魔法少女まどか☆マギカ考察スレ74

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60871スレ966@転載禁止
新房総監督は各所のインタビューなどで次のようなことを語っています。
「ほむらの叛逆がなければQBは他の魔法少女で同様の
実験を繰り返しただろう」

自分はこれには違和感を感じてました。
QBの映画後半の説明からは次のように解釈できます。
「まどかを知っている唯一の存在であるほむらを対象とした実験でなければ
まどかを結界内で具象化できなかったはず」
>>421-422も同様の考えと思います。

他の魔法少女で同様の実験をしてもまどかを観測できないはずと思っていたのですが。
新編では「円環された魔法少女達も円環の理の一部となった」ことを失念していた
ことに気付いて、いまさらながら新房氏の考えに納得できました。

ほむらが叛逆しないでそのまま円環に導かれていた場合。
QBが杏子やマミさんに同様の実験を仕掛けると。
彼女達が現実世界でまどかのことをまた忘れていたとしても、ほむらやさやかが
円環の理の使者として結界へ侵入できる。

そしてさらに杏子/マミさんが円環に救済された場合。
おそらく魔法少女歴の長い杏子/マミさんには他の町の魔法少女と面識があるかもしれない。
その魔法少女が実験対象になれば、円環された杏子/マミさんが結界に侵入できる。

QBの目的は「まどかの観測/制御」でなくて、「円環の理を観測/制御」することです。
新編で「円環された魔法少女は円環の理の一部になる」と知ったQBが実験を繰り返せば、
やがては「円環された魔法少女」がSGを浄化するのを観測できそうです。

やはりほむらがあのまま円環されていたら、QBは他の魔法少女で実験を繰り返しただろう、
ということに納得できました。