魔法少女まどか☆マギカ考察スレ63

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18メロンさんex@ご利用は紳士的に
前スレに書き込んだ、キュゥべえが嘘をつけるかどうかに関するFAQを改訂してみた。


まず、「嘘」という言葉の定義だ。「嘘」とは、
(1)事実を曲げてこしらえたこと。本当でないこと。偽り。
(2)誤り。間違い。
(3)望ましくないこと。すべきでないこと。
のいずれかだ。(大辞林 第二版 (三省堂)より)
http://www.excite.co.jp/dictionary/japanese/?search=%E5%98%98&match=beginswith&itemid=01676900
定義から明らかなように、「説明を省略する」ことは上記3つの意味のいずれにも該当しないので、
「嘘を吐く」ことにはならない。日本語を話す人には常識であるが、非常識な人がいるので、念のため。

Q.第2話「僕は、君たちの願いごとをなんでもひとつ叶えてあげる」
 第2話「なんだってかまわない。どんな奇跡だって起こしてあげられるよ」
 第8話「無理だ。それは僕の力の及ぶことじゃない」
A.第2話では、キュゥべえは、魂をソウルジェムにすることと引き換えに願い事を叶える、と言っている。
 第8話では、キュゥべえを恨むことと引き換えに、さやかを元に戻すことを要求している。
 魂をソウルジェムにすることと引き換えではない。それに対してキュゥべえは「無理だ」と言っている。

Q.第4話「お別れだね。僕はまた、僕との契約を必要としてる子を探しに行かないと」
 別れる気なんてない。まどかが契約するまでずっと粘着するのが一番の目的
A.「お別れ」とは必ずしも「永遠に合う事が無い」ことにはならない。一時的な別れの場合もある。
 従って、再び会いに来ても全く問題ない。

Q.第4話「こっちこそ。巻き込んで済まなかった」
 人間に謝罪の気持ちがあるわけがない
A.「すまなかった」という言葉は、詫びの感情から出ることもあるが、
 自分の非を認めたことの表明として使われることもある。後者であれば問題はない。

Q.第4話「短い間だったけど、ありがとう。一緒にいて楽しかったよ、まどか」
 契約できてないのに「ありがとう」なわけがない。また「楽しかった」という感情自体が存在しない。
A.キュゥべえは地球人を知的生命体と認めた上で交渉しているので、地球人の社交辞令くらいは学んでいるはず。
 社交辞令とは文明人がする挨拶である。社交辞令で嘘を吐く人はいるが、社交辞令が必ず嘘であるわけではない。

Q.第9話「君たち人類だって、いずれはこの星を離れて、僕たちの仲間入りをするだろう」
 第9話「長い目で見れば、これは君たちにとっても、得になる取引のはずだよ?」
 魔女まどかが地球を滅ぼすということを知っていた。まどかが魔女になった場合、実現可能性が無いことになる。
A.人類が滅びるかキュゥべえにも分からないから、騙す行為には該当しない。
 また、これも説明が省略されており、「長い目で見れば、これは君たちにとっても、得になる取引のはずだよ?
(ただし、最悪の魔女に滅ぼされなければの話だけどね)」という意味であれば嘘を吐いたことにならない。
 もう1つ、第10話でキュゥべえは「今のまどかなら、おそらく十日かそこいらで、この星を壊滅させてしまうんじゃないかな?」
 と言っている。星は壊滅するが人類が全滅するとは限らない。長い目で見れば、人類は復興して得になる、とも言える。

Q.第9話「魔法少女は条理を覆す存在だ。君たちがどれ程の不条理を成し遂げたとしても、驚くには値しない」
 第9話「そんなの不可能に決まってるじゃないか」
 でのキュゥべえは文学的観点から嘘となっている発言があると証明。
A.そもそも「驚くには値しない」を「可能性がある」と解釈するのが疑問だ。
 百歩譲って「可能性がある」と解釈したとしても、何の可能性かが問題である。
 Q.では、「途方もない不条理を成し遂げる」可能性があると決めつけてしまっているが、
 「君たち(魔法少女達)の中に途方もない魔法少女がいる」可能性があるということかも知れない。
 やはり、キュゥべえが説明を省略したであると考えれば、嘘にはなっていない。
 「魔法少女は条理を覆す存在だ。(覆せる条理の質と量には個人差があるけどね。)
  君たちがどれ程の不条理を成し遂げたとしても、驚くには値しない(し、逆に
  殆ど不条理を成し遂げられなかったとしても、やっぱり驚くには値しない)」