大人でも楽しめる映画と言っても
オトナ帝国やアッパレ戦国はクレしんに思い入れのない奴が持ち上げてる印象がある
特に戦国はクレしん以外でも成り立つ代物だしクレしん以外の要素が好きな人が持ち上げてるんだろうな
大人でもクレしんの醍醐味を知ってる人なら
「クレしんでやる必要がない」「そういうのが見たければ他の作品を見る」って考えるだろう
そもそも原作は青年雑誌連載で元々大人向けだけど「シリアス」じゃなくて
「笑い」がクレしんの売りだからな
クレしんの良さってのは初期のようなシュールな笑いだよな
大人向けだけど売りにしてるのは笑いだよな
本当にシリアス路線が好きな人だったらわざわざクレしんでやるより
もっと世界観に合う作品かオリジナル作品でやって欲しいと考えるんじゃないかな?
少なくとも自分はそうだ
「クレしんでやったから価値がある」って言ってるの人の気が知れない
寧ろクレしん要素がシリアスの価値を下げてると思う
他映画の話を出して悪いがクレしんの戦国何とかより
アンパンマンのいのちのドーリィとか恐竜映画のおまえうまそうだなの方が泣けるね
アンパンマンは普段から人助けしてるからドーリィ(何のために生きてるのかについての人形)との絡みも説得力も感じる
それにアンパンマンは原作者のやなせたかしの戦争の経験から来てて元々深いテーマがあるしね
おまえうまそうだなは3冊の絵本を元にして絵本とは違う路線になってるけど映画の中々泣ける
食う物(肉食恐竜)と食われる物(草食恐竜)の絡む話だけど
そこから生まれる家族愛がクレしんのよりよほど感動したな
そして「肉を食わなければ死ぬ、生きていけない」というセリフもあったのも深い
アンパンマンのいのちのドーリィもおまえうまそうだなも死んだキャラ(変身物のような敵VS味方の敵役除く)がいたけど
クレしんの戦国なんちゃらの青空侍の死よりも悲壮感を感じた
アンパンマンのはドーリィが「人のために生きる」という事を教えられた後に
絶対絶命のアンパンマンを救う為に自分の命を投げ出して命の星の力を与えた
おまえうまそうだなは弱肉強食の描写として恐竜の卵が踏みつぶされたり、モブの恐竜が殺されたり食われたりもした
そしてゴンザという主人公噛ませ系キャラがいたんだが、やつれた後に主人公(肉食恐竜のハート)に決闘を申し込んで
「死ぬぞ」「道連れにしてやる」というやり取りをした後、決闘に負けて傷を付けられて死んだのも無常感を感じた
アッパレ戦国のスタッフって本当は戦国時代のシリアスさをぶち壊しにしたかったんじゃね?
だって本当にシリアスな空気を大事にしたいならわざわざクレしんなんかでやると思うか?
229 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/06/27(水) 00:03:04.12 ID:3JPp46Cs
なるほど納得と思ったので転載
701 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2012/06/05(火) 01:05:05.69 ID:1gjYcqCoO
最近のクレしんの映画で泣く人って、家族愛というテーマに泣ける自分に酔ってるんじゃないかと思ってしまう…
家族を想って泣く、なんだか重たいしんのすけなんて、しょっちゅう見たくないんだけど…
729 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2012/06/09(土) 17:34:59.28 ID:9DA4vYXt0
>>701 物凄く納得した。
家族愛というテーマに泣ける自分に酔ってるだけだから
どんなに糞な映画でも脊髄反射で「泣けた」「感動した」と言っちゃうんだな。
「クレヨンしんちゃんは大人も泣けるわー。俺しんちゃんから家族愛を教わってるわー。PTAは映画見てねーだけだわー。」
本当にスパイとか最近の映画をちゃんと見てたら今のクレヨソが下品ではなくなったとか口が裂けてもいえないはず。
PTA叩きをしたいがためにクレヨソの薄っぺらくて押し付けがましい糞映画見ても
「しんちゃんの本当の良さを知ってる俺KAKKEEEEEEEEEEEEEE!!!」と盲信してる。
しんちゃんの本当の良さは別に家族愛じゃないから………。
それは一過性なものだから……………。
クレヨソの映画はまるで『流行が過ぎたのにいつまでも同じネタを使ってブレイクしようとし続ける一発芸人』のようだ。
一度で良いから日常物で映画でやって見てほしいかったな。
作者が存命のうちに一度は日常物で映画でやっておくべきだった。
230 :
見ろ!名無しがゴミのようだ!:2012/06/27(水) 00:10:48.56 ID:3JPp46Cs
>最近のクレしんの映画で泣く人って、家族愛というテーマに泣ける自分に酔ってるんじゃないかと思ってしまう…
>『流行が過ぎたのにいつまでも同じネタを使ってブレイクしようとし続ける一発芸人』のようだ。
これらには心底共感せざる終えない
「流行が過ぎたのにいつまでも同じネタを使ってブレイクしようとし続ける一発芸人」という例えには座布団100枚あげたいくらい上手い表現だ
近年のクレしんはオトナ帝国に継いでアッパレで二匹目のドジョウを上手くしとめたのを良いことに
3匹目のドジョウをとろうとしてずっと手を滑らしている状態だった
さらにクレしんもどきになってからはドジョウが居るわけも無い水溜りで必死にドジョウを掴もうとしている状態
こりゃもう駄目だ完全に
「株を守りて兎を待つ」ということわざが似つかわしいか
>>185 アニメ板のほうではその現象を「変化球」という言葉で上手く例えられている
734 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2012/06/09(土) 21:39:43.74 ID:2fBuYUFH0
アッパレや大人帝国大ヒットしたのは変化球的な手法をとったからで…
変化球ばっかり打ってれば皆飽きるのは当然、しかも変化球のクオリティーは進化するどころか退化してるんだから
909 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2012/06/26(火) 22:08:16.28 ID:/6yeeDp00
前にも書かれてたけど、クレシン擁護してる人って大体オトナ帝国とアッパレは面白いって言うだけで
今のクレヨソや死ンメンを見せたらどういう感想が返って来るだろうか?
この映画2作は普段とのギャップのある変化球だったのもあってウケたけど
他の映画の話は全然持ち出さないよなw
今のみさえを見て本気で暖かい理想の家族とでも思えるのだろうか
結局擁護してる人もクレシン=下品っていう認識ってことだね