529 :
メロンさんex@ご利用は紳士的に:
9話のQBの台詞
「ところが生憎、当の僕らが感情というものを持ち合わせていなかった」
・・・(略)・・・
「だから君たち人類を発見した時は驚いたよ」
「全ての個体が、別個に感情を持ちながら共存している世界なんて、想像だにしなかったからね」
QBは、自らが感情を持ち合わせていないといいながら、
「驚いた」といっています。
少なくともQBの言うところの「感情」は、驚きの感情を含まないものなのでしょう。
そして、驚きの感情は、どうやらエネルギー源の対象ではない、ということも
推測できます。
9話
「魔法少女は条理を覆す存在だ。君たちがどれ程の不条理を成し遂げたとしても、驚くには値しない」
ここからも、QBが驚きの感情だけは持ち合わせていることがわかります。
9話
「とりわけ最も効率がいいのは、第二次性徴期の少女の、希望と絶望の相転移だ」
ここから、QBが言うところの「感情」に、
少なくとも希望と絶望とが含まれていることが判ります。
そして、QBには希望も絶望もない、と。
ここからは根拠の無い憶測ですが、QB一族はテレパシーで、
脳内の深層意識までを共有できるのではないでしょうか。
よって、QBの個々の意識は存在しない。
従って、死がもたらず絶望の感情はなく、対応する希望の感情もない、と。
10話のQBの台詞
「その祈りは――そんな祈りが叶うとすれば、それは時間干渉なんてレベルじゃない!
因果律そのものに対する反逆だ!」
QBが驚きの感情を有するがため、まどかの願いを聞いて驚愕したのでしょうね。
また、ここで「悪魔契約の裏をかいた」ということが表現できないと、
このストーリの面白さがアピールできないですから。