【速報】アニメDVD・BDの売り上げを見守るスレ2543
ゆえに、歌手デビューはやや遅く20歳になってから。だが、その間もアニメの仕事は着々とこなしていた。
プロフィールを見るとめまいがしそうなくらい、いろんなアニメ番組のタイトルが並んでいる。
――アニメの仕事は順調に増えましたか?
水樹:アニメの世界って、ものすごくシビアなんです。
――シビア?
水樹:どんなベテランの人でも関係なく、毎回オーディションがあるんです。
そのオーディションの合否を何年もくぐり抜けていないと(声優を)続けていくことができない。
ふだん仲良くしている声優仲間でも、オーディションになるとライバルです。
――それは一方で、才能があれば何才までもできることになりますが、実際は大変なことですね。
水樹:でも声優の仕事って、本当に、その作品ごとに、いろんな人格になることができるので、
そこで得た経験が歌への感情移入に、ものすごく生かされるんです。
(演歌だけをやってたころに比べて)引き出しがものすごく増えました。自分が見聞したことだけでなく、
声優をやっていることによってものすごい種類の人生を経験できる。
(シンガーを職業にするにあたって)声優って幸せだな、と思いますよ。
――一般の歌手は恋愛を多くすればいいとよく言われます。
水樹:恋愛におけるニュアンスって、やはり大切ですよね…。泣いたりヒステリックになったり、自分にない表現が求められる。
でも声優をやっていると、自分のスタイル以外の恋愛体験がいっぱいできるんです。
それって、やっぱり、自分の想像を越えるものがありますね(笑)。
――いつかは結婚をしたいと思いますか? そのときファンには報告します?
水樹:運命だと思われる人が現れたら、きちんと(例えばステージの上からでも)報告したいですね。隠すことはしたくない。
ブログの書き込みでも「(奈々さんは)こういう結婚をするのかな」とか
「できれば報告もして下さい」というのが多いんですよ。
日経トレンディ