巨神兵とをシンクロしてみる。
昔の設計の計器類が並ぶ試験室で行われている。
渚カヲル
「巨神兵との同期がうまくいっていないみたいだな。現在のシンクロ率は14、16、20…。起動指数ギリギリかな。」
その時、計器類の指針が全てゼロに戻り、「パルス逆流」の赤ランプが点灯。シンクログラフを表示しているブラウン管表示も乱れた状態に。
渚カヲル
「巨神兵の身体に問題が発生!パルスが逆流!せき止め不能!このままでは、パイロットのナウシカの生命が危険だ!
アンビリカルケーブルを切り離せ!数十秒分の活動時間でしか充電されていないはずだ!」
カヲルの懸命な操作で、アンビリカルケーブルが切り離され、巨神兵は内部電源に切り替わった。
巨神兵は血反吐を吐きながら暴走し、頭をテストコースの壁に叩きつける。その時、ナウシカを乗せたエントリープラグが
巨神兵の首筋から射出され、テストコースの床に落下し、大きな音を立ててたたきつけられる。
真希波・マリ・イラストリアス
「活動停止まであと10秒!8、7、6、5、4、3、2、1、0!巨神兵、完全停止!」