ヱヴァンゲリヲン新劇場版53.0

AAAヴンダーも機械だから、当然故障もする。

突如、メインエンジンが故障して制御不能となることもある。

AAAヴンダー着水事故

高度3万3300フィートの上空で突如、右エンジンが暴走し、右エンジンの制御が利かなくなる。
右エンジンは制御不能のまま、過回転状態となり、エンジン回転計の針はレッドゾーンを振り切れていたという。
過回転状態のため、タービンの強度の限界を越えて破断し、右エンジンが崩落することでAAAヴンダーが空中分解し、
墜落する可能性があった。クルーは懸命に右エンジンを停止させる手段に出たが、遠隔操作では制御不能で
手が出なかったという。やむをえず、右エンジンの潤滑油の供給を絶つことでエンジンを停止させる手段に出た。
案の定、右エンジンは潤滑されないままなので、異常振動を起こし、煙を上げて、エンジンブローで停止した。

残された左エンジンの推力のみでは、日本に帰還することもシアトルへ向かうことも不可能であるため、
やむをえず、太平洋上に着水することにしたのである。