【速報】アニメDVD・BDの売り上げを見守るスレ2543
――じゃ15〜20歳の間は焦っていた?
水樹:はい。バイトしながら、ああ、10代が終わっちゃう、どうしよう…と考えていました。
同じ堀越高校の友人たちは、既にお仕事をたくさんしていたので。
――苦労してきたんですね。プロフィールみてると順風満帆に思えたんですが。
水樹:いえ、大変でした(笑)。
――でも、いつか、ブレイクする自信はあったからこそ続けた。
水樹:歌のうまい人はたくさんいる。でも人の心を動かすには、プラスの何かが必要。
やはり何かスキルが足りない…、と考えたこともありました。技術トレーニングをする傍ら、
声優でいろんなキャラクターの人生を体験することで、歌における表現方法を学ぶことができたんだと思うんです。
――先ほど、「インディーズでCDを出して」と言いましたが、楽曲を集めるのが大変ですよね。
水樹:10年くらい前、インターネットラジオの走りのころに番組をやっていたのですが、
そのスタッフの中に音楽制作集団がいたんです。アニメのキャラクターソングはその作品のキャラクターの声で歌っていましたが、
インディーズのCDのほうは素の自分の声で歌いました。そして20歳になった記念にヤマハホールで一回だけライブをやろうと。
そのとき、たまたまキングのプロデューサーの方が見にきてくれていたんです。
――ライブやって、よかったねえ。
水樹:よかったです。
日経トレンディ