大会前から予兆はあった。明らかに陣営内に勝って当然と言う慢心が充満していた。
平気で不正投票を公言し、他作品の選手を誹謗中傷し、
挙句の果ては決勝で敗れたとらドラ!・逢坂大河選手を粉砕してやるなどと意気込んでいた。
逢坂選手といえば既にISMLに出場経験があり、しかも決勝Tに進出している強豪である。
筆者には一体何が彼らをここまで強気にさせているのか理解できなかった。
差し出がましいとは思ったが、けいおんが好きな人間の一人として警鐘を鳴らさずには居られなかった。
不正投票を公言するのはやめろ、対戦相手には敬意を払え、他人が不快に思うような行為はよせ、と。
返ってきた答えは、
『咲豚乙』、『大河豚消えろ』、『お前は皆を不愉快にさせるから出て行け』・・・。
2月17日、シーディングトーナメント2日目にグループJで逢坂選手と平沢選手が対戦した。
結果は1位逢坂・2573、2位平沢・1922。粉砕されたのは平沢選手の方であった。
筆者の不安は悪い事に的中してしまった。敗因が慢心にあったのは明らかだった。