>>780 感動できない。説得力がない。あれで感動しろというのも無茶な話。
初見では「いきなりハクの真名を思い出し、手を繋いで二人して泣きながら落下していく」という字に起すとトンでもないシーンだった
ハクの真名を思い出し救う事に説得力を持たせるなら、湯婆から名を返して貰ってからにすべきだった。
名を返して貰う→過去の記憶がよみがえる→琥珀川うんたらかんたら という流れ
だがパヤオは従来の演出法への飽きからやらなかったし、才能の枯渇からできなかった。
おまけに「大当り」のシーン(子が親を選ぶ事はできない)がどうしてもやりたかった
考えてみてほしい。銭婆から直で「大当り」ならさすがの ID:sTK+pEaY も感動できなかったのではないだろうか?
名を返して貰ってからハクを救うとしてどう演出すればクライマックスに相応しいシーンになっただろうか?
この他にも様々な要因があって現在の形に落ち着いたのだろう。
だが最後までついていけず振り落された身としては悪い意味で妥協したといわざるを得ない
結論。音楽に背景、様々なキャラクター、有無を言わさずフィルムを推し進めていく「流石の演出力」と観るべき所の多い作品ではある。
が、この作品を観て「感動した」なんて言う奴は阿呆