魔法少女まどか☆マギカのエントロピー考察スレ

このエントリーをはてなブックマークに追加
5メロンさんex@ご利用は紳士的に
元スレの2に対する反論をコピペしておきます。

http://hato.2ch.net/test/read.cgi/anime4vip/1304426037/2
>■熱力学上のエントロピーをまとめるとこうなる
>実際の言葉の意味は熱エネルギー移動量の概念でしかない(閉鎖空間での考え方)
いかにも、Wikiで調べたが理解できなかったので知ってる言葉だけ抜き出したような説明だ。
何も言っていないに等しい。
エントロピーとは、ある過程が実際に起こりうるかを規定するための状態量であり、
可逆過程では一定であり、不可逆過程では増大し、減少する過程は起こりえない。

>そこにはエネルギーロス的な役割は皆無
「エントロピー」自体にはエネルギーロス的な役割は無いが、「熱力学の法則」の1つである
エントロピー増大の法則はまさに(利用可能な)エネルギーのロスに関する法則だ。
そして、第9話でキュゥべえが言及しているのは「エントロピー」ではなく「熱力学の法則」の方。

>常に熱量は↑から↓へ流れる方式の基、測定できる移動量
熱力学第二法則には様々な表現方法があるが、いずれも同じことを言っている。
クラウジウスの原理:高温の物体から低温の物体への熱の伝導は不可逆である。
エントロピー増大の法則:任意の物体系のエントロピーは断熱変化によって減少しない。

>だが実際に測定する場合は測定範囲、移動速度、質量もあわせて観測しないと意味が無い
意味不明。エントロピーと全然関係ない。自分で書いてて意味が解ってないだろ?

>■虚淵設定のエントロピー増大
>どうやら上記の意味ではなく、100のエネルギーを生み出すのならそれ以上のコスト
>が常に必要といった矛盾的な理を示しているらしい。
キュゥべえは「エネルギーは形を変換する毎にロスが生じる」としか言っていない。
そして、これは熱力学第二法則の一般的帰結だ。
「エネルギーを生み出す」等という台詞を捏造して矛盾呼ばわりでは、虚淵が気の毒だ。

>それが大きいとエントロピーの増大。コストが従来より少なくなるなら減少という解釈
キュゥべえは「熱力学の法則に縛られないエネルギーを探し求めて来た」と言っている。
この文脈では、形を変換してもエントロピーが増大しないエネルギー、としか解釈できない。
コストのコの字も出てこない。

>そして最終的ににコストよりも生産が勝る出来事を凌駕と位置づけてるらしい
>完全に上記とは意味が変わってしまっている
意味が変わっているのではなく、「エネルギーを生み出す」だの「コスト」だの物語中で
一言も述べられていない説明を捏造して、意味を曲解しているんだよ、お前が。