その者、青き衣を纏いて金色の野に降り立つべし

腐海に手を出してはならぬ。

腐海が生まれてより1000年。人々は腐海を焼こうと試みてきた。
だが、そのたびに、王蟲の群れが恐怖の大津波となって押し寄せてきた。

国を飲み込み、街を滅ぼし、自らの命が果てるまで王蟲は走り続けた。
そして、王蟲の亡骸が腐海の源となり、膨大な大地が腐海になっていくのだ。

腐海に手を出してはならん。

あなたは、腐海の事が何もわかっていない。ここは人間の世界ではない。
パレットライフルを使うだけで、何が起こるか、わからないところだよ。
先ほどの戦闘で、エヴァ用前翼機がたくさん森に落ちて、蟲達が怒っている。
見なさい。上を。

ダイオウヤンマは、森の見張り役だよ。すぐに蟲の群れを作るよ。

腐海って、本来は、人間が汚した世界をきれいにするために生まれてきたものなの。
この砂こそ、ジオフロントにある砂と同じ…。綺麗な音を立てて崩れていく…。
大地の毒を木々に取り込んで、徐々に綺麗にしていく。蟲達はその森を守っている。
王蟲は、腐海の守り神となる最強の蟲。腐海を焼こうとしたり、蟲を殺したりすると怒って襲ってくる。