交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい 12
□考察(Q&A)
Q.テレビアニメ版との関連性は? テレビアニメ版と人物設定や世界観がかなり違うけど何故?
A.劇場版はテレビアニメ版の最終話でゴンジイが言ってた人類との共存の別の可能性模索の為に旅立った先、「別宇宙」での話。
その為、テレビアニメ版とは世界観、人物設定が大幅に異なる。良い人が悪い人になってたり、
家族だった人が赤の他人になってたり、それらの逆に、敵役だった人が良い人になってたり、
他人同士が家族になってたりしている。
Q.ホランドがネバーランドと言ってた光景は何? テレビアニメ版の世界そのもの? それともイマージュの記憶?
A.テレビアニメ版の大昔に隕石衝突時にグレートウォールが開き、イベントホライゾン
(=劇場版で言う虹色のトンネル、ブラックホール)の先に別宇宙の存在をスカブコーラルが知ったと
ダイアンが言っていたので、ドーハの悲劇はそれの逆の現象が起きたと思われる。
なので実際テレビアニメ版の世界に行ったとも取れるし、テレビアニメ版でゾーンに触れた時の様に、
スカブコーラル(=イマージュ)の記憶を見たともとれる。
監督はどちらと取って貰っても構わないとの事。
Q.KLFの雲化現象は何だったの? ニルヴァーシュとデビルフィッシュは何故雲化しなかったの?
A.KLF雲化現象と同時期にイマージュの中心核が形成されだした事から、中心核への帰結命令が出たものと思われる。
ニルヴァーシュとデビルフィッシュが雲化しなかったのは、前者は暮らした年数、後者はCFS使用によって
中心核よりライダーとの繋がりが強くなっていたから命令を跳ね退けたのかも?
もしくは世界の八割のKLFが雲化していると台詞であるので、二割はしていないのだから、
ご都合主義的ではあるが、単純に運よく雲化しなかったとも考えられる。詳細は不明。
Q.三倍で歳とるってムーンドギーとケンゴウとか個体差ありすぎで無理ないか?
A.8年前から三倍で歳とった結果が今の姿という訳ではなく、ドーハの悲劇にてネバーランドに行った際、
そっちの世界の同一人物の年齢と整合性を取る為、身体が急速成長、
この時ドギー16歳ケンゴウ45歳の身体になり帰還→帰還後も急速成長が止まらず三倍で歳を取り出したのを
デューイが薬(ダチュラ)で留める→それからは見た目にはそんなに歳取ってないが、中身はボロボロといった設定の模様。
Q.冒頭のワルサワの丘を一人歩く14歳レントンはいつのレントン?
A.当初の予定では、愚連隊配属前夜(西暦2054年12月)、最後にもう一度雪月花が咲いてないか確認しに行ったら、
枯れた花を見つけただけだった。といったシーンがあったらしく、その名残。
Q.アネモネが持っていたのは何?
A.タルホに渡す子供服とコーダに渡す「新世界神話」(コーダ・ラベル著)
Q.序盤909が出撃してない時レーダーに909と表示してたり、中盤月光号の被害報告図なのに銀河号の機体図が出たりするのは何?
A.単純にTVシリーズの使い回しミスかと。
Q.最後のニルヴァーシュは何?
A.あれはニルヴァーシュSpec-V(ブイ)。ニルとジ・エンドが融合した姿。
Q.ラストが駆け足で何がどうなったか不明なんだが? イマージュはどうなったの? 神の鉄槌は着弾したの?
エウレカは何故記憶をなくして、レントンは蘇ったの?
A.イマージュはニルヴァーシュの浄化能力により雲に変化(この場合量が多すぎたのか津波が起こる程の水になっている)して、
水(あるいは「星の粉」)として星の一部となった。
神の鉄槌は、イマージュによる世界の改変のためのエネルギーとして使われた。
エウレカが望んだ世界(=ネバーランド)は、ホランド達がいう「ネバーランド」ではなく、
あくまで幼少時を過ごしたワルサワで、レントンと共に雪月花が咲く丘を見守りながら暮らすこと。
(トークショーによると異世界に幻想を抱いて生きるのではなく、自分の物語を生きろというメッセージとの事。)
エウレカの記憶(=地球の情報)を代価として願いが叶い、レントンの傷が治り、瞳の赤い筋と共に短かった寿命が消え、
日の光に耐える体になった。
Q.最後の枝を加えた鳩の様な空船は何?
A.モチーフはノアの箱舟にて、大洪水の後、鳩を放ったら、鳩が小枝を加えて戻って来て、平和が訪れた事を告げた場面。
だか作中での意味(誰が乗ってて、何が目的で飛んでいるか)は不明。