1 :
1:
2 :
1:2012/07/24(火) 00:49:48.60 ID:/2BhqOwI
時かけも宮崎にやってもらいたかった
仲って人が下手過ぎて見れない
>>2 その自己満足のクソスレを一つ立てたためにために
ひっそり話をしていた一つの弱いスレが落ちたことを
忘れないでください
ケモナー大歓喜!
雪たんぺろぺろ(^ω^)
>>8 授かりセックスアニメが夏の定番となる流れが確立されたな
あんだけ宣伝やって前日にサマヲまで流したのに海猿に負けたんか…
角川はなんでもコミカライズしすぎw
この映画は連載漫画は向いてない。
それにしても宮崎あおいは下手だったなあ。
15 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 04:43:01.55 ID:7D/VSA9/
このアニメはHなシーンがあるのですか?
あるのでしたら見に行きません。
実家に帰ったら母が世話をやいてくる訳が分かりました。
19 :
ウルフガイ:2012/07/24(火) 05:38:09.90 ID:7Pvvro++
「未亡人下宿―奥の間貸します―」
女将のこどもの雨と雪
ファンブック見る限り、花・19歳、彼・27歳の夏に出会って、
花が20歳の冬の夜(クリスマスが近い日)に、おおかみおとこだと告げられ、
花・22歳、彼・30(29?)歳の早春に死に別れたから、一緒にいた期間はわずか2年と半年くらいなんだよね…
しかし、年の差8歳か…ゴクリ
オフィシャルブックで彼の免許証のアップがあるが、昭和54年2月生まれ
だと。
名前は読めないなー
おみやげみっつ、たこみっつをもっとあざとく使ってもよかった。
雨がどんどん人語を忘れていき、
別離のシーンで片言で吐かれたら、泣かされた自信がある。
シーユーレイターアリゲイター
ホワイルクロコダイル
日本狼は絶滅してたはずだからあの死骸はその後
博物館とかで剥製になってそうなきがする。
最初から最後まで淡々と物語が進行していく。ありていに言えばただの子育ての物語。
子育てというのは、どこの家庭でも一大イベントであり、子供は特別な存在で、親は等しく犠牲を強いられる。
だからひとつとして同じ物語がなく、このお話もそんなそれぞれの家庭に無数にある子育ての物語のひとつ。
この映画の家庭は子供が何かの拍子でおおかみになってしまい、しかも母親しかいない。
そういう普通よりは人一倍苦労の多い家庭の子育ての物語であり、それ以上でもそれ以下でもない。
いや、こんな事実際にあったら”人一倍”ではすまないかもしれない。だが、送り手自身がそう思わせないような抑えた表現を徹底している。
そこがとても印象的だった。
途中「『北の国から』かよ」と思ったりもしたが(笑)、あそこまで過剰に都市生活との差異を主張することもない。
クライマックスにはそれなりにイベントがあるが、特に心を揺さぶられるようなこともなくエンディングを迎える。
しかし、エンドロールを眺めているうち心の底から何かがこみ上げてくる。
そこで涙があふれた。もしかすると、立場によって違う印象を持つ作品なのかもしれない。
>>21 んで平成21年に更新ってあるから、
そこから考えて作中の時間は平成19年にくらいに始まって、
ラストは平成32年かな?未来の話やね
しかし、花ちゃんは平成っ子だったのか
いかに母強しとはいえ
子供二人抱えて、あのボロ家をひとりで修繕するのは
スーパーマンすぎんだろ…と思った
花のほうが先にぶっ倒れるぞ
>>21 あん?とーちゃんオレと一月違いなのか…
こっちは生きてるけど、思いっきし負けてる気がするぜ(´・ω・`)
興奮すると狼になってしまうのであれば
よほど慎重にならないとバレてしまうよな
花の秘密を知ってるソウちゃん以外に
お似合いの相手がいねぇ
釘と金槌はないな
インパクトドライバーは欲しい
>>27 ウルフガイによると人狼の体液には強壮再生作用があるらしい
雪がそうへいにケガさせるシーンは赤毛のアンみたいだと思った。
アンがギルバートに「にんじん」と呼ばれて石板をギルの頭に叩きつけるやつ。
手書き背景が綺麗だったわりに
モブのCGのモデリングというか造作が粗いのは予算の都合かな
もっと馴染ませること出来たろうに、みたいな
引っ越すまでの過程、地域の人達との交流をちゃんと描いていながら
ラストの雨の独り立ち後の村人の反応やフォローが皆無なのが気になる
都合の悪い(メンドくさい)とこはスルーで、はいメデタシメデタシって感じ
そういうツッコミはヤボってのもわかるんだけど、前半が丁寧だった分なんか残念
細田って女性モチーフにすんのうまいよな
おじゃ魔女とか、時かけも「ああこういう女の子高校にいたなぁ」って素直に思ったし
(でも、細田がよく使う女性が手を組み合って喜ぶ描写はちょっと違和感あるね)
女性の恋愛から子育てを題材にして一本やりたかったんだろうな
自分は男でまだ糞ガキだから感情移入できなかったけどさ
説明臭くなくて良い
テレビアニメもこのレベルでやっていいと思う
>>33 PAワークスとかのテレビアニメよりは多少マシだった程度やな
>>36 説明なさすぎてどうやって見ていいかわかんなかったよ
なんかドキュメンタリー映画だった
>>34 クライマックスの終わった後にそんなのやるの?
やったらやったでまた文句がでるだろ
クライマックスのあとでグダグダトやるなとか
>>34 引越前まではむしろ地域の人達と交流できないことが問題として描かれていると思うが
様々な交流が描かれるけど引越後も村人との関係がメインの話ではないし
ラストを締めるのに村人の反応は必ずしも必要とは思われないかと
え?何がメインなの?
子供達の成長と旅立ち?
だったら、大事な数年を何でダイジェストで端折るの?
やっぱり、面倒臭い事、都合が悪い事はスルーで、はいメデタシメデタシなんだねw
>>40 花という人間の人生が主軸だろうその脇に子供2人
さらに周囲に田舎の人々やら子供の恋人候補やら
このクソ駄作を面白いって言ってるの、ぶっちゃけ知的障害者だけでしょ?
未就学児かかえて田舎で奮闘する花は超人レベル以上だけど、母の愛を表現してる解釈でいいのかな、
ただそんな母の頑張りも子供達にはまったく関係なく、迎えたラストの雨と雪の選択と行動に寂しさを感じたけど、
親の無償の愛もさほど関係なく子供は育ってるよって言う作品のテーマだったのだろうか。
>>29 いいじゃん、草ちゃんで
花と3人で畑仕事するのも様になるだろ、あいつなら
母親には一人でなれて、農家には菅原文太が必要って、何か違うよね。
>>40 とりあえず、大河ドラマと映画の区別ぐらいできた方がいい。
>>43 自分が面白く無いものを面白いと言ってる人は全て知的障害者だと言い切るような奴が
物語を正当に評価出来るとは思えない。この映画に限らずな。
最後「おとぎなばし(ファンタジー?)みたいな12年間でした」は言ってほしくなかったな。野暮ってもんですよ。
このゴミアニメを楽しめるのは脳に重度の障害を持った人だけではないか?
EDの歌の歌詞が脚本の継ぎ接ぎで楽曲として自立してなくてなんだか冷める。
>>25 雪のナレーションや田舎での3人生活等「北の国」からと設定か被る所が多々あったけど、マザコンファザコンの「北の国から」とは正反対だったな。純に相当するのは花だし。
むしろケンカの末風呂に閉じこもったり最後の森で彷徨うシチュなどは
奥寺の「お引越し」を彷彿とさせるからも一回「お引越し」を見直してみよう。
見ながら、ストーリーの落としどころがどうなるのか不安でたまらなかったw
クラスメイトをケガさせて追放、正体がばれて山狩り・・・等 悲劇的には簡単に
予想できるが、そーせずにどうまとめるのか・・・・と。
結局、何かカタルシスが無く、中途半端な気持ち悪さな印象がだけ残ってる(^^;
子供らが自立してからはまた別の話なんだね
56 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 09:37:38.54 ID:o9BqYHup
4億行かねーって言ってた人達は初動3億行ったのみて、NDK、NDKw
花さん近所や役場に雨の事、何て説明するんだろ?義務教育の放棄って出来ないよね。
これ良い映画だとしても全然面白くないね
リピーター少なそう
この映画って花に感情移入できるかどうかが全てじゃね?
ポケーっと見るのが合ってる
前スレで孤独を選んだ雨は雪よりも人間的というレスがあったが、
まず、狼も人間も社会性のある動物であって、その中で人間同様に狼社会から孤立する狼もいる。
それと、雨はただ単純に孤独を選んだわけではなく、自然を愛するがゆえに一匹狼の道を選んだ。
雨が守ろうとする山の中には雨が愛してやまない生き物たちが沢山息づいている。
その中で雨は狼としては孤独であるかもしれないが、山の主としては孤独ではない。
だから雨が孤独を選んだから雪よりも人間的であるというのは、すこし本質からずれた解釈をしていると思う。
61 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 09:44:44.00 ID:+4rU+uEO
アニオタのための公式作品解説
『おおかみこどもの雨と雪』は、"おおかみおとこ"と人間との間に生まれた二人の≪おおかみこども≫が、自然豊かな田舎町で様々な人や獣と出会い、
時には楽しく元気に、時には悩み傷つきながら、「自分の世界」を見つけ出すまでを描く作品です。
二人は、成長するにつれ、大きな岐路にたたされます。姉の雪は、≪おおかみこども≫であることを隠し、普通の女の子として生きようと決意します。
しかし小学四年生になり転校生の草平に出会った時に、自分でも説明のつかない衝動にかられて"おおかみ"に変身し、草平を傷付けてしまいます。
一方弟の雨は、小さい頃は病弱で気弱でしたが、川に落ちておぼれかけた事件をきっかけに、自分の中の"おおかみ"の血に目覚めます。
雨は、新しい世界、人間が知っているモノとはまったく違う「本物の自然」への興味にかられるようになるのです。
「人間とおおかみ、どちらの生き方も選べるようにしてあげたい」と育ててきた母親の花は、二人の子供との別れが迫っていることを感じます。
「まだ、何もしてあげてないのに。」花もまた大きな選択を迫られます。
雪と雨の二人の≪おおかみこども≫が直面する問題……「人間として生きるか、おおかみとして生きるか」は、一見、現実感の薄い「おとぎばなし」の設定に見えるかもしれません。
が、決してそうではありません。私たちは、生きていくうえで常にさまざまな選択にさらされています。
進学、就職、結婚、出産…。人生の節目節目で私たちは、自分が何者なのか、何になりたいのかを問いかけ、悩み、そして選択をします。そう、何度も何度も。
人と同じように生きたいと願う雪も、自分自身の信じる道を歩もうとする雨も、ともにそれぞれの人生に真剣に向き合っています。
≪おおかみこども≫であるがゆえに直面する雪と雨の問題は、実はわれわれが自分の人生をどう生きていくのか、という問いと同じものです。
今の時代、特に子供たちにとっては生きにくく、将来に展望を持ちづらい状況です。
さまざまな困難に立ち向かいながら、一生懸命に生きる二人の≪おおかみこども≫と母親の姿は、見る人すべてに(アニオタを除く)勇気を与えてくれることでしょう。
ttp://www.ookamikodomo.jp/explanation/index.html
展示板の前で花に自然を説明してる時の雨の目は輝きに満ちていた。
花もそんな雨を見たことがないせいか驚いていたね。
将来なんになるかわからないけど漠然とした方向を定めるもの、自分の核として残るもの、種として育つものをそこに見つけちゃったんだな。
そこは人間の男の子なんだな、と思ったね。
>>61 >「人間として生きるか、おおかみとして生きるか」
「おおかみ」=?
64 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 10:02:02.46 ID:+IQOUwCO
>>44 母の頑張りを知らないかのように自立していく子どもたち
省みられることがないから、母ちゃん愛は無償なんじゃないの?
人として生きるって何?
おおかみとして生きるって何?
>>63 父の死、油揚げ、折の中の狼、雨の旅立ち
人間には理解出来ない野性としてゴリ押ししてるけどそれでいいと思う
獣姦シーンと子供の裸は必要だったか?
細田は放送コードを甘く見過ぎてるんじゃないの?
>>44 雨はともかく雪はしょうがないだろ
中学校が遠いから寮に入っただけ
近況報告の手紙は定期的に出してるみたいだし
一瞬しか映らないからよく読めないけど
その内容から親への愛情と感謝は忘れていない
Yahoo!絶賛レビューだらけだな
サマウォで絶賛レビュー信じて失敗したから信用出来ないぜ
花>>>草平の母親みたいだったけど
再婚したら草平を無視した草平母=雨に夢中で雪を気にかけない花とも見えた
実は二人とも女の性としては一緒だと言いたいのか
そういや宮崎あおいが子供いなくて旦那とも離婚したけど林原は子供いるんだっけ
なかなか深読みできそうなキャスティングだった
>>67 映倫が判断して全年齢制限無しでOK出てるから問題無し
TVも金曜ロードショーの時間なら特に問題無し
72 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 10:26:14.32 ID:h1e/jXvt
やっぱり狼は人間の悪を見たら違うけど素晴らしいのは全部見たから一番好きな子供にも見てみたい
「お涙な親子の物語」なのか「現実や野生の過酷さの物語」なのかあやふやだな
どっちが主軸なのかわからん中身だった
>>34 雨の独り立ち後の村人の反応を書くとしたら
その部分はどのようにかいて、どうやって映画をしめますか?
教えてください
そしてそうした場合としてない場合を比較してどう思いますか?
>>73 子育てがが主軸
親と子の成長物語
>>44 親への感謝の気持ちを感じるのは自分が親になってからという意味でリアル
子どもたちが離れていくことを寂しく感じながらも
自分で生きる道を見つけ成長する姿にたくましさを感じ喜びも感じているだろう
なんで映画に描かれていることが全部だと思うんだろう
草平の母と家族にも物語があるだろうし
花だって仕事先の人間関係とか色々あるだろうに
そういうのを想像して自分なりに補完するのも楽しいんじゃないの
>>70 そこら辺はかなり意識して演出してるよな。
草平のクズ母は旦那の代わりに草平を溺愛してて
いざ新しい旦那がいなくなったら草平ほったらかし。
花は花で雨に死んだ旦那を見ていたって、
あの幻覚の中でぶっちゃけてしまったようなもんだし、
これからも雨が新たな主として君臨する山の庇護に抱かれて
生き続けるのを予感させる終わり方だったしな。
新しい旦那が出来たら
てへへ、打ち間違い・・
>>32 あのシーンは、雪は実はものすごい心配してることがよくわかるシーンだったね
ものすごくいいんだけど、そーへいの 「見る?」にお前どんだけMなんだよ
って思うのもある
>>46 なに?じゃあ君は菅原文太に彼氏役をやらせて運ちゃんとして働かせたいのかね?
>>60 あ、俺の考えと近いかも
人間の世界と 獣の世界 をそれぞれ選んだってかんじ
花は最初獣の世界が理解してあげられなくて止めようとするイメージだった
>>67 Hはいやらしくなくて、サラっとしてたような気がする
TVドラマのが激しい気がするし
子供って裸で玄関の外でちゃったり、買い物途中でパンツ下げてちんちんかいたり
結構なやむんだけど、良き思い出といて残ってる気がする
>>70 会えなくなるかもしれないと感じていた雨が台風の中出て行ったんだから雨を必死で追いかけるのは普通だろう。
84 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 11:25:27.68 ID:6FEDfOGD
兄弟は他人のはじまりという昔からよく言われる言葉を思い出した
雪と雨が社会への関わりと拒絶と小学校の進級を通して表現する場面を見て
あの大喧嘩はいつ起きてもおかしくなかったなと
最後の別れの場面についても普通の演出なら雪も一緒になんだろうが
これがいないというのが富野御大が気に入ったとこなのかなと
こんな薄っぺらいクソ映画で感動できる奴って相当薄っぺらな人生送ってんだろうな
まだ見てないんですけど
この映画はモグリを推奨してるんですか
一応関係者以外は大学に入っちゃいけないんでしょ
これからああいうナンパが流行るかもね
ナンパしたのは花の方だけどな
勉強熱心なおおかみおとこだなと思った
大学の講義なんてつまらないだけだろ
在籍もしてないのに
>>87 遵法精神からしたらいかんだろうが
そんなナンパが流行るとか本筋とは全く関係ないから
>>83 同意。
安全な学校にいることが分かってる雪より、
台風の中一人山の中に入って帰ってこないかもしれない雨のほうが切実だからそっち優先しただけじゃん。
>>90 作中でまったくそれが説明されないから、納得してない人が沢山居るんだよ
自分の考えで補わなければならないことが多すぎる。
ネットの批評で、花が完璧な母親すぎる、人間の母性なんてそこまでのもんじゃない、
もう少し現実的な葛藤を描くべきというのがあった。
ちょっと違うと思う。
花の超人的な母親ぶりは母性だけではなく死んだおおかみおとこの彼への想いからだろ。
写真の一枚すら残っていない彼が残した形見の子供たちだから。
説明しなくたって現実にはあの場面は雨を心配するのが当たり前だろう
子供が嵐の中で山に入ったのに、もう一人を学校に迎えにいくのか?
そういや素人声優が多いなかで
なぜか林原御大が出てたな
出番ちょろっとなのに
どういう人選だ
物語の上で必要な説明は十分されていたと思うけどなぁ。
映画はテレビドラマのような長尺で時間の余裕があるものではないから、
語りの省略は必須。むしろ行間を読んだり、脳内補完が醍醐味。
なんか「説明責任」って言葉を思い出したわ。
講義は潜り込むのは別として
大学の図書館なら一般の人もカード作れる場合が
多いんじゃないか?
>>91 いろいろ説明が省略されてるのはたしかだね。
普通なら雪といっしょに雨を探しに行く展開にするだろう。
雪がそうへいに告白するシーンもその中ででもできそうだし。
なんか意図的にそういうパターンを外してるかんじだね。
今回のはアニメだから許される展開だな
雪がソウちゃんに秘密を見せるシーンなんて
もしこれが実写作品で
特撮や実写+CGでやられてたら
笑っていたかもしれん
>>97 いやいや
嵐の中息子が去っていこうとしてるんだよ
必死になってて雪のことが後手に回ってしまった
これって全然不自然じゃねえだろ
むしろ雪を迎えに行ったあとに雨探しに行くほうがよっぽどおかしいわ
雪と喧嘩した時狼選択したし
花はいつか雨が狼の道を選んで出ていくんじゃないかと
ずっと心配だったんじゃないか?
だから、台風の時に必死に雨の後を追っていったと思う
もしかしたら花は雨が幼少の時から雨が狼になるかもしれないと
薄々気付いていたんじゃないか?
101 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 12:27:08.30 ID:+IQOUwCO
>>91 そういうことをいちいち説明するから、近年の邦画はクソなんだよ
自分で考えるくせをつけようぜ!
でないと映画がどんどんスイーツ(笑)と馬鹿向けになる
ここで話し合ったりして、考えようぜ!
カップルやリア充実向けで、 アニメ評論家のオタクには駄目だこれ。
子供の時、防腐剤か何か食べて病院か獣医迷ってる時
どっちに電話したか詳しく覚えてないけど
もし獣医に電話してたら、あれも伏線的なものだったのかも
デリヘル嬢という、時給1万稼げるお仕事につかないなんて偉すぎる。
あのママんなら一日10万くらい稼げるだろうし。
気になった二点:
0. 序盤の父親が死ぬ場面で、アパートの玄関前に食料品と財布の置いてある描写が
あるけど、何か意味があるの? 花が推測する死因ではああいう状況にはならない
気がするのだけど。
花が留守中に父親が買い物から帰宅、花が留守だったので荷物だけ玄関前に置いて
オオカミ姿で狩りか何かに行ったとすると、花が帰宅した時点で荷物に気づかないのは
不自然だし。
1. ラストで雨がオオカミとして生きることを決意したとき、今生の別れみたいな描写
になってるのはなぜ?
父親が大人になっても変身できていることから考えて、オオカミの生活を主軸にするに
しても、別にある日を境に家から出る必要はない気がする。
もっと言えば、そもそもオオカミか人間かを「選択」する必要なんて、そもそも
あるんだっけ、という。
物語として、(自然な形で)どちらかを主軸として選んでいくというのは面白いし、
親元から離れるまでを描くという点で区切りが必要だったというのは分かるけれど、
正直ちょっと気になってしまう。
>>99 いや、映画の作りとして普通はどっちか選ばないといけない展開にはしないってこと。
雪を迎えにいって帰ったら雨がいないとか。
やはり雪が放置されてる状況は見るほうにはストレスだし。
109 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 12:37:30.65 ID:o9BqYHup
おおかみこどもやコクリコ坂は期待外れだったが、なのはやプリキュアが泣けたと言う人間がいるのが現状です。
お前、それで良いのかと。
コクリコ坂、期待してなかったけど恐ろしく楽しかったけどなwwwww
あれでつまらないのかwww
>>107 お前がストレスに感じたというだけで、俺はまるでストレスに感じなかったが
雪は最低限学校にいるという安心感があるからな
雨のほうが切迫してた
>>107 ストレスになるかね?
話は並行して進んでるんだし
アリエッティが期待はずれってなら分かるが
コクリコに何を期待していたんだか、逆に知りたい。
まーたしかにwwwww雪を、心配する描写をもうちょっと入れてからの方が良かったかもねwww
で納得しよう。
草ちゃんケガしてからは良い奴になったけど
雪への最初のちょっかいの出し方が最低だった
しかも嫌がって逃げる女の子をあそこまでしつこく追いかけるという
ニートの俺は心が痛くなる映画だった
>>112 ほんの一箇所、雪を思いやる描写を入れるだけで解決する問題なんだけどね。
川から雨を助けるシーンでは、最後に雪も抱きしめてたからいいけど、台風のシーンではそれすらない。
小学生って変な所でしつこいからな
121 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 12:46:39.51 ID:+IQOUwCO
>>111 いやいや、自分が雪ちゃんの立場だったらと思うと…
しかし物語としては、あれで正解だとも思う
この映画に限らずだけど
最近の映画とか
ガチガチに説明すんのもアレだけどさあ
あんまり視聴者に「脳内保管してね♪」で
ぶんなげんのもキライなんだけど・・。
1から10まで説明しろって言ってんじゃないんだからさ。
そうちゃんは、家庭環境もあり、まわりに好かれるよう努力してたが
雪に拒絶されてる原因がさっぱりわからない。出来れば自分の嫌いなわけを確り聞いて直したい、直せたらいいな
と必死だったんじゃないか。
人それぞれだろうけど、みんな迎えにきてるのにだんだん取り残されるのは心細いだろ。
花だって気になったはずだし。
別に雨を探しに行ったのがおかしいと言ってるわけじゃないよ。
別にそこまで面白くなかったって事に尽きるな。小学4年生ぐらいの教科書に乗ってそうな話
>>106 設定的には時々実家に帰るなんてのは
あり得るかもしれないけど、
きっぱり決別しないとドラマとしては弱いかと。
あと嵐がきっかけというのもちょっと不可解かもしれないけど、
そもそも獣の論理なんて人間に説得力を持って提示するなんて
できるわけがないのだから、
あの日に旅立っていいんだと思う
雪本人は草平の事を気にして平気なのに
あそこは同時進行だから過剰な描写がなくても成り立っている
>>123 同意。
傍から見たら雪のほうが不自然。
人間の臭いがしたら他の獣に受け入れられなさそうだからあれから雨は人間にならなかったと思うのが俺の脳内
>>124 さっさと迎えに来たらそーちゃんとのラブラブがなくなるじゃん
雨の話も雪の話も同じ嵐の日だから出来るんだよ
>>117 ケモナーの嗅覚が120%解放された瞬間だったんやろ・・・
>>128 犬臭いって一番触れられたらダメなところに触れられたんだよ?
嫌悪感や警戒感がある方が当然だろ
>>121 後で雨が行方不明と知ったら雨を探しに行ったのは当たり前だと思うのでは
あの時点では、何か事情があって来られないと思うだけだ
小学校高学年ならそのくらい大人だろう
オレだって、ワキガが臭う!って言われたら、雪ちゃんみたいになっちゃうもん
>>126 物語として弱くなってしまうのはその通りだと思う。
ただ、人間として生きるのもオオカミとして生きるのも肯定される物語なら、
例えば 50:50 で生きていくのも肯定して欲しかった、という個人的な願望が
ちょっとあるのだよね。
>>129 なるほど。花が獣臭いと言われる場面はある意味その逆だけれど、細かな所で
50:50 で生きていくのが難しいという描写があったりしたのかな。
>細田守監督最新作『おおかみこどもの雨と雪』監督直撃インタビュー
http://www.famitsu.com/news/201207/06017604.html >――それは、リアルな親子の関係というものが描かれているからなのかな、と。
>細田 僕らはファミコンをやってきた世代ですよね。ファミコンをやってきた世代が、
>そろそろ子どもを作って、リアル育成ゲームをやるっていうか……(笑)。
>そのリアル育成ゲームを始めなきゃなという年齢になってきた。
>僕らは、“人生”をファミコンなどで学んできたわけですよ。
>古くは『ドラクエV』の、父と子、みたいなところから始まってね(笑)。
>そうしてアニメやゲームで人生を学んできた世代が、
>いよいよ実際にリアル育成をしなきゃいけないっていうときに、
>「自分はやっていけるんだろうか」と、なんとなく考えていたと思うんですよ。
ドラクエで人生学んだキモブタ監督ですやん。
>>134 成長して発情期きたらフェロモンすごくて
獣くさいわ男子は勃起だわで授業にならないだろうな
>>107 雪が学校に取り残させる展開にしたのは
ソウちゃんと2人きりになって告白させる状況を作る為でしょ
雪は自分が狼人間であることを隠しているのをずっとわだかまりに感じてて
それを吐き出して自己整理し彼女の成長を描いてる
それぞれのキャラに終盤の見せ場作ろうと思ったらこの展開でも別に無理はない
>>135 むしろ50:50で生きていく事の難しさは子育て中に現れていたと思うけどなぁ。
50:50で生きられるってのは、周囲の人間が狼人間の存在を肯定することだよね?
むしろ現実的に肯定するのは難しいのでは?
それはそれで河童のクゥみたいな要素も盛り込まれてく。
雨が人間の世界に終始全く興味無いのがなぁ、全然迷いが無いってのが物語り的に、、、
あと、もうワンエピソード欲しかったんだよね。
山を選んだ雨と、人の世界を選んだ雪。
二人が後に築いた家族が、花のもとに集まるとか。
何かしら花のピンチをみんなで解決するみたいな、、、
>>125教科書に載ってそうってことはいい作品だってことじゃん
>>140 人間じゃなくて生きられる選択肢があったら人間に興味あるわけないだろ
人間に対しての未練は無いが母への未練はあった
だから中々飛び出せなかったし
最後の別れでは涙もみせた
乳首シーンでとなりのイケメンがはぁはぁしててキモかった
私を抱けばいいのに
雨の心情はおおかみというメタファーがあってもなくても普遍的じゃね
男の自分からしたら夢の中の親父みたいに花に大丈夫だぜと言ってあげたいが雨の飛躍の仕方は母親にとっては心配なんだろうな
>>117 最低って、ホントになんの気もなしに犬飼ってそうと思って口に出しただけだろ
獣臭いは、余計だけど小学生男子にその配慮求めるのもなぁ
それ以降も、小学生男子の行動としては無理はないって
後でかばったあたり、自分がなんで避けられてたかも理解したんだろうし
>>139 ああなるほど。
> 50:50で生きられるってのは、周囲の人間が狼人間の存在を肯定することだよね?
正直こうは考えなかった。その通りかもしれない。
>>140 序盤では雨の方が人間寄りの描写されてるから、バランス取ってる形には
なってるんじゃない? まああんまり人と関わってはいないけど…。
150 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 13:15:28.40 ID:KXE3EL8n
最初の雪へのアプローチを見る限り、草ちゃんはかなり空気読めないガキだったが、
雪に引っ掻かれてからは、女子への接し方に気遣いできるようになったみたいで
彼にとっては良いショック体験だったなw
嵐の日、雪の告白に対する受け答えとか、もう小学生とは思えない男の貫禄w
>>141 成人が見る映画で小学生レベルの話見せられても詰まらんっていう話だろ。
小学生はポケモンとか見てこの映画は見ないだろうし
>>142 それは、お前の価値観だろw
人の世界にも山の世界にもそれぞれに価値を見つけて、
その上でどちらかを苦しみながらも、決断する所にドラマが生まれるわけじゃん
花は雨を追いかける時もうわごとのように、
「一人ぼっちで寂しくない?」「私が守ってあげなきゃ…」みたいな事を呟いてる。
花にとっては雨は自分の庇護が必要な子供のままでいて欲しいんだろうな。
でも、最後は雨が立派な大人になった事を認め見送って、花もまた母として成長できたわけだ
>>149 確かに、一見序盤の雨は人間よりに見えるんだけど
でも、予告編でも使われてた「おおかみなんで悪者なの(/ _ ; )?」は雨なんだよな
映画みてから、小説読んでて気付いたけど、実は臆病なところが人間の子供っぽくみえるだけで、視点はおおかみ寄りだったのかも(確信はない)
一方、危機として絵本をカウンターに載せた雪の心情は……
わからんw
>>149 狼人間というファンタジーな存在でなくて、現実で起こり得る差異だと考えると
花の行動が家に奇形は隠すという大時代的なものになってしまって大学で哲学を学んでいるキャラにはそぐわない
ありのままの狼人間として生きられるという選択肢が全く提示されないのが
作中では狼人間とばれた時に受け入れられる描写しかないので、すごく不自然。
157 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 13:26:10.29 ID:5G9xX23q
映画で描かれていた畑の規模は、素人♀が手で耕せる限界の広さだなって思った。
家のリフォームは、あれは業者が入ってるね。貯金をはたいているというが、500万円は掛かっているんじゃないかな。
雨が狼になって山に住む決意は、村人の畑を守るためであって、人間社会とつながっているって、ここ見ていて気が付いた。
父親は人間と狼を使い分けて都会で生活してたのに
父親より人間の血が濃いはずの雨が山を選ぶってのは
どうも不自然
>>158 使い分けてたっけ?
よくその意見聞くけど、本編では変身したのは花に正体を見せる時と、
子供が出来て狩りをした時だけ。
狩りの件は、花の為にあえてか、狼としての本能なのかはご想像にお任せしますだし。
…少なくとも、親戚に引き取られた時はずっと人間状態だったろうし、
東京に来てからも、普通にアパートに住んでて、運送会社で働いてるところから、完全に人間として生きてると思ってたけど…
>>158 雨は動物と触れ合う機会が多くなってそっちに傾いたのはむしろ自然
次いで山の主である先生を引き継がなければいけなかったし、雨にとって山の動物たちは第二の家族ともいえたんじゃないか
雨が山を選ぶ理由が薄いから現実に適応出来なくて部屋に篭るニートみたいになってるな。
急に狐が云々言われても花からしたらはあ?だろ。雪は草平との絡みで色々葛藤したりしてるから
最後のシーンにも一定の説得力があったけど
鳥捌いて手際よく料理できるんだから、まるっきり狩をしないってことはなかったんだろうが
ごくごく稀に、だったかもなぁ
だからこそヘマして死んじゃう羽目になったのかも
東京にキジなんていんの?
普通に良い映画だった
なんていうかそれだけかな
映画らしく派手なシーン入れるためだったんだろうけど、雪山を走るシーンはなんか要らない気がした
日本の山間地あるいは平地でも、「鳥獣害の被害が自給自足的な
共同体を成り立たせにくくしている要因」っていう問題を知っていれば、
雨が(自然を愛するのと同時に)人間を愛するが故に狼として「番犬」に
なる道を選んだ必然性を感じるわ。
166 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 13:42:59.76 ID:5G9xX23q
まあ、実際には諸要因あって、狼一匹山に入ったぐらいで問題は解決しないだろうけどな。
象徴的なレベルではOK。
そもそも先生が山に何か影響与えてたってのも妄想だろうしな
ブレインだったんだろつまるところ
>>164 あそこはそれまで心とは違う作り笑いでやり過ごして来た花が初めて雨と雪と一緒に心の底から笑えるシーンだからいるだろ
山テーマなら10年以上前にもののけ姫出てるからなあ・・・。
大人向けアニメ映画はもうパヤオがやり尽くしてしまったのかね
>>161 実際、あれってニートのメタファーとしても描いてるんじゃないの?
一面的な人視点で見れば社会との軋轢から逃げて自分の世界に引きこもってるわけだし。
4流美大卒のキモブタ細田監督が文芸映画って、、、何かの冗談ですかいの?
>>163 東京都でレッドリスト指定が出ているということはいるんだろうな。
八王子より西ならいてもおかしくないかな?
いや、俺もびっくりしたけど。
>>157 あの広さはリアリティあるね。俺も畑仕事したことがある都会人だから
なんとなく。
リフォームは頼んだんだけど何ヶ月か待たされたのでとりあえず当面
出来る限りの事をやったと言う感じかな?
前半犬が死ぬけど泣けないシーンを設けることで
後半どこかしらで泣かないといけないという強迫観念を観客に植え付けることができる
これはドッグデストラップと呼ばれ商業映画の作劇において一般的な手法
390 見ろ!名無しがゴミのようだ!=sage=2012/07/23(月) 17:33:59.27 ID:
GjR1nWQu. 前半犬が死ぬけど泣けないシーンを設けることで 後半どこかしらで泣か
ないといけないという強迫観念を観客に植え付けることができる これはドッグデ
ストラップと呼ばれ商業映画の作劇において一般的な手法
パンダの母は6割育児放棄すると聞いた
母性に期待しすぎ
日がたつにつれて
女子大生を孕ませて二人も子供を産ませておきながら
さっさと死んだおおかみおとこにだんだん腹立ってきた
>>179 要するに細田監督は聖母を描きたかったんだよ
だから、それらも受難なのさ
細田が親でもないのに知り合いが親になったなんて安易な考えで
作ったからキモヲタの妄想母性みたいで薄気味悪い映画になってたね
やっぱバヤオは違うわ
>>182 女から見ると、シータもキモいみたいだよw
花を旧家に案内した役場の職員とロマンスがあるのかと一瞬思ったが
しっかり指輪をしてたので無いと解った
パンダの母は6割育児放棄すると聞いた
母性に期待しすぎ
今見てきたが…
全体的に、クビ長すぎるのが気になりすぎなんだが。
てかストーリー、縦貫セックスと子供が走り回ってる事しか思い出せねぇ。
なんか富野が絶賛してた理由が分かるような気がした
要するに花が富野の考える女性像に一致したわけだ
実は花に母性なんかないんだよ、母性(笑)プギャーww
同性の友人も作らずに異性にばかり世話になり
畑仕事しながら下着をのぞかせるのが花という女の本性だと言いたいんだろう
その娘の雪も同じく
同性の友人には心を打ち明けずにむしろ気を使いまくり
でも異性には自分の秘密を打ち明けるよ!
花と雨に比べて雪との関わりが薄いのも、同性同士は母子でもこんなものだから?
花の格好や絶対避妊しないところ、ね、雌の本能丸出しで、実に富野好みだと思った
時かけの時の富野評が実は的を得ていたってことだよ!
富野「細田君、君の考える女って、実は異性やセックスのことばかりでしょう?(ニヤニヤ)」
まったくです御大!
で、今回はこの作品で細田が自分の女性観を認めたわけだ
その上でこんな映画を作っちゃう
そりゃ富野も大絶賛するでしょう
細田は母性を神のように崇めているパヤオとは違うね
むしろその真逆
富野や庵野側の人間と言っていいだろう
いやあ、今まで細田が女房を孕ませなかったわけがよくわかる映画です!
だからね、この映画は実際に難しい子育てしてる母親には受けないと思うよ
代わりに、今の、母性の少な目なスイーツ程、大いに受けると思う
今の時代に、ジブリに出るような肝っ玉母さんになりたがるような
そんな女なんかいないっしょ?
これが細田のメッセージなんだね
細田が現代社会をよく見てるのがよーーーーーーくわかったよ
こんなゴミアニメで泣ける奴は「ROOKIES -卒業-」とかでも泣けるんだろ?
というか、全員が全員、すべての母が花のようなスーパー母ちゃんですよーなんて言ってる映画じゃないと思うんだが。。。
一例として草平のクソビッチママを描いたりとか。
あと田舎コミュニティマンセーでもないよな。
色々花を助けてくれたのは、自主的にじゃなくて韮崎の爺さんに言われてだし、
その上で助け合うっていう理屈も、ああいう農業の難しい土地で生きていくのなら、皆で助けあわなきゃって
おばちゃんが言う件もあるし、、、
忘れてはならないのは、物語の主人公は、理想として描かれるものも多少はあるけれど、
その物語において、その登場人物はこういう選択をし、結果こうなりましたというのは、別に
全て理想を語ってるわけではないということ。
その物語で登場人物がした選択が合ってようが間違ってようが構わない。受け取る側がどう考えるかだと思うわ。。
と、長文でぶち込んだ。
肝っ玉母さんは主役になるとギャグになるしな
あたしんちとか
若手一番って言われてる宮崎さん流石上手いね
サマウォとか時かけのタレントってなんだったの
この映画の脚本を書いた人は北の国からを見直した方がいい
爺さんの周りの人達も最初バカにしてたからな
>>192 事務所のゴリ押しじゃないの。
ジブリはいつになってもゴリ押しから抜け出せなぅなってるけど、細田は抜け出せたようだな。たまたま上手い役者がそろっただけかも知れんが。
近年の演技上手い幼児小役はドラマで見る分は基本好きじゃないが、声だけの仕事では必要だと思った。
インタビューによるとちゃんと細田が決めたらしいよ
北海道だが北の国からみたいな訛りは聞いたことないべな。
おらの叔父がちょっと変な発音かなぁ思うだけだべー
あれ?ケモロリよりケモショタのほうが可愛くね?
北の国からはかぼちゃもって謝るシーンしか覚えてない
来週からは大作映画が大量に出てスクリーン数大幅に減って小さい箱になるので、大画面で見たいなら今週中にいかなきゃだよ
見てきた
児童相談所のくだりとかは現実的なのに田舎の人はよそ者に無条件に凄く親切とかファンタジーだよな
いや、おおかみおとこ、おおかみこどもが出てくる時点でファンタジーなんだけどさ
花は雨も出来たら普通の人間として育てたいように見えた
なのに不登校を放置してなにも対策してないように思えた
国立大の苦学生なのに授かり婚に旦那におおかみおとこはどう育つかとか全然訊いてなかったとかキャラをストーリーの都合で安易に愚かにしすぎ
あと、動物ゴミ(大きな犬の死体)は普通のゴミ回収車に入れたら故障の原因になるから入れないと思うw
結局お前らは、時をかける少女・サマーウォーズ・おおかみこどもの雨と雪に
順位つけるならどういう順番なんだよ、見てない奴は妄想で書くなよ、見たやつだけ
北国は泣かせようってシーンの連続で数年に一回ならいいが
何回も見たいとは思わない
【日本3大泣ける映画】
恋空
ROOKIES -卒業-
おおかみこどもの雨と雪 new!
雨が狐の先生を襲って自分が山の主になろうとしたんでしょ
伏線あったし
>>202 だから・・・無条件に親切じゃねえってw
韮崎のじいちゃんが「行け!」って言ったから、世話しに来たんだよ。
信者は汲みとるねぇ
スレが早すぎて読めん。
先生はなんで狐だったんだろうか
狼と狐って普通天敵同士だよなぁ
>>203 時をかける少女<サマーウォーズ<おおかみこども
213 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 16:03:27.06 ID:5qwq7kqi
月末の平日に都内の映画館に見に行こうと思ってるんだけど
おすすめの映画館教えてくれ
>>203 最初の二つはともかく、おおかみ並べられると、ジョジョとよつばと!のどっちが好き?と聞かれたような戸惑い…
まぁ、一応答えると、サマウォ≧時かけ
おおかみは、大好きだけど時間を置きたい
お稲荷さんで、日本では狐は昔かカミだからな
>>203 単純な娯楽度としては
時かけ>>>>>>サマーウォーズ>>>おおかみ
>>203 時かけ>>>おおかみ>>>>>>>>>>サマヲ
しっかりした脚本家を引き込めれば一気に化けそうな監督だとは思うけど、
現状は穴だらけのシナリオを演出で誤魔化してるって感じだな。
時かけ>>>>>>>サマウォ、おおかみ(低レベルな争い)
細田には話を作る才能がない
誰か優秀な人に話は任せて演出だけに徹したほうがいい
この映画は良い映画だと思うし、感動した泣けたって言ってる人の気持ちも分かる
そう思った人を否定したいわけではないが
この映画にはやはり大きな欠点がある
その欠点のせいで監督のやりたかったことが上手くいっていないように感じる
220 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 16:16:16.26 ID:5XkiHg0r
その欠点っていうのは散々言われていることだが雨が狼として生きることの動機に希薄さ
ここが曖昧なせいで前半の雨の姿と後半の雨の姿が上手く繋がらない
監督が言っているようにこの物語には決断というテーマが下地になっている
人生での大きな決断では誰もが悩んだり考えたりするし最終的な決断にはそこに思いあたる理由がある
雪の場合はこの決断が良く描写されているが、その対比である雨はそれが薄い
ここで対比は崩れてしまい、テーマである決断も伝わりにくくなってしまっている
>>221 あれって単なる野生の目覚めじゃないの?
>>222 野性の目覚めの一言で片付けてしまうのはなぁ……
それだったら狼でやればいいのであっておおかみこどもである必要性はないかな
それにただ本能に従うだけだったらそれこそ重要なテーマである決断が全く無くなってしまう
224 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 16:28:37.43 ID:PPosSr4R
ライオンや虎でさえ赤ん坊のころに親と引き離して
子犬に混ぜて育てると普通に犬みたいな性質になるんだから
突如野生が目覚めるってのはおかしい
225 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 16:29:24.82 ID:/d7ReFi4
ソコんところ、オレは溺れた雨をキツネが助けただけでいいと思うんだがな
・お父さんと同じように、母に食べさせるためか、鳥を狩ろうとして水没する雨。
・雪と花が死ぬほど頑張ったが無理。あぁ、雨が死んでしまった。
・なぜか陸で寝てる雨。 キツネの足跡だか、匂いだか、茂みにキツネが入ってったとか。
雨「・・・誰かが助けてくれたんだ・・・」
・以後山に興味を持つ雨
・なんか山の主がジャングル大帝的にいろいろ守ってるらしい。僕もそうなろう。
・キツネが事故で死んでしまった。僕がずっと山で見張ってれば助けられたのに!
・もうずっと狼で山で生きる!!
チープでも雨が森のメスオオカミに惚れたとか入れるだけで説得力は増すんだが
(駿の魔女宅では最近ジジがどっか行っちゃったが白猫の彼女が出来たっぽいと分かる様に)
野生の目覚め事態はいいんだが、カメラが人間世界側だし、見てる俺らは人間だし
嵐の日に自分を心配して追いかけてくる母を捨ててまでの自立はちょっと認められにくい。
>>223 片付けていいと思うよ。
雨に葛藤を作って書き出したら狼人間の人生の葛藤が映画の主題になってしまう。
この映画の主題はあくまで子育てなので、葛藤を雪はともかく雨まで書き出したら主題がぼやけると思う。
くどくどとやれとは言わないがやっぱりもう少し描写が欲しい
それは単に想像力とかの問題じゃなくて視聴者を混乱させないため
視聴者は新しい映像を見ていながらも常に流れていった過去の映像を頭の片隅で反復している
それは意識的だったり無意識的だったりするが
結果として母親の花に甘え信頼していた子供の雨が
成長した時にああいう風に決断するにいたった過程を想像するのが難しくなってしまっている
この物語は花の決断、雪の決断、雨の決断の三人の決断が一つのテーマになっている
この内のどれか一つでも曖昧にしていまうとテーマそのものが中途半端になってしまう
228 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 16:44:35.47 ID:HclwJHPE
個人的には折角雪がナレーションしてるんだから、実は雪が自分の子供をあやしながら
ふと昔のことや母のことを思い出し語っていたとか、雨に対して勝手に出てったついでに
10代で私を叔母さんにしたとか笑いながら愚痴るとかあるともっと良かった。
スレに参加してたら、もう一回観なければという衝動に駆られたので、今から行ってきます。
音楽素晴らしかった
サントラ出たら買う
人と獣のセックルシーンはぎょっとなった人も多いと思うけど、俺的にはすごいロマンチックなシーンだなとも思った
ファンタジーな見方になるけどねぇ
>>226 子育てがテーマの一つにあるのは理解している
ただ野性の目覚めなんて言葉で片付けたらそれこそ子育てというテーマもぼやけると思う
勿論自分の全く知らないうちに子供が成長して肉体的にも精神的にも大人になってしまうってことはあると思う
けれど成長するには成長するだけの過程がちゃんとある
母親である花にはその過程が分からなくても視聴者にはちゃんと説明するべきだった
そこをしっかり描写するのが芸術だと個人的には考えている
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
O 。
, ─ヽ
________ /,/\ヾ\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_ __((´∀`\ )< というお話だったのサ
|_|__|__|__ /ノへゝ/''' )ヽ \_________
||__| | | \´-`) / 丿/
|_|_| 从.从从 | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\ / ::::::::::::ゝ/||
────────(~〜ヽ::::::::::::|/ = 完 =
冒頭の花が寝そべってる白い花と青い花ってなんの花だろう?
コスモス・・・じゃないよな
野生の目覚めで片付けたら
映画の結論が「親はなくとも子は育つ」になっちゃうんじゃなかろうか
映画館で涼んでこようかと思うんだけど、
30代の男が観てもおみやげ持って帰れる映画ですか?
おセンチは趣味じゃないんですが・・・
俺36だけどパンフレットとファンブックお土産に買った
今思えばクリアファイルにしとけば良かったかな
240 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 17:05:00.20 ID:+IQOUwCO
>>237 実際、「親はなくとも子は育つ」んじゃないの?
子供はある日、親が考えもしなかった道を突然選ぶことがある
だからこその花の寂しさであり、充実なんじゃないか?
>>239 いや、グッズじゃなくて精神的な意味での・・・
普通に面白かったけどこれからの花の人生考えると
寂しすぎやしないかと心配になったわ
すぐ新しい男見つけて中田氏婚だろ
そういう女として描かれてたよ
>>119 とある映画サイトのレビューで自分では憶えていないんだけど、花が雨を追いかけるとき
家を出た先の道で学校に行くか雨を追いかけるか一瞬迷う動作をしていて、
雪を思いやる描写はそれだけで十分というのを読んだ。
自分としてはないほうがむしろ花の母性がリアルに感じられていいんじゃないかと思う。
というのは母親にとって息子というのは娘より特別な存在だと思うから。まして末子なら尚更。
あの家族の人生はまだまだ続くからな
雨の寿命てどうなんだろうな
やっぱり人間と同じレベルなのか
これから先花は雨の遠吠えを聞く事で元気にやってるって判断するだろうに
もし途中から聞こえなくなったりしたらと思うといたたまれねえ
そのいたたまれなさが良いのでは?
異種同志なのに、結果が人間同士と同じじゃ逆に変だよ
一体どんなしょーもない人生送ればこんな安いアニメで感動できるわけ?
>>234 溺れる所で、鳥を捕まえることが上手く出来るような気がした、みたいな事を言ってるので、そこが野生への分岐点じゃないかなと。
それ以降は葛藤というよりは狼としての自分を自然な形で受け入れて行くという形かと。
主題が子育というのは、悩み苦しむのは花の仕事って事で、雨を葛藤させても仕方が無いのではと。
これ雨を葛藤させてふらふらさせたら、別れのシーンでキレが無くなるのでは?
大体それを書いたら尺が間に合わない。
そんなこんなで狼人間と人間との間の葛藤は雪の仕事で良いとおもうけどな。
>>231 でも花ちゃん、アレが初めてなんだぜ?
なんかいらん心配してしまうよ
まあ、おおかみおとこが獣手で花を傷つけないように優しく頭を抱き寄せる動きは好きだけど
俺は雨の描写はこれで必要十分だと思う
鳥を自力で捕まえたシーンは、狼の本能の目覚めであるというのは当然だけど、
作品内で雨が見せる最大の喜びの表現がそこにあったように、雨が(あえてこう書くけど)人生における最大の喜びを知った瞬間でもある
あの時点で、雨が狼として生きる選択にいたる必然性がはっきりと描かれてるし、これ以上の理由付けは蛇足になりかねないと思う
だから俺は何のひっかかりもなく最後まで観れた
まさかジムニー2代目におめにかかるとは。
そして窓のガラスの開け閉めが手でまわす仕様。
たぶんMTなのだろうな。
254 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 17:54:41.40 ID:9XTdFfx4
>>231 ライオンキングでも似たようなシーンあったな
>>249 雨の選択と決断における悩みをもっと描いたほうがラストシーンはより多く人々に共感を与えると感じる
それと尺は言い訳にはならない
雨の葛藤は尺を延ばしてでも、あるいは他の部分を削ってでも描写する必要があった
子育てで母親が悩むのは分かるがその子供だって悩む
そして悩んだり考えたりしながら成長していき自分の人生の選択や決断をするもんだ
その葛藤が無くってしまうとやっぱり選択や決断そのものが薄れる
監督の言葉や公式見解を持ち出すのは好きではないが
しかし作品解説には三人のそれぞれの人生の選択や決断が一つのテーマとしてあるとはっきり記載されいている
野性の目覚めってものですませてしまうとそれはただの本能の従うままに生きている
それはただぼんやりと運命のままに生きるのと同じであって選択や決断はそこにはない
最後に
人間と狼の間の葛藤、こう書くと雨も雪も同じ葛藤かと思うが
しかしその葛藤は決して同じものではない
だって雨と雪は違うのだから
おおかみこどもの雨と雪の対比もこの映画の中で重要ではあるが
雪の葛藤があるのに雨の葛藤を描かないとそれでは対比が成り立たない
一見同じように見える、しかし実はよく見ると違うっていうものが対比の醍醐味であると個人的には思う
長くなって申し訳ない
昨日見た直後はなんだかなーって感じだったんだけど、何故か帰りにはオフィシャルブックとコミックスを買ってた。
今日に至っては仕事中もこの映画のことが頭から離れず、もう一回行く算段を立ててる。
なんだこれは…
>>155 ありのままの狼人間を受容する(あるいは拒絶する)社会というものに主題の軸足を移すと、
どうしても親子関係の描写が希薄になると思うし、拒絶する社会の場合、悲劇性が高まり暗鬱とした物語になる。
一方で狼人間を受容する社会を描いた場合、ファンタジー色が強くなり選択の重みもなくなりドライな作品になる。
社会を介入させることによって得られるものというのは、親子の物語にとっては不必要なものでしかないように思う。
狼として生きたいということが前提としてある上で、
家族と離れるかどうかという点での葛藤をもっと描くというのなら筋は通らなくもない
ただ、「今日は家にいたほうがいい」というセリフ
これに関しては、「母さんと頼む」ということを暗に伝えたという見解の人が多いだろうけど、
家族のことをきちんと思いやった上で決断をしてるということがわかるから、
個人的にはことさら突っ込んで描かなくてもいいかなという気もする
259 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 18:02:01.12 ID:+o56vy4Z
>>256 魂の求め。
思考・知識レベルではない共鳴。
もう一回観たいと思ったなら、そうすべし。
しかしけっこう子ずれの客いたけど、世のお父様お母様方は
ママ―あれ何してるの―系の事後処理は大丈夫だろうか
261 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 18:02:48.97 ID:rtgFixWR
結局雨がなぜ狼の道を選んだのかってのが良く分からないんだよな
雪に比べたら内面も描ききれてなかったし
檻の中の狼のところへ雨が通うシーンが印象的だった
あの狼を見て、雨は使命感に燃えちゃったのかと思った
おおかみこどもが生まれる話だからベッドシーンで驚きはしないが
ほとんどシルエットでリリカルな描写だと思った
おおかみの姿で花に触れていたが
本当におおかみの自分を受け入れられるのか不安はあるだろうから
ぎりぎりのところまでおおかみの姿であとはヒューマンタイプではなかったかと妄想
まあそれ以前におおかみに変身した人間を受け入れている時点で花は大人物やね
>>255 ま、お互いそれぞれの受け取り方なんでどっちが良いか悪いかとかは無いしな。
265 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 18:08:17.04 ID:+IQOUwCO
>>260 誤字を直して、大人になってから出直しておいで
>>263 雪は偶然当てちゃった子だけど雨は積極的に当てに行ったんだろうから
案外いろんなプレイをしてそうで夢が広がるよ
267 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 18:08:45.55 ID:+o56vy4Z
元々外の社会には馴染めない、内向的な子だったから、弟くんは。
が、そういうタイプの方が、「自分の世界」に目覚めるもの。
芸術家なんかこういう人多いでしょ。
268 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 18:10:59.28 ID:juYiTL54
サマーウォーズも脚本に疑問点が結構あったけどあくまで娯楽映画だったからなぁ
この映画みたいな堅い映画だと脚本のアラが目立っちゃうわけで
特に雨に関しては消化不良だと思う
>>264 それが結論ならそれでもいいと思う
ただ雨が狼の道を選んだのは野性の本能が目覚めたからだっていうのはいくらなんでも安直な気がした
それだと人生における決断や選択というテーマが完全に無くなってしまうからね
オオカミの交尾も犬と同じで、挿入したらペニスの根元にコブができて
完全に射精終わるまで抜けなくなるし腰も動かさない
花ちゃん初めてだったろうに大変だな
>>269 俺のレスを見てないらしいからもう一度言うけど、
狼としての生き方が雨にとって、確固たる喜びに満ちたものだと気づいたからだろう
まぁ受け取り方は人それぞれでいいし、他人の感想とかを捻じ曲げたいとまでは思ってないから
どう解釈しててもいいけどさ
272 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 18:17:33.29 ID:+o56vy4Z
花が息子の不登校を受け入れちゃってる優秀な母だからな。
花が学校に行くべき、人並みに生きるべきという価値観で固まっちゃってると、
息子に葛藤が起こっちゃうんだけどね。
274 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 18:24:26.80 ID:Hmc1jA9K
>>261 雪との対比にしたいからってだけだろうね
狼男と人の違いを描写したい→焼き鳥を知らない(免許持ってるぐらい人社会適応済みなのに?)
悲劇性を出したい→不自然な死体のパッカー車処理
とまず目的があってそれを表現するために描写が作られてるから
テレビアニメだと丁寧に描写出来るとこが映画だから尺の問題で雑になってる部分あるな
作劇の都合上オミットされたものは気にしない方がいいんだろうけど…
やっぱり気になる花ちゃんのご家族
>>274 まぁ尺があろうと、上手に描けてるテレビアニメってそんなにないけどな
>>271 ちゃんと見てて少し考えていた
ここからは完全に個人的な見解だからそう思わないと思うならそれでもいい
まず人間っていうのは自分が正しいとおもったことや確固たる喜びに満ちたことであっても
そこに疑問をはさむ余地がある、本当にこれであっているのか、自分の選択は正しいのか、といった風に
それぐらい人間にとっては選択や決断というものは重要なもので、だからこそそれがテーマになっている
で、雨が狩りで鳥を捕まえそこに自分の喜びを見つける、これは良いと思う
しかしそれは結局動物でしかない
それは動物としての本能に従うだけで自分自身の選択というものはない
ただ狼に生まれたから狼として生きる、これとなんら違いが無い
でも雨は完全に人間ではないが動物でもない
だからこそ自分を育ててくれた母親を選び人間の道をいくのか、狼として自分がしたい道を選ぶのかという葛藤が生まれると思うんだ
>>269 自分は本能とか野生とか、安っぽく軽く見てるわけじゃないよ?
むしろその逆なんだけど。
雨と雪の成長を小学校の廊下から描写してるところがよかった
>ID:oNmuxmDX
なんか毎日思いっきりずれた自分解釈を長文で書き込んでる人かな
そういう似非評論はチラ裏としか言いようがない
>>274 焼き鳥をしらないんじゃなくて、花家の後からタレつける独特の食べ方を知らないだけだよ
小説でも「彼はいままで焼き鳥をそんな風に食べたことはなかったので、戸惑っている」とあるし。
焼き鳥を食べたこと自体はあるんだよ。なんか、前も勘違いしてる人がいたけど…
>>275 俺は雨君の突然の失踪が、あの村社会でどう受け止められたのか気になるw
いや、ドラマとして必要だとは思わないし、描写しろとも言わないが。
家出扱いにしても、山で行方不明・死亡扱いにしても、ご近所さんからいらん同情されそう。
それで花ちゃんがまた笑ってたりしてヒンシュクかったりw
>>277 俺はその気持ちが揺るがないほど確固なものであるという説明に足るシーンだと感じたから、
感情自体へに疑問を持つように描くことは不自然であるとすら感じられる
その感情が雨の中のオオカミの部分から出ていようと、人間の部分から出ていようと、それは雨の感情であることに違いはないから
ただ、
>>258で書いたように、その感情と家族への感情で揺れるあたり描写の量にかんしてはいろいろ意見があってしかりだと思う
俺は映画の中からそれを感じることができたからよしとしてる、ただ観客に要求するものその分増えるから所謂エンタメとは少し離れる
もっと雨の迷いをわかりやすく描く方法もあると思う、それをすれば全体としてエンタメに振れる
ここはもう好みの問題だと思う
村人が不審に思ったら山から降りてきて
その時だけ、人間雨に戻って「僕は元気ですよ〜」
ってアリバイ作るんじゃね?
>>283 たぶんあの大雨で行方不明にとかって苦しい言い訳しか出来ないよね
そしてきっと村人総出で数日間大捜索が行われたとか
>>281 そういうことを書くと悲しくなってしまうのでやめましょう
自分がどうでもいいチラシの裏を書いているってことは十分良く分かってます
ただ、野性の目覚めっていう解釈がどうしても自分の中で腑に落ちなくて
それに対し皆がどう考えているのか気になっただけですよ
キモブタ細田の幻想が生んだ母親像に感動しちゃう奴ってアホのマザコンちゃうの?
監督は雨じゃなく花に感情移入してもらいたいんだろうね。だから雨の葛藤を描いていないのかもしれない。
幼少時のようにうじうじするところを見せず男らしく巣立っていく雨は恰好良かったよ。
最後母親に「まだあたなに何もしてあげられてないの!」って言われた時に振り向いた顔
あそこでやはり母を思う気持ちは残っていたんだとはわかった
>>283 あの世界なら「急に海外の親戚の家に行く事になって」
とかそんな言い訳でもみんな素直に信じてくれそうだw
>>286 そういう事考え出すとしんみりってより心が痛むわ…
最後のシーンで花が清々しくしてた分
村人達にはなんて話すんだろ、って考えるとなぁ
雨は目で語るタイプ…厄介なタイプだ
平日のレイトショーを見に行こうと思ってたけど、日曜に監督の舞台挨拶があるんでそっちにするわ
早く見たいなぁ
男の成長は師(先生)との出会いと母離れ
女の成長は信頼にたる異性
こんな感じか
「狼として生き方に喜びを感じる」「家族と離れることに疑問を感じる」
この間で揺れた雨は、動物園の狼にアドバイスを求め、森に行くよう薦められる
森での体験は、揺れていた雨の心は「狼としていきたいという」というふうに大きく傾く
雨が森について母に語るシーンは実にいきいきしていた
最終的な決断に至ったのは、先生の代役が必要という雨にとっては切迫した理由から
このタイミングで雨が森に向かうのは必然にすら感じられる
>>292 雪も雨がいなくなったと聞いて呆然とするだろうしなあ
雪に関しては、学校にいた雪にも雨の別れの遠吠えが聞こえていて、それを聞いて何か悟ったような顔するワンカットがあるだけでも大分違うのに
塩厨大敗北!
焼き鳥はタレに浸けるのが至高!
ってメッセージが伝わったぜ
塩だろ。タレはおこちゃま。
>>270 人用のコンドームが使えなかったのが敗因かw
人用の予防接種も確かにできんわな。
犬はタマネギやチョコレートですら死ぬ。
タレの後付けってうまいのかね?
味染み込まないでしょっぱくないか
俺も焼き鳥は塩
雪は雨と同じおおかみこどもなんだし
花以上に雨の選択を理解できたかもよ
>>287 雨が偶発的に野生に目覚めたのなら、花だってそうなる可能性が有るんだよね。
10歳で狼は大人。雪だって既に狼としては大人だろうに。
わかんないんだよね。
本当に選択したのかどうか?
野生に目覚め夢遊病のように突き動かされて、花の事も雪のわからなくなってしまった
っていうなら、野生なんだろうけど。
狼人間なのに人間の部分からは逃避したようにしか思えない。
側にいながら子供を死なせた母親になってしまってるしなあ
雨の死体が出てこないから、村の人、警察、ボランティアの山岳救助隊とかが季節変えて何回も山に入るわけだろ
雪への説明すら口頭だけでやるしかないのにヘビーすぎるわ
>>297 それは蛇足にしかならん気がするなあ、大喧嘩した後のカットでサバサバしてたじゃない
もうこいつとは生き方完全にちゃうわーっていつかこうなること悟ってたろうし
>>287 皆がどうと言うより
自分の考えが正しい、こうでなければならないという押し付けにしか見えませんが?
シンリンオオカミと先生キツネの存在ってなんだったんだ?
なんかいろんな部分置いといて雨はたまに人間の姿で人里に降りて来つつ
普段は山でおおかみ生活するのは難しかったんかと思ってしまう
山の研究者とか名乗ってさ
良くコミュ障のガキがイルカに会いにいったりする治療をすんだろ。
そうすっとさ、イルカになりたいとか言い出すんだわ。
でも所詮人間だから人間社会に戻ってこれる。
本当にイルカになれる奴がいたら海に行っちゃうんだろうな。
>>274 >狼男と人の違いを描写したい→焼き鳥を知らない
なんか、実はあの描写は意地悪な引っ掛けだったのかと疑いたくなってきたw
オレはとーちゃん同様に、え?食う直前にタレに浸すの?と思ったけど、そこ見落とすとかなりピンボケた印象持たせちゃうっていう
>>304 雪の方も狼人間の狼の部分から逃避したようなもんだからな
あっちは大分わかりやすい経過の描写があったけど
幼少期はまったく逆だったんだよね、雪の方が自然大好き、雨は東京帰りたい・・・
それがどうして逆になったかって、人間世界に馴染めたかどうか?って分かれ目でしょう
それは雨が小学校2年から3年へのカットで充分描かれていたと感じる
>>314 でも、雪の場合は自分の中の狼をちゃんと肯定しているというか、
受け入れていると思うんだよね。
告白出来るって事はそういうことでしょ。
>>306 ああ、なるほど。そうかも
そう考えると、余計に花の理解したいと思っても出来ない孤独が強調されるしね
>>317 もともと花も狼か人間かどちらか選ばせたいって動機で引っ越したはずだったんだけど、
いつの間にかそれを忘れて親心の方が強くなっちゃってたってところがまた切ない
きっかけの一つが人間からの逃避であってもいいじゃないオオカミだもの。
>>315 いや、そこは完全にミスリード誘ってるんだよ
雪は自然に対してでなく、回りに対して興味一杯の子だったんだよ
だから学校に上がる前は家の周りの自然に馴染んで、小学校行ったらその環境に適応してっていう
雨は雪の日に狩りに目覚めるまでは、臆病が勝ってて引っ込みがちだけど、実は最初からおおかみ視点なんだよ
だから、絵本読んでなんでおおかみ悪者なの(/ _ ; )になっちゃったわけで
成長して、体力ついていくに従って、少しずつ山に馴染んでいって、知識も体力もってところで山に
…うー、雨の方、うまく言えないorz
>>321 ああ絵本なあ、確かにその通りだね
小学校で馴染めなかったのも必然の流れだったわけか
>>203 うーん…初見の感想では時かけ>おおかみ>サマウォかな
時かけ見た時はあの絵の綺麗と演出にやられた。
でもおおかみは時かけとかサマウォとはジャンルが全く違うから
甲乙つけがたいな…
狼があの歳で大人だというのは分かるけど、もう少し雪と雨の成長が観たかったかな
思春期入ったか入ってないかぐらいの時期でしょ
普通は子育て終了ではないと思うし(雪も寮生活にして無理矢理終わらせたが)
みなさんの考察、参考になります
子育ては思春期以降が難しいのに可愛いだけの10歳や12歳で終わらせちゃっては感動も何もないと思う
>>309 人間に飼われてるなにも知らない無力なオオカミ=今の自分
自然のエキスパートのキツネ=自分の目指すべき姿
ってことじゃないかな。
>>311 檻の中で生まれ育ったオオカミだからそれはないと思う。
小学生とか別にみんなガーッてやって仲良し!って歳だもんな
自分の境遇とか人との違いとかが対人関係に影響してくるのは中学生からだよなー
331 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 19:57:43.09 ID:6FEDfOGD
>>323 そこはどちらが良いと言うランクじゃなくて、好きな度合いで決めれば良いと思いますよ。
>>324 雨の場合は雪のナレーションにあるように、突然別人になるのがいいと思った。
むしろ悩む描写を入れないことで、雨の生きる道はこれしかないんだと描写したんだと思う。
333 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 19:58:40.50 ID:6FEDfOGD
>>312 そうだと思う
最初に狼男と人がHする 最初見た時 え?って思うけど
最後雨が森へいくのも、雪が中学いくのも 同じことなんかな って思うと
花にとってHの相手は彼なので、なんらおかしくもないわけなのかもしれない
335 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 20:03:38.51 ID:nRWC3MMT
>>224 精神は肉体に従属するからね。環境で肉体が変わるわけじゃない
>>329 >>328の解釈のとおりかもしれんねえ、
森林狼と何か話したっぽいってカットしかなかったのでそこは想像するしかないのだが、
次の行動のキッカケになったのは間違いないと思うな
337 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 20:08:16.17 ID:6FEDfOGD
>>287 あなたは雨に人間でいてほしかったんだろ。
小さいころの甘ったれで弱虫なままでいてほしかった。
でも男の子はある日突然変わり、母親を顧みなくなる。
そこを描きたかったんだよ。
>>336 森林オオカミに関しては完璧呆れた感じだったしな
オオカミの目の演技見ても野生の鋭さがない、イエイヌと変わらない感じがしたし
>>336 たぶん原作で狼と狐に関して書かれているっぽい
>>339 うん、でも雨の表情から察するに、彼をさげずむとか哀れに想うとかって感情は見られなかった気がするんよね
そこがちょっと引っかかってる
>>330 まあ最近は小2くらいから色々えぐいことやり始めたりしてるらしいけどな
人狼設定以外は現実的な設定とパンフで氷川さんがおっしゃってたが
あの里山の村は結構なファンタジーワールドだぜ
だからこそ雪も受け入れられたし、雨が狼として生きるため家を出たことも受け止めてくれるだろう
…と勝手に思っている
>>187 パンダの母は6割育児放棄すると聞いた
母性に期待しすぎ
>>219 前半犬が死ぬけど泣けないシーンを設けることで
後半どこかしらで泣かないといけないという強迫観念を観客に植え付けることができる
これはドッグデストラップと呼ばれ商業映画の作劇において一般的な手法
サマウォのばあちゃんの手紙のような号泣ポイントがなかったので、時々ウルウルって感じだったな
そもそも泣く間もないほどいろいろ考えさせられたって感覚
ローライズパンチラを描いた初めての劇場アニメだろうな
雨くんが牢屋の狼を観るシーンってあれ
檻の中のイキイキしてない狼=学校の自分
ってのを表してるの?
ちゃんとおおかみ状態で死ぬならガチだな
犬が死ぬ映画は泣ける
ネタバレplz
おおかみおとこはどの形態で死ぬの?
953 名前:見ろ!名無しがゴミのようだ! [sage] :2012/06/25(月) 02:04:38.33 ID:EBxaj+ZV
狼の姿で死ぬ
で、ボロ雑巾のように人間に処理される
----
ちゃんとおおかみ状態で死ぬならガチだな
犬が死ぬ映画は泣ける
ネタバレplz
おおかみおとこと母の繁殖時の体位は?
バックならアニメ史に残るだろ
檻の中で人間に飼われた狼みて父親や自分に重ねたんじゃないの
>>349 原作によると、「ここに来ても教えてあげられることがないから、森に行ってみなさい」とオオカミにいわれるみたいよ。
そのおおかみ、野生を知らないおおかみだから。
で、森を彷徨っていて、先生に出会ったみたい。
しかし、初Hが狼状態だったのはビックリしたなw
>>355 やっぱそんな風な会話だったのか、雨がなんか納得したような表情してたもんな
>>355 マジか 教えてくれてありがとう
映画ではご都合主義っぽい動物との会話なかったんでわかんなかったっす
>>355 それは雨の幻聴じゃなくて狼語でちゃんとコミュとれるということか
檻越しに顔近づけた時に、雨が狼に変身してたしな
あれは何かしら会話したって表現でしょう
狼の檻も二重檻にしておかないと手を噛み千切られる
虫が飛んでるのがスクリーンにリアルにハエがたかってるのかと一瞬思った。
雷の音なんか一瞬本物かと思ってびびった。
作画も音響も凄いと思ったんだが、花が二人産んでるのに乳首テラピンクなのがwwwwwww
授乳シーンだけで乳首描写ってなんか製作者の趣味が出てて凄く狙ってる。
でも幼女雪が形態変化しながらパンモロ全裸連発して一々可愛すぎたのでどうでもよくなった。
あんな多動な子ってリアルにいるよね。逆に雨は事情知らん人が見たらアスペと思われそうだ。
原作では、先生と雨(動物同士)の間には人間とは異なる言語体系があるみたいな感じだったよ。
人の言葉では表現できない概念もあるみたいな。
でもまあ、もののけ姫みたいに演出しなくて正解だったと思う。
364 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 20:53:35.11 ID:LLwPxMLG
あそこ会話してたんだ
あのシーンで、ここでいきなり狼が喋りだしたらギャグになっちゃうどうしようとドキドキしてたわw
それなりに面白かったしすごい作品なのはよく分かるけど
やっぱり俺はサマウォとか時かけみたいなエンタメ作品が好きです
おおかみこどもの雨と雪は在日朝鮮人のアイデンティティを表した作品 片方は帰化 片方は祖国に帰る
↑
まだ見てないんだけどこれほんとなの?
ほんとだよ
>>363 z|:::::ヽヽ;;;;;;;| l::: 7;;;:::::::|ム,,
_z''' ト::::::::__,,,-イ '''''L,,<_,,
>''' 从''' \,,
彡''' \<
/::: , , ,,, ミ \
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::::从 :::::::::::从:::::::::::`〈::|::: (ll:::::i::::::) /::::::::ミ '|| ヽ
:::从 ::::::::::::::::/::::::::::::::::\:::::::::'''' ̄ /i l:::::ト ハ
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:::::::// :::::::::i:/从::::::::;;;;;lLll/V|lノ'|V:i 从::::从...::::::::::<
::::::::从::::::::::| |N\i::::::;;;;;ll|λV;;|:::;;ノ|''::::::::|:|:::::::::::/|:< 黙れ小僧!!!
::::::::::/::::::::::::::从从|;;;;;;;;;;|l|>|V^Vl//:::::|::从:::::::::从:::<
::::::::::\|ヽ;;;;;:::::::::N ヾミミ^彡::::::::ノノ::::::::::从 _ ∨^ ∨^ ∨^ ∨^ ∨^
 ̄:::'''---;;;;;;ii;;'^''^:;:::/::从:::::::::::::::|:::'' ' ヾ:::
これかw
ああほんとだほんとだ。
これでいいか?
>>362 >あんな多動な子ってリアルにいるよね。
俺の妹、昔そんなだった・・・
オオカミ子供の寿命は人間?
>>371 狼旦那が子作りを急いでいたことから考えると人間より短命だろうな
甘やかされて育った雨に大自然での1人暮らしが出来るんだろうか
先日見に行ったが、あんな子居るよねって感があったな
感情移入しまくりで雨が独り立ちした時は泣いた
375 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 21:32:49.97 ID:WpdASDS9
>>374 親からの自立なんて誰にでも当てはまる
親目線しかり、子どもとしての自分目線しかり
簡単に感動できていいな!
ストーリー
私が好きになった人は、”在日“でした。
“在日おとこ”との出会いと別れ
大学生の花(宮アあおい)は、彼(大沢たかお)と出会ってすぐに恋に落ちた。
やがて彼が日本人の姿で暮らす"在日おとこ"だと知ることになったが、花の
気持ちが変わることはなかった。そして一緒に暮らし始めた2人の間に、新た
な命が生まれる。雪の日に生まれた姉は≪雪≫、雨の日に生まれた弟は
≪雨≫と名づけられた。
雪は活発で好奇心旺盛。雨はひ弱で臆病。一見ごく普通の家族だが、生ま
れてきた子供たちは、「日本人と朝鮮人」のふたつの顔を持つ、≪在日こども≫
だった。そのことを隠しながら、家族4人は都会の片隅でひっそりと暮らし始
める。つつましくも幸せな毎日。しかし永遠に続くと思われた日々は、父であ
る"在日おとこ"の死によって突然奪われてしまった―――
取り残された花は、打ちひしがれながらも「2人をちゃんと育てる」と心に誓う。
そして子供たちが将来「日本人か、朝鮮人か」どちらでも選べるように、都会の
人の目を離れて、厳しくも豊かな自然に囲まれた田舎町に移り住むことを決意
した。
>>373 まだ狼の子としても生きられるんだし、いつか人間界にもどってくるんじゃない?
>>377 「おおかみこども」っていう中途半端な生き物なんだし限界が来て「俺ってなんだろう」ってなって大学の哲学の講義に紛れ込んで…
380 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 21:42:34.40 ID:N2lNek4D
>>376 せめて最後は
「臭くも豊かな同胞に囲まれた新大久保に移り住む」とかに変えてくれよ
>>379 なるほど
見てるときあまりそういう意識はなかったけど
冷静に考えればそういう作品ともとれるな
そのうち雨は
狼のみでは山は守れない。
人の知恵、力を使ってでと守りきる。
みたいに考えて人里へ降りてくるかもな
そして金持ちの女を落として…みたいな薄い本頼む
>>378 黒人の姉弟が主役の「キクとイサム」って映画が昔あったね。細田監督は日本映画のファンだから知ってると思うけど
もしかしたら多少なり本作を制作するに当たって細田監督の頭の片隅にあの映画のことがあったのではないか?
彼も花も、ひょっとしたら他にも狼人間が日本もしくは世界のどこかにいるかもしれないとはチラリとも思わなかったのかな
外国なら狼いっぱいいるし狼人間もいっぱいいるだろうね
同族がいるかもと多少考える事もあったんじゃね
2ちゃんに来ると、感想を共有できる一方でひどすぎる批判もあるよな
嫌儲で見た一番ひどい批判は
「大事な子供をエキノコックスかもしれない狐と遊ばせておくなんて管理のなってない母親だ」
というもの。
これはもはや笑えるレベルだが、こういう類のズレたことを延々と話して評価に結びつける書き込みは多い。
圧倒された。
もう一回見に行くわ。
たぶんシナリオも演出も、いっぱしのアニメーターだったら誰もが思いつく。
キャラがもう勝手に場面作ってくれてるというとこだと思う。
でもディテールが半端ない。
1場面ごとに込められてる情報量に圧倒された。
一つ気になった事。
花の化粧台が家にない事。
もう一つ、
国分寺の1Kに不釣り合いな桐箪笥。
とにかく雪ちゃんが最高に可愛かった
雪と雨がオオカミと人間のどちらかを選択しましたとさ、おわり、
って着地点がさっぱり理解できないんだがw
映画スレ、ニート論議になっててワラタ
彼はニホンオオカミというよりどう見てもシンリンオオカミ
>>393 いいんだよー無理しなくて、人それぞれの感じ方すればいいんだよー
突っ込みどころというより、???、ってなることが多かった
淡々としてて、いつの間にか終わってた。別にツマラナイとは思わない
いろいろ考えないといけないことが多い映画だなあ
そこそこ面白かったし原作読んでみるか
雪の中を親子三人で駆け回るシーンすごく良かったし
あの大学って一橋かな。
クリスマスイルミネーションが国立のように見えたけど。
駄作とこき下ろす感じでは無いけど特にすごいと思う点も無かったな、サマウォもそんな感じだったが
トイ・ストーリー3の方がよっぽど感動した
>>390 小説本によれば桐箪笥は花の父親が使っていた骨董品だそうだ
なんか小説って3冊くらい出てるけど違うのって表紙だけだよな?
漫画版は劇場版との違いとかあるんだろうか?4コマじゃない方
うちの嫁さん、自然分娩の本を手にしてるシーンからもう泣いてた。花の決意がみえたとか何とか。
3人それぞれにテーマがあったし、良い映画だったよ。
脚本うんぬんいう人多いけど、それでも映像で心を動かせるからこの監督は強いよね。
うちでの評価はおおかみ>サマ>>時かけ。
サマウォはエンタメ作品として優良。
時かけはもっと深いテーマを持たせられたはずのちょい残念な作品と感じてる。
好きだけどね。
小学生多かったけど楽しかったとか良かったねとか言ってたよ。
前半の都会の片隅の小さなアパートの一室で見つからないように
身を寄せ合って暮らしてる感じがすきだ
誰も知らないを思い出した
この淡々としているのに切なくてエモーショナルってのは時かけ、サマーウォーズとはまた違う
いろいろある中でど真ん中突いたのは正確だと思われる
>>401 細野も特に女性に見て欲しいって言ってたし、やっぱ感じ方違うんだろうね
今日の夜は家で焼き鳥、でも、タレ入れる細長い容器がなくて、あれができんかった。かっておかなあかんな。
雨の決断に対する動機が希薄もしくは描写が薄いという指摘はあれだ、
ナレーションが雪であることからも分かるように、映画がそもそも人間側の
視点から描かれているのだから、当然だと思うのだよなあ。
>>366 そういうこじ付けがありなら
俺は雪がADHDで雨がアスペルガー症をモデルにしてるんだと思うんだけど。
(流石にガチアスペだとキャラとして好感が全く持てなくなるから全くそのままという訳ではない)
少なくとも獣人が実際にいたら、精神的には人間の定型発達者と変わらないっていうありがちなファンタジーご都合設定には絶対にならないと思う。
花とおおかみおとこが仲良くなってセックスするに至るまで過程が物足りなくて
そんな簡単にエッチしちゃうの?って感じになってしまったけど
とりあえず、(なぜか泣くようなシーンじゃなくても)ずーっと泣いていたわw
やっぱり一人で見に行って正解だった
>>388 ダメだろマジで
字幕で注意書き出すべきレベル
エキノコックス感染症は治療不可能
そもそも狼が社会から排斥され禁忌される要素としてこの物語世界に横たわっている。
まあなんというか凶悪犯罪者の家族みたいなもんかな。
雪は外部評価追求型。
人間の世界観では小動物の捕獲能力は評価対象でないと知れば即捨てた。
そのままの自らを理解してくれる人物を見つけることで、社会に入ることのできる可能性を見出した。
雨は内的能力向上型。
狼が人間の世界観では所詮悪の象徴にすぎないと看た時点で自分は居てはいけないと肌で感じている。
そして社会の中にそのままの自らを肯定できる人物は存在しないのだと体験的に学び
自らに技術を高め、自らを隠蔽せずに生きていける場所「森」を選択した。
昨日観てきたけど、観終わった直後はまあまあだなという感想だった。
でも、時間が経ってもこの映画の事が常に頭の片隅に残ってる。
なんかジワジワ来るなこれ。
サントラが欲しくなってきた。
>>407 自然は人間にはわからない。そんな意味もあるのかも。…ないかもしれんけど、こういう考えも必要かと。
雪は草平に狼人間としての自分を肯定してもらおうするので、狼の自分を捨てたわけじゃない。
かたや雨は完全に人間を捨てる覚悟でニホンオオカミの末裔として山に入ったと思う。
でも今後も雪と雨は様々な場面で自分の中にある人間と狼の性に苦悩することがあるはず。
>>415 よくわかる。何か心に残るんだよな。頭では理解できない。
>>418 雪ちゃん発情期きたらフェロモンすごくて
教室パニックだろうな
>>412 もう一目惚れ的な花のキラキラ眼あったね、おれはあれでもう悟った
どうせ「迫害されていじめられるけどたくましく生きる親子!泣けるでしょー泣けるでしょ」
なクッサイ映画かと思って行ったら、見事に裏切られた。
ずいぶん地味な映画だと感じたんだけど、終わったあとにじわじわと印象が深くなっていった。
クライマックス、去る雨に、花がてっきり「私を置いて行かないで」とでも言うかとおもいきや
「まだなにもしてあげてない!」と言ったところで涙腺崩壊した。
こんなに立派に、あんなに全力で育ててきたのに、親ってそんなこと思うのかって。
しっかし雨雪ふたりともものすごくかわいい…。それだけでももう一回見たい。
おみやげみっつ、たこみっつ
>>424 パンダの母は6割育児放棄すると聞いた
母性に期待しすぎ
授かりセックスアニメが夏の定番となる流れが確立されたな
幼少期の雨と雪がめっちゃ可愛く描かれてる分、ラストはどうなるんだろう・・・って終始不安だったり
で、その不安通りのラストになりそうだったけど、そう悲惨でもなかったり・・・
って、なんか心を上手く弄ばれたって感じなのかな、だからいろいろ心に残ってるのかな
南極物語には泣いた
犬が死ぬそして寒そう
そりゃ社長の愚息もきゃんちのおまんこでたまらず昇天だわな
>>428 ビッグダディと一緒だと雪が大きくなったらやっちゃうってことか
そうすると孫は75%おおかみでグロいことになるな
431 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 23:16:24.02 ID:2vs7nULO
この映画ってハッピーエンドといっていいの?
雪は草平とも理解しあえたし比較的ハッピーエンドかも知れないけど
雨はどう考えてもバットエンドでしょ。
人の心を失って狼になっちゃったんだから。
そして花も雨や雪に見捨てられちゃうんだからアンハッピーエンドだな(笑)
>>428 村人にとっては雨の姿が見えなくなったと同時期に山から遠吠えが聞こえるようになったわけで・・・
「山に住み着いた野犬が雨くんを殺った」と思い込んで山狩りするだろうなーとラストシーンで思った
>>431 川に洗濯山に芝刈りみたいな様式美だろ
別れること自体に意味はない
434 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 23:18:10.20 ID:B0xGldwK
夏とゆったら
>>432 それは幾らなんでも暗すぎw
おれはあの遠吠えは、また大雨になるよ気をつけて〜って花に教えてるんかな・・・とかって思ったよw
言っちゃなんだけど細田って田舎に対して夢見すぎじゃね?(サマウォの時も思った)
本人のとっては田舎=善、都会=悪だとでも言いたいのかね?
田舎と都会って善悪で判断するもんじゃないと思うんだが
田舎は都会にはない恐ろしさ、陰湿さだってありそうなもんなんだけどな
すっげー面白いってわけでもないけど、見終わった後にズンと残るものがあるんだよな
三人のこれからの幸せを願わずにはいられないというか
>>431 観客が終わった後に、良かったーニッコニコという映画ではないのは確か
>>432 川に洗濯山に芝刈りみたいな様式美だろ
別れること自体に意味はない
>>436 田舎=善なんて全く感じなかったねえ
村人が花の家に寄り付くようになった頃に、もし雨と雪の正体がバレたりしたら、
こいつら一気に態度変えて出てけ!って言い出すんだろうなあ・・・てハラハラしながら見てたよ
>>436 田舎肯定アニメと都会崩壊アニメは
ガス抜きとして広告代理店が定期的に
制作してるアニメでは定番のテーマ
うん、それほど田舎を楽園とも思わなかった
ここの感想でも、あのまま花は仙人生活で寂しくないのかというのもあるし
>>401 うちの奥さんも涙腺崩壊してた。
俺もちょっと泣きそうになったけどこらえてた。
子供たちはわりとクールだったw
>>431 別に雨は記憶を失ったわけじゃないし、花も最後には満足してるから
ハッピーと言えばハッピーなんだけど、モヤモヤしたものが残るな。
雨は雪への別れの挨拶はしなくて良かったんだろうか?
雪が山へ探しに行きそうなんだけど。
長身イケメンファイヤーピストンの前に女は無力
ローライズパンチラを描いた初めての劇場アニメだろうな
パンダの母は6割育児放棄すると聞いた
母性に期待しすぎ
まあ十歳で親ばなれされたら
俺は耐えられんかも
まだはやいよ…
30すぎてまだ親ばなれできないなら
それはそれでつらいが
パンダの母は6割育児放棄すると聞いた
母性に期待しすぎ
>>443 登場人物たちがニコニコしているから幸せなんだろうと思うけど
なんとなく多幸症の人を見ているようなモヤモヤは残るな
雪だから雨という
テキトーなネーミングを捨てたかったのかもしれないな…
ごめん、田舎に夢見すぎじゃね?って思ったのは
そこの住人が何だか簡単に受け入れすぎというか親切だと思ったから
>>423 わからん奴にはわからん。もっと人生を生きろよ。
花(55)
雪(35)
雪はまだ独身…みたいな
>>447 花も言ってたけど、狼年齢だと親離れ適齢期だったって見方で行こうぜ
>>449 絵だからなあ
笑顔描けば笑ってることになるだろ
「辛い時でも笑顔でいれば大抵の事は乗り越えられる」
よく聞くフレーズだけど、花が言うと説得力あるな。実際笑顔絶やさないとか無理ゲーだわ。どんだけ鋼メンタルだよ。
彼の免許証の前で涙堪えて笑顔で「まかせて」のところと、
トマト枯れても雪に心配かけないように笑顔になるシーンはぐっと来たわ。
>>451 それはあの気難しい文太が助けたれって言ったからみんな一気に押し寄せたんだよね
じゃあ、文太は何故デレたの?ってのは今一説明難しいけど
>>451 田舎はあんなもんだで
花ちゃんしっかりしてるし、警戒心はすぐとれる
>>426 本能的にほうきするのだとしたら、あのほぼ絶望的な状況で二人育てたのがさらにすごいこと。
フィクションやけど、心に響くものがあるな。
それほど大変なことをして、お母さんはお前を育てたんだ。わかれよ。
>>460 パンダの母は6割育児放棄すると聞いた
母性に期待しすぎ
つまるところ花ちゃん超人過ぎだよな
野球を扱った作品で主人公がバット二本を使ってホームランを打って
なんだこりゃ?と憤慨して帰って2chを覗くと
あんなすごい打ち方始めて見た!カンドー
と、絶賛する人がいて
ああ、野球のルールを知らない人が増えたもんな
と寂しくなる
そんな作品だった
30M3f/5tはもうすぐ変わるけどいつものキチガイなんで無視するように
>>460 絵だからなあ
豚が空を飛べるのがアニメ
466 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 23:35:43.46 ID:+45YGhLL
>>412 メインはあくまで雨と雪だからな。そこはあっさり行かないと。
逆にその過程を延々と見せられたらどうしようかと思ったぞ。
>>431 人間社会に排斥される自らの存在を隠蔽するのではなく、山という自分の居場所を見つけたのでハッピーエンドだろ。
つうか人間社会だけでドラマ作るなら、父親がアフガンのゲリラ兵だったが、血は争えず傭兵になっちゃったよ、くらいじゃね。
>>431 ハッピーエンドだよ。
親は、子どもが一人で生きていけるかずっと心配なんだ。
雨は自立したということ。そして、花もそれを悟って送り出す。
親の考えの至る所で自立しなければならないのは親のエゴ。それがわかって花は駐車場で精一杯の送り出しをしたんだ
どうみてもハッピーエンド。
>>468 川に洗濯山に芝刈りみたいな様式美だろ
別れること自体に意味はない
花の最後の笑顔が全てを物語ってるよね
>>449 きっと、雨は定期的に家に帰っているとおもう。そうじゃないと悲しすぎるよな。花の子どもならわかると思う。
>>471 親のゴールはあくまで子の自立だからな。
保護しなくていい存在になった時点で親の役目は完了。
>>473 適齢期になった雨くんのファイヤーピストンを受け入れてしまうんですね
わかります
>>401 うちの嫁は、一時間断続的にないてたな。俺はふみとどまった。…が、涙流れたのは内緒だ。
>>470 あの駐車場で花は「今あなたがいなくなったら村の人たちに何て説明したらいいのか困るわ!せめて中学生になるまで
待ってちょうだい!そしたら寮に入ったとか言い訳できるから!ね?」と言っていたら雨も「それもそうだな」と山入りを先延ばし
したんじゃないかな
>>477 それでスタッフロール出てきたら
凄い映画だなあ
>>401 うちの嫁は、一時間断続的にないてたな。俺はふみとどまった。…が、涙流れたのは内緒だ。
480 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 23:44:19.32 ID:2vs7nULO
>>443 >別に雨は記憶を失ったわけじゃないし、花も最後には満足してるから
はあー、人間として育った雨が母や姉と別れて仲間もいない山にひとり
で入っていくんだぞ、人間としての記憶が残っていたらそんなことは決断
しない。
花は父の教えで、どんなに悲しいことや辛いことがあっても笑顔でいれば
そんなこと吹き飛ばせると考えているから、花は自分自身をごまかしている
に過ぎない。
また、雪もナレーションにおいて雨との別れについて何も語っていないから
あんがい、雨との別れを受け入れられないんじゃねえか。
おれの涙腺MAXは、雪がイケメンに正体告げたところだった、イケメンも超いいやつだった!
484 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/24(火) 23:46:43.31 ID:+IQOUwCO
>>475 あ、お父さんに似てきたのね。もう安心ね…って、あほか!
田舎の人間ってあんなにいいものか?
・母子家庭で都会から田舎へ引っ越してきた→「都会もんが夢見やがって、バカらしい」
・近所づきあいもろくにしない、子供も挨拶しない→「あの家はなってない。やっぱり都会もんはダメだ」
・一軒だけ獣に襲われなかった家があった→「あいつら何か企んでるんじゃないか。都会もんは油断ならん」
・若い母親が自分の旦那に近づいていく→「あの糞女、ちょっと若いからって爺を誘惑するんじゃないよ」
みたいなヤッカミが先にくるんじゃねえの?
母ちゃん的にはハッピーエンド
姉は最初から大丈夫だろって感じだったし
理解してくれそうなボーイフレンドいるし心配ない
問題は弟だけど、あんな甘えん坊のヘタレが
自分で道見つけて自立したってのは
これ以上無いハッピーエンド。
>>487 田舎肯定アニメは広告代理店が定期的に
制作してるアニメでは定番のテーマ
>>484 そう!今日は焼き鳥、きのうも焼き鳥だったけどね…って、スパン短いやろ!
雨が声変わりした場面や、雪が少女らしさを漂わせはじめた頃、なんとなく寂しかった。
もっともっと自分の手の中で、赤ちゃんでいてほしいってこういう感覚なんだな。
あっという間だったねぇ。
自分も将来子供を持ちたいと思っているけど、10年そこらで巣立たれると思うとさみしすぎるわ。
おれもハッピーエンドだと思ったけど、でも
>>480のような感じ方する人もいるってのが面白い
説明過多じゃないから色んな捉え方出来るってのもいいんだね
>>487 出産も子育ても貧乏も田舎暮らしも知らない脚本家と監督が作った薄っぺらい作品だけど
見る側もそういうのを知らない人が増えたので、めでたしめでたし
>>480 なるほどな、別な視点ありがとう。
ナイスレビューだな。
2回目行ってきたよ。
おおかみおとこの名前はやっぱり確認できなかったけど、
予想としては「風」じゃないかなと思ったりした。
とりあえず2回目だと、前半の幸せな二人のシークエンスが涙で観れなかったわ。
花はどんな悲しいときでも笑うという習性があるから
最後の笑顔も偽りで実は悲しみに打ちひしがれているかもしれないんだよね
彼女が本心から笑っているのか仮面の笑みなのかは見ている人がおのおの判断するしかない
狼男の名前といえばアキラ
人狼物の元祖へのオマージュとして定番
もしくは姓が犬神か
逆に田舎への厳しすぎる偏見も見受けられるな。身構えすぎというか。
確かに閉鎖的なところはあるがそこまで怖くないぞ
>>498 確かにそだな、最後の笑顔が本心かどうか、どっちに取るかで別れるわね
>>399 だな。それしか考えつかんかった。
父親が職人かとも思ったが。
>>401 若い奥さんはドンピシャのツボだろうなとは分かる。
この層が支持して根強い人気が出るかもしれない。
子供が乾燥剤呑むとか実体験だろうしな主婦には。
>>500 田舎に住んでる身からしたら、アパートのクレイマー超怖かったお・・・
>>497 一番右の字完全に潰れてたけど
「伊藤 誠」に見えたwwww
山に住むのに「他の動物に威張っちゃいけません」なんて夢物語いってんじゃねーよ
と思ったら、しっかり「脅して追っ払ったから野菜が育った」と気づく場面があってよかった
なんていうか、全体的にアッサリしすぎだし起伏も無いんだよな。
起承承承みたいな。
雨の方の心理描写も薄すぎだし、120分やってこれだけ
記憶に残らないと・・・
>>504 あー、苗字は確かに「伊藤」かなってオレも思った。
名前はなんで「風」と推測したかというと、エンドクレジットの歌の中で
雨、雪、風、雲、花とか出てきた中でのチョイス。
あとは今回風の表現に拘ったという監督談話から。
508 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/25(水) 00:08:57.18 ID:HnZiisGl
>>493 あれがハッピーエンドに思えるんだ。
山で狼として生活していたら狩人によって仕留められるかもしれないし、
熊と争って殺されるかもしれない。
また、崖から落ちて動けなくなり衰弱死するかもしれない。
花や雪と生活するのとは比べ物にならないくらいつらい生活がまっているんだぞ。
食い物だって調理された物ではなく生肉や生草、時には虫だって食わなければ
生きては行けない。
雪が家族の物語を語っている時点で雨はすでに死んでいるかもしれない。
実際、雪は雨との別れについてナレーションで語っていない。
そのことで花と大喧嘩の上の中学生としては珍しい寮生活なのかもしれない。
なんといっても雪にとって雨は世界でたった二人の人狼なんだから。
>>508 全くそうは思わんねえ、雨があのまんま人間社会で暮らしていけるとは到底思えん
>>509 動物語が分かるんだから生物学者でも目指せばよかったのにな
511 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/25(水) 00:17:57.89 ID:o4UXecNL
また、見に行こうかな
雪ちゃん、ぺろぺろ
細田守の作品で明確な「大団円」とは言えないような作品って
おおかみこども以外にもある?(続きがあるやつを除いて)
おおかみこどもはみようによっては大団円にもそうじゃないタイプにも見える
デジモンのウォーゲーム、サマーウォーズは明確な大団円だったと思ったが
自分が過去の細田作品で覚えてる&見た映画はこの二つ
(ウォゲやサマウォは世界を救ってカタルシスを与える題材なのもあるんだが)
>>503 直接怒鳴りに来る前に、壁殴って壁越しにうるせーんだよ!って怒鳴られる方がリアルだけどね。
うっかり音出して壁殴られたり、逆に隣がうるさくて殴ったりお互い様のことが多いけど。
それでは済まない場合は怒鳴りに行かないで警察呼ぶ。自分で行くとどんな奴でてくるか分からないから。
男がでてきて返り討ちに遭うかも知れないし。隣の部屋でもどんな奴が暮らしてるか分からないのが
今のアパートの現状。
壁パン→警察官訪問→警察から児童相談所に連絡行って職員来るの流れの方が自然だったかも。
515 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/25(水) 00:20:07.39 ID:HnZiisGl
>>509 >雨があのまんま人間社会で暮らしていけるとは到底思えん
小学校から不登校する子供なんていくらでもいるんだが(笑)
だいたい花は二人を小学校に入学させる気なかったじゃん。
良い映画だったんだが、物語の結末でもやっとした。
・雨はさすがに親に何か孝行してやれよ・・・
自分の世界を見つけたっていうけど、同じ山にいるんならたまに帰るくらいできるだろうよ・・・
無償の愛だとか書くのは簡単だけど、やっぱり母親としては心配だろうに。
いくら作中で花がラスト笑ってるからといっても、
「いや、現実はそんな簡単に吹っ切れないだろ」とどうしても思ってしまう
それがモヤモヤの正体かなと思う
・それを納得させるんなら、もっと雨と自然との決定的なエピソードを入れて欲しかった。
説得力でいえば今上映してるグスコーブドリのほうが遥か格上
花が頑張る描写をそれまで何度も見させられているだけに、やっぱり
雨の行動は身勝手に思えるわ。
そもそも花が雨を見つけられなかったら、完全に失踪だったろ
・雨と雪の和解が全くない
それぞれがそれぞれの道を選ぶのはいいとしても、
お互いの生き方を認めて送り出すシーンがないせいで、
完全に「昔は仲良かったけど大きくなったらお互い面倒くさくなって
表面上だけの会話しかしない姉弟」になって終わった
雨と雪がオオカミになって喧嘩するシーンは恐ろしかった
あれセックスシーンより見せちゃいかんだろ
男が怖がる女追いかけてボッコボコにしてんだぞ
しかもその後幼女の痣だらけのシーン
あれは気分悪すぎる
花は泣いてでも、ぶん殴ってでもあの喧嘩は止めないといかんだろ・・・
総括すると、自分的にはエピソードの不足、選択ミスだったと思う。
>「人間とおおかみ、どちらの生き方も選べるようにしてあげたい」
>と育ててきた母親の花は、二人の子供との別れが迫っていることを感じます。
>「まだ、何もしてあげてないのに。」花もまた大きな選択を迫られます。
この記述がまずウソ。
これ企画ではこれでやる、って固めてたんだろうけど、間違いに気づいてたとしても
脚本が出来た後だったんだと思う。
花が雨の不登校を見逃してたのはあくまで「子供を自由に育ててあげたい」
という気持ちだけで、「狼になってもいい」と思っているような描写はない。
「もう山へは行かないで」このセリフが全て。
そのお願いを無視して勝手に山に行く雨。
そして家出した子供を叱りもせず、「がんばってー!」と送り出すシーン
にはめちゃくちゃ違和感があった。
雨が小学校2、3年ぐらいになるまではもの凄い良かっただけに本当に残念な作品
>>510 俺も途中まではそっちの路線に雨は行くのかな〜って思ってた
小学校時代に不登校児だけど、新しい世界へ足を踏み入れる
山で学んだことを糧に、人の社会へ戻って
山をよくするために働いていく……
でもそれ以上に雨はストイックだったな
「先生の代わり」というスイッチが入ったらもう後ろは振り向かない
>>509 人間社会にとって自分は所詮排斥されるべき悪役であることを幼少期から意識していたからな。
その意識がある以上学校だろうがなんだろうが溶け込めるはずがない。
>>515 一生親の庇護のもとで安穏と生きるのと、危険な大自然の中で自分らしく自由に生きる
要は選択なんだね、どっちを選んだ方が幸せと思うか、感じ方は人それぞれってことだよ
>>508 雨が決めた事だ。
自分が決断した事で苦労してもそれは不幸ではない。
雨が山に行くのがなぜあのタイミングでなくてはならないのか分からないんだよな
山の主となる存在が一瞬でもいなくなると山に封じられし祟り神が復活するから、という理由でもあればよかったんだが
あんな広い家で…花はひとりでおばあちゃんになってゆくのか…
野菜を育て、近所のジジババと茶を飲み…
恋愛しても出産しても、やっぱり人生とは自分ひとりで歩むものなのだなぁと思ったy
このスレ最初から読んでみたけど、自分が言葉にできなかったことを書いてくれてたり違う解釈があったりしておもしろい。
「雨はオオカミ寄りだから「おおかみ悪者なのヤダ」」っていうのには目からウロコだった。
その人生を幸せととるか不幸ととるかは、本人にしか決められないこと。
この映画にはそれぞれの人生がただあるだけ。見る人の数だけ答えがあるのかと思う。
>>516 オヤジが最後「雨は自分の世界を見つけた。大丈夫だ。」みたいな事言ってたろ
だから最後は辛くても山へ送り出せたんだろ
>>508 成長してもやっとしていくのがいいスパイスだと思ったけどな
子供の、特に異性である男の子の内面がわからなくてやきもきするリアルな母親の気持ちだよ
そしてもやもやしたまま子を送り出すのが母親の宿命であり度量の見せ所だと思う
こんなゴミ映画に感動できる人って、本当にしょーもない人生歩んでそう
526 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/25(水) 00:32:31.11 ID:HnZiisGl
>>518 >人間社会にとって自分は所詮排斥されるべき悪役であることを幼少期から
>意識していたからな。
お前ちゃんと映画見てないのか。
そのとき花は「お母さんだけはオオカミの味方だからって」言ってただろ
>>523 実際の親父が言ったのなら説得力があるけど親父の幻覚じゃあ
>>516 >・雨はさすがに親に何か孝行してやれよ・・・
子が親離れをして自立する、これ以上の親孝行があるだろうか?
>・それを納得させるんなら、もっと雨と自然との決定的なエピソードを入れて欲しかった。
老狐を「先生」と呼んで山のことを学んでいる、この描写だけで充分だと思う。
>・雨と雪の和解が全くない
あの大喧嘩がターニングポイントでしょう。雪は雨と同じ生き方は出来ないとあそこで悟った。
その証拠にそれ以降は学校に無理に誘わなくなった。
>総括 以降
あなたは花を母親像として美化しすぎなんだと感じた。
花だって子育て素人なんだよ、当初は「人間とおおかみ、どちらの生き方も選べるようにしてあげたい」って気持ちだったけど
長く育ててるうちにその気持ちも揺らいでいた、最後の駐車場シーンでその心の揺れが良く描かているように、私には感じられた。
敢えて反論してみたけど、そういう捉え方も出来るんだと参考になったよ
>>526 所詮そんなのはマジナイにすぎん。おみやげみっつたこみっつ、痛いの痛いのとんでけ
母親以外には許容されない、家庭内という狭い範囲でしか存在しえないなら社会には出られんわなwwww
>>503 東京モンだけど、アレは最初ヤなヤツ〜〜
でも、一瞬の後毎晩毎晩泣かれたら、自分は我慢できるだろうか…?となった
数年後…山で遭難した花にの女の子を助けた成人雨のエロい話はよ
533 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/25(水) 00:43:10.26 ID:AnZfyUuU
先生が雨に色々教育してくれてたのは自分の役目を引き継いでほしいという想いがあればこそ
先生を裏切ってママにべったりendならそれこそバッドエンドな気がする
雨は人である前に狼なのだから10歳なら十分成獣
そんな悲しい結末とは思わんけどね。
おおかみを選んだとはいえ、
雨を一人前に育て上げたというのは大きいよ。
それに、地域のコミュニティに溶け込んでるし、
いずれは雪あたりが孫を連れてくるかもしれんし。
どこかの馬の骨と再婚して都会に出てくることが幸せとも思えんしねえ。
おおかみこどものオンライン
おおかみこどもの雨Ver
おおかみこどもの雪Ver
角川さん選択性ゲーム化はよ。
>>480 記憶を失ったら先生からの今までの教えが・・・
おおかみの本能と先生の代わりで森で生きることを決めたんだろう。
決断するまでかなり悩んでたし。
先生がもうじき死ぬと言ってからあの嵐までは花の言う通りにして、
家から出ずに花の目の届く場所にいたそうだよ。
まあ、これは小説版を読んでようやく自分は理解したことだけど。
538 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/25(水) 00:48:28.48 ID:3ixsMI5y
みたー、既に言われてるっぽいけど、雨の判断がなぁ。。
雪は人間で、雨は狼でっていう最初に決めたオチに無理やり持ってった感があるわ。
あの判断をするって部分には。親父を絡めたなんか大きなエピソードを挟むべきだったんじゃない?
まぁ最高に面白かったからいいっちゃいいんだけどね。
539 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/25(水) 00:48:47.00 ID:Q2+NcDuK
俺は素直によい作品だと思った。
今まで見た映画の中で一番感動した。
特に最後の「しっかり生きて」は泣いた。
この物語における一番のテーマは「雨の巣立ち」だろうと思う。
繊細で弱虫だった雨。
トカゲや三毛猫すら怖がり、何かあるとすぐ母親の花に「大丈夫、大丈夫」と背中をなでてもらっていた。
しかしそんな弱虫だった雨は身体的にも精神的にも急激に成長し、
いつしか自分の意志で、母親の知らない世界に入っていってしまうようになる。
(ちなみに柱に雨と雪の背丈を刻む描写があるが、あれは初め雪よりも低かった雨の背丈が
急激に伸びる様子を描くことで、雨の飛躍的な精神的成長を喩えているものだろう)
当然花は、野生の世界に行こうとする雨を引き止める。
だが雨は母親の心配など歯牙にもかけず、どんどん花の知らない世界に行ってしまう。
花は雨の将来が、とても心配だった。だから、どうにかして雨を引きとめようとした。
親のエゴ、といわれればそうかもしれない。
しかしそれは我が子を深く愛するが故であり、その愛はとても尊いものであるように思う。
豪雨の中、山で雨を探しているときも同じ。
「お腹がすいて泣いてるんじゃないか」「」
(台詞うろ覚え。確か2句に分かれて「〜泣いてるんじゃないか。〜るんじゃないか」という感じだったと思う)
今すぐ雨の元に駆けつけて、昔のように「大丈夫、大丈夫」をしてあげたかった。
甘える雨を抱きしめてやりたかった。
でも花の知らないうちに雨は大人になり、花の元を去ろうとする。
それはどんな子供にもいつか必ず訪れる「巣立ち」のとき。
その雨に対して、花は「いかないで」といった。
花には昔の雨――繊細で弱虫だった男の子――の記憶が残っていたから、
雨の将来が心配で心配で仕方なかったのだ。
540 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/25(水) 00:49:26.23 ID:Q2+NcDuK
「まだなにもしてやれてない」
それはきっと、花の本心だったのだと思う。
弱虫だった雨は、自分の知らないところで勝手に大人になろうとしていて、
花は一種の無力感のようなものを抱いていたのだろう。
それに対して雨は何かを訴えるような目を投げかける。
きっと「そんなことはない」と否定したかったのだ。
母親の花は、自覚こそしていなくても、たくさんの愛を自分に与えてくれたのだから。
繊細で弱虫な雨。「大丈夫して」とせがむ彼を、花は優しく包み込んであげた。
そんな幼き日の記憶が、雨を深いところで支えてくれていたのだから。
そして振り返って、花に何か話しかけようとした。「そんなことはないよ」というために。
だが、それはできなかった。
なぜならそれをしてしまえば、巣立つことができなくなってしまうから。
母親に生活を依存していては、いつまでたっても大人になることはできない。
だから雨は旅立ちを選んだ。
たとえそれが、自分の全てを包み込んでくれる母親の陽だまりのような温かさを失うことを意味したとしても。
大人になるというのは、そういうことだから。
静止を振り切って、山を登ってゆく雨。
花は彼に手を伸ばすが、届かない。
ついに崖のてっぺんまで上り詰め、雨は何をしたか。
遠吠えである。
狼の象徴。雄々しき咆哮。
夢の中の狼男の台詞「この子はもう大人だよ。自分の世界を見つけたんだから」
雨は狼として生きることを決めていた。
それが雨にとっての「自分の世界」だったということに気づき、花はついに、
自分には理解のできない世界で雨がもう一人前になっていたのだと悟る。
自身の心配がまったくの無用の長物であり、自分の庇護、「大丈夫、大丈夫」がなくとも、雨はしっかり生きていける。
そう確信する。
だから最後には花は母親として、雨の選んだ自分の道を応援することにしたのだ。
「しっかり生きて」
私は、花はきっと初めからそうなることがなんとなくわかっていたのだと思う。
引越しを決めた日。花は雨と雪にこう言った。
「引っ越そうと思う。狼と人間、どっちも選べるように」
サマーウォーズこいこい
>>523 >>524 うーん……雨は母親のこと考えなかったんだろうか。
自分は中学生のとき自殺を考えたんだけど、
その時想ったのがオレが死んだらカーチャンはどうなるんだろうって事だった。
父ちゃんはオレが赤ん坊の頃に死んだんだけど、
オレ小学のときに難病になったんだ。
発作が起きると池沼の寝たきり老人みたいになるんだ。
自分で全く体が動かせないから、メシをカーチャンに食わせてもらうんだけど、
もう生きてる価値ゼロだろこれ、って恥ずかしくなって死のうと思った。
でも母ちゃんのこと考えると出来なかったわ。
こんな病気のオレでも気持ち悪がる顔ひとつせずに看病してくれて、
寝返りうちたいか?なにか食べたいものある?って頻繁に話しかけてくるんだ。
あ、ごめんこれ長くなるからやめる
ようは雨酷いよなって話
雨は同級生いなくて友達いなかったから孤独な俺かっこいいになったんだろ?
一年違っても姉ちゃんのクラスで勉強すりゃよかったんや
>>541 あのド派手演出の花札ゲームは確かに無いなw
545 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/25(水) 00:51:52.44 ID:Q2+NcDuK
ちなみにこの作品における狼と人間の対比はすばらしいと思う。
劇中で雨と雪は狼と人間のどちらを選ぶかで大喧嘩する。
それに対して細田監督が与えた答えはなんだったか。
雨は狼を選び、雪は人間を選ぶというエンディングから導き出されるのは、「そのどちらも正しい」という結論。
悩んで、迷って、自分で選び取った答えに、優劣はつけられないのだ。
雨と雪はこれからもたくさんのことで傷つき、苦しみ、煩悶して行くと思う。
しかしきっともう歩みを止めることはないに違いない。
俺は一人と一匹の兄弟と、その優しい母親が、この先も幸せになってほしいと願わざるにいられない。
それこそおとぎばなしのラストシーン「こうしてみんな末永く幸せに暮らしましたとさ」と同じように。
以上が受験中なのに映画見に行っちゃった浪人生の妄想。
花の通っていた大学がやたらと東大の本郷キャンパスに似ている気がしたのは気のせいか。
(東京のはずれの国立大学という設定もあっていると思う)
ごめん。時間がなくて、推敲もまともにできなかったけれど、俺はこの作品が大好きです。
もう寝ます。明日も早い。一方的に書き込んですみません。
いや、親は子供が巣立ってくれればそれだけで十分なんだよ。
別に育てたから見返りくれとかそういうのないから。
親より先に死なないでいてくれるだけで嬉しいもんなんだよ。
547 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/25(水) 00:57:18.52 ID:3ixsMI5y
キャンパスは一橋って出てたよん。
>>529 そうするとやっぱり、観る人によってハッピーかそうじゃないかってのは分かれるんだね。
オレも「この作品はハッピーエンドだ!」って思ってる作品がバッドエンド派と分かれてるからよく理解できる。
自分は狼になったことないから、ちょっと人間寄りの感想になってしまうのかも。
なるほどなー。
ありがとう、参考になりました。
549 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/25(水) 01:00:42.84 ID:HnZiisGl
俺的にはもったいないなって思ったね。
折角、花とおおかみこどもの営みを上手く
描けていたんだから、その家族の営みから
雨が狼として旅立動機付けな足り無すぎる。
せめて山で絶滅したはずの人狼の家族などを
だして雨が人として暮らすか、狼として暮らすか
の葛藤を描けばもっとよかったのに。
雨と山とのつながりが一匹の狐であり、その狐も
すでに死んだ後で山に入る行動がめちゃくちゃ
不可解だし、せめてもののけ姫のサンのような
擬人化された動物たちとのふれあい描いていれば
まだ説得力があったのに。
この作品にはファンタジーだ不足している。
>>542 あのどこからか聞こえてきた遠吠えは「俺は今日も元気です」っていう
母親を安心させてやるものなんじゃないの?
別に遥か遠くの山に消えた訳でも死んだわけでもないし、そんな酷くもなくね
少なくとも縦貫と電車代払わんのはアカン
あと車の映像が画像取り込みなんもあかん
つかいつ免許とったし
>>552 モデルの町はもっともっとよそ者嫌いの排他的なムラ社会のはずだがね、アニメだからね…
韮崎のお爺もよそ者だから親切ではあったね
とりあえず明日2回目見に行くぞー。
免許証以外に確認しておくことあるかしら?
>>550 その前に、あんな台風の日に行かなくても良かったんじゃないかとは思うんだよなあ
崖から落ちてあわや母ちゃん死ぬか、台風関係ないけど母ちゃん熊に襲われて死ぬか…
あれってそもそも雨のせいだよね。
本当に死んだらどうしてたんだろうかって思うと100%スッキリしないんですね。
ラストの遠吠えは納得いくんだけど、そこまでがイマイチ感情移入できんかった
>>551 あれキセルじゃなく学内の図書館に入れてるんだろ
>>543 どちらかと言うと同級生と馴染めないのは、自分の居場所はここじゃないからと疑い出したんじゃないか?
これ、もし雨がおおかみこどもじゃ無く普通の子供だったりしたらw
>>556 でもカードいるならどちらにしろ無関係者立ち入り禁止なんだよなw
>>557 多分あの日に溺れ死んでるね
559 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/25(水) 01:13:59.86 ID:PE5hVM9k
ほくしんクリーニングと白十字のお店が映えてたな
国立かな?
やたら見た事ある街並みだった
最後の描写が
雨→山へ
雪→寮へ
花→1人田舎に取り残され単身世帯へ
若者が地方から離れていく過疎化が問題視される昨今、
やはり最後は巣立って家を出て行ってしまいぽつんと1人になっちまう最後だったのが気になった
最近問題になってる高齢者の孤独死路線まっしぐら
駆け足で進み唐突にひとりぼっち宣言にはちょっとな
ちょろっとつけたすべきな気がした
まぁ楽しかったから良かった
よい作品でした
どっかで後日談が語られるなら雨はたまに人里に戻ってきてくれたり、雪は就職して結婚して子供つれて里帰りとかしてくれないかなぁ…
561 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/25(水) 01:16:15.54 ID:HnZiisGl
なんか、もったいない作品だなー。
折角、花とおおかみこども達の営みを上手く
描けていたのに、その家族の営みから雨が狼と
して旅だっていく動機付けが足り無さすぎる。
せめて山で絶滅したはずの人狼の家族などと出会い
人狼との交流の中で、雨が人として暮らすか、狼として
人狼達と暮らすかについて葛藤するさまを描けばよかったのに。
雨と山とのつながりが一匹の狐でしかなく、その狐もすでに死んでいる。
そんな状況で家族を捨てて狼として山で生きることを決意するさまが
ただただ不可解だ。
これじゃあ本人の意思とは関係なく人としての記憶が薄れ、しだいに
狼としての心に支配されていったうえの行動にしか見えない。
せめてもののけ姫の狼少女サンのように山での擬人化された動物たちと
のふれあい描いていればまだ説得力があったのに。
この作品は物語の核の部分がファンタジーのくせにそれ以外の部分に
ファンタジーが不足しているため物語のバランスが悪くなっている。
そもそも狼の死体を袋にいれてゴミ収集って…
563 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/25(水) 01:18:51.18 ID:PE5hVM9k
>>561 描きたかったけど尺が足りなかったんだろうな
>>562 監督は変なのは分かってるけどわざとだろうな
確信犯
都会の理不尽さ
雪と草の物語も見てみたいよね。甘酸っぱい恋物語もいいし
この映画みたいに静かに人生が流れていって、雪の腕から子供が巣立って行くさまを想像するのも泣けるわ
あそこって花が絶対に死体を清掃員から奪い取って
持って帰ると思ったけど違った
雨が山に入ったことが納得いかないと思うのは、
やっぱりまだまだ子供でいて欲しかったっていう母親のエゴなんだろうなぁ。
小説には、花に「山に入らないで」って言われたあと、
学校にも行かずに家にいる雨が、ずっと空をみてるっていう描写があった。
花は、自分のエゴで息子を縛り付けているって自覚してる描写もあったし、
覚悟はしていたんだと思う。
もちろん、映画ではそこら辺の繊細な心の動きは描かれていなかったけど
小説読んだあとだと、雨を見送った花に何となくだけど納得できた
>>562 それうちで飼ってた犬なんです!って言ったら返してくれたのかなぁ…
>>569 埋葬もせずに腐らせて腐臭で通報されて家の中に入ったら子供2人もろくにご飯を食べさせずに餓死寸前の状態で…
って立ち直れないルートになってた気がする。
そりゃ10歳だもん、狼では10歳は・・って都合良い時だけそういうこと言われてもね・・・
俺もっと王道ストーリーを予想してたのかも
雨「なんで狼はいつも悪者なの?」
↓
狼なのが村人にバレる。家族総スカン
↓
村のピンチ
↓
雪「イイ狼だっているんだぜ!」
雨「山のみんな…オラたちにパワーを分けてっくれぇ!」
雪&雨「うおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
↓
村救われる。ハッピーエンド
あの狼の死体を清掃員から強引に奪い返して
高尾山とかに埋葬していたら
雨が山を選択したのも説得力が出たかもな
574 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/25(水) 01:33:38.46 ID:HnZiisGl
>>568 >やっぱりまだまだ子供でいて欲しかったっていう母親のエゴなんだろうなぁ。
いくらおおかみこどもとはいえ実際は狼の血は25%以下の雨が人の心を序々に
失いながらついには狼として家族を捨てて山へ入っていくのを受け入れられるかよ(笑)
この映画の田舎がやたら開放的に思えるのは村人が全員標準語だから
本当はコテコテの方言で何を言っているのか分からないレベルでないとおかしい
それか花がピンチ→救う的な、トトロ的なやつ想像してたわ
田舎のボロ民家を走り回る雪見て、たぶんそう思ったんだろな
>>574 でも花は、子供たちが人間でも、オオカミとしても生きていけるようにあの田舎の家に引っ越すことを選んだんだぜ
そんで、いざ子供が自分の意志でオオカミとして生きていくことを選んだら、
やっぱり人間のままでいて欲しいなんて願うのは完全にエゴだろ?
>>417 雨の側の描写が薄かったり動物が話さなかったのは、花=人間視点である部分強かったのかも?
観客も狼の気持ちなんかわかるわけないんだし、その辺敢えて描かないって感じにしたともとれる
人間と動物との考えの違い、ギャップというかね
師匠と花が「ウチの息子がお世話になってますぅ」なんて談笑なんかしちゃわなくてよかった
>>458 じじいが言ったってのもあるし、なにより花のそこ知れぬ生きようとする努力に皆胸を打たれたんだろう
俺たちが胸打たれたようにw
サマヲと時かけのが面白いんだけど好きなのはおおかみだなあ
都会の人には狼を大きな犬に見えたのかね?
狼の死骸なんて珍しいんだからどっかの研究所のサンプルにでも運ばれるんじゃ?と思ってた
>>564 単純にケモロリショタ、若妻未亡人、エロい姿態の思春期の少年などの製作者の趣味をスクリーンの上で動かすための口実としてストーリーが後からついてきたみたいに見える。
イケメン狼男とのリア充生活なんて見るほうも作るほうも虫唾が走るんだろうな。おおかみゴミのシーン見て、仕方なく本当に産む機械として出したんだろうなってのが凄く伝わってきた。
幼女には興味がある様だったけど男児の方は思春期じゃないと駄目らしいから前半の雨の空気感も、要するにケモ幼女が暴れまわるのはおおいに大歓迎だが男児は思春期まではノーセンキューという製作者の趣味を、
雨が双子ではなく弟でありしかも幼児のうちは大人しいという事にしておくことで無理なく表現してる様だな。
>>572 思った思ったw それにしちゃ予告がしっとりしてるから、シリアス気味だろうなとは予想してたけど。
とりあえず予告で見た「雪のたからばこを見て逃げ出す友達のシーン」は、ハブられ展開だと確信してた。
かけっこシーンでも、いつ我慢できずに四つ足で走るかハラハラしていた。
そんな悲しい展開もなく雪ちゃん友達いっぱいできてよかったよーーー
>>582 東京の川に獣が落ちてたら、一般人はまさかオオカミだとは思わないだろうなぁ
自分でも「なんか珍しいでっかい犬が死んでるから片付けてください」って通報するだろうな
あのシーンで見ず知らずの人がさりげなく傘を差し出すところが地味に好き。
宮崎あおいがゲストの志村動物園におおかみ犬が出てたけどめっちゃ格好良かったな
>>583 制作陣のある部分は明らかに「少年」が好きなんだろう、という確信を持ってきた
時かけは別だが、少年のエロスが出てきすぎだと思う
今日のNG
>ID:HnZiisGl
花は子供たちが狼人間だとバレることを異常に恐れていたが
そうへいがクールに受け流したように他の人間たちも別にどうでもいいと言うんじゃないかと思ったな
そうへいママくらいだろう狼殺せとか言い出しそうなの
>>534 花が雨を一人前に育て上げたっていうのには語弊がある。
だったら、雪も狼として大人なんじゃないの?
>>577 >子供たちが人間でも、オオカミとしても生きていけるようにあの田舎の家に引っ越すことを選んだ
これも親のエゴだろ。
雨がとてつもなく可愛いな
狼と人間のハーフである彼は馬とロバのハーフのラバみたいに生殖能力が低いと思ってたんだろう
だから平気で中出しして出来ないと思っていた子供ができたときは大いに喜んだ
即座に二人目を種付けしたのは謎だけど
何にせよ子作りは今までの生活や財産を全て捨てる覚悟が必要なんだよな。
そう考えると、うちの親はよく俺を育て上げたものだ。
二人が惹かれた理由がもうちょっと描かれてもいい気はするね
…なんて思うのは古い人間なのかな
ま、若いなら気持ち高ぶれば一気に上り詰めるほうがリアルなのかな
>>542 要は人狼なんて厄介者を抱え込ませていることに罪悪感を感じたんじゃないのかね
自分も母子家庭だったが、母親にはそもそも夢があった。
自分が存在することで母親が自分を養育せねばならんという付加をかけているということに気づいたんで
とにかくさっさと就職して寮に入って金送るようにしたけどな。
旦那狼は途中で謎の死を遂げなければ花を一年中妊娠させてそのうち大家族を築いていただろうな
彼が好きだったのは花ではなく花の子宮だったとしか思えない
ずっと孤独だった彼は「家庭」が欲しかったんだろう
彼もおおかみの姿で行動するには都会に慣れすぎてしまったのだろう
彼が引っ越しの現場でペットの犬に吠えらまくってるのは狼だからかと思ったけど、
よく考えたらなめられとるやないか。
>>539 どんだけ今まで糞映画しか見てないんだよw
大沢たかおはイマイチだった
菅原文太はよかった
なのは?おおかみとハシゴした後にここを読むと、真面目なお前らに土下座したい気持ちになります
旦那狼はイケメンだから花より前にも女に言い寄られて付きあうことがあっただろう
あれが細目デブキモ男なら子孫を残すこともなく血統は絶えて花は普通に幸せな人生を送ったのに
607 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/25(水) 04:41:23.47 ID:gtWUqN12
>>583草平のどこらへんがエロい姿態なの?
ショタかわいくて萌えるのは分かるが。
人里で暮らして時々狼の本能?で狩りとかしてるおおかみおとこに比べて
ほぼ葛藤もなく雪は完全に人間だし、雨は完全に狼だから、結局おおかみおとこってなんだったんだって感じ
都会で狩りとかいってんじゃねーよw
>>608 日本で異国籍の人間と結婚して生まれた子供は成人するまで二重国籍となる
成人したらどちらかの国籍を強制的に選ばないといけないのでおおかみこどもなどという中途半端な状態が許されず
人か狼かどっちになるかを選ばないといけないというこの映画のルールは現代日本の国籍問題を明確に表現している
獣姦シーンでもあるのかなと思って見てきたら本当にあった
となりで見ていた幼女が「はだかだー」と言ってた
花が畑仕事するシーンでローライズのジーンズから
パンツがちらりと見えてるところに細田のこだわりを感じた
とーちゃんは都会ッ子だったんだろう
人の姿で生きてたのに、狼の姿で死んだのはいい表現だと思った
育ての親がいなくて愛情がもらえなく、人として生きるか狼として生きるか
境界でゆらいでいた、と
それで対比として、雨と雪はちゃんと愛情をもらって育てられて
雨は狼、雪は人という道をしっかりと見つけられたってことかな
雨=おおかみおとこ(彼)
の視点で考えても面白いかも。
キジを捕まえた後、彼は死んだが、雨は助かった。
ラストの雨が去っていくシーンと花の夢の中で彼が去っていくシーンは被ってる。
夢の中での死人の言葉って、どう解釈していいんだろう…
ファンタジーとして死人が言葉を伝えたと考えるか、
自分自身もそう感じていたことの結論がああいう夢として現れたのか
おおかみごども、大ヒット、エヴァ超え
アンチ息してる?
616 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/25(水) 06:27:59.72 ID:y0KbXXSF
そういうのやめろ
花にとって、おおかみおとこの突然の死は大きなトラウマになっている筈。
雨の描写には彼の死を連想させるものを多く使っている。
(キジを捕まえようとして死にかける。不意にいなくなる。去っていく後ろ姿。)
花は二度と誰かを彼のように失いたくない。
後半部の雨への執着は、ただ子離れできない母親の姿を描いてるだけではないように思う。
嵐がやんだ後、すっきりした顔立ちで堂々と立っている花の姿からは、子離れできた達成感以上に
一人の人間として抱えていたトラウマを解決できた達成感を感じる。あのカットが一番好き。
>>545 詳しい感想だな参考になった、いろいろ感想出てるけど、おれもあんたに近いな
だた、やはり雪に比べて雨の悩んで・迷ってって部分の心情の描写が足りないので、
その辺が捉え方の差になっちゃうのかもなあ
620 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/25(水) 07:05:06.92 ID:8yD4uvMc
長文書いてから謝るやつ死んだらええねん。
621 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/25(水) 07:07:54.80 ID:byzS9wLD
>>606 仕事をして生活を支え
人に優しい男はキモデブにはならないのでは?
外見どうのという人は、根本から何か間違えている
時かけやSWのようなコメディじゃないんだから
もう少しリアリティのあるものにして欲しかった
>>617 なるほどな、花にそういう感情もあったかもしれんな
最後の雨の服装も父ちゃんにそっくりだったもんな
624 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/25(水) 07:22:53.63 ID:byzS9wLD
>>566 勝手だけど、後日談はもう決めてあるんだ
山に自殺志願の女の子がやって来る
だが謎の狼に助けられて恋に落ちる
それは雨も同様で、やがて子どもができ
子どもと母は花と共に暮らす
雨はときどき山から降りて、子どもに会いに来る
どや!
面白い事に、リアリティに一番欠けるのが人間である花っていうのがね
理想化された母性像は確かに二人の立派な母だけど、逆に苦悩もへこたれもしない大人というのは感情移入できないな
最初の花が主人公っぽいパートを削ってでも雨と雪の葛藤と決断の描写を詳しく描ければよかったのではと思う
人間と交わることで、狼の血はどんどん薄まるんだろうし、
雪は花ほどの苦労はしないんじゃないかな?と楽観的に考えたい
雨は一貫して異常に人間に興味ないから
たぶん発情したら野犬とヤッてると思う
>>624 雨が降りてくるってのいうのはダメじゃね。
人間のように生活するのは許されないんじゃない?
>>623 花が好んで着せてたとかな
ああいうデザインの服ばっかだったろ雨って
かなり彼とダブらせてたようにも思える
幼少雪はうまかったなぁ
しかし冬の凍てつく寒さ…はなかっただろ
雪(人名じゃなく)舐め過ぎ、雪に埋もれてワッハッハとかありえない、マジしんどいぞ、花超人過ぎ、凍死すんぞ
え?
俺、北海道民だけど雪って突入するもんだと思ってたわ
雨と雪が大げんかするシーンでの花はイラっとしたなあ。
どうしたの?てふにゃふにゃ見てんのw
あれだけの大げんかを止めたいなら、
母親は噛み付いて一緒に血だらけになって止めるし、
里まで聞こえるぐらいの大声で怒鳴りつけるっつーの。
なんだあの、手も出さない乙女な母親はwwwwww
細田自身がガキだから大人描けない
雪の斜面に背面ダイブとかよくやるよね
あんなロクに防寒機能もなさそうな家で起き抜けとか体が冷えてる状態で雪にパジャマダイブできる花は超人だろ
おそろしくて無理だわ
自分は花は理想の母親と言う意見には反対したいな
確かに、花は良くできた母親なのかもしれない。10歳までは完璧といっていいほど二人を育て上げたかもしれない。
けどその後は、おおかみこども故に生じる悩みに関しては花は何も出来ず、
どんどん変わっていく子供を受け入れきれず右往左往するばかり。
何も出来ないのなら静かに見守ってやればいいのに、
ついつい親心で口出しをしてしまう。
どこにでもいる等身大の母親だと思ったけどな
突入自体はわりかし問題ないんだけど
あの後、濡れた寝間着を放置するとえらいことになりそうだとはおもふ
雪と雨は「犬は喜び庭駆け回り」状態なのは分かるとして
花の行動はちょっと意外だったな
>>577 花にとって雨の一人立ちがあまりに突然だったからだろ。
花の中では臆病で泣き虫の小さい雨のままだったから心配で仕方がなかった。
でも雨に助けられてもう一人前だと分かったから、笑顔で送り出したんだろ。
>>637 仮にそうだとしたら、一度取っ組み合いする喧嘩のシーンが必要。
子供と何も本気でぶつかってない乙女花wwwwwww
あ、そろそろアンチへ戻るわ
フワフワの雪へのダイブ、雪山でパジャマ姿で遊ぶ、これぞアニメならではの表現方法だよね
そこにリアリティ無いとか突っ込むのは野暮ってもんだぜ
雨が狼として生きる決断に至るまでの理由や葛藤が描き足りないって意見がけっこうあるけど
雨に関してはそこを描きすぎると人間らしさが強調されてしまって、より視聴者に違和感を感じさせるのでは?
俺はあの程度の描写で十分だと思うな
最後もなぜあのタイミングで山に去ったのか?ってわかりにくいけど、
台所で目を光らせてジッーーーっと山の声を聴いてるって雰囲気出してたよね
>>637 そうだな。等身大の母親だな。すばらしい母親だと思うよ。
出版物の違いを比べてみたけどやっぱり映画版と角川文庫版のイラストが一番いいな
ここの下の方に一覧あり
ttp://www.ookamikodomo.jp/sp.html 角川アニメ絵本版は右上と左上のワイプがいらん
コミックエース版は花がちょっと幼すぎ、この時もう25ぐらいでしょ
雪も花も小さすぎて重みが無い。映画版のどっしりと重みを感じる二人の方が好き
で、角川スニーカー文庫版はなんだこりゃw どういう場面なんだw
雨が去る日の朝、雨が雪に今日はいてあげなよって言って、雪があんたがいてあげなさいってのが、ケンカ後の初会話ということもあって好きだな。お互いを認めたんだなと。
そして、雨は覚悟をきめていた。
雨がいなくなった理由を村人に話す際に嘘を付く必要がない。
普通に父親の田舎で後継ぎになった。で良いと思う。外国とか余計な嘘はつかない方が良い。
嫁に雨の大丈夫大丈夫してーっていうと、小島よしおのだいじょぶーだいしょぶーをされる。
651 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/07/25(水) 08:44:56.57 ID:+0KPIW5l
冬山なのに普通のパジャマで寝て起き抜けに雪の中駆け回るのは完全にファンタジーだよな
それゆえに俺はあのシーンが大好きなんだけど
653 :
おかみさん:2012/07/25(水) 08:57:09.85 ID:zHsqYS6k
では、
もりあがったところで
続編についてかたりあいましょうか!
>>529 この解釈で正しいと思う。
結構、雨の描写に説得力不足とかいう意見が多いけど、
細かい表情の表現や心理描写で十分説得力はあった。
セリフだけ追って描写が少ないとか言うのはちょっと違うと思う。
雨と花の別れのシーンに集約されてるよ。
昨日観にいったが設定とか展開とかで泣きたいのに泣けないって感じだったなー。
尺の関係上しようがないんだろうけど母親視点で感情に任せてみれば泣けるのかな?と思った。
つまるところ母親がどう育てようとも子供はいつか決断するよってことなんだろうか。
あとは転校生の母親がロケット団のムサシに聞こえてしまってロケット団の真面目路線の弊害かなーとちょっと思った。
そうそう説得力はあるんだよなーシンプルな筋が一本通ってる
あとはやっぱ演出的な好みの問題なのかな
花は男目線の母親像だろ?息子から見たら母親は超人に見えるよ
花という人間についての映画だから人間にクローズアップする以上
オオカミとなった息子の描写不足は仕方なし
花はやはり理想の母親と言わせてもらおうか
難しい子育てをやりきったよ
子供が自立する時に背中を押して見守るだけという引き際のよさまで含めてな
>>654 そこら辺はどうなんだろうな
個人的にはそれなりに説明されていたと感じるが、
結構な人が説明不足と感じているのも事実だし
もうちょっとちゃんと説明したほうがいいのかも、とも思った
ストーリーの根幹に関わる大事なところだしね
動物側の事情をとくとくと説明しちゃうと映画としてぶれるんじゃないの?
あくまで母視点、人間視点ではないかと
俺が10才だった頃に比べたら雨はまだ考えてるほうだわ
説明しちゃうと途端に人間臭くなるんだよ
雨については感情移入できるギリギリのラインのキャラにしておきたかったんじゃないか?
>>662 人間と自然の調和的なもののけ姫方向にぶれる
あとオヤジの死に方が意味不明なのも同じ理由からだと思う
>>663 うーん確かにそうかもね
ただ説明不足と感じる人も多いから、それは結果としてどうなんだろうって気になったんだ
>>664 それは考えすぎじゃないかな?
説明不足だ、って指摘している人も
この映画のテーマが、人生における選択だ、って解釈して
それに伴う悩みや葛藤をもっと分かりやすくして欲しかったってだけみたいだし
この映画のカメラのピントは終始
人と人の間に生まれる関係性にあわせている
後半の雨が対峙してるのは人ではなく山、森、川
雨と花の間で起こる出来事については描写できても
雨本人についてこの映画は語らない
まぁこんだけ見た人が説明不足って言ってんだから
映画の質を下げてでも雨の内面描写見せた方が良かったと思うよ
ソウちゃんの母親の行動は、女生徒の口から出る嘘か真かわからないウワサ話と、ソウちゃんの被害妄想ともとれる
レベルでしか描かれてなかったから、実際はそれほどひどいことにはなってないような気がした。
やはり描きすぎない映画のほうが昔の邦画を見てるようで面白いわ。