日向マコト
「波動エンジンが持ちません!エンジンがオーバーヒートしそうです!止めるか?」
真希波・マリ・イラストリアス
「だめだ!止めるな!エンジンが停まったら、ヤマトを風に立たせられなくなるわ!
ぶっ壊れてもいいからとにかくエンジンを回し続けるのよ!」
激しい高波に翻弄されているヤマトは、コスモタイガー格納庫から侵入する海水で機関室が水浸しに。
その時、左発電機から電鈴が鳴り響いた。それは、発電機が接地短絡したことを知らせる警報である。
そして、左発電機から激しいスパークが発生。機関員はバケツで水をかけて火を消したが、発電機が止まってしまった。
左発電機の故障で、左エンジンが激しく振動し出した。潤滑油ポンプの故障で、タービンの潤滑がうまく行かなくなったことで、
エンジンが焼き付きを起こし始めたのである。