宇宙戦艦ヤマト《リメイク全26話構成版》(未完成メモ)【ヤマト発進編】#1〜2
#1『イスカンダルの使者』
冥王星会戦
圧倒的なガミラス艦隊の前に苦戦の沖田麾下の地球艦隊。
交戦中に太陽系外から惑星間航行速度を越えて侵入してくる宇宙船(イスカンダル船)に「我々の作戦は成功した」と呟く沖田。
沖田艦隊の壊滅と古代守の死(死んでないが)
古代守はこの作戦がガミラス冥王星基地を叩く作戦だと信じて散っていく。
それは表向きで、実はイスカンダルの使者をガミラスの目からそらす「陽動作戦」であった。
極秘であったため、それを伝えられず古代を戦死させてしまった沖田の罪の意識。
火星に不時着したイスカンダルからの使者(サーシャ)からメッセージカプセルと波動エンジン起動ユニットを回収する古代進たち。
それは偶然ではなく、そのために自分たちは火星での待機命令を受けたのでは?の疑問がよぎる。
*古代と島はオリジナル版では火星の観測所で訓練中だったが、特命を帯びて火星の防衛軍基地跡(廃墟?)で待機していた事とする(任務について詳細は知らされてない)
火星基地跡>イスカンダルの使者とのランデブーポイント
サーシャを埋葬する古代たち。火星に寂しげな墓標が一つ建つ。
撤退してくる沖田艦。
機関室では徳川たちが、何故わざわざ火星軌道に立ち寄るのか訝しがっている描写を入れ、徳川が沖田とずっと一緒にやってきた老機関長である事などを示唆。
火星軌道で古代たちを収容して一路地球へと帰投する沖田艦。
艦橋で沖田に報告をする古代たち。
「兄さんの艦は…?」の古代に言葉を持たない沖田。
「沖田さんが帰ってくる」
沖田の後輩、土方が藤堂長官と司令部で話している。
藤堂「大きな犠牲を払った…しかし作戦は成功したのだ、土方くん」
土方「・・・・」
不時着したものなのか、ガミラスのマークが付いた宇宙艦の破片。
*#2で、ここから敵の名称が「ガミラス」である事や「ガミラス語」を解析した事を示唆。
沖田艦の眼前にやがて見えてくる地球。
それは我々の知る青く美しい惑星ではなく、醜く赤く爛れた星である。
沖田の口から語られる、そこへ至った状況と沖田の決意。
帰還した沖田艦から、古代たちの目を通して地球の惨状、地下都市の説明など。
オリジナル版より深刻な描写、滅亡への危機感にリアリティを持たす。食料危機、放射能対策、暴動、etc
*艦艇ドックは対放射能遮蔽服を着用。地下区画上方は放射能が進行、防護壁を設けてるとか。
沖田の見舞いに訪れている土方。
主治医である佐渡が診断している(佐渡のキャラクター紹介>オリジナルのコメディ要素は押さえる感じか?)
沖田の怪我よりも、その病状(宇宙放射線病)を心配している土方。
恐らく土方は病状が思わしくない沖田がイスカンダルへ旅立つのに内心反対だったのだろう。だが沖田の決意は固い。
「もう、お前を止められんな」の土方に「地球の事を、頼む」と沖田。
後任の艦隊司令長官となる事を引き受ける土方。
そこへ報告に訪れる真田。
イスカンダルの起動ユニットの事、ヤマトの状況(ヤマトという言葉はここでは出さない)乗組員の名簿など。
そこに古代や森雪の名前(顔写真)を見つめる沖田「・・・・」
新造宇宙船の士官候補として訓練を受けてきた古代と島は土方の呼び出しを受ける。
しかし、この時点ではそれがヤマトだとは知らされておらず、自分たちが乗るのはヤヨイ計画で地球を脱出する船だと思っている。
「俺たちだけが地球を脱出するなんてできない」の古代に島が「噂だとヤヨイ計画は変更されたらしいぜ…確か、ヤマト計画って」「ヤマト計画?」
土方は彼らの宇宙船士訓練学校時代の恩師でもある。
古代たちが土方のの許にやってくると、そこには美しい女性、森雪が立っていた。
サーシャにそっくりな容姿を持つ森雪。「そっくりだ」の古代と島。視聴者と疑問を共有して後の「ユキとサーシャは何か関係があるのでは?」という期待に繋がる感じで。
新型機コスモゼロが置かれている。
しかしそれは、防空の為ではなく別の目的の為に運用されると言う。
防空警報が響く。どうやら敵の無人偵察機らしい。
無人偵察機は沈没戦艦大和をサーチしているらしい。
コスモゼロの操縦訓練を受けてきていた古代は島と共にコスモゼロで飛び出していく。
だが試作機のコスモゼロは武装を外していた。
敵の偵察機を取り逃がし、エンジントラブルで不時着する古代のコスモゼロ。
ラストで赤錆びた大和の残骸を目撃する古代たち。