒川さんも妹も二郎を責めてるでしょ?
まあ俺は昨日見てぼろ泣きして
一夜明けても興奮状態だから邪魔だったらNGしといてくれ
>>318 カーラーか、たくさん巻いてたんだな。
パンチパーマみたいなww大阪のおばちゃんが真っ先に頭に浮かんでしまったorz
豹柄じゃなくて豹の絵の柄のシャツとか着てたら萎えるな。
菜穂子が生きてる間にはまだないだろうけどw
>>325 世間的に見たらって
全て社会通念に当てはまる人間だったらわざわざ映画にしないでしょ駿は
何か偉業を成し遂げる人ってのは意思の強さと極度の集中力を持った人
でも普通の人からみたらちょっと危ない人に見えたりする
夢は狂気をはらむ、それも隠さないって企画書に書いてるじゃん
>>323 とにかくお絹と二郎の線は双方向どちらも徹底的に潰す
二郎と菜穂子の純愛映画だって言ってた奴は腐るほどいたのにな
それを段々軌道修正して二郎→お絹はなくね?ってとこに最終的に固執しだしただけなのに
それもコンテの記載からやはりなんらかの想いがあったのは確定的
昨日今日の話じゃなくて岡田が例の放送をしてから
ずーっと続いてた話だからなコレ
なんでもいいけど岡田は全体的にわかってないから
>>328 確定も何もしてねーよ
何度も論破されてたよ
おはようございます
今日も元気にののしりあいましょうね
>>329が正しい
評論のための評論で対象を捉えてない
自分ワールドをこねくり回してるだけに過ぎない
やたら岡田解釈を持ち出すのが変だな。
自分で見て解釈すりゃいいのに解説が必要なのか。
それとも誰かを説得したり黙らせたりするのに岡田の名前が必要なのか。
>>327 世間に逆らってエゴを貫く
それはまさに強靭な意思の力のなせる業では?
つーかよくある解釈に
いつの間にか岡田解釈なんて変な名前がつけられてるだけ
岡田なんてどうでも良い
んでまぁ即レス&単発ワラワラとね
進歩のないこって
下宿の女「女の方が見えてますよ」
で二郎がwktkしてる時点で論破だろ。
間違った解釈と書くより岡田解釈と書くほうが楽だからな
普通の映画の見方に
「岡田って名前がついてるから」で叩くやつが意味分からん
普通解釈アンチが
やっと起きたのかw
土曜日はよく寝てるんだなー
>>334 強靭な意志でエゴを貫くのは二郎への正しい評価だと思う
ただ嘘をつく曲がった人間としては書かれてない
世間に逆らっても違うんじゃないかな組織人として上手くやってるから
時にかわしたりいなしたり時に直球だったり
あの子が起きてきたし
通例の
女中論争はじまるよーーーー
↓ から はじまりはじまり〜〜〜
>>341 二郎目線入った画だから何に興味があるのかの際がはっきりしてるな
いじめっ子も海軍も何言ってんだかわからん演出でモブもうろんな表情
いやあ、それにしてもアニメ自体も凄かった
細かい表情の変化や仕草が美しかった。
人や体型による歩き方とかも違ってたしほんと凄かった。
最後に菜穂子が早足で歩いていくシーン
菜穂子は一言も話さないんだけど
あのちょっと前がかりになって早足で歩く菜穂子が
何を考えどんな表情をしてるかを考えると
もうぼろ泣きしちゃいますよ
(どう解釈するかはそれこそ人それぞれだろうし)
歩き方だけで表現して見る人間の心を揺さぶるとか
ほんとに良い映画だったし感動したわ
少年期に喧嘩?して帰ってきた時も平然と嘘をついてるんだよね二郎は
そういうしたたかさはしっかり持ってる人物
女中に惚れてたとかねーからアホ
美しい二人の愛の映画を穢すなクズ
愛してる女が結核で苦しんでいる横でタバコぷっか〜
美しいっすね
女中とか、この映画にとってなんの重要性もないキャラクター取り上げて
なんでそんなに頑張ってるのかがわからない
それならまだ、二郎は実はバイで本庄と出来てたって方が説得力あるわ
そういえば母さんに嘘ついてたね。
好きなことに没頭したいから、それ以外のことは変に波風立てるような事はしたくないんだろうね。
そういうところが自然と身についてる感じだ。
350 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 11:22:08.32 ID:ckTNJFc1
>>325 黒川が「エゴだ」って言ったのは二郎だけじゃなくて菜穂子にも向けた言葉だと思うけどな
わろた
同一人物
301 名前:見ろ!名無しがゴミのようだ![sage] 投稿日:2013/08/03(土) 09:58:06.34 ID:7mXWlM7I [1/4]
純愛だ!なんて言ってた人はほとんどいなかったけどな
303 返信:見ろ!名無しがゴミのようだ![sage] 投稿日:2013/08/03(土) 09:59:42.63 ID:7mXWlM7I [2/4]
>>302 いなかったよ
ただ絹に惚れてたってのはおかしくね?って言われてただけ
イコール純愛ではない
308 名前:見ろ!名無しがゴミのようだ![sage] 投稿日:2013/08/03(土) 10:04:53.82 ID:7mXWlM7I [3/4]
>>305 いや、最初から言われてたってw
一人ぐらいは純愛主張してたかもしれないが、それが記憶に焼き付いてるだけでしょ
大多数は絹の説に異議を唱えてただけだよ
348 名前:見ろ!名無しがゴミのようだ![sage] 投稿日:2013/08/03(土) 11:20:45.94 ID:7mXWlM7I [4/4]
女中とか、この映画にとってなんの重要性もないキャラクター取り上げて
なんでそんなに頑張ってるのかがわからない
それならまだ、二郎は実はバイで本庄と出来てたって方が説得力あるわ
1回しか見てないから間違えてたらすまないけど
おそらくタバコは学業や仕事の象徴だよね。
電灯になんか布を被せてそれがタバコの煙を遮ってたが
最後に少しだけ菜穂子の方に流れ込む
細かい表現が良かった
タバコはエゴの象徴でもあるんじゃないかな
ラスト黒川邸が御馳走の用意してたような描写あるが飛行機が成功した後の祝宴のためか
泊まり込みだって言ってたきがしたが
>>350 ああ、それはそうだね
黒川さんは二人ともエゴだといってたんだろうね
>>351 岡田の解釈は「二郎と菜穂子だけの単純構造ではない」ってのが肝なのに
二郎→絹を必死に否定したとこで絹→二郎はコンテに書いてあるんだから意味ないのにな
無駄なことに固執してるのはどっちなのやら
来週のブランチでパヤオの独占インタビュー流すってさ!!
過去作品についても語りまくるらしい
>>351 それがどうしたよ
単発は単発で叩くくせにw
とってもエゴイスティックで残酷で業の深い作品だと思いましたよ。
あと、抱えてる矛盾に整合性を持たせようとしたり隠そうとなんて全然してなくてある意味露悪的とも。
でもそういうものを全部グッと呑み込んでるところが僕は好きです。自分だったら耐えれそうにないけど。
私的にはこれまでのジブリで最も揺り動かされた作品。
気持ち悪い、頭おかしい、納得いかないっていうような人がいる気持ちもなんとなく分かるけれども。
菜穂子の「来て」に
不覚にも反応してしまった
>>358 開き直ってんじゃねーよキチガイ。
無駄レスすんなカス。
煙草は仲間意識の共有だよね
スパスパ吸いまくってる映画だけど女性の前で吸ってるシーンは恐らくない
どれも男だけの空間で吸ってる
菜穂子はその中に入れたということ
>>361 なんでいきなりキレてんの
わけわからん
煙草といえばどこのシーンか忘れたけど一箇所だけ煙が変だった
他のシーンではタバコの煙の作画すげえ!って観てたのに
そこだけCGみたいな薄い動きで気になった
今から考えると、なんちゃら伯爵だったかの引退飛行って
あの時に死んだって事なんかね
作中で死を暗示する雪の積もった場所を走る電車の中の夢だったし。
夢で度々出会うなんちゃら伯爵との身長差が変わるのが良かった
いい映画だった。
これをみて日本の男はひたすら仕事に励むがいい。
やるべき事をやり、身の程をわきまえてね!
>>363 煙草が切れたんだろw
外を歩くと頭が冷える。
次から次へと単発沸く沸く♪
この映画って、日本以上に欧米で批判が出そうだな。特に喫煙に関するシーンが
多いとか結核の奥さんの近くで吸っちゃうとか。愛しあう夫婦のエゴとか思いやりとか
覚悟とかが理解できる欧米人は少数派だと思うし
>>244 >どこに美しさを感じてるの?
映像に関してなら、例えば結婚式の時の廊下を歩く菜穂子の描写は美しいという
言葉が陳腐に思えるほど美しいと感じた。ストーリーとしてなら、結核なのにキスして
夫に「来て」と言ったり、妻の横でタバコを吸ったり、勝手に療養所を抜けだして
また勝手に戻ったり、そんな彼らの姿と行動は美しいと思う。この説明の意味が不明
だとしたら、これ以上は互いに時間の無駄だと思う
>>369 欧米だって戦前という時代を理解しているレベルなら問題ないだろう。
カサブランカのボガートだって吸ってるし
欧米の方が嫌煙だからこそ
エゴだってすぐ分かってくれる場面でしょ、むしろ
>>356 >絹→二郎はコンテに書いてある
二人の王子様だったって言ってたから、そこは絵コンテ見なくても分かるぞ。
堀辰雄は自分も肺病なのにタバコ吸ってたみたいだな。
長生きできる今の常識とは全く違う世界観なんだろう。
昨日、レイトショーで見てきたが子供つれてきてる親がいたな。
どうせ夜更かしさせるなら家でラピュタみせてやれよと
堀越はちゃんと「タバコ吸いたいから(室外に出るのに)手を離していい?」と
聞いて奥さんに「ここで吸って」と言われても一度は「ダメだよ」と断ってる。
これでも批判されるとかないと思うけどね
そもそもタバコ吸わずにそばにいてやれと・・・
もういくばくも生きてられないのに
>>375 それができりゃ四六時中CMで「お医者さんに相談だ!」とかやってねーからw
サントラ買ったけど
菜穂子のテーマとマンドリンのテーマのバリエーションばっかりだよ
>>377 作中に出てきた機体の各エンジン音とかでトラック埋め尽くされるよりマシと思えばおk
379 :
名無し転がし:2013/08/03(土) 12:31:07.16 ID:3MjMu1ds
>>377 本編の中でユーミンの曲あと一、二曲流して欲しかったよね
「旅立つ秋」かなんか
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
俺様用しおり
∧_∧
( ・∀・)< ここまで適当に読み飛ばした
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
職場や学校で この映画面白かった?って聞かれた時どう答えてる?俺はストーリーは退屈だけどNHKの小さな旅を見てるような感覚 と答えてる
昨日ラピュタ見たけど、ああ、やっぱりこれぞジブリ、これぞ宮崎駿だよなあ、と
どうしても思ってしまう。
>>383 風立ちぬのクリア絵はがきというおまけに釣られて買った、豚のBDを今鑑賞中
>>356 まぁ絹が登場する部分が各監督が「悪あがき」って評しちゃうとこなんだよね。
紅の豚も少女と年相応の女性が出てくる。けどパヤオさんは最初から少女側にしか
興味ないのはみんな分かってるからwって。年相応の女性置けばごまかせると思うなって。
作品的には、あの時の二郎の認識は「絹というちょっと気になる女中さんと脇にいた少女」。
尺を返してもらった時に真っ先に浮かんだ姿が絹なのはそのための演出。
ただパヤオの頭の中のストーリの構築の中には絹はいてもいなくてもいい存在。だから無駄な
悪あがきと批判する。最初から少女に心奪われる二郎と素直になれって。w
>>383 本当 そう思う 期待してるのはこういう作品なんだけどな しかしこの時から声優喋りは嫌いと言ってたんだな 昨日シータの声優が言ってたわ 鈴木Pのせいじゃ無かったのね
>>381 昭和初期時代の「耳をすませば」な感じで、耳をすませばを楽しめる人なら問題なく面白いと思うよ。
でいい気がする。
>>310 最初から興味は菜穂子だよ
登場してきた時に横目で菜穂子を見てたでしょ
帽子が飛ばされて菜穂子がキャッチ、フランス語の詩のやりとり、
菜穂子達が二等車に戻る時に手を振る菜穂子を見る二郎目線のカット
それから、物悲しく美しい菜穂子のテーマ曲がながれ、座りながら物思いに沈む二郎が叙情的に描かれる
菜穂子に対して甘美な想いを二郎がしているのは明らか
パヤオが少女への愛は甘美であると言い切ったそのままだ
見方によっては愛情を否定する話だね
女中に水をやる場面はまるで家畜に水をやるようだったが非常にエロチックだったが
エロスはタナトスに繋がり肉体は死すべきものの象徴となる
一方言語によって紡がれる観念は不死であり永遠である
バレリーの詩、英文雑誌のカプローニとの出会い、死期近ずくにつれ接触を求め夢の中でそのまま進むことを告げる菜穂子
もうそれいいからw
叙情くん飽きた
まだやるの?菜穂子もお絹も気になってたでいいんじゃね?
>>391 お絹はまったく気になってなかった
そういう演出はないし、お絹の二郎目線のカットもなし
今日も始まったぞー
3回目見終わって帰ってきた。
一番最初のシーンで、朝靄かかっているところ、
霧が動いていることに驚いた。
サナトリウムのところでは、高原の空気感がうまく描けていて、
一枚の絵画のようだった。改めて宮崎アニメの描画力に脱帽
サナトリウムを抜けだして結婚式までは、昔の良質なメロドラマみたい。
けれん味なくやれるのは、むしろアニメだからこそと思えた。
しかし、岡田解釈とか言ってる奴、
もうアホ解釈とかしか思えない。
もう一回見てこい
岡田で解釈で煽って遊んでいる奴
己の、汚れた心を呪うがいい。
ワロタwww
本当に始めてやがるw
>>394 そんなのは動画を何枚か重ねてずらして撮っているんだろうなぁ。
>>389 >女中に水をやる場面はまるで家畜に水をやるようだったが非常にエロチックだったが
震災の現場で混乱してるから、単にコップなどの器がなかったんだろう。
だからシャツの布地に水を含ませて運んだ。そういった臨機応変な対応がすぐに出来る頭脳の柔軟さを示したかったんじゃないの。
それで「母さんが縫ってくれたシャツでまだ袖を通してません」とかいう言葉を添えている。旅行(大学に戻る際?)中にもってた新品シャツで
「男臭いシャツではない」という事を女性への気遣いで示して、そういった配慮の出来る繊細さを表している。
そのように作品序盤は主人公二郎のカッコ良さの連打となっており、「何だかなァ・・・」とちょっと思ったりもしたのだが、
「この人が主人公なんだし、まあいいや。付いていくよ」という事で、最後まで見たのであった。最後までカッコつけだったけど、
まあそれもいいや。感動したし。
>>388 オタクだから若い少女と気が合うんだよ。
三回目みてきた。
映画終わったあと、後ろにいたご婦人が
カブトビールって看板確かにあったわなあ〜懐かしい
とか、計算尺とか昔習ったわなあ〜
とか話しあってて、すごく話に加わりたかった。
戦前を経験した人の感想をぜひ聞きたいなあ。
エンディング 「こんな夢見た」と ハヤオ言い
菜穂子「もう、ゴールしてもいいよね。にははっ」
二郎「アリガトウッッッッ・・・・!!!」
マジな話、神曲のベアトリーチェ、ファウストのマルガレーテのような少女は西欧のインテリを強く魅惑する。
穢れなく偏見のない存在だ。
川上とも子さんもゴールしちゃったな。
404 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 14:09:54.19 ID:wzWnUsRC
ファンタジーを封印、ジブリ初、実在の人物を描く?
パヤオの意にそぐわない物を排除した特殊な世界はファンタジーじゃないとでも???
堀辰雄、堀越二郎の名前と経歴を利用したファンタジーだろ
おまけに、ひこうき雲まで人寄せパンダとして悪用
二人に敬意をと言う限り、最低限守るべきルールが必要だと思う
文学作品としても、堀越氏の半生としても面白みに欠けるからジブリの魔法をかけますと
綺麗ごと抜きで言ってほしかった
半生を改ざんされてしまったら、一体誰の事を言ってるのか分からない
パヤオは裸の王様
唐突なシーンとして、
名古屋への移動の列車内から見えた輪中集落?
そういうのがあったように見えたのですが、記憶間違いかな。あのような景色の見える路線って今でもあるのだろうか。
唐突なシーンとして、
満開の桜の花ばかりみたいな瞬間的に挿入されたカットがあったと思うが、どこだったっけ。
菜穂子がサナトリウムを脱出して二郎の元へと走る前後くらい?
ピンク色を塗りたくった感じで、絵としては余り好きな桜風景ではなかったが、開花する生命力の象徴性が欲しかったのか。
作品内時間の流れとしては、結婚式の直前くらいになっており、廊下を歩く花嫁に桜の花を散らせてたんだったかなぁ。
>>371 こういうの、自主独立心が日本人よりはある欧米人には、
大人になりきれてない大人たちが甘え合ってるだけにみえるよ。
エゴなんて高等なレベルじゃないでしょ。
単なる甘えあい。夫婦なんだからいいだけど、これを一般病室で
やったら犯罪者みたいな感じになる。
>>405 そのシーンは記憶にないけど
桜はキレイに咲くのは一瞬で、すぐに散りゆくものだから。
菜穂子がキレイなのはこの一瞬だけであり
散り際の美しさを描きます的なもんじゃないのかな
欧米人でもないのに欧米人はこう思うだろうなんて議論は無駄
海外での評価を待つしかあるまい
409 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 14:21:59.33 ID:XnWIqk2D
改めて見ると、長いね。
ドイツでの街中での場面なんかを削って
菜穂子との再会で無理が無いようにすれば…
計算尺の使い方を説明してるページを見たんだが、そもそもあれを使いこなすには
ある程度の数学的素養が必要だと思った。
俺は電卓でいいです・・
欧米人からみると菜穂子は都合のいい女である以外の何者でもないし、
そもそもここで「エゴをぶつけあっていル!」って主張してる人が
いるけど、別に菜穂子は絵で二科展(戦前は?w)みたいなのを
狙って必死でやってるわけでもなし、生きがい、美しいもの(w)を
求めているのは二郎だけ、菜穂子は結核病人として二郎に従属している
以外の何者でもないわけで、2人が同等などということはありえない。
そんなことをしたら男性優位にオナニーしてるオタに受けないだろw
そういえばドイツで誰かを追っていたシーンって、
後にどうつながったんだろう。あんまり意味がなかった気が。
>>407 桜満開(絵としてちょっととも思えるわざとのようなピンク色まみれ)
↓
菜穂子決意。サナトリウム脱出して下界へ(行かねば!)
↓
その桜が舞い散る時にはもう結婚式を挙げてなくてはならない。(死病で寿命短いんだから。いざ、生きめやも!)
このような展開であの桜満開のカットは効いてたような気がするが、桜のカット挟まった位置の記憶が曖昧。
「さっさとくっ付けよ。本来人生は時間がないんだよ。アラフォー女子なんて言っていつまで婚活してるんだ!婆ァのくせに」
という(良い意味?での)駿メッセージの溢れるシークェンスなのかと思った。この潔さを見よ!
堀越二郎が求めてる"エゴ"が「飛行機」であって、「菜穂子への愛」はその次なのに、
菜穂子が求めてる"エゴ"って「二郎との結婚」「二郎の愛」だけだもんな。
典型的な男に都合のいい従属キャラでしょう。
>>385 紅の豚では一応ジーナとくっ付いたんだけどな。
感染のリスクがある不治の病の結核持ちの女が
側にいたいってだけの理由で来てんだけどね
しかも間接的に殺す事となる菜穂子の受け入れは世間に逆らう事を示す
人混みをかき分けてく再会のシーン
二人が世間では隠れて生きていく事を示すように
黒川家の離れで隔離されるように住んでるのに。
自分が作った飛行機が全て破壊し尽くされ
失意のどん底にいるラストシーンで「生きて」と言いこっち来るなと言う女
都合が良い女に見えますかね・・・
>>414 二郎は美しい飛行機と菜穂子と二つものを追いかけて最後にはどっちも失ってしまうんだよな。
それでも、生きねばという言葉が重い。
>>411 おいおい、ファウストのマルガレーテなんてファウストに騙されて純潔を奪われて母親と子どもを殺させられて
兄を殺されて死刑に追い込まれてすらファウストの魂を救って天上に導くという究極に都合の良い女だぞ。
>>417 別に戦後民間航空機つくるわけで、失わないし。
420 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 14:53:09.29 ID:294A+03W
<249
一枚の絵画と二時間の動くアニメ・絵の評価の仕方も、作品にこめるテクニックも
まったく別物だよw
なにいってんだか、その評論w
421 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 14:53:53.55 ID:PcYnuJvF
2010年代の日本は、不景気と貧乏、性病、大震災、侵略国家・韓国中国、部落・在日利権、ナマポ問題、
反日マスゴミ、そしてベテラン声優・人気アニメーターの死と、まことに生きるのに辛い時代だった。
>>418 ・・・で?
だれもファウストを「男女が同等にエゴをぶつけあう作品」だと思ってないからw
ここで必死でいわれてるみたいにさ。
>>414 エゴじゃなくて「矛盾への葛藤」でしょ。夢の為に生きてるといいつつ、菜穂子の為にも生きても居るとの。
ずっと一緒にいたいという気持ちと、病魔でやつれる自分を見られたくないから離れるとか。
都合のいいキャラじゃなく、最大の矛盾を体現化したのが菜穂子とみる方が自然。
>>422 で、欧米で受けると思うの受けないと思うの?
>>415 でも呪いをとくキスを与えたのは少女だよw
427 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 14:57:23.03 ID:294A+03W
>267
読まなくてもいい、というか、
あなたが見たくないIDでしょ
豚見終わった、風立ちぬも後日談で、YS11の開発したとかテロップでも入れればよかったな。
そうすれば、菜穂子に「生きて」といわれて、行き続けたって言うのもわかるような気がする。
>>422 受けると思わないに決まってんじゃん。
日本では「風立ちぬ」というタイトルが、昔の映画を覚えてる老人たちに
なつかしさを与えて、堀越二郎っていうのがさいきんの右翼ブームに
乗ってるだけで、欧米にはそういうの、ないだろ。
メッサーシュミットの設計者の話が映画化されて日本人、見に行く?w
エゴのぶつかり合いなら「生きて」なんて言わないわけよ。
「死んで」「一緒に来て」なわけよ。
「生きて」というのは二郎の都合のいい妄想だから、まあいいけどw
>>429 スピルバーグ監督なら見にいくんじゃね?
シンドラーのリストとか。
>>431 シンドラーのリストは歴史的大事件を扱うヒーロー物。
誰がイエローモンキーの恋愛物と欧米のスパイ情報から盗んで
設計した(と欧米人は思っている)盗作者を美化した映画なんて
見たいのよw
>>432 夢の中ということにするなら、二郎の自分に都合の良いエゴ丸出しの「生きて」のほうがいいw
シンドラーのリストが歴史的大事件?
見事にスピルバーグに騙されてるな。
映画は大半が創作だよ。
>>430 二郎はラストで自分の作った飛行機が全て壊され
失意のどん底で死のうとしてた時に
都合の良い女だったら「来て」と言って二郎を受け入れる。
菜穂子を愛しつつも生きていく事を選び
かつて世間に逆らっても側に置こうとしたのと違い別離を選択したのは
二郎の抱える矛盾と言って良いのかな・・・
ラストまできっちり作られてて大満足ですわ。
437 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 15:06:51.50 ID:294A+03W
ま、ジブリ史上もっともつまらない映画にランキングだな。俺は
>>433 今の欧米の若者ってびっくりするぐらい戦争のこと知らないよ。
>>435 扱ってるテーマがそれだといっているんだよ。
ナチスとユダヤ人虐殺を知らない奴なんていないよ。
>>437 おれはもうゲド戦記が殿堂入りしてて揺るがないんだがNo1がww
二郎の同僚は、「仕事に打ち込むために結婚するんだよ。これも矛盾」とかいう意味の事を
二郎とシベリア食いながら言ってただろう。あの発言は特に変わった考えではなくて、当時のかなり普通の認識だったんだよ。
当時の男は仕事に打ち込むために所帯を構えるというのが普通だったの。極論すれば女房は家庭用備品みたいなものだな。
だから「愛こそ全て」みたいな考えを通すのは、当時としてはエゴなんだよ。そういう非常識な事が通るお話が(当時の)恋愛文学
だったわけ。そんな時代に死病感染のリスクがあって仕事に支障が出る可能性があり、また寿命も短く実を結ばない
(恐らく菜穂子は子を生めないだろう)婚姻を敢行するってのは、エゴ以外の何者でもないという認識だったのではなかろうか。
あれはパヤオじゃないし・・
ラストが「来て」で二人があの野原で抱き合って終わりだったら
見た時は大満足だったろうけど
これ程までには心には残らなかっただろうな
【アニメ】庵野秀明氏「風立ちぬ」単独インタビュー 「宮崎さんはNo.2が向く人」「アニメ表現は行き詰まっている」
anago.2ch.net/test/read.cgi/moeplus/1373992479/
>>439 『シンドラーのリスト』という映画は同名のトーマス・キニーリーの本にもとづいているが、この本は明らかにフィクションであり、連邦図書館でもフィクションに分類されている。
スティーブン・ザイリアンがこの小説から脚本を作り、その脚本をもとにスピルバーグが映画を撮影した。
にもかかわらず、実際に起ったことについてのドキュメンタリーのようなものであるとの話になっている。
ユニバーサルの名誉のために申し添えておくがが、ユニバーサル映画は、映画を「真実の物語にもとづいた」という以上の宣伝はしていない。
この点では正しい。エミリーという女性と結婚したオスカー・シンドラーは実際に存在した。
アモン・ゲート、ドイツ・エナメル工場という工場、プワショフという収容所も存在した。
ただし、それ以外の多くは、物語の必要にあわせて改変されている。一例をあげると、映画ではシンドラーは戦争の末期には無一文となっているが、実際には、姿を隠すときに、かなりの金をため込んでいた。
>>446 だれも史実性なんて最初から問題にしていない。
歴史的な大事件と、イエローモンキーの恋愛とスパイ設計者の話なんて
同等だとでも思ってんのかw
こっちも大嘘の話だしw
しかしあれだけ死ぬよ死ぬよと映像と台詞で予告され
散歩の時に緊迫した様子ではや歩きになって
「お、いつ喀血して倒れるんだ?」と思ったら
妹が来て、「ああ、生者と反対方向ですれ違うから死ぬのね。見せ場来たわ」
と劇的な死の場面を予測してたら妹が手紙を読んだ後にあの台詞だもんな。
その時にあの緊迫した雰囲気と早足になってた菜穂子の気持ちを想像してしまって
ベタだけど完全に不意討ちでぼろ泣きに拍車がかかったわ。
「あいつは大変なものを盗んでいきました。あなたの心です」
ってカリ城ラスト並みにあざとい狙った台詞だけど
それまでの積み重ねあったし、やっぱりベタって良いよね。
>>441 まず肺結核でもなければ、お嬢様が二郎なんかと結婚してくれると
思ってんの?戦前は男尊女卑思想があるため、階級が上の女とは
基本的に結婚できないんだよ。
上の女と結婚している場合、何かしら女のほうに欠陥がある。
超絶ブサイクで、同じ階級の男とはお見合い話が来なかったり、
ビョーキだったりねw
450 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 15:29:30.26 ID:294A+03W
この映画の製作体制ってどんなたったの?
宮崎御大が、絵コンテきりながら話をすべてかいたの?
脚本の集団会議とか修正とかもなく?
納得のつまらなさ。いまの時代、脚本が一人体制で口出しさせないなんて考えられないのに。
451 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 15:31:09.76 ID:PcYnuJvF
>>448 超ベタなんだよな。
フランス語で語りかけて答えるとか、
定子が清少納言に漢詩で話しかけて、清少納言が漢詩の続きで答える、
そして「私達ってすごいでしょ」って清少納言が日記に書く、みたいな
ベタベタ感。
あそこはあえて菜穂子が死ぬ描写を一切しないのがのが良かったな
あそこで死ぬシーンを入れたらくどくて味気なかっただろうし
454 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 15:32:16.36 ID:qy0wtzvL
>>405 名古屋に向かう車窓は、四月半ばの代掻きが済んで
田植えする直前の田んぼと、点在する農家って印象だった
違ってたらごめん。
俺は他のジブリ映画が基本嫌いなんで、相対的に風立ちぬがジブリベスト1になる
昨日ラピュタ見て改めてつまらんなと思った
>>449 東京帝大出てて、優秀な技術者だったら、有り得なくもない縁談だったんじゃないの。
二等車と三等車の違いくらいしかない。しかもあの序盤のシーンの二郎は学生時代であって、真面目で質素な生活で
学業に励む学生が、帰省の往復時に二等車に乗ってみせなくていいと思うけど。
457 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 15:34:33.87 ID:294A+03W
平成たぬき合戦ぽんぽこ、おまえらバカにしてね?
よっぽどたぬき合戦のほうがクオリティ高いぞ。シナリオも表現もキャラ造形も、とりあげたテーマも。
しかし、自分への愛が「唯一のエゴ」だとか男の願望丸出しの都合の良い設定だな。
設定自体がまずオナニー。
菜穂子を病気で縛ることで、男の絶対的優位の快感を刺激して、幼女好きの男に
なる理由みたいな「女への全能感」を満たしているような作りなのだろう。
>>456 >二等車と三等車の違いくらいしかない。しかもあの序盤のシーンの二郎は学生時代であって、
>真面目で質素な生活
戦前はこういう個人の趣味的な問題でどこに乗るかを決めるような時代じゃないよ。
むしろ菜穂子が謙遜して二等車に乗ってるんだろ。農民と都会の金持ちはぜんぜん違う。
帝大は別に今みたいに頭良くなくても入れるし、技術者は所詮職人だよ。
官僚になって大臣になるなら別だが。
まずパヤオは戦前は中の下か労働者階級だったからこういう機微がわかっていないんだろうな。
最高の才能と技術を注ぎ込めば
それはベタじゃなく王道になんだよな。
散りばめられた伏線と絶妙なミスリードの仕方
そして不意討ちまでのタメが素晴らしかったわ
あざとくて狙った台詞で伏線が一気に収束して
ミスリードすら瞬間的に感動を呼び起こすトリガーになる。
傑作としか言えないわ。
>>460みたいな擁護って真剣にやってるのかな。貶しているようにしかみえない。
支離滅裂で意味のない作品のほうが熱狂的信者を作りやすいって言うがw
>>449 男尊女卑ってのは「女は汚いから男が先にお風呂入りなさい」とかそっちの意味だぞw
士族と商家の娘が結婚できないとかせれは制度的なものであって思想じゃないww
>>461 自分でベタと言ってるのに支離滅裂な作品の意味するとこは?
ID:RLDLSkaN
こいつ在日朝鮮人だろ
階級が違うってのは序盤から中盤までしつこいくらいやってたな
最初は3階だったかと地上くらい身分が違ったり
会食の時も階段で上から降りてくるんだもんな。
付き合い始めてからですら
庭から入る時には段差を登っていくくらい
かなり徹底して身分が違うのは描かれてた
>>459 >戦前はこういう個人の趣味的な問題でどこに乗るかを
理系の真面目な学生で、一人で帰省する往復にわざわざ二等車乗ってても浮くと思うけどね。
それから二郎は普通の意味での物質的贅沢に興味はないというタイプに描かれている。
だからこそ座ってた座席をすぐに譲ってしまってたしね。
本当に貧しい場合は軍学校からの出世コース。それでも余裕がなければ無理だったけど。
帝大行けるのは、かなりな経済的余裕がなくては無理だった。授業料の絶対額ではなく、それを可能にする経済環境ね。
>むしろ菜穂子が謙遜して二等車に乗ってるんだろ。
そっちの方が有り得ないだろう。謙遜して二等車に乗ってみせるなんて性格で、あの少女の溌剌さはないだろうよ。
>>462 全然話が噛み合っていないみたいで意味不明なんだけど、
戦前は男尊女卑よりも遥かに階級よる上下があった時代なんだよ、って言ってるんだよ。
あと「士族」は明治になってからできたわけだから、明治以降は普通に結婚してるでしょう。
>>388 これぜーんぶ最初の列車のシークエンスの話でしかないのがね
震災からの描写には一切触れず「列車の時は菜穂子に惚れてたんだ!」って
いやそんなんみんな分かってますから…問題はずっと菜穂子一筋だったわけじゃなく
二郎は極めて移り気であり、色んな女性に興味は示してたが、菜穂子一人に絞るのが林の再会以後って話なのに
こういう人ってなんのために二郎が忘れてたって設定になってると思ってんだろ
色々「候補」がいた中から結核で未来のない菜穂子を選ぶからこその映画なのに
だからこそ様々な出会いのなかでも「風」で区別されてるんでしょ
ごみだよねこれ
>>463 支離滅裂な作品といってるのは
>>460だろ。
自分には単なるベタな作品にしか見えないが、単なるベタを妄想力で
補ってわざとめちゃくちゃに持ち上げてるって下げてるように見えないよね。
>>466 二等車に乗るのが贅沢だと思っている階級。それが貧乏人。
帝大は貧乏人でも行ける
>>96。もちろん極貧階級だと軍学校とか師範学校
みたいな「授業料無料なだけじゃなく給料まででる学校」に行かないと
いけないが、帝大の授業料なんて今と比べると死ぬほど安い。
今の価値に換算しても5000円から1万円程度だったはず。
>>467 >戦前は男尊女卑思想があるため、階級が上の女とは基本的に結婚できないんだよ。
↑
こんな書き方で
>戦前は男尊女卑よりも遥かに階級よる上下があった時代なんだ
って解釈がアクロバットすぎるだろw
>>370 そういう昔の映画の喫煙シーンをカットしようとか、そういう動きがあったんだっけ
>>414 >菜穂子が求めてる"エゴ"って「二郎との結婚」「二郎の愛」だけだもんな
普通の健康な女性なら『だけ』だろうが、菜穂子は結核を患っているからね
その状態でキスしたり初夜を迎えたり一緒に暮らしたりしたいと望んだ
下手すりゃ相手の生命を縮めかねない。そのエゴを二郎は躊躇うことなく
受け入れた。俺は二人の関係は対等だと思う……あ、
>>416さんがすでに
もっと的確に書いているか
>>455 俺はジブリ映画はけっこう好きな方だけど、やはり「風立ちぬ」はジブリの
ベスト1になった
>>462 あとさ、階級による差別というのは、実は同じ職業内での階層差別のほうが
極めて強い。なんで下級武士が明治維新起こしたのか考えてみ。
上級武士の家の子が中級武士や下級武士の家の子と結婚するのに比べたら
まだ関係ない商家の娘とかと結婚するほうがよくある。
なにせ武士の中では江戸時代、厳密な儒教精神による階級絶対差別があり
下級武士に生まれたら死ぬまで肉体労働って決まってたからね。家禄が
50石なのか40石なのかで致命的な違いがあり、下級武士は家の中に
入れないし土間で待機、中級武士は上級武士とは違う入り口からしか
入れない、みたいな。そしてこれは死ぬまで固定された階級。
474 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 16:00:46.12 ID:RLDLSkaN
475 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 16:01:45.94 ID:294A+03W
>464
チョウセンジンはおまえの母ちゃんの親父だろw
おまえはクオーター
飛行機が墜落し失意のどん底にいる中で
忘れるため軽井沢でリフレッシュする中で
現実逃避するように菜穂子にのめり込む二郎
ラストで同様に失意の中で草原に来た菜穂子が
今度は「生きて」と言うのは対称的で良かったな。
映画の中でのメッセージ的には、自分ではどうにもできない現実があっても生きねばいけないって事であってエゴとは
また違うと思うけどね。震災、恐慌、病気、戦争。自分ではどうにもできないただ大きなうねりの中を漂うしかなくても
必死で目の前の事に執着し、生きる事を努力しなければダメなんだって事を。
昔は3等車料に1、2等車該当の人が乗ったら、財布すられるし、
いやーな目線で見られるからな。リスク上も乗らないよ。
昔は金持ちが貧乏人によく殺されてたし。
>>473 江戸時代は優秀だと商人でも武士の養子になったり
下級武士でも婿養子や養子で上に上がれるという
なにげに柔軟な対応だったらしいけど
うろ覚えだから間違ってたらすまんね
>>470 だから授業料の絶対値ではないと言ってるのに。
学業を最高学府まで続ける生活環境は、余裕のある経済環境かそれらに触れてる傍流などでしか
一般的に発生しなかった。そもそもそんな人生の選択が浮かんでこないんだよ。余裕がない場合は。
飛行機以外の物質的快楽に殆ど興味がなくて、真面目に学業に励んでる学生が
一人で移動する時に三等車使ってもおかしくはないと思うよ。
>>479 優秀だと武士の養子になる意味がわからない。
優秀なら競争社会の商人にしとくべきだろw
優秀だった滝沢馬琴が、上司の息子のお守りに嫌気がさして
薬屋に養子に入ったみたいに。
よくあったのは「旗本株」「御家人株」「郷士株」などの売買だろ。
普通は坂本龍馬の父みたいに家を継げない二男みたいなのが金持ちの
親に株ってもらって養子になるんだよ。
下級武士は上級武士より困窮しているから株など買えないし。
まあこれも幕末の話。江戸初期から中期は階級ガチガチ。
482 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 16:08:23.72 ID:294A+03W
結論は、つまらないお金かえして映画だったということ。
>>480 だから、菜穂子と堀越二郎は階級違いの恋ということでいいよね。
堀越二郎は、貧乏ではないが、帝大にいかせるのがせいいっぱいの
農家の子で、移動には三等車しか使えなかった。
この世の中に返してといえばお金返してくれる劇場なんてあるのかな
風立ちぬはつまらない作品であることは俺も疑わない、だが最高傑作である
487 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 16:11:24.40 ID:294A+03W
>483
まったくつまらない。
語りたいことはおもしろい素材だったけど、料理が下手糞でまずい料理が1800円で出された感じ
ただカリ城と違ってたのはカリ城の「あなたの心です」は
単独であざとい台詞で物語の締めだったもんな
風立ちぬの、あのあざとい台詞は
あのあざとい台詞がトリガーになって
伏線が収束しミスリードが物語の輪郭に瞬間的に変化させた。
最初は「台詞で説明し過ぎだし、あざとすぎるだろ」と思ったけど
なぜ自分が泣くだけじゃなく、あそこでぼろ泣きしたか振り返ると
あの台詞が積み重ねた物語を収束させるトリガーになってるからなんだよな・・・
それがわかってから、あのあざとい台詞の場面が好きになった。
母親から幼地味から年上の美女から運命の出会いまであるのに
唯の一人もアムロに都合良い女の出ないガンダムってすげえ
>>487 内容が分かって無いんだと思うよ
>>3を読んでみると観想も変わるかも
491 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 16:16:58.08 ID:N49G/w8a
492 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 16:17:57.71 ID:294A+03W
みたものがわかっていなんだ! とい製作側にたった擁護発言はダメだよ。
「俺のいわなかったことを、かぎとれよ」な造りなんてのは映画でしちゃダメ。
演出が下手糞なんだよ。語る部分と語らない部分を間違ってるんだよ。
テンポも信じられないくらいに悪い映画だった。
ドンパチがないと、リズム取れない監督なのかもしれない。人間ドラマ丁寧に描くことが苦手なんだろうね。
誰かに監督はまかせるべきだよ。
自分はアクションシーン監督になるべき。
これがベストだと思う。
>>492 ああ・・・
君が
馬鹿でもわかるアクション映画しか見たことないことがわかったよ
話しかけた俺が悪かった、スマン
テンポは飛ばし過ぎなくらい早かったんだが・・・
菜穂子萌えって、すごい妄想力を産みだすんだねw
>>474 どこが『だから』なのか分からない。女性の愛を『男の都合良い願望』と
決めつけている時点で解釈が歪んでいる。むしろ、そういう考え方自体が
女性蔑視ではないかな
>>492 基本的にどういう解釈をしようと受け手の自由だけど、あなたの意見には
賛成できないな
宮崎駿作品にしては、退屈で間延びする部分が多かった。
さすがに年取った感じがした。
誰でもわかるように、せっかくあざとい台詞を入れたのに・・・
>>458 それそれ
お互いのエゴとか言ってる人がいるけど、
菜穂子のはエゴではない
山を飛び出したのも、一目会ったら帰るつもりだったのが、二郎が引き止めたから
圧倒的に弱い立場にある
戦後も惰性で生きようとする二郎はマジ糞
これから4回目観てきます
というか、ぶっちゃけパヤオが本気出すとゼロ戦の開発秘話だけで3時間以上余裕で語れるが
一応、一般人が観にくるからラブストーリーとか作らないと不味いんよ
プロデューサーに怒られるからな
風立ちぬは確かに退屈でつまらないよ
でも、日本映画の傑作中の傑作である事も間違いない
これほど人の心にリアルに迫れた作品はそう無い
凡百のアニメ作品とは一線を画しているのは間違いないわな。
本質はメカと美少女
日本アニメの伝統芸
ブルーレイが出るのはいつ頃だろう。クリスマスに出てくれたら良いんだけど
この手の文学性の高い作品は学歴が低い人には向かない
分かる人だけ分かればいい
>>471 わかりづからかったかな?
つまり、
・戦前は男尊女卑より、階級の上尊下卑思想意識のほうが強い。
・だから男は階級が上の女に対して威張るということが精神的に難しい。
・だから男は自分と少し下の階級の女と結婚するのが心地いい。
・そうすると家庭内でも男尊女卑で威張れる。
こういう感じはインドのカースト制と男尊女卑でも同じ。
>>468 十年間も寝ても覚めても愛してたってわけじゃないよ
あの汽車と震災の時は、可愛くて魅力的な少女の菜穂子に対して甘美な想いを持っていたってこと
お絹なんて脇役で、困った人を助けたという以上の感情を二郎が持ってないということ
見違えるように成長した菜穂子に言われてあの時の少女だときづいたけど、二郎としてはその時から好きというのは偽りない
色んな女性に興味を示していたなんて表現はないだろ
>>504 ジブリ物は一年かかる
ハリウッド物みたいに三ヶ月ほどで出してもらいたいものだ
BDのパッケージのシルエット絵もやめてほしい
確かに文学的な作品だ
IQが違うと話が合わないのと同じで
IQが違うとこの作品の意見が合わないって話は面白かったなw 適格だ
>>3 >・次郎が最初に気になったのは女中
これはまあ確かにそのように見えなくもないような描写は幾らかあったようにも思ったが、
しかし監督自身がもう疑いなき重度のロリコンなので、またアリバイ作り的に少しそのように思わせる演出を
入れてきてるんだろうなと思った。それ以外の項目については
>>3の内容は殆どそのままその通りだったと思うよ。
裏設定なんて断らなくても、そのままその通り。菜穂子は「男から見て都合のいい女」になってたと思うし。男の方は
感染しないという「超人設定」自体が、そもそも「都合良過ぎる」よね。結核という死病に対する嫌悪や忌避感は、
病者への差別助長になるという大義名分からか、もしくは監督の都合の良い恋愛妄想の妨げになるからか、殆ど
描かれてなかったし。結核の当時の社会的位置づけを知らなくて、よく理解できなかった人もいるかもね。
>>3の言う通りなのに綺麗事が多い作品だったと思うのだが、実際にはラスト近くで泣いてしまったし、感動してしまってたと思う。
本日 午後10時〜11時放送
NHK Eテレ SWITCHインタビュー 達人達(たち)「宮崎駿×半藤一利」
http://www4.nhk.or.jp/switch-int/x/2013-08-03/31/1748/ 零戦の設計者という実在の人物を主人公に、初めてリアリズムに挑んだ映画監督・宮崎駿と、
歴史探偵・半藤一利。二人が読み解く「昭和」、現代に投げかけるメッセージとは?
子ども向けファンタジーに徹してきた宮崎駿(72)が、初めて戦争のただ中に生きた人々を描いた「風立ちぬ」。
この映画をどうしても見せたかったのが、近現代史の裏表を知り抜く作家・半藤一利(83)だった。
半藤が独自の視点で読み解く「宮崎版昭和史」とは? 今、昭和に向きあう意味とは?
声優のプロを起用しない理由から、トトロ誕生秘話まで、
宮崎を「久々に出会う天才」という半藤が、その創作の秘密に迫る1時間。
【出演】アニメーション映画監督…宮崎駿、作家…半藤一利
【語り】吉田羊、六角精児
512 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 16:42:09.24 ID:E6fvqTiX
今度はヒックとドラゴンみたいなすごい動画を作って欲しいなあ
>>481 やはり理解が中途半端だな。
当時は年金なんてものはないから、必ずどの人にも優秀な男性の跡継ぎが必要だった。跡継ぎに老後食わせてもらうわけだ。
そうすると男児ができなかったり成人前に亡くなったり素行が悪く勘当したりで現在では想像できないくらい男性の養子の需要があった。厳密に同じ階級の養子なんていってられなかった。
宮崎駿のマッチョイズムだという批判は的外れだと思うがフェミズムは否定している
それは この時代に生きた人達を肯定したいからだ 後の時代からなら幾らでも批判は出来る 男尊女卑である とか
だが、そんな批判に意味は無い あの時代の人達はあの時代を生きたのだから
現代人にとやかく言う筋はない
この映画で、二郎が女好きで、色んな女性に興味をしめしていたなんて信じてる人がいるけど、ないね
そりゃ、現実的には男が女好きなのは当たり前だけど、この映画ではそういう表現はない
会社で女にしか挨拶しなかったり
軽井沢でテニスやってる女に目がうつってたのは面白かったなww
後で気付いたことだけどね
>>511 あーあ、これ絶対宮崎の本音が出るわ。
当時と同じことを現在も繰り返しているという悲観的な話があるだろう。
>>501 言いたい事はわからなくもないけど「退屈でつまらない」という物言いは他にないのか?
この映画ってリア充映画だろ
エゴだとか男根主義だとか感じた(自分も含めて)人間はおそらくリア充じゃない
他人に配慮していては何もつかめない
>>511 >初めてリアリズムに挑んだ映画監督
ここについては、印象としてだが、違うのではないかと思ってしまうなあ。
だって夢のパートの占める割合が5割くらいあったような印象があるもの。飽くまで印象であって
実際に各シーンの時間計測してみた訳ではないけどね。作品内重要度についても、夢パートの方が大きかったのではないかと
思えるくらいだった。だからいつも通りのファンタジー映画的味わいを感じながら見ていたよ。
恋愛シーンの各場面が、言ってはならないんだろうけど、わざとらしくて。恋愛映画の各シーンって、元もと
わざとらしい出会いや愛の交歓に満ちてるわけだが、しかし「これが命をかけた恋だ!」とこれ見よがしに見せられてもなあ・・・。
という訳で、全編に渡って夢と幻想と妄想シーンに満ちた非リアリズム系のファンタジー映画に見えました。感動したけどね。
菜穂子が加代と会うのが辛かったという解釈はどうかな
あの2人は快活だし
自分がもし健康ならこんな生き方が出来たのに、と投影してしまったとか
加代もそれがわかって大泣きしたと
今日はBSプレミアムで21時からゼロ戦のリアルな話やるよ。
もう、女中ネタはよそでやってくれないかなあ。お互いに相手を避難するばかりで会話に進歩がない。
原作では加代は出てこないし
加代の役割を考えたら
もう一人の未来がある菜穂子なんじゃあるまいか
525 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 16:57:58.50 ID:E6fvqTiX
戦争中は技術者は優遇されたんだなあ
大岡昇平は京都帝大仏文科出だったが昭和19年に召集されてフィリピンで死線をさまよった
「出征」という短編を見ると、18年の秋、日本が負けかかっていると認識し、自分のような30代もいずれ補充兵として
前線で死ななければならないと予期して再就職先を選んだそうだ
候補の一つは給料は良くて勤務も楽だが出征すると家族に手当が出ない、もう一つは給料は安いが入社日に
召集されたとしても家族に本棒は支給される
妻と子供二人がいる大岡は、暗い坂道を歩きながら決心し、後者に就職したそうだ
風立ちぬ三回目みて来た感想としては。
なんがだんだんガッチャマンが見たくなってくるから不思議だ。
>>526 ガッチャマンの設定は面白そうだったけど
俳優が緊迫感なくて見る気しなかったわ・・・
死線をくぐり抜けたって雰囲気ないからね・・・
>>3を書いたのは ID:RLDLSkaNという頭が残念な人なんですが
531 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 17:06:03.96 ID:294A+03W
つまらなかった と言われてムキになってる奴が返すパターンが
バカには分からない!
深いメッセージを読み取っていない!
もうねw
楽な商売とポジションに上り詰めたよな、宮崎駿も。
書いた本人出てたことあったけど
その子とは別人だったよ
風立ちぬと聞くと、十万石まんじゅうのCMを思い出す。
>>415 ジーナの酒場に、あれだけ悩んだ呪いの解き方が少女のキスと知った時の顔を飾って欲しいね
オカンが見たが、主人公の演技はダメだった言ってたし
「素人っぽさが良い」って考えにも賛同してなかった
536 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 17:11:00.37 ID:294A+03W
そう。全てがダメな映画だった。
>>521 医者として菜穂子を診察しに来る、といってたので、
おそらく死を間近にした自分の病状を加代にも見せたく
なかったのかな。(加代にも美しくありたい?)
医者としての加代の意見を聞かねばならないし。
仕事が一段落ついた二郎が、毎日見舞いに来られるくらい近くの
病院に強制入院させられたらどうする?とか考えたりもしたかも。
庵野の声、別に違和感を感じなかったけどね個人的に
なんか二郎を俗物のように言う人がいるけど
二郎は純粋に美のイデアを追い求めていただけ
一見女好きなように見えるかもしれないけど
具体的な女を見ていたのではなくてその深奥に存するイデアを見ていた
プラトンを読んでる人なら理解できるはず
540 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 17:15:51.34 ID:294A+03W
>539
勝手に理解して悦に入ってればいいよw
今、出てきた女性達も「置いてかれた感しかないんだよね」って言ってたw
よし4回目行って来ます
進撃の巨人の作者がブログで評価してたぞ
泣いたって
庵野の声は良かったよ
一本調子だったがそれが二郎らしさを出してた。
独特の味のある声だった。
ただラストの「生きて」と言われた時の声だけはダメ
それまでとは違い、感情が入り交じって感極まった感じがいまいち出てなかった。
>>534 フィオって17歳なんだよな。
まだあの頃の宮崎は本音全開しない理性を保ってた・・・のか?
プラトンどうこうじゃなくてもイデアくらいわかるだろw
>>543 ラストの庵野で泣きかけた自分…(´・ω・`)
>>546 あ・・・そこは感じ方は人それぞれだから・・・
>>543 高原のホテルで、いきなり結婚を申しこむところなんか良かったなぁ。
自分勝手に自分の夢のことばかり考えてる人間で、周りの空気など読まない少し内にこもった声が
アンノによって実現されてたので、普通なら納得できないシーンに何故か説得力があった。
こんな効果があったとは、と少し感心してしまったよ。
生きてか
来てか
どっちなんだ?
幼少の加代と大人になった加代がちゃんと似てたなw
あまり美形でないほうが特徴があるから似せやすいのかも
進撃の人の感想さすがだな
菜穂子が男にとって都合のいい存在じゃ無いことが
しっかりわかってる
やっぱストーリー書く人は分かるんだな
>>553 二「結婚して」
菜「はい、病気直すから待っててね。」
みたいな感じ。
菜穂子も結核を患わなければ、二郎のことをいつまでも想い続けず
いい思い出として普通に誰かと結婚していただろうね
結核を前提とした愛ですね
やっぱ進撃の巨人みたいな奥の深い漫画を描ける人と駿は感性が似てるんだな
クリエイター同士通ずるとことがあるんだろう
>>556 まあ、大前提としてサナトリウム文学が原案だからねえ
改めて思ったが、やっぱジブリは声優使えよ。
声優はジブリの世界観に合わないとか言ってる人いるけど、
じゃあナウシカ・トトロ・ラピュタ・魔女は合ってないの?
棒読みを擁護してる人は答えてくれよ。
>>557 ちょっとちょっと、風立ちぬみて大泣きしたけど進撃の巨人は見る気もしない俺はどうしたら(^o^)
しかし宮崎駿の好みが何十年経っても終始一貫してるのがすごい。
・少女
・ショートカットの髪
・家事育児、身の回りの事は大人レベルにできる
・けど世間にも異性にも疎い
562 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 17:53:52.49 ID:5Ttw38Y5
前評判が良くなかったけど、
実際見てみたら、そんな非難されるものじゃなく
いい映画じゃないか、と思った。
で、他の人の感想や、宮崎氏の人となりなんかの知識が
増えていくと、
あの効果音もあいまって、この映画全体が
宮崎氏の脳内妄想のように感じられるようになった。
二郎も、おじさんが美青年の皮かぶってるように思えるし、
菜穂子も、
女性は綺麗なままで死んでほしい(年取って欲しくない)
その女性への愛は、死病の感染もいとわない程。
また、熱烈に愛されたい。
母のように、疲れて帰った自分をそっと包み込んでほしい。
という願望を一身に現した存在であって、
菜穂子がエゴなのではなく、
宮崎氏のエゴを押し付けられたキャラと思う。
この映画は、世間からはあまり共感をえないであろう自分のエゴを
包み隠さず描いた所が面白いのであって、
ある意味、とっても人間臭い。
美しいという表現は、ピンとこない。
24って
少女なんですかねぇ
>>513 ていうか、おまえは無知すぎて話にならないのだ。
当時武士の家っていうのは、家禄固定なので二男以下は家を継げない。
だから二男三男以下は、死ぬまで結婚できず、実家に寄生して生きていたのだ。
だから養子になりたがってる武士の男子など死ぬほどいる。
>>560 食わず嫌い良くない。3話くらい我慢して見てみるべし。
それでつまらないと思ったらやめればいいし。
アニメの方は何気に作画がきれい。
巨人というアホくさい設定だけど、案外くせになるかも。。
>>561 自分で基本は手描きで描いて行くから、イヤなタイプだと途中で投げ出しそうで、
結局自分好みばっかりになってしまうんじゃないの。
部分的にスタッフに任せても、最も自分で多く描いたり、任せて描いてきた絵にダメ出ししたりするのは
いつもヒロイン像だって感じなんじゃないのかな。
最高に自分勝手な映画だった
エゴ丸出しで残酷で業が深いってのもその通りで
でも宮崎駿の最高傑作でもあると思う
というか日本映画の中で出色な部類だと思ってる
そんなにエンタメもしてないしかつてのジブリが好きな人には総スカン食らうのも当然だろうけどその頃のジブリに大して感心しなかった自分にとっては最高だった
駿畢生のオナニーだよ、オナニーだけどここまで来たら凄いと言うしかない
二郎の、そして監督の抱えてる矛盾に整合性持たせようとも観客に色目使ってカッコよく見せようともしてないし剥き出しのエゴと矛盾だよ
その辺中途半端だとただのみっともないオナニーになるけどこれは凄かった
だからこそ気持ち悪くてしょうがないって人もいるのも当然だけど
矛盾もエゴもなんもかんものみ込んで行って圧倒されたよ俺は
>>565 なるほど、
原作の絵が嫌いでアニメ避けてたんだけど我慢して一話だけでもみてみるよ。ありがと
>>564 江戸時代後期には商人などの資産家の次男以下が持参金を持って武家に養子に行って武士身分を得るという持参金養子が盛んになり、士農工商の建前を崩壊に導いていった。
進撃の巨人とか厨房作者のガキ漫画だから見なくていいよ
特にパヤオスレなんて漫画ナウシカ読んでる奴が大半だろうに
あんな超劣化漫画読んだら失神するぞ
つーかこんなとこでも布教すんなよ
ぺトラは原作と比べて格段にかわいくなってるな。
>>560 進撃の巨人は巨人が巨大な権力の比喩で弱者はそれに対抗しようとするが、いったん弱者が巨大な権力を手に入れるとおなじことをしてしまうという話じゃないかな。
結構スタンスが宮崎に近いような。
なんか恋愛部分への感想ばっかだけど
本当の主題って飛行機に取り付かれてすぎて狂気入った男の半生だと思うんだよな
帰ってこなかった零について話した時の感情の動いてない様
菜穂子の音も帰ってこなかった零と同じくらいの感傷なんじゃないのか
たぶん次の美しい飛行機の事を考えてるんだろう
だから恋愛部分ってそんなに重要と思えない
>>572 正にそうだな。
第一話の題名がすでにネタバレだし。
ところで風立ちぬBDのパッケージカラーって何色だろうね
個人的には白と予想
恋愛も飛行機も主題じゃないでしょ
男の業とエゴと、女の業とエゴが主題だよ
>>562 監督の脳内妄想というか、二郎の目というフィルターを通した頭の中の映像だよね。
震災で地面がうねったり、映像を写実的にせずに「こんな感じで揺れたんだ」って。
意図的かどうかは分からないけど、他も二郎が興味のない物や人はけっこうのっぺりと
あっさり描き済ましながら、興味ある物はみっちり描きこんでたりしてるし
578 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 18:13:22.06 ID:5Ttw38Y5
>>569 士農工商を身分制のように語ってる段階で…w
今はこの言葉、教科書に載ってないよ。爺ちゃん。
女の業とエゴは、実は十分に扱いやすい範囲に収まってるので、
実際は夢見る男のエゴと、ちょっと本気に見えた哀しき愛の冒険談といった男の自慢話にも似た勝手な夢物語。
それがこの映画だろう。
「取り扱い注意、危険」やそれによる本当の「破滅」や人生の「路線変更」なんて起きてないのだから、
存在感としてはよく出来た悲恋ストーリーの飾りくらいにしか女の位置は占められてはいない。
恐らくそこらを含めて批判されると思うが、この映画の面白さはそんな批判の中にはないので、それでいいんだと思う。
>>569 で、まだ何か意味がわかっていない?
商人というのは二男でも事業を拡大したら「暖簾分け」がありえる。
もちろん武士の株買ってもいい。
でも武士というのは、江戸時代は、長子が一括で全財産を相続し、
江戸時代は平和なので、戦国時代みたいに、
新たな領地を二男坊のためにくれてやるということもできない。
家禄を分割するというのも許されない(家格が決まっているので)。
大名の息子ですら、養子先が見つからないと、二男以下は
結婚できず実家に寄生しているのだ。忠臣蔵でも浅野内匠頭の
弟が結婚できず、兄に子供ができないので「僕なら兄さんと
違っていっぱい子供ができるのに(二男だからケコンできない)!」
と嫌味を頻繁に言いに来ていた。
良家の子女なら親が縁談をまとめるはず
恋愛ができたのは結核だったからじゃないか
>>578 監督の方はエゴというより戦争を嫌いながらもドイツ軍機好きっていう自己の矛盾が
エゴなのか違うのかすらハッキリしてないと思うよw
しかし、このスレで久しぶりに聞くんだよね、、エゴ って言葉
現代用語だと、ジコチュー になっちゃってるし。
作品の中で、エゴとかエゴイズムっていう言葉が使われているのは、
時代を表す、カリカチャーみないな記号であって、別に深い意味ないと
思ってたけど、そう考える人もいると知って、驚いた。
勉強になります。
585 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 18:22:23.14 ID:pCEP0ZdC
教科書に載ってたらすごいのか?www
となりの国は違う教科書なのにwww
586 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 18:22:26.13 ID:5Ttw38Y5
>>577 妄想は言い過ぎだけど、宮崎さんの
頭の中っていうか。
二郎の視点、表現的にそれはそうだと思う。
震災の部分なんかも、同じように感じたし。
>意図的かどうかは分からないけど、他も二郎が興味のない物や人はけっこうのっぺりと
あっさり描き済ましながら、興味ある物はみっちり描きこんでたりしてるし
意味のないことはしない監督なんだそうで、
そうじゃないかなあ…
だとしたら、鳥肌もの。
>>586 二郎にかなり監督が自己投影してるから偶然の一致の可能性が極めて大だけどw
菜穂子「来て」
二郎「やれやれ、しかたがないな」
菜穂子「ここで吸って」
二郎「やれやれ、しかたがないな」
菜穂子「生きて」
二郎「やれやれ、しかたがないな」
最も都合のいい女は「男にとって都合のいい我儘をいってくれ、男は自分の手を
汚すこと亡く男の願望を叶えてくれ」「男にとって都合の悪い我儘はいわない」
女のことだ。菜穂子はまんまそれだ。
二郎がセックスしたくてたまらないのだが、パヤオが自己投影している二郎には
そういう下品な真似をさせられない→「そうだ、菜穂子に”来て”と言わせよう」
職人の血でも受け継いじゃってるんだよ。
>>573 君はなかなか言い線行ってるけど肝心な点を見過ごしている
飛行機と女性、どちらにも共通するものは何か?「美」だろ?
どちらもイデア界に存する美のイデアを地上で具象化したもの
両者に差異はないんだよ
のっぺりと言えば、作中に出てくる機関車が、手抜きみたいにのっぺりしてて迫力ないという指摘があったよねえ。
線路沿いに歩いてる失業者の群れを蹴散らす時の機関車は結構重量感があったように見えたのだが、
つべに上がってる予告内のそのシーンで確認してみると、やっぱりそれ以前の機関車描写と同じようにのっぺりしている。
もしかして機械的な魅力は航空機に集約させたくて、わざと機関車を手抜き的にのっぺりさせた?
海外出張時の異国の特殊ガードなど一杯ついた機関車の描写は凄かったように思えたが。もしかして日本の工業技術や
交通インフラの後進性を表すために国内機関車をのっぺりさせたのかな。
聖徳太子と同じに「士農工商」も実際にこういう制度が適用されていた
といことがないことが実証されたため、随分前から教科書から消えてる。
ちなみにこの「士農工商」、明治大正の教科書にはなかったらしい。
昭和になって、貧乏人出身の日教組が、金持ち憎しで、孔子の言葉として
しか引用されてなかったこの言葉を身分制であったかのように捏造した。
もし、二郎が今の時代に産まれてたら、何を作っただろうね。
なんとなく鳥人間コンテストとかに情熱を燃やしていそうw
この分だと、実は小野妹子は女でした、なんてことにも
>>559 ナウシカで言うと美輪の演技はどう思った?
トトロとかそん位の頃から
本職じゃない奴も使ってたが
>>585 >>592に書いてるけど、そもそも「士農工商」が日教組の捏造だってバレたから
90年台以降の教科書では削除されてるんだよ。
>>591 まぁ、好意的にとれば二郎は鯖の骨とか女性とか、曲線(*´Д`)ハァハァ の人だから機関車の様な
剛健な機関にはそれほど興味がなかったんじゃね?
もし出来るなら 同じ題材で駿と高畑とで映画を作って欲しいなぁ 高畑ならどう風たちぬを作ったか 火垂るの墓以上に泣けるの作ってただろうなぁ
そもそも「工」と「商」を分類したことのある藩や江戸時代の史料がまるで
存在していない。考えればわかるがこの2つの分類はかなり難しい。
たとえばうどん屋は商人ではなくて職人だろう。付加価値をつけたら職人だからだ。
桶屋も自分の家で作ってたら職人だし、野菜を行商にくるのは「農民」だろう。
しかしこの付加価値説を厳密に考えると、金融業と流通業しか商人でないということに
なるよね。でも町には職人と商人の中間っていうのがいっぱいいるんだよ。
タイトル 監督 公開日 興行収入 観客動員数
───────────┼────┼────────┼────┼─────
ルパンV世 カリオストロの城 宮崎駿 1979年12月15日 ? ?
風の谷のナウシカ 宮崎駿 1984年3月11日 7.6億円 91万人
天空の城ラピュタ 宮崎駿 1986年8月2日 5.8億円 77万人
となりのトトロ 宮崎駿 1988年4月16日 5.9億円 80万人
火垂るの墓 高畑勲 〃 〃 〃
魔女の宅急便 宮崎駿 1989年7月29日 21.5億円 264万人
おもひでぽろぽろ 高畑勲 1991年7月20日 18.7億円 216万人
紅の豚 宮崎駿 1992年7月18日 28.0億円 304万人
海がきこえる (TVアニメ) 望月智充 1993年5月5日
平成狸合戦ぽんぽこ 高畑勲 1994年7月16日 26.5億円 325万人
耳をすませば 近藤喜文 1995年7月15日 18.5億円 208万人
もののけ姫 宮崎駿 1997年7月12日 193.0億円 1420万人
ホーホケキョ となりの山田くん 高畑勲 1999年7月17日 7.9億円 116万人
千と千尋の神隠し 宮崎駿 2001年7月20日 304.0億円 2350万人
猫の恩返し/ギブリーズ 森田宏幸 2002年7月20日 64.6億円 550万人
ハウルの動く城 宮崎駿 2004年11月20日 196.0億円 1500万人
ゲド戦記 宮崎吾朗 2006年7月29日 76.5億円 588万人
崖の上のポニョ 宮崎駿 2008年7月19日 155.0億円 1200万人
借りぐらしのアリエッティ 米林宏昌 2010年7月17日 92.5億円 750万人
コクリコ坂から 宮崎吾朗 2011年7月16日 44.6億円 355万人
風立ちぬ 宮崎駿 2013年7月20日 ? ?
かぐや姫の物語 高畑勲 2013年秋予定 ? ?
602 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 18:45:54.20 ID:5Ttw38Y5
>>588 言わせよう、は笑ったけど、
あの「来て」は二郎にとって
限りなく甘美だろうね。
タイトル 監督 公開日 初動2日 2週目 3週目 4週目 最終興行収入 収入の占める割合 観客動員数
─────────┼────┼───────┼─────┼────┼────┼────┼──────┼───────┼──────
ハウルの動く城 宮崎駿 2004年11月20日 14.8億円 47.5億円 67.9億円 84.5億円 196.0億円 43% 1500万人
ゲド戦記 宮崎吾朗 2006年7月29日 9.1億円 25.0億円 38.3億円 53.0億円 76.5億円 70% 588万人
崖の上のポニョ 宮崎駿 2008年7月19日 10.5億円 32.3億円 52.6億円 72.1億円 155.0億円 46% 1200万人
借りぐらしのアリエッティ 米林宏昌 2010年7月17日 9.0億円 26.2億円 39.8億円 50.3億円 92.5億円 54% 750万人
コクリコ坂から 宮崎吾朗 2011年7月16日 3.9億円 11.5億円 17.4億円 22.5億円 44.6億円 50% 355万人
風立ちぬ 宮崎駿 2013年7月20日 9.6億円 ? ? ? ? ? ?
いったい風立ちぬの1週間目(7月27日)、2週間目(8月3日、つまり今日)の時点での興行収入は幾らなんだ
江戸時代にあったのは「藩士」と「町人」「農民」という分類で、そもそも
職業別ですらなかった。住民登録が「町」なら農業やってようが「町人」、
住民登録が「村」ならば商業をやっていようが「農民」。
ちなみに町人への税金は無税が、あったとしても軽微だったが、
農民だとだいたい4割〜8割の年貢がかかる。つまり住民登録が村だという
だけで、商業利益にも重税がかけられた。
>>597 アフォか。
士農工商は明治政府に都合の良い言葉だから使われたんだよ。原則的には農工商に公式の身分差はなかった。
606 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 18:51:04.78 ID:qh1WaQeN
607 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 18:51:41.17 ID:5Ttw38Y5
>>587 意図せずにということ?
それはそれで面白いなw
>>599 とりあえず、高畑なら
今回のような夢パート多用をしなかったと思う。
それがなければ宮崎の特性が損なわれるので、今回の夢パートはあって良かったと思ったけどね。
明治新政府は、江戸時代の自由の制限をなくし、身分の撤廃を行い、「四民平等」としました。
このような新政府の政策を印象付けるためには、何が何でも江戸時代は厳しい身分制度下になければならなかったのです。
「厳しい身分制度の江戸時代を倒し、身分差別のない自由な国を作る!」という大義名分が明治新政府には、絶対必要だったのです。
>>596 美輪の演技はいいじゃん。感情こもってて。
俺は棒読みを否定してるんだよ。
感情を出さないキャラって設定なら、棒読みでもいいんだろうけど。
「風立ちぬ」にみるパヤオの理想の女性
・美少女
・高貴な家柄
・賢い
・気が強い(芯が強い)
・内気な男に積極的にアタックしてくれる
・○○したいな、と思ってるときに”○○しよう”という
・嫉妬してくれる
・母親のように自分の成功を望んでくれる
・自分の寝顔をみて幸福になってくれる
・自分からは言いづらいことを言って、悪者になってくれる
・自分には迷惑をかけず身をひいてくれる
>>607 ほぼ二郎の皮をかぶったパヤオだしね主人公が。
613 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 18:57:11.50 ID:5Ttw38Y5
>>591 作品全体的にのっぺりとした感じがする。
自己解決した
タイトル 監督 公開日 初動2日 2週目 3週目 4週目 最終興行収入 観客動員数 最終興行収入のうち最初の一ヶ月分の収入の占める割合
─────────┼────┼───────┼─────┼────┼────┼────┼──────┼─────┼─────────────────────────
ハウルの動く城 宮崎駿 2004年11月20日 14.8億円 47.5億円 67.9億円 84.5億円 . 196.0億円 1500万人 43%
ゲド戦記 宮崎吾朗 2006年7月29日 9.1億円 25.0億円 38.3億円 53.0億円 76.5億円 588万人 70%
崖の上のポニョ 宮崎駿 2008年7月19日 10.5億円 32.3億円 52.6億円 72.1億円 155.0億円 1200万人 46%
借りぐらしのアリエッティ 米林宏昌 2010年7月17日 9.0億円 26.2億円 39.8億円 50.3億円 92.5億円 750万人 54%
コクリコ坂から 宮崎吾朗 2011年7月16日 3.9億円 11.5億円 17.4億円 22.5億円 44.6億円 355万人 50%
風立ちぬ 宮崎駿 2013年7月20日 9.6億円 28.0億円 ? ? ? ? ?
「風立ちぬ」にみるパヤオの理想の自己像
・イケメン
・東大
・文学的素養・理系的素養の両方に恵まれる
・近眼
・ヘビースモーカー
・柔道も強い
・強きをくじき弱きを助ける
・女より仕事を優先するが女にはモテモテ
・変人だが周囲から人望があってみんなが理解して応援してくれる
・大人になっても少年のような気持ちで美しいものを追いかける
・高貴で気が強い女性に好かれる
ソーシャルネットワークっぽいという声をチラホラ見るなぁ(進撃作者も言ってんだね)
何となく分かるけど
なぜか王立宇宙軍を思い出してしまった。
ロケットが人殺しの道具で貧困があるのにやってるっていうジレンマとかから
>>614 100億届くかどうかですね。
でも、風立ちぬの場合、BD販売に強そう。
九試単座戦闘機プラモ付き とか
ジブリモデル計算尺付き とか
イーゼル付風立ちぬポスター付き とか
売れそう。
でも
クレソンの種付き とか
シベリア付き とか
は売れないと思う。
619 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 19:22:02.76 ID:pCEP0ZdC
馬鹿め。俺が言いたいのは、今の教科書に載ってないからと言って、
それを自大に正しいと言ってることを愚かだと教えてやってるんだろ。
昔の教科書に載ってたことと、今の教科書に載ってないことと、未来の教科書は
どうなんか?意味ねえんだよ教科書なんか。
貧困描写が足りないというような批判については、あの予告の影響が大きいんじゃないのかな。
あの4分間の宣伝予告の中で、貧しくて暗い時代みたいな煽り文句と絵が印象的に登場する。
あれが刷り込まれた状態で見た場合、「全然社会の貧困などの問題や時代性が描けてないではないか!」という
感想を持ちやすいと思える。
「東北大震災も大きな制作動機となったし、関東大震災の時代と重なる部分も多いだろう」というようなコメントも
繰り返し紹介されているために、社会の暗さや混迷の描写を尚更求めてしまう傾向に拍車がかかったんじゃないの。
でもねえ。恐らく意図的にやったんだろうけど、全体的に綺麗ごとの多い映画だったなとは思っている。
>>619 検証されたから教科書から消えたって意味がわからないのね。
貧困とか恐慌とか震災とかの話は単なる時代背景だからそれを描くのは主題じゃないんだよ
そんなの映画を観ればわかることなのに貧困云々とか言ってる人は寝てたのかって話だな
623 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 19:29:45.45 ID:yo3N+lJn
むしろ、貧しくても清らかな素朴な庶民て作品は腐るほどある
金持ちの生活ぶりを、アニメで見られれたのはちょっとした衝撃だったよ
知識で知ってた上流階級の暮らしとか、あのお上品なセリフが、かえって貧しく娘を売春宿に売り飛ばしたり、工場で働かせてた庶民との違いをうまく見せつけたと思う
冒頭二郎が夢の中で飛んでるシーンで部屋の中にお大勢の女性がいて手ぬぐい干してたけど
あれ廓かと思っちゃったが単なる奉公人かな
>>622 入れたら入れたで話が支離滅裂とか言うだけなんだからほっとけよw
>>624 自信はないけど、時代的には絹工場の女工の可能性が高いきがする
627 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 19:37:06.11 ID:5Ttw38Y5
>>620 映画見た後にその予告見たんだけど
あれは、活き活きとして、
人いきれや、かすかな機械油の匂いまで感じるような
いい予告だなって思った。
それが故に、確かに印象を刷り込んでしまうよね。
あと、「観衆は惨事を期待して…」というような批評読んだけど、
観衆バカにすんなって思った。
>>626 これですね。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1483480944 >たいていの女工は13〜4歳で小学校を卒業すると7〜8年の年季奉公で製糸工場に働きに出たそうです。
>製糸工場での労働は現在とは比較にならないほど劣悪な環境で、労働時間は14〜5時間にも及び、蒸し
>暑さや悪臭などが漂う工場での労働は生半可なものではなく、また逃亡を防ぐため工場には鉄製の桟が張られ、
>宿舎にも鉄格子が付けられるという監獄にも近い状態だったそうです。
>多くの女工たちは自分の賃金で実家を助けるため、また工場が休みとなる正月に両親と再会できることを楽しみ
>に、お盆にも帰らず過酷な労働に耐えました(その結果、当時の生糸の輸出は日本の総輸出量の3分の1にもなった)。
>熟練工では年収100円に達する女工もいましたが(ちなみに当時100円あれば家が建つと言われました)、
>過酷な労働環境と長時間労働で病気になったり命を失う者も少なくなかったようです。
>明治40年頃、信州では女工千人について23人という高率の死亡推計があり、その7割が結核だったそうです。
>>622 いや 描ける技量が無いんだよ 高畑と比べられるのが相当嫌なんだろうなw
あの予告で煽りまくるから・・・。
あの予告を普通に見た場合、「哀しい戦争の時代がありました」とか「戦争へ向かう日本」みたいな言葉も
入ってたと思うので、実際は戦争の描写が殆どないということにも肩透かしを食らったような気になっても余りおかしくはないだろう。
また喀血して画布は血まみれ、墜落する試作戦闘機、回収された機体を前に呆然と佇む主人公の静止画。
そこで暗転して「震災の時は・・・」というセリフが溢れ出す感情を抑えるためにわざと棒読み気味でヒロインによって呟かれる。
まあとんでもなく悲惨で暗い中で燃え尽きるように悲しい話が展開するんだろうなと、イヤが上でも思ってしまう訳である。
予告頑張り過ぎたから、誤解が生じやすくなったんじゃないの。零戦開発の話と思って見たのに、零戦ラスト数秒しか出なくて怒るとかね。
>>627 いや描写はあるんだよ。ただちょっとわかりづらいのが多すぎるだけ。取り付けも世界恐慌の
描写の一部だし。親の帰りの遅い子供の自尊心を傷つけたエピも「この町だけでどんだけいると
思ってんだ」的な間接的に貧しさをかいてるし
まず高畑には堀越と堀を合わせようって発想は無い。
堀越なら堀越、堀なら堀の各人生及び時代背景を徹底的に調べ上げるだろう。
633 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 19:54:24.30 ID:T4l9I3IE
>>624 俺も郭か何かに見えたな、まぁ群馬だから生糸関係の工場の寮と考えるのが無難だと思うな
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20130731/251781/ 凡百の映画は、その惨禍を、ついとってつけたような安っぽい社会意識で声高に叫び、
阿鼻叫喚を描きがちだ。しかし、映画においては、それはスペクタクルなエンタテイン
メントになってしまう矛盾を抱えている。「なぜあの炎の下を描かない」との批判もある
だろうが、踏みとどまって描かないことのほうがどれだけ覚悟がいるか。
ちゃんと映画を観る力と、それ相応の歴史知識があれば、あの黒煙と炎だけで何をいい
たいかは伝わると思うのだが、多くの観客は本音では空戦や惨事描写にときめきたいの
だし、最後にはそうした自分の免罪のために、戦争兵器を造った主人公の悔悟のセリフ
を聞いて安心したいのだ。
それがないと、欲求不満になったり、不安になったりする。
そして客は解決されない不安を嫌う。
だが、今回の宮崎駿はそれを提供しない。
>>593 ああいった才能は時代の要請で出現するものなので、今いてもたいしたことは出来ない気がする。
いいとこ日産GTRとかホンダのビジネスジェットあたりじゃないか。
しかしゼロ戦のようなあそこまで歴史的にカリスマ性のある作品をものには出来ないと思う。
もし今、宮崎駿が20〜30代だったとしてもナウシカやラピュタほどの作品を作れたかどうか疑問だし
トミノが若かったとしてもガンダムほどの影響力のあるものが21世紀に作れたかかなり怪しい。
歴史にifを考えることはやはり意味がないか。
>>631 ここずっとその方針でやってるそうだが、駿作品では
主人公か主要登場人物が見聞きした体験しか描写せず、説明的カットは基本的に全く入れない。
というのも影響してるんじゃないのかな。鈴木Pが、ハウルの時に世界観からしてどうなってるのか分かりにくくて難解だと
言われたことに対して、そのように答えてたよ。
既に「もののけ」の時に、あの暗躍する天皇派の裏方みたいな者達などは、どういう組織でどういう背景なのか殆ど不明で、
作画スタッフから製作途中にそれを真面目に質問されてしまったのだが、それに対して宮崎監督は「そんなものは分からなくて良い」
と言い放ったそうだから。まあそういう方針でずっとやるという方法論の場合は、説明的描写の機会は少なくなるだろうね。
>>630 確かに、あの予告からカプローニ伯爵が出てきて、夢の話のなるとは想像つかない。
零戦開発秘話だと思うから、あの「ひこうき雲」も、パイロットに憧れつつ、戦争で
死んでゆく若き兵士の、バックにかかるんだろうと思ってた。
何気に、「ひこうき雲」って、エヴァンゲリオンの 「Komm,susser Tod」みたいな
使われ方するんだろうと思ってた。
>>593 存命中に鳥人間コンテスト始まってるけど、本人見たことあるのかな?w
640 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 20:03:38.24 ID:5Ttw38Y5
>>634 これこれ。
何決めつけちゃってんの?って感じ。
宮崎の優秀性を観客を貶めてあらわす、
えーかげんにせーよって手法。
ふう4回目見終わった
だいぶ冷静に鑑賞できるようになった
九試単座を夫婦で創り上げていく映画だな
役割を終えて去って行く菜穂子は確かに潔よい
この辺りは本当にパヤオの理想の女性像なんだろうな
特高にはスリルを期待したんだが。
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1348917986/ 528 :名無し三等兵:2013/07/21(日) 01:20:18.38 ID:???
歴史上の人物の名前そのままで「完全なフィクションをやる」
という神経が理解出来ない。
だいたい三菱内燃機関株式会社の連中は大正10年ごろの段階で図面も
満足に描けず、ハイランド、コンフォート、サットン、スミスらの
英国人技師を主任として、その下で教わっていた状況です。
堀越氏は「本当は旅客機」ではなく、当初からバリバリに戦闘機にばかり
関心を向けている人でした。
彼をヨーロッパで連れまわし、案内したのは「三菱」でした。
ユンカースへ塚越を連 れて行ったのも三菱です。
529 :名無し三等兵:2013/07/21(日) 01:25:40.38 ID:???
ゼロ戦は堀越ひとりの天才によるものではなく 、図面の引き方から教えてくれた
英国人技師たち、
日本へ飛行船ツエッペリンのジュラルミン材料を残していったくれたドイツ人たち、
堀越が出来なかった強度計算をやってくれた東大航空科学学科の久保技師、
ジュラルミンの専門家五十嵐博士らの多くのひとびとのおかげでできたものです。
誤った英雄崇拝の種をまいてはいけません。
私も中島飛行機で設計をやっていた親戚がいるのでうるさいですよ。
>>634 炎の下を描いたら描いたで 感動した!涙が止らなかった!とか言い出すアホだからほっとこうぜw
いろいろ言われてるようだが、
自分はこの映画が好きで好きでたまらない
2度目見に行った
ということは
ガンジーも勝海舟も死刑だね
自分の感性を信じなさい
技術は後から付いてくる
>>645 嫌いは嫌いなりに、気になってレスしてんでしょ。
その意味では、いい映画アニメです。
2回目だと、初回より印象変わりますよね。
ちなみに、私は3回目です。
>>593 おいおい、鳥人間コンテスト第一回優勝機を設計したのは本庄だよ。
めちゃくちゃ豪華。
ゼロ戦って装甲もないし(陸軍戦闘機隼には装甲があったのに)、
一撃で火を吹くなどパイロットの人命軽視だった。
だからパイロットの技能に左右される機体で、初期にアメリカより
厳しい選抜と訓練を積んでた日本海軍のパイロットではアメリカより
優位になてたが、その一部の天才パイロットたちが装甲が薄いせいで
皆戦死すると、「七面鳥」と米軍に笑われるくらいダメ機体になっていた。
すばらしい機体というのは誰が乗ってもあまりパイロットの能力に
左右されない機体のこと。ゼロ戦は完全にパイロットの技能に左右された
ダメ機体。
歴史知識を持っていないで見ると零戦開発のアニメ映画としか見えないな。
宮崎駿的には戦争は惨いし争ってはならない的な事をやんわりと問い掛けた作品だと思う。
>>647 そういう良い人と悪い人を混ぜてごまかそうとするのは、
英霊に戦犯を混ぜて自分の霊を浄化しようという卑怯者の発想と同じだよ。
俺も二度見た。
今までパヤアニメ二度見た事なかったのになんでだろうか
見てもう何日も経ってるのに、朝起きた時とかにふと菜穂子の
事思い出したりする病気にかかったわ
656 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 20:17:21.29 ID:RLDLSkaN
堀越さんって良い評判無いね。天才というのもパヤオが思い込んでるだけだろ。好きだから。
子供の頃から自己投影しまくったから。
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/army/1374550015/l50 27 :名無し三等兵:2013/08/02(金) 08:03:37.75 ID:???
堀越さんが戦後東大の工学博士号とった「剛性低下方式」の論文だけど、これってもともと本庄さんの考えた事なんだけど。
戦後のYS-11に戦前戦中の名設計者が集められて参加してるけど、この時も一番評判悪いと言うか性格的に問題あったのが堀越さんなんだよね
>>651 r;;;;ミミミミミミヽ,,_
,i':r" `ミ;;,
彡 ミ;;;i
彡 ⌒ ⌒ ミ;;;!
,ゞi" ̄ フ‐! ̄~~|-ゞ,
ヾi `ー‐'、 ,ゝ--、' 〉;r'
`,| / "ii" ヽ |ノ
't ト‐=‐ァ / なぁ、 馬鹿だろ ww
,____/ヽ`ニニ´/
r'"ヽ t、 /
/ 、、i ヽ__,,/
/ ヽノ j , j |ヽ
|⌒`'、__ / / /r |
{  ̄''ー-、,,_,ヘ^ |
ゝ-,,,_____)--、j
/ \__ /
| "'ー‐‐--
ここはキチガイに粘着されて終わったな
歴史板か隔離スレに行けよ
>>651 高出力エンジンを使えないのに対等に戦うために捨てるしかなかったんだろ。
零戦 〜搭乗員たちが見つめた太平洋戦争〜 「前編」
BSプレミアム 8月3日(土)午後9:00〜10:29
661 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 20:21:19.24 ID:RLDLSkaN
>>659 人命軽視が許されるなら外国でももっと素晴らしい飛行機が設計できますよw
BSプレミアム
9時から
ゼロ戦やでー
663 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 20:22:38.62 ID:5Ttw38Y5
>>652 戦争反対って言ってるのに
実は、戦闘機大好き、(おそらく)空中戦大好き。
人間は、こんなに矛盾してるって映画だと思う。
効果音は、予備知識無しで見たら、意外と画面効果のおかげで
温かみがある音源に聞こえたかもしれないけど
特番を見て、音響監督の努力の賜物だと知ってしまってからは
飛行機のシーンになると、効果音を気にしまいと必死にならされました。
あと、やはりカストルプの歌は本当に厳しかった。
これは予備知識無しで聞いても相当にまずいシロモノでは。
サロンの別のキャラにピアノと歌をやらせて、もっと別の役割を与えたほうが
あのシーンでのカストルプが生きたのではと素人ながら切なくなる出来栄え。
>>655 嫁入りの時の高橋留美子タッチな菜穂子は、この世の人間ではないような美しさだったね。俺も奥さんと
また観に行く予定だが、それで治まるか自信がないw
服部課長も味わい深いな。
婚約のことで課長と班長だけでなく運転手にも大爆笑されるシーンがいい。
菜穂子の髪は一体どうなってんだ
むしろかぐや姫の音楽が池辺から変わった理由が知りたい。高畑とケンカしたのか?
ジジババに超人気らしいな
高齢者狙ったハヤオ初の映画か
鳥人間コンテスト 32年前の、第1回の優勝機の設計者は、「一式陸上攻撃機」の設計者、本庄季郎さんだったんです。
確かに童貞にはわからない映画だな
映画ストーリー自体もいいんだけど
アニメーションが自然でクオリティ高すぎて
どんだけ労力かけてるの
ジブリスタッフあたまおかしいと思ってしまうww
パヤオはるーみっくわーるど大好きやで
結局は、堀越二郎という人間に出会った菜穂子の物語だったな
堀越自身は菜穂子と出会ったこと・去られたことで何かが変わったという描写がなく
無理やり会いに行ったとかしたものの、
「真摯に仕事に打ち込んでいた天才設計者でした」という印象しかない
BS堀越だ
BSに二郎
堀越二郎。びっくりするほど不細工で顔が長い。
おまえらBS見てるか
日本人顔同じだな
実写版風立ちぬ
>>663 テーマは「いやよいやよも好きのうち」ですな
今映っている零戦は本物?復刻版?
『風立ちぬ』あらすじ
主人公の二郎は、病弱の菜穂子と結婚した。その日から二郎は毎晩菜穂子のおまんこを求めるようになる。
サルのような激しいセックスで菜穂子の病状は悪化する。二郎は遅漏であった。
菜穂子は何度も昇天した末、本当に昇天してしまう。
菜穂子のテクニックのおかげで、二郎の飛行機は、ドピュッ、ドピューと勢いよく飛ぶようになった。
二郎の夢の中で菜穂子は、『あなたはイって。』と遅漏の二郎を思うのであった。
(完)
>>686 寂しい一人暮らしの中年男が、「これで笑いが取れるだろうな」
とか思いながら書き込んだのかと思うと、号泣できました。
ありがとう。
>>685 アメリカの航空博物館が所蔵する零式艦上戦闘機(通称、零戦)五二型が、特別展の会期中に来日します。
この零戦は、第2次世界大戦中、サイパン島で捕獲され、当時の勇姿そのままに保存され、
現在もアメリカの航空ショーなどで飛行している唯一現存する『伝説の機体』です。
自分で設計したのも忘れて美しいと叫んだ。
リアルゼロ戦パイロット生きてるしw
692 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 21:29:41.64 ID:RLDLSkaN
軽くするために飛行機に穴を開けまくる堀越二郎w
693 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 21:31:00.53 ID:RLDLSkaN
そりゃ中国相手には楽勝ですね
本庄が作ってたのが爆撃機 重慶を爆撃
それを援護したのが二郎のゼロ戦の初陣
>>695 ありがとう!
所沢か・・関東まで遠いが遠征するか。
堀越二郎
最初から理想化されたカッコ良さばっかりに見えて、アニメの主人公かと思ったよ。あっ、アニメの主人公か。
時計は見ないで見てたからタイムテーブルはわからんけど
内容的に前半では二郎が自分の作った飛行機が無惨に墜落するまで
軽井沢以降の後半では失意の底から菜穂子を支えにして
零戦を作るまでをえがいてんだよな。
二郎を中心に見ると極論すれば
菜穂子は零戦を作るための道具で
菜穂子が去ったのは零戦を作り終え役割を終えたから
そして綺麗な姿だけを見せたかったからと言う
男に都合の良い女に見えるのもわかる気がする。
ただ菜穂子視点で見れば菜穂子は
病気の感染で二郎が人生をかけた夢を断念させかねない行動や
世間で許されないことを二郎にさせてて
自分のワガママで二郎を地獄に叩き落としかねない事をしてる。
そして二郎も菜穂子も相互にエゴを貫いてるのを理解し
矛盾を抱えながら黒川家の離れで隔離されたように暮らしてる。
ラストまでぎっしりと内容の詰まった
いくらでも話すことのある深い映画
宮崎いわく
放射線を含んだ風立ちぬ
防弾思想の無いゼロ
半藤 堀辰雄の風立ちぬを愛読している者にはセリフがビンビン響いてくる
ここは長文連投の痛い香具師しかいなくて読む価値ないな
身分に差があり、交際しても菜穂子に会うには段差を登る主人公が
同じ部屋で過ごせるのが、特高から隠れるため提供された
黒川家の離れだったってのは悲恋というのを際立たせてた。
軽井沢にいる理由が後で示されたり
菜穂子が去る理由が後で示されたり
タメが効果的に使われてる映画だった。
特に菜穂子が黒川家から去るシーンからのタメは
抜群に効果的な演出だった。
704 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 22:21:50.37 ID:M/QPSALR
しかし、見事にハウルから右肩下がり
映画見てる分には「兵器」を作ることの葛藤なんかまるで感じなかったけどなー。
マスコミは一生懸命そういうことにしたがってるけど。
>>705 まあ一応少しは葛藤してたけど
夢の中での伯爵の発言以降は開き直ってるよね
707 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 22:32:22.04 ID:PcYnuJvF
俺も映画を見る前は科学者と戦争がテーマのひとつかと思ってたんだが
申し分程度に触れただけだったな
科学の暴走ということで原発事故も連想させるようなセリフを入れてきたら萎える
と思ってたんだかいい意味で予想を裏切られた
俺はこの映画は好きな方だが
駿は戦争反対を言いながら兵器が好きな矛盾をどうにかしろと鈴木に言われてたらしいが結局逃げたな
Eテレおもしろい
Eテレ
パヤオか
711 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 22:50:04.91 ID:4vXoFJcS
>>708 ゼロ戦は国を滅ぼした、とまで言わせてるんだぞ。
パヤオが嫌いなのはたぶん、日本であり、特に軍国主義・皇国史観のそれ
だろ。そうでない原初の日本は美しい。兵器も美しいのだ。
ゼロは、大日本帝国を滅ぼした美しい呪われた兵器。空を飛ぶバルスだよw
これを技術者側から描くことによって、十分、矛盾にこたえているといえるよ。
ハヤオ「世の中まだ生きる隙間はあるよ」 Eテレより
やはり半藤さんには正直だったな。
アニメの堀越二郎には宮崎駿の父親も投影しており、関東大震災と現在は同じ空気だと考えているという。
半藤さんの日本の歴史80年周期説を引き合いに出し、日露戦争からの40年間がずっと下り坂であったようにバブル崩壊から40年間は下り坂と考えているようだった。
>>714 それは堀辰雄が仕事をしている男の姿がいいと言っているところ。
確かに小説風立ちぬにはなかったと思う。
パヤオって父に似てるじゃん。
・自分の家族だけが大事
・無能息子を跡取りにするよう鈴木に言わせてる。
「パリやロンドンみたいに東京も半分以上の人間が外国人になる可能性はあるわけですよ。
それがグローバル化ですから」と言いながら、
原っぱの雑草については、帰化外来種を抜きまくり、抜いて抜いて抜きまくり、根絶やしにした後、
日本在来種を植えて根付かせたと楽しそうに笑いながら言ってるパヤオ。
相変わらず物凄く矛盾しまくってそうな精神をしてるんだな。
精神内部が平準化すると精神の活力や創作欲は減退してしまうので、あれこそが素晴らしいんだろう。
本人はどの程度まで自覚してるかは知らないが。周りの人は余り矛盾を指摘しないようにしましょう。
となりの山田くんよりも、つまんなくてワロタw
ひさしぶりに、お金返してってなった映画だったw
本質的にメカと少女しか興味ない
そして、アニメとはそれだ 素晴らしい
パヤオの父って現代で言うとヤンキーDQN親父だな。
ガッツとか押しの強さとか、身内だけ子分だけ大事にして他には酷薄なのが似てるわ。
ユキノシタ ササユリ ツリガネニンジン いろいろあったねえ
>>717 いやさすがに言ってることが矛盾だらけだから本人もいろいろ言われてるわけだよ
でも、宮崎駿は「矛盾を抱えているのが俺であって、だから矛盾していても問題ない」
と考えてるんだろう。だから、陰謀論者のように批判的な指摘は全て飲み込んでしまう。
723 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 23:24:42.76 ID:4vXoFJcS
>>718 山田くんの面白さがわからないようじゃあまだシロウトだなw
あれは、パヤオよりもなおいっそうひどい矛盾に引き裂かれた天才・タカハタ
の絶望と諦観をえがいた物語なのさ。月光仮面のありえなさはそもそも、
「勧善懲悪」「英雄物語」といったものの失効と同義なんだよ。
もちろん共産主義の退廃ともシンクロしている。タカハタはいかに傷つき、
そしてどういった新しい物語を生み出したのか? 竹取物語も見ないとなあ。
(そもそも完成すんのか、という問題はあるけど)
まあ、竹取物語そのものが相当の曲者で、天皇の求愛に背いて月にかえっちやうという
めずらしい反天皇ぶりだからね。タカハタの目指すところは何となく察しはつくものの、
どういった映像になってるかは見てみなくちゃわからん。
パヤオは、堀越二郎という実像を借り、銃愛物語という砂糖をまぶして
とりあえず自分の中の矛盾に落とし前をつけた。
ではタカハタは?
遅ればせながら今日見てきた。
なぜか銀座日比谷界隈で一箱だけしかやってないから毎回満席になってて、
かなりの客が「え゙〜〜」と言いながら帰って行ったよ。もったいない。
震災以降、菜穂子と再会するまでが淡々とし過ぎてて不覚にも寝てしまった。
どなたか、二郎が軽井沢?のホテルに滞在した理由を教えて下さい。
パヤオは矛盾を抱えているというより、利己主義かつオポチュニストなだけ。
菜穂子の隣で二郎が煙草を吸うシーンは、石田三成の干柿エピソードの逆バージョンなのかなと俺は思った。
4回見てわかったけどやはり岡田説をある程度見直したよ
やはり二郎はお絹のこともちょっと好きだったみたい
でもレストランでの交際申し込みの場面で
風が吹いて再会できた運命はお絹じゃなくて2人だったと共通認識ができる
「僕はあなたをあなたを愛しています。帽子を受け止めてくれたときから」
というのは2人で運命を確認しあい菜穂子を喜ばすための台詞になってる
設計した飛行機が失敗作で会社から休んで頭を冷やせと言われた
ドイツで冬の旅が流れてたのって、何か意味あるの?
風が運んできた運命を菜穂子はすぐに直感し
お絹がお嫁に行った話をする
やはり交際申し込みの場面ではお絹をわざわざ登場させたのが効いてる
>>729 歌詞が破滅までの短い生を歌ったものということと、堀辰雄が菜穂子の創作ノートに冬の旅(歌曲の意味で)と書いてるところから採用したのでは。
>>724 抜擢されて自分の全精力を傾けて作った飛行機が
実験飛行で実験に耐えきれず墜落して無惨な残骸に変わり果てたから
傷心を癒すため、忘れるために軽井沢に逃げてきた
そして菜穂子と出会うんだけど軽井沢に来た理由は
軽井沢に来た後しばらくたった後に
無惨な残骸の前に立ち尽くす二郎や
外人に「忘れる山」と言われる事で間接的に示されてるだけだったはず
人を愛したことも
愛されたことも無い人間の
勘違いの映画だな
人を愛すれば愛するほど
その人に何も期待してはいけない
ただそばに居ることさえ
期待してはいけない
期待する事はその人を遠ざけるからだ
期待しなければ かろうじてそばに
居てくれるかもしれない
愛する人がそばに居ない事は
生きる事の唯一最大の恐怖だから
だから一切期待してはいけない
この映画の作者は愛を理解して居ないし
愛を知らないまま死ぬだろう
734 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 23:40:36.35 ID:ttU36rde
予告編の、高畑の新作が素晴らしかった。
早くみたいあ。
本編の風立ちぬみてる間も、退屈で予告編のことばかり考えてたよw
youtubeには、あの映画館で流れた予告編バージョンはないのね。残念。
今日見てきたがとなりの席の30代ぐらいのカップルが最悪だった。
男が夢のシーンのたびにいちいち「ありえない」とつぶやく。
黒川宅での結婚式でも「ありえない」うるさい。
なにかってーと女が男に説明を求める。
「なんで結核なのに外で寝てるの」
「知らない」
男も無知で答えられないことも多くそれがまたイライラする。
エンドロールでひこうき雲が流れるとあわせて小さく鼻歌唄う。
物語に没頭できなかったから明日もう一度観に行く。
しかし帰化外来種の雑草を根絶やしにする話は、本当にちょっと怖かったぞ。
半藤氏の後30年で国境はなくなるという発言に、「それはないだろう」と言いたげな無反応な沈黙が僅かにあった。
EUの例を出してきたので、「まあそうですね。やるならあれしかない」的に大人の対応で一応肯定してたが、
EUが上手く行ってない事など言われなくても十二分によく知ってるはず。それで「ロンドンやパリみたいに東京も
外国人が半数以上になるかもしれない。まあそれがグローバル化ですから」・・・・・・・少し飛んでトトロ2の企画の話。
「あんなものはもう作れないとスタッフはイヤがるのです」と雑草の話から始めるのだが、「雑草という草はない」という
昭和天皇の発言をまず最初に入れておいて、「最近はもう雑草が外来帰化種ばかりなんですよ。だから全部抜いて
根絶やしにして、その後また地下茎から生えてきた外来種を抜きまくったら、そこでパーっと日本在来種の一輪草が
生えてきたんですよね」と本当にパーっと明るい表情を見せながら語ったパヤオ。天皇的には雑草=民草だからなぁ。
この人本当は尖閣を半分やれとか韓国に謝罪しろとか口では言ってるが、腹の底では真逆な考えではないのか。
>>727 お前の目は節穴
お絹が好きとか絶対にない
映画の感想なんて人それぞれなのに
絶対ないとか。
740 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/03(土) 23:46:28.54 ID:ttU36rde
テレビアニメの世界名作劇場の「トム・ソーヤーの冒険」の一話分の質もないアニメ映画だったと思う。
老いたなあ監督も。
醜態さらすの止めて欲しいわ。
この作品はあかん。これはあかんで。
>>736 安心しろ。
宮崎がすでに死んだ20年後には第三次大戦で日本は再び廃墟になっているはずだから。尖閣諸島なんて全然問題ではなくなる。
>>736 対談イマイチだったね
NHKは、ニュース9のインタビューもイマイチだった
ロッキングオンが宮崎引き出すの一番上手いと思うわ
>>741 あの40年サイクルはまだ4回弱くらいしか繰り返してないんだから、
そんなにすぐに信じていいのやら・・・だったけどねえ。
>>668 かぐや姫が製作時期が延びて風立ちぬの音楽を作ってからかぐや姫にも取り掛かる時間が出来たからじゃないの?
相変わらずの糞映画だった……と、言いたいところだが
今回は良かった
もともとジブリ嫌いで、海がきこえるだけが唯一好きという変わり者だからまあこれを好きというのも普通じゃないだろうけどw
今年は舟を編む、はじまりの道、百年の時計と
邦画は良作多くていいな
>729
↓以前にスレに書き込んだんだけど、自分も初見のときそこらへんがわからんかったんだわ。絵コンテみてわかったけど、完成版はつながりがわかりにくいね。
映画で見た時、
ドイツの夜の街を散歩し「冬の旅」を耳にする
→ドイツ人達の捕物
→二郎の夢 燃えながら墜落する日の丸つきユンカースG38
というシークエンスの意味がわからなかったんだけど、絵コンテ見ると
「冬の旅」を耳にした場面で二郎が
「われら大空に登れども 情けある星 絶えて無く・・・」という「冬の旅」の歌詞を呟く場面があって、
そこから二郎の夢に直接つながる構成だったみたいだ。(二郎の夢の場面に「冬の旅」という副題がついていた)
間に捕物の場面が入ったので、二郎が雪道をひとりで歩く夢が偶然耳にした「冬の旅」に触発されたイメージというのが、わかりづらくなったんだなあと。
>>743 集団主義とその反省のバランスじゃないかな。
明治維新から日露戦争までは外国の制度や知識を虚心に取り入れたが自信を持つと内向きの集団主義で他の価値観を排除する。
敗戦から40年間は外国を手本にしたがまた根拠のない自信を持ってまた内向きになって排外主義になる。
この繰り返し。
>>738 二郎目線のお絹のカットがひとつもないだろ
傍目のカットバカリズムじゃねーか
二郎がお絹を好きだとしたら、そんな糞映画があるかよ
>>736 ああ、教条的だけど、天皇も現人神じゃなくて人間なんだし、
民草の一人なんだよ。そして、エタヒニンといった被差別部落民の苦しみや
悲しみを一番よくわかるのは天皇だろうというね。逆差別されてるのが
皇族。ほんとうに雅子さんとかかわいそうだ。
人間みな平等、雑草というものはないよな確かに。それが左翼の考え方です。
宮崎の言動は明快ですな。学習院なのにやはり左翼に魂を引かれている。
国民栄誉賞とか勲一等とか、1ダースくらいもらっても足りないくらいのパヤオ
だが、一向にその話が持ち上がらないのは。この共産主義体質が影響しとるのかね(笑い
おっと、誤変換w
バカリズムじゃなくて、ばかりじゃねーか
>>749 文化勲章もらって毎年年金400万円もらってるだろw
あと、絵コンテだと、その場面では本庄が「シューベルトか」「俺達にぴったりの歌だな」と言い(ここのコンテのト書きに「本庄も学がある」)、
続いて二郎が上の歌詞を呟くって場面になっている。
>>733 寿命が短いことがわかっていれば考えも変わる。
>>752 パヤオのアカコンここに極まれりだな。
戦争に勝つと勘違いしてた低学歴のパヤオの父に自己投影された堀越二郎哀れw
ヴァイオリン音楽には詳しいほうだがチゴイネルワイゼンを使う必然性は思いつかないな。
>>746 へ〜そりゃ面白いわ、サンクス
当時のドイツに対する憧れと反骨精神なんかね
日露戦争から20年後というと1925年か。
関東大震災の2年後。そろそろ大不況が始まるわけだな。
>>755 アカコンというかなんかわからんけど
この映画はドイツ語喋る場面がけっこうでてくるけど
パヤオはこのドイツ語部分、ほぼ全部、ドイツ語(カタカナもアルファベットもあるけど)で書き込んでるよ。
パヤオはドイツ語がある程度できるんだなと思った。
漏れの親父がパヤオと同世代、祖父は二郎や本庄と同世代だけど
帝大出てて、ドイツ語は基本教養だった。今人の英語みたいなもん。
>>736 宮崎駿の対談番組を見ると、奴がどれほど嫌らしい、気色悪い思想を持った人間かということが
表情を見ていてわかる。宮崎駿が「今後日本は没落するに違いない」という話をするときの
全身で表現する「こんな嬉しいことはない」という気持ち。
根本的に人間としての方向性が間違っているということがわかる。
>>733 あなたの愛の定義が世界標準じゃないから
既に一般的な認識になっているけど、ムスカが宮崎駿の分身そのもの。
>>735 うわー最悪でしたね。
わからないなら黙ってろと言いたいね。
だけど田舎の農民上がりの堀越二郎がシューベルトの冬の歌の歌詞を知ってる、ねぇ?
専門バカタイプじゃないの?w
「堀辰雄」は知ってただろうけどね。
>>762 基本なんだから、別にコンプレックスでもなんでもないと思うけど。
例えばここに漢字使って書き込んでるのを、韓国の人が「アカコンだ!」と決めつけてるような感じ?
ハア?だと思うけど。
>>751 それ非課税なんだっけ。
しかし普通に稼いでる収入分で多額の納税してるだろうし、スタジオ維持で回ってる金も巨額なので、
金額的には、感覚として「そういやそういうの貰ってたなぁ・・・」程度なんだろうね。
そういやチラっと写ってた入り口に置いてある二台の車。片方は以前から乗ってる2CVだったと思うのだが、
異常に車体がピカピカになってなかった?もしかして特注で新たに打ち出して貰って車体作って貰ったりしたのだろうか。
もう一台も以前はVWの中級小型車だったと思うのだが、同じVW製か知らないが、少し大型で上級になってたように
見えたな。金持っててももう使う時間も限られてきてるので、そういう所にも使い始めてるのだろうか。
>>766 だからおまえは割り込んでるだけの人なら口出すなよ。
>>752の>>>ここのコンテのト書きに「本庄も学がある」<<<
についてアカコンだって言ってるのだ。当たり前すぎる人間は
こんなこと書かないw
>>748 お絹の後姿を追う二郎はもの凄い勢いだったぞ
下宿に帰ったときも若い女が来てると聞いて凄い期待の仕方だったし
まさかお絹の後ろにいる菜穂子目当てでそんな行動するはずないし
親密になるチャンスのある女の尻を追いかけるのはあの歳の男のリアルな姿だよ
最初から菜穂子の存在感が二郎の中で大きかったのなら
パラソルをキャッチするシーンの
「ブラボー、ナイスキャッチ」と声をかけられたときに気づくはずだし
菜穂子を本格的に好きになるのは
再び風が吹いたのはお絹じゃなく自分たち2人だと運命に気付いてからで
だからお絹の存在が効いてるんだ
あのときのロリインテリ菜穂子を全部含めた菜穂子を愛してるってことだよ
>>760 たんに反日的ということだけでしょ。左翼にありがちなこと。
というか、古い軍国主義の根っこを持った日本は嫌い、
そういうものにからめとられない、さらに古くからの日本人の勤勉さや自然の美しさは大好き。
これは根本的に正しい人間的な思考だよ。
あなたが軍国主義大好きなだけ。原発爆発した日本はたしかに
衰退するに違いないしな。
>>767 2CV別にちゃんと屋根ある車庫にいれて日々のていれしてれば綺麗なままいられるんじゃないの?
ただ一度だけは歌詞的にもピッタリだけど冬の旅も面白いな
アキレスと亀の話が本庄の八試と二郎の九試の違いに出てたり
ドイツのシーンは地味で訥々としてるけどいい味出してるねえ
パヤオは金持ちなのにしっかり年金もらってんるんだな。
こういうところに育ちの悪さが出るんだよ。卑しい。
左翼のくせに権威主義だってな。左翼なら大江健三郎を見習えよ。
【文化勲章辞退者】
河井寛次郎(陶芸)- 1955年(昭和30年)名利を求めない姿勢を貫いて辞退。河井は自身の作品にも銘を入れないほどこの姿勢に徹底していた。人間国宝や芸術院会員への推薦も同様に辞退している。
熊谷守一(洋画)- 1968年(昭和43年)「これ以上人が来てくれては困る」と辞退。熊谷は孤高の画家として有名で、来客を一貫して避けていた。
大江健三郎(小説)- 1994年(平成6年)ノーベル文学賞を受賞、慣例として文化勲章の授与と文化功労者としての顕彰が決定されたが、「民主主義に勝る権威と価値観を認めない」と勲章そのものを否定して受章を拒否。
杉村春子(舞台演劇)- 1995年(平成7年)「自分には大きすぎる」「戦争中に亡くなった俳優を差し置いてもらうことはできない」と辞退。
【文化勲章辞退者とその辞退理由】
河井寛次郎(陶芸)- 1955年(昭和30年)名利を求めない姿勢を貫いて辞退。
河井は自身の作品にも銘を入れないほどこの姿勢に徹底していた。
人間国宝や芸術院会員への推薦も同様に辞退している。
熊谷守一(洋画)- 1968年(昭和43年)「これ以上人が来てくれては困る」と辞退。
熊谷は孤高の画家として有名で、来客を一貫して避けていた。
大江健三郎(小説)- 1994年(平成6年)ノーベル文学賞を受賞、慣例として文化勲章の
授与と文化功労者としての顕彰が決定されたが、
「民主主義に勝る権威と価値観を認めない」と勲章そのものを否定して受章を拒否。
杉村春子(舞台演劇)- 1995年(平成7年)「自分には大きすぎる」「戦争中に亡くなっ
た俳優を差し置いてもらうことはできない」と辞退。
>>695 8月31日エンジン始動・タキシング見学会当選したぜ
>>767 宮崎は英国製の三輪車とか買って
「これで排ガスをバンバン出してやるんだ!」
と言ってたよ。まじ矛盾だらけのクソジジイだけどかっこいいな
帝大は専門バカだから、工学部ならドイツ語は重要だし、読めるだろうが、
音楽の歌詞について知っているかというと疑問。
そういうのは大学教育というより実家がどれだけ裕福で教養があるかに
左右される。堀越二郎は田舎の農家出身なんでほぼないw
>>771 チラっとしか写らなかったので、見間違いかもしれないが
昨晩の放送の時のは、塗装もかなり良くてピカピカみたいに見えたんだよ。
2CVって最初からプリキみたいなボディだし、以前写ってたときは、本当に少し凹凸波打ってそうな
汚い衰えた発色の車体だったんだよ。そもそも2CVをわざわざピカピカにレストアする人は少ないので、趣味変わったのかな
などと思ってね。
>>768 ドイツリート聴いて「シューベルトの冬の旅」だとすぐわかる、というのは
当時のインテリ層にとっては基本教養だったってことだよ。
自分はたまたまクラシック音楽が好きだからだけど、二郎と本庄が日本の学生時代に聴いた「冬の旅」はゲルハルト・ヒュッシュ版だろうと思ってるんだけど。
次ハヤオが見れるのはプロフェッショナル仕事の流儀か
ハヤオはメイキングも面白いし話も面白いし
自身が風立ちぬな存在なんだよな
今見てきた。
ラストというか、いきなり終わって「これで終わり?」だった。
まあ、ラスト以外はなかなか良かった。
才能枯れてからのハヤオ作品の中じゃ、一番良かったなぁ。
俺が一番わからないのは
菜穂子が喀血して涙ながらに上京、何十分か滞在したら二郎が賢者モードになってて
服部や黒川を感動するほどにバリバリ仕事に身が入り、
サナトリウムにも会いに行かなくなったこと
あれはなんだったんだ
>>777 少なくとも実在の本庄季郎氏の家は、東京の典型的インテリ家系だよ。
本庄の父親も祖父も海外留学したエリート。
帝大は専門バカだから、→帝大で専門バカでも、
ダメなのに、たばこ吸っちゃうシーンが良かったな。
>>783 んんん〜だから、最初から、パヤオがアカコンって言ってるんだけど。
>>782 行きたくても行けなかったんじゃ?蓑虫状態で読んでた手紙にそう書いてあったような。
だから、一目会いに山を下りた。
ん?
旧制高校生が冬の旅知ってるなんて戦後の若者がビートルズ知ってるくらい当たり前だろ
>>717 あれわろたわ
木を大切にとかいいながら植物殺しまくってるし
というかサナトリウムには一度も会いに行ってないような
そう気軽に行ける場所でもそう気軽に近づける場所でもなかったんでない?
>>776 もしかして超派手なT−REXとかいうやつ?
そういうのまで写されると、反感買うだろうから、余り見せないわけか。
まあどこかの目立たない厳重な管理の倉庫にフェラーリもっててもおかしくはないという資産状況だろうけどね。
2CVなんて安全性の真反対みたいな車だから、後ろから500ccバイクにでも追突されたら死ぬんじゃないのか。
そういう安全仕様流行の真逆を行くというのもダンディズムなんだろうなぁ。
>>782 まあ、彼女と会うと仕事はかどるしね。
そんな感じだろ。
>>778 あの2CV子供の送り迎え用に買ったんだよね
レストアしたとか何とか言ってたからピカピカなんだと
あと、当時は娯楽が少なかったから、映画でも音楽でも、流行というと、物凄い流行になるわけ。
映画の中でドイツ映画「会議は踊る」の中の曲をいきなりドイツ語で歌い出すのも、ドイツリートを知ってたのも、
それが当時、インテリ層の中で流行してたからだよ。
>>787 恋人がもうやばいのに
あんなに仕事に夢中になるってどういう精神状態か
俺には理解不能なんだ
俺なら仕事を捨てるけど
今でも菩提樹くらいは知ってるだろ?
>>794 映画で有名になったなら、別にインテリじゃなくても知ってるよなw
そういうのがアカコンw
>>796 作った飛行機が飛ぶ姿を見せてあげたかったんだけど、
風の知らせで飛んでる最中に亡くなったと。・゚・(ノд`)・゚・。
変人なんだから、そんな歌知らない設定にしたほうがリアリティあったな。
うちの親戚のおじさんの帝大理系卒は、流行とか一切無視な世捨て人みたいな
人だったよ。
801 :
国防委員会:2013/08/04(日) 00:38:16.29 ID:ivAkAN9K
>>796 天才と自分を同列に語るなよ みっともない。
戦前、帝大に行けるぐらいの家なら貧乏ってわけは無い気がする。
>>796 風立ちぬが8割がた完成した時に宮崎の妻が病気になって宮崎がアニメ制作を放棄しても文句言わない自信があるんだな?
宮崎の書斎、テレビがいまだにブラウン管だった。
なんでだ?
見ないんだろ
>>799 二、三日で死ぬような容態じゃなかったような・・・
菜穂子が二郎の下から去ったくらいの表現じゃないかな
ともかくあの二郎の仕事への執念は
パヤオの九試単座への執着が理解できんと分からんわ
完全に夫婦で九試単座を完成させるっていう話になってるし
>>791 もう少し古い奴だったと思う
この車買って文化人となる事を放棄しました
とか言っててワロタ
>>793 落ち着いたグレーだったが、かなり高級塗装やってそうなピカピカ具合だったよね。
孫の送り迎え?
しかし安全面からすると、最近の安全装備なんて全くついてないので、子供を乗せるには危険だと思うぞ。
車の運転の楽しみと機械への興味や愛着を幼児に分からせるには良い車かもしれないけど。
>>807 黒川婦人のうろたえ方は、もう長くないと感じたよ。
>>802 その話、また数十回回るのか。
戦前の旧制高校・帝大には、ノーベル賞受賞者の小柴昌俊のように、
貧乏すぎて、家庭教師を掛け持ちしまくって学校にもほとんどこないで
学費を稼ぐ貧乏人や、宮沢喜一の祖父のように、実家が貧農だったので
金持ちに学費を恵んでもらって入っている人が大勢いた。
むしろ優雅にクラシック聞いて遊学してるのは慶應とか立教とか青学とかの
私立のイメージだろw 戦前は私立に行ってる人間は間違いなく金持ちなのでw
>>798 当時の人だったら、例えば二郎の同級生や三菱の社員の人、加代だって、ドイツ語で歌えたと思うよ、「ただ一度の」「新しい酒の歌」くらいはね。
ドイツリートは、蓄音機とSPレコード(一枚が当時の月給の一ヶ月分くらいした高価なものだった)が身近にある人じゃないと無理だけども
当時の学生は、名曲喫茶みたいなとこに通ってたから、機会はあったはず。
半藤さんと宮崎監督の対談のノーカット版見たい人は「文芸春秋」買うといいよ。
30年前でさえ国立大学の学費はかなり安かった。この20年くらいでずいぶん上がったな。
>>807 あれどっちなんだろうな
サナトリウムに帰ったて解釈でも問題無いだろうし亡くなったのでも悲劇的で良い
でもラストの透けて消えるシーンが死を意味してたと取れるし、自分は帰った方だと思った
しかし、3回見るとさすがに時間がたつのが早く感じた
>>812 ミツビシは海軍系だから英語の歌だろ・・・w
819 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/04(日) 00:47:15.50 ID:99jc+Nr9
ユンカースと提携してたじゃん
>>805 あの書斎へのアプローチにわざわざ室内に架けられた橋を渡るという構造になってたが、
あれは嫌がるクラリスを監禁したがるカリオストロの城と同じ見立てになってるだろう。
あれは本当ならあの橋を渡る時にわざわざ通路としての橋が出てくる構造にしたかったはず。
事前に盛んに「こんなの作って意味ないですよねえ・・・でも子供は喜ぶんですよ。音楽が・・・」とか
色んな事並べて必死に言い訳してたので、絶対良からぬ動機であの書斎への「橋」を作ったはずだ。
>>809 孫じゃくて、子供だよ。吾郎ちゃんが子供の頃。長い事乗ってるなぁ
ワイパーが手動だから雨の夜タバコ吸いながら乗ると超コエー
とか言っててまじで変態だと思う
で、やはり風立ちぬと熱風掲載のアンチ改憲論はきれいにつながってたわけだ。
矛盾でもなんでもなく。
>>770 国家主義と、国粋主義及び軍国主義を混同して同一視するのは極めて粗雑で悪質だが
そういう人間が多いのもまた事実だ。宮崎駿はアニメーション制作がうまいが、だからと
いって思想とか政治的主張などという点で優れているわけではない。麻生元首相と同級生
であったことが示している通り、頭は大したことがない。
宮崎駿は極めて利己的で、「国民のために」という考えを全然聞かない。下層階級は自分の
ために奉仕するのが仕事だと本気で考えている。左翼が政権を取った後はそう考えるのが
普通になるが、政権を取る前に非常に露骨にそうした考えを示す人間はあまりいない。
>>815 俺も帰ったくらいの意味で
あれから二郎はサナトリウムに行ったと思いたいけど
>>825 震災の前に原発の売店でジブリグッズが売られているのを見つけてやめさせたことがあった。
悪い方に予想が当たると人はどんな顔をすればいいの?
ラストは真逆にしたって言ってるけどやっぱ二郎も死ぬ展開だったのかな
>>815 >でもラストの透けて消えるシーンが
それは本当のラストにある夢の中のシーンでの菜穂子?パラソルをよろよろと持って歩いてた。
もしそうなら、あれは完全に死んでるよ。
>>827 OnYourMark(耳すまと同時上映のジブリ実験劇場)で、すでに放射能汚染の話を作ってる。
いまだに二郎がおきぬに惚れてた事実を認められない奴がいることに驚く
二郎はずっとおきぬに惹かれていたが、軽井沢で菜穂子から
きぬが結婚したと聞いて諦めた
こんな簡単なプロットも読み取れないとは…
岡田はいまだにがんばってるのか
>>826 時間軸に厳密な映画じゃないんで、去った=永遠に去ったを掛け合わせてたのかと思った。
その後すぐに時間が飛んじゃったから。
>>831 ずっとは言いすぎだし
諦めたってのも言いすぎだよ
たぶんお絹のことも忘れてる
菜穂子の台詞は運命の人はお絹ではなく私なんですくらいの意味だよ
>>828 前のスレに出てたセリフ比較。絵は同じみたい。
絵コンテ版だと、死にはしないけど、二郎の戦後の人生は菜穂子へお追悼だけで終わっちゃうような印象だよね。
改変して良かったと自分は思った。
ジアートのアフレコ用完成台本版
菜穂子:あなた、生きて
菜穂子:生きて・・・
二郎:うん、うん
カプローニ:行ってしまったな。美しい風のような人だ
二郎:ありがとう、ありがとう
カプローニ:君は生きねばならん。その前に寄っていかないか。いいワインがあるんだ
絵コンテ版
菜穂子:あなた 来て
カプローニ:君のために祈っていたんだ
菜穂子:きて・・・
二郎:うん、うん
カプローニ:彼女は、いま 安心して 行くべきところへ行ったのだ
二郎:ありがとう ありがとう
カプローニ:わしも行かねばならんが ちょっと寄ってかないか いいワインがあるんだ つもるはなしをきこうじゃないか
836 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/04(日) 01:02:38.86 ID:99jc+Nr9
>>825 狂った人なんだな。
そういう考え、疎まれ、憎まれるって
わからないんだろうか。
>>834 あそこでわざわざおきぬの話を出したのは、二郎の恋慕に幕を下ろすためだろ
>>828 元々のシナリオでは、二郎が老いて御臨終の際に見る夢の光景がラストに来て、
それであの私淑してたイタリア人の設計士(=飛行機の神)を捨てて、そこへやって来た菜穂子の霊体と共に
天上へと昇って行くというものだったらしい。死に際してやっと飛行機の夢から放たれて、菜穂子を取りました
といったようなラスト。ゲーテのファウストのラストがそのようなものなので、それに倣うつもりだったのだとか。
鈴木Pが勝手に言い出したのだろうが、鈴木の言ってるようにこの映画を宮崎監督の「遺作」や「遺書」と取るなら、
その元のプランの方がしっくり来たかもね。
そういうの関係なく考えた場合、個人的には公開されたラストの方がいいと思うけど。
840 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/04(日) 01:08:48.82 ID:99jc+Nr9
>>836だけど
作中のピラミッドって、
そういうことの肯定でもあるのかな?
いやはや。
>>825 共産党が政権取ると必ず北朝鮮のようになると思い込む人がいるがあれこそ戦前の日本を引き継いじゃったものだろ。
ソ連の70年代なんか労働者は1日実質4時間しか働いていなかったと佐藤優が言ってる。
>>835 俺はなんかとってつけたみたいで、完成版は好きじゃないなー。
「なに言ってんの?」としか思えなかった。
>>835 震災を経験しても生きねばならんとさっきインタビューで言ってたけど
この映画に関しては一緒に逝ったほうが美しい夢のような映画として完結はしてたと思う
>>838 就職してからはお絹のことなんか一切出てこないし
お絹にそこはかな恋心を抱いていた時期はせいぜい学生時代だよ
>>774 大江健三郎だけ理由がキチガイじみてるな。そこまでいうならノーベル賞も辞退しろよ。
視聴してきた。
少し前「ジブリは、もうファンタジーを作らない」といった話を聞いたので、
どうなることかと思いきや、内容は、飛行機をこれでもかとバンバン飛ばしまくるわ、
タバコでモクモクだわ、ヒロインが都合のいいキャラだわ、
ドギツイまでにファンタジックな宮崎駿の作品で安心した。
逆に、現実の時代背景を持った舞台設定だったこともあって、
そのドギツさが不快に映る人も、多そうな気もする。
>>843 そうそう。
「生きねば」という終わり方にしたいんならそれでもいいんだけど、
その為にはそれに必要な持って行き方がある。
いきなり最後に「生きて」とか言っただけでそうなると思ってんなら、耄碌にもほどがある。
いくら感性主体の映画だからって、物には限度があるだろって感じ。
847 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/04(日) 01:14:46.49 ID:99jc+Nr9
>>839 その方が、もっと観客泣いて
わかりやすく終わったね。
>>769 単に菜穂子と繋がるかもしれないから慌てただけ
じゃブルーレイは完全版で
>>841 戦前の日本、ではなく、戦中の日本でしょ。
ちなみに戦中とは1931年〜1945年までの15年のこと。
>>844 ノーベル賞も辞退?確かにそうだな。でもノーベル賞は民間の賞だから
健三郎的にいいんじゃないの?
でもパヤオは大江健三郎と似たようなこと言ってたから文化勲章は
辞退スべきだったな。
>>843 俺は最後の「生きねば」が一番グッときたな
作中何度も「生きて」とか出てきてたけどそっちはサッパリだった
俺自身が生きてる者は生きねばならないと思ってるせいかもしれんけど
ヒロイン死んじゃってるから、後日譚考えにくいよな。
生きねばってセリフあったか?
生きてるものが生きねばってのも変な話だ。自殺が前提みたいだからな。
>>843 学生時代も就職してからも、二郎はおきぬが気になってた
その証拠に、菜穂子が軽井沢でいきなりおきぬのその後の話してる
菜穂子が女の直感で二郎の気持ちを悟ったからだね
二郎なんか何があったって自殺とかしそうもないのに「生きて」もなんもないもんだ
>>839 インタビュー関係全く追跡してないから本当のところは分からないけど
震災が製作中に起こったし、急遽変更したのかもしれないね
菜穂子「生きて」
二郎「うん。死ぬまで生きるよ」
カプローニに「君は生きねば」と言われれば
「そうですね」と返せるが
菜穂子に「生きて」と言われたら
「無理、一緒に逝く」ってなる
>>858 アフレコの段階で無理やり庵野が変えたと聞いたが。
大江健三郎は、大岡昇平が勲章辞退したことに共鳴して辞退したらしい。
ちなみに大岡昇平が勲章を辞退した理由は「戦争中に捕虜になったから、
とても自分は勲章をもらえるような人間ではない」
ということ、
他にも
・宮沢喜一(兵役逃れしたことを恥じていたという)
・細川護煕
・市川房枝
・土井たか子
・中山素平(日本興業銀行頭取)。
・石田礼助(三井物産社長)
・森鴎外
・原敬
・福沢諭吉
・イチロー
などなど、勲章受賞者はいっぱいいるな。
>>853 別に自殺を考えてなくても、生きることはそれだけでも辛い。萩尾望都の「ポーの一族」でもそんな
セリフがあったな。だから「生きねば」という言葉は「生きろ」より心に響いたし、励みにもなってる
>>855 そのまま返すわ
こんなこともわからない奴は映画見るなよw
>>854 菜穂子がお絹の近況の話をするのは当たり前
あれだけ世話になったもう1人だから
二郎はもてもてのエピを淹れたかっただけで、二郎はお絹を好きとかまったくない
二郎のお絹好きの演出はないでしょ
>>862 ファッションとしての辞退みたいね>大江
ズボンずり下げが流行ってるぽいから俺も下げる、みたいな。
870 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/04(日) 01:28:30.61 ID:nbmYQm7R
お絹人気だな
いつもの奴が1人でがんばってるだけよ
>>868 大江健三郎のそれまでの左翼的主義主張から当然導き出される当然の勲章辞退だと思うよ。
しかし堀越二郎も自責の念があれば、勲三等なんてもらわかなっただろうになあ。
俗物なやつだw
これだけ日本人の琴線に触れる場面満載の美しい映画で
ラストでお前は生きろと現実におっぽり出されると
つらいわ〜
876 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/04(日) 01:35:48.33 ID:1jUgHhOR
どーでもいい話をダラダラと
レベルの低いインタビュー番組だったな
現実とはほぼ関係の無い話という意味では、いつもと同じくらいファンタジックな話なんだよな
庵野の声優抜擢の件だが、鈴木は前夜に庵野に会ってたらしいし、
会議で鈴木が「庵野・・・」と何故かちょっと言うと、すぐに駿が呼応して「おお、庵野!」みたいに答えてるだろう。
それで他の会議出席者は皆あきれたような表情になってる。
妙に出来過ぎてるようにも思えるので、もしかして出来レース的に鈴木が前もって仕組んでたんじゃないかと
思えたりもするんだよなぁ・・・。まあ本当に突然決まったのかもしれないけど。
しかしシーンぶつ切りで突然聞くとやっぱり違和感大きいね。庵野の声優役。上映中は結局慣れてきて、
そこそこに思えたりするんだけど。
>>876 もしそういう考えなら、社会に甘えてる気がするなあ
>>878 実写映画もアニメも結局は二次元なんだよな
>>877 そうそう。両方共趣味の領域が違っているので、話も咬み合ってなかったし。
半藤一利は「トトロしかみたことがない」といってたからパヤオの片思い。
半藤はパヤオにも興味なさげ。
>>879 宣伝効果はあるからね。
まあある意味で確かにハマるっちゃハマる部分があるのもわかる。
しかし、同じような効果を上げつつ、違和感もないって役者を探すことも
十分に可能だったと思うので、まあなんか観客の顔は見てない感じ。
>>880 なんで甘えてるの?400万もらって文化勲章つけて社会的評価が
上がってるパヤオのほうが社会に甘えてるピエロじゃんw
予告でこの時代は生きるのが大変な時代だったみたいなこと言ってたけど
作中の主人公って大して生きることに苦労してないよなーと思った
ヒロインと比べたら劣るかもだけど結構いい家住んでて坊ちゃんだったみたいだし
ちゃんとした教育も受けてるし良い会社入って才能にも恵まれて
大好きな飛行機開発に取り組んで仕事でも結果出して周囲にも認められて
惚れた女もすんなり手に入ってかなり順風満帆な人生なように感じだけど
これ以上なにが不満なの?って感じ
生死の危険なんて嫁からの結核感染ぐらいでそれだって自分で呼び込んだリスクだし
せいぜい特攻に追われて上司に匿ってもらったぐらいじゃない?
>>884 貰うからには賞が欲しいんでしょ。嬉しいんでしょ。
でも政府の賞だからいらなーい、なんてのはポーズ以外の何物ではないやね。
そんなに政府の世話になりたくないなら、国を捨てて自活すべき。
社会体制の恩恵は力一杯享受しつつ、目立つところだけスタンドプレーなんかやってもねえ。
あと、他の人間がどうかなんてのは関係ない。
ちょっと下衆すぎるね。
>>882 以前は司馬遼太郎と対談などもしてたようだったが、その司馬の編集担当者というのが半藤氏?
そういうつながりで気に入ったのかな。まあそんな尊敬してた相手もどんどん鬼籍に入ってしまうものね。
司馬・堀田・宮崎での鼎談の中にも、牛車で試作機を運ぶという前近代的日本の話など出てたっけ。
日本軍は車両関係は殆ど駄目で、敵英文資料に「JEEP」という英単語が出てきて、軍用車両ジープを知らないものだから
謎の単語だとしてかなりの期間恐れてたそうだ。そりゃそんな日本軍なら牛車程度しか使わないだろうね。
これ批判的に見てる人って少なからず創作活動してる奴だと思うけど
菜穂子が心の底から幸せだと感じているなら
天才の傲慢だとか美しい物を作る犠牲を肯定してるとかは当てはまらない
結局自分には菜穂子という協力者がいない事へのいらだちと嫉妬
>>886 左翼は自己矛盾を抱えてるからねえw
芥川龍之介の勲章批判
「わたしには実際不思議である。なぜ酒にも酔わずに、勲章を下げて歩かれるのであろう?」
福沢諭吉の勲章批判
「勲章などは俗物の玩具だ」
今日ナウシカの漫画全部読んだんだけど、この人子供向けに作るよりも、大人向けに作ってきたほうが評価されたんではないか ? まあナウシカは少女だけどw
最近は主人公が青池保子の描くニジンスキーみたいに苦悩して見せたり、震災や恐慌や戦争で人々が
血まみれで泣き叫んだりしないと伝わらない人が増えてるのかな?
自分が感じ取れなかったからといって、描かれていなかったことにはならないと思うんだけど
ちなみに福沢諭吉は最高の叙勲である「華族叙勲」を断った。
この影響からか、伝統的に慶応卒の人は叙勲拒否者が多い。
>>879 まあ出来レースだろ、マスゴミや広告会社が絡んでることを踏まえた
監督自身はもはや、誰がやってもかんけーねー状態だしな
素人採用という意図はともかく、よりによって庵野連れてくるのは明らかに他人の入れ知恵だよ
>>879 パヤオと事前に打ち合わせしてたんだろ。
吾郎の件といい、パヤオは自分では言いづらい願望を鈴木に言わせてるのだ。
>>889 ある種、宮崎駿の兵器好きに通じるものがあるのかもね
>>885 そうそう。あの予告は取りあえず興味を煽るという意味ではよく出来てるのだが、
あの内容通りなんだろうなと思って、実際に本編を見に行くと肩透かしを食らうというようなものになっている。
映画館に足を運ばせるのが第一目的なので、予告宣伝としては十分に機能してるのだろうけど、
誤解を生じやすい予告だと思うよね。ゼロ戦開発の話だと思って行ったのに、ゼロ戦はラスト数秒しか出ないとかね。
宣伝文などをよく読むと、確かに零戦開発者の話ではあるが作中で零戦開発するとは書かれてないようになってるのだが、
もうJAROに通報したくなりそうな気持ちになるというのも分からないでもない。
>>886 まあでもパヤオみたいに毎年400万円もらって、1000兆円の借金を
さらに増やしてるよりははるかにマシだろ。
ノーベル賞の賞金は税金じゃない。
演出が下手だと思った
これ評価する人は実写はあんまり見ない人かね
>>896 「声優:庵野」なんかも同じだろうね。
確かに宣伝としては正解なんだろうが、後には続かないやり方だよね。
そのせいもあって年々動員が下がってるような気もする。
日本人とすれば、税金から毎年400万も取ってるパヤオのほうが
はるかに迷惑なのである。
それの理由に高額納税者だから?ってバカ?
そんなに金持ちなのに税金から金をもらうとはなんと「さもしい」成金だろう。
麻生太郎が「金持ちは子ども手当をもらうようなさもしいことはしないだろう」
といったが、パヤオのような庶民上がりは、金持ちになってもがっつりもらうようだよw
>>893>>894 やっぱそうなんだろうかねえ。
だって、ちょっと出来過ぎだものね。
でもTVカメラ入って会議風景が後に放映されたりしてるわけだが、駿のその発言の時の演技は
結構イケてるね。割りと自然な感じで驚き、監督として威厳を持って、すぐに提案をしてみせている。
あれはやっぱり事前打ち合わせ済みだったのかなぁ。
しかしところで、いつの間にか、老年のイケメンになってるんだよなぁ。宮崎監督。
仕事と実績が男の顔を作るというのは分かるのだが、ヒゲで誤魔化し気味だとは言え、反則並に老いたイケメン化してるよ。
下手な芝居でも、ちょっと魅せて聞かせるという男前になっている。
>>898 邦画にありがちな感じがした。
でも気合の入った画が支えてるから、結果として魅力は出てると思った。
ID:1jUgHhOR はジブリ追い出された人?
>>901 >でもTVカメラ入って会議風景が後に放映されたりしてるわけだが、駿のその発言の時の演技は
>結構イケてるね。割りと自然な感じで驚き、監督として威厳を持って、すぐに提案をしてみせている。
みたみた。でも臭いなあって感じだった。鈴木との空気のあわせ方が。
半藤にもあんなシロウトをなんで?といわれて答えるときシドロモドロになった
あげく鈴木のせいにしていたが、明らかにパヤオの希望だろw
涙が粒になってボロボロこぼれる描写とかなんなの?
全般的に近年どんどんこういった演出が漫画的でくどく態とらしくなってきている
それに反して声だけは自然さを求めるのはおかしくないか
>>905 特にラスト近くであの妹が泣くシーンとかね。とんでもないボロボロ涙。
それから、効果音を声でやるってのも、漫画によくある
「ズバッ」とか「ドシーン!」とか書いてあるカタカナ効果音的に思えたりもするよね。
その内、ジブリ映画で、静かな場面で
「シーーーン!」という口で言ってる効果音が使われるようになるかもしれないよ。
あと歩き方もおかしいだろ。全員所謂ジブリ歩き。
結核で病院に向かうにしてはスタスタ歩きすぎなのが物凄く違和感あった。
908 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/04(日) 02:23:42.35 ID:99jc+Nr9
確かに、ジブリも新風入れないとね。
綺麗は綺麗だけど、
映像に新鮮味がなくなってきた。
半藤一利はパヤオが、オープンなオーディションではなく、
「コネ重視で好きな奴に決めた」的な感じは嫌いだろうな。
心底不審そうな顔をしてたし。日本の悪いところをまんま出してるパヤオ。
パヤオ「だって鈴木が〜」は毎度のことだが卑怯者すぎる。
風立ちぬだって「だって鈴木がやれって言うから〜」って半藤に言い訳してたが
明らかにおまえがやりたそうで、そう仕向けて言わせてんじゃんw
>>907 あの歩き方は漫画的には、態度や内面が簡単に表せて悪くはないんだよなぁ。飽くまでも漫画的にはだけど。
ところでヒロインの顔についてだが、ラストの夢の中でのアップで顔がかなり単純化されてるように思えたのだが、
ああいうのも漫画的というか狙ってやってるのかな。今までの作品では、あのくらい大アップにする場合は
もう少し陰影つけるというような描き方にして、アップに耐えやすい顔にしてたように思うのだが。
あれは夢の中であり、しかも本当は菜穂子は死んでるので、影が薄いという感じであんな顔表現にしたのだろうか。
鈴木の謀略なんて常識だろ。前々から庵野にやらせようと思ってたんだろ
今は庵野にナウシカやらせようと画策してんだろうな。勿論今回の起用もその一貫
鈴木はパヤオの心を汲んで、言い出してやるのが仕事。
二郎の心を汲んで「二郎がセックスしたがってるなー」と感じたら
「来て・・・」といってやり、「二郎が生きたがってるなー」と感じたら
「生きて・・・」といってやる菜穂子のような存在。
パヤオは元博報堂のサラリーマンだった弟が退職してアニメ関係の
会社を経営しはじめても縁故で仕事を回してやったりしてるよな。
ほんと自由競争とは無縁のコネ主義だなw まさにアカwまさに北朝鮮w
915 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/04(日) 02:32:36.55 ID:ycgRjqzR
>782
ただの演出の失敗です
>>910 鈴木のインタビュー発言によると、
最初にあの道楽で連載してる大人向け漫画「風立ちぬ」を映画化しないかと誘ったら、駿は激怒したそうだ。
5分以上説教されるような激怒ぶりだったとか。子供たちに向けてアニメ作りしてるのに何たる馬鹿者か!といった説教内容。
それでも懲りずに、何かの機会をつかまえては間をおいて3〜4度提案した結果、二ヶ月ほどの熟考期間を経てやっと了承
したんだとか。しかし鈴木は宣伝のためなら何でもいう嘘つきなので、余り信用出来ないよねえ。
>>916 いつものツーカーでしょ。
そういう夫婦芸みたいなのができないと鈴木にはなれない。
パヤオって本当に偽善者で嘘つきだなあ。
パヤオと鈴木が「庵野…」「庵野がいいんじゃない」と猿芝居をしてるときの
前にいた若手なのだか外部のだかしらないが若手3人の苦虫を噛み潰したような
表情がすべてを物語る。
過去の素人配役の中で、糸井はかなりマシな方だったんだな。
本日の基地外
ID:1jUgHhOR(32)
NG推奨
おぎやはぎの1人が出てたね
923 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/04(日) 03:00:34.17 ID:ycgRjqzR
こんな映画どうでもいいから、
さっさと高畑の新作みせてくれや。
はよう!
924 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/04(日) 03:09:04.63 ID:p9gzKeKI
この映画は大人の、しかも何か製造業に携わっている人向きの映画だね。
子供には見せても意味が分からないと思うし、ツマラナイと言うと思う。
ファンタジーを期待してる人はそういう映画じゃない。
本当に趣味の職人映画だと思う。
若い人はツマラナイと言ってる人が多かった。
ジブリに限らずいい加減素人の演技見せられんのはもう勘弁だわ
こっちは金払って見に来てんだから
今回の庵野とか商品として売り出していいレベルじゃないだろ
プロの声優には別にこだわらんけど最低限演技ができる人を使ってほしい
こんなんじゃアニメの声当ては台本さえ読めりゃ誰がやっても一緒ってことになっちゃうよ
>>924 零戦と恋愛みたいな宣伝してるけど
すべてが九試単座に集約されていく
九試単座激ラブ映画だからね
一般人はこのパヤオのオナニーは絶対理解できないでしょう
小学校高学年くらいからは、この作品見て分かりそうに思えるが、やっぱり難しいのかな。
少しマセてる子なら、小学四年生くらいからでも。全部完全に分からなくても、何となくくらいにね。
典型的な悲恋のパターンなので、そのくらいの子供でも分かりそうに思える。
飛行機開発の部分については、夢のシーンがファンタジー的で面白いので、その興味でついて来れるとかね。
ドイツ視察の部分は、小学生がよくやってる社会見学での工場訪問の乗りで。
正直、内容は「うーん…」な感じだったけど諸々事情でレイトショーで観たから値段的にはまあまあかな
その一方で飛行機のプラモ作りたくなったからガルパン戦車と一緒にゼロ戦と試作烈風作ってる
映画はいまいちだったけどプラモは楽しく作ってるから結果オーライかな
>>924 製造業っていうとちょっとイメージ違うな。
モノづくり的な創作に近い立場だと結構くる。
本当にお金返して欲しい
1200円なんて、宮崎駿にいわせりゃ、ケツ拭く紙にもならないんだろうな。
自分の作品を、みせてやるから、お金よこせやっていうことを理解してるのだろうか。
麻痺してきてるんじゃないの? ジブリも宮崎も
934 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/04(日) 04:31:19.40 ID:ZU3FXKzC
レイトショー見て来たけど、堀越に敬意を込めてで終わった瞬間、え?ってなったわ。
期待したのがダメだった
>>932 この映画を叩いてる人ってたまに日本語が不自由だったりするんだよなー
特ア関係の人なのかな?
映画見ても無いのにスレに来てネタバレ見に来るってどういう奴だw
ネタなんだろうが
>>450 確かに製作体制の話で、脚本なんかなくて宮さんがいきなり絵コンテ切り出すから
何つーはなしもあったような。
映画見てて眠くなるようなシーンは一切なかったわ。
あの年でこの才能なんだから、結局希代の天才演出家だったんだな。
>宮崎駿という人は
脚本を少し修正してエンドを付け足せばすぐ各賞総ナメの
映画になるのはすぐわかりそうなもんなんだが、誰もそれが
出来ないし唯一の敵の庵野は巻き込んでしまって取り込んじゃったから
本当に誰も何も言えない感じ何だろうね。
942 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/04(日) 08:02:59.17 ID:99jc+Nr9
>>938 人それぞれ、色んな見方がある。
>>932みたいな意見持つ人もいるだろう。
宮崎駿自身の人格にまるっきり興味なかったら、
映画の考察したって面白くないだろうしな。
>>941 当たり前の話じゃね?
大好きな飛行機研究も禁止されて
失意しか無くても生きていかなきゃならないんだから
現実的で残酷な地面に沈むなんて当たり前のような
無償の愛って時点で菜穂子を理解できてないと思うが
>>369 そんな美しさは感じなかったな
むしろ妙にアニメ臭い感じがした
言いたいことはわかるが
946 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/04(日) 08:37:08.88 ID:d/1cEfGR
>>926 九試単戦は史実の堀越二郎に取材しただけでは?
宮崎監督に特別の執着あるんだっけ?
G.38好きなのはともかく
ちなみにちょっと前に誰かがベタって言ってたけど全くその通りw
今の糞ガキには逆に新鮮に見えるのかもな
コクリコ坂の世界観とかも
でもどちらも駄作だけど
ベタと普遍性の区別も付かないガキがなんか言ってるな
まあ王道とも思わんし、むしろ斬新な視点だったとすら思うが
ベタとか言ってる奴が「無償の愛」とか言ってるんだろうけど
>>945 あのロリコン駿が初夜シーンを描いたというのが驚きだった
戦争嫌いで兵器好きという矛盾を最後まで解消しようとせず
ひたすら好物の少女と兵器を描いてきた監督人生だったな
駿のそういうところは嫌いじゃない
でも少女が戦闘機を乗り回すような趣味2つを合体させないていどの節度は持ってたな
せいぜいナウシカくらいか
まさに遺言言いたいことは言い尽くしましたって感じ
今後はもっと軽い話にしたいんだろうね
あと、全編夢のなかだな
そして女中は好きだけどそんなに好きじゃないってとこ
「やりたい」ぐらいかな
>>949 ヒロインも殺したしな、ジブリ史上では節子以来。
952 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/04(日) 08:57:48.20 ID:aTjvXZ/K
質問ですが、本編終わってEDに入る前に、なにか文字が表示されたんですが遠くて読めませんでした。
覚えてる人いらっしゃいます?
>>948 普遍性なんか無かったよ、あんな身勝手な糞恋愛にも夢想の描写も飛行機偏愛も
二郎も菜穂子もパラソル時点でお互い忘れてたのはむしろ自然だと思うけどな。
俺も正直菜穂子再登場するまで「長ぇーなぁ」って思って見てたし、
久方ぶりに登場して速攻「あー!あなたはあの時の!!」ってなった方が興ざめだと思う。
955 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/04(日) 09:00:54.35 ID:rtaujzCv
ベタで中身スカスカじゃん
教養ねーな
>>951 そういや病弱なか弱いヒロインというのも駿には珍しいな
これまでのヒロインは自立した強い女の子が多いという点でタランティーノと双璧をなしてたが
菜穂子もひとりでサナトリウムを抜け出したり戻ったりしてるところは
意思が強いといえなくもないが
>>954 それが純愛だとおもってる
キチガイがいるんだよw
>>956 二郎に結核うつしてでも
人生最後の夫婦生活楽しもうとするあたり
意志の強さは過去最強クラスだよ
959 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/04(日) 09:27:56.00 ID:wC0AxsLe
日テレ
宮崎、庵野、鈴木、松任谷 出演中
宮崎「堀越二郎は魅力の無いキャラクターです。」
宮崎駿は紛れもなく天才
オープニング橋桁の下をくぐり抜けるシーンや、
走る汽車から見る、田園風景のリアルな動き
ああいう、動体をアニメ化したら天下一品
ナウシカ以来30年、未だかつて摸倣すらされていない。
Mayaみたいな3Dソフトがあるから、すぐできそうなもんなのに、、
>>960 鈴木が「宮さんは天才だから描けるけど他のアニメーターは描けないんだよ」って言ったら、
一瞬嬉しそうな顔するらしい。すぐに「そんな事は無い」って否定するけど。
BSのゼロ戦の番組見ててもし本庄と堀越がいなければ海軍は真珠湾攻撃を企画出来ず太平洋戦争は起きていなかっただろうという主張を理解した。
963 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/04(日) 09:55:43.14 ID:FC+Grr1g
ストレプトマイシンの発明でハッピーエンド!!
>>882 まったく逆の感想。
この二人の対談で意味があるのは日本史に関する部分だけに決まってる。
そこは非常に充実していた。
>>960 確かに汽車のシーンは良かったけどオープニングも田園ももう一歩だったし
色も甘くなったしむしろ人間はある時期を境に劣化するもんだなと思った
二郎と本庄ってパヤオと鈴木なのかなw
>>912 庵野への禅譲は考えてるだろうな
ゴローちゃん起用や若手適用が思った以上に反感食ったから、実際は対してつながりの無い庵野を引っ張り出してきたと
師匠弟子関係はかなりから言ってたけど、実際には師弟どころかつながり自体希少なわけで
何のアピールにもなって無いんだけどなあ
宮崎も庵野もなぜか乗り気だから他人がとやかく言うことじゃないんだけどさ
>>926 だったら原作のままでやればよかったのに
中途半端に判りやすく、ドラマチックに描こうとして余計わかりにくく、情熱の薄い話になってるよ、これ
>>941 読んで逆に宮崎の少女愛は自己愛の変形のように思えた。
ベアトリーチェを想像したダンテやマルガレーテを想像したゲーテはそれらを外部のものというよりは内部に感じたのではないだろうか。
>>965 何様w
冒頭の飛行シーンで、田園の風景を朝日が舐めてゆくところ、夜明けのシーン
で朝の光がぬるぬると田圃を染めてゆく動きとか質感とか、セルじゃなくて
CGのエフェクトみたいなもんだが、いままでみたことのないものだった、
パヤオはいつまでたっても進化し続けてやがる。
過去作もいいが、ピークを打ったという感じじゃない。次回作はもっと
驚かされることだろう。生きて、新作作ってもらわんとね。
Yahoo!をチラっとみたら、レビュー数はダントツで評価は3.4
ジブリ補正が無ければ駄作
基準がYAHOOなのか
>>971 別に何処でもいいよ
数が多ければ世間一般の評価に近くなるだけ
声のでかい人の評価に騙されないようにね
そりゃラノベの新刊として車輪の下とか若きウェルテルの悩みとか出したら散々な評価だろう
数が多い一般の意見が正しいわけではないよね。
俺こそが正義!と
篠原ともえ解釈と岡田解釈で
ケンカしてるわけだな
>>977 そういうことだよ。みんなが正しいから正しいなんていうのは映画の見方じゃないってこと。
美しい純愛みたいに言ってたな、篠原ともえ
>>966 同期で同僚で同じ仕事という点ではパヤオと高畑さんだな(高畑のが先輩だけども)。
昔っから言われてることだが、パヤオは「パクさん」の言うことだけは素直に聞く。
いつものジブリ作品をみにいった親子からすれば
この曖昧で理解しにくい作品の評価が低くなるのは当然なわけで。
子供向けじゃないっていってあるのに
ガキはポケットモンスターでも観に行ってろよ
映画の中で「お前、ちょっと寝ろ」と本庄に言われてる堀越だが
史実でも堀越は設計に打ち込みすぎて体調をくずしている。
そのとき堀越に変わって零戦の手直し設計を本庄がやった。
(復帰後の堀越はその本庄の手直しが気に入らず、元に戻してしまのだが)。
なんかね、「未来少年コナン」で、大先輩の大塚康生さんの描いたラナの原画が気に入らず、
しかし尊敬する先輩なので突き返すわけにもいかず、こっそり自分で直してたパヤオを思い出したさ。
>>985 その経験があったのでカリ城では最初からクラリスに触らせなかったw
漫画ナウシカとOn your mark で十分
988 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/04(日) 12:20:01.86 ID:99jc+Nr9
On your mark っていいか?
風立ちぬは漫画ナウシカを超えたよ
宮崎駿の新境地
パヤオの大好きな飛ぶ少女とチャゲアスのコラボw
いま、飛鳥のほうがヤク中疑惑でトラぶってるな
でも、アニメは子供のものっていう、呪縛から開放されて良かったんじゃないかな。
文化勲章には、ナウシカ・トトロじゃ弱すぎる。
やりたいようにやって、アニメ表現を芸術の域にまで高めたものを見たい。
「風立ちぬ」はそれに近いけど、まだまだ、すべてを出しきってはいない。
On your markは押井アニメをパヤオが作ったら的なアニメ
993 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/04(日) 12:27:00.86 ID:d/1cEfGR
>>981 本庄も先輩だし、いんじゃない?
無理に当て嵌めなくてもいいと思うけど
>>988 冒頭から正義の味方が集団で「悪」に弾雨を浴びせたりすっきりするじゃないか。この頃には封印していた飛翔感を思い余ってやってしまったり、好き放題だね
筋書きの破綻っぷりもこのころに萌芽がみられるね
995 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/04(日) 12:34:16.43 ID:d/1cEfGR
>>808 遅レスだが、三輪車はTRIKINGね
モトグッツィのVツイン(と、FRセリカのトランスミッション)を使ったモーガン3ホイーラーを思わせる奴
当時モーガンが純正で三輪車リバイバルさせるとは思わなかった
>>809 まさにそういう意図を語ってた
サンルーフから頭出して走る喜びとかw
997 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/04(日) 12:44:52.05 ID:99jc+Nr9
>>994 あの少女は何?
放射能汚染のミュータント?
998 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2013/08/04(日) 12:58:57.94 ID:99jc+Nr9
1000
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。