>>850 こんな感じかなあ。長文ごめん
主人公・・・本番だと調子がでない数学のスペシャリスト。パソコンも得意でOZの下位管理者でもある。
ナツキ・・・明朗活発。田舎にある名家の末っ子。おばあちゃんには厳しくもとても可愛がられる。
世界は鉄壁のセキュリティを誇るOZシステムに頼り切っていた。
故にOZシステムは、公共、医療、衛生、軍事機関に幅広く利用される。
そんな中、ナツキがおばあちゃんの90歳の誕生日、婚約候補のために主人公と実家を帰省する。
一人っ子の主人公は、賑やかなナツキ一家に戸惑いながらも楽しんでいた。
疲れ果てて、眠ろうとしたその日の夜、主人公宛に数学の難問メールが届く。
今までも一度も見たことがない、容量オーバーの警告が出る。それほど膨大な数字列だった。
それはいつもやっている数学オリンピック者向けの世界共有サービス問題集だと思っていた。
だけど、いつもと違うような違和感があった。
普段なら解けるはずもない問題は、環境の変化のせいかなぜか冴えていた。
なんとか一晩かけて問題を解き、質問者へ返信回答。回答を待つ前に寝てしまう。
これと同時刻に、OZシステムが誰にも気づかれずハッキングされてしまう。
二日目は賑やかながらも普通の田舎日常が繰り広げられる。
三日目から徐々に世界が徐々におかしくなっていることに気づく。
(交通機関の遅延、公共機関システムの受理、医療機関の手配ミス)
四日目、これまでの規模とは比較にならないほど混乱し、世界は大パニックへ。
最強を誇っていたOZシステムが何者かにハッキングされたことを世界のニュースが報道する。
事実を知った、主人公は原因究明に務める。
ナツキおばあちゃんは、事態を早急に察知し、政治、軍事、企業、財団の上層部を励まし、事態を沈静化させる。
ナツキおばあちゃんは、完全徹夜による激励の過労により緊急入院。OZシステム依存型の人体監視が必要になる。
これは世界に一台しかなく、人体のあらゆる機関を代わり成し、生命の維持を務めるというもの。
それを裏目にOZをハッキングしたAIは、全世界のあらゆるシステムのアバター、権限を取り組んでいく。
そこにナツキ家、最後の家族(元OZシステム開発者、世界を放浪していた)、ワビスケが帰省する。
AIハッカーはサイバーテロ対策のために作られた人工知能研究機関がネットに流出したものだった。
事態を把握したワビスケは主人公らと、バーチャルワールドに存在するAIを倒そうと団結する。主人公の数学力がキーになる。
全世界のアバターが主人公達の勝利を応援した。
各家族の権限をフルに活用して、ハイスペックマシンを構築させ戦いを挑むが敗れる。カズマによるバトル終了
敗北の日と同時にOZシステムハッキングの影響と思われる患者が一名、日本国内(ナツキ家とは関係ない)で死亡。
世界のあらゆる機関、人々がハッキングされたOZシステムに接続用とするが硬すぎる防壁のため失敗していた。
そんな中、主人公達だけが突破したことを脅威に感じた、AIは防衛本能を最優先させ、即座に実行した。
それまで正常だったワールドクラックがハッキングされ、謎の1:00カウントダウンが始まる。
そのカウントダウンが何かはすぐに判明した、映し出されたディスプレイには全世界が核攻撃の危機にあることを示す。
世界の政府は、対応策を検討したが、OZシステムハッキング(あらゆる管理者権限が強制凍結)の復旧で手一杯で何もできなかった。
世界は絶望した。
病院で交代制で看病している家族から、ナツキおばあちゃんが危篤状態にあることが知らされる。
もはや、病院に設置されている人体制御システムによって生きている状態。さらに絶望し、取り乱すナツキ一家。
全世界核攻撃まで30分
だけど主人公だけが諦めていなかった。ナツキおばあちゃんにみんなを頼むと言われたことを回想する。
もう一度戦うことをナツキ一家に呼びかける。しかし、ワビスケは同じやり方をしては絶対に無駄だと伝える。
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